JP2003017388A - ブロックマスク製造方法、ブロックマスク、および、露光装置 - Google Patents

ブロックマスク製造方法、ブロックマスク、および、露光装置

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JP2003017388A
JP2003017388A JP2001199180A JP2001199180A JP2003017388A JP 2003017388 A JP2003017388 A JP 2003017388A JP 2001199180 A JP2001199180 A JP 2001199180A JP 2001199180 A JP2001199180 A JP 2001199180A JP 2003017388 A JP2003017388 A JP 2003017388A
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Hiroshi Takita
博 滝田
Hiromi Hoshino
裕美 星野
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の層を有する半導体装置を露光するプロ
セスのスループットを向上させる。 【解決手段】 ステップS20〜S22は、ICデータ
40の各層に含まれている基本図形を含むブロックをそ
れぞれ抽出する。例えば、ステップS20は配線層、ス
テップS21はゲート層、ステップS22はホール層か
らブロックを抽出する。ステップS23では、ステップ
S20〜S22によって抽出されたブロックが、ブロッ
クマスク上に配置可能なブロック数を上回る場合には、
例えば、使用頻度が高いブロックから順に選択する。ス
テップS24は、ステップS23において選択されたブ
ロックを、例えば、そのブロックに含まれている最小の
露光パターンのサイズが小さい程、ブロックマスクの中
央にくるように配置を決定する。そして、配置が決定し
たデータを、ブロックマスク作成用データ41として出
力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブロックマスク製造
方法、ブロックマスク、および、露光装置に関し、特
に、パターン一括露光に用いられるブロックマスクを製
造するブロックマスク製造方法、ブロックマスク、およ
び、そのようなブロックマスクを使用した露光装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置(以下、IC(Integrated C
ircuit)と称する)を製造する過程においては、半導体
基板(以下、ウエハと称する)上に所望のパターンを形
成するために露光プロセス(以下、単に露光と称する)
が実行される。
【0003】このような露光の一方法としては、電子ビ
ームによって所望のパターンを描画していく電子ビーム
露光がある。しかし、電子ビーム露光は、可変成形ビー
ムによってパターンを1つ1つ塗りつぶしていく一筆書
き法で行われるため、パターンが微細になるほど、ウエ
ハ作成のスループットが低下するという問題点があっ
た。
【0004】そこで、このような問題点を解決するため
に、電子ビーム露光装置の第2アパーチャの位置にパタ
ーン形状の開口を形成したブロックマスクを配置し、そ
のブロックマスクに電子ビームを照射し、複数のパター
ンを一括露光する方法が開発され、スループットの向上
を実現することができるようになった。
【0005】図20は、従来における、ブロックマスク
を用いた露光方法の手順について説明する図である。こ
の図に示すように、ICの設計データであるICデータ
10に対して、露光データ作成処理S10を施すことに
より、ウエハ露光用データ11とブロックマスク作成用
データ12が生成される。ここで、ブロックマスク作成
用データ12は、ブロックマスク13を作成するための
データである。また、ウエハ露光用データ11は、露光
時にブロックマスク13を用いてどのように露光するか
の手順を示すデータである。
【0006】次に、ブロックマスク作成用データ12に
従ってブロックマスク13が作成される。ここで、ブロ
ックマスク13には、5μm四方の大きさを有するブロ
ックが100個程度形成されており、このブロック単位
で一括露光されて、所定のパターンがウエハ14上に転
写される。
【0007】続く露光処理S11では、露光装置のビー
ム発生源から照射された電子ビームが、ウエハ露光用デ
ータ11が指定する、ブロックマスク13の所定のブロ
ックに照射され、パターン形状の開口に応じて透過し、
ウエハ14上の所定の領域に結像する。
【0008】このような露光処理を繰り返すことによ
り、ウエハ14上には、ICに対応するパターンが転写
されることになる。図21は、露光装置の概略を説明す
るための図である。
【0009】この図に示すように、露光装置は、電子銃
20、第1アパーチャ21、偏向器22、ブロックマス
ク13、および、偏向器23によって構成されている。
電子銃20から照射された電子ビームは、第1アパーチ
ャ21によって成形され、偏向器22によってブロック
マスク13の所定のブロックに照射されるように調節さ
れる。
【0010】ブロックマスク13を透過した電子ビーム
は、偏向器23によって、ウエハ14の所定の領域に結
像するように調節され、ウエハ14上に所定のパターン
が転写される。
【0011】このような動作は、ウエハ14上に全ての
パターンが転写されるまで繰り返される。なお、偏向器
22および偏向器23、ならびに、ウエハ14が載置さ
れた図示せぬ載置台(ステージ)は、図示せぬ制御部に
より、ウエハ露光用データ11に応じて制御される。
【0012】以上に説明したように、ブロックマスクを
用いた露光方法では、ブロックマスクに形成されたパタ
ーンを一括して露光することが可能になるので、一筆書
き法に比較してスループットを向上させることが可能に
なる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ICデータ
は複数の層(例えば、配線層、ゲート層、ホール層等)
から構成されることが一般的である。従来においては、
図22に示すように、各層毎にブロックマスクを生成
し、それぞれの層毎に露光することが一般的であった。
【0014】また、同一の基本図形で構成されている異
なるICデータや、異なる基本図形で構成されている異
なるICデータについても、1つのICデータの各層毎
にブロックマスクを生成し、ICデータの各層毎に露光
していた。
【0015】図22の例は、ICデータが、配線層のI
Cデータ30、ゲート層のICデータ31、および、ホ
ール層のICデータ32から構成される場合を示してお
り、それぞれのICデータから抽出されたブロックが、
ブロックマスク上に配置されて、各マスクブロックが形
成される。
【0016】例えば、配線層のICデータ30からはブ
ロック30a〜30dが抽出され、これらのブロックを
含むブロックマスク33が形成される。このように層毎
に形成されたブロックマスクを使用して露光を行う際に
は、露光しようとする層に対応するブロックマスクを露
光装置に装着し、露光を行っていた。
【0017】しかしながら、このような方法では、層毎
にブロックマスクを製造する必要があるので、コストが
高くつき、また、マスクの製造時間がかかるという問題
点があった。
【0018】また、層毎にブロックマスクを交換して露
光する必要があるので、スループットが低下するという
問題点があった。本発明は以上のような状況に鑑みてな
されたものであり、露光装置のスループットを低下させ
ることなく、製造コストを低減することが可能なブロッ
クマスク製造方法、ブロックマスク、および、露光装置
を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明での上記課題を解
決するための手段を、図1、図2、および、図3に示
す。図1のICデータは40は、配線層、ゲート層、ホ
ール層から構成されている。図2のICデータ42、I
Cデータ43、および、ICデータ44は、同一の基本
図形で構成されている異なる半導体装置のICデータで
ある。図3のICデータ46、ICデータ47、およ
び、ICデータ48は、異なる基本図形で構成されてい
る異なる半導体装置のICデータである。
【0020】パターン一括露光に用いられるブロックマ
スクを製造するブロックマスク製造方法において、IC
データ40、ICデータ42、ICデータ43、ICデ
ータ44、ICデータ46、ICデータ47、ICデー
タ48の基本図形からブロックを抽出する抽出ステップ
S20〜S22と、抽出ステップS20〜S22によっ
て抽出されたブロックの中からブロックマスクに搭載す
るブロックを決定する搭載ブロック決定ステップS23
と、搭載が決定したブロックのブロックマスク上の配置
を決定する配置決定ステップS24と、を有することを
特徴とするブロックマスク製造方法を提供する。
【0021】ここで、抽出ステップS20〜22は、I
Cデータ40、ICデータ42、ICデータ43、IC
データ44、ICデータ46、ICデータ47、およ
び、ICデータ48の基本図形からブロックを抽出す
る。搭載ブロック決定ステップS23は、抽出ステップ
S20〜S22によって抽出されたブロックの中からブ
ロックマスクに搭載するブロックを決定する。配置決定
ステップS24は、搭載が決定したブロックのブロック
マスク上の配置を決定する。
【0022】以上の手段により、1つのICデータの異
なる層から抽出したブロックや、同一の基本図形で構成
された異なる半導体装置のICデータから抽出したブロ
ック、異なる基本図形で構成された異なる半導体装置の
ICデータから抽出したブロックを1枚のブロックマス
クに搭載する。
【0023】よって、層毎に、または、ICデータ毎に
ブロックマスクを製造せずに、上記手段によって作成し
た1枚のブロックマスクで、それぞれの半導体装置を露
光することが可能になるので、ブロックマスクの製造コ
ストや製造時間を削減し、ウエハ作成のスループットを
向上させることができる。また、同一の基本図形で構成
された異なる半導体装置のICデータからは、同一のブ
ロックが抽出される可能性が高いので、より多くのブロ
ックをブロックマスク上に搭載することが可能になるの
で、ウエハ作成のスループットを一層向上させることが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明のブロックマスク
製造方法の実施の形態の一例を示す図である。
【0025】本実施の形態では、先ず、ICデータ40
から、ステップS20〜22により、層毎のブロックを
抽出する。例えば、配線層についてはステップS20
が、ホール層についてはステップS21が、また、ゲー
ト層についてはステップS22がブロックを抽出する。
【0026】次に、ステップS23では、ステップS2
0〜S22の処理によって抽出された全てのブロックの
中から、マスクに搭載するブロックを選択する。詳細に
は、後述するように、削減ショット数(可変矩形露光に
よる露光数から、ブロック露光数を減じた数)が多いブ
ロックを優先的に選択する。なお、その際、重複するブ
ロックが存在する場合には、それらを統合する。
【0027】次に、ステップS24では、ステップS2
3において選択されたブロックの、マスクブロックへの
搭載位置を所定のルールに従って決定する。ここで、所
定のルールとは、後述するように、例えば、ブロックに
含まれている最小図形のサイズが小さいもの程中央付近
に位置するように配置する。
【0028】そして、ステップS24において生成され
たデータは、ブロックマスク作成用データ41として格
納される。図4は、以上の処理の概要を説明する図であ
る。
【0029】この図に示すように、配線層のICデータ
30からは、ブロック30a〜30dが抽出されてい
る。ゲート層のICデータ31からは、ブロック31a
〜31dが抽出されている。また、ホール層のICデー
タ32からは、ブロック32a〜32dが抽出されてい
る。
【0030】抽出されたブロックのうち、30cと32
c、および、30dと32dとはそれぞれ同一であるの
で、これらは統合され、ブロック30cおよびブロック
30dのみが選択される。
【0031】なお、この図の例では、ブロックマスク3
4上へ配置可能なブロック数の方が、抽出されたブロッ
ク数を上回っているので、全てのブロックがブロックマ
スク34へ搭載可能であるが、そうでない場合には、後
述するルールに基づいてブロックが取捨選択されること
になる。また、ブロックマスク上へブロックを配置する
際には、後述するルールに従って、露光処理の精度と、
スループットが向上するようにブロックが配置される。
【0032】ところで、ブロックデータに関する処理
は、図5に示すようなコンピュータで行われる。この図
に示すように、コンピュータ50は、CPU(Central
Processing Unit)50a、ROM(Read Only Memor
y)50b、RAM(Random Access Memory)50c、
HDD(Hard Disk Drive)50d、GB(Graphics Bo
ard)50e、I/F(Interface)50f、バス50
g、表示装置50h、入力装置50iによって構成され
ている。
【0033】ここで、CPU50aは、HDD50dに
格納されているプログラムに従って各種演算処理を実行
するとともに、装置の各部を制御する。ROM50b
は、CPU50aが実行する基本的なプログラム等を格
納している。
【0034】RAM50cは、CPU50aが各種演算
処理を実行する際に、演算途中のデータや実行途中のプ
ログラムを一時的に格納する。HDD50dは、CPU
50aが実行するプログラムや、ICデータ等を格納し
ている。
【0035】GB50eは、CPU50aから供給され
た描画命令に従って描画処理を実行し、得られた画像デ
ータを映像信号に変換して表示装置50hに供給する。
I/F50fは、入力装置50iから出力されるデータ
の表現形式を変更して入力する。
【0036】バス50gは、CPU50a、ROM50
b、RAM50c、HDD50d、GB50e、およ
び、I/F50fを相互に接続し、これらの間でデータ
の授受を可能とする。
【0037】表示装置50hは、例えば、CRT(Cath
ode Ray Tube)モニタ等によって構成されており、GB
50eから出力された映像信号を表示出力する。入力装
置50iは、例えば、キーボードやマウスによって構成
されており、ユーザの操作に応じたデータを生成して出
力する。
【0038】図6は、図1に示すステップS23の詳細
を説明するフローチャートである。即ち、このフローチ
ャートは、ブロックマスクに搭載するブロックを選択す
る処理を実行する。このフローチャートが開始される
と、以下のステップが実行される。
【0039】ステップS40:CPU50aは、図1に
示すステップS20〜22の処理によって抽出されたブ
ロックデータを入力する。
【0040】ステップS41:CPU50aは、ブロッ
クの削減ショット数を計算する。ここで、削減ショット
数とは、可変矩形露光を用いて露光した場合のショット
数から、ブロック露光を用いて露光した場合のショット
数を減じた数である。この値が大きい程、そのブロック
を使用して一括露光することにより、可変矩形露光に比
較してより少ないショット数で露光ができることを示
す。
【0041】具体的には、例えば、3つの矩形からなる
ブロックが存在した場合、その矩形を可変矩形露光で露
光する場合には3回描画する必要があるが、一括露光で
は1回で終了するので、削減ショット数は“2”(=3
−1)となる。
【0042】ステップS42:CPU50aは、同一の
ブロックを検索し、重複を排するため、後述するブロッ
クテーブルを更新する。
【0043】図7は、描画パターンが同一であるブロッ
クの一例を示す図である。この図の例では、ブロックN
o.20,80,140が全て同一のパターンを有して
いる。なお、パターンが同一か否かは、含まれている矩
形パターンの頂点座標を比較することにより判断する。
【0044】図8は、ブロックテーブルの一例を示す図
である。この図に示すように、ブロックテーブルは、ブ
ロックNo.、品種名、層名、削減ショット数、一括露
光回数、パターン数、頂点数、および、頂点座標データ
によって構成されている。
【0045】ここで、ブロックNo.は、各ブロックに
付与されたシリアル番号である。品種名は、そのICの
品種を示すものであり、例えば、DRAM(Dynamic RA
M)等である。
【0046】層名は、そのブロックが属する層の名称で
あり、例えば、配線層、ゲート層、ホール層等である。
削減ショット数は、前述したように、可変矩形露光によ
る露光数から、ブロック露光数を減じた数である。
【0047】一括露光回数は、一括露光による露光回数
である。パターン数は、ブロックに含まれているパター
ン数を示す。頂点数は、パターンに含まれている頂点の
数を示す。
【0048】頂点座標は、1頂点の座標(X_1,Y_
1)が複数集まって1パターン分の全頂点座標を構成し
ている。また、このようなパターンが複数集まって1つ
のブロックを構成している。
【0049】ステップS42の処理では、同一のパター
ンを有するブロックを、各ブロックテーブルの頂点座標
を比較することにより検索し、同一であるブロックが存
在する場合には、先ず、ブロックNo.を統合すること
により、重複を排除する。
【0050】図9は、図7に示すブロックのそれぞれに
対応するブロックテーブルを示している。この図の例で
は、ブロックNo.80およびブロックNo.140が
ブロックNo.20に統合されている。
【0051】次に、削減ショット数を、これら全てのブ
ロックデータの数を加算した値とする。即ち、重複する
ブロックは、そのブロックを使用することによる露光時
のショット数の減少が大きいことから、ステップS43
の選択処理により、優先的に選択されるようにするため
である。
【0052】ステップS43:CPU50aは、削減シ
ョット数が多いブロックから順に、マスクへの搭載を決
定する。
【0053】ステップS44:CPU50aは、マスク
への搭載が決定したブロックの個数である「搭載ブロッ
ク数」が、ステップS20〜22により抽出された全抽
出ブロック数と等しいか否かを判定し、等しい場合には
全てのブロックに対する処理が完了したとして、処理を
終了し、それ以外の場合にはステップS45に進む。
【0054】ステップS45:CPU50aは、搭載ブ
ロック数が、ブロックマスクへ搭載可能な個数N(例え
ば、N=100)と等しいか否かを判定し、等しい場合
には全てのブロックの搭載が完了したとして処理を終了
し、それ以外の場合にはステップS43に戻って同様の
処理を繰り返す。
【0055】以上の処理により、露光時の総ショット数
がより少なくなるように、ブロックを選択することがで
きる。なお、以上の実施の形態では、CPU50aが1
つであるシングルプロセッサによる処理を例に挙げて説
明したが、CPUを複数有するマルチプロセッサによっ
て並列処理することにより、処理速度を向上させること
も可能である。
【0056】例えば、図10のコンピュータ51がCP
U51a〜53aを有する場合、図10のICデータ3
0、ICデータ31、ICデータ32のブロック抽出、
ステップS20〜S22の処理を、CPU51a〜53
aに振り分けて処理することが可能である。CPU51
aがステップS20、CPU52aがステップS21、
CPU53aがステップS22をそれぞれ実行するよう
にすれば、ブロックマスク作成用データの作成時間を短
縮することが可能である。
【0057】次に、図11を参照して、図6に示す処理
により選択されたブロックを、ブロックマスク上に配置
する処理について説明する。この図は、図1に示すステ
ップS24の詳細を説明するフローチャートである。こ
のフローチャートが開始されると、以下のステップが実
行される。
【0058】ステップS60:CPU50aは、図6に
示す処理によって選択されたブロックのデータであるブ
ロックデータを入力する。なお、ブロックデータは、以
下に示す基本図形のパターンを有しているものとする。
【0059】図12は、基本図形と品種名および層名の
関係を示す図である。また、図13は、図12に示す基
本図形の一例を示す図である。ICデータの作成におい
ては、チップの機能に応じて、使用する基本図形の種類
が異なる。例えば、品種名:AのICデータ群は、基本
図形#1〜#9を基に作成されている。なお、品種名:
AのICデータ1000と、ICデータ1001は共に
配線層であるが、基本図形のウエハ上の配置位置と配置
数は同一ではない。
【0060】また、「層名」は、ウエハ作成の工程毎に
露光するICデータの名称のことであり、各品種のIC
データ群には、配線層、ホール層、ゲート層、および、
素子分離層等のICデータが存在する。
【0061】なお、図13において、基本図形#1〜#
4は、配線層に属する基本図形であり、基本図形#5〜
#8は、ホール層に属する基本図形であり、基本図形#
9〜#12は、ゲート層に属する基本図形である。
【0062】ステップS61:CPU50aは、ブロッ
クグループテーブルを作成する。ここで、ブロックグル
ープテーブルとは、同一の品種かつ同一の層のICデー
タから抽出されたブロック群を登録したテーブルのこと
をいう。
【0063】図14は、ブロックグループテーブルの一
例を示す図である。この図に示すように、ブロックグル
ープテーブルは、ブロックグループNo.、ブロックグ
ループ一括露光回数、ブロックグループパターン最小辺
サイズ、ブロック種類数、および、ブロックNo.によ
って構成されている。
【0064】ここで、ブロックグループNo.は、ブロ
ックグループ毎に付与された識別番号である。ブロック
グループ一括露光回数は、そのブロックグループを一括
露光する際に必要な露光回数である。
【0065】ブロックグループパターン最小辺サイズ
は、ブロックグループの全ブロックに含まれている全パ
ターンの辺のサイズのうち、最も小さい辺のサイズを示
す。ブロック種類数は、ブロックグループに属するブロ
ックの種類を示す。
【0066】ブロックNo.は、そのブロックグループ
に属するブロックを特定するための識別番号である。C
PU50aは、このようなブロックグループテーブルを
作成するために、先ず、図8に示すブロックテーブルに
格納されている品種名と層名を参照し、同一品種の同一
層に属するデータを取得し、ブロックグループテーブル
に格納する。
【0067】図12を例に示すと、ICデータ1000
とICデータ1001から抽出されたブロック同士は同
一のブロックグループに属する。また、ICデータ10
02とICデータ1003も同様である。
【0068】ステップS62:CPU50aは、ブロッ
クグループ一括露光回数を算出して、ブロックグループ
テーブルに格納する。ここで、ブロックグループ一括露
光回数は、グループに属する全ブロックの一括露光回数
の総和である。
【0069】ステップS63:CPU50aは、ブロッ
クグループパターン最小辺サイズを特定する。ここで、
ブロックグループパターン最小辺サイズは、ブロックグ
ループの全ブロックから抽出された全パターンの辺のサ
イズの中で、最も小さい辺のサイズのことである。
【0070】ステップS64:CPU50aは、ブロッ
クのマスク上における配置位置を決定する処理を実行す
る。なお、具体的な配置方法は以下の2通りがある。
【0071】1.第1の方法 (1)先ず、一括露光回数が多い順に各ブロックグルー
プに順位を設定する。順位は1から始まり、1ずつ増加
した値となる。つまり、最も一括露光回数が多いブロッ
クグループの順位は1であり、その次に多いブロックグ
ループの順位が2であり、・・・、といった具合にな
る。 (2)次に、ブロックグループ単位でマスク上における
配置位置を決定する。例えば、図15に示すように、マ
スクを25個の領域に分割する。順位が1のブロックグ
ループは領域#1に、また、順位が2〜9のブロックグ
ループは領域#2に、順位が10〜25のブロックグル
ープは領域#3に配置する。なお、図15の下部に、ブ
ロックグループが配置された領域#1の詳細を示す。
【0072】2.第2の方法 (1)先ず、ブロックグループパターン最小辺サイズが
小さい順に各ブロックグループに順位を設定する。順位
は1から始まり、1ずつ増加した値となる。つまり、最
もブロックグループパターン最小辺サイズが小さいブロ
ックグループの順位は1に、次に小さいブロックグルー
プのサイズは2に、その次に小さいブロックグループの
サイズは3に設定される。 (2)次に、ブロックグループ単位でマスク上における
配置位置を決定する。例えば、図15に示すように、マ
スクを25個の領域に分割する。そして、順位が1のブ
ロックグループは領域#1に、順位が2〜9のブロック
グループは領域#2に、また、順位が10〜25のブロ
ックグループは、領域#3に配置される。
【0073】ステップS65:CPU50aは、以上の
処理によってマスク上への配置が決定したブロックマス
ク作成用データを、例えば、HDD50dに対して出力
し、所定の領域に格納させる。
【0074】以上の処理によれば、例えば、第1の方法
を採用した場合には、描画回数が多いブロックを中央付
近に隣接して配置することにより、電子ビームを移動さ
せる距離が短くて済むので、露光処理を高速に実行する
ことが可能になる。
【0075】また、第2の方法を採用した場合には、パ
ターンのサイズが小さいパターンを含むブロックを、電
子ビームの偏向量が少なく、描画精度が高いブロックマ
スクの中央付近に配置することができるので、露光精度
を向上させることが可能になる。
【0076】ところで、ブロック数が多い場合には、全
てのブロックをブロックマスク上へ配置することはでき
ないので、その場合には一括露光を行った後に、未露光
部分については可変矩形露光等を行う必要がある。
【0077】しかしながら、削減ショット数が多いブロ
ックを優先して搭載するようにしたので、その後に可変
矩形露光による露光を行った場合でも、可変矩形露光の
みによる場合と比較すると、スループットを向上させる
ことが可能になる。
【0078】次に、図16および図17を参照して、本
発明の第2および第3の実施の形態について説明する。
第1の実施の形態では、同一のICの全ての層に含まれ
るブロックを、適宜選択するとともに、その配置位置を
考慮して1枚のブロックマスクに配置するようにした
が、第2の実施の形態では、同一の基本図形で構成され
ている異なる半導体装置のICデータに含まれているブ
ロックに対して第1の実施の形態と同様の処理を行う。
【0079】この図の例では、同一の基本図形で構成さ
れている異なる半導体装置のICデータであるICデー
タ60−1〜60−nに対して、ステップS80に示す
露光データ作成処理が施され、各IC用の露光データで
あるウエハ露光用データ70−1〜70−nと、ブロッ
クマスク作成用データ71が作成される。
【0080】そして、ブロックマスク作成用データ71
からは全てのICに共通するブロックマスク72が作成
される。続く露光処理ステップS81では、製造しよう
とするICの種類に応じて、ウエハ露光用データを選択
するとともに、ICの種類に拘わらず、同一のブロック
マスク72を用いて露光することができる。
【0081】次に、図18を参照して、本発明の第2の
実施の形態におけるブロックマスク作成処理の一例につ
いて説明する。この図の例では、n個の半導体装置に対
応するICデータ60−1〜60−nから、ステップS
70−1〜70−nの処理により、ブロックがそれぞれ
抽出される。
【0082】次に、ステップS71は、このようにして
抽出されたブロックの中から、マスクに搭載するブロッ
クを選択する。なお、選択の基準は、前述した第1の実
施の形態の場合と同様である。
【0083】次に、ステップS72では、ブロックのマ
スク上への搭載位置を決定する。なお、この決定方法
は、前述の第1の実施の形態の場合と同様である。そし
て、このようにして生成されたブロックマスク作成用デ
ータ61は、データベースに格納されることになる。
【0084】第3の実施の形態では、異なる基本図形で
構成されている異なる半導体装置のICデータに含まれ
ているブロックに対して第1の実施の形態と同様の処理
を行う。図17の例では、異なる基本図形で構成されて
いる異なる半導体装置のICデータであるICデータ9
0−1〜90−nに対して、ステップS80に示す露光
データ作成処理が施され、各IC用の露光データである
ウエハ露光用データ100−1〜100−nと、ブロッ
クマスク作成用データ101が作成される。
【0085】そして、ブロックマスク作成用データ10
1からは全てのICに共通するブロックマスク102が
作成される。続く露光処理ステップS81では、製造し
ようとするICの種類に応じて、ウエハ露光用データを
選択するとともに、ICの種類に拘わらず、同一のブロ
ックマスク102を用いて露光することができる。
【0086】次に、図19を参照して、本発明の第3の
実施の形態におけるブロックマスク作成処理の一例につ
いて説明する。この図の例では、n個の半導体装置に対
応するICデータ90−1〜90−nから、ステップS
70−1〜70−nの処理により、ブロックがそれぞれ
抽出される。
【0087】次に、ステップS71では、このようにし
て抽出されたブロックの中から、マスクに搭載するブロ
ックを選択する。なお、選択の基準は、前述した第1の
実施の形態の場合と同様である。
【0088】次に、ステップS72では、ブロックのマ
スク上への搭載位置を決定する。なお、この決定方法
は、前述の第1の実施の形態の場合と同様である。そし
て、このようにして生成されたブロックマスク作成用デ
ータ91は、データベースに格納されることになる。
【0089】以上のようにして作成したブロックマスク
作成用データに対して、前述の図11に示す場合と同様
の処理を施すことにより、ブロックマスクを得る。な
お、このとき、ブロックをマスク上に配置する際に、同
一の品種かつ同一の層のICデータから抽出したブロッ
クを隣接して配置するようにすれば、ビームの移動量を
少なくすることができるので、露光処理を高速に行うこ
とが可能になる。
【0090】以上に説明したように、本発明の第2およ
び第3の実施の形態によれば、同一の基本図形で構成さ
れている異なる半導体装置のICデータと、異なる基本
図形で構成されている異なる半導体装置のICデータに
共通のブロックマスクを作成して、共用することによ
り、ブロックマスクの作成コストと、製造時間の削減を
することが可能になる。
【0091】また、層毎にブロックマスクを交換する手
間を省略することができるので、ウエハ作成のスループ
ットを向上させることが可能になる。 (付記1) パターン一括露光に用いられるブロックマ
スクを製造するブロックマスク製造方法において、半導
体装置の1つ以上の層に属する「集積回路を形成する基
本図形」(以下、基本図形と称する)からブロックを抽
出する抽出ステップと、前記抽出ステップによって抽出
されたブロックのブロックマスク上の配置を決定する配
置決定ステップと、を有することを特徴とするブロック
マスク製造方法。
【0092】(付記2) 前記抽出ステップは、抽出さ
れたブロックが重複する場合には、それらを統合する統
合ステップと、可変矩形露光による露光数から、ブロッ
ク露光数を減じた値が大きいブロック程、優先的に搭載
する優先搭載ステップと、を有することを特徴とする付
記1記載のブロックマスク製造方法。
【0093】(付記3) 前記配置決定ステップは、ブ
ロックの中の露光パターンのサイズが小さい程、中央寄
りに配置することを特徴とする付記1記載のブロックマ
スク製造方法。
【0094】(付記4) 前記配置決定ステップは、使
用頻度が高いブロック程、中央寄りに配置することを特
徴とする付記1記載のブロックマスク製造方法。 (付記5) 前記配置決定ステップは、同一の基本図形
で作成され、かつ、同一の層から抽出されたブロックを
近接して配置することを特徴とする付記1記載のブロッ
クマスク製造方法。
【0095】(付記6) 1つの半導体装置において、
異なる層からブロックを抽出し、抽出したブロックを1
枚のブロックマスク上に搭載することを特徴とする付記
1記載のブロックマスク製造方法。
【0096】(付記7) 同一の基本図形で作成された
異なる半導体装置において、1つ以上の層から抽出した
ブロックを1枚のブロックマスク上に搭載することを特
徴とする付記1記載のブロックマスク製造方法。
【0097】(付記8) 異なる基本図形で作成された
異なる半導体装置において、1つ以上の層から抽出した
ブロックを1枚のブロックマスク上に搭載することを特
徴とする付記1記載のブロックマスク製造方法。
【0098】(付記9) 複数の半導体装置の1つ以上
の層からブロックを抽出する処理を複数のCPUによっ
て実行することを特徴とする付記1記載のブロックマス
ク製造方法。
【0099】(付記10) 前記配置決定ステップは、
前記基本図形の個数が、前記ブロックマスクへの基本図
形の配置可能数を上回る場合には、使用頻度が高い基本
図形を優先的に選択して配置することを特徴とする付記
1記載のブロックマスク製造方法。
【0100】(付記11) 前記配置決定ステップは、
前記異なる半導体装置の基本図形の個数が、前記ブロッ
クマスクへの基本図形の配置可能数を上回る場合には、
可変矩形露光による露光数から、ブロック露光数を減じ
た値が大きい基本図形を優先的に選択して配置すること
を特徴とする付記1記載のブロックマスク製造方法。
【0101】(付記12) パターン一括露光に用いら
れるブロックマスクにおいて、半導体装置の1つ以上の
層に属する集積回路を形成する基本図形からブロックを
抽出し、抽出されたブロックのブロックマスク上の配置
を決定することにより、作成されたブロックマスク。
【0102】(付記13) 半導体基板に所定の回路パ
ターンを露光する露光装置において、半導体装置の1つ
以上の層に属する集積回路を形成する基本図形からブロ
ックを抽出し、抽出されたブロックのブロックマスク上
の配置を決定することにより、作成されたブロックマス
クを用いて露光することを特徴とする露光装置。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、パター
ン一括露光に用いられるブロックマスクを製造するブロ
ックマスク製造方法において、半導体装置の1つ以上の
層に属する基本図形からブロックを抽出する抽出ステッ
プと、抽出ステップによって抽出されたブロックのブロ
ックマスク上の配置を決定する配置決定ステップとを設
けるようにしたので、層毎にブロックマスクを製造する
場合に比較して、製造コストと製造時間を削減すること
ができる。
【0104】また、パターン一括露光に用いられるブロ
ックマスクにおいて、半導体装置の1つ以上の層に属す
る基本図形から抽出されたブロックを配置するようにし
たので、ブロックマスクの交換の手間を省くことによ
り、半導体装置の製造時におけるスループットを向上さ
せることができる。
【0105】更に、半導体基板に所定の回路パターンを
露光する露光装置において、半導体装置の1つ以上の層
に属する基本図形から抽出されたブロックを含むブロッ
クマスクを用いて露光するようにしたので、ブロックマ
スクの交換の手間を省くことにより、露光時におけるス
ループットを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のブロックマスク製造方法の実施の形態
の一例を示す図である。
【図2】本発明のブロックマスク製造方法の実施の形態
の一例を示す図である。
【図3】本発明のブロックマスク製造方法の実施の形態
の一例を示す図である。
【図4】図1に示す処理の概要を説明する図である。
【図5】ブロックデータについての処理が行われるコン
ピュータの構成例である。
【図6】図1に示すステップS23の詳細を説明するフ
ローチャートである。
【図7】描画パターンが同一である同一ブロックの一例
を示す図である。
【図8】ブロックテーブルの一例を示す図である。
【図9】図7に示すブロックに対応するブロックテーブ
ルの一例である。
【図10】複数のCPUを有するコンピュータによって
処理する場合の一例を示す図である。
【図11】図6に示す処理により選択されたブロック
を、ブロックマスク上に配置する処理の一例について説
明するフローチャートである。
【図12】基本図形と品種名および層名の関係を示す図
である。
【図13】基本図形の一例を示す図である。
【図14】ブロックグループテーブルの一例を示す図で
ある。
【図15】ブロックマスクの分割の態様の一例を示す図
である。
【図16】本発明の第2の実施の形態について説明する
図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態について説明する
図である。
【図18】図16に示す本発明の第2の実施の形態にお
けるブロックマスク作成処理の一例について説明する図
である。
【図19】図17に示す本発明の第3の実施の形態にお
けるブロックマスク作成処理の一例について説明する図
である。
【図20】従来における、ブロックマスクを用いた露光
方法の手順について説明する図である。
【図21】露光装置の概略を説明するための図である。
【図22】従来におけるICデータと、ブロックマスク
との対応関係の一例を説明する図である。
【符号の説明】
30 配線層のICデータ 31 ゲート層のICデータ 32 ホール層のICデータ 34 ブロックマスク 40 ICデータ 41 ブロックマスク作成用データ 50 コンピュータ 50a CPU 50b ROM 50c RAM 50d HDD 50e GB 50f I/F 50g バス 50h 表示装置 50i 入力装置 60−1〜60−n ICデータ 70−1〜70−n ウエハ露光用データ 71 ブロックマスク作成用データ 72 ブロックマスク 14 ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H095 BA01 BA08 BB02 BB31 5F056 AA06 CA02 CA05 FA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターン一括露光に用いられるブロック
    マスクを製造するブロックマスク製造方法において、 半導体装置の1つ以上の層に属する「集積回路を形成す
    る基本図形」(以下、基本図形と称する)からブロック
    を抽出する抽出ステップと、 前記抽出ステップによって抽出されたブロックのブロッ
    クマスク上の配置を決定する配置決定ステップと、 を有することを特徴とするブロックマスク製造方法。
  2. 【請求項2】 前記抽出ステップは、抽出されたブロッ
    クが重複する場合には、それらを統合する統合ステップ
    と、 可変矩形露光による露光数から、ブロック露光数を減じ
    た値が大きいブロック程、優先的に搭載する優先搭載ス
    テップと、 を有することを特徴とする請求項1記載のブロックマス
    ク製造方法。
  3. 【請求項3】 前記配置決定ステップは、ブロックの中
    の露光パターンのサイズが小さい程、中央寄りに配置す
    ることを特徴とする請求項1記載のブロックマスク製造
    方法。
  4. 【請求項4】 前記配置決定ステップは、使用頻度が高
    いブロック程、中央寄りに配置することを特徴とする請
    求項1記載のブロックマスク製造方法。
  5. 【請求項5】 前記配置決定ステップは、同一の基本図
    形で作成され、かつ、同一の層から抽出されたブロック
    を近接して配置することを特徴とする請求項1記載のブ
    ロックマスク製造方法。
  6. 【請求項6】 1つの半導体装置において、異なる層か
    らブロックを抽出し、抽出したブロックを1枚のブロッ
    クマスク上に搭載することを特徴とする請求項1記載の
    ブロックマスク製造方法。
  7. 【請求項7】 同一の基本図形で作成された異なる半導
    体装置において、1つ以上の層から抽出したブロックを
    1枚のブロックマスク上に搭載することを特徴とする請
    求項1記載のブロックマスク製造方法。
  8. 【請求項8】 異なる基本図形で作成された異なる半導
    体装置において、1つ以上の層から抽出したブロックを
    1枚のブロックマスク上に搭載することを特徴とする請
    求項1記載のブロックマスク製造方法。
  9. 【請求項9】 パターン一括露光に用いられるブロック
    マスクにおいて、 半導体装置の1つ以上の層に属する集積回路を形成する
    基本図形からブロックを抽出し、抽出されたブロックの
    ブロックマスク上の配置を決定することにより、作成さ
    れたブロックマスク。
  10. 【請求項10】 半導体基板に所定の回路パターンを露
    光する露光装置において、 半導体装置の1つ以上の層に属する集積回路を形成する
    基本図形からブロックを抽出し、抽出されたブロックの
    ブロックマスク上の配置を決定することにより、作成さ
    れたブロックマスクを用いて露光することを特徴とする
    露光装置。
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