JP2003015811A - 入力装置 - Google Patents

入力装置

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JP2003015811A
JP2003015811A JP2001204334A JP2001204334A JP2003015811A JP 2003015811 A JP2003015811 A JP 2003015811A JP 2001204334 A JP2001204334 A JP 2001204334A JP 2001204334 A JP2001204334 A JP 2001204334A JP 2003015811 A JP2003015811 A JP 2003015811A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話等の各種電子機器に用いられる入力
装置に関し、操作が容易に行なえる入力装置を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 マイクロコンピュータ15等の制御手段
が複数の文字・記号・機能等からなる複数の字数群の中
から個々の文字等を選択する多機能操作体12の操作位
置を検出し、この制御手段が押圧操作の開始された時点
での操作位置を認識すると共に、その位置に応じてあら
かじめ割り付けられた字数群を代表する文字等を表示部
2に表示させ、さらに押圧したままで操作位置を変化さ
せるとその操作位置に応じて字数群の個々の文字等を表
示させ、押圧操作を解除した時点で表示していた文字等
を確定させるようにして入力装置を構成することによっ
て、操作が容易で誤操作の少ない入力装置を得ることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として携帯電話
やパーソナルコンピュータ等の各種電子機器に用いられ
る入力装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話の普及に伴い、その機能
も増加し、音声を送受信するという基本機能に加えて、
電子メール等の送受信も広く行われており、このような
機器に用いられる入力装置にも文字等の入力操作が容易
なものが求められている。
【0003】このような従来の入力装置について図8を
用いて説明する。
【0004】図8は、従来の入力装置を用いた携帯電話
の平面図であり、同図において、この形態電話1の前面
上方には、液晶表示装置等の表示部2が形成されてい
る。
【0005】そして、この下方には、複数のファンクシ
ョンキー3Aや3B等が、またその下方には文字・数字
・記号等を入力するテンキー4Aや4B等が配設されて
おり、ファンクションキー3A〜3Eの機能表示はそれ
ぞれのキーの上面になされ、内部にはマイクロコンピュ
ータ5等の制御手段が配設されている。
【0006】そして、この携帯電話1で通話を行う場合
には、テンキー4Aや4B等を押圧操作して電話番号を
入力した後、ファンクションキー3Aを押圧操作して発
信させて、通話を行う。
【0007】また、この携帯電話1は、こうした通常の
通話に加え、相手先の名前等やこれに対応する電話番号
を登録したり、電子メールを送受信できる機能も有して
おり、その文字等の入力操作時にもテンキー4A〜4J
等を用いて操作するようになっている。
【0008】以下に、その入力操作について、簡単に説
明する。
【0009】まず、ファンクションキー3Bを押圧操作
すると、携帯電話1は文字入力が可能な操作モードの状
態、つまり、テンキー4Aや4B等が、数字ではなくそ
の上面に表示された文字の入力が可能な状態に切り換わ
り、それぞれ「あいうえお」の「あ行」、「かきくけ
こ」の「か行」、…の中の文字を入力できるようにな
る。
【0010】そして、この状態において、操作者は、必
要に応じてテンキー4A、4B、…を押圧操作して、希
望する名前や文面等を入力していく。
【0011】ここで、「青木」と入力する際の操作につ
いて詳しく説明すると、まず操作者は、「あ行」のテン
キー4Aを押圧操作して、図9(a)で示すように表示
部2に「あ」の文字を表示させる。
【0012】続いて、「お」を入力する際には、同じ
「あ行」であるため、操作者は、文字送りキーとして機
能するファンクションキー3Cを押圧操作して「あ」の
文字を一旦決定させ、次に「お」を入力するために再び
「あ行」のテンキー4Aを押圧操作する。
【0013】このときに、図9(b)で示すように表示
部2には「ああ」と表示され、操作者が、そのテンキー
4Aを繰り返して押圧操作すると、二つ目に表示された
「あ」の文字は、順次「い」・「う」・「え」・「お」
・「あ」…と変わっていく。
【0014】そして、操作者は、表示部2を視認しなが
ら、テンキー4Aを4回押圧操作して「お」の文字を表
示させた状態とする。
【0015】この時、間違って5回押圧操作してしま
い、行き過ぎて「あ」の文字が表示された場合は所望の
「お」の文字が表示されるまでさらに4回押圧操作し続
けて図9(c)で示すように表示部2に「お」の文字を
表示させた状態とする。
【0016】続いて、操作者が、「き」の文字を入力す
るために、「か行」に割り当てられたテンキー4Bを1
回押圧操作すると、2つ目に表示された「お」が決定さ
れると共に、図9(d)で示すように表示部2には「あ
おか」と表示される。
【0017】そして、前記と同様に操作者は、「か行」
に割り当てられた押釦4Bを再度押圧操作して図9
(e)で示すように表示部2の表示を「あおき」とした
後、変換キーならびに確定キー等に割り当てられた所定
のファンクションキー3Dや3E等を押圧操作すると、
「青木」、「青き」、「青樹」等の文字が表示され、
「青木」を選択し、確定させるように構成されているも
のであった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の携帯電話においては、各行の所定の文字を選択する
時にテンキー4A等を何回も押圧操作する必要があるう
え、同じ行の文字を続けて入力する場合、文字送りキー
として機能するファンクションキー3Cの押圧操作が必
要であり、操作が煩雑で誤操作も生じ易いという課題が
あった。
【0019】本発明は、このような従来の課題を解決す
るものであり、操作が容易で誤操作の少ない入力装置を
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は、以下の構成を有するものである。
【0021】本発明の請求項1に記載の発明は、制御手
段が複数の文字・記号・機能等からなる複数の字数群の
中から個々の文字等を選択する操作手段の操作位置を検
出し、この制御手段が押圧操作の開始された時点での操
作位置を認識すると共に、その位置に応じてあらかじめ
割り付けられた字数群を代表する文字等を表示部に表示
させ、さらに押圧したままで操作位置を変化させるとそ
の操作位置に応じて字数群の個々の文字等を表示させ、
押圧操作を解除した時点で表示していた文字等を確定さ
せるようにして入力装置を構成したものであり、操作手
段を押圧した後わずかに指の押圧位置を変えることで、
文字等の選択操作が容易に行えると共に、さらに、所望
の文字等が表示されている時に、押圧操作を解除するだ
けでその文字等を選択されたものとすることができるた
め、操作が容易で誤操作の少ない入力装置を得ることが
できるという作用を有する。
【0022】請求項2に記載の発明は、操作手段下方ま
たは所定位置に確定手段を設けると共に、制御手段が押
圧操作を解除した時点では表示されている文字等を確定
されたものとせず、確定手段が操作された場合にのみ、
その時点で表示されていた文字等を確定させるものであ
り、操作手段を押圧し文字等が表示されている時に、押
圧した指をさらに強く押したり、または、一旦その指を
離してその操作手段とは異なる所定位置に設けた確定手
段を押したりすることで文字等を確定できるため、文字
等の入力をより確実に行うことができるという作用を有
する。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図1〜図7を用いて説明する。
【0024】なお、従来の技術の項で説明した構成と同
一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略
化する。
【0025】(実施の形態1)実施の形態1を用いて、
本発明の特に請求項1記載の発明について説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施の形態による入
力装置を用いた携帯電話の平面図であり、同図におい
て、この携帯電話11の前面上方には、液晶表示装置等
の表示部2が形成されている。
【0027】そして、この下方には、操作手段としての
多機能操作体12が配設され、その周囲には複数の文字
から構成された複数の文字群を代表する文字が表示され
ると共に、この周囲及び下方には、ファンクションキー
3Aや3B、テンキー4Aや4B等が配設され、それぞ
れの機能表示がそれぞれのキーの上面になされている。
【0028】また、図2は多機能操作体12の断面図で
あり、同図において、21は絶縁樹脂製の揺動釦で、下
面中央の当接部を支点として前後左右に揺動可能に配置
されている。
【0029】そして、23は上下面に複数の配線パター
ン(図示せず)が形成された配線基板で、この配線基板
23の上面にはリング状に銅合金等の固定接点22が形
成されている。
【0030】また、25は可撓性を有するポリエチレン
テレフタレート等のフィルムで、このフィルム25の下
面の24は可撓性を有する合成樹脂内にカーボン等が均
一に分散された可動抵抗体で、この可動抵抗体24は固
定接点22に対向するようにリング状に形成され、この
上面のフィルム25には揺動釦21の外周下端の作動部
が当接している。
【0031】そして、28は上下面に粘着剤が塗布され
た絶縁樹脂製のスペーサで、固定接点22と可動抵抗体
24の間隔を空けるために配線基板23とフィルム25
の間に配置されている。
【0032】なお、図3の入力装置のブロック図に示す
ように、リング状の可動抵抗体24は、Y−VCC端
子、X−VCC端子、Y−GND端子、X−GND端子
が設けられ、隣り合う端子間が同一の抵抗値となるよう
に4等分され、対面するY−VCC端子とY−GND端
子間及びX−VCC端子とX−GND端子間の抵抗値は
10KΩ程度に設定されている。
【0033】そして、トランジスタ等の集積回路である
アナログスイッチ30やマイクロコンピュータ15によ
って制御手段が形成されており、マイクロコンピュータ
15には表示部2と、操作手段としての多機能操作体1
2の固定接点22が接続されると共に、可動抵抗体24
のY−VCC端子、Y−GND端子、X−VCC端子、
X−GND端子がアナログスイッチ30を経由して接続
されている。
【0034】そして、多機能操作体12への押圧操作が
開始された場合、その開始を検出する割込み入力端子3
1と押圧操作位置を検出するためのアナログ電圧を読み
込めるA/D入力端子32がマイクロコンピュータ15
に設けられており、各々の端子は共通して固定接点22
に接続されると共に、電源側との間に2MΩ程度の抵抗
39が接続されている。
【0035】そして、多機能操作体12には図4の操作
部拡大図に示すように、押圧操作によって複数の文字か
ら所望の文字を選択するための押圧部21A、押圧部2
1B、…押圧部21Jが設けられており、各部はそれぞ
れ、Y−VCC端子とY−GND端子を結んだ線を境に
時計方向に順に等距離で配列されており、押圧部21A
には「あ行」(あいうえお)が、押圧部21Bには「か
行」(かきくけこ)が、…押圧部21Jには「わ行」
(わおん)が割り付けられている。
【0036】以上の構成において、通常、この携帯電話
11で通話を行う場合、テンキー4Aや4Bを押圧操作
して電話番号を入力した後、ファンクションキー3Aを
押圧操作して発信させて、通話を行う。
【0037】また、多機能操作体12は、電話番号に対
応する名前等を入力したり、電子メールの題目や文面等
を入力したりする際に用いるものであり、以下、この操
作方法について説明する。
【0038】先ず、多機能操作体12への押圧操作が無
い状態では、マイクロコンピュータ15はアナログスイ
ッチ30を制御し、可動抵抗体24のY−GND端子を
アース側に接続し、可動抵抗体24のその他のY−VC
C端子、X−VCC端子、X−GND端子を開放状態と
しているため、電力は消費されない状態となっている。
【0039】次に、例えば「青木」と入力するために、
操作者が指等で図5(a)に示すように押圧部21Aを
押圧操作すると、図2に示した操作前の状態から変化し
て、揺動釦21が下面中央の当接部を支点として揺動
し、外周下端の作動部がフィルム25を押圧するため、
押圧部21Aの下方部分の可動抵抗体24が対向する固
定接点22と接触する。
【0040】そして、これによって、図3に示したよう
に電源側から抵抗39を経由してアース側である可動抵
抗体24のY−GND端子に電流が流れ、マイクロコン
ピュータ15の割込み入力端子31の電位が電源電位か
らアース電位に変化し、マイクロコンピュータ15は多
機能操作体12への押圧操作が開始されたことを認識す
る。
【0041】次に、マイクロコンピュータ15がアナロ
グスイッチ30を制御し、可動抵抗体24のY−VCC
端子を電源側に接続し、電流を電源側のY−VCC端子
からアース側のY−GND端子に流し、A/D入力端子
32から電圧値を読み込む。
【0042】そして、この時に読み込んだ電圧値は、揺
動釦21の上面がY−VCC端子からY−GND端子ま
で5等分されている中で押圧部21Aの位置がY−VC
C端子に最も近い部分であるため、おおよそ電源電位の
4/5から5/5の電圧値となる。
【0043】但し、この値は図3に示したように揺動釦
21の上面がY−VCC端子からY−GND端子まで5
等分されている中で押圧部21Jの位置が押圧部21A
の位置と同様、Y−VCC端子に最も近い部分であり、
押圧部21Jを押圧操作した時と同じになるため、マイ
クロコンピュータ15は押圧部21Aが押圧操作された
時に、押圧部21Aと押圧部21Jの内どちらかが入力
されたものと認識する。
【0044】次に、マイクロコンピュータ15はアナロ
グスイッチ30を制御し、可動抵抗体24のY−VCC
端子とY−GND端子を開放状態、X−VCC端子を電
源側接続状態、X−GND端子をアース側接続状態とす
ることで電流の流れをX−VCC端子とX−GND端子
間に切り換え、前記と同様にして、A/D入力端子32
から電圧値を読み込み、この場合には押圧部21Aと押
圧部21Eの内どちらかが入力されたものと認識する。
【0045】従って、マイクロコンピュータ15は電流
の流れをY−VCC端子とY−GND端子間にすること
で、押圧部21Aと押圧部21Jの内どちらかが入力さ
れたものと一旦認識し、その後電流の流れをX−VCC
端子とX−GND端子間にすることで、押圧部21Aと
押圧部21Eの内どちらかが入力されたものと認識し、
共通する押圧部21Aが押圧操作されたものと判定す
る。
【0046】以上のようにして、操作者が指等で押圧部
21Aを押圧操作すると、マイクロコンピュータ15は
多機能操作体12の押圧操作が開始された時点での操作
位置が押圧部21Aであることを認識すると共に、その
位置に応じてあらかじめ割り付けられた群を代表する文
字である「あ」を表示部2に表示させる。
【0047】続いて、操作者が押圧操作を解除すると、
マイクロコンピュータ15はA/D入力端子32に押圧
時に発生する所定の電圧が発生していないことを検知
し、押圧操作が解除されたことを認識し、押圧操作を解
除した時点で表示していた文字である「あ」を決定させ
る。
【0048】続いて、「お」を入力するために押圧部2
1Aに対応する部分を再度押圧操作すると、前記と同様
にしてマイクロコンピュータ15は表示部2に「ああ」
と表示させる。
【0049】続いて、操作者がその押圧位置を押圧した
ままで図5(b)に示すように時計方向に連続的に移動
すると、可動抵抗体24の固定接点22への当接位置が
変化して、A/D入力端子32に発生する電圧が連続的
に変わり、マイクロコンピュータ15はそのA/D入力
端子32に発生した電圧を読み込み解読することで押圧
操作位置を前記と同様にして認識し、その操作位置に応
じて押圧部21Aの個々の文字である「あ行」(あいう
えお)・「か行」(かきくけこ)…を順次出力し、表示
部2の表示は、順次「あい」・「あう」・「あえ」・
「あお」・「あか」…と変わっていく。
【0050】そして、操作者が表示部2を視認しながら
「あお」が表示された所で押圧位置の移動を停止する
と、「あお」が表示された状態となる。
【0051】この時に、時計方向に移動しすぎて押圧部
21Aを通りすぎ押圧部21Bまで移動し例えば「あ
か」が表示された場合は、押圧したまま反時計方向に戻
し「あお」が表示された状態とする。
【0052】続いて、操作者が図5(c)に示すように
押圧操作を解除すると、マイクロコンピュータ15は前
記と同様にして押圧操作を解除した時点で表示していた
文字である「あお」の表示を決定させる。
【0053】続いて、「き」を入力するために押圧部2
1Bに対応する部分を押圧操作すると、前記と同様にし
てマイクロコンピュータ15は表示部2に「あおか」と
表示させる。
【0054】続いて、操作者がその押圧位置を時計方向
に連続的に移動すると、マイクロコンピュータ15はそ
の操作方向に応じて押圧部21Bの個々の文字である
「か行」(かきくけこ)を順次出力し、表示部2の表示
は、順次「あおき」・「あおく」…と変わっていく。
【0055】そして、操作者が表示部2を視認しながら
「あおき」が表示された所で押圧位置の移動を停止する
と、「あおき」が表示された状態となる。
【0056】続いて、操作者が押圧操作を解除すると、
マイクロコンピュータ15は前記と同様にして押圧操作
を解除した時点で表示していた文字である「あおき」の
表示を決定させる。
【0057】そして、操作者が変換キーならびに確定キ
ー等に割り当てられた図1に示した所定のファンクショ
ンキー3Dや3E等を押圧操作すると、「青木」、「青
き」、「青樹」等の文字が表示され、「青木」を選択
し、確定させる。
【0058】このように本実施の形態によれば、制御手
段が複数の文字・記号・機能等からなる複数の字数群の
中から個々の文字等を選択する操作手段の操作位置を検
出し、この制御手段が押圧操作の開始された時点での操
作位置を認識すると共に、その位置に応じてあらかじめ
割り付けられた字数群を代表する文字等を表示部に表示
させ、さらに押圧したままで操作位置を変化させるとそ
の操作位置に応じて字数群の個々の文字等を表示させ、
押圧操作を解除した時点で表示していた文字等を確定さ
せるようにして入力装置を構成することによって、操作
手段を押圧した後わずかに指の押圧位置を替えること
で、文字等の選択操作が容易に行えると共に、さらに、
所望の文字等が表示されている時に、押圧操作を解除す
るだけでその文字等を選択されたものとすることができ
るため、操作が容易で誤操作の少ない入力装置を得るこ
とができるものである。
【0059】(実施の形態2)実施の形態2を用いて、
本発明の特に請求項2記載の発明について説明する。
【0060】なお、実施の形態1の構成と同一構成の部
分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
【0061】図6は本発明の第2の実施の形態による入
力装置を用いた携帯電話の要部の断面図であり、同図に
おいて、多機能操作体62は、実施の形態1の多機能操
作体12においては揺動釦21の下面中央が配線基板2
3に当接していたものを、揺動釦61の下面中央が配線
基板23の上部に実装された確定手段としての節度付き
押圧スイッチ66に当接させた構成としたものである。
【0062】そして、図7の同要部のブロック図に示す
ように、節度付き押圧スイッチ66の一方がアースに、
他方がマイクロコンピュータ75の確定入力端子78に
接続され、この確定入力端子78と電源との間には2M
Ω程度の抵抗79が接続されている。
【0063】なお、制御手段がマイクロコンピュータ7
5やアナログスイッチ30によって形成されているのは
実施の形態1と同様である。
【0064】以上の構成において、例えば「青木」と入
力する際、まず操作者は、押圧部21Aを押圧操作する
と、マイクロコンピュータ75が多機能操作体62の押
圧操作が開始された時点での操作位置が押圧部21Aで
あることを認識すると共に、その位置に応じてあらかじ
め割り付けられた群を代表する文字である「あ」を表示
部2に表示させるのは実施の形態1と同様である。
【0065】しかし、操作者が押圧操作を解除すると、
マイクロコンピュータ75は押圧操作を解除した時点で
表示されていた文字である「あ」を確定させず、この時
点で例えば、次に押圧部21Bを押圧操作すると、押圧
操作を解除した時点で表示されていた文字である「あ」
を「か」に替える等、押圧操作を解除した時点でも文字
等の入力変更を可能とする。
【0066】そして、この「か」が表示されている時
に、押圧した指をさらに強く押すことで節度付き押圧ス
イッチ66が導通し、確定入力端子78の電圧が電源電
位からアース電位に変化し、マイクロコンピュータ75
はこの変化を検出することで確定手段が操作されたと認
識し、「か」を確定させる。
【0067】このように本実施の形態によれば、多機能
操作体62の下方に確定手段としての節度付き押圧スイ
ッチ66を設けると共に、マイクロコンピュータ75や
アナログスイッチ30によって形成される制御手段が押
圧操作を解除した時点では表示されている文字等を確定
されたものとせず、確定手段が操作された場合にのみ、
その時点で表示されていた文字等を確定させることによ
って文字等を確定できるため,文字等の入力をより確実
に行うことができる入力装置を実現できるものである。
【0068】なお本発明の説明においては、多機能操作
体62の下方に確定手段としての節度付き押圧スイッチ
66を設けた場合として説明したが、確定手段を多機能
操作体62とは異なる所定位置に設けた場合としても、
その確定手段を押圧操作することで文字等を確定できる
ため、本発明の実施は可能である。
【0069】なお、以上は多機能操作体が、複数の文字
から構成された複数の文字群と、この文字群を代表する
文字と、個々の文字が割り付けられたものとして説明し
たが、その文字群に文字変換や確定等の機能群を追加
し、操作者がその機能群に割付された文字変換ならびに
確定機能を前記と同様にして使用することによって、
「青木」という文字を確定させても本発明の実施は可能
である。
【0070】また、以上の説明においては操作手段とし
て揺動釦が揺動して可動抵抗体の抵抗値が変化する多機
能操作体を用いて説明したが、平面状の操作部を押圧操
作して抵抗や容量の変化を検出するパッドや円柱形のス
ティックを揺動操作するものでも良い。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作が容
易に行なえる入力装置を得ることができるという有利な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による入力装置を用
いた携帯電話の平面図
【図2】同多機能操作体の断面図
【図3】同入力装置のブロック図
【図4】同要部の拡大図
【図5】同要部の操作状態を示す斜視図
【図6】本発明の第2の実施の形態による入力装置を用
いた携帯電話の断面図
【図7】同要部のブロック図
【図8】従来の入力装置を用いた携帯電話の平面図
【図9】同表示図
【符号の説明】
1,11 携帯電話 2 表示部 3A,3B…3E ファンクションキー 4A,4B…4J テンキー 5,15,75 マイクロコンピュータ 12,62 多機能操作体 21,61 揺動釦 22 固定接点 23 配線基板 24 可動抵抗体 25 フィルム 28 スペーサ 30 アナログスイッチ 31 割込み入力端子 32 A/D入力端子 39,79 抵抗 21A,21B,…21J 押圧部 66 節度付き押圧スイッチ 78 確定入力端子
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 G06F 3/023 310K 1/23 (72)発明者 宮嶋 明雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5B020 AA04 CC12 DD02 DD05 FF16 FF19 FF55 5K023 AA07 BB11 GG02 GG08 HH06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の文字・数字・記号・図形・項目・
    機能から構成された複数の字数群の中から個々の文字等
    を選択するための操作手段と、この操作手段の操作に応
    じて字数群を代表する文字等または個々の文字等を表示
    する表示手段と、前記操作手段の操作位置を検出する制
    御手段からなり、前記制御手段が操作手段の押圧操作が
    開始された時点での操作位置を確認すると共に、その位
    置に応じてあらかじめ割り付けられた字数群を代表する
    文字等を表示部に表示させ、さらに押圧したままで操作
    位置を変化させるとその操作位置に応じて字数群の個々
    の文字等を表示させ、押圧操作を解除した時点で表示し
    ていた文字等を確定させる入力装置。
  2. 【請求項2】 操作手段と一体または別の所定位置に確
    定手段を設けると共に、押圧操作を解除した時点では制
    御手段が表示されている文字等を確定されたものとせ
    ず、前記確定手段が操作された場合にのみその時点で表
    示されていた文字等を確定させる請求項1記載の入力装
    置。
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