JP2003015422A - 現像装置、画像形成装置 - Google Patents
現像装置、画像形成装置Info
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- JP2003015422A JP2003015422A JP2001197033A JP2001197033A JP2003015422A JP 2003015422 A JP2003015422 A JP 2003015422A JP 2001197033 A JP2001197033 A JP 2001197033A JP 2001197033 A JP2001197033 A JP 2001197033A JP 2003015422 A JP2003015422 A JP 2003015422A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現像剤担持体表面への現像剤の汲み上げ量の
安定化や、現像剤の劣化を抑えることができる現像装
置、及び該現像装置を用いた画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 現像ドクタ44の対向位置において、現
像スリーブ41s上の法線方向磁速密度ρhと、現像ス
リーブ41s上の接線方向磁束密度ρsとの差(ρh−
ρs)を、ρh−ρs=0±50×10−4(T)とす
る。これにより、現像スリーブ41sによる現像剤の搬
送性を維持しつつ、現像ドクタ44の上流部に適度な現
像剤の滞留保持部aが形成されるようになり、過剰な現
像剤の摩擦を抑えて、良好な現像剤の摩擦帯電を得るこ
とが可能になる。
安定化や、現像剤の劣化を抑えることができる現像装
置、及び該現像装置を用いた画像形成装置を提供するこ
と。 【解決手段】 現像ドクタ44の対向位置において、現
像スリーブ41s上の法線方向磁速密度ρhと、現像ス
リーブ41s上の接線方向磁束密度ρsとの差(ρh−
ρs)を、ρh−ρs=0±50×10−4(T)とす
る。これにより、現像スリーブ41sによる現像剤の搬
送性を維持しつつ、現像ドクタ44の上流部に適度な現
像剤の滞留保持部aが形成されるようになり、過剰な現
像剤の摩擦を抑えて、良好な現像剤の摩擦帯電を得るこ
とが可能になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、ファッ
クス、複写機等の画像形成装置の像担持体上に形成され
た静電潜像を現像剤により現像してトナー像化するため
の現像装置及び画像形成装置に関し、詳しくは、現像剤
を担持搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体の表面
上に該現像剤を担持するための法線方向磁力及び接線方
向磁力を発生する磁極と、該現像剤担持体の表面に対向
配置されて該現像剤担持体の表面に担持される現像剤量
を規制する現像剤規制部材とを有する現像装置、及び該
現像装置を用いた画像形成装置に関するものである。
クス、複写機等の画像形成装置の像担持体上に形成され
た静電潜像を現像剤により現像してトナー像化するため
の現像装置及び画像形成装置に関し、詳しくは、現像剤
を担持搬送する現像剤担持体と、該現像剤担持体の表面
上に該現像剤を担持するための法線方向磁力及び接線方
向磁力を発生する磁極と、該現像剤担持体の表面に対向
配置されて該現像剤担持体の表面に担持される現像剤量
を規制する現像剤規制部材とを有する現像装置、及び該
現像装置を用いた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置の現像装置
として、磁性粒子を含む現像剤を担持する現像剤担持体
上に、該現像剤を磁力により穂立ちさせて磁気ブラシを
形成し、該磁気ブラシにより静電潜像を担持して移動す
る潜像担持体の表面を摺擦して、該潜像担持体上の静電
潜像を可視像化(トナー像化)する現像装置が知られて
いる(特開平5−40406号公報、特開平7−727
39号公報、特開平8−137255号公報、特開平1
0−20664号公報、特開平10−232561号公
報、特開平11−38761号公報、特開平11−33
8259号公報など)。
として、磁性粒子を含む現像剤を担持する現像剤担持体
上に、該現像剤を磁力により穂立ちさせて磁気ブラシを
形成し、該磁気ブラシにより静電潜像を担持して移動す
る潜像担持体の表面を摺擦して、該潜像担持体上の静電
潜像を可視像化(トナー像化)する現像装置が知られて
いる(特開平5−40406号公報、特開平7−727
39号公報、特開平8−137255号公報、特開平1
0−20664号公報、特開平10−232561号公
報、特開平11−38761号公報、特開平11−33
8259号公報など)。
【0003】この種の現像装置は、現像剤を担持搬送す
る現像剤担持体としての現像スリーブと、該現像スリー
部内に配設されて該現像スリーブの表面上に現像剤を担
持するための法線方向磁力及び接線方向磁力を発生する
磁極が設けられた磁石ローラと、該現像スリーブの表面
に対向配置されて該現像スリーブの表面に担持される現
像剤量を規制するための現像剤規制部材としての現像ド
クタとを備えている。
る現像剤担持体としての現像スリーブと、該現像スリー
部内に配設されて該現像スリーブの表面上に現像剤を担
持するための法線方向磁力及び接線方向磁力を発生する
磁極が設けられた磁石ローラと、該現像スリーブの表面
に対向配置されて該現像スリーブの表面に担持される現
像剤量を規制するための現像剤規制部材としての現像ド
クタとを備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記現像装
置を用いた画像形成装置において高画質を維持するため
には、該現像装置の現像スリーブ表面への現像剤の汲み
上げ量(現像スリーブ表面と現像ドクタとの間を通過す
る現像剤の通過剤量)の安定化や、現像剤の劣化を抑え
ることが必要になる。このような現像剤の汲み上げ量や
劣化には、現像スリーブ内部の磁石ローラの、現像ドク
タに対応する磁極の磁力分布が大きく寄与している。
置を用いた画像形成装置において高画質を維持するため
には、該現像装置の現像スリーブ表面への現像剤の汲み
上げ量(現像スリーブ表面と現像ドクタとの間を通過す
る現像剤の通過剤量)の安定化や、現像剤の劣化を抑え
ることが必要になる。このような現像剤の汲み上げ量や
劣化には、現像スリーブ内部の磁石ローラの、現像ドク
タに対応する磁極の磁力分布が大きく寄与している。
【0005】すなわち、上記現像ドクタに対応する磁極
の法線方向磁力が該磁極の接線方向磁力よりも高すぎる
場合には、現像スリーブによる現像剤の搬送能力が、現
像スリーブの表面形状や現像剤の表面形状の摩耗の度合
により大きく影響されて、現像スリーブ表面への現像剤
の汲み上げ量が大きく変動してしまう。また、この場合
には、現像スリーブに保持される現像剤保持量が多くな
るため、現像剤どうしの間で過剰な摩擦が生じ、現像剤
のスペント化を招くことになる。
の法線方向磁力が該磁極の接線方向磁力よりも高すぎる
場合には、現像スリーブによる現像剤の搬送能力が、現
像スリーブの表面形状や現像剤の表面形状の摩耗の度合
により大きく影響されて、現像スリーブ表面への現像剤
の汲み上げ量が大きく変動してしまう。また、この場合
には、現像スリーブに保持される現像剤保持量が多くな
るため、現像剤どうしの間で過剰な摩擦が生じ、現像剤
のスペント化を招くことになる。
【0006】これに対し、上記現像ドクタに対応する磁
極の接線方向磁力が該磁極の法線方向磁力よりも高い場
合には、該磁極の接線方向磁力により現像剤の搬送性が
向上され、上述したような現像スリーブの表面形状や現
像剤の表面形状の摩耗の度合による現像剤の汲上げ量の
変動を小さく抑えることができる。しかし、この場合に
は、現像スリーブに保持される現像剤保持量が減少する
ため、現像剤の十分な摩擦帯電効果が得られなくなり、
地汚れ画像の発生や、ベタ画像の追従性の悪化を招いて
しまう。
極の接線方向磁力が該磁極の法線方向磁力よりも高い場
合には、該磁極の接線方向磁力により現像剤の搬送性が
向上され、上述したような現像スリーブの表面形状や現
像剤の表面形状の摩耗の度合による現像剤の汲上げ量の
変動を小さく抑えることができる。しかし、この場合に
は、現像スリーブに保持される現像剤保持量が減少する
ため、現像剤の十分な摩擦帯電効果が得られなくなり、
地汚れ画像の発生や、ベタ画像の追従性の悪化を招いて
しまう。
【0007】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、現像剤担持体表面へ
の現像剤の汲み上げ量の安定化や、現像剤の劣化を抑え
ることができる現像装置、及び該現像装置を用いた画像
形成装置を提供することである。
であり、その目的とするところは、現像剤担持体表面へ
の現像剤の汲み上げ量の安定化や、現像剤の劣化を抑え
ることができる現像装置、及び該現像装置を用いた画像
形成装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体上に形成された静電潜
像を現像剤により現像してトナー像化するための現像装
置であって、該現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、
該現像剤担持体の表面上に該現像剤を担持するための法
線方向磁力及び接線方向磁力を発生する磁極と、該現像
剤担持体の表面に対向配置されて該現像剤担持体の表面
に担持される現像剤量を規制する現像剤規制部材とを有
する現像装置において、上記現像剤担持体の表面上の法
線方向磁束密度をρh、接線方向磁束密度をρsとした
とき、上記現像剤規制部材に対向する部位における現像
剤担持体表面の磁束密度が、ρh−ρs=0±50×1
0 −4(T)の関係を満足することを特徴とするもので
ある。
に、請求項1の発明は、像担持体上に形成された静電潜
像を現像剤により現像してトナー像化するための現像装
置であって、該現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、
該現像剤担持体の表面上に該現像剤を担持するための法
線方向磁力及び接線方向磁力を発生する磁極と、該現像
剤担持体の表面に対向配置されて該現像剤担持体の表面
に担持される現像剤量を規制する現像剤規制部材とを有
する現像装置において、上記現像剤担持体の表面上の法
線方向磁束密度をρh、接線方向磁束密度をρsとした
とき、上記現像剤規制部材に対向する部位における現像
剤担持体表面の磁束密度が、ρh−ρs=0±50×1
0 −4(T)の関係を満足することを特徴とするもので
ある。
【0009】この現像装置においては、上記現像剤規制
部材に対向する部位における現像剤担持体の表面上の法
線方向磁束密度と接線方向磁束密度とが略等しくなる。
これにより、上記磁極の接線方向磁力による現像剤の搬
送性、及び上記現像スリーブに保持される現像剤保持量
の過不足が解消され、現像剤どうしの間で過剰な摩擦に
よる現像剤のスペント化、現像剤の摩擦帯電不足による
地汚れ画像の発生、ベタ画像の追従性の悪化などが抑制
されるようになる。
部材に対向する部位における現像剤担持体の表面上の法
線方向磁束密度と接線方向磁束密度とが略等しくなる。
これにより、上記磁極の接線方向磁力による現像剤の搬
送性、及び上記現像スリーブに保持される現像剤保持量
の過不足が解消され、現像剤どうしの間で過剰な摩擦に
よる現像剤のスペント化、現像剤の摩擦帯電不足による
地汚れ画像の発生、ベタ画像の追従性の悪化などが抑制
されるようになる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の現像装置に
おいて、上記法線方向磁束密度ρh、及び上記接線方向
磁束密度ρsが、300×10−4(T)≦ρh≦60
0×10−4(T)、300×10−4(T)≦ρs≦
600×10−4(T)、であることを特徴とするもの
である。
おいて、上記法線方向磁束密度ρh、及び上記接線方向
磁束密度ρsが、300×10−4(T)≦ρh≦60
0×10−4(T)、300×10−4(T)≦ρs≦
600×10−4(T)、であることを特徴とするもの
である。
【0011】この現像装置においては、上記現像剤規制
部材に対向する部位における現像剤担持体の表面上の法
線方向磁束密度と接線方向磁束密度とが上記関係を有し
ているので、該現像剤担持体の表面上に良好に帯電され
た適量の現像剤が保持されるようになる。
部材に対向する部位における現像剤担持体の表面上の法
線方向磁束密度と接線方向磁束密度とが上記関係を有し
ているので、該現像剤担持体の表面上に良好に帯電され
た適量の現像剤が保持されるようになる。
【0012】請求項3の発明は、像担持体と、該像担持
体の表面に潜像を書き込む潜像書込み手段と、該潜像書
込み手段により像担持体上に書き込まれた潜像をトナー
像化する現像手段と、該現像手段により像担持体上に形
成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段とを有
する画像形成装置において、上記現像手段として、請求
項1又は2の現像装置を用いることを特徴とするもので
ある。
体の表面に潜像を書き込む潜像書込み手段と、該潜像書
込み手段により像担持体上に書き込まれた潜像をトナー
像化する現像手段と、該現像手段により像担持体上に形
成されたトナー像を転写材上に転写する転写手段とを有
する画像形成装置において、上記現像手段として、請求
項1又は2の現像装置を用いることを特徴とするもので
ある。
【0013】この画像形成装置においては、上記現像手
段として、請求項1又は2の現像装置を用いているの
で、良好に帯電された適量の現像剤により良好な画像形
成を行うことができるようになる。
段として、請求項1又は2の現像装置を用いているの
で、良好に帯電された適量の現像剤により良好な画像形
成を行うことができるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1に、本発明に関わる画像形成装置の全
体的な概略構成を示す。この画像形成装置100は、カ
ラー画像読取部(以下、スキャナという。)200と、
カラー画像記録部(以下、プリンタという。)400と
からなる。スキャナ200は、コンタクトガラス202
上の原稿Dの画像を照明ランプ205、ミラー群204
A、204B、204Cなど、およびレンズ206を介
してカラーセンサ207に結像して、原稿のカラー画像
情報を、例えばブルー(以下、Bという。)、グリーン
(以下、Gという。)、レッド(以下、Rという。)の
色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。
て説明する。図1に、本発明に関わる画像形成装置の全
体的な概略構成を示す。この画像形成装置100は、カ
ラー画像読取部(以下、スキャナという。)200と、
カラー画像記録部(以下、プリンタという。)400と
からなる。スキャナ200は、コンタクトガラス202
上の原稿Dの画像を照明ランプ205、ミラー群204
A、204B、204Cなど、およびレンズ206を介
してカラーセンサ207に結像して、原稿のカラー画像
情報を、例えばブルー(以下、Bという。)、グリーン
(以下、Gという。)、レッド(以下、Rという。)の
色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。
【0015】上記カラーセンサ207は、この例では
B、G、Rの色分解手段とCCD(固体撮像素子)のよ
うな光電変換素子で構成されており、3色同時読み取り
を行うものである。スキャナ200で得たB、G、Rの
色分解画像信号強度レベルをもとにして、図示を省略さ
れた画像処理部にて色変換処理を行い、ブラック(以
下、BKという。)、シアン(以下、Cという。)、マ
ゼンタ(以下、Mという。)、イエロー(以下、Yとい
う)の色情報を含むカラー画像データを得る。その際、
プリンタ400の動作とタイミングをとったスキャナス
タート信号を受けて、照明ランプ205やミラー群20
4A、204B、204Cなどからなる照明・ミラー光
学系が図中左方向へ原稿走査し、1回走査毎に1色の画
像データを得る。この動作を合計4回繰り返すことによ
って、順次の4色画像データを得る。そして、その都
度、プリンタ400で順次顕像化しつつ、これを重ね合
わせて4色のフルカラー画像を形成する。
B、G、Rの色分解手段とCCD(固体撮像素子)のよ
うな光電変換素子で構成されており、3色同時読み取り
を行うものである。スキャナ200で得たB、G、Rの
色分解画像信号強度レベルをもとにして、図示を省略さ
れた画像処理部にて色変換処理を行い、ブラック(以
下、BKという。)、シアン(以下、Cという。)、マ
ゼンタ(以下、Mという。)、イエロー(以下、Yとい
う)の色情報を含むカラー画像データを得る。その際、
プリンタ400の動作とタイミングをとったスキャナス
タート信号を受けて、照明ランプ205やミラー群20
4A、204B、204Cなどからなる照明・ミラー光
学系が図中左方向へ原稿走査し、1回走査毎に1色の画
像データを得る。この動作を合計4回繰り返すことによ
って、順次の4色画像データを得る。そして、その都
度、プリンタ400で順次顕像化しつつ、これを重ね合
わせて4色のフルカラー画像を形成する。
【0016】次に、上記プリンタ400の概要を説明す
る。プリンタ400は、露光手段としての書き込み光学
ユニット401と、潜像担持体である感光体ドラム41
4と、現像器ユニットであるリボルバー現像装置420
とを有する。書き込み光学ユニット401は、スキャナ
200からのカラー画像データを光信号に変換して、原
稿画像に対応した光書き込みを行い、感光体ドラム41
4に静電潜像を形成する。光書き込み光学ユニット40
1は、レーザー発光手段441、これを駆動する発光駆
動制御部(図示省略)、ポリゴンミラー443、これを
駆動する回転用モータ444、fθレンズ442、反射
ミラー446などで構成されている。
る。プリンタ400は、露光手段としての書き込み光学
ユニット401と、潜像担持体である感光体ドラム41
4と、現像器ユニットであるリボルバー現像装置420
とを有する。書き込み光学ユニット401は、スキャナ
200からのカラー画像データを光信号に変換して、原
稿画像に対応した光書き込みを行い、感光体ドラム41
4に静電潜像を形成する。光書き込み光学ユニット40
1は、レーザー発光手段441、これを駆動する発光駆
動制御部(図示省略)、ポリゴンミラー443、これを
駆動する回転用モータ444、fθレンズ442、反射
ミラー446などで構成されている。
【0017】上記感光体ドラム414は、矢印で示す如
く反時計回りの向きに回転する。感光体ドラム414の
周りには、感光体クリーニングユニット421、除電ラ
ンプ414M、帯電手段としての帯電器419、感光体
ドラム414上の潜像電位を検知する電位センサ414
D、リボルバー現像装置420の選択された現像器、現
像濃度パターン検知器414P、本発明にいう中間転写
体としての中間転写ベルト415などが配置されてい
る。上記リボルバー現像装置420は、図2に示すよう
に、BK現像器420K、C現像器420C、M現像器
420M、Y現像器420Yと、これらを保持する現像
器保持体420Aと、現像器保持体420Aを矢印で示
す如く反時計回りの向きに回転させるリボルバー回転駆
動部(図示省略)などからなる。
く反時計回りの向きに回転する。感光体ドラム414の
周りには、感光体クリーニングユニット421、除電ラ
ンプ414M、帯電手段としての帯電器419、感光体
ドラム414上の潜像電位を検知する電位センサ414
D、リボルバー現像装置420の選択された現像器、現
像濃度パターン検知器414P、本発明にいう中間転写
体としての中間転写ベルト415などが配置されてい
る。上記リボルバー現像装置420は、図2に示すよう
に、BK現像器420K、C現像器420C、M現像器
420M、Y現像器420Yと、これらを保持する現像
器保持体420Aと、現像器保持体420Aを矢印で示
す如く反時計回りの向きに回転させるリボルバー回転駆
動部(図示省略)などからなる。
【0018】待機状態におけるリボルバー現像装置42
0は、BK現像器420Kで現像を行う位置にセットさ
れており、コピー動作が開始されると、スキャナ200
で所定のタイミングからBK画像データの読み取りがス
タートし、この画像データに基づき、レーザー光による
光書き込み・潜像形成が始まる(以下、BK画像データ
による静電潜像をBK潜像という。C、M、Yの各画像
データについても同じ)。このBK潜像の先端部から現
像可能とすべく、BK現像器420Kの現像位置に潜像
先端部が到達する前に、BK潜像をBKトナーで現像す
る。以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後
端部がBK潜像位置を通過した時点で、速やかにBK現
像器420Kによる現像位置から次の色の現像器による
現像位置まで、リボルバー現像装置420を駆動して回
動させる。この回動動作は、少なくとも、次の画像デー
タによる潜像先端部が到達する前に完了させる。
0は、BK現像器420Kで現像を行う位置にセットさ
れており、コピー動作が開始されると、スキャナ200
で所定のタイミングからBK画像データの読み取りがス
タートし、この画像データに基づき、レーザー光による
光書き込み・潜像形成が始まる(以下、BK画像データ
による静電潜像をBK潜像という。C、M、Yの各画像
データについても同じ)。このBK潜像の先端部から現
像可能とすべく、BK現像器420Kの現像位置に潜像
先端部が到達する前に、BK潜像をBKトナーで現像す
る。以後、BK潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後
端部がBK潜像位置を通過した時点で、速やかにBK現
像器420Kによる現像位置から次の色の現像器による
現像位置まで、リボルバー現像装置420を駆動して回
動させる。この回動動作は、少なくとも、次の画像デー
タによる潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0019】画像形成動作が開始されると、感光体ドラ
ム414は矢印で示すように反時計回りの向きに回動
し、中間転写ベルト(中間転写体)415は図示しない
駆動モータにより、時計回りの向きに回動する。中間転
写ベルト415の回動に伴って、BKトナー像形成、C
トナー像形成、Mトナー像形成、Yトナー像形成が順次
行われ、最終的に、BK、C、M、Yの順に中間転写ベ
ルト415上に重ねてトナー像が形成される。
ム414は矢印で示すように反時計回りの向きに回動
し、中間転写ベルト(中間転写体)415は図示しない
駆動モータにより、時計回りの向きに回動する。中間転
写ベルト415の回動に伴って、BKトナー像形成、C
トナー像形成、Mトナー像形成、Yトナー像形成が順次
行われ、最終的に、BK、C、M、Yの順に中間転写ベ
ルト415上に重ねてトナー像が形成される。
【0020】中間転写ベルト415は、駆動ローラ41
5D、転写対向ローラ415T、クリーニング対向ロー
ラ415Cおよび従動ローラ群に張架されており、図示
しない駆動モータにより駆動制御される。感光体414
上に形成したBKトナー像は、感光体と接触状態で等速
駆動している中間転写ベルト415の表面に、ベルト転
写コロナ放電器(以下、ベルト転写部という。)416
によって転写される。
5D、転写対向ローラ415T、クリーニング対向ロー
ラ415Cおよび従動ローラ群に張架されており、図示
しない駆動モータにより駆動制御される。感光体414
上に形成したBKトナー像は、感光体と接触状態で等速
駆動している中間転写ベルト415の表面に、ベルト転
写コロナ放電器(以下、ベルト転写部という。)416
によって転写される。
【0021】以下、感光体ドラム414から中間転写ベ
ルト415へのトナー像転写を、ベルト転写と称する。
感光体ドラム414上の若干の未転写残留トナーは、感
光体ドラム414の再使用に備えて、感光体クリーニン
グユニット421で清掃される。ここで回収されたトナ
ーは、回収パイプを経由して図示しない排トナータンク
に蓄えられる。なお、中間転写ベルト415には、感光
体ドラム414に順次形成するBK、C、M、Yのトナ
ー像を、同一面に順次位置合わせして、4色重ねのベル
ト転写画像を形成し、その後、転写紙にコロナ放電転写
器にて一括転写を行う。
ルト415へのトナー像転写を、ベルト転写と称する。
感光体ドラム414上の若干の未転写残留トナーは、感
光体ドラム414の再使用に備えて、感光体クリーニン
グユニット421で清掃される。ここで回収されたトナ
ーは、回収パイプを経由して図示しない排トナータンク
に蓄えられる。なお、中間転写ベルト415には、感光
体ドラム414に順次形成するBK、C、M、Yのトナ
ー像を、同一面に順次位置合わせして、4色重ねのベル
ト転写画像を形成し、その後、転写紙にコロナ放電転写
器にて一括転写を行う。
【0022】ところで、感光体ドラム414側では、B
K画像の形成工程のつぎに、C画像の形成工程に進む
が、所定のタイミングからスキャナによるC画像データ
読み取りが始まり、その画像データによるレーザー光書
き込みで、C潜像の形成を行う。C現像器420Cは、
その現像位置に対して、先のBK潜像後端部が通過した
後で、かつC潜像の先端が到達する前に、リボルバー現
像装置の回転動作を行い、C潜像をCトナーで現像す
る。
K画像の形成工程のつぎに、C画像の形成工程に進む
が、所定のタイミングからスキャナによるC画像データ
読み取りが始まり、その画像データによるレーザー光書
き込みで、C潜像の形成を行う。C現像器420Cは、
その現像位置に対して、先のBK潜像後端部が通過した
後で、かつC潜像の先端が到達する前に、リボルバー現
像装置の回転動作を行い、C潜像をCトナーで現像す
る。
【0023】以後、C潜像領域の現像を続けるが、潜像
後端部が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様
にリボルバー現像装置420を駆動して、C現像器42
0Cを送出し、つぎのM現像器420Mを現像位置に位
置させる。この動作もやはり、つぎのM潜像先端部が現
像部に到達する前に行う。なお、MおよびYの各像の工
程については、それぞれの画像データの読み取り・潜像
形成・現像の動作が上述のBK像や、C像の工程と同じ
であるので、その説明は省略する。
後端部が通過した時点で、先のBK現像器の場合と同様
にリボルバー現像装置420を駆動して、C現像器42
0Cを送出し、つぎのM現像器420Mを現像位置に位
置させる。この動作もやはり、つぎのM潜像先端部が現
像部に到達する前に行う。なお、MおよびYの各像の工
程については、それぞれの画像データの読み取り・潜像
形成・現像の動作が上述のBK像や、C像の工程と同じ
であるので、その説明は省略する。
【0024】ベルトクリーニング装置415Uは、入口
シール、ゴムブレード、排出コイルおよび、これら入口
シールやゴムブレードの接離機構により構成される。1
色目のBK画像をベルト転写した後の、2、3、4色目
をベルト転写している間は、ブレード接離機構によっ
て、中間転写ベルト面から入口シール、ゴムブレードな
どは離間させておく。
シール、ゴムブレード、排出コイルおよび、これら入口
シールやゴムブレードの接離機構により構成される。1
色目のBK画像をベルト転写した後の、2、3、4色目
をベルト転写している間は、ブレード接離機構によっ
て、中間転写ベルト面から入口シール、ゴムブレードな
どは離間させておく。
【0025】紙転写コロナ放電器(以下、紙転写器とい
う。)417は、中間転写ベルト415上の重ねトナー
像を転写紙に転写するべく、コロナ放電方式にて、AC
+DCまたは、DC成分を転写紙および中間転写ベルト
に印加するものである。給紙バンク内の転写紙カセット
482には、各種サイズの転写紙が収納されており、指
定されたサイズの用紙を収納している収納カセットか
ら、給紙コロ483によってレジストローラ418R方
向に給紙・搬送される。なお、符号412Bは、OHP
用紙や厚紙などを手差しするための給紙トレイを示して
いる。
う。)417は、中間転写ベルト415上の重ねトナー
像を転写紙に転写するべく、コロナ放電方式にて、AC
+DCまたは、DC成分を転写紙および中間転写ベルト
に印加するものである。給紙バンク内の転写紙カセット
482には、各種サイズの転写紙が収納されており、指
定されたサイズの用紙を収納している収納カセットか
ら、給紙コロ483によってレジストローラ418R方
向に給紙・搬送される。なお、符号412Bは、OHP
用紙や厚紙などを手差しするための給紙トレイを示して
いる。
【0026】上記画像形成が開始されると、上記転写紙
は前記いずれかの給紙トレイから給送され、レジストロ
ーラ418のニップ部で待機される。そして、紙転写器
417に中間転写ベルト415上のトナー像の先端がさ
しかかるときに、転写紙先端がこの像の先端に一致する
ようにレジストローラ418が駆動され、紙と像とのレ
ジスト合わせが行われる。このようにして、転写紙が中
間転写ベルト上の色重ね像と重ねられて、正電位につな
がれた紙転写器417の上を通過する。このとき、コロ
ナ放電電流で転写紙が正電荷で荷電され、トナー画像の
殆どが転写紙上に転写される。つづいて、紙転写器41
7の左側に配置した図示しない除電ブラシによる分離除
電器を通過するときに、転写紙は除電され、中間転写ベ
ルト415から剥離されて紙搬送ベルト422に移る。
は前記いずれかの給紙トレイから給送され、レジストロ
ーラ418のニップ部で待機される。そして、紙転写器
417に中間転写ベルト415上のトナー像の先端がさ
しかかるときに、転写紙先端がこの像の先端に一致する
ようにレジストローラ418が駆動され、紙と像とのレ
ジスト合わせが行われる。このようにして、転写紙が中
間転写ベルト上の色重ね像と重ねられて、正電位につな
がれた紙転写器417の上を通過する。このとき、コロ
ナ放電電流で転写紙が正電荷で荷電され、トナー画像の
殆どが転写紙上に転写される。つづいて、紙転写器41
7の左側に配置した図示しない除電ブラシによる分離除
電器を通過するときに、転写紙は除電され、中間転写ベ
ルト415から剥離されて紙搬送ベルト422に移る。
【0027】上記中間転写ベルト面から4色重ねトナー
像を一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト422で定
着器423に搬送され、所定温度にコントロールされた
定着ローラ423Aと加圧ローラ423Bのニップ部で
トナー像を溶融定着され、排出ロール対424で本体外
に送り出され、図示省略のコピートレイに表向きにスタ
ックされ、フルカラーコピーを得る。なお、ベルト転写
後の感光体ドラム414は、ブラシローラ、ゴムブレー
ドなどからなる感光体クリーニングユニット421で表
面をクリーニングされ、また、除電ランプ414Mで均
一除電される。
像を一括転写された転写紙は、紙搬送ベルト422で定
着器423に搬送され、所定温度にコントロールされた
定着ローラ423Aと加圧ローラ423Bのニップ部で
トナー像を溶融定着され、排出ロール対424で本体外
に送り出され、図示省略のコピートレイに表向きにスタ
ックされ、フルカラーコピーを得る。なお、ベルト転写
後の感光体ドラム414は、ブラシローラ、ゴムブレー
ドなどからなる感光体クリーニングユニット421で表
面をクリーニングされ、また、除電ランプ414Mで均
一除電される。
【0028】また、転写紙にトナー像を転写した後の中
間転写ベルト415は、再び、クリーニングユニット4
15Uのブレード接離機構でブレードを押圧して表面を
クリーニングされる。リピートコピーの場合には、スキ
ャナの動作および感光体への画像形成は、1枚目の4色
目画像工程にひきつづき、所定のタイミングで2枚目の
1色目画像工程に進む。また、中間転写ベルト415の
方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程
にひきつづき、表面をベルトクリーニング装置でクリー
ニングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転
写されるようにする。その後は、1枚目と同様の動作に
なる。
間転写ベルト415は、再び、クリーニングユニット4
15Uのブレード接離機構でブレードを押圧して表面を
クリーニングされる。リピートコピーの場合には、スキ
ャナの動作および感光体への画像形成は、1枚目の4色
目画像工程にひきつづき、所定のタイミングで2枚目の
1色目画像工程に進む。また、中間転写ベルト415の
方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙への一括転写工程
にひきつづき、表面をベルトクリーニング装置でクリー
ニングされた領域に、2枚目のBKトナー像がベルト転
写されるようにする。その後は、1枚目と同様の動作に
なる。
【0029】以上は、4色フルカラーコピーを得るコピ
ーモードの説明であったが、3色コピーモード、2色コ
ピーモードの場合は、指定された色と回数の分につい
て、以上述べたと同じ動作を行うことになる。また、単
色コピーモードの場合には、所定枚数が終了するまでの
間、リボルバー現像装置420の所定色の現像器のみを
所定色の現像位置に位置させて現像作動状態におき、ベ
ルトクリーニング装置415Uのブレードをベルトに押
圧状態のまま、連続してコピー動作を行う。
ーモードの説明であったが、3色コピーモード、2色コ
ピーモードの場合は、指定された色と回数の分につい
て、以上述べたと同じ動作を行うことになる。また、単
色コピーモードの場合には、所定枚数が終了するまでの
間、リボルバー現像装置420の所定色の現像器のみを
所定色の現像位置に位置させて現像作動状態におき、ベ
ルトクリーニング装置415Uのブレードをベルトに押
圧状態のまま、連続してコピー動作を行う。
【0030】本実施形態に係る画像形成装置100は、
上記リボルバー現像装置420と感光体ドラム414と
が、図2及び図3に示す引き出しユニット500に収
容、保持させた状態で、画像形成装置100の装置本体
から手前側に一体的に引き出せるように構成されてい
る。また、上記リボルバー現像装置420のBK現像器
420K、C現像器420C、M現像器420M、Y現
像器420Yは、図3に示すように、引き出しユニット
500を装置本体の手前側に引き出した状態で、現像器
の現像ローラ前後の軸部を固定してある固定部材のネジ
を外すことにより、リボルバー現像装置420から上方
に取外せるように構成されている。
上記リボルバー現像装置420と感光体ドラム414と
が、図2及び図3に示す引き出しユニット500に収
容、保持させた状態で、画像形成装置100の装置本体
から手前側に一体的に引き出せるように構成されてい
る。また、上記リボルバー現像装置420のBK現像器
420K、C現像器420C、M現像器420M、Y現
像器420Yは、図3に示すように、引き出しユニット
500を装置本体の手前側に引き出した状態で、現像器
の現像ローラ前後の軸部を固定してある固定部材のネジ
を外すことにより、リボルバー現像装置420から上方
に取外せるように構成されている。
【0031】図4に、上記BK現像器420K、C現像
器420C、M現像器420M、Y現像器420Yの構
成を示す。各現像器は、それぞれ同一に構成されてお
り、現像ローラ41、現像剤搬送スクリュ42,43、
現像剤規制部材としての現像ドクタ44、現像ケーシン
グ45、現像カバー46などで構成されている。各現像
器の現像ローラ41は、図5に示すように、円筒状に形
成された現像スリーブ41sと、磁極P1,P2,P
3,P4,P5を有する磁石ローラ(以下、マグネット
ローラという)41mとで構成されている。
器420C、M現像器420M、Y現像器420Yの構
成を示す。各現像器は、それぞれ同一に構成されてお
り、現像ローラ41、現像剤搬送スクリュ42,43、
現像剤規制部材としての現像ドクタ44、現像ケーシン
グ45、現像カバー46などで構成されている。各現像
器の現像ローラ41は、図5に示すように、円筒状に形
成された現像スリーブ41sと、磁極P1,P2,P
3,P4,P5を有する磁石ローラ(以下、マグネット
ローラという)41mとで構成されている。
【0032】マグネットローラ41mは、現像スリーブ
41s内に固定配置されている。そして、現像スリーブ
41sが回転することによって、磁性体を含んだ現像剤
が、マグネットローラ41mの各磁極の磁力により現像
スリーブ41sの表面上に保持されて搬送される。この
とき、マグネットローラ41mの各磁極の磁力と、現像
スリーブ41sの表面に対向するように配置された現像
ドクタ44とにより、現像剤搬送方向上流側に現像剤の
滞留保持部aが形成される(図4参照)。そして、この
現像剤の滞留保持部aにおいて、現像剤の摩擦帯電が促
進される。現像ドクタ44の先端付近には磁性体が設置
されており、現像ローラ41の対向磁力の方向性を均一
化して、現像スリーブ41s上の現像剤の搬送量のバラ
ツキを抑えている。
41s内に固定配置されている。そして、現像スリーブ
41sが回転することによって、磁性体を含んだ現像剤
が、マグネットローラ41mの各磁極の磁力により現像
スリーブ41sの表面上に保持されて搬送される。この
とき、マグネットローラ41mの各磁極の磁力と、現像
スリーブ41sの表面に対向するように配置された現像
ドクタ44とにより、現像剤搬送方向上流側に現像剤の
滞留保持部aが形成される(図4参照)。そして、この
現像剤の滞留保持部aにおいて、現像剤の摩擦帯電が促
進される。現像ドクタ44の先端付近には磁性体が設置
されており、現像ローラ41の対向磁力の方向性を均一
化して、現像スリーブ41s上の現像剤の搬送量のバラ
ツキを抑えている。
【0033】ところで、上述のような構成の現像器を用
いて、感光体ドラム414上に高画質のトナー像を形成
するためには、上記現像スリーブ41sへの現像剤汲み
上げ量の安定化(現像スリーブ41s表面と現像ドクタ
44との間を通過する現像剤の通過剤量の安定化)と、
現像剤の劣化を抑えることが必要になる。ここで、現像
剤汲み上げ量とは、図4に示す現像スリーブ41sと現
像ドクタ44との間隙(ドクタギャップ)Dgを通過し
た後の現像スリーブ41sの表面上の1cm2あたりの
現像剤の量をいう(この現像剤汲み上げ量をρ(g/c
m2)で表す)。
いて、感光体ドラム414上に高画質のトナー像を形成
するためには、上記現像スリーブ41sへの現像剤汲み
上げ量の安定化(現像スリーブ41s表面と現像ドクタ
44との間を通過する現像剤の通過剤量の安定化)と、
現像剤の劣化を抑えることが必要になる。ここで、現像
剤汲み上げ量とは、図4に示す現像スリーブ41sと現
像ドクタ44との間隙(ドクタギャップ)Dgを通過し
た後の現像スリーブ41sの表面上の1cm2あたりの
現像剤の量をいう(この現像剤汲み上げ量をρ(g/c
m2)で表す)。
【0034】これには現像ドクタ44部に対応する現像
ローラ41内部のマグネットローラ41mの磁極の磁力
分布が大きく寄与していることが判った。すなわち、本
発明者が行った実験によれば、現像ドクタ44の対向位
置における現像スリーブ41s上の法線方向磁速密度ρ
hと現像スリーブ41s上の接線方向磁束密度ρsとの
差(ρh−ρs)と、上記現像剤汲み上げ量ρとの間に
は、図6のグラフに示すような関係があることが明らか
になった。なお、本実験では、上記ドクタギャップを、
Dg=06mmに固定して行った。
ローラ41内部のマグネットローラ41mの磁極の磁力
分布が大きく寄与していることが判った。すなわち、本
発明者が行った実験によれば、現像ドクタ44の対向位
置における現像スリーブ41s上の法線方向磁速密度ρ
hと現像スリーブ41s上の接線方向磁束密度ρsとの
差(ρh−ρs)と、上記現像剤汲み上げ量ρとの間に
は、図6のグラフに示すような関係があることが明らか
になった。なお、本実験では、上記ドクタギャップを、
Dg=06mmに固定して行った。
【0035】この結果、図6に示すように、上記現像ド
クタ44の対向位置における現像スリーブ41s上の法
線方向磁速密度ρhと現像スリーブ41s上の接線方向
磁束密度ρsとの差(ρh−ρs)が、−50×10
−4(T)よりも低くなる領域Aの条件下で画像形成
(プリント)を行った場合には、図7の線分Aに示すよ
うに、トナーの帯電量Q/M(μc/g)が、安定して
いるが低いことが判った。また、現像スリーブ41s上
の法線方向磁速密度ρhと現像スリーブ41s上の接線
方向磁束密度ρsとの差(ρh−ρs)が、+50×1
0−4(T)よりも高くなる図6の領域Cの条件下で画
像形成(プリント)を行った場合には、図7の線分Cに
示すように、トナーの経時劣化が大きくなることが判っ
た。
クタ44の対向位置における現像スリーブ41s上の法
線方向磁速密度ρhと現像スリーブ41s上の接線方向
磁束密度ρsとの差(ρh−ρs)が、−50×10
−4(T)よりも低くなる領域Aの条件下で画像形成
(プリント)を行った場合には、図7の線分Aに示すよ
うに、トナーの帯電量Q/M(μc/g)が、安定して
いるが低いことが判った。また、現像スリーブ41s上
の法線方向磁速密度ρhと現像スリーブ41s上の接線
方向磁束密度ρsとの差(ρh−ρs)が、+50×1
0−4(T)よりも高くなる図6の領域Cの条件下で画
像形成(プリント)を行った場合には、図7の線分Cに
示すように、トナーの経時劣化が大きくなることが判っ
た。
【0036】これに対し、現像スリーブ41s上の法線
方向磁速密度ρhと現像スリーブ41s上の接線方向磁
束密度ρsとの差(ρh−ρs)が、0±50×10
−4(T)となる図6の領域Bの条件下で画像形成(プ
リント)を行った場合には、図7の線分Bに示すよう
に、トナーの帯電量Q/M(μc/g)が、良好な帯電
量に維持されることが判った。また、上記現像スリーブ
41sへの現像剤汲み上げ量ρ(g/cm2)について
は、図8に示すように、図6の領域A、Bの条件下で画
像形成(プリント)を行った場合には共に安定し、図6
の領域Cの条件下で画像形成(プリント)を行った場合
には経時的に低下してぼそついた画像が発生することが
判った。
方向磁速密度ρhと現像スリーブ41s上の接線方向磁
束密度ρsとの差(ρh−ρs)が、0±50×10
−4(T)となる図6の領域Bの条件下で画像形成(プ
リント)を行った場合には、図7の線分Bに示すよう
に、トナーの帯電量Q/M(μc/g)が、良好な帯電
量に維持されることが判った。また、上記現像スリーブ
41sへの現像剤汲み上げ量ρ(g/cm2)について
は、図8に示すように、図6の領域A、Bの条件下で画
像形成(プリント)を行った場合には共に安定し、図6
の領域Cの条件下で画像形成(プリント)を行った場合
には経時的に低下してぼそついた画像が発生することが
判った。
【0037】更に、上記現像ドクタ44の対向位置にお
ける、現像スリーブ41s上の法線方向磁速密度ρh
と、トナーの帯電量Q/M(μc/g)との関係を調べ
たところ、図9に示すように、法線方向磁速密度ρh
が、ρh=300×10−4(T)よりも低い領域で
は、トナーの帯電量が不足することがわかった。また、
法線方向磁速密度ρhが、ρh=600×10
−4(T)よりも高くなると、上記滞留保持部aの現像
剤の剤圧が高くなって、上記現像ドクタ44にビビリ振
動が生じることが明らかになった。
ける、現像スリーブ41s上の法線方向磁速密度ρh
と、トナーの帯電量Q/M(μc/g)との関係を調べ
たところ、図9に示すように、法線方向磁速密度ρh
が、ρh=300×10−4(T)よりも低い領域で
は、トナーの帯電量が不足することがわかった。また、
法線方向磁速密度ρhが、ρh=600×10
−4(T)よりも高くなると、上記滞留保持部aの現像
剤の剤圧が高くなって、上記現像ドクタ44にビビリ振
動が生じることが明らかになった。
【0038】このように、上記現像ドクタ44に対応す
る磁極の接線方向磁力に対して法線方向磁力が高すぎる
と、現像剤の搬送能力の影響が、現像スリーブ41sの
表面形状や、現像剤の表面形状の摩耗により大きくあら
われて、現像剤汲上げ量の劇変動が生じてしまう。ま
た、現像スリーブ41sの現像剤保持量が多くなること
で、現像剤どうしの過剰な摩擦が生じ、現像剤のスペン
ト化を招くことになる。
る磁極の接線方向磁力に対して法線方向磁力が高すぎる
と、現像剤の搬送能力の影響が、現像スリーブ41sの
表面形状や、現像剤の表面形状の摩耗により大きくあら
われて、現像剤汲上げ量の劇変動が生じてしまう。ま
た、現像スリーブ41sの現像剤保持量が多くなること
で、現像剤どうしの過剰な摩擦が生じ、現像剤のスペン
ト化を招くことになる。
【0039】逆に、上記法線方向磁力に対して接線方向
磁力が高くなると、磁力による現像剤の搬送性が得られ
るようになり、現像スリーブ41sの表面性や、現像剤
の表面性による現像剤汲上げ量への影響は小さく抑える
ことができるが、現像スリーブ41sの現像剤保持量が
減少してしまうため、狙いとする現像剤の摩擦帯電効果
が得られなくなり、地汚れ画像の発生や、ベタ画像の追
従の悪化を招いてしまう。
磁力が高くなると、磁力による現像剤の搬送性が得られ
るようになり、現像スリーブ41sの表面性や、現像剤
の表面性による現像剤汲上げ量への影響は小さく抑える
ことができるが、現像スリーブ41sの現像剤保持量が
減少してしまうため、狙いとする現像剤の摩擦帯電効果
が得られなくなり、地汚れ画像の発生や、ベタ画像の追
従の悪化を招いてしまう。
【0040】そこで、本実施形態に係る画像形成装置に
おいては、上述のような現像ローラ41の表面粗さによ
る現像剤の搬送性の変動を抑えるために、上記現像ドク
タ44に対向する、現像ローラ41の磁極の条件を以下
のように設定した(図10参照)。 (1)現像ドクタ44の対向位置における、現像スリー
ブ41s上の法線方向磁速密度ρhを、ρh=300〜
600×10−4(T)とする。 (2)現像ドクタ44の対向位置における、現像スリー
ブ41s上の接線方向磁束密度ρsを、ρs=300〜
600×10−4(T)とする。 (3)現像ドクタ44の対向位置において、現像スリー
ブ41s上の法線方向磁速密度ρhと、現像スリーブ4
1s上の接線方向磁束密度ρsとの差(ρh−ρs)
を、ρh−ρs=0±50×10−4(T)とする。
おいては、上述のような現像ローラ41の表面粗さによ
る現像剤の搬送性の変動を抑えるために、上記現像ドク
タ44に対向する、現像ローラ41の磁極の条件を以下
のように設定した(図10参照)。 (1)現像ドクタ44の対向位置における、現像スリー
ブ41s上の法線方向磁速密度ρhを、ρh=300〜
600×10−4(T)とする。 (2)現像ドクタ44の対向位置における、現像スリー
ブ41s上の接線方向磁束密度ρsを、ρs=300〜
600×10−4(T)とする。 (3)現像ドクタ44の対向位置において、現像スリー
ブ41s上の法線方向磁速密度ρhと、現像スリーブ4
1s上の接線方向磁束密度ρsとの差(ρh−ρs)
を、ρh−ρs=0±50×10−4(T)とする。
【0041】このように、上記現像ドクタ44の対向部
での接線方向磁束密度と法線方向磁束密度の差が小さい
ところを選定することで、上記現像スリーブ41sによ
る現像剤の搬送性を維持しつつ、現像ドクタ44の上流
部に適度な現像剤の滞留保持部aが形成されるようにな
り、過剰な現像剤の摩擦を抑えて、良好な現像剤の摩擦
帯電を得ることが可能になった。なお、ここでは、実施
形態に係る画像形成装置として、リボルバー現像装置を
搭載したものを示したが、該現像装置はこのようなもの
に限らない。
での接線方向磁束密度と法線方向磁束密度の差が小さい
ところを選定することで、上記現像スリーブ41sによ
る現像剤の搬送性を維持しつつ、現像ドクタ44の上流
部に適度な現像剤の滞留保持部aが形成されるようにな
り、過剰な現像剤の摩擦を抑えて、良好な現像剤の摩擦
帯電を得ることが可能になった。なお、ここでは、実施
形態に係る画像形成装置として、リボルバー現像装置を
搭載したものを示したが、該現像装置はこのようなもの
に限らない。
【0042】
【発明の効果】請求項1及び2の発明によれば、現像剤
の搬送性を維持しつつ、現像剤規制部材の上流部に適度
な現像剤の滞留保持部を形成することができ、過剰な現
像剤の摩擦を抑えて、良好な現像剤の摩擦帯電を得るこ
とができ、常に安定した画像形成を行うことができると
いう優れた効果がある。
の搬送性を維持しつつ、現像剤規制部材の上流部に適度
な現像剤の滞留保持部を形成することができ、過剰な現
像剤の摩擦を抑えて、良好な現像剤の摩擦帯電を得るこ
とができ、常に安定した画像形成を行うことができると
いう優れた効果がある。
【0043】請求項3の発明によれば、良好に帯電され
た適量の現像剤により良好な画像形成を行うことができ
るという優れた効果がある。
た適量の現像剤により良好な画像形成を行うことができ
るという優れた効果がある。
【0044】
図1に本発明に関わる機械全体図を示す。図2、3に本
発明に関わる現像装置支持体を示す。図4に本発明に関
わる現像装置の構成を示す。図5に本発明に関わる現像
装置の現像ローラの磁力構成を示す。
発明に関わる現像装置支持体を示す。図4に本発明に関
わる現像装置の構成を示す。図5に本発明に関わる現像
装置の現像ローラの磁力構成を示す。
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体的
な構成を示す概略構成図。
な構成を示す概略構成図。
【図2】上記画像形成装置の引き出しユニットの概略構
成図。
成図。
【図3】上記画像形成装置本体から上記引き出しユニッ
トを引き出した状態を示す概略斜視図。
トを引き出した状態を示す概略斜視図。
【図4】上記画像形成装置に搭載されている現像器の構
成を示す概略構成図。
成を示す概略構成図。
【図5】上記現像器の現像ローラの構成を示す概略断面
図。
図。
【図6】上記現像ローラの法線方向磁束密度と接線方向
磁束密度との差と、現像剤汲み上げ量との関係を示すグ
ラフ。
磁束密度との差と、現像剤汲み上げ量との関係を示すグ
ラフ。
【図7】上記現像ローラ上のトナーの帯電量とプリント
枚数との関係を示すグラフ。
枚数との関係を示すグラフ。
【図8】上記現像ローラの現像剤汲み上げ量とプリント
枚数との関係を示すグラフ。
枚数との関係を示すグラフ。
【図9】上記現像ローラ上の法線方向磁束密度とトナー
の帯電量との関係を示すグラフ。
の帯電量との関係を示すグラフ。
【図10】上記現像ローラの磁束密度波形図。
41 現像ローラ
41s 現像スリーブ
41m マグネットローラ
42,43 現像剤搬送スクリュ
44 現像ドクタ
45 現像ケーシング
100 画像形成装置
200 カラー画像読取部
300 カラー画像記録部
401 書き込み光学ユニット
414 感光体ドラム
414P Pセンサ
420 リボルバー現像装置(現像器ユニット)
420A 現像器保持体
420K BK現像器
420C C現像器
420M M現像器
420Y Y現像器
500 引き出しユニット
P1,P2,P3,P4,P5 マグネットローラ
の磁極 ρh 現像スリーブ上の法線方向磁速密度 ρs 現像スリーブ上の接線方向磁束密度
の磁極 ρh 現像スリーブ上の法線方向磁速密度 ρs 現像スリーブ上の接線方向磁束密度
Claims (3)
- 【請求項1】像担持体上に形成された静電潜像を現像剤
により現像してトナー像化するための現像装置であっ
て、該現像剤を担持搬送する現像剤担持体と、該現像剤
担持体の表面上に該現像剤を担持するための法線方向磁
力及び接線方向磁力を発生する磁極と、該現像剤担持体
の表面に対向配置されて該現像剤担持体の表面に担持さ
れる現像剤量を規制する現像剤規制部材とを有する現像
装置において、上記現像剤担持体の表面上の法線方向磁
束密度をρh、接線方向磁束密度をρsとしたとき、上
記現像剤規制部材に対向する部位における現像剤担持体
表面の磁束密度が、 ρh−ρs=0±50×10−4(T) の関係を満足することを特徴とする現像装置。 - 【請求項2】請求項1の現像装置において、上記法線方
向磁束密度ρh、及び上記接線方向磁束密度ρsが、3
00×10−4(T)≦ρh≦600×10
−4(T)、300×10−4(T)≦ρs≦600×
10−4(T)、であることを特徴とする現像装置。 - 【請求項3】像担持体と、該像担持体の表面に潜像を書
き込む潜像書込み手段と、該潜像書込み手段により像担
持体上に書き込まれた潜像をトナー像化する現像手段
と、該現像手段により像担持体上に形成されたトナー像
を転写材上に転写する転写手段とを有する画像形成装置
において、上記現像手段として、請求項1又は2の現像
装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197033A JP2003015422A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 現像装置、画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197033A JP2003015422A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 現像装置、画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003015422A true JP2003015422A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19034725
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001197033A Pending JP2003015422A (ja) | 2001-06-28 | 2001-06-28 | 現像装置、画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003015422A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007155857A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Sharp Corp | 現像装置および該現像装置を備える画像形成装置 |
-
2001
- 2001-06-28 JP JP2001197033A patent/JP2003015422A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007155857A (ja) * | 2005-11-30 | 2007-06-21 | Sharp Corp | 現像装置および該現像装置を備える画像形成装置 |
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Legal Events
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Effective date: 20060221 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060630 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061027 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070302 |