JP2003015384A - コロナ放電装置及び画像形成装置 - Google Patents

コロナ放電装置及び画像形成装置

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JP2003015384A
JP2003015384A JP2001198451A JP2001198451A JP2003015384A JP 2003015384 A JP2003015384 A JP 2003015384A JP 2001198451 A JP2001198451 A JP 2001198451A JP 2001198451 A JP2001198451 A JP 2001198451A JP 2003015384 A JP2003015384 A JP 2003015384A
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shield plate
discharge
corona discharge
charged
discharge device
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Hirobumi Sasaki
博文 佐々木
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コロナ放電装置のシールド板長手方向で均一
に帯電できるコロナ放電装置を提供する。 【解決手段】 金属電極からなる放電部材と、前記放電
部材に対向して配置された制御電極であるシールド板と
を形成したコロナ放電装置において、前記放電部材に対
し被帯電部材と反対側の前記シールド板の面及び/又は
前記被帯電部材の移動方向と直交する前記面の側面に開
口部を設け、前記被帯電部材の移動方向と直交し被帯電
面と平行なシールド板長手方向で、前記開口部の単位長
さ当たりの部分開口面積を変化させることを特徴とする
コロナ放電装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコロナ放電装置及び
画像形成装置に係わり、さらに詳しくは、画像形成工程
において使用されるコロナ放電装置及び前記コロナ放電
装置を適用した画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真画像形成工程は、周知のよう
に、帯電、露光及び現像により感光体上にトナー像を形
成し、転写によりトナー像を記録材に転写した後に、定
着によりトナー像を記録材に定着する工程からなる。か
かる工程において、帯電、転写及び分離において、コロ
ナ放電装置が広く使用されている。
【0003】コロナ放電装置としては、タングステン等
の金属電極からなる放電部材、該放電部材に放電電流を
供給する放電用電源及び該放電部材を包囲する制御電極
であるシールド板からなるコロトロン放電タイプ、前記
構成に加えて、放電部材と被帯電部材との間にグリッド
を設けたスコロトロン放電タイプ等が広く用いられてい
る。
【0004】従来のコロナ放電装置を図面を参照して説
明する。図11は従来の一例のコロナ放電装置の(a)
斜視図と(b)断面図である。図11に示すように、コ
ロナ放電装置980は放電部材W、シールド板98、開
口部98b等より構成されている。放電部材Wは金属電
極からなる放電部材であり、シールド板98は放電部材
Wに対向して配置された制御電極であり、U字状に形成
された覆いである。放電部材Wに対し像担持体である被
帯電部材(感光体ドラムともいう)31と反対側のシー
ルド板98の面98eに開口部98bを形成し、放電部
材Wでシールド板長手方向Zに単位長さ当たりの部分開
口Sの面積は位置に関係なく一定となっている。
【0005】放電部材Wとアース間に放電用電源として
の交流電源VaによりAC電圧を印加すると放電部材W
はコロナ放電する。シールド板98には制御用電源Vb
から制御電圧としてのDC電圧が印加される。負電荷は
被帯電部材の一例である感光体ドラム31の周面上に集
まって感光体ドラム31を帯電させる。
【0006】放電部材Wがコロナ放電すると、イオン風
が例えば矢印99aの方向に発生する。さらに、イオン
風の一部は矢印99bのように流失する。このイオン風
の発生により、矢印99cに示すように開口部98bよ
り空気が引き込まれることになる。
【0007】さらに、コロナ放電装置の放電部材Wが空
気に接触しているために、シリカ(SiO2)等の化合
物が付着し成長して異物が付着するので、清掃機構を設
けたものがあり、この清掃構造として清掃布類を用いて
放電部材Wを清掃するものが知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】放電部材Wより発生す
るイオン風は放電部材Wの任意の一点で見ると放射状に
イオン風が発生していると見られるので、イオン風は放
電部材Wの長さ方向の中央部から両端部にかけて、イオ
ン風が少なくなる傾向を示す。また、イオン風が発生す
ると、イオン風が発生する部分は空気が粗となり周囲か
ら空気を引き込むようになる。
【0009】しかしながら、シールド板長手方向Zでの
イオン風の違い、開口部から空気を引き込む量も違いが
あるにも係わらず、シールド板長手方向Zで単位長さ当
たりの部分開口面積が位置に関係なく一定であると、イ
オン風の流れが乱されて帯電ムラを生じやすいという問
題がある。
【0010】第1の発明の目的は、被帯電部材の移動と
直交する方向であるシールド板長手方向で、均一に帯電
できるコロナ放電装置を提供することにある。
【0011】また、前述のように、シールド板長手方向
Zで単位長さ当たりの部分開口面積は位置に関係なく一
定であると、放電部材Wの両端部は片側しか放電部材W
がないため、放電部材Wの両端部以外に比較して両端付
近のイオン風は少なく、両端部以外は多くの空気を取り
入れようとし、両端部からも空気を取り入れようとす
る。従って、両端部でイオン風の停滞、塵やトナーが貯
まりやすく、帯電ムラが生じやすいという問題がある。
【0012】第2の発明の目的は、放電部材の両端部
で、塵、トナー、イオン風の溜まりを防止して被帯電部
材の移動と直交する方向であるシールド板長手方向で均
一に帯電できるコロナ放電装置を提供することにある。
【0013】また、放電部材Wに対し被帯電部材と反対
側のシールド板に開口部を設け、シールド板の開口部に
対し放電部材Wと反対側に、シールド板長手方向Zの一
端より他端に向けて外気を送風すると、気圧差により、
例えば、シールド板長手方向Zの場所に関係なく部分開
口面積が同じであると、空気の引き込み量が場所により
異なり、予定の空気の引き込み量にならないという問題
がある。
【0014】第3の発明の目的は、被帯電部材の移動と
直交する方向であるシールド板長手方向の一端より他端
に向けて空気を送風する形式において、シールド板長手
方向の開口部の場所による空気の引き込み量を所定の量
にして、シールド板長手方向で均一に帯電できるコロナ
放電装置を提供することにある。
【0015】また、放電部材及び/又はグリッド、放電
部材及びシールド板とを形成したコロナ放電装置におい
て、放電部材又はグリッドに付着した異物を布等でふき
取る方法では布等が汚れるとふき取り効率が落ち、ま
た、強く付着した異物は取りきれないという問題があ
る。
【0016】第4の発明の目的は、放電部材又はグリッ
ドに付着した異物を清掃し、清掃部材の交換を必要とし
ないで、均一に帯電できるコロナ放電装置を提供するこ
とにある。
【0017】また、鋸歯状放電部材とシールド板を設け
たコロナ放電装置において、鋸歯状放電部材に異物が付
着すると、画質を低下させるという問題がある。
【0018】第5の発明の目的は、鋸歯状放電部材に付
着した塵やトナーの付着を確実に清掃できるコロナ放電
装置を提供することにある。
【0019】さらに、放電部材又は放電部材とグリッド
と、シールド板とを形成したコロナ放電装置において、
放電部材又はグリッドに付着した異物をはがしたままに
しておくと、被帯電部材(感光体ドラム)等に付着して
画質を低下させるという問題がある。
【0020】第6の発明の目的は、放電部材又はグリッ
ドに付着した塵やトナー等の異物を剥ぎ取り、剥ぎ取っ
た異物を吸引して確実に清掃できるコロナ放電装置を提
供することにある。
【0021】第7の発明の目的は、上記で説明した本発
明のかかるコロナ放電装置を帯電装置、転写装置及び分
離装置の少なくとも一つに構成する画像形成装置を提供
することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】第1の発明の目的は下記
の手段により達成できる。
【0023】(1)金属電極からなる放電部材と、前記
放電部材に対向して配置された制御電極であるシールド
板とを形成したコロナ放電装置において、前記放電部材
に対し被帯電部材と反対側の前記シールド板の面及び/
又は前記被帯電部材の移動方向と直交する前記面の側面
に開口部を設け、前記被帯電部材の移動方向と直交し被
帯電面と平行なシールド板長手方向で、前記開口部の単
位長さ当たりの部分開口面積を変化させることを特徴と
するコロナ放電装置。
【0024】第2の発明の目的は下記の手段により達成
できる。 (2)金属電極からなる放電部材と、前記放電部材に対
向して配置された制御電極であるシールド板とを形成し
たコロナ放電装置において、前記放電部材に対し被帯電
部材と反対側の前記シールド板の面及び/又は前記被帯
電部材の移動方向と直交する前記面の側面に開口部を設
け、前記被帯電部材の移動方向と直交し被帯電面と平行
なシールド板長手方向で、単位長さ当たりの前記開口部
の部分開口面積を、前記シールド板長手方向の両端部で
は前記両端部以外より大きくすることを特徴とするコロ
ナ放電装置。
【0025】第3の発明の目的は下記の手段により達成
できる。 (3)金属電極からなる放電部材と、前記放電部材に対
向して配置された制御電極であるシールド板とを形成し
たコロナ放電装置において、前記放電部材に対し被帯電
部材と反対側の前記シールド板の面に対して前記放電部
材と反対側にあり、且つ前記被帯電部材の移動方向と直
交し被帯電面と平行なシールド板長手方向で、一端より
他端に向けて空気を送風する送風手段と、前記シールド
板の面及び/又は前記被帯電部材の移動方向と直交する
前記面の側面に形成した開口部と、送風される空気の前
記シールド板長手方向の気圧差により、気圧が高い位置
では前記シールド板長手方向での単位長さ当たりの前記
開口部の部分開口面積を小さくし、また気圧が低い位置
では前記部分開口面積を大きくすることを特徴とするコ
ロナ放電装置。
【0026】第4の発明の目的は下記の手段により達成
できる。 (4)放電部材及び前記放電部材に対向して配置された
制御電極であるシールド板とを形成したコロナ放電装
置、または前記放電部材、前記シールド板、及び金属電
極からなる放電部材と被帯電部材との間に配置されて放
電電流を通過させる開口を有するグリッドとを形成した
コロナ放電装置において、前記放電部材又は前記グリッ
ドに付着した異物を清掃するために前記被帯電部材の移
動方向と直交し被帯電面と平行なシールド板長手方向に
沿って移動される移動部材と、前記移動部材に支持され
るブラシ状部材と、を備え、前記移動部材を移動させて
前記ブラシ状部材により前記異物を清掃することを特徴
とするコロナ放電装置。
【0027】第5の発明の目的は下記の手段により達成
できる。 (5)金属電極からなる放電部材である鋸歯状放電部材
と、前記鋸歯状放電部材と前記鋸歯状放電部材に対向し
て配置された制御電極であるシールド板を形成したコロ
ナ放電装置において、前記鋸歯状放電部材に付着した異
物を清掃するために前記被帯電部材の移動方向と直交し
被帯電面と平行なシールド板長手方向に沿って移動され
る移動部材と、前記移動部材に支持され、且つ前記移動
部材の移動により回転するブラシ状回転部材と、を備
え、前記移動部材を移動させて前記ブラシ状回転部材の
回転により、前記異物を清掃することを特徴とするコロ
ナ放電装置。
【0028】第6の発明の目的は下記の手段により達成
できる。 (6)放電部材及び前記放電部材に対向して配置された
制御電極であるシールド板とを形成したコロナ放電装
置、または前記放電部材、前記シールド板、及び金属電
極からなる放電部材と被帯電部材との間に配置されて放
電電流を通過させる開口を有するグリッドとを形成した
コロナ放電装置において、前記放電部材又は前記グリッ
ドに付着した異物を剥離し清掃する清掃部材と、剥離し
た前記異物を吸引する吸引手段と、清掃時に前記吸引手
段を作動して前記異物を吸引するように制御する制御手
段と、を備えたことを特徴とするコロナ放電装置。
【0029】第7の発明の目的は下記の手段により達成
できる。 (7)像担持体と、前記像担持体を帯電する帯電装置
と、帯電された前記像担持体を露光して前記像担持体上
に静電潜像を形成する露光装置と、静電潜像を現像して
前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置と、前記
像担持体上のトナー像を記録材に転写する転写装置と、
転写後にトナー像を定着する定着装置を有する画像形成
装置において、前記(1)から(6)のいずれか1項に
記載のコロナ放電装置が前記帯電装置、前記転写装置及
び分離装置の少なくとも一つを構成することを特徴とす
る画像形成装置。
【0030】
【発明の実施の形態】本実施の形態に係わる画像形成装
置を図1により説明する。図1は本発明の実施の形態に
係わる画像形成装置の構成を示す断面図である。
【0031】原稿は自動原稿搬送部1の原稿給紙台11
に画像面を上向きにして戴置され、送り出しローラ12
の動作により一枚ずつ送り出され、レジストローラ13
により一旦停止されて先端が整えられた後、搬送ドラム
14に搬送され、搬送ドラム14面に原稿が沿って一体
に反時計方向に回転する過程で画像読取部2により画像
面の読取が行われ、しかる後、略半周した位置において
ドラム面より分岐し排紙台15に排出される。また、ま
た、両面読取においては、読取後の原稿を表裏反転し搬
送ドラム14により再度搬送して裏面読取を行う。
【0032】画像読取部2においては光源23aとミラ
ー23bを備える第1ミラーユニット23が前記の搬送
ドラム14の直下の位置で、通過する原稿を順次照明し
て読み取り、原稿の移動方向に直交するよう配置したミ
ラー24aとミラー24bを備える第2ミラーユニット
24により反射し、結像レンズ25を介してライン状の
撮像素子26に結像し画像情報となる。また静止原稿台
27に原稿を戴置し、前記ミラーユニット23、24が
移動して読取る機能も備えている。
【0033】画像読取部2において読み取られた原稿画
像の画像情報は画像処理装置により画像処理が行われ画
像情報として一旦メモリに格納される。
【0034】画像形成部3においては、画像情報がメモ
リより読み出されて露光装置33に入力し、図示してい
ないレーザ発光器から画像情報に従って変調されたレー
ザビームがポリゴンミラーの回転作動によって感光体と
しての感光体ドラム31に対する主走査露光を行う。帯
電装置7により前以て帯電電位を付与された感光体ドラ
ム31の軸方向の主走査露光と感光体ドラム31の回転
による副走査が行われて感光層に画像情報による静電潜
像を形成する。該静電潜像は現像装置40で現像剤によ
り反転現像されてトナー像とされる。これに並行して記
録紙供給装置としての手差し給紙部19または記録紙を
収容する給紙トレイ65から記録紙が給紙される。給紙
トレイ65は例えば65a、65b、65cの3段を有
し、各給紙ローラ51A、51B、51Cの何れかが作
動して記録紙が搬出し、搬送ローラ55、56及びタイ
ミングローラ39に給送されて、感光体ドラム31上の
トナー像に同期して感光体ドラム31に給紙される。
【0035】感光体ドラム31上のトナー像は転写装置
35により反対極性の電圧を印加されて記録紙側に転移
して転写され、トナー像を転写した記録紙は分離装置3
6において除電されて感光体ドラム31より分離し搬送
ベルトを介して定着装置38に搬送され熱ローラ対の圧
着加熱によリトナーを溶着して定着され、排出部6の定
着排紙ローラ61より排紙され、排紙トレイ64に排出
される。
【0036】一方、記録紙を分離した感光体ドラム31
は残留電位を除去したあとクリーニング装置37におい
て残留トナーを除去、清掃されて次なる画像形成のプロ
セスに入れるよう画像形成装置は構成されていて、全て
の制御はCPUが行う。
【0037】次に、本発明の実施の形態に係わるコロナ
放電装置について説明する。以下に説明するコロナ放電
装置は、前記に説明した画像形成装置における帯電装置
7、転写装置35及び分離装置36の少なくともいずれ
か一つに使用される。
【0038】(実施の形態1)実施の形態1のコロナ放
電装置はシールド板長手方向で単位長さ当たりの部分開
口面積を変化させたものである。
【0039】図2は実施の形態1のコロナ放電装置にお
ける構成を示す斜視図である。図2に示すように、コロ
ナ放電装置710は放電部材W、シールド板71、開口
部71b等より構成されている。放電部材Wは金属電極
からなる放電部材であり、シールド板71は放電部材W
に対向して配置された制御電極で、U字状に形成された
覆いである。放電部材Wに対し感光体ドラム31と反対
側のシールド板71の面71eに開口部71bを設け、
シールド板長手方向Zに単位長さ当たりの部分開口Sの
面積を変化させている。
【0040】次に、コロナ放電装置における要部の構成
について説明する。図3は図2に示すコロナ放電装置の
シールド板長手方向の構成を示す断面図である。図3に
示すように、放電部材Wとアース間に放電用電源として
の交流電源VaによりAC電圧を印加すると放電部材W
はコロナ放電する。シールド板71には制御用電源Vb
から制御電圧としてのDC電圧が印加される。負の制御
電圧が印加されてシールド板71に電流Ibが流れ、大
多数の正電荷はシールド板71に集まる。一方、負電荷
は像担持体である感光体ドラム31の周面上に集まって
感光体ドラム31を帯電する。
【0041】ここで、帯電の作用を説明すると、放電部
材Wがコロナ放電して、イオン風が発生する。中央部7
1cでは、イオン風が多く発生して、感光体ドラム31
が多く帯電しようとするが、イオン風の発生に伴い引き
込まれる空気の量を、開口部71bの中央部71cで絞
ることにより帯電を抑制している。一方、中央部71c
より両端部71dにかけて、イオン風が中央部に比べ徐
々に少なくなり、感光体ドラム31に少なく帯電しよう
とするが、逆に、単位長さ当たりの部分開口Sの面積を
大きくして積極的に空気を引き込みやすくして空気の量
を制限しないようにする。イオン風はシールド板71の
両端部付近に滞留することなく、感光体ドラム31周面
のイオンの流れが乱されることなく、感光体ドラム31
に均一な帯電が行われる。
【0042】以上により、コロナ放電装置ではシールド
板長手方向Zで、均一に感光体ドラム31に帯電が行え
るようになる。
【0043】(実施の形態2)実施の形態2のコロナ放
電装置は、シールド板長手方向で単位長さ当たりの開口
部の部分開口面積を両端部は両端部以外より大きくした
ものである。
【0044】図4は実施の形態2に係わるコロナ放電装
置における構成を示す斜視図である。図4に示すよう
に、コロナ放電装置720は放電部材W、シールド板7
2、開口部72b等より構成されている。シールド板7
2は放電部材Wに対向して配置された制御電極である。
また、放電部材Wに対し感光体ドラム31と反対側のシ
ールド板72の面72eに開口部72bを設け、シール
ド板長手方向Zに単位長さ当たりの部分開口Sの面積を
両端部で両端部以外より大きくしてある。
【0045】ここで、帯電作用を説明すると、放電部材
Wがコロナ放電して、イオン風が発生する。両端を除く
部分72cでは、イオン風が多く発生して感光体ドラム
31が帯電し、イオン風の発生に伴い開口部72bより
空気が引き込まれる。一方、両端部72d付近では、イ
オン風が両端を除く部分72cに比べ少なく、感光体ド
ラム31に少なく帯電しようとするが、逆に、単位長さ
当たりの部分開口Sの面積を大きくし積極的に引き込ま
れる空気の量を制限しないようにし帯電させる。
【0046】以上により、コロナ放電装置ではシールド
板長手方向Zで、感光体ドラム31に均一に帯電が行え
るようになり、また、両端部72d付近での塵、トナー
等の溜まりを防止できる。
【0047】(実施の形態3)実施の形態3のコロナ放
電装置はシールド板長手方向に沿って送風される空気の
気圧差により単位長さ当たりの開口部の部分開口面積を
変化させたものである。
【0048】図5は実施の形態3に係わるコロナ放電装
置における構成を示す斜視図である。図5に示すよう
に、コロナ放電装置730は、放電部材W、シールド板
73、開口部73b、送風手段78等より構成されてい
る。放電部材W、シールド板73は前記実施の形態1と
同様である。開口部73bはシールド板長手方向Zに沿
って送風される空気の気圧差により、気圧が高い場所は
シールド板長手方向Zの単位長さ当たりの部分開口面積
を小さく、気圧が低い場所はシールド板長手方向Zの単
位長さ当たりの部分開口面積を大きくしてある。送風手
段78は放電部材Wに対し感光体ドラム31と反対側の
シールド板の面73eに対し放電部材Wと反対側で、シ
ールド板73のシールド板長手方向Zの一端より他端に
向けて空気を送風する手段である。
【0049】ここで、作用を説明すると、送風手段78
によりシールド板長手方向Zに沿って送風する。放電部
材Wがコロナ放電して、イオン風が発生し、イオン風の
発生に伴い引き込まれる空気の量を、開口部73bの単
位長さ当たりの部分開口Sの面積を空気の気圧差により
変化させて、均一に感光体ドラム31に帯電が行えるよ
うにする。
【0050】以上により、コロナ放電装置ではシールド
板長手方向Zで、感光体ドラム31に均一に帯電が行え
るようになる。
【0051】なお、放電部材Wと感光体ドラム31との
間に制御電圧が印加されたグリッドを設けることによ
り、感光体ドラム31に均一な帯電電位を形成するよう
にすることもできる。
【0052】(実施の形態4)実施の形態4のコロナ放
電装置はグリッドと放電部材に付着した異物をブラシに
より清掃するものである。
【0053】図6は本発明の実施の形態4に係わるコロ
ナ放電装置の構成を示す(a)断面図、(b)背面図、
(c)グリッドの拡大図である。図6に示すように、コ
ロナ放電装置740は放電部材W、グリッドG、シール
ド板74、開口部74b、移動部材81、保持部材82
a、82b、ブラシ状部材83、84d等より構成され
ている。放電部材Wは2つ設けている。シールド板74
は実施の形態1と同様である。グリッドGは感光体ドラ
ム31と放電部材Wとの間に配置されて放電電流を通過
させる開口を有し、エッジング(図6(c)参照)によ
り製作されている。移動部材81はグリッドG、放電部
材Wに付着した異物を清掃するためにシールド板74の
シールド板長手方向Zに沿って移動される。ブラシ状部
材83は移動部材81に設けた保持部材82bに支持さ
れてグリッドGを清掃する。移動部材81には保持部材
82a、82bを設けている。この保持部材82aに2
つのピン84cを設け、前記ピン84cと係合する板8
4aにブラシ状部材84dが固定されている。また、ブ
ラシ状部材84eは保持部材82bに支持されて2つの
放電部材Wを清掃する。さらにピン84cに設けたバネ
84bによりブラシ状部材84d、84eは放電電極W
に圧接している。
【0054】ここで、清掃方法の作用を説明する。グリ
ッドG、放電部材Wを清掃するため、移動部材81を矢
印81aの方向に引く。すると、ブラシ状部材83が移
動してグリッドGに付着した異物がブラシ状部材83に
より剥ぎ落とされる。同時に、ブラシ状部材84d、8
4eが移動して2つの放電部材Wに付着していた異物が
剥ぎ落とされる。清掃後は、矢印81aと反対方向に保
持部材82を押して元の位置に戻す。
【0055】以上により、グリッドG、放電部材Wに付
着した異物が除去され、シールド板長手方向Zで、感光
体ドラム31に均一に帯電が行えるようになる。
【0056】(実施の形態5)実施の形態5のコロナ放
電装置は鋸歯状放電部材に付着した異物をブラシ付き回
転部材により清掃するものである。
【0057】図7は本発明の実施の形態5に係わるコロ
ナ放電装置の構成を示す(a)断面図と(b)背面図で
ある。図7に示すように、コロナ放電装置750は鋸歯
状放電部材P、シールド板75、開口部75b、ブラシ
付き回転部材87、移動部材85A等より構成されてい
る。シールド板75は実施の形態1と同様である。開口
部75bは2つ設けてある。鋸歯状放電部材Pは金属電
極からなる鋸歯状の放電部材である。移動部材85Aは
鋸歯状放電部材Pの先端部に付着した異物を清掃するた
めにシールド板75のシールド板長手方向Zに沿って移
動される。2つのブラシ付き回転部材87は移動部材8
5Aに設けた保持部材86Aに支持され、シールド板7
5の内側の側壁75fに当接して移動部材85Aの移動
により回転する。
【0058】ここで、清掃方法の作用を説明する。鋸歯
状放電部材Pを清掃するため、移動部材85Aを矢印8
5aの方向に引くと、保持部材86Aが移動し、2つの
ブラシ付き回転部材87は移動により回転する。このと
き、鋸歯状放電部材Pの先端部に付着した異物がブラシ
87aの回転によりかき落とされる。清掃後は矢印85
aと反対方向に移動部材85Aを押して元の位置に戻
す。
【0059】次に、実施の形態5に係わる他のコロナ放
電装置について説明する。図8は本発明の実施の形態5
に係わる他のコロナ放電装置の構成を示す(a)断面図
と(b)背面図である。図8に示すように、コロナ放電
装置770は鋸歯状放電部材P、シールド板77、ブラ
シ付き回転部材89、移動部材85B、保持部材86B
等より構成されている。シールド板77は実施の形態1
と同様である。鋸歯状放電部材Pは金属電極からなる鋸
歯状の放電部材である。移動部材85Bは鋸歯状放電部
材Pの先端部に付着した異物を清掃するためにシールド
板77のシールド板長手方向Zに沿って移動される。移
動部材85Bには保持部材86Bが設けられている。ブ
ラシ付き回転部材89は回転ブラシ89a、軸89b、
歯車部89c等で構成されている。ブラシ付き回転部材
89は保持部材86Bに回動自在に支持されている。移
動部材85Bの移動により、ブラシ付き回転部材89の
歯車部89cはシールド板77の内側に設けた支持部材
88のラック歯車88aとかみ合い回転する。
【0060】ここで、清掃方法の作用を説明する。鋸歯
状放電部材Pを清掃するため、移動部材85Bを矢印8
5aの方向に引くと、保持部材86Bが移動し、ブラシ
付き回転部材89は回転しながら移動する。このとき、
鋸歯状放電部材Pの先端部に付着した異物がかきおとさ
れる。清掃後は矢印85aと反対方向に移動部材85B
を押して元の位置に戻す。
【0061】以上により、コロナ放電装置では鋸歯状放
電部材Pのシールド板長手方向Zで、被帯電部材に均一
に帯電が行えるようになる。
【0062】(実施の形態6)実施の形態6のコロナ放
電装置は、放電部材に付着した異物を清掃するものであ
る。図9は本発明の実施の形態6に係わるコロナ放電装
置を適用した画像形成装置の構成を示す断面図、図10
は本発明の実施の形態6に係わるコロナ放電装置の構成
を示す断面図である。
【0063】図9、図10に示すように、コロナ放電装
置760は、放電部材W、シールド板76、清掃部材9
7、吸引手段93および制御手段92等より構成されて
いる。放電部材W、シールド板76は前記実施の形態1
と同様である。また、放電部材Wは金属電極からなり、
シールド板76は放電部材Wに対向して配置された制御
電極でありU字状に形成された覆いである。また、清掃
部材97は剥ぎ取り刃95a、95bがバネ96を介し
て放電部材Wを挟みこんで放電部材Wに付着した異物を
放電部材Wから剥ぎ取る。吸引手段93は剥ぎ取った異
物を吸引する手段である。制御手段92は清掃時に吸引
手段93を作動させて異物を吸引するように制御する。
【0064】ここで、清掃方法の作用を説明する。操作
パネル91で清掃モードを選択すると吸引手段93であ
るファンが作動を開始する。放電部材Wを清掃するた
め、移動部材94をシールド板長手方向Zと同方向に引
くと清掃部材97が移動する。放電部材Wに付着した異
物が清掃部材97の剥ぎ取り刃95a、95bにより剥
ぎ取られる。その後、吸引手段93に形成したファンに
より塵やトナー等の異物を吸引する。清掃後はシールド
板長手方向Zに移動部材94を押して元の位置に戻す。
【0065】以上により、放電部材Wに付着した塵やト
ナー等の異物を吸引して確実に清掃でき、シールド板長
手方向Zで感光体ドラム31に均一に帯電が行えるよう
になる。
【0066】なお、上記の各実施の形態ではシールド板
に1つの開口部を設けたが、2つまたはそれ以上開口部
を設けてもよい。
【0067】また、放電部材に対し被帯電部材と反対側
のシールド板の面のみに開口部を設けた例について説明
したが、被帯電部材の移動方向と直交する面のシールド
板の側面に開口部を設けても同様である。
【0068】また、応用例として、実施の形態1、実施
の形態2及び実施の形態3に示した開口部の形状を少な
くとも1つを組み合わせた形状にして、それぞれの効果
を兼ね備えたものにしてもよい。
【0069】また、実施の形態の一部ではコロナ放電装
置として放電部材を設けた例で説明したが、コロナ放電
装置として放電部材とグリッドを設けたものも同様であ
る。
【0070】また、シールド板長手方向の両端部と被帯
電部材の隙間に覆い部材を設けない例に付いて説明した
が、シールド板長手方向の両端部と被帯電部材の隙間に
覆い部材を設けると、さらにシールド板内に、塵、トナ
ー等が入りにくくなる。
【0071】また、各実施の形態では被帯電部材として
感光体ドラムに付いて説明したが、感光体ベルト、中間
転写ベルトでも同様である。
【0072】また、各実施の形態では、コロナ放電装置
として、図1に示す帯電装置7につて説明したが、図1
に示す分離装置36、転写装置35についても同様であ
る。
【0073】さらに、実施の形態1、2、3、4、6で
は放電部材として放電線について説明したが、放電部材
として鋸歯状電極でも同様である。
【0074】
【発明の効果】以上のように構成したので下記のような
効果を奏する。
【0075】請求項1に記載のコロナ放電装置によれ
ば、コロナ放電装置のシールド板長手方向で均一な帯電
ができる。
【0076】請求項2に記載のコロナ放電装置によれ
ば、放電部材の両端部の塵、トナー、イオン風の溜まり
を防止し、シールド板長手方向で均一な帯電ができる。
【0077】請求項3に記載のコロナ放電装置によれ
ば、シールド板長手方向の一端より他端に向けて空気を
送風する形式において、シールド板長手方向の開口部の
場所による空気の引き込み量を所定の量にして、シール
ド板長手方向で均一な帯電ができる。
【0078】請求項6に記載のコロナ放電装置によれ
ば、放電部材又はグリッドに付着した異物を確実に清掃
し、清掃部材の交換を従来の布類に比べ必要としない
で、均一に帯電できる。
【0079】請求項7に記載のコロナ放電装置によれ
ば、鋸歯状放電部材の特に先端部に付着した塵やトナー
の付着を確実に清掃できる。
【0080】請求項8に記載のコロナ放電装置によれ
ば、放電部材又はグリッドに付着した塵やトナー等の異
物を吸引して確実に清掃できる。
【0081】請求項10に記載の画像形成装置によれ
ば、上記のかかるコロナ放電装置の効果を有し、均一な
帯電を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わる画像形成装置の構
成を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係わるコロナ放電装置
における構成を示す斜視図である。
【図3】図2に示すコロナ放電装置のシールド板長手方
向の構成を示す断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係わるコロナ放電装置
における構成を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態3に係わるコロナ放電装置
における構成を示す斜視図である。
【図6】本発明の実施の形態4に係わるコロナ放電装置
の構成を示す(a)断面図と(b)背面図と(c)グリ
ッドの拡大図である。
【図7】本発明の実施の形態5に係わるコロナ放電装置
の構成を示す(a)断面図と(b)背面図である。
【図8】本発明の実施の形態5に係わる他のコロナ放電
装置の構成を示す(a)断面図と(b)背面図である。
【図9】本発明の実施の形態6に係わるコロナ放電装置
を適用した画像形成装置の構成を示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態6に係わるコロナ放電装
置の構成を示す断面図である。
【図11】従来のコロナ放電装置の構成を示す(a)斜
視図と(b)断面図である。
【符号の説明】
31 被帯電部材(感光体ドラム) 710、720、730、740、750、760、7
70 コロナ放電装置 71b、72b、73b、74b、75b 開口部 81、94 移動部材 83、84d、84e ブラシ状部材 85A、85B 移動部材 87、89 ブラシ付き回転部材 92 制御手段 93 吸引手段 95a、95b 剥ぎ取り刃 97 清掃部材 S 部分開口 W 放電部材 G グリッド

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属電極からなる放電部材と、前記放電
    部材に対向して配置された制御電極であるシールド板と
    を形成したコロナ放電装置において、前記放電部材に対
    し被帯電部材と反対側の前記シールド板の面及び/又は
    前記被帯電部材の移動方向と直交する前記面の側面に開
    口部を設け、前記被帯電部材の移動方向と直交し被帯電
    面と平行なシールド板長手方向で、前記開口部の単位長
    さ当たりの部分開口面積を変化させることを特徴とする
    コロナ放電装置。
  2. 【請求項2】 金属電極からなる放電部材と、前記放電
    部材に対向して配置された制御電極であるシールド板と
    を形成したコロナ放電装置において、前記放電部材に対
    し被帯電部材と反対側の前記シールド板の面及び/又は
    前記被帯電部材の移動方向と直交する前記面の側面に開
    口部を設け、前記被帯電部材の移動方向と直交し被帯電
    面と平行なシールド板長手方向で、単位長さ当たりの前
    記開口部の部分開口面積を、前記シールド板長手方向の
    両端部では前記両端部以外より大きくすることを特徴と
    するコロナ放電装置。
  3. 【請求項3】 金属電極からなる放電部材と、前記放電
    部材に対向して配置された制御電極であるシールド板と
    を形成したコロナ放電装置において、前記放電部材に対
    し被帯電部材と反対側の前記シールド板の面に対して前
    記放電部材と反対側にあり、且つ前記被帯電部材の移動
    方向と直交し被帯電面と平行なシールド板長手方向で、
    一端より他端に向けて空気を送風する送風手段と、前記
    シールド板の面及び/又は前記被帯電部材の移動方向と
    直交する前記面の側面に形成した開口部と、送風される
    空気の前記シールド板長手方向の気圧差により、気圧が
    高い位置では前記シールド板長手方向での単位長さ当た
    りの前記開口部の部分開口面積を小さくし、また気圧が
    低い位置では前記部分開口面積を大きくすることを特徴
    とするコロナ放電装置。
  4. 【請求項4】 前記放電部材と前記被帯電部材との間に
    配置されて放電電流を通過させる開口を有するグリッド
    を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の
    コロナ放電装置。
  5. 【請求項5】 前記シールド板長手方向の両端部と前記
    被帯電部材とで形成される隙間に覆い部材を設けたこと
    を特徴とする請求項1、2、3又は4に記載のコロナ放
    電装置。
  6. 【請求項6】 放電部材及び前記放電部材に対向して配
    置された制御電極であるシールド板とを形成したコロナ
    放電装置、または前記放電部材、前記シールド板、及び
    金属電極からなる放電部材と被帯電部材との間に配置さ
    れて放電電流を通過させる開口を有するグリッドとを形
    成したコロナ放電装置において、前記放電部材又は前記
    グリッドに付着した異物を清掃するために前記被帯電部
    材の移動方向と直交し被帯電面と平行なシールド板長手
    方向に沿って移動される移動部材と、前記移動部材に支
    持されるブラシ状部材と、を備え、前記移動部材を移動
    させて前記ブラシ状部材により前記異物を清掃すること
    を特徴とするコロナ放電装置。
  7. 【請求項7】 金属電極からなる放電部材である鋸歯状
    放電部材と、前記鋸歯状放電部材と前記鋸歯状放電部材
    に対向して配置された制御電極であるシールド板を形成
    したコロナ放電装置において、前記鋸歯状放電部材に付
    着した異物を清掃するために前記被帯電部材の移動方向
    と直交し被帯電面と平行なシールド板長手方向に沿って
    移動される移動部材と、前記移動部材に支持され、且つ
    前記移動部材の移動により回転するブラシ状回転部材
    と、を備え、前記移動部材を移動させて前記ブラシ状回
    転部材の回転により、前記異物を清掃することを特徴と
    するコロナ放電装置。
  8. 【請求項8】 放電部材及び前記放電部材に対向して配
    置された制御電極であるシールド板とを形成したコロナ
    放電装置、または前記放電部材、前記シールド板、及び
    金属電極からなる放電部材と被帯電部材との間に配置さ
    れて放電電流を通過させる開口を有するグリッドとを形
    成したコロナ放電装置において、前記放電部材又は前記
    グリッドに付着した異物を剥離し清掃する清掃部材と、
    剥離した前記異物を吸引する吸引手段と、清掃時に前記
    吸引手段を作動して前記異物を吸引するように制御する
    制御手段と、を備えたことを特徴とするコロナ放電装
    置。
  9. 【請求項9】 前記放電部材は、放電線又は鋸歯状電極
    であることを特徴とする請求項1から6、8のいずれか
    1項に記載のコロナ放電装置。
  10. 【請求項10】 像担持体と、前記像担持体を帯電する
    帯電装置と、帯電された前記像担持体を露光して前記像
    担持体上に静電潜像を形成する露光装置と、静電潜像を
    現像して前記像担持体上にトナー像を形成する現像装置
    と、前記像担持体上のトナー像を記録材に転写する転写
    装置と、転写後にトナー像を定着する定着装置を有する
    画像形成装置において、請求項1から9のいずれか1項
    に記載のコロナ放電装置が前記帯電装置、前記転写装置
    及び分離装置の少なくとも一つを構成することを特徴と
    する画像形成装置。
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