JPH04140771A - コロナ放電装置及びこのコロナ放電装置を備えた画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コロナ放電電極とこのコロナ放電電極を清掃
する清掃部材とを備えたコロナ放電装置又はこのコロナ
放電装置を像担持体に対向するように設けた複写機等の
画像形成装置に関するものである。

〔背景技術〕

普通、複写機等の画像形成装置においては装置内にトナ
ー・粉塵・地汚染物が多かれ少なかれ常時浮遊している
。そして複写を長時間行うのに従い、これらの汚染物が
装置内のコロナ帯電器のシールド部材やコロナワイヤ（
帯電ワイヤ）等に付着する。このように、コロナ帯電器
各部には複写回数の進行とともに汚染物が付着累積され
、約数千回の複写が行われると上記付着汚物等のために
帯除電効率の低下や帯除電ムラが生じ始める。そして、
これがために遂には複写画質の低下となって現われてく
る。

そこで複写装置の利用者、サーヒスマンが定期的に装置
内から帯電器を抜きだし清掃するか、あるいは装置内の
帯電器を清掃具等を出し入れして清掃する等の手法が行
われてきた。

一方、コロナ帯電器にコロナワイヤに沿って可動のコロ
ナワイヤ清掃部材と、該清掃部材を移動する駆動機構を
具備させ、該コロナ帯電器を複写装置本体から取出さず
に、制御回路に予め設定したプログラムに従って適時に
駆動機構を作動させテ自動的にコロナワイヤの清掃を行
わせる。又必要ニ応じてマニュアルスイッチにより駆動
機構に作動信号を入力して随時に清掃動作を行わせるこ
とが名えられている（ＵＳＰ３，８４２，２７３・ＵＳ
Ｐ３．８７０，８３３・ＵＳＰ３，９６５，４００・特
開昭５４−２８６３３号公報・特開昭６２−２８８８６
５号公報等）。

〔発明が解決しようとしている課題〕

しかしながら、従来の帯電線の自動及び手動清掃手段で
は清掃保持部材がシールド部材と滑り接触しながら清掃
する為、長期間の清掃に清掃保持部材の摩耗及び保持部
材を案内するシールド部材のサビ・トナー等により清掃
時に抵抗力が増大する欠点があった。

特に、シールド部材はコロナ放電によるシールド板の酸
化が太き（サビ易い。その為、放電回数を重ねるうちに
サビによる清掃保持部材の滑り抵抗力が増大し、動作不
良や操作性が悪くなる事があった。

〔発明の目的〕

本発明は、上記の問題点に鑑み成されたものであり、コ
ロナ放電電極を清掃する清掃部材を保持する保持手段の
摩耗を防止したコロナ放電装置を提供することを目的と
する。

また本発明は、上記保持手段を案内するシールド部材の
サビ、トナー付着を防止したコロナ放電装置を提供する
ことを目的とする。

更に本発明は、長時間の画像形成を行っても常に良好な
画像形成を行える画像形成装置を提供することを目的と
する。

更に本発明は、操作性が良く、低動力なコロナ放電電極
の清掃部材を備えたコロナ放電装置及び画像形成装置を
提供することを目的とする。

［発明の構成］ 」−２目的を達成するために、本発明によればコロナ放
電電極と、ノールト部材と、前記コロナ放電電極と相対
的に接触移動することにより前記コロナ放電電極を清掃
する清掃部材と、この清掃部材を保持する保持手段とを
有するコロナ放電装置において、Ｉ￥ｉｉ記保持手保持
手段記シールド部材と接触する回転体を有することを特
徴とするものである。

［実施例］ 以下、本発明を図に示す実施例に基づいて具体的に説明
する。

第５図はその縦断正面図である。

第５図において、１は装置本体、２は該本体ｌの上部に
固定して設けた透明ガラス板等よりなる原稿台であり、
該原稿台２上の所定の位置に原稿Ｏが画像面を下向きに
して載置され、原稿圧着板３て押圧固定される。

その原稿Ｏはランプ４により照明され、その光像は反射
ミラー５〜ｌＯ及び結像レンズ１１とで構成される光学
系により像担持体である感光ドラム１２上に導かれる。

上記ランプ４およびミラー５〜１０は矢印ａ方向に所定
の速度で移動して原稿Ｏを走査する。

また感光ドラム１２は、図中矢示方向に所定の周速度で
回転駆動され、感光ドラム１２と対向配置する帯電器１
３によりトラム表面に均一な帯電が施された後、上記の
光学系により原稿画像に対応した静電潜像が形成される
。次いて、その静電潜像は現像器１４て現像され、ドラ
ム表面に転写紙に転写すべき顕画像（トナー像）が形成
される。

一方、転写紙Ｐは用紙カセット１５内に積載収容された
状態で装置本体下部に配設され、ピックアップローラ１
６により一枚宛順次送り出され、スリップローラ１７て
搬送されてレジストローラ１８のニップ部に進入する。

そのレジストローラ１８は感光トラムＩ２上の顕画像と
転写紙が一致するようにタイミングをとって回転を始め
、不図示の転写カイトを介して転写紙をドラム表面へ送
り込む。その送り込まれた転写紙はドラム１２と対向配
置する転写帯電器１９によりドラム表面上の像を転写さ
れ、搬送部２１を介して定着器２２へ送り込まれる。次
いて、その定着器２２て転写紙上の像は永久画像として
定着され、該転写紙は排出ローラ２４を経て装置外のト
レイ２５上に排出される。

なお、転写紙にトナー像を転写し感光ドラム上に残留し
たトナーはクリーナ２６て除去され繰り返し上記の画像
形成プロセスが実行される。

次にコロナ放電装置である転写帯電器Ｉ９に設けられた
帯電線の自動又は手動清掃手段について詳しく説明する
。

第１図に転写帯電器１９の断面図の拡大図を示す。

ここで３０はコロナ放電電極である帯電線、３２は帯電
線３０に沿って帯電線３０と相対的に接触移動し、帯電
線３０を清掃する清掃部材、３１は清掃部材３２を保持
する保持手段として保持部材（以下ホルダーと呼ぶ）で
あり、その先端には清掃部材３２が２ケ所接着等で固定
されている。ここで清掃部材３２はフェルト、スポンジ
等の弾性部材で作られている。又、ホルダー３１は可撓
性を有する樹脂で作られており、帯電線を囲むシールド
電極であるシールド部材３３のコの字の背面に設けられ
た開口に沿って、長手方向に帯電線３０と相対的に移動
可能に取りつけられている。ホルダー３１の下部には図
に示すように突部が設けられている。

清掃部材３２の保持手段は、ホルダー３１の両側に突出
した回転体であるコロ４６を有しており、シールド部材
３３の手前側（第２図で左側）端部近傍のコの字の側面
には開口が設けてあり、ホルダー３１がシールド部材３
３の手前端部の所定位置に位置決めされているとき、即
ち非清掃時は第１図、第３図の様にコロ４６が側面の開
口部に入り、コロ４６はシールド部材３３と接触せず、
清掃部材３２は帯電線３０に圧力を与えない。そしてこ
の非清掃時に画像形成を行う。

またホルダー３１が端部の上記所定位置以外の位置にあ
る清掃時には第４図の様にシールド部材３３の側面によ
りコロ４６がお互いに内側に押され清掃部材３２が帯電
線３０に押圧される。そしてホルダー３１を前奥方向（
第２図で左右方向）に移動することにより清掃部材３２
が帯電線３０を摺擦し、帯電線３０に付着したゴミ等を
かき落すことができる。

このホルダー３１の移動は手動で行っても良いし、ホル
ダー３１に係合するスクリュを帯電線３０に沿って設け
てモータによりスクリュを回転させることで行っても良
い。

シールド部材３３の下部には長手方向（第２図において
左右方向）全域にわたってガイド部材３４（以下シール
ド台と呼ぶ）が固定されており、前記シールド部材３３
の背面に設けられた開口に対向した部分には溝形状及び
開口を有している。そして前記ホルダー３１はこの溝形
状の部分とシールド部材３３の背面の間に、長手方向に
対して移動可能に挟持されている。

シールド台３４は断面図形状に於いて左右に翼形状をし
たカイト部３４．　（ａ、）、　　３４　（ｂ）を有し
ており、該帯電器１９を本体に装着する際にはこのガイ
ド部３４　（ａ）、　　（ｂ）を装置本体に設けられた
レール部材３５に沿って前後方向に挿入する。このレー
ル部材３５は第１図にも示すように左右互いに対向する
ようにコの字形状を有しており、コの字形状の内側には
帯電器１９を感光体１２方向へ押圧する押し上げバネ３
６が固定されている。

又、このレール部材３５には長平方向略全域にわたって
開口が設けてあり、自動清掃の場合にはこの開口部より
ホルダー３１を往復する為の駆動を伝達してもよい。

又、ユニット化された帯電器１９は、レール部材３５に
沿って長手方向に装置から引き出すことができ、手動清
掃の場合は画像形成装置本体から帯電器１９を引き出し
てホルダー３１の突出部を移動させることにより帯電線
３０に付着したゴミ等をかき落すことができる。

またレール部材３５は装置本体の搬送部２１に固定され
ており、該搬送部はノヤム処理等の為に前記レール部材
３５及び帯電器１９と１体となって感光体から離間した
位置に移動可能なように、搬送部の定着器側端部近傍を
回転中心として回動自在に固定されている。

そして、画像形成動作状態では帯電器１９の帯電線３０
及びシールド部材３３と感光体１２とのギャップを所定
の値に保つ為に、帯電器１９の１部を不図示の感光体の
保持部材に当接させて位置決めしている。

又、回転体としてのコロ４６は円筒形のコロに限らずホ
ールの様な回転部材を使用しても同様な効果が得られる
。

又、前述したように装置を使いこんでいくに従い、シー
ルド板表面がサビ等の発生により劣化し易（なる。その
ため清掃部材の保持部材のシールド板当接部にＰＥＴ（
ポリエチレンテレフタレート）ソートのような樹脂面を
設け、その樹脂面を保持部材が摺擦する構成とすること
により、樹脂部材の表面性は耐久的にも変化し難いので
安定した低い摺動抵抗を維持することができる。

また、前記実施例において清掃部材、ホルダーを装置本
体の所定位置に固定して帯電線３０とシールド部材３３
とを一体的に装置本体に対して抜き差しすることにより
帯電線を清掃しても良い。

さらに、上記実施例の帯電線の清掃部材は帯電器１３に
も設けて良いのはもちろんである。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によればコロナ放電電極の
清掃部材を保持する保持手段は、シールド部材と接触す
る回転体を有することにより保持手段の摩耗を低減させ
ることができた。

また、シールド部材がサビ等により変性するのを抑える
ことができた。

さらに、保持手段とシールド部材との接触抵抗を小さく
することができたので操作性が良（なり、省力化が可能
となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のコロナ放電装置の一実施例を示す断面
図、 第２図は第１図のコロナ放電装置の側面図、第３図は本
発明のコロナ放電装置の非清掃時の斜視図、 第４図は同装置の清掃時の斜視図、 第５図は本発明の画像形成装置の一実施例を示す断面図
である。 １２・・・感光ドラム １９・・・コロナ放電装置 ２Ｉ　・搬送部 ３０・・・帯電線（コロナ放電電極） ３１・・・保持部材 ３２・・・清掃部材 ３３・・シールド部材 ４６・・・回転体（コロ）

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）コロナ放電電極と、シールド部材と、前記コロナ
   放電電極と相対的に接触移動することにより前記コロナ
   放電電極を清掃する清掃部材と、この清掃部材を保持す
   る保持手段とを有するコロナ放電装置において、 前記保持手段は、前記シールド部材と接触する回転体を
   有することを特徴とするコロナ放電装置。
2. （２）前記保持手段と、前記シールド部材との接触部に
   樹脂材料を有することを特徴とする請求項（１）に記載
   のコロナ放電装置。
3. （３）像担持体と、この像担持体に像を形成する像形成
   手段と、前記像担持体に対向する請求項（１）又は（２
   ）に記載のコロナ放電装置と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
4. （４）前記像形成手段は、前記コロナ放電装置を有する
   ことを特徴とする請求項（３）に記載の画像形成装置。