JPH02110489A - クリーニング装置 - Google Patents

クリーニング装置

Info

Publication number
JPH02110489A
JPH02110489A JP26512188A JP26512188A JPH02110489A JP H02110489 A JPH02110489 A JP H02110489A JP 26512188 A JP26512188 A JP 26512188A JP 26512188 A JP26512188 A JP 26512188A JP H02110489 A JPH02110489 A JP H02110489A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image forming
forming body
toner
blade
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26512188A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Haneda
羽根田 哲
Seiko Naganuma
長沼 整子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP26512188A priority Critical patent/JPH02110489A/ja
Publication of JPH02110489A publication Critical patent/JPH02110489A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真複写機等の静電記録装置のクリーニ
ング装置に係り、詳細にはクリーニングブレードとファ
ーブラシとによって像形成体上の残留トナーを除去する
クリーニング装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に転写型電子写真複写機等の静電記録装置において
は、光導電性感光層を外周面に有する回転ドラム式の象
形成体を使用し、該像形成体を回転させながら前記感光
層に静電潜像を形成してトナーにより現像し、得られた
トナー像を記録用紙に転写することが行われる。転写を
終えた後の像形成体の外周面は、付着した残留トナーを
クリーニング装置によって剥離・清掃され再び静電潜像
を形成して新たな画像による転写が行われることとなる
前記クリーニング装置の作用は周知の如く像形成体面に
対するブレード部材や他のクリーニング部材の圧接(当
接を含む)作用によって行われるようになっている。
例えば代表的なりリーニング方式としてブレードクリー
ニング方式があげられる。該ブレードクリーニング方式
では、像形成体の周面にブレード部材のエツジを圧接さ
せて周面に付着するトナを強制的に剥離する形式のもの
である。該クリニング方式は構造が簡単でしかもクリー
ニング効果が高いという特徴をもつため広く採用されて
いる。
このブレードクリーニング方式は、像形成体に対するブ
レードの圧接に方法によって更に二つの形式に分類でき
る。その一つは、ブレードが像形成体に圧接する圧接点
と像形成体の回転中心とを結んだ線に対して、該ブレー
ドが像形成体の回転方向の下流側にある場合であり、他
の一つは、ブレードが前記圧接点と前記回転中心とを結
んだ線に対して、該ブレードが像形成体の回転方向の上
流側にある場合である。
これら二つの形式は、それぞれブレードが像形成体上の
残留トナーを剥離する様子を現して該ブレードが前記圧
接点よりも下流側に設置される場合をカウンタータイプ
(対抗型又は逆行型)と称し、又ブレードが該圧接点よ
りも上流側に設置される場合をトレイルタイプ(順行型
又はひきずり型)と称する。
前記カウンタータイプの場合は、像形成体からの掻き取
り能力が高い反面、像形成体を傷つけ易い。又前記トレ
イルタイプの場合は、像形成体に対して損傷を与えるこ
とが少ない反面、残留トナーの除去能力の点に於いて若
干不足ぎみであるというそれぞれの長短所を有するもの
である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記カウンタータイプのブレードクリーニング方式の場
合、特に像形成体からの残留トナーの剥離効果が高いと
いう特徴がある反面ブレードが常に像形成体の回転方向
に対して対抗し表面に食い込む如く強く圧接する傾向を
保つために像形成体表面に損傷を与えるという欠点を有
するものである。特にブレードと像形成体との間に異物
等が介在した場合においては該異物を該像形成体表面に
押し付けたまま回転させるので筋状の擦り傷が発生し易
い。
また、ブレードの先端部、即ち、像形成体との圧接位置
のブレード背面では、残留トナーが溜まり固着し易い。
このトナー固着防止のため、ブレードを像形成体表面で
その回転方向と直交する母線方向に揺動させて、上記ブ
レード先端の残留トナーの固着を防止する方法がある。
このブレード揺動方式では、ブレードを保持するホルダ
ーを含めて圧接状態で移動させねばならないから、構造
が複雑となる欠点がある。また、異物等により像形成体
の表面の母線方向に擦り傷を生じる。
更に、ブレードを像形成体表面から圧接解除して退避さ
せることにより、像形成体およびブレード先端の劣化を
防止する方法があるが、この圧接解除の際に、ブレード
先端に溜まっているトナーが像形成体表面に付着して、
そのままクリーニング装置外に運び出されて散乱し、像
形成体の周辺機器を汚染したり、次の像形成体手段の障
害となる。例えば次工程の帯電器にトナーが付着して、
電圧印加が不完全になるという問題が生じる。また、ク
リーニング後に像形成体表面に残留した廃トナーが、現
像装置内に混入して現像性を損ねることがある。
とりわけ、複数のトナー像を像形成体上に重ね合わせて
カラー画像を形成するカラー画像形成装置においては、
トナー像の重ね合わせの過程で、先のトナー像の損傷を
避けるためブレードの像形成体への圧接を解除する必要
がある。このため前記ブレードの圧接・解除の際、像形
成体に当接していたブレードがそのまま像形成体上に残
留してクリーニング装置外へ運び出され、像形成体の周
辺部材を汚染したり、次の像形成の障害となるなどの問
題があった。
この問題を解決するため、例えば、特開昭611931
76号公報に、像形成体上で各色トナー像を重ね合わせ
る多色画像形成装置におけるクリーニング装置が提案さ
れている。
上記クリーニング装置は、クリーニングブレードに対し
て像形成体表面の移動方向の下流に回転ブラシを配置し
、クリーニングブレードの圧接解除後に、上記回転ブラ
シの像形成体への圧接解除を行わせるものである。
上記クリーニング装置では、クリーニングブレードと回
転ブラシとは異なったタイミングで圧接解除する必要が
あり、機構および制御が複雑である。また、クリーニン
グ装置が大型となる欠点がある。
c問題点を解決するための手段〕 本発明は、上記の如き従来技術の欠点に鑑みなされたも
のであって、像形成体に対して損傷を与えないような方
法で、しかもクリーニングブレードの背面に溜まるトナ
ーを速やかに除去することにより、トナーの付着固化を
防止するとともに、クリーニングブレードを像形成体表
面から圧接解除を行う場合において、像形成体表面に付
着したトナー溜まりが、クリーニング装置を通り抜けて
像形成体周辺にトナー汚染を生じることのないよう、像
形成体表面の残留トナーを良好に除去できるクリーニン
グ手段を達成し、クリーニング能力を維持・向上せしめ
て鮮明で優れた画像を得ることのできる静電記録装置に
おけるクリーニング装置を提供することを目的とするも
のである。
上記目的は、像形成体表面の残留トナーを除去するクリ
ーニング装置において、前記像形成体表面に圧接して残
留トナーを剥離させるクリーニングブレードと、前記像
形成体の移動方向に対し前記クリーニングブレードより
上流側に位置し前記像形成体に摺接して残留トナーを擦
り落とす回転ブラシ部材とから成り、該回転ブラシ部材
のブラシ毛体が、前記クリーニングブレードの先端部に
接触するように構成したことを特徴とするクリーニング
装置によって達成される。
また、本発明によるクリーニング装置は、クリーング装
置全体が像形成体から離間するとき、像形成体表面から
回転ブラシ部材の外周が離間し、同時あるいはそののち
クリーニングブレードの先端当接部が像形成体表面から
離間するように構成しt;ことを特徴とし、更に、クリ
ーニング装置が像形成体に近接するときには、像形成体
に対してクリーニングブレードが回転ブラシに先立ちあ
るいは同時に接触することを特徴とするものである。
更に、回転ブラシの回転方向は、像形成体の移動方向と
同じであり、回転ブラシの周速は、像形成体の移動速度
と同じか、あるいは遅く設定されていることを特徴とし
ている。
まt;、前記回転ブラシの毛体は、天然繊維または合成
繊維から成るファーブラシ、あるいは磁気ブラシで形成
されていることを特徴としている。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第4図に示す。
先ず第4図によって本発明に係る多色画像形成装置の機
能の全般について説明する。
第4図は多色画像形成装置の主要構成を示したものでA
は画像読取り系、Bはレーザ書込み系の各ユニット、ま
たCは画像形成部、Dは給紙部であり、次のプロセスに
よりカラー画像が形成されるようになっている。
前記読取り系Aにおいて11は原稿台で、該原稿台11
に収められた原稿は水平方向にスライドするキャリッジ
12に取付られたハロゲンランプ13によって照明され
る。可動ミラーユニット15にはミラー16および17
が取付られていて、同じく水平方向にスライドして、前
記キャリッジ12に取付られているミラー14との組合
せで原稿の光像をレンズ読取り部20へと導出する。
前記キャリッジ12と前記可動ミラーユニット15はス
テッピングモータに接続するワイヤ (何れも図示せず
)を介して駆動され、それぞれVおよび1/2Vの速度
にて同方向スライドされるものである。
前記レンズ読取り部20はレンズ21、プリズム22、
CCD25、CCD26、CCD27から構成される。
前記ミラー14.16および17により伝達された原稿
の光像は前記レンズ21により集束され、プリズム22
内に設けられたダイクロイックミラーにより青、緑、赤
の3つの像に色分離され、CCD25゜26、27の各
受光面にそれぞれ結像される。
前記各CCDから出力された画像信号は、信号処理部に
おいて信号処理される。信号処理部において、トナーの
色に応じ色補正された色信号が出力され、露光手段であ
る前記レーザ書込み系ユニットBに入力される。
レーザ書込み系ユニットBにおいては半導体レーザ(図
示せず)で発生されたレーザビームは駆動モータ31に
より回転されるポリゴンミラー32により回転走査され
、Fθレンズ33を経てミラー34により光路を曲げら
れて、予め帯電手段たる帯電器35によって電荷を印加
された像形成体(感光体ドラム)30の周面上に投射さ
れ輝線を形成する。
一方では走査が開始されるとビームがインデックスセン
サによって検知され、第1の色信号によるビームの変調
が開始され、変調されたビームが前g像形成体30の周
面上を走査する。従ってレーザビームによる主走査と像
形成体3oの回転による副走査により像形成体30の周
面上に第1の色に対応する潜像が形成されて行く。この
潜像は現像手段の内例えばイエロー色トナー(顕像媒体
)の装填された現像器36により現像されて、ドラム表
面にトナー像が形成される。得られたトナー像はドラム
面に保持されたまま像形成体30の周面より引き離され
ている清掃手段たるクリーニング装置50の下を通過し
、つぎのコピーサイクルに入る。
すなわち、前記像形成体30は前記帯電器35により再
び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の色
信号が前記書込み系ユニッ)Bに入力され、前述した第
1の色信号の場合と同様にしてドラム表面への書込みが
行なわれ潜像が形成される。潜像は第2の色として例え
ばマゼンタ色のトナーを装填した現像器37によって現
像される。
このマゼンタ色のトナー像はすでに形成されている前述
のイエロー色のトナー像の存在下に形成される。
38はシアン色トナーを有する現像器で、信号処理部で
発生される制御信号に基づいてドラム表面に黒色のトナ
ー像を形成する。これら各現像器36゜37.38のス
リーブには交流および直流のバイアスが印加され、2成
分現像剤によるジャンピング現像が行なわれ、接地され
た像形成体30には非接触で現像が行われるようになっ
ている。
かくして像形成体30の周面上に形成されたカラー画像
は転写手段として設けられた転写極40において、前記
給紙部りより給紙ベルト41、給送ローラ42により送
られてきた記録媒体たる記録紙に転写される。トナー像
を転写された記録紙は分離極43によりドラム表面から
分離されて、搬送ベルト44を介して定着装置45に搬
入され画像の定着を行う。
一方、記録紙をドラム周面より分離した像形成体30に
は、前記クリーニング装置50のクリーニングブレード
51が接触して残留したトナーの除去を行い、その終了
をまって再びドラム周面より引き離され、新たなカラー
画像形成のプロセスに入る。
次に前述した各主要構成部分のレイアウトについて説明
すると第4図に示す如く、前記画像読取り系Aは独立し
た専用の筺体lに収容され後述する本体2の上部に載置
して取付られている。
前記本体2には、前記書込み系B1画像形成部C1給紙
部り等からなる画像お銀系が組込まれ筐体1に接続する
可撓性のケーブル群を介して、前記画像読取り系Aから
の色信号を受けるようになっている。
前記本体2においては、はぼ中央に像形成体30が位置
しその右周面に面して前記各現像器36.37゜38が
それぞれ水平状態で配置され、−右左周面には前記帯電
器35と前記クリーニング装置50が配置されている。
前記像形成体30、各現像器36,37.38それにク
リニング装置50は何れも本体2に固定した前後−対の
基板に直接取付けられることなく、本体2に対し挿脱可
能に組込まれた支持部材3に軸受支持あるいは着脱可能
に取付けられている。
前記支持部材3は、本体2に対しそれぞれ複数個のボー
ルとレールから構成される左右一対のガイド部材4によ
り容易に取出し、取付出来るようになっている。
前記支持部材3は本体2の基板に対して懸架状態にて保
持させる構造とすることにより、本体2に取付られるモ
ータ等から前記像形成体30、各現像器あるいはクリー
ニング装置50に伝達される振動やショックが大幅に緩
和、吸収されて、かりに若干伝達されるとしても各機材
が−様な振動、ショックを受けることになるので例えば
複数現像器と像形成体とは相対的に−様な状態にて保持
されているので画像形成上大きな支障を来たすことがな
い。
特に支持部材3に像形成体30とクリーニング装置50
を一体的に保持することにより重ね合せ現像画像形成の
クリーニング装置に行なわれねばならぬブレード51.
クリーニングブレード残トナー処理のための回転ブラシ
52等の接離時、又は圧接時の微妙な圧着の仕方、圧接
状態、加重条件等への振動・衝撃等の悪影響が緩和・吸
収される。
第1図(A)は本発明のクリーニングブレードと回転ブ
ラシ部材とを備えたクリーニング装置の断面図である。
同図において、クリーニング装置50は、主体的にクリ
ーニング動作を行う第1クリーニング部材であるクリー
ニングブレード51.該ブレード51と協働して補助的
にクリーニング動作を行う第2のクリーニング部材であ
る回転ブラシ部材52.該回転ブラシ部材52に軽圧接
する叩き棒(フリッカ−)53、トナー搬送スクリュー
54、ファーブラシからのトナー回収ローラ65、及び
かきとり板66等を枠体55に内設し、揺動軸56.遮
閉板57.偏芯カム58.引張りバネ59等を該枠体5
5に外設する構造となっている。
上記クリーニングブレード51は、厚さ約6mmの硬質
ウレタンゴム構成され、実質的に前記象形成体30の幅
員に担当する長さを有し、ブレードホルダー51Aによ
って挟持されている。該ブレードホルダー51Aは前記
枠体55に固定されていて、該枠体55がクリーニング
装置50下方の揺動軸56によって揺動して、クリーニ
ング動作時には、前記クリニングブレード51の先端が
、前記像形成体30の表面に対しカウンタータイプで所
定圧で圧接し、ブレード51は図示のように弾性変形し
て湾曲する。
回転ブラシ部材(ファーブラシ)52は、アルミニュー
ム等の導電性パイプに導電性のブラシ毛体(繊維体)5
2Aが布地とともに植設された構成で、外径lO〜20
mmの円筒状をなしている。該毛体52Aの材質はカー
ボンを混入した、常温で10’〜1012Ω・cmの抵
抗値を有する太さが5〜7デニール、長さが布地を含ん
で5〜10mm、植毛の密度が1平方インチ当たり約5
0.000〜200.000であり、布地に直接植毛さ
れ、該布地を前記導電性パイプに接合する構成となって
いる。
該ファーブラシ52は、バイアス電圧電源60によって
トナーと逆極性の直流100〜500vのバイアス電圧
が印加させることが可能である。該バイアス電圧は、ト
ナーとは逆極性に毛体52Aを帯電させ、静電引力を像
形成体30表面のトナーに作用させて該トナーを毛体5
2Aに吸着させる作用をなす。
該ファーブラシ52は、前記像形成体30の回転方向に
おいて前記クリーニングブレード51の上流側で、かつ
前記像形成体30に対しニップ幅約2乃至5mmで圧接
する位置に設置され、該象形成体30の回転円周方向に
対して順方向に回転し、該像形成体30の表面の残留ト
ナーを摺擦し、ファーブラシ52側に移行させて除去す
る。
また、さらにファーブラシ51に付着したトナーを除去
すべく回転する回収ローラ65には、バイアス電源67
によって、トナーと逆極性でバイアス電源60より大き
な値の直流電圧300〜2000 Vが印加される。
また、前記クリーニングブレード51の先端部は、像形
成体30に圧接時に、湾曲して上記ファーブラシ52の
毛体52A内に食い込むように進入する形となる。即ち
毛体52Aは像形成体30の表面に圧接するとともに、
クリーニングブレード51の先端部に圧接し、像形成体
30とクリーニングブレード51の先端部で形成される
楔形状空間部S中に進入する。
上記ファーブラシ52の周速度は、像形成体30の周速
度と比し同速から115までの遅い速度であることが好
ましい。こうすることにより、ファーブラシ52の毛体
52Aは、像形成体30の表面に引き込まれるように扉
いて、前記楔形状空間部Sでクリニングブレード51の
先端部に均一に接触することができる。なお、上記ファ
ーブラシ52の代わりに、磁気ブラシを使用することも
可能である。
一方、該ファーブラシ52に対して前記像形成体30の
ほぼ反対側には叩き棒(フリッカ−)53が設けである
該フリッカ−53は直径が約5mmの剛性を有する硬質
棒で、実質的に前記ファーブラシ52の幅員に相当する
長さを有し、該ファーブラシ52の毛体52Aの自由端
が構成する円、即ちファーブラシ52の外周円の内側へ
約1乃至2mm食い込んだ位置に、該ファーブラシ52
の長子方向全長に亘って均一に該毛体52Aを叩くよう
に設置されている。
前記ファーブラシ52の下方即ち前記クリーニング装置
50の上方部付近にはトナー搬送スクリュー54が配設
されてあり、前記ファーブラシ52から該トナー搬送ス
クリュー54上に落下したトナーは、導管61を経て下
方の廃トナーボツクス62内に収容される。
また、枠体55の下方端部で像形成体30に近接した側
には、遮閉板57の基部が固着されている。該遮閉板5
7は、ポリエチレン・テレフタレート(PET)を基板
として弾性薄板であり、その先端部は像形成体30の表
面に軽圧接または近接し、クリニング装置50内のトナ
ーの漏出を防止している。
前記トナー搬送スクリュー54のの下方、即ちクリーニ
ング装置50の枠体55の下方には、揺動軸56が外設
されていて、枠体55を揺動可能に支持している。
一方、前記支持部材3の一部には、回転軸58Aが回転
自在に架設されている。該回転軸58Aの一端は図示し
ない駆動源に接続され、中央付近には偏芯カム58が固
定されている。また、上記支持部材3と、枠体55との
間には引張りバネ59が張設されている。
クリーニング装置50への圧接解除信号により、駆動源
からの動力が回転軸58Aに伝達されると、偏芯カム5
8は回転し、引張りバネ59の張力によって、枠体55
は揺動軸56を中心にして矢示A方向に傾動する。
第2図(A)はクリーニング装置50の傾動過程を示す
断面図である。この過程で、先ずファーブラシ52の外
周、即ち毛体52Aの先端部は、像形成体30の表面か
ら離間し空隙を作る。同時に像形成体30の表面に圧接
して湾曲していたクリーニングブレード51は自らの弾
性復元力によって、その端は回転する像形成体30に圧
接されたまま、他端は回転するファーブラシ52の毛体
52Aとの食い込みが次第に少なくなり、やがて毛体5
2Aの先端から離間し空隙を作る。
上記過程においては、像形成体3oが回転し、該象形成
体30にクリーニングブレード51が圧接している状態
で、ファーブラシ52の毛体52Aは、クリニングブレ
ード51の先端部および像形成体3oを清掃しながら、
次第に像形成体30およびクリーニングブレード51先
端部から離間していく。そしてファーブラシ52が像形
成体30から離間後も、暫時クリーニングブレード51
は像形成体3oに圧接し、上方の空隙を2閉している。
クリーニング装置50が引き続き傾動されて、第2図(
B)に示す停止位置に到達する過程では、クリーニング
ブレード51の先端部は、ファーブラシ52と離間した
まま、像形成体30の表面から離間し、空隙を形成する
この離間状態において、像形成体30表面に形成された
第1のトナー像(例えば赤色トナー像)は、引き離され
t;クリーニング装置50との間隙を通過し、つぎのコ
ピーサイクルに移行する。同様にして、第2のトナー像
(例えば青色トナー像)もすでに形成されている前述の
赤色トナー像の存在下に形成されて、クリーニング装置
30の間隙を通過する。これら未転写の各トナー像通過
は、クリーニング装置が離間しているため、クリーニン
グ部材によってトナー像が乱されることはない。
最後に像形成体30の表面に第3のトナー像(黒色のト
ナー像)が形成され、転写極40において記録紙P上に
これら第1.第2.第3の各トナー像が同時に転写され
る。
転写を終了した像形成体30上の残留トナーは、圧接状
態(第1図参照)に復帰したクリーニング装置50に移
行し、ここで除去・回収される。
これに先立って、クリーニング装置50は、偏芯カム5
8の回転によって揺動軸を中心にして最初の起立状態に
復帰する。先ず、クリーニングブレード51の先端部が
像形成体30の表面に接触しく第2図(A)参照)、次
第に湾曲して所定の角度および圧力で回転中の像形成体
30は圧接する(第1図参照)。ファーブラシ52は、
クリーニングブレード51が像形成体30への上記圧接
途中において回転中の像形成体30に接するようになる
。この時と同時、あるいはその前後に、ファーブラシ5
2はクリニングブレード51の先端部と接触する。
このように、像形成体30が回転している状態で、ファ
ーブラシ52の圧接がブレードの圧接と前後しても、フ
ァーブラシ52の回転によりブレードにファーブラシが
はさまったとしても、もどされファーブラシ52はクリ
ーニングブレード51を実質的に通過することはない。
前記ファーブラシ52とトナー搬送スクリュー54との
駆動は、像形成体30への圧接・解除と同期して行うこ
とが好ましい。
例えば像形成体30周囲に設けられた歯車と、ファーブ
ラシ52の回転軸に設けられた歯車とを、クラッチ等の
動力結合手段を介して結合しておき、クリニング装置5
0のブレード51.  ファーブラシ52を像形成体3
0に圧接するとき、動力接続することにより効果的に実
行することができる。
あるいは、任意のタイミングで駆動させる目的で、クリ
ーニング装置50の揺動軸56と、トナー搬送スクリュ
ー54の回転軸と、ファーブラシ52の回転軸とを歯車
等の動力伝達手段により結合して、駆動回転してもよい
前述の如き、本発明によるクリーニング装置を備えた多
色画像形成装置における多色画像形成のシーケンスを第
3図のタイムチャートによって説明すると、回転を始め
るに当I;って、若干の時間先行して帯電が始められた
像形成体30は一回転目において前記第1の色信号によ
る像露光開始とそれにより時間Xだけ遅れた現像I (
36)の処理を受ける。像形成体30は2回転目におい
て前記第2の色信号による像露光開始とそれにより時間
yだけ遅れた現像II (37)の処理を受ける。更に
、3回転目において黒色信号による像露光開始と時間Z
だけ遅れて現像I[1(38)の処理を経て多色トナー
像を構成するようになっている。
ここで、時間x 、y 、zは像形成体30のある位置
(図では画像先端)が像露光位置からそれぞれの現像処
理を受ける位置に達するまでに要する時間あるいはそれ
以内の時間であり、同じくmは像露光位置から転写極4
0に達するまでに要する時間あるいはそれ以内の時間、
nは像露光位置からクリニング装置50に到達するまで
に要する時間あるいはそれ以内の時間である。またQは
原稿の全画像面が像露光あるいは現像処理位置等の定点
を通過するに要する時間であって、それら像露光、現像
処理あるいは転写、クリーニング等の作用は破線をもっ
て示すように前記時間Qの前後に若干余裕をもった時間
の間、作動されるようになっている。
また、該ファーブラシ52の回転は前記クリーニング装
置50が前記像形成体30から作動解除された後も、(
秒間継続して印加され、ファーブラシ52上のトナーを
除去し、そののち回転を停止する。
なお、回収ローラ65の回転は、ファーブラシ52と同
期している。回収ローラ65のバイアス印加は、バイア
ス電源60と同期している。
〔発明の効果〕
以上の説明に明らかなように、本発明によるクリーニン
グ装置では、クリーニング動作時および像形成体30へ
のクリーニングブレード近接時に、ファーブラシはクリ
ーニングブレード先端と像形成体との間の楔状空間にお
いて運動し、停溜するトナーを撹乱し除去するため、ブ
レード先端部およびこれに対応する位置の像形成体表面
にトナー溜まりを生じさせない。
これによって、クリーニングブレード先端部に生じるト
ナーの固着を防止できる。これは従来のブレード揺動機
構を必要とせず、トナー除去の信頼性は著しく向上し、
クリーニングブレードの長寿命化や感光体の損傷の低減
が図られる。
また、従来、ブレードの圧接を解除したときに生じる像
形成体表面のトナー溜まりが、クリーニング装置を通過
して、次のプロセスに進入するクリーニング不良による
問題点は、本発明のクリーニング装置によ、って全く解
消し、長期にわたって高品質の画像を得ることができる
これは、ブレードの圧着・解除を必要とする画像形成装
置、特に多色画像形成装置に優れた効果を秦する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクリーニング装置のクリーニング動作
状態を示す断面図、第2図(A)は該クリーニング装置
の後退過程を示す断面図、第2図(B)は後退停止状態
のクリーニング装置の断面図、第3図は多色画像形成の
タイムチャート、第4図は本発明に係る多色画像形成装
置の構成図である。 3・・・支持部材 30・・・像形成体(感光体ドラム) 50・・・クリーニング装置 51・・・クリーニングブレード 52・・・回転ブラシ部材(ファーブラシ)52A・・
・ブラシ毛体   53・・・叩き棒(フリッカ−)5
4・・・トナー搬送スクリュー 55・・・枠体      56・・・揺動軸57・・
・遅閉板     58・・・偏芯カム58A・・・回
転軸     59・・・引張りバネ60.67・・・
バイアス電圧電源 61・・・導管      62・・・廃トナーボック
スS・・・楔形状空間部 第2 (、B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 像形成体表面の残留トナーを除去するクリーニング装置
    において、前記像形成体表面に圧接して残留トナーを剥
    離させるクリーニングブレードと、前記像形成体の移動
    方向に対し前記クリーニングブレードより上流側に位置
    し前記像形成体に摺接して残留トナーを擦り落とす回転
    ブラシ部材とから成り、該回転ブラシ部材のブラシ毛体
    が、前記クリーニングブレードの先端部に接触するよう
    に構成したことを特徴とするクリーニング装置。
JP26512188A 1988-10-19 1988-10-19 クリーニング装置 Pending JPH02110489A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26512188A JPH02110489A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 クリーニング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26512188A JPH02110489A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 クリーニング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02110489A true JPH02110489A (ja) 1990-04-23

Family

ID=17412909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26512188A Pending JPH02110489A (ja) 1988-10-19 1988-10-19 クリーニング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02110489A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5031000A (en) * 1989-12-11 1991-07-09 Xerox Corporation Cleaning apparatus for the reduction of agglomeration-caused spotting
JPH0575772U (ja) * 1992-03-18 1993-10-15 株式会社コパル 電子写真装置のクリーニング装置
JP2005208405A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Kyocera Mita Corp クリーニングユニット
JP2011123384A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 清掃装置、帯電装置、及び画像形成装置
JP2012237963A (ja) * 2011-04-25 2012-12-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014122931A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置、画像形成ユニット、及び画像形成装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5031000A (en) * 1989-12-11 1991-07-09 Xerox Corporation Cleaning apparatus for the reduction of agglomeration-caused spotting
JPH0575772U (ja) * 1992-03-18 1993-10-15 株式会社コパル 電子写真装置のクリーニング装置
JP2005208405A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Kyocera Mita Corp クリーニングユニット
JP4508663B2 (ja) * 2004-01-23 2010-07-21 京セラミタ株式会社 クリーニングユニット
JP2011123384A (ja) * 2009-12-14 2011-06-23 Fuji Xerox Co Ltd 清掃装置、帯電装置、及び画像形成装置
JP2012237963A (ja) * 2011-04-25 2012-12-06 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2014122931A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Fuji Xerox Co Ltd クリーニング装置、画像形成ユニット、及び画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07181855A (ja) トナー除去ロールの潤滑方法
JP3057121B2 (ja) 画像形成装置
JP3178756B2 (ja) 画像形成装置
JPH02110489A (ja) クリーニング装置
US20010026718A1 (en) Cleaning apparatus and image forming apparatus
JPH02144588A (ja) クリーニング装置
US6832059B2 (en) Image forming apparatus featuring dual polarity, multiple timing bias applying means
JP3330743B2 (ja) 画像形成装置
US5561513A (en) Enhanced brush detoning by rotating the detoning roll in the "with" direction
JPS62244082A (ja) 画像形成装置におけるクリ−ニング装置
JPH02103079A (ja) クリーニング装置
JPH10293512A (ja) 画像形成装置
JPS6332583A (ja) 多色画像形成装置
JPH1031376A (ja) 画像形成装置の転写装置
JPH05297771A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JPH02103080A (ja) クリーニング装置
JPH0635257Y2 (ja) 画像形成装置のクリ−ニング装置
JPH0695265B2 (ja) 画像形成装置におけるクリ−ニング装置
JP3204757B2 (ja) 画像形成装置におけるフィルミング除去装置
JPH06258991A (ja) 画像形成装置
JPH05323835A (ja) 画像形成装置のクリーニング装置
JPS6326678A (ja) クリ−ニング装置
JPS63249180A (ja) 画像形成装置
JPH01179979A (ja) 感光体クリーニング装置
JPH05107988A (ja) クリーニング装置