JP2003015340A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジおよび電子写真装置

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JP2003015340A
JP2003015340A JP2001194770A JP2001194770A JP2003015340A JP 2003015340 A JP2003015340 A JP 2003015340A JP 2001194770 A JP2001194770 A JP 2001194770A JP 2001194770 A JP2001194770 A JP 2001194770A JP 2003015340 A JP2003015340 A JP 2003015340A
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Hidenori Ogawa
英紀 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い機械的強度とクリーニング性を有し、し
かも製造時においても塗工欠陥の発生のない、量産性に
優れた電子写真感光体を提供する。 【解決手段】 支持体上に感光層を有する電子写真感光
体において、該電子写真感光体の表面層が、特定のバイ
ンダー樹脂、ケイ素原子含有グラフト共重合体および、
特定のポリシロキサンを含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真感光体に関
し、詳しくは感光体表面層に特定のバインダー樹脂、ケ
イ素原子含有グラフト共重合体および、特定のポリシロ
キサンを含有する電子写真感光体に関する。
【0002】
【従来の技術】像保持部材の代表的なものの1つとして
電子写真感光体が挙げられる。電子写真技術は即時性、
高品質の画像が得られることなどから、近年では複写機
の分野にとどまらず、各種プリンターの分野でも広く使
われ応用されてきている。その中核となる感光体につい
ては、セレン、硫化カドミウム、酸化亜鉛に代表される
無機系材料があるが、近年では無公害性、高生産性、材
料設計の容易性および,将来性などの点から有機系材料
の開発がさかんに行われている。
【0003】これらの電子写真感光体には、当然ながら
適用される電子写真プロセスに応じた電気的、機械的さ
らには光学的特性など様々な特性が要求される。特に繰
り返し使用される感光体にあたっては、帯電、露光、現
像、転写、クリーニングといった電気的、機械的な力が
直接的または問接的に繰り返し加えられ、安定化した特
性を得るために耐久性が要求される。
【0004】さらに、現在から将来に向けて電子写真シ
ステムを用いた装置においては、高速化、高画質化、高
安定化がさらに要求されてくるため、無機系感光体に比
較して表面層の耐摩耗性が十分ではない有機系感光体で
は、表面層の耐摩耗性向上が特に必要となってくる。
【0005】また、電子写真システムとしては、多くの
要求項目があるが、その1つとしても高速プリント、複
写のための電子写真プロセスの高速化が挙げられてい
る。該システムの高速化により感光体は該システムの構
成要素である帯電、露光、現像、転写、クリーニングの
プロセスに高速での対応が要求され、さらにその構成部
品である一次帯電器、現像器、転写帯電器、クリーニン
グ装置などの接触部と高速状態で接触し、摺察されるこ
とによる感光体表面層の摩耗により感光体特性の変化を
引き起こすことから、表面層の強度や耐久性向上が強く
要求され、改善のための多くの試みがなされてきた。
【0006】その中で、耐摩耗性を向上させる手法とし
て、表面層に強度や潤滑性に優れるバインダー樹脂を用
いる手法、例えば特開平9−73183に示されるよう
に特殊構造のポリアリレート樹脂を用いる手法、さらに
は特開平9−319129に示されるようにフッ素原子
含有樹脂微粒子を含有させることによって、より良好な
強度や潤滑性を得る手法などが示されている。また、特
開2000−81715に示されるように、感光層中の
フッ素原子含有樹脂微粒子の分散性を向上させる材料の
試みもなされてきている。しかし、これらの試みは各一
定の課題に対して効果を示してはいるが、将来の電子写
真システムにおいて要望、要求されるさらなる高速化、
高画質化などにおいて、これらの手法を単に組み合わせ
るだけではより良い構成が得られないことが出てきた。
【0007】さらに、製造面においても、耐摩耗性を向
上させるためにバインダー樹脂の重量平均分子量を高く
する必要性に加え、塗膜を均一にするために膜厚ダレの
防止も考慮すると必然的に塗布液の粘度が高くなってし
まい、このような塗布液にクリーニング性を向上させる
ために接水性の高い潤滑剤などを添加すると、塗布液中
に発生した気泡が消失されにくく、電子写真感光体の製
造において泡を起因とする塗工欠陥が多発するという問
題を有しており、量産性という面からも必ずしも満足で
きるものではなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の問題点を解決し、高い機械的強度とクリーニング性を
有し、しかも製造時においても塗工欠陥の発生のない、
量産性に優れた電子写真感光体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、支
持体上に感光層を有する電子写真感光体において、該電
子写真感光体の表面層が、下記式(1)で示される繰り
返しを少なくとも有するポリアリレート樹脂、ケイ素原
子含有グラフト共重合体、および、下記式(2)で示さ
れるジオルガノボリシロキサンを含有することを特徴と
する電子写真感光体である。
【0010】
【外3】
【0011】(式中、R11〜R15は、水素原子、ハ
ロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基、アリー
ル基、アルコキシ基を示す。)
【0012】
【外4】
【0013】(式中、R21〜R26は置換もしくは無
置換の炭化水素基を示し、Bはフルオロアルキル基を有
する置換もしくは無置換の有機基を示し、少なくとも1
つのDは末端が封鎖された重合度3以上の、置換もしく
は無置換のポリスチレン鎖を有する基を示し、E21
よびE22はR21〜R26、BおよびDから選択され
る基を示し、Xは0〜1,000の整数を示し、Yおよ
びZは1〜1,000の整数を示す。) また、本発明は、上記電子写真感光体を有するプロセス
カートリッジおよび電子写真装置である。
【0014】
【発明の実施の形態】式(1)中、R11〜R15のア
ルキル基は炭素数が1〜5であることが好ましく、アリ
ール基としては、フェニル基、トリル基、キシリル基が
挙げられ、アルコキシ基は炭素数1〜5であることが好
ましく、ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭素が
挙げられる。R11〜R14のうち少なくとも1つがメ
チル基であることが好ましい。
【0015】式(1)で示されるポリアリレート樹脂が
有する繰り返し単位の具体的な例として次に示すが、こ
れは一例であり、本発明を限定するものではない。
【0016】
【外5】
【0017】
【外6】
【0018】この中で、(1―2)、(1―3)、(1
―4)および(1―7)が好ましく、特には、(1−
2)および(1―3)が好ましい。
【0019】本発明においては、溶媒への溶解性、電荷
輸送物質との相溶性などを目的として、ポリアリレート
樹脂を、式(1)で示される繰り返し単位と下記式
(5)で示される繰り返し単位とを有する共重合体とす
ることが好ましい。
【0020】本発明は、上に示した繰り返し単位を少な
くとも含むことで効果を示し、式(5)で示されるポリ
アリレートと共重合して用いることもできる。
【0021】
【外7】
【0022】R51〜R54は、水素原子、ハロゲン原
子、置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、ア
ルコキシ基を示す。また、R55、R56は水素原子、
ハロゲン原子、置換もしくは無置換のアルキル基、アリ
ール基およびR55とR56が結合することによって形
成するアルキリデン基を示す。
【0023】式(5)で示される繰り返し単位の具体的
な例として次に示す。
【0024】
【外8】
【0025】
【外9】
【0026】式(1)で示されるポリアリレートと式
(5)で示されるポリアリレートとが共重合する場合、
式(5)で示されるポリアリレートの繰り返し単位は、
(5−2)、(5−3)、(5−6)が好ましい。ま
た、共重合比率(質量)は、{式(1)で示されるポリ
アリレート/式(5)で示されるポリアリレート}=1
/9〜8/2が好ましく、特には2/8〜7/3が好ま
しい。また、共重合の際に、式(5)の中、または、異
なるビスフェノール構造類の中から2種類以上を用い
て、多元共重合体とすることもできる。また、共重合の
際に、式(1)の比率は、樹脂全質量を10質量部とし
たときに1質量部以上であることが好ましい。
【0027】本発明に用いられるポリアリレート樹脂の
重量平均分子量は、100,000以上であることが好
ましい。
【0028】本発明に用いられるケイ素原子含有グラフ
ト共重合体とは、ケイ素原子を側鎖に有し末端に重合性
の官能基を有する単量体と、ケイ素原子を有しない重合
性の単量体もしくは末端に重合性の官能基を有する分子
量1,000〜10,000の比較的低分子量のオリゴ
マーからなるマクロモノマーとを共重合して得られるも
のであり、主鎖に対してケイ素原子を含有する側鎖が枝
状にぶら下がった構造をしている。
【0029】ケイ素原子を側鎖に有する重合性単量体と
しては以下のような化合物が挙げられるが、本発明はこ
れらの例に限られるものではない。
【0030】
【外10】
【0031】
【外11】
【0032】(式中、Rは水素原子もしくはメチル基を
示す。)
【0033】一方の重合性単量体、もしくはマクロモノ
マーは上記グラフト重合体を添加しようとする樹脂と親
和性のあるものが選択され、たとえばアクリル酸エステ
ル類、メタクリル酸エステル類、スチレンおよびスチレ
ン誘導体などが用いられる。ケイ素原子含有グラフト共
重合体中のケイ素原子を側鎖に有する重合性単量体の含
有量(共重合比率)は、ケイ素原子含有グラフト共重合
体全質量に対して5質量%以上であることが好ましい。
【0034】得られた共重合体の重量平均分子量は50
0〜100,000であること好ましく、1,000〜
10,000であることがより好ましい。
【0035】表面層におけるケイ素原子含有グラフト共
重合体の含有量は表面層の全体100質量部に対して、
0.1〜10質量部が好ましい。0.1質量部未満で
は、クリーニング性向上の効果が少なく、10質量部を
超えると電位特性などに悪影響を与える。
【0036】上記式(2)中、R21〜R26の置換も
しくは無置換の炭化水素基としては、炭素数1〜30の
アルキル基、アルケニル基、アリール基およびアリール
アルケニル基などが挙げられる。アルキル基としては、
メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、アルケニ
ル基としては、エテニル基、プロペニル基、アリール基
としては、フェニル基、トリル基、キシリル基、アリー
ルアルケニル基としては、フェニルエテニル基が挙げら
れる。これらの中でもメチル基およびフェニル基が好ま
しい。なお、R21〜R26は同一であっても異なって
いてもよい。
【0037】Bは、パーフルオロアルキル基を有する置
換もしくは無置換の有機基であるが、下記式(3)で示
されることが好ましい。 ―R31―(CF―F (3) 式中、R31はアルキレン基またはアルキレンオキシア
ルキレン基を示し、aは3以上の整数を示す。
【0038】R31のアルキレン基としては、エチレン
基およびプロピレン基などが挙げられ、アルキレンオキ
シアルキレン基としては、エチレンオキシエチレン基、
エチレンオキシプロピレン基およびプロピレンオキシプ
ロピレン基などが挙げられる。Dの置換もしくは無置換
のポリスチレン鎖を有する基は下記式(4)で示される
ことが好ましい。 ―W41―(SiR4142−W42 (4) 式中、R41、R42は置換もしくは無置換のアルキル
基、または、置換もしくは無置換のアリール基であり、
41は炭化水素基を示し、bは0または1を示し、W
42は末端が封鎖された重合度3以上の置換もしくは無
置換のポリスチレン鎖を示す。
【0039】R41、R42のアルキル基としては、メ
チル基、エチル基およびプロピル基などが挙げられ、ア
リール基としてはフェニル基などが挙げられる。R41
およびR42は同一でも異なっていても良い。
【0040】W41の炭化水素基としては、メチレン
基、エチレン基およびプロピレン基などのアルキレン基
が挙げられ、炭素数1〜10であることが好ましい。
【0041】E21およびE22はR21〜R26、B
およびDから選択される基であり、同一でも異なってい
てもよい。
【0042】上述の基が有してもよい置換基としては、
フッ素原子、塩素原子およびヨウ素原子などのハロゲン
原子、メチル基、エチル基およびプロピル基などのアル
キル基、およびフェニル基などのアリール基などが挙げ
られる。
【0043】Xは0〜1,000の整数であるが、5〜
200の整数であることが好ましい。
【0044】Yは1〜1,000の整数であるが、5〜
200の整数であることが好ましい。
【0045】Zは1〜1,000の整数であるが、5〜
200の整数であることが好ましい。
【0046】X+Y+Zは2〜2,000であることが
好ましく、特には5〜1,000、さらには20〜50
0であることが好ましい。
【0047】Y+Zは20〜100であることが好まし
い。
【0048】本発明において、X、YおよびZが2以上
である場合、R21〜R24、BおよびDはそれぞれ2
種類以上であってもよい。例えば、Yが3のとき、3つ
のBがすべて同じものでも、2つのBが同じで1つのB
が異なるものでも、3つのBが異なるものでもよい。
【0049】また、本発明においては、便宜上、R21
およびR22を有するシロキサンユニットの数をX、R
23およびBを有するシロキサンユニットの数をY、R
24およびDを有するシロキサンユニットの数をZとし
て式(2)に示したが、これらのユニットは混在しても
よい。すなわち、R21およびR22を有するシロキサ
ンユニットが交互に存在していてもよい。例えば、以下
のように結合していてもよい。
【0050】
【外12】
【0051】(f,g,h,iは整数を示す。)
【0052】以下に式(2)で示されるジオルガノポリ
シロキサンの例を挙げるが、本発明はこれらの例に限ら
れるものではない。
【0053】
【外13】
【0054】
【外14】
【0055】
【外15】
【0056】
【外16】
【0057】
【外17】
【0058】これらの中では、(2−1)、(2−
2)、(2−3)および(2−7)が好ましく、特に
は、(2−1)および(2−3)が好ましい。
【0059】本発明に用いられるジオルガノポリシロキ
サンの重量平均分子量は1,000〜1,000,00
0であることが好ましく、10,000〜100,00
0であることがより好ましい。
【0060】また、ジオルガノポリシロキサン中のフッ
素原子を持つユニットの含有量はジオルガノポリシロキ
サン全質量に対して、1〜70質量%であることが好ま
しく、5〜50質量%であることがさらに好ましい。
【0061】表面層におけるジオルガノポリシロキサン
の含有量は表面層の全体100質量部に対して、0.0
1〜10質量部が好ましい。0.01質量部未満では、
消泡効果が少なく、10質量部を超えると電位特性など
に悪影響を与える。
【0062】本発明に用いられるジオルガノポリシロキ
サンは、溶液中において発生した気泡を界面活性剤的な
働きにより消泡する効果がある。
【0063】つまり、表面層が高分子量のポリアリレー
ト樹脂、撥水性の高いケイ素原子含有グラフト共重合体
および、消泡作用のあるジオルガノポリシロキサンを含
有することにより、高い機械的強度とクリーニング性を
有し、しかも製造時においても塗工欠陥の発生のない、
量産性に優れた電子写真感光体を得ることができるので
ある。
【0064】以下、本発明に用いられる電子写真感光体
の構成について説明する。本発明における電子写真感光
体は、支持体上に感光層を有する。感光層は電荷輸送物
質と電荷発生物質を同一の層に含有する単層型であって
も、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層と電荷発生物質
を含有する電荷発生層を有する積層型でも良いが、電子
写真特性からは、積層型が好ましい。
【0065】支持体は導電性を有するものであれば良
く、アルミニウム、ステンレスなどの金属、あるいは導
電層を設けた金属、紙およびプラスチックなどが挙げら
れ、形状はシート状および円筒状が挙げられる。
【0066】本発明においては、支持体と感光層の間
に、干渉縞を防止すること、また、支持体の傷を被服す
ることを目的とした導電層を設けても良い。この導電層
はカーボンブラックや金属粒子などの導電性粒子をバイ
ンダー樹脂に分散させて形成することができる。さらに
干渉縞を抑制するためにシリカ微粒子を適量添加するこ
とも効果的である。導電層の膜厚は好ましくは2〜40
μm、より好ましくは5〜25μmが適当である。ま
た、干渉縞抑制のために支持体表面を切削、疎面化、ア
ルマイト処理などを行うこともできる。
【0067】支持体または導電層の上に、層の接着機能
および電荷バリヤー機能を有する中間層を設けても良
い。中間層の材料としては、ポリアミド、ポリビニルア
ルコール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、
カゼイン、ポリウレタンおよびポリエーテルウレタンな
どが挙げられる。これらは適当な溶媒に溶解して塗布さ
れる。中間層の膜厚は好ましくは、0.05μm〜5μ
m、より好ましくは0.3〜1.5μmが適当である。
【0068】本発明に用いられる電荷発生物質としては
特に限定はないが、例えば、セレン−テルル、ピリリウ
ムおよびチアピリリウム系の染料、フタロシアニン、ア
ントアントロン、ジベンズピレンキノン、トリスアゾ、
シアニン、ジスアゾ、モノアゾ、インジゴ、キナクリド
ンおよび非対称キノシアニン系の各顔料が、挙げられ
る。
【0069】機能分離型の場合、電荷発生層は前記電荷
発生物質を質量比で0.3〜4倍量のバインダー樹脂お
よびアトライター、ロールミルおよび液衝突型高速分散
機などの方法で分散される。分散液を塗布、乾燥するこ
とによって感光層が形成される。ただし、電荷発生物質
の特性によってはバインダー樹脂を溶剤と電荷発生物質
で分散した後に投入したり、バインダー樹脂を使用しな
かったりすることも可能である。電荷発生層の膜厚は、
好ましくは5μm以下、より好ましくは0.1〜2μm
が適当である。
【0070】電荷輸送層は主として、電荷輸送物質とバ
インダー樹脂、電荷輸送層が表面層である場合はさらに
ケイ素原子含有グラフト共重合体および、式(2)で示
されるジオルガノポリシロキサンとを溶剤中に溶解した
塗料を塗工、乾燥することによって形成する。用いられ
る電荷輸送物質としては、トリアリールアミン系化合
物、ヒドラジン系化合物、スチルベン系化合物、ピラゾ
リン系化合物、オキサゾール系化合物、トリアリルメタ
ン系化合物およびチアゾール系化合物が挙げられる。
【0071】電荷輸送層および表面層に用いられるバイ
ンダーとしては、式(1)の構造を少なくとも持つもの
であるが、発明の効果が得られる範囲において、つぎの
樹脂を混合して用いることもできる。フェノキシ樹脂、
ポリアクリルアミド樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、
他構造のポリアリレート樹脂、ポリスルホン樹脂、ポリ
アミド樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂、メ
タクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェ
ノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、アルキ
ド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂ある
いはこれらの樹脂の繰り返し単位のうち2つ以上を含む
共重合体、例えばスチレン−ブタジエンコポリマー、ス
チレン−アクリロニトリルコポリマー、スチレン−マレ
イン酸コポリマーなどを上げることができる。また、ポ
リ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルアントラセン
およびポリビニルビレンなどの有機光導電性ポリマーか
らも選択できる。
【0072】電荷輸送層の膜厚は、好ましくは5〜50
μm、より好ましくは10〜30μmである。電荷輸送
物質とバインダー樹脂との比率(質量)は5/1〜1/
5、好ましくは3/1〜1/3程度である。なお、塗布
する方法としては、浸漬塗布、スプレー塗布、ブレード
塗布およびロール塗布など一般的な方法が挙げられる。
図1に本発明の電子写真感光体を有する電子写真装置の
概略構成を示す。
【0073】図において、1はドラム状の本発明の電子
写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速
度で回転駆動される。感光体1は、回転過程において、
一次帯電手段3によりその周面に正または負の所定電位
の均一帯電を受け、ついで、スリット露光やレーザービ
ーム走査露光などの露光手段(不図示)からの露光光4
を受ける。こうして感光体1の周面に静電潜像が順次形
成されていく。
【0074】形成された静電潜像は、ついで、現像手段
5によりトナー現像され、現像されたトナー現像像は、
不図示の給紙部から感光体1と転写手段6との間に感光
体1の回転と同期取り出されて給紙された転写材7に、
転写手段6により順次転写されていく。
【0075】像転写を受けた転写材7は、感光体面から
分離されて像定着手段8へ導入されて像定着を受けるこ
とにより複写物(コピー)として装置外ヘプリントアウ
トされる。
【0076】像転写後の感光体1の表面は、クリーニン
グ手段9によって転写残りトナーの除去を受けて清浄面
化され、さらに、前露光手段(不図示)からの前露光光
10により除電処理された後、繰り返し像形成に使用さ
れる。なお、図のように、一次帯電手段3が帯電ローラ
ーなどを用いた接触帯電手段である場合は、前露光は必
ずしも必要ではない。
【0077】本発明においては、上述の電子写真感光体
1、一次帯電手段3、現像手段5およびクリーニング手
段9などの構成要素のうち、複数のものをプロセスカー
トリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカ
ートリッジを複写機やレーザービームプリンターなどの
電子写真装置本体に対して着脱可能に構成してもよい。
例えば、一次帯電手段3、現像手段5およびクリーニン
グ手段9の少なくとも1つを感光体1とともに一体に支
持してカートリッジ化して、装置本体のレール12など
の案内手段を用いて装置本体に着脱可能なプロセスカー
トリッジ11とすることができる。
【0078】また、露光光4は、電子写真装置が複写機
やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過
光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化し、こ
の信号にしたがって行われるレーザービームの走査、L
EDアレイの駆動および液晶シャッターアレイの駆動な
どにより照射される光である。
【0079】本発明の電子写真感光体は電子写真複写機
に利用するのみならず、レーザービームプリンター、C
RTプリンター、LEDプリンター、液晶プリンター、
レーザー製版など電子写真応用分野にも広く用いること
ができる。
【0080】なお、本発明の効果は、クリーニング手段
にクリーニングブレードを用いた系において顕著に現れ
る。
【0081】また、重量平均分子量(Mw)は、ゲルパ
ーミエーションクロマトグラフィー装置HLC8120
GPC(東ソー(株))を用い、標準ポリスチレン換算
で示される値で示した。
【0082】
【実施例】以下、実施例に従って説明する。なお、
「部」とあるのは質量部を意味する。まず、本発明で用
いるジオルガノポリシロキサンは、以下の例のごとく合
成することができる。以下に合成例を示す。
【0083】<合成例1> ジオルガノポリシロキサンの合成 下記式で示されるポリシロキサン3.23g、塩化白金
酸20ppm(5%イソプロピルアルコール溶液)、
【0084】
【外18】
【0085】アリル官能ポリスチレンとして、 CH=CHCH(C25 を13.4g、およびm−キシレンヘキサフルオライド
80gを混合し、徐々に加熱した。さらに、80℃で6
時間反応を続けた。ついで、140℃の条件下で20T
orrまで減圧して、溶媒や低沸点成分を除去した。こ
の様にして得られた反応生成物を29Si−NMR、
13C−NMRおよびFT−IRにより分析したとこ
ろ、次式で示されるジオルガノポリシロキサン(上記式
(2−1))であることが判明した。
【0086】
【外19】
【0087】式(2―2)から(2―10)をはじめ、
他のジオルガノポリシロキサンも同様な方法により合成
することができる。
【0088】<合成例2> 特定ポリアリレートの合成 式(1―3)/式(5―2)=5/5の合成例を以下に
示す。
【0089】各々の式に由来するビスフェノールモノマ
ーを各0.3mol、分子量調整剤としてp−t−ブチ
ルフェノール0.012mol、水酸化ナトリウム65
gをイオン交換水2リットルに溶解した後、相間移動触
媒であるトリブチルベンジルアンモニウムクロライドを
添加し溶解させた(水相)。別にテレフタル酸クロライ
ドとイソフタル酸クロライドの1:1混合物0.64m
olを1リットルのジクロロメタンに溶解した(有機
相)。反応容器を20℃に保ち、強撹拌において水相に
有機相を添加し、4時間の界面重合を行った。有機相に
生成したポリマーが存在しているが、触媒のポリマー中
への混入を抑えるために、この有機相をイオン交換水で
十分に洗浄した。さらに、有機相をメタノールに滴下し
て、ポリマーを再沈殿させて単離した。得られたポリマ
ーの分子量はMw=115,000であった。他のポリ
アリレートも同様な手法で合成できる。
【0090】次に、実施例に用いるケイ素原子含有グラ
フト共重合体を表1に示す。
【0091】
【表1】
【0092】(実施例1)直径30mm×長さ357m
mのアルミニウムシリンダー上に、以下の材料より構成
される塗布液を浸漬塗布法にて塗布し、140℃で30
分間熱硬化することにより、膜厚が15μmの導電層を
形成した。 導電性顔料:SnOコート処理硫酸バリウム 10部 抵抗調節用顔料:酸化チタン 2部 バインダー樹脂:フェノール樹脂 6部 レベリング剤:シリコーンオイル 0.001部 溶剤:メタノール、メトキシプロパノール 0.2/
0.8 20部 次に、この導電層上に、N−メトキシメチル化ナイロン
3部および共重合ナイロン3部をメタノール65部/n
−ブタノール30部の混合溶剤に溶解した溶液を浸漬塗
布法で塗布し、乾燥することによって、膜厚が0.5μ
mの中間層を形成した。
【0093】次に、下記構造式で示されるアゾ顔料を4
部、
【外20】
【0094】ポリビニルブチラール(商品名:エスレッ
クBLS、積水化学製)2部およびシクロヘキサノン3
5部を1mmφガラスビーズを用いたサンドミル装置で
12時間分散し、その後にメチルエチルケトン60部を
加えて電荷発生層用分散液を調製した。この分散液を中
間層上に浸漬塗布法で塗布し、乾燥することによって、
膜厚が0.3μmの電荷発生層を形成した。
【0095】次に下記構造式のアミン化合物7部、
【外21】
【0096】
【外22】
【0097】ポリアリレート樹脂として式(1―3)/
式(5―2)=5/5の共重合体(Mw=115,00
0)10部、ケイ素原子含有グラフト共重合体(化合物
No.11―1)0.2部および、合成例1で示した式
(2−1)で示されるジオルガノポリシロキサン0.2
部をクロロベンゼン80部に加え、電荷輸送層用の塗布
液を得た。この塗布液を浸漬塗布法で塗布し、120℃
で1時間乾燥し、膜厚が27μmの電荷輸送層を形成し
た。
【0098】次に、評価について説明する。評価は、目
視観察により塗工欠陥がないかを確認した後、キヤノン
(株)製複写機GP40(電子写真感光体に接触配置さ
れた帯電部材から交流電圧を重畳した直流電圧を印加し
て電子写真感光体を帯電させるAC/DC帯電方式)を
用いて行った。暗部電位Vd=−700Vとして、明部
電位Vl=−200Vとした。A4サイズの普通紙を1
枚複写ごとに1度停止する間欠モードにて10,000
枚の複写による画像評価を行い、その後、電子写真感光
体膜厚の摩耗量を測定した。結果を表2に示す。
【0099】(実施例2)実施例1で用いたバインダー
樹脂の代わりに、式(1―2)/式(5―2)=5/
5、Mw=130,000であるバインダー樹脂を用い
た以外は、実施例1と同様に感光体を作製し、評価し
た。結果を表2に示す。
【0100】(実施例3)実施例1で用いたバインダー
樹脂の代わりに、式(1―1)/式(1―3)/式(5
―3)=2/3/5、Mw=130,000であるバイ
ンダー樹脂を用いた以外は、実施例1と同様に感光体を
作製し、評価した。結果を表2に示す。
【0101】(実施例4)実施例1で用いたバインダー
樹脂の代わりに、式(1―2)/式(5―3)=5/
5、Mw=140,000であるバインダー樹脂を用い
た以外は、実施例1と同様に感光体を作製し、評価し
た。結果を表2に示す。
【0102】(実施例5)実施例1で用いたケイ素原子
含有グラフト共重合体の代わりに、化合物No.11―
2のケイ素原子含有グラフト共重合体を用いた以外は、
実施例1と同様に感光体を作製し、評価した。結果を表
2に示す。
【0103】(実施例6)実施例1で用いたケイ素原子
含有グラフト共重合体の代わりに、化合物No.11―
3のケイ素原子含有グラフト共重合体を用いた以外は、
実施例1と同様に感光体を作製し、評価した。結果を表
2に示す。
【0104】(実施例7)実施例1で用いたケイ素原子
含有グラフト共重合体の代わりに、化合物No.11―
4のケイ素原子含有グラフト共重合体を用いた以外は、
実施例1と同様に感光体を作製し、評価した。結果を表
2に示す。
【0105】(実施例8)実施例1で用いたジオルガノ
ポリシロキサンの代わりに、式(2―2)で示されるジ
オルガノポリシロキサンを用いた以外は、実施例1と同
様に感光体を作製し、評価した。結果を表2に示す。
【0106】(実施例9)実施例1で用いたジオルガノ
ポリシロキサンの代わりに、式(2−3)で示されるジ
オルガノボリシロキサンを用いた以外は、実施例1と同
様に感光体を作製し、評価した。結果を表2に示す。
【0107】(比較例1)本発明のジオルガノポリシロ
キサンを用いなかった以外は実施例1と同様に感光体を
作製し、評価した。結果を表2に示す。
【0108】(比較例2)ケイ素含有グラフト共重合体
を用いなかった以外は実施例1と同様に感光体を作製
し、評価した。結果を表2に示す。
【0109】(比較例3)実施例1で用いたバインダー
樹脂の代わりに、市販ポリアリレート(U−100、ユ
ニチカ製)を用いた以外は、実施例1と同様に感光体を
作製し、評価した。結果を表2に示す。
【0110】(比較例4)実施例1で用いたバインダー
樹脂の代わりに、ポリカーボネート(ユーピロンZ20
0、三菱ガス化学製)を用いた以外は、実施例1と同様
に感光体を作製し、評価した。結果を表2に示す。
【0111】
【外23】
【0112】
【表2】
【0113】
【発明の効果】本発明により、高い機械的強度とクリー
ニング性を有し、しかも製造時においても塗工欠陥の発
生のない、量産性に優れた電子写真感光体を提供するこ
とが可能となった。またこの感光体を用いてプロセスカ
ートリッジおよび電子写真装置が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真感光体を有する電子写真装置
の概略構成の例を示す図である。
【符号の説明】 1 本発明の電子写真感光体 2 軸 3 一次帯電手段 4 露光光 5 残像手段 6 転写手段 7 転写材 8 像定着手段 9 クリーニング手段 10 前露光光 11 プロセスカートリッジ 12 レール

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に感光層を有する電子写真感光
    体において、該電子写真感光体の表面層が、 下記式(1)で示される繰り返しを少なくとも有するポ
    リアリレート樹脂、 ケイ素原子含有グラフト共重合体、および、 下記式(2)で示されるジオルガノポリシロキサンを含
    有することを特徴とする電子写真感光体。 【外1】 (式中、R11〜R15は、水素原子、ハロゲン原子、
    置換もしくは無置換のアルキル基、アリール基、アルコ
    キシ基を示す。) 【外2】 (式中、R21〜R26は置換もしくは無置換の炭化水
    素基を示し、Bはフルオロアルキル基を有する置換もし
    くは無置換の有機基を示し、少なくとも1つのDは末端
    が封鎖された重合度3以上の、置換もしくは無置換のポ
    リスチレン鎖を有する基を示し、E21およびE22
    21〜R26、BおよびDから選択される基を示し、
    Xは0〜1,000の整数を示し、YおよびZは1〜
    1,000の整数を示す。)
  2. 【請求項2】 前記ケイ素原子含有グラフト共重合体
    が、ケイ素原子を側鎖に有する重合性単量体を構成成分
    として有するグラフト共重合体であり、かつ、ケイ素原
    子を側鎖に有し末端に重合性官能基を有する単量体と、
    ケイ素原子を有しない重合性単量体もしくは末端に重合
    性官能基を有するオリゴマーからなるマクロ単量体とを
    共重合して得られるものである請求項1に記載の電子写
    真感光体。
  3. 【請求項3】 前記ポリアリレート樹脂の重量平均分子
    量(Mw)が100,000以上である請求項1または
    2に記載の電子写真感光体。
  4. 【請求項4】 前記ポリアリレート樹脂のR11〜R
    14のうち少なくとも1つがメチル基である請求項1〜
    3のいずれかに記載の電子写真感光体。
  5. 【請求項5】 前記ジオルガノポリシロキサンのR21
    〜R26のうち少なくとも1つがメチル基またはフェニ
    ル基である請求項1〜4のいずれかに記載の電子写真感
    光体。
  6. 【請求項6】 前記ジオルガノポリシロキサンのBのフ
    ルオロアルキル基を有する置換もしくは無置換の有機基
    が下記式(3)で示される請求項1〜5のいずれかに記
    載の電子写真感光体。 ―R31―(CF―F (3) (式中、R31はアルキレン基またはアルキレンオキシ
    アルキレン基を示し、aは3以上の整数を示す。)
  7. 【請求項7】 前記ジオルガノポリシロキサンのDの置
    換もしくは無置換のポリスチレン鎖を有する基が下記式
    (4)で示される請求項1〜6のいずれかに記載の電子
    写真感光体。 ―W41―(SiR4142―W42 (4) (式中、R41およびR42は置換もしくは無置換のア
    ルキル基または置換もしくは無置換のアリール基を示
    し、W41は炭化水素基を示し、W42は末端が封鎖さ
    れた重合度3以上の、置換もしくは無置換のポリスチレ
    ン鎖を示し、bは0または1を示す。)
  8. 【請求項8】 ブレードクリーニング手段を有する電子
    写真装置用である請求項1〜7のいずれかに記載の電子
    写真感光体。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載の電子写
    真感光体と、帯電手段、現像手段およびクリーニング手
    段からなる群より選択された少なくとも1つの手段とを
    一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であること
    を特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記クリーニング手段がブレードクリ
    ーニング手段である請求項9に記載のプロセスカートリ
    ッジ。
  11. 【請求項11】 請求項1〜7のいずれかに記載の電子
    写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段、転写手段
    およびクリーニング手段を有することを特徴とする電子
    写真装置。
  12. 【請求項12】 前記クリーニング手段がブレードクリ
    ーニング手段である請求項11に記載の電子写真装置。
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JP2014145891A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Konica Minolta Inc 有機感光体および画像形成装置

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WO2004070474A1 (ja) * 2003-02-07 2004-08-19 Sharp Kabushiki Kaisha 電子写真感光体およびそれを備える画像形成装置
US7803507B2 (en) 2003-02-07 2010-09-28 Sharp Kabushiki Kaisha Electrophotographic photoreceptor and image forming apparatus including the same
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