JP2003014306A - ファンヒーター - Google Patents

ファンヒーター

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JP2003014306A
JP2003014306A JP2001200580A JP2001200580A JP2003014306A JP 2003014306 A JP2003014306 A JP 2003014306A JP 2001200580 A JP2001200580 A JP 2001200580A JP 2001200580 A JP2001200580 A JP 2001200580A JP 2003014306 A JP2003014306 A JP 2003014306A
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JP
Japan
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exhaust gas
gas passage
warm air
fan
hot air
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Pending
Application number
JP2001200580A
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English (en)
Inventor
Naoki Ishikura
直樹 石倉
Osamu Nagano
修 永野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の設置条件により、温風噴出し口前方に
障害物があり、快適な暖房が得られないことを課題とす
る。 【解決手段】 機器本体上部にも独立した第二温風吹出
し口19が設けてあり、従来のファンヒーターと同様、
燃焼部11でガスを燃焼させると、生成した燃焼排ガス
を2個の独立した第二対流用ファン14と第二対流用フ
ァン21とにより、上下、2個の第一温風吹出し口16
と第二温風吹出口19より、それぞれ温風が吹出すこと
ができる。従って、使用する生活環境や使い勝手をより
一層向上させたという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温風暖房機、特に
ファンヒーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のファンヒーターは図5に
示すように、機器本体下部の1個の対流用ファン1で、
燃焼部2で発生した燃焼排ガスと室内からの空気取り入
れバイパス3通路を介して取り入れた空気とを混合させ
た後、機器本体前面下部に設けられた温風吹出し口4よ
り吹出すように構成されている。
【0003】そして上記対流用ファン1が駆動すること
により、燃焼室で発生した高温の燃焼排ガスが燃焼部と
金属分離壁5で仕切られた、排気ガス通路6を下降し、
空気取り入れバイパス通路13からの空気と混合して、
適度の温風となり、温風吹出し口4から吹出し、室内を
対流暖房するようにようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のファンヒーターでは、温風吹出し口4が機器本体下部
のみに設けられていたため、部屋に設置された場合、機
器前方にコタツやテーブルなどが置かれると、これらが
温風の対流の障害となり、対流による部屋の均一な暖房
をなかなか実現できないという課題や、冷え切ったから
だを直接、温風で温めたい場合、足元しか温風が当たら
ず、からだの上部を温めにくいという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため温風が吹出す温風吹出し口を機器本体上部にも
設け、さらには、当該上部温風吹出し口からも、従来の
燃焼室で発生した高温の燃焼排気ガスの一部を有効的に
分岐取り入れ、第二の対流用ファンにより、第二の排気
ガス通路を介して、温風として吹出すことができる様に
したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかるファン
ヒーターは機器本体前面上部に温風吹出し口を設け、こ
の温風吹出し口から温風が吹出すように、従来のファン
ヒーターの第一排気ガス通路の前面に独立した第二排気
ガス通路を設け、第一排気ガス通路下部で、かつ第一対
流用ファンの上流部にこの第二排気ガス通路と連通する
分岐口が設けられている。また、第二排気ガス通路内に
設けられた第二対流用ファンで、第一排気ガス通路を下
降してきた燃焼排ガスの一部を吸引し、第二排気ガス通
路内を上昇させ、温風として機器本体前面上部の第二温
風吹出し口より温風として吹出すことができる。
【0007】そして、上下2個所の温風吹出口による対
流で部屋の均一な暖房を得られる。
【0008】本発明の請求項2にかかるファンヒーター
は、第二排気ガス通路内に通電時に発熱する電熱ヒータ
ーを有する。
【0009】そして、この電熱ヒーターの通電の度合い
と従来のファンヒーター部の燃焼室で燃焼するガス燃焼
量の調整により、機器下部の第一温風吹出し口の温風温
度を一定に保ちながら、機器上部の第二温風吹出し口の
温風温度を自在に調整することができる。
【0010】本発明の請求項3にかかるファンヒーター
は、第二対流用ファンの上流部で、第一排気ガス通路と
第二排気ガス通路の分岐口に両排気ガス通路の開閉自在
のダンパーを有する。
【0011】そして、当該ダンパーが第一排気ガス通路
と第二排気ガス通路の通路面積を可変させることによ
り、第一排気ガス通路から、第二排気ガス通路へ分岐さ
れる燃焼排ガス量を調整するため、第一温風吹出し口と
第二温風吹出し口の温風温度を可変することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の実施例1のフ
ァンヒーターを示す断面図、図2は同本発明の請求項2
の実施例、図3、4は同本発明の請求項3の実施例3を
示す断面図である。
【0014】図1において、11は燃焼排気ガスを生成
する燃焼部である。12は燃焼室11と第一排気ガス通
路13を分離する金属分離壁で、この金属分離壁12の
下部に第一対流用ファン14が設けられている。第一対
流用ファン14は第一排気ガス通路13、および機器本
体背面から室内空気を吸引するための空気取り入れバイ
パス通路15と連通しており、第一排気ガス通路13を
下降してきた燃焼排ガスと空気取り入れバイパス通路1
5から吸引された室内空気とが、混合され、機器本体前
面下部の第一温風吹出し口16より適度の温風となって
吹出される。
【0015】第一排気ガス通路13の前面には第二金属
分離壁17で独立した第二排気ガス通路18がある。
【0016】機器本体前面上部にある第二温風吹出し口
19は、第二排気ガス通路18を介して、分岐口20と
連通している。分岐口20は、第一排気ガス通路13の
下部で、かつ第一対流用ファン14の上部に位置し、第
二金属分離壁17の一部分に設けられており、この分岐
口20を吸引口とする、第二対流用ファン21が第二排
気ガス通路18内に設けられている。
【0017】次に動作、作用について説明すると、燃焼
室11で生成された燃焼排ガスは第一排気ガス通路13
を下降し、第一対流用ファン14により吸引されると同
時に、空気取り入れバイパス通路15から室内空気を吸
引し、燃焼排ガスと混合された後、第一温風吹出し口1
6より、温風として吹出される。
【0018】また、第二対流用ファン21を駆動させる
と、第一排気ガス通路13を下降してきた燃焼排ガスの
一部が、分岐口20を介し、第二排気ガス通路18を通
って、機器本体前面上部に設けられた第二温吹出し口1
9から温風として吹出される。
【0019】よって、上記作用によりファンヒーターの
上下2個所から同時に温風を吹出すことができ、かつ従
来のファンヒーターより、上下によりワイドに吹出すこ
とができるため、より室内の暖房を均一にすることがで
きるという効果がある。また、機器前方にコタツやテー
ブルが置かれても上部から吹出すことで対流を創ること
ができ、体の上部を温めることもできる。
【0020】(実施例2)図2は本発明の請求項2のフ
ァンヒーターの実施例2を示す断面図である。
【0021】本実施例2において、実施例1と異なる点
は第二排気ガス通路18内で、第二対流用ファン21の
下流で、第二温風吹出し口19の上流部に、通電時に発
熱する電熱ヒーター22を設けたものである。
【0022】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0023】次に動作、作用を説明すると、従来のファ
ンヒーター部に相当する燃焼部11で燃焼されず、第一
対流用ファン14が駆動しなくても、第二対流ファン2
1を駆動させ、電熱ヒーター22に通電することによ
り、機器本体の上部に位置する第二温風吹出し口29よ
り単独で、温風を吹出すことができる。
【0024】よって上記作用により、機器本体前面上部
からの温風の温度を単独に可変、電熱ヒーターに通電す
ることにより、単独の場合より、より高温の温風がえら
れる。従って、たとえば、風呂上りの濡れた髪の毛を乾
燥させるドライヤーなどの使いかたや、ガス配管の無い
部屋で電源コンセントのみがある場合は、簡易的に上部
の温風噴出し口のみからではあるが温風が得られ、温風
暖房機として使用できるという効果がある。
【0025】(実施例3)図3、4は本発明の請求項3
のファンヒーターの実施例を示す断面図である。
【0026】実施例1(または2)と異なる点は、第二
排気ガス通路18、および第二対流用ファン21の上流
側で燃焼排ガスの分岐口20部に、開閉自在なダンパー
23を設けたものである。
【0027】なお、実施例1と同一符号のものは同一構
造を有し、説明は省略する。
【0028】次に動作、作用を説明すると、図3で示す
ように、ダンパー23を駆動させ、第二排気ガス通路2
2への分岐口20を閉塞させると、第一排気ガス通路1
3を下降してきた燃焼排ガスは、第一対流用ファン14
により、機器本体下部の第一温風吹出し口16からの
み、温風として、吹出すことができる。また、図4で示
すように、分岐口20を全開させ、第一排気ガス通路1
3が、第一対流用ファン14の上流部でダンパー23で
閉塞されるようにすると、燃焼排ガスは全て、第二対流
用ファン21により、第二排気ガス通路18を介して、
機器本体上部の第二温風吹出し口19より、温風として
噴出すことができる。
【0029】なお、前記各実施例において、ダンパー2
3が分岐口20を全閉にした場合、または第一排気ガス
通路13がダンパー23で全閉した場合を示している
が、ダンパー23の固定位置を第一排気ガス通路13内
で、その開口度合いを可変するよう調整すれば、燃焼排
ガスを第一対流用ファン14、および対流用ファン21
を同時に駆動させることにより、両方に吸引することが
でき、機器本体の上下の温風吹出し口16、温風吹出し
口19から、同時に温風を吹出すことができる。
【0030】よって、上記作用により排気ガス通路内に
設けた分岐口を稼動ダンパーで可変させることにより、
上下の二つ温風吹出し口より、自在にその温風量を可変
できるようになるので、機器の設置条件や使い勝手を従
来より、より便利にしたという効果がある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るファン
ヒーターは、燃焼室で生成された高温の燃焼排ガスを二
つのそれぞれ独立した排気ガス通路に分岐させるよう
に、従来の対流用ファンとは別に、独立した第二の対流
用ファンを設け、かつ機器本体前面上下2個所に、これ
も互いに独立した温風吹出し口を設けているので、上下
2個所から、同時に温風を吹出すことができ、かつ従来
のファンヒーターより、上下によりワイドに吹出すこと
ができるため、より室内の暖房を均一にすることができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるガスファンヒーター
の断面図
【図2】本発明の実施例2におけるガスファンヒーター
の断面図
【図3】本発明の実施例3におけるガスファンヒーター
の断面図
【図4】同実施例3におけるガスファンヒータの断面図
【図5】従来のガスファンヒーターの断面図
【符号の説明】
1 燃焼部 2 金属分離壁 3 第一排気ガス通路 4 第一対流用ファン 5 空気取り入れバイパス通路 6 第一温風吹出し口 8 第二排気ガス通路 9 第二温風吹出し口 20 分岐口 22 電熱ヒーター 23 ダンパー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼排ガスが導かれる第一排気ガス通路
    と、この第一排気ガス通路の燃焼ガスを室内空気と混合
    して温風として吹き出す対流ファンと、上記第一排気ガ
    ス通路から分岐した第二排気ガス通路と、当該第二排気
    ガス通路内に、第一排気ガス通路中の排気ガスの一部を
    吸引し、第二温風吹出し口より温風として吹出す様に、
    第二対流用ファンを設けたファンヒーター。
  2. 【請求項2】 第二排気ガス通路内の第二温風吹出し口
    と第二対流用ファンの間に、通電時に発熱する電熱ヒー
    ターを備えた請求項1のファンヒーター。
  3. 【請求項3】 第二対流用ファンの上流部の第一排気ガ
    ス通路から第二排気ガス通路へ燃焼排ガスの一部を取り
    入れる分岐口に、当該分岐口を開閉するダンパーを備え
    た請求項1ないし2のいずれか1項記載のファンヒータ
    ー。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010266083A (ja) * 2009-05-12 2010-11-25 Rinnai Corp 電気ヒータ付きガスファンヒータ
JP2012036897A (ja) * 2010-08-06 2012-02-23 Dyson Technology Ltd ファン組立体
JP2017129314A (ja) * 2016-01-21 2017-07-27 リンナイ株式会社 温風暖房機

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Effective date: 20080118