JP2002039587A - 暖房換気乾燥機 - Google Patents

暖房換気乾燥機

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JP2002039587A
JP2002039587A JP2000231409A JP2000231409A JP2002039587A JP 2002039587 A JP2002039587 A JP 2002039587A JP 2000231409 A JP2000231409 A JP 2000231409A JP 2000231409 A JP2000231409 A JP 2000231409A JP 2002039587 A JP2002039587 A JP 2002039587A
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JP
Japan
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duct
air
guide plate
grill
blower
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000231409A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kanda
春夫 神田
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 騒音の上昇がなく、また、電動機の動力増加
を要しないで、浴室下方まで温風を送ることができ、ま
た、換気も効率良く行う。 【解決手段】 グリル25中央部の案内板27と外板2
6の吹出部25aに面した下面部分を吹出方向に向けて
下方に傾斜させるとともに、案内板27の先端部を下方
に曲げた構成とすることによりダクト20の吹出通路2
4bからグリル25に至った空気の、特に案内板27に
近い上方の部の空気は、案内板27の先端部に集中する
ことになり、多量の空気が下方に曲げられ、また吹出部
25aの面積低下がなく、電動機の動力を増加させずに
下方に温風を送ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に浴室の暖房換気乾
燥を行う暖房換気乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の浴室暖房機は、例えば図
5に示す構成が一般に知られており、以下、図面に従い
その構成を説明する。
【0003】浴室1内に浴槽2と洗い場3とが設けら
れ、浴室1の天井4には吹出口5と排気口6とが設けら
れている。天井4裏には、この吹出口5に臨んで加温風
と非加温風のいずれをも吹き出し可能な温風送風装置7
が設けられている。
【0004】この温風送風装置7の吹出口5部分には、
加温風を洗い場3に向って送り出し、非加熱風を入浴者
Pの上半身(即ち、浴槽2の背もたれ側)に向って送り
出すルーバーが設けられた構成となっている。
【0005】本構成によれば、夏期には入浴者Pの体感
温度を下げることができる。
【0006】また、冬期には浴室1内の暖房を行うこと
ができるとともに、入浴者Pが長時間入浴してものぼせ
あがることを防止できる。
【0007】また、入浴終了後に浴室1内を乾燥させる
ことができることが知られている。(例えば、特開平8
−296892号公報参照のこと)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】それに対し、筐体と、
筐体内部に熱源と送風機と換気扇を有し、前記筐体を開
口した部分にダクトを設け、前記ダクトは仕切板にて、
1つは前記送風機及び換気扇に開口して通じる吸込通路
を、他の1つは前記熱源に通じる吹出通路を構成し、前
記筐体は屋外壁面に設置し、また、前記ダクトの室内側
に、周囲が前記ダクトの外周部につながる外板と、中央
部に前記ダクトに設けた仕切板につながる案内板を設
け、前記ダクトの吸込通路に通じる部分を吸込部に、吹
出通路に通じる部分を吹出部に構成したグリルからなる
暖房換気乾燥機において、暖房換気乾燥機の壁面への取
付けは、一般的には室内を広く使用する観点から上方部
へ取付けるが、前記取付けでは筐体よりダクト、グリル
を通じて温風を吹き出した場合、温風吹き出し方向は横
方向となることから下方に届かず足元が寒い。
【0009】その解決策として、例えば上下可変ルーバ
ーにて下方へ風向変更する方法が考えられる。しかし、
本方式ではルーバーを下方に傾けることで通路面積が減
少し、送風機からの風量も減少することとなり、筐体内
部の熱源からの熱が有効に利用されないという従来技術
にない新たな問題が発生する。
【0010】また、ルーバーを下方に傾けても所定風量
を確保する方策として電動機の動力を増加する等の対応
を要するが、騒音の増加という不具合も発生するという
問題点があった。
【0011】
【問題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決したものであり、筐体と、筐体内部に熱源と送風機
と換気扇を有し、前記筐体を開口した部分にダクトを設
け、前記ダクトは仕切板にて、1つは前記送風機及び換
気扇に開口して通じる吸込通路を、他の1つは前記熱源
に通じる吹出通路を構成し、前記筐体は屋外壁面に設置
し、また、前記ダクトの室内側に、周囲が前記ダクトの
外周部につながる外板と、中央部に前記ダクトに設けた
前記仕切板につながる案内板を設け、前記ダクトの吸込
通路に通じる部分を吸込部に、吹出通路に通じる部分を
吹出部に構成したグリルからなる暖房換気乾燥機におい
て、前記グリル中央部の案内板と外板の吹出部に面した
下面部分は吹出方向に向けて下方に傾斜させるととも
に、前記案内板の先端部は下方に曲げた構成とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、前記グリル中央部の案
内板と外板の吹出部に面した下面部分は吹出方向に向け
て下方に傾斜させるとともに、前記案内板の先端部は下
方に曲げた構成とすることにより、外板吹出部に面した
下面部分は吹出方向に向けて下方に傾斜させた構成であ
るから吹出部の面積低下はない。
【0013】よって、騒音の上昇、風量低下及び所定風
量確保のための電動機の動力増加を要さないで下方に温
風を送ることができる。
【0014】また、グリルの吸込部において案内板が下
方に傾斜していることで、前記部分での空気の流れは、
急激な通路面積の減少した状況下での流れではなく、緩
やかな通路面積の減少した状況下での流れとなり、前記
部分では流れの妨げの原因の一つである渦の発生の少な
い安定した流れとなり、グリル吹出部の通路抵抗の増加
は抑制される。この事は、換気風量確保のための電動機
の動力増加を要さないで換気が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図1、図2、
図3及び図4に基づき説明する。
【0016】11は熱源であり、12は熱源11上方に
設けた送風機である。
【0017】13は前記送風機12に接続された電動機
であり、前記送風機12を駆動させるものである。
【0018】14はケーシングであり、送風機12周囲
に設けてあり、電動機13が取り付けてある。尚、ケー
シング14は熱源11も覆っている。
【0019】15は送風機12横に設けた換気扇であ
る。
【0020】16は前記換気扇15を覆う換気ケーシン
グである。
【0021】17は前述部品を収納する筺体であり、屋
外22の壁29に取付けてある。
【0022】18は送風機12、熱源11及び換気扇1
5との間に設けた分割板であり、送風機12の後方部を
開口し、送風機ノーズ18a、熱源11後方部を開口
し、吐出部18b、及び換気扇15後方部を開口し換気
ノーズ18cが開設してある。
【0023】19は筐体17と分割板18との間の空気
溜部である。
【0024】20はダクトであり、筐体17の送風機1
2の後方に、筐体17を開口し、前記部分に取り付けら
れ、壁29を貫通し浴室23に開口している。
【0025】前記ダクト20は、仕切板24にて吸込通
路24a、吹出通路24bに分割され、吸込通路24a
の一方は、空気溜部19、分割板18の送風機ノーズ1
8aを介して送風機12及び、分割板18の換気ノーズ
18cを介して換気扇15に開口通じ、他方は浴室23
側へ開口している。
【0026】また、吹出通路24bの一方は熱源11後
方の吐出部18bに開口して通じ、他方は浴室23側へ
開口している。
【0027】25は前記ダクト20の浴室23側に開口
接続されたグリルであり、ダクト20の外周部と接続さ
れた外板26、仕切板24に接続された案内板27とで
構成されている。
【0028】25bは前記ダクト20の吸込通路24a
と開口して通じる吸込部であり、浴室23に開口してい
る。
【0029】25aは前記ダクト20の吹出通路24b
と開口して通じる吹出部であり、浴室23に開口してい
る。
【0030】尚、案内板27は浴室23側が下方に傾斜
しており、かつ先端部27aは下方に曲げてある。
【0031】また、外板26の吹出部25aに面した下
面25cは、浴室23側が下方に傾斜している。
【0032】次に、前記構成における作用を説明する。
【0033】まず、暖房運転及び衣類乾燥運転時は、電
動機13の駆動による送風機12の回転により、浴室2
3内の空気はグリル25の吸込部25b、ダクト20の
吸込通路24a、空気溜部19を通り分割板18に設け
た送風機ノーズ18aに至り、送風機12を通り熱源1
1で熱を発生させると、ここで熱交換し、高温となった
空気は、吐出部18b、ダクト20の吹出通路24b、
グリル25の吹出部25aを通り、浴室23内に吐出し
浴室23の暖房を行う。
【0034】ここで、ダクト20の吹出通路24bから
グリル25に至った空気は、ここでグリル25中央部の
案内板27は吹出方向が下方に傾斜していることで、そ
の傾斜に添って下方に曲げられる。
【0035】また、案内板先端部27aが下方に曲げら
れていることで、更に前記部分で再度下方へ曲げられ
る。
【0036】ここで、案内板27の先端部27aが下方
に曲げられていることは、ダクト20の吹出通路24b
からグリル25に至った空気の、特に案内板27に近い
上方部の空気は、案内板27の先端部27aに集中する
ことになり、前記部分では多量の空気が下方に曲げられ
る。
【0037】また、グリル25の吹出部25aに面した
下面部分25cは吹出方向に向けて下方に傾斜させた構
造であることから、吹出部25aの面積低下はない。
【0038】よって、騒音の上昇、風量低下及び所定風
量確保のための電動機13の動力増加を要さないで下方
に温風を送ることができる。
【0039】更には、電動機13の駆動により浴室23
からグリル25の吸込部25b、ダクト20に至る空気
は、グリル25の吸込部25bにおいて、案内板27が
下方に傾斜していることで、前記部分の形状は徐々に狭
まった形状であり、前記部分での空気の流れは、急激な
通路面積の減少した状況下での流れではなく、緩やかな
通路面積の減少した状況下での流れとなり、前記部分で
は流れの妨げの原因の一つである渦の発生の少ない安定
した流れとなり、グリル25の吸込部25bの通路抵抗
の増加は抑制される。
【0040】このことは、前述と同様に所定風量確保の
ための電動機13の動力増加を要さないで下方に温風を
送ることができる。
【0041】次に、衣類乾燥運転時においては、送風機
12と換気扇15が同時に運転し、浴室23の空気は、
グリル25の吸込部25b、ダクト20の吸込通路24
a、空気溜部19へ至り、前記部分で、一つは送風機ノ
ーズ18a、送風機12、熱源11、ダクト20の吹出
通路24bを通り、浴室23内へ流出する。
【0042】もうひとつは、換気扇15を通り、屋外2
3へ吐出される。
【0043】ここで、グリル25の吸込部25bを通る
空気の量は衣類加熱用と換気用とを加えたものとなる
が、前記吸込部25bは案内板27が下方に傾斜してい
ることで、前記部分の形状は徐々に狭まった形状であ
り、前記部分での空気の流れは、急激な通路面積の減少
した状況下での流れではなく、緩やかな通路面積の減少
した状況下での流れとなり、前記部分では流れの妨げの
原因の一つである渦の発生の少ない安定した流れとな
り、グリル25の吸込部25bの通路抵抗の増加は抑制
される。このことは、前述と同様に所定風量確保のため
の電動機13の動力増加を要さないで所定風量の確保が
できる。
【0044】次に、換気運転においては、換気扇15が
駆動し浴室23の空気の1つグリル25の吸込部25
b、ダクト20の吸込通路24a、空気溜部19に至り
換気扇15を通って屋外22に吐出される。
【0045】他の1つはダクト20の吹出通路24b、
熱源11、送風機12を経由し空気溜部19に至り換気
扇15を通って屋外22に吐出される。
【0046】ここで、グリル25の外板26の吹出部2
5aに面した下面部分25cは吐出方向(浴室23方
向)に向けて下方に傾斜している。
【0047】このことは、浴室23内のグリル25下方
の部分を中心に吸い込むこととなり、前記吸込部25b
がグリル前方の部分を中心に吸い込むことと併せて、換
気運転時は浴室23内の空気を広い範囲の方向より吸い
込むこととなり、効率の良い換気が可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の暖房換気乾燥
機においては、グリル中央部の案内板と外板の吹出部に
面した下面部分は吹出方向に向けて下方に傾斜させると
ともに、前記案内板の先端部は、下方に曲げた構成とす
ることで、騒音の上昇がなく、また電動機の動力増加を
要しないで浴室下方まで温風を送ることができる。
【0049】また、換気も効率よく行うことができる等
有益な暖房換気乾燥機を提供できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す暖房換気乾燥機の正面
図である。
【図2】本発明の一実施例を示す暖房換気乾燥機の側面
図である。
【図3】本発明の一実施例を示す暖房換気乾燥機の平面
図である。
【図4】本発明の一実施例を示す暖房換気乾燥機の要部
側面図である。
【図5】従来の暖房換気乾燥機の概略構成図である。
【符号の説明】
11 熱源 12 送風機 15 換気扇 20 ダクト 22 屋外 23 浴室 24 仕切板 24a 吸込通路 24b 吹出通路 25 グリル 25a 吹出部 25b 吸込部 26 外板 27 案内板 27a 先端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体(17)と、筐体(17)内部に熱
    源(11)と送風機(12)と換気扇(15)を有し、
    前記筐体(17)を開口した部分にダクト(20)を設
    け、前記ダクト(20)は仕切板(24)にて、1つは
    前記送風機(12)及び換気扇(15)に開口して通じ
    る吸込通路(24a)を、他の1つは前記熱源(11)
    に通じる吹出通路(24b)を構成し、前記筐体(1
    7)は屋外壁面(29)に設置し、また、前記ダクト
    (20)の室内側に、周囲が前記ダクト(20)の外周
    部につながる外板(26)と、中央部に前記ダクト(2
    0)に設けた前記仕切板(24)につながる案内板(2
    7)を設け、前記ダクト(20)の吸込通路(24a)
    に通じる部分を吸込部(25b)に、吹出通路(24
    b)に通じる部分を吹出部(25a)に構成したグリル
    (25)からなる暖房換気乾燥機において、前記グリル
    (25)中央部の案内板(27)と外板(26)の吹出
    部(25a)に面した下面(25c)部分は吹出方向に
    向けて下方に傾斜させるとともに、前記案内板(27)
    の先端部(27a)は下方に曲げた構成とする事を特徴
    とする暖房換気乾燥機。
JP2000231409A 2000-07-27 2000-07-27 暖房換気乾燥機 Pending JP2002039587A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007024404A (ja) * 2005-07-15 2007-02-01 Max Co Ltd 空調装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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