JP2002081664A - 暖房換気乾燥機 - Google Patents

暖房換気乾燥機

Info

Publication number
JP2002081664A
JP2002081664A JP2000268383A JP2000268383A JP2002081664A JP 2002081664 A JP2002081664 A JP 2002081664A JP 2000268383 A JP2000268383 A JP 2000268383A JP 2000268383 A JP2000268383 A JP 2000268383A JP 2002081664 A JP2002081664 A JP 2002081664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
duct
grill
blower
heating
heat source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000268383A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kanda
春夫 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP2000268383A priority Critical patent/JP2002081664A/ja
Publication of JP2002081664A publication Critical patent/JP2002081664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Central Heating Systems (AREA)
  • Domestic Hot-Water Supply Systems And Details Of Heating Systems (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 騒音の上昇がなく、また、電動機の動力増加
を要しないで、浴室下方まで温風を送ることができ、ま
た、換気も効率良く行う。 【解決手段】 筐体17と、筐体17内部に熱源11と
送風機12と換気扇15を有し、前記筐体17を開口し
た部分にダクト20を設け、前記ダクト20は仕切板2
4にて、1つは前記送風機12及び換気扇15に開口し
て通じる吸込通路24aを、他の1つは前記熱源11に
通じる吹出通路24bを構成し、前記筐体17は屋外壁
面29に設置し、また、前記ダクト20の室内側に、周
囲が前記ダクト20の外周部につながる外板26と、中
央部に前記ダクト20に設けた前記仕切板24につなが
る案内板27を設け、前記ダクト20の吸込通路24a
に通じる部分を吸込部25bに、吹出通路24bに通じ
る部分を吹出部25aに構成したグリル25からなる暖
房換気乾燥機において、前記案内板27の先端部は、前
記グリル25の外板26より室内側に突出した構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に浴室の暖房換気乾
燥を行う暖房換気乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の浴室暖房機は、例えば図
5に示す構成が一般に知られており、以下、図面に従い
その構成を説明する。
【0003】浴室1内に浴槽2と洗い場3とが設けら
れ、浴室1の天井4には吹出口5と排気口6とが設けら
れている。天井4裏には、この吹出口5に臨んで加温風
と非加温風のいずれをも吹き出し可能な温風送風装置7
が設けられている。
【0004】この温風送風装置7の吹出口5部分には、
加温風を洗い場3に向って送り出し、非加熱風を入浴者
Pの上半身(即ち、浴槽2の背もたれ側)に向って送り
出すルーバーが設けられた構成となっている。
【0005】本構成によれば、夏期には入浴者Pの体感
温度を下げることができる。
【0006】また、冬期には浴室1内の暖房を行うこと
ができるとともに、入浴者Pが長時間入浴してものぼせ
あがることを防止できる。
【0007】また、入浴終了後に浴室1内を乾燥させる
ことができることが知られている。
【0008】(例えば、特開平8−296892号公報
参照のこと)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】それに対し、筐体と、
筐体内部に熱源と送風機と換気扇を有し、前記筐体を開
口した部分にダクトを設け、前記ダクトは仕切板にて、
1つは前記送風機及び換気扇に開口して通じる吸込通路
を、他の1つは前記熱源に通じる吹出通路を構成し、前
記筐体は屋外壁面に設置し、また、前記ダクトの室内側
に、周囲が前記ダクトの外周部につながる外板と、中央
部に前記ダクトに設けた仕切板につながる案内板を設
け、前記ダクトの吸込通路に通じる部分を吸込部に、吹
出通路に通じる部分を吹出部に構成したグリルからなる
暖房換気乾燥機において、グリルの吹出部のすぐ上に吸
込部があることから、また、温風は軽いことから浮力が
生じ、吹出部より吹出した温風の一部は、室内に吹き出
さずに案内板の先端部で吸込部方向に方向転換し、吸込
部に吸引されやすく、そのため暖房効率が悪いという問
題が発生した。
【0010】
【問題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決したものであり、筐体と、筐体内部に熱源と送風機
と換気扇を有し、前記筐体を開口した部分にダクトを設
け、前記ダクトは仕切板にて、1つは前記送風機及び換
気扇に開口して通じる吸込通路を、他の1つは前記熱源
に通じる吹出通路を構成し、前記筐体は屋外壁面に設置
し、また、前記ダクトの室内側に、周囲が前記ダクトの
外周部につながる外板と、中央部に前記ダクトに設けた
前記仕切板につながる案内板を設け、前記ダクトの吸込
通路に通じる部分を吸込部に、吹出通路に通じる部分を
吹出部に構成したグリルからなる暖房換気乾燥機におい
て、前記案内板の先端部は、前記グリルの外板より室内
側に突出した構成とするものとした。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明は、暖房換気乾燥機におい
ては、まず暖房運転時は、熱源より熱を発生させ、次に
送風機の駆動により浴室内の空気はダクトの吸込通路を
通り熱源に至る。前記熱源で熱交換し高温となった空気
は前記吹出通路を通り室内に吹き出し、浴室の暖房を行
う。
【0012】次に、衣類乾燥運転時においては、熱源よ
り熱を発生させ、次に送風機の駆動により浴室内の空気
は、ダクトの吸込通路を通り熱源に至る。
【0013】前記熱源で熱交換し高温となった空気は前
記吹出通路を通り浴室内に吹き出し、浴室内の所定場所
に干された衣類の加熱を行う。
【0014】また、前記送風機の駆動と同時に換気扇も
駆動し、衣類から蒸発した水分を、ダクトの吹出通路か
らグリルの吹出部に至った温風は、次にグリルの吹出部
を通過した直後の位置において、外板の左右及び下部は
急激に広がっている。
【0015】そのため、前記部分は負圧となり吹出部よ
り吹き出した温風の一部は前記部分に流れる。
【0016】しかし、その反面、吹出部の案内板は温風
吹出方向に突出しており、温風は案内板に沿って真っ直
ぐに吹き出す。
【0017】案内板の先端部直後の部分は、既に室内空
間であり、前記部分の温風は既に前、左右、下方にも広
がっている。そのため、吸込部方向へ方向転換する温風
の量は少なくなる。
【0018】次に、グリル吸込部において、上部及び左
右は室内空間に広がっているが、下部の吹出部方向は案
内板が突出しており、壁となっていることから室内より
吸い込まれる空気はグリルの前方を主に左右、上部より
吸い込まれ、下部からは吸い込み難くなる。
【0019】よって、前述した如く案内板をグリル外板
より吹出方向へ突出させることで、グリルの吹出部及び
吸込部双方において、温風の吹出部から吸込部への温風
の方向転換を抑制することが出来、暖房効率の低下は抑
制される。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図1、図2、
図3及び図4に基づき説明する。
【0021】11は熱源であり、12は熱源11上方に
設けた送風機である。
【0022】13は前記送風機12に接続された電動機
であり、前記送風機12を駆動させるものである。
【0023】14はケーシングであり、送風機12周囲
に設けてあり、電動機13が取り付けてある。尚、ケー
シング14は熱源11も覆っている。
【0024】15は送風機12横に設けた換気扇であ
る。
【0025】16は前記換気扇15を覆う換気ケーシン
グである。
【0026】17は前述部品を収納する筺体であり、屋
外22の壁29に取付けてある。
【0027】18は送風機12、熱源11及び換気扇1
5との間に設けた分割板であり、送風機12の後方部を
開口し、送風機ノーズ18a、熱源11後方部を開口
し、吐出部18b、及び換気扇15後方部を開口し換気
ノーズ18cが開設してある。
【0028】19は筐体17と分割板18との間の空気
溜部である。
【0029】20はダクトであり、筐体17の送風機1
2の後方に、筐体17を開口し、前記部分に取り付けら
れ、壁29を貫通し浴室23に開口している。
【0030】前記ダクト20は、仕切板24にて吸込通
路24a、吹出通路24bに分割され、吸込通路24a
の一方は、空気溜部19、分割板18の送風機ノーズ1
8aを介して送風機12及び、分割板18の換気ノーズ
18cを介して換気扇15に開口通じ、他方は浴室23
側へ開口している。
【0031】また、吹出通路24bの一方は熱源11後
方の吐出部18b、18cに開口して通じ、他方は浴室
23側へ開口している。
【0032】25は前記ダクト20の浴室23側に開口
接続されたグリルであり、ダクト20の外周部と接続さ
れた外板26、仕切板24に接続された案内板27とで
構成されている。
【0033】25bは前記ダクト20の吸込通路24a
と開口して通じる吸込部であり、浴室23に開口してい
る。
【0034】25aは前記ダクト20の吹出通路24b
と開口して通じる吹出部であり、浴室23に開口してい
る。
【0035】尚、案内板27の先端部は、外板26の浴
室23側に面した面より浴室23側へ突出している。
【0036】次に、前記構成における作用を説明する。
【0037】まず、暖房運転及び衣類乾燥運転時は、電
動機13の駆動による送風機12の回転により、浴室2
3内の空気はグリル25の吸込部25b、ダクト20の
吸込通路24a、空気溜部19を通り分割板18に設け
た送風機ノーズ18aに至り、送風機12を通り熱源1
1に至る。前記熱源11で熱を発生させると、ここで熱
交換し、高温となった空気は、吹出部18b、ダクト2
0の吹出通路24b、グリル25の吹出部25aを通
り、浴室23内に吐出し浴室23の暖房を行う。
【0038】また、衣類乾燥運転時においては、送風機
12と換気扇15が同時に運転し、浴室23の空気は、
グリル25の吸込部25b、ダクト20の吸込通路24
a、空気溜部19へ至り、前記部分で、1つは送風機ノ
ーズ18a、送風機12、熱源11、ダクト20の吹出
通路24bを通り、浴室23内へ流出し、ここで、浴室
23内に干された衣類を加熱し、衣類より水分を蒸発さ
せる。
【0039】また、他の1つは、前記の衣類より蒸発し
た水分を、換気扇15を通り屋外22へ吐出させる。
【0040】ここで、暖房運転及び衣類乾燥運転時にお
いては、ダクト20の吹出通路24bからグリル25の
吹出部25aに至った温風は、次にグリル25の吹出部
25aを通過した直後の位置において、外板26の左右
および下部は急激に広がっている。そのため、前記部分
は負圧となり吹き出した温風の一部は前記部分に流れ込
む、しかし、その反面吹出部25a上部の案内板27の
先端部は温風吹出方向に突出しており、温風は案内板2
7に沿って真っ直ぐに吹き出す。
【0041】案内板27先端部直後の部分は既に室内空
間であり、前記部分の温風は既に前、左右、下方にも広
がっている。
【0042】そのため、吸込部方向へ方向転換する温風
の量は少なくなる。
【0043】次に、グリル25の吸込部25bにおいて
は、上部及び左右は室内空間に広がっているが、下部の
吹出部25a方向は案内板27が突出しており、壁とな
っていることから浴室23内より吸い込まれる空気は、
グリル25の前方を主に左右、上部より吸い込み難くな
る。
【0044】よって、前述した如く案内板27をグリル
25の外板26より浴室23側へ突出させることで、グ
リル25の吹出部25aおよび吸込部25b双方におい
て、温風の吹出部から吸込部への温風の方向転換を抑制
することが出来、暖房効率の低下は抑制される。
【0045】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の暖房換気乾燥
機においては、グリル中央部の案内板の先端部をグリル
外板より浴室側に突出した構成とすることで、吹出部よ
り吹出した温風は、室内に吹き出すようになり、案内板
の先端部で吸込部方向に方向転換せず、吸込部に吸引さ
れなくなるので、暖房効率低下を抑制することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す暖房換気乾燥機の正面
図である。
【図2】本発明の一実施例を示す暖房換気乾燥機の側面
図である。
【図3】本発明の一実施例を示す暖房換気乾燥機の平面
図である。
【図4】本発明の一実施例を示す暖房換気乾燥機の要部
側面図である。
【図5】従来の暖房換気乾燥機の概略構成図である。
【符号の説明】
11 熱源 12 送風機 15 換気扇 20 ダクト 22 屋外 23 浴室 24 仕切板 24a 吸込通路 24b 吹出通路 25 グリル 25a 吹出部 25b 吸込部 26 外板 27 案内板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体(17)と、筐体(17)内部に熱
    源(11)と送風機(12)と換気扇(15)を有し、
    前記筐体(17)を開口した部分にダクト(20)を設
    け、前記ダクト(20)は仕切板(24)にて、1つは
    前記送風機(12)及び換気扇(15)に開口して通じ
    る吸込通路(24a)を、他の1つは前記熱源(11)
    に通じる吹出通路(24b)を構成し、前記筐体(1
    7)は屋外壁面(29)に設置し、また、前記ダクト
    (20)の室内側に、周囲が前記ダクト(20)の外周
    部につながる外板(26)と、中央部に前記ダクト(2
    0)に設けた前記仕切板(24)につながる案内板(2
    7)を設け、前記ダクト(20)の吸込通路(24a)
    に通じる部分を吸込部(25b)に、吹出通路(24
    b)に通じる部分を吹出部(25a)に構成したグリル
    (25)からなる暖房換気乾燥機において、前記案内板
    (27)の先端部は、前記グリル(25)の外板(2
    6)より室内側に突出した構成とする事を特徴とする暖
    房換気乾燥機。
JP2000268383A 2000-08-31 2000-08-31 暖房換気乾燥機 Pending JP2002081664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000268383A JP2002081664A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 暖房換気乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000268383A JP2002081664A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 暖房換気乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002081664A true JP2002081664A (ja) 2002-03-22

Family

ID=18755169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000268383A Pending JP2002081664A (ja) 2000-08-31 2000-08-31 暖房換気乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002081664A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016070547A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 Toto株式会社 浴室乾燥機
CN112377981A (zh) * 2020-11-09 2021-02-19 宁波公牛生活电器有限公司 风暖设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016070547A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 Toto株式会社 浴室乾燥機
CN112377981A (zh) * 2020-11-09 2021-02-19 宁波公牛生活电器有限公司 风暖设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5460921B2 (ja) 浴室乾燥機
TWI507588B (zh) Bathroom dryer
JP2002081664A (ja) 暖房換気乾燥機
JP2016156509A (ja) 送風装置
JP2007024404A (ja) 空調装置
JP4572716B2 (ja) 浴室空調装置
JP4655803B2 (ja) 浴室空調装置
JP5304367B2 (ja) 送風装置
JP2007057211A (ja) 空調装置
JP2005221178A (ja) 強制同時給排気型換気装置
JP2015210001A (ja) 送風装置
JP3665867B2 (ja) 浴室用換気乾燥暖房装置
JP3521175B2 (ja) 浴室暖房・乾燥システムの運転制御方法、浴室暖房乾燥装置及びそれ用のコントローラ
JP2002039587A (ja) 暖房換気乾燥機
JP4788242B2 (ja) 浴室空調装置
JP3095097U (ja) 換気乾燥機
JP2006022989A (ja) 乾燥暖房機
JP4894392B2 (ja) 送風装置
JP4026463B2 (ja) 換気装置
JPH09201494A (ja) 浴室換気乾燥機
JPH10290896A (ja) 浴室換気乾燥装置及び浴室換気乾燥システム
JPH10267350A (ja) 浴室空調装置
JP3730577B2 (ja) 暖房装置
JPH1183190A (ja) 温風涼風ファン
JP2006098013A (ja) 空調装置