JPH0996447A - 温風暖房器 - Google Patents

温風暖房器

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Publication number
JPH0996447A
JPH0996447A JP25436495A JP25436495A JPH0996447A JP H0996447 A JPH0996447 A JP H0996447A JP 25436495 A JP25436495 A JP 25436495A JP 25436495 A JP25436495 A JP 25436495A JP H0996447 A JPH0996447 A JP H0996447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
combustion
room temperature
floor surface
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP25436495A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Kikuchi
雅彦 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP25436495A priority Critical patent/JPH0996447A/ja
Publication of JPH0996447A publication Critical patent/JPH0996447A/ja
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 温風を部屋の奥まで到達させることができ、
かつ床面の温度上昇を抑制し高温の温風により床材が変
色や変形をしない温風暖房器を得る。 【構成】 器体内に送風ユニット4と、燃焼部と、送風
用ダクト9と、器体前面の開口部に器体前下方を向いて
設けられたルーバー12とを備え、前記送風ユニット4
は室内空気を吸いこみその空気の一方を器体下方へ導き
燃焼用空気として燃焼部へ送って燃焼させ燃焼ガスとし
て送風用ダクト9へ排出し他方を送風用空気として送風
用ダクト9へ導き燃焼ガスと混合し、ルーバー12より
室内へ放出する温風暖房器において、器体下側に吹き出
し口15を形成し、この吹き出し口15に開閉扉16を
設け、器体下方へ導いた一方の空気を燃焼部へ送る燃焼
用空気と器体下側を通り空気吹き出し口15から室内へ
放出する空気とに分けた温風暖房器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、暖房空間の室温の均一
性を図って温風を室内に送風し暖房する温風暖房器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、石油ファンヒータ等の温風暖房器
は本体から吹き出す温風が床をはうようにし、足元の採
暖性を改良している。従来のかかる温風暖房器の例(例
えば、特開平5−340609号公報、実開平6−32
964号公報参照)を図4、図5に示す。
【0003】図において、1は器体背面板であり、2は
器体上面及び側面を覆うキャビネットであり、3はキャ
ビネットの前面を覆う前面板である。器体背面板1の器
体内側には送風ユニット4が、背面外側にはフィルター
5が取り付けられている。キャビネット2の内部下方に
バーナ7が、その上方に燃焼室8が配設され燃焼部を構
成している。9は燃焼室8とキャビネット2及び前面板
3の間に設けた送風用ダクトである。
【0004】10は器体背面板1とキャビネット2に接
しバーナ7と燃焼室8の間を仕切る仕切り板であり、通
気用の孔を備えている。12は前面板3の開口部13に
器体前向きほぼ平行に設けられたルーバーである。
【0005】次に本実施例の動作について説明する。
【0006】送風ユニット4よりフィルター5を通して
室内空気19を吸いこみ、上側の送風用空気20と下向
きの空気21に分けて供給され、下向きの空気21は仕
切り板10の通気用の孔を通過した後燃焼用空気として
バーナ7に向かう。
【0007】この燃焼用空気21はバーナ7内で一次空
気として燃料と混合し燃焼し、更に燃焼室8内で二次空
気として燃焼完了させ、燃焼ガス22となり、送風ダク
ト9に沿って下向きとなった送風用空気20と混じり合
い、温風23となりルーバー12に導かれて器体前方の
床面14にほぼ平行に放出される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の温風暖房器
はルーバー12が下向きであれば温風22は部屋の奥ま
で届きやすいが、熱い温風23が床面14に当り床材が
熱により変色もしくは変形してしまうことがあるため、
ルーバー12を平行もしくは上向きとし、床面14に温
風23が当らないようにする必要があった。そこで、ル
ーバー12を平行もしくは上向きとしたものは、床面1
4の温度上昇は少なく床材の変色もしくは変形はない
が、温風23は平行もしくは上方に向けて流れを変える
ため、器体からはなれるにつれ天井方向に向かって上昇
して行き、部屋の隅まで温風が到達せず、器体の近くや
天井近くは温まるが、部屋の奥特に床面が温まらないと
いう問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するためになされたものであり、器体内に送風ユニット
と、燃焼部と、燃焼部を覆うごとく形成した送風用ダク
トと、器体前面に設けられたルーバーを備え、送風ユニ
ットは室内空気を吸いこみその空気の一方を器体下方へ
導き燃焼用空気として燃焼部へ送って燃焼させ燃焼ガス
として送風用ダクトへ排出し他方を送風用空気として送
風用ダクトへ導き燃焼ガスと混合し、ルーバーより室内
へ放出する温風暖房器において、器体下側に吹き出し口
を形成し、この吹き出し口に開閉扉を設け、器体下方へ
導いた一方の空気を燃焼室へ送る燃焼用空気と器体下側
を通り空気吹き出し口から室内へ放出する空気とに分け
たものである。
【0010】また、器体背面外側に室温検知サーミスタ
と、室温検知サーミスタの出力を受ける制御回路と、開
閉扉と連設し制御回路により制御され開閉扉を開閉する
駆動手段を設け、制御回路は室温検知サーミスタが設定
温度を検出するまでは開閉扉を閉じ、設定温度以上を検
出したら開くよう制御するものとした。
【0011】
【作用】上記のように構成したことにより、送風ユニッ
トは室内空気を吸いこみその空気の一方を器体下方へ導
き燃焼用空気として燃焼部へ送って燃焼させ燃焼ガスと
して送風用ダクトへ排出し、他方を送風用空気として送
風用ダクトへ導き燃焼ガスと混合し、温風となりルーバ
ーに導かれて器体前下方の床面に向かって放出し、ま
た、器体下方へ導いた一方の空気を燃焼室へ送る燃焼用
空気と器体下側を通り空気吹き出し口から室内へ放出す
る空気とに分ける。
【0012】制御回路は室温検知サーミスタが検出する
室温が設定温度未満の間は駆動手段により開閉扉を閉じ
たままとし床面がまだ温まらない状態では器体下方から
空気放出させず、また、室温検知サーミスタが検出する
室温が設定温度より高くなったら駆動手段により開閉扉
を開き器体下側を通る空気は器体下側吹き出し口より室
温に近い温風として前方床面に沿ってルーバーからの温
風の下側に吹き出し、下向きのルーバーにより高温の温
風が床面に向かって放出されても、床面が高温となら
ず、温風を床面に沿い部屋の奥まで送る。
【0013】
【実施例】本発明の温風暖房器の一実施例を図1〜図3
により説明する。
【0014】図において、1は器体背面板であり、2は
器体上面及び側面を覆うキャビネットであり、3はキャ
ビネットの前面を覆う前面板である。器体背面板1の器
体内側には送風ユニット4が、背面外側にはフィルター
5が、背面外側下方には室温検知サーミスタ6が取り付
けられている。キャビネット2の内部下方にバーナ7
が、その上方に燃焼室8が配設され燃焼部を構成してい
る。9は送風ユニット4前方に燃焼室8を覆うごとく形
成した送風用ダクトである。
【0015】10は器体背面板1とキャビネット2に接
しバーナ7と燃焼室8の間を仕切る仕切り板であり、通
気用の孔を備えている。11はバーナ7を下方から覆う
遮蔽板であり、遮蔽板11とバーナ7間に仕切り板10
の通気用の孔と連通して燃焼用空気通路を、遮蔽板11
と本体底面との間に下側温風通路を形成している。12
は前面板3の開口部13に器体前下方の床面14を向い
て設けられたルーバーである。15は前記遮蔽板11と
本体底面間の下側温風通路前方の器体前下側に形成した
吹き出し口であり、16はこの吹き出し口15に設けた
開閉扉であり、この開閉扉16は前記室温検知サーミス
タ6の出力を受ける制御回路17により制御される駆動
手段18と連設しており、室温検知サーミスタ6が設定
温度を検出するまでは閉じ、設定温度以上を検出したら
開くものである。
【0016】次に本実施例の動作について説明する。
【0017】送風ユニット4よりフィルター5を通して
室内空気19を吸いこみ、上側の送風用空気20と下向
きの空気21に分けて供給され、下向きの空気21は仕
切り板10の通気用の孔を通過した後、更に遮蔽板11
部の燃焼用空気通路よりバーナ7に向かう燃焼用空気2
1aと、遮蔽板11下の器体下側を通る空気21bに分
けられる。
【0018】この燃焼用空気21aはバーナ7内で一次
空気として燃料と混合し燃焼し、更に燃焼室8内で二次
空気として燃焼完了させ、燃焼ガス22となり、送風ダ
クト9に沿って下向きとなった送風用空気20と混じり
合い、温風23となりルーバー12に導かれて器体前下
方の床面14に向かって放出される。室温検知サーミス
タ6が検出する室温が設定温度未満の間は制御回路17
は駆動手段18により開閉扉16を閉じたままとするの
で、床面14がまだ温まらない状態で器体下方からの空
気放出による冷風感を感じることはない。
【0019】また、室温検知サーミスタ6が検出する室
温が設定温度より高くなったら、制御回路17は駆動手
段18により開閉扉16を開き、器体下側を通る空気2
1bは器体下側吹き出し口15より室温に近い温風24
として前方床面14に沿って温風23の下側に吹き出し
エアカーテンの役目をするので、下向きのルーバー12
により高温の温風23が床面14に向かって放出されて
も、床面14が高温とならず、床材が変色したり変形す
ることを防ぐと共に、温風を床面14に沿い部屋の奥ま
で送ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上本発明によると、送風ユニットにて
室内空気を吸いこみその空気の一方を器体下方へ導き燃
焼用空気として燃焼部へ送って燃焼させ燃焼ガスとして
送風用ダクトへ排出し他方を送風用空気として送風用ダ
クトへ導き燃焼ガスと混合し、器体前面に設けられたル
ーバーより床面に向けて室内へ放出する温風暖房器にお
いて、器体下側に形成した吹き出し口に開閉扉を設け、
器体下方へ導いた一方の空気を燃焼室へ送る燃焼用空気
と器体下側を通り空気吹き出し口から室内へ放出する空
気とに分け、器体背面外側に設けた室温検知サーミスタ
の出力を受ける制御回路により制御され開閉扉を開閉す
る駆動手段を開閉扉と連設し、室温検知サーミスタが設
定温度を検出するまでは開閉扉を閉じるものとしたか
ら、部屋の温度が低くても器体下部から冷風感を与える
空気は出てこず、ルーバーからの温風は床面に向けて放
出され床面を適度に温め、更に部屋の奥まで到達するこ
とができる。また、設定温度以上を検出したら開閉扉を
開くものとしたから、ルーバーを下向きにして熱い温風
を床方向へ向けて放出しても、器体下部から出る室温近
くの温風がエアカーテンの役目をし、下向きのルーバー
により高温の温風が床面に向かって放出されても、床面
が高温とならず適度に温め、床材が変色したり変形する
ことを防ぐと共に、温風を床面に沿い部屋の奥まで送る
ことができる温風暖房器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す温風暖房器の断面図で
ある。
【図2】同じく温風暖房器の扉開閉装置の構成図であ
る。
【図3】同じく温風暖房器の温風の流れを示す図であ
る。
【図4】従来例を示す温風暖房器の断面図である。
【図5】同じく温風暖房器の温風の流れを示す図であ
る。
【符号の説明】
4 送風ユニット 6 室温検知サーミスタ 12 ルーバー 14 床面 15 吹き出し口 16 開閉扉 17 制御回路 18 駆動手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 器体内に送風ユニット(4)と、燃焼部
    と、送風用ダクト(9)と、器体前面に設けられたルー
    バー(12)とを備え、前記送風ユニット(4)は室内
    空気を吸いこみその空気の一方を器体下方へ導き燃焼用
    空気として燃焼部へ送って燃焼させ燃焼ガスとして送風
    用ダクト(9)へ排出し他方を送風用空気として送風用
    ダクト(9)へ導き燃焼ガスと混合しルーバー(12)
    より室内へ放出する温風暖房器において、器体下側に吹
    き出し口(15)を形成し、この吹き出し口(15)に
    開閉扉(16)を設け、前記器体下方へ導いた一方の空
    気を燃焼部へ送る燃焼用空気と器体下側を通り空気吹き
    出し口(15)から室内へ放出する空気とに分けたこと
    を特徴とする温風暖房器。
  2. 【請求項2】 器体背面外側に室温検知サーミスタ
    (6)と、この室温検知サーミスタ(6)の出力を受け
    る制御回路(17)と、前記開閉扉(16)と連設しこ
    の制御回路(17)により制御され開閉扉(16)を開
    閉する駆動手段(18)を設け、制御回路(17)は室
    温検知サーミスタ(6)が設定温度を検出するまでは開
    閉扉(16)を閉じ、設定温度以上を検出したら開くよ
    う制御し、設定温度以上のときは前記空気吹き出し口
    (15)から室温に近い温風が前方床面(14)に沿っ
    て吹き出すものとしたことを特徴とする請求項1記載の
    温風暖房器。
JP25436495A 1995-10-02 1995-10-02 温風暖房器 Pending JPH0996447A (ja)

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JP25436495A JPH0996447A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 温風暖房器

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JP25436495A JPH0996447A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 温風暖房器

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JPH0996447A true JPH0996447A (ja) 1997-04-08

Family

ID=17263968

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JP25436495A Pending JPH0996447A (ja) 1995-10-02 1995-10-02 温風暖房器

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JP (1) JPH0996447A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014040971A (ja) * 2012-08-23 2014-03-06 Corona Corp 温風暖房装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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