JP2001208430A - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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JP2001208430A
JP2001208430A JP2000021639A JP2000021639A JP2001208430A JP 2001208430 A JP2001208430 A JP 2001208430A JP 2000021639 A JP2000021639 A JP 2000021639A JP 2000021639 A JP2000021639 A JP 2000021639A JP 2001208430 A JP2001208430 A JP 2001208430A
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JP
Japan
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outlet
duct
warm air
air
guide portion
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Application number
JP2000021639A
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English (en)
Inventor
Takehiko Shigeoka
武彦 重岡
Toru Ueno
徹 上野
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で、温風をダクト29の排出口よ
り幅広く吹出口30より吹き出させることによって、温
風の吹き出しをワイドにして暖房感の向上を図ることを
目的とする。 【解決手段】 ダクト29側部に温風を取り出す開口3
1とガイド部35を設けるとともに、上記開口31近傍
の吹出口の一部を閉塞する閉塞部を設けてあるので、ガ
イド部を介して吹出口の横方向へ排出させる温風の量が
調整され、吹出口の横方向へ排出される量が減少して、
上述の壁面の温度上昇を防止できるようになり、左右の
バランスを保って温風をダクトの排出口より幅広く、吹
出口より吹き出させることができ、簡単な構成で、温風
をワイドに吹き出させることができるようになり、暖房
感の向上が図れるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内空気と燃焼ガ
スを混合して暖房に用いる温風暖房機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種の温風暖房機は種々のものが
提案されていて、ガスあるいは灯油等を気化させた燃料
ガスを燃焼させ温風暖房に用いるものがある。以下この
液体燃料ガスを燃焼させて温風暖房に用いる温風暖房機
を例にして説明すると、このような温風暖房機は図7、
図8に示すように構成されている。
【0003】すなわち、まずタンク1にカートリッジタ
ンク2から燃料が供給され、同タンク1の燃料はポンプ
3によってバーナ部4に供給され、そこで燃焼される。
生じた燃焼ガスは、バーナ部4の周囲を覆うように配設
された燃焼筒5で上方へ導かれ、上記燃焼筒5を覆った
ダクト6でプロペラファンと送風モータからなる送風機
7からの室内空気流と混合され、吹出口8からルーバ9
を介して温風として排出されて暖房に利用される。そし
て、この燃焼装置はポンプ3の駆動周波数や印加電圧を
変えて燃料供給量を調節すると、一次空気量もそれにつ
れて増減し、燃料と空気の比が一定に保たれたまま燃焼
量を変えることができるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成の温風暖房機は、部品配置上どうしてもタンク1
やカートリッジタンク2や制御基板などの部品を本体ケ
ースの側部つまりダクト6の側部に置く必要を生じると
きがあり、この場合、吹出口8が本体ケースのほぼ前幅
いっぱいに配設することができず、部品を置いた本体ケ
ースの側部たとえばダクト6の側部の前面は閉塞されて
しまう。したがって温風吹き出しの左右のバランスが取
り難く、本体ケースの前面全域にワイドに吹き出すこと
もできず、暖房感をよくすることができない欠点があっ
た。
【0005】そこで、従来このような課題を解決するた
めに、空気流の粘性で壁面に沿って流れる特性を利用し
て、図9に示すようなダクト6の排出口の側部に温風の
流れを導くように側面方向にガイド10を設けたり、あ
るいは図10に示すようなダクト6の側部に小部屋11
を設けたりする方法が提案されている。
【0006】しかしながらこのような構成にしても、温
風は流速が遅く、温風であるため密度も低くて粘性も低
く、またプロペラファンと送風モータからなる送風機7
を用いているので温風の流れは層流でもなく、そのため
に、空気流の粘性で壁面に沿って流れる量が少なく、前
述の温風の流れを導くように側面方向にガイド10を設
けた方法においても、また後述のダクト6の側部に小部
屋11を設けた方法においても、さほど効果は上がら
ず、本体ケースの前面全域にワイドに十分に吹き出すこ
ともできず、暖房感を十分よくすることができない欠点
があった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みてなしたもので、
ダクト6の排出口近傍にガイド部を設け、温風をダクト
6の排出口より幅広く設けた吹出口8いっぱいに吹き出
させることによって、温風の吹き出しをワイドにして暖
房感の向上を図ることを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するために、燃料を燃焼させるバーナ部と、上記バーナ
部を覆いバーナ部で発生した燃焼排ガスを上方へ導く燃
焼筒と、上記燃焼筒を覆い燃焼排ガスと送風機からの室
内空気流とを混合して温風経路を形成するダクトと、上
記ダクトの排出口に連通し温風を排出する吹出口とを備
え、上記ダクトの排出口上部で前面に壁を有する部分で
ダクト側部に温風を取り出す開口と、この開口からの温
風を吹出口へガイドするガイド部を設け、ガイド部から
ダクト内の温風を吹出口の横方向へ排出させて、ダクト
の排出口より幅広く温風を吹出口より吹き出させるとと
もに、上記開口からガイドを介して取り出して吹出口よ
り吹き出させる温風の量を調整するように、ガイド部の
近傍に位置し吹出口の一部を閉塞する閉塞部を設けた構
成としている。
【0009】上記発明によれば、ダクトの排出口上部で
前面に壁を有する部分でダクト側部に温風を取り出す開
口を設けてあるので、ダクト内壁に沿って流れる送風機
からの室内空気流の一部を上記ダクト側部の開口より温
風として取り出すことができる。また、取り出した温風
は、吹出口へガイドするガイド部を設けてあるので、そ
の空気流をガイド部で吹出口の横方向へ排出させて、温
風をダクトの排出口より幅広く吹出口より吹き出させる
ことができ、簡単な構成で、温風をワイドに吹き出させ
ることができるようになり、暖房感の向上が図れるよう
になる。
【0010】また、ダクト側部の開口より温風として取
り出された温風は吹出口の横方向へ排出され、その温度
が高いと、該機器のガイド部側を壁に密着させて設置し
た場合に、吹出口の横方向へ排出された温風がその壁面
にあたり壁面の温度が高くなって壁面を変色させたりた
り損なう可能性があるが、ガイド部の近傍に位置し吹出
口の一部を閉塞する閉塞部を設けてあるので、ガイド部
を介して吹出口の横方向へ排出させる温風の量が調整さ
れ、吹出口の横方向へ排出される量が減少して、上述の
壁面の温度上昇を防止できるようになり、左右のバラン
スを保って温風をダクトの排出口より幅広く、吹出口よ
り吹き出させることができるようになる。
【0011】さらに、ガイド部を介して吹出口の横方向
へ排出される温風の量が減少するので、ガイド部自身の
温度が下がるので、ガイド部近傍の雰囲気温度を低下さ
せることができ、例えばガイド部近傍に配設する制御基
板などの部品の温度上昇を抑制できるようになる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1の発明の温風暖房機は、
燃料を燃焼させるバーナ部と、上記バーナ部を覆いバー
ナ部で発生した燃焼排ガスを上方へ導く燃焼筒と、上記
燃焼筒を覆い燃焼排ガスと送風機からの室内空気流とを
混合して温風経路を形成するダクトと、上記ダクトの排
出口に連通し温風を排出する吹出口とを備え、上記ダク
トの排出口上部で前面に壁を有する部分でダクト側部に
温風を取り出す開口と、この開口からの温風を吹出口へ
ガイドするガイド部を設け、ガイド部からダクト内の温
風を吹出口の横方向へ排出させて、ダクトの排出口より
幅広く温風を吹出口より吹き出させるとともに、上記開
口からガイドを介して取り出して吹出口より吹き出させ
る温風の量を調整するように、ガイド部の近傍に位置し
吹出口の一部を閉塞する閉塞部を設けた構成としてい
る。
【0013】そして、ダクトの排出口上部で前面に壁を
有する部分でダクト側部に温風を取り出す開口を設けて
あるので、ダクト内壁に沿って流れる送風機からの室内
空気流の一部を上記ダクト側部の開口より温風として取
り出すことができる。また、取り出した温風は、吹出口
へガイドするガイド部を設けてあるので、その空気流を
ガイド部で吹出口の横方向へ排出させて、温風をダクト
の排出口より幅広く吹出口より吹き出させることがで
き、簡単な構成で、温風をワイドに吹き出させることが
できるようになり、暖房感の向上が図れるようになる。
【0014】また、ダクト側部の開口より温風として取
り出された温風は吹出口の横方向へ排出され、その温度
が高いと、該機器のガイド部側を壁に密着させて設置し
た場合に、吹出口の横方向へ排出された温風がその壁面
にあたり壁面の温度が高くなって壁面を変色させたりた
り損なう可能性があるが、ガイド部の近傍に位置する吹
出口の一部を閉塞する閉塞部を設けてあるので、ガイド
部を介して吹出口の横方向へ排出させる温風の量が調整
され、吹出口の横方向へ排出される量が減少して、上述
の壁面の温度上昇を防止できるようになり、左右のバラ
ンスを保って温風をダクトの排出口より幅広く、吹出口
より吹き出させることができるようになる。
【0015】さらに、ガイド部を介して吹出口の横方向
へ排出される温風の量が減少するので、ガイド部自身の
温度が下がり、ガイド部近傍の雰囲気温度を低下させる
ことができ、例えばガイド部近傍に配設する制御基板な
どの部品の温度上昇を抑制できるようになる。
【0016】請求項2の発明の温風暖房機は、上記ダク
トの排出口上部で前面に壁を有する部分でダクト側部に
温風を取り出す開口と、この開口からの温風を吹出口へ
ガイドするガイド部を設け、ガイド部からダクト内の温
風を吹出口の横方向へ排出させて、ダクトの排出口より
幅広く温風を吹出口より吹き出させるとともに、上記ガ
イド部と燃焼筒との間のダクト前面内壁に、ガイド部に
流れる燃焼筒からの燃焼排ガスの熱気の量を調整する遮
熱制風板を設けた構成としている。
【0017】そして、簡単な構成で温風をワイドに吹き
出させることができ、請求項1と同様に暖房感の向上が
図れる効果が得られるとともに、上記ガイド部と燃焼筒
との間のダクト前面内壁に遮熱制風板を設けてあるの
で、ガイド部に流れる燃焼筒からの燃焼排ガスの熱気は
遮られその量は調整されて、ガイド部を介して吹出口の
横方向へ排出されるダクト内の温風の温度を低下させる
ことができ、吹出口の横方向へ排出される量をさほど減
らさずとも、該機器のガイド部側を壁に密着させて設置
した場合に、吹出口の横方向へ排出された温風がその壁
面にあたり壁面の温度が高くなって壁面を変色させたり
たり損なう可能性が危険性がなくなり、温風のワイド感
を損なう心配がなくなり、更に暖房感の向上が図れるよ
うになる。
【0018】また、ガイド部を介して吹出口の横方向へ
排出される温風の温度が低下するので、請求項1と同様
にガイド部自身の温度が下がり、ガイド部近傍の雰囲気
温度を低下させることができ、例えばガイド部近傍に配
設する制御基板などの部品の温度上昇を抑制できるよう
になる。
【0019】請求項3の発明の温風暖房機は、上記ダク
トの排出口上部で前面に壁を有する部分でダクト側部に
温風を取り出す開口と、この開口からの温風を吹出口へ
ガイドするガイド部を設け、ガイド部からダクト内の温
風を吹出口の横方向へ排出させて、ダクトの排出口より
幅広く温風を吹出口より吹き出させるとともに、上記ダ
クトのガイド部近傍の側面内壁に、送風機からの室内空
気流の一部をガイド部に導き、上記吹出口の横方向へ排
出する温風に送風機からの室内空気流の冷風を混合さ
せ、吹出口の横方向へ排出する温風の温度を低下させる
混合制風板を設けた構成としている。
【0020】そして、簡単な構成で温風をワイドに吹き
出させることができ、請求項1と同様に暖房感の向上が
図れる効果が得られるとともに、上記ダクトのガイド部
近傍の内壁に混合制風板を設けあるので、送風機からの
室内空気流の一部をガイド部に導き、上記吹出口の横方
向へ排出する温風に送風機からの室内空気流の冷風を混
合させ、請求項2よりよりいっそう吹出口の横方向へ排
出する温風の温度を低下させることができ、吹出口の横
方向へ排出される量をさほど減らさずとも、該機器のガ
イド部側を壁に密着させて設置した場合に、吹出口の横
方向へ排出された温風がその壁面にあたり壁面の温度が
高くなって壁面を変色させたりたり損なう可能性が危険
性がなくなり、温風のワイド感を損なう心配がなくな
り、更に暖房感の向上が図れるようになる。
【0021】また、ガイド部を介して吹出口の横方向へ
排出される温風の温度が低下するので、請求項1と同様
にガイド部自身の温度が下がり、ガイド部近傍の雰囲気
温度を低下させることができ、例えばガイド部近傍に配
設する制御基板などの部品の温度上昇を抑制できるよう
になる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0023】(実施例1)図1は本発明の実施例1の温
風暖房機の外観図、図2はその断面図、また図3はダク
トの要部斜視図である。
【0024】図1、図2において、21は本体ケース
で、その下方側部に液体燃料を保有するタンク22とそ
のタンク22上部に着脱自在なカートリッジタンク23
が配設してある。24はタンク22の上面に取り付けた
ポンプで、その上端から送油パイプ25を介してバーナ
部26に燃料を供給するようになっている。バーナ部2
6は、発生した燃焼ガスを上方へ導くように配設した燃
焼筒27で覆われ、また燃焼筒27の背部には室内空気
流を取入れ送出するプロペラファンと送風モータからな
る送風機28が配設してある。
【0025】29は上記燃焼筒27から高温の燃焼排ガ
スと送風機28からの室内空気流を混合し、温風の送風
経路を形成するダクトで、燃焼筒27との左右および上
部の間から送風機28からの室内空気流が流れ、吹出口
30から吹き出されるまでの過程で、上述の燃焼排ガス
と室内空気流が混合して温風となり、吹出口30より温
風として吹き出されて暖房に利用される。
【0026】また、図3に示すようにダクト29の排出
口上部で前面に壁を有する部分でダクト29側部に温風
を取り出す開口31と、この開口31からの温風を吹出
口30へガイドするガイド部32を設けてあり、ガイド
部32からダクト29内の温風を吹出口30の横方向へ
排出させて、ダクト29の排出口より幅広く温風を吹出
口30より吹き出させるように構成している。
【0027】また、吹出口30にはダクト29側部の温
風を取り出す開口31の近傍に位置し吹出口30を閉塞
する閉塞部30aが設けてあり、また吹出口30の空間
には温風の流れを制御するルーバ33が配設してある。
【0028】34は上記ポンプ24や送風機28を制御
してバーナ部26を燃焼させる制御部で、操作部から入
力される運転条件信号に基づいてポンプ24やバーナ部
26などを予め決められたシーケンスで制御するように
なっている。
【0029】上記構成において、カートリッジタンク2
3から一定油面を保つようにタンク22に供給されてい
る液体燃料は、ポンプ24によってタンク22から吸い
上げられ、送油パイプ25を介してバーナ部26に送ら
れ燃焼され、発生した高温の燃焼排ガスは燃焼筒27の
上方へ流れてゆき、ダクト29内で送風機28からの室
内空気流と混合され、温風として吹出口30よりルーバ
33を介して吹き出し方向を制御され排出されて暖房に
利用される。
【0030】ここで、ダクト29の排出口上部で前面に
壁を有する部分でダクト29側部に温風を取り出す開口
31を設けてあるので、ダクト29内壁に沿って流れる
送風機28からの室内空気流の一部を上記ダクト29側
部の開口より温風として取り出すことができる。
【0031】そして、取り出した温風は、吹出口30へ
ガイドするガイド部32を設けてあるので、その空気流
をガイド部32で吹出口30の横方向へ排出させて、温
風をダクト29の排出口より幅広く吹出口より吹き出さ
せることができ、簡単な構成で、温風をワイドに吹き出
させることができるようになり、暖房感の向上が図れる
ようになる。
【0032】また、ダクト29側部の開口31より温風
として取り出された温風は吹出口30の横方向へ排出さ
れ、その温度が高いと、該機器のガイド部32側を壁に
密着させて設置した場合に、吹出口30の横方向へ排出
された温風がその壁面にあたり壁面の温度が高くなって
壁面を変色させたりたり損なう可能性があるが、ガイド
部32の近傍に位置する吹出口30の一部を閉塞する閉
塞部30aを設けてあるので、ガイド部32を介して吹
出口の横方向へ排出させる温風の量が調整され、吹出口
30の横方向へ排出される温風の量が減少して、上述の
壁面の温度上昇を防止できるようになり、左右のバラン
スを保って温風をダクト29の排出口より幅広く、吹出
口30より吹き出させることができるようになる。
【0033】さらに、ガイド部32を介して吹出口30
の横方向へ排出される温風の量が減少するので、ガイド
部31自身の温度が下り、ガイド部31近傍の雰囲気温
度を低下させることができ、例えばガイド部31近傍に
配設する制御基板などの部品の温度上昇を抑制できるよ
うになる。
【0034】つまり、ダクト29の排出口近傍にガイド
部31を設け、温風をダクト29の排出口より幅広く設
けた吹出口30いっぱいに吹き出させることによって、
温風の吹き出しをワイドにして暖房感の向上が図れるよ
うになるとともに、温風の吹き出しをワイドにすること
によって生じる壁密着時の壁面損傷を防止することがで
きるようになる。
【0035】(実施例2)図4は実施例2のダクトの要
部斜視図、図6はダクトの要部斜視図である。実施例1
で述べた部分と同じ部分は同一番号を付記して説明を省
略し、異なる部分のみを説明すると、ダクト29の排出
口上部で前面に壁を有する部分でダクト29側部に温風
を取り出す開口35と、この開口31からの温風を吹出
口30へガイドするガイド部32を設け、ガイド部32
からダクト29内の温風を吹出口の横方向へ排出させ
て、ダクト29の排出口より幅広く温風を吹出口30よ
り吹き出させるとともに、上記ガイド部32と燃焼筒2
7との間のダクト29前面内壁に、ガイド部32に流れ
る燃焼筒27からの燃焼排ガスの熱気の量を調整する遮
熱制風板35を設けた構成としている。
【0036】そして、実施例1と同様に簡単な構成で温
風をワイドに吹き出さして暖房感の向上が図れる効果が
得られるとともに、上記ガイド部32と燃焼筒27との
間のダクト29前面内壁に遮熱制風板35を設けてある
ので、ガイド部32に流れる燃焼筒27からの燃焼排ガ
スの熱気は遮られその量は調整されて、ガイド部32を
介して吹出口30の横方向へ排出されるダクト29内の
温風の温度を低下させることができ、吹出口30の横方
向へ排出される量をさほど減らさずとも、該機器のガイ
ド部32側を壁に密着させて設置した場合に、吹出口3
0の横方向へ排出された温風がその壁面にあたり壁面の
温度が高くなって壁面を変色させたりたり損なう可能性
が危険性がなくなり、温風のワイド感を損なう心配がな
くなり、更に暖房感の向上が図れるようになる。
【0037】また、ガイド部32を介して吹出口29の
横方向へ排出される温風の温度が低下するので、請求項
1と同様にガイド部32自身の温度が下がり、ガイド部
32近傍の雰囲気温度を低下させることができ、例えば
ガイド部32近傍に配設する制御基板などの部品の温度
上昇を抑制できるようになる。
【0038】(実施例3)図5は実施例3の温風暖房機
の断面図である。実施例1で述べた部分と同じ部分は同
一番号を付記して説明を省略し、異なる部分のみを説明
すると、上記ダクト29の排出口上部で前面に壁を有す
る部分でダクト29側部に温風を取り出す開口31と、
この開口31からの温風を吹出口30へガイドするガイ
ド部32を設け、ガイド部32からダクト29内の温風
を吹出口30の横方向へ排出させて、ダクト29の排出
口より幅広く温風を吹出口30より吹き出させるととも
に、上記ダクト29のガイド部32近傍の側面内壁に、
送風機28からの室内空気流の一部をガイド部32に導
き、上記吹出口30の横方向へ排出する温風に送風機2
8からの室内空気流の冷風を混合させ、吹出口30の横
方向へ排出する温風の温度を低下させる混合制風板36
を設けた構成としている。
【0039】そして、実施例1と同様に簡単な構成で温
風をワイドに吹き出させて暖房感の向上が図れる効果が
得られるとともに、上記ダクト29のガイド部32近傍
の側面内壁に混合制風板36を設けてあるので、送風機
28からの室内空気流の一部をガイド部32に導き、上
記吹出口30の横方向へ排出する温風に送風機28から
の室内空気流の冷風を混合させ、実施例2よりよりいっ
そう吹出口30の横方向へ排出する温風の温度を低下さ
せることができ、吹出口30の横方向へ排出される量を
さほど減らさずとも、該機器のガイド部32側を壁に密
着させて設置した場合に、吹出口30の横方向へ排出さ
れた温風がその壁面にあたり壁面の温度が高くなって壁
面を変色させたりたり損なう可能性が危険性がなくな
り、温風のワイド感を損なう心配がなくなり、更に暖房
感の向上が図れるようになる。
【0040】また、ガイド部32を介して吹出口の横方
向へ排出される温風の温度が低下するので、請求項1と
同様にガイド部32自身の温度が下がり、ガイド部32
近傍の雰囲気温度を低下させることができ、例えばガイ
ド部32近傍に配設する制御基板などの部品の温度上昇
を抑制できるようになる。
【0041】なお、本発明では、ガイド部32の近傍に
位置する吹出口30の一部を閉塞する閉塞部30aを設
ける構成と、ガイド部32に流れる燃焼筒27からの燃
焼排ガスの熱気の量を調整する遮熱制風板35を設ける
構成と、送風機28からの室内空気流の一部をガイド部
32に導き、上記吹出口30の横方向へ排出する温風に
送風機28からの室内空気流の冷風を混合させ、吹出口
30の横方向へ排出する温風の温度を低下させる混合制
風板36を設ける構成を個別に説明したがこれはそれぞ
れをどのように組み合わせてもよく、その他各部の構成
も本発明の目的を達成する範囲であれば、その構成はど
のようなものであってよい。
【0042】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
ダクトの排出口上部で前面に壁を有する部分でダクト側
部に温風を取り出す開口を設けてあるので、ダクト内壁
に沿って流れる送風機からの室内空気流の一部を上記ダ
クト側部の開口より温風として取り出すことができる。
また、取り出した温風は、吹出口へガイドするガイド部
を設けてあるので、その空気流をガイド部で吹出口の横
方向へ排出させて、温風をダクトの排出口より幅広く吹
出口より吹き出させることができ、簡単な構成で、温風
をワイドに吹き出させることができるようになり、暖房
感の向上が図れるようになる。
【0043】また、ダクト側部の開口より温風として取
り出された温風の温度が高いと、該機器のガイド部側を
壁に密着させて設置した場合に、吹出口の横方向へ排出
された温風がその壁面にあたり壁面の温度が高くなって
壁面を変色させたりたり損なう可能性があるが、ガイド
部の近傍に位置し吹出口の一部を閉塞する閉塞部を設け
てあるので、ガイド部を介して吹出口の横方向へ排出さ
せる温風の量が調整され、吹出口の横方向へ排出される
量が減少して、上述の壁面の温度上昇を防止できるよう
になり、左右のバランスを保って温風をダクトの排出口
より幅広く、吹出口より吹き出させることができるよう
になる。
【0044】さらに、ガイド部を介して吹出口の横方向
へ排出される温風の量が減少ので、ガイド部自身の温度
が下がるので、ガイド部近傍の雰囲気温度を低下させる
ことができ、例えばガイド部近傍に配設する制御基板な
どの部品の温度上昇を抑制できるようになる。
【0045】また、請求項2の発明によれば、請求項1
と同様に、簡単な構成で温風をワイドに吹き出さして暖
房感の向上が図れる効果が得られるとともに、上記ガイ
ド部と燃焼筒との間のダクト内壁に遮熱制風板を設けて
あるので、ガイド部に流れる燃焼筒からの燃焼排ガスの
熱気は遮られその量は調整されて、ガイド部を介して吹
出口の横方向へ排出されるダクト内の温風の温度を低下
させることができ、吹出口の横方向へ排出される量をさ
ほど減らさずとも、該機器のガイド部側を壁に密着させ
て設置した場合に、吹出口の横方向へ排出された温風が
その壁面にあたり壁面の温度が高くなって壁面を変色さ
せたりたり損なう可能性が危険性がなくなり、温風のワ
イド感を損なう心配がなくなり、更に暖房感の向上が図
れるようになる。
【0046】また、ガイド部を介して吹出口の横方向へ
排出される温風の温度が低下するので、請求項1と同様
にガイド部自身の温度が下がるので、ガイド部近傍の雰
囲気温度を低下させることができ、例えばガイド部近傍
に配設する制御基板などの部品の温度上昇を抑制できる
ようになる。
【0047】請求項3の発明の温風暖房機は、請求項1
と同様に、簡単な構成で温風をワイドに吹き出さして暖
房感の向上が図れる効果が得られるとともに、上記ダク
トのガイド部近傍の内壁に混合制風板を設けあるので、
送風機からの室内空気流の一部をガイド部に導き、上記
吹出口の横方向へ排出する温風に送風機からの室内空気
流の冷風を混合させ、請求項2よりよりいっそう吹出口
の横方向へ排出する温風の温度を低下させることがで
き、吹出口の横方向へ排出される量をさほど減らさずと
も、該機器のガイド部側を壁に密着させて設置した場合
に、吹出口の横方向へ排出された温風がその壁面にあた
り壁面の温度が高くなって壁面を変色させたりたり損な
う可能性が危険性がなくなり、温風のワイド感を損なう
心配がなくなり、更に暖房感の向上が図れるようにな
る。
【0048】また、ガイド部を介して吹出口の横方向へ
排出される温風の温度が低下するので、請求項1と同様
にガイド部自身の温度が下がるので、ガイド部近傍の雰
囲気温度を低下させることができ、例えばガイド部近傍
に配設する制御基板などの部品の温度上昇を抑制できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における温風暖房機の外観図
【図2】同温風暖房機の断面図
【図3】同温風暖房機のダクトの要部斜視図
【図4】本発明の実施例2におけるダクトの要部斜視図
【図5】本発明の実施例3における温風暖房機の断面図
【図6】本発明の実施例3におけるダクトの要部斜視図
【図7】従来の温風暖房機の外観図
【図8】従来の同温風暖房機の断面図
【図9】従来の他の温風暖房機の要部断面図
【図10】従来の他の温風暖房機の要部断面図
【符号の説明】
26 バーナ部 27 燃焼筒 28 送風機 29 ダクト 30 吹出口 30a 実施例1の吹出口の閉塞部 31 ダクト側部の開口 32 ガイド部 35 実施例2の遮熱制風板 36 実施例3の混合制風板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】燃料を燃焼させるバーナ部と、上記バーナ
    部を覆いバーナ部で発生した燃焼排ガスを上方へ導く燃
    焼筒と、上記燃焼筒を覆い燃焼排ガスと送風機からの室
    内空気流とを混合して温風経路を形成するダクトと、上
    記ダクトの排出口に連通し温風を排出する吹出口とを備
    え、上記ダクトの排出口上部で前面に壁を有する部分で
    ダクト側部に温風を取り出す開口と、この開口からの温
    風を吹出口へガイドするガイド部を設け、ガイド部から
    ダクト内の温風を吹出口の横方向へ排出させて、ダクト
    の排出口より幅広く温風を吹出口より吹き出させるとと
    もに、上記開口からガイドを介して取り出して吹出口よ
    り吹き出させる温風の量を調整するように、ガイド部の
    近傍に位置し吹出口の一部を閉塞する閉塞部を設けてな
    る温風暖房機。
  2. 【請求項2】ダクトの排出口上部で前面に壁を有する部
    分でダクト側部に温風を取り出す開口と、この開口から
    の温風を吹出口へガイドするガイド部を設け、ガイド部
    からダクト内の温風を吹出口の横方向へ排出させて、ダ
    クトの排出口より幅広く温風を吹出口より吹き出させる
    とともに、上記ガイド部と燃焼筒との間のダクト前面内
    壁に、ガイド部に流れる燃焼筒からの燃焼排ガスの熱気
    の量を調整する遮熱制風板を設けてなる請求項1記載の
    温風暖房機。
  3. 【請求項3】ダクトの排出口上部で前面に壁を有する部
    分でダクト側部に温風を取り出す開口と、この開口から
    の温風を吹出口へガイドするガイド部を設け、ガイド部
    からダクト内の温風を吹出口の横方向へ排出させて、ダ
    クトの排出口より幅広く温風を吹出口より吹き出させる
    とともに、上記ダクトのガイド部近傍の側面内壁に、送
    風機からの室内空気流の一部をガイド部に導き、上記吹
    出口の横方向へ排出する温風に送風機からの室内空気流
    の冷風を混合させ、吹出口の横方向へ排出する温風の温
    度を低下させる混合制風板を設けてなる請求項1記載の
    温風暖房機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017040433A (ja) * 2015-08-20 2017-02-23 株式会社コロナ 温風暖房機

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