JP2003014307A - ファンヒーター - Google Patents

ファンヒーター

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JP2003014307A
JP2003014307A JP2001200581A JP2001200581A JP2003014307A JP 2003014307 A JP2003014307 A JP 2003014307A JP 2001200581 A JP2001200581 A JP 2001200581A JP 2001200581 A JP2001200581 A JP 2001200581A JP 2003014307 A JP2003014307 A JP 2003014307A
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JP
Japan
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exhaust gas
warm air
gas passage
fan
damper
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Pending
Application number
JP2001200581A
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English (en)
Inventor
Tomiji Suzuki
富治 鈴木
Naoki Ishikura
直樹 石倉
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ファンヒーターの構成と制御に関
するものであり、機器の設置条件や使い勝手をよりよく
するために、二箇所の温風吹出し口を提供するものであ
る。 【解決手段】 機器本体の下部および上部にそれぞれ独
立した第一温風吹出し口15と第二温風の吹出し口22
を設け、燃焼部で生成した燃焼排気ガスを2個の独立し
た第一対流用ファン14と第二対流用ファン24によ
り、それぞれ上下の温風吹出し口より温風として吹出す
とともに、その温風の吹出しをダンパー25により切換
え自在としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温風暖房機、特にフ
ァンヒーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファンヒーターの構成を図8に示
す。バーナー1でガスの燃焼を行う。燃焼により発生し
た排気ガスと空気を混合する燃焼部2がある。バーナー
1の下方には温風3を送り出すための対流用ファン4を
設けている。対流用ファン4の前方には温風吹出し口5
が取り付けられている。
【0003】次にその動作について説明する。バーナー
1でガスを燃焼させ、発生する高温の排気ガス6と、対
流用空気7のバイパス空気7aを排気ガス通路8で混合
させる。
【0004】混合された排気ガスは、対流用ファン4に
より排気ガス通路8を下降し、さらにバイパス空気7b
と混合して適度の温度となり、温風吹出し口5から温風
3となって送り出され、室内を対流暖房するようになっ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のファンヒーターでは、温風吹出し口5が機器本体下部
のみに設けられていたため、部屋に設置された場合、機
器前方にコタツやテーブルなどが置かれると、これらが
温風の対流の障害となり、対流による部屋の均一な暖房
をなかなか実現できないという課題や、冷え切ったから
だを直接、温風で温めたい場合、足元しか温風が当たら
ず、からだの上部を温めにくいという欠点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため温風が吹出す温風吹出し口を機器本体上部にも
設け、さらには、当該上部温風吹出し口からも、従来の
燃焼室で発生した高温の燃焼排気ガスの一部を有効的に
分岐取り入れ、第二の対流用ファンにより、第二の排気
ガス通路を介して、温風として吹出すことができるよう
にするとともに、分岐取り入れ部分にダンパーを設け
て、温風吹出し方向を可変できるようにしてある。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかるファン
ヒーターは、燃焼部からの燃焼排気ガスを案内する第一
排気ガス通路と、この第一排気ガス通路の燃焼排気ガス
を機器本体前面下部より温風として吹出す第一対流ファ
ンと、前記第一排気ガス通路から分岐して機器本体前面
上部の第二温風吹出し口と連通する第二排気ガス通路
と、当該第二排気ガス通路内に、第一排気ガス通路中の
排気ガスの一部を分岐口より吸引し、第二温風吹出し口
より温風として吹出す第二対流用ファンと、前記分岐口
に対応して設けたダンパーと、前記第一対流用ファン、
ダンパーを制御する制御器からなり、制御器による制御
により、温風の吹出しを上下切替えたり、あるいは同時
吹出しにしたりすることができる。よって機器の設置条
件に合わせて吹出しを調整できる。
【0008】本発明の請求項2にかかるファンヒーター
は、ダンパーの複数個の孔を設け、温風の吹出しを上下
切替え、分岐口が全閉または全開になった場合、その孔
よりバイパス空気を取り入れるものである。よって排気
ガスが適度な温度となり、快適な室内の暖房が得られ
る。
【0009】本発明の請求項3にかかるファンヒーター
は、第一排気ガス通路と第二排気ガス通路を隔てる分離
壁の上方部に温度センサーを設け、対流用ファンが停止
した場合、あるいは温風吹出し口が閉塞された場合等、
何らかの原因で熱気の逆流が発生し、温度センサーがあ
る温度以上になった場合に、燃焼を停止し、分岐口のダ
ンパーを開成または閉成させると同時に、第一対流用フ
ァンあるいは第二対流用ファンのどちらか一方を作動さ
せるようにしたものである。よって異常時に発生する熱
気の逆流を最小限に抑えると同時に機器の異常過熱を防
ぐことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例をガスファンヒーター
に適用した例をもって説明する。
【0011】(実施例1)図1、図2および図3は本発
明の実施例1におけるガスファンヒーターで各々が異な
る案パー位置にあることを示す断面図である。
【0012】図1において、11はバーナーでありガス
の燃焼を行う。12は燃焼部であり、燃焼により発生し
た高温の排気ガス16と、対流用空気17のバイパス空
気17aを第一排気ガス通路18で混合する。19は燃
焼部2と第一排気ガス通路18を分離する金属分離壁
で、この金属分離壁19の下部に第一対流用ファン14
が設けられている。混合された排気ガスは、第一対流用
ファン14により第一排気ガス通路18を下降し、さら
にバイパス空気17bと混合して適度の温度となり、第
一温風吹出し口15より温風13となり吹出される。
【0013】第一排気ガス通路18の前面には第二金属
分離壁20により、独立した第二排気ガス通路21があ
る。機器本体前面上部にある第二温風吹出し口22は、
第二排気ガス通路21を介して、分岐口23と連通して
いる。分岐口23は、第一排気ガス通路18の下部で、
かつ第一対流用ファン14の上部に位置し、第二金属分
離壁20の一部分に設けられており、この分岐口23を
吸引口とする、第二対流用ファン24が第二排気ガス通
路21内に設けられている。また、分岐口23にはステ
ッピングモーター26により開閉自在なダンパー25が
設けられている。27は制御器であり、第一対流用ファ
ン14および第二対流用ファン24の切替スイッチが併
設されており、所定のシーケンスによってこれら両ファ
ン及びステッピングモータ、バーナーの燃焼量を制御し
ている。
【0014】次に動作、作用について説明する。燃焼部
12で生成された排気ガス16は第一排気ガス通路18
を下降し、第一対流用ファン14により吸引されると同
時に、バイパス空気17bと混合され、第一温風吹出し
口15より、温風13として吹出される。
【0015】また、第二対流用ファン24により、第一
排気ガス通路18を下降してきた排気ガスの一部が分岐
口23のダンパー25を介し、第二排気ガス通路21を
通って、機器本体前面上部に設けられた第二温吹出し口
22から温風28として吹出される。すなわち上下両吹
出しである。
【0016】図2は、第二対流用ファン24を停止さ
せ、第一対流用ファン14のみで温風を送り出す構成を
示す。図1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は
省略する。
【0017】制御器27に併設された切替スイッチを操
作し、第二対流用ファン24を停止させると、ステッピ
ングモーター26が連動しダンパー25を分岐口23が
全閉になるように閉成する。高温の排気ガス6は第一対
流用ファン14の吸引により、バイパス空気17aおよ
びバイパス空気17bと混合され、第一排気ガス通路1
8を下降し第一温風吹出し口15より、温風13として
吹出される。すなわち下吹出しのみとなる。
【0018】図3は、第一対流用ファン14を停止さ
せ、第二対流用ファン24のみで温風を送り出す構成を
示す。図1と同一符号のものは同一構造を有し、説明は
省略する。
【0019】制御器27に併設された切替スイッチを操
作し、第一対流用ファン14を停止させると、ステッピ
ングモーター26が連動しダンパー25を分岐口23が
全開になるように開成する。高温の排気ガス16は第二
対流用ファン24の吸引により、バイパス空気17aと
混合され、第二排気ガス通路21を下降し第二温風吹出
し口22より、温風28として吹出される。すなわち上
吹出しのみとなる。
【0020】上記作用により、上下2個所に互いに独立
した温風吹出し口を設けているので、同時に吹出す場合
には、従来の機器に比べよりワイドに吹き出し、室内暖
房を均一化できる。
【0021】また、機器の設置条件によって温風吹出し
口の上下を切り替えられるので、より使い勝手がよくな
る。
【0022】(実施例2)図4および図5は本発明の実
施例2におけるガスファンヒーターを示す断面図であ
る。実施例1におけるダンパーの表面に複数個の孔29
を設けたものである。
【0023】図4は、第二対流用ファン24を停止さ
せ、第一対流用ファン24のみで温風を送り出す構成を
示す。図2と同一符号のものは同一構造を有し、説明は
省略する。
【0024】燃焼により発生した高温の排気ガス16は
バイパス空気17aと混合されるが、第二対流用ファン
24が停止しているためバイパス空気17aの吸引量が
少なく、まだ適度な温度には至っていない。しかし、ダ
ンパー25に設けられた複数個の孔29を介し、冷気3
0が第二温風吹出し口22より、第二排気ガス通路21
を逆流しバイパス空気31となり、前記排気ガスと混合
され適度な温度となり、第一温風吹出し口15より温風
13として吹出される。
【0025】図5は、第一対流用ファン14を停止さ
せ、第二対流用ファン24のみで温風を送り出す構成を
示す。図3と同一符号のものは同一構造を有し、説明は
省略する。
【0026】燃焼により発生した高温の排気ガス16は
バイパス空気17aと混合されるが、第一対流用ファン
14が停止しているためバイパス空気17aの吸引量が
少なく、まだ適度な温度には至っていない。しかし、ダ
ンパー25に設けられた複数個の孔29を介し、冷気3
2が第一温風吹出し口15より逆流しバイパス空気33
となり、前記排気ガスと混合され適度な温度となり、第
二温風吹出し口22より温風28として吹出される。
【0027】上記作用により、排気ガスが適度な温度と
なるので、室内暖房を快適にすることができる。
【0028】(実施例3)図6および図7は本発明の実
施例3におけるガスファンヒーターを示す断面図であ
る。図4および図5と同一符号のものは同一構造を有
し、説明は省略する。
【0029】図6は、第一対流用ファン14がファンロ
ック停止した場合、あるいは第一温風吹出し口15が閉
塞された場合等の異常で、排気ガスの流れが止まり、第
二金属分離壁20の上方部に設けた温度センサー34が
作動し、燃焼を停止させ、さらにはステッピングモータ
ー26を駆動させ分岐口23のダンパー25を開成し、
同時に第二対流用ファン24を作動させたものである。
これにより、流れが止まった排気ガスは、第二対流用フ
ァン24により新たな流れとなり、ダンパー25に設け
られた複数個の孔よりバイパス空気33を伴って、第二
温風吹出し口22より排出される。
【0030】図7は、第二対流用ファン24がファンロ
ック停止した場合、あるいは第二温風吹出し口22が閉
塞された場合等の異常で、排気ガスの流れが止まり、第
二金属分離壁20の上方部に設けた温度センサー34が
作動し、燃焼を停止させ、さらにはステッピングモータ
ー26を駆動させ分岐口23のダンパー25を閉成し、
同時に第一対流用ファン14を作動させたものである。
これにより、流れが止まった排気ガスは、第一対流用フ
ァン14により新たな流れとなり、ダンパー25に設け
られた複数個の孔よりバイパス空気30を伴って、第一
温風吹出し口15より排出される。
【0031】上記作用により、何らかの原因で一方の温
風吹出し経路に異常が発生した場合でも、他方の温風吹
出し経路で補填できるため、排気ガスの逆流も防止でき
機器を安全に停止させることができる。
【0032】なお、上記実施例ではガスファンヒーター
で説明したが、石油、電気ファンヒーターであってもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、上下2個
所から、同時に温風を吹出すことができ、かつ上下によ
りワイドに吹出すことができるため、従来のファンヒー
ターに比べ室内の暖房をより均一にすることができると
いう効果がある。
【0034】さらに、上下二つの温風の吹出しを切替え
ることができるため、機器の設置条件や使い勝手をより
便利にしたという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるガスファンヒーター
の断面図
【図2】同実施例におけるダンパー全閉時のガスファン
ヒーターの断面図
【図3】同実施例におけるダンパー全開時のガスファン
ヒーターの断面図
【図4】本発明の実施例2におけるダンパー全閉時のガ
スファンヒーターの断面図
【図5】同実施例におけるダンパー全開時のガスファン
ヒーターの断面図
【図6】本発明の実施例3におけるダンパー全閉時のガ
スファンヒーターの断面図
【図7】同実施例におけるダンパー全閉時のガスファン
ヒーターの断面図
【図8】従来のガスファンヒーターの断面図
【符号の説明】
12 燃焼部 14 第一対流用ファン 15 第一温風吹出し口 18 第一排気ガス通路 19 金属分離壁 20 第二金属分離壁 21 第二排気ガス通路 22 第二温風吹出し口 23 分岐口 24 第二対流用ファン 25 ダンパー 26 ステッピングモーター 27 制御器 29 孔 34 温度センサー
フロントページの続き Fターム(参考) 3K003 KA04 KB02 LA01 LA05 MA06 MA09 NA01 3L028 EA02 EB01 EC01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃焼部からの燃焼排気ガスを案内する第
    一排気ガス通路と、この第一排気ガス通路の燃焼排気ガ
    スを機器本体前面下部より温風として吹出す第一対流フ
    ァンと、前記第一排気ガス通路から分岐して機器本体前
    面上部の第二温風吹出し口と連通する第二排気ガス通路
    と、当該第二排気ガス通路内に、第一排気ガス通路中の
    排気ガスの一部を分岐口より吸引し、第二温風吹出し口
    より温風として吹出す第二対流用ファンと、前記分岐口
    に対応して設けたダンパーと、前記第一対流用ファン、
    ダンパーを制御する制御器とからなるファンヒーター。
  2. 【請求項2】 ダンパーは複数個の孔を有する請求項1
    記載のファンヒーター。
  3. 【請求項3】 第一排気ガス通路と第二排気ガス通路を
    隔てる分離壁の上方部に温度センサーを設け、当該温度
    センサーがある温度以上になった場合、燃焼を停止し、
    分岐口のダンパーを開成または閉成させると同時に、第
    一対流用ファンあるいは第二対流用ファンのどちらか一
    方を作動させるようにした請求項1または2記載のファ
    ンヒーター。
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Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080118