JP2003014296A - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2003014296A
JP2003014296A JP2001198166A JP2001198166A JP2003014296A JP 2003014296 A JP2003014296 A JP 2003014296A JP 2001198166 A JP2001198166 A JP 2001198166A JP 2001198166 A JP2001198166 A JP 2001198166A JP 2003014296 A JP2003014296 A JP 2003014296A
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JP
Japan
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fan
hot water
drive signal
water supply
value
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Pending
Application number
JP2001198166A
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English (en)
Inventor
Shuichi Takemura
修一 竹村
Seiichi Okawa
清一 大川
Yoshimitsu Fujiwara
義光 藤原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 給排気部が詰まった場合、でも使い勝手を悪
化せず、かつ低騒音で制御すること。 【解決手段】 バーナー4と、バーナー4に空気を送る
ファン3と、バーナー4に送る燃料量を調整するガス比
例弁2と、ファン3の駆動信号を制御する制御手段8
と、ファン3の駆動信号値がしきい値以下の場合、比例
弁2の開度を所定値より小さくしながら、ファン3の駆
動信号値を所定値より大きくする制御装置を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファンの駆動信号
値を検出し、不完全燃焼で器具が不安全な状態になる前
に、自動的に燃焼を改善する給湯装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の技術の構成を図5に示す。すなわ
ち給湯運転時には、給湯栓16を開くと水量センサー9
が通水を検知した後、ファン3が回転し、ガス元電磁弁
1、ガス比例弁2が開き、バーナー4に点火し、熱交換
器5が加熱させる。
【0003】ここで給湯燃焼後、制御手段8にて所定時
間ファン3を回転させ、所定回転数でのファン駆動信号
の検出を行なっている。この制御手段8は給湯装置の給
気部あるいは排気部が詰まった場合にはファン3の駆動
信号値が減少する事を利用して詰まりの検出を行なう機
能であり、ファン3の駆動信号値がしきい値と比較して
減少していることを検出した場合には、ファン3の回転
数を所定回数増加させて燃焼の安定化を図る。
【0004】図6(a)、(b)に示すようにプロセッ
サーによりファン駆動信号がしきい値より減少している
事を検出したい場合には、ファンの回転数を増加させる
またはガス比例弁の開度を小さくする信号が送られる。
すなわち図7に示すB0からB2にアップさせて燃焼の
安定化を図る制御手段となっていた。もしくはガス比例
弁2の開度を所定量小さくして燃焼の安定化を図る。す
なわち図8に示すA0からA2にダウンさせて燃焼の安
定化を図る制御手段となっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
制御では給気部あるいは排気部が詰まった場合、燃焼が
安定するまでファン3の回転数を増加させるので、ファ
ンの駆動信号値が大きくなり、容量の大きい電気部品を
用いたり、ファンのコイル巻数を多くする等が必要であ
るためローコスト化を妨げる。また、回転数の増加量が
多いほど騒音も大きくなる。
【0006】もしくは、燃焼が安定するまで比例弁開度
を小さくして燃焼量を減少させる方式は、給湯能力が小
さくなる分だけ、使い勝手が悪くなるという課題を有し
ていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、バーナーと、前記バーナーに空気を送るフ
ァンと、前記バーナーに送る燃料量を調整する比例弁
と、前記ファンの駆動信号を制御する制御手段と、前記
ファンの駆動信号値がしきい値以下の場合、前記比例弁
の開度を所定値より小さくしながら、前記ファンの駆動
信号値を所定値より大きくする制御を行なう。
【0008】本発明によればファンのコストが安価にな
ると共に、使い勝手が改善される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は上記課題を解決するため
に、燃焼バーナーと、前記燃焼バーナーに空気を送るフ
ァンと、前記バーナーに送る燃料量を調整する比例弁
と、前記ファンの駆動信号を制御する制御手段と、前記
ファンの駆動信号値がしきい値以下の場合、前記比例弁
の開度を所定値より小さくしながら、前記ファンの駆動
信号値を所定値より大きくする制御を行なう。この手段
によれば、ファンの回転数の増加量を少なくしながら給
湯能力の減少も少なくできるため、ファンのコストを安
くでき、また使い勝手の悪さのレベルも改良できる。
【0010】また本発明の第2の手段は、ファンの駆動
信号値としきい値との比較は、給湯運転の停止中にファ
ンを所定回転数で回転させた時に行なう。この手段によ
れば、常に同じ回転数かつ燃焼停止中にしきい値との比
較が可能なため、回転数の違いや燃焼負荷によるファン
駆動信号値へのばらつきの影響をうけないため、判定の
シーケンスが簡単で精度が高くなる効果がある。
【0011】また本発明の第3の手段は、ファンの駆動
信号がしきい値以下の場合にはメモリに記憶され、この
回数が所定回数を超えた時、比例弁の開度を所定値より
小さくしながら、ファンの駆動信号値を所定値より大き
くする制御を行う。この手段により、ノイズや強風等に
よる誤作動をある程度防止できる。
【0012】また本発明の第4の手段は、ファンの駆動
信号がしきい値以下の場合にはメモリに記憶され、この
回数が連続で所定回数を超えた時、比例弁の開度を所定
値より小さくしながら、ファンの駆動信号値をしきい値
より大きくする制御を行なう。この手段によれば連続し
てかつ所定回数を超えないと詰まりと判定しないため、
さらに誤動作を防ぐことができ、確実に給排気の詰まり
の進行を検知して、不安全を回避する。
【0013】また本発明の第5の手段は、この旨を報知
する報知手段を備えたものである。この手段によれば、
ユーザーに給排気の詰まりが進行していることが伝わる
ため、素早く的確な対応が可能になる。
【0014】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】(実施例1)以下、本発明の実施例1につ
いて図1、図2、図3および図5を参照しながら説明す
る。本発明における給湯装置の構成は、従来の技術で説
明した図5の構成図と同一である。また、実施例として
ガス給湯装置について説明するが、石油やその他の給湯
装置であっても良い。
【0016】図5において給湯栓16を開ける事によ
り、給水口11より水量センサー9を経由して熱交換器
5に水が流れ、水量センサー9の信号が点火水量以上で
あれば、ファン3が回転し、点火電極15の放電開始後
ガス元電磁弁1、ガス比例弁2が開きバーナー4に点火
する。バーナー4に点火された火炎は、火炎検出手段1
4にて検出され、燃焼を保持する。
【0017】バーナー4の火炎で加熱された熱交換器5
内の水は湯となり、出湯サーミスタ10、出湯口12を
経て、水栓16より出湯される。出湯される湯の温度
は、出湯サーミスタ10の信号を制御手段8が演算し、
遠隔操作用の外部制御手段17(リモコン)で設定した
設定温度と比較して、ガス比例弁2の開度、ファン3の
回転数を調節し、設定温度になるように制御する。燃焼
に必要な空気は外装ケース18の一部に設けられた給気
部7より吸入され、ファン3、バーナー4、熱交換器
5、排気部6を通り、排気ガスとして排出される。
【0018】次に、この給湯装置のフローチャートを図
1に示す。S1の外部制御手段17で湯温の設定を行な
い、S2で水栓16を開くとS3〜S11に示すよう
に、水量センサ9、火炎検出装置14、出湯サーミスタ
10の信号を入力として、各設定値としきい値との判定
を行ない、プロセッサによってファン3、ガス元電磁弁
1、ガス比例弁2を制御する。S12で消火水量になっ
たことを判断し、S13でガス比例弁2とガス元電磁弁
1を閉じる。燃焼が停止すると、S14でファン残しタ
イマーがスタートする。
【0019】S15のファン残しタイマーが終了する
と、ファン3は停止せず、所定の回転数例えば最大設定
回転速度になる。これと同時にS17の判定タイマーが
スタートし、S18のファン駆動信号値たとえばファン
電流値のしきい値との比較を、図2に示す制御手段8の
ファン駆動信号比較回路8bで行なう。
【0020】この時、給湯装置の給排気通路がほこり等
で閉塞状態であるために、ファン駆動信号値が制御手段
8で設定されたしきい値以下である場合、S22でファ
ン3を停止し、S23で制御手段8のメモリ8aに回数
を記憶する。そしてS24でメモリ8aに記憶した回数
と、制御手段8に設定されている回数を比較して記憶回
数が設定回数以上であれば、S25でガス比例弁3の最
大出力を図3に示すA0からA1までダウンさせる命令
を制御手段8のメモリ8aに記憶させる。また、同時に
S26でファン3の回転数を図3に示すB0からB1に
アップさせる命令を制御手段8のメモリ8aに記憶させ
る。次にS27でリモコン(外部制御手段17)に異常
を報知させる。この時ユーザーは給湯装置の異常を認知
し、素早く対応することができる。
【0021】(実施例2)次に実施例2に付いて図4を
参照しながら説明する。実施例1との違いは、S28で
ある。すなわち、S18でファン3の駆動信号値がしき
い値以上であれば、メモリ8aに記憶されている情報は
S28で消去される。このことにより、ファン駆動信号
判定時に排気部への強い強風等によるファン駆動信号値
低下のための所定回数の誤カウントによる誤動作を防止
し、給湯装置の排気から給気経路までの詰まりによる異
常を正確に検出することができる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
給湯装置によれば次の効果が得られる。すなわち、給湯
装置の給気部から排気部の経路にほこりが詰まり、空気
不足により異常燃焼が発生した場合、従来よりファンの
回転数の増加量を少なくしながら給湯能力の減少も少な
くできるため、ファンのコストを安くでき、使い勝手も
それ程損なわずに、自動的にかつ確実に安全な状態に燃
焼を改善できる。また、外部制御手段に設けた報知手段
にて異常をユーザーに報知することができるため、故障
内容も的確に判断でき、故障修理も迅速に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における給湯装置のフローチ
ャート
【図2】同装置の制御手段のブロック図
【図3】同装置の実施例において給・排気経路詰まり時
の燃焼特性図
【図4】本発明の実施例2における給湯装置のフローチ
ャート
【図5】従来の給湯装置の構成図
【図6】(a)同装置の制御手段におけるファン回転数
増加による燃焼改善時のブロック図 (b)同装置の制御手段における燃焼出力減少による燃
焼改善時のブロック図
【図7】同装置の給・排気経路詰まり時の燃焼特性図
【図8】同装置の給排気経路詰まり時の他の燃焼特性図
【符号の説明】
2 ガス比例弁 3 ファン 4 バーナー 5 熱交換器 8 制御手段 8a メモリ 8b ファン駆動信号値比較回路 10 出湯サーミスタ 17 外部制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤原 義光 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3K003 RA01 3K068 NA01 PA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナーと、前記バーナーに空気を送る
    ファンと、前記バーナーに送る燃料量を調整する比例弁
    と、前記ファンの駆動信号を制御する制御手段と、前記
    ファンの駆動信号値がしきい値以下の場合、前記比例弁
    の開度を所定値より小さくしながら、前記ファンの駆動
    信号値を所定値より大きくする制御装置を備えた給湯装
    置。
  2. 【請求項2】 ファンの駆動信号値としきい値との比較
    は、給湯運転の停止中に前記ファンを所定回転数で回転
    させた時に行なう請求項1記載の給湯装置。
  3. 【請求項3】 ファン駆動信号値がしきい値以下になっ
    たときの回数を記憶するメモリを備えた請求項2記載の
    給湯装置。
  4. 【請求項4】 ファン駆動信号値が連続でしきい値以下
    になったときの回数を記憶するメモリを備えた請求項2
    記載の給湯装置。
  5. 【請求項5】 報知手段を備えた請求項1〜4のいずれ
    か1項に記載の給湯装置。
JP2001198166A 2001-06-29 2001-06-29 給湯装置 Pending JP2003014296A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008057814A (ja) * 2006-08-30 2008-03-13 Noritz Corp ガス給湯装置
JP2013162145A (ja) * 2012-02-01 2013-08-19 Rohm Co Ltd アンプ、負荷駆動装置、液晶表示装置、テレビ
CN112161292A (zh) * 2020-09-14 2021-01-01 华帝股份有限公司 一种燃烧系统燃烧状态控制方法及应用其的热水器

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