JP3850658B2 - 追焚き付き給湯器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給湯用の熱交換器と追焚き用の熱交換器の一部が重複した、いわゆる一缶二水路式の追焚き付き給湯器における故障検知に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、省スペースの目的から、水道管と接続された給湯管路内を流れる水を加熱する給湯熱交換器と、浴槽と接続された追焚き管路内を流れる湯水を加熱する追焚き熱交換器の一部を重複させて設置したいわゆる一缶二水路式の追焚き付き給湯器が開発されている。
【0003】
かかる給湯器において、浴槽内に貯められた湯水を追焚き管路内を循環させながら前記追焚き熱交換器により加熱する追焚き運転を単独で実行する場合、上述したように追焚き熱交換器と給湯熱交換器とは一部が重複しているため、給湯熱交換器内に滞留していた水も同時に加熱され、給湯熱交換器内に高温の湯が滞留した状態となる。
【0004】
そして、かかる状態で給湯が開始されると、給湯熱交換器内に滞留した高温の湯が給湯管路から出湯されて、湯の使用者に不快感を与えてしまう。そこで、給湯管路の給湯熱交換器により加熱される箇所の上流側と下流側とを連通するバイパス管と、給湯熱交換器側に供給される水の流量とバイパス管側に流れる水の流量との割合を調節する流量比調節手段とを設け、給湯熱交換器から出湯される高温の湯にバイパス管からの水を混入させて、給湯管路から供給される湯の温度を下げる処理が行われている。
【0005】
しかし、流量比調節手段が故障してバイパス管からの水を給湯熱交換器から出湯される湯に混入することができなくなると、給湯開始時に給湯熱交換器から出湯された高温の湯が給湯管路にそのまま供給されてしまう。そこで、従来は、追焚き運転開始時に流量比調節手段の故障の有無をチェックし、故障が検知されたときには追焚きの実行を禁止して、このような状況となることを未然に防止するようにしていた。
【0006】
ここで、流量比調節手段は、流量調節弁と該流量調節弁と接続されてその開度位置を変更するモータ等のアクチュエータとから構成される。そして、本願発明者らは、アクチュエータの種類によっては、実際には流量比調節手段の故障が生じていないにもかかわらず、流量比調節手段の故障が検知されて追焚き運転の実行が禁止されてしまう場合があることを知見した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記背景を鑑みてなされたものであり、一缶二水路式の追焚き付き給湯器において、給湯熱交換器側に供給される水の流量とバイパス管側に供給される水の流量との割合を調節する流量比調節手段の故障の誤検知を防止した追焚き付き給湯器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するためになされたものであり、風呂を追焚きするために該風呂に貯められた湯水を循環して追焚きするための追焚き管路と、水道から供給される水を加熱して湯を供給するための給湯管路と、該追焚き管路を流れる湯水を加熱する追焚き熱交換器と、その一部が該追焚き熱交換器と重複して該給湯管路を流れる水を加熱する給湯熱交換器と、該追焚き熱交換器と該給湯熱交換器とを加熱する加熱手段と、前記給湯管路における前記給湯熱交換器により加熱される箇所の上流側と下流側とを連通するバイパス管と、該バイパス管側に流れる水の流量と前記給湯熱交換器側に流れる水の流量との割合を調節する流量比調節弁と、該流量比調節弁と該流量比調節弁の開弁位置を変更可能に接続され、所定の原点出し処理により定められた原点位置を基準として該流量比調節弁の開弁位置を変更するステッピングモータと、該流量比調節弁の開弁位置が所定位置にあることを検出する位置検出手段とを備え、前記ステッピングモータに対して前記流量比調節弁の開弁位置を前記所定位置とする位置制御信号を出力し、該位置制御信号に応じて前記流量比調節弁が実際に前記所定位置となったことが前記位置検出手段により検出されるか否かを確認する流量比調節弁故障検知処理を実行する追焚き付き給湯器の改良に関する。
【0009】
前記ステッピングモータは、前記原点出し処理により定められた原点位置を基準として前記位置制御信号に応じて回転作動し、前記流量比調節弁の開弁位置を変更する。しかし、ステッピングモータは、実際に回転した位置のフィードバック検知を行わない、いわゆるオープンループ制御によりその作動位置が制御される。そのため、例えば、電源電圧の変動等によってステッピングモータに供給される電圧のレベルが低下し、ステッピングモータの発生トルクが不足すると、前記位置制御信号をステッピングモータに出力しても、実際には前記流量比調節弁の開弁位置が前記位置制御信号に応じた位置に達しない場合が生じ得る。
【0010】
そして、このような場合が生じると、本来一致していることが前提である前記位置制御信号に応じた前記流量比調節弁の開弁位置と、実際の前記流量比調節弁の開弁位置とがずれてしまういわゆる脱調状態となる。
【0011】
ここで、前記流量比調節弁故障検知処理が実行されたときに、電源電圧の変動等が生じて前記ステッピングモータが脱調状態となると、機械的な故障が生じていないにもかかわらず、前記位置検出手段によって前記流量比調節弁が前記所定位置にあることが検出されない状態となる。そして、この状態を前記流量比調節弁の故障と判断して追焚きの実行を禁止してしまうと、使用者は浴槽に貯められた湯水を追焚きすることができなくなってしまう。
【0012】
そこで、本発明の前記追焚き付き給湯器は、前記流量比調節弁故障検知処理において前記位置検出手段により前記流量比調節弁の開弁位置が前記所定位置となったことが検出されなかったときは、前記原点出し処理を行った後に再び前記流量比調節弁故障検知処理を実行し、該再度の流量比調節弁故障検知処理においても前記位置検出手段により前記流量比調節弁の開弁位置が前記所定位置となったことが検出されなかったときには、追焚きの実行を禁止する追焚き禁止手段を備えたことを特徴とする。
【0013】
かかる本発明によれば、上述したステッピングモータの脱調が生じて、前記流量比調節弁故障検知処理において前記流量比調節弁の開弁位置が検出されなかった場合に、前記追焚き禁止手段は、前記原点出し処理を再度実行する。これにより、脱調によりずれが生じた、前記位置制御信号に応じた前記流量比調節弁の開弁位置と前記流量比調節弁の実際の開弁位置とを再び一致させて脱調を解消することができる。
【0014】
そして、このように、前記ステッピングモータの脱調が解消した状態で再度前記流量比調節弁故障検知処理を実行することにより、前記ステッピングモータの脱調に起因して前記流量比調節弁の故障が誤って検知され、前記追焚き禁止手段により追焚きの実行が禁止されることを防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態の一例について、図1〜図6を参照して説明する。図1は本発明の追焚き付き給湯器の全体構成図、図2は図1に示した追焚き付き給湯器の制御ブロック図、図3はバイパス弁の作動範囲の説明図、図4〜図6はバイパスサーボの故障検知処理のフローチャートである。
【0016】
図1を参照して、給湯器1は、給湯管路2により水道管(図示しない)と接続され、追焚き管路3により浴槽4と接続されている。そして、給湯器1は、水道管から給湯管路2を介して供給される水を加熱して給湯する機能と、浴槽3に貯められた湯水を加熱して追焚きする機能とを有する。
【0017】
給湯器1はコントローラ4により全体の作動が制御され、コントローラ4からの制御信号に応じて作動する第1バーナ5(本発明の加熱手段に相当する)及び該第1バーナよりも加熱能力が低い第2バーナ6(本発明の加熱手段に相当する)、第1バーナ5と第2バーナ6とにより加熱される追焚き熱交換器7と給湯熱交換器8、水道管から給湯管路2に供給された水の一部を給湯熱交換器8をバイパスさせて給湯熱交換器8から出湯される湯に混入させるバイパス管9、コントローラ4からの制御信号によりバイパス管9の開度を調節するバイパスサーボ10、給湯管路2とバイパス管9との合流箇所Xの下流側の湯の温度を検出して検出信号をコントローラ4に出力する給湯サーミスタ11、給湯熱交換器8の出口付近の湯の温度を検出して検出信号をコントローラ4に出力する熱交サーミスタ12、水道から給湯管路2に供給される水の流量を検出して検出信号をコントローラ4に出力する水量センサ13、及び給湯管路2から供給される湯の流量を調節する湯量サーボ14を備える。
【0018】
さらに、給湯器1は、給湯管路2と追焚き管路3とを接続する湯張り中継管30、コントローラ4からの制御信号により作動して湯張り中継管30を開閉する注湯電磁弁15、追焚き管路3から湯張り中継管30への方向の湯の通過を不能とし湯張り中継管30から追焚き管路3への方向の湯の通過を可能とする逆止弁16、コントローラ4からの制御信号により作動して浴槽4に貯められた湯水を追焚き管路3内に循環させるポンプ17、浴槽4から追焚き管路3に供給される湯水の温度(=浴槽に貯められた湯水の温度)を検出して検出信号をコントローラ4に出力する風呂サーミスタ18、追焚き管路3内を流れる湯水の有無を検出して検出信号をコントローラ4に出力する風呂水流スイッチ19、給湯管路2から湯張り中継管30と追焚き管路3とを経由して浴槽4に供給される湯の流量を検出して検出信号をコントローラ4に出力する湯量センサ20を備える。
【0019】
また、給湯器1は、第1バーナ5と第2バーナ6の作動を制御するため、コントローラ4からの制御信号に応じて第1バーナ5と第2バーナ6への燃料ガスの供給と遮断とを切替える元ガス電磁弁21、コントローラ4からの制御信号に応じて燃料ガスの供給流量を調節するガス比例弁22、コントローラ4からの制御信号に応じて第1バーナ5への燃料ガスの供給と遮断とを切替える第1ガス電磁弁23、コントローラ4からの制御信号に応じて第2バーナ6への燃料ガスの供給と遮断とを切替える第2ガス電磁弁24、コントローラ4からの制御信号に応じて第1バーナ5と第2バーナ6に燃焼用空気を供給する燃焼ファン25、コントローラ4からの制御信号に応じてイグナイタ26から印加される高電圧により火花放電を生じる点火プラグ27、第2バーナ6の燃焼炎の有無を検出して検出信号をコントローラ4に出力するフレームロッド28、及び給湯熱交換器8内で最も給湯管路2内の温度が高くなる箇所の水の温度を検出して検出信号をコントローラ4に出力する水管サーミスタ29を備える。
【0020】
水管サーミスタ29は、追焚き運転のみを単独で実行したときに、給湯熱交換器8内に滞留した水が加熱されて異常に昇温されることを防止するために設けられ、水管サーミスタ29の検出温度が所定の上限温度を超えたときに、コントローラ4は、第1バーナ5と第2バーナ6の燃焼を停止する。
【0021】
また、コントローラ4は、浴室等に設置されたリモコン40との間で各種信号の送受信を行う。リモコン40には、給湯温度、湯張り温度、追焚き時間等の設定や、追焚き、湯張りの開始/停止指示等を行うためのスイッチ類(図示しない)と、給湯温度、湯張り温度等を表示するディスプレイ部(図示しない)とが備えられている。
【0022】
次に、図2を参照して、コントローラ4は、給湯管路2から目標給湯温度の湯を供給する給湯制御を実行する給湯制御手段50、浴槽4に貯められた湯を目標追焚き温度まで昇温させる追焚き運転を実行する追焚き制御手段51、及び浴槽4に目標湯張り温度の湯を目標湯張り量だけ供給する湯張り運転を実行する湯張り制御手段52を備える。
【0023】
また、バイパスサーボ10は、バイパス弁61(本発明の流量比調節弁に相当する)とバイパス弁61を駆動してバイパス弁61の開弁位置を変更するステッピングモータ60とからなり、コントローラ4に備えられたモータ制御手段54は、モータドライバ55を介してステッピングモータ60の角度位置の制御を制御する。
【0024】
モータ制御手段54は、ステッピングモータ60の目標角度位置(バイパス弁の目標開弁位置に対応する)に応じたパルス信号をモータドライバ55に出力し、モータドライバ55は、該パルス信号のパルス数に応じた回転角度だけステッピングモータ60を回転作動させるモータ駆動信号をステッピングモータ60に出力する。
【0025】
ここで、該パルス信号の1パルスに対応するステッピングモータ60の回転角度が予め規定されており、モータ制御手段54は、出力したパルス数をステッピングモータ60の回転方向に応じて位置カウンタ56により加減して積算する。そして、モータ制御手段54は、位置カウンタ56のカウント値からステッピングモータ60の角度位置を把握する。
【0026】
また、ステッピングモータ60の付近には、ステッピングモータ60の角度位置が所定範囲内となったときにONするリミットセンサ62が備えられ、コントローラ4には、バイパス弁61の故障の有無を検知し、バイパス弁61の故障が検知されたときに追焚き運転の実行を禁止する追焚き禁止手段57が備えられている。
【0027】
給湯制御手段50は、リモコン40により設定された目標給湯温度の湯が給湯管路2から供給されるように、第1バーナ5と第2バーナ6の燃焼量を制御する。給湯制御手段50は、給湯管路2の下流側に接続されたカラン(図示しない)が開けられて、水道管からの給水が開始されたことを水量センサ13の検出信号から検知すると、燃焼ファン25を作動させて燃焼用空気の供給を開始し、イグナイタ26から点火プラグ27に高電圧を印加して火花放電を生じさせた状態で、元ガス電磁弁21と第2ガス電磁弁23とを開弁して第2バーナ6に点火する。
【0028】
給湯制御手段50は、第1ガス電磁弁23と第2ガス電磁弁24とガス比例弁22により第1バーナ5と第2バーナ6とによる加熱量を調節する。そして、給湯制御手段50は、使用者によりカランが閉められて、水道管から給湯管路2への給水が停止したことを水量センサ13の検出信号から検知したときに、元ガス電磁弁21と第1ガス電磁弁23と第2ガス電磁弁24とを閉弁し、燃焼ファン25の作動を停止して給湯制御を終了する。
【0029】
次に、追焚き制御手段51は、リモコン40による追焚きの開始指示に応じて、追焚き制御を開始する。追焚き制御手段51は、ポンプ17を作動させて浴槽4内の湯水を追焚き管路3に循環させ、この状態で、上述した給湯制御と同様に第1バーナ5と第2バーナ6とにより追焚き熱交換器7を加熱して、追焚き管路3内を循環する湯水を加熱する。これにより、浴槽4内に貯められた湯水が次第に昇温され、風呂サーミスタ18の検出温度がリモコン40により設定された目標追焚き温度となったときに、追焚き制御手段51は、第1バーナ5と第2バーナ6との燃焼を停止して追焚き制御を終了する。
【0030】
なお、追焚き制御手段51は、ポンプ17を作動させたときに、風呂水流スイッチ19により水流が検出されるか否かを確認する。そして、風呂水流スイッチ19により水流が検出され、浴槽4に湯水が貯められていると判断できるときに追焚き制御を実行する。
【0031】
また、湯張り制御手段52は、リモコン40による湯張りの開始指示に応じて湯張り制御を開始する。湯張り制御手段52は、先ず注湯電磁弁15を開弁し、これにより、水道管から湯張り管路2への給水が開始され、給湯制御手段50により、リモコン40により設定された目標湯張り温度での給湯制御が開始される。そして、給湯管路2から湯張り中継管30と追焚き管路3とを経由して、目標湯張り温度の湯が浴槽4に供給される。
【0032】
湯張り制御手段52は、湯量センサ20により検出される湯の供給流量と湯の供給時間とから、浴槽4に貯められた湯量を把握し、湯量がリモコン40により設定された目標湯張り量に達したときに、注湯電磁弁15を閉弁して湯張り制御を終了する。
【0033】
次に、追焚き運転のみを単独で実行した場合、上述したように、追焚き管路3内を流れる湯水が追焚き熱交換器7により加熱されるが、追焚き熱交換器7と重複して設けられた給湯熱交換器8も第2バーナ6によって加熱されるため、給湯熱交換器8内に滞留した水も高温に加熱されることとなる。
【0034】
そして、このように給湯熱交換器8内に高温の湯が滞留した状態で給湯運転が開始されると、給湯熱交換器8から給湯管路に高温の湯が供給されて、使用者に不快感を生じさせてしまう。そこで、給湯制御手段50は、熱交サーミスタ12の検出温度により給湯熱交換器8から供給される湯の温度を把握し、湯の温度が高温であったときには、バイパス弁61によって、給湯熱交換器8側に供給される水の水量(=給湯熱交換器12から出湯される湯の流量)と、バイパス管9側に供給される水の流量との割合を調節し、両者が混合される箇所Xの下流側に供給される湯の温度を下げるようにしている。
【0035】
しかし、バイパス弁61の故障が生じると、このように給湯熱交換器8側に供給される水の水量と、バイパス管9側に供給される水の流量との割合を調節して、Xの下流側に供給される湯の温度を下げることができなくなる。
【0036】
そこで、追焚き禁止手段57は、バイパス弁61の故障を検知する処理(本発明の流量比調節弁故障検知処理に相当する)を行い、バイパスサーボ10の故障が検知されたときは、追焚き運転の実行を禁止し、給湯熱交換器8から給湯管路2のXの下流に高温の湯がそのまま供給されてしまうことを未然に防止している。
【0037】
図3を参照して、ステッピングモータ60の回転作動範囲は、バイパス弁61の開度の調節範囲に応じて、0°〜540°に設定されており、モータ制御手段54は、通常は20°〜405°の範囲内でステッピングモータ60の角度位置を制御する。
【0038】
また、リミットセンサ62は、バイパス弁61が全開位置(水道管から供給される水が全てバイパス管9側に流れる状態となる開弁位置)となる開リミット範囲(430°〜495°)になったときにONするように設けられているが、開リミット範囲に達するまでにステッピングモータ60は1回転(360°)を超えて回転するため、開リミット範囲の他、該開リミット範囲よりも360°閉弁側である偽リミット範囲でもONする。
【0039】
コントローラ4への電源供給が開始されると、モータ制御手段54は、先ずステッピングモータ60の原点出し処理を行う。原点出し処理は、ステッピングモータ60をバイパス弁61が全閉ロックする位置(以下、全閉ロック位置という)まで作動させて強制的に脱調させることにより行われ、モータ制御手段54は、該全閉ロック位置になったときに上述した位置カウンタ56をクリアする。これにより、全閉ロック位置がステッピングモータ60の原点位置(0°位置)とされる。
【0040】
モータ制御手段54は、給湯制御手段50からバイパス弁61の目標開弁位置が与えられたときに、該目標開弁位置に応じたステッピングモータ60の目標角度位置を算出し、ステッピングモータ60を位置カウンタ56のカウント値から把握される現状の角度位置から該目標角度位置まで作動させるために必要なパルス数を算出する。
【0041】
そして、モータ制御手段54は、算出したパルス数分のパルス信号をモータドライバ55に出力すると共に、出力したパルス数を位置カウンタ56に加算(全開側に作動する場合)又は減算(全閉側に作動する場合)して積算する。これによりモータドライバ55からステッピングモータ60にモータ駆動信号が出力されて、ステッピングモータ60が目標角度位置まで回転し、バイパス弁61の開弁位置が目標開弁位置に制御される。また、位置カウンタ56のカウント数から把握されるステッピングモータ60の角度位置が該目標角度位置となる。
【0042】
このように、モータ制御手段54により、位置カウンタ56のカウント値から把握されるステッピングモータ60の角度位置(以下、ソフト位置という)と、実際のバイパス弁61の開弁位置に応じたステッピングモータ60の角度位置(以下、ハード位置という)とが一致するようにステッピングモータ60の角度位置が制御される。
【0043】
次に、図4〜図6に示したフローチャートに従って、追焚き禁止手段57によるバイパス弁61の故障検知処理について説明する。追焚き禁止手段57は、リモコン40により追焚き運転の開始が指示された時や、湯張り運転の開始が指示された時に、バイパス弁61の故障検知処理を実行する。
【0044】
図4のSTEP1で、追焚き禁止手段57は、故障検知処理の実行回数を管理するためのチェックフラグ(CHECK_F)をリセットする(CHECK_F=0)。そして、次のSTEP2でリミットセンサ62がONしていたときは、STEP20に分岐する。
【0045】
STEP20で、ステッピングモータ60のソフト位置が偽リミット範囲の開側の境界(135°)を超えていたとき、すなわち、開リミット範囲内でリミットセンサ62がONしていたときには、追焚き禁止手段57は、次のSTEP21でステッピングモータ60をバイパス弁61の閉方向(0°側)に作動させる。そして、続くSTEP22でリミットセンサ62がOFFしたとき、すなわち、ステッピングモータ60のソフト位置が開リミット範囲から外れたときに、STEP3に進む。
【0046】
STEP3〜STEP6は、バイパス弁61が開弁方向に正常に作動するか否かを確認するものであり、追焚き禁止手段57は、先ず、STEP3でステッピングモータ60をバイパス弁61の開弁方向(540°側)に作動させる。そして、STEP4でステッピングモータ60のソフト位置が偽リミット範囲の開側の境界を超えるのを待ってSTEP5に進む。
【0047】
STEP5とSTEP6からなるループにおいて、STEP6でステッピングモータ60のソフト位置がバイパス弁61の全開位置(本発明の所定位置に相当し、開リミット範囲内で設定される)となる前に、STEP5でリミットセンサ62がONしたときは、ステッピングモータ60のソフト位置とハード位置とが一致していると想定できる。そのため、追焚き禁止手段57は、バイパス弁61の開弁方向への作動が正常になされたと判断して図5のSTEP7に進む。
【0048】
一方、STEP5でリミットセンサ62がONする前に、STEP6でステッピングモータ60のソフト位置がバイパス弁61の全開位置となったときには、ステッピングモータ60のソフト位置とハード位置とが一致していないと想定できる。そのため、追焚き禁止手段57は、バイパス弁61の開弁方向への作動が不良であり、バイパス弁61が故障している可能性があると判断して図6のSTEP30に進む。
【0049】
図5のSTEP7〜STEP10は、バイパス弁61が閉弁方向に正常に作動するか否かを確認するものであり、追焚き禁止手段57は、先ず、STEP7でステッピングモータ60をバイパス弁61の閉弁方向(0°側)に作動させる。そして、STEP8でステッピングモータ60のソフト位置が偽リミット範囲の閉側の境界(70°)よりも閉側(0°側)となる前に、STEP9でリミットセンサ62がOFFしたときは、追焚き禁止手段57は、バイパス弁61の閉弁方向への作動が正常に実行されたと判断してSTEP10に進み、追焚き禁止手段57は、バイパス弁61の故障検知処理を終了する。
【0050】
一方、STEP9でリミットセンサ62がOFFする前に、STEP8でステッピングモータ60のソフト位置が偽リミット範囲の閉側の境界未満となったときには、追焚き禁止手段57は、バイパス弁61の閉弁方向への作動が不良であり、バイパス弁61が故障している可能性があると判断して図6のSTEP30に進む。
【0051】
図6のSTEP30〜STEP33、及びSTEP40〜STEP42は、バイパス弁61が故障していると判断されたときに、追焚き運転の実行を禁止すると共に該故障を使用者に報知するための処理であり、追焚き禁止手段57は、先ずSTEP30でチェックフラグがセットされているか否かを確認する。
【0052】
ここで、チェックフラグ(CHECK_F)は、図4のSTEP6又は図5のSTEP8でバイパス弁61の作動が不良であると判断されたときに、直ちにバイパス弁61が故障したと判断して追焚き運転の実行を禁止せずに、図6のSTEP32〜STEP33に示した原点出し処理を行った後に、再びバイパス弁61の故障検知を実行するために使用される。
【0053】
図4のSTEP6又は図5のSTEP8でバイパス弁61の作動が不良であると判断されるのは、上述したようにごみ噛み等の機械的な要因が生じた場合がほとんどであると考えられるが、その他の要因として、コントローラ4に供給される商用電源の電圧変動により、バイパス弁61の作動が不良であると判断される場合もあり得る。
【0054】
すなわち、コントローラ4に供給される商用電源の電圧が低下し、それに応じてモータドライバ55からステッピングモータ60に出力されるモータ駆動信号の電圧レベルが低下してステッピングモータ60の発生トルクが不足すると、モータ制御手段54からモータドライバ55に出力されたパルス信号に応じた分だけ作動することができず、ステッピングモータ60の作動量が減少してしまう結果となる。
【0055】
この場合、ステッピングモータ60のソフト位置とハード位置とがずれてしまう、いわゆる脱調状態となる。そして、ソフト位置の角度よりもハード位置の角度の方が小さくなるため、図4のSTEP4でステッピングモータ60のソフト位置がバイパス弁61の全開位置に達しても、STEP5でリミットセンサ62がONしない状態となって、バイパス弁61の開弁方向への作動が不良であると判断される。
【0056】
また、同様に、図5のSTEP8でステッピングモータ60のソフト位置がバイパス弁61の偽リミット範囲の閉側の境界位置に達しても、STEP9でリミットセンサ62がOFFしない状態となる場合も生じ得る。
【0057】
しかし、商用電源の電圧低下は瞬間的なものであって、直ぐに定常電圧に復帰するのが通常である。そして、商用電源の電圧が定常電圧に復帰すれば、問題なくステッピングモータ60によりバイパス弁61の開弁角度を制御することができる。そのため、この場合には、追焚き運転の実行を禁止してしまうよりも、バイパス弁61の故障の誤検知として扱って、追焚き運転の実行を禁止しないようにしたほうが、使用者の使い勝手が良いと考えられる。
【0058】
そこで、追焚き禁止手段57は、このような商用電源の電圧変動に起因して、STEP4及びSTEP5でバイパス弁61の作動不良が検知されたときに、追焚き運転の実行が禁止されないようにするために、図6のSTEP30でチェックフラグがセットされていなかったとき(CHECK_F=0)は、次のSTEP31でチェックフラグをセット(CHECK_F=1)する。
【0059】
そして、続くSTEP32〜STEP33で原点出し処理を行った後に、図4のSTEP2に戻り、再びバイパス弁61の故障検知を行うようにしている。
【0060】
原点出し処理を行うことによって、脱調によりずれが生じていたステッピングモータ60のソフト位置とハード位置とが一致して脱調が解消する。そして、このように脱調が解消された状態で、再度バイパス弁61の故障検知処理を行うことにより、バイパス弁61自体の故障が生じていないにもかかわらず、電気的な要因で生じたステッピングモータ60の脱調のためにバイパス弁61の故障が検知されて、追焚き運転の実行が禁止されてしまうことを防止することができる。
【0061】
また、図5のSTEP8で、バイパス弁61が閉弁方向への作動が不良であると判断された場合も、直ちに追焚き運転の実行を禁止せず、STEP8から図6のSTEP30に分岐してチェックフラグをセット(CHECK_F=1)し、原点出し処理を行った後にSTEP2に戻り、追焚き禁止手段57は再びバイパス弁の故障検知処理を行う。
【0062】
そして、図6のSTEP30でチェックフラグがセットされていたとき(CHECK_F=1)、すなわち、ステッピングモータ60の原点出し処理後に、バイパス弁61の故障検知を再度行なっても、バイパス弁61の開弁方向又は閉弁方向への作動が不良であると判断されたときには、STEP30からSTEP40に分岐する。
【0063】
追焚き禁止手段57は、STEP40でステッピングモータ60の作動を停止し、STEP41で追焚き運転の実行を禁止し、STEP42でリモコン40に備えられた表示部(図示しない)にエラー表示をして、バイパス弁61の故障が生じたことを使用者に報知する。
【0064】
なお、本実施の形態では、バイパス弁61がバイパス管9の下流側の合流箇所に設けられているので、バイパス弁61をバイパス管9の上流側の合流箇所や、給湯熱交換器8よりも下流側の給湯管路2内に設けた場合に比べて、熱によるバイパス弁61の劣化を抑制することができる。
【0065】
また、本実施の形態では、本発明の加熱手段としてガスを燃料とするバーナを示したが、灯油を燃料とするバーナを用いてもよく、また、電熱線により熱交換を行う構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の追焚き付き給湯器の全体構成図。
【図2】図1に示した追焚き付き給湯器の制御ブロック図。
【図3】バイパス弁の作動範囲の説明図。
【図4】バイパスサーボの故障検知処理のフローチャート。
【図5】バイパスサーボの故障検知処理のフローチャート。
【図6】バイパスサーボの故障検知処理のフローチャート。
【符号の説明】
1…追焚き付き給湯器、2…給湯管路、3…追焚き管路、4…浴槽、5…第1バーナ、6…第2バーナ、7…追焚き熱交換器、8…給湯熱交換器、9…バイパス管、10…バイパスサーボ、11…給湯サーミスタ、12…熱交サーミスタ、13…水量センサ、14…湯量サーボ、15…注湯電磁弁、16…逆止弁、17…ポンプ、18…風呂サーミスタ、19…風呂水流スイッチ、20…湯量センサ、40…リモコン、55…モータ制御手段、56…モータドライバ、57…追焚き禁止手段、60…ステッピングモータ、61…バイパス弁、62…リミットセンサ

Claims (1)

  1. 風呂を追焚きするために該風呂に貯められた湯水を循環して追焚きするための追焚き管路と、水道から供給される水を加熱して湯を供給するための給湯管路と、該追焚き管路を流れる湯水を加熱する追焚き熱交換器と、その一部が該追焚き熱交換器と重複して該給湯管路を流れる水を加熱する給湯熱交換器と、該追焚き熱交換器と該給湯熱交換器とを加熱する加熱手段と、前記給湯管路における前記給湯熱交換器により加熱される箇所の上流側と下流側とを連通するバイパス管と、該バイパス管側に流れる水の流量と前記給湯熱交換器側に流れる水の流量との割合を調節する流量比調節弁と、該流量比調節弁の開弁位置を変更可能に接続され、所定の原点出し処理により定められた原点位置を基準として該流量比調節弁の開弁位置を変更するステッピングモータと、該流量比調節弁の開弁位置が所定位置にあることを検出する位置検出手段とを備え、
    前記ステッピングモータに対して前記流量比調節弁の開弁位置を前記所定位置とする位置制御信号を出力し、該位置制御信号に応じて前記流量比調節弁が実際に前記所定位置となったことが前記位置検出手段により検出されるか否かを確認する流量比調節弁故障検知処理を実行する追焚き付き給湯器において、
    前記流量比調節弁故障検知処理において前記位置検出手段により前記流量比調節弁の開弁位置が前記所定位置となったことが検出されなかったときは、前記原点出し処理を行った後に再び前記流量比調節弁故障検知処理を実行し、該再度の流量比調節弁故障検知処理においても前記位置検出手段により前記流量比調節弁の開弁位置が前記所定位置となったことが検出されなかったときには、追焚きの実行を禁止する追焚き禁止手段を備えたことを特徴とする追焚き付き給湯器。
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