JP3320919B2 - ガス燃焼機器における燃焼制御装置 - Google Patents

ガス燃焼機器における燃焼制御装置

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JP3320919B2
JP3320919B2 JP23955594A JP23955594A JP3320919B2 JP 3320919 B2 JP3320919 B2 JP 3320919B2 JP 23955594 A JP23955594 A JP 23955594A JP 23955594 A JP23955594 A JP 23955594A JP 3320919 B2 JP3320919 B2 JP 3320919B2
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宏治 奥野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス給湯器等のガス燃
焼機器における燃焼制御装置に関し、更に詳しくは、モ
ータドライブ方式によりモータカムが回転し、その回転
角度に応じてガスバーナのガス供給経路に設けられるガ
ス弁の開閉、ガスバーナの点火による燃焼あるいは消火
による燃焼停止等の一連の動作がシーケンシャルに行わ
れるガス燃焼機器の燃焼制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばガス給湯器等のガス燃焼機
器では、モータドライブ方式によりモータカムが回転
し、その回転角度に応じてガスバーナのガス供給経路に
設けられるガス弁の開閉、ガスバーナの点火による燃焼
あるいは消火による燃焼停止等の一連の動作がシーケン
シャルの行われる燃焼制御装置を備えたものが既に知ら
れている。
【0003】図9は、ガス給湯器におけるモータドライ
ブ方式によるモータカムの回転位置と給止水栓の開閉、
マグネット安全弁の開閉等の各動作の関係をタイミング
的に示したものであり、また、図10は、そのモータド
ライブ方式によるモータカムの回転と給止水栓の開閉、
マグネット安全弁の開閉、ガスバーナの燃焼の開閉及び
停止等の一連のシーケンシャルな動作を概念的に示した
ものである。
【0004】このガス給湯器の例では、モータカムの回
転位置を検出するため2つのカムスイッチ(SW1 ,S
W2 )を備え、モータの駆動によるモータカムの回転位
置に応じて発せられるその2つのカムスイッチSW1
,SW2 のオン(ON)/オフ(OFF)信号の組合
せにより給止水栓が開かれたこと、マグネット安全弁に
保持電流が流れて開弁動作がされたこと、イグナイタに
よるガスバーナの点火動作により燃焼が開始され出湯が
始まったこと、あるいはマグネット安全弁が閉じて燃焼
が停止されたこと等一連の状態変化が検出されるように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カム駆
動系の故障、例えば、カムスイッチの故障やモータその
もののブレーキ故障等に起因してモータが駆動してはい
けないのに暴走してしまうことがある。そのような状態
が生じるとモータが駆動し続け、モータカムが回転をし
続ける間に生ガスが少しずつ洩れることがある。実際に
はモータカムが一回転するたびに1ccの生ガスが洩れ
る。そしてこのような状態が生じることはガス機器使用
上の安全性が問題となる。
【0006】そして、モータカムが連続して数回転した
ときにそのことを検出してモータのブレーキ故障が生じ
たと判断することも可能であるが、このようにモータカ
ムの連続回転をモータ故障の検出条件とした場合にはモ
ータ故障を検出するのに時間が掛かり、その間が生ガス
が洩れる状態が生じることになる。また、実際にこのガ
ス器具を連続的に使用して給止水栓の開閉や点火/消火
操作を繰り返したときに、これをモータカムの連続回転
によるモータ故障であると誤検出しないように対応する
必要があり、そうすると複雑な制御となってしまう等の
問題も生じる。
【0007】本発明は、そのような問題点を解決するた
めになされたものであり、その目的とするところは、モ
ータドライブ方式のガス燃焼機器においてモータのON
故障やカムスイッチの故障等に起因するモータの暴走を
防止して生ガスの洩れを回避すると共に、そのモータ故
障の早い検知による器具使用上の安全性を確保すること
にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、ガスバーナと、そのガスバーナのガス供給経
路に設けられるガス弁と、そのガス弁を開閉動させるモ
ータとを備えたガス燃焼機器において、前記モータの駆
動に伴うモータカムの回転位置を検出するカム位置検出
手段と、そのモータカムの移動すべき目標カム位置の変
更の有無を判断する目標カム位置変更有無判断手段と、
その目標カム位置変更有無判断手段によりモータカムの
目標カム位置が変更されていないと判断されたときにそ
の目標カム位置と前記カム位置検出手段により検出され
るカム位置(検出カム位置)との不一致状態が所定時間
続いたか否かを判断するカム位置不一致判断手段とを備
え、そのカム位置不一致手段により目標カム位置と検出
カム位置の不一致状態が所定時間続いたと判断されたと
きに、モータのON故障又はカムスイッチ故障と判断す
るように構成したガス燃焼機器における燃焼制御装置を
要旨とするものである。
【0009】このときに前記カム位置不一致判断手段に
よる判断結果によりモータのON故障又はカムスイッチ
故障と判断されたときに、ガス供給経路のガス弁が閉じ
られた安全位置でモータを停止させるモータ停止位置制
御手段を備えているとよい。そうすれば、モータのON
故障等が生じたときに生ガスが洩れない状態でそのモー
タが停止されることとなり安全性が確保される。
【0010】更に、前記目標カム位置変更有無判断手段
によりモータカムの移動すべき目標カム位置が変更され
ていると判断されたときに、その目標カム位置と前記カ
ム位置検出手段により検出されるカム位置(検出カム位
置)との不一致状態が所定時間続いたか否かを判断する
第2のカム位置不一致判断手段をさらに備え、その第2
のカム位置不一致判断手段により目標カム位置と検出カ
ム位置の不一致状態が所定時間続いたと判断されたとき
にモータ過負荷異常又はカムスイッチ故障と判断するよ
うに構成していれば、モータの過負荷異常等が生じたと
きにそれが検知されることになる。
【0011】そして、この場合にも前記第2のカム位置
不一致判断手段による判断結果によりモータの過負荷異
常又はカムスイッチ故障と判断されたときに、ガス供給
経路のガス弁が閉じられた安全位置でモータを停止させ
るモータ停止位置制御手段を備えているとよい。そうす
れば、モータの過負荷異常等が生じたときにもモータは
生ガスが洩れない位置で停止され、安全性が確保される
ことになる。
【0012】
【作用】このような構成を有する本発明のガス燃焼機器
によれば、モータの駆動によりモータカムが回転する
と、カム位置検出手段からの検出信号に基づきガスバー
ナのガス供給経路に設けられるガス弁の開閉や点火/消
火の動作がシーケンシャルに行われるが、モータが駆動
していないはずなのに目標となるカム位置(目標カム位
置)と、前記カム位置検出手段からの検出信号に基づく
カム位置(検出カム位置)との不一致状態が所定時間経
過することにより、モータのON故障等が生じてモータ
が暴走回転し続けていると判断される。
【0013】一方、請求項3に記載の発明によれば、モ
ータが駆動するように操作されているにもかかわらず、
モータカムが所定時間の経過によっても目標のカム位置
に来ないときには、モータの過負荷異常等が生じてモー
タが回転できない状態にあると判断される。
【0014】そして、このようにモータのON故障ある
いは過負荷異常等の判断がなされたときには、モータ停
止位置制御手段を備えていることにより、モータはガス
供給経路のガス弁が閉じられた安全位置で停止される。
これにより、ガス洩れの生じない安全状態が維持される
ものである。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面を参照して
詳細に説明する。図1は、本発明が適用されるガス湯沸
器の概略構成を示したものである。図示されるように、
このガス湯沸器10は、器具本体内に、給水管16と出
湯管18とを備える熱交換器12と、この熱交換器12
を加熱するためのガスバーナ14とが配置される。一方
で、給水管16には給止水栓20が接続され、前記ガス
バーナ14へガスを供給するガス管22の元には給ガス
栓24が接続されている。
【0016】そして、前記給止水栓20には水栓パイロ
ットバルブ26が設けられ、この水栓パイロットバルブ
26はモータ28の駆動により開閉されるものである
が、この駆動源たるモータ28には、その駆動軸に連繋
されるモータカム軸に第1ないし第3カム29a,29
b,29cが設けられ、第1カム29aにはモータ連動
レバー30を介して前記水栓パイロットバルブ26を開
閉動作させる給止水栓開閉レバー32が連繋されてい
る。この給止水栓開閉レバー32は水栓パイロットバル
ブ26のバルブ軸27の基部に連繋され、この給止水栓
開閉レバー32の作動によりバルブ軸27が進退動し、
水栓パイロットバルブ26により閉じられている弁口3
1が開閉されるものである。
【0017】一方、前記ガスバーナ14のガス管22に
設けられた給ガス栓24には、給水管16に水が流れる
と連動して開かれる自動ガス弁34と、点火トラブル等
の未然防止のために設けられるマグネット安全弁36、
および給ガス流路を開閉するために設けられる器具栓3
8とがそれぞれ備えられている。そして前述の水栓パイ
ロットバルブ26と自動ガス弁34とは弁軸40等を介
して連繋され、水栓パイロットバルブ26が開くことに
より水が流れると、自動ガス弁34が自動的に開かれる
ようになっている。
【0018】またマグネット安全弁36は、モータ28
の駆動により弁作動杆42が押され、マグネット保持電
流が流れて励磁されることにより開放状態に保持される
ようになっている。そしてマグネット安全弁36が開放
保持された後、次いで器具栓38がモータ28の駆動に
よって開かれ、これによって給ガス栓24内の給ガス流
路は完全に開かれガスバーナ14へガスが供給されると
共に、イグナイタ43のオン動作に伴なう点火用電極4
4の連続スパークによってガスバーナ14が点火される
ようになっている。
【0019】またモータ28に近接してカムスイッチ4
6,48が設けられ、モータ28の駆動に伴なうこのカ
ムスイッチ46,48のオン/オフ信号の組合せにより
前記給止水栓20の水栓パイロットバルブ26が開かれ
たこと、マグネット安全弁36が励磁によって開放保持
されたこと、器具栓38が開かれたこと、給止水栓20
・マグネット安全弁36・器具栓38が全て閉じられた
こと等が検知されるようになっている。
【0020】そして前述の水栓パイロットバルブ26と
自動ガス弁34とを連繋する弁軸40に近接して水流検
知スイッチ50が設けられ、この弁軸40の移動によっ
て水流検知スイッチ50がオンされることにより給水管
16の水の流れが検知されると共に、この水流検知スイ
ッチ50のオン信号により前記したモータ28の駆動お
よびイグナイタ43によるガスバーナ14の点火動作が
開始されるようになっている。
【0021】尚、器具本体の操作パネル(図示せず)に
は、給湯ボタン54とこれの押圧によりオンされる点火
スイッチ56が設けられ、また符号58はガスバーナ1
4の立ち消えおよび酸欠を検知する一次熱電対を示し、
さらに符号60は熱交換器12のフィン閉塞による不完
全燃焼を防止するために設けられる二次熱電対を示して
いる。
【0022】図2は、さらにこのガス湯沸器10の概略
構成をブロック図的に示したものである。図1に示した
構成と同一の構成部分については同一の符号を付してそ
の詳細な説明は割愛するが、図示されるように給水管1
6に設けられる給止水栓20、ガス供給系路(ガス管2
2)に設けられるマグネット安全弁36および器具栓3
8はそれぞれモータ28に連繋される。またこのモータ
28と前述の水流スイッチ50はバーナコントローラ6
2へ接続されている。このバーナコントローラ62には
点火スイッチ56が接続され、さらには前述の熱電対5
8、60とも接続されている。
【0023】図3は、給湯ボタン54のオン(ON)操
作により、モータ28を回転駆動させたときのモータカ
ムの回転角度と第1カムスイッチ46及び第2カムスイ
ッチ48のON/OFFのタイミング、並びに給止水栓
20の開閉、給ガス栓24のマグネット安全弁36のマ
グネット保持電流のON/OFFのタイミングとそのマ
グネット安全弁36の開閉動作のタイミング等との関係
を示している。
【0024】横軸にモータに設けたカムの回転角度を0
゜〜360゜まで示し、縦軸に第1カムスイッチ46及
び第2カムスイッチ48のON/OFFのタイミング、
並びにマグネット保持電流のON(HIとLO)/OF
Fのタイミング及びマグネット安全弁36と器具栓38
のそれぞれの開閉のタイミング等を示している。
【0025】この図3に示されるように、モータに設け
たカムが回転するにつれて初めに第1カムスイッチ46
がONして給止水栓20が開かれ、次ぎにマグネット安
全弁36の弁作動杆42が除々に押し下げられて、第2
カムスイッチ48がONされた時点でマグネット保持電
流が流れてマグネット安全弁36が図中一点鎖線で示す
ように開かれた状態が保持される。次いで器具栓38が
徐々に開かれ、第1カムスイッチ46がOFFされた時
点で完全に開かれた状態となる。この状態でモータは停
止されイグナイタによる点火動作により燃焼が継続され
るが、燃焼を停止させるときには給湯ボタン54のオフ
(OFF)操作により再びモータが駆動され、モータカ
ムが回転していくことにより第2カムスイッチ48がO
FFされて給止水栓20と器具栓38とが閉じられ、燃
焼が停止される。
【0026】次に、図4に、水供給路及びガス供給路の
供給弁の開閉を行うモータカムの回転位置を確認し、そ
の回転位置を制御する制御装置のブロック図を示す。点
火スイッチ56及び水流スイッチ50のオン動作により
燃焼制御装置(バーナコントローラ)62が、水経路1
6及びガス経路22の各弁20,24の開弁量を調節す
るカム29(29a,29b,29cの統一符号)の回
転位置(目標カム位置)を決定する。そして、その燃焼
制御装置62からの目標カム位置の信号に基づいてカム
制御装置85が、モータ28を駆動させてカム29を目
標カム位置まで回転させる。また、燃焼制御装置62
は、イグナイタ43をオンさせ、点火用電極44の連続
スパークによってガスバーナ14を点火させる。
【0027】このとき、ガスバーナ14の点火状況を炎
検知装置58(60)が随時チェックし、その炎検知装
置58(60)からの信号に基づいて燃焼制御装置62
が目標カム位置を決定することとなる。また、カム位置
検出装置86(第1、第2カムスイッチ46,48)
が、モータ28の駆動によりカム29が実際に回転した
回転位置(検出カム位置)を検出し、それをカム制御装
置85へフィードバックさせる。そのため、カム制御装
置85においては、燃焼制御装置62からの目標カム位
置の信号と、カム位置検出装置86からの検出カム位置
の信号の比較が行われることとなる。
【0028】このような一連のモータ駆動と各動作との
タイミングの中で、モータのON故障あるいは過負荷状
態等が発生するとがあるが、そのような場合には次の図
5に示したフローチャートに従ってその異常が検知さ
れ、安全な位置でのモータの停止が実行されることとな
る。そこで、次にこのモータ異常時の制御を示した図5
のフローチャートに従って説明する。
【0029】先ず、点火スイッチ56の操作によりモー
タ28が正常に回転駆動し制御または、正常カム位置で
停止されている(ステップ1、以下単に「S1」と表示
する)。そして、モータの回転駆動に伴い最初に第1カ
ムスイッチ46がオン(ON)され、次に第2カムスイ
ッチ48がオン(ON)され、続いて第1カムスイッチ
がオフ(OFF)され、順次給止水栓の開閉動作、マグ
ネット安全弁36の開閉動作、器具栓38の開弁動作が
行われるが、その間に第1カムスイッチ46及び第2カ
ムスイッチ48からの信号が入るたびに次のスイッチへ
の選択換え指示が入ったか、即ち、次の動作を行うため
の目標カム位置の変更があったか否かが判断される(S
2)。
【0030】例えば、モータカムの回転位置が第1カム
スイッチ46をオン(ON)させる位置までくれば、次
に第2カムスイッチ48がオン(ON)される位置に目
標カム位置が変更されるようにコンピュータで目標カム
位置の変更指示がなされるが、そのような指示があれば
モータは回転し続けなければならず、その判断がなされ
るのである。具体的には、給止水栓20の水栓パイロッ
トバルブ26を開き、あるいは器具栓38が開く等を決
定する所定位置にモータ28の駆動に伴なうカム29の
位置の変更があったかを確認する。
【0031】そして、目標カム位置に変更があった場合
には(S2:YES)、後述するモータ過負荷異常シー
ケンスフローに従ってその異常が検知される。一方、目
標カム位置に変更がなかった場合には(S2:NO)、
次の動作を行うべき目標カム位置と、カム位置検出装置
86の検出信号に基づく実際のカム位置(検出カム位
置)とが一致しているか否かが、カム制御装置85によ
って判断される(S3)。そこで、この目標カム位置と
検出カム位置とが一致している場合(S3:YES)に
は、モータカムは正常な燃焼状態の位置で停止されてい
ると判断されて、続いて正常制御が行われる(S1)。
【0032】しかし、目標カム位置と検出カム位置とが
不一致であると確認された場合(S3:NO)には、更
にT1 秒が経過するまでに目標カム位置に検出カム位置
が一致しないかを確認する(S4)。そこで、T1 秒以
内に検出カム位置が目標カム位置に一致した場合(S
4:NO)には、モータ28が回転してカム29が正常
に制御されていると判断されて、続いてモータ28が正
常カム位置で停止される(S1)。
【0033】一方、T1 秒経過後もなお検出カム位置が
目標カム位置に一致しない場合(S4:YES)には、
モータのON故障あるいはカムスイッチの故障等の異常
が発生しているため、モータのON故障シーケンスフロ
ーあるいはそのフローチャートに従ってモータ28の制
御が行われる(S5)。これは、モータ28が暴走して
しまっている場合には、本実施例のような湯沸器ではカ
ム29が一回転するたびに1ccの生ガスが洩れ、安全
性が大きく損なわれるためである。
【0034】ところで、S2に戻って目標カム位置に変
更があったと判断された場合(S2:YES)には、や
はり、動作を行うべき目標となる目標カム位置と、検出
信号に基づく検出カム位置とが一致しているか否かが確
認される(S6)。そして、その目標カム位置と検出カ
ム位置が一致する場合(S6:YES)には、カム29
が正常に駆動していると判断されて、続いてモータ28
が回転駆動してカム位置が制御される(S1)。しか
し、目標カム位置と検出カム位置とが不一致であると確
認され(S6:NO)、その後、T2 秒が経過した後も
目標カム位置と検出カム位置とが一致しなければ(S
7:YES)、モータの過負荷あるいはカムスイッチの
故障等の異常が発生していると判断される。そのため、
モータの過負荷シーケンスフローあるいはそのフローチ
ャートに従ってモータ28が制御される(S8)。
【0035】そして、S5,S8でモータ28が制御さ
れた後は、ガス経路のガス弁が閉じられる安全位置まで
モータが回転されて安全位置駆動制御が行われ(S
9)、更に後述する安全位置強制停止が行われる(S1
0)。
【0036】ここで図6は、モータ駆動回路原理を説明
するための、モータ駆動回路の概略図である。このモー
タ駆動回路では、モータ28にマイコン73よりドライ
ブ信号が入力されるとオン(ON)されるトランジスタ
71と、モータにブレーキ信号が入力されるとオン(O
N)されるトランジスタ72とが直列に継がれ、モータ
28はそのブレーキ信号が入力される側とトランジスタ
72と並列に継がれている。更に具体的に示せば、モー
タ28はベースがマイコン73に接続されたトランジス
タ72のコレクタ、エミッタ間に接続され、そのトラン
ジスタ72にはベースがやはりマイコン73に接続され
たトランジスタ71のエミッタに接続されている。この
とき、トランジスタ71のベースに流される電流がドラ
イブ側となり、トランジスタ72のベースに流される電
流がブレーキ側となり、マイコン73による供給電流の
制御によってモータ28の回転がコントロールされるこ
ととなる。
【0037】このようにトランジスタ71 ,72を介
してマイコン73に接続されたモータ28は、具体的に
次にように駆動することとなる。:トランジスタ7
1,72がともにOFFのときには停止状態である。
:トランジスタ71 がONでトランジスタ72がO
FFのときにはモータ28が回転する。そして、:ト
ランジスタ71がOFFでトランジスタ72がONのと
きにはモータ28の回転が停止する。そのため、モータ
28にはブレーキが掛かった状態となり、所定時間後に
モータ28が停止することとなるので、トランジスタ7
2への電流もそのモータ28の停止する所定時間後にO
FFする。ところで、:後述する「モータON故障あ
るいは過負荷検出」後には、と同様にトランジスタ7
1をOFF、トランジスタ72をONとし、そしてこの
状態を継続してブレーキが掛け続けられた状態とする。
これは、例えば、トランジスタ71がON故障している
場合に、トランジスタ72をONにしておけばモータ2
8に電流が流れないため、モータ28が駆動し続けるこ
とがないためである。
【0038】ところで、S4,S7の判断が「YES」
であれば、カムスイッチの故障、モータのON故障、又
はモータの過負荷異常等であると判断され、図7に示し
たフローチャートに従ってモータの制御が行われる。先
ず、モータ28やマグネット安全弁36あるいはイグナ
イタ43等の全電気的負荷がいったんOFFされ(S1
1)、モータ28だけがONされる(S12)。このと
き初めに給ガス栓24のマグネット安全弁36及び器具
栓38の開閉動作に直接関係する第2カムスイッチ48
がONされたか否かが判断され(S13)、第2カムス
イッチ48がONされたと判断されれば(S13:YE
S)、次に第2カムスイッチ48がOFFされたか否か
が判断され(S14)、第2カムスイッチ48がOFF
されたと判断(S14:YES)された時点でモータ2
8はOFFされる(S22)。これは、図8のフローチ
ャートで示した安全位置駆動制御(S9)に一致する制
御である。
【0039】この場合には、第1カムスイッチ46及び
第2カムスイッチ48がいずれもOFF状態で、給止水
栓20(給ガス栓24の水圧自動弁34も含む。)及び
給ガス栓24のマグネット安全弁36と器具栓38のい
ずれもが閉じた状態にある。この位置でモータ28をO
FFすれば、給ガス栓24からガスバーナ14へ生ガス
が送られることはなく、燃焼停止時の生ガスの洩出は生
じない。
【0040】この時点で、モータの異常がON故障の場
合(S4:YES)は、モータ28が回り続けているた
めに「S13:YES」、「S14:YES」が選択さ
れる。そのためモータ28はOFFされるが、例えば図
4に示したトランジスタ71がON故障しているために
起ったものであれば、トランジスタ71をOFF、トラ
ンジスタ72をONとし、この状態を継続してブレーキ
が掛け続けられた状態とする。そうすれば、モータ28
に電流が流れないためにモータ28の駆動が停止するこ
ととなる。
【0041】一方、第2カムスイッチ48のON信号が
入力されないと判断されたとき(S13:NO)、並び
に第2カムスイッチ48のOFF信号が入力されないと
判断されたとき(S14:NO)には、T秒以内に次の
信号が第1カムスイッチ46又は第2カムスイッチ48
から入力されないか否かが判断され(S15、及びS1
6)、T秒以内に入力信号がない場合には(S15,S
16:YES)、次に第1カムスイッチ46がOFFさ
れたか否かが判断される(S17)。
【0042】そして第1カムスイッチ46がOFFされ
たと判断された場合には(S17:YES)、次に第1
カムスイッチ46がONされたか否か、あるいは水流検
知スイッチ50がOFFされたか否かが判断され(S1
8、及びS19)、第1カムスイッチ46がONされた
と判断された場合(S18:YES)、あるいは水流検
知スイッチ50がOFFされたと判断された場合には
(S19:YES)、その時点でモータ28がOFFさ
れる(S22)。
【0043】ところで、「S18」の判断に基づいてモ
ータ28がOFFされた場合、これは丁度、給止水栓2
0は開いているが給ガス栓24のマグネット安全弁36
と器具栓38は閉じられている状態であり、給ガス栓2
4のガスの流れは停止されてやはりこの場合もガスバー
ナ14からの生ガスの洩出は起こらない。そして、給止
水栓20のみは開かれているので出湯管18からは水が
流出するが、これは元水栓(図示せず)を閉めることで
停止される。このとき給ガス栓24内の水圧自動弁70
も同時に閉じられることとなる。
【0044】一方、「S19」の判断に基づいてモータ
28がOFFされた場合、これは水流検知スイッチ50
のOFF信号により給ガス栓24の水圧自動弁34が閉
じられたことを意味し、また同時にこの時点では図3に
示したタイミングチャートからも明らかなように、給ガ
ス栓24のマグネット安全弁36と器具栓38はいずれ
も閉じられているはずであるから、この場合にも給ガス
栓24のガス流は停止し、ガスバーナ14からの生ガス
の洩出も起こらない状態にあることとなる。
【0045】尚、第1カムスイッチ46がOFFされな
いと判断されたとき(S17:NO)、T秒以内に次の
検知信号が入力されずにカム29の位置が検出されない
と判断されれば(S21:YES)、モータ28はOF
Fされる(S22)。また、水流検知スイッチ50がO
FFされないと判断されないときにも(S19:N
O)、T秒以内に次の検知信号が入力されずにカム29
の位置が検出されないと判断されると(S20:YE
S)、モータ28はOFFされる(S22)。
【0046】従って、以上のようにモータのON故障や
過負荷以上等が発生した場合においても給ガス栓24か
らガスバーナ14へ生ガスが送られることはなく、燃焼
停止時の生ガスの洩出は生じない安全位置でモータ28
が停止することとなる。
【0047】このようにモータの制御によりON故障あ
るいは過負荷異常に対して安全位置駆動制御(S9)が
行われた後は、湯沸器を再起動させるために安全位置強
制停止(S10)、即ち、カム28をカム回転角度0゜
の原点位置に戻して停止させることが必要となる。そこ
で、それには次の図8に示したフローチャートに従って
制御が行われる。
【0048】モータ28がONされる(S31)と、第
1カムスイッチ46がOFFされかつ第2カムスイッチ
48がONされたか否かが判断される(S32)。これ
は前述の表より明らかなように、モータカムの回転角度
が丁度「燃焼」位置に来ているか否かの判断にあたる。
【0049】そして、このS32で「YES」と判断さ
れたときには、次いで第1カムスイッチ46と第2カム
スイッチ48のいずれもがOFFされたか否かが判断さ
れ(S33)、ここでも「YES」と判断された時点で
モータ28はOFFされて停止する(S34)。これは
モータカムの回転角度が丁度「停止」位置に来ているか
否かの判断にあたる。
【0050】かくして初めのS32の判断は、モータカ
ムを原点(停止位置)の1つの前の状態にする判断で、
次のS33の判断はモータカムの原点(停止位置)の確
認の判断となるものであり、これによりモータ28は丁
度カムの原点(停止位置)で停止されることとなる。
【0051】そしてこの原点チェック制御により湯沸器
を再起動させたときの給止水栓の開弁から燃焼までのタ
イミングのズレが解消され、待機時の不具合は生じな
い。この原点チェックの操作は、モータのみが電気的に
通電されるようにし、イグナイタの放電やマグネット吸
着電流の通電は休止した状態で行なわれる。
【0052】異常検出停止時においてカムスイッチの異
常で原点(停止位置)に戻ることができない場合には、
次に安全な停止点を捜して停止するようにすれば更に良
い。この実施例では、モータ28に接続したカムにより
給止水栓20、器具栓38、マグネット安全弁36の開
弁をタイミングを変えて行っているが、図9に第1カム
スイッチ46及び第2カムスイッチ48と各動作位置と
の関係を示したように、カム位置2〜4の間では給止水
栓20が開いた位置にあって給止水栓20と自動ガス弁
34が開いており、水が出ると共にガスシール部の数が
器具栓38とマグネット安全弁36の2シールとなって
いる。
【0053】そしてマグネット安全弁、イグナイタの通
電を停止してモータを駆動させた状態ではカム位置2〜
3ではマグネット安全弁36が、さらにカム位置3〜4
では器具栓38がそれぞれ開いた状態となってガスシー
ル部の数が1つとなる為、それぞれ万が一器具栓38か
マグネット安全弁36が故障した場合にはガス洩れが生
じることとなる。この点前述の図8に示したフローチャ
ートに従えば、それ迄の位置が原点以外の位置にある時
にはカム位置を原点に戻すことにより前述の不具合の可
能性が排除されるものである。
【0054】以上実施例について種々説明したが、要す
るに本発明ではブレーキの故障によりモータが暴走する
等の不具合が発生したときに、給ガス栓のマグネット安
全弁や器具栓が閉じている安全位置でモータを停止さ
せ、ガスバーナからガス洩れが生じないように配慮した
ものである。したがって本発明は上記実施例に何ら限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能であることはいうまでもないことであ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の湯沸器によれば、モータドライブ方式のガス燃焼
機器においてモータのON故障やカムスイッチの故障等
が生じたときに、カム位置不一致判断手段によって目標
カム位置と検出カム位置の不一致状態を確認し、モータ
停止位置制御手段によってガス供給路のガス弁が閉じら
れた安全位置でモータを停止させるようにしたので、モ
ータの暴走が防止され、生ガスの洩れが回避されると共
に、そのモータ故障の早い検知による器具使用上の安全
性が確保されるものである。また、第2カム位置不一致
判断手段が目標カム位置と検出カム位置の不一致状態を
確認することによりモータ過負荷異常又はカムスイッチ
故障を判断し、モータ停止位置制御手段によってガス供
給経路のガス弁が閉じられた安全位置でモータを停止さ
せるようにしたので、これによってもモータの暴走が防
止され、生ガスの洩れが回避されると共に、そのモータ
故障の早い検知による器具使用上の安全性が確保される
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての元止め式ガス湯沸器
の概略構成図である。
【図2】図1に示したガス湯沸器の概略構成をブロック
図的に示したものである。
【図3】図1に示したガス湯沸器のモータカムの回転角
度と各動作との関係を示す(モータのみをONした状態
での)タイミングチャートである。
【図4】水供給路及びガス供給路の供給弁の開閉を行う
カムの回転位置を制御する制御装置のブロック図を示で
ある。
【図5】モータの回転の異常を検知し、安全な位置での
停止を行う一連の制御を示したフローチャートである。
【図6】モータ駆動回路原理を説明するモータ駆動回路
の概略図である。
【図7】モータの回転の異常が検知された場合の制御を
示したフローチャートである。
【図8】モータに異常が発生した場合に安全位置でその
モータを停止させる制御を示したフローチャートであ
る。
【図9】原点チェック制御の説明においてこの実施例に
おけるモータカムの位置と各動作との関係を判りやすく
示したタイミングチャートである。
【図10】従来一般的に知られるモータドライブ方式の
ガス湯沸器におけるモータ駆動と給止水栓や給ガス栓の
開閉、燃焼、停止等の一連のシステムの流れとの関係を
概念的に示した図である。
【符号の説明】
10 元止め式湯沸器 12 熱交換器 14 ガスバーナ 16 給水管 18 出湯管 20 給止水栓 24 給ガス栓 34 自動ガス弁 36 マグネット安全弁 38 器具栓 46 第1カムスイッチ 48 第2カムスイッチ 56 点火スイッチ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバーナと、そのガスバーナのガス供
    給経路に設けられるガス弁と、そのガス弁を開閉動させ
    るモータとを備えたガス燃焼機器において、 前記モータの駆動に伴うモータカムの回転位置を検出す
    るカム位置検出手段と、 そのモータカムの移動すべき目標カム位置の変更の有無
    を判断する目標カム位置変更有無判断手段と、 その目標カム位置変更有無判断手段によりモータカムの
    目標カム位置が変更されていないと判断されたときにそ
    の目標カム位置と前記カム位置検出手段により検出され
    るカム位置(検出カム位置)との不一致状態が所定時間
    続いたか否かを判断するカム位置不一致判断手段とを備
    え、そのカム位置不一致手段により目標カム位置と検出
    カム位置の不一致状態が所定時間続いたと判断されたと
    きに、モータのON故障又はカムスイッチ故障と判断す
    るように構成したことを特徴とするガス燃焼機器におけ
    る燃焼制御装置。
  2. 【請求項2】 前記カム位置不一致判断手段による判断
    結果によりモータのON故障又はカムスイッチ故障と判
    断されたときに、ガス供給経路のガス弁が閉じられた安
    全位置でモータを停止させるモータ停止位置制御手段を
    備えることを特徴とする請求項1に記載したガス燃焼機
    器における燃焼制御装置。
  3. 【請求項3】 前記目標カム位置変更有無判断手段によ
    りモータカムの移動すべき目標カム位置が変更されてい
    ると判断されたときに、その目標カム位置と前記カム位
    置検出手段により検出されるカム位置(検出カム位置)
    との不一致状態が所定時間続いたか否かを判断する第2
    のカム位置不一致判断手段をさらに備え、その第2のカ
    ム位置不一致判断手段により目標カム位置と検出カム位
    置の不一致状態が所定時間続いたと判断されたときにモ
    ータ過負荷異常又はカムスイッチ故障と判断するように
    構成したことを特徴とする請求項1に記載したガス燃焼
    機器における燃焼制御装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のカム位置不一致判断手段によ
    る判断結果によりモータの過負荷異常又はカムスイッチ
    故障と判断されたときに、ガス供給経路のガス弁が閉じ
    られた安全位置でモータを停止させるモータ停止位置制
    御手段を備えることを特徴とする請求項3に記載したガ
    ス燃焼機器における燃焼制御装置。
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