JP2003013950A - ガイドロッド及びこれを用いたクロスローラガイド - Google Patents
ガイドロッド及びこれを用いたクロスローラガイドInfo
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Abstract
ガイドロッド及びこれを用いたクロスローラガイドを提
供する。 【解決手段】 ガイドロッド1は、酸化アルミニウム
(アルミナ),窒化けい素、ジルコニアを有する焼結物
からなるセラミック製の角棒材の長手方向にV字状溝2
が形成されている。また、クロスローラガイド27は、
所定間隔おきに保持器10に保持され、交互に直交して
配置されてV字状溝2内を転動するセラミック製の多数
のローラ8,9とを有する。
Description
境下で使用される精密測定器や精密加工機の直線移動部
分に用いられるガイドロッド及びこれを用いたクロスロ
ーラガイドに関する。
クロスローラガイドの構造を図7(A)〜(C)に示
す。クロスローラガイド70は、90度のV字溝を有す
るガイドロッド71,72と、2本のガイドロッド7
1,72のV字溝内を転動する多数のローラ73,74
と、ローラ73,74を転動可能に保持する板状の保持
器75を有している。
90度ずらして交互に配置されている。保持器75に
は、45度に傾斜したローラ73,74の外周形状に合
わせた楕円形の孔部76が形成され、孔部76の長軸方
向の両端部には、ローラ73,74の円形の両側面(平
面部)に当接可能な抜け止め部77が形成されている。
した状態でプレス加工により打ち抜かれ、その後、保持
器75の水平面に対して45度の角度でそれぞれ両側に
屈曲して形成されている。隣接する孔部76の抜け止め
部77は、交互に逆側に屈曲して形成され、隣接するロ
ーラ73,74をそれぞれ交互に傾斜させて抜け落ちな
いように保持している。
一方のクロスローラガイド70の長手方向の移動に伴っ
てV字溝内を転動するが、保持器75に対しては摺動す
ることになる。各部材の精度が低い場合には、ローラ7
3,74が滑らかに転動することができないので、これ
を解消するため、種々の工夫がされている。
報に開示されたローラガイドベアリングは、ローラを保
持する連結体に樹脂又は金属を使用し、連結体を曲面状
に形成している。
ては、リニアアクチュエータの直線案内路として耐摩耗
性のセラミックシートを結合し、相手側の転がり式ベア
リングの接触面を平坦とすることにより常に高い精度の
往復運動を得ることが得られるとしている。
000−110831号公報に開示されたローラガイド
ベアリングでは、連結体の形状が複雑になり、精度が出
にくかった。また、セラミックシートは接触面の表面粗
さによる小さい突起は修正できても装置全体のゆがみ等
は矯正できなかった。
例えば、200度以上の高温雰囲気中や、塩酸等の薬品
の影響がある場所では使用できず、また、絶縁の要求が
ある場所でも使用が困難である。さらに、自重による撓
み等も発生しやすく、大型化が困難である。
劣悪環境下でも使用でき、軽量で精度がよいガイドロッ
ド及びこれを用いたクロスローラガイドを提供すること
にある。
め、本発明のガイドロッドは、セラミック製の角棒材の
長手方向にV字状溝が形成されている。ここで、セラミ
ック製とは、例えば、酸化アルミニウム(アルミナ),
窒化けい素、ジルコニアを有する焼結物をいい、特に摺
動性がよいものが好ましい。ガイドロッドがセラミック
製なので、軽量で精度良く形成することができる。
ラミック製の角棒材の長手方向にV字状溝が形成されて
いるガイドロッドと、所定間隔おきに保持器に保持さ
れ、交互に直交して配置されて前記V字状溝内を転動す
るセラミック製の多数のローラとを有している。ガイド
ロッドとローラがセラミック製なので、接触部分の抵抗
が小さくなり、滑らかに移動することができる。また、
高温、高湿等の劣悪環境下でも影響が小さくなる。
側に沿って配置されたセラミック製の棒状支持部材と、
隣接する前記ローラの周面をそれぞれガイドする楕円弧
部を備えて前記棒状支持部に固定されるセラミック製の
スペーサ板とを設け、しかも前記棒状支持部に、前記ロ
ーラの側面に当接して支持する傾斜支持部を形成するこ
とも可能である。
形成することが困難であるが、保持器を、棒状支持部材
とスペーサ板に分割して形成することによって、加工を
容易にして効率よく製造することができる。また、ガイ
ドロッド、ローラ及び保持器を全てセラミック製にする
ので、高温、高湿等の劣悪環境の影響を受けずにガイド
ロッドを滑らかに進退させることができる。
挟んで固定し、前記傾斜支持部を前記スペーサ板の両側
に長手方向に沿って設け、対となる前記傾斜支持部を前
記ローラの側面と周面にそれぞれ当接させて支持するこ
とも可能である。かかる構成によって、傾斜支持部及び
周面支持部を長手方向に連続的に形成できるので、棒状
支持部を簡単に製造できる。
をガイドすると共にこのローラの軸方向の一側及び他側
に交互に開口して形成された実質的にC形の切欠き部
と、それぞれの切欠き部の開口側とは逆側の縁部に形成
され、前記ローラの側面に当接して支持する傾斜支持部
とを備える2枚の保持板を設け、一方の保持板の開口部
に他方の保持板の傾斜支持部が重合するように配置して
固定し、対向する2カ所に配置された前記傾斜支持部
で、前記ローラの両側面をそれぞれ支持することも可能
である。ここで、C形とは、一側に開口部を有する形状
であればよい。かかる構成によって、保持器を2種類の
部材で形成することができ、また、加工も単純化するこ
とができる。
交互に保持する板状の第1、第2のブロック部を、その
法線方向の位置を変えて一体的に設け、前記第1、第2
のブロック部に、前記ローラの周面をガイドする第1、
第2の楕円状孔部をそれぞれ形成し、前記第1、第2の
楕円状孔部の長手方向両端部に、前記ローラの側面及び
周面に当接してガイドする第1、第2の傾斜ガイド部を
それぞれ設け、前記第1、第2の傾斜ガイド部のそれぞ
れの傾斜面を逆側のガイドロッドに向けて各々設けるこ
とも可能である。かかる構成によって、保持器を一部材
で構成することができる。
ついて説明する。図1は本発明の第1実施の形態に係る
クロスローラガイドの使用状態を示す斜視図、図2
(A)は同クロスローラガイドの保持器にローラを取り
付けた状態を示す正面図、図2(B)は同クロスローラ
ガイドの保持器にローラを取り付けた状態を示す平面
図、図2(C)は同クロスローラガイドの保持器の棒状
支持部材の断面図である。
素、ジルコニア等のセラミック材料からなる角棒材を用
途に応じて選択して形成する。例えば、コストを重視す
るためにはアルミナが良いが、表面の平滑性や摺動特性
を重視する場合にはジルコニアを選択する。また、耐摩
耗性や耐熱衝撃性を重視するのであれば、窒化けい素を
選択する。
手方向に沿った一面にV字状溝2を形成している。V字
状溝2は、互いに直交する二つの平面部3,4を有して
おり、ガイドロッド1の表面には、仕上げ加工が精度よ
く施されている。
面の両側の2面には、ガイドロッド1の設置用の固定穴
5がそれぞれ2個以上形成されている。固定穴5には雌
ねじ部を形成することもできる。また、ガイドロッド1
の長手方向両側の2面には、ストッパ6を取り付けるた
めの雌ねじ部7がそれぞれ形成されている。
を長手方向に接続し、長尺のレールを構成することがで
きる。なお、各ガイドロッド1の長さを例えば20〜3
00mm程度に制限して加工精度を向上させることがで
きる。
ドロッド1と同じ材質のセラミック製で、例えば直径2
〜24mmで、高さを直径より20μm〜100μm程
度小さくしている。すなわち、ローラ8,9は正面視し
てほぼ正方形となるように形成されているが、V字状溝
2に交互に直交して配置し、V字状溝2の長手方向に見
たときにはローラ8,9の周面は、ローラ8,9の側面
より少し突出している。
部3,4にそれぞれ当接して転動するので、各ローラ
8,9が均一に荷重を負担できるように外形を精度良く
仕上げる。なお、ローラ径は使用する荷重条件に応じて
定められる。
8,9と同じ材質または異なる材質のセラミック、アル
ミニウム、ステンレス等の金属、又は摺動性の良い合成
樹脂製で、V字状溝2の両側に沿って配置されている棒
状支持部材11,12と、棒状支持部材11,12に固
定されている多数のスペーサ板13で構成されている。
棒状支持部材11,12は、それぞれの対向する内側面
にコ字状の固定用溝14を形成している。また、固定用
溝14の両側(図2では上下)の壁部17,18には、
壁部の外側と固定用溝14を連通する固定用の貫通孔1
5,16が所定間隔おきに形成されている。
には、ローラ8,9の取付け位置に合わせて、ローラ
8,9の側面に当接して支持する傾斜支持部19,20
が、長手方向に沿って所定間隔おきに交互に形成されて
いる。傾斜支持部19,20は、壁部17,18の固定
用溝14の開口側に突出して設けられ、傾斜支持部1
9,20の内側(固定用溝14側)には、固定用溝14
の開口方向に対して外拡がりになるように45度傾斜し
た傾斜面21,22が連続的に形成されている。また、
各傾斜支持部19,20の外側面は、壁部17,18の
外側面と同一面になっている。
8を支持する場合には、棒状支持部材11の傾斜支持部
19の傾斜面21と、棒状支持部材12の傾斜支持部2
0の傾斜面22とをローラ8の平面状の側面23,24
に当接させて支持することができる。また、図2(B)
に示すように、ローラ9を支持する場合には、棒状支持
部材11の傾斜支持部20の傾斜面22と、棒状支持部
材12の傾斜支持部19の傾斜面21とをローラ9の平
面状の側面23,24に当接させて支持することができ
る。
2の固定用溝14内に嵌入可能な厚みに形成され、固定
用溝14に嵌入する両側部には、棒状支持部材11,1
2の貫通孔15,16の位置に符合する位置に取付孔が
例えば2箇所ずつ形成されている。スペーサ板13は、
図示しないピン部材によって、棒状支持部材11,12
に固定される。ピン部材はセラミック製部材や合成樹脂
等により形成することができ、圧入、接着等により固定
することができる。また、雄ねじ及び雌ねじによる締結
構造により固定してもよい。
部には、隣接するローラ8,9の周面をそれぞれガイド
する楕円弧部25、26が形成されている。楕円弧部2
5,26は、支持されたローラ8,9の水平切断面より
少し大きな楕円を長軸方向に切断して2分割した形状に
形成されている。すなわち、ローラ8,9は、楕円弧部
25,26に周面を支持され、傾斜支持部19,20に
両側面をそれぞれ支持された状態で軸方向を一定にして
回転することができる。ローラ8,9及びスペーサ板1
3がセラミック製なので、各部材を精度良く形成して隙
間を小さくすることができ、ローラ8,9の転動時のス
ペーサ板との摺動抵抗を小さくして、精密に動作させる
ことができる。また、保持器10を複数の部材に分割し
て製造するので、各部材の形状を単純化させて硬度が高
くて削りにくいセラミック製の部材の割れ等を防止し
て、効率よく製造することができる。
と、その間に配置したローラ8,9及び保持器10によ
って、クロスローラガイド27が構成される。2台のク
ロスローラガイド27を平行に配置し、両クロスローラ
ガイド27のうちの一方(例えば内側)のガイドロッド
1をそれぞれ設置位置に固定し、他方(外側)のガイド
ロッド2を図示しない搭載物に固定することによって、
搭載物を滑らかに進退させることができる。このとき、
各ガイドロッド1の端部に設けられたストッパ6によっ
て、保持器10又はローラ8,9の移動を停止させるこ
とができる。
に連結して各V字状溝2を連通することができる(図1
参照)。保持器を連結したV字状溝の長さに合わせて形
成し、多数のローラ8,9を保持して転動させることに
よって、ガイドロッド1のストロークを長くして、進退
距離を延ばすことができる。また、外形が大きな物や重
量物を搭載することも可能である。
明する。図3は本発明の第2実施の形態に係るクロスロ
ーラガイドの使用状態を示す斜視図である。なお、前述
した第1実施形態に係るクロスローラガイド27と同一
部材には同一番号を付して説明は省略する。
角棒材の両短辺側の2面にV字状溝2を形成したガイド
ロッド29と、それぞれのV字状溝2に対向する位置に
多数のローラ8,9を設けた保持器10を介して、前述
したガイドロッド1をそれぞれ配置したものである。ガ
イドロッド29の長辺側の2面には複数の固定穴が設け
られている。両側のガイドロッド1を図示しない搭載物
に固定することによって、搭載物を滑らかに進退させる
ことができる。また、固定される1本のガイドロッド2
9に2本のガイドロッド1を取り付けるので、2本のガ
イドロッド29を平行に固定するよりも設置時の位置合
わせを容易に行うことができる。
明する。図4(A)は本発明の第3実施の形態に係るク
ロスローラガイドの保持器にローラを取り付けた状態を
示す正面図、図4(B)は同クロスローラガイドの保持
器にローラを取り付けた状態を示す平面図、図4(C)
は同クロスローラガイドの保持器の棒状支持部材の断面
図である。
ラガイドの保持器は、前述した保持器10の棒状支持部
材11,12の形状を変更しているが、他の部分の構造
は同じなので、同一部材には同一番号を付して説明は省
略する。
ペーサ板を挟んで固定する固定用溝14の両側に傾斜支
持部32,33を有している。傾斜支持部32,33
は、前述した傾斜支持部19,20を長手方向に延ばし
た形状にしている。棒状支持部材30,31の両端部
は、板状の連結部材34で連結されている。かかる構成
によって、両側の棒状支持部材30,31の距離を一定
に保持し、間に挟まれたスペーサ板13が脱落すること
を防止している。なお、各スペーサ板13の長手方向の
位置決めは、例えば接着やピン部材によって行うことが
でき、また、スペーサ板及び固定用溝に位置決め用突起
とこれに係合する凹部をそれぞれ形成して行うことがで
きる。
斜支持部32,33に側面23と周面、及び側面24と
周面をそれぞれ支持されている。かかる構成によって、
棒状支持部材30,31の形状を単純化して製造を簡単
に行うことができる。
明する。図5(A)は本発明の第4実施の形態に係るク
ロスローラガイドの保持器の平面図、図5(B)は同ク
ロスローラガイドの保持器を2枚重ねた状態を示す平面
図、図5(C)は同クロスローラガイドの保持器にロー
ラを取り付けた状態を示す正面図である。
2枚の保持板37を有し、一方の保持板37を裏返して
他方の保持板37に重合させて使用する。保持板37
は、ローラ8,9の周面により形成される楕円の外側を
囲む六角形の角部を滑らかにつなげた形状のガイド部3
8,39を所定間隔おきに交互に形成し、ガイド部38
の長手方向の一側と保持板37の一側端を連通し、ま
た、隣接するガイド部39の他側と保持板37の他側端
を連通している。このように、ガイド部38,39及び
連通部分によって、保持板37に交互に開口されて形成
された実質的にC形の切欠き部41,42を形成してい
る。
縁部には、ローラ8又はローラ9の一側面に当接して支
持する傾斜支持部40が設けられている。隣接する傾斜
支持部40は、図5(A)に示すように同じ側の面を削
られて傾斜面が形成されている。また、保持板37の長
手方向両端部には、位置決め用の貫通孔43がそれぞれ
形成されている。
一方の保持板37の開口部に他方の保持板37の傾斜支
持部40が重合するように配置し、重合する貫通孔43
に図示しないピンを嵌入して固定することにより形成さ
れる。対向する2カ所に配置された傾斜支持部40は、
ローラ8,9の両側面をそれぞれ支持する。かかる構成
によって、保持器36の形状を単純化して、また2部品
で形成するので、製造を簡単に行うことができる。
明する。図6(A)は本発明の第5実施の形態に係るク
ロスローラガイドの保持器の平面図、図6(B)は同ク
ロスローラガイドの保持器を2枚重ねた状態を示す正面
図、図6(C)、(D)は同クロスローラガイドの保持
器にローラを取り付けた状態を示す正面図である。保持
器44は、セラミック製の板材の両面をそれぞれ削って
形成され、ローラ8,9を交互に保持する矩形の第1、
第2のブロック部45,46を法線方向の位置を変えて
交互に配置している。
ローラ8,9の周面をガイドする第1、第2の楕円状孔
部47,48がそれぞれ形成され、第1、第2の楕円状
孔部47,48の長手方向両端部には、ローラ8,9の
側面23,24及び周面に当接してガイドする第1、第
2の傾斜ガイド部49〜52がそれぞれ設けられてい
る。第1の傾斜ガイド部49,50の傾斜面は上側に向
けて、第2の傾斜ガイド部51,52の傾斜面は下側に
向けて各々設けられている。
うに、第1の楕円状孔部47の第1の傾斜ガイド部4
9,50は、ローラ8の側面23と周面に上側から当接
して、ローラ8を下側に移動可能に当接し、図6(D)
に示すように、第2の楕円状孔部48の第2の傾斜ガイ
ド部51,52は、ローラ9の側面23と周面に下側か
ら当接して、ローラ9を上側に移動可能に当接する。か
かる構成によって、保持器44を一部品で構成すること
ができる。
良く形成することができる。 (2)ガイドロッドとローラをセラミック製にすると、
剛性が高くなり精度もよくなるので、接触部分の抵抗が
小さくなって滑らかに移動することができ、高温、高湿
等の劣悪環境下でも影響が小さくなる。 (3)保持器に、棒状支持部材とスペーサ板とを設ける
ので、加工を容易にして効率よく製造することができ
る。 (4)ガイドロッド、ローラ及び保持器を全てセラミッ
ク製にするので、高温、高湿等の劣悪環境でもガイドロ
ッドを滑らかに進退させることができる。 (5)保持器の棒状支持部材の両側に傾斜支持部を連続
して設けるので、棒状支持部材の形状を簡単にして製造
を簡単に行うことができる。 (6)傾斜支持部を交互に有する保持板を2枚重ねて用
いる構成にすると、保持器の製造を簡単にすることがで
きる。 (7)法線方向位置の異なる第1、第2のブロック部を
一体的に接続した保持器を用いることによって、保持器
を一部品で製造することができる。
ガイドの使用状態を示す斜視図である。
ーラを取り付けた状態を示す正面図、(B)は同クロス
ローラガイドの保持器にローラを取り付けた状態を示す
平面図、(C)は同クロスローラガイドの保持器の棒状
支持部材の断面図である。
ガイドの使用状態を示す斜視図である。
スローラガイドの保持器にローラを取り付けた状態を示
す正面図、(B)は同クロスローラガイドの保持器にロ
ーラを取り付けた状態を示す平面図、(C)は同クロス
ローラガイドの保持器の棒状支持部材の断面図である。
スローラガイドの保持器の平面図、(B)は同クロスロ
ーラガイドの保持器を2枚重ねた状態を示す平面図、
(C)は同クロスローラガイドの保持器にローラを取り
付けた状態を示す正面図である。
スローラガイドの保持器の平面図、(B)は同クロスロ
ーラガイドの保持器を2枚重ねた状態を示す正面図、
(C)、(D)は同クロスローラガイドの保持器にロー
ラを取り付けた状態を示す正面図である。
斜視図、(B)は同保持器にローラを取り付けた状態を
示す平面図、(C)は同部分正断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 セラミック製の角棒材の長手方向にV字
状溝が形成されていることを特徴とするガイドロッド。 - 【請求項2】 セラミック製の角棒材の長手方向にV字
状溝が形成されているガイドロッドと、 所定間隔おきに保持器に保持され、交互に直交して配置
されて前記V字状溝内を転動するセラミック製の多数の
ローラとを有することを特徴とするクロスローラガイ
ド。 - 【請求項3】 前記保持器は、前記V字状溝の両側に沿
って配置されたセラミック製の棒状支持部材と、隣接す
る前記ローラの周面をそれぞれガイドする楕円弧部を備
えて前記棒状支持部に固定されるセラミック製のスペー
サ板とを備え、しかも前記棒状支持部には、前記ローラ
の側面に当接して支持する傾斜支持部が形成されている
ことを特徴とする請求項2記載のクロスローラガイド。 - 【請求項4】 前記棒状支持部は前記スペーサ板を挟ん
で固定され、前記傾斜支持部は前記スペーサ板の両側に
長手方向に沿って設けられ、対となる前記傾斜支持部は
前記ローラの側面と周面にそれぞれ当接して支持されて
いることを特徴とする請求項3記載のクロスローラガイ
ド。 - 【請求項5】 前記保持器は、前記ローラの周面をガイ
ドすると共にこのローラの軸方向の一側及び他側に交互
に開口して形成された実質的にC形の切欠き部と、それ
ぞれの切欠き部の開口側とは逆側の縁部に形成され、前
記ローラの側面に当接して支持する傾斜支持部とを備え
た2枚の保持板を有し、一方の保持板の開口部に他方の
保持板の傾斜支持部が重合するように配置して固定さ
れ、対向する2カ所に配置された前記傾斜支持部によっ
て前記ローラの両側面がそれぞれ支持されていることを
特徴とする請求項2記載のクロスローラガイド。 - 【請求項6】 前記保持器は、複数の前記ローラを交互
に保持する板状の第1、第2のブロック部が、その法線
方向の位置を変えて一体的に設けられ、前記第1、第2
のブロック部には、前記ローラの周面をガイドする第
1、第2の楕円状孔部がそれぞれ形成され、前記第1、
第2の楕円状孔部の長手方向両端部には、前記ローラの
側面及び周面に当接してガイドする第1、第2の傾斜ガ
イド部がそれぞれ設けられ、前記第1、第2の傾斜ガイ
ド部のそれぞれの傾斜面は逆側のガイドロッドに向けて
各々設けられていることを特徴とする請求項2記載のク
ロスローラガイド。
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JP2001202564A JP4539807B2 (ja) | 2001-07-03 | 2001-07-03 | クロスローラガイド |
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