JP2003013501A - アンカー付ホールダウン金物 - Google Patents

アンカー付ホールダウン金物

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JP2003013501A
JP2003013501A JP2001269513A JP2001269513A JP2003013501A JP 2003013501 A JP2003013501 A JP 2003013501A JP 2001269513 A JP2001269513 A JP 2001269513A JP 2001269513 A JP2001269513 A JP 2001269513A JP 2003013501 A JP2003013501 A JP 2003013501A
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JP
Japan
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hole
anchor
hardware
base
down hardware
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JP2001269513A
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Kenjiro Ogata
賢次郎 緒方
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 木造建築物等の柱芯に基礎を緊結させ
る引き寄せ金物 【解決手段】 柱1の柱脚に雇いほぞ用穴2及び柱留
付け用のドリフトピン用穴5を設け,これをアンカー付
ホールダウン金物の雇いほぞ4に挿入し,ドリフトピン
用穴5にドリフトピン6を挿入して柱1を留め付けれる
し,スライドアンカーのアイナットで基礎9のアンカー
ボルト10に接続してアイボルト7にナット12を設け
てベースプレート16により土台15を固定し基礎9に
柱1を緊結出来る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は木造建築物等の柱
と基礎を緊結させる引き寄せ金物に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の木造建築のホールダウン金物は海
外で考案され,日本には日本住宅木造技術センターが木
造住宅用接合金物(Z及びCマーク表示金物)として,
性能認定品又は同等品として導入し,2000年6月の
改正建築基準法の「性能規定化」の木造建築に使用する
金物の詳細使用として規制された柱と基礎を緊結する引
き寄せ金物で,帯鋼をL型に加工した金物を柱脚の側面
に釘やラグスクリュー等で留め付けて基礎に設けたアン
カーボルトにナットで緊結する構造でこれからの木造建
築には引き抜き応力に応じて柱脚柱頭に取り付けるよう
法制化された。 【0003】 【発明の解決しようとする課題】従来のホールダウン金
物には下記の様な欠点があった。 1もともと2×4工法等の補強金物だから,在来軸組構
法の真壁に使用が困難。 2筋違と錯綜する時,ホールダウン金物本体が筋違に当
たらなくなる位置まで上に立ち上げて取り付けなければ
ならないので,長いアンカーボルトが要る。 3アンカーボルトが長いので,アンカーボルトの基礎埋
設が困難で傾きや施工誤差が大きくなる。 4アンカーボルトが長いので土台納めに手間がかかる。 5出入り口などの壁開口部に,使用出来ない。 6ホールダウン金物と筋違が錯綜する為,柱の幅厚内に
筋違を納めるのが困難。 7ホールダウン金物をボルトやラグスクリューで留める
とき,柱の背割り部に当たりボルト等を締めても緩みが
生じて耐力が発揮されない。 8柱の背割り部にボルトやラグスクリューで留めると背
割り部が広がり,耐力が発揮出来ない。 9柱の1方向にボルトやラグスクリューで留めるので,
金物の長さが長くなる。 10釘で留め付ける構法は,釘の耐力が小さいので釘の
本数がたくさん要る為,ホールダウン金物が大きくな
る。 11釘で留め付ける構法は柱に収縮乾燥等による割れが
あると耐力が低下する 12ホールダウン金物は柱の側面に取り付けるので,偏
芯応力になる。 【0004】 【課題を解決するための手段】以上のような課題を解決
するために,この発明では柱と基礎を緊結させるため
に,アイナットにアイボルトを鎖状に緊結させたスライ
ドアンカーのアイボルトに雇いほぞ設けたアンカー付き
ホールダウン金物 尚アイボルトのリングにはアイナッ
トが平行移動出来るように三角形等のリングに変型し,
また雇いほぞにはアイボルト接続用ネジ及び柱留め付け
用のドリフトピン等の穴を設けておく本発明は以上のよ
うな構成よりなるホールダウン金物 【0005】 【発明の実施の形態】本発明のホールダウン金物を使用
すると 1土台に柱が取り付く位置に,アンカー付ホールダウン
金物接続用の穴を設けて本発明のホールダウン金物のア
イナットを,基礎に設けたアンカーボルトに接続し,さ
らに土台上端の雇いほぞに,柱脚に雇いほぞ用穴及び柱
留め付け用ドリフトピン等の穴を設けた柱の,雇いほぞ
用穴を挿入し,ドリフトピン等で基礎に柱を固定出来る
尚柱と土台のあいだに,柱が土台にめり込まない様
に,めり込防止用のベースプレートを設けてもよい。 2スライドアンカーのアイボルトが水平移動するので,
アンカーボルトの埋設誤差を吸収する。 3柱及び土台内に,本発明のアンカー付きホールダウン
金物を収めることが出来るので 3−1在来軸組構造の真壁に使用出来る。 3−2ホールダウン金物と筋違が錯綜しない 3−3ホールダウン金物と筋違が錯綜しないので,柱の
幅厚内で筋違が納る。 3−4アンカーボルトが短くてすむ。 3−5柱の側面に出入口等の壁開口を自由に設けれる。 3−6柱芯と基礎芯に偏芯差が少ないので曲げ応力を無
視出来る。 3−7土台の側面にアンカー付きガゼット接続用穴を設
け,アンカー付きガゼット等の,アゴ掛けタイプの土台
用金物を接続出来るので,対角方向に土台を留付けれ
る。 【0006】 【実施例】実施例1 柱脚に雇いほぞ用穴2及び柱留付け用のドリフトピン用
穴5を設けた柱1の雇いほぞ用穴2を,ホールダウン金
物の雇いほぞ4に挿入し,ドリフトピン用穴5にドリフ
トピン6を挿入して柱1を留め付けれるし,ナット12
でベースプレート16を,固定しアイボルト8で基礎9
に埋設したアンカーボルト10を緊結し,柱1を基礎9
に緊結出来る。 (図−4参照) 実施例2 実施例1の土台15に,アンカー付きガゼット用のスリ
ット11を設け,アンカー付きガゼット13や,2枚ス
リットアゴ掛けタイプの土台用金物を接続すると,ドリ
フトピン6で,対角方向に土台15をドリフトピン6で
留付けれる。(図−5参照) 【0007】 【発明の効果】本発明のホールダウン金物で基礎と柱を
緊結すると 1スライドアンカーでアンカーボルトの埋設位置誤差を
吸収出来る。 2柱のセンターにホールダウン金物を,セット出来る。 3引抜応力及び鉛直応力が,柱芯から基礎芯に伝達され
るし,偏芯応力も起きない。 4ホールダウン金物と筋違が錯綜しないので,柱の幅厚
内で筋違が納る。 5出入口等の壁開口部に,ホールダウン金物を使用出来
るし,筋違いなどの補強金物と干渉しない。 6土台に,アンカー付きガゼットや,2枚スリットアゴ
掛けタイプの土台用金物を接続して土台を留め付けれ
る。尚高ナット付きアンカーボルトに緊結する場合はア
イナットをアイボルトに変えると緊結出来る
【図面の簡単な説明】 【図1】従来のホールダウン金物の留め付け透視図。 【図2】本発明の,アンカー付きホールダウン金物の留
め付け透視図。 【図3】本発明の,アンカー付きホールダウン金物に,
土台用ベースプレートを設けた透視図。 【図4】本発明の,アンカー付きホールダウン金物で,
柱を基礎に緊結した,垂直断面図 【図5】本発明のアンカー付きホールダウン金物で柱を
基礎に緊結し土台にアンカー付きガゼットを接続し土台
を留め付けた,垂直断面図, 【図6】本発明のベースプレートの平面図の一覧である 【符号の説明】 1 柱 10 アンカーボルト
19 アゴ掛け 2 雇いほぞ用穴 11 スリット 3 スライドアンカー 12 ナット 4 雇いほぞ 13 アンカー付きガゼッ
ト 5 ドリフトピン用穴 14 接続用穴 6 ドリフトピン 15 土台 7 アイボルト 16 ベースプレート 8 アイナット 17 ホールダウン金物 9 基礎 18 ボルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 雇いほぞの下端にスライドアンカー
    を設けたホールダウン金物
JP2001269513A 2001-04-24 2001-08-01 アンカー付ホールダウン金物 Pending JP2003013501A (ja)

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JP2001165841 2001-04-24
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021075979A (ja) * 2019-11-07 2021-05-20 株式会社高橋監理 メリ込み防止アンカー金物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021075979A (ja) * 2019-11-07 2021-05-20 株式会社高橋監理 メリ込み防止アンカー金物
JP7281088B2 (ja) 2019-11-07 2023-05-25 株式会社高橋監理 メリ込み防止アンカー金物

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