JP2003013401A - ゲージタイ - Google Patents

ゲージタイ

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JP2003013401A
JP2003013401A JP2001197066A JP2001197066A JP2003013401A JP 2003013401 A JP2003013401 A JP 2003013401A JP 2001197066 A JP2001197066 A JP 2001197066A JP 2001197066 A JP2001197066 A JP 2001197066A JP 2003013401 A JP2003013401 A JP 2003013401A
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JP
Japan
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rail
rails
fixed
fittings
rod
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Pending
Application number
JP2001197066A
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English (en)
Inventor
Tadaharu Okuaki
忠治 奥秋
Kunio Iwadate
邦夫 岩楯
Daiichi Tsukida
大一 月田
Kaoru Anzai
薫 安西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
East Japan Railway Co
Yoshihara Tetsudo Kogyo KK
Original Assignee
East Japan Railway Co
Yoshihara Tetsudo Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本願発明は、スラブ、LPCと呼ばれる軌道床
をコンクリートで固めるタイプの鉄道軌道において取り
付け可能な、レール21間隔を良好に保つためのゲージ
タイを提供することを目的とする。 【解決手段】 両端にレールクランプ金具1を固定した
ロッド13と、アジャストジョー14とを具備するゲー
ジタイであって、レールクランプ金具1は、扁平状に形
成され、当て金具19が予め一体的に形成されており、
両端のレールクランプ金具1は、コンクリート軌道床2
0上の床板上に固定されたレール21の底面と、コンク
リート軌道床20上の間隙に挿入配置し、当て金具19
とレール受金具2とによりレール21を固定して、レー
ル21間隔を所定の寸法に維持してなるゲージタイであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明が属する技術分野】本願発明は、鉄道軌道のレー
ル21間隔を一定に保つ、軌道装置の技術分野に属す
る。 【0002】 【従来の技術】鉄道軌道の構造は、従来は有道床と呼ば
れ、砕石を突き固めた軌道床上に枕木を敷設し、その上
にレール21を載置して犬釘等で固定するものであっ
た。 軌道は、レール21間隔を一定にすることが重要
であるが、何分にも列車は重量物であり、速度もあるの
で、例えばカーブなどでは遠心力が作用して、レール2
1間隔が変動し、拡開し易かった。 【0003】かかる不都合を回避するために、所定長さ
のロッド13を有するゲージタイなる装置を使って、ロ
ッド13の両端でレール21を固定してレール21間隔
を一定に保持することが行われている。 【0004】ここでロッド13の両端をレール21に固
定するにあたり、従来はロッド13の太さには特に注意
を払うことなく、何となればレール21下の砕石は掘り
易いので、そこを掘って穴を開け、そこにロッド13の
一端を通して反対側に抜き、そのロッド13端部にレー
ル21を固定していたからである。 【0005】しかしながらその後、鉄道軌道の構造は、
スラブ、LPCと呼ばれるコンクリートで固めるタイプ
のものに変わり、軌道床となるコンクリートの上には、
床板が配置され、その上にレール21が載置されて固定
される構造となった。この床板は幅が約200mm程度
で、レール21と直角方向に配置され、レール21の長
手方向に約600mm程度の間隔で敷設され、レール2
1はこの床板上に載置され、固定される。従って、コン
クリートの軌道床20上面とレール21の底面との間に
は、床板の厚さ(例えば約16mm程度)に略相当する
間隙が形成されている。 【0006】こうなると、ゲージタイのロッド13の端
部を、レール21の下に配置する手段は非常に制限さ
れ、単にロッド13の端部を平坦にして、コンクリート
の軌道床上面とレール21の底面との間の間隙を通した
だけでは、ロッド13自体にレール21を固定する手段
がなく、不都合である。 【発明が解決しようとする課題】 【0007】本願発明は、スラブ、LPCと呼ばれる軌
道床をコンクリートで固めるタイプの鉄道軌道において
適用可能な、レール21間隔を良好に保つためのゲージ
タイを提供することを目的とする。 【課題を解決するための手段】 【0008】本願発明の課題を解決するための手段は、
両端にレールクランプ金具1を有するロッド13と、ア
ジャストジョー14とを具備するゲージタイであり、レ
ールクランプ金具1は、扁平状に形成されて、当て金具
19が予め一体化されており、一方のレールクランプ金
具1は、スラブ、LPC等のコンクリート軌道床20上
の床板上に固定された一方のレール21の底面と、コン
クリート軌道床20上の間隙に挿入配置され、レール受
金具2と当て金具19とにより一方のレール21を固定
して、一端がアジャストジョー14を介してロッド13
の一端に接続され、他方のレールクランプ金具1は、床
板上に固定された他方のレール21の底面と、コンクリ
ート軌道床20上の間隙に挿入配置され、レール受金具
2と当て金具19とにより他方のレール21を固定し
て、一端がロッド13の他端に接続され、レール21間
隔を所定の寸法に維持するゲージタイである。 【発明の実施の形態】 【0009】図1は、本願発明のゲージタイの平面図で
あり、図2は、その正面図である。取付状態を示す。コ
ンクリートの軌道床20上には、床板を介してレール2
1が設置されている。ゲージタイは、ロッド13の一端
にはアジャストジョー14を介してレールクランプ金具
1が接続され、他方には直接にレールクランプ金具1が
接続されて構成されている。ロッド13の一端とアジャ
ストジョー14の他端は、ロックナット15、調整ねじ
16、ギザ付皿ばね座金17、ナット18によって接続
されている。 【0010】ロッド13の他端と他のレールクランプ金
具1は、接続板7を当てられボルト体9、弛み止めナッ
ト10、皿ばね座金11、割ピン12で接続され、軌間
絶縁8処理されている。アジャストジョー14の一端と
一方のレールクランプ金具1は、リーマボルト6で接続
されている。 【0011】レールクランプ金具1は扁平状に形成さ
れ、当て金具19が予め一体的に形成されている。そし
てコンクリート軌道床20上の床板上に固定されたレー
ル21の底面と、コンクリート軌道床20上の間隙に挿
入して、当て金具19とレール受金具2によりレール2
1を固定するべく、ボルト3、ばね座金4、平座金5に
よって止着される。 【0012】 【発明の効果】以上説明したように、本願発明のゲージ
タイは、レールクランプ金具1が扁平状に形成され、当
て金具19が予め一体的に形成されているので、コンク
リート軌道床20上の床板上に固定されたレール21の
底面と、コンクリート軌道床20上の狭い間隙に挿入可
能であり、挿入によって直ちに当て金具19でレール2
1の内側下部を固定でき、更にレール受金具2によりレ
ール21の外側下部を止着することにより簡単にレール
21に取付可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】は、本願発明のゲージタイの平面図である。 【図2】は、その正面図である。取付状態を示す。 【符号の説明】 1 レールクランプ金具 2 レール受金具 3 ボルト 4 ばね座金 5 平座金 6 リーマボルト 7 接続板 8 軌間絶縁 9 ボルト体 10 弛み止めナット 11 皿ばね座金 12 割ピン 13 ロッド 14 アジャストジョー 15 ロックナット 16 調整ネジ 17 ギザ付皿ばね座金 18 ナット 19 当て金 20 コンクリート軌道床 21 レール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩楯 邦夫 東京都渋谷区代々木2丁目2番2号東日本 旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 月田 大一 東京都渋谷区代々木2丁目2番2号東日本 旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 安西 薫 東京都豊島区南大塚2丁目45番4号吉原鉄 道工業株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】両端にレールクランプ金具(1)を配置さ
    れたロッド(13)と、アジャストジョー(14)とを
    具備するゲージタイであって、 レールクランプ金具(1)は、扁平状に形成され、当て
    金具(19)が予め一体的に形成されており、 一方のレールクランプ金具(1)は、スラブ、LPC等
    のコンクリート軌道床(20)上の床板上に固定された
    一方のレール(21)の底面と、コンクリート軌道床
    (20)上の間隙に挿入配置され、レール受金具(2)
    と当て金具(19)とにより一方のレール(21)を固
    定して、一端がアジャストジョー(14)を介してロッ
    ド(13)の一端に接続され、 他方のレールクランプ金具(1)は、床板上に固定され
    た他方のレール(21)の底面と、コンクリート軌道床
    (20)上の間隙に挿入配置され、レール受金具2と当
    て金具(19)とにより他方のレール(21)を固定し
    て、一端がロッド(13)の他端に接続され、レール
    (21)間隔を所定の寸法に維持するゲージタイ。
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