JP2003012589A - アクロレインおよびアクリル酸の製造方法 - Google Patents
アクロレインおよびアクリル酸の製造方法Info
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Abstract
触媒の存在下に分子状酸素で気相接触酸化してアクロレ
インおよびアクリル酸を製造する方法において、ホット
スポット部の温度を十分抑制し、アクロレインおよびア
クリル酸を高収率で製造する方法を提供する。 【解決手段】 プロピレンを4〜9容量%、酸素を7〜
16容量%および水蒸気を5〜50容量%含む原料ガス
を流通させるアクロレインおよびアクリル酸の製造方法
において、前記原料ガスを流通させる前に、前記触媒層
に、酸素、窒素および水蒸気を含み、かつプロピレンが
0〜0.5容量%のガスを流通させながら250〜40
0℃の範囲まで昇温し、次いでプロピレンを1〜3.8
容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸気を5〜50
容量%含むガスを250〜400℃で1時間以上流通さ
せる。
Description
を用いてプロピレンを固体酸化触媒の存在下に分子状酸
素で気相接触酸化してアクロレインおよびアクリル酸を
製造する方法に関するものである。
インおよびアクリル酸を製造する際に使用する触媒に関
しては数多くの提案がなされている。これら提案は主と
して触媒を構成する元素およびその比率に関するもので
ある。
媒層で蓄熱が起こる。蓄熱の結果生じる局所的高温帯域
はホットスポットと呼ばれ、この部分の温度が高すぎる
と過度の酸化反応を生じるので目的生成物の収率は低下
する。このため、該酸化反応の工業的実施において、ホ
ットスポットの温度抑制は重大な問題であり、特に生産
性を上げるために原料ガス中におけるプロピレン濃度を
高めた場合、ホットスポットの温度が高くなる傾向があ
ることから反応条件に関して大きな制約を強いられてい
るのが現状である。
えることは工業的に高収率でアクロレインおよびアクリ
ル酸を生産する上で非常に重要である。また、特にモリ
ブデン含有固体酸化触媒を用いる場合、モリブデン成分
が昇華しやすいことから、ホットスポットの発生を防止
することは重要である。
て、これまでにいくつかの提案がなされている。例え
ば、特開昭55−113730号公報には、触媒組成を
変動させて調製した活性の異なる複数個の触媒を原料ガ
ス入口側から出口側に向かって活性がより高くなるよう
に充填し、この触媒層にプロピレンおよび酸素を含む原
料ガスを流通させる方法が開示されている。また、特開
平8−92147号公報には、熱媒浴を備えた多管式固
定床反応器を用いてプロピレンをアクロレインに気相酸
化する際に、熱媒浴の温度が反応器の入口部と出口部の
間で2〜10℃上がるように熱媒の流れを制御する方法
が開示されている。
原料ガス入口側での単位容積当たりの反応率を低くする
ことで、単位容積当たりの反応発熱量を抑え、結果とし
てホットスポット部の温度を低くしようとする方法であ
る。
だけではホットスポット部の温度抑制が十分でなく、ア
クロレインおよびアクリル酸の収率が低いという問題が
あった。
ンを固体酸化触媒の存在下に分子状酸素で気相接触酸化
してアクロレインおよびアクリル酸を製造する方法にお
いて、ホットスポット部の温度を十分抑制し、アクロレ
インおよびアクリル酸を高収率で製造する方法を提供す
ることを目的とする。
が充填されている固定床管型反応器の触媒層に、プロピ
レンを4〜9容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸
気を5〜50容量%含む原料ガスを流通させるアクロレ
インおよびアクリル酸の製造方法において、前記原料ガ
スを流通させる前に、前記触媒層に、酸素、窒素および
水蒸気を含み、かつプロピレンが0〜0.5容量%のガ
スを流通させながら250〜400℃の範囲まで昇温
し、次いでプロピレンを1〜3.8容量%、酸素を7〜
16容量%および水蒸気を5〜50容量%含むガスを2
50〜400℃で1時間以上流通させることを特徴とす
るアクロレインおよびアクリル酸の製造方法である。
よびアクリル酸を合成する反応は固定床管型反応器を用
いて実施される。管型反応器は特に限定されないが、工
業的には内径10〜40mmの反応管を数千〜数万本備
えた多管式反応器が好ましい。また、固定床管型反応器
は熱媒浴を備えたものが好ましい。熱媒は特に限定され
ないが、例えば、硝酸カリウムおよび亜硝酸ナトリウム
を含む塩溶融物が挙げられる。
の酸化反応用の固体触媒であれば特に限定されず、従来
から知られているモリブデンを含む複合酸化物等を用い
ることができるが、次の式(1)で表される複合酸化物
が好ましい。 MoaBibFecAdXeYfZgSihOi (1) 式(1)において、Mo、Bi、Fe、SiおよびOは
それぞれモリブデン、ビスマス、鉄、ケイ素および酸素
を表し、Aはニッケルおよび/またはコバルト、Xはマ
グネシウム、亜鉛、クロム、マンガン、スズ、ストロン
チウム、バリウム、銅、銀および鉛からなる群より選ば
れた少なくとも1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオ
ウ、テルル、アルミニウム、ガリウム、ゲルマニウム、
インジウム、ランタン、セリウム、ニオブ、タンタル、
チタン、ジルコニウム、タングステンおよびアンチモン
からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカ
リウム、ナトリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリ
ウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表
す。ただし、a、b、c、d、e、f、g、hおよびi
は各元素の原子比を表し、a=12のとき、0.01≦
b≦5、0.01≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦1
0、0≦f≦10、0.001≦g≦3、0≦h≦20
であり、iは前記各元素の原子価を満足するのに必要な
酸素の原子比である。特に好ましい各元素の原子比は、
a=12のとき、0.1≦b≦3、0.1≦c≦4、2
≦d≦10、0.005≦g≦2である。
限定されず、成分の著しい偏在を伴わない限り、従来か
らよく知られている種々の方法を用いることができる。
ず、各元素の硝酸塩、炭酸塩、酢酸塩、アンモニウム
塩、酸化物、ハロゲン化物等を組み合わせて使用するこ
とができる。例えばモリブデン原料としてはパラモリブ
デン酸アンモニウム、三酸化モリブデン、モリブデン
酸、塩化モリブデン等が使用できる。
が、シリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、シリコンカ
ーバイト等の不活性担体に担持させた担持触媒や、ある
いはこれらで希釈した触媒を用いることもできる。
反応器の反応管内において少なくとも触媒が含まれてい
る空間部分を指す。すなわち、触媒だけが充填されてい
る空間だけでなく、触媒が不活性担体等で希釈されてい
る空間部分も触媒層とする。ただし、反応管両端部の何
も充填されていない空間部分や不活性担体等だけが充填
されている空間部分は、触媒が実質的に含まれないので
触媒層には含まない。
体酸化触媒の存在下に分子状酸素で気相接触酸化してア
クロレインおよびアクリル酸を合成する反応(以下、単
に酸化反応という。)は、通常250〜400℃の範囲
の反応温度で実施される。ところが、250〜400℃
程度の反応温度に保たれた触媒層に反応開始当初からプ
ロピレンを4〜9容量%、酸素を7〜16容量%および
水蒸気を5〜50容量%含む原料ガス(以下、単に原料
ガスという。)を流通させると、触媒層の原料ガス入口
部付近に最大温度の高いホットスポットが生じる。
討を行った結果、前記原料ガスを流通する前に、酸素、
窒素および水蒸気を含み、かつプロピレンが0〜0.5
容量%のガスを流通させながら250〜400℃の範囲
まで昇温し、次いでプロピレンを1〜3.8容量%、酸
素を7〜16容量%および水蒸気を5〜50容量%含む
ガスを250〜400℃で1時間以上流通させることに
より、通常の反応条件、すなわち前記原料ガスを用いて
250〜400℃の反応温度で酸化反応を行ったとき
に、ホットスポット部の温度を十分抑制でき、結果とし
てアクロレインおよびアクリル酸を高い収率で製造でき
ることを見出した。
の温度、すなわち昇温の開始温度は特に限定されない
が、10〜240℃の範囲が好ましい。また、昇温速度
も特に限定されないが、10〜500℃/時間が好まし
く、特に20〜400℃/時間が好ましい。
に流通させるガスは、酸素、窒素および水蒸気を含み、
かつプロピレンが0〜0.5容量%のガスである。この
ガスの酸素、窒素および水蒸気の濃度は特に限定されな
いが、酸素1〜21容量%、窒素29〜98.5容量
%、水蒸気は0.5〜50容量%が好ましい。また、プ
ロピレンは0〜0.5容量%であり、0〜0.3容量%
がより好ましく、0〜0.1容量%が特に好ましい。触
媒層温度が250℃未満の状態でプロピレンの濃度が
0.5容量%を超えるガスを流通させると、触媒上で生
成した比較的高沸点を有する化合物が触媒の活性点を被
毒する場合がある。このガスには、酸素、窒素、水蒸
気、プロピレン以外の気体を含んでいてもよく、このよ
うな気体としては、例えば、二酸化炭素等の不活性ガ
ス、低級飽和アルデヒド、ケトン等が挙げられる。ただ
し、低級飽和アルデヒド等の有機化合物を含む場合に
は、プロピレンおよびその他の有機化合物の濃度の和が
0.5容量%以下であることが好ましい。昇温時のガス
の流量は特に限定されないが、空間速度が100〜20
00hr−1となるような流量が好ましい。この際の反
応器内の圧力は、通常、常圧から数気圧である。
1〜3.8容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸気
を5〜50容量%含むガスである。プロピレンの濃度
は、1〜3容量%が好ましく、特に1〜2.5容量%が
好ましい。酸素濃度は、7.5〜14容量%が好まし
く、特に8〜12容量%が好ましい。水蒸気濃度は、2
〜40容量%が好ましく、特に4〜30容量%が好まし
い。このガスを流通させる際の温度は、250〜400
℃である。また、このガスを流通させる時間は1時間以
上であり、1.5〜100時間が好ましく、特に2〜5
0時間が好ましい。このガスには、酸素、水蒸気、プロ
ピレン以外の気体を含んでいてもよく、このような気体
としては、例えば、窒素、二酸化炭素、低級飽和アルデ
ヒド、ケトン等が挙げられる。昇温後に流通させるガス
の流量は特に限定されないが、空間速度が100〜30
00hr−1となるような流量が好ましい。この際の反
応器内の圧力は、通常、常圧から数気圧である。このガ
スの流通時には最大温度の低いホットスポットが触媒層
の広い部分に生じる。
レンを4〜9容量%含む原料ガスを用いて250〜40
0℃の反応温度で酸化反応を行うと、ホットスポットの
最大温度が抑制される。その結果、ホットスポット部で
の逐次酸化が抑制され、アクロレインおよびアクリル酸
を高い収率で製造することができる。原料ガスの流量は
特に限定されないが、空間速度が300〜3000hr
−1となるような流量が好ましく、特に500〜200
0hr−1となるような流量が好ましい。酸化反応の反
応温度は250〜400℃が好ましく、特に270〜3
60℃が好ましい。また、反応圧力は常圧から数気圧ま
で実施できる。
流通させるガス、昇温後に流通させるガスの酸素源に
は、空気を用いるのが経済的に有利である。
明する。なお、実施例および比較例中の「部」は質量部
を意味する。触媒組成は触媒成分の原料仕込み量から求
めた。反応器の熱媒としては硝酸カリウム50質量%お
よび亜硝酸ナトリウム50質量%からなる塩溶融物を用
いた。ホットスポットは触媒層のΔT(触媒層の温度−
熱媒浴の温度)により検出した。
して垂直な断面の中心に設置した保護管に挿入した熱電
対により測定した。なお、保護管内は反応系と隔絶され
ており、測温する位置は挿入する熱電対の長さを調節し
て変えることができる。
クロマトグラフィーにより行った。また、プロピレンの
反応率、生成したアクロレインおよびアクリル酸の選択
率、アクロレインおよびアクリル酸の収率はそれぞれ以
下のように定義される。 プロピレンの反応率(%)=(B/A)×100 アクロレインの選択率(%)=(C/B)×100 アクリル酸の選択率(%)=(D/B)×100 アクロレインおよびアクリル酸の収率(%)={(C+
D)/A}×100 ここで、Aは供給したプロピレンのモル数、Bは反応し
たプロピレンのモル数、Cは生成したアクロレインのモ
ル数、Dは生成したアクリル酸のモル数である。
ン酸アンモニウム500部、パラタングステン酸アンモ
ニウム6.2部、硝酸カリウム1.4部および20質量
%シリカゾル212.7部を加え加熱攪拌した(A
液)。別に水850部に60質量%硝酸50部を加え、
均一にした後、硝酸ビスマス103.0部を加え溶解し
た。これに硝酸第二鉄114.4部、硝酸コバルト27
4.7部、硝酸ニッケル34.3部、硝酸亜鉛7.0部
および硝酸マグネシウム30.3部を順次加え溶解した
(B液)。A液にB液を加えスラリー状とした後、三酸
化アンチモン10.3部を加え加熱攪拌し、水の大部分
を蒸発させた。得られたケーキ状物を120℃で乾燥さ
せた後、500℃で4時間焼成した。得られた焼成物1
00部に対してグラファイト2部を添加した後、打錠成
形機により、外径4mm、内径2mm、長さ4mmのリ
ング状に成形し、触媒1を得た。触媒1の酸素以外の元
素の組成は、Mo12W0.1Bi0.9Fe1.2C
o4Ni0.5Zn0.1Mg0.5Sb0.3K
0.06Si3であった。
固定床管型反応器の熱媒浴温度を180℃に設定し、原
料ガス入口側に触媒1を620mLと外径5mmのアル
ミナ球130mLを混合したものを充填し、出口側に触
媒1を750mLを充填した。このときの触媒層の長さ
は3005mmであった。
量%および窒素81容量%からなるガスを空間速度24
0hr−1で流通させながら熱媒浴温度を310℃まで
50℃/時間で昇温した。
ピレン2容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%およ
び窒素75容量%からなるガス(昇温後流通ガス)を空
間速度1000hr−1で3時間流通させた。
ピレン5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容量%お
よび窒素73容量%からなる原料ガスを反応温度(熱媒
浴温度)340℃、空間速度1000hr−1で通じ
た。このときの触媒層温度を測定したところ、原料ガス
入口側の端から500mmの位置に最大温度を有するホ
ットスポットが観測され、この最大温度におけるΔTは
29℃であった。また、プロピレン反応率は98.5
%、アクロレイン選択率は88.3%、アクリル酸選択
率は5.8%、アクロレインおよびアクリル酸の収率は
92.7%であった。
ピレン2.6容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%
および窒素74.4容量%に変更した以外は実施例1と
同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒層の原料
ガス入口側の端から470mmの位置に最大温度を有す
るホットスポットが観測され、この最大温度におけるΔ
Tは31℃であった。また、プロピレン反応率は98.
6%、アクロレイン選択率は88.1%、アクリル酸選
択率は5.8%、アクロレインおよびアクリル酸の収率
は92.6%であった。
1.5時間に変更した以外は実施例1と同様に酸化反応
を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端から
470mmの位置に最大温度を有するホットスポットが
観測され、この最大温度におけるΔTは31℃であっ
た。また、プロピレン反応率は98.6%、アクロレイ
ン選択率は88.1%、アクリル酸選択率は5.8%、
アクロレインおよびアクリル酸の収率は92.6%であ
った。
となく、熱媒浴温度310℃まで昇温した後、即座に原
料ガスを通じたこと以外は実施例1と同様にして酸化反
応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端か
ら400mmの位置に最大温度を有するホットスポット
が観測され、この最大温度におけるΔTは41℃であっ
た。また、プロピレン反応率98.9%、アクロレイン
選択率86.5%、アクリル酸選択率5.0%、アクロ
レインおよびアクリル酸の収率は90.5%であった。
10分間に変更したこと以外は実施例1と同様にして酸
化反応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の
端から400mmの位置に最大温度を有するホットスポ
ットが観測され、この最大温度におけるΔTは40℃で
あった。また、プロピレン反応率98.7%、アクロレ
イン選択率86.7%、アクリル酸選択率5.1%、ア
クロレインおよびアクリル酸の収率は90.6%であっ
た。
ピレン4.5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容量
%および窒素73.5容量%に変更したこと以外は実施
例1と同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒層
の原料ガス入口側の端から400mmの位置に最大温度
を有するホットスポットが観測され、この最大温度にお
けるΔTは41℃であった。また、プロピレン反応率9
8.9%、アクロレイン選択率86.5%、アクリル酸
選択率5.0%、アクロレインおよびアクリル酸の収率
は90.5%であった。
ピレン0.6容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%
および窒素76.4容量%に変更したこと以外は実施例
1と同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒層の
原料ガス入口側の端から400mmの位置に最大温度を
有するホットスポットが観測され、この最大温度におけ
るΔTは40℃であった。また、プロピレン反応率9
8.7%、アクロレイン選択率86.7%、アクリル酸
選択率5.1%、アクロレインおよびアクリル酸の収率
は90.6%であった。
する際に流通させるガスの組成をプロピレン2容量%、
酸素8容量%、水蒸気15容量%および窒素75容量%
に変更したこと以外は実施例1と同様にして酸化反応を
行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端から5
50mmの位置に最大温度を有するホットスポットが観
測され、この最大温度におけるΔTは20℃であった。
また、プロピレン反応率94.7%、アクロレイン選択
率88.0%、アクリル酸選択率5.6%、アクロレイ
ンおよびアクリル酸の収率は88.6%であった。この
結果によれば、実施例1に比べてホットスポットのΔT
が低下したが、プロピレンの反応率も低下していること
から、触媒が昇温時に被毒されたものと考えられる。
ン酸アンモニウム500部、パラタングステン酸アンモ
ニウム12.3部および硝酸カリウム1.4部を加え、
加熱撹拌した後、85質量%リン酸4.1部を水100
部に溶解させたものを加え、更に加熱撹拌した(C
液)。別に水850部に60質量%硝酸50部を加え、
均一にした後、硝酸ビスマス114.5部を加え溶解し
た。これに硝酸第二鉄143.0部、硝酸コバルト30
9.0部、硝酸亜鉛7.0部、硝酸銀3.2部および硝
酸マグネシウム6.1部を順次加え溶解した(D液)。
C液にD液を加えスラリー状とした後、加熱撹拌し、水
の大部分を蒸発させた。得られたケーキ状物質を130
℃で乾燥させた後、空気雰囲気下300℃で1時間焼成
し、粉砕した。得られた粉砕物100部に対してグラフ
ァイト2部を添加混合し、打錠成形機により外径4m
m、内径2mm、長さ4mmのリング状に成形した。こ
の打錠成形物を空気雰囲気下に500℃で6時間焼成
し、触媒2を得た。触媒2の組成は、酸素を除いた原子
比で、Mo12W0.2Bi1Fe1.5P0.15A
g0.08Co4 .5Zn0.1Mg0.1K0.06
であった。
固定床管型反応器の熱媒浴温度を180℃に設定し、原
料ガス入口側に触媒2を620mLと外径5mmのアル
ミナ球130mLを混合したものを充填し、出口側に触
媒2を750mLを充填した。このときの触媒層の長さ
は3005mmであった。
量%および窒素81容量%からなるガスを空間速度24
0hr−1で流通させながら熱媒浴温度を310℃まで
50℃/時間で昇温した。
ピレン2容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%およ
び窒素75容量%からなるガスを空間速度1000hr
−1で3時間流通させた。
ピレン5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容量%お
よび窒素73容量%からなる原料ガスを反応温度(熱媒
浴温度)310℃、空間速度1000hr−1で通じ
た。このときの触媒層温度を測定したところ、原料ガス
入口側の端から550mmの位置に最大温度を有するホ
ットスポットが観測され、この最大温度におけるΔTは
32℃であった。また、プロピレン反応率99.0%、
アクロレイン選択率89.0%、アクリル酸選択率6.
2%、アクロレインおよびアクリル酸の収率は94.2
%であった。
となく、熱媒浴温度310℃まで昇温した後、即座に原
料ガスを通じたこと以外は実施例4と同様にして酸化反
応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端か
ら450mmの位置に最大温度を有するホットスポット
が観測され、この最大温度におけるΔTは44℃であっ
た。また、プロピレン反応率99.4%、アクロレイン
選択率86.5%、アクリル酸選択率5.9%、アクロ
レインおよびアクリル酸の収率は91.8%であった。
プロピレンを固体酸化触媒の存在下に分子状酸素で気相
接触酸化してアクロレインおよびアクリル酸を製造する
方法において、ホットスポット部の温度を十分抑制し、
アクロレインおよびアクリル酸を高収率で製造すること
ができる。
表される複合酸化物を用いることでさらに収率が向上す
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 固体酸化触媒が充填されている固定床管
型反応器の触媒層に、プロピレンを4〜9容量%、酸素
を7〜16容量%および水蒸気を5〜50容量%含む原
料ガスを流通させるアクロレインおよびアクリル酸の製
造方法において、前記原料ガスを流通させる前に、前記
触媒層に、酸素、窒素および水蒸気を含み、かつプロピ
レンが0〜0.5容量%のガスを流通させながら250
〜400℃の範囲まで昇温し、次いでプロピレンを1〜
3.8容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸気を5
〜50容量%含むガスを250〜400℃で1時間以上
流通させることを特徴とするアクロレインおよびアクリ
ル酸の製造方法。 - 【請求項2】 前記固体酸化触媒が下記の式(1)で表
される複合酸化物であることを特徴とする請求項1記載
のアクロレインおよびアクリル酸の製造方法。 MoaBibFecAdXeYfZgSihOi (1) (式中、Mo、Bi、Fe、SiおよびOはそれぞれモ
リブデン、ビスマス、鉄、ケイ素および酸素を表し、A
はニッケルおよび/またはコバルト、Xはマグネシウ
ム、亜鉛、クロム、マンガン、スズ、ストロンチウム、
バリウム、銅、銀および鉛からなる群より選ばれた少な
くとも1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオウ、テル
ル、アルミニウム、ガリウム、ゲルマニウム、インジウ
ム、ランタン、セリウム、ニオブ、タンタル、チタン、
ジルコニウム、タングステンおよびアンチモンからなる
群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカリウム、
ナトリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリウムから
なる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表す。ただ
し、a、b、c、d、e、f、g、hおよびiは各元素
の原子比を表し、a=12のとき、0.01≦b≦5、
0.01≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦10、0≦
f≦10、0.001≦g≦3、0≦h≦20であり、
iは前記各元素の原子価を満足するのに必要な酸素の原
子比である。)
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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