JP2003012589A - アクロレインおよびアクリル酸の製造方法 - Google Patents

アクロレインおよびアクリル酸の製造方法

Info

Publication number
JP2003012589A
JP2003012589A JP2001194903A JP2001194903A JP2003012589A JP 2003012589 A JP2003012589 A JP 2003012589A JP 2001194903 A JP2001194903 A JP 2001194903A JP 2001194903 A JP2001194903 A JP 2001194903A JP 2003012589 A JP2003012589 A JP 2003012589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
volume
propylene
oxygen
acrylic acid
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001194903A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4824871B2 (ja
Inventor
Seigo Watanabe
聖午 渡辺
Motomu Okita
求 大北
Toshihiro Sato
俊裕 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP2001194903A priority Critical patent/JP4824871B2/ja
Priority to TW091110485A priority patent/TW572885B/zh
Priority to PCT/JP2002/004914 priority patent/WO2002098827A1/ja
Priority to KR1020037015698A priority patent/KR100890675B1/ko
Priority to US10/479,228 priority patent/US7217836B2/en
Publication of JP2003012589A publication Critical patent/JP2003012589A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4824871B2 publication Critical patent/JP4824871B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定床管型反応器にてプロピレンを固体酸化
触媒の存在下に分子状酸素で気相接触酸化してアクロレ
インおよびアクリル酸を製造する方法において、ホット
スポット部の温度を十分抑制し、アクロレインおよびア
クリル酸を高収率で製造する方法を提供する。 【解決手段】 プロピレンを4〜9容量%、酸素を7〜
16容量%および水蒸気を5〜50容量%含む原料ガス
を流通させるアクロレインおよびアクリル酸の製造方法
において、前記原料ガスを流通させる前に、前記触媒層
に、酸素、窒素および水蒸気を含み、かつプロピレンが
0〜0.5容量%のガスを流通させながら250〜40
0℃の範囲まで昇温し、次いでプロピレンを1〜3.8
容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸気を5〜50
容量%含むガスを250〜400℃で1時間以上流通さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固定床管型反応器
を用いてプロピレンを固体酸化触媒の存在下に分子状酸
素で気相接触酸化してアクロレインおよびアクリル酸を
製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロピレンを気相接触酸化してアクロレ
インおよびアクリル酸を製造する際に使用する触媒に関
しては数多くの提案がなされている。これら提案は主と
して触媒を構成する元素およびその比率に関するもので
ある。
【0003】該気相接触酸化は発熱反応であるため、触
媒層で蓄熱が起こる。蓄熱の結果生じる局所的高温帯域
はホットスポットと呼ばれ、この部分の温度が高すぎる
と過度の酸化反応を生じるので目的生成物の収率は低下
する。このため、該酸化反応の工業的実施において、ホ
ットスポットの温度抑制は重大な問題であり、特に生産
性を上げるために原料ガス中におけるプロピレン濃度を
高めた場合、ホットスポットの温度が高くなる傾向があ
ることから反応条件に関して大きな制約を強いられてい
るのが現状である。
【0004】したがって、ホットスポット部の温度を抑
えることは工業的に高収率でアクロレインおよびアクリ
ル酸を生産する上で非常に重要である。また、特にモリ
ブデン含有固体酸化触媒を用いる場合、モリブデン成分
が昇華しやすいことから、ホットスポットの発生を防止
することは重要である。
【0005】ホットスポット部の温度を抑える方法とし
て、これまでにいくつかの提案がなされている。例え
ば、特開昭55−113730号公報には、触媒組成を
変動させて調製した活性の異なる複数個の触媒を原料ガ
ス入口側から出口側に向かって活性がより高くなるよう
に充填し、この触媒層にプロピレンおよび酸素を含む原
料ガスを流通させる方法が開示されている。また、特開
平8−92147号公報には、熱媒浴を備えた多管式固
定床反応器を用いてプロピレンをアクロレインに気相酸
化する際に、熱媒浴の温度が反応器の入口部と出口部の
間で2〜10℃上がるように熱媒の流れを制御する方法
が開示されている。
【0006】これらの方法は反応器内の触媒層における
原料ガス入口側での単位容積当たりの反応率を低くする
ことで、単位容積当たりの反応発熱量を抑え、結果とし
てホットスポット部の温度を低くしようとする方法であ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの方法
だけではホットスポット部の温度抑制が十分でなく、ア
クロレインおよびアクリル酸の収率が低いという問題が
あった。
【0008】本発明は、固定床管型反応器にてプロピレ
ンを固体酸化触媒の存在下に分子状酸素で気相接触酸化
してアクロレインおよびアクリル酸を製造する方法にお
いて、ホットスポット部の温度を十分抑制し、アクロレ
インおよびアクリル酸を高収率で製造する方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、固体酸化触媒
が充填されている固定床管型反応器の触媒層に、プロピ
レンを4〜9容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸
気を5〜50容量%含む原料ガスを流通させるアクロレ
インおよびアクリル酸の製造方法において、前記原料ガ
スを流通させる前に、前記触媒層に、酸素、窒素および
水蒸気を含み、かつプロピレンが0〜0.5容量%のガ
スを流通させながら250〜400℃の範囲まで昇温
し、次いでプロピレンを1〜3.8容量%、酸素を7〜
16容量%および水蒸気を5〜50容量%含むガスを2
50〜400℃で1時間以上流通させることを特徴とす
るアクロレインおよびアクリル酸の製造方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において、アクロレインお
よびアクリル酸を合成する反応は固定床管型反応器を用
いて実施される。管型反応器は特に限定されないが、工
業的には内径10〜40mmの反応管を数千〜数万本備
えた多管式反応器が好ましい。また、固定床管型反応器
は熱媒浴を備えたものが好ましい。熱媒は特に限定され
ないが、例えば、硝酸カリウムおよび亜硝酸ナトリウム
を含む塩溶融物が挙げられる。
【0011】本発明において、用いる固体酸化触媒はこ
の酸化反応用の固体触媒であれば特に限定されず、従来
から知られているモリブデンを含む複合酸化物等を用い
ることができるが、次の式(1)で表される複合酸化物
が好ましい。 MoBiFeSi (1) 式(1)において、Mo、Bi、Fe、SiおよびOは
それぞれモリブデン、ビスマス、鉄、ケイ素および酸素
を表し、Aはニッケルおよび/またはコバルト、Xはマ
グネシウム、亜鉛、クロム、マンガン、スズ、ストロン
チウム、バリウム、銅、銀および鉛からなる群より選ば
れた少なくとも1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオ
ウ、テルル、アルミニウム、ガリウム、ゲルマニウム、
インジウム、ランタン、セリウム、ニオブ、タンタル、
チタン、ジルコニウム、タングステンおよびアンチモン
からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカ
リウム、ナトリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリ
ウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表
す。ただし、a、b、c、d、e、f、g、hおよびi
は各元素の原子比を表し、a=12のとき、0.01≦
b≦5、0.01≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦1
0、0≦f≦10、0.001≦g≦3、0≦h≦20
であり、iは前記各元素の原子価を満足するのに必要な
酸素の原子比である。特に好ましい各元素の原子比は、
a=12のとき、0.1≦b≦3、0.1≦c≦4、2
≦d≦10、0.005≦g≦2である。
【0012】本発明で用いる触媒を調製する方法は特に
限定されず、成分の著しい偏在を伴わない限り、従来か
らよく知られている種々の方法を用いることができる。
【0013】触媒の調製に用いる原料は特に限定され
ず、各元素の硝酸塩、炭酸塩、酢酸塩、アンモニウム
塩、酸化物、ハロゲン化物等を組み合わせて使用するこ
とができる。例えばモリブデン原料としてはパラモリブ
デン酸アンモニウム、三酸化モリブデン、モリブデン
酸、塩化モリブデン等が使用できる。
【0014】本発明に用いられる触媒は無担体でもよい
が、シリカ、アルミナ、シリカ・アルミナ、シリコンカ
ーバイト等の不活性担体に担持させた担持触媒や、ある
いはこれらで希釈した触媒を用いることもできる。
【0015】本発明において、触媒層とは、固定床管型
反応器の反応管内において少なくとも触媒が含まれてい
る空間部分を指す。すなわち、触媒だけが充填されてい
る空間だけでなく、触媒が不活性担体等で希釈されてい
る空間部分も触媒層とする。ただし、反応管両端部の何
も充填されていない空間部分や不活性担体等だけが充填
されている空間部分は、触媒が実質的に含まれないので
触媒層には含まない。
【0016】固定床管型反応器を用いてプロピレンを固
体酸化触媒の存在下に分子状酸素で気相接触酸化してア
クロレインおよびアクリル酸を合成する反応(以下、単
に酸化反応という。)は、通常250〜400℃の範囲
の反応温度で実施される。ところが、250〜400℃
程度の反応温度に保たれた触媒層に反応開始当初からプ
ロピレンを4〜9容量%、酸素を7〜16容量%および
水蒸気を5〜50容量%含む原料ガス(以下、単に原料
ガスという。)を流通させると、触媒層の原料ガス入口
部付近に最大温度の高いホットスポットが生じる。
【0017】本願発明者はこの問題を解決すべく鋭意検
討を行った結果、前記原料ガスを流通する前に、酸素、
窒素および水蒸気を含み、かつプロピレンが0〜0.5
容量%のガスを流通させながら250〜400℃の範囲
まで昇温し、次いでプロピレンを1〜3.8容量%、酸
素を7〜16容量%および水蒸気を5〜50容量%含む
ガスを250〜400℃で1時間以上流通させることに
より、通常の反応条件、すなわち前記原料ガスを用いて
250〜400℃の反応温度で酸化反応を行ったとき
に、ホットスポット部の温度を十分抑制でき、結果とし
てアクロレインおよびアクリル酸を高い収率で製造でき
ることを見出した。
【0018】250〜400℃の範囲まで昇温させる前
の温度、すなわち昇温の開始温度は特に限定されない
が、10〜240℃の範囲が好ましい。また、昇温速度
も特に限定されないが、10〜500℃/時間が好まし
く、特に20〜400℃/時間が好ましい。
【0019】250〜400℃の範囲まで昇温させる際
に流通させるガスは、酸素、窒素および水蒸気を含み、
かつプロピレンが0〜0.5容量%のガスである。この
ガスの酸素、窒素および水蒸気の濃度は特に限定されな
いが、酸素1〜21容量%、窒素29〜98.5容量
%、水蒸気は0.5〜50容量%が好ましい。また、プ
ロピレンは0〜0.5容量%であり、0〜0.3容量%
がより好ましく、0〜0.1容量%が特に好ましい。触
媒層温度が250℃未満の状態でプロピレンの濃度が
0.5容量%を超えるガスを流通させると、触媒上で生
成した比較的高沸点を有する化合物が触媒の活性点を被
毒する場合がある。このガスには、酸素、窒素、水蒸
気、プロピレン以外の気体を含んでいてもよく、このよ
うな気体としては、例えば、二酸化炭素等の不活性ガ
ス、低級飽和アルデヒド、ケトン等が挙げられる。ただ
し、低級飽和アルデヒド等の有機化合物を含む場合に
は、プロピレンおよびその他の有機化合物の濃度の和が
0.5容量%以下であることが好ましい。昇温時のガス
の流量は特に限定されないが、空間速度が100〜20
00hr−1となるような流量が好ましい。この際の反
応器内の圧力は、通常、常圧から数気圧である。
【0020】昇温後に流通させるガスは、プロピレンを
1〜3.8容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸気
を5〜50容量%含むガスである。プロピレンの濃度
は、1〜3容量%が好ましく、特に1〜2.5容量%が
好ましい。酸素濃度は、7.5〜14容量%が好まし
く、特に8〜12容量%が好ましい。水蒸気濃度は、2
〜40容量%が好ましく、特に4〜30容量%が好まし
い。このガスを流通させる際の温度は、250〜400
℃である。また、このガスを流通させる時間は1時間以
上であり、1.5〜100時間が好ましく、特に2〜5
0時間が好ましい。このガスには、酸素、水蒸気、プロ
ピレン以外の気体を含んでいてもよく、このような気体
としては、例えば、窒素、二酸化炭素、低級飽和アルデ
ヒド、ケトン等が挙げられる。昇温後に流通させるガス
の流量は特に限定されないが、空間速度が100〜30
00hr−1となるような流量が好ましい。この際の反
応器内の圧力は、通常、常圧から数気圧である。このガ
スの流通時には最大温度の低いホットスポットが触媒層
の広い部分に生じる。
【0021】その後、通常の反応条件、すなわちプロピ
レンを4〜9容量%含む原料ガスを用いて250〜40
0℃の反応温度で酸化反応を行うと、ホットスポットの
最大温度が抑制される。その結果、ホットスポット部で
の逐次酸化が抑制され、アクロレインおよびアクリル酸
を高い収率で製造することができる。原料ガスの流量は
特に限定されないが、空間速度が300〜3000hr
−1となるような流量が好ましく、特に500〜200
0hr−1となるような流量が好ましい。酸化反応の反
応温度は250〜400℃が好ましく、特に270〜3
60℃が好ましい。また、反応圧力は常圧から数気圧ま
で実施できる。
【0022】本発明の実施に際し、原料ガス、昇温時に
流通させるガス、昇温後に流通させるガスの酸素源に
は、空気を用いるのが経済的に有利である。
【0023】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。なお、実施例および比較例中の「部」は質量部
を意味する。触媒組成は触媒成分の原料仕込み量から求
めた。反応器の熱媒としては硝酸カリウム50質量%お
よび亜硝酸ナトリウム50質量%からなる塩溶融物を用
いた。ホットスポットは触媒層のΔT(触媒層の温度−
熱媒浴の温度)により検出した。
【0024】触媒層内の温度は、反応管の管軸方向に対
して垂直な断面の中心に設置した保護管に挿入した熱電
対により測定した。なお、保護管内は反応系と隔絶され
ており、測温する位置は挿入する熱電対の長さを調節し
て変えることができる。
【0025】原料ガスおよび反応生成ガスの分析はガス
クロマトグラフィーにより行った。また、プロピレンの
反応率、生成したアクロレインおよびアクリル酸の選択
率、アクロレインおよびアクリル酸の収率はそれぞれ以
下のように定義される。 プロピレンの反応率(%)=(B/A)×100 アクロレインの選択率(%)=(C/B)×100 アクリル酸の選択率(%)=(D/B)×100 アクロレインおよびアクリル酸の収率(%)={(C+
D)/A}×100 ここで、Aは供給したプロピレンのモル数、Bは反応し
たプロピレンのモル数、Cは生成したアクロレインのモ
ル数、Dは生成したアクリル酸のモル数である。
【0026】[実施例1]水1000部にパラモリブデ
ン酸アンモニウム500部、パラタングステン酸アンモ
ニウム6.2部、硝酸カリウム1.4部および20質量
%シリカゾル212.7部を加え加熱攪拌した(A
液)。別に水850部に60質量%硝酸50部を加え、
均一にした後、硝酸ビスマス103.0部を加え溶解し
た。これに硝酸第二鉄114.4部、硝酸コバルト27
4.7部、硝酸ニッケル34.3部、硝酸亜鉛7.0部
および硝酸マグネシウム30.3部を順次加え溶解した
(B液)。A液にB液を加えスラリー状とした後、三酸
化アンチモン10.3部を加え加熱攪拌し、水の大部分
を蒸発させた。得られたケーキ状物を120℃で乾燥さ
せた後、500℃で4時間焼成した。得られた焼成物1
00部に対してグラファイト2部を添加した後、打錠成
形機により、外径4mm、内径2mm、長さ4mmのリ
ング状に成形し、触媒1を得た。触媒1の酸素以外の元
素の組成は、Mo120.1Bi0.9Fe1.2
Ni0.5Zn0.1Mg0.5Sb0.3
0.06Siであった。
【0027】熱媒浴を備えた内径25.4mmの鋼鉄製
固定床管型反応器の熱媒浴温度を180℃に設定し、原
料ガス入口側に触媒1を620mLと外径5mmのアル
ミナ球130mLを混合したものを充填し、出口側に触
媒1を750mLを充填した。このときの触媒層の長さ
は3005mmであった。
【0028】この触媒層に酸素9容量%、水蒸気10容
量%および窒素81容量%からなるガスを空間速度24
0hr−1で流通させながら熱媒浴温度を310℃まで
50℃/時間で昇温した。
【0029】次いで、熱媒浴温度310℃のまま、プロ
ピレン2容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%およ
び窒素75容量%からなるガス(昇温後流通ガス)を空
間速度1000hr−1で3時間流通させた。
【0030】続いて、熱媒浴温度310℃のまま、プロ
ピレン5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容量%お
よび窒素73容量%からなる原料ガスを反応温度(熱媒
浴温度)340℃、空間速度1000hr−1で通じ
た。このときの触媒層温度を測定したところ、原料ガス
入口側の端から500mmの位置に最大温度を有するホ
ットスポットが観測され、この最大温度におけるΔTは
29℃であった。また、プロピレン反応率は98.5
%、アクロレイン選択率は88.3%、アクリル酸選択
率は5.8%、アクロレインおよびアクリル酸の収率は
92.7%であった。
【0031】[実施例2]昇温後流通ガスの組成をプロ
ピレン2.6容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%
および窒素74.4容量%に変更した以外は実施例1と
同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒層の原料
ガス入口側の端から470mmの位置に最大温度を有す
るホットスポットが観測され、この最大温度におけるΔ
Tは31℃であった。また、プロピレン反応率は98.
6%、アクロレイン選択率は88.1%、アクリル酸選
択率は5.8%、アクロレインおよびアクリル酸の収率
は92.6%であった。
【0032】[実施例3]昇温後流通ガスの流通時間を
1.5時間に変更した以外は実施例1と同様に酸化反応
を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端から
470mmの位置に最大温度を有するホットスポットが
観測され、この最大温度におけるΔTは31℃であっ
た。また、プロピレン反応率は98.6%、アクロレイ
ン選択率は88.1%、アクリル酸選択率は5.8%、
アクロレインおよびアクリル酸の収率は92.6%であ
った。
【0033】[比較例1]昇温後流通ガスを流通するこ
となく、熱媒浴温度310℃まで昇温した後、即座に原
料ガスを通じたこと以外は実施例1と同様にして酸化反
応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端か
ら400mmの位置に最大温度を有するホットスポット
が観測され、この最大温度におけるΔTは41℃であっ
た。また、プロピレン反応率98.9%、アクロレイン
選択率86.5%、アクリル酸選択率5.0%、アクロ
レインおよびアクリル酸の収率は90.5%であった。
【0034】[比較例2]昇温後流通ガスの流通時間を
10分間に変更したこと以外は実施例1と同様にして酸
化反応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の
端から400mmの位置に最大温度を有するホットスポ
ットが観測され、この最大温度におけるΔTは40℃で
あった。また、プロピレン反応率98.7%、アクロレ
イン選択率86.7%、アクリル酸選択率5.1%、ア
クロレインおよびアクリル酸の収率は90.6%であっ
た。
【0035】[比較例3]昇温後流通ガスの組成をプロ
ピレン4.5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容量
%および窒素73.5容量%に変更したこと以外は実施
例1と同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒層
の原料ガス入口側の端から400mmの位置に最大温度
を有するホットスポットが観測され、この最大温度にお
けるΔTは41℃であった。また、プロピレン反応率9
8.9%、アクロレイン選択率86.5%、アクリル酸
選択率5.0%、アクロレインおよびアクリル酸の収率
は90.5%であった。
【0036】[比較例4]昇温後流通ガスの組成をプロ
ピレン0.6容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%
および窒素76.4容量%に変更したこと以外は実施例
1と同様にして酸化反応を行った。その結果、触媒層の
原料ガス入口側の端から400mmの位置に最大温度を
有するホットスポットが観測され、この最大温度におけ
るΔTは40℃であった。また、プロピレン反応率9
8.7%、アクロレイン選択率86.7%、アクリル酸
選択率5.1%、アクロレインおよびアクリル酸の収率
は90.6%であった。
【0037】[比較例5]熱媒浴温度310℃まで昇温
する際に流通させるガスの組成をプロピレン2容量%、
酸素8容量%、水蒸気15容量%および窒素75容量%
に変更したこと以外は実施例1と同様にして酸化反応を
行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端から5
50mmの位置に最大温度を有するホットスポットが観
測され、この最大温度におけるΔTは20℃であった。
また、プロピレン反応率94.7%、アクロレイン選択
率88.0%、アクリル酸選択率5.6%、アクロレイ
ンおよびアクリル酸の収率は88.6%であった。この
結果によれば、実施例1に比べてホットスポットのΔT
が低下したが、プロピレンの反応率も低下していること
から、触媒が昇温時に被毒されたものと考えられる。
【0038】[実施例4]水1000部にパラモリブデ
ン酸アンモニウム500部、パラタングステン酸アンモ
ニウム12.3部および硝酸カリウム1.4部を加え、
加熱撹拌した後、85質量%リン酸4.1部を水100
部に溶解させたものを加え、更に加熱撹拌した(C
液)。別に水850部に60質量%硝酸50部を加え、
均一にした後、硝酸ビスマス114.5部を加え溶解し
た。これに硝酸第二鉄143.0部、硝酸コバルト30
9.0部、硝酸亜鉛7.0部、硝酸銀3.2部および硝
酸マグネシウム6.1部を順次加え溶解した(D液)。
C液にD液を加えスラリー状とした後、加熱撹拌し、水
の大部分を蒸発させた。得られたケーキ状物質を130
℃で乾燥させた後、空気雰囲気下300℃で1時間焼成
し、粉砕した。得られた粉砕物100部に対してグラフ
ァイト2部を添加混合し、打錠成形機により外径4m
m、内径2mm、長さ4mmのリング状に成形した。こ
の打錠成形物を空気雰囲気下に500℃で6時間焼成
し、触媒2を得た。触媒2の組成は、酸素を除いた原子
比で、Mo120.2BiFe1.50.15
0.08Co .5Zn0.1Mg0.10.06
であった。
【0039】熱媒浴を備えた内径25.4mmの鋼鉄製
固定床管型反応器の熱媒浴温度を180℃に設定し、原
料ガス入口側に触媒2を620mLと外径5mmのアル
ミナ球130mLを混合したものを充填し、出口側に触
媒2を750mLを充填した。このときの触媒層の長さ
は3005mmであった。
【0040】この触媒層に酸素9容量%、水蒸気10容
量%および窒素81容量%からなるガスを空間速度24
0hr−1で流通させながら熱媒浴温度を310℃まで
50℃/時間で昇温した。
【0041】次いで、熱媒浴温度310℃のまま、プロ
ピレン2容量%、酸素8容量%、水蒸気15容量%およ
び窒素75容量%からなるガスを空間速度1000hr
−1で3時間流通させた。
【0042】続いて、熱媒浴温度310℃のまま、プロ
ピレン5容量%、酸素12容量%、水蒸気10容量%お
よび窒素73容量%からなる原料ガスを反応温度(熱媒
浴温度)310℃、空間速度1000hr−1で通じ
た。このときの触媒層温度を測定したところ、原料ガス
入口側の端から550mmの位置に最大温度を有するホ
ットスポットが観測され、この最大温度におけるΔTは
32℃であった。また、プロピレン反応率99.0%、
アクロレイン選択率89.0%、アクリル酸選択率6.
2%、アクロレインおよびアクリル酸の収率は94.2
%であった。
【0043】[比較例6]昇温後流通ガスを流通するこ
となく、熱媒浴温度310℃まで昇温した後、即座に原
料ガスを通じたこと以外は実施例4と同様にして酸化反
応を行った。その結果、触媒層の原料ガス入口側の端か
ら450mmの位置に最大温度を有するホットスポット
が観測され、この最大温度におけるΔTは44℃であっ
た。また、プロピレン反応率99.4%、アクロレイン
選択率86.5%、アクリル酸選択率5.9%、アクロ
レインおよびアクリル酸の収率は91.8%であった。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、固定床管型反応器にて
プロピレンを固体酸化触媒の存在下に分子状酸素で気相
接触酸化してアクロレインおよびアクリル酸を製造する
方法において、ホットスポット部の温度を十分抑制し、
アクロレインおよびアクリル酸を高収率で製造すること
ができる。
【0045】また、固体酸化触媒として前記式(1)で
表される複合酸化物を用いることでさらに収率が向上す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 51/25 C07C 51/25 57/05 57/05 // C07B 61/00 300 C07B 61/00 300 Fターム(参考) 4G069 AA02 AA03 BA01A BA02A BA03A BB06A BB06B BC02A BC03A BC03B BC05A BC06A BC10A BC10B BC12A BC13A BC15A BC16A BC17A BC18A BC19A BC21A BC22A BC23A BC25A BC25B BC26A BC26B BC31A BC32A BC32B BC35A BC35B BC42A BC43A BC50A BC51A BC55A BC56A BC58A BC59A BC59B BC60A BC60B BC62A BC66A BC66B BC67A BC67B BC68A BC68B BD03A BD05A BD05B BD07A BD07B BD08A BD10A CB10 CB17 DA05 DA06 EA02Y EB14Y FC08 4H006 AA02 AC45 BA02 BA04 BA05 BA06 BA07 BA08 BA09 BA10 BA11 BA12 BA13 BA14 BA15 BA16 BA19 BA20 BA21 BA30 BA31 BA35 BA36 BC10 BC19 BC31 BD21 BD33 BE30 BE60 BS10 4H039 CC20 CC30 CD10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固体酸化触媒が充填されている固定床管
    型反応器の触媒層に、プロピレンを4〜9容量%、酸素
    を7〜16容量%および水蒸気を5〜50容量%含む原
    料ガスを流通させるアクロレインおよびアクリル酸の製
    造方法において、前記原料ガスを流通させる前に、前記
    触媒層に、酸素、窒素および水蒸気を含み、かつプロピ
    レンが0〜0.5容量%のガスを流通させながら250
    〜400℃の範囲まで昇温し、次いでプロピレンを1〜
    3.8容量%、酸素を7〜16容量%および水蒸気を5
    〜50容量%含むガスを250〜400℃で1時間以上
    流通させることを特徴とするアクロレインおよびアクリ
    ル酸の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記固体酸化触媒が下記の式(1)で表
    される複合酸化物であることを特徴とする請求項1記載
    のアクロレインおよびアクリル酸の製造方法。 MoBiFeSi (1) (式中、Mo、Bi、Fe、SiおよびOはそれぞれモ
    リブデン、ビスマス、鉄、ケイ素および酸素を表し、A
    はニッケルおよび/またはコバルト、Xはマグネシウ
    ム、亜鉛、クロム、マンガン、スズ、ストロンチウム、
    バリウム、銅、銀および鉛からなる群より選ばれた少な
    くとも1種の元素、Yはリン、ホウ素、イオウ、テル
    ル、アルミニウム、ガリウム、ゲルマニウム、インジウ
    ム、ランタン、セリウム、ニオブ、タンタル、チタン、
    ジルコニウム、タングステンおよびアンチモンからなる
    群より選ばれた少なくとも1種の元素、Zはカリウム、
    ナトリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリウムから
    なる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表す。ただ
    し、a、b、c、d、e、f、g、hおよびiは各元素
    の原子比を表し、a=12のとき、0.01≦b≦5、
    0.01≦c≦5、1≦d≦12、0≦e≦10、0≦
    f≦10、0.001≦g≦3、0≦h≦20であり、
    iは前記各元素の原子価を満足するのに必要な酸素の原
    子比である。)
JP2001194903A 2001-05-30 2001-06-27 アクロレインおよびアクリル酸の製造方法 Expired - Lifetime JP4824871B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001194903A JP4824871B2 (ja) 2001-06-27 2001-06-27 アクロレインおよびアクリル酸の製造方法
TW091110485A TW572885B (en) 2001-05-30 2002-05-20 Method for producing (meth)acrolein and/or (meth)acrylic acid
PCT/JP2002/004914 WO2002098827A1 (fr) 2001-05-30 2002-05-21 Procede relatif a l'elaboration de (meth)acrylaldehyde et/ou d'acide (meth)acrylique
KR1020037015698A KR100890675B1 (ko) 2001-05-30 2002-05-21 (메트)아크롤레인 및/또는 (메트)아크릴산의 제조 방법
US10/479,228 US7217836B2 (en) 2001-05-30 2002-05-21 Process for producing (meth)acrolein and/or (meth)acrylic acid

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001194903A JP4824871B2 (ja) 2001-06-27 2001-06-27 アクロレインおよびアクリル酸の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003012589A true JP2003012589A (ja) 2003-01-15
JP4824871B2 JP4824871B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=19032958

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001194903A Expired - Lifetime JP4824871B2 (ja) 2001-05-30 2001-06-27 アクロレインおよびアクリル酸の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4824871B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005298376A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Mitsubishi Chemicals Corp アクロレイン及びアクリル酸の製造方法
JP2005336085A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Mitsubishi Chemicals Corp (メタ)アクリル酸または(メタ)アクロレインの製造方法
JP2007514765A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 サウジ ベイシック インダストリーズ コーポレイション アルカンからの不飽和カルボン酸の製造方法
JP2008284435A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 気体の圧縮方法、ならびにこれを用いた(メタ)アクロレイン及び/または(メタ)アクリル酸の製造方法、およびメチルメタクリレートの製造方法
JP2009263352A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Mitsubishi Chemicals Corp モリブデンを含有する触媒を備えた固定床式反応器を用いた不飽和脂肪族アルデヒド、不飽和炭化水素及び不飽和脂肪酸からなる群から選ばれる少なくとも一種の反応物を製造する製造方法
US8404889B2 (en) 2009-03-31 2013-03-26 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing acrolein and acrylic acid
JP2016538120A (ja) * 2013-11-11 2016-12-08 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se アルケンを気相酸化して不飽和アルデヒド及び/又は不飽和カルボン酸にするための、機械的に安定な中空円筒形触媒成形体

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10168003A (ja) * 1996-12-03 1998-06-23 Nippon Kayaku Co Ltd アクロレイン及びアクリル酸の製造方法
JP2000093784A (ja) * 1998-09-18 2000-04-04 Nippon Shokubai Co Ltd 接触気相酸化方法及び多管式反応器
JP2000336060A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Nippon Shokubai Co Ltd アクリル酸の製造方法
JP2001055355A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Mitsubishi Chemicals Corp 炭化水素の気相接触酸化反応方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10168003A (ja) * 1996-12-03 1998-06-23 Nippon Kayaku Co Ltd アクロレイン及びアクリル酸の製造方法
JP2000093784A (ja) * 1998-09-18 2000-04-04 Nippon Shokubai Co Ltd 接触気相酸化方法及び多管式反応器
JP2000336060A (ja) * 1999-05-27 2000-12-05 Nippon Shokubai Co Ltd アクリル酸の製造方法
JP2001055355A (ja) * 1999-08-18 2001-02-27 Mitsubishi Chemicals Corp 炭化水素の気相接触酸化反応方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007514765A (ja) * 2003-12-19 2007-06-07 サウジ ベイシック インダストリーズ コーポレイション アルカンからの不飽和カルボン酸の製造方法
JP4698603B2 (ja) * 2003-12-19 2011-06-08 サウジ ベイシック インダストリーズ コーポレイション アルカンからの不飽和カルボン酸の製造方法
JP2005298376A (ja) * 2004-04-08 2005-10-27 Mitsubishi Chemicals Corp アクロレイン及びアクリル酸の製造方法
JP2005336085A (ja) * 2004-05-26 2005-12-08 Mitsubishi Chemicals Corp (メタ)アクリル酸または(メタ)アクロレインの製造方法
JP2008284435A (ja) * 2007-05-16 2008-11-27 Mitsubishi Rayon Co Ltd 気体の圧縮方法、ならびにこれを用いた(メタ)アクロレイン及び/または(メタ)アクリル酸の製造方法、およびメチルメタクリレートの製造方法
JP2009263352A (ja) * 2008-03-31 2009-11-12 Mitsubishi Chemicals Corp モリブデンを含有する触媒を備えた固定床式反応器を用いた不飽和脂肪族アルデヒド、不飽和炭化水素及び不飽和脂肪酸からなる群から選ばれる少なくとも一種の反応物を製造する製造方法
JP2014159411A (ja) * 2008-03-31 2014-09-04 Mitsubishi Chemicals Corp モリブデンを含有する触媒を備えた固定床式反応器を用いた不飽和脂肪族アルデヒド、不飽和炭化水素及び不飽和脂肪酸からなる群から選ばれる少なくとも一種の反応物を製造する製造方法
US8404889B2 (en) 2009-03-31 2013-03-26 Nippon Shokubai Co., Ltd. Process for producing acrolein and acrylic acid
JP2016538120A (ja) * 2013-11-11 2016-12-08 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se アルケンを気相酸化して不飽和アルデヒド及び/又は不飽和カルボン酸にするための、機械的に安定な中空円筒形触媒成形体

Also Published As

Publication number Publication date
JP4824871B2 (ja) 2011-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3793317B2 (ja) 触媒及び不飽和アルデヒドおよび不飽和酸の製造方法
JP3775872B2 (ja) アクロレイン及びアクリル酸の製造方法
US5276178A (en) Process for producing methacrolein and methacrylic acid
JP3943284B2 (ja) アクリル酸の製造方法
JPH0784400B2 (ja) 不飽和アルデヒドおよび不飽和酸の製造方法
JP4318367B2 (ja) アクロレインおよびアクリル酸の製造方法
JP2809476B2 (ja) アクロレインおよびアクリル酸の製造方法
JP5130562B2 (ja) メタクロレイン及び/又はメタクリル酸の製造方法
JP4058270B2 (ja) メタクリル酸の製造方法
JP4824867B2 (ja) メタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法
JP4045693B2 (ja) メタクリル酸の製造方法
JP4497442B2 (ja) メタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法
JP4222721B2 (ja) メタクリル酸の製造方法
KR100890675B1 (ko) (메트)아크롤레인 및/또는 (메트)아크릴산의 제조 방법
JP4824871B2 (ja) アクロレインおよびアクリル酸の製造方法
JP2003171340A (ja) アクリル酸の製造方法
JP4248163B2 (ja) メタクリル酸の製造方法
JP2003146920A (ja) アクロレインおよびアクリル酸の製造方法
JP2638241B2 (ja) メタクロレインおよびメタクリル酸の製造方法
JP3581038B2 (ja) メタクリル酸製造用触媒及びその製造法並びにその触媒を用いるメタクリル酸の製造法
JP5607865B2 (ja) メタクリル酸の製造方法
JP3540623B2 (ja) メタクリル酸の製造方法
JPH05253480A (ja) 不飽和アルデヒド及び不飽和カルボン酸合成用触媒の製造法
JP3804875B2 (ja) メタクロレインの製造方法
JP2000351744A (ja) メタクロレイン及びメタクリル酸の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110616

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110909

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4824871

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term