JP2003011983A - プリンタ用単片封筒 - Google Patents

プリンタ用単片封筒

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JP2003011983A JP2001194878A JP2001194878A JP2003011983A JP 2003011983 A JP2003011983 A JP 2003011983A JP 2001194878 A JP2001194878 A JP 2001194878A JP 2001194878 A JP2001194878 A JP 2001194878A JP 2003011983 A JP2003011983 A JP 2003011983A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 封筒底部の底抜けを防止でき、かつ、プリン
タへの円滑な供給が可能となるプリンタ用単片封筒を提
供する。 【解決手段】 長方形状に形成された第1の紙材シート
11と、第1の紙材シート11と同大、同形状に形成さ
れた第2の紙材シート21とを重ね合わせて作製される
単片封筒30において、第1の紙材シート11の長辺1
1aとその対向辺11bの両側縁部、および第1の紙材
シート11の短辺11c,11dのいずれか一方側縁部
に沿って接着剤12を塗布し、接着剤12が塗布された
短辺11cの少なくとも一方側端部における接着剤の接
着幅aを、接着剤12が塗布された短辺11cの縁部に
おける接着剤の接着幅bよりも短く設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタで印字す
るプリンタ用単片封筒に関し、特に、病院,薬局等で使
用され、処方箋に記載された薬を収容するための薬袋と
して好適なプリンタ用単片封筒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタで印字するプリンタ用単
片封筒として、病院,薬局等で使用され、処方箋に記載
された薬を収容するための薬袋、業務用封筒等が知られ
ている。
【0003】図6は従来のプリンタ用単片封筒を薬袋に
適用した例を示す外観平面図、図7はその構成を示す展
開図および断面図である。
【0004】図7に示すように、この薬袋5は、1枚の
長方形状の紙材シート1を使用し、紙材シート1の長辺
1a,1bをそれぞれ2等分する位置に幅方向に沿って
折返しラインAが設定され、紙材シート1の長辺1a,
1bの縁部にその長手方向に沿って折返しラインAの位
置まで接着剤2が塗布され、折返しラインAを基準に紙
材シート1を谷折りした後、押圧して、紙材シート1の
重なり合う長辺1a,1bの縁部同士がそれぞれ糊付け
固定されている。
【0005】そして、紙材シート1の対向する短辺1
c,1dを封筒の開口部3とし、紙材シート1の折り返
しラインAを封筒の底部4とした単片封筒を作製し、図
6に示すように、この単片封筒の表面にレーザープリン
タ等で用法等の必要事項を印字して薬袋5として使用し
ている。
【0006】ところが、上記のような1枚の紙材シート
1を折り返して作製された薬袋5では、例えば、図8に
示すようなチューブ型軟膏6の尻部6aを下方に向けて
薬袋5の開口部3から薬袋5内部に挿入すると、薬袋5
の底部4は紙材シート1枚分の厚みtおよび深さdしか
ないためその強度が充分でなく、チューブ型軟膏6の重
量および尻部6a先端の鋭利に耐えきれずに薬袋5の底
部4が破れてしまい、薬袋5としての収容機能を発揮で
きないという問題があった。
【0007】そこで、図9に示すように、2枚の長方形
状の紙材シート1,1を使用し、いずれか一方の紙材シ
ート1の長辺1a,1bの縁部、および短辺1c,1d
のいずれか一方の縁部に沿ってそれぞれ接着剤2を塗布
し、2枚の紙材シート1,1を重ね合わせて押圧し、重
なり合う紙材シート1,1の長辺1a,1aおよび短辺
1b,1b同士をそれぞれ糊付け固定することにより、
接着剤2が塗布されていない対向する短辺1c,1cを
封筒の開口部3とし、接着剤2が塗布された対向する短
辺1d,1dを封筒の底部4とした薬袋5’を作製すれ
ば、薬袋5’の底部4は接着剤2の塗布分の厚みt’お
よび深さd’を有することになるため、チューブ型軟膏
6の重み、および尻部6a先端の鋭利に耐えることがで
きる構造となり、図8に示すような薬袋5の底部4が破
れてしまうという問題は解決される。
【0008】しかしながら、図10に示すような一般的
に使用される給紙装置7においては、用紙を複数枚積層
し、用紙の角をハクリ爪7a,7bに引っ掛けてセット
し、用紙を送り出す際にハクリ爪7a,7bからはじき
出される形で給紙される機構を採用しているため、上記
のように、2枚の紙材シートを重ね合わせて作製された
単片封筒を上記給紙装置7にセットすると、封筒の未接
着部分である開口部3と封筒の接着部分である底部4と
の剛度が異なり、開口部3のハクリ爪7aに対する抵抗
は、底部4のハクリ爪7bに対する抵抗よりも弱いた
め、抵抗の弱い開口部3の方が先に搬送され、単片封筒
がプリンタに対して斜めにフィードされてしまうフィー
ドトラブルが発生するという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、封筒底部の底抜けを防止でき、かつ、プリン
タへの円滑な供給が可能となるプリンタ用単片封筒を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るプリンタ用単片封筒は、長方形状に形
成された第1の紙材シートと、上記第1の紙材シートと
同大、同形状に形成された第2の紙材シートとを重ね合
わせて作製される単片封筒であって、上記第1の紙材シ
ートまたは第2の紙材シートの少なくとも一方の紙材シ
ートの長辺の両側縁部および短辺のいずれか一方側縁部
に沿って接着剤が塗布されてなり、上記接着剤が塗布さ
れた短辺の少なくとも一方側端部における接着剤の接着
幅が、上記接着剤が塗布された短辺の縁部における接着
剤の接着幅よりも短く設定されていることを特徴とする
ものである。
【0011】また、本発明に係るプリンタ用単片封筒に
おいて、上記接着剤が塗布された短辺は、少なくとも一
方側端部における接着剤の接着幅が1.0mm以上3.
0mm未満、かつ、その他の部分における接着剤の接着
幅が3.0mm以上に設定されていることを特徴とする
ものである。
【0012】また、本発明に係るプリンタ用単片封筒
は、上記第1の紙材シートおよび第2の紙材シートがB
5またはA4サイズに形成され、上記接着剤が塗布され
た短辺の少なくとも一方側端部における接着剤の塗布長
が、10.0mm以上60.0mm未満に設定されてい
ることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明に係るプリンタ用単片封筒
は、上記第1の紙材シートおよび第2の紙材シートがA
5サイズに形成され、上記接着剤が塗布された短辺の少
なくとも一方側端部における接着剤の塗布長が、10.
0mm以上40.0mm未満に設定されていることを特
徴とするものである。
【0014】また、本発明に係るプリンタ用単片封筒
は、上記接着剤が天然ゴム系の天然糊であることを特徴
とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るプリンタ用単
片封筒の実施形態について、添付図面を参照しながら詳
細に説明する。
【0016】図1は本発明に係るプリンタ用単片封筒の
第1の実施形態の構成を示す展開平面図、図2(a)は
図1に示すA−A線断面図、同図(b)は図1に示すB
−B線断面図、図3は本発明に係るプリンタ用単片封筒
の第2の実施形態の構成を示す展開平面図、図4は本発
明に係るプリンタ用単片封筒をプリンタ用給紙装置にセ
ットした状態を示す平面図、図5は本発明に係るプリン
タ用単片封筒を薬袋に適用した例を示す外観平面図であ
る。
【0017】図1に示すように、本実施形態におけるプ
リンタ用単片封筒は、その素材として、長方形状に形成
された第1の紙材シート11と、第1の紙材シート11
と同大、同形状に形成された第2の紙材シート21の2
枚の紙材シートを使用し、第2の紙材シート21におけ
る短辺21c,21dのうち後述する封筒開口部となる
短辺21c上に半円形状に切り取られた指抜き部22が
形成されている。
【0018】また、第1の紙材シート11の長辺11a
とその対向辺11bの両側縁部に沿って接着剤12が均
一に塗布されており、さらに、本発明に係るプリンタ用
単片封筒においては、後述する封筒底部となる短辺の接
着剤の接着幅に特徴がある。
【0019】すなわち、第1の紙材シート11の短辺1
1c,11dのうちのいずれか一方側の縁部に沿って、
接着剤12を接着幅bに設定して均一に塗布された接着
剤層12bが形成され、かつ、接着剤12が塗布された
短辺11cの端部には、接着幅bに設定された接着剤層
12bよりも短い接着幅aに設定された接着剤層12a
が形成されている。
【0020】なお、第1の紙材シート11の短辺11c
に塗布された接着剤層12bの接着幅bは封筒底部に当
たり、その強度を向上させるためになるべく大きく設定
されることが望ましいが、本発明においては、3.0m
m以上に設定されていればよい。
【0021】また、第1の紙材シート11の短辺11c
に塗布された接着剤層12aの接着幅aは後述するプリ
ンタへの円滑な供給を可能とするためになるべく小さく
設定されることが望ましいが、本発明においては、1.
0mm以上3.0mm未満に設定されていればよい。
【0022】さらに、接着幅aに設定された接着剤層1
2aの長さxは、封筒の底部の強度を左右するためにな
るべく小さく設定されることが望ましいが、本発明者の
実験によれば、例えば、紙材シート11,21の大きさ
がB5またはA4サイズに形成されている場合には、接
着幅aに設定された接着剤層12aの長さxは10.0
mm以上60.0mm未満に設定され、紙材シート1
1,21の大きさがA5サイズに形成されている場合に
は、接着幅aに設定された接着剤層12aの長さxは1
0.0mm以上40.0mm未満に設定されていればよ
い。
【0023】なお、上記接着剤12としては、天然ゴム
系の天然糊、合成糊、あるいは天然糊と合成糊を混ぜ合
わせた圧着糊、アクリル系の糊を使用することができ
る。
【0024】そして、第1の紙材シート11と第2の紙
材シート21との輪郭を揃えて重ね合わせ、図示しない
押圧ローラにより圧力を加えることにより、重なり合う
第1の紙材シート11と第2の紙材シート21の長辺1
1aと21a、11bと21b、および短辺11cと2
1cの糊付け加工を完了し、図2に示すように、接着剤
12が塗布されていない対向する短辺11d,21dを
封筒開口部31とし、接着剤12が塗布されている対向
する短辺11c,21cを封筒底部32とするプリンタ
用単片封筒30を作製することができる。
【0025】次に、本発明に係るプリンタ用単片封筒の
第2の実施形態について図3に基づき説明する。なお、
上述した第1の実施形態におけるプリンタ用単片封筒と
同一の機能を有するものには同一の符号を付してその詳
細な説明は省略する。
【0026】同図に示すように、本実施形態において
は、接着剤12が塗布された短辺11cの両端部に、接
着幅bに設定された接着剤層12bよりも短い接着幅a
に設定された接着剤層12aが形成されている。
【0027】すなわち、接着幅aに設定された接着剤層
12aは、接着剤12が塗布された短辺11cの両側端
部に形成されていてもよく、短辺11cの少なくとも一
方側端部に形成されていればよい。
【0028】また、長辺11aとその対向辺11bの両
側縁部に沿って塗布される接着剤12,12,…間、お
よび短辺11cの接着剤層12bと接着剤層12a間
に、それぞれ接着剤12を塗布しない隙間gが設けられ
ているが、これは、第1の紙材シート11と第2の紙材
シート21とを重ね合わせて糊付け加工する際に、押圧
ローラの加圧による紙材シート同士の接着面における波
うち現象を防止する目的で設けられているものであり、
隙間gの幅は、2.0mm以下に設定されている。
【0029】そして、上記第1の実施形態と同様に、第
1の紙材シート11と第2の紙材シート21との輪郭を
揃えて重ね合わせ、図示しない押圧ローラにより加圧
し、重なり合う第1の紙材シート11と第2の紙材シー
ト21の長辺11aと21a、11bと21b、および
短辺11cと21cの糊付け加工を行ない、接着剤12
が塗布されていない対向する短辺11d,21dを封筒
開口部とし、接着剤12が塗布されている対向する短辺
11c,21cを封筒底部とするプリンタ用単片封筒を
作製することができる。
【0030】以上のようにして作製されたプリンタ用単
片封筒30は、その用途に応じて図4に示すようなプリ
ンタ用給紙装置50にセットされ、図示しないプリンタ
により印字が行なわれるが、本発明に係るプリンタ用単
片封筒30は、プリンタ用給紙装置50にセットする
際、用紙送り方向に注意する必要がある。
【0031】すなわち、例えば、図4に示すようなハク
リ爪51a,51bを有し、同図中矢印F1方向に用紙
送り方向が設定されているプリンタ用給紙装置50にプ
リンタ用単片封筒30をセットする場合には、封筒底部
32における接着幅aの接着剤層12aと接着幅bの接
着剤層12bの位置を確認し、短い接着幅である接着剤
層12a側端部をハクリ爪51aにセットし、接着剤1
2の未接着部分である封筒開口部31側端部をハクリ爪
51bにセットし、矢印F1方向に給紙して印字を行な
わなければならない。
【0032】また、上記方法により印字されたプリンタ
用単片封筒30の裏面に印字を行なう場合には、同図
(b)に示すように、用紙送り方向F1に対して垂直方
向にプリンタ用単片封筒30を裏返して、封筒底部32
における接着幅aの接着剤層12aと接着幅bの接着剤
層12bの位置を確認し、短い接着幅である接着剤層1
2a側端部をハクリ爪51bにセットし、接着剤12の
未接着部分である封筒開口部31側端部をハクリ爪51
aにセットし、矢印F1方向に給紙して印字を行なわな
ければならない。
【0033】このように、封筒底部32の接着剤の接着
幅が短く設定された端部と封筒開口部31の端部とをそ
れぞれプリンタ用給紙装置50のハクリ爪51a,51
bにセットすれば、封筒底部32の接着剤層12aと封
筒開口部31との剛度の差が少なくなり、封筒底部32
のハクリ爪51aに対する抵抗は、封筒開口部31のハ
クリ爪51bに対する抵抗と差がなくなるため、抵抗の
弱い方が先に搬送され、封筒がプリンタに対して斜めに
フィードされてしまうというフィードトラブルの発生を
防止でき、プリンタ用単片封筒30をプリンタに対して
真っ直ぐに搬送することができる。
【0034】また、図示はしないが、プリンタ用単片封
筒30の給紙方向を封筒の表面または裏面に印字して、
プリンタの給紙方向の間違いを防ぐような構成としても
よい。
【0035】なお、上記第2の実施形態におけるプリン
タ用単片封筒をプリンタ用給紙装置にセットする場合に
は、上述したような給紙方向の選択幅が多くなる。
【0036】すなわち、図3に示した実施形態における
プリンタ用単片封筒は、接着幅bに設定された接着剤層
12bよりも短い接着幅aに設定された接着剤層12a
が、短辺11cの両側端部に設けられており、その両側
端部は開口部側端部と剛度の差が少なくなるため、封筒
の長辺である11a(21a)側、または11b(21
b)側のどちら側であってもハクリ爪51a,51bに
セットして給紙を行なうことが可能となり、プリンタ用
給紙装置にセットする際の給紙方向の選択幅が広がり、
プリンタ用単片封筒の利便性が向上するという利点があ
る。
【0037】また、上記構成によるプリンタ用単片封筒
30に用法等の必要事項を印字し、図5に示すような薬
袋40として使用すれば、従来技術の欄で指摘したチュ
ーブ型軟膏6の尻部6aを下方に向けて、薬袋40の開
口部41から薬袋40内部に挿入したとしても、薬袋4
0の底部42は接着幅の大きい接着剤層12bの厚みお
よび深さを有しており、チューブ型軟膏6の重み、およ
び尻部6a先端の鋭利に耐え得るだけの充分な強度は保
たれているため、薬袋40の底部42が破けるといった
底抜けを防ぐことができる。
【0038】
【実施例】以下、本発明に係るプリンタ用単片封筒の具
体的な実施例について詳細に説明する。
【0039】<実施例1>B5サイズ(縦257mm×
横182mm)に形成された上質55Kの第1の紙材シ
ートを使用し、接着剤12として天然ゴム系の天然糊を
使用して、第1の紙材シートの長辺とその対向辺のそれ
ぞれの縁部に沿って接着剤12を接着幅2.5mmで均
一に塗布し、さらに、第1の紙材シートの短辺に塗布す
る接着剤層12aの接着幅aを2.5mm、短辺に塗布
する接着剤層12bの接着幅bを4.0mm、接着剤層
12aの塗布長xを45.0mmに設定し、B5サイズ
(縦257mm×横182mm)に形成された上質55
Kの第2の紙材シートを重ね合わせて押圧し、プリンタ
用単片封筒30aを作製した。
【0040】上記プリンタ用単片封筒30aを100枚
×10回×3環境の下、プリンタ用給紙装置50として
CASIO(カシオ)N4−612にセットして、給紙
および印字テストを行なったところ、プリンタ用単片封
筒30aは1部ずつ正確に搬送され、鮮明に印字され
た。
【0041】また、斜行や紙詰まり等の走行不良による
エラー発生率を測定した結果、エラー発生率は0.20
%以下であり、ほとんど問題なく給紙および印字が行な
えることが判明した。
【0042】<実施例2>A5サイズ(縦210mm×
横148mm)に形成された上質55Kの第1の紙材シ
ートを使用し、接着剤12として天然ゴム系の天然糊を
使用して、第1の紙材シートの長辺とその対向辺のそれ
ぞれの縁部に沿って接着剤12を接着幅2.5mmで均
一に塗布し、さらに、第1の紙材シートの短辺に塗布す
る接着剤層12aの接着幅aを2.5mm、短辺に塗布
する接着剤層12bの接着幅bを7.0mm、接着剤層
12aの塗布長xを30.0mmに設定し、A5サイズ
(縦210mm×横148mm)に形成された上質55
Kの第2の紙材シートを重ね合わせて押圧し、プリンタ
用単片封筒30bを作製した。
【0043】上記プリンタ用単片封筒30bを100枚
×10回×3環境の下、プリンタ用給紙装置50として
CASIO(カシオ)N4−612にセットして、給紙
および印字テストを行なったところ、プリンタ用単片封
筒30bは1部ずつ正確に搬送され、鮮明に印字され
た。
【0044】また、斜行や紙詰まり等の走行不良による
エラー発生率を測定した結果、エラー発生率は0.20
%であり、ほとんど問題なく給紙および印字が行なえる
ことが判明した。
【0045】<実施例3>A4サイズ(縦297mm×
横210mm)に形成された上質55Kの第1の紙材シ
ートを使用し、接着剤12として天然ゴム系の天然糊を
使用して、第1の紙材シートの長辺とその対向辺のそれ
ぞれの縁部に沿って第1の紙材シートの短辺に塗布する
接着剤層12aの接着幅aを3.0mm、短辺に塗布す
る接着剤層12bの接着幅bを7.0mm、接着剤層1
2aの塗布長xを45.0mmに設定し、A4サイズ
(縦297mm×横210mm)に形成された上質55
Kの第2の紙材シートを重ね合わせて押圧し、プリンタ
用単片封筒30cを作製した。
【0046】上記プリンタ用単片封筒30cを100枚
×10回×3環境の下、プリンタ用給紙装置50として
CASIO(カシオ)N4−612にセットして、給紙
および印字テストを行なったところ、斜行や紙詰まり等
の走行不良によるエラー発生率は0.53%であり、給
紙および印字がスムーズに行なえないことが判明した。
【0047】<実施例4>A4サイズ(縦297mm×
横210mm)に形成された上質55Kの第1の紙材シ
ートを使用し、接着剤12として天然ゴム系の天然糊を
使用して、第1の紙材シートの長辺とその対向辺のそれ
ぞれの縁部に沿って接着剤12を接着幅2.5mmで均
一に塗布し、さらに、第1の紙材シートの短辺に塗布す
る接着剤層12aの接着幅aを2.3mm、短辺に塗布
する接着剤層12bの接着幅bを3.0mm、接着剤層
12aの塗布長xを45.0mmに設定し、A4サイズ
(縦297mm×横210mm)に形成された上質55
Kの第2の紙材シートを重ね合わせて押圧し、プリンタ
用単片封筒30dを作製した。
【0048】上記プリンタ用単片封筒30dを100枚
×10回×3環境の下、プリンタ用給紙装置50として
CASIO(カシオ)N4−612にセットして、給紙
および印字テストを行なったところ、プリンタ用単片封
筒30dは1部ずつ正確に搬送され、鮮明に印字され
た。
【0049】また、斜行や紙詰まり等の走行不良による
エラー発生率を測定した結果、エラー発生率は0.10
%であり、ほとんど問題なく給紙および印字が行なえる
ことが判明した。
【0050】<実施例5>B5サイズ(縦257mm×
横182mm)に形成された上質55Kの第1の紙材シ
ートを使用し、接着剤12として天然ゴム系の天然糊を
使用して、第1の紙材シートの長辺とその対向辺のそれ
ぞれの縁部に沿って接着剤12を接着幅2.5mmで均
一に塗布し、さらに、第1の紙材シートの短辺の両側端
部に塗布する接着剤層12aの接着幅aを2.0mm、
短辺に塗布する接着剤層12bの接着幅bを4.0m
m、接着剤層12aの塗布長xを45.0mmに設定
し、B5サイズ(縦257mm×横182mm)に形成
された上質55Kの第2の紙材シートを重ね合わせて押
圧し、プリンタ用単片封筒30eを作製した。
【0051】上記プリンタ用単片封筒30eを100枚
×10回×3環境の下、プリンタ用給紙装置50として
CASIO(カシオ)N4−612にセットして、給紙
および印字テストを行なったところ、プリンタ用単片封
筒30eは1部ずつ正確に搬送され、鮮明に印字され
た。
【0052】また、斜行や紙詰まり等の走行不良による
エラー発生率を測定した結果、エラー発生率は0.10
%であり、ほとんど問題なく給紙および印字が行なえる
ことが判明した。
【0053】<実施例6>A4サイズ(縦297mm×
横210mm)に形成された上質55Kの第1の紙材シ
ートを使用し、接着剤12として天然ゴム系の天然糊を
使用して、第1の紙材シートの長辺とその対向辺のそれ
ぞれの縁部に沿って接着剤12を接着幅2.5mmで均
一に塗布し、さらに、第1の紙材シートの短辺の両側端
部に塗布する接着剤層12aの接着幅aを2.0mm、
短辺に塗布する接着剤層12bの接着幅bを3.0m
m、接着剤層12aの塗布長xを45.0mmに設定
し、A4サイズ(縦297mm×横210mm)に形成
された上質55Kの第2の紙材シートを重ね合わせて押
圧し、プリンタ用単片封筒30fを作製した。
【0054】上記プリンタ用単片封筒30fを100枚
×10回×3環境の下、プリンタ用給紙装置50として
CASIO(カシオ)N4−612にセットして、給紙
および印字テストを行なったところ、プリンタ用単片封
筒30fは1部ずつ正確に搬送され、鮮明に印字され
た。
【0055】また、斜行や紙詰まり等の走行不良による
エラー発生率を測定した結果、エラー発生率は0.10
%であり、ほとんど問題なく給紙および印字が行なえる
ことが判明した。
【0056】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係るプリンタ用単片封筒によれば、以下のような効果を
奏する。
【0057】(1)封筒底部の接着剤の接着幅が短く設
定された端部と封筒開口部の端部とをそれぞれプリンタ
用給紙装置のハクリ爪にセットすれば、封筒底部の接着
剤層と封筒開口部との剛度がほぼ同一となり、封筒底部
のハクリ爪に対する抵抗は、封筒開口部のハクリ爪に対
する抵抗と差がなくなるため、抵抗の弱い方が先に搬送
され、封筒がプリンタに対して斜めにフィードされてし
まうというフィードトラブルの発生を防止でき、プリン
タ用単片封筒をプリンタに対して真っ直ぐに搬送するこ
とができる。
【0058】(2)プリンタ用単片封筒に用法等を印字
し、薬袋として使用して、チューブ型軟膏の尻部を下方
に向けて、薬袋の開口部から薬袋内部に挿入したとして
も、封筒底部は接着幅の大きい接着剤層の厚みおよび深
さを有しており、チューブ型軟膏の重み、および尻部先
端の鋭利に耐え得るだけの充分な強度は保たれているた
め、封筒底部が破けるといった底抜けを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプリンタ用単片封筒の構成を示す
展開平面図である。
【図2】本発明に係るプリンタ用単片封筒の構成を示す
断面図であり、(a)は図1に示すA−A線断面図、
(b)は図1に示すB−B線断面図である。
【図3】本発明に係るプリンタ用単片封筒の他の実施形
態の構成を示す展開平面図である。
【図4】本発明に係るプリンタ用単片封筒をプリンタ用
給紙装置にセットした状態を示す平面図であり、(a)
は同単片封筒の表面側に印字する場合、(b)は同単片
封筒の裏面側に印字する場合の状態を示す図である。
【図5】本発明に係るプリンタ用単片封筒を薬袋に適用
した例を示す外観平面図である。
【図6】従来のプリンタ用単片封筒を薬袋に適用した例
を示す外観平面図である。
【図7】(a)は従来のプリンタ用単片封筒の構成を示
す展開図、(b)は同プリンタ用単片封筒の構成を示す
断面図である。
【図8】図7に示すプリンタ用単片封筒における不具合
を説明する平面図である。
【図9】(a)は従来のプリンタ用単片封筒の他の構成
例を示す展開図、(b)は同プリンタ用単片封筒の構成
を示す断面図である。
【図10】図9に示すプリンタ用単片封筒における不具
合を説明する外観斜視図である。
【符号の説明】
11 第1の紙材シート 11a,11b 長辺 11c,11d 短辺 12 接着剤 12a,12b 接着剤層 21 第2の紙材シート 21a,21b 長辺 21c,21d 短辺 22 指抜き部 30 プリンタ用単片封筒 31 封筒開口部 32 封筒底部 40 薬袋 41 開口部 42 底部 50 プリンタ用給紙装置 51a,51b ハクリ爪 F1 給紙方向

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形状に形成された第1の紙材シート
    と、上記第1の紙材シートと同大、同形状に形成された
    第2の紙材シートとを重ね合わせて作製される単片封筒
    であって、 上記第1の紙材シートまたは第2の紙材シートの少なく
    とも一方の紙材シートの長辺の両側縁部および短辺のい
    ずれか一方側縁部に沿って接着剤が塗布されてなり、 上記接着剤が塗布された短辺の少なくとも一方側端部に
    おける接着剤の接着幅が、上記接着剤が塗布された短辺
    の縁部における接着剤の接着幅よりも短く設定されてい
    ることを特徴とするプリンタ用単片封筒。
  2. 【請求項2】 上記接着剤が塗布された短辺は、少なく
    とも一方側端部における接着剤の接着幅が1.0mm以
    上3.0mm未満、かつ、その他の部分における接着剤
    の接着幅が3.0mm以上に設定されていることを特徴
    とする請求項1に記載のプリンタ用単片封筒。
  3. 【請求項3】 上記第1の紙材シートおよび第2の紙材
    シートがB5またはA4サイズに形成され、上記接着剤
    が塗布された短辺の少なくとも一方側端部における接着
    剤の塗布長が、10.0mm以上60.0mm未満に設
    定されていることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載のプリンタ用単片封筒。
  4. 【請求項4】 上記第1の紙材シートおよび第2の紙材
    シートがA5サイズに形成され、上記接着剤が塗布され
    た短辺の少なくとも一方側端部における接着剤の塗布長
    が、10.0mm以上40.0mm未満に設定されてい
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプ
    リンタ用単片封筒。
  5. 【請求項5】 上記接着剤が天然ゴム系の天然糊である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載のプリン
    タ用単片封筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015231849A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 大阪シーリング印刷株式会社 包装材

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