JP2003011584A - ノック式繰り出しボールペン - Google Patents

ノック式繰り出しボールペン

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JP2003011584A
JP2003011584A JP2001200419A JP2001200419A JP2003011584A JP 2003011584 A JP2003011584 A JP 2003011584A JP 2001200419 A JP2001200419 A JP 2001200419A JP 2001200419 A JP2001200419 A JP 2001200419A JP 2003011584 A JP2003011584 A JP 2003011584A
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JP
Japan
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ballpoint pen
ball
refill
pen refill
rear end
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001200419A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nishida
剛史 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールペンリフィールの長さを短縮させず
に、すなわち、インク量が減少して筆記距離が短くなる
という弊害を回避しながら、全長を短縮して小型化する
ことにより携帯の利便性を向上させることができるノッ
ク式繰り出しボールペンを提供する。 【解決手段】 軸筒5内に収容した1本又は複数本のボ
ールペンリフィール6の後端部にノック体7を直に接続
して、そのノック体7を前方へノックしてボールペンリ
フィール6を前進させることによりそのボールペンリフ
ィール6の先端チップ8を軸先端口9から突出させて筆
記可能としたノック式繰り出しボールペンにおいて、ノ
ック体7に前方を開口してその開口から内部にボールペ
ンリフィール6のインクチューブ14の後端部を挿入可
能とした連結穴部15を一体に設けたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はノック式繰り出しボ
ールペンに関する。 【0002】 【従来の技術】従来、軸筒内に複数本のボールペンリフ
ィールを収容して、それらボールペンリフィールをそれ
ぞれノック操作により繰り出し可能とした多色複式ボー
ルペンが存在するが、この種の多色複式ボールペンは、
各ボールペンリフィールの後端部にそれぞれノック体を
直に接続した構造のものが多い。 【0003】そして、ボールペンリフィールとノック体
の接続構造は、図4に示すように、ノック体1の前端部
に前方へ突出するピン部2を設けて、そのピン部2をボ
ールペンリフィール3のインクチューブ4の内部へ後端
開口から挿入することにより接続するものであった。 【0004】ところで、小型化により携帯の利便性を向
上させるために、ノック式繰り出しボールペンの全長の
短縮化が望まれている。しかしながら、その要望に応え
るために、ボールペンリフィールの長さを短縮すると、
当然、インク量も減少して筆記距離が短くなるという不
満がある。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、ボー
ルペンリフィールの長さを短縮させずに、すなわち、イ
ンク量が減少して筆記距離が短くなるという弊害を回避
しながら、全長を短縮して小型化することにより携帯の
利便性を向上させることができるノック式繰り出しボー
ルペンの提供を課題とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明のノック式繰り出しボールペンは、軸筒5
内に収容した1本又は複数本のボールペンリフィール6
の後端部にノック体7を直に接続して、そのノック体7
を前方へノックしてボールペンリフィール6を前進させ
ることによりそのボールペンリフィール6の先端チップ
8を軸先端口9から突出させて筆記可能としたノック式
繰り出しボールペンにおいて、ノック体7に前方を開口
してその開口から内部にボールペンリフィール6のイン
クチューブ14の後端部を挿入可能とした連結穴部15
を一体に設けたことを特徴とする、という構成を採るも
のである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明の実施の
形態について説明する。まず、図1は多色複式ボールペ
ンを示したものである。すなわち、軸筒5の内部に複数
本、例えば、2本、3本もしくは4本のインクの色がそ
れぞれ異なるボールペンリフィール6を収容している。
なお、この中のボールペンリフィールの一部をシャープ
ペンシルに替えることも可能である。ところで、本発明
はこの多色複式ボールペンに限定するものではなく、ボ
ールペンリフィールが1本だけの単式タイプにも適用可
能である。 【0008】ボールペンリフィール6は後端にノック体
7を直に接続して、そのノック体7を前方(図面上では
下方)へノックしてボールペンリフィール6を前進させ
ることにより、そのボールペンリフィール6の先端チッ
プ8を軸先端口9から突出させて筆記可能としている。 【0009】なお、図示した多色複式ボールペンは、ボ
ールペンリフィール6に接続したノック体7の後端部に
サイド方向へ突出した指掛片10を設け、また、軸筒5
の側面における周方向の複数箇所にそれぞれ軸線方向に
長い切欠窓11を設けて、ノック体7の指掛片10を切
欠窓11から軸筒5の外部へ露出させ、その指掛片10
を軸筒5の側面に沿って前方へスライドさせる(これが
ノック操作になる)ことによりボールペンリフィール6
を前進させる構造になっている。なお、ボールペンリフ
ィール6はコイルバネ(図示せず)で後方へ押圧してお
り、ボールペンリフィール6が前進するときにそのコイ
ルバネは圧縮する。また、ノック体7には指掛片10の
反対側のサイド方向へ突出する係止片12と、同じく同
方向へ突出するカム片13を設けていて(図2及び図3
参照)、ノック体7をノックして前進させたときに、そ
の係止片12が軸筒内部の径方向の中心部に設けた顎部
(図示せず)に係止して後退が阻止されるようになって
いる。そして、他のボールペンリフィール6に取付けた
ノック体7を前進させると、そのカム片13が顎部に係
止した係止片12に接触して、その係止片12を径方向
の外側へ押して変位させることにより顎部から係止片1
2を外して、ノック体7及びボールペンリフィール6を
上記のコイルバネの力で後退させるようになっている。
なお、本発明のノック式繰り出しボールペンは、ノック
機構を上記のものに限定するものではなく、任意のノッ
ク機構を採用可能である。 【0010】次に、図2及び図3は本発明のノック式繰
り出しボールペンにおけるボールペンリフィール6とノ
ック体7との接続構造を示したものである。すなわち、
ノック体7は、前方を開口した前後方向に長い連結穴部
15を一体に設けていて、ボールペンリフィール6はイ
ンクチューブ14の後端部をその連結穴部15に挿入し
て接続する構造となっている。そして、インクチューブ
14は連結穴部15に対し摩擦力で固定するようになっ
ている。なお、図に示すように、連結穴部15の奥の端
面に前方へ突出して、インクチューブ14の内部へその
後端開口から挿入するピン部16を設けることも可能で
ある。このピン部16を設ければボールペンリフィール
6の固定を強化することができる。 【0011】なお、連結穴部15は、図2に示すよう
に、ノック体7の前端から前後方向の略中間位置まで設
けること、すなわち、ノック体7の全長の略半分の長さ
にすることが可能である。つまり、ノック体7の前半部
に連結穴部15を設けて、ノック体7の後半部にカム片
13と係止片12を設ける構造とすることができる。こ
のような構造にすれば、カム片13と係止片12の形状
が制約されないというメリットがある。 【0012】また、連結穴部15は、図3に示すよう
に、ノック体7の前端から後端面の直前まで設けるこ
と、すなわち、ノック体7の全長とほぼ等しい長さにす
ることも可能である。このようにすれば、ボールペンリ
フィール6とノック体7の固定がさらに強化して、ボー
ルペンリフィール6がノック体7の連結穴部15から抜
けにくくなるというメリットがある。 【0013】 【発明の効果】本発明のノック式繰り出しボールペン
は、ノック体7に前方を開口してその開口から内部にボ
ールペンリフィール6のインクチューブ14の後端部を
挿入可能とした連結穴部15を一体に設けたので、ボー
ルペンリフィール6の長さを短縮させずに、すなわち、
インク量が減少して筆記距離が短くなるという弊害を回
避しながら、全長を短縮して小型化することにより携帯
の利便性を向上させることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】多色複式ボールペンの斜視図である。 【図2】本発明の実施形態を示したもので、ボールペン
リフィールにノック体を接続した状態の断面図である。 【図3】本発明の実施形態を示したもので、ボールペン
リフィールにノック体を接続した状態の断面図である。 【図4】従来例を示すもので、ボールペンリフィールに
ノック体を接続した状態の断面図である。 【符号の説明】 1 ノック体 2 ピン部 3 ボールペンリフィール 4 インクチューブ 5 軸筒 6 ボールペンリフィール 7 ノック体 8 先端チップ 9 軸先端口 10 指掛片 11 切欠窓 12 係止片 13 カム片 14 インクチューブ 15 連結穴部 16 ピン部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 軸筒5内に収容した1本又は複数本のボ
    ールペンリフィール6の後端部にノック体7を直に接続
    して、そのノック体7を前方へノックしてボールペンリ
    フィール6を前進させることによりそのボールペンリフ
    ィール6の先端チップ8を軸先端口9から突出させて筆
    記可能としたノック式繰り出しボールペンにおいて、ノ
    ック体7に前方を開口してその開口から内部にボールペ
    ンリフィール6のインクチューブ14の後端部を挿入可
    能とした連結穴部15を一体に設けたことを特徴とする
    ノック式繰り出しボールペン。
JP2001200419A 2001-07-02 2001-07-02 ノック式繰り出しボールペン Pending JP2003011584A (ja)

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