JP2003009287A - 超音波変換器およびそれを用いた超音波流量計 - Google Patents

超音波変換器およびそれを用いた超音波流量計

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JP2003009287A JP2001193957A JP2001193957A JP2003009287A JP 2003009287 A JP2003009287 A JP 2003009287A JP 2001193957 A JP2001193957 A JP 2001193957A JP 2001193957 A JP2001193957 A JP 2001193957A JP 2003009287 A JP2003009287 A JP 2003009287A
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賢知 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整合層の耐久性を確保し、性能を安定的に持
続することが可能な超音波変換器およびそれを用いた超
音波流量計を提供する。 【解決手段】 機械的特性や環境特性に比較的優れたポ
リイミド樹脂、アラミド(芳香族ポリアミド)樹脂、カ
ーボンまたはこれらの材料の任意の組み合わせの混合物
により、超音波変換器10の整合層12を構成する。エ
ポキシ樹脂、ウレタン樹脂またはこれらの樹脂の混合物
により整合層12が構成されていた場合よりも、整合層
12の耐久性が向上し、音響インピーダンスのマッチン
グ能が安定的に持続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音響インピーダン
スの整合(マッチング)を行いつつ超音波を放射する超
音波変換器およびそれを用いた超音波流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、超音波を利用して燃料ガスな
どの媒体の流量測定を行う超音波流量計が知られてい
る。この超音波流量計のうち、例えば、約100kHz
以上の周波数の超音波を利用するものは、燃料ガス中に
超音波を放射する超音波変換器を備えている。この超音
波変換器は、主に、圧電素子などの超音波発生源に、音
響インピーダンスのマッチングを行うための整合層が隣
接して配設された構成をなしている。この超音波変換器
では、整合層により、圧電素子の音響インピーダンスと
媒体(燃料ガス)の音響インピーダンスとがマッチング
されるため、圧電素子の振動により発生した超音波が燃
料ガスに効率よく伝播すると共に、媒体中に放射された
超音波が圧電素子に効率よく伝播する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、音響イ
ンピーダンスのマッチングが重要であるにも関わらず、
従来の超音波変換器では、耐久性が十分でないため、性
能を安定的に持続することが困難であるという問題があ
った。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、整合層の耐久性を確保し、その性能
を安定的に持続することが可能な超音波変換器およびそ
れを用いた超音波流量計を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波変換器
は、超音波を発生する超音波発生部と、ポリイミド樹
脂、アラミド樹脂またはカーボンの少なくとも一つを含
んで構成され、超音波発生部により発生した超音波が伝
播する媒体の音響インピーダンスと超音波発生部の音響
インピーダンスとを整合させる整合部とを備えるように
したものである。
【0006】本発明の超音波流量計は、超音波を発生す
る超音波変換器を有するものであり、超音波変換器が、
超音波を発生する超音波発生部と、ポリイミド樹脂、ア
ラミド樹脂またはカーボンの少なくとも一つを含んで構
成され、超音波発生部により発生した超音波が伝播する
媒体の音響インピーダンスと超音波発生部の音響インピ
ーダンスとを整合させる整合部とを備えるようにしたも
のである。
【0007】本発明の超音波変換器では、超音波発生部
により超音波が発生し、整合部により、超音波が伝播す
る媒体の音響インピーダンスと超音波発生部の音響イン
ピーダンスとが整合される。ポリイミド樹脂、アラミド
樹脂またはカーボンの少なくとも一つを含む材料により
整合部が構成されているため、整合部の耐久特性が確保
され、超音波変換器の性能が安定的に持続する。
【0008】本発明の超音波流量計では、超音波の発生
源として本発明の超音波変換器を有するため、超音波流
量計の性能が安定的に持続する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
【0010】<超音波変換器の構成>図1は、本発明の
一実施の形態に係る超音波変換器10の断面構成を表す
ものである。この超音波変換器10は、主に、超音波を
利用して検出や測定を行う超音波センサとして機能する
ものであり、音響インピーダンスのマッチングを行いつ
つ、外部(例えば燃料ガスなどの媒体B)に超音波Pを
放射する。
【0011】この超音波変換器10は、主に、超音波発
生層11と、この超音波発生層11に隣接して配設され
た整合層12とを備えている。
【0012】超音波発生層11は、超音波Pを放射する
ものであり、例えばPbTiO3 やPbZrO3 などの
ピエゾセラミックス(圧電素子)等により構成されてい
る。この超音波発生層11は、例えば、電圧印加に応じ
て圧電素子が振動することにより、超音波Pを放射す
る。
【0013】整合層12は、音響インピーダンスのマッ
チングを行うためのものであり、ポリイミド樹脂、アラ
ミド(芳香族ポリアミド)樹脂、カーボン、またはこれ
らの材料の任意の組み合わせの混合物(以下、単に「各
種混合物」という。)により構成されている。アラミド
樹脂としては、例えばPPTA(ポリパラフェニレンテ
レフタラミド)やMPIA(ポリメタフェニレンイソフ
タラミド)などが挙げられ、具体的な市販品としては、
帝人社製テクノーラ(商品名)などが挙げられる。ポリ
イミド樹脂やアラミド樹脂は発泡していてもよく、その
場合には、連続気泡でなく単独気泡のものであることが
好ましい。カーボンとしては、任意の樹脂の加熱脱水物
であればどのようなものを用いてもよく、例えばカーボ
ングラファイトやカーボンファイバーなどが挙げられ
る。
【0014】なお、超音波変換器10は、上記した超音
波発生層11や整合層12の他、例えば、超音波発生層
11の裏面(整合層12と反対側の面)に配設されたパ
ッキング材などを含む場合もある。このパッキング材
は、主に、超音波変換器10の外部で発生した不要な音
や振動を吸収し、これらの不要な音や振動が超音波発生
層11に達することを防止するためのものである。
【0015】<超音波変換器の動作>この超音波変換器
10では、超音波発生層11に電圧が印加されると、圧
電素子の振動等により超音波発生層11から超音波Pが
発生し、この超音波Pは外部の媒体Bに放射される。こ
のとき、整合層12により、媒体Bの比較的小さい音響
インピーダンスと超音波発生層11の比較的大きい音響
インピーダンスとがマッチングされるため、超音波発生
層11において発生した超音波Pが媒体Bに効率よく伝
播すると共に、他の超音波変換器10により媒体Bに放
射された超音波Pが超音波発生層11に効率よく伝播す
る。
【0016】<超音波流量計の構成>この超音波変換器
10は、例えば、燃料ガス(媒体B)の流量を測定する
超音波流量計に適用することが可能である。図2は、本
実施の一実施の形態に係る超音波流量計20の要部の断
面構成を表すものである。
【0017】この超音波流量計20は、主に、燃料ガス
Gが流れるパイプ21と、このパイプ21に燃料ガスG
を挟んで対向配置された2つの超音波変換器10A,1
0Bと、流量計全体を制御する制御部22と、各種情報
を表示する表示部23とを含んで構成されている。
【0018】超音波変換器10A,10Bは、それぞれ
超音波Pを放射する送信機として機能すると共に、放射
された超音波Pを取り込む受信機としても機能する。制
御部22は、例えばCPU(Central Processing Unit
)などにより構成されており、主に、超音波変換器1
0A,10Bから送信信号や受信信号を取り込み、これ
らの信号に基づいて燃料ガスGの流量を演算する。表示
部23は、例えば液晶パネルなどにより構成されてい
る。なお、制御部22は、上記した流量演算機能の他、
ガス漏れ等の異常事態の発生時に流路を遮断する安全機
能などを有する場合もある。
【0019】この超音波流量計では、例えば、導入口2
4から排出口25に向かってパイプ21内を燃料ガスG
が流れると、超音波変換器10Aから放射された超音波
P1が超音波変換器10Bに取り込まれたのち、超音波
10Bから放射された超音波P2が超音波変換器10A
に取り込まれる。そして、制御部22により、燃料ガス
Gの流れ方向に放射された超音波P1の伝播時間T1お
よび燃料ガスGの流れ方向と逆方向に放射された超音波
P2の伝播時間T2の双方が演算され、これらの伝播時
間の差異ΔT(=T1−T2)に基づいて燃料ガスGの
流量が演算される。演算された燃料ガスGの流量は、表
示部23に表示される。
【0020】<実施の形態の作用および効果>この超音
波変換器10では、ポリイミド樹脂、アラミド樹脂、カ
ーボンまたはこれらの各種混合物により整合層12を構
成するようにしたので、以下のような理由により、従来
の場合よりも整合層12の耐久性を確保し、その性能を
安定的に持続することができる。
【0021】すなわち、従来の超音波変換器では、例え
ばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂またはこれらの樹脂の混
合物などにより整合層が構成されていた。これらのエポ
キシ樹脂やウレタン樹脂等は、一般に、整合層の構成材
料として要求される特性、すなわち音波の伝播速度や密
度が比較的小さいことを満たす反面、強度や弾性率など
の機械的特性が低いことが知られている。また、これら
の樹脂は、環境特性に劣り、例えば、高温下で変形しや
すく、高湿下で膨潤しやすいことも知られている。これ
らのことから、従来の超音波変換器では、整合層の耐久
性が低く、その性能が劣化しやすいため、音響インピー
ダンスのマッチング能を安定的に持続することが困難で
あった。
【0022】これに対して、本実施の形態の超音波変換
器10では、音波の伝播速度や密度に関する特性を満た
すと共に、機械的特性や環境特性に比較的優れたポリイ
ミド樹脂、アラミド樹脂、カーボンまたはこれらの各種
混合物により整合層12が構成されているため、従来の
場合とは異なり、整合層12の耐久性が向上し、その性
能が劣化しにくくなる。したがって、超音波変換器10
では、音響インピーダンスのマッチング能が安定的に持
続される。
【0023】また、本実施の形態では、ポリイミド樹脂
やアラミド樹脂として単独気泡のものを含んで整合層1
2を構成することにより、整合層12の耐久性をより高
めることができる。なぜなら、単独気泡の樹脂を用いた
場合には、連続気泡の樹脂を用いた場合よりも、高湿下
における整合層12内への水分の浸入傾向が抑制される
からである。これにより、特に、凍結時における水分の
膨張現象に起因して、気泡が破壊される可能性が低下す
る。
【0024】さらに、本実施の形態では、超音波変換器
10を用いて超音波流量計20を構成するようにしたの
で、超音波変換器10の耐久性が確保され、性能を安定
的に持続することができる。
【0025】<実施の形態の変形例>なお、本実施の形
態では、ポリイミド樹脂、アラミド樹脂、カーボンまた
はこれらの各種混合物のみにより整合層12を構成する
ようにしたが、必ずしもこれに限られるものではない。
図3は超音波変換器10の構成に関する変形例の断面構
成を表すものであり、図1に対応している。図3に示し
たように、例えば、整合層12を構成するポリイミド樹
脂、アラミド樹脂またはカーボン等の材料中に、ガラス
ビーズ13などのガラス分散材を分散させるようにして
もよい。この場合には、分散されたガラスビーズ13の
分だけ整合層12の密度が低下するため、音響インピー
ダンスのマッチング能を向上させることができる。ガラ
ス分散材の寸法,形状(中空構造を含む),分散量等は
自由に設定可能である。もちろん、このときの音響イン
ピーダンスのマッチング能は、エポキシ樹脂やウレタン
樹脂等にガラスビーズを分散させた場合における音響イ
ンピーダンスのマッチング能よりも優れている。
【0026】また、本実施の形態では、ポリイミド樹
脂、アラミド樹脂、カーボンまたはこれらの各種混合物
を用いて連続層となるように整合層12を構成するよう
にしたが、必ずしもこれに限られるものではない。図4
は超音波変換器10の構成に関する他の変形例の断面構
成を表すものであり、図1に対応している。図4に示し
たように、例えば、ポリイミド樹脂、アラミド樹脂、カ
ーボンまたはこれらの各種混合物をビーズ状(ビーズ1
2Z)に成形したのち、複数のビーズ12Z(塊単位)
を集合させた集合体により整合層12を構成するように
してもよい。各ビーズ12Z間の空隙がガラスビーズ1
3(図3参照)と同様の役割を果たすため、この場合に
おいても音響インピーダンスのマッチング能を向上させ
ることができる。塊単位の寸法や形状は自由に設定可能
である。
【0027】なお、図3および図4に示した超音波変換
器10の構成に関する変形例は、図2に示した超音波流
量計20についても適用可能である。
【0028】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
てきたが、本発明は上記実施の形態において説明したも
のに限定されるものではなく、種々の変形が可能であ
る。すなわち、超音波変換器10および超音波流量計2
0の構成や機能等は、ポリイミド樹脂、アラミド樹脂、
カーボンまたはこれらの各種混合物により整合層12を
構成することにより、整合層12の耐久性を確保し、そ
の性能を安定的に持続するすることが可能な限り、自由
に変更可能である。この場合においても、上記実施の形
態の場合と同様の効果を得ることができる。
【0029】また、上記実施の形態では、超音波変換器
10を超音波流量計20に適用する場合について説明し
たが、必ずしもこれに限られるものではなく、超音波を
利用して検出や測定を行う他の各種機器に適用可能であ
る。この「他の各種機器」としては、例えば、超音波距
離計,超音波厚み計,超音波診断装置,超音波検出器な
どが挙げられる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし請
求項4のいずれか1項に記載の超音波変換器によれば、
ポリイミド樹脂、アラミド樹脂またはカーボンの少なく
とも一つを含んで構成された整合部を備えるようにした
ので、エポキシ樹脂やウレタン樹脂等により整合部が構
成されていた従来の場合とは異なり、整合部の耐久性を
確保し、その性能を安定的に持続することができる。
【0031】また、請求項5ないし請求項8のいずれか
1項に記載の超音波流量計によれば、本発明の超音波変
換器を有するようにしたので、超音波変換器の耐久性が
確保され、その性能を安定的に持続することができる。
【0032】特に、請求項2記載の超音波変換器または
請求項6記載の超音波流量計によれば、単独気泡のポリ
イミド樹脂または単独気泡のアラミド樹脂を含んで整合
部が構成されるようにしたので、連続気泡の場合より
も、高湿下における整合部内への水分の浸入傾向が抑制
される。このため、整合部の耐久性をより高めることが
できる。
【0033】また、請求項3記載の超音波変換器または
請求項7記載の超音波流量計によれば、ポリイミド樹
脂、アラミド樹脂またはカーボンの少なくとも一つにガ
ラス分散材が分散されたものにより整合部が構成される
ようにしたので、分散されたガラス分散材の分だけ整合
部の密度が低下する。このため、整合部の性能を向上さ
せることができる。
【0034】また、請求項4記載の超音波変換器または
請求項8記載の超音波流量計によれば、ポリイミド樹
脂、アラミド樹脂またはカーボンの少なくとも一つより
なる複数の塊単位の集合体により整合部が構成されるよ
うにしたので、整合部の密度が低下し、その性能を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る超音波変換器の断
面構成を表す断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る超音波流量計の断
面構成を表す断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る超音波変換器の構
成に関する変形例の断面構成をを表す断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る超音波変換器の構
成に関する他の変形例の断面構成を表す断面図である。
【符号の説明】
10(10A,10B)…超音波変換器、11…超音波
発生層、12…整合層、12Z…ビーズ、13…ガラス
ビーズ、20…超音波流量計、21…パイプ、22…制
御部、23…表示部、24…導入口、25…排出口、B
…媒体、G…燃料ガス、P…超音波。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波を発生する超音波発生部と、 ポリイミド樹脂、アラミド樹脂またはカーボンの少なく
    とも一つを含んで構成され、前記超音波発生部により発
    生した超音波が伝播する媒体の音響インピーダンスと前
    記超音波発生部の音響インピーダンスとを整合させる整
    合部とを備えたことを特徴とする超音波変換器。
  2. 【請求項2】 前記整合部は、単独気泡のポリイミド樹
    脂または単独気泡のアラミド樹脂を含んで構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の超音波変換器。
  3. 【請求項3】 前記整合部は、ポリイミド樹脂、アラミ
    ド樹脂またはカーボンの少なくとも一つにガラス分散材
    が分散されたものにより構成されていることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の超音波変換器。
  4. 【請求項4】 前記整合部は、ポリイミド樹脂、アラミ
    ド樹脂またはカーボンの少なくとも一つよりなる複数の
    塊単位の集合体により構成されていることを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の超音波変換器。
  5. 【請求項5】 超音波を発生する超音波変換器を有する
    超音波流量計であって、 前記超音波変換器が、 超音波を発生する超音波発生部と、 ポリイミド樹脂、アラミド樹脂またはカーボンの少なく
    とも一つを含んで構成され、前記超音波発生部により発
    生した超音波が伝播する媒体の音響インピーダンスと前
    記超音波発生部の音響インピーダンスとを整合させる整
    合部とを備えたことを特徴とする超音波流量計。
  6. 【請求項6】 前記整合部は、単独気泡のポリイミド樹
    脂または単独気泡のアラミド樹脂を含んで構成されてい
    ることを特徴とする請求項5記載の超音波流量計。
  7. 【請求項7】 前記整合部は、ポリイミド樹脂、アラミ
    ド樹脂またはカーボンの少なくとも一つにガラス分散材
    が分散されたものにより構成されていることを特徴とす
    る請求項5または請求項6に記載の超音波流量計。
  8. 【請求項8】 前記整合部は、ポリイミド樹脂、アラミ
    ド樹脂またはカーボンの少なくとも一つよりなる複数の
    塊単位の集合体により構成されていることを特徴とする
    請求項5または請求項6に記載の超音波流量計。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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