JP4979056B2 - 超音波流量計のセンサ取付構造 - Google Patents
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流体を通過させるための流路の壁部に、流体の流れ方向上手側又は下手側に向けて超音波を発振した後、流れ方向上手側又は下手側から到来する超音波を受信する一対の送受信振動子が取り付けられた超音波流量計のセンサ取付構造において、
各々の前記送受信振動子は、前記流路の壁部に貫通形成された収容孔に直接又は他部材を介して間接的に挿入され、かつ超音波を発振又は受信して振動する振動面が前記流路に対向するように挿入方向前方側に配置されるとともに、
前記送受信振動子の振動面から発振され前記収容孔で反射した超音波が外乱要因として再びその振動面で受信されることを抑制するために、前記振動面を含む前記送受信振動子の前端部の周囲を取り囲むように、周方向に沿って1又は複数の包囲部材が配置される場合がある。
流体を通過させるための流路の壁部に、流体の流れ方向上手側又は下手側に向けて超音波を発振した後、流れ方向上手側又は下手側から到来する超音波を受信する一対の送受信振動子が取り付けられた超音波流量計のセンサ取付構造において、
各々の前記送受信振動子は、筒状の収容ホルダに収容され、その収容ホルダを介して前記流路の壁部に貫通形成された収容孔に挿入され、かつ超音波を発振又は受信して振動する振動面が前記流路に対向するように挿入方向前方側に配置されるとともに、
前記収容ホルダには、前記送受信振動子の後端面との間に所定の隙間が形成され、かつ周方向に一定の間隔で分散状に形成された接触部で前記送受信振動子の後端面を点接触状態又はそれに近似した微小接触状態で保持して、挿入方向後方側から塞ぐ蓋体が固定され、
前記送受信振動子の後端面から発振され前記蓋体で反射した超音波が外乱要因として再びその後端面で受信されることを抑制するために、前記隙間を埋めるように充填部材が配置されることを特徴とする。
流体を通過させるための流路の壁部に、流体の流れ方向上手側又は下手側に向けて超音波を発振した後、流れ方向上手側又は下手側から到来する超音波を受信する一対の送受信振動子が取り付けられた超音波流量計のセンサ取付構造において、
各々の前記送受信振動子は、筒状の収容ホルダに収容され、その収容ホルダを介して前記流路の壁部に貫通形成された収容孔に挿入され、かつ超音波を発振又は受信して振動する振動面が前記流路に対向するように挿入方向前方側に配置されるとともに、
前記送受信振動子の振動面から発振され前記収容孔で反射した超音波が外乱要因として再びその振動面で受信されることを抑制するために、前記振動面を含む前記送受信振動子の前端部の周囲を取り囲むように、周方向に沿って1又は複数の包囲部材が配置される一方、
前記収容ホルダには、前記送受信振動子の後端面との間に所定の隙間が形成され、かつ周方向に一定の間隔で分散状に形成された接触部で前記送受信振動子の後端面を点接触状態又はそれに近似した微小接触状態で保持して、挿入方向後方側から塞ぐ蓋体が固定され、
前記送受信振動子の後端面から発振され前記蓋体で反射した超音波が外乱要因として再びその後端面で受信されることを抑制するために、前記隙間を埋めるように充填部材が配置されることを特徴とする。
したがって、淀み部等からの異常反射波と送受信振動子の後端面から発振され蓋体で反射される異常反射波とをともに低減して、超音波吸収効果を一層高めることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。図1は、一般住宅用ガスメータ等として用いられる超音波流量計の一実施例の全体斜視図を示す。この超音波流量計100は、本体ユニット10と中間流路形成ユニット20と遮断弁30とから構成され、本体ユニット10は本体部11と蓋部17とからなる。
図6〜図8に収容ホルダ31の変形例を示す。図6は、収容ホルダ31の内周面31aに、送受信振動子23bの外周面23dに接触する内側突出部31b(第一接触部;接触部)を形成する場合を示す。このうち図6(a)では、4個の爪状の内側突出部31bが周方向に90°間隔で分散状に膨出形成されており、各内側突出部31bがL字状に屈曲して、送受信振動子23bの前端部23eを内側突出部31bで受けやすくしてある。図6(b)では、合計6個の爪状の内側突出部31bが周方向に分散状に膨出形成されており、このうち2個(符号31b’)は挿入方向前方側に位置し、残り4個(符号31b”)は挿入方向後方側に位置しているので、周方向へのねじれの発生を抑えることができる。
22 突出部
22a,22b 収容孔
22c 淀み部
22d 突き当て面
23 超音波センサ
23a,23b 送受信振動子(センサ素子)
23c 振動面
23d 外周面
23e 前端部
23f 後端面
27 押圧板(押圧部材)
27b 前端面
31 収容ホルダ
31a 内周面
31b 内側突出部(第一接触部;接触部)
31c 外周面
31d 外側突出部(第一接触部;接触部)
32 蓋体
32a 前方突出部(第二接触部;接触部)
32b 後端面
33 弾性板(弾性部材)
41 吸音リング(包囲部材)
42 吸音板(充填部材)
100 超音波流量計
Claims (8)
- 流体を通過させるための流路の壁部に、流体の流れ方向上手側又は下手側に向けて超音波を発振した後、流れ方向上手側又は下手側から到来する超音波を受信する一対の送受信振動子が取り付けられた超音波流量計のセンサ取付構造において、
各々の前記送受信振動子は、筒状の収容ホルダに収容され、その収容ホルダを介して前記流路の壁部に貫通形成された収容孔に挿入され、かつ超音波を発振又は受信して振動する振動面が前記流路に対向するように挿入方向前方側に配置されるとともに、
前記収容ホルダには、前記送受信振動子の後端面との間に所定の隙間が形成され、かつ周方向に一定の間隔で分散状に形成された接触部で前記送受信振動子の後端面を点接触状態又はそれに近似した微小接触状態で保持して、挿入方向後方側から塞ぐ蓋体が固定され、
前記送受信振動子の後端面から発振され前記蓋体で反射した超音波が外乱要因として再びその後端面で受信されることを抑制するために、前記隙間を埋めるように充填部材が配置されることを特徴とする超音波流量計のセンサ取付構造。 - 前記充填部材は、ゴムスポンジ、発泡合成樹脂等の発泡高分子材料により構成されている請求項1に記載の超音波流量計のセンサ取付構造。
- 前記充填部材は、独立気泡構造を有するように発泡成形された高分子材料により構成されている請求項2に記載の超音波流量計のセンサ取付構造。
- 流体を通過させるための流路の壁部に、流体の流れ方向上手側又は下手側に向けて超音波を発振した後、流れ方向上手側又は下手側から到来する超音波を受信する一対の送受信振動子が取り付けられた超音波流量計のセンサ取付構造において、
各々の前記送受信振動子は、筒状の収容ホルダに収容され、その収容ホルダを介して前記流路の壁部に貫通形成された収容孔に挿入され、かつ超音波を発振又は受信して振動する振動面が前記流路に対向するように挿入方向前方側に配置されるとともに、
前記送受信振動子の振動面から発振され前記収容孔で反射した超音波が外乱要因として再びその振動面で受信されることを抑制するために、前記振動面を含む前記送受信振動子の前端部の周囲を取り囲むように、周方向に沿って1又は複数の包囲部材が配置される一方、
前記収容ホルダには、前記送受信振動子の後端面との間に所定の隙間が形成され、かつ周方向に一定の間隔で分散状に形成された接触部で前記送受信振動子の後端面を点接触状態又はそれに近似した微小接触状態で保持して、挿入方向後方側から塞ぐ蓋体が固定され、
前記送受信振動子の後端面から発振され前記蓋体で反射した超音波が外乱要因として再びその後端面で受信されることを抑制するために、前記隙間を埋めるように充填部材が配置されることを特徴とする超音波流量計のセンサ取付構造。 - 前記包囲部材は、前記送受信振動子の前端部外周面及び/又は前記収容孔の内周面に接触・固定されて、前記流路の淀み部となる前記収容孔と流路との接続部分で反射した超音波を吸収又は減衰する請求項4に記載の超音波流量計のセンサ取付構造。
- 前記包囲部材は、その前縁が前記送受信振動子の振動面相当位置かそれよりも後方に位置して、前記送受信振動子の前端部外周面を環状に覆う請求項4又は5に記載の超音波流量計のセンサ取付構造。
- 前記包囲部材は、ゴムスポンジ、発泡合成樹脂等の発泡高分子材料により構成されている請求項4ないし6のいずれか1項に記載の超音波流量計のセンサ取付構造。
- 前記包囲部材は、独立気泡構造を有するように発泡成形された高分子材料により構成されている請求項7に記載の超音波流量計のセンサ取付構造。
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