JP2003007795A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

Info

Publication number
JP2003007795A
JP2003007795A JP2001184856A JP2001184856A JP2003007795A JP 2003007795 A JP2003007795 A JP 2003007795A JP 2001184856 A JP2001184856 A JP 2001184856A JP 2001184856 A JP2001184856 A JP 2001184856A JP 2003007795 A JP2003007795 A JP 2003007795A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
cooling
wafer
transfer
processed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001184856A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Sakai
宏司 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2001184856A priority Critical patent/JP2003007795A/ja
Publication of JP2003007795A publication Critical patent/JP2003007795A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coating Apparatus (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却ユニットによるスペース占有率を低減し
て全体の規模の縮小を図るとともに、基板の搬送距離を
低減してスループットの向上を図る。 【解決手段】 第1の処理ブロック11内の第1の主搬
送機構22に冷却搬送アーム43を設け、この冷却搬送
アーム43を使って第1の処理ブロック11内でのウエ
ハWの冷却処理を従来のユニット化された冷却装置に代
わって行い、同様に第2の処理ブロック12内の第2の
主搬送機構23に設けられた冷却搬送アーム45、4
6、47を用いて第2の処理ブロック12内でのウエハ
Wの冷却処理を行うように構成したことで、従来のユニ
ット化された冷却装置の設置スペースがそのまま解放さ
れ、システム全体の規模を縮小することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体デバイス製
造等の技術分野に属し、特に基板の表面に層間絶縁膜を
形成する基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
たとえばSOD(Spin on Dielectri
c)システムにより層間絶縁膜を形成している。このS
ODシステムでは、ウエハ上に塗布膜をスピンコート
し、化学的処理または加熱処理等を施して層間絶縁膜を
形成している。
【0003】たとえばゾル−ゲル方法により層間絶縁膜
を形成する場合には、まず半導体ウエハ(以下、「ウエ
ハ」と呼ぶ。)上に絶縁膜材料、たとえばTEOS(テ
トラエトキシシラン)のコロイドを有機溶媒に分散させ
た溶液を供給する。次に、溶液が供給されたウエハをゲ
ル化処理し、次いで溶媒の置換を行う。そして、溶媒の
置換されたウエハを加熱処理している。
【0004】上記加熱処理においては、たとえば低温加
熱処理を行うことによりソルベント(溶剤)を蒸発させ
た後、高温で加熱処理を行って重合反応させる。加えて
最近では、絶縁膜の低誘電率化を実現するために絶縁膜
を多孔質(ポーラス化)にする手段として、さらに高温
で短時間の加熱処理(ポストトリートメント処理)を行
っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、SODシ
ステムでは様々な条件による加熱処理が存在しており、
これら加熱処理の前後で、ウエハの温度を次工程に適し
た温度に変化(冷却)させるために、システム内の各所
には冷却用のユニットが配設されている。特に高温で加
熱処理が行われるユニットには一体に専用の冷却室を設
けるなどしてウエハの冷却を行っていた。
【0006】このため、これら複数の冷却ユニットを設
けるためのスペースをSODシステム内に確保しなけれ
ばならず、システム全体の規模が大きくなるという問題
があった。また、プロセスの増加・複雑化に伴って各種
処理ユニットと冷却ユニットとの間での基板搬送の回数
も増えることから、ウエハの搬送にそれだけ長い時間が
かかるようになり、スループットが低下するという問題
があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みて成され
たもので、冷却ユニットによるスペース占有率を低減し
て全体の規模の縮小を図れるとともに、基板の搬送距離
を低減してスループットの向上を図ることのできる基板
処理装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の発明に係る基板処理装置は、被処理基板に絶
縁膜材料を塗布し、加熱処理して層間絶縁膜を形成する
基板処理装置において、前記層間絶縁膜の形成に係る一
連の処理を行う複数の処理ユニットと、これら複数の処
理ユニット間で前記被処理基板を搭載しつつ搬送する、
前記搭載された被処理基板を冷却する機構をもつ搬送部
材を備えた基板搬送機構とを具備するものである。
【0009】本発明は、冷却ユニットに代えて基板搬送
機構の搬送部材で基板の冷却を行うことによって、冷却
ユニットの多くを排除することが可能になり、装置全体
の規模を縮小することができる。また、絶縁膜材料塗布
ユニットや加熱ユニットなどの主要な処理ユニットと基
板冷却部との間でダイレクトな基板の受け渡しが可能に
なるため、全体の基板搬送距離を大幅に縮めることが可
能になり、スループットの向上を図ることができる。
【0010】また、第2の発明に係る基板処理装置は、
請求項1に記載の基板処理装置において、前記基板搬送
機構が、複数の処理ユニット間で前記被処理基板を搭載
しつつ搬送する互いに独立して動作可能な複数の搬送部
材を有し、これらの搬送部材のうち少なくとも一つが前
記被処理基板を冷却する機構を有する搬送部材であると
したものである。
【0011】この発明によれば、基板搬送機構に、被処
理基板を冷却する機構を有する搬送部材と、この被処理
基板を冷却する機構をもたない搬送に特化した搬送部材
とを混在されたことで、前後の工程に応じた最適な搬送
部材を選択的に利用することができる。
【0012】第3の発明に係る基板処理装置は、請求項
1に記載の基板処理装置において、前記基板搬送機構
が、複数の処理ユニット間で前記被処理基板を搭載しつ
つ搬送する互いに独立して動作可能な複数の搬送部材を
有し、これらの搬送部材が前記被処理基板を冷却する機
構を有する搬送部材と、前記冷却する機構をもたない搬
送部材とを含み、かつ前記冷却する機構を有する搬送部
材が前記冷却する機構をもたない搬送部材より上に配置
されてなるものである。
【0013】冷却する機構を有する搬送部材を最上に配
置したことで、冷却する機構を有する搬送部材に搭載さ
れた熱処理直後の基板から、冷却する機構をもたない搬
送部材に支持された基板への熱影響を最小限に抑えるこ
とができる。
【0014】第4の発明に係る基板処理装置は、請求項
1に記載の基板処理装置において、前記冷却する機構を
有する搬送部材を出し入れ自在に気密に収容する収容体
と、この収容体内に不活性ガスを導入する手段とをさら
に具備したものである。
【0015】この発明によれば、冷却する機構を有する
搬送部材を、低酸素キュア・冷却処理ステーションに代
わる基板冷却手段として利用することができる。
【0016】本発明の更なる特徴と利点は、添付した図
面及び発明の実施の形態の説明を参酌することによりよ
り一層明らかになる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき説明する。
【0018】図1ないし図3は本発明の第1の実施形態
に係るSODシステムの全体構成を示す図であって、図
1は平面図、図2は正面図および図3は背面図である。
【0019】このSODシステム1は、基板としての半
導体ウエハ(以下、ウエハと呼ぶ。)Wをウエハカセッ
トCRで複数枚たとえば25枚単位で外部からシステム
に搬入しまたはシステムから搬出したり、ウエハカセッ
トCRに対してウエハWを搬入・搬出したりするための
カセットブロック10と、SOD塗布工程の中で1枚ず
つウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種処理ユニッ
トを所定位置に多段配置してなる第1の処理ブロック1
1と、同じくウエハWに所定の処理を施す枚葉式の各種
処理ユニットであって、第1の処理ブロック11の加熱
系の処理ユニットにおける処理温度よりも高い温度によ
る処理ユニットを所定位置に多段配置してなる第2の処
理ブロック12とを一体に接続した構成を有している。
【0020】カセットブロック10では、図1に示すよ
うに、カセット載置台20上の突起20aの位置に複数
個たとえば4個までのウエハカセットCRがそれぞれの
ウエハ出入口を第1の処理ブロック11側に向けてX方
向一列に載置され、カセット配列方向(X方向)および
ウエハカセットCR内に収納されたウエハのウエハ配列
方向(Z垂直方向)に移動可能なウエハ搬送体21が各
ウエハカセットCRに選択的にアクセスするようになっ
ている。さらに、このウエハ搬送体21は、θ方向に回
転可能に構成されており、後述するように第1の処理ブ
ロック11側の第4の組G4の多段ユニット部に属する
トランジションユニット(TRS)にもアクセスできる
ようになっている。
【0021】第1の処理ブロック11では、図1に示す
ように、中心部に垂直搬送型の第1の主搬送機構22が
設けられ、その周りに全ての処理ユニットが1組または
複数の組にわたって多段に配置されている。この例で
は、5組G1,G2,G3,G4,G5の多段配置構成であ
り、第1および第2の組G1,G2 の多段ユニットはシ
ステム正面(図1において手前)側に並置され、第4の
組G4の多段ユニットはカセットブロック10に隣接し
て配置され、第3の組G3の多段ユニットは第2の処理
ブロック12に隣接して配置されている。
【0022】図2に示すように、第1の組G1、また第
2の組G2では、カップCP内でウエハWをスピンチャ
ックに載せて絶縁膜材料を供給し、ウエハを回転させる
ことによりウエハ上に均一な絶縁膜を塗布するSOD塗
布処理ユニット(SCT)と、カップCP内でウエハW
をスピンチャックに載せてHMDS及びヘプタン等のエ
クスチェンジ用薬液を供給し、ウエハ上に塗布された絶
縁膜中の溶媒を乾燥工程前に他の溶媒に置き換える処理
を行うソルベントエクスチェンジ処理ユニット(DS
E)とが下から順に2段に重ねられている。
【0023】第2の組G2 では、SOD塗布処理ユニ
ット(SCT)が上段に配置されている。なお、必要に
応じて第2の組G2 の下段にSOD塗布処理ユニット
(SCT)やソルベントエクスチェンジ処理ユニット
(DSE)等を配置することも可能である。
【0024】図3に示すように、第3の組G3 では、
トランジションユニット(TRS)と、エージング処理
ユニット(DAC)と、2つの低温加熱処理ユニット
(LHP)とが下から順に多段に配置されている。
【0025】第4の組G4 では、トランジションユニ
ット(TRS)と、エージング処理ユニット(DAC)
と、低温加熱処理ユニット(LHP)とが多段に配置さ
れている。
【0026】トランジションユニット(TRS)はカセ
ットブロック10と第1の処理ブロック11との間でウ
エハWの受け渡しを行う。エージング処理ユニット(D
AC)は密閉化可能な処理室内にNH3 +H2Oを導入
してウエハWをエージング処理し、ウエハW上の絶縁膜
材料膜をウェットゲル化する。
【0027】またこのSODシステム1では、既述の如
く第1の主搬送機構22の背面側にも破線で示した第5
の処理ユニット群G5 の多段ユニットが配置できるよう
になっているが、この第5の処理ユニット群G5 の多段
ユニットは、案内レール25に沿って第1の主搬送機構
22からみて、側方へシフトできるように構成されてい
る。従って、この第5の処理ユニット群G5 の多段ユニ
ットを図示の如く設けた場合でも、前記案内レール25
に沿ってスライドすることにより、空間部が確保される
ので、第1の主搬送機構22に対して背後からメンテナ
ンス作業が容易が行えるようになっている。なお第5の
処理ユニット群G5 の多段ユニッ卜は、そのように案内
レール25に沿った直線状のスライドシフトに限らず、
図1中の一点鎖線の往復回動矢印で示したように、シス
テム外方へと回動シフトさせるように構成しても、第1
の主搬送機構22に対するメンテナンス作業のスペース
確保が容易である。
【0028】第2の処理ブロック12では、既述のよう
に、ウエハWに高温で加熱処理を行うユニットが属する
第6の組G6がシステム正面側に配置され、同様にウエ
ハWに高温で加熱処理を行うユニットが属する第7の組
G7がシステ背面側に配置されている。第6の組G6と
第7の組G7との間には、第4の組G4、第6の組G6
及び第7の組G7にアクセスしてウエハWの搬送を行う
第2の主搬送機構23が配設されており、この第2の主
搬送機構23は第1の主搬送機構22と同様な垂直搬送
型の構成をもっている。
【0029】なお、このSODシステム1はたとえばク
リーンルーム内に配置され、たとえば第1の主搬送機構
22上は大気圧に設定されたクリーンルームよりも高い
気圧の雰囲気に設定されており、これにより第1の主搬
送機構22上より発生したパーティクルをSODシステ
ム1外に排出し、その一方でクリーンルーム内のパーテ
ィクルがSODシステム1内に進入するのを防止してい
る。
【0030】図2及び図3に示すように、第6の組G6
では、マルチファンクショナルホットプレートキュア装
置(MHC)が2段、マイクロ波や電子線を照射して膜
を加熱・改質させるためのマイクロ波処理ユニット(M
W)、電子線処理ユニット(EB)がそれぞれ1段、下
から順に設けられている。一方の第7の組G7では、マ
ルチファンクショナルホットプレートキュア装置(MH
C)が3段、紫外線を照射して膜を加熱・改質させるた
めの紫外線処理ユニット(UV)が1段、下から順に設
けられている。
【0031】図4は第1の処理ブロック11に配設され
た第1の主搬送機構22の外観を示した斜視図である。
【0032】この第1の主搬送機構22は上端及び下端
で相互に接続され対向する一対の壁部25、26からな
る筒状支持体27の内側に、上下方向(Z方向)に昇降
自在なウエハ搬送装置30を装備している。筒状支持体
27はモータ31の回転軸に支持されており、このモー
タ31の回転駆動力によって、前記回転軸を中心として
ウエハ搬送装置30と一体に回転する。従って、ウエハ
搬送装置30はθ方向に回転自在となっている。このウ
エハ搬送装置30の搬送基台40上には2本のピンセッ
ト41、42と冷却搬送アーム43とが上下に重ねて配
設されている。これらのピンセット41、42と冷却搬
送アーム43は、いずれも筒状支持体27の両壁部2
5、26間の側面開口部44を通過自在な形態及び大き
さを有しており、X方向に沿って往復移動することが自
在となるように構成されている。
【0033】この第1の主搬送機構22は、夫々独立し
て動作されるピンセット41、42および冷却搬送アー
ム43によってその周囲に配設された各処理ユニットと
の間でウエハWの受け渡しを行う。また、この第1の主
搬送機構22の冷却搬送アーム43は、第1の処理ブロ
ック11内において、従来のユニット化された冷却装置
に代えてウエハWの冷却処理を担う手段として設けられ
たものである。
【0034】なお、冷却搬送アーム43は、これに搭載
される熱処理直後のウエハWから、ピンセット41、4
2に保持されるウエハWへの熱影響を最小限に抑えるた
め、これらピンセット41、42よりも上方に配置され
ている。また、冷却搬送アーム43とピンセット41、
42との間に熱影響を防止するプレート等の部材を設
け、さらに熱影響を抑えてもよい。
【0035】一方、このような冷却搬送アームは第2の
処理ブロック12に配設された第2の主搬送機構23に
も同様に備えられている。
【0036】図5は、第2の処理ブロック12に配設さ
れた第2の主搬送機構23の外観を示した斜視図であ
る。
【0037】この第2の主搬送機構23は、第1の主搬
送機構22のピンセット41、42をすべて冷却搬送ア
ームに置き換え、たとえば計3体の冷却搬送アーム4
5、46、47を上下多段に設けて構成されたものであ
る。その他の構成は第1の主搬送機構22の構成と同様
であるからここでは詳細な説明を省く。
【0038】図6、図7および図8に、上記第1の主搬
送機構22および第2の主搬送機構23の冷却搬送アー
ムの構成を示す。
【0039】図6は第1の主搬送機構22のウエハ搬送
装置30を側面より見た図である。水平X軸方向へ往復
移動される搬送基台40の上には前述したように、冷却
搬送アーム43と2本のピンセット41、42とが上下
に並んで配設されている。この冷却搬送アーム43は、
第1の処理ブロック11に属するいずれかの処理ユニッ
ト101の内部へ進入して、この処理ユニット101内
のウエハ搭載部103との間で双方の昇降駆動型のピン
48、105を介してウエハWの受け渡しを行うように
なっている。冷却搬送アーム43側のピン48は冷却搬
送アーム43に設けられた切り欠き部49から出没・昇
降可能となっている。
【0040】冷却搬送アーム43は熱伝導率の高い材質
たとえばアルミニウムなどの金属によって作製されたも
ので、その内部には耐腐食性を有する材質たとえばステ
ンレス等からなる水冷パイプ51が冷却搬送アーム43
のほぼ全体に均等に配管され、この水冷パイプ51をた
とえば水などの冷媒が循環されるようになっている。こ
の搬送アーム43の設定温度はたとえば15〜25℃程
度である。なお、水冷式以外の冷却方式としてはベルチ
ェ素子を挙げられる。
【0041】次に以上のように構成されたこのSODシ
ステム1の処理工程について、図9に示すフローを参照
しながら説明する。
【0042】まずカセットブロック10において、処理
前のウエハWはウエハカセットCRから主搬送機構21
を介して処理ブロック11側の第3の組G3に属するト
ランジションユニット(TRS)へ搬送される。
【0043】トランジションユニット(TRS)に搬送
されたウエハWは、第1の主搬送機構22の冷却搬送ア
ーム43によって取り出され、この搬送アーム43の冷
却作用によってウエハWはSOD塗布処理ユニット(S
CT)における処理に適合する温度まで冷却される(ス
テップ1)。
【0044】第1の主搬送機構22の冷却搬送アーム4
3で冷却されたウエハWは、そのまま搬送アーム43に
よってSOD塗布処理ユニット(SCT)へ搬送され、
このSOD塗布処理ユニット(SCT)において、ウエ
ハWへのSOD塗布処理が行われる(ステップ2)。
【0045】SOD塗布処理が行われたウエハWは第1
の主搬送機構22を介してエージング処理ユニット(D
AC)へ搬送され、ここでエージング処理されることに
よってウエハW上の絶縁膜材料がゲル化される(ステッ
プ3)。
【0046】エージング処理ユニット(DAC)でエー
ジング処理されたウエハWは第1の主搬送機構22を介
してソルベントエクスチェンジ処理ユニット(DSE)
へ搬送される。そしてソルベントエクスチェンジ処理ユ
ニット(DSE)において、ウエハWはエクスチェンジ
用薬液が供給され、ウエハ上に塗布された絶縁膜中の溶
媒を他の溶媒に置き換える処理が行われる(ステップ
4)。
【0047】ソルベントエクスチェンジ処理ユニット
(DSE)で置換処理が行われたウエハWは第1の主搬
送機構22を介して低温加熱処理ユニット(LHP)へ
搬送される。そしてこの低温加熱処理ユニット(LH
P)において、ウエハWは低温加熱処理される(ステッ
プ5)。
【0048】低温加熱処理ユニット(LHP)で低温加
熱処理されたウエハWは第4の組G4に属するトランジ
ションユニット(TRS)を介して第2の主搬送機構2
3へ受け渡され、この第2の主搬送機構23によって紫
外線処理ユニット(UV)へ搬送される。そして、紫外
線処理ユニット(UV)において、ウエハWは172n
m前後の波長の紫外線による処理が行われる(ステップ
6)。この紫外線による処理では、窒素ガスが噴出され
紫外線処理ユニット(UV)内が窒素ガス雰囲気とさ
れ、その状態で紫外線照射ランプから紫外線がたとえば
1分間照射される。 なお、ここで紫外線処理に代え
て、又は紫外線処理後に適宜第6の組G6に属する電子
線処理ユニット(EB)による電子線処理やマイクロ波
処理ユニット(MW)によるマイクロ波処理を行うよう
にしてもよい。
【0049】紫外線による処理が施されたウエハWは、
第2の主搬送機構23の冷却搬送アーム45(または4
6、47)によって紫外線処理ユニット(UV)から取
り出され、そのまま冷却搬送アーム45(または46、
47)上でウエハWの冷却が行われる(ステップ7)。
【0050】冷却搬送アーム43上で冷却されたウエハ
Wは第4の組G4に属するトランジションユニット(T
RS)を介して第1の主搬送機構22へ受け渡され、こ
の第1の主搬送機構22によって再びSOD塗布処理ユ
ニット(SCT)へ搬送される。そしてSOD塗布処理
ユニット(SCT)にてウエハWへの2回目のSOD塗
布処理が行われる(ステップ8)。その際、ウエハW上
に既に塗布されている絶縁膜材料の表面は上記の紫外線
による処理により低接触角となるように改質されている
ので、その上にさらに絶縁膜材料を塗布してもその表面
に凹凸は生じない。
【0051】2回目のSOD塗布処理を終えたウエハW
は第1の主搬送機構22を介してエージング処理ユニッ
ト(DAC)へ搬送され、ここでエージング処理される
ことによってウエハW上の絶縁膜材料がゲル化される
(ステップ9)。
【0052】エージング処理ユニット(DAC)でエー
ジング処理されたウエハWは第1の主搬送機構22を介
してソルベントエクスチェンジ処理ユニット(DSE)
へ搬送される。そしてソルベントエクスチェンジ処理ユ
ニット(DSE)において、ウエハWはエクスチェンジ
用薬液が供給され、ウエハ上に塗布された絶縁膜中の溶
媒が他の溶媒に置き換えられる(ステップ10)。
【0053】ソルベントエクスチェンジ処理ユニット
(DSE)で置換処理が行われたウエハWは第1の主搬
送機構22を介して低温加熱処理ユニット(LHP)へ
搬送される。そして低温加熱処理ユニット(LHP)に
おいて、ウエハWは低温加熱処理される(ステップ1
1)。
【0054】低温加熱処理ユニット(LHP)で低温加
熱処理されたウエハWは第2の主搬送機構23の冷却搬
送アーム45(または46、47)によって低温加熱処
理ユニット(LHP)から取り出され、第2の処理ブロ
ック12のマルチファンクショナルホットプレートキュ
ア装置(MHC)へ搬送され、所定の酸素濃度及び圧力
下での加熱処理、及び温調処理が行われる(ステップ1
2)。
【0055】その後ウエハWは、第2の主搬送機構23
の冷却搬送アームによってマルチファンクショナルホッ
トプレートキュア装置(MHC)から取り出され、その
まま冷却搬送アーム上でウエハWは冷却処理される(ス
テップ13)。
【0056】第2の主搬送機構23の冷却搬送アームで
冷却処理されたウエハWは、第4の組G4に属するトラ
ンジションユニット(TRS)、第1の主搬送機構2
2、第3の組G3に属するトランジションユニット(T
RS)を通じてカセットブロック10の主搬送機構21
に受け渡され、この主搬送機構21からウエハカセット
CRへ搬送される。
【0057】以上のように、この実施形態であるSOD
システムでは、第1の処理ブロック11内の第1の主搬
送機構22に冷却搬送アーム43を設け、この冷却搬送
アーム43を使って第1の処理ブロック11内でのウエ
ハWの冷却処理を従来のユニット化された冷却装置に代
わって行い、同様に第2の処理ブロック12内の第2の
主搬送機構23に設けられた冷却搬送アーム45、4
6、47を用いて第2の処理ブロック12内でのウエハ
Wの冷却処理を行うように構成したことで、従来のユニ
ット化された冷却装置の設置スペースがそのまま解放さ
れ、システム全体の規模を縮小することができる。
【0058】また、主搬送機構22、23を用いて冷却
機構を実現したことで、処理ユニットと冷却機構との間
でダイレクトなウエハWの受け渡しが可能になるため、
冷却処理に伴うウエハWの全体的な搬送距離を大幅に縮
めることが可能になり、スループットの向上を期待でき
る。
【0059】次に、本発明に係る第2の実施形態を説明
する。
【0060】図10ないし図12は本発明の第2の実施
形態に係るSODシステムの全体構成を示す図であっ
て、図10は平面図、図11は正面図および図12は背
面図である。
【0061】このSODシステム101は、ウエハWを
ウエハカセットCRで複数枚たとえば25枚単位で外部
からシステムに搬入しまたはシステムから搬出したり、
ウエハカセットCRに対してウエハWを搬入・搬出した
りするためのカセットブロック110と、SOD塗布工
程の中で1枚ずつウエハWに所定の処理を施す枚葉式の
各種処理ステーションを所定位置に多段配置してなる処
理ブロック111と、エージング工程にて必要とされる
アンモニア水のボトル、バブラー、ドレインボトル等が
設置されたキャビネット112とを一体に接続した構成
を有している。カセットブロック110では、図10に
示すように、カセット載置台120上の突起120aの
位置に複数個たとえば4個までのウエハカセットCRが
それぞれのウエハ出入口を処理ブロック111側に向け
てX方向一列に載置され、カセット配列方向(X方向)
およびウエハカセットCR内に収納されたウエハのウエ
ハ配列方向(Z垂直方向)に移動可能なウエハ搬送体1
21が各ウエハカセットCRに選択的にアクセスするよ
うになっている。さらに、このウエハ搬送体121は、
θ方向に回転可能に構成されており、後述するように処
理ブロック111側の第3の組G3 の多段ステーショ
ン部に属する受け渡し・冷却プレート(TCP)にもア
クセスできるようになっている。
【0062】処理ブロック111では、図10に示すよ
うに、中心部に、図4に示した先の実施形態に採用され
た垂直搬送型の主搬送機構122が設けられ、その周り
に全ての処理ステーションが1組または複数の組にわた
って多段に配置されている。この例では、4組G1,G2
G3G4 の多段配置構成であり、第1および第2の組
G1,G2 の多段ステーションはシステム正面(図1に
おいて手前)側に並置され、第3の組G3 の多段ステ
ーションはカセットブロック10に隣接して配置され、
第4の組G4 の多段ステーションはキャビネット11
2に隣接して配置されている。
【0063】図11に示すように、第1の組G1 では、
カップCP内でウエハWをスピンチャックに載せて絶縁
膜材料を供給し、ウエハWを回転させることによりウエ
ハW上に均一な絶縁膜を塗布するSOD塗布処理ステー
ション(SCT)と、カップCP内でウエハWをスピン
チャックに載せてHMDS及びヘプタン等のエクスチェ
ンジ用薬液を供給し、ウエハW上に塗布された絶縁膜中
の溶媒を乾燥工程前に他の溶媒に置き換える処理を行う
ソルベントエクスチェンジ処理ステーション(DSE)
とが下から順に2段に重ねられている。
【0064】第2の組G2 では、SOD塗布処理ステ
ーション(SCT)が上段に配置されている。なお、必
要に応じて第2の組G2 の下段にSOD塗布処理ステ
ーション(SCT)やソルベントエクスチェンジ処理ス
テーション(DSE)等を配置することも可能である。
【0065】図12に示すように、第3の組G3 で
は、2個の低酸素高温加熱処理ステーション(OHP)
と、低温加熱処理ステーション(LHP)と、トランジ
ションユニット(TRS)とが上から順に多段に配置さ
れている。ここで、低酸素高温加熱処理ステーション
(OHP)は密閉化可能な処理室内にウエハWが載置さ
れる熱板を有し、熱板の外周の穴から均一にN2 を吐出
しつつ処理室上部中央より排気し、低酸素化雰囲気中で
ウエハWを高温加熱処理する。低温加熱処理ステーショ
ン(LHP)はウエハWが載置される熱板を有し、ウエ
ハWを低温加熱処理する。トランジションユニット(T
RS)はカセットブロック110と第1の処理ブロック
111との間でウエハWの受け渡しを行う。
【0066】第4の組G4 では、低温加熱処理ステー
ション(LHP)、低酸素キュア・冷却処理ステーショ
ン(DCC)が2個、エージング処理ステーション(D
AC)とが上から順に多段に配置されている。ここで、
低酸素キュア・冷却処理ステーション(DCC)は密閉
化可能な処理室内に熱板と冷却板とを隣接するように有
し、N2 置換された低酸素雰囲気中で高温加熱処理する
と共に加熱処理されたウエハWを冷却処理する。エージ
ング処理ステーション(DAC)は密閉化可能な処理室
内にNH3 +H2Oを導入してウエハWをエージング処
理し、ウエハW上の絶縁膜材料膜をウェットゲル化す
る。
【0067】次に以上のように構成されたこのSODシ
ステム101の処理工程について説明する。
【0068】まずカセットブロック110において、処
理前のウエハWはウエハカセットCRからウエハ搬送体
121を介して処理ブロック111側の第3の組G3に
属するトランジションユニット(TRS)へ搬送され
る。
【0069】トランジションユニット(TRS)に搬送
されたウエハWは、主搬送機構122の冷却搬送アーム
43(図4参照)によって取り出され、この搬送アーム
43の冷却作用によってウエハWはSOD塗布処理ユニ
ット(SCT)における処理に適合する温度まで冷却さ
れる。
【0070】主搬送機構122の冷却搬送アーム43で
冷却されたウエハWは、そのまま搬送アーム43によっ
てSOD塗布処理ユニット(SCT)へ搬送され、この
SOD塗布処理ユニット(SCT)において、ウエハW
へのSOD塗布処理が行われる。
【0071】SOD塗布処理ステーション(SCT)で
SOD塗布処理が行われたウエハWは主搬送機構122
を介してエージング処理ステーション(DAC)へ搬送
され、ここでウエハWはNH3 +H2Oによってエージ
ング処理され、ウエハW上の絶縁膜材料膜がゲル化され
る。
【0072】エージング処理ステーション(DAC)で
エージング処理されたウエハWは主搬送機構122を介
してソルベントエクスチェンジ処理ステーション(DS
E)へ搬送される。そしてソルベントエクスチェンジ処
理ステーション(DSE)において、ウエハWはエクス
チェンジ用薬液が供給され、ウエハW上に塗布された絶
縁膜中の溶媒を他の溶媒に置き換える処理が行われる。
【0073】ソルベントエクスチェンジ処理ステーショ
ン(DSE)で置換処理が行われたウエハWは主搬送機
構122を介して低温加熱処理ステーション(LHP)
へ搬送される。そして低温加熱処理ステーション(LH
P)において、ウエハWは低温加熱処理される。
【0074】低温加熱処理ステーション(LHP)で低
温加熱処理されたウエハWは、主搬送機構122を介し
て低酸素キュア・冷却処理ステーション(DCC)へ搬
送される。そして低酸素キュア・冷却処理ステーション
(DCC)において、ウエハWは低酸素雰囲気中で高温
加熱処理され、冷却処理される
【0075】この後、ウエハWは主搬送機構122の冷
却搬送アーム43によって低酸素キュア・冷却処理ステ
ーション(DCC)から取り出され、そのまま冷却搬送
アーム43上でウエハWは冷却処理される。
【0076】冷却搬送アーム43上で冷却処理されたウ
エハWはカセットブロック10においてウエハ搬送体1
21を介してウエハカセットCRへ搬送される。
【0077】本発明は以上説明した実施形態には限定さ
れない。
【0078】たとえば、図13に示すように、冷却搬送
アーム43を、シャッター131によって開閉される開
口を有する気密な収容体133内に収容し、この収容体
133内に窒素ガスなどの常温の不活性ガスを導入する
装置を設けることによって、この収容体133内を低酸
素キュア・冷却処理ステーション(DCC)として利用
することができ、低酸素キュア・冷却処理ステーション
(DCC)をシステムから排除することが可能になる。
【0079】また、上記実施形態において、加熱処理室
内の低酸素化に寄与する気体として窒素ガスを使用した
が、これに代えて、アルゴンガス等の他の不活性気体、
O2、NH3、H2、O3等の反応性気体、NH4OH
(NH3+H2O)、シンナー等の有機化合物、HMD
S等の液体気化物等を使用してもよい。
【0080】また、これらの気体の室内への導入方法と
して、加熱処理室の上部より下部に向けてあるいは下部
から上部に向けて導入するようにしてもよく、またこれ
らの気体を所望の温度に加熱して加熱処理室内に導入す
るようにしてもよい。その場合、加熱処理温度の上昇や
下降に同期させて気体の温度を動的に変化させてもよ
い。これにより、より精密に温度管理することが可能で
ある。
【0081】また、上記実施形態では、SOD塗布処理
(SCT)、エージング処理(DAC)及びソルベント
エクスチェンジ処理(DSE)をそれぞれ2回ずつ行っ
たが、1回で行うようにしてもよい。
【0082】さらに、上記の実施形態では、基板として
シリコンウエハを例に取り説明したが、ガラス基板等の
他の基板にも本発明を適用できる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷却ユニットに代えて基板搬送機構の搬送部材で基板の
冷却を行うことによって、冷却ユニットの多くを排除す
ることが可能になり、装置全体の規模を縮小することが
できる。また、絶縁膜材料塗布ユニットや加熱ユニット
などの主要な処理ユニットと基板冷却部との間でダイレ
クトな基板の受け渡しが可能になるため、全体の基板搬
送距離を大幅に縮めることが可能になり、スループット
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基板処理装置が適用されるSODシス
テムの全体構成を示す平面図である。
【図2】図1に示すSODシステムの正面図である。
【図3】図1に示すSODシステムの背面図である。
【図4】第1の処理ブロックに配設された第1の主搬送
機構の外観を示した斜視図である。
【図5】第2の処理ブロックに配設された第2の主搬送
機構の外観を示した斜視図である。
【図6】第1の主搬送機構および第2の主搬送機構の冷
却搬送アームの構成を示す図である。
【図7】同冷却搬送アームの平面図である。
【図8】同冷却搬送アームの断面図である。
【図9】本実施形態によるSODシステムの処理工程を
示すフロー図である。
【図10】本発明に係る基板処理装置が適用される第2
の実施形態としてのSODシステムの全体構成を示す平
面図である。
【図11】図10に示すSODシステムの正面図であ
る。
【図12】図10に示すSODシステムの背面図であ
る。
【図13】冷却搬送アームを気密収容体に収容した主搬
送機構の外観を示した斜視図である。
【符号の説明】
W…半導体ウエハ 1…SODシステム 11…第1の処理ブロック 12…第2の処理ブロック 20…カセット載置台 22…第1の主搬送機構 23…第2の主搬送機構 30…ウエハ搬送装置 40…搬送基台 43…冷却搬送アーム 45,46,47・…冷却搬送アーム 51…水冷パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F042 AA07 AB00 DF07 DF09 DF28 DF29 DF32 EB05 EB09 EB21 ED05 5F031 CA02 CA05 FA01 FA07 FA11 FA12 FA15 GA02 GA03 GA32 GA35 GA37 GA47 GA48 GA49 HA33 HA37 HA38 HA48 HA59 MA02 MA04 MA26 NA02 NA04 NA07 NA17 PA06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理基板に絶縁膜材料を塗布し、加熱
    処理して層間絶縁膜を形成する基板処理装置において、 前記層間絶縁膜の形成に係る一連の処理を行う複数の処
    理ユニットと、 これら複数の処理ユニット間で前記被処理基板を搭載し
    つつ搬送する、前記搭載された被処理基板を冷却する機
    構をもつ搬送部材を備えた基板搬送機構とを具備するこ
    とを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記基板搬送機構が、複数の処理ユニット間で前記被処
    理基板を搭載しつつ搬送する互いに独立して動作可能な
    複数の搬送部材を有し、これらの搬送部材のうち少なく
    とも一つが前記被処理基板を冷却する機構を有する搬送
    部材であることを特徴とする基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記基板搬送機構が、複数の処理ユニット間で前記被処
    理基板を搭載しつつ搬送する互いに独立して動作可能な
    複数の搬送部材を有し、これらの搬送部材が前記被処理
    基板を冷却する機構を有する搬送部材と、前記冷却する
    機構をもたない搬送部材とを含み、かつ前記冷却する機
    構を有する搬送部材が前記冷却する機構をもたない搬送
    部材より上に配置されていることを特徴とする基板処理
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記冷却する機構を有する搬送部材を出し入れ自在に気
    密に収容する収容体と、 この収容体内に不活性ガスを導入する手段とをさらに具
    備することを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のうちいずれか1
    項に記載の基板処理装置において、 前記複数の処理ユニットの一つが、被処理基板を回転し
    つつこの被処理基板の主面に絶縁膜材料を塗布する絶縁
    膜材料塗布ユニットであり、前記基板搬送機構は前記絶
    縁膜材料塗布ユニットへ被処理基板を搬送する前に前記
    冷却する機構をもつ搬送部材で当該被処理基板を冷却す
    ることを特徴とする基板処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項4のうちいずれか1
    項に記載の基板処理装置において、 前記複数の処理ユニットの一つが、被処理基板の表面に
    塗布された絶縁膜材料を加熱処理する加熱ユニットであ
    り、前記基板搬送機構は、前記加熱ユニットによって加
    熱処理が施された被処理基板を前記冷却する機構をもつ
    搬送部材によって前記加熱処理ユニットより取り出し、
    この搬送部材で冷却することを特徴とする基板処理装
    置。
JP2001184856A 2001-06-19 2001-06-19 基板処理装置 Pending JP2003007795A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001184856A JP2003007795A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 基板処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001184856A JP2003007795A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 基板処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003007795A true JP2003007795A (ja) 2003-01-10

Family

ID=19024544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001184856A Pending JP2003007795A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 基板処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003007795A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007091433A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nidec Sankyo Corp ロボットのハンドおよびこれを用いたワーク搬送ロボット
US7497912B2 (en) 2003-09-22 2009-03-03 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Substrate processing apparatus
JP2011082352A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Tokyo Electron Ltd 塗布現像装置及び塗布現像方法
US8342761B2 (en) 2009-08-24 2013-01-01 Tokyo Electron Limited Coating/developing apparatus and coating/developing method
JP2013069917A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体
KR20140018800A (ko) * 2012-08-02 2014-02-13 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 열처리 장치, 열처리 방법 및 컴퓨터 기억 매체
JP2014033042A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置、熱処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2014033043A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置、熱処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
US8985929B2 (en) 2011-09-22 2015-03-24 Tokyo Electron Limited Substrate processing apparatus, substrate processing method and storage medium
CN107263547A (zh) * 2017-08-10 2017-10-20 北京中科通用能源环保有限责任公司 机械手布料器
JP2022071846A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 セメス カンパニー,リミテッド 基板処理装置及び基板処理方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7497912B2 (en) 2003-09-22 2009-03-03 Dainippon Screen Mfg. Co., Ltd. Substrate processing apparatus
JP2007091433A (ja) * 2005-09-29 2007-04-12 Nidec Sankyo Corp ロボットのハンドおよびこれを用いたワーク搬送ロボット
JP4731267B2 (ja) * 2005-09-29 2011-07-20 日本電産サンキョー株式会社 ロボットのハンドおよびこれを用いたワーク搬送ロボット
US8342761B2 (en) 2009-08-24 2013-01-01 Tokyo Electron Limited Coating/developing apparatus and coating/developing method
US8568043B2 (en) 2009-10-07 2013-10-29 Tokyo Electron Limited Coating and developing apparatus and coating and developing method
JP2011082352A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Tokyo Electron Ltd 塗布現像装置及び塗布現像方法
JP2013069917A (ja) * 2011-09-22 2013-04-18 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、基板処理方法及び記憶媒体
US8985929B2 (en) 2011-09-22 2015-03-24 Tokyo Electron Limited Substrate processing apparatus, substrate processing method and storage medium
KR20140018800A (ko) * 2012-08-02 2014-02-13 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 열처리 장치, 열처리 방법 및 컴퓨터 기억 매체
JP2014033042A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置、熱処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP2014033043A (ja) * 2012-08-02 2014-02-20 Tokyo Electron Ltd 熱処理装置、熱処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
KR102117599B1 (ko) * 2012-08-02 2020-06-01 도쿄엘렉트론가부시키가이샤 열처리 장치, 열처리 방법 및 컴퓨터 기억 매체
CN107263547A (zh) * 2017-08-10 2017-10-20 北京中科通用能源环保有限责任公司 机械手布料器
JP2022071846A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 セメス カンパニー,リミテッド 基板処理装置及び基板処理方法
JP7354206B2 (ja) 2020-10-28 2023-10-02 セメス カンパニー,リミテッド 基板処理装置及び基板処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3494435B2 (ja) 基板処理装置
JP3535457B2 (ja) 基板の熱処理装置
US6936134B2 (en) Substrate processing apparatus and substrate processing method
JP3769426B2 (ja) 絶縁膜形成装置
JP2003007795A (ja) 基板処理装置
JP3585215B2 (ja) 基板処理装置
JP3333748B2 (ja) 塗布膜形成装置および硬化処理装置および硬化処理方法
JP3527868B2 (ja) 半導体基板の熱処理装置及び熱処理方法
JP3909222B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
US20040115956A1 (en) Substrate treating device and substrate treating method
JP3599322B2 (ja) 基板処理装置及び基板処理方法
JP2009076869A (ja) 基板の処理方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
JP3515963B2 (ja) 基板処理装置
JPH11204535A (ja) 半導体基板の熱処理方法及び装置
JP2001085416A (ja) 基板処理装置
JP3582584B2 (ja) 基板処理方法
JP3606560B2 (ja) 基板処理装置
JP4048192B2 (ja) 基板処理装置
JP3706819B2 (ja) 基板処理装置
JP2004146449A (ja) 基板処理装置
JP2002151569A (ja) 基板処理装置
JP4051358B2 (ja) 基板処理装置
JP2002151487A (ja) 基板処理装置
JP3447974B2 (ja) 基板処理装置
JP2001102374A (ja) 膜形成システム