JP2001102374A - 膜形成システム - Google Patents

膜形成システム

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JP2001102374A
JP2001102374A JP27478799A JP27478799A JP2001102374A JP 2001102374 A JP2001102374 A JP 2001102374A JP 27478799 A JP27478799 A JP 27478799A JP 27478799 A JP27478799 A JP 27478799A JP 2001102374 A JP2001102374 A JP 2001102374A
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Japan
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substrate
heating device
atmosphere
processing chamber
area
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JP27478799A
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Inventor
Yoji Mizutani
洋二 水谷
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Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
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Publication date
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  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基板上に絶縁膜が形成されるまで,基板表面
の塗布膜が不本意に酸素と反応しないように基板処理を
低酸素雰囲気内で行う。 【解決手段】 絶縁膜形成システム1において,ウェハ
W上の塗布液中の溶剤成分を蒸発させる加熱処理装置
に,ガスを供給する供給手段と排気手段を取り付け,前
記処理室内を低酸素雰囲気とする。熱処理炉20とイン
ターフェイス部4が配置されている領域の内外の雰囲気
をパネル55で遮断する。前記領域に窒素ガスを供給し
て低酸素雰囲気とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,基板の膜形成シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば半導体デバイス(以下「ウェハ」
という)の製造工程では,絶縁膜形成システムによっ
て,ウェハ表面に絶縁膜を形成することが行われてい
る。この絶縁膜形成システムにおいて絶縁膜を形成する
場合には,ウェハがキャリアステーションから処理部に
搬送され,処理部に設けられた塗布装置において,絶縁
膜を形成するための所定の塗布液がウェハ上に塗布され
る。次いで,このウェハは,加熱処理装置に搬送され
て,塗布液中の溶剤を蒸発させる処理が行われる。その
後,このウェハは,所定の枚数でまとめられ,一括して
熱処理炉に入れられる。そこで,ウェハは,熱処理炉内
で,熱酸化処理され,ウェハ表面に,例えばSOG等の
絶縁膜が形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年,ウェハ材料の向
上に伴い,ウェハ上の塗布液が,酸素に対してよりデリ
ケートに反応することから,熱処理炉において熱酸化処
理がされるまでは,より低酸素雰囲気での処理が望まれ
るようになってきた。しかしながら,上述した絶縁膜形
成システムでは,塗布液中の溶剤を蒸発させる加熱処理
装置内やこの加熱処理装置から熱処理炉へ搬送する際
に,ウェハが大気にさらされているので,ウェハ上の塗
布膜が空気中の酸素と反応し,ウェハに絶縁不良等が生
じるおそれがあった。
【0004】本発明は,かかる点に鑑みてなされたもの
であり,塗布液中の溶剤を蒸発させる加熱処理装置内を
低酸素雰囲気とし,さらに熱処理炉と熱処理炉にウェハ
を受け渡すための受け渡し部とを仕切板で覆い低酸素雰
囲気に保ち,ウェハが熱処理炉で熱酸化処理されるまで
は,ウェハ表面の塗布膜と酸素との反応を抑えることを
その目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は,基板
に塗布液を供給して,塗布膜を形成する塗布処理装置
と,塗布された塗布液から溶剤成分を蒸発させるための
第1の加熱装置と,前記熱処理装置で溶剤成分が蒸発さ
れた基板を熱処理する第2の加熱装置と,前記第1の加
熱装置と前記第2の加熱装置との間で基板を受け渡すた
めの受け渡し部とを有する基板の膜形成システムであっ
て,前記第1の加熱装置の処理室内は,大気よりも低酸
素雰囲気に設定可能としたことである。
【0006】この膜形成システムによれば,前記第1の
加熱装置の処理室内は,低酸素雰囲気に設定可能である
ことから,必要に応じて,前記処理室内を低酸素雰囲気
にすることができる。従って,前記処理室に搬入された
基板は,低酸素雰囲気内で,加熱処理されることが可能
となる。その結果,塗布処理装置において,基板上に塗
布された塗布膜が,酸素と反応して,酸化されることが
防止される。
【0007】請求項2の発明は,請求項1の発明におい
て,前記第1の加熱装置が,前記処理室内にガスを供給
するガス供給手段と,前記処理室内の雰囲気を排気する
ための排気手段を有することである。
【0008】この膜形成システムによれば,前記第1の
加熱装置が前記ガス供給手段と前記ガス排気手段を有す
ることから,例えば,不活性ガスである窒素ガスを供給
して,前記処理室内を低酸素雰囲気に置換することがで
きる。従って,前記処理室に搬入された基板は,低酸素
雰囲気内で,加熱処理されることが可能となる。その結
果,塗布処理装置において,基板上に塗布された塗布膜
が,酸素と反応して,酸化されることが防止される。
【0009】請求項3の発明は,請求項1の発明におい
て,前記第1の加熱装置の前記処理室が,気密性を維持
可能に構成されると共に,前記第1の加熱装置が,前記
処理室内を減圧するための排気手段を有することであ
る。
【0010】この膜形成システムによれば,前記第1の
加熱装置が,前記処理室を減圧するための前記排気手段
を有することから,前記処理室内を減圧させ,低酸素雰
囲気にすることができる。従って,前記処理室に搬入さ
れた基板は,低酸素雰囲気内で,加熱処理されることが
可能となる。その結果,塗布処理装置において,基板上
に塗布された塗布膜が,酸素と反応して,酸化されるこ
とが防止される。
【0011】請求項4の発明は,基板に塗布液を供給し
て,塗布膜を形成する塗布処理装置と,塗布された塗布
液から溶剤成分を蒸発させるための第1の加熱装置と,
前記熱処理装置で溶剤成分が蒸発された基板を熱処理す
る第2の加熱装置と,前記第1の加熱装置と前記第2の
加熱装置との間で基板を受け渡すための受け渡し部と,
を有する基板の膜形成システムであって,前記第2の加
熱装置と前記受け渡し部が配置されている領域は,大気
よりも低酸素雰囲気に設定可能としたことを特徴として
いる。
【0012】この膜形成システムによれば,前記第2の
加熱装置と前記受け渡し部が配置されている領域が,低
酸素雰囲気に設定可能であることから,必要に応じて,
前記領域内を低酸素雰囲気にすることができる。従っ
て,前記領域内に搬入された基板は,低酸素雰囲気内
で,搬送,載置等されることが可能となる。その結果,
塗布処理装置において,基板上に塗布された塗布膜が,
不本意に酸素と反応して,酸化されることが防止され
る。
【0013】請求項5の発明は,請求項4において,前
記領域が,他の領域とは仕切板によって雰囲気が遮断さ
れ,前記領域内にガスを供給するガス供給手段と,前記
領域内の雰囲気を排気するための排気手段とを有するこ
とを特徴としている。
【0014】この膜形成システムによれば,前記仕切板
によって,前記領域内外の雰囲気が遮断され,前記ガス
供給手段と前記ガス排気手段を有することから,例え
ば,不活性ガスである窒素ガスを供給して,前記領域内
を低酸素雰囲気に保持することができる。従って,前記
領域内に搬入された基板は,低酸素雰囲気内で,搬送,
載置等されることが可能となる。その結果,塗布処理装
置において,基板上に塗布された塗布膜が,不本意に酸
素と反応して,酸化されることが防止される。
【0015】請求項5の発明において,請求項6のよう
に,前記仕切板が,前記領域に前記基板を搬入出するた
めの搬入出口を有し,前記搬入出口は,開閉自在である
ことが好ましい。このように,前記仕切板に,開閉自在
な前記搬入出口を設けたので,基板の搬入出時以外は,
前記搬入出口を閉じることが可能となり,前記領域内の
酸素濃度の変動が抑制される。また,低酸素雰囲気に保
つために必要なガス量を削減することができる。
【0016】請求項7の発明は,基板に塗布液を供給し
て,塗布膜を形成する塗布処理装置と,塗布された塗布
液から溶剤成分を蒸発させるための第1の加熱装置と,
前記熱処理装置で溶剤成分が蒸発された基板を熱処理す
る第2の加熱装置と,前記第1の加熱装置と前記第2の
加熱装置との間で基板を受け渡すための受け渡し部と,
を有する基板の膜形成システムであって,前記第2の加
熱装置と前記受け渡し部が配置されている領域と,前記
第1の加熱装置の処理室内は,大気よりも低酸素雰囲気
に設定可能であることを特徴としている。
【0017】この膜形成システムによれば,前記第1の
加熱装置の処理室内と前記領域は,低酸素雰囲気に設定
可能であることから,必要に応じて,前記処理室内と前
記領域内との双方を低酸素雰囲気にすることができる。
従って,前記処理室に搬入された基板は,低酸素雰囲気
内で,加熱処理されることが可能となり,前記領域内に
搬入された基板は,低酸素雰囲気内で,搬送,載置等さ
れることが可能となる。その結果,塗布処理装置におい
て基板上に塗布された塗布膜が,不本意に酸素と反応し
て,酸化されることが防止される。
【0018】請求項8の発明は,請求項7において,前
記第1の加熱装置が,前記処理室内にガスを供給するガ
ス供給手段と,前記処理室内の雰囲気を排気する排気手
段とを有し,前記領域が,他の領域とは仕切板によって
雰囲気が遮断され,前記領域内にガスを供給するガス供
給手段と,前記領域内の雰囲気を排気するための排気手
段を有することを特徴としている。
【0019】この膜形成システムによれば,前記第1の
加熱装置が前記ガス供給手段と前記ガス排気手段を有す
ることから,例えば,不活性ガスである窒素ガスを供給
して,前記処理室内を低酸素雰囲気に置換することがで
きる。従って,前記処理室に搬入された基板は,低酸素
雰囲気内で,加熱処理されることが可能となる。また,
前記仕切板によって,前記領域内外の雰囲気が遮断さ
れ,前記ガス供給手段と前記ガス排気手段を有すること
から,窒素ガス等を供給して,前記領域内を低酸素雰囲
気に保持することができる。従って,前記領域内に搬入
された基板は,低酸素雰囲気内で,搬送,載置等される
ことが可能となる。その結果,塗布処理装置において基
板上に塗布された塗布膜が,不本意に酸素と反応して,
酸化されることが防止される。
【0020】請求項9の発明は,請求項7において,前
記第1の加熱装置の前記処理室が,気密性を維持可能に
構成されていると共に,前記第1の加熱装置が,前記処
理室内を減圧するための排気手段を有し,前記領域が,
他の領域とは仕切板によって雰囲気が遮断され,前記領
域内にガスを供給するガス供給手段と,前記領域内の雰
囲気を排気するための排気手段とを有することを特徴と
している。
【0021】この膜形成システムによれば,前記第1の
加熱装置は,前記処理室を減圧するための前記排気手段
を有することから,前記処理室内を減圧させ,低酸素雰
囲気にすることができる。従って,前記処理室に搬入さ
れた基板は,低酸素雰囲気内で,加熱処理されることが
可能となる。また,前記仕切板によって,前記領域内外
の雰囲気が遮断され,前記ガス供給手段と前記ガス排気
手段を有することから,窒素ガス等を供給して,前記領
域内を低酸素雰囲気に保持することができる。従って,
前記領域内に搬入された基板は,低酸素雰囲気内で,搬
送,載置等されることが可能となる。その結果,塗布処
理装置において基板上に塗布された塗布膜が,不本意に
酸素と反応して,酸化されることが防止される。
【0022】請求項8又は請求項9の発明においては,
請求項10のように,前記仕切板が,前記領域に前記基
板を搬入出するための搬入出口を有し,前記搬入出口
が,開閉自在であることが好ましい。このように,前記
仕切板に,開閉自在な前記搬入出口を設ければ,基板の
搬入出時以外は,前記搬入出口を閉じることが可能にな
り,前記領域内の酸素濃度の変動が抑制される。また,
低酸素雰囲気に保つために必要なガス量を削減すること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好ましい実施の形
態について説明する。図1は,ウェハW上に膜としての
絶縁膜を形成する,本実施の形態にかかる絶縁膜形成シ
ステム1の平面図であり,図2は,絶縁膜形成システム
1の正面図であり,図3は,絶縁膜形成システム1の背
面図である。
【0024】絶縁膜形成システム1は,図1に示すよう
に,例えば25枚のウェハWをカセット単位で外部から
絶縁膜形成システム1に対して搬入出したり,カセット
Cに対してウェハWを搬入出したりするカセットステー
ション2と,絶縁膜形成工程の中で枚葉式に所定の処理
を施す各種処理装置を多段配置してなる第1処理ステー
ション3と,この第1処理ステーション3に隣接して設
けられ,ウェハWの受け渡し等をするインターフェイス
部4と,第2の加熱装置としてのバッチ式に熱処理を行
う熱処理炉20を備えた第2処理ステーション5とを一
体に接続した構成を有している。
【0025】カセットステーション2では,載置部とな
るカセット載置台6上の所定の位置に,複数のカセット
CをX方向(図1中の上下方向)に一列に載置自在とな
っている。そして,このカセット配列方向(X方向)と
カセットCに収容されたウェハWのウェハ配列方向(Z
方向;鉛直方向)に対して移送可能なウェハ搬送体7が
搬送路8に沿って移動自在に設けられており,各カセッ
トCに対して選択的にアクセスできるようになってい
る。
【0026】ウェハ搬送体7は,後述するように第1処
理ステーション3側の第3の処理装置群G3に属する受
け取り部42に対してもアクセスできるように構成され
ている。
【0027】第1処理ステーション3では,その中心部
に主搬送装置13が設けられており,主搬送装置13の
周辺には各種処理装置が多段に配置されて処理装置群を
構成している。該絶縁膜形成システム1においては,4
つの処理装置群G1,G2,G3,G4,が配置されており,第
1及び第2の処理装置群G1,G2は絶縁膜形成システム1
の正面側に配置され,第3の処理装置群G3は,カセット
ステーション2に隣接して配置され,第4の処理装置群
G4は,インターフェイス部4に隣接して配置されてい
る。さらにオプションとして破線で示した第5の処理装
置群G5を背面側に別途配置可能となっている。
【0028】第1の処理装置群G1では図2に示すよう
に,スピンナ型処理装置,例えばウェハWに対して絶縁
膜形成用の塗布液を塗布して処理する塗布装置15,1
6が2段に配置されている。第2の処理装置群G2には,
塗布装置17,塗布液中の溶媒を他の溶媒に置き換える
ソルベントエクスチェンジ装置18が2段に積み重ねら
れている
【0029】第3の処理装置群G3では,図3に示すよう
に,ウェハWをゲル化処理する2個のエージング装置4
0,41,カセットステーション2との間でウェハWの
受け取りを行う受け取り部42,冷却処理するクーリン
グ装置43,ウェハWを加熱処理する加熱処理装置44
等が下から順に例えば5段に重ねられている。
【0030】第4の処理装置群G4では,例えばクーリン
グ装置45,インターフェイス部4との間でウェハWの
受け取りを行う受け取り部46,第1の加熱装置として
のウェハW表面に塗布された塗布液中の溶剤成分を蒸発
させる3つの加熱処理装置47,48,49等が下から
順に例えば5段に積み重ねられている。
【0031】次に,インターフェイス部4には,ウェハ
搬送体50と,熱処理炉20における熱処理前後のウェ
ハWを載置させておく載置部51が設けられている。ウ
ェハ搬送体50は,X方向(図1中の上下方向),Z方
向(垂直方向)の移動とθ方向(Z軸を中心とする回転
方向)の回転が自在にできるように構成されており,第
4の処理装置群G4に属する受け渡し部46と載置部51
に対してアクセスできるように構成されている。
【0032】また,第2処理ステーション5は,インタ
ーフェイス部4に隣接して設けられており,熱処理炉2
0と,インターフェイス部4の載置部51から,熱処理
炉20にウェハWを搬送するための搬送体52とを有し
ている。なお,搬送体52は,X方向(図1中の上下方
向),Z方向(垂直方向)の移動とθ方向(Z軸を中心
とする回転方向)の回転が自在にできるように構成され
ている。
【0033】ここで,図4にも示すように,インターフ
ェイス部4と第2処理ステーション5が配置されている
領域は,仕切板としてのパネル55によって覆われ,空
間Tを形成している。このパネル55には,第1処理ス
テーション3の受け取り部46からウェハWを搬入出す
る搬入出口60が設けられており,この搬入出口60に
は,この搬入出口60を開閉自在とするシャッタ56
が,第3の処理装置群G3の受け取り部46に面して設け
られている。また,前記パネル55には,前記空間Tを
低酸素雰囲気にするためにガスを供給する供給口57が
設けられており,図2に示したように,該ガスは,ガス
供給源58より供給されている。さらに,図3に示すよ
うに第2処理ステーション5の適宜箇所にはガスの排気
口59が設けられている。
【0034】ここで,ウェハWの塗布液中の溶剤成分を
蒸発させる前述の加熱処理装置49の構成について図5
を用いて説明する。
【0035】図5のように,この加熱処理装置49はケ
ーシング70によって覆われ処理室Sを形成している。
このケーシング70の側面には,ウェハWを搬入出する
搬入出口85があり,この搬入出口85には,この搬入
出口85を開閉自在とするシャッタ72が設けられてい
る。また。ケーシング70の下面には,例えば窒素ガス
を供給する供給口73が設けられており,窒素ガスが,
ガス供給源74から供給路75を介して供給口73から
供給されるように構成されている。ケーシング70の上
面には,前記窒素ガス等を排気する排気口76が設けら
れている。従って,ガス供給タンク74の窒素ガスが,
供給口73から処理室S内に供給され,処理室S内を低
酸素雰囲気とし,さらに,その窒素ガスとウェハWから
発生した不純物とを排気口76から排気することができ
る。
【0036】ケーシング70内には,ウェハWを加熱す
る厚みのある円盤状の載置台77が設けられている。こ
の載置台77には,加熱の際に熱源となるヒータ78が
内蔵されており,ヒータ78は,ケーシング70の外部
に設けられた電源79から供給された電力によって発熱
し,これによって,載置台77上のウェハWが加熱され
る。
【0037】また,ウェハWを加熱処理装置49内に搬
入出する際に,ウェハWを支持し,昇降させる昇降ピン
80が,載置台77に設けられた貫通孔81を貫通し
て,載置台77上に出没自在に設けられている。なお,
該昇降ピン80は,駆動機構82によって,昇降され
る。さらに,ウェハWを載置台77に載置する際に,ウ
ェハWを支持するプロキシミティピン83が,載置台7
7上に3ヶ所設けられている。
【0038】次に,ウェハ上に絶縁膜を形成する第2の
加熱装置としての熱処理炉20の構成を説明する。図6
に示したように熱処理炉20は,主として,ウェハWを
実際に加熱処理する縦型炉110と,前記縦型炉110
内に複数枚のウェハWをまとめて搭載するためのラダー
ボート90を有している。
【0039】先ず,ラダーボート90は,図6に示すよ
うに上下に対向して配置された円形の天板91と底板9
2とを有し,これらの天板91と底板92との間には,
4本の支柱93,94,95,96が設けられている。
そして,ウェハWは,搬送体52によって,インターフ
ェイス部4の載置部51から搬送され,前記各支柱9
3,94,95,96表面に形成された溝部97内に,
ウェハWの周縁部が収納されることによって,ラダーボ
ート90に搭載されるように構成されている。
【0040】また,ラダーボート90は,例えばステン
レスからなるフランジ部98を備えた石英製の保温筒9
9の上に、支持部材100を介して着脱自在に装着され
ており、さらにこの保温筒99は、昇降自在なボートエ
レベータ101の上に載置されており、このボートエレ
ベータ101の上昇によって、ウエハWはラダーボート
90ごと縦型炉110内の後述する反応容器112内に
ロードされるようになっている。
【0041】一方,所定の絶縁膜の形成処理を施す前記
縦型炉110は,前記ラダーボート90の上方に,鉛直
方向に配置されている。この縦型炉110のケーシング
111は、上面が閉口した略筒状の形態をなし、その内
部には,実際にウェハWを加熱処理する反応容器112
を有している。この反応容器112の外周には図示しな
い発熱体が配置されている。また,絶縁膜形成用の処理
ガスである、例えば,窒素ガスが、処理ガス導入管12
5によって、反応容器112内に導入され、処理後は、
反応容器112下部に設けられた排気管126から外部
に排気されるようになっている。
【0042】次に以上のように構成された絶縁膜形成シ
ステム1の作用を説明する。
【0043】先ず,キャリアステーション2から取り出
されたウェハWは,受け取り部42に搬送され,そこか
ら主搬送装置13によって温度管理が行われるクーリン
グ装置43に搬送される。そして,塗布処理装置15,
16,17に搬送されウェハWに塗布液,例えば,アラ
イドシグナル社製の「Nanoglass」が塗布され
る。そして,塗布液が塗布されたウェハWは,即座にエ
ージング装置40,41に搬送され,ゲル化処理され
る。その後にソルベントエクスチェンジ装置18に搬送
され,ウェハW上に塗布された絶縁膜中の溶媒を他の溶
媒に置き換える処理が行われる。その後ウェハWは,溶
媒を蒸発させるために加熱処理装置49,50,51に
搬送される。
【0044】ここで,第1の加熱装置としての加熱処理
装置49の作用について詳しく説明する。
【0045】先ず前処理工程の終了したウェハWは,主
搬送装置13によって,加熱処理装置49内に搬入出口
85から搬入される。このとき昇降ピン80は,駆動機
構82によって,貫通孔81を貫通して上昇し,載置台
77上方の所定の位置で待機している。そして,ウェハ
Wを載せた主搬送装置13は,載置台77上方まで来た
ところで停止し,その後下降して,ウェハWを昇降ピン
80に受け渡す。ウェハWを受け渡した主搬送装置13
は,即座に処理室S内から退避し,開閉シャッタ72が
閉じられる。また,ウェハWが昇降ピン80の上に支持
されたことをトリガとして,ガス供給源74内の窒素ガ
スが,供給路75を介して供給口73から処理室S内に
供給される。そして,ウェハWが載置台77上方で昇降
ピン80に支持された状態で,所定時間窒素ガスが供給
され,処理室S内の雰囲気は低酸素雰囲気に置換され
る。
【0046】処理室Sが十分低酸素雰囲気となった後,
ウェハWを支持した昇降ピン80が駆動機構82によっ
て下降し,ウェハWは,載置台77上のプロキシミティ
ピン83に載置される。そこで,ウェハWは,ヒータ7
8により予め所定の温度,例えば,300℃に加熱され
ている載置台77により所定時間加熱処理される。
【0047】加熱処理の終了した後,ウェハWは,駆動
機構82により上昇した昇降ピン80に支持され,再び
上昇する。そして,昇降ピン80が,載置台77上方の
所定の位置まで上昇したところで停止し,ウェハWは,
搬入出口85からケーシング70内に入ってきた主搬送
装置13に受け渡される。ウェハWを受け取った主搬送
装置13は,ケーシング70内から退避し,開閉シャッ
タ72が再び閉まる。
【0048】加熱処理装置49から搬出されたウェハW
は,クーリング装置45に搬送され冷却処理される。そ
の後受け取り部46に搬送され,インターフェイス部4
のウェハ搬送体50がアクセスするまで待機する。
【0049】次に,インターフェイス部4のウェハ搬送
体50が,仕切板としてのパネル55に設けられた搬入
出口60を通って,受け取り部46のウェハW受け取
る。この時,パネル55によって形成された空間Tの雰
囲気は,ガス供給源58から供給された不活性ガスであ
る窒素ガスにより,低酸素雰囲気となっている。また,
開閉シャッタ56を開けても外気が入り込まないよう
に,常に外気に対して正圧を保っている。その後,ウェ
ハWを受け取ったウェハ搬送体50は,ウェハWをイン
ターフェイス部4内にある載置部51まで搬送し,複数
枚ずつまとめて載置する。
【0050】第2処理ステーションの搬送体52は,載
置部51のウェハWを受け取り,第2の加熱装置として
の熱処理炉20まで搬送し,熱処理炉20内のラダーボ
ート90に搭載する。
【0051】次に,熱処理炉20の作用について詳しく
説明すると,まず図示しない加熱体により反応容器11
2内の温度を、例えば,約420℃まで加熱すると共
に、処理ガス導入管125から窒素ガスを導入して、反
応容器112内を窒素ガス雰囲気にしておく。次いで,
搬送体52によって,ラダーボート90にウエハWを搭
載した後、ボートエレベータ101を上昇させ、保温筒
99のフランジ部98が、反応容器112下端部の図示
しないフランジと密着する位置までラダーボート90を
上昇させ、ウエハWを反応容器112内にロードさせ
る。
【0052】次いで応容器112内を所定の処理温度、
例えば,420℃にまで加熱し、そして処理ガス導入管
125から窒素ガスを反応容器112内に導入すると共
に、排気管126から排気しながら、反応容器112内
を例えば常圧に維持して、そのまま所定時間熱処理を実
施すると、ウエハWの表面に、所定厚の低誘電率層間膜
(Low―K膜)が形成されるのである。
【0053】以上の実施の形態によれば,塗布膜中の溶
剤を蒸発させるための加熱処理装置49おいて,処理室
S内を窒素ガスに置換し,十分低酸素雰囲気になってか
ら所定の加熱処理が行われるので,ウェハW上の塗布膜
が,酸素と反応し,酸化することを防止できる。さらに
インターフェイス部4と第2処理ステーション5の領域
は,パネル55によって,他の領域と雰囲気が遮断さ
れ,空間Tが形成されており,当該空間Tは,不活性ガ
スである窒素ガスにより低酸素雰囲気とされているた
め,当該空間T内に搬送されたウェハW上の塗布膜が,
酸素と反応して酸化されることを防止できる。その結
果,ウェハW上の塗布膜が,熱処理炉20で加熱処理さ
れるまでの間に酸化されることを抑制でき,当該熱処理
炉20での処理が適切に行われるため,絶縁不良等が減
少し,歩留まりが向上する。
【0054】また,パネル55に,開閉自在な開閉シャ
ッタ56を設け,ウェハWの搬入出時以外は,開閉シャ
ッタ56を閉じているため,前記空間T内の酸素濃度の
変動が抑制される。また,低酸素雰囲気に保つために必
要なガス量を削減することができ,経済的である。
【0055】以上の実施の形態では,塗布膜の溶剤成分
を蒸発させる加熱処理装置49において,低酸素雰囲気
にするために,不活性ガスとしての窒素ガスを供給し,
ケーシング70上部から,排気していたが,減圧させる
排気手段としての真空ポンプを用いて,加熱処理装置4
9内を減圧状態として低酸素雰囲気としても良い。な
お,この場合,ケーシング70は気密性が維持できるよ
うに構成されている。
【0056】先に説明した実施の形態は,半導体ウェハ
デバイス製造プロセスのウェハの絶縁膜形成システムに
ついてであったが,半導体ウェハ以外の基板例えばLC
D基板の絶縁膜形成システムにおいても応用できる。
【0057】
【発明の効果】請求項1の発明によれば,第1の加熱装
置の処理室内を低酸素雰囲気に設定可能とすることによ
り,塗布処理装置において基板上に塗布された塗布膜と
酸素との反応が抑制できるので,適切に加熱処理され,
歩留まり向上が図られる。
【0058】請求項2の発明によれば,第1の加熱装置
がガス供給手段とガス排気手段を有することにより,塗
布処理装置において基板上に塗布された塗布膜と酸素と
の反応が抑制できるので,基板は適切に加熱処理され,
最終的に所定の膜が形成されるので歩留まりの向上が図
られる。
【0059】請求項3の発明によれば,第1の加熱装置
が,前記加熱装置の処理室を減圧する排気手段を有する
ことにより,塗布処理装置において基板上に塗布された
塗布膜と酸素との反応が抑制できるので,基板は適切に
加熱処理され,最終的に所定の膜が形成されるので歩留
まりの向上が図られる。
【0060】請求項4の発明によれば,第2の加熱装置
と受け渡し部が配置されている領域が,低酸素雰囲気に
設定可能であることにより,塗布処理装置において基板
上に塗布された塗布膜と酸素との反応が抑制できるの
で,基板は第2の加熱装置において,適切に加熱処理さ
れ,所定の膜が形成される。
【0061】請求項5の発明によれば,第2の加熱装置
と受け渡し部が配置されている領域の内外の雰囲気を遮
断する仕切板と,ガス供給手段と,ガス排気手段を有す
ることにより,塗布処理装置において基板上に塗布され
た塗布膜と酸素との反応が抑制できるので,基板は第2
の加熱装置において,適切に加熱処理され,所定の膜が
形成される。
【0062】請求項6の発明によれば,仕切板に,開閉
自在な搬入出口を設けることにより,第2の加熱措置と
受け渡し部の配置された領域内の酸素濃度の変動が抑制
される。また,低酸素雰囲気に保つために必要なガス量
を削減することができ,経済的である。
【0063】請求項7の発明によれば,第1の加熱装置
の処理室内と,第2の加熱装置と受け渡し部が配置され
ている領域を,低酸素雰囲気に設定可能とすることによ
り,塗布処理装置において基板上に塗布された塗布膜と
酸素との反応が抑制できるので,基板は,第1及び第2
の加熱装置において,適切に加熱処理され,所定の膜が
形成される。
【0064】請求項8の発明によれば,第1の加熱装置
がガス供給手段とガス排気手段を有し,第2の加熱装置
と受け渡し部が配置されている領域の内外の雰囲気を遮
断する仕切板と,ガス供給手段と,ガス排気手段を有す
ることにより,塗布処理装置において基板上に塗布され
た塗布膜と酸素との反応が抑制できるので,基板は,第
1及び第2の加熱装置において,適切に加熱処理され,
所定の膜が形成される。
【0065】請求項9の発明によれば,第1の加熱装置
の処理室を減圧するための排気手段を有し,第2の加熱
装置と受け渡し部が配置されている領域の内外の雰囲気
を遮断する仕切板と,ガス供給手段と,前記ガス排気手
段を有することにより,塗布処理装置において基板上に
塗布された塗布膜と酸素との反応が抑制できるので,基
板は,第1及び第2の加熱装置において,適切に加熱処
理され,所定の膜が形成される。
【0066】請求項10の発明によれば,仕切板に,開
閉自在な搬入出口を設けることにより,第2の加熱装置
と受け渡し部が配置されている領域内の酸素濃度の変動
が抑制できる。また,低酸素雰囲気に保つために必要な
ガス量を削減することができ,経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる絶縁膜形成システムの平
面から観た説明図である。
【図2】図1の絶縁膜形成システムの正面図である。
【図3】図1の絶縁膜形成システムの背面図である。
【図4】本実施の形態にかかる絶縁膜形成システムにお
いて,インターフェイス部と第2処理ステーションとを
パネルで覆った状態を示す要部斜視図である。
【図5】本実施の形態にかかる絶縁膜形成システム内の
加熱処理装置の縦断面の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態にかかる絶縁膜形成システ
ム内の熱処理炉の概観を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 絶縁膜形成システム 20 熱処理炉 49 加熱処理装置 50 パネル 56,72 開閉シャッタ W ウェハ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に塗布液を供給して,塗布膜を形成
    する塗布処理装置と,塗布された塗布液から溶剤成分を
    蒸発させるための第1の加熱装置と,前記熱処理装置で
    溶剤成分が蒸発された基板を熱処理する第2の加熱装置
    と,前記第1の加熱装置と前記第2の加熱装置との間で
    基板を受け渡すための受け渡し部と,を有する基板の膜
    形成システムであって,前記第1の加熱装置の処理室内
    は,大気よりも低酸素雰囲気に設定可能であることを特
    徴とする,基板の膜形成システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の加熱装置は,前記処理室内に
    ガスを供給するガス供給手段と,前記処理室内の雰囲気
    を排気するための排気手段とを有することを特徴とす
    る,請求項1に記載の基板の膜形成システム。
  3. 【請求項3】 前記第1の加熱装置の前記処理室は,気
    密性を維持可能に構成されると共に,前記第1の加熱装
    置は,前記処理室内を減圧するための排気手段を有する
    ことを特徴とする,請求項1に記載の基板の膜形成シス
    テム。
  4. 【請求項4】 基板に塗布液を供給して,塗布膜を形成
    する塗布処理装置と,塗布された塗布液から溶剤成分を
    蒸発させるための第1の加熱装置と,前記熱処理装置で
    溶剤成分が蒸発された基板を熱処理する第2の加熱装置
    と,前記第1の加熱装置と前記第2の加熱装置との間で
    基板を受け渡すための受け渡し部と,を有する基板の膜
    形成システムであって,前記第2の加熱装置と前記受け
    渡し部が配置されている領域は,大気よりも低酸素雰囲
    気に設定可能であることを特徴とする,基板の膜形成シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記領域は,他の領域とは仕切板によっ
    て雰囲気が遮断され,前記領域内にガスを供給するガス
    供給手段と,前記領域内の雰囲気を排気するための排気
    手段とを有することを特徴とする,請求項4に記載の基
    板の膜形成システム。
  6. 【請求項6】 前記仕切板は,前記領域に前記基板を搬
    入出するための搬入出口を有し,前記搬入出口は,開閉
    自在であることを特徴とする,請求項5に記載の基板の
    膜形成システム。
  7. 【請求項7】 基板に塗布液を供給して,塗布膜を形成
    する塗布処理装置と,塗布された塗布液から溶剤成分を
    蒸発させるための第1の加熱装置と,前記熱処理装置で
    溶剤成分が蒸発された基板を熱処理する第2の加熱装置
    と,前記第1の加熱装置と前記第2の加熱装置との間で
    基板を受け渡すための受け渡し部と,を有する基板の膜
    形成システムであって,前記第2の加熱装置と前記受け
    渡し部が配置されている領域と,前記第1の加熱装置の
    処理室内は,大気よりも低酸素雰囲気に設定可能である
    ことを特徴とする,基板の膜形成システム。
  8. 【請求項8】 前記第1の加熱装置は,前記処理室内に
    ガスを供給するガス供給手段と,前記処理室内の雰囲気
    を排気するための排気手段とを有し,前記領域は,他の
    領域とは仕切板によって雰囲気が遮断され,前記領域内
    にガスを供給するガス供給手段と,前記領域内の雰囲気
    を排気するための排気手段を有することを特徴とする,
    請求項7に記載の基板の膜形成システム。
  9. 【請求項9】 前記第1の加熱装置の前記処理室は,気
    密性を維持可能に構成されると共に,前記第1の加熱装
    置は,前記処理室内を減圧するための排気手段を有し,
    前記領域は,仕切板によって他の領域とは雰囲気が遮断
    され,前記領域内にガスを供給するガス供給手段と,前
    記領域内の雰囲気を排気するための排気手段とを有する
    ことを特徴とする,請求項7に記載の基板の膜形成シス
    テム。
  10. 【請求項10】 前記仕切板は,前記領域に前記基板を
    搬入出するための搬入出口を有し,前記搬入出口は,開
    閉自在であることを特徴とする,請求項8又は9のいず
    れかに記載の基板の膜形成システム。
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