JP2003007384A - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2003007384A
JP2003007384A JP2001192749A JP2001192749A JP2003007384A JP 2003007384 A JP2003007384 A JP 2003007384A JP 2001192749 A JP2001192749 A JP 2001192749A JP 2001192749 A JP2001192749 A JP 2001192749A JP 2003007384 A JP2003007384 A JP 2003007384A
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Japan
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cover
housing
electric wire
holding
connector
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JP2001192749A
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English (en)
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Eiji Kojima
映二 児嶋
Masahide Toio
昌秀 樋尾
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カバー専用の保持手段を有するコネクタハウ
ジングを製造する必要のないコネクタを提供する。 【解決手段】 ハウジング20には、後方から端子金具
10を挿入可能なキャビティ21が複数設けられ、その
後面側にはカバー30が装着可能とされている。カバー
30は、7つのブロック32に区分けされた基部31を
有し、各ブロック32からそれぞれ電線保持部34とカ
バー保持部35とが突設されている。電線保持部34に
は、キャビティ21から導出される電線Wを嵌め込み可
能な保持溝部36が設けられ、電線Wをハウジング20
とカバー30との間で屈曲した状態で挟んで保持可能と
されている。カバー保持部35は、キャビティ21内に
挿入可能とされ、キャビティ21内に突設されたランス
22が係止可能とされる被係止凹部38を備えるととも
にリテーナ25の係止突部27が係止可能な被係止段部
39を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カバーを備えたコ
ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電線カバーを備えたコネクタとし
て実開平6−36242号公報に記載されたものが知ら
れている。このものは、ハウジング内に設けたキャビテ
ィ内に後方から端子金具が挿入されるとともに、導出し
た電線を略直角に屈曲させつつハウジングの後方からカ
バーが取り付けられるようになっている。端子金具は、
キャビティ内に設けたランスなどの端子保持手段によっ
てキャビティから抜け止め状態に保持されるのに対し、
カバーは、その前縁から前方へ突設した保持アームをハ
ウジングの外面後端に突設した保持突部に係止させるこ
とでハウジングから離脱不能に保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したコ
ネクタでは、カバー専用に保持突部を有するハウジング
を製造しているため、コストがかかるという問題があ
る。その上ハウジングには、カバー用の保持突部と端子
金具用の端子保持手段とを両方共に設けるようにしてい
るため、その構造が複雑化するきらいがあった。また、
仮にカバーを取り付けることなくハウジングを使用する
場合には、使用されない保持突部が邪魔になってしま
う。本発明は上記のような事情に基づいて完成されたも
のであって、カバー専用の保持手段を有するコネクタハ
ウジングを製造する必要のないコネクタを提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、コネクタハウジン
グには、電線に接続された端子金具を後方から挿入可能
なキャビティが複数設けられ、キャビティ内に挿入され
た端子金具を端子保持手段によって抜け止め状態に保持
するとともに、コネクタハウジングの後面側に装着され
るカバーが備えられているものにおいて、前記カバーに
は、前記キャビティ内に挿入可能とされるとともに前記
端子保持手段によって抜け止め状態に保持可能とされる
カバー保持部が設けられている構成としたところに特徴
を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記端子保持手段は、前記各キャビティの内
側面に設けられるとともに挿入される前記端子金具また
は前記カバー保持部に弾性的に係止可能とされるランス
と、前記コネクタハウジングに装着されることで前記端
子金具及び前記カバー保持部を抜け止め可能なリテーナ
とを備えているところに特徴を有する。
【0006】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載のものにおいて、前記カバーが基部と、基部か
ら突設される前記カバー保持部とを備えており、前記カ
バー保持部が前記各キャビティに対応して複数設けられ
るとともに前記基部から個別に分離可能とされていると
ころに特徴を有する。請求項4の発明は、請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記カバ
ーが基部と、基部から突設される前記カバー保持部とを
備えており、前記基部が前記各キャビティに対応して複
数のブロックに分けて形成されるとともに各ブロックが
個別に分離可能とされているところに特徴を有する。
【0007】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載のものにおいて、前記カバーには、
前記キャビティから導出した前記電線を屈曲した状態で
前記コネクタハウジングとの間に挟んで保持可能な電線
保持部が設けられているところに特徴を有する。請求項
6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記カバ
ーが基部と、基部から突設される前記カバー保持部及び
前記電線保持部とを備えており、前記電線保持部が前記
各キャビティに対応して複数設けられるとともに前記基
部から個別に分離可能とされているところに特徴を有す
る。
【0008】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>複数のキャ
ビティのうち、端子金具が収容されない空きキャビティ
に応じてカバー保持部を配し、このカバー保持部をキャ
ビティ内に挿入すると端子保持手段によって抜け止め状
態に保持される。これによりカバーをコネクタハウジン
グに保持することができる。カバー専用の保持手段を有
するコネクタハウジングを製造する必要がないから、低
コスト化を図ることができる。その上カバー専用の保持
手段を省略できるので、コネクタハウジングの構造を簡
単なものに保つことができる。
【0009】<請求項2の発明>端子保持手段をなすラ
ンスとリテーナにより、カバー保持部を二重に抜け止め
するようにしたから、カバーを強固に保持することがで
きる。
【0010】<請求項3の発明>カバーを取り付ける前
に、端子金具が挿入されるキャビティに対応するカバー
保持部を基部から分離し、端子金具が挿入されない空き
キャビティに対応するカバー保持部を残すようにする。
コネクタの使用形態によって端子金具を挿入するキャビ
ティ・空きキャビティの位置や数が変更される場合で
も、カバー保持部を適宜に基部から分離することで簡単
に応じることができる。従って、コネクタの使用形態に
合わせたカバーを複数種類製造する必要がなく、部品管
理が簡単となり、コスト削減に寄与できる。
【0011】<請求項4の発明>キャビティの数が異な
る複数種類のコネクタハウジングにカバーを使用する場
合には、例えばキャビティの数が最大のコネクタハウジ
ングに合わせてカバーを製造しておき、それよりもキャ
ビティの数が少ないコネクタハウジングにカバーを取り
付ける場合には、そのキャビティの数に合わせて基部の
ブロックを適宜に分離することで簡単に応じることがで
きる。従って、コネクタハウジングのキャビティ数に合
わせたカバーを複数種類製造する必要がなく、部品管理
が簡単となり、コスト削減に寄与できる。
【0012】<請求項5の発明>屈曲した電線を電線保
持部とコネクタハウジングとの間で挟んで保持できるか
ら、仮に外部から電線が引っ張られたとしてもその引張
力が端子金具と電線との接続部分に作用するのを極力抑
えることができ、もって電線が破断されるなどといった
事態を回避することができる。
【0013】<請求項6の発明>コネクタの使用形態に
よっては、各端子金具に接続される電線が太いものと細
いものとで複数種類用いられる場合がある。その場合、
比較的細いものでは電線保持部が必要であるが、比較的
太いものでは電線が破断されるといった心配がほとんど
なく電線保持部が不要なことがある。そのような場合で
も、電線保持部が不要な電線に接続した端子金具が挿入
されるキャビティに対応する電線保持部を基部から適宜
に分離することで簡単に応じることができる。従って、
コネクタの使用形態に合わせたカバーを複数種類製造す
る必要がなく、部品管理が簡単となり、コスト削減に寄
与できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。 <第1実施形態>本発明の第1実施形態を図1ないし図
10によって説明する。この実施形態に示すコネクタ
は、大まかには電線Wの端末に接続された端子金具10
を収容するコネクタハウジング20(以下、単にハウジ
ング20という)と、端子金具10などの抜け止めを図
るためのリテーナ25と、電線Wのストレインリリーフ
機能などを有するカバー30とを備えている。なお、以
下ではハウジング20に対する端子金具10の挿入方向
を前方とし、上下方向の記載については図4及び図6を
除く各図を基準とする。
【0015】端子金具10は、金属板をプレス加工する
ことで所定の形状に成形されており、図1に示すよう
に、前側から順に相手雄端子と導通接続可能な本体部1
1と、電線Wを圧接接続可能な圧接部12と、電線Wを
かしめ付けて保持可能なバレル部13とを備えている。
本体部11は、前後に開口する略箱形に形成され、その
上面には、ハウジング20に設けられたランス22が係
止可能とされる被係止孔14が開口して設けられるとと
もに、その後端下部には、リテーナ25の係止突部27
が係止可能な段差状のあご部15が設けられている。ま
た、係止孔の孔縁両側部からは挿入案内用の一対のスタ
ビライザ16が上方へ突出して設けられている。
【0016】ハウジング20は、合成樹脂製とされ、図
1及び図2に示すように、内部には後方から端子金具1
0を挿入可能なキャビティ21が上下2段、幅方向に7
室ずつ並んで設けられている。各キャビティ21内の前
部上面からは、端子金具10を抜け止め状態に保持可能
なランス22が突設されている。このランス22は、先
端側にかけてキャビティ21内に突出するような片持ち
状に形成され、例えばキャビティ21内に挿入する端子
金具10により押圧されることで、上方へ撓み変形可能
とされ、端子金具10が正規深さに至ると復帰するとと
もに被係止孔14内に進入してその孔縁前部に係止され
るようになっている。また、各キャビティ21の上面両
側縁部には、端子金具10のスタビライザ16を挿通可
能な挿通溝23が一対ずつ形成されている。
【0017】ハウジング20の下面には、下方からリテ
ーナ25を取付可能なリテーナ取付孔24が開口して設
けられている。このリテーナ取付孔24は、全てのキャ
ビティ21に連通して形成されることで、各キャビティ
21の周壁が所定領域分切欠されている。リテーナ25
は、各キャビティ21の周壁に整合する略格子状の本体
部26を有し、この本体部26には、各キャビティ21
に対応する位置に端子金具10のあご部15に係止可能
な係止突部27がそれぞれ設けられている。ハウジング
20に対してこのリテーナ25は、係止突部27がキャ
ビティ21から退避することでキャビティ21内への端
子金具10の挿抜が許容される仮係止位置(図1)と、
係止突部27がキャビティ21内に突入してあご部15
に係止することで端子金具10を抜け止め保持する本係
止位置(図10)との2位置に所定の保持手段によって
保持可能とされ、2位置間を上下に移動されるようにな
っている。
【0018】カバー30は、合成樹脂製とされ、図1に
示すように、ハウジング20の後面側を覆うようにして
装着されるとともに、キャビティ21から導出した電線
Wを屈曲した状態でハウジング20との間に挟んで保持
できるようになっている。このカバー30は、ハウジン
グ20に対して上段側のキャビティ21群と下段側のキ
ャビティ21群とに対応して一対装着されるようになっ
ている。
【0019】詳しくはカバー30は、図3及び図4に示
すように、幅方向に沿って細長い略板状の基部31を備
えており、この基部31には、幅方向に隣り合うキャビ
ティ21間を仕切る隔壁に対応する部分が細く括れて形
成されることで7つのブロック32に区分けして形成さ
れている。各ブロック32間の括れ部分が破断容易部3
3とされていて、各ブロック32は、この破断容易部3
3を破断することで個別に分離可能とされている。つま
り、ハウジング20のキャビティ21の数に応じて基部
31のブロック32の数を適宜に調節することが可能と
されている。そして、基部31の各ブロック32には、
下方へ突出する電線保持部34と、前方へ突出するカバ
ー保持部35とがそれぞれ設けられている。
【0020】電線保持部34は、基部31のブロック3
2とほぼ同じ幅寸法を有する略直方体状に形成されると
ともに、電線Wを嵌め込んで保持可能な保持溝部36が
下方へ開放して設けられている。保持溝部36は、入り
口36aの幅寸法が電線Wの外径寸法の半分程度の大き
さとされ、その奥側が電線Wの外径寸法と同じ程度に拡
幅されてからは奥端に行くに連れて次第に幅が狭くなる
よう形成されることで、入り口36aを通過した電線W
をやや潰した状態で下方へ抜けないよう保持できるよう
になっている(図9参照)。また保持溝部36の入り口
36aの下縁部には、電線Wの嵌め込みを案内するため
のテーパ面が形成されている。この保持溝部36に電線
Wを嵌め込むことで、ハウジング20とカバー30との
間で電線Wを逆U字型に屈曲した状態に保持できるよう
になっている(図8参照)。電線保持部34と基部31
との境界部分の前面及び後面には、図1及び図3に示す
ように、それぞれ破断案内凹部37が凹んで形成される
ことで部分的に薄肉状に形成されており、電線保持部3
4をこの破断案内凹部37に沿って折ることで基部31
から個別に分離可能とされている。つまり、電線保持部
34が必要ない場合には、適宜に基部31から分離して
除去することができるようになっている。
【0021】カバー保持部35は、図1及び図4に示す
ように、前後方向に沿って延出する角柱を端子金具10
の外形に似た形状に成形してなり、ハウジング20のキ
ャビティ21内に挿入可能とされている。そして、この
カバー保持部35は、キャビティ21内に挿入されると
端子金具10の抜け止めを図るためのランス22やリテ
ーナ25によって抜け止め保持されるようになってい
る。カバー保持部35の前部上面には、ランス22に係
止可能とされる被係止凹部38が凹んで設けられてい
る。この被係止凹部38には、カバー保持部35の前端
部によって押圧されることで一旦弾性変形したランス2
2が復帰しつつ進入可能とされ、そのランス22が被係
止凹部38の前面に係止されるようになっている(図8
参照)。カバー保持部35の下面は、中央部分が一段引
っ込んで形成されるとともにその前端にはリテーナ25
が本係止位置に至ったときに係止突部27が係止可能と
される被係止段部39が設けられている(図10参
照)。
【0022】カバー保持部35の後端部は、拡幅される
とともに上方へ突出して形成され、この突出部分が基部
31に連結されている。基部31とカバー保持部35と
の連結部分は、細く括れた形状に形成され、この括れ部
分が破断容易部40とされており、カバー保持部35
は、破断容易部40を破断することで基部31から個別
に分離可能とされている。つまり、端子金具10が挿入
されるキャビティ21に対応するカバー保持部35を適
宜に基部31から分離して除去できるようになってい
る。また、各カバー保持部35の後端部は、幅方向に隣
り合うカバー保持部35とも連結されており、その連結
部分が細く括れた形状とされることで破断容易部41が
形成されている。カバー保持部35は、この破断容易部
41を破断することで、隣り合うカバー保持部35同士
から分離可能とされている。
【0023】本実施形態は以上のような構造であり、続
いてその作用について説明する。このコネクタは、例え
ば自動車の電気回路中に使用され、所定の車種では、例
えば上段側のキャビティ21のうち図5の右から3番目
のものと左から2番目のものとが端子金具10が挿入さ
れない空きキャビティ21とされ、下段側のキャビティ
21のうち図5の右端のものと右から4番目のものとが
空きキャビティ21となっている。
【0024】コネクタを組み付けるには、まず、図1に
示すように、ハウジング20のリテーナ取付孔24内に
リテーナ25を差し込んで仮係止位置に取り付けた後
に、各キャビティ21内に端子金具10を挿入する。端
子金具10を挿入するとスタビライザ16が挿通溝23
に摺接されることでその挿入姿勢が安定化され、挿入が
円滑に行われる。端子金具10が所定深さに至ると、そ
の前端部によってランス22が押圧されることで一旦弾
性変形される。そして、端子金具10が正規深さに達す
ると、図7に示すように、ランス22が弾性復帰して被
係止孔14内に進入するとともに被係止孔14の孔縁前
部に係止される。これにより端子金具10の一次係止が
図られる。
【0025】続いて、上下2つのカバー30をそれぞれ
ハウジング20の後面側に取り付けるのであるが、図5
に示すように、その前に予め端子金具10を挿入したキ
ャビティ21に対応するカバー保持部35を除去してお
く。カバー保持部35を除去するには、図6に示すよう
に、対応する各破断容易部40,41を破断すること
で、そのカバー保持部35を基部31及び隣り合うカバ
ー保持部35から分離させる。破断に際しては手で破断
容易部40,41をへし折ってもよく、また工具を用い
て破断容易部40,41を破断するようにしてもよい。
【0026】不要なカバー保持部35を除去したら、上
下のカバー30を順次にハウジング20に取り付けるよ
うにする。カバー30を取り付けるには、残されたカバ
ー保持部35を空きキャビティ21内に挿入して行う。
カバー保持部35をキャビティ21内に挿入すると、ラ
ンス22は、カバー保持部35の前端上部により押圧さ
れることで一旦上方へ弾性変形し、図8に示すように、
カバー保持部35が正規深さに至ると弾性復帰して、被
係止凹部38内に進入するとともにその前面に係止され
る。これにより、カバー保持部35の一次係止が図ら
れ、カバー30がハウジング20に位置決めされた状態
で保持される。
【0027】その一方で、端子金具10を挿入したキャ
ビティ21から導出した電線Wをカバー30とハウジン
グ20との間で逆U字型に屈曲させつつその導出部分を
電線保持部34の保持溝部36内に下方から嵌め込む。
保持溝部36の入り口36aの上方に進入した電線W
は、図9に示すように、やや潰されて狭圧状態で保持さ
れ、入り口36aの上縁段部に引っ掛かることで抜け止
めされる。このように電線Wを屈曲した状態でハウジン
グ20とカバー30との間に挟んで保持するようにした
から、カバー30の後方に導出した電線Wが何らかに事
情によって引っ張られた場合でも、その引張力が端子金
具10と電線Wとの接続部分に作用し難くすることがで
き、電線Wが破断するなどの不具合を未然に回避するこ
とができる。
【0028】その後、リテーナ25を本係止位置へ移動
すると、図10に示すように、各係止突部27が各キャ
ビティ21内に突入して、各端子金具10のあご部15
と各カバー保持部35の被係止段部39とにそれぞれ係
止される。これにより端子金具10とカバー30とが同
時に二次係止され、共にハウジング20から強固に抜け
止め状態に保持される。
【0029】一方、メンテナンスなどの事情によってハ
ウジング20から端子金具10を取り外す場合がある。
その場合は、図8に示すように、リテーナ25を仮係止
位置に移動させてから、各ランス22を前方外部から図
示しない治具などによって強制的に撓ませることで、端
子金具10やカバー保持部35との係止状態を解除しつ
つカバー30と共に端子金具10をキャビティ21から
引き抜くようにする。このように端子金具10とカバー
30とをハウジング20から一度に取り外すことができ
る。
【0030】ところで、このコネクタを別の車種に使用
するときには、回路の配線が異なるなどの事情により、
必要とされる端子金具10の数や、端子金具10が挿入
されるキャビティ21の場所、別言すると空きキャビテ
ィ21の場所が上記とは異なる場合がある。そのような
場合でも、空きキャビティ21に対応するカバー保持部
35は残し、端子金具10が挿入されるキャビティ21
に対応するカバー保持部35について各破断容易部4
0,41を破断して基部31及び隣り合うカバー保持部
35から分離して除去することで簡単に応じることがで
きる。
【0031】以上説明したように本実施形態によれば、
端子保持手段であるランス22とリテーナ25よってカ
バー30を保持するようにしたから、カバー30専用の
保持手段を備えたハウジング20を製造する必要がな
く、低コスト化を図ることができる。その上カバー30
専用の保持手段を省略できるので、ハウジング20の構
造を簡単なものに保つことができる。また取り外し作業
時には、端子金具10とカバー30とを一度に取り外す
ことができるので、その作業性が良好となる。
【0032】しかも、カバー保持部35をランス22と
リテーナ25とによって二重に係止するようにしたか
ら、ハウジング20に対してカバー30を強固に保持さ
せることができる。さらには、カバー保持部35をキャ
ビティ21の数だけ設けるとともに、基部31から個別
に分離可能としたから、コネクタの使用形態によって空
きキャビティ21の位置や数が変更となった場合でも簡
単に応じることができる。従って、コネクタの使用形態
に適合したカバー30を複数種類製造する必要がなく、
部品管理が簡単となり低コスト化にも寄与することがで
きる。
【0033】<第2実施形態>次に、本発明の第2実施
形態を図11ないし図13によって説明する。この実施
形態では、端子金具10が太さの異なる2種類の電線W
a,Wbに接続される場合について示す。
【0034】コネクタを所定の環境で使用する場合に
は、図11に示すように、比較的太い電線Waに接続し
た端子金具10と、比較的細い電線Wbに接続した端子
金具10とを一つのハウジング20内に混在させること
がある。具体的には、例えば上段側のキャビティ21の
うち図12の右端のものが、下段側のキャビティ21の
うち図12の右から2番目のものと左から3番目のもの
とがそれぞれ太い電線Waに接続した端子金具10を挿
入するキャビティ21とされ、上記第1実施形態に示し
た空きキャビティ21以外のキャビティ21に細い電線
Wbに接続した端子金具10を挿入する場合がある。こ
こで、細い電線Wbについては引っ張りに耐えるために
カバー30の電線保持部34が必要であるのに対し、太
い電線Waについては引っ張りに十分に耐え得るので破
断されるなどの心配がほとんどなく、電線保持部34が
不要なことがある。
【0035】このような使用形態では、カバー30をハ
ウジング20に取り付ける前の段階において、不要なカ
バー保持部35を除去する作業に加えて、不要な電線保
持部34を除去する作業を行うようにする。すなわち、
上記したような太い電線Waに接続した端子金具10を
挿入する予定にキャビティ21に対応する電線保持部3
4については、図12に示すように、破断案内凹部37
に沿って破断することで基部31から分離しておく。そ
して、図13に示すように、上記第1実施形態と同じ要
領でカバー30をハウジング20に取り付けると共に細
い電線Wbについては既述した通り保持溝部36内に嵌
め込んで保持する一方、太い電線Waについては電線保
持部34を除去することで基部31の下方に空いたスペ
ースを介して後方外部へ真っ直ぐに導出させるようにす
る。
【0036】このように電線保持部34が不要な太い電
線Waに接続した端子金具10がコネクタ内に混在する
場合でも、電線保持部34を基部31から適宜に分離す
ることで簡単に応じることができる。従って、コネクタ
の使用形態に合わせたカバー30を複数種類製造する必
要がなく、部品管理が簡単となり、コスト削減に寄与で
きる。なお、その他の構造、作用及び効果は上記した第
1実施形態と同様であるため重複する説明は省略する。
【0037】<第3実施形態>次に、本発明の第3実施
形態を図14によって説明する。この実施形態では、上
記第1実施形態に示したハウジング20よりもキャビテ
ィ21の数が少ないハウジング20Aにカバー30を装
着する場合について示す。
【0038】この実施形態に示すハウジング20Aは、
キャビティ21が上下2段、幅方向に5室ずつ並んで設
けられている。これに対しカバー30は、上記第1実施
形態でも説明したように、基部31が7つのブロック3
2に区分けされ、各ブロック32が破断容易部33によ
って個別に分離可能とされている。従って、このカバー
30をハウジング20Aに取り付ける際には、予め基部
31のブロック32を端から2つ分だけ分離して除去す
るようにする。
【0039】基部31が各ブロック32毎に個別に分離
可能としているから、キャビティ21の数が少ないハウ
ジング20Aにカバー30を装着する場合でも、簡単に
応じることができる。従って、各ハウジング20,20
Aのキャビティ21の数に合わせたカバー30を複数種
類製造する必要がなく、部品管理が簡単となり、コスト
削減に寄与できる。なお、その他の構造、作用及び効果
は上記した第1実施形態と同様であるため重複する説明
は省略する。
【0040】<第4実施形態>次に、本発明の第4実施
形態を図15によって説明する。この実施形態では、カ
バー30の用途を変更した場合を示す。上記した各実施
形態では、電線Wのストレインリリーフのためにカバー
30を使用した場合を示したが、この実施形態では、ハ
ウジング20から引き出した電線Wの導出方向を変える
ためにカバー30を使用している。具体的には、カバー
30をハウジング20に取り付ける前の段階で、不要な
カバー保持部35を分離する作業を行うとともにハウジ
ング20に端子金具10を挿入した後、ハウジング20
の後面側から引き出された電線Wを下方へほぼ直角に折
り曲げつつカバー30をハウジング20に取り付けるよ
うにする。すると電線Wは、カバー30の電線保持部3
4とハウジング20との間でほぼ直角に折り曲げられた
状態で支持されて、下方外部へと導出される。なお、そ
の他の構造、作用及び効果は上記した第1実施形態と同
様であるため重複する説明は省略する。
【0041】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記した実施形態では、カバーの基部を7つのブ
ロックに区分けした場合を示したが、ブロックの数は7
つに限定されず、それ以外にも任意に設定することがで
きる。それとは逆に基部を区分けせずに分離不能な一枚
板状にしてもよく、そのようにすればカバーの強度を高
めることができる。
【0042】(2)上記した実施形態では、カバーの用
途が電線のストレインリリーフのためや、電線の導出方
向を変更するためとした場合を例示したが、その他にも
例えば、防水コネクタにおいてハウジングの後面側に装
着した一括型防水ゴム栓の抜け止め保持するためのカバ
ーにも本発明を同様に適用することができる。 (3)上記した実施形態では、略板状の基部を有するカ
バーを示したが、例えば前面と側面とが開口した箱形の
基部を有するカバーについても本発明を適用することが
できる。
【0043】(4)上記した実施形態では、リテーナが
端子金具及びカバー保持部に直接に係止するサイドタイ
プのものを示したが、例えばハウジングの前面側に装着
されて、ランスの撓み空間内に進入してその撓み規制を
する撓み規制部を有するフロントタイプのリテーナも本
発明に含まれる。 (5)上記した実施形態では、カバー保持部がランスと
リテーナによって二重係止される場合を示したが、必ず
しも両者に係止される必要はなく、いずれか一方にのみ
係止されるものも本発明に含まれる。またハウジングが
ランスかリテーナのいずれか一方しか有していない場合
でも本発明を適用することができる。
【0044】(6)上記した実施形態では、カバー保持
部が端子金具に似た外形を備えている場合を示したが、
要はキャビティ内に挿入可能であり、ランスかリテーナ
に係止されるものであれば、その形状は任意に設定する
ことができる。 (7)上記した実施形態では、圧接タイプの端子金具を
有する雌側のコネクタについて示したが、端子金具の種
類は電線の芯線を圧着するタイプのものでもよく、また
雄側のコネクタについても本発明を適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコネクタの分解側
断面図
【図2】ハウジングの背面図
【図3】カバーの背面図
【図4】カバーの平面図
【図5】ハウジングと不要なカバー保持部を除去したカ
バーとを示す背面図
【図6】(A)上段側に装着されるカバーのカバー保持
部を分離した状態を示す平面図 (B)下段側に装着されるカバーのカバー保持部を分離
した状態を示す平面図
【図7】(A)ハウジングに端子金具を挿入した状態を
示す図5のX−X線断面図 (B)ハウジングに端子金具を挿入した状態を示す図5
のY−Y線断面図
【図8】(A)ハウジングにカバーを取り付けた状態を
示す図5のX−X線断面図 (B)ハウジングにカバーを取り付けた状態を示す図5
のY−Y線断面図
【図9】図8の背面図
【図10】(A)リテーナを本係止位置に移動した状態
を示す図5のX−X線断面図 (B)リテーナを本係止位置に移動した状態を示す図5
のY−Y線断面図
【図11】本発明の第2実施形態に係るコネクタの分解
側断面図
【図12】ハウジングと電線保持部を分離したカバーと
を示す背面図
【図13】ハウジングに端子金具とカバーを装着した状
態を示す図12のZ−Z線断面図
【図14】本発明の第3実施形態に係るハウジングと基
部のブロックを分離したカバーとを示す背面図
【図15】本発明の第4実施形態に係るコネクタの側断
面図
【符号の説明】
10…端子金具 20…ハウジング 21…キャビティ 22…ランス 25…リテーナ 30…カバー 31…基部 32…ブロック 34…電線保持部 35…カバー保持部 W,Wa,Wb…電線
フロントページの続き Fターム(参考) 5E087 EE11 FF06 GG14 GG24 GG34 JJ07 LL17 LL28 MM06 MM14 QQ06 RR06 RR36 RR47

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングには、電線に接続さ
    れた端子金具を後方から挿入可能なキャビティが複数設
    けられ、キャビティ内に挿入された端子金具を端子保持
    手段によって抜け止め状態に保持するとともに、コネク
    タハウジングの後面側に装着されるカバーが備えられて
    いるものにおいて、 前記カバーには、前記キャビティ内に挿入可能とされる
    とともに前記端子保持手段によって抜け止め状態に保持
    可能とされるカバー保持部が設けられていることを特徴
    とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記端子保持手段は、前記各キャビティ
    の内側面に設けられるとともに挿入される前記端子金具
    または前記カバー保持部に弾性的に係止可能とされるラ
    ンスと、前記コネクタハウジングに装着されることで前
    記端子金具及び前記カバー保持部を抜け止め可能なリテ
    ーナとを備えていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カバーが基部と、基部から突設され
    る前記カバー保持部とを備えており、前記カバー保持部
    が前記各キャビティに対応して複数設けられるとともに
    前記基部から個別に分離可能とされていることを特徴と
    する請求項1または請求項2記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記カバーが基部と、基部から突設され
    る前記カバー保持部とを備えており、前記基部が前記各
    キャビティに対応して複数のブロックに分けて形成され
    るとともに各ブロックが個別に分離可能とされているこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載のコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記カバーには、前記キャビティから導
    出した前記電線を屈曲した状態で前記コネクタハウジン
    グとの間に挟んで保持可能な電線保持部が設けられてい
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか
    に記載のコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記カバーが基部と、基部から突設され
    る前記カバー保持部及び前記電線保持部とを備えてお
    り、前記電線保持部が前記各キャビティに対応して複数
    設けられるとともに前記基部から個別に分離可能とされ
    ていることを特徴とする請求項5記載のコネクタ。
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