JP2003006715A

JP2003006715A - 現金自動取引装置

Info

Publication number: JP2003006715A
Application number: JP2001186953A
Authority: JP
Inventors: Kenji Kato; 兼司加藤
Original assignee: Hitachi Ltd
Current assignee: Hitachi Ltd
Priority date: 2001-06-20
Filing date: 2001-06-20
Publication date: 2003-01-10

Abstract

(57)【要約】【課題】手続きが簡便で、かつ安全性に優れた情報交換
を実現できる現金自動取引装置を提供する。【解決手段】入力部および操作表示部を備えた操作パネ
ル２０１、挿入された取引カードを読み取るカード機構
部２０２、現金を入出金する現金入出金機構２０４，２
０５、サーバと接続する回線を制御する回線制御部２０
７、並びに前記操作パネル、カード機構部、現金入出金
部および回線制御部を制御する制御部２００を備え、前
記操作表示部に取引操作の案内を表示する現金自動取引
装置において、前記制御部２００は携帯可能な小型メモ
リを着脱可能に収容するメモリリードライト機構部２０
８を備え、前記小型メモリと前記サーバ間を前記リード
ライト機構部および回線制御部を介して専用回線で接続
してデータ交換する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は現金自動取引装置に
かかり、特に現金自動取引装置に着脱可能に収容したメ
モリを用いてサーバとデータ交換することのできる現金
自動取引装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】金融機関に開設した口座にかかる記録、
例えば過去の取引記録を必要とする場合、利用者は金融
機関の窓口に出向き、該窓口を介して前記記録を取得す
るための手続きを行う。また、金融機関に開設した口座
にかかる届け出で事項に変更が生じた場合、利用者は、
前記窓口で変更届け出でのための用紙を取得し、該用紙
に必要事項を記入して、直接届け出で、あるいは郵送等
の手段により届け出でする。

【０００３】インターネット等を介してデータを送受信
して、前記情報を取得し、また、前記届け出でを完了す
ることもできるが、情報の安全性を考慮すると利用でき
るデータは限られたものとなる。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述のように、前記従
来の方法では、金融機関からの情報の取得あるいは金融
機関に対する情報の提供に際して、その手続きに時間を
要し、また、手続きの安全性が確保されない。

【０００５】本発明は、前記問題点に鑑みてなされたも
ので、手続きが簡便で、かつ安全性に優れた情報交換を
実現できる現金自動取引装置を提供する。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を採用した。

【０００７】入力部および操作表示部を備えた操作パネ
ル、挿入された取引カードを読み取るカード機構部、現
金を入出金する現金入出金機構、サーバと接続する回線
を制御する回線制御部、並びに前記操作パネル、カード
機構部、現金入出金部および回線制御部を制御する制御
部を備え、前記操作表示部に取引操作の案内を表示する
現金自動取引装置において、前記制御部は携帯可能な小
型メモリを着脱可能に収容するメモリリードライト機構
部を備え、前記小型メモリと前記サーバ間を前記リード
ライト機構部および回線制御部を介して専用回線で接続
してデータ交換する。

【０００８】

【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態にかか
る現金自動取引装置を示す図である。図において、１０
０は現金自動取引装置、１０１は通帳出入口、１０２は
現金出入口、１０３は入力部および操作表示部を備えた
操作パネル、１０４は磁気カード等の取引カードを出し
入れする取引カード出入口、１０５は硬貨出入口、１０
６は携帯可能な小型メモリを着脱可能に収容するメモリ
リードライト機構部のメモリ挿入口である。

【０００９】図２は、本実施形態にかかる現金自動取引
装置のハードウエア構成を示す図である。図において、
２００は装置全体を制御する制御部、２０１は入力部お
よび操作表示部を備えた操作パネルからなる操作表示・
入力部、２０２は取引カードを読み書きする取引カード
機構部、２０３は通帳を読み書きする通帳機構部、２０
４は紙幣入出金機構部、２０５は硬貨入出金機構部、２
０６は電源部、２０７は現金自動取引装置とサーバを専
用回線を介して接続する回線制御部、２０８は前記小型
メモリを読み書きする小型メモリリードライト機構部、
２０９は内蔵するハードディスクを制御するハードディ
スク機構部である。

【００１０】図３は、現金自動取引装置のダウンロード
処理を示す図、図４は操作パネルに表示する表示画面の
例を示す図である。以下、図４を参照しながらフローチ
ャートを用いて前記処理を説明する。まず、ステップ３
００において、図４（ａ）に示す初期画面を表示して利
用者の取引種別の選択を待つ。利用者が取引種別とし
て、例えば「資料請求」を選択すると、ステップ３０１
に進む。ステップ３０１において、図４（ｂ）に示す受
け取り方法選択画面を表示し、受け取り方法の選択を待
つ。利用者が、例えば「小型メモリ」を選択すると、ス
テップ３０２に進む。また、「後日送付」を選択する
と、例えば登録されている住所宛に郵送する。ステップ
３０２において、資料選択画面を表示して希望する資料
の選択を待つ。利用者が希望する資料として、例えば住
宅ローンの返済計画等をシミュレーションする「ローン
シミュレーションソフト」を選択すると、ステップ３０
３に進む。ステップ３０３において、図４（ｄ）に示す
小型メモリ挿入画面を表示して、小型メモリの前記挿入
口１０６への挿入、および挿入後の「確認」ボタンの押
下操作を促す。利用者が確認ボタンを押下すると、ステ
ップ３０４に進む。

【００１１】ステップ３０４において、前記指定された
資料である「ローンシミュレーションソフト」のサーバ
からの読み込みを開始し、操作パネルには読み込み処理
中である旨の表示（例えば「処理中」）を表示する。こ
のとき、現金自動取引装置は回線制御部２０７を介して
サーバに接続し、サーバから取得したデータを例えばハ
ードディスク機構部２０９に蓄積する。その後蓄積した
データを小型メモリリードライト機構部２０８を介して
小型メモリに格納することができる。小型メモリへの格
納が終了すると、ステップ３０５に進み、ステップ３０
５において、小型メモリ受け取り案内画面を表示して、
小型メモリの抜き取りを促す。

【００１２】なお、ステップ３０２において提示する選
択可能な資料としては、前記ローンシミュレーションソ
フトの他、過去の取引履歴情報、商品紹介資料等の各種
資料をあげることができる。

【００１３】図５は、現金自動取引装置のアップロード
処理を示す図、図６および図７は操作パネルに表示する
表示画面の例を示す図である。以下、図６および図７を
参照しながらフローチャートを用いて前記処理を説明す
る。まず、ステップ５００において、図６（ａ）に示す
初期画面を表示して利用者の取引種別の選択を待つ。利
用者が取引種別として、例えば、住所変更届け等の「諸
届け変更」を選択すると、ステップ５０１に進む。ステ
ップ５０１において、図６（ｂ）に示す取引カード挿入
画面を表示して取引カードの挿入を促す。利用者が取引
カードを挿入するとステップ５０２に進む。ステップ５
０２において、図６（ｃ）に示す暗証番号入力画面を表
示して暗証番号の入力を促す。利用者が暗証番号を入力
するとステップ５０３に進み、ステップ５０３におい
て、回線制御部を介してサーバと接続し、暗証番号の当
否を確認する。暗証番号が確認されるとステップ５０４
に進む。ステップ５０４において、図６（ｄ）に示す小
型メモリ挿入画面を表示して、小型メモリの前記挿入口
１０６への挿入、および挿入後の「確認」ボタンの押下
操作を促す。利用者が確認ボタンを押下すると、ステッ
プ５０５に進む。

【００１４】ステップ５０５において、図７（ｅ）に示
すように、読み込み処理中である旨の画面を表示して前
記小型メモリに格納されているデータを読み込み、ステ
ップ５０６において、読み込んだデータを図７（ｆ）に
示すように内容確認画面として操作パネルに表示する。
操作者が表示内容を確認した後、確認ボタンを操作する
と、前記小型メモリから読み出したデータを前記ハード
ディスク機構部に格納しステップ５０７に進む。ステッ
プ５０７において、前記サーバと接続し、前記小型メモ
リから読み出したデータをサーバに送信する。ステップ
５０８において、図７（ｇ）に示す小型メモリ受け取り
案内画面を表示して、小型メモリの抜き取りを促す。利
用者が小型メモリを抜き取るとステップ５０９に進む。
ステップ５０９において、図７（ｈ）に示す小型メモリ
受け取り案内画面を表示して、小型メモリの抜き取りを
促す。利用者が小型メモリを抜き取ると処理を終了す
る。

【００１５】なお、図７（ｆ）に示す内容確認画面は、
例えば、住所変更届けの場合は新住所と旧住所をそれぞ
れ並べて表示する等の利用者が確認しやすい形で表示し
て確認を得るとよい。

【００１６】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、現金自動取引装置の小型メモリ挿入口に挿入した小
型メモリと専用回線を介して接続したサーバ間で情報を
交換するので、データの取得あるいは送信に要する時間
を短縮することができ、窓口業務に要する時間を削減す
ることができる。さらに専用回線を使用するため、安全
に情報を交換することができる。また、商品紹介等の資
料を電子データの状態で配布することができるため最新
の資料を安価にかつ容易に提供することができる。

【００１７】

【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、手
続きが簡便で、かつ安全性に優れた情報交換を実現でき
る現金自動取引装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施形態にかかる現金自動取引装置を
示す図である。

【図２】本発明の実施形態にかかる現金自動取引装置の
ハードウエア構成を示す図である。

【図３】現金自動取引装置のダウンロード処理を示す図
である。

【図４】表示画面の表示例を示す図である。

【図５】現金自動取引装置のアップロード処理を示す図
である。

【図６】表示画面の表示例を示す図である。

【図７】表示画面の表示例を示す図である。

【符号の説明】

１００現金自動取引装置１０１通帳出入口１０２紙幣出入口１０３操作パネル１０４取引カード出入口１０５硬貨出入口１０６小型メモリ挿入口２００制御部２０１操作表示・入力部２０２取引カード機構部２０３通帳機構部２０４紙幣入出金機構部２０５硬貨入出金機構部２０６電源部２０７回線制御部２０８小型メモリリードライト機構部２０９ハードディスク機構

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】入力部および操作表示部を備えた操作パ
ネル、挿入された取引カードを読み取るカード機構部、
現金を入出金する現金入出金機構、サーバと接続する回
線を制御する回線制御部、並びに前記操作パネル、カー
ド機構部、現金入出金部および回線制御部を制御する制
御部を備え、前記操作表示部に取引操作の案内を表示す
る現金自動取引装置において、前記制御部は携帯可能な小型メモリを着脱可能に収容す
るメモリリードライト機構部を備え、前記小型メモリは
前記サーバ間を前記リードライト機構部および回線制御
部を介して専用回線で接続してデータ交換することを特
徴とする現金自動取引装置。
【請求項２】請求項１の記載において、前記小型メモ
リとサーバ間でデータ交換するデータは、予め小型メモ
リに格納した届け出データであることを特徴とする現金
自動取引装置。
【請求項３】請求項１ないし請求項２の何れか１の記
載において、前記カード機構部による本人確認した後に
前記データ交換を行うことを特徴とする現金自動取引装
置。