JP2003005879A - 携帯用情報端末 - Google Patents

携帯用情報端末

Info

Publication number
JP2003005879A
JP2003005879A JP2001185115A JP2001185115A JP2003005879A JP 2003005879 A JP2003005879 A JP 2003005879A JP 2001185115 A JP2001185115 A JP 2001185115A JP 2001185115 A JP2001185115 A JP 2001185115A JP 2003005879 A JP2003005879 A JP 2003005879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
function
information terminal
portable information
mobile phone
rotation operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001185115A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Sugiura
寛彦 杉浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2001185115A priority Critical patent/JP2003005879A/ja
Publication of JP2003005879A publication Critical patent/JP2003005879A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72448User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions
    • H04M1/72454User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for adapting the functionality of the device according to specific conditions according to context-related or environment-related conditions
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2250/00Details of telephonic subscriber devices
    • H04M2250/12Details of telephonic subscriber devices including a sensor for measuring a physical value, e.g. temperature or motion

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが携帯用情報端末を握った状態から最
小限の変化だけで操作を行なうことができず、操作性に
難点があるという課題があった。 【解決手段】 携帯電話機1の回転動作による姿勢傾斜
を検出する傾き検出部12と、傾き検出部12で検出さ
れた姿勢傾斜の方向を中央制御部20へ通知するON/
OFF判定部14と、姿勢傾斜が通知されると表示制御
部40によってディスプレイ2の情報をスクロールさせ
る中央制御部20とを設けるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、小型化・軽量化
されるにともなって小さくなるプッシュボタンや方向指
示キーが誤って押下されるのを防止する携帯電話機など
の携帯用情報端末に係るものである。
【0002】
【従来の技術】初期の携帯電話機としてしばしば名前が
挙げられるショルダーフォン(縦19cm×横22cm
×奥行5.5cm,重量3kg,1985年サービス開
始)と比較すると、現在の携帯電話機は体積100cc
を切り、重量60g台にまで小型化・軽量化されてきて
いる。携帯電話機の本質的な特長である携帯性は、この
携帯電話機の小型化・軽量化のおかげであり、エレクト
ロニクス分野における技術的進歩とともに、携帯電話機
は今後も小型化・軽量化されていくであろう。
【0003】しかしながら、携帯電話機のさらなる小型
化は、携帯性を向上させるという長所を有する反面、デ
ィスプレイに表示される情報の視認性や、プッシュボタ
ンで情報を入力する際の操作性に難点が生じてしまうと
いう欠点も生じる。つまり、携帯電話機が小型化される
ほど、ディスプレイやプッシュボタンを実装する余地も
減少してしまい、ディスプレイやプッシュボタンも小型
化する必要が生じるからである。
【0004】小型化された携帯電話機の大きさにあわせ
て、ディスプレイやプッシュボタンを小型化することは
技術的に可能であっても、小型のディスプレイから情報
を読取ったり、小型のプッシュボタンで情報を入力する
ことは、ユーザにとって楽なことではない。とりわけ、
携帯電話機の小型化に加えて、ディスプレイは大型化が
要求されるため、プッシュボタンはさらに小型化される
ことになり、操作性は大きな問題になるものと思われ
る。この携帯電話機の小型化に付随する視認性や操作性
の劣化を防ぐために、例えば次に示すような2つの従来
技術が開示されている。
【0005】<特開2000−33286号公報>図9
は従来の携帯用情報端末の動作を説明するための図であ
る。図9に示す携帯用情報端末としての携帯電話機10
1は、不図示の内蔵センサによって携帯電話機101の
状態A〜状態Dにおける姿勢を検出し、この携帯電話機
101の姿勢に応じて、情報の表示配列方向を適正な方
向に自動変更してディスプレイ102に表示する。横方
向の表示可能文字数より縦方向の表示可能文字数が多く
なるようにディスプレイ102が構成されている場合に
も、携帯電話機101の姿勢を変化させることで情報を
適正な表示状態に変化し、視認性の悪化を防止してい
る。
【0006】<特開平10−28166号公報>図10
は従来の携帯用情報端末の構成を示す図である。図10
に示した携帯用情報端末としての携帯電話機201は、
軸を中心に回転する情報入力用の回転操作部206を設
けてプッシュボタンの機能を代替している。回転操作部
206の回転によってディスプレイ上の文字やメニュー
を選択し、回転操作部206の押下によって文字やメニ
ューの決定する。このように、簡素な構成で操作性を確
保し、携帯電話機201の小型化を可能にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯用情報端末
は以上のように構成されているので、ユーザが携帯用情
報端末を握った状態から最小限の変化だけで操作を行な
うことができず、操作性に難点があるという課題があっ
た。
【0008】まず、図9に示した携帯電話機101の場
合は、1行の表示文字数が最大になる表示が可能だが、
ディスプレイ102の縦方向と横方向の表示文字数が多
くなるような設定を保つために、ディスプレイ102に
最大表示されている場合から次の情報の表示へ切り替え
る際、または表示された情報をスクロールさせる際に、
携帯電話機101の姿勢を握ったままプッシュボタンを
押下するというやりにくい操作が必要であり、操作性に
難点があった。
【0009】また、図10に示した携帯用情報端末20
1では、回転操作部206で操作を施す際に、携帯電話
機201を握っている指を回転操作部206へ移動して
から回転・押下操作を行わなければならず、操作性に困
難があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、ユーザが携帯用情報端末から手
を離すことなく握ったままの状態で機能を実行すること
ができ、操作性を向上した携帯用情報端末を構成するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯用情
報端末は、互いに直交する3つの軸周りにおける種々の
回転動作を区別して検出し、検出した回転動作を通知す
る回転動作検出手段と、回転動作に対して予めそれぞれ
定義された機能を記憶するとともに、回転動作検出手段
で検出された回転動作が通知されると、通知された回転
動作に対して定義された機能を実行する機能実行手段と
を備えるようにしたものである。
【0012】この発明に係る携帯用情報端末は、スクロ
ール機能が実行可能な情報を表示する情報表示手段を備
えるとともに、回転動作によって生じる携帯用情報端末
の姿勢傾斜を回転動作検出手段が検出して機能実行手段
へ通知し、情報表示手段に表示された情報のスクロール
機能を姿勢傾斜の方向に対して機能実行手段が実行する
ようにしたものである。
【0013】この発明に係る携帯用情報端末は、多肢択
一が要求される情報を表示する情報表示手段を備えると
ともに、回転動作によって生じる携帯用情報端末の回転
方向を回転動作検出手段が検出して機能実行手段へ通知
し、回転動作検出手段から通知された回転方向に応じて
多肢択一のうちのいずれか一つを機能実行手段が選択し
て実行するようにしたものである。
【0014】この発明に係る携帯用情報端末は、回転動
作検出手段が第1の回転動作を検出すると、第1の回転
動作の検出後に回転動作検出手段が検出した第2の回転
動作を機能実行手段へ通知するようにしたものである。
【0015】この発明に係る携帯用情報端末は、第1の
回転運動を検出した時点から所定時間内に検出された第
2の回転動作のみを回転動作検出手段が機能実行手段へ
通知するようにしたものである。
【0016】この発明に係る携帯用情報端末は、回転動
作によって生じる携帯用情報端末の姿勢傾斜とともに携
帯用情報端末の傾斜角度を回転動作検出手段が検出して
機能実行手段へ通知し、情報のスクロール機能の速さを
傾斜角度に応じて機能実行手段が変化させるようにした
ものである。
【0017】この発明に係る携帯用情報端末は、携帯用
情報端末のユーザによってONされると、回転動作検出
手段で検出された回転動作を機能実行手段へ通知するス
イッチング手段を備えるようにしたものである。
【0018】この発明に係る携帯用情報端末は、ONさ
れた際に加えられたONレベルをスイッチング手段が機
能実行手段へ通知するとともに、情報のスクロール機能
の速さをONレベルに応じて機能実行手段が変化させる
ようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1による携帯用情報端末の概観を示す図であ
る。図1において、1は携帯用情報端末としての携帯電
話機、2はLCD(Liquid Crystal D
isplay)などのディスプレイ(情報表示手段)、
3はプッシュボタンである。ディスプレイ2によって、
文字・記号・アイコン・静止画・動画などの情報がユー
ザに表示される。またプッシュボタン3は、メニュー番
号や設定条件などのディスプレイ2に表示された情報を
選択したり、電話番号などの情報を入力するために用い
られる。
【0020】図1ではディスプレイ2の矩形画面の2辺
に対してそれぞれ沿うようにX軸およびY軸が配置され
ている。またZ軸はX軸、Y軸と直交している。この実
施の形態1による携帯電話機1の姿勢や動作は、X軸、
Y軸、Z軸周りの各回転動作Rx,Ry,Rzによって
表される。
【0021】図2はこの発明の実施の形態1による携帯
用情報端末のディスプレイ2におけるスクロール方向を
説明するための図である。図2において、2Aは上スク
ロール、2Bは下スクロールである。上スクロール2A
はディスプレイ2に表示された情報を読み戻す方向であ
り、また下スクロール2Bはディスプレイ2に表示され
た情報を読み進める方向を示している。
【0022】図3はこの発明の実施の形態1による携帯
用情報端末の回路構成を示す図である。図1と同一符号
は相当する構成である。図3において、10はユーザが
所望の機能を携帯電話機1に実行させる際に情報を入力
する入力制御部、20は入力制御部10に入力された情
報からユーザの所望する機能を判定する中央制御部(機
能実行手段)、30は中央制御部20で判定された機能
を携帯電話機1に実行させる機能実行部(機能実行手
段)、40は中央制御部20で判定された機能にしたが
ってディスプレイ2に情報を表示する表示制御部(機能
実行手段)である。
【0023】図3の入力制御部10において、11はユ
ーザが押下したプッシュボタン3の種類を判定するキー
入力部、12は携帯電話機1の静的な回転動作(第2の
回転動作)によって生じた姿勢傾斜を検出する傾き検出
部(回転動作検出手段)、13は携帯電話機1の動的な
回転動作(第1の回転動作)によって生じる衝撃を検出
する動作検出部(回転動作検出手段)、14は動作検出
部13から衝撃検出を受けると傾き検出部12の姿勢傾
斜検出を中央制御部20へ通知するON/OFF判定部
(回転動作検出手段)である。入力制御部10は、キー
入力部11,傾き検出部12,動作検出部13およびO
N/OFF判定部14から構成されている。
【0024】次に動作について説明する。通話を行なう
場合やディスプレイ2に情報を表示するなどの通常の動
作を行なう場合には、一般の携帯電話機と同様に、プッ
シュボタン3の押下によって携帯電話機1を操作する。
入力制御部10のキー入力部11は、ユーザが押下した
プッシュボタン3の種類を判定して、中央制御部20へ
通知する。中央制御部20は、キー入力部11からの通
知によってユーザの所望する機能を判定し、機能実行部
30へ指令を与えて所望の機能を実行したり、表示制御
部40へ指令を与えてディスプレイ2に情報を表示す
る。
【0025】そして、この実施の形態1の携帯電話機1
は、キー入力部11以外にも、傾き検出部12,動作検
出部13およびON/OFF判定部14をユーザの入力
手段として入力制御部10に備えており、これらの構成
要素によってこの実施の形態1特有の動作が行なわれ
る。
【0026】すなわち、携帯電話機1のディスプレイ2
に表示された情報を行スクロールしたい場合は、ユーザ
は携帯電話機1を握ったまま所定の方向へ傾斜させるこ
とで実現する(傾斜スクロール機能)。例えば、表示さ
れた情報を読み進めたい場合には、図1の携帯電話機1
を+Rx方向に回転させると、下スクロール2Bの方向
へディスプレイ2上の情報を行スクロールさせることが
できるようになっている。
【0027】図4はこの発明の実施の形態1による携帯
用情報端末の動作を示すフローチャートである。ステッ
プST1では、傾斜スクロール機能を有効にするため
に、ユーザが携帯電話機1を所定の回転方向へ回転動作
させると、動作検出部13がこの回転動作を検出してO
N/OFF判定部14へ通知する。より具体的には、衝
撃によって起電力を発生する圧電素子などの加速度セン
サを動作検出部13として備え、携帯電話機1の回転方
向を途中で反転することによって生じる衝撃を動作検出
部13に検出させる。
【0028】例えば、ユーザは図5(A)に示す姿勢で
携帯電話機1を握っているものとする。そして、ユーザ
が傾斜スクロール機能を所望した場合には、決められた
回転方向、例えば+Ry方向にユーザは携帯電話機1を
回転し(図5(B))、適当な所で−Ry方向に回転を
反転させて元の姿勢に戻す(図5(C))。
【0029】この回転動作を所定時間内に行うと、+R
y方向→−Ry方向の回転動作によって衝撃が発生し、
動作検出部13がこの衝撃を検出する。ON/OFF判
定部14は、動作検出部13で衝撃が検出されたことか
ら、傾斜スクロール機能が有効になったことを認識する
(ステップST1でYES)。ユーザが上記の回転動作
を行なっていない場合(ステップST1でNO)には、
携帯電話機1は通常の動作になる。
【0030】このように、携帯電話機1を握ったまま回
転運動させるという必要最低限の簡単な動作によって、
携帯電話機1の傾斜スクロール機能が有効になる。ステ
ップST2以降の傾斜スクロールを行なう前に、携帯電
話機1の姿勢傾斜がこれからユーザの意思によって行な
われることをON/OFF判定部14へステップST1
で認識させている。このステップST1は、携帯電話機
1の非使用時の場合に、ユーザの意思と無関係な携帯電
話機1の傾斜によってスクロール誤動作が生じてしまう
ことを防ぐためにある。
【0031】なお、図5の回転運動などによって有効に
なった傾斜スクロール機能は、ユーザから機能の無効・
解除(例えば図5の再動作などによって)されるまでは
傾斜スクロール機能が持続されるようにしても良いが、
図5の回転運動が完了した時点から所定時間内だけ傾斜
スクロール機能が持続するようにし、所定時間が経過す
ると傾斜スクロール機能が自動的に解除になるようにし
ても良い。この後者のようにした場合、傾斜スクロール
機能の解除忘れなどによるスクロール誤動作を防ぐこと
ができる。
【0032】また、+Ry方向→−Ry方向の回転動作
の方向や回数は特に限定されるわけではなく、誤動作を
確実に防ぐために、同じ回転動作を複数回連続して行っ
ても良いし、X軸周りやZ軸周りの回転動作と組合せる
ようにしても良い。さらに、傾斜スクロール機能が有効
になった時点で、図5(C)に示すように、上スクロー
ル2A,下スクロール2Bをディスプレイ2上に表示し
て傾斜スクロール機能をユーザに知らせても良い。
【0033】ステップST1で傾斜スクロール機能が有
効になると、ステップST2へ移行する。このステップ
ST2では、携帯電話機1の傾斜が傾き検出部12で実
際に検出されているかどうかの判定が行われる。携帯電
話機1の傾斜を検出する傾き検出部12は、傾斜角度セ
ンサなどによって実現する。傾斜角度センサは360度
の全方向に対する傾斜の検出が可能なため、Rx方向、
Ry方向およびRz方向の全方向における携帯電話機1
の傾斜を検出することができる。
【0034】傾き検出部12が携帯電話機1の傾斜を検
出していない場合には(ステップST2でNO)ステッ
プST1へ戻る。この場合、前述したように傾斜スクロ
ール機能が有効に持続されているならば、ステップST
1〜ST2が繰り返されて、携帯電話機1は傾斜検出を
待ち受ける。
【0035】一方、例えば図6(A)に示す姿勢から、
携帯電話機1を+Rx方向に回転して傾斜させると(図
6(B))、傾き検出部12は携帯電話機1の姿勢が+
Rx方向に変化したことを検出して(ステップST2で
YES)、ON/OFF判定部14へ検出した傾斜を通
知する。また同様に、図6(A)に示す状態から、携帯
電話機1を−Rx方向に回転して傾斜させると(図6
(C))、傾き検出部12は携帯電話機1の姿勢が−R
x方向に変化したことを検出して(ステップST2でY
ES)、ON/OFF判定部14へ検出した傾斜を通知
する。
【0036】ステップST1において図5の回転動作が
行なわれて衝撃の検出が通知されているので、ON/O
FF判定部14は、通知された携帯電話機1の傾斜がユ
ーザの意思によってなされたものと判定し、ステップS
T3へ移行する。
【0037】ステップST3では、携帯電話機1の傾斜
の有効性をON/OFF判定部14が判定する。つま
り、携帯電話機1の傾斜方向がスクロール方向と一致し
ているかどうかの判定が行なわれる。
【0038】図2の例では、スクロール方向がY軸の方
向になっているので、携帯電話機1の傾斜がY軸方向に
なっている場合(ステップST3でYES)にステップ
ST4へ移行し、Y軸方向以外の場合には(ステップS
T3でNO)ステップST1へ戻って傾斜を待ち受け
る。なお、この傾斜の有効性を判定する際には、スクロ
ール方向と傾斜方向とが完全に一致している必要はな
く、スクロール方向における傾斜成分があれば良い。
【0039】ステップST3からステップST4へ移る
と、中央制御部20が傾き検出部12で検出された携帯
電話機1の傾斜方向と傾斜角度とを受けとり、傾斜方向
に相当するスクロール方向と、傾斜角度に相当するスク
ロールの速さとを算出する。そして、ステップST5に
おいて、表示制御部40は中央制御部20から受けたス
クロール方向・スクロールの速さにしたがってディスプ
レイ2に行スクロールして情報を表示する。なお、携帯
電話機1が傾いている間は、ステップST5で傾斜スク
ロールが継続されるようにする。
【0040】このようにすることで、ユーザは携帯電話
機1を握ったままの状態において、±Rx方向の回転動
作・姿勢傾斜という最小限の変化で、ディスプレイ2に
表示された情報を行スクロールすることができ、携帯電
話機1の操作性を向上することができる。
【0041】特に、傾斜角度から算出したスクロールの
速さに応じて行スクロールを行なうようにすると、ディ
スプレイ2に表示された情報を読取る際に、不必要な情
報を読み飛ばし、必要な情報をゆっくりと読取ることが
可能になり、情報の検索を容易に行なうことができる。
つまり、ユーザは携帯電話機1を握ったまま、スクロー
ルの速さを調節でき、携帯電話機1の操作性が向上す
る。スクロールの速さの算出は、例えば傾斜角の大きさ
に比例させれば良い。
【0042】なお、スクロール可能な方向は、ディスプ
レイ2に表示される情報に依存するものであり、例えば
上スクロール2Aと下スクロール2Bがスクロール可能
方向であれば、携帯電話機1の姿勢として傾き検出部1
2によって、±Rx方向の傾きのみが有効となる。
【0043】すなわち、スクロール方向をY軸方向の上
スクロール2A,下スクロール2Bとして説明してきた
が、スクロール方向はこれに限定されるものではない。
つまり、他の方向における携帯電話機1の姿勢も検出可
能なので、ディスプレイ2に表示された情報のスクロー
ル可能方向が例えば8方向であっても対応することがで
きる。この場合にも、機能実行部30および表示制御部
40によって8方向のスクロールを行なうようにする。
【0044】また、携帯電話機1の姿勢が傾斜している
間、その姿勢傾斜にあわせて行スクロールを行うように
したが、画面単位・ページ単位でのスクロールでも可能
であり、スクロール量は特に限定されない。
【0045】さらに、動作検出部13の検出した衝撃を
ON/OFF判定部14に通知して傾斜スクロール機能
を有効にしたが、スクロール方向以外の方向に携帯電話
機1を回転動作・姿勢傾斜させて傾斜スクロール機能を
有効にしても良い。
【0046】さらに、図7に示すように、押ボタン(ス
イッチング手段)4を携帯電話機1に設けるようにして
も良い。図7の例では、携帯電話機1を握った右手親指
に触れる部分に押ボタン4を設けている。この押ボタン
4は、動作検出部13に代わって傾き検出部12の機能
を有効にするものであり、押ボタン4を図7の矢印の方
向へユーザが親指でONしながら携帯電話機1を傾ける
と、押ボタン4のONによって傾き検出部12の傾斜検
出をON/OFF判定部14が中央制御部20へ通知し
て、上記の傾斜スクロール機能が実行される。
【0047】押ボタン4から指を離してONを止める
と、押ボタン4のOFFによって中央制御部20に対す
る傾き検出部12の傾斜検出の通知がON/OFF判定
部14によってストップされ、携帯電話機1が傾斜して
いてもスクロール制御が停止される。このようにして
も、この実施の形態1の簡単なスクロール動作を行なう
ことが可能であり、ユーザが意図しないスクロール誤動
作を防ぐことができる。特にこの場合は、動作検出部1
3が不要になって回路構成を簡略化できるようになり、
携帯電話機1のコストを軽減することができる。
【0048】加えて、押ボタン4をONする力の加減
(ONレベル)に応じてスクロール速度を変化するよう
にしても良い。例えば、押ボタン4を強くONして携帯
電話機1を傾けると、このONの力が押ボタン4から中
央制御部20へ通知され、このONの際の強い力に応じ
て中央制御部20が早い速度でスクロール制御し、押ボ
タン4を弱くONして携帯電話機1を傾けた場合には、
この弱いONの力が押ボタン4から中央制御部20へ通
知され、弱いONの力に応じて遅い速度で中央制御部2
0がスクロール制御する。これは、前述した携帯電話機
1の傾斜角度の大きさに応じてスクロール速度の大きさ
を変化させる手法と代替・併用が可能である。
【0049】押ボタン4は携帯電話機1のどの位置に設
けても良く、またONする際の力を加える方向も任意に
定めることができ、さらに力を加えるボタン方式だけで
なく、例えばスライドスイッチのようなものであっても
良い。さらにONの力に応じてアナログ的にスクロール
量を変化させるだけでなく、複数段の切替可能なディジ
タル的変化にしても良い。
【0050】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、携帯電話機1の回転動作による姿勢傾斜を検出する
傾き検出部12と、傾き検出部12で検出された姿勢傾
斜の方向を中央制御部20へ通知するON/OFF判定
部14と、姿勢傾斜が通知されると表示制御部40によ
ってディスプレイ2の情報をスクロールさせる中央制御
部20とを設けるようにしたので、ユーザは携帯電話機
1を手から離すことなく握ったまま、ディスプレイ2に
表示された情報をスクロールすることができるようにな
り、携帯電話機1の操作性を向上することができるとい
う効果が得られる。
【0051】また、この実施の形態1によれば、衝撃を
発生する携帯電話機1の回転動作を検出する動作検出部
13を備え、動作検出部13で回転動作の衝撃が検出さ
れるてから、傾き検出部12で検出された姿勢傾斜をO
N/OFF判定部14が中央制御部20へ通知するよう
にしたので、ユーザの意思と無関係な携帯電話機1の傾
斜によってスクロール誤動作が生じてしまうことを防ぐ
ことができるという効果が得られる。
【0052】さらに、この実施の形態1によれば、携帯
電話機1の姿勢傾斜における傾斜角度を傾き検出部12
が検出してON/OFF判定部14を介して中央制御部
20へ通知し、傾斜角度に応じてスクロールの速さを中
央制御部20が算出し、スクロールの速さに応じて中央
制御部20が表示制御部40に情報のスクロールを行な
わせるようにしたので、ユーザは携帯電話機1を握った
まま、スクロールの速さを調節でき、携帯電話機1の操
作性が向上することができるという効果が得られる。
【0053】さらに、この実施の形態1によれば、ユー
ザによってONされると傾斜スクロール機能の有効化を
ON/OFF判定部14へ通知する押ボタン4を携帯電
話機1に設けるようにしたので、スクロール誤動作を防
ぐことができるとともに、動作検出部13が不要になっ
て回路構成を簡略化できるという効果が得られ、携帯電
話機1のコストを軽減することができるという効果が得
られる。
【0054】さらに、この実施の形態1によれば、ON
される力の大きさを押ボタン4がON/OFF判定部1
4へ通知し、力の大きさに応じてスクロールの速さをO
N/OFF判定部14が算出して中央制御部20へ通知
し、中央制御部20が表示制御部40にスクロールの速
さに応じて情報のスクロールを行なわせるようにしたの
で、ユーザは携帯電話機1を握ったまま、スクロールの
速さを調節でき、携帯電話機1の操作性が向上すること
ができるという効果が得られる。
【0055】さらに、この実施の形態1によれば、±R
y方向の回転運動を検出した時点から所定時間内に検出
された±Rx方向の回転動作のみを傾き検出部12が中
央制御部20へ通知するようにしたので、機能誤動作を
防ぐことができるという効果が得られる。
【0056】実施の形態2.実施の形態1では、ディス
プレイ2に表示された情報を傾斜スクロールする再の動
作について説明した。しかしながら、この発明はこれに
限定されるものではなく、他の機能を実行させることも
可能である。この実施の形態2では、例えば2者択一が
要求される情報がディスプレイ2上に表示された際に、
実施の形態1を応用して2者択一を行なう場合について
説明する。
【0057】図8はこの発明の実施の形態2による携帯
用情報端末のディスプレイ2における決定方向および否
決方向を説明するための図である。図8において、2C
は+Rx方向に設定された決定方向、2Dは−Rx方向
に設定された否決方向である。
【0058】決定方向2Cは、2者択一の一方を決定す
る際の携帯電話機1の傾斜方向に相当する。例えばディ
スプレイ2に表示された2者択一の情報において、同意
・確定・賛成・OKなどの決定を行なうには、携帯電話
機1を決定方向2Cへ傾斜・回転させる。逆に、否決方
向2Dは、ディスプレイ2の2者択一情報に対して非同
意・否定・反対・NGなどの否決するときに、携帯電話
機1の傾斜・回転方向になる。
【0059】次に動作について説明する。実施の形態1
で示した図5の動作と同様に、例えば携帯電話機1を+
Ry方向に回転し、適当な所で−Ry方向に回転させ、
もとの姿勢に戻す動作を所定時間以内に行うと、動作検
出部13がこの回転動作で生じた衝撃を検出してON/
OFF判定部14へ通知する。
【0060】ON/OFF判定部14は、動作検出部1
3から通知された衝撃をユーザの入力と判定して、携帯
電話機1の最初の回転方向(+Ry方向)に相当する入
力を決定方向2C,否決方向2Dから選択する。例えば
+Ry回転方向ならば決定方向2Cを、また−Ry回転
方向ならば否決方向2Dをユーザが選択したものとON
/OFF判定部14が認識する。
【0061】この選択結果はON/OFF判定部14か
ら中央制御部20へ通知され、この選択結果に基づく機
能が携帯電話機1で実行される。機能実行が完了し、動
作検出部13に対して所定時間内に変化がない場合に
は、中央制御部20にて動作検出部13が無効になって
機能終了判定が行われ、動作検出部13の検出機能が停
止する。
【0062】この実施の形態2では、ユーザが携帯電話
機1を手から離すことなく握ったまま、ディスプレイ2
上の情報の選択(決定方向2C,否決方向2D)を行な
うことができ、携帯電話機1が小型化して、プッシュボ
タン3が小さく構成された場合にあっても、必要最低限
の簡単な動作で2者択一選択機能を実行させることがで
きる。
【0063】なお、ここでは、決定方向2Cと否決方向
2Dとを+Rx方向と−Rx方向とにそれぞれ設定した
が、携帯電話機1の姿勢傾斜はどの方向にでも検出可能
なので、決定方向2Cおよび否決方向2Dは特に限定さ
れるものではない。
【0064】また、上記の例では、動作検出部13に
て、選択する方向を+Rx,−Rx方向のみに設定した
が、一方向だけに限定されるものではなく、他の方向に
よってその方向を選択した際に一意に次の遷移状態が決
定するならば、多方向の回転動作による多肢択一選択が
可能である。
【0065】さらに、ここでの説明では、単純に動作検
出部13によって衝撃を検出して2者択一を行なった
が、傾き検出部12によって傾斜を検出することで決定
方向2C,否決方向2Dを定めるようにしても良い。
【0066】さらに、ここでの説明では、単純に動作検
出部13によって衝撃を検出して2者択一を行なった
が、実施の形態1の動作と同様に、動作検出部13によ
って衝撃をまず検出し、傾き検出部12によって傾斜を
検出して、両者の検出結果をON/OFF判定部14が
得た場合に、決定方向2C,否決方向2Dを定めるよう
にしても良い。
【0067】さらに、回転動作に対応する所望の機能は
実施の形態1のスクロールやこの実施の形態2の決定・
否決に限定されるものではなく、任意に定義することが
できる。加えて、携帯電話機1の回転動作と所望の機能
との対応関係をユーザ個人が中央制御部20に設定・記
憶・変更できるようにすれば、ユーザは自身の好みや感
覚・用途に応じて所望の機能を携帯電話機1にカスタマ
イズすることができ、携帯電話機1の利便性を向上する
ことができるという効果が得られ、ユーザの多様な嗜好
に応じることができる。
【0068】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、動作検出部13は、回転動作によって生じる衝撃を
検出してON/OFF判定部14へ通知し、ON/OF
F判定部14は、決定方向2Cまたは否決方向2Dの中
から回転動作の方向と一致する方を選択して中央制御部
20へ通知し、中央制御部20が選択した決定方向2C
または否決方向2Dにしたがう機能を実行するようにし
たので、ユーザは携帯電話機1を手から離すことなく握
ったまま、ディスプレイ2に表示された情報における2
者択一を行なうことができるようになり、携帯電話機1
の操作性を向上することができるという効果が得られ
る。
【0069】以上の実施の形態1,2では、携帯電話機
1を例として発明を説明してきたが、この発明は携帯電
話機1に限定されるものではなく、携帯性が要求される
全ての携帯用情報端末に適用することが可能である。
【0070】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、互い
に直交する3つの軸周りにおける種々の回転動作を区別
して検出し、検出した回転動作を通知する回転動作検出
手段と、回転動作に対して予めそれぞれ定義された機能
を記憶するとともに、回転動作検出手段で検出された回
転動作が通知されると、通知された回転動作に対して定
義された機能を実行する機能実行手段とを備えるように
したので、ユーザは携帯用情報端末を手から離すことな
く握ったままで、携帯用情報端末に所望する機能を実行
させることができるようになり、携帯用情報端末の操作
性を向上することができるという効果が得られる。
【0071】この発明によれば、スクロール機能が実行
可能な情報を表示する情報表示手段を備えるとともに、
回転動作によって生じる携帯用情報端末の姿勢傾斜を回
転動作検出手段が検出して機能実行手段へ通知し、情報
表示手段に表示された情報のスクロール機能を姿勢傾斜
の方向に対して機能実行手段が実行するようにしたの
で、ユーザは携帯用情報端末を手から離すことなく握っ
たままで、携帯用情報端末に情報のスクロール機能を実
行させることができるようになり、携帯用情報端末の操
作性を向上することができるという効果が得られる。
【0072】この発明によれば、多肢択一が要求される
情報を表示する情報表示手段を備えるとともに、回転動
作によって生じる携帯用情報端末の回転方向を回転動作
検出手段が検出して機能実行手段へ通知し、回転動作検
出手段から通知された回転方向に応じて多肢択一のうち
のいずれか一つを機能実行手段が選択して実行するよう
にしたので、ユーザは携帯用情報端末を手から離すこと
なく握ったままで、情報表示手段に表示された情報にお
いて多肢択一を行なうことができるようになり、携帯用
情報端末の操作性を向上することができるという効果が
得られる。
【0073】この発明によれば、回転動作検出手段が第
1の回転動作を検出すると、第1の回転動作の検出後に
回転動作検出手段が検出した第2の回転動作を機能実行
手段へ通知するようにしたので、ユーザの意思と無関係
な携帯用情報端末の傾斜によって機能実行の誤動作が生
じてしまうことを防ぐことができるという効果が得られ
る。
【0074】この発明によれば、第1の回転運動を検出
した時点から所定時間内に検出された第2の回転動作の
みを回転動作検出手段が機能実行手段へ通知するように
したので、機能実行の誤動作が生じてしまうことを防ぐ
ことができるという効果が得られる。
【0075】この発明によれば、回転動作によって生じ
る携帯用情報端末の姿勢傾斜とともに携帯用情報端末の
傾斜角度を回転動作検出手段が検出して機能実行手段へ
通知し、情報のスクロール機能の速さを傾斜角度に応じ
て機能実行手段が変化させるようにしたので、ユーザは
携帯用情報端末を手から離すことなく握ったまま、情報
のスクロール機能の速さを調節することができるように
なり、携帯用情報端末の操作性を向上することができる
という効果が得られる。
【0076】この発明によれば、携帯用情報端末のユー
ザによってONされると、回転動作検出手段で検出され
た回転動作を機能実行手段へ通知するスイッチング手段
を備えるようにしたので、機能実行の誤動作を防ぐこと
ができるとともに、回路構成を簡略化できるという効果
が得られ、また携帯用情報端末のコストを軽減すること
ができるという効果が得られる。
【0077】この発明によれば、ONされた際に加えら
れたONレベルをスイッチング手段が機能実行手段へ通
知するとともに、情報のスクロール機能の速さをONレ
ベルに応じて機能実行手段が変化させるようにしたの
で、ユーザは携帯用情報端末を手から離すことなく握っ
たまま、情報のスクロール機能の速さを調節することが
できるようになり、携帯用情報端末の操作性を向上する
ことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による携帯用情報端
末の概観を示す図である。
【図2】 携帯用情報端末の上スクロールおよび下スク
ロールの方向を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1による携帯用情報端
末の回路構成を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1による携帯用情報端
末の動作を示すフローチャートである。
【図5】 ステップST1における携帯電話機の動作を
説明するための図である。
【図6】 ステップST2における携帯電話機の動作を
説明するための図である。
【図7】 この発明の実施の形態1による携帯用情報端
末の概観を示す図である。
【図8】 携帯用情報端末の決定および否決の方向を示
す図である。
【図9】 従来の携帯用情報端末の動作を説明するため
の図である。
【図10】 従来の携帯用情報端末の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 携帯電話機(携帯用情報端末)、2 ディスプレイ
(情報表示手段)、2A 上スクロール、2B 下スク
ロール、2C 決定方向、2D 否決方向、3プッシュ
ボタン、4 押ボタン(スイッチング手段)、10 入
力制御部、11 キー入力部、12 傾き検出部(回転
動作検出手段)、13 動作検出部(回転動作検出手
段)、14 ON/OFF判定部(回転動作検出手
段)、20中央制御部(機能実行手段)、30 機能実
行部(機能実行手段)、40 表示制御部(機能実行手
段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/02 H04M 1/02 A C 1/21 1/21 Z 1/725 1/725 Fターム(参考) 5B087 BC31 DD03 5E501 AA04 BA05 CA04 CB02 CB20 FB32 5K011 AA01 AA09 JA01 KA12 5K023 AA07 BB11 HH07 5K027 AA11 BB01 CC08 FF22 HH26 MM17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直交する3つの軸周りにおける種
    々の回転動作を区別して検出し、検出した上記回転動作
    を通知する回転動作検出手段と、 上記回転動作に対して予めそれぞれ定義された機能を記
    憶するとともに、上記回転動作検出手段で検出された上
    記回転動作が通知されると、通知された上記回転動作に
    対して定義された上記機能を実行する機能実行手段とを
    備えることを特徴とする携帯用情報端末。
  2. 【請求項2】 スクロール機能が実行可能な情報を表示
    する情報表示手段を備えるとともに、 回転動作検出手段は、回転動作によって生じる携帯用情
    報端末の姿勢傾斜を検出して機能実行手段へ通知し、 上記機能実行手段は、上記情報表示手段に表示された上
    記情報のスクロール機能を上記姿勢傾斜の方向に対して
    実行することを特徴とする請求項1記載の携帯用情報端
    末。
  3. 【請求項3】 多肢択一が要求される情報を表示する情
    報表示手段を備えるとともに、 回転動作検出手段は、回転動作によって生じる携帯用情
    報端末の回転方向を検出して機能実行手段へ通知し、 上記機能実行手段は、上記回転動作検出手段から通知さ
    れた回転方向に応じて多肢択一のうちのいずれか一つを
    選択して実行することを特徴とする請求項1記載の携帯
    用情報端末。
  4. 【請求項4】 回転動作検出手段は、第1の回転動作を
    検出すると、上記第1の回転動作の検出後に検出した第
    2の回転動作を機能実行手段へ通知することを特徴とす
    る請求項2または請求項3記載の携帯用情報端末。
  5. 【請求項5】 回転動作検出手段は、第1の回転運動を
    検出した時点から所定時間内に検出された第2の回転動
    作のみを機能実行手段へ通知することを特徴とする請求
    項4記載の携帯用情報端末。
  6. 【請求項6】 回転動作検出手段は、回転動作によって
    生じる携帯用情報端末の姿勢傾斜とともに上記携帯用情
    報端末の傾斜角度を検出して機能実行手段へ通知し、 上記機能実行手段は、情報のスクロール機能の速さを上
    記傾斜角度に応じて変化させることを特徴とする請求項
    2記載の携帯用情報端末。
  7. 【請求項7】 携帯用情報端末のユーザによってONさ
    れると、回転動作検出手段で検出された回転動作を機能
    実行手段へ通知するスイッチング手段を備えることを特
    徴とする請求項2記載の携帯用情報端末。
  8. 【請求項8】 スイッチング手段は、ONされた際に加
    えられたONレベルを機能実行手段へ通知するととも
    に、 上記機能実行手段は、情報のスクロール機能の速さを上
    記ONレベルに応じて変化させることを特徴とする請求
    項6記載の携帯用情報端末。
JP2001185115A 2001-06-19 2001-06-19 携帯用情報端末 Pending JP2003005879A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185115A JP2003005879A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 携帯用情報端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185115A JP2003005879A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 携帯用情報端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003005879A true JP2003005879A (ja) 2003-01-08

Family

ID=19024755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001185115A Pending JP2003005879A (ja) 2001-06-19 2001-06-19 携帯用情報端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003005879A (ja)

Cited By (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252250A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nec Corp 携帯電話機のポインティングデバイス、方法及びコンピュータで実行するプログラム
JP2006303562A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Sharp Corp 携帯端末装置及び図形コード生成方法
JP2007048163A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Sharp Corp 操作装置
JP2007525775A (ja) * 2004-03-01 2007-09-06 アプル・コンピュータ・インコーポレーテッド 加速度計に基づいてポータブル・デバイスを操作する方法および装置
US7299149B2 (en) 2004-03-31 2007-11-20 Nec Corporation Portable device with action shortcut function
JP2008125096A (ja) * 2007-12-03 2008-05-29 Kyocera Corp 撮像機能付き携帯端末装置
WO2008069241A1 (ja) * 2006-12-06 2008-06-12 Alps Electric Co., Ltd. モーションセンシングプログラム及びそれを備えた電子コンパス
JP2008136218A (ja) * 2007-12-03 2008-06-12 Kyocera Corp 撮像機能付き携帯端末装置
US7721968B2 (en) 2003-10-31 2010-05-25 Iota Wireless, Llc Concurrent data entry for a portable device
JP2011059781A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Sony Corp 情報表示装置、情報表示方法及びプログラム
KR20120045126A (ko) * 2010-10-29 2012-05-09 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그 구동 방법
US8205211B2 (en) 2004-08-31 2012-06-19 Vodafone Group Plc Application switching within electronic apparatus
JP2012155557A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Sony Computer Entertainment Inc 携帯端末、表示方法及びコンピュータプログラム
US8400474B2 (en) 2008-12-27 2013-03-19 Funai Electric Co., Ltd. Imaging apparatus and method of controlling imaging apparatus
KR101263207B1 (ko) * 2013-01-15 2013-05-10 (주)지란지교소프트 Cctv기능 자동 실행 방법 및 그 방법이 기록된 기록매체
WO2014080772A1 (ja) * 2012-11-21 2014-05-30 ステラグリーン株式会社 携帯通信装置およびプログラム
KR20140081891A (ko) * 2004-03-01 2014-07-01 애플 인크. 가속도계에 기초하여 휴대용 장치를 작동시키기 위한 방법 및 장치
KR101522427B1 (ko) * 2008-07-21 2015-05-21 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 및 그 구동 방법
US9118777B2 (en) 2007-12-03 2015-08-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Mobile phone
JP2016535363A (ja) * 2013-09-05 2016-11-10 フェイスブック,インク. スクロールのための傾け動作
JP2017507412A (ja) * 2014-01-31 2017-03-16 クアルコム,インコーポレイテッド デバイスにユーザ入力を供給するための技法
JP2019530118A (ja) * 2016-09-14 2019-10-17 デンタル・イメージング・テクノロジーズ・コーポレーション 多次元撮像センサーおよび多次元撮像センサーを含む撮像システムの状態ベースの操作法
US10925571B2 (en) 2016-09-14 2021-02-23 Dental Imaging Technologies Corporation Intra-oral imaging sensor with operation based on output of a multi-dimensional sensor
US10932733B2 (en) 2016-09-14 2021-03-02 Dental Imaging Technologies Corporation Multiple-dimension imaging sensor with operation based on movement detection

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9921666B2 (en) 2000-10-02 2018-03-20 Apple Inc. Methods and apparatuses for operating a portable device based on an accelerometer
US9829999B2 (en) 2000-10-02 2017-11-28 Apple Inc. Methods and apparatuses for operating a portable device based on an accelerometer
US9575569B2 (en) 2000-10-02 2017-02-21 Apple Inc. Methods and apparatuses for operating a portable device based on an accelerometer
US8698744B2 (en) 2000-10-02 2014-04-15 Apple Inc. Methods and apparatuses for operating a portable device based on an accelerometer
US7721968B2 (en) 2003-10-31 2010-05-25 Iota Wireless, Llc Concurrent data entry for a portable device
JP2007525775A (ja) * 2004-03-01 2007-09-06 アプル・コンピュータ・インコーポレーテッド 加速度計に基づいてポータブル・デバイスを操作する方法および装置
KR101644004B1 (ko) * 2004-03-01 2016-07-29 애플 인크. 가속도계에 기초하여 휴대용 장치를 작동시키기 위한 방법 및 장치
KR20140081891A (ko) * 2004-03-01 2014-07-01 애플 인크. 가속도계에 기초하여 휴대용 장치를 작동시키기 위한 방법 및 장치
US7299149B2 (en) 2004-03-31 2007-11-20 Nec Corporation Portable device with action shortcut function
US8205211B2 (en) 2004-08-31 2012-06-19 Vodafone Group Plc Application switching within electronic apparatus
JP4697656B2 (ja) * 2005-03-11 2011-06-08 日本電気株式会社 携帯電話機のポインティングデバイス、方法及びコンピュータで実行するプログラム
JP2006252250A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Nec Corp 携帯電話機のポインティングデバイス、方法及びコンピュータで実行するプログラム
JP2006303562A (ja) * 2005-04-15 2006-11-02 Sharp Corp 携帯端末装置及び図形コード生成方法
JP2007048163A (ja) * 2005-08-12 2007-02-22 Sharp Corp 操作装置
US8046189B2 (en) 2006-12-06 2011-10-25 Alps Electric Co., Ltd. Motion sensing program and electronic compass with motion sensing program
WO2008069241A1 (ja) * 2006-12-06 2008-06-12 Alps Electric Co., Ltd. モーションセンシングプログラム及びそれを備えた電子コンパス
US11272050B2 (en) 2007-12-03 2022-03-08 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Mobile phone
US10375231B2 (en) 2007-12-03 2019-08-06 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Mobile phone
JP4531088B2 (ja) * 2007-12-03 2010-08-25 京セラ株式会社 撮像機能付き携帯端末装置
KR101945728B1 (ko) * 2007-12-03 2019-02-08 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 휴대형 정보 통신장치
JP2008136218A (ja) * 2007-12-03 2008-06-12 Kyocera Corp 撮像機能付き携帯端末装置
US9917944B2 (en) 2007-12-03 2018-03-13 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Mobile phone
US9118777B2 (en) 2007-12-03 2015-08-25 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Mobile phone
KR101784217B1 (ko) * 2007-12-03 2017-10-11 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 휴대전화
KR101852340B1 (ko) * 2007-12-03 2018-04-27 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 휴대형 정보 통신장치
JP2008125096A (ja) * 2007-12-03 2008-05-29 Kyocera Corp 撮像機能付き携帯端末装置
US9883024B2 (en) 2007-12-03 2018-01-30 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Mobile phone
US11843714B2 (en) 2007-12-03 2023-12-12 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Mobile phone
KR101752641B1 (ko) * 2007-12-03 2017-06-30 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 휴대전화
KR101522427B1 (ko) * 2008-07-21 2015-05-21 엘지전자 주식회사 휴대 단말기 및 그 구동 방법
US8400474B2 (en) 2008-12-27 2013-03-19 Funai Electric Co., Ltd. Imaging apparatus and method of controlling imaging apparatus
JP2011059781A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Sony Corp 情報表示装置、情報表示方法及びプログラム
KR101726787B1 (ko) * 2010-10-29 2017-04-13 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그 구동 방법
KR20120045126A (ko) * 2010-10-29 2012-05-09 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그 구동 방법
JP2012155557A (ja) * 2011-01-26 2012-08-16 Sony Computer Entertainment Inc 携帯端末、表示方法及びコンピュータプログラム
WO2014080772A1 (ja) * 2012-11-21 2014-05-30 ステラグリーン株式会社 携帯通信装置およびプログラム
KR101263207B1 (ko) * 2013-01-15 2013-05-10 (주)지란지교소프트 Cctv기능 자동 실행 방법 및 그 방법이 기록된 기록매체
JP2016535363A (ja) * 2013-09-05 2016-11-10 フェイスブック,インク. スクロールのための傾け動作
JP2017507412A (ja) * 2014-01-31 2017-03-16 クアルコム,インコーポレイテッド デバイスにユーザ入力を供給するための技法
US10423245B2 (en) 2014-01-31 2019-09-24 Qualcomm Incorporated Techniques for providing user input to a device
US10775901B2 (en) 2014-01-31 2020-09-15 Qualcomm Incorporated Techniques for identifying rolling gestures on a device
JP2019530118A (ja) * 2016-09-14 2019-10-17 デンタル・イメージング・テクノロジーズ・コーポレーション 多次元撮像センサーおよび多次元撮像センサーを含む撮像システムの状態ベースの操作法
US10925571B2 (en) 2016-09-14 2021-02-23 Dental Imaging Technologies Corporation Intra-oral imaging sensor with operation based on output of a multi-dimensional sensor
US10932733B2 (en) 2016-09-14 2021-03-02 Dental Imaging Technologies Corporation Multiple-dimension imaging sensor with operation based on movement detection

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003005879A (ja) 携帯用情報端末
EP2602704B1 (en) Terminal device
JP4853302B2 (ja) 携帯端末用コマンド入力装置および携帯端末用コマンド入力方法
KR100876754B1 (ko) 작동모드를 전환하기 위한 휴대용 전자기기
US20040169674A1 (en) Method for providing an interaction in an electronic device and an electronic device
EP1865408B1 (en) Portable device and method of providing menu icons
JP4430232B2 (ja) 蝶着タッチパッド付き選択的無線呼出機
CN100563350C (zh) 带有三维显示器的便携式通信装置
US6529144B1 (en) Method and apparatus for motion activated control of an electronic device
US20090009478A1 (en) Controlling user input devices based upon detected attitude of a handheld electronic device
WO2010016409A1 (ja) 入力装置、入力方法、及び入力プログラムを記録した記録媒体
JPH11305918A (ja) 携帯端末、及びその画面表示方法
JP2004062648A (ja) 表示制御装置及びこれに用いられる表示制御プログラム
JP2010086192A (ja) 携帯機器、コンピュータプログラムおよび記録媒体
JP2011090421A (ja) モバイル機器
WO2015016214A1 (ja) 携帯端末ならびに表示方向制御方法
JP4285740B2 (ja) 携帯型情報入力装置
JP5505971B2 (ja) 端末装置及びプログラム
US11354031B2 (en) Electronic apparatus, computer-readable non-transitory recording medium, and display control method for controlling a scroll speed of a display screen
JP2001136259A (ja) 携帯電話端末の表示画面制御装置
JP2017204024A (ja) 携帯端末装置
JP2001147775A (ja) 携帯端末装置及びそのプログラムを記憶した記憶媒体
KR101256917B1 (ko) 동작 인식을 이용한 이동 단말의 조작 장치 및 방법
EP2012511B1 (en) Controlling user input devices based upon detected attitude of a handheld electronic device
JP2013165334A (ja) 携帯端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071106

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071106

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071106