JP2003005274A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2003005274A
JP2003005274A JP2001226820A JP2001226820A JP2003005274A JP 2003005274 A JP2003005274 A JP 2003005274A JP 2001226820 A JP2001226820 A JP 2001226820A JP 2001226820 A JP2001226820 A JP 2001226820A JP 2003005274 A JP2003005274 A JP 2003005274A
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JP
Japan
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imaging lens
camera
lens
subject
image
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JP2001226820A
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English (en)
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Kotaro Sawada
耕太郎 沢田
Yuzuru Nagasaki
譲 長崎
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JUNE BRIDE KK
TECHNO GRAPH KK
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JUNE BRIDE KK
TECHNO GRAPH KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カメラマン以外の第三者に、カメラマンが撮
影しようとしている被写体を気取られないようにするこ
とが可能なカメラを実現する。 【解決手段】映像記録媒体に被写体像を結像するための
結像レンズが複数個備えられており、少なくとも2個の
結像レンズの光軸は相互に非平行であることを特徴とす
るカメラである。特に一方の結像レンズをカムフラージ
ュすると効果が増大化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関するも
ので、特に、第三者が、カメラマンが撮影を意図してい
る被写体であると推測する被写体と異なる方向に位置す
る被写体を撮影することが可能なカメラである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的に映像記録媒体に被写体像
を結像するための結像レンズ結像レンズは1個で、古典
的な二眼レフ式のカメラにしても一方の結像レンズは専
らカメラマンのファインダの結像するものである。
【0003】また、映像記録媒体に被写体像を結像する
ための結像レンズが2個備えられた特殊なカメラとし
て、立体写真撮影用のカメラが存在するが、このカメラ
の2個の結像レンズの光軸はどの方向から見ても実質的
に相互に平行であり、且つこれらの各結像レンズは同時
に同一の被写体像を結像し撮影するものである。
【0004】更に、カメラマンがある被写体に結像レン
ズを向けている場合、当該カメラマンが真に撮影を意図
している被写体と、傍に位置する第三者がカメラマンが
撮影しようとしているであろうと推測する被写体とは概
ね一致するものであった。
【0005】これは、必ずしもカメラマンの視線と結像
レンズの光軸が平行であることを意味しておらず、ハン
ディカムのように、本体に対して結像レンズがその光軸
が旋回するように回転可能に装着されていたり、液晶モ
ニターが本体に揺動可能に装着しているものにおいて
は、カメラマンの視線と結像レンズの光軸が非平行とな
る場合もあるが、この場合、第三者は、結像レンズの前
方に位置する被写体がカメラマンが真に撮影を意図して
いる被写体であろうと推測し、その推測は概ね正しいこ
とが経験的に理解できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
カメラでは、カメラマンがある被写体に結像レンズを向
けると、当該カメラマンが真に撮影を意図している被写
体と、傍に位置する第三者がカメラマンが撮影しようと
しているであろうと推測する被写体とは概ね一致するも
のであったので、例えばカメラマンが被写体となるある
人物に結像レンズを向けると、当該人物は自分が撮影さ
れようとしていることに容易に気づき、過剰反応によっ
て緊張したり不快感を表明し、所望の写真を撮影できな
いことがある。
【0007】現実に日本の旅行者が外国旅行をして、現
地の民衆等を撮影しようとした際、それが契機となって
殺傷事件が発生したことがマスコミによって報じられた
ことがあった。
【0008】当該国で旅行者が民衆を撮影することは違
法行為ではなかったが、たまたまある地方の迷信のよう
なものによってかかる事件が発生したようであるが、こ
の場合被写体である現地の民衆に、自分達に結像レンズ
が向けられていると判断されなければ、かかる事件は未
然に防止されたものと解される。
【0009】また、警察や探偵が各種の証拠写真を撮影
する際に、結像レンズをそのまま対象人物に向けると警
戒されてしまい、所望の写真を撮影し難いという課題が
あった。
【0010】本発明は、斯かる従来の課題に鑑みてなさ
れたもので、被写体となる人物に自分が撮影されようと
していることを気づかせないようにすることが可能なカ
メラを実現せんとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、映像記録
媒体に被写体像を結像するための結像レンズが複数個備
えられており、少なくとも2個の結像レンズの光軸は相
互に非平行であることを特徴とするカメラである。
【0012】本発明では、少なくとも2個の結像レンズ
の光軸は相互に非平行であるので、各結像レンズは相互
に異なる被写体像を結像することになる。
【0013】従って、一方の結像レンズをより目立つ特
徴的な構造にしておくと、他方の結像レンズは相対的に
目立たなくなり、第三者は、前記一方の結像レンズに意
識を集中させ、他方の結像レンズはあまり意識しないこ
とになる。
【0014】第2の発明は前記第1の発明を前提とし、
少なくとも2個の結像レンズの光軸は、一側面から見る
と交差し他側面からみると平行若しくは同一直状となる
カメラである。
【0015】本発明では、少なくとも2個の結像レンズ
の光軸は一側面から見ると交差し他側面からみると平行
若しくは同一直状となっており、例えば、一方の結像レ
ンズの光軸が水平方向で且つ東西方向に延在し、他方の
結像レンズの光軸が水平方向で且つ南北方向に延在して
いる場合(即ち、水平方向からみると両光軸は平行若し
くは直線状となり、鉛直方向から見ると両光軸は直交す
ることになる)、一方の結像レンズでは東方若しくは西
方の水平方向の被写体を撮影し、他方の結像レンズでは
南方若しくは北方の水平方向の被写体を撮影することに
なる。
【0016】第3の発明は、カメラ本体の正面に、映像
記録媒体に被写体像を結像するための結像レンズが設け
られると共に、前記カメラ本体の側面にも結像レンズが
設けられ、各結像レンズの光軸は、一側面からみると相
互に交差し他側面から見ると平行若しくは一直線状とな
るように構成されているカメラである。
【0017】本発明では、カメラ本体の正面に被写体像
を結像するための結像レンズが設けられると共に、前記
カメラ本体の側面にも結像レンズが設けられているの
で、正面方向の被写体像および側面方向の被写体像を個
別に結像できることになる。
【0018】なお、この際、一般に、カメラマン以外の
第三者は正面の結像レンズに注目し側面の結像レンズに
はあまり注目しないので、側面の結像レンズを使用して
被写体を撮影すると、当該被写体となる人物は撮影され
ることをあまり意識しないことになる。
【0019】第4の発明は、前記第3の発明を前提と
し、いずれかの結像レンズによって形成された被写体像
は、択一的に映像記録媒体に記録されるカメラである。
【0020】本発明では、いずれかの結像レンズによっ
て形成された被写体像は、択一的に映像記録媒体に記録
され、例えば各結像レンズによって結像された被写体像
が、反射鏡によって単一の銀塩フィルム若しくは電子的
受光素子に選択的に導かれると、前記反射鏡にて反射さ
れたいずれかの被写体像が撮影されることになる。
【0021】第5の発明は、前記第3の発明を前提と
し、複数の結像レンズによって形成された被写体像は、
相互に異なる映像記録媒体に夫々個別に記録されるカメ
ラである。
【0022】本発明では、複数の結像レンズによって形
成された個別の被写体像が、相互に異なる映像記録媒体
に個別に記録され、例えば個別の被写体像が各結像レン
ズによって夫々個別の複数の銀塩フィルム若しくは電子
的受光素子に結像され撮影されることになる。
【0023】第6の発明は、カメラ本体の側面に、映像
記録媒体に被写体像を結像するための結像レンズが設け
られると共に、前記カメラ本体の正面には結像レンズは
備えられていないものの結像レンズ状の突出部が設けら
れているカメラである。
【0024】本発明では、カメラ本体の側面に結像レン
ズが設けられると共に、前記カメラ本体の正面に結像レ
ンズ状の突出部(ダミーレンズ)が設けられているの
で、カメラの側面方向の被写体像のみが結像され撮影さ
れることになる。
【0025】なお、本発明においても、カメラマン以外
の第三者は、正面のダミーレンズに注目し側面の真正の
結像レンズにはあまり注目しないので、側面の結像レン
ズを使用して被写体を撮影すると、当該被写体となる人
物は撮影されることをあまり意識しないことになる。
【0026】第7の発明は、第3ないし第6のいずれか
の発明を前提とし、カメラ本体の側面の全面若しくは当
該側面に設けられている結像レンズの表面側に着色透明
若しくは半透明のフィルタが装着されているカメラであ
る。
【0027】本発明では、カメラ本体の側面の全面若し
くは当該側面に設けられている結像レンズの表面側に着
色透明若しくは半透明のフィルタが装着されているの
で、前記側面の結像レンズは一層目立たなくなり、カメ
ラマン以外の第三者は側面に設けられている結像レンズ
に一層気づき難いことになる。
【0028】第8の発明は、カメラ本体の正面に、映像
記録媒体に被写体像を結像するための結像レンズ又は結
像レンズ状の突出部のみが設けられると共に、前記カメ
ラ本体に第2の結像レンズがその光軸が旋回するように
回転可能に装着されているカメラである。
【0029】本発明では、カメラ本体に第2の結像レン
ズがその光軸が旋回するように回転可能に装着されてい
るので、カメラ本体の正面側の結像レンズが向いている
方向とは無関係に、前記第2の結像レンズで所望の被写
体像を結像し撮影することが可能となる。
【0030】この場合、前記第2の結像レンズを小型で
目立たないもにしておくと、この場合もカメラマン以外
の第三者は前記第2の結像レンズに気づき難いことにな
る。
【0031】第9の発明は、前記第8の発明を前提と
し、第2の結像レンズは着色透明若しくは半透明の部材
にて包囲されているカメラである。
【0032】本発明では、第2の結像レンズは着色透明
若しくは半透明の部材にて包囲されているので、前記第
2の結像レンズは一層目立たなくなり、カメラマン以外
の第三者は当該結像レンズにより一層気づき難いことに
なる。
【0033】第10の発明は、前記第1ないし第9のい
ずれかの発明を前提とし、映像記録媒体が、銀塩フィル
ムであるカメラである。
【0034】本発明では、映像記録媒体として銀塩フィ
ルムが利用されるので、従来から存在する古典的カメラ
にも適用が可能となる。
【0035】第11の発明は、前記第1ないし第9のい
ずれかの発明を前提とし、映像記録媒体が、電子的受光
素子であるカメラである。
【0036】本発明では、映像記録媒体として電子的受
光素子が利用されるので、デジタルカメラやカムコーダ
等の近代的カメラにも適用が可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】図面はいずれも本発明の実施の形
態を示し、図1は第1の実施の形態の全体斜視図、図2
ないし図4は第1の実施の形態の要部を示す水平断面
図、図5は第2の実施の形態の要部を示す水平断面図、
図6は第3の実施の形態の全体斜視図、そして図7は第
3の実施の形態の要部を示す平面図である。
【0038】図1ないし図4において、1は周知のカメ
ラ本体(ボディ)で、背面の内側には映像記録媒体とし
ての銀塩フィルム4が内挿されており、カメラ本体1の
正面には前記銀塩フィルム4に被写体像を結像するため
の周知の大レンズ6が装着されている。
【0039】また、前記カメラ本体1の両側面には、こ
れも前記銀塩フィルム4に被写体像を結像するための小
レンズ2、3が内装されている。
【0040】前記大レンズ6の光軸(2点鎖線参照)と
小レンズ2、3の光軸は鉛直方向から見ると直交してお
り、水平方向から見ると略一直線状となっている。
【0041】なお、これらの光軸の関係は必ずしも前述
の関係を有している必要はなく、鉛直方向から見て、大
レンズ6の光軸と一方の小レンズ2の光軸とのなす角度
が90度で、大レンズ6の光軸と他方の小レンズ3の光
軸とのなす角度が例えば45度であってもよいし、また
相互に別の角度を有していてもよい。
【0042】また、大レンズ6の光軸(2点鎖線参照)
と小レンズ2、3の光軸は水平方向から見ても相互に非
平行であってもよい。
【0043】カメラ本体1内の中央部には、反射鏡5が
図示せぬ手段にて節度的に回転可能に動作するように装
着されており、大レンズ6による被写体像を前記銀塩フ
ィルム4に結像する際には、前記反射鏡5は図4に示す
ように光路から退避し、左側の小レンズ2による被写体
像を前記銀塩フィルム4に結像する際には、反射鏡5は
図2に示すような姿勢を採り、また右側の小レンズ3に
よる被写体像を前記銀塩フィルム4に結像する際には、
反射鏡5は図3に示すような姿勢を採るように構成され
ている。
【0044】なお、ファインダ(図示せず)では、カメ
ラマンが選択したいずれかの結像レンズ(2、3若しく
は6)による被写体像が視認できるように構成されてい
る。
【0045】更に、カメラマン以外の第三者の意識を可
能な限り大レンズ6に向けさせるためには、大レンズ6
は自動焦点とはしない方が好ましい。
【0046】蓋し、カメラマンが写真撮影をする際に前
記大レンズ6を操作してピント調整をしているように見
せかけると、前記第三者は、カメラマンが大レンズ6を
利用して写真撮影をしていることに疑念を抱かなくなる
からである。
【0047】前記小レンズ2、3がカメラマン以外の第
三者から目立たなくするために、前記各小レンズ2、3
は可能な限り小径とし、また、当該各小レンズ2、3が
外部から見えないようにするために、例えば自動車の窓
等にしばしば被着されているような着色透明若しくは半
透明のフィルムを、カメラ本体1の前記各小レンズ2、
3が装着されている側面の全面にフィルタ15として貼
着されている。
【0048】10はシャッターボタンである。
【0049】なお、前記カメラ本体1の側面の全面では
なく各小レンズ2、3のみの外面に前記と同様のフィル
タを貼着してもよい。
【0050】而して、通常の写真を撮影する場合には図
4に示すように、大レンズ6を使用して写真撮影を行
い、直接レンズを向け難い人物等を被写体として撮影す
る場合には、図2若しくは図3に示すように、大レンズ
6を本来目的とする被写体と異なる被写体の方向に向
け、小レンズ2若しくは小レンズ3を目的の被写体であ
る人物に向けて撮影すれば、前記被写体となる人物に気
づかれることなく所望の写真を撮影することができる。
【0051】なお、大レンズは必ずしも真正な結像レン
ズでなくとも、カメラマン以外の第三者がカメラ本体の
正面に結像レンズが存在すると信ずればよいので、低価
格化を実現するために真正の結像レンズの代わりに結像
レンズ状の突出部(ダミーレンズ)が設けられていても
目的を達成することができる。
【0052】次に、図5に従い説明する。本実施の形態
では、各結像レンズ2、3、6の結像部分に、夫々のレ
ンズに対応する個別の映像記録媒体であるCCD(電子
的受光素子)7、8、9が装着されている。
【0053】従って、本実施の形態では、カメラとして
デジタルカメラやカムコーダを利用することが可能とな
る。
【0054】この実施の形態の効果は、前記実施の形態
と実質的に異なるところはない。なお、この場合も正面
の大レンズ6はダミーレンズであってもよい。
【0055】次に図6および図7に従い説明する。本実
施の形態では、カメラ本体1の正面に前述と同様の大レ
ンズ6が設けられると共に、当該カメラ本体1の上部に
支持軸13を支点として旋回するレンズ保持体12が装
着されており、当該レンズ保持体12の自由端部に、第
2の結像レンズとしての小レンズ14が装着されてい
る。
【0056】従って、前記レンズ保持体12が支持軸1
3を支点として旋回すると、第2の小レンズ14の光軸
が、この図では水平方向に旋回することになり、カメラ
本体1の正面側の大レンズ6が向いている方向とは無関
係に、前記第2の小レンズで所望の被写体像を結像し撮
影することが可能となる。
【0057】なお、本実施の形態でも、前記第2の小レ
ンズを目立たないもにしておくために、着色透明若しく
は半透明のガラス若しくはプラスチック製の包囲部材1
1にて包囲されている。
【0058】本実施の形態では、第2の小レンズ14は
着色透明若しくは半透明の包囲部材11にて包囲されて
いるので、一層目立たなくなり、カメラマン以外の第三
者は当該小レンズ14により一層気づき難いことにな
る。
【0059】また、本実施の形態でも、大レンズ6は前
述と同様にダミーレンズであってもよい。
【0060】
【発明の効果】第1の発明では、少なくとも2個の結像
レンズの光軸は相互に非平行であるので、各結像レンズ
は相互に異なる被写体像を結像することになる。
【0061】従って、一方の結像レンズをより目立つ特
徴的な構造にしておくと、他方の結像レンズは相対的に
目立たなくなり、カメラマン以外の第三者は、前記一方
の結像レンズに意識を集中させ、他方の結像レンズはあ
まり意識しないことになり、カメラマンにとって所望の
写真を撮影しやすくなる。
【0062】第2の発明では、少なくとも2個の結像レ
ンズの光軸は一側面から見ると交差し他側面からみると
平行若しくは同一直状となっており、例えば、一方の結
像レンズの光軸が水平方向で且つ東西方向に延在し、他
方の結像レンズの光軸が水平方向で且つ南北方向に延在
している場合(即ち、水平方向からみると両光軸は平行
若しくは直線状となり、鉛直方向から見ると両光軸は直
交することになる)、一方の結像レンズでは東方若しく
は西方の水平方向の被写体を撮影し、他方の結像レンズ
では南方若しくは北方の水平方向の被写体を撮影するこ
とになり、カメラマンにとって自分と被写体との位置関
係を容易に把握することができる。
【0063】第3の発明では、カメラ本体の正面に被写
体像を結像するための結像レンズが設けられると共に、
前記カメラ本体の側面にも結像レンズが設けられてお
り、正面方向の被写体像および側面方向の被写体像を個
別に撮影できる。
【0064】なお、この際、一般に、カメラマン以外の
第三者は正面の結像レンズに注目し側面の結像レンズに
はあまり注目しないので、側面の結像レンズを使用して
被写体を撮影すると、当該被写体となる人物は撮影され
ることをあまり意識しないことになり、カメラマンにと
って所望の写真を容易に撮影することができる。
【0065】第4の発明では、いずれかの結像レンズに
よって形成された被写体像は、択一的に映像記録媒体に
記録されるので、カメラマンの希望する被写体像のみが
撮影され、効率的な撮影が可能となる。
【0066】第5の発明では、複数の結像レンズによっ
て形成された個別の被写体像が、相互に異なる映像記録
媒体に個別に記録されるので、同時に相互に異なる複数
の被写体を撮影することが可能となる。
【0067】第6の発明では、カメラ本体の側面に結像
レンズが設けられると共に、前記カメラ本体の正面に、
結像レンズ状の突出部(ダミーレンズ)が設けられてい
るので、カメラの側面方向の被写体像のみが結像され撮
影されることになる。
【0068】従って、正面の結像レンズが不要となって
コストダウンを図ることが可能となる。
【0069】なお、本発明においても、カメラマン以外
の第三者は、正面のダミーレンズに注目し側面の真正の
結像レンズにはあまり注目しないので、側面の結像レン
ズを使用して被写体を撮影すると、当該被写体となる人
物は撮影されることをあまり意識しないことになる。
【0070】第7の発明では、カメラ本体の側面の全面
若しくは当該側面に設けられている結像レンズの表面側
に、着色透明若しくは半透明のフィルタが装着されてい
るので、前記側面の結像レンズは一層目立たなくなり、
カメラマン以外の第三者は側面に設けられている結像レ
ンズに一層気づき難いことになる。
【0071】第8の発明では、カメラ本体に第2の結像
レンズがその光軸が旋回するように回転可能に装着され
ているので、カメラ本体の正面側の結像レンズが向いて
いる方向とは無関係に、前記第2の結像レンズで所望の
被写体像を結像し撮影することが可能となる。
【0072】本発明では、第2の結像レンズが旋回する
ので、被写体との位置関係を広範な範囲で選択すること
が可能となり、撮影の自由度が向上する。
【0073】第9の発明では、第2の結像レンズは着色
透明若しくは半透明の部材にて包囲されているので、前
記第2の結像レンズは一層目立たなくなり、カメラマン
以外の第三者は当該結像レンズにより一層気づき難いこ
とになる。
【0074】第10の発明では、映像記録媒体として銀
塩フィルムが利用されるので、従来から存在する古典的
カメラにも適用が可能となる。
【0075】第11の発明では、映像記録媒体として電
子的受光素子が利用されるので、デジタルカメラやカム
コーダ等の近代的カメラにも適用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の全体斜視図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施の形態の要部を示す水平断
面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の要部で前記図2と
は異なる態様を示す水平断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の要部で前記図2及
び図3とは異なる態様を示す水平断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態の要部を示す水平断
面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態の全体斜視図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態の要部を示す水平断
面図である。
【符号の説明】
1 カメラ本体 2 小レンズ(結像レンズ) 3 小レンズ(結像レンズ) 4 銀塩フィルム 5 反射鏡 6 大レンズ(結像レンズ) 7 CCD(電子的受光素子) 8 CCD(電子的受光素子) 9 CCD(電子的受光素子) 10 シャッターボタン 11 包囲部材 12 レンズ保持部材 13 支持軸 14 第2の小レンズ(第2の結像レンズ) 15 フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 Z // H04N 101:00 101:00 (72)発明者 長崎 譲 東京都中央区入船1丁目9番6号 秋元ビ ル3F 株式会社テクノグラフ内 Fターム(参考) 2H054 BB05 BB07 2H083 AA25 2H105 AA06 AA30 DD06 5C022 AA13 AB45 AB62 AC32 AC42 AC52 AC54 AC55 AC61 AC74 AC77 AC78

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像記録媒体に被写体像を結像するための
    結像レンズが複数個備えられており、少なくとも2個の
    結像レンズの光軸は相互に非平行であることを特徴とす
    るカメラ。
  2. 【請求項2】少なくとも2個の結像レンズの光軸は、一
    側面から見ると交差し他側面からみると平行若しくは同
    一直状となる請求項1記載のカメラ。
  3. 【請求項3】カメラ本体の正面に、映像記録媒体に被写
    体像を結像するための結像レンズが設けられると共に、
    前記カメラ本体の側面にも結像レンズが設けられ、各結
    像レンズの光軸は、一側面からみると相互に交差し他側
    面から見ると平行若しくは一直線状となるように構成さ
    れているカメラ。
  4. 【請求項4】いずれかの結像レンズによって形成された
    被写体像は、択一的に映像記録媒体に記録される請求項
    3記載のカメラ。
  5. 【請求項5】複数の結像レンズによって形成された被写
    体像は、相互に異なる映像記録媒体に夫々個別に記録さ
    れる請求項3記載のカメラ。
  6. 【請求項6】カメラ本体の側面に、映像記録媒体に被写
    体像を結像するための結像レンズが設けられると共に、
    前記カメラ本体の正面には結像レンズは備えられていな
    いものの結像レンズ状の突出部が設けられているカメ
    ラ。
  7. 【請求項7】カメラ本体の側面の全面又は当該側面に設
    けられている結像レンズの表面側に着色透明若しくは半
    透明のフィルタが装着されている請求項3ないし請求項
    6のいずれかに記載のカメラ。
  8. 【請求項8】カメラ本体の正面に、映像記録媒体に被写
    体像を結像するための結像レンズ又は結像レンズ状の突
    出部のみが設けられると共に、前記カメラ本体に第2の
    結像レンズがその光軸が旋回するように回転可能に装着
    されているカメラ。
  9. 【請求項9】第2の結像レンズは着色透明若しくは半透
    明の部材にて包囲されている請求項8記載のカメラ。
  10. 【請求項10】映像記録媒体が、銀塩フィルムである請
    求項1ないし請求項9のいずれかに記載のカメラ。
  11. 【請求項11】映像記録媒体が、電子的受光素子である
    請求項1ないし請求項9のいずれかに記載のカメラ。
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JP2005110196A (ja) * 2003-09-29 2005-04-21 Primax Electronics Ltd デジタル画像取り込み装置

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