JP2003004591A - A/t試験装置の故障診断方法 - Google Patents

A/t試験装置の故障診断方法

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JP2003004591A
JP2003004591A JP2001184714A JP2001184714A JP2003004591A JP 2003004591 A JP2003004591 A JP 2003004591A JP 2001184714 A JP2001184714 A JP 2001184714A JP 2001184714 A JP2001184714 A JP 2001184714A JP 2003004591 A JP2003004591 A JP 2003004591A
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Kimiki Yamamoto
公樹 山本
Yasushi Kamiyama
泰 神山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 故障を早期に判定して信頼性および生産性を
向上させたA/T試験装置の故障診断方法を得る。 【解決手段】 A/T試験装置を用いて被試験物をテス
トする試験ステップ1と、テスト結果がNGであること
を判定する試験結果判定ステップ2と、NGと判定され
た場合に設定回数分の結果データを検索するデータ検索
ステップ9と、検索された結果データが同一検査項目の
テスト規格値に対して同一方向で連続的にNGが発生し
たか否かを判定する連続NG判定ステップ10と、結果
データがテスト規格値に対して同一方向で設定回数分だ
け連続的にNGになったと判定された場合にA/T試験
装置の故障と判定する故障判定ステップ10と、故障判
定された場合にユーザに警報表示を行う警報ステップ8
とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、A/T(オート
マチックトランスミッション)試験装置で計測したテス
ト判定データ(結果データ)からA/T試験装置の故障
を判定するA/T試験装置の故障診断方法に関し、特に
A/T試験装置の故障を早期に検出して信頼性および生
産性を向上させたA/T試験装置の故障診断方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のA/T試験装置(図示せ
ず)の故障診断方法による故障判定処理動作を示すフロ
ーチャートである。
【0003】図5において、ステップ1は被試験物の試
験処理、ステップ2は試験(ステップ1)による結果の
判定処理、ステップ3はOK品の出荷処理、4はリペア
ラインにおける再検査処理(人間の目による)、ステッ
プ5は再検査(ステップ4)による結果の判定処理、ス
テップ6は不具合箇所の修正作業処理、ステップ7は同
一NGが連続発生しているか否かの判断処理(人間によ
る)、ステップ8はA/T試験装置の故障発生時におけ
るユーザへの警報処理である。
【0004】次に、図5を参照しながら、従来のA/T
試験装置の故障診断方法による処理動作について説明す
る。まず、A/T試験装置にて被試験物の試験を行い
(ステップ1)、A/T試験装置での判定結果がOKか
NGかを判定する(ステップ2)。
【0005】ステップ2において、A/T試験装置での
判定結果がOKと判定された場合には、被試験物が良品
であると決定して、製品出荷が行われる(ステップ
3)。また、ステップ2において、A/T試験装置での
判定結果がNGと判定された場合には、被試験物が不具
合品であると決定する。
【0006】したがって、被試験物はリペアラインに送
られ、リペアラインにおいて人間の目による再検査が行
われる(ステップ4)。続いて、リペアラインでの再検
査(ステップ4)による結果を判定し(ステップ5)、
判定結果がNGの場合には、被試験物の不具合箇所の修
正が行われる(ステップ6)。
【0007】一方、ステップ5において、リペアライン
での再検査結果がOKと判定された場合には、オペレー
タの判断により、ステップ2における試験結果判定で同
一検査項目のNGが連続的に発生したか否かを判断する
(ステップ7)。
【0008】ステップ7において、ステップ2で同一検
査項目のNGが連続的に発生していないか、または、リ
ペアラインでの再検査結果判定(ステップ5)がOKに
なっていない(すなわち、NO)と判断された場合に
は、ステップ1に戻り、A/T試験装置に被試験物を返
し、A/T試験装置による被試験物の試験を再度行う。
【0009】一方、ステップ7において、ステップ2で
同一検査項目のNGが連続的に発生しており、且つ、リ
ペアラインでの再検査結果判定(ステップ5)がOKで
ある(すなわち、YES)と判断された場合には、リペ
アラインから「A/T試験装置の故障」を警告するため
のアナウンスを行う(ステップ8)。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のA/T試験装置
の故障診断方法は以上のように、ステップ7において、
同一検査項目のNGが連続的に発生していることを判断
しているので、A/T試験装置の故障を判断するまでに
多大な時間を要してしまい、生産性が悪化するという問
題点があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、故障を早期に判定して、信頼性
および生産性の向上を実現したA/T試験装置の故障診
断方法を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るA/T試
験装置の故障診断方法は、A/T試験装置を用いて被試
験物をテストする試験ステップと、被試験物のテスト結
果がNGであることを判定する試験結果判定ステップ
と、テスト結果がNGと判定された場合に、設定回数分
の結果データを検索するデータ検索ステップと、結果デ
ータの検索結果に基づいて、結果データが同一検査項目
のテスト規格値に対して同一方向で連続的にNGが発生
したか否かを判定する連続NG判定ステップと、結果デ
ータがテスト規格値に対して同一方向で設定回数分だけ
連続的にNGになったと判定された場合に、A/T試験
装置の故障と判定する故障判定ステップと、A/T試験
装置の故障が判定された場合にユーザに警報表示を行う
警報ステップとを備えたものである。
【0013】また、この発明に係るA/T試験装置の故
障診断方法による故障判定ステップは、結果データが設
定回数分だけ連続的にNGになった場合の検査項目の内
容に応じて、A/T試験装置の故障原因を関連付ける故
障原因検索ステップを含み、警報ステップは、故障原因
を関連付けて警報表示を行うものである。
【0014】また、この発明に係るA/T試験装置の故
障診断方法による連続NG判定ステップは、テスト規格
値として、前回の結果データを用いるものである。
【0015】また、この発明に係るA/T試験装置の故
障診断方法による連続NG判定ステップは、結果データ
が、前回の結果データに対して、設定回数分だけ連続し
て同一方向に変化した場合に、今回のテスト結果がOK
またはNGに関わらず、A/T試験装置の故障と判定す
るものである。
【0016】また、この発明に係るA/T試験装置の故
障診断方法は、A/T試験装置の機器毎の交換時間をあ
らかじめ設定する交換時間設定ステップと、機器毎の累
積の稼働時間を監視する稼働時間監視ステップとを備
え、故障判定ステップは、累積の稼働時間が機器毎の交
換時間に達した場合に、A/T試験装置の故障と判定す
るものである。
【0017】また、この発明に係るA/T試験装置の故
障診断方法による故障判定ステップは、累積の稼働時間
が機器毎の交換時間に達した場合に警報内容を検索する
警報内容検索ステップを含み、警報ステップは、警報内
容の検索結果に応じて警報対象機器の表示を行うもので
ある。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、図面を参照
しながら、この発明の実施の形態1について詳細に説明
する。図1はこの発明の実施の形態1による処理動作を
示すフローチャートであり、前述(図5参照)と同様の
処理ステップには同一符号が付されている。
【0019】図1において、ステップ9はデータ検索処
理であり、ステップ2におけるA/T試験装置での試験
判定結果がNGの場合に、ユーザがあらかじめ設定した
設定回数分の同一検査項目の試験判定データを検索す
る。
【0020】ステップ10は連続NG判定処理であり、
ステップ9における検索結果に基づいて、結果データが
同一検査項目のテスト規格値に対して同一方向で連続的
にNGになっているか否かを判定する。
【0021】次に、図1を参照しながら、この発明の実
施の形態1による故障診断方法について説明する。ま
ず、A/T試験装置を用いて被試験物をテストし(ステ
ップ1)、A/T試験装置による被試験物のテスト結果
がNGであるか否かを判定する(ステップ2)。
【0022】A/T試験装置によるテスト結果がOKの
場合は、被試験物が良品であると決定して製品出荷(ス
テップ3)が行われる。一方、ステップ2の判定結果が
NGの場合には、所定の設定回数分だけNGになった検
査項目の結果データを検索する(ステップ9)。
【0023】次に、ステップ9で検索された結果データ
が、テスト規格値に対して同一方向で連続してNGとな
っているか否かを判定し(ステップ10)、同一方向で
連続してNGとなっていない(すなわち、NO)と判定
されれば、被試験物をリペアラインに送り、リペアライ
ンで人間の目による再検査を行う(ステップ4)。
【0024】一方、ステップ10において、結果データ
が同一方向に連続してNGとなっている(すなわち、Y
ES)と判定されれば、A/T試験装置が故障であると
決定して、故障発生状態をユーザにアナウンスなどによ
り警報する(ステップ8)。
【0025】このように、A/T試験装置による試験結
果の判定(ステップ2)において、NGになった被試験
物の結果データと前の数回分(ユーザによりあらかじめ
設定された回数分)の結果データとにより、A/T試験
装置自身でA/T試験装置の故障を判定することができ
るので、リペア行程(ステップ4)での判断を待つ必要
がなくなり、生産性を向上させることができる。
【0026】また、結果データが、テスト規格値に対し
て同一方向で設定回数以上にわたって連続的にNGにな
った場合に、A/T試験装置自身がA/T試験装置の故
障状態を判定してユーザに警報表示することができる。
【0027】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、故障原因の検索について言及しなかったが、故障原
因の検索を行うとともに、検索結果に基づいて故障原因
に応じた表示出力を行うようにしてもよい。
【0028】図2は故障原因を表示可能にしたこの発明
の実施の形態2による処理動作を示すフローチャートで
あり、前述(図1参照)と同様の処理ステップには同一
符号が付されている。
【0029】図2において、故障判定処理(ステップ1
0)は、故障原因検索処理(ステップ11)を含み、結
果データが設定回数分だけ連続的にNGになった場合の
検査項目の内容に応じて、A/T試験装置の故障原因を
関連付ける。また、警報処理(ステップ8)は、故障原
因表示処理(ステップ12)を含み、故障警報のみなら
ず、故障原因を関連付けた警報表示も行う。
【0030】次に、図2を参照しながら、この発明の実
施の形態2による故障診断方法について説明する。ま
ず、前述と同様に、A/T試験装置を用いて被試験物を
テストし(ステップ1)、A/T試験装置による被試験
物のテスト結果がNGであるか否かを判定する(ステッ
プ2)。
【0031】ステップ2において、OKと判定されれ
ば、被試験物が良品であると決定して製品出荷(ステッ
プ3)が行われ、NGと判定されれば、設定回数分だけ
NGになった検査項目の結果データを検索する(ステッ
プ)。
【0032】続いて、ステップ9で検索された結果デー
タが、テスト規格値に対して同一方向で連続してNGと
なっているか否かを判定し(ステップ10)、同一方向
で連続してNGとなっていない(すなわち、NO)と判
定されれば、被試験物をリペアラインに送って再検査を
行う(ステップ4)。
【0033】一方、ステップ10において、同一方向に
連続してNGとなっている(すなわち、YES)と判定
されれば、判定結果でNGとなった検査項目に基づい
て、故障原因の検索を行う(ステップ11)。
【0034】続いて、ステップ11における故障原因の
検索結果に基づいて、A/T試験装置が故障であること
をユーザにアナウンスするとともに(ステップ8)、故
障原因の表示を行う(ステップ12)。
【0035】このように、A/T試験装置による試験結
果の判定がNGになった被試験物の結果データと設定回
数分の結果データとにより、A/T試験装置自身でA/
T試験装置の故障を判定するとともに、NGになった検
査項目により故障原因も判定し、さらに、NG検査項目
の内容に応じてA/T試験装置の故障原因を関連付けて
ユーザに警報表示することができるので、生産性を向上
させるとともに、故障発生時の対処を迅速に行うことが
できる。
【0036】実施の形態3.なお、上記実施の形態1で
は、テスト規格値について詳述しなかったが、テスト規
格値として前回の結果データを用いてもよい。
【0037】図3はテスト規格値として前回の結果デー
タを用いたこの発明の実施の形態3による処理動作を示
すフローチャートであり、前述(図1参照)と同様の処
理ステップには同一符号が付されている。
【0038】図3において、ステップ13は前述のデー
タ検索処理(ステップ9)に対応しており、ステップ1
4〜16は前述の連続NG判定処理(ステップ10)に
対応している。
【0039】連続NG判定処理(ステップ14〜16)
においては、テスト規格値として、ステップ13に基づ
く前回の結果データを用いるようになっている。
【0040】次に、図3を参照しながら、この発明の実
施の形態3による故障診断方法について説明する。ま
ず、A/T試験装置を用いて被試験物のテストを行い
(ステップ1)、テスト結果の判定がOKまたはNGに
関わらず、前回にテスト時の結果データを検索する(ス
テップ13)。
【0041】続いて、ステップ13での検索により得ら
れた結果データと今回の結果データとを比較し、今回の
結果データが前回の結果データよりも大きい方向に変化
しているか否かを判定する(ステップ14)。
【0042】ステップ14において、今回の結果データ
が前回の結果データよりも大きい方向に変化している
(すなわち、YES)と判定されれば、大方向の傾向が
設定回数分だけ連続しているか否かを判定する(ステッ
プ15)。
【0043】また、ステップ14において、今回の結果
データが前回の結果データよりも小さい方向に変化して
いる(すなわち、NO)と判定されれば、小方向の傾向
が設定回数分だけ連続しているか否かを判定する(ステ
ップ16)。
【0044】ステップ15において、結果データが大の
傾向が設定回数未満(すなわち、NO)と判定されれ
ば、通常通りのテスト結果の判定処理(ステップ2)を
行い、結果データが大の傾向が設定回数以上(すなわ
ち、YES)と判定されれば、ユーザに故障警報(アナ
ウンスなど)を行う(ステップ8)。
【0045】同様に、ステップ16において、結果デー
タが小の傾向が設定回数未満(すなわち、NO)と判定
されれば、通常通りのテスト結果の判定処理(ステップ
2)を行い、結果データが小の傾向が設定回数以上(す
なわち、YES)と判定されれば、ユーザに故障警報
(アナウンスなど)を行う(ステップ8)。
【0046】すなわち、前回データと比べて結果データ
が設定回数分だけ連続的に同一方向に変化している場合
には、A/T試験装置の故障状態を判定して、ユーザに
警報を行う。なお、ステップ2以降の処理は、ここでは
示されないが、前述(図1または図2参照)と同様の処
理を実行してもよい。
【0047】このように、A/T試験装置による結果デ
ータと前の数回分(設定回数分)の結果データとを比較
して、同一方向に連続して変化している場合に、A/T
試験装置自身でA/T試験装置の故障を判定することが
できるので、前述と同様に生産性を向上させることがで
きる。
【0048】また、今回のテスト判定結果がOKまたは
NGに関わらず、前回データに基づいて故障判定して警
報を出力することができるので、さらに生産性および信
頼性を向上させることができる。
【0049】実施の形態4.なお、上記実施の形態1で
は、A/T試験装置を用いたテストによる結果データに
基づいて故障診断したが、A/T試験装置の稼働時間に
基づいて故障診断してもよい。
【0050】図4は稼働時間に基づいて故障判定可能に
したこの発明の実施の形態4による処理動作を示すフロ
ーチャートであり、ステップ22は前述(図1〜図3参
照)のステップ8に対応している。
【0051】図4において、まず、A/T試験装置の仕
様に基づいて、各機器毎の交換時間(取り替えが必要と
なるまでの稼働時間)をあらかじめ設定しておく(ステ
ップ17)。
【0052】次に、A/T試験装置が稼働中であるか否
かを判定し(ステップ18)、稼働中でない(すなわ
ち、NO)と判定されれば、ステップ18を繰り返し、
稼働中(すなわち、YES)と判定されれば、累積の稼
働時間を計算する(ステップ19)。
【0053】続いて、累積の稼働時間が各機器毎の交換
時間の設定値に達したか否かを判定し(ステップ2
0)、累積の稼働時間が交換時間未満(すなわち、N
O)と判定されればステップ18に戻り、稼働時間が交
換時間以上(すなわち、YES)と判定されれば、交換
時間以上と判定された機器および検査項目に応じて警報
内容を検索する(ステップ21)。
【0054】最後に、ステップ21における警報内容の
検索結果に基づいて、A/T試験装置の機器の交換時期
であることを、故障情報としてユーザに警報表示を行う
(ステップ22)。
【0055】このように、A/T試験装置の稼働時間を
監視して、累積稼働時間があらかじめ設定された各機器
毎の交換時間の設定値に達した時点で、ユーザに対して
機器の交換時期警報を故障状態として表示することによ
り、機器が故障する前のライン停止時(空き時間)に警
報対象機器を交換することができ、生産性を向上させる
ことができる。
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、A/
T試験装置を用いて被試験物をテストする試験ステップ
と、被試験物のテスト結果がNGであることを判定する
試験結果判定ステップと、テスト結果がNGと判定され
た場合に、設定回数分の結果データを検索するデータ検
索ステップと、結果データの検索結果に基づいて、結果
データが同一検査項目のテスト規格値に対して同一方向
で連続的にNGが発生したか否かを判定する連続NG判
定ステップと、結果データがテスト規格値に対して同一
方向で設定回数分だけ連続的にNGになったと判定され
た場合に、A/T試験装置の故障と判定する故障判定ス
テップと、A/T試験装置の故障が判定された場合にユ
ーザに警報表示を行う警報ステップとを備えたので、故
障を早期に判定して、信頼性および生産性の向上を実現
したA/T試験装置の故障診断方法が得られる効果があ
る。
【0057】また、この発明によれば、故障判定ステッ
プは、結果データが設定回数分だけ連続的にNGになっ
た場合の検査項目の内容に応じて、A/T試験装置の故
障原因を関連付ける故障原因検索ステップを含み、警報
ステップは、故障原因を関連付けて警報表示を行うよう
にしたので、故障に対して迅速に対処することができ、
さらに信頼性および生産性の向上を実現したA/T試験
装置の故障診断方法が得られる効果がある。
【0058】また、この発明によれば、連続NG判定ス
テップは、テスト規格値として、前回の結果データを用
いるので、故障の発生を迅速に判定することができ、さ
らに信頼性および生産性の向上を実現したA/T試験装
置の故障診断方法が得られる効果がある。
【0059】また、この発明によれば、連続NG判定ス
テップは、結果データが、前回の結果データに対して、
設定回数分だけ連続して同一方向に変化した場合に、今
回のテスト結果がOKまたはNGに関わらず、A/T試
験装置の故障と判定するようにしたので、故障の発生を
迅速に判定することができ、さらに信頼性および生産性
の向上を実現したA/T試験装置の故障診断方法が得ら
れる効果がある。
【0060】また、この発明によれば、A/T試験装置
の機器毎の交換時間をあらかじめ設定する交換時間設定
ステップと、機器毎の累積の稼働時間を監視する稼働時
間監視ステップとを備え、故障判定ステップは、累積の
稼働時間が機器毎の交換時間に達した場合に、A/T試
験装置の故障と判定するようにしたので、稼働時間に応
じて実際の故障発生前に故障状態を迅速に判定すること
ができ、さらに信頼性および生産性の向上を実現したA
/T試験装置の故障診断方法が得られる効果がある。
【0061】また、この発明によれば、故障判定ステッ
プは、累積の稼働時間が機器毎の交換時間に達した場合
に警報内容を検索する警報内容検索ステップを含み、警
報ステップは、警報内容の検索結果に応じて警報対象機
器の表示を行うようにしたので、稼働時間に応じて実際
の故障発生前に故障状態を迅速に判定することができ、
さらに信頼性および生産性の向上を実現したA/T試験
装置の故障診断方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による処理動作を示
すフローチャートである。
【図2】 この発明の実施の形態2による処理動作を示
すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態3による処理動作を示
すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施の形態4による処理動作を示
すフローチャートである。
【図5】 従来のA/T試験装置の故障診断方法による
処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 試験ステップ、2 試験結果判定ステップ、8 警
報ステップ、9 データ検索ステップ、10 連続NG
判定ステップ、故障判定ステップ、11 故障原因検索
ステップ、12 故障原因表示ステップ、13 前回の
結果データ検索ステップ、14〜16 連続NG判定ス
テップ、17 交換時間設定ステップ、18、19 稼
働時間監視ステップ、20 故障判定ステップ、21
警報内容検索ステップ、22 警報ステップ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A/T試験装置を用いて被試験物をテス
    トする試験ステップと、 前記被試験物のテスト結果がNGであることを判定する
    試験結果判定ステップと、 前記テスト結果がNGと判定された場合に、設定回数分
    の結果データを検索するデータ検索ステップと、 前記結果データの検索結果に基づいて、前記結果データ
    が同一検査項目のテスト規格値に対して同一方向で連続
    的にNGが発生したか否かを判定する連続NG判定ステ
    ップと、 前記結果データが前記テスト規格値に対して同一方向で
    前記設定回数分だけ連続的にNGになったと判定された
    場合に、前記A/T試験装置の故障と判定する故障判定
    ステップと、 前記A/T試験装置の故障が判定された場合にユーザに
    警報表示を行う警報ステップとを備えたA/T試験装置
    の故障診断方法。
  2. 【請求項2】 前記故障判定ステップは、前記結果デー
    タが前記設定回数分だけ連続的にNGになった場合の検
    査項目の内容に応じて、前記A/T試験装置の故障原因
    を関連付ける故障原因検索ステップを含み、 前記警報ステップは、前記故障原因を関連付けて前記警
    報表示を行うことを特徴とする請求項1に記載のA/T
    試験装置の故障診断方法。
  3. 【請求項3】 前記連続NG判定ステップは、前記テス
    ト規格値として、前回の結果データを用いることを特徴
    とする請求項1または請求項2に記載のA/T試験装置
    の故障診断方法。
  4. 【請求項4】 前記連続NG判定ステップは、前記結果
    データが、前記前回の結果データに対して、設定回数分
    だけ連続して同一方向に変化した場合に、今回のテスト
    結果がOKまたはNGに関わらず、前記A/T試験装置
    の故障と判定することを特徴とする請求項3に記載のA
    /T試験装置の故障診断方法。
  5. 【請求項5】 前記A/T試験装置の機器毎の交換時間
    をあらかじめ設定する交換時間設定ステップと、 前記機器毎の累積の稼働時間を監視する稼働時間監視ス
    テップとを備え、 前記故障判定ステップは、前記累積の稼働時間が前記機
    器毎の交換時間に達した場合に、前記A/T試験装置の
    故障と判定することを特徴とする請求項1から請求項4
    までのいずれかに記載のA/T試験装置の故障診断方
    法。
  6. 【請求項6】 前記故障判定ステップは、前記累積の稼
    働時間が前記機器毎の交換時間に達した場合に警報内容
    を検索する警報内容検索ステップを含み、 前記警報ステップは、前記警報内容の検索結果に応じて
    警報対象機器の表示を行うことを特徴とする請求項5に
    記載のA/T試験装置の故障診断方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105466682A (zh) * 2016-01-05 2016-04-06 福士汽车零部件(济南)有限公司 一种气压制动系统性能测试装置及测试方法

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CN105466682A (zh) * 2016-01-05 2016-04-06 福士汽车零部件(济南)有限公司 一种气压制动系统性能测试装置及测试方法

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