JP4372387B2 - 製品製造履歴管理システム及び製品製造履歴管理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、製造プロセスにおいて製品製造履歴を管理し、さらに不適合データが発見された場合にその原因を解析、推定する為の設備故障履歴管理機能を兼ね備えた製品製造履歴管理システム及びその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、市場に出た製品に対して、品質トラブルが認められた場合に、その原因が製造工程に起因するのか、あるいは不適合資材使用に起因するのかを調査し、同様の品質トラブルを起こしている可能性がある製品を即座に回収する等の処置が必要である。
【0003】
このため、製造工程中の製造情報、資材情報を収集し、製品製造単位と紐付けて蓄積する装置及び蓄積したデータを製造単位等のキーとなる項目を指定することにより管理データを抽出し、参照できる装置が必要である。
【0004】
従来、このような要求に答えるものとして、資材情報と製造情報をリンクして収集し、資材起因トラブルに対応する製造履歴収集システムが特開平4−266012号公報に開示されている。
【0005】
しかしながら、このシステムは、半導体装置の製造工程における単一工程のみを対象工程とし、また、資材起因トラブルのみを対象トラブルとするものであった。
【0006】
また、特開2000−66705号公報には、複数製造工程における設備起因トラブルまでを対象としている。
【0007】
しかしながら、設備故障を各設備フラグ1点で管理している為、設備が正常あるいは異常のいずれかの状態であることのみ管理できるが、故障要因までを特定する機能が欠如していた。さらに、設備故障は、中間製品あるいは製品が設備に投入されたタイミングでのみ収集する為、連続的な設備故障履歴を収集する機能が欠如しており、中間製品あるいは製品が高速で製造設備間を移動する場合は、トラブル要因となる設備稼動状況を取得し損ねる可能性が多いにあった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したような従来のシステムでは、対象範囲が狭いという問題点があった。
【0009】
さらに、上述したような従来のシステムでは、故障要因までを特定する機能が欠如し、連続的な設備故障履歴を収集する機能が欠如しているという問題点があった。
【0010】
この発明は、前述した問題点を解決するためになされたもので、製品製造単位と紐付けて管理する製造履歴情報とともに設備故障をその要因とともに収集、蓄積し、さらに連続的な設備故障履歴を収集することにより、トラブル要因となった設備故障を推定し、特定することができ、飲料充填プラントの様に大量の中間製品あるいは製品が製造ラインを高速に移動するプラントヘの適用を可能とする製品製造履歴管理システム及びその方法を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る製品製造履歴管理システムは、複数の設備をそれぞれ制御し、設備毎の資材情報、製造実績や自動検査器の検査結果である製造情報、及び設備毎の故障情報を通信回線へそれぞれ出力する複数の設備制御装置と、前記複数の設備制御装置から通信回線に出力された資材情報、製造情報、及び設備故障情報を収集するデータ収集制御装置と、表示装置を有し、前記データ収集制御装置に収集された前記資材情報、製造情報、及び設備故障情報を、前記通信回線を通じて一定時間間隔毎に取得し、製造履歴及び設備故障履歴を管理する製造履歴管理装置とを備えた製品製造履歴管理システムであって、前記製造履歴管理装置は、前記資材情報を収集する資材情報収集手段と、前記製造情報を収集する製造情報収集手段と、前記収集された資材情報及び製造情報を製造履歴として蓄積する製造履歴蓄積手段と、製造履歴検索条件を設定する検索条件設定手段と、前記設定された製造履歴検索条件に基づいて前記製造履歴蓄積手段に蓄積された製造履歴を検索する製造履歴検索手段と、前記製造履歴の検索結果を前記表示装置に表示する製造履歴出力手段と、前記設備故障情報を収集する設備故障情報収集手段と、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する設備故障履歴蓄積手段と、前記製造履歴の検索結果と前記蓄積された全ての設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する設備故障履歴出力手段とを有するものである。
【0012】
また、この発明に係る製品製造履歴管理システムは、前記製造履歴管理装置が、設定された設備故障履歴検索条件に基づいて前記設備故障履歴蓄積手段に蓄積された設備故障履歴を検索する設備故障履歴検索手段をさらに有し、前記設備故障履歴出力手段は、前記製造履歴の検索結果と前記設備故障履歴の検索結果を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するものである。
【0013】
また、この発明に係る製品製造履歴管理システムは、前記製造履歴管理装置が、複数の設備を纏めた特定の設備ブロックを設定する設備ブロック設定手段と、前記設備故障履歴検索手段による前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備ブロックの設備故障履歴に絞り込む設備ブロック選択手段とをさらに有し、前記設備故障履歴出力手段は、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備ブロックの設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するものである。
【0014】
また、この発明に係る製品製造履歴管理システムは、前記製造履歴管理装置が、特定の設備を設定する設備設定手段と、前記設備故障履歴検索手段による前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備の設備故障履歴に絞り込む設備選択手段とをさらに有し、前記設備故障履歴出力手段は、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備の設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するものである。
【0015】
さらに、この発明に係る製品製造履歴管理システムは、設備故障情報を収集する第2の設備故障情報収集手段と、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する第2の設備故障履歴蓄積手段とを有するプラント監視装置とをさらに備え、前記製造履歴管理装置は、所定の条件のときに前記プラント監視装置内の前記第2の設備故障履歴蓄積手段から設備故障履歴を前記設備故障履歴蓄積手段へ取得する設備故障履歴取得手段をさらに有するものである。
【0016】
この発明に係る製品製造履歴管理方法は、複数の設備制御装置により、複数の設備をそれぞれ制御し、設備毎の資材情報、製造実績や自動検査器の検査結果である製造情報、及び設備毎の故障情報を通信回線へそれぞれ出力するステップと、データ収集制御装置により、前記複数の設備制御装置から通信回線に出力された資材情報、製造情報、及び設備故障情報を収集するステップと、表示装置を有する製造履歴管理装置により、前記データ収集制御装置に収集された前記資材情報、製造情報、及び設備故障情報を、前記通信回線を通じて一定時間間隔毎に取得し、製造履歴及び設備故障履歴を管理する管理ステップとを含む製品製造履歴管理方法であって、前記管理ステップは、前記資材情報及び製造情報を収集し、前記収集された資材情報及び製造情報を製造履歴として蓄積する製造履歴収集蓄積ステップと、設定された製造履歴検索条件に基づいて蓄積された製造履歴を検索する製造履歴検索ステップと、前記製造履歴の検索結果を前記表示装置に表示する製造履歴出力ステップと、前記設備故障情報を収集し、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する設備故障履歴収集蓄積ステップと、前記製造履歴の検索結果と前記蓄積された全ての設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する設備故障履歴出力ステップとを含むものである。
【0017】
また、この発明に係る製品製造履歴管理方法は、前記管理ステップが、前記設定された設備故障履歴検索条件に基づいて蓄積された設備故障履歴を検索する設備故障履歴検索ステップをさらに含み、前記設備故障履歴出力ステップは、前記製造履歴の検索結果と前記設備故障履歴の検索結果を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するものである。
【0018】
また、この発明に係る製品製造履歴管理方法は、前記管理ステップが、複数の設備を纏めた特定の設備ブロックを設定する設備ブロック設定ステップと、前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備ブロックの設備故障履歴に絞り込む設備ブロック選択ステップとをさらに含み、前記設備故障履歴出力ステップは、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備ブロックの設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するものである。
【0019】
また、この発明に係る製品製造履歴管理方法は、前記管理ステップが、特定の設備を設定する設備設定ステップと、前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備の設備故障履歴に絞り込む設備選択ステップとをさらに含み、前記設備故障履歴出力ステップは、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備の設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するものである。
【0020】
さらに、この発明に係る製品製造履歴管理方法は、プラント監視装置において、設備故障情報を収集し、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する第2の設備故障履歴収集蓄積ステップをさらに含み、前記管理ステップは、所定の条件のときに前記プラント監視装置から設備故障履歴を取得する設備故障履歴取得ステップをさらに含むものである。
【0021】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムについて図面を参照しながら説明する。図1は、この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
【0022】
図1において、1は製造履歴管理装置、2はデータ収集制御装置、3は設備制御装置、4は通信回線である。
【0023】
また、同図において、製造履歴管理装置1は、データ収集制御装置2にバッファリングされた「資材情報」、「製造情報」、及び「故障情報」を、通信回線4を通じて一定時間間隔毎に取得し、取得したデータを長期間蓄積する『大容量記憶装置』、製造履歴検索、出力時にオペレータが操作する『CRT装置』、及び『印字装置』を備え、製造履歴を管理する。
【0024】
また、同図において、データ収集制御装置2は、複数の設備制御装置3から通信回線4に出力された資材情報、製造情報、及び故障情報をリアルタイムに収集し、『小容量メモリ』にバッファリングする。
【0025】
また、同図において、設備制御装置3は、設備を制御し、設備毎の投入資材ロット情報等の資材情報、製造実績や自動検査器の検査結果である製造情報、設備の故障情報を通信回線4へ出力する。
【0026】
さらに、同図において、製造履歴管理装置1は、通信回線4を通してデータ収集制御装置2の小容量メモリのデータを取得する通信機能101を介して製造情報を取得する製造情報収集部111と、資材情報を取得する資材情報収集部112と、設備故障情報を取得する設備故障情報収集部113と、収集した資材情報及び製造情報を蓄積する製造履歴蓄積部121と、収集した設備故障情報を蓄積する設備故障履歴蓄積部122とを有する。
【0027】
さらに、同図において、製造履歴管理装置1は、後述する検索条件設定部により指定された条件をもとに製造履歴を検索する製造履歴検索部131と、蓄積した製造履歴を参照する際に、「製造日付」、「製造ロット番号」、「製造品種」等の条件を設定する検索条件設定部141と、検索結果の印字装置への出力、CRT装置への表示を行う製造履歴出力部142と、設備故障履歴の印字装置への出力、CRT装置への表示を行う設備故障履歴出力部143とを有する。
【0028】
ここで、製造履歴出力部142と設備故障履歴出力部143は、1台のCRT装置に同時に表示することができる。このため、製造履歴に不適合データが発見された場合、その不適合データの前後に発生した設備故障履歴を参照し、不適合データの原因となった設備故障履歴の解析、原因推定、特定を行うためのデータを提供することが可能である。
【0029】
このように、製造時の製造履歴と設備故障履歴を対比管理できるようにしたものが製造履歴管理装置1である。
【0030】
つぎに、この実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0031】
図2は、この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの動作(製造履歴検索・表示)を示すフローチャートである。
【0032】
また、図3は、この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの製造日付、製造ロット番号、製造品種等のキー項目を示す図である。
【0033】
さらに、図4は、この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの設備故障履歴蓄積部に蓄積された設備名、設備ブロック名等の設備故障履歴を示す図である。
【0034】
上記実施の形態1において、品質トラブル発生時に製造履歴検索、表示を行う際の動作を説明する。
【0035】
まず、ステップS1において、検索条件設定部141は、製造履歴検索条件の入力要求を促す入力画面をCRT装置に表示する。ここで、製造履歴管理装置1のオペレータが図3に示す製造日付、製造ロット番号、及び製造品種のキー項目のいずれか、あるいは全てを指定する。
【0036】
次に、ステップS2において、製造履歴検索部131は、製造履歴検索条件の読込み処理を行い、指定された検索条件を読込む。
【0037】
次に、ステップS11において、製造履歴検索部131は、製造履歴の検索を開始し、製造履歴蓄積部121からステップS2で読込んだ検索条件をもとに検索処理を実行する。
【0038】
次に、ステップS12において、製造履歴出力部142は、製造履歴検索部131による製造履歴の検索結果をCRT装置に表示する。
【0039】
このとき、ステップS22において、設備故障履歴出力部143は、図4に示す設備故障履歴を蓄積した設備故障履歴蓄積部122から全ての設備故障履歴情報を抽出し、上記の製造履歴の検索結果が表示されたCR丁装置の同一画面上にスクロール等により表示する。このスクロール操作は、例えばオペレータが行い、該当設備故障履歴を探し出す。
【0040】
以上のように、この実施の形態1によれば、品質トラブルが発生した際に、製造ロット番号等をキーに製造時の製造履歴を検索参照できるとともに、その製品の資材構成情報が参照でき、資材起因のトラブル原因を解析することができる上に、その前後の連続的な設備故障履歴を参照でき、設備起因のトラブルの原因を解析・推定・特定する為の候補のデータを提供する。
【0041】
このため、飲料充填プラントの様に、大量の中間製品あるいは製品が製造ラインを高速に移動するプラントで、設備故障発生後、品質トラブルに繋がる不適合データが発生する迄の間に、若干のタイムラグが有る様なプラントにおいてもそのトラブル要因の可能性がある設備故障データを取り逃す事無く、提供できる。
【0042】
また、設備故障要因、故障の発生日時、故障の復旧日時、停止時間等の設備故障履歴を管理することにより、品質トラブルの要因となった設備故障を特定することができ、品質トラブルの再発防止を行うことが可能である。
【0043】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2に係る製品製造履歴管理システムについて図面を参照しながら説明する。図5は、この発明の実施の形態2に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【0044】
図5において、この実施の形態2は、上記の実施の形態1に、設備故障履歴検索部132を加えたものである。
【0045】
この設備故障履歴検索部132は、製造履歴検索部131と同様に、検索条件設定部141から検索条件を取得し、この検索条件をもとに設備故障履歴蓄積部122から設備故障履歴を検索し、設備故障履歴出力部143により検索結果をCRT装置の画面上に表示する。
【0046】
つぎに、この実施の形態2に係る製品製造履歴管理システムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0047】
図6は、この発明の実施の形態2に係る製品製造履歴管理システムの動作(製造履歴検索・表示)を示すフローチャートである。
【0048】
この実施の形態2は、上記実施の形態1と同様の動作に、次の動作を加えたものである。
【0049】
ステップS21において、設備故障履歴検索部132は、検索条件設定部141によりCRT装置に表示された、製造履歴/設備故障履歴の検索条件の入力要求を促す入力画面から検索条件を読込み、この検索条件をもとに設備故障履歴蓄積部122から設備故障履歴を検索する。
【0050】
上記実施の形態1と同様に、ステップS22では、設備故障履歴出力部143は、設備故障履歴の検索結果を、上記の製造履歴の検索結果が表示されたCR丁装置の同一画面上に表示する。
【0051】
ステップS2の製造履歴の検索条件読込みで、オペレータが指定した検索条件の設備故障履歴のみを抽出することができ、トラブル要因となった故障履歴の特定を容易にすることができる。
【0052】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3に係る製品製造履歴管理システムについて図面を参照しながら説明する。図7は、この発明の実施の形態3に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【0053】
図7において、この実施の形態3は、上記の実施の形態2に、設備ブロック選択部133、設備ブロック設定部144、設備マスター登録部151、設備ブロックマスター登録部152、設備マスターデータ保存部161、及び設備ブロックマスターデータ保存部162を加えたものである。
【0054】
設備マスター登録部151は、設備A、設備B、設備C等の設備マスターデータをCRT装置等を使用して設備マスターデータ保存部161に登録する。同様に、設備ブロックマスター登録部152は、設備マスターデータ保存部161を参照し、例えば設備A、設備B、設備Cを纏めた設備ブロックの設備ブロックマスターデータを設備ブロックマスターデータ保存部162に登録する。
【0055】
検索条件設定部141より取得した検索条件をもとに、設備故障履歴検索部132により検索した結果をさらに、指定された設備ブロックに該当する設備の故障履歴のみをCRT装置の画面上に表示する。
【0056】
つぎに、この実施の形態3に係る製品製造履歴管理システムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0057】
図8は、この発明の実施の形態3に係る製品製造履歴管理システムの動作(製造履歴検索・表示)を示すフローチャートである。
【0058】
この実施の形態3は、上記実施の形態2と同様の動作に、次の動作を加えたものである。
【0059】
ステップS31において、設備ブロック設定部144は、設備ブロックマスターデータ保存部162から取得した設備ブロックマスターデータに基づき、設備ブロックの選択要求を促す選択画面をCRT装置に表示する。ここで、オペレータが表示された複数の設備ブロックから特定の設備ブロックを選択する。
【0060】
次に、ステップS32において、設備ブロック選択部133は、設備故障履歴検索部132による設備故障履歴の検索結果から、オペレータにより入力された特定の設備ブロックに関する設備故障履歴を選択する。
【0061】
そして、ステップS33において、設備故障履歴出力部143は、設備ブロック選択部133により選択された特定設備ブロックの設備故障履歴の検索結果を、上記の製造履歴の検索結果が表示されたCR丁装置の同一画面上に表示する。
【0062】
ステップS2において、製造履歴/設備故障履歴の検索条件読込みで、オペレータが指定した検索条件の故障履歴のみを抽出し、さらに、ステップS31の設備ブロック選択要求で、オペレータが指定した設備ブロックの故障履歴のみを表示することにより、トラブル要因と推定される故障履歴の特定をさらに容易にすることができる。
【0063】
さらに、設備故障履歴を設備ブロック等で絞り込みすることにより、品質トラブル要因の解析が容易に行う事ができる。
【0064】
実施の形態4.
この発明の実施の形態4に係る製品製造履歴管理システムについて図面を参照しながら説明する。図9は、この発明の実施の形態4に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【0065】
図9において、この実施の形態4は、上記実施の形態3に、設備選択部134及び設備設定部145を加えたものである。
【0066】
検索条件設定部141より取得した検索条件をもとに、設備故障履歴検索部132により検索した結果をさらに、設備ブロック選択部133により特定設備ブロックで選択した結果をさらに、特定設備の故障履歴のみをCRT装置の画面上に表示する。
【0067】
つぎに、この実施の形態4に係る製品製造履歴管理システムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0068】
図10は、この発明の実施の形態4に係る製品製造履歴管理システムの動作(製造履歴検索・表示)を示すフローチャートである。
【0069】
この実施の形態4は、上記実施の形態3と同様の動作に、次の動作を加えたものである。
【0070】
ステップS10において、設備故障履歴出力部143により、製造履歴の検索結果と、特定設備ブロックの設備故障履歴の検索結果がCR丁装置の同一画面上に表示されたのを、オペレータが見て、トラブル要因と推定される故障履歴の特定をするために、設備単独の指定が必要かを判断する。
【0071】
次に、ステップS41において、オペレータにより設備指定が必要と判断された場合、設備設定部145は、設備マスターデータ保存部161から取得した設備マスターデータに基づき、設備の選択要求を促す選択画面をCRT装置に表示する。ここで、オペレータが表示された複数の設備から特定の設備を選択する。
【0072】
次に、ステップS42において、設備選択部134は、設備故障履歴検索部132による設備故障履歴の検索結果から、さらに特定の設備ブロックに関する設備故障履歴から、さらにオペレータにより入力された特定の設備に関する設備故障履歴を選択する。
【0073】
そして、ステップS43において、設備故障履歴出力部143は、設備選択部134により選択された特定設備の設備故障履歴の検索結果を、上記の製造履歴の検索結果が表示されたCR丁装置の同一画面上に表示する。
【0074】
ステップS2において、製造履歴/設備故障履歴の検索条件読込みで、オペレータが指定した検索条件の故障履歴のみを抽出し、抽出した結果よりさらに、ステップS31の設備ブロック選択要求で、オペレータが指定した特定設備ブロックの故障履歴のみを抽出し、その上でさらに、ステップS41の設備選択要求で、オペレータが指定した特定設備の故障履歴のみを抽出することにより、品質トラブル要因となった設備故障の特定をさらに容易にすることができる。
【0075】
さらに、設備故障履歴を設備ブロック、設備名等で絞り込みすることにより、品質トラブル要因の解析が容易に行う事ができる。
【0076】
実施の形態5.
この発明の実施の形態5に係る製品製造履歴管理システムについて図面を参照しながら説明する。図11は、この発明の実施の形態5に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【0077】
図11において、この実施の形態5は、上記実施の形態4の通信機能101、設備故障情報収集部113及び設備故障履歴蓄積部122と同様の通信機能501、設備故障情報収集部513及び設備故障履歴蓄積部522がプラント監視装置5に存在する場合、つまりプラント監視装置5が設備制御装置3から通信回線4に出力された故障情報等を収集する場合、設備故障履歴取得部171が所定の条件のときに通信回線6を介してプラント監視装置5内の設備故障履歴蓄積部522より製造履歴管理装置1の設備故障履歴蓄積部122に設備故障履歴を取得し、長期間蓄積するものである。
【0078】
つぎに、この実施の形態5に係る製品製造履歴管理システムの動作について図面を参照しながら説明する。
【0079】
図12は、この発明の実施の形態5に係る製品製造履歴管理システムの動作(製造履歴検索・表示)を示すフローチャートである。
【0080】
この実施の形態5は、上記実施の形態4と同様の動作に、次の動作を加えたものである。
【0081】
ステップS20において、設備故障履歴検索部132は、プラント監視装置5の設備故障履歴が必要かを判断する。この設備故障履歴検索部132は、検索条件設定部141から検索条件を取得し、この検索条件をもとに設備故障履歴蓄積部122を検索し、例えば検索対象が存在しなかった場合にプラント監視装置5の設備故障履歴が必要であると判断する。
【0082】
プラント監視装置5の設備故障履歴が必要であると判断された場合、ステップS51において、設備故障履歴取得部171は、プラント監視装置5から設備故障履歴を取得する。
【0083】
これは、通信回線6により接続されたプラント監視装置5において設備故障履歴を収集、蓄積している場合に、製造履歴管理装置1からプラント監視装置5に蓄積された設備故障履歴を取得するものである。通常、製造プラントにおいては、プラント監視装置5により設備故障履歴を収集蓄積している場合が多く、製造履歴管理装置1を追加して製造履歴と設備故障履歴を対比して管理する場合に本構成が適用でき、短期間に低コストで導入ができる。
【0084】
【発明の効果】
この発明に係る製品製造履歴管理システムは、以上説明したとおり、複数の設備をそれぞれ制御し、設備毎の資材情報、製造実績や自動検査器の検査結果である製造情報、及び設備毎の故障情報を通信回線へそれぞれ出力する複数の設備制御装置と、前記複数の設備制御装置から通信回線に出力された資材情報、製造情報、及び設備故障情報を収集するデータ収集制御装置と、表示装置を有し、前記データ収集制御装置に収集された前記資材情報、製造情報、及び設備故障情報を、前記通信回線を通じて一定時間間隔毎に取得し、製造履歴及び設備故障履歴を管理する製造履歴管理装置とを備えた製品製造履歴管理システムであって、前記製造履歴管理装置は、前記資材情報を収集する資材情報収集手段と、前記製造情報を収集する製造情報収集手段と、前記収集された資材情報及び製造情報を製造履歴として蓄積する製造履歴蓄積手段と、製造履歴検索条件を設定する検索条件設定手段と、前記設定された製造履歴検索条件に基づいて前記製造履歴蓄積手段に蓄積された製造履歴を検索する製造履歴検索手段と、前記製造履歴の検索結果を前記表示装置に表示する製造履歴出力手段と、前記設備故障情報を収集する設備故障情報収集手段と、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する設備故障履歴蓄積手段と、前記製造履歴の検索結果と前記蓄積された全ての設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する設備故障履歴出力手段とを有するので、設備故障履歴を製造履歴と対比して表示することができ、トラブル要因の特定ができるという効果を奏する。
【0085】
また、この発明に係る製品製造履歴管理システムは、以上説明したとおり、前記製造履歴管理装置が、設定された設備故障履歴検索条件に基づいて前記設備故障履歴蓄積手段に蓄積された設備故障履歴を検索する設備故障履歴検索手段をさらに有し、前記設備故障履歴出力手段は、前記製造履歴の検索結果と前記設備故障履歴の検索結果を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するので、品質トラブルの要因となった設備故障をその要因まで特定することができ、品質トラブルの再発を防止することができるという効果を奏する。
【0086】
また、この発明に係る製品製造履歴管理システムは、以上説明したとおり、前記製造履歴管理装置が、複数の設備を纏めた特定の設備ブロックを設定する設備ブロック設定手段と、前記設備故障履歴検索手段による前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備ブロックの設備故障履歴に絞り込む設備ブロック選択手段とをさらに有し、前記設備故障履歴出力手段は、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備ブロックの設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するので、設備故障履歴を設備ブロック等で絞り込みをすることができ、品質トラブルの要因の解析が容易に行う事ができるという効果を奏する。
【0087】
また、この発明に係る製品製造履歴管理システムは、以上説明したとおり、前記製造履歴管理装置が、特定の設備を設定する設備設定手段と、前記設備故障履歴検索手段による前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備の設備故障履歴に絞り込む設備選択手段とをさらに有し、前記設備故障履歴出力手段は、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備の設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するので、設備故障履歴を設備名等で絞り込みをすることができ、品質トラブルの要因の解析が容易に行う事ができるという効果を奏する。
【0088】
さらに、この発明に係る製品製造履歴管理システムは、以上説明したとおり、設備故障情報を収集する第2の設備故障情報収集手段と、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する第2の設備故障履歴蓄積手段とを有するプラント監視装置とをさらに備え、前記製造履歴管理装置は、所定の条件のときに前記プラント監視装置内の前記第2の設備故障履歴蓄積手段から設備故障履歴を前記設備故障履歴蓄積手段へ取得する設備故障履歴取得手段をさらに有するので、プラント監視装置が設備故障履歴を収集、蓄積している場合でも、設備故障履歴を製造履歴と対比して表示することができ、トラブル要因の特定ができるという効果を奏する。
【0089】
この発明に係る製品製造履歴管理方法は、以上説明したとおり、複数の設備制御装置により、複数の設備をそれぞれ制御し、設備毎の資材情報、製造実績や自動検査器の検査結果である製造情報、及び設備毎の故障情報を通信回線へそれぞれ出力するステップと、データ収集制御装置により、前記複数の設備制御装置から通信回線に出力された資材情報、製造情報、及び設備故障情報を収集するステップと、表示装置を有する製造履歴管理装置により、前記データ収集制御装置に収集された前記資材情報、製造情報、及び設備故障情報を、前記通信回線を通じて一定時間間隔毎に取得し、製造履歴及び設備故障履歴を管理する管理ステップとを含む製品製造履歴管理方法であって、前記管理ステップは、前記資材情報及び製造情報を収集し、前記収集された資材情報及び製造情報を製造履歴として蓄積する製造履歴収集蓄積ステップと、設定された製造履歴検索条件に基づいて蓄積された製造履歴を検索する製造履歴検索ステップと、前記製造履歴の検索結果を前記表示装置に表示する製造履歴出力ステップと、前記設備故障情報を収集し、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する設備故障履歴収集蓄積ステップと、前記製造履歴の検索結果と前記蓄積された全ての設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する設備故障履歴出力ステップとを含むので、設備故障履歴を製造履歴と対比して表示することができ、トラブル要因の特定ができるという効果を奏する。
【0090】
また、この発明に係る製品製造履歴管理方法は、以上説明したとおり、前記管理ステップが、前記設定された設備故障履歴検索条件に基づいて蓄積された設備故障履歴を検索する設備故障履歴検索ステップをさらに含み、前記設備故障履歴出力ステップは、前記製造履歴の検索結果と前記設備故障履歴の検索結果を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するので、品質トラブルの要因となった設備故障をその要因まで特定することができ、品質トラブルの再発を防止することができるという効果を奏する。
【0091】
また、この発明に係る製品製造履歴管理方法は、以上説明したとおり、前記管理ステップが、複数の設備を纏めた特定の設備ブロックを設定する設備ブロック設定ステップと、前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備ブロックの設備故障履歴に絞り込む設備ブロック選択ステップとをさらに含み、前記設備故障履歴出力ステップは、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備ブロックの設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するので、設備故障履歴を設備ブロック等で絞り込みをすることができ、品質トラブルの要因の解析が容易に行う事ができるという効果を奏する。
【0092】
また、この発明に係る製品製造履歴管理方法は、以上説明したとおり、前記管理ステップが、特定の設備を設定する設備設定ステップと、前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備の設備故障履歴に絞り込む設備選択ステップとをさらに含み、前記設備故障履歴出力ステップは、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備の設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示するので、設備故障履歴を設備名等で絞り込みをすることができ、品質トラブルの要因の解析が容易に行う事ができるという効果を奏する。
【0093】
さらに、この発明に係る製品製造履歴管理方法は、以上説明したとおり、プラント監視装置において、設備故障情報を収集し、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する第2の設備故障履歴収集蓄積ステップをさらに含み、前記管理ステップは、所定の条件のときに前記プラント監視装置から設備故障履歴を取得する設備故障履歴取得ステップをさらに含むので、プラント監視装置が設備故障履歴を収集、蓄積している場合でも、設備故障履歴を製造履歴と対比して表示することができ、トラブル要因の特定ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの製造日付、製造ロット番号、製造品種等のキー項目を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係る製品製造履歴管理システムの設備故障履歴蓄積部に蓄積された設備名、設備ブロック名等の設備故障履歴を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態2に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係る製品製造履歴管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施の形態3に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【図8】 この発明の実施の形態3に係る製品製造履歴管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態4に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【図10】 この発明の実施の形態4に係る製品製造履歴管理システムの動作を示すフローチャートである。
【図11】 この発明の実施の形態5に係る製品製造履歴管理システムの構成を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態5に係る製品製造履歴管理システムの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 製造履歴管理装置、2 データ収集制御装置、3 設備制御装置、4 通信回線、5 プラント監視装置、6 通信回線、101 通信機能、111 製造情報収集部、112 資材情報収集部、113 設備故障情報収集部、121製造履歴蓄積部、122 設備故障履歴蓄積部、131 製造履歴検索部、132 設備故障履歴検索部、133 設備ブロック選択部、134 設備選択部、141 検索条件設定部、142 製造履歴出力部、143 設備故障履歴出力部、144 設備ブロック設定部、145 設備設定部、151 設備マスター登録部、152 設備ブロックマスター登録部、161 設備マスターデータ保存部、162 設備ブロックマスターデータ保存部、501 通信機能、513 設備故障情報収集部、522 設備故障履歴蓄積部、171 設備故障履歴取得部。
Claims (10)
- 複数の設備をそれぞれ制御し、設備毎の資材情報、製造実績や自動検査器の検査結果である製造情報、及び設備毎の故障情報を通信回線へそれぞれ出力する複数の設備制御装置と、
前記複数の設備制御装置から通信回線に出力された資材情報、製造情報、及び設備故障情報を収集するデータ収集制御装置と、
表示装置を有し、前記データ収集制御装置に収集された前記資材情報、製造情報、及び設備故障情報を、前記通信回線を通じて一定時間間隔毎に取得し、製造履歴及び設備故障履歴を管理する製造履歴管理装置とを備えた製品製造履歴管理システムであって、
前記製造履歴管理装置は、
前記資材情報を収集する資材情報収集手段と、
前記製造情報を収集する製造情報収集手段と、
前記収集された資材情報及び製造情報を製造履歴として蓄積する製造履歴蓄積手段と、
製造履歴検索条件を設定する検索条件設定手段と、
前記設定された製造履歴検索条件に基づいて前記製造履歴蓄積手段に蓄積された製造履歴を検索する製造履歴検索手段と、
前記製造履歴の検索結果を前記表示装置に表示する製造履歴出力手段と、
前記設備故障情報を収集する設備故障情報収集手段と、
前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する設備故障履歴蓄積手段と、
前記製造履歴の検索結果と前記蓄積された全ての設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する設備故障履歴出力手段とを有する
ことを特徴とする製品製造履歴管理システム。 - 前記製造履歴管理装置は、設定された設備故障履歴検索条件に基づいて前記設備故障履歴蓄積手段に蓄積された設備故障履歴を検索する設備故障履歴検索手段をさらに有し、
前記設備故障履歴出力手段は、前記製造履歴の検索結果と前記設備故障履歴の検索結果を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する
ことを特徴とする請求項1記載の製品製造履歴管理システム。 - 前記製造履歴管理装置は、
複数の設備を纏めた特定の設備ブロックを設定する設備ブロック設定手段と、
前記設備故障履歴検索手段による前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備ブロックの設備故障履歴に絞り込む設備ブロック選択手段とをさらに有し、
前記設備故障履歴出力手段は、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備ブロックの設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する
ことを特徴とする請求項2記載の製品製造履歴管理システム。 - 前記製造履歴管理装置は、
特定の設備を設定する設備設定手段と、
前記設備故障履歴検索手段による前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備の設備故障履歴に絞り込む設備選択手段とをさらに有し、
前記設備故障履歴出力手段は、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備の設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する
ことを特徴とする請求項2記載の製品製造履歴管理システム。 - 設備故障情報を収集する第2の設備故障情報収集手段と、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する第2の設備故障履歴蓄積手段とを有するプラント監視装置とをさらに備え、
前記製造履歴管理装置は、所定の条件のときに前記プラント監視装置内の前記第2の設備故障履歴蓄積手段から設備故障履歴を前記設備故障履歴蓄積手段へ取得する設備故障履歴取得手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項3又は4記載の製品製造履歴管理システム。 - 複数の設備制御装置により、複数の設備をそれぞれ制御し、設備毎の資材情報、製造実績や自動検査器の検査結果である製造情報、及び設備毎の故障情報を通信回線へそれぞれ出力するステップと、
データ収集制御装置により、前記複数の設備制御装置から通信回線に出力された資材情報、製造情報、及び設備故障情報を収集するステップと、
表示装置を有する製造履歴管理装置により、前記データ収集制御装置に収集された前記資材情報、製造情報、及び設備故障情報を、前記通信回線を通じて一定時間間隔毎に取得し、製造履歴及び設備故障履歴を管理する管理ステップとを含む製品製造履歴管理方法であって、
前記管理ステップは、
前記資材情報及び製造情報を収集し、前記収集された資材情報及び製造情報を製造履歴として蓄積する製造履歴収集蓄積ステップと、
設定された製造履歴検索条件に基づいて蓄積された製造履歴を検索する製造履歴検索ステップと、
前記製造履歴の検索結果を前記表示装置に表示する製造履歴出力ステップと、
前記設備故障情報を収集し、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する設備故障履歴収集蓄積ステップと、
前記製造履歴の検索結果と前記蓄積された全ての設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する設備故障履歴出力ステップと
を含むことを特徴とする製品製造履歴管理方法。 - 前記管理ステップは、前記設定された設備故障履歴検索条件に基づいて蓄積された設備故障履歴を検索する設備故障履歴検索ステップをさらに含み、
前記設備故障履歴出力ステップは、前記製造履歴の検索結果と前記設備故障履歴の検索結果を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する
ことを特徴とする請求項6記載の製品製造履歴管理方法。 - 前記管理ステップは、
複数の設備を纏めた特定の設備ブロックを設定する設備ブロック設定ステップと、
前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備ブロックの設備故障履歴に絞り込む設備ブロック選択ステップとをさらに含み、
前記設備故障履歴出力ステップは、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備ブロックの設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する
ことを特徴とする請求項7記載の製品製造履歴管理システム。 - 前記管理ステップは、
特定の設備を設定する設備設定ステップと、
前記設備故障履歴の検索結果を前記設定された特定の設備の設備故障履歴に絞り込む設備選択ステップとをさらに含み、
前記設備故障履歴出力ステップは、前記設備故障履歴の検索結果の内、前記特定の設備の設備故障履歴を対比管理できるように前記表示装置の同一画面上に表示する
ことを特徴とする請求項7記載の製品製造履歴管理方法。 - プラント監視装置において、設備故障情報を収集し、前記収集された設備故障情報を設備故障履歴として蓄積する第2の設備故障履歴収集蓄積ステップをさらに含み、
前記管理ステップは、所定の条件のときに前記プラント監視装置から設備故障履歴を取得する設備故障履歴取得ステップをさらに含む
ことを特徴とする請求項8又は9記載の製品製造履歴管理方法。
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