JP2003084034A - 電気部品テストシステムおよび電気部品テスト方法 - Google Patents
電気部品テストシステムおよび電気部品テスト方法Info
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気部品のテストにおいて不良と判断された
ときに不良である確率が高い電気部品を従来よりも早く
検出電気部品をユーザへ提示することができる電気部品
テストシステムおよび電気部品テスト方法を提供する。 【解決手段】 電気部品テストシステムは、互いに異な
る複数のテスト条件のそれぞれを識別することができる
ように付された条件識別子ごとに電気部品の良否をテス
トするテスト部10と、電気部品のうち予測して得た不
良の原因である予測原因を少なくとも条件識別子のそれ
ぞれに関連付けて予め格納しているメモリ部142と、
条件識別子のうち、電気部品が不良と判断されたときの
条件識別子である不良関連識別子を少なくとも格納する
メモリ部144と、不良関連識別子が複数ある場合に、
複数の不良関連識別子に関するパラメータを予測原因ご
とに算出する演算部130とを備える。
ときに不良である確率が高い電気部品を従来よりも早く
検出電気部品をユーザへ提示することができる電気部品
テストシステムおよび電気部品テスト方法を提供する。 【解決手段】 電気部品テストシステムは、互いに異な
る複数のテスト条件のそれぞれを識別することができる
ように付された条件識別子ごとに電気部品の良否をテス
トするテスト部10と、電気部品のうち予測して得た不
良の原因である予測原因を少なくとも条件識別子のそれ
ぞれに関連付けて予め格納しているメモリ部142と、
条件識別子のうち、電気部品が不良と判断されたときの
条件識別子である不良関連識別子を少なくとも格納する
メモリ部144と、不良関連識別子が複数ある場合に、
複数の不良関連識別子に関するパラメータを予測原因ご
とに算出する演算部130とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気部品テストシ
ステムおよび電気部品テスト方法に関する。
ステムおよび電気部品テスト方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体検査工程においては、半導体テス
トシステムが予め定められた多様な条件のもと、被試験
半導体装置(以下、DUT(Device Under Test)ともい
う)などをテストする。半導体テストシステムの内部に
は、DUTなどをテストするためにDUTボード、パフォーマ
ンスボード、マザーボードなどの多数の電気部品が備え
られる。半導体テストシステムがDUTなどを正確に測
定するためには、半導体テストシステム自身の内部にあ
るボードなどの多数の電気部品が正確に動作しなければ
ならない。
トシステムが予め定められた多様な条件のもと、被試験
半導体装置(以下、DUT(Device Under Test)ともい
う)などをテストする。半導体テストシステムの内部に
は、DUTなどをテストするためにDUTボード、パフォーマ
ンスボード、マザーボードなどの多数の電気部品が備え
られる。半導体テストシステムがDUTなどを正確に測
定するためには、半導体テストシステム自身の内部にあ
るボードなどの多数の電気部品が正確に動作しなければ
ならない。
【0003】従来から、半導体テストシステム内部にあ
る電気部品をテストするために、これらの電気部品をテ
ストするための自己診断装置がさらに半導体テストシス
テム内部に備えられていることがある。
る電気部品をテストするために、これらの電気部品をテ
ストするための自己診断装置がさらに半導体テストシス
テム内部に備えられていることがある。
【0004】まず、自己診断装置は、半導体テストシス
テム内部の個々の電気部品のそれぞれに対して、若しく
は、半導体テストシステム内部のある電気部品の一部分
に対して、予め設定されたテスト条件に従い、電力を所
定の大きさおよび所定のタイミングで供給する。次に、
自己診断装置は、その電気部品、若しくは、電気部品の
一部分からの出力を観測する。自己診断装置は、予め設
定された結果条件にその出力が適合するか否かを判断す
る。出力が結果条件に適合しないときに、自己診断装置
は、そのテスト条件において電気部品が結果条件を満た
さなかったことをユーザへ知らせる。即ち、自己診断装
置は、電気部品が不良であると判断されたことをユーザ
へ知らせる。
テム内部の個々の電気部品のそれぞれに対して、若しく
は、半導体テストシステム内部のある電気部品の一部分
に対して、予め設定されたテスト条件に従い、電力を所
定の大きさおよび所定のタイミングで供給する。次に、
自己診断装置は、その電気部品、若しくは、電気部品の
一部分からの出力を観測する。自己診断装置は、予め設
定された結果条件にその出力が適合するか否かを判断す
る。出力が結果条件に適合しないときに、自己診断装置
は、そのテスト条件において電気部品が結果条件を満た
さなかったことをユーザへ知らせる。即ち、自己診断装
置は、電気部品が不良であると判断されたことをユーザ
へ知らせる。
【0005】一般に、多数のテスト条件は、それぞれ互
いに識別されることができるように、互いに異なるテス
ト項目と関連付けられている。よって、自己診断装置
は、電気部品が不良であることをテスト条件の代わりに
テスト項目によってユーザへ知らせることが多い。ユー
ザは、そのテスト項目から不良と判断されたときのテス
ト条件を知ることができる。
いに識別されることができるように、互いに異なるテス
ト項目と関連付けられている。よって、自己診断装置
は、電気部品が不良であることをテスト条件の代わりに
テスト項目によってユーザへ知らせることが多い。ユー
ザは、そのテスト項目から不良と判断されたときのテス
ト条件を知ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、1つの電気部
品には複数のテスト条件が関連する。よって、ある1つ
の電気部品に不良がある場合でも、複数のテスト項目に
おいて不良が判断される。また、ある1つのテスト項目
は複数の電気部品の不良と関係している。よって、ユー
ザは、不良と判断されたときのテスト項目およびテスト
条件を得ても、いずれの電気部品が実際に不良である
か、を判断することが困難である。
品には複数のテスト条件が関連する。よって、ある1つ
の電気部品に不良がある場合でも、複数のテスト項目に
おいて不良が判断される。また、ある1つのテスト項目
は複数の電気部品の不良と関係している。よって、ユー
ザは、不良と判断されたときのテスト項目およびテスト
条件を得ても、いずれの電気部品が実際に不良である
か、を判断することが困難である。
【0007】そこで、従来においては、自己診断装置が
半導体テストシステム内部に設けられていた。過去にお
いて不良の判断がなされたときの不良原因、テスト項目
またはテスト条件等の実績データが蓄積される。自己診
断装置は、不良と判断されたときのテスト項目のうち選
択された1つのテスト項目に基づいて、実績データの中
から過去において最も頻繁に不良となっていた電気部品
名をユーザへ提示していた。
半導体テストシステム内部に設けられていた。過去にお
いて不良の判断がなされたときの不良原因、テスト項目
またはテスト条件等の実績データが蓄積される。自己診
断装置は、不良と判断されたときのテスト項目のうち選
択された1つのテスト項目に基づいて、実績データの中
から過去において最も頻繁に不良となっていた電気部品
名をユーザへ提示していた。
【0008】しかし、1つのテスト項目に対して最も頻
繁に不良となっていた電気部品は、半導体テストシステ
ム内に比較的多数組み込まれている電気部品や他の電気
部品に比較して品質の悪い電気部品である。即ち、互い
に不良率が同じであり異なる複数種の電気部品のうち、
半導体テストシステム内に比較的多数組み込まれている
電気部品は、比較的少数しか組み込まれていない電気部
品に比較して不良原因となる頻度が高い。また、他の電
気部品に比較して品質の悪い電気部品も不良原因となる
頻度が高い。
繁に不良となっていた電気部品は、半導体テストシステ
ム内に比較的多数組み込まれている電気部品や他の電気
部品に比較して品質の悪い電気部品である。即ち、互い
に不良率が同じであり異なる複数種の電気部品のうち、
半導体テストシステム内に比較的多数組み込まれている
電気部品は、比較的少数しか組み込まれていない電気部
品に比較して不良原因となる頻度が高い。また、他の電
気部品に比較して品質の悪い電気部品も不良原因となる
頻度が高い。
【0009】従って、従来においては、半導体テストシ
ステム内に比較的多数組み込まれている電気部品や品質
の悪い電気部品が、不良原因である疑いの最も高い電気
部品として常にユーザへ提示されていた。
ステム内に比較的多数組み込まれている電気部品や品質
の悪い電気部品が、不良原因である疑いの最も高い電気
部品として常にユーザへ提示されていた。
【0010】上述のように、一般に、個々の電気部品は
複数のテスト項目または複数のテスト条件と関連し、個
々のテスト項目またはテスト条件は複数の電気部品と関
係している。
複数のテスト項目または複数のテスト条件と関連し、個
々のテスト項目またはテスト条件は複数の電気部品と関
係している。
【0011】実際に不良原因である電気部品は、半導体
テストシステム内に比較的少数しか組み込まれていない
電気部品である場合もある。また、品質の悪い電気部品
は、その品質が改善されており不良になり難くなってい
る場合もある。
テストシステム内に比較的少数しか組み込まれていない
電気部品である場合もある。また、品質の悪い電気部品
は、その品質が改善されており不良になり難くなってい
る場合もある。
【0012】これらの場合に、1つのテスト項目につい
て不良原因を判断した場合には、自己診断装置は、実際
には不良原因でない電気部品を不良原因として誤ってユ
ーザへ提示してしまう。
て不良原因を判断した場合には、自己診断装置は、実際
には不良原因でない電気部品を不良原因として誤ってユ
ーザへ提示してしまう。
【0013】また、過去の不良原因の実績データを使用
するためには、不良原因であった電気部品等の実績が長
期間に亘って蓄積されなければならなかった。従って、
半導体テストシステムを使用し始めてから実績データが
実際に使用することができるようになるまでには長期間
が必要であった。
するためには、不良原因であった電気部品等の実績が長
期間に亘って蓄積されなければならなかった。従って、
半導体テストシステムを使用し始めてから実績データが
実際に使用することができるようになるまでには長期間
が必要であった。
【0014】さらに、実際には不良でない電気部品を不
良として誤って判断した場合には、実際に不良である電
気部品を検出するまでに長期間が必要であった。
良として誤って判断した場合には、実際に不良である電
気部品を検出するまでに長期間が必要であった。
【0015】そこで本発明は、電気部品のテストにおい
て不良が生じたときに、従来よりも不良原因である確率
が高い電気部品をユーザへ提示することができる電気部
品テストシステムおよび電気部品テスト方法を提供する
ことを目的とする。
て不良が生じたときに、従来よりも不良原因である確率
が高い電気部品をユーザへ提示することができる電気部
品テストシステムおよび電気部品テスト方法を提供する
ことを目的とする。
【0016】また、本発明は、電気部品テストシステム
を使用し始めたときから従来よりも不良原因である確率
が比較的高い電気部品をユーザへ提示することができる
電気部品テストシステムおよび電気部品テスト方法を提
供することを目的とする。
を使用し始めたときから従来よりも不良原因である確率
が比較的高い電気部品をユーザへ提示することができる
電気部品テストシステムおよび電気部品テスト方法を提
供することを目的とする。
【0017】さらに、本発明は、電気部品のテストにお
いて不良と判断されたときに、実際に不良である電気部
品を従来よりも早く検出することができる電気部品テス
トシステムおよび電気部品テスト方法を提供することを
目的とする。
いて不良と判断されたときに、実際に不良である電気部
品を従来よりも早く検出することができる電気部品テス
トシステムおよび電気部品テスト方法を提供することを
目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に従った実施の形
態による電気部品テストシステムは、互いに異なる複数
のテスト条件のそれぞれを識別することができるように
付された条件識別子ごとに電気部品をテストするテスト
部と、前記電気部品のうち予測して得た不良の原因であ
る予測原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに関
連付けて予め格納している第1のメモリ部と、前記条件
識別子のうち、前記電気部品が不良と判断されたときの
前記条件識別子である不良関連識別子を少なくとも格納
する第2のメモリ部と、前記不良関連識別子が複数ある
場合に、複数の前記不良関連識別子に関するパラメータ
を、少なくとも前記不良関連識別子に関連付けられてい
る前記予測原因ごとに算出する演算部と、を備える。
態による電気部品テストシステムは、互いに異なる複数
のテスト条件のそれぞれを識別することができるように
付された条件識別子ごとに電気部品をテストするテスト
部と、前記電気部品のうち予測して得た不良の原因であ
る予測原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに関
連付けて予め格納している第1のメモリ部と、前記条件
識別子のうち、前記電気部品が不良と判断されたときの
前記条件識別子である不良関連識別子を少なくとも格納
する第2のメモリ部と、前記不良関連識別子が複数ある
場合に、複数の前記不良関連識別子に関するパラメータ
を、少なくとも前記不良関連識別子に関連付けられてい
る前記予測原因ごとに算出する演算部と、を備える。
【0019】前記パラメータは、前記予測原因に関連付
けられた前記不良関連識別子の個数であってもよい。
けられた前記不良関連識別子の個数であってもよい。
【0020】前記パラメータは、それぞれの前記不良関
連識別子について、それぞれの前記予測原因が不良原因
になると予想される期待値若しくは過去において不良原
因であった確率を、前記予測原因ごとに加算した値であ
ってもよい。
連識別子について、それぞれの前記予測原因が不良原因
になると予想される期待値若しくは過去において不良原
因であった確率を、前記予測原因ごとに加算した値であ
ってもよい。
【0021】前記予測原因のうち、前記パラメータの値
が最も大きいまたは最も小さい予測原因を少なくとも表
示する表示部をさらに備えてもよい。
が最も大きいまたは最も小さい予測原因を少なくとも表
示する表示部をさらに備えてもよい。
【0022】いずれの前記予測原因がいずれの前記不良
関連識別子に関連付けられているかを示す前記予測原因
と前記不良関連識別子とのマトリックスを表示する表示
部をさらに備えてもよい。
関連識別子に関連付けられているかを示す前記予測原因
と前記不良関連識別子とのマトリックスを表示する表示
部をさらに備えてもよい。
【0023】好ましくは、前記予測原因は、前記電気部
品または前記テスト条件に基づいて予測された期待デー
タまたは過去における実際の不良原因に基づいて予測さ
れた実績データであり、前記実績データは前記演算部に
よる算出が実行される毎に自動的に更新される。
品または前記テスト条件に基づいて予測された期待デー
タまたは過去における実際の不良原因に基づいて予測さ
れた実績データであり、前記実績データは前記演算部に
よる算出が実行される毎に自動的に更新される。
【0024】本発明に従った他の実施の形態による電気
部品テストシステムは、互いにデータを通信することが
できるサーバシステムおよびクライアントシステムにお
いて、互いに異なる複数のテスト条件のそれぞれを識別
することができるように付された条件識別子ごとに電気
部品をテストするテスト部を前記クライアントシステム
が備え、前記電気部品のうち予測して得た不良の原因で
ある予測原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに
関連付けて予め格納している第1のメモリ部を前記サー
バシステムが備え、前記条件識別子のうち、前記電気部
品が不良と判断されたときの前記条件識別子である不良
関連識別子を少なくとも格納する第2のメモリ部を前記
クライアントシステムが備え、前記不良関連識別子が複
数ある場合に、複数の前記不良関連識別子に関するパラ
メータを、少なくとも前記不良関連識別子に関連付けら
れた前記予測原因ごとに算出する演算部を前記サーバシ
ステムが備え、少なくとも前記パラメータを前記予測原
因ごとに表示する表示部を前記クライアントシステムが
備え、前記サーバシステムは、前記クライアントシステ
ムから送信された少なくとも前記不良関連識別子を受信
して、少なくとも前記パラメータと前記不良関連識別子
に関連付けられた前記予測原因とを前記クライアントシ
ステムへ送信する。
部品テストシステムは、互いにデータを通信することが
できるサーバシステムおよびクライアントシステムにお
いて、互いに異なる複数のテスト条件のそれぞれを識別
することができるように付された条件識別子ごとに電気
部品をテストするテスト部を前記クライアントシステム
が備え、前記電気部品のうち予測して得た不良の原因で
ある予測原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに
関連付けて予め格納している第1のメモリ部を前記サー
バシステムが備え、前記条件識別子のうち、前記電気部
品が不良と判断されたときの前記条件識別子である不良
関連識別子を少なくとも格納する第2のメモリ部を前記
クライアントシステムが備え、前記不良関連識別子が複
数ある場合に、複数の前記不良関連識別子に関するパラ
メータを、少なくとも前記不良関連識別子に関連付けら
れた前記予測原因ごとに算出する演算部を前記サーバシ
ステムが備え、少なくとも前記パラメータを前記予測原
因ごとに表示する表示部を前記クライアントシステムが
備え、前記サーバシステムは、前記クライアントシステ
ムから送信された少なくとも前記不良関連識別子を受信
して、少なくとも前記パラメータと前記不良関連識別子
に関連付けられた前記予測原因とを前記クライアントシ
ステムへ送信する。
【0025】好ましくは、前記表示部は、複数の前記不
良関連識別子を有するテストの結果情報を表示するため
の結果表示領域と、前記クライアントシステムを操作す
ることによって前記結果表示領域に表示された前記結果
情報を前記サーバシステムへ送信するための送信命令領
域と、を表示し、前記結果情報を前記サーバシステムへ
送信した後、前記サーバシステムからの少なくとも前記
パラメータと前記不良関連識別子に関連付けられた前記
予測原因とを表示する。
良関連識別子を有するテストの結果情報を表示するため
の結果表示領域と、前記クライアントシステムを操作す
ることによって前記結果表示領域に表示された前記結果
情報を前記サーバシステムへ送信するための送信命令領
域と、を表示し、前記結果情報を前記サーバシステムへ
送信した後、前記サーバシステムからの少なくとも前記
パラメータと前記不良関連識別子に関連付けられた前記
予測原因とを表示する。
【0026】好ましくは、前記クライアントシステム
は、クライアントシステムを操作することによって、前
記サーバシステムが前記結果情報を送信した前記クライ
アントシステムを識別することを可能とする送信元識別
子を前記結果情報とともに送信する。
は、クライアントシステムを操作することによって、前
記サーバシステムが前記結果情報を送信した前記クライ
アントシステムを識別することを可能とする送信元識別
子を前記結果情報とともに送信する。
【0027】好ましくは、前記クライアントシステムの
操作は、前記クライアントシステムと通信することがで
きる入力装置によって前記送信命令表示を選択する操作
である。
操作は、前記クライアントシステムと通信することがで
きる入力装置によって前記送信命令表示を選択する操作
である。
【0028】本発明に従った実施の形態による電気部品
テスト方法は、互いに異なる複数のテスト条件のそれぞ
れを識別することができるように付された条件識別子ご
とに電気部品をテストする電気部品テスト方法であっ
て、前記電気部品のうち予測して得た不良の原因である
予測原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに関連
付けて予めメモリに格納しておく第1の格納ステップ
と、前記条件識別子のうち、前記電気部品が不良と判断
されたときの前記条件識別子である不良関連識別子をメ
モリに格納しておく第2の格納ステップと、前記不良関
連識別子が複数ある場合に、複数の前記不良関連識別子
に関するパラメータを、少なくとも前記不良関連識別子
に関連付けられた前記予測原因ごとに算出する演算ステ
ップと、を具備している。
テスト方法は、互いに異なる複数のテスト条件のそれぞ
れを識別することができるように付された条件識別子ご
とに電気部品をテストする電気部品テスト方法であっ
て、前記電気部品のうち予測して得た不良の原因である
予測原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに関連
付けて予めメモリに格納しておく第1の格納ステップ
と、前記条件識別子のうち、前記電気部品が不良と判断
されたときの前記条件識別子である不良関連識別子をメ
モリに格納しておく第2の格納ステップと、前記不良関
連識別子が複数ある場合に、複数の前記不良関連識別子
に関するパラメータを、少なくとも前記不良関連識別子
に関連付けられた前記予測原因ごとに算出する演算ステ
ップと、を具備している。
【0029】前記演算ステップにおいて、前記パラメー
タは、それぞれの前記不良関連識別子についてそれぞれ
の前記予測原因が不良原因になると予想される期待値若
しくは過去において不良原因であった確率を、前記予測
原因ごとに加算した値であってもよい。
タは、それぞれの前記不良関連識別子についてそれぞれ
の前記予測原因が不良原因になると予想される期待値若
しくは過去において不良原因であった確率を、前記予測
原因ごとに加算した値であってもよい。
【0030】前記予測原因のうち、前記パラメータの値
が最も大きいまたは最も小さい予測原因を少なくとも表
示する表示ステップをさらに具備していてもよい。
が最も大きいまたは最も小さい予測原因を少なくとも表
示する表示ステップをさらに具備していてもよい。
【0031】好ましくは、前記予測原因は、前記電気部
品または前記テスト条件に基づいて予測された期待デー
タからなり、前記期待データは、過去における実際の不
良原因に基づいて予測された実績データへ変更される。
品または前記テスト条件に基づいて予測された期待デー
タからなり、前記期待データは、過去における実際の不
良原因に基づいて予測された実績データへ変更される。
【0032】前記演算ステップは、複数の前記不良関連
識別子に関する第1のパラメータを前記予測原因ごとに
算出する第1の演算ステップと、所定の前記不良関連識
別子を除いた複数の前記不良関連識別子に関する第2の
パラメータを前記予測原因ごとに算出する第2の演算ス
テップと、を含んでいてもよい。
識別子に関する第1のパラメータを前記予測原因ごとに
算出する第1の演算ステップと、所定の前記不良関連識
別子を除いた複数の前記不良関連識別子に関する第2の
パラメータを前記予測原因ごとに算出する第2の演算ス
テップと、を含んでいてもよい。
【0033】好ましくは、互いに通信することができる
クライアントシステムとサーバシステムとにおいて、前
記サーバシステムが前記第1の格納ステップを実行し、
前記クライアントシステムが前記第2の格納ステップを
実行し、前記クライアントシステムが複数の前記不良関
連識別子を前記サーバシステムへ送信する送信ステップ
を実行し、前記サーバシステムが前記クライアントシス
テムから送信された複数の前記不良関連識別子を受信す
る受信ステップを実行し、前記サーバシステムが前記演
算ステップを実行し、前記サーバシステムが、少なくと
も前記パラメータと前記不良関連識別子に関連付けられ
た前記予測原因とを前記クライアントシステムへ返信す
る返信ステップを実行する。
クライアントシステムとサーバシステムとにおいて、前
記サーバシステムが前記第1の格納ステップを実行し、
前記クライアントシステムが前記第2の格納ステップを
実行し、前記クライアントシステムが複数の前記不良関
連識別子を前記サーバシステムへ送信する送信ステップ
を実行し、前記サーバシステムが前記クライアントシス
テムから送信された複数の前記不良関連識別子を受信す
る受信ステップを実行し、前記サーバシステムが前記演
算ステップを実行し、前記サーバシステムが、少なくと
も前記パラメータと前記不良関連識別子に関連付けられ
た前記予測原因とを前記クライアントシステムへ返信す
る返信ステップを実行する。
【0034】前記送信ステップの前において、前記クラ
イアントシステムは、複数の前記不良関連識別子を表示
するための結果表示領域と、複数の前記不良関連識別子
および前記クライアントシステムを識別できる送信元識
別子を送信するための送信命令領域とを少なくとも表示
する第1の表示ステップを実行し、前記送信ステップに
おいて、該クライアントシステムを操作することによっ
て、前記クライアントシステムが前記結果表示領域に表
示されたデータを前記サーバシステムへ送信し、前記返
信ステップの後、前記サーバシステムから返信された前
記パラメータを前記予測原因ごとに表示する第2の表示
ステップを実行する。
イアントシステムは、複数の前記不良関連識別子を表示
するための結果表示領域と、複数の前記不良関連識別子
および前記クライアントシステムを識別できる送信元識
別子を送信するための送信命令領域とを少なくとも表示
する第1の表示ステップを実行し、前記送信ステップに
おいて、該クライアントシステムを操作することによっ
て、前記クライアントシステムが前記結果表示領域に表
示されたデータを前記サーバシステムへ送信し、前記返
信ステップの後、前記サーバシステムから返信された前
記パラメータを前記予測原因ごとに表示する第2の表示
ステップを実行する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明によ
る実施の形態を説明する。尚、本実施の形態は本発明の
範囲を限定するものではない。
る実施の形態を説明する。尚、本実施の形態は本発明の
範囲を限定するものではない。
【0036】図1は、本発明に従った実施の形態による
半導体テストシステム100を示した概略図である。本
実施の形態において、半導体テストシステム100は、
DUT(図示せず)をテストし評価するDUTテスト部10を
備える。DUTテスト部10は、様々なテスト条件でDUTを
テストするために用いられる多数のボード40、50、
60、70、80および90(以下、ボード40等とい
う)を有する。さらに、DUTテスト部10はボード40
等を制御するボード制御部30を有する。ボード40等
は、例えば、DUTボード、ソケットボード、テストボー
ド、ロードボード、パフォーマンスボード、フィクスチ
ャボード、マザーボードなどである。
半導体テストシステム100を示した概略図である。本
実施の形態において、半導体テストシステム100は、
DUT(図示せず)をテストし評価するDUTテスト部10を
備える。DUTテスト部10は、様々なテスト条件でDUTを
テストするために用いられる多数のボード40、50、
60、70、80および90(以下、ボード40等とい
う)を有する。さらに、DUTテスト部10はボード40
等を制御するボード制御部30を有する。ボード40等
は、例えば、DUTボード、ソケットボード、テストボー
ド、ロードボード、パフォーマンスボード、フィクスチ
ャボード、マザーボードなどである。
【0037】半導体テストシステム100は、ボード4
0等を電気部品としてテストする自己診断部20をさら
に備える。
0等を電気部品としてテストする自己診断部20をさら
に備える。
【0038】尚、ボード40等の数は限定しない。ま
た、本実施の形態においては、自己診断部20はボード
40等をテストするが、ボード以外の半導体テストシス
テム100の内部部品、例えば、テストヘッド内部の部
品やプローブカード周辺の部品などをテストしてもよ
い。さらに、本実施の形態においては、電気部品テスト
システムは、半導体テストシステム100として示され
ているが、電気部品テストシステムは、他のテストシス
テム、例えば、家電製品の動作をテストするシステムで
あってもよい。
た、本実施の形態においては、自己診断部20はボード
40等をテストするが、ボード以外の半導体テストシス
テム100の内部部品、例えば、テストヘッド内部の部
品やプローブカード周辺の部品などをテストしてもよ
い。さらに、本実施の形態においては、電気部品テスト
システムは、半導体テストシステム100として示され
ているが、電気部品テストシステムは、他のテストシス
テム、例えば、家電製品の動作をテストするシステムで
あってもよい。
【0039】ボード制御部30は、ボード40等を制御
して、半導体テストシステム100からDUTへあるタイ
ミングおよびある周波数でDUTテスト信号を送信させ
る。ボード40等は、ボード40から信号を入力してボ
ード50、60、70または80を介して信号を変更
し、ボード90からDUTへDUTテスト信号を出力する。DU
Tはボード40等からの電気信号に応じて出力信号を半
導体テストシステム100へ送り返す。半導体テストシ
ステム100は、DUTからの出力信号を評価してDUTの良
否を判断する。
して、半導体テストシステム100からDUTへあるタイ
ミングおよびある周波数でDUTテスト信号を送信させ
る。ボード40等は、ボード40から信号を入力してボ
ード50、60、70または80を介して信号を変更
し、ボード90からDUTへDUTテスト信号を出力する。DU
Tはボード40等からの電気信号に応じて出力信号を半
導体テストシステム100へ送り返す。半導体テストシ
ステム100は、DUTからの出力信号を評価してDUTの良
否を判断する。
【0040】しかし、DUTの良否を正確に判断するため
にはボード40等が正常に動作する必要がある。
にはボード40等が正常に動作する必要がある。
【0041】そこで、ボード40等が正常に動作するか
否かをテストするために、自己診断部20が半導体テス
トシステム100に備えられている。即ち、本実施の形
態において、ボード40等の電気部品は半導体テストシ
ステム内部に配設され、半導体テストシステムは自己の
内部にある電気部品をテストする。
否かをテストするために、自己診断部20が半導体テス
トシステム100に備えられている。即ち、本実施の形
態において、ボード40等の電気部品は半導体テストシ
ステム内部に配設され、半導体テストシステムは自己の
内部にある電気部品をテストする。
【0042】自己診断部20は、予め定められたテスト
条件に基づいて、入力側にあるボード40へボードテス
ト信号(矢印22を参照)を送信する。テスト条件は、
ボードテスト信号の電流、電圧、周波数、タイミング、
送信場所、測定結果の出力場所などの条件であり、これ
らの条件を様々に変更した複数のテスト条件が設定され
ている。互いに異なる複数のテスト条件にはそれぞれを
識別することができるようにテストナンバが付される。
自己診断部20は、テストナンバごとにボード40等が
良(以下、Passという)であるか、否(以下、Fa
ilという)であるかを判断する。自己診断部20は、
テストナンバに従って、入力側にあるボード40から出
力側にあるボード90へ向かってテストする。
条件に基づいて、入力側にあるボード40へボードテス
ト信号(矢印22を参照)を送信する。テスト条件は、
ボードテスト信号の電流、電圧、周波数、タイミング、
送信場所、測定結果の出力場所などの条件であり、これ
らの条件を様々に変更した複数のテスト条件が設定され
ている。互いに異なる複数のテスト条件にはそれぞれを
識別することができるようにテストナンバが付される。
自己診断部20は、テストナンバごとにボード40等が
良(以下、Passという)であるか、否(以下、Fa
ilという)であるかを判断する。自己診断部20は、
テストナンバに従って、入力側にあるボード40から出
力側にあるボード90へ向かってテストする。
【0043】また、自己診断部20は、ボード40等の
それぞれの内部をさらに分割してテストする。本実施の
形態においては、自己診断部20は、ボード40等のそ
れぞれを3つの領域に分けてテストする。即ち、自己診
断部20は、ボード40をボード領域40A、40Bおよ
び40Cに、ボード50をボード領域50A、50Bおよ
び50Cに、ボード60をボード領域60A、60Bおよ
び60Cに、ボード70をボード領域70A、70Bおよ
び70Cに、ボード80をボード領域80A、80Bおよ
び80Cに、ボード90をボード領域90A、90Bおよ
び90C(以下、これらのボード領域をボード領域40A
等という)に分けて、それぞれからの測定結果を受信す
る。
それぞれの内部をさらに分割してテストする。本実施の
形態においては、自己診断部20は、ボード40等のそ
れぞれを3つの領域に分けてテストする。即ち、自己診
断部20は、ボード40をボード領域40A、40Bおよ
び40Cに、ボード50をボード領域50A、50Bおよ
び50Cに、ボード60をボード領域60A、60Bおよ
び60Cに、ボード70をボード領域70A、70Bおよ
び70Cに、ボード80をボード領域80A、80Bおよ
び80Cに、ボード90をボード領域90A、90Bおよ
び90C(以下、これらのボード領域をボード領域40A
等という)に分けて、それぞれからの測定結果を受信す
る。
【0044】一のボード領域からの測定結果は、他のボ
ード領域からも影響を受ける。例えば、ボードテスト信
号がボード40へ送信された後、ボードテスト信号はボ
ード領域40A、40B、40Cおよびボード領域50Aを
通過する。従って、ボード領域50Bからの測定結果
は、ボード領域50Bだけでなく、ボード領域40A、4
0B、40Cおよびボード領域50Aからも影響を受け
る。
ード領域からも影響を受ける。例えば、ボードテスト信
号がボード40へ送信された後、ボードテスト信号はボ
ード領域40A、40B、40Cおよびボード領域50Aを
通過する。従って、ボード領域50Bからの測定結果
は、ボード領域50Bだけでなく、ボード領域40A、4
0B、40Cおよびボード領域50Aからも影響を受け
る。
【0045】また、ボード40等は、ボード40からボ
ード90まで順番に接続されるだけでなく、ボード40
等のそれぞれの間を順不同に接続される場合がある。よ
って、ボードテスト信号はボード40から入力した後、
ボード90まで順番に通過するとは限らない。
ード90まで順番に接続されるだけでなく、ボード40
等のそれぞれの間を順不同に接続される場合がある。よ
って、ボードテスト信号はボード40から入力した後、
ボード90まで順番に通過するとは限らない。
【0046】本実施の形態においては、ボード40から
の出力信号は、ボード50だけでなく、ボード60にも
入力する。また、ボード60からの出力信号は、ボード
70だけでなく、ボード90にも入力する。
の出力信号は、ボード50だけでなく、ボード60にも
入力する。また、ボード60からの出力信号は、ボード
70だけでなく、ボード90にも入力する。
【0047】従って、一のボード領域から出力された測
定結果がFailと判断されても、他のボード領域が不
良原因である場合がある。また、一のボード領域が不良
であることによって、複数のテストナンバにおける測定
結果がFailと判断されることが多い。従って、ユー
ザは、不良と判断されたときのテストナンバや測定結果
のみを見ても、いずれのボードが実際に不良であるか、
を判断することは困難である。
定結果がFailと判断されても、他のボード領域が不
良原因である場合がある。また、一のボード領域が不良
であることによって、複数のテストナンバにおける測定
結果がFailと判断されることが多い。従って、ユー
ザは、不良と判断されたときのテストナンバや測定結果
のみを見ても、いずれのボードが実際に不良であるか、
を判断することは困難である。
【0048】図2は、図1に示す自己診断部20をより
詳細に示す概略図である。自己診断部20は、互いに異
なる複数のテスト条件のそれぞれを識別することができ
るように付されたテストナンバ(図3参照)ごとにボー
ド40等の良否をテストするボードテスト部110と、
ボード40等のうち予測して得た不良の原因である予測
不良ボード領域(図4参照)を少なくともテストナンバ
のそれぞれに関連付けて予め格納しているメモリ部14
2と、テストナンバのうち、ボード40等が不良と判断
されたときのテストナンバである不良関連テストナンバ
(図3参照、以下、Failテストナンバという)を少
なくとも格納するメモリ部144と、Failテストナ
ンバが複数ある場合に複数のFailテストナンバに関
するパラメータ(図7および図10参照)を予測不良ボ
ード領域ごとに算出する演算部130とを備える。
詳細に示す概略図である。自己診断部20は、互いに異
なる複数のテスト条件のそれぞれを識別することができ
るように付されたテストナンバ(図3参照)ごとにボー
ド40等の良否をテストするボードテスト部110と、
ボード40等のうち予測して得た不良の原因である予測
不良ボード領域(図4参照)を少なくともテストナンバ
のそれぞれに関連付けて予め格納しているメモリ部14
2と、テストナンバのうち、ボード40等が不良と判断
されたときのテストナンバである不良関連テストナンバ
(図3参照、以下、Failテストナンバという)を少
なくとも格納するメモリ部144と、Failテストナ
ンバが複数ある場合に複数のFailテストナンバに関
するパラメータ(図7および図10参照)を予測不良ボ
ード領域ごとに算出する演算部130とを備える。
【0049】ボードテスト部110は、ボード40等か
らの測定結果とその測定結果が満たすべき結果条件とを
比較し、測定結果がPassであるか、Failである
かを判断する比較・判定部120を有する。また、自己
診断部20は、結果条件、測定結果および判定結果を格
納するメモリ部146をさらに備える。
らの測定結果とその測定結果が満たすべき結果条件とを
比較し、測定結果がPassであるか、Failである
かを判断する比較・判定部120を有する。また、自己
診断部20は、結果条件、測定結果および判定結果を格
納するメモリ部146をさらに備える。
【0050】メモリ部142、144および146は、
それぞれ別個のメモリ装置であってもよい。また、メモ
リ部142、144および146は、単一のメモリ装置
の内部における異なる複数のメモリ領域であってもよ
い。さらに、図2において自己診断部20の内部に示し
た各構成要素は、自己診断部20を1つの装置として、
その装置の内部に組み込まれていてもよい。一方で、自
己診断部20の内部に示した各構成要素は、それぞれ独
立した装置であってもよい。特に、メモリ部142、1
44または146として、一般に、半導体テストシステ
ム100内に設けられたホストコンピュータが有するメ
モリ装置(図示せず)が使用される。
それぞれ別個のメモリ装置であってもよい。また、メモ
リ部142、144および146は、単一のメモリ装置
の内部における異なる複数のメモリ領域であってもよ
い。さらに、図2において自己診断部20の内部に示し
た各構成要素は、自己診断部20を1つの装置として、
その装置の内部に組み込まれていてもよい。一方で、自
己診断部20の内部に示した各構成要素は、それぞれ独
立した装置であってもよい。特に、メモリ部142、1
44または146として、一般に、半導体テストシステ
ム100内に設けられたホストコンピュータが有するメ
モリ装置(図示せず)が使用される。
【0051】半導体テストシステム100は、自己診断
部20からの少なくともパラメータおよびFailテス
トナンバを出力することができるモニタ200をさらに
備える。モニタ200は、半導体テストシステム100
の外部に配設されたコンピュータのモニタであってもよ
い。また、モニタ200は自己診断部20の内部に設け
られてもよい。
部20からの少なくともパラメータおよびFailテス
トナンバを出力することができるモニタ200をさらに
備える。モニタ200は、半導体テストシステム100
の外部に配設されたコンピュータのモニタであってもよ
い。また、モニタ200は自己診断部20の内部に設け
られてもよい。
【0052】図3は、メモリ部146に格納されるテス
ト条件、結果条件、測定結果および判定結果をテストナ
ンバごとに表示した模式図である。それぞれのテスト条
件および結果条件に対してテストナンバが付されてい
る。
ト条件、結果条件、測定結果および判定結果をテストナ
ンバごとに表示した模式図である。それぞれのテスト条
件および結果条件に対してテストナンバが付されてい
る。
【0053】本実施の形態においては、テストナンバは
Test1からTest7までである。Test1、
2、3、4、5、6および7における判定結果は、それ
ぞれのテストナンバにおける測定結果が結果条件に適合
する場合にPassとし、測定結果が結果条件に適合し
ない場合にFailとする。例えば、判定結果は、測定
結果がスペックの範囲内である場合にPassとし、測
定結果がスペックの範囲外である場合にFailとす
る。
Test1からTest7までである。Test1、
2、3、4、5、6および7における判定結果は、それ
ぞれのテストナンバにおける測定結果が結果条件に適合
する場合にPassとし、測定結果が結果条件に適合し
ない場合にFailとする。例えば、判定結果は、測定
結果がスペックの範囲内である場合にPassとし、測
定結果がスペックの範囲外である場合にFailとす
る。
【0054】本実施の形態においては、図3において矢
印で示されているTest3、4、5および7の判定結
果がFailである。
印で示されているTest3、4、5および7の判定結
果がFailである。
【0055】尚、テスト条件の数は7つより多くまたは
7つ未満にしてもよい。但し、テスト条件の数に従っ
て、テストナンバの数が増減する。
7つ未満にしてもよい。但し、テスト条件の数に従っ
て、テストナンバの数が増減する。
【0056】図4は、メモリ部142に格納される予測
不良ボード領域を3つずつテストナンバごとに表示した
模式図である。予測不良ボード領域は、判定結果がFa
ilとなったときに不良原因となる可能性の高いボード
を予測して得られたものである。予測不良ボード領域は
テストナンバのそれぞれに関連付けられている。また、
予測不良ボード領域はテストナンバごとにメモリ部14
2に格納されている。
不良ボード領域を3つずつテストナンバごとに表示した
模式図である。予測不良ボード領域は、判定結果がFa
ilとなったときに不良原因となる可能性の高いボード
を予測して得られたものである。予測不良ボード領域は
テストナンバのそれぞれに関連付けられている。また、
予測不良ボード領域はテストナンバごとにメモリ部14
2に格納されている。
【0057】予測不良ボード領域は、テスト条件やボー
ド内部の構造に基づいて予測された期待データでよい。
例えば、テスト条件によって、ボードテスト信号が通過
したボード領域などを確認できる。また、ボード内部の
構造を調査することによって、ボード上に実装された半
導体装置の数、ボード上のトランジスタのゲート数また
はボード上の配線の長さなどを確認できる。それによっ
て、予測不良ボード領域がある程度予測され得る。不良
原因になる可能性の高い予測不良ボード領域ほど高い期
待値が付される。
ド内部の構造に基づいて予測された期待データでよい。
例えば、テスト条件によって、ボードテスト信号が通過
したボード領域などを確認できる。また、ボード内部の
構造を調査することによって、ボード上に実装された半
導体装置の数、ボード上のトランジスタのゲート数また
はボード上の配線の長さなどを確認できる。それによっ
て、予測不良ボード領域がある程度予測され得る。不良
原因になる可能性の高い予測不良ボード領域ほど高い期
待値が付される。
【0058】本実施の形態において、期待値は予測不良
ボード領域とともにテストナンバのそれぞれに関連付け
られている。また、期待値は予測不良ボード領域ととも
にテストナンバごとにメモリ部142に格納されてい
る。
ボード領域とともにテストナンバのそれぞれに関連付け
られている。また、期待値は予測不良ボード領域ととも
にテストナンバごとにメモリ部142に格納されてい
る。
【0059】図4において期待値は括弧内の数値で表さ
れている。また、予測不良ボード領域は、期待値が大き
い順から予測不良ボード領域1、予測不良ボード領域2
および予測不良ボード領域3に分けて示されている。
れている。また、予測不良ボード領域は、期待値が大き
い順から予測不良ボード領域1、予測不良ボード領域2
および予測不良ボード領域3に分けて示されている。
【0060】本実施の形態において、Test1、2、
3、4、5、6および7における測定結果は、それぞれ
ボード40C、50C、60C、70C、80C、90
Bおよび90Cから出力された測定結果である。
3、4、5、6および7における測定結果は、それぞれ
ボード40C、50C、60C、70C、80C、90
Bおよび90Cから出力された測定結果である。
【0061】従って、テストナンバがTest1からT
est7へ近づくにつれて、予測不良ボード領域はボー
ド40内のボード領域からボード90内のボード領域へ
と次第に変化していることがわかる。
est7へ近づくにつれて、予測不良ボード領域はボー
ド40内のボード領域からボード90内のボード領域へ
と次第に変化していることがわかる。
【0062】予測不良ボード領域に期待データを用いる
ことによって、半導体テストシステム100の使用を開
始した当初から自己診断部20はボード40等をテスト
することができる。従って、ユーザは、過去の不良原因
のデータが蓄積されるまで長期間待つ必要がない。
ことによって、半導体テストシステム100の使用を開
始した当初から自己診断部20はボード40等をテスト
することができる。従って、ユーザは、過去の不良原因
のデータが蓄積されるまで長期間待つ必要がない。
【0063】一方、予測不良ボード領域は、自己診断部
20による過去のテストにおいて実際に不良原因であっ
たボード領域に基づいて予測された実績データであって
もよい。
20による過去のテストにおいて実際に不良原因であっ
たボード領域に基づいて予測された実績データであって
もよい。
【0064】例えば、過去において、Test1の判定
結果のFailが100回生じていたと仮定する。そのう
ち50回の不良原因がボード領域40C、30回の不良原因
がボード領域40Aおよび20回の不良原因がボード領域
40Bにあった場合には、ボード領域40Cの不良の確
率が50%であり、ボード領域40Aの不良の確率が30%
であり、ボード領域40Bの不良の確率が20%である。
結果のFailが100回生じていたと仮定する。そのう
ち50回の不良原因がボード領域40C、30回の不良原因
がボード領域40Aおよび20回の不良原因がボード領域
40Bにあった場合には、ボード領域40Cの不良の確
率が50%であり、ボード領域40Aの不良の確率が30%
であり、ボード領域40Bの不良の確率が20%である。
【0065】過去の不良の確率は予測不良ボード領域と
ともにテストナンバのそれぞれに関連付けられている。
また、過去の不良の確率は予測不良ボード領域とともに
テストナンバごとにメモリ部142に格納されている。
ともにテストナンバのそれぞれに関連付けられている。
また、過去の不良の確率は予測不良ボード領域とともに
テストナンバごとにメモリ部142に格納されている。
【0066】図4において、過去の不良の確率は括弧内
の数値で表されている。また、予測不良ボード領域は、
過去の不良の確率が大きい順から予測不良ボード領域
1、予測不良ボード領域2および予測不良ボード領域3
と示されている。
の数値で表されている。また、予測不良ボード領域は、
過去の不良の確率が大きい順から予測不良ボード領域
1、予測不良ボード領域2および予測不良ボード領域3
と示されている。
【0067】尚、テストナンバおよび予測不良ボード領
域は、電気的な信号として同一ファイル名を有すること
によって関連付けられてもよく、その他、電気的、磁気
的若しくは光学的な方法によって関連付けられてもよ
い。また、期待値または過去の不良の確率が所定の値以
上に達した場合にのみ、テストナンバと予測不良ボード
とが関連付けられてもよい。
域は、電気的な信号として同一ファイル名を有すること
によって関連付けられてもよく、その他、電気的、磁気
的若しくは光学的な方法によって関連付けられてもよ
い。また、期待値または過去の不良の確率が所定の値以
上に達した場合にのみ、テストナンバと予測不良ボード
とが関連付けられてもよい。
【0068】予測不良ボード領域に実績データを用いる
ことによって、期待データでは考慮しなかった条件や構
造等を考慮して予測不良ボード領域が予測されることが
できる。
ことによって、期待データでは考慮しなかった条件や構
造等を考慮して予測不良ボード領域が予測されることが
できる。
【0069】ユーザは、半導体テストシステム100の
使用を開始した当初から実績データが蓄積されるまで期
待データを使用し、実績データが蓄積された後から実績
データを使用してもよい。期待データを実績データへ交
代させる時期は、任意の量の実績データが蓄積されてか
らでよい。また、半導体テストシステム100の使用を
開始してから所定の期間が経過した後に、総ての期待デ
ータを実績データへ交代させることもできる。
使用を開始した当初から実績データが蓄積されるまで期
待データを使用し、実績データが蓄積された後から実績
データを使用してもよい。期待データを実績データへ交
代させる時期は、任意の量の実績データが蓄積されてか
らでよい。また、半導体テストシステム100の使用を
開始してから所定の期間が経過した後に、総ての期待デ
ータを実績データへ交代させることもできる。
【0070】また、実績データは演算部130による算
出が実行される毎に自動的に更新されるようにしてもよ
い。それによって、信頼性の高い最新の実績データを用
いて予測不良ボード領域が予測され得る。
出が実行される毎に自動的に更新されるようにしてもよ
い。それによって、信頼性の高い最新の実績データを用
いて予測不良ボード領域が予測され得る。
【0071】本実施の形態において、判定結果がFai
lであったTest3、4、5および7が、図4におい
ても矢印で示されている。
lであったTest3、4、5および7が、図4におい
ても矢印で示されている。
【0072】図5は、自己診断部20が半導体テストシ
ステム100内のボード40等をテストする方法を示す
フロー図である。ボード40等のテストにおいては、メ
モリ部146に格納されているテスト条件および結果条
件、並びにメモリ部142に格納されている予測不良ボ
ード領域のデータが用いられる。
ステム100内のボード40等をテストする方法を示す
フロー図である。ボード40等のテストにおいては、メ
モリ部146に格納されているテスト条件および結果条
件、並びにメモリ部142に格納されている予測不良ボ
ード領域のデータが用いられる。
【0073】図2および図5を参照して、ボード40等
をテストする方法を説明する。ボード40等のテストが
開始されると、ボードテスト部110がメモリ部146
からテスト条件を獲得する。ボードテスト部110がテ
スト条件に従ったボードテスト信号をボード40へ送信
する(S10)。
をテストする方法を説明する。ボード40等のテストが
開始されると、ボードテスト部110がメモリ部146
からテスト条件を獲得する。ボードテスト部110がテ
スト条件に従ったボードテスト信号をボード40へ送信
する(S10)。
【0074】ボードテスト信号に応じてボード40等か
ら出力された測定結果をボードテスト部110が受信す
る(S20)。
ら出力された測定結果をボードテスト部110が受信す
る(S20)。
【0075】ボードテスト部110はメモリ部146か
ら結果条件を獲得し、比較・判定部120がその結果条
件と測定結果とを比較する。その結果、結果条件と測定
結果とが適合しないときに、比較・判定部120は、測
定結果がFailであると判定する。逆に、結果条件と
測定結果とが適合するときに、比較・判定部120は、
測定結果がPassであると判定する(S30)。
ら結果条件を獲得し、比較・判定部120がその結果条
件と測定結果とを比較する。その結果、結果条件と測定
結果とが適合しないときに、比較・判定部120は、測
定結果がFailであると判定する。逆に、結果条件と
測定結果とが適合するときに、比較・判定部120は、
測定結果がPassであると判定する(S30)。
【0076】少なくとも判定結果がFailと判定され
たテストナンバ、即ち、Failテストナンバはメモリ
部144に格納される(S40)。尚、総ての判定結果
およびそれに対応するテストナンバがテストナンバごと
にメモリ部144に格納されてもよい。また、テスト条
件、結果条件または測定結果がテストナンバごとにメモ
リ部144に格納されてもよい。
たテストナンバ、即ち、Failテストナンバはメモリ
部144に格納される(S40)。尚、総ての判定結果
およびそれに対応するテストナンバがテストナンバごと
にメモリ部144に格納されてもよい。また、テスト条
件、結果条件または測定結果がテストナンバごとにメモ
リ部144に格納されてもよい。
【0077】次に、演算部130が、メモリ部144に
格納されているFailテストナンバ(図3参照)に対
応する予測原因ボード領域のデータをメモリ部142か
ら獲得し、マトリックス(図6参照)を作成する(S5
0)。尚、マトリックスは、Failテストナンバと予
測原因ボード領域との関連付けを表現した概念的なもの
である。従って、マトリックスは、電気的に若しくは磁
気的に判断できるデータであればよい。
格納されているFailテストナンバ(図3参照)に対
応する予測原因ボード領域のデータをメモリ部142か
ら獲得し、マトリックス(図6参照)を作成する(S5
0)。尚、マトリックスは、Failテストナンバと予
測原因ボード領域との関連付けを表現した概念的なもの
である。従って、マトリックスは、電気的に若しくは磁
気的に判断できるデータであればよい。
【0078】次に、演算部130は、マトリックスに基
づいてFailテストナンバに関するパラメータを予測
不良ボード領域ごとに算出する(S60)。
づいてFailテストナンバに関するパラメータを予測
不良ボード領域ごとに算出する(S60)。
【0079】さらに、モニタ200が少なくとも予測不
良ボードごとにパラメータを表示する(S70)。表示
された予測不良ボードおよびパラメータに基づいて、ユ
ーザは不良原因を有するボードを交換する(S80)。
良ボードごとにパラメータを表示する(S70)。表示
された予測不良ボードおよびパラメータに基づいて、ユ
ーザは不良原因を有するボードを交換する(S80)。
【0080】ここで、演算部130によってパラメータ
が予測不良ボード領域ごと算出されるステップ(S6
0)をより詳細に説明する。
が予測不良ボード領域ごと算出されるステップ(S6
0)をより詳細に説明する。
【0081】図6、図7、図9および図10は、演算部
130が行う演算およびその演算によって算出されたパ
ラメータを示した模式図である。
130が行う演算およびその演算によって算出されたパ
ラメータを示した模式図である。
【0082】図6は、FailテストナンバおよびFa
ilテストナンバに関連付けられた予測不良ボード領域
を図4のデータから抜き出し、予測不良ボード領域とF
ailテストナンバとの関連付けをマトリックスとして
概念的に示した模式図である。尚、Test3に関連付
けられた予測不良ボード領域とTest3に関連付けら
れていない予測不良ボード領域との間に破線が引かれて
いる。また、Test3に関連付けられた予測不良ボー
ド領域は、期待値または過去の不良確率の高い順番に表
示されている。よって、このマトリックスはTest3
を基準に形成されている。
ilテストナンバに関連付けられた予測不良ボード領域
を図4のデータから抜き出し、予測不良ボード領域とF
ailテストナンバとの関連付けをマトリックスとして
概念的に示した模式図である。尚、Test3に関連付
けられた予測不良ボード領域とTest3に関連付けら
れていない予測不良ボード領域との間に破線が引かれて
いる。また、Test3に関連付けられた予測不良ボー
ド領域は、期待値または過去の不良確率の高い順番に表
示されている。よって、このマトリックスはTest3
を基準に形成されている。
【0083】図6において、“*”は、該当するFai
lテストナンバと予測不良ボード領域とが関連付けられ
ていることを示す。括弧内の数値は、過去の不良の確率
または期待値を示す。“/”は、該当するFailテス
トナンバと予測不良ボード領域とが関連付けられていな
いことを示す。
lテストナンバと予測不良ボード領域とが関連付けられ
ていることを示す。括弧内の数値は、過去の不良の確率
または期待値を示す。“/”は、該当するFailテス
トナンバと予測不良ボード領域とが関連付けられていな
いことを示す。
【0084】また、パラメータ1は、予測不良ボード領
域に関連付けられたFailテストナンバの個数、即
ち、予測不良ボード領域ごとに示された*の個数であ
る。例えば、予測不良ボード領域50Bのパラメータ1
の値は2である。予測不良ボード領域60Cのパラメー
タ1の値は4である。演算部130は、予測不良ボード
領域に関連付けられたFailテストナンバの個数、即
ち、“*”の個数をカウントしてパラメータ1を算出す
る。
域に関連付けられたFailテストナンバの個数、即
ち、予測不良ボード領域ごとに示された*の個数であ
る。例えば、予測不良ボード領域50Bのパラメータ1
の値は2である。予測不良ボード領域60Cのパラメー
タ1の値は4である。演算部130は、予測不良ボード
領域に関連付けられたFailテストナンバの個数、即
ち、“*”の個数をカウントしてパラメータ1を算出す
る。
【0085】また、パラメータ2は、それぞれのFai
lテストナンバについて、それぞれの予測不良ボード領
域が不良原因である期待値または過去において実際に不
良原因であった確率を、予測不良ボード領域ごとに加算
した数値、即ち、予測不良ボード領域ごとに示された括
弧内の数値の和である。かかる場合、例えば、予測不良
ボード領域50Bのパラメータ2の値は80である。予測
不良ボード領域60Cのパラメータ2の値は120である。
演算部130は、期待値または過去の不良確率を予測不
良ボード領域ごとに加算する。
lテストナンバについて、それぞれの予測不良ボード領
域が不良原因である期待値または過去において実際に不
良原因であった確率を、予測不良ボード領域ごとに加算
した数値、即ち、予測不良ボード領域ごとに示された括
弧内の数値の和である。かかる場合、例えば、予測不良
ボード領域50Bのパラメータ2の値は80である。予測
不良ボード領域60Cのパラメータ2の値は120である。
演算部130は、期待値または過去の不良確率を予測不
良ボード領域ごとに加算する。
【0086】図7は、予測不良ボード領域をパラメータ
1またはパラメータ2の大きい順番に表したヒストグラ
ムを示した模式図である。図7において、パラメータ1
またはパラメータ2の最も高い予測不良ボード領域をB
adと示し、他の予測不良ボード領域をDoubtfu
lと示した。
1またはパラメータ2の大きい順番に表したヒストグラ
ムを示した模式図である。図7において、パラメータ1
またはパラメータ2の最も高い予測不良ボード領域をB
adと示し、他の予測不良ボード領域をDoubtfu
lと示した。
【0087】図7により、予測不良ボード領域60Cが
ほぼ不良原因であることが理解できる。従って、ユーザ
はボード領域60Cまたはボード60を交換すればよ
い。
ほぼ不良原因であることが理解できる。従って、ユーザ
はボード領域60Cまたはボード60を交換すればよ
い。
【0088】従来の方法によれば、図6において一のF
ailテストナンバが選択される。一のFailテスト
ナンバに関連付けられた予測不良ボード領域のうち、過
去の不良確率が最も高い予測不良ボード領域が、不良原
因と判断されていた。例えば、Test3が基準とされ
た場合、予測不良ボード領域50B、60Cおよび60
Bのうち、過去における不良確率が最も高い予測不良ボ
ード領域50Bが不良原因と判断されてしまう。
ailテストナンバが選択される。一のFailテスト
ナンバに関連付けられた予測不良ボード領域のうち、過
去の不良確率が最も高い予測不良ボード領域が、不良原
因と判断されていた。例えば、Test3が基準とされ
た場合、予測不良ボード領域50B、60Cおよび60
Bのうち、過去における不良確率が最も高い予測不良ボ
ード領域50Bが不良原因と判断されてしまう。
【0089】しかし、図6および図7に示すように、演
算部130が複数のFailテストナンバに基づいて演
算することによって、不良原因がほぼ正確に判断される
ことができる。
算部130が複数のFailテストナンバに基づいて演
算することによって、不良原因がほぼ正確に判断される
ことができる。
【0090】本実施の形態において、パラメータ1およ
びパラメータ2の両方が表示されているが、いずれか一
方のパラメータのみが使用されてもよい。また、パラメ
ータ1またはパラメータ2以外の他のパラメータが使用
されてもよい。
びパラメータ2の両方が表示されているが、いずれか一
方のパラメータのみが使用されてもよい。また、パラメ
ータ1またはパラメータ2以外の他のパラメータが使用
されてもよい。
【0091】尚、パラメータ1の値またはパラメータ2
の値が所定の値以上の予測不良ボード領域をBadと示
し、他の予測不良ボード領域をDoubtfulと示し
てもよい。
の値が所定の値以上の予測不良ボード領域をBadと示
し、他の予測不良ボード領域をDoubtfulと示し
てもよい。
【0092】また、演算部130は、一のFailテス
トナンバに関連付けられた予測不良ボード領域のみにつ
いてパラメータを算出してもよい。例えば、図6におい
て、演算部130は、予測不良ボード領域50B、60
Cおよび60Bについてのみパラメータを算出し、予測
不良ボード領域70C、80Aおよび90Bについては
パラメータを算出しないように設定してもよい。それに
よって、演算部130は、パラメータを早く演算でき
る。
トナンバに関連付けられた予測不良ボード領域のみにつ
いてパラメータを算出してもよい。例えば、図6におい
て、演算部130は、予測不良ボード領域50B、60
Cおよび60Bについてのみパラメータを算出し、予測
不良ボード領域70C、80Aおよび90Bについては
パラメータを算出しないように設定してもよい。それに
よって、演算部130は、パラメータを早く演算でき
る。
【0093】また、演算部130は、明らかに不良でな
い予測不良ボード領域を予め除いてからパラメータを算
出してもよい。例えば、Test6の判定結果がPas
sであれば、ボード領域80Aは明らかに不良ではない
ことが判明しているとする(図4参照)。かかる場合に
は、演算部130は、予測不良ボード領域からボード領
域80Aを予め除いてから、パラメータを算出する。そ
れによって、ユーザはさらに正確に不良原因を判断でき
る。次に、演算部130が複数回にわたってパラメータ
を算出する実施の形態を説明する。尚、演算部130に
よる1回目の演算までは上述の実施の形態と同じであ
る。従って、演算部130による1回目の演算が終わっ
た後の段階から説明する。
い予測不良ボード領域を予め除いてからパラメータを算
出してもよい。例えば、Test6の判定結果がPas
sであれば、ボード領域80Aは明らかに不良ではない
ことが判明しているとする(図4参照)。かかる場合に
は、演算部130は、予測不良ボード領域からボード領
域80Aを予め除いてから、パラメータを算出する。そ
れによって、ユーザはさらに正確に不良原因を判断でき
る。次に、演算部130が複数回にわたってパラメータ
を算出する実施の形態を説明する。尚、演算部130に
よる1回目の演算までは上述の実施の形態と同じであ
る。従って、演算部130による1回目の演算が終わっ
た後の段階から説明する。
【0094】図8は、複数回にわたってパラメータを算
出する実施の形態による方法のフロー図である。まず、
S10からS50までは、図5に示すS10からS50
までと同じであるので省略する。
出する実施の形態による方法のフロー図である。まず、
S10からS50までは、図5に示すS10からS50
までと同じであるので省略する。
【0095】S50が実施された後、演算部130が、
パラメータ1またはパラメータ2を図5におけるS60
と同じ方法で算出する。即ち、演算部130は、第1回
目の演算を行う(S60−1)。
パラメータ1またはパラメータ2を図5におけるS60
と同じ方法で算出する。即ち、演算部130は、第1回
目の演算を行う(S60−1)。
【0096】次に、S60−1においてパラメータ1ま
たはパラメータ2を算出するときに用いた第1のマトリ
ックスから、基準としたFailテストナンバを除去す
る(S60−2)。
たはパラメータ2を算出するときに用いた第1のマトリ
ックスから、基準としたFailテストナンバを除去す
る(S60−2)。
【0097】本実施の形態において、基準としたFai
lテストナンバはTest3である。従って、Test
3を除去した第2のマトリックスが作成される(図9参
照)。
lテストナンバはTest3である。従って、Test
3を除去した第2のマトリックスが作成される(図9参
照)。
【0098】次に、演算部130が、第2のマトリック
スに基づいて、パラメータ3およびパラメータ4を図5
におけるS60と同じ方法で算出する。即ち、演算部1
30は、第2回目の演算を行う(S60−3)。本実施
の形態において、Test3を除去した第2のマトリッ
クスはTest4を基準として作成されている。
スに基づいて、パラメータ3およびパラメータ4を図5
におけるS60と同じ方法で算出する。即ち、演算部1
30は、第2回目の演算を行う(S60−3)。本実施
の形態において、Test3を除去した第2のマトリッ
クスはTest4を基準として作成されている。
【0099】本実施の形態によれば、パラメータ1、パ
ラメータ2、パラメータ3およびパラメータ4の4つの
パラメータが得られる。従って、本実施の形態による方
法は、演算部130が1回だけ演算する方法よりも、ユ
ーザに提示できるパラメータの個数が多い。従って、本
実施の形態による方法によれば、ユーザはより正確に不
良原因を有するボードを判断することができる。
ラメータ2、パラメータ3およびパラメータ4の4つの
パラメータが得られる。従って、本実施の形態による方
法は、演算部130が1回だけ演算する方法よりも、ユ
ーザに提示できるパラメータの個数が多い。従って、本
実施の形態による方法によれば、ユーザはより正確に不
良原因を有するボードを判断することができる。
【0100】さらに、演算部130は、パラメータ1、
パラメータ2、パラメータ3およびパラメータ4を演算
してもよい(S60−4)。
パラメータ2、パラメータ3およびパラメータ4を演算
してもよい(S60−4)。
【0101】例えば、本実施の形態によれば、演算部1
30は、パラメータ1とパラメータ3とを加算してパラ
メータ5を算出し、パラメータ2とパラメータ4とを加
算してパラメータ6を算出する(図10参照)。
30は、パラメータ1とパラメータ3とを加算してパラ
メータ5を算出し、パラメータ2とパラメータ4とを加
算してパラメータ6を算出する(図10参照)。
【0102】S70以降は図5に示す実施の形態と同じ
である。
である。
【0103】図9は、第2のマトリックスと、パラメー
タ3およびパラメータ4を示す模式図である。第2のマ
トリックスは、図6に示す第1のマトリックスのうちT
est3を除き、Test4を基準として作成されてい
る。
タ3およびパラメータ4を示す模式図である。第2のマ
トリックスは、図6に示す第1のマトリックスのうちT
est3を除き、Test4を基準として作成されてい
る。
【0104】図10は、パラメータ5およびパラメータ
6を表示したヒストグラムを示す図である。このヒスト
グラムは予測不良ボード領域をパラメータ5およびパラ
メータ6の大きい順番に表されている。パラメータ5は
パラメータ1とパラメータ3との和である。パラメータ
6はパラメータ2とパラメータ4との和である。パラメ
ータ5またはパラメータ6によって、各予測不良ボード
領域の間におけるパラメータの数値の差が大きくなるの
で、ユーザはさらに顕著に不良原因を判断することがで
きる。
6を表示したヒストグラムを示す図である。このヒスト
グラムは予測不良ボード領域をパラメータ5およびパラ
メータ6の大きい順番に表されている。パラメータ5は
パラメータ1とパラメータ3との和である。パラメータ
6はパラメータ2とパラメータ4との和である。パラメ
ータ5またはパラメータ6によって、各予測不良ボード
領域の間におけるパラメータの数値の差が大きくなるの
で、ユーザはさらに顕著に不良原因を判断することがで
きる。
【0105】図11は、演算部130が複数回演算する
ことによって、不良原因を有する複数のボードを検出す
る方法を示すフロー図である。
ことによって、不良原因を有する複数のボードを検出す
る方法を示すフロー図である。
【0106】まず、S10からS50までは、図5に示
すS10からS50までと同じであるので省略する。S
50が実施された後、演算部130が、第1のパラメー
タ1または第1のパラメータ2を図5におけるS60と
同じ方法で算出する。即ち、演算部130は、第1のマ
トリックスを用いて第1回目の演算を行う(S60−1
0)。
すS10からS50までと同じであるので省略する。S
50が実施された後、演算部130が、第1のパラメー
タ1または第1のパラメータ2を図5におけるS60と
同じ方法で算出する。即ち、演算部130は、第1のマ
トリックスを用いて第1回目の演算を行う(S60−1
0)。
【0107】次に、第1のパラメータ1または第1のパ
ラメータ2を用いて、自己診断部20は不良原因を有す
る第1のボードを検出する(S60−20)。
ラメータ2を用いて、自己診断部20は不良原因を有す
る第1のボードを検出する(S60−20)。
【0108】次に、第1のボードに関連付けられたFa
ilテストナンバを第1のマトリックスから除去して、
第2のマトリックスが作成される(S60−30)。
ilテストナンバを第1のマトリックスから除去して、
第2のマトリックスが作成される(S60−30)。
【0109】次に、演算部130は、第2のマトリック
スを用いて、第2のパラメータ1または第2のパラメー
タ2を図5におけるS60と同じ方法で算出する(S6
0−40)。
スを用いて、第2のパラメータ1または第2のパラメー
タ2を図5におけるS60と同じ方法で算出する(S6
0−40)。
【0110】次に、第2のパラメータ1または第2のパ
ラメータ2を用いて、自己診断部20は不良原因を有す
る第2のボードを検出する(S60−50)。図4に示
すように、テストナンバと予測不良ボード領域とはある
程度関連している。従って、第1のマトリックスから第
1のボードに関連付けられたFailテストナンバを除
くことによって、第1のボードの不良による影響が少な
い第2のマトリックスが作成され得る。よって、第2の
マトリックスを用いることによって、自己診断部20
は、第1のボードの影響をほとんど受けることなく、第
2のボードを検出することができる。
ラメータ2を用いて、自己診断部20は不良原因を有す
る第2のボードを検出する(S60−50)。図4に示
すように、テストナンバと予測不良ボード領域とはある
程度関連している。従って、第1のマトリックスから第
1のボードに関連付けられたFailテストナンバを除
くことによって、第1のボードの不良による影響が少な
い第2のマトリックスが作成され得る。よって、第2の
マトリックスを用いることによって、自己診断部20
は、第1のボードの影響をほとんど受けることなく、第
2のボードを検出することができる。
【0111】尚、上述の実施の形態においては、自己診
断部20は、不良原因を有するボード領域40A等を検
出したが、交換単位であるボード40等を検出してもよ
い。この場合には、メモリ部142は、予測不良ボード
領域40A等のデータに代えて、予測不良ボード40等
のデータを格納すればよい。
断部20は、不良原因を有するボード領域40A等を検
出したが、交換単位であるボード40等を検出してもよ
い。この場合には、メモリ部142は、予測不良ボード
領域40A等のデータに代えて、予測不良ボード40等
のデータを格納すればよい。
【0112】モニタ200は、パラメータの値の大きい
順番に予測不良ボード領域または予測不良ボードを表示
してもよい。例えば、モニタ200は、図6、図7、図
9または図10のいずれかの表、マトリックスまたはヒ
ストグラムを表示してもよい。
順番に予測不良ボード領域または予測不良ボードを表示
してもよい。例えば、モニタ200は、図6、図7、図
9または図10のいずれかの表、マトリックスまたはヒ
ストグラムを表示してもよい。
【0113】また、モニタ200は、パラメータの値が
最も大きい予測不良ボード領域または予測不良ボードを
表示してもよい。例えば、モニタ200は、図7または
図10においてBadと表示されている予測原因のみを
表示してもよい。それによって、不良である確率が比較
的高いボードを早くユーザへ知らせることができる。
最も大きい予測不良ボード領域または予測不良ボードを
表示してもよい。例えば、モニタ200は、図7または
図10においてBadと表示されている予測原因のみを
表示してもよい。それによって、不良である確率が比較
的高いボードを早くユーザへ知らせることができる。
【0114】図12は、本発明による実施の形態に従っ
た電気部品テストシステムの概略図である。本実施の形
態による電気部品テストシステムとして、半導体テスト
システム1000を説明する。半導体テストシステム1
000は、互いに通信することができるクライアントシ
ステム300およびサーバシステム400を有する。ク
ライアントシステム300とサーバシステム400との
間の通信は無線または有線のいずれでもよい。
た電気部品テストシステムの概略図である。本実施の形
態による電気部品テストシステムとして、半導体テスト
システム1000を説明する。半導体テストシステム1
000は、互いに通信することができるクライアントシ
ステム300およびサーバシステム400を有する。ク
ライアントシステム300とサーバシステム400との
間の通信は無線または有線のいずれでもよい。
【0115】クライアントシステム300は、DUTテ
スト部305、ボードテスト部310、メモリ部34
4、メモリ部346およびモニタ390を備える。
スト部305、ボードテスト部310、メモリ部34
4、メモリ部346およびモニタ390を備える。
【0116】DUTテスト部305は図1におけるDU
Tテスト部10に該当する。よって、DUTテスト部3
05は、多数のボードを有する。ボードテスト部310
は図2におけるボードテスト部110に該当する。メモ
リ部344およびメモリ部346はそれぞれメモリ部1
44およびメモリ部146に該当する。よって、メモリ
部344は不良関連テストナンバを格納し、メモリ部3
46は結果条件、測定結果および判定結果を格納する。
モニタ390はモニタ200に該当する。
Tテスト部10に該当する。よって、DUTテスト部3
05は、多数のボードを有する。ボードテスト部310
は図2におけるボードテスト部110に該当する。メモ
リ部344およびメモリ部346はそれぞれメモリ部1
44およびメモリ部146に該当する。よって、メモリ
部344は不良関連テストナンバを格納し、メモリ部3
46は結果条件、測定結果および判定結果を格納する。
モニタ390はモニタ200に該当する。
【0117】サーバシステム400は、演算部430、
メモリ部442およびメモリ部448を備える。
メモリ部442およびメモリ部448を備える。
【0118】演算部430は図2における演算部130
に該当する。メモリ部442は図2におけるメモリ部1
42に該当する。よって、メモリ部442は予測不良ボ
ード領域のデータを格納する。また、クライアントシス
テム300が複数ある場合やクライアントシステム30
0が互いに異なる複数のDUTテスト部305を有する
場合がある。これらの場合に、メモリ部442は、クラ
イアントシステムごとにまたはDUTテスト部ごとに異
なる予測不良ボード領域のファイルを格納する。メモリ
部448は、適切な予測不良ボード領域を選択するため
に、クライアントシステムまたはDUTテスト部を識別
するための型番のデータを格納する。
に該当する。メモリ部442は図2におけるメモリ部1
42に該当する。よって、メモリ部442は予測不良ボ
ード領域のデータを格納する。また、クライアントシス
テム300が複数ある場合やクライアントシステム30
0が互いに異なる複数のDUTテスト部305を有する
場合がある。これらの場合に、メモリ部442は、クラ
イアントシステムごとにまたはDUTテスト部ごとに異
なる予測不良ボード領域のファイルを格納する。メモリ
部448は、適切な予測不良ボード領域を選択するため
に、クライアントシステムまたはDUTテスト部を識別
するための型番のデータを格納する。
【0119】次に、ボードテストシステム1000の動
作を説明する。
作を説明する。
【0120】図13は、半導体テストシステム1000
によるボードテスト方法を示すフロー図である。尚、ク
ライアントシステム300の動作およびサーバシステム
400の動作がそれぞれ図13の左右に分けられて説明
されている。
によるボードテスト方法を示すフロー図である。尚、ク
ライアントシステム300の動作およびサーバシステム
400の動作がそれぞれ図13の左右に分けられて説明
されている。
【0121】まず、クライアントシステム300におい
て、ボードテスト部310がDUTテスト部305内の
ボードをテストする(S100)。
て、ボードテスト部310がDUTテスト部305内の
ボードをテストする(S100)。
【0122】次に、クライアントシステム300は、テ
スト条件、測定結果またはテストナンバから、少なくと
もFailテストナンバをサーバシステム400へ送信
する(S102)。同時に、クライアントシステム30
0は、クライアントシステムを識別することができる送
信元識別子、例えば、URL(Uniform Resource Locat
ors)によって記述されたアドレスなども送信する。ま
た、クライアントシステム300はDUTテスト部30
5の型番等の情報をサーバシステムへ送信する。
スト条件、測定結果またはテストナンバから、少なくと
もFailテストナンバをサーバシステム400へ送信
する(S102)。同時に、クライアントシステム30
0は、クライアントシステムを識別することができる送
信元識別子、例えば、URL(Uniform Resource Locat
ors)によって記述されたアドレスなども送信する。ま
た、クライアントシステム300はDUTテスト部30
5の型番等の情報をサーバシステムへ送信する。
【0123】次に、サーバシステム400内の演算部4
30が、クライアントシステム300からのFailテ
ストナンバに基づいて図6と同様にマトリックスを作成
する(S104)。このとき、送信元識別子やDUTテ
スト部305などのクライアントシステム300の情報
によって、メモリ部442から適切な予測不良ボード領
域のファイルが選択される。この適切な予測不良ボード
領域のファイルに基づいてマトリックスが作成される。
30が、クライアントシステム300からのFailテ
ストナンバに基づいて図6と同様にマトリックスを作成
する(S104)。このとき、送信元識別子やDUTテ
スト部305などのクライアントシステム300の情報
によって、メモリ部442から適切な予測不良ボード領
域のファイルが選択される。この適切な予測不良ボード
領域のファイルに基づいてマトリックスが作成される。
【0124】演算部430はこのマトリックスに基づい
て図7と同様にパラメータを算出する(S106)。S
104およびS106は図5におけるS50およびS6
0に該当する。よって、パラメータはS50およびS6
0における方法と同じ方法によって算出することができ
る。演算部430は図11に示すような複数回の演算を
行ってもよい。
て図7と同様にパラメータを算出する(S106)。S
104およびS106は図5におけるS50およびS6
0に該当する。よって、パラメータはS50およびS6
0における方法と同じ方法によって算出することができ
る。演算部430は図11に示すような複数回の演算を
行ってもよい。
【0125】次に、サーバシステム400は、少なくと
も予測不良ボード領域とその予測不良ボード領域のパラ
メータをクライアントシステム300へ返信する(S1
08)。
も予測不良ボード領域とその予測不良ボード領域のパラ
メータをクライアントシステム300へ返信する(S1
08)。
【0126】クライアントシステム300は、サーバシ
ステム400からの予測不良ボード領域およびパラメー
タをモニタ390に表示する(S110)。
ステム400からの予測不良ボード領域およびパラメー
タをモニタ390に表示する(S110)。
【0127】ユーザが不良原因を有するボードを交換す
る(S112)。
る(S112)。
【0128】半導体テストシステム1000によって、
ユーザおよびサプライヤはともに移動することなく、ユ
ーザはオンラインで不良原因の調査を依頼し、サプライ
ヤはオンラインで調査結果を早期に納めることができ
る。また、メモリ部442がサーバシステム400内に
設けられているので、サプライヤが簡単にかつ定期的に
予測不良ボード領域を更新することができる。従って、
サプライヤはユーザに対して適切なサポートをすること
ができる。
ユーザおよびサプライヤはともに移動することなく、ユ
ーザはオンラインで不良原因の調査を依頼し、サプライ
ヤはオンラインで調査結果を早期に納めることができ
る。また、メモリ部442がサーバシステム400内に
設けられているので、サプライヤが簡単にかつ定期的に
予測不良ボード領域を更新することができる。従って、
サプライヤはユーザに対して適切なサポートをすること
ができる。
【0129】尚、クライアントシステム300内の各構
成要素は総て半導体テストシステム内部に備えてもよ
い。また、クライアントシステム300内のいずれかの
構成要素は外部に設けられてもよい。例えば、モニタ3
90は、半導体テストシステムの外部に配置されたコン
ピュータ(図示せず)のモニタであってもよい。また、
メモリ部344またはメモリ部346は半導体テストシ
ステムの外部に配置されたコンピュータのメモリを使用
してもよい。
成要素は総て半導体テストシステム内部に備えてもよ
い。また、クライアントシステム300内のいずれかの
構成要素は外部に設けられてもよい。例えば、モニタ3
90は、半導体テストシステムの外部に配置されたコン
ピュータ(図示せず)のモニタであってもよい。また、
メモリ部344またはメモリ部346は半導体テストシ
ステムの外部に配置されたコンピュータのメモリを使用
してもよい。
【0130】図14は、サーバシステム400へ送信す
るためのFailテストナンバ等を表示するモニタ39
0の画面を示した図である。モニタ390は、DUTテ
スト部305の型番を選択するための型番選択表示50
0と、複数のFailテストナンバを含む結果情報を表
示または入力するための結果表示領域600と、ユーザ
による単一動作によって結果表示領域600に表示され
た結果情報をサーバシステム400へ送信するための送
信命令領域700とを具備する。
るためのFailテストナンバ等を表示するモニタ39
0の画面を示した図である。モニタ390は、DUTテ
スト部305の型番を選択するための型番選択表示50
0と、複数のFailテストナンバを含む結果情報を表
示または入力するための結果表示領域600と、ユーザ
による単一動作によって結果表示領域600に表示され
た結果情報をサーバシステム400へ送信するための送
信命令領域700とを具備する。
【0131】ボードテスト部310によるテストが実行
された後、結果表示領域600には、Failテストナ
ンバが表示される。
された後、結果表示領域600には、Failテストナ
ンバが表示される。
【0132】次に、ユーザが送信命令領域700をマウ
スによってクリックすることによって、図13における
S102からS110までが実行される。
スによってクリックすることによって、図13における
S102からS110までが実行される。
【0133】ユーザによる単一動作は、クライアントシ
ステム300と通信することができる入力装置によって
送信命令表示を選択する動作である。
ステム300と通信することができる入力装置によって
送信命令表示を選択する動作である。
【0134】例えば、単一動作は、マウスをクリックす
ること、キーボードを押し下げること、音声入力装置に
対して発声することまたはタッチパネルに触れること等
である。
ること、キーボードを押し下げること、音声入力装置に
対して発声することまたはタッチパネルに触れること等
である。
【0135】以上、半導体テストシステムおよび半導体
テストシステムの内部に設けられたボードを自己診断す
る半導体テストシステムおよび半導体テストシステムお
よびそのボードをテストする方法が示された。
テストシステムの内部に設けられたボードを自己診断す
る半導体テストシステムおよび半導体テストシステムお
よびそのボードをテストする方法が示された。
【0136】しかし、本実施の形態は、半導体テストシ
ステム等がDUTをテストするときにも応用できる。例
えば、“ボード”および“ボード領域”をそれぞれ“D
UT”および“DUT領域”へ変更し、“ボードテスト
部”を“DUTテスト部”へ変更すればよい。
ステム等がDUTをテストするときにも応用できる。例
えば、“ボード”および“ボード領域”をそれぞれ“D
UT”および“DUT領域”へ変更し、“ボードテスト
部”を“DUTテスト部”へ変更すればよい。
【0137】
【発明の効果】本発明によれば、電気部品のテストにお
いて不良と判断されたときに、少なくとも不良である確
率が従来よりも高い電気部品をユーザへ提示することが
できる。
いて不良と判断されたときに、少なくとも不良である確
率が従来よりも高い電気部品をユーザへ提示することが
できる。
【0138】また、本発明によれば、電気部品テストシ
ステムを使用し始めたときから従来よりも不良である確
率が比較的高い電気部品をユーザへ提示することができ
る。
ステムを使用し始めたときから従来よりも不良である確
率が比較的高い電気部品をユーザへ提示することができ
る。
【0139】さらに、本発明によれば、電気部品のテス
トにおいて不良と判断されたときに、実際に不良である
電気部品を従来よりも早く検出することができる。
トにおいて不良と判断されたときに、実際に不良である
電気部品を従来よりも早く検出することができる。
【図1】本発明に従った実施の形態による電気部品テス
トシステムを示した概略図。
トシステムを示した概略図。
【図2】図1に示す自己診断部20をより詳細に示す概
略図。
略図。
【図3】メモリ部146に格納されるテスト条件、結果
条件、測定結果および判定結果をテストナンバごとに表
示した模式図。
条件、測定結果および判定結果をテストナンバごとに表
示した模式図。
【図4】メモリ部142に格納される予測不良ボード領
域を3つずつテストナンバごとに表示した模式図。
域を3つずつテストナンバごとに表示した模式図。
【図5】自己診断部20が半導体テストシステム100
内のボード40等をテストする方法を示すフロー図。
内のボード40等をテストする方法を示すフロー図。
【図6】予測不良ボード領域とFailテストナンバと
のマトリックスを示した模式図。
のマトリックスを示した模式図。
【図7】予測不良ボード領域をパラメータ1またはパラ
メータ2の大きい順番に表したヒストグラムを示した模
式図。
メータ2の大きい順番に表したヒストグラムを示した模
式図。
【図8】複数回にわたってパラメータを算出する実施の
形態による方法のフロー図。
形態による方法のフロー図。
【図9】第2のマトリックスと、パラメータ3およびパ
ラメータ4を示す模式図。
ラメータ4を示す模式図。
【図10】パラメータ5およびパラメータ6を表示した
ヒストグラムを示す図。
ヒストグラムを示す図。
【図11】演算部130が複数回演算することによっ
て、不良原因を有する複数のボードを検出する方法を示
すフロー図。
て、不良原因を有する複数のボードを検出する方法を示
すフロー図。
【図12】本発明による実施の形態に従った電気部品テ
ストシステムの概略図。
ストシステムの概略図。
【図13】半導体テストシステム1000によるボード
テスト方法を示すフロー図。
テスト方法を示すフロー図。
【図14】サーバシステム400へ送信するためのFa
ilテストナンバ等を表示するモニタ390の画面を示
した図。
ilテストナンバ等を表示するモニタ390の画面を示
した図。
10、305 DUTテスト部
20 自己診断装置
40、50、60、70、80、90 ボード
100 半導体テストシステム
110、310 ボードテスト部
142、144、146、344、346、442、4
48 メモリ部 130 演算部 120 比較・判定部 200,390 モニタ 300 クライアントシステム 400 サーバシステム 500 型番選択表示 600 結果表示領域 700 送信命令領域 1000 半導体テストシステム
48 メモリ部 130 演算部 120 比較・判定部 200,390 モニタ 300 クライアントシステム 400 サーバシステム 500 型番選択表示 600 結果表示領域 700 送信命令領域 1000 半導体テストシステム
Claims (17)
- 【請求項1】互いに異なる複数のテスト条件のそれぞれ
を識別することができるように付された条件識別子ごと
に電気部品をテストするテスト部と、 前記電気部品のうち予測して得た不良の原因である予測
原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに関連付け
て予め格納している第1のメモリ部と、 前記条件識別子のうち、前記電気部品が不良と判断され
たときの前記条件識別子である不良関連識別子を少なく
とも格納する第2のメモリ部と、 前記不良関連識別子が複数ある場合に、複数の前記不良
関連識別子に関するパラメータを、少なくとも前記不良
関連識別子に関連付けられている前記予測原因ごとに算
出する演算部と、 を備えた電気部品テストシステム。 - 【請求項2】前記パラメータは、前記予測原因に関連付
けられた前記不良関連識別子の個数であることを特徴と
する請求項1に記載の電気部品テストシステム。 - 【請求項3】前記パラメータは、それぞれの前記不良関
連識別子について、それぞれの前記予測原因が不良原因
になると予想される期待値若しくは過去において不良原
因であった確率を、前記予測原因ごとに加算した値であ
ることを特徴とする請求項1に記載の電気部品テストシ
ステム。 - 【請求項4】前記予測原因のうち、前記パラメータの値
が最も大きいまたは最も小さい予測原因を少なくとも表
示する表示部をさらに備えたことを特徴とする請求項1
から請求項3のいずれかに記載の電気部品テストシステ
ム。 - 【請求項5】いずれの前記予測原因がいずれの前記不良
関連識別子に関連付けられているかを示す前記予測原因
と前記不良関連識別子とのマトリックスを表示する表示
部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電
気部品テストシステム。 - 【請求項6】前記予測原因は、前記電気部品または前記
テスト条件に基づいて予測された期待データまたは過去
における実際の不良原因に基づいて予測された実績デー
タであり、前記実績データは前記演算部による算出が実
行される毎に自動的に更新されることを特徴とする請求
項1に記載の電気部品テストシステム。 - 【請求項7】互いにデータを通信することができるサー
バシステムおよびクライアントシステムにおいて、 互いに異なる複数のテスト条件のそれぞれを識別するこ
とができるように付された条件識別子ごとに電気部品を
テストするテスト部を前記クライアントシステムが備
え、 前記電気部品のうち予測して得た不良の原因である予測
原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに関連付け
て予め格納している第1のメモリ部を前記サーバシステ
ムが備え、 前記条件識別子のうち、前記電気部品が不良と判断され
たときの前記条件識別子である不良関連識別子を少なく
とも格納する第2のメモリ部を前記クライアントシステ
ムが備え、 前記不良関連識別子が複数ある場合に、複数の前記不良
関連識別子に関するパラメータを、少なくとも前記不良
関連識別子に関連付けられた前記予測原因ごとに算出す
る演算部を前記サーバシステムが備え、 少なくとも前記パラメータを前記予測原因ごとに表示す
る表示部を前記クライアントシステムが備え、前記サー
バシステムは、前記クライアントシステムから送信され
た少なくとも前記不良関連識別子を受信して、少なくと
も前記パラメータと前記不良関連識別子に関連付けられ
た前記予測原因とを前記クライアントシステムへ送信す
ることを特徴とする電気部品テストシステム。 - 【請求項8】前記表示部は、複数の前記不良関連識別子
を有するテストの結果情報を表示するための結果表示領
域と、前記クライアントシステムを操作することによっ
て前記結果表示領域に表示された前記結果情報を前記サ
ーバシステムへ送信するための送信命令領域と、を表示
し、 前記結果情報を前記サーバシステムへ送信した後、前記
サーバシステムからの少なくとも前記パラメータと前記
不良関連識別子に関連付けられた前記予測原因とを表示
することを特徴とする請求項7に記載の電気部品テスト
システム。 - 【請求項9】前記クライアントシステムは、クライアン
トシステムを操作することによって、前記サーバシステ
ムが前記結果情報を送信した前記クライアントシステム
を識別することを可能とする送信元識別子を前記結果情
報とともに送信することを特徴とする請求項8に記載の
電気部品テストシステム。 - 【請求項10】前記クライアントシステムの操作は、前
記クライアントシステムと通信することができる入力装
置によって前記送信命令表示を選択する操作であること
を特徴とする請求項8に記載の電気部品テストシステ
ム。 - 【請求項11】互いに異なる複数のテスト条件のそれぞ
れを識別することができるように付された条件識別子ご
とに電気部品をテストする電気部品テスト方法であっ
て、 前記電気部品のうち予測して得た不良の原因である予測
原因を少なくとも前記条件識別子のそれぞれに関連付け
て予めメモリに格納しておく第1の格納ステップと、 前記条件識別子のうち、前記電気部品が不良と判断され
たときの前記条件識別子である不良関連識別子をメモリ
に格納しておく第2の格納ステップと、 前記不良関連識別子が複数ある場合に、複数の前記不良
関連識別子に関するパラメータを、少なくとも前記不良
関連識別子に関連付けられた前記予測原因ごとに算出す
る演算ステップと、 を具備していることを特徴とする電気部品テスト方法。 - 【請求項12】前記演算ステップにおいて、前記パラメ
ータは、それぞれの前記不良関連識別子についてそれぞ
れの前記予測原因が不良原因になると予想される期待値
若しくは過去において不良原因であった確率を、前記予
測原因ごとに加算した値であることを特徴とする請求項
11に記載の電気部品テスト方法。 - 【請求項13】前記予測原因のうち、前記パラメータの
値が最も大きいまたは最も小さい予測原因を少なくとも
表示する表示ステップをさらに具備することを特徴とす
る請求項11に記載の電気部品テスト方法。 - 【請求項14】前記予測原因は、前記電気部品または前
記テスト条件に基づいて予測された期待データからな
り、 前記期待データは、過去における実際の不良原因に基づ
いて予測された実績データへ変更されることを特徴とす
る請求項11に記載の電気部品テスト方法。 - 【請求項15】前記演算ステップは、 複数の前記不良関連識別子に関する第1のパラメータを
前記予測原因ごとに算出する第1の演算ステップと、 所定の前記不良関連識別子を除いた複数の前記不良関連
識別子に関する第2のパラメータを前記予測原因ごとに
算出する第2の演算ステップと、 を含むことを特徴とする請求項11に記載の電気部品テ
スト方法。 - 【請求項16】互いに通信することができるクライアン
トシステムとサーバシステムとにおいて、 前記サーバシステムが前記第1の格納ステップを実行
し、 前記クライアントシステムが前記第2の格納ステップを
実行し、 前記クライアントシステムが複数の前記不良関連識別子
を前記サーバシステムへ送信する送信ステップを実行
し、 前記サーバシステムが前記クライアントシステムから送
信された複数の前記不良関連識別子を受信する受信ステ
ップを実行し、 前記サーバシステムが前記演算ステップを実行し、 前記サーバシステムが、少なくとも前記パラメータと前
記不良関連識別子に関連付けられた前記予測原因とを前
記クライアントシステムへ返信する返信ステップを実行
することを特徴とする請求項11に記載の電気部品テス
ト方法。 - 【請求項17】前記送信ステップの前において、前記ク
ライアントシステムは、複数の前記不良関連識別子を表
示するための結果表示領域と、複数の前記不良関連識別
子および前記クライアントシステムを識別できる送信元
識別子を送信するための送信命令領域とを少なくとも表
示する第1の表示ステップを実行し、 前記送信ステップにおいて、該クライアントシステムを
操作することによって、前記クライアントシステムが前
記結果表示領域に表示されたデータを前記サーバシステ
ムへ送信し、 前記返信ステップの後、前記サーバシステムから返信さ
れた前記パラメータを前記予測原因ごとに表示する第2
の表示ステップを実行することを特徴とする請求項16
に記載の電気部品テスト方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001279356A JP2003084034A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 電気部品テストシステムおよび電気部品テスト方法 |
US10/416,730 US6815943B2 (en) | 2001-09-14 | 2002-09-17 | Electric component test system and electric component test method |
PCT/JP2002/009513 WO2003025612A1 (en) | 2001-09-14 | 2002-09-17 | Electric component test system and electric component test method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001279356A JP2003084034A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 電気部品テストシステムおよび電気部品テスト方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003084034A true JP2003084034A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19103566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001279356A Withdrawn JP2003084034A (ja) | 2001-09-14 | 2001-09-14 | 電気部品テストシステムおよび電気部品テスト方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6815943B2 (ja) |
JP (1) | JP2003084034A (ja) |
WO (1) | WO2003025612A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103605092A (zh) * | 2013-10-23 | 2014-02-26 | 上海华力微电子有限公司 | Wat测试系统 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100640590B1 (ko) * | 2004-10-21 | 2006-11-01 | 삼성전자주식회사 | 핸들러 원격 제어가 가능한 반도체 소자의 검사 시스템 및그 작동방법 |
CN102750215A (zh) * | 2011-04-22 | 2012-10-24 | 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 | Sas接口输出信号侦测装置 |
CN102928732B (zh) * | 2012-11-09 | 2016-02-24 | 三一汽车制造有限公司 | 线路诊断仪和线路诊断方法 |
CN105652141B (zh) * | 2016-03-14 | 2018-06-05 | 湖南工业大学 | 机车登顶高压报警器自诊断系统 |
CN113590390A (zh) * | 2020-04-30 | 2021-11-02 | 鸿富锦精密电子(郑州)有限公司 | 动态智能测试方法、系统、计算机装置及存储介质 |
CN113794602B (zh) * | 2021-08-20 | 2024-07-16 | 海南视联大健康智慧医疗科技有限公司 | 一种设备测试方法、装置、终端设备和存储介质 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014303A (ja) | 1983-07-04 | 1985-01-24 | Hitachi Ltd | 知識ベ−ス型診断方式 |
JPH02227679A (ja) | 1989-02-28 | 1990-09-10 | Toshiba Corp | 基板の検査装置 |
JP3263475B2 (ja) | 1993-03-29 | 2002-03-04 | 株式会社アドバンテスト | 半導体試験装置の自動試験装置及び方法 |
US5867505A (en) * | 1996-08-07 | 1999-02-02 | Micron Technology, Inc. | Method and apparatus for testing an integrated circuit including the step/means for storing an associated test identifier in association with integrated circuit identifier for each test to be performed on the integrated circuit |
JP2000040035A (ja) * | 1998-07-24 | 2000-02-08 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体記憶装置およびそれを用いたメモリシステム |
JP2001043109A (ja) | 1999-08-02 | 2001-02-16 | Hitachi Ltd | 論理検証方式 |
-
2001
- 2001-09-14 JP JP2001279356A patent/JP2003084034A/ja not_active Withdrawn
-
2002
- 2002-09-17 US US10/416,730 patent/US6815943B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-09-17 WO PCT/JP2002/009513 patent/WO2003025612A1/ja active Application Filing
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103605092A (zh) * | 2013-10-23 | 2014-02-26 | 上海华力微电子有限公司 | Wat测试系统 |
CN103605092B (zh) * | 2013-10-23 | 2016-08-24 | 上海华力微电子有限公司 | Wat测试系统及测试方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20040032249A1 (en) | 2004-02-19 |
US6815943B2 (en) | 2004-11-09 |
WO2003025612A1 (en) | 2003-03-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |