JP2003003416A - 転圧機械 - Google Patents

転圧機械

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JP2003003416A
JP2003003416A JP2001185705A JP2001185705A JP2003003416A JP 2003003416 A JP2003003416 A JP 2003003416A JP 2001185705 A JP2001185705 A JP 2001185705A JP 2001185705 A JP2001185705 A JP 2001185705A JP 2003003416 A JP2003003416 A JP 2003003416A
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Isao Saito
功 斉藤
Koichi Kaneko
絋一 金子
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
  • Road Paving Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】クローラの着脱が容易に行え、また、締め固め
る地盤の状況に応じて走行性能を十分に発揮できる転圧
機械を提供する。 【解決手段】車体を挟んで左右一対のクローラを備えた
転圧機械であって、クローラに関し、駆動輪を駆動用の
車軸に対して着脱可能に取り付ける一方、左右のクロー
ラにおける従動輪15を一体的に支持可能な連結部材1
6を設け、該連結部材16を車体の底部に着脱可能に取
り付ける構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体を挟んで左右
一対のクローラを備えた転圧機械(車両)に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】緩やかな或いは小さな不整地を締め固め
るための土工用振動ローラには、一般的に前輪を振動ロ
ール、後輪をタイヤとした所謂コンバインド型の振動ロ
ーラが使用される場合が多い。しかし、高速道路やダム
等の建設現場のように凹凸の激しい盛土や泥濘地、更に
は傾斜面(のり面)において締固め施工を行う場合には
タイヤがスリップしたり、泥濘にはまり込み、安定した
走行ができないことがある。この問題に対し、本出願人
は特開平7−3764号公報にてクローラ式の土工用振
動ローラを提案した。当該クローラ式の土工用振動ロー
ラによれば泥濘地や勾配のきつい傾斜面等においても安
定した車両の走行が可能となり、作業効率の低下を防ぐ
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来にお
いて、クローラを補修や交換のために車体から外す場合
には、車体を挟んで配設される左右のクローラを各々別
個に車体から外すことになり、クローラの着脱作業が面
倒になるという問題があった。また、前記した振動ロー
ラは、盛土の締固め施工に使用される他にアスファルト
舗装の締固め施工等にも使用される場合が多く、このよ
うな走行が安定するアスファルト路面等においてまでク
ローラで走行することは走行効率面において不経済であ
る。
【0004】本発明は、以上のような問題を解決するた
めに創作されたものであり、クローラの着脱が容易に行
え、また、締め固める地盤の状況に応じて走行性能を十
分に発揮できる転圧機械を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、車体を挟んで左右一対のクローラを備えた転
圧機械であって、クローラに関し、駆動輪を駆動用の車
軸に対して着脱可能に取り付ける一方、左右のクローラ
における従動輪を一体的に支持可能な連結部材を設け、
該連結部材を車体の底部に着脱可能に取り付ける構成と
した。これによりクローラの着脱作業の効率が向上する
こととなる。
【0006】また、前記駆動用の車軸に対し、クローラ
に代えてタイヤを装着可能に構成した。これにより、締
め固める地盤の状況に応じてクローラとタイヤを使い分
けることで走行性能を十分に発揮できる。
【0007】さらに、車両を、振動式のロールを車体に
対してアーティキュレート式に備えた振動ローラとし、
クローラが取り付けられた状態において、クローラの駆
動輪を取り付ける前記駆動用の車軸が高さ方向に関して
前記ロールの回転軸よりも上方に位置することにより、
車体が水平面に対して傾斜するように構成した。当該構
成によれば、傾斜面での締固め施工における車体の傾き
を小さくすることができ、運転者にとって車体が傾くこ
との心理的圧迫の度合いが低減される。
【0008】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態として、転圧機
械を、振動式のロールを車体に対してアーティキュレー
ト式に備えた振動ローラとした場合について以下に説明
する。図1において、振動ローラ1は、クローラ2を左
右一対に備えた車体3と、車体3の前方側においてロー
ル4を軸装する平面視口形状の機枠5とを備えており、
車体3と機枠5は連結部6によりアーティキュレート式
に連結される。車体3の上部には運転席7が形成され
る。なお、図に示した機種は運転席7を囲むキャビン8
を有したキャビン仕様車となっている。運転席7のステ
アリングハンドルを操作することで図示しない操向用の
油圧シリンダにより車体3と機枠5は互いに左右方向に
旋回し、また、路面において左右方向に関してうねり
(不陸)などがある場合には、そのうねりに追従するよ
うにして車体3と機枠5は前後方向の基軸回りに互いに
回動する。ロール4内には図示しない公知の振動装置が
収装されており、運転者が運転席7回りに設けられたス
イッチ等をON操作することで該振動装置を作動させ、
ロール4を振動させながら地盤の締固めを行う。
【0009】車体3の底部には図示しない差動装置(デ
ィファレンシャル装置)が配設されている。図2は車体
3の左側に位置するクローラ2の側面図、図3は図2に
おけるA−A断面図である。差動装置の筐体は図3に示
すように、ディファレンシャルギア(図示せず)等を内
蔵するデフハウジングDHと、このデフハウジングDH
の両側において一体的に固設され、それぞれ左右方向に
延出してアクスルシャフトASを内蔵する左右一対のア
クスルシャフトハウジングAHとから構成される。各ア
クスルシャフトハウジングAHの上部及び下部には、車
両後方側(図3における紙面手前側)及び車両前方側
(図3における紙面奥側)に延出する上部取り付け板A
Ha及び下部取り付け板AHbが互いに対向するように
水平状に固設されている。
【0010】上部取り付け板AHa及び下部取り付け板
AHbにはそれぞれアクスルシャフトハウジングAHよ
りも車両後方側の部位において2ヶ所、アクスルシャフ
トハウジングAHよりも車両前方側の部位において2ヶ
所、計4ヶ所の貫通孔AHcが穿設されている。符号1
1は車体3の底部を構成するフレーム板を示し、このフ
レーム板11にも前記上部取り付け板AHaの貫通孔A
Hcに対応する位置に貫通孔11aが穿設されている。
したがって、デフハウジングDH及びアクスルシャフト
ハウジングAHは、上部取り付け板AHaをフレーム板
11にあてがった上で、フレーム板11の上部から貫通
孔11a及び貫通孔AHcにボルト12を挿通し、下部
取り付け板AHbの下面においてナット13を螺合する
ことで車体3の下部に固定される。
【0011】さて本発明は、クローラ2に関し、図3に
示すように駆動輪14を駆動用の車軸(アクスルシャフ
トAS)に対して着脱可能に取り付ける一方、左右のク
ローラ2における従動輪15を一体的に支持可能な連結
部材16(図4,図5,図6も参照)を設け、この連結
部材16を車体3(図1)の底部に着脱可能に取り付け
る構成としたことを主な特徴とする。図4は連結部材1
6の平面図、図5は図4におけるB矢視図、図6は連結
部材16の概略斜視図である。
【0012】図3において、左右のアクスルシャフトA
Sの先端にはそれぞれハブ17が取り付けられており、
駆動輪14はハブボルト18及びハブナット19により
ハブ17に着脱可能に取り付けられる。本形態において
クローラ2は図2からも判るように、駆動輪14を頂点
側として履帯20が側面視三角形状を呈するように巻回
された構成となっている。また、本形態ではゴムクロー
ラとし、履帯20をゴム材から構成している。図2に示
すように、従動輪15は、前後端に配置される大径の前
部従動輪15a,後部従動輪15bと、これらの間に配
置される複数(図では3個)の小径の案内輪15c,1
5d,15eとからなる。
【0013】図2又は図6を参照して、前部従動輪15
aと後部従動輪15bは、前後に延設された従動輪用フ
レーム21の前部及び後部に固設された前部ブラケット
22,後部ブラケット23にそれぞれ回転自在に軸装さ
れる。案内輪15cは従動輪用フレーム21に対して基
軸24回りに揺動可能に取り付けられたブラケット25
に回転自在に軸装されており、案内輪15d及び案内輪
15eは従動輪用フレーム21に対して上下動が可能
で、且つ基軸26回りに揺動可能に取り付けられたブラ
ケット27に回転自在に軸装される。なお、各従動輪1
5(前部従動輪15a,後部従動輪15b,案内輪15
a〜15c)は一つのクローラ2に対しそれぞれ左右一
対として配設されている(図3では案内輪15cが左右
一対として配設されていることを示している)。したが
って、前記ブラケット25及びブラケット27もそれぞ
れ一つのクローラ2に対し左右一対に配設されている。
【0014】図3及び図6において、前記従動輪用フレ
ーム21の上部には水平状にブラケット28が固設され
ており、このブラケット28には、車両の前後方向に面
を沿わせるようにして鉛直状に鉛直ブラケット29,3
0が互いに対向するように固着されている。鉛直ブラケ
ット29,30にはそれぞれ貫通孔29a,30a(図
6参照)が穿設されており、円筒形状を呈した筒状部材
31がこの貫通孔29a,30aに挿通された状態で溶
接等により固着されている。以上のように、各従動輪1
5を一体的に取り付ける従動輪用フレーム21,ブラケ
ット28,鉛直ブラケット29,30及び筒状部材31
等から構成されるサブアッセンブリを以降、従動輪ユニ
ットU(図6参照)という。
【0015】次いで図3ないし図6を参照して連結部材
16について説明すると、連結部材16は左右方向に延
出する前後一対のビーム材32を備える。本形態では、
ビーム材32を鋼管から構成している。両ビーム材32
は、その中央寄りにおいて側面視略楕円形状を呈する左
右一対の内側連結板33と、その左右端面において固着
された左右一対の外側連結板34により一体的に構成さ
れる。左右の外側連結板34における外面側には、それ
ぞれ左右方向に延出する軸部材35が互いに同軸状とな
るように突設されている。そして、この軸部材35に図
3に示すように軸受42,42を介し、前記した筒状部
材31が回転可能に取り付けられる。すなわち、図6か
ら判るように、従動輪ユニットUが連結部材16に回転
可能に取り付けられることとなり、これにより左右のク
ローラ2における各従動輪15が連結部材16により一
体的に支持されることとなる。
【0016】左右の外側連結板34の上部にはそれぞ
れ、第1取り付け板36が水平状に固設され、さらに第
1取り付け板36よりも車両の前方側において第2取り
付け板37が傾斜状に固設されている。第2取り付け板
37には貫通孔37aが複数(本形態では4箇所)穿設
されており、図2に示すように、第2取り付け板37
は、車体3の底部において傾斜状に固設されているフレ
ーム板38にあてがわれた状態でボルト39及びナット
40により締結固定される。また、本形態において第1
取り付け板36の部位における車体3に対する取り付け
は、前記アクスルシャフトハウジングAH及びデフハウ
ジングDHを車体3に固定するボルト12及びナット1
3(図3)を利用した態様となっている。つまり、連結
部材16とアクスルシャフトハウジングAHとを共締め
して車体3に取り付ける構成としたものである。図4,
図6等に示すように、第1取り付け板36には複数の貫
通孔36aが穿設されており、図3に示すように、第1
取り付け板36は前記下部取り付け板AHbの下面にあ
てがわれた状態でボルト12,ナット13によりアクス
ルシャフトハウジングAHの下部において着脱可能に締
結固定される。
【0017】このとき、全てのボルト12及びナット1
3を用いて第1取り付け板36をアクスルシャフトハウ
ジングAHに対して締結する態様にすると、例えばメン
テナンスや交換のために連結部材16を車体3から外す
べくボルト12及びナット13を取り外すと、同時にア
クスルシャフトハウジングAH及びデフハウジングDH
も車体3から外れてしまい、作業上面倒である。そこ
で、図4,図6に示すように、第1取り付け板36にお
いて1箇所、ナット13(図3)を収容可能な程度の大
きさの切り欠き部41を形成し(切欠きに限らずナット
13を収容可能であれば貫通孔としても良い)、この切
り欠き部41の部位においてボルト12及びナット13
(他のボルト及びナットとの差異を示すため図3におい
てそれぞれ符号12a,13aを付す)によりアクスル
シャフトハウジングAH,デフハウジングDHのみを車
体3に対して締結し、残りのボルト12及びナット13
にて第1取り付け板36、つまり連結部材16とアクス
ルシャフトハウジングAHとを車体3に対して共締めす
る態様にする。これにより、ボルト12及びナット13
を取り外して連結部材16を車体3から外した場合であ
っても、アクスルシャフトハウジングAH及びデフハウ
ジングDHはボルト12a,ナット13aにて車体3に
締結されたままの状態となる。
【0018】以上のように、クローラ2に関し、駆動輪
14を駆動用の車軸(アクスルシャフトAS)に対して
着脱可能に取り付ける一方、左右のクローラ2における
従動輪15を一体的に支持可能な連結部材16を設け、
この連結部材16を車体3の底部に着脱可能に取り付け
る構成とすれば、例えば補修や交換のためにクローラ2
を車体3から外す際の取り外し作業が従来に比して容易
なものとなる。特に、駆動用の車軸(アクスルシャフト
AS)に対し、図7に示すように、クローラ2の代わり
にタイヤTを装着可能に構成した場合には、施工現場に
おいて作業状況に応じてクローラ2とタイヤTとの置換
作業を容易に行えることになり、有効である。例えばタ
イヤTに代えるべくクローラ2を外す場合には、図3に
おいて、駆動輪14をアクスルシャフトASから外すと
共に、図6に示す従動輪ユニットUを取り付けたままの
状態で、前記したボルト12,ナット13(図3)及び
ボルト39,ナット40(図2)を外して連結部材16
を車体3の底部から取り外すだけで済むこととなり、極
めて簡易な取り外し作業となる。なお、タイヤTをアク
スルシャフトASに装着した場合の詳細図は省略してい
るが、前記したハブボルト18及びハブナット19をそ
のまま利用してタイヤをハブ17に締結固定するように
なっている。
【0019】振動ローラは、凹凸があって走行が不安定
となりやすい盛土の締固め施工に使用される他、走行が
安定するアスファルト舗装の締固め施工などにも使用さ
れるため、タイヤTとクローラ2とを置換可能とする構
成は特に有効である。例えばタイヤTとクローラ2の使
い分け例としては、平地における通常の施工にはタイヤ
Tを装着し、傾斜面(のり面)における施工や降雨後の
泥濘地での施工には、接地圧が均一に分散され、対スリ
ップ性能に優れるクローラ2を装着する。ここで、高速
道路やダム等の盛土の建設現場においては傾斜角度が2
0度以上の急勾配の傾斜面で施工を行う場合も多く、車
体3がこの傾斜面に沿って大きく傾いた状態で作業を続
けることは運転者にとって心理的な圧迫を受けやすいと
いう問題がある。また、運転席7もそのまま傾くことに
なるので運転者は斜め上側或いは斜め下側に向かって着
座することになり長時間の作業では平地での作業に比べ
て疲労度合いが増すおそれもある。
【0020】そこで本形態においては、図1(a)から
も判るようにクローラ2が取り付けられた状態におい
て、クローラ2の駆動輪14を取り付ける駆動用の車軸
(アクスルシャフトAS)が高さ方向に関してロール4
の回転軸4aよりも上方に位置することにより、車体3
が水平面に対して傾斜するように構成されている。図1
(a)では車体3が前下がりとなって水平な接地面に対
し傾斜角度θを呈した状態を示している。そして、例え
ば平地での作業用としてタイヤTを装着した場合には、
図7に示すように車体3を接地面に対し水平となるよう
に構成させる。
【0021】これにより、図8に示すように、仮にクロ
ーラ2を装着して傾斜角度αの傾斜面での締固め施工を
行った場合(通常、傾斜面での締固め施工はロール4を
上方側に位置させて行う)、従来では車体3はそのまま
傾斜角度α分、傾いていたのに対し、本発明によれば前
記車体3の傾斜角度θを差し引いた傾斜角度(α−θ)
分だけ傾くことになるので、運転者にとって車体が傾く
ことの心理的圧迫の度合いが低減されることになる。ま
た、同様に、運転席7の傾きも従来に比べ傾斜角度θ分
だけ減ることになるので、運転者の疲労度合いも低減さ
れる。
【0022】以上、本発明について好適な実施形態を説
明した。本発明は振動ローラに限られず、振動装置を有
さないタイプの転圧ローラや、又、タイヤローラ等その
他の転圧機械にも適用可能である。さらに、本発明は説
明した形態に限られることなく、各構成要素の形状やレ
イアウト等についてその趣旨を逸脱しない範囲で適宜に
設計変更が可能である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果が奏され
る。 1)クローラに関し、駆動輪を駆動用の車軸に対して着
脱可能に取り付ける一方、左右のクローラにおける従動
輪を一体的に支持可能な連結部材を設け、この連結部材
を車体の底部に着脱可能に取り付ける構成とすれば、ク
ローラを車体から外す際の取り外し作業が従来に比して
容易なものとなる。 2)駆動用の車軸に対し、クローラの代わりにタイヤを
装着可能に構成すれば、締め固める地盤の状況に応じて
タイヤとクローラを使い分けることで、十分な走行性能
を発揮できる。また、複数の車両を用意することなく1
台の車両で済むことになり、経済的な転圧機械となる。 3)振動式のロールを車体に対してアーティキュレート
式に備えた振動ローラであって、クローラが取り付けら
れた状態において、クローラの駆動輪を取り付ける駆動
用の車軸が高さ方向に関してロールの回転軸よりも上方
に位置することにより、車体が水平面に対して傾斜する
ように構成すれば、傾斜面での締固め施工における車体
の傾きを小さくすることができる。したがって、運転者
にとって車体が傾くことの心理的圧迫の度合いが低減さ
れることになり、また、運転席の傾きも小さくなるので
疲労の度合いも低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る転圧機械(振動ローラ)
の側面説明図、(b)は平面説明図である。
【図2】車体の左側に位置するクローラの側面説明図で
ある。
【図3】図2におけるA−A断面図である。
【図4】連結部材の平面説明図である。
【図5】図4におけるB矢視図である。
【図6】連結部材の概略斜視図である。
【図7】クローラに代えて車体にタイヤを装着した場合
の振動ローラの側面説明図である。
【図8】クローラを装着した振動ローラで傾斜面を施工
した場合の側面説明図である。
【符号の説明】
AH アクスルシャフトハウジング DH デフハウジング AS アクスルシャフト(駆動用の車軸) T タイヤ U 従動輪ユニット 1 振動ローラ 2 クローラ 3 車体 4 ロール 4a 回転軸 6 連結部 7 運転席 14 駆動輪 15 従動輪 16 連結部材 20 履帯 21 従動輪用フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D043 CA15 CB01 2D052 AA06 AB01 AB13 AB19 AC01 AD05 AD15 BB01 DA31

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体を挟んで左右一対のクローラを備え
    た転圧機械であって、クローラに関し、駆動輪を駆動用
    の車軸に対して着脱可能に取り付ける一方、左右のクロ
    ーラにおける従動輪を一体的に支持可能な連結部材を設
    け、該連結部材を車体の底部に着脱可能に取り付ける構
    成としたことを特徴とする転圧機械。
  2. 【請求項2】 前記駆動用の車軸に対し、クローラに代
    えてタイヤを装着可能に構成したことを特徴とする請求
    項1に記載の転圧機械。
  3. 【請求項3】 車両は、振動式のロールを車体に対して
    アーティキュレート式に備えた振動ローラであって、 クローラが取り付けられた状態において、クローラの駆
    動輪を取り付ける前記駆動用の車軸が高さ方向に関して
    前記ロールの回転軸よりも上方に位置することにより、
    車体が水平面に対して傾斜するように構成されているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の転圧機
    械。
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