JP2000135993A - トラクター - Google Patents

トラクター

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JP2000135993A
JP2000135993A JP10310652A JP31065298A JP2000135993A JP 2000135993 A JP2000135993 A JP 2000135993A JP 10310652 A JP10310652 A JP 10310652A JP 31065298 A JP31065298 A JP 31065298A JP 2000135993 A JP2000135993 A JP 2000135993A
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tractor
crawler
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wheel
drive sprocket
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Nozomi Kataue
望 片上
Naohiko Ishii
尚彦 石井
Naohisa Murakami
尚久 村上
Hideji Ishimaru
秀司 石丸
Tsutomu Watabe
勉 渡部
Kunihiko Iegi
邦彦 家木
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラクターのホイール式後車輪をクローラに
交換する際には、前輪駆動系の速度を遅くすべくミッシ
ョンケース内の変速装置を減速側に切り替えなければな
らないが、この切替操作を忘れると、前輪を異常に摩耗
してしまうことになる。 【解決手段】 後車軸21の端部に駆動スプロケット2
3を着脱自在に取り付け、この駆動スプロケット23で
クロ−ラ40を駆動するトラクタ−において、ホイール
式後輪からクロ−ラ40に交換したときにはこの交換に
係る部材43の取付状態を検出するスイッチSを設け
て、ミッションケ−ス内の前輪減速装置をコントローラ
により低速側に切り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、走行部にクロー
ラを有するトラクターに関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種のトラクターとしては、特開
平8−207836号公報に記載されたものが知られて
いる。この公報に記載されたトラクターは、後車輪に代
えて駆動スプロケットを後車軸端部に取り付け、駆動ス
プロケットと車体側に取り付けた前後一対の遊転輪との
間にクローラを巻き掛け、駆動スプロケットの駆動力に
よってクローラを回転させて走行を可能にしたものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、係る従来装
置の場合、後車輪より駆動スプロケットの方が小径のた
め、後車軸の回転数を現状のままにして機体を走行させ
るとクローラの外周部の周速が小さくなり、結果的には
前輪の周速が後輪側の周速よりも大きくなってしまうと
いう不具合が生じてしまう。
【0004】このような不都合を解消するために、後車
輪に代えて駆動スプロケットを取り付けたときには、前
輪駆動系の速度を遅くすべくミッションケース内の変速
装置を減速側に切り替えなければならないが、この切り
替え操作を忘れると、前輪が異常に摩耗してしまうこと
になる。又、従来装置の場合、走行クローラの前部の迎
え角が湿田でも畑地でも一様に同じであったため湿田で
はクローラ前部に土が溜って走行抵抗になり、逆に畑地
ではクローラの接地面積が不足気味となって大きな牽引
力を期待することができないという不具合があった。
【0005】
【課題を解決するための技術手段】この発明は前記した
問題点に鑑みて提案するものであり、第1の発明では次
のような技術的手段を講じた。即ち、エンジンとミッシ
ョンケースと後車軸とを備え、後車軸の軸端に駆動スプ
ロケットを着脱自在に取り付け、この駆動スプロケット
にて走行クローラを駆動するよう構成したトラクターに
おいて、後車輪に代えて駆動スプロケットを取り付けた
ときには、前記ミッションケース内に組み込まれた減速
器が自動的に減速側に切り替わるよう構成したことを特
徴とするトラクターの構成とする。
【0006】そして、第2の発明では次のような技術的
手段を講じた。エンジンとミッションケースと後車軸と
を備え、後車軸の軸端に駆動スプロケットを着脱自在に
取り付け、この駆動スプロケットにて走行クローラを駆
動するよう構成したトラクターにおいて、操作部に湿田
モードと畑地モードを切り替える制御部を設け、湿田モ
ード選択時には走行クローラの迎え角度を大きくし、畑
地モード時には湿田モード時よりも迎え角を小さくする
制御手段を設けたことを特徴とするトラクターの構成と
する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づきこの発明の実
施の形態を説明する。まず、構成から説明すると、符号
1はトラクタで機体前部に搭載したエンジン2の回転を
ミッションケース3内の変速装置4等で適宜減速して前
輪5と後輪6とに伝達する構成としている。
【0008】図4はこのトラクタの動力伝達線図を示す
ものであり、同図において、10は主クラッチ、12は
機体の前後進行方向を切り替える前後進切替装置であ
り、その伝動後位には4段切り替え可能なシンクロ式主
変速装置4aと4段切り替え可能な副変速装置4bが設
けられている。15は後輪デフ装置でこの後輪デフ装置
15を介して後輪6が回転駆動される。後輪デフ装置1
5の前部から動力を分岐させて従来周知の前輪増速装置
16に伝え、前輪デフ装置17を介して前輪5に回転動
力を伝える構成としている。前輪増速装置16は従来周
知の構成で直進中は低速側16aに切り替わって前輪5
の周速が後輪6の周速と略同速となり、旋回時はこの前
輪増速装置16が高速側16bに切り替わって前輪5の
周速が後輪6の周速よりも2倍程度速く回るように構成
されている。18はPTO駆動系を示し、機体後部から
後方に突出するPTO軸20を回転させる。
【0009】なお、この発明においては、前記トラクタ
1を用いてクローラ式のトラクタに改造しており、その
ため、後車軸21に取り付けられた後輪6に代えて駆動
スプロケット23を後車軸21端部に取り付ける構成と
している。又、駆動スプロケット23の外径は後輪6の
外径に対して略1/2になっているため、このままでは
前輪5リードが後輪6のそれよりも大きくなることにな
る。
【0010】したがって、この実施の形態では前記前輪
増速装置16を取り外してここに図5に示す減速装置2
5を介装する。この減速装置25は直結か1/2減速の
選択ができ、その切り替えは電磁ソレノイド27で行う
ように構成している。即ち、後車軸21に後輪6を取り
付けているときには、リヤアクスルハウジング44の内
部に埋め込まれたクローラの装着状態を検出する手段で
あるスイッチSがoffとなって図5のギヤ26が矢印
A方向に移動して直結状態となり、後輪6に代えて駆動
スプロケット23を車軸に取り付けたとき、即ちクロー
ラを装着するときには、前記スイッチSがonとなって
電磁ソレノイド27が作動し、シフター30が反矢印方
向に移動して減速装置25が1/2減速側に切り替わる
ようにしている。
【0011】更に詳述するとシフター30が反矢印方向
に移動するとギヤ26、29a、29b、29cを順次
経て減速された回転動力が前輪デフ装置17に伝えられ
る。次に前述のクローラ式トラクタのフレーム構成につ
いて説明する。32、32は機体の左右に配設したトラ
ックフレームであり、前後に大径の転輪33、33、3
4、34が取り付けられている。又、このトラックフレ
ーム32の中間部には揺動転輪36、36がピン37、
37を中心として上下揺動自在に支持されている。前記
駆動スプロケット23、転輪33、34及び揺動転輪3
6、36間にゴム製のクローラ40、40が巻き回され
ており、しかも、これらのトラックフレーム32、32
は後車軸21、21の軸芯廻りに所定角度(例えば約7
°)だけ上下に揺動できるように構成している。
【0012】図3に示す符号41、41は後車軸21、
21の中間部を支える軸受で、この軸受41、41は前
記トラックフレーム32、32の上部水平板42、42
に固着されている。43、43はキャビンやロプスフレ
ーム、又はこの発明のセミクローラ等、各種トラクタの
仕様に合わせて形状の異なるマウントブラケットで、こ
の上板43aと下板43bとの間には前後に2枚の補強
板43cが介装固着されており、このマウントブラケッ
ト43、43はリヤアクスルハウジング44、44を挾
み込むようにしてボルト39等の締付手段によりリヤア
クスルハウジング44、44に取り付けられている。そ
して、左右一方の前記下板43bの位置するリヤアクス
ルハウジング44は平坦状に形成され、この下部に前記
スイッチSを埋め込む凹部を形成している。なお、図例
では下板43bの形状は、リヤアクスルハウジング44
の端面まで延設する構成となっているが、クローラ仕様
で無いトラクタの場合は、前記スイッチSに掛らない長
さとなっている。
【0013】また、マウントブラケット43の下板43
bの外端部には中央をコ字型に切り欠いて形成した縦板
45が固着されており、この縦板45の前後2ヵ所には
鋼板で形成したストッパ46、46が固着されている。
また、更にトラックフレーム32、32の外側板48と
内側板49の間には3個の角柱フレーム52、52、5
2が固着されており、このうち中央の角柱フレーム52
は前記縦板45のコ字状切欠部45a内に入り込むよう
にして設けられている。
【0014】54、54は硬質のゴムで前側と後側の角
柱フレーム52、52上に取り付けられ、前記ストッパ
46、46に当たってトラックフレーム32、32の揺
動を規制するようにしている。更に詳述するとトラック
フレーム32、32が水平な状態では後側のゴム54が
後側ストッパ46に当たり、トラックフレーム32が畦
越えなどで上向きに揺動したときであってその角度が7
°以上になったときに前側のゴム54が前側のストッパ
46に当たるようにしている。
【0015】なお、この実施の形態では7°を越えて更
に揺動し、その角度が大きくなったときには縦板45の
コ字型切欠部45a内にある角柱フレーム52が縦板4
5の切欠部45aの端縁に当たって二次的ストッパとし
て機能するようにしている。また、左右のトラックフレ
ーム32、32同士は前後2本の角柱連結フレーム5
5、55(図3)によって連結されており、トラックフ
レーム32、32の離脱及び横方向外側方への移動を防
止している。2本の連結フレーム55、55のトラック
フレーム32、32への取り付けは溶接でも良いが着脱
操作を容易にするためにこの実施の形態ではピン57、
57で行なうようにしている。ピンは垂直方向に差し込
む構成としても良いが、このピンを斜め方向に差し込ん
で片側トラックフレーム32が独立的に上下方向に揺動
しやすくしても良い。
【0016】図6に示す符号58はミッションケス3背
面に固着された補強板で、前記マウントブラケット43
の下板43bに補強板58の外側下端面を押し当ててト
ラックフレーム32の揺動時における衝撃をミッション
ケース全体で受けるようにしたものである。補強板58
とマウントブラケット43とはボルト等で締着しても良
いが単に押し当てるだけでもよい。
【0017】次に上例の作用を説明する。通常の四輪走
行によるトラクタ1仕様からクローラ仕様に変更すると
きには、前記リヤアクスルハウジング44にクローラ仕
様用のマウントブラケット43を取付け、または下板4
3b部を後付けしてストッパ46を取り付けると共に、
後車軸21に取り付けられているホイール式の後輪6を
外して駆動スプロケット23を装着する。
【0018】すると、前記スイッチSがonとなって電
磁ソレノイド27が作動し、図5のシフター30が移動
して減速装置25を1/2減速側に切り替える。このた
め、前輪駆動系も後輪駆動系も車速がそれ以前よりも凡
そ1/2程度に減速されることになって最終的には前輪
側とクローラ側の車速の同期がとれることになる。な
お、この実施の形態ではリヤアクスルハウジング44下
方にスイッチSを取り付け、このスイッチSがonのと
きに減速装置25を低速側に切り替える構成としたが、
このスイッチSを他の位置、例えば減速装置25と前輪
増速装置16の交換に際してこの形状からスイッチをo
n/offする構成としても良いし、ホイール式車輪と
スプロケットの交換に際してこの形状からスイッチをo
n/offする構成としても良い。
【0019】あるいは、前記スイッチS等の電気式牽制
機構に代えて、駆動スプロケット23が後車軸端部に取
り付けられない限り減速装置25がミッションケース3
に取り付けられないようにリンク機構やカム機構を用い
て機械式牽制機構を介在させても良い。また、後輪6を
外して駆動スプロケット23を取り付けたときに計器盤
のモニタランプにその旨表示するようにすればオペレー
タが誤って操作することがなく安全に機体を走行操作で
きる。
【0020】次に図7乃至図9に基づいて第2発明の構
成及び作用を説明する。前記実施の形態で説明した前側
転輪33、33は固定された腕杆8に支持されていた
が、この実施の形態では腕杆60、60がトラックフレ
ーム32、32に回動自在に枢支されており、油圧シリ
ンダー62、62でその支持角度が調節できるようにな
っている。油圧シリンダー62、62の上端はミッショ
ンケース3の側面部に枢支され他端は上記腕杆60、6
0に連結されている。油圧シリンダー62、62の伸縮
制御はコントローラ64(図9)からの指令によって行
われ、コントローラ64には畑と湿田との圃場の違いに
よってオペレータが切り替えるモード切替スイッチ66
が接続されている。このモード切替スイッチ66を畑地
側に切り替えると伸長側ソレノイド67が励磁されて油
圧シリンダー62が図7に示すように伸長し、このモー
ド切替スイッチ66を湿田側に切り替えると縮小側ソレ
ノイド68が励磁されて油圧シリンダー62は図8に示
すように短縮して迎え角度が大きくなるようにしてい
る。
【0021】このようにクローラ40前側における地面
に対する迎え角度が湿田では大きく畑地では小さくなる
ように構成しているので、湿田でクローラ40の前部に
土が溜るようなことがなく、従って湿田走行時の土壌の
抵抗も少なく安定した走行が可能になる。一方、畑地で
作業を行う場合にあっては油圧シリンダー62が伸長し
て前側転輪33が下降し、クローラ40の接地面積が大
きくなって地面に対して強い牽引力を発揮することがで
き、ロータリ耕耘作業やトレンチャーによる溝掘作業等
も難なく行えるものである。
【0022】最後に図10乃至図13に基づいてクロー
ラ式トラクターの他の改良機構について構成を説明す
る。図10はクローラ式トラクターにおいて、旋回時に
は旋回内側のブレーキ装置を自動的に作動させるように
した場合の制御ブロック図である。トラクターには一般
的に左右独立のブレーキ装置が設けられているが、この
改良したトラクターにはブレーキペダル以外に左右独立
した油圧シリンダーが設けられており、ステアリングハ
ンドル7を回動操作すると回動操作した側のブレーキ装
置が作動するように構成されている。
【0023】これらの制御は全てコントローラ70から
の指示によりなされる。コントローラ70の入力部に
は、ステアリングハンドル7操作に連動して片方のブレ
ーキ装置が作動するモードを選択するブレーキ制御モー
ドSW72と、駆動スプロケット23が後車軸21に装
着されているか否かを検出するスプロケット検出器74
と、ステアリングハンドル7が所定角度以上に回動操作
されたかどうかを検出する操舵角検出器76とが接続さ
れており、コントローラ70の出力側には左ブレーキソ
レノイド78と右ブレーキソレノイド79が接続されて
いる。
【0024】従って、後車軸21に駆動スプロケット2
3が後輪に代えて取り付けられているときであって、且
つブレーキ制御モードSW72がonの状態であると
き、ステアリングハンドル7が左右いずれかの方向に回
動操作されると、旋回内側のブレーキ装置が自動的に作
動し、クローラ式トラクターの場合であっても比較的に
小半径でしかも円滑に旋回することができるのである。
【0025】図11は後車軸21を上下方向に移動させ
ることによって前側転輪33、33の出代を変更調節す
るようにしたものである。トラックフレーム80には上
下方向には揺動しない転輪81、81、81が枢着され
ており、トラックフレーム80の水平基板83上には上
下方向に伸縮可能な油圧シリンダー85が取り付けられ
ている。油圧シリンダー85の上端部には後車軸21を
支持している軸受41が支持されており、油圧シリンダ
ー85のピストンロッド85aが伸長すると後車軸21
が持ち上げられて地上高が増大し、反対に油圧シリンダ
ー85を短縮させてピストンロッド85aを縮小させる
と地上高が減少するように構成している。
【0026】この実施の形態では前側の転輪33はスプ
リング88で下向きに付勢されたアーム90の先端に取
り付けられており、アーム90はトラックフレーム80
側から突設された支持フレーム92に枢支されている。
従って、油圧シリンダー85のピストンロッド85aが
伸長するとクローラ40の張力によって前側の転輪33
は上向きに回動し、このためクローラ40の前側の迎え
角βは図13に示すように大きくなり、反対に油圧シリ
ンダー85のピストンロッド85aが下がると前側の転
輪33が下がってクローラ40前側の迎え角α(図1
2)が小さくなるように構成している。
【0027】このように油圧シリンダー85のピストン
ロッド85aが伸長して地上高が大きくなったときには
クローラ40の迎え角が大きいため、湿田で土の抵抗を
受け難く走行性が向上する特徴を有する。なお、この実
施の形態では前側の転輪33のみ揺動させる形態とした
が、後側転輪33も揺動させるようにしても良い。図中
符号95はロータリ耕耘装置である。
【0028】
【発明の効果】第1の発明は前記の如く、エンジンとミ
ッションケースと後車軸とを備え、後車軸の軸端に駆動
スプロケットを着脱自在に取り付け、この駆動スプロケ
ットにて走行クローラを駆動するよう構成したトラクタ
ーにおいて、後車輪に代えて駆動スプロケットを取り付
けたときには、前記ミッションケース内に組み込まれた
減速器が自動的に減速側に切り替わるよう構成したもの
であるから、間違いなく変速が行われて前輪が異常に摩
耗したりすることがなく、前輪駆動系とクローラ駆動系
の同期がとれ安定した走行が可能となるものである。
【0029】又、第2の発明はエンジンとミッションケ
ースと後車軸とを備え、後車軸の軸端に駆動スプロケッ
トを着脱自在に取り付け、この駆動スプロケットにて走
行クローラを駆動するよう構成したトラクターにおい
て、操作部に湿田モードと畑地モードを切り替える制御
部を設け、湿田モード選択時には走行クローラの迎え角
度を大きくし、畑地モード時には湿田モード時よりも迎
え角を小さくする制御手段を設けたものであるから、圃
場の形態に応じた走行性、機動性を発揮することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図である。
【図2】要部の拡大側面図である。
【図3】背面図である。
【図4】動力伝達線図である。
【図5】減速装置の動力伝達線図である。
【図6】要部の背面図である。
【図7】要部の拡大側面図である。
【図8】要部の拡大側面図である。
【図9】ブロック図である。
【図10】ブロック図である。
【図11】要部の斜視図である。
【図12】側面図である。
【図13】側面図である。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 エンジン 3 ミッションケース 4 変速装置 5 前輪 6 後輪 12 前後進切替装置 23 駆動スプロケット 25 減速装置 27 電磁ソレノイド 32 トラックフレーム 33 転輪 34 転輪 40 クローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石丸 秀司 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 渡部 勉 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 家木 邦彦 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンとミッションケースと後車軸と
    を備え、後車軸の軸端に駆動スプロケットを着脱自在に
    取り付け、この駆動スプロケットにて走行クローラを駆
    動するよう構成したトラクターにおいて、後車輪に代え
    て駆動スプロケットを取り付けたときには、前記ミッシ
    ョンケース内に組み込まれた減速器が自動的に減速側に
    切り替わるよう構成したことを特徴とするトラクター。
  2. 【請求項2】 エンジンとミッションケースと後車軸と
    を備え、後車軸の軸端に駆動スプロケットを着脱自在に
    取り付け、この駆動スプロケットにて走行クローラを駆
    動するよう構成したトラクターにおいて、操作部に湿田
    モードと畑地モードを切り替える制御部を設け、湿田モ
    ード選択時には走行クローラの迎え角度を大きくし、畑
    地モード時には湿田モード時よりも迎え角を小さくする
    制御手段を設けたことを特徴とするトラクター。
JP10310652A 1998-10-30 1998-10-30 トラクター Pending JP2000135993A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002087339A (ja) * 2000-09-18 2002-03-27 Iseki & Co Ltd セミクローラ型作業車両のスプロケット取付装置
JP2003003416A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Sakai Heavy Ind Ltd 転圧機械
JP2005319882A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Tadano Ltd タイヤとクローラ装置とを交換可能な作業車両
JP2011116371A (ja) * 2011-03-22 2011-06-16 Kubota Corp クローラ走行装置

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