JP2003002466A - ラベルプリンタ - Google Patents

ラベルプリンタ

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JP2003002466A
JP2003002466A JP2001192833A JP2001192833A JP2003002466A JP 2003002466 A JP2003002466 A JP 2003002466A JP 2001192833 A JP2001192833 A JP 2001192833A JP 2001192833 A JP2001192833 A JP 2001192833A JP 2003002466 A JP2003002466 A JP 2003002466A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造と簡単な操作で、積層状態でスト
ックした複数枚のラベルを1枚ずつ確実に送り出すこと
ができる手動タイプのラベルプリンタを提供することを
目的とする。 【解決手段】 手動のラベルプリンタ1であって、複数
枚のラベルAを1枚ずつ送り出す供給ローラ61と、供
給ローラ61をラベルAに転接する転接位置と離間位置
との間で移動させるローラ移動機構44,45と、ラベ
ルAを供給ローラ61から受け取って送る送りローラ6
2と、これらの駆動源を構成する手動操作用の操作子1
2,13とを備え、ローラ移動機構44,45は、供給
ローラ61がラベルAを送りローラ62に受け渡した
後、ラベルAの尾端が供給ローラ61を通過する前に、
供給ローラ61を転接位置から離間位置に移動させるこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷のためのラベ
ル送りなどの機械駆動を手動で行うようにしたラベルプ
リンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のラベルプリンタは、印刷のための
ラベル送りなどをモータで行うようにしている。より具
体的には、積層状態でストックした複数枚のラベルを1
枚ずつ送り出す供給ローラとこれを回転させる供給モー
タとを有すると共に、ラベルを供給ローラから受け取っ
て印刷のために先方に送る送りローラとこれを回転させ
る送りモータを有している。この場合、供給ローラは、
ラベルを1枚づつ送り出すべく、最上位或いは最下位に
位置する1枚のラベルを送り出した直後に、次のラベル
を送り出さないように停止するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように送りローラ
を回転させたまま供給ローラを停止する構成を、手動プ
リンタに適用すると、クラッチ等が必要となり、供給ロ
ーラの停止を正確に行うために極めて構造が複雑になる
ことが予想される。また、この停止を送り操作とは別の
操作で行うと、取り扱いが煩雑なものとなり、使い勝手
が悪化することが想定される。
【0004】本発明は、簡単な構造と簡単な操作で、積
層状態でストックした複数枚のラベルを1枚ずつ確実に
送り出すことができる手動タイプのラベルプリンタを提
供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のラベルプリンタ
は、印刷のためのラベル送りを手動で行うようにしたラ
ベルプリンタであって、積層状態でストックした複数枚
のラベルを1枚ずつ送り出す供給ローラと、供給ローラ
をラベルに転接する転接位置と離間する離間位置との間
で離接移動させるローラ移動機構と、ラベルを供給ロー
ラから受け取って印刷のために送る送りローラと、供給
ローラ、ローラ移動機構および送りローラの駆動源を構
成する手動操作用の操作子とを備え、ローラ移動機構
は、供給ローラがラベルを送りローラに受け渡した後で
あって、ラベルの尾端が供給ローラを通過する前に、供
給ローラを転接位置から離間位置に移動させることを特
徴とする。
【0006】この構成によれば、手動操作用の操作子を
操作すると、ラベルは、供給ローラにより1枚づつ送り
出され、更に送りローラに受け渡されて印刷のために先
方に送られる。この場合、操作子により作動するローラ
移動機構は、供給ローラがラベルを送りローラに受け渡
した後であって、ラベルの尾端が供給ローラを通過する
前に、供給ローラを転接位置から離間位置に移動させる
ため、供給ローラは、ラベルを1枚送ったところで次の
ラベルから離間する。このため、供給ローラは、たとえ
回転していても次のラベルを送り出すことがない。ま
た、新たにラベルをセットする場合に、供給ローラが邪
魔になることがない。
【0007】この場合、ローラ移動機構は、供給ローラ
を離間位置から転接位置に移動させる正方向移動機構
と、転接位置から離間位置に移動させる逆方向移動機構
とから成り、操作子は、供給ローラ、送りローラおよび
逆方向移動機構の駆動源を構成する回転操作子と、正方
向移動機構の駆動源を構成する始動操作子とから成るこ
とが、好ましい。
【0008】この構成によれば、始動操作子により、正
方向移動機構を介して供給ローラを転接位置に移動さ
せ、その後、回転操作子により、供給ローラ、送りロー
ラおよび逆方向移動機構を作動させ、ラベルを1枚づつ
送ってこれに印刷を行う。その際、ラベルが1枚送られ
たところで、供給ローラは離間位置に自動的に移動す
る。このように、供給ローラの離間位置から転接位置へ
の移動を手動操作で直接行う一方、転接位置から離間位
置への移動を送り操作の一環として行うようにしている
ため、操作を複雑化させることなく、且つ装置にユーザ
の印刷しようとする意思を反映させることができる。
【0009】この場合、逆方向移動機構は、供給ローラ
がラベルを送りローラに受け渡した直後に、供給ローラ
を転接位置から離間位置に移動させることが、好まし
い。
【0010】この構成によれば、ラベルを1枚づつ確実
に送ることができると共に、駆動ローラである供給ロー
ラおよび送りローラ間に、送り速度の微妙な相違があっ
ても、その相違に基づく影響を回避することができる。
すなわち、印刷のためのラベル送り速度に対し、供給の
ためのラベル送り速度が影響することがなく、各ローラ
とラベルとの間のスリップなどを回避することができ
る。
【0011】これらの場合、逆方向移動機構は、送りロ
ーラと一体的に回転する板カムと、板カムに転接すると
共に供給ローラと一体的に回転するカムフォロアとから
成るカム機構を有し、且つ供給ローラを回転自在に支持
すると共に転接位置と離間位置との間で離接自在に支持
するアームを有していることが、好ましい。
【0012】この構成によれば、カム機構のカム作用に
より、アームを介して供給ローラを転接位置から離間位
置へ移動させることができる。すなわち、供給ローラを
所望のタイミングで、確実に移動させることができる。
【0013】これらの場合、ラベルカートリッジを装着
するためのカートリッジ装着部を更に備え、ラベルは、
その複数枚を積層してラベルカートリッジに搭載した状
態で、カートリッジ装着部にラベル送り方向から装着さ
れることが、好ましい。
【0014】この構成によれば、離間位置に移動した供
給ローラに干渉することなく、ラベルカートリッジを装
着することができ、且つ各ラベルをほぼ同一条件で供給
ローラに臨ませることができる。このため、ラベル供給
における安定性・信頼性を高めることができる。
【0015】この場合、カートリッジ装着部の底面に
は、装着したラベルカートリッジの方形開口を介して複
数枚のラベルに接触し、複数枚のラベルを供給ローラに
向かって付勢する板ばねが取り付けられていることが、
好ましい。
【0016】この構成によれば、ラベルカートリッジを
カートリッジ装着部に装着することで、ラベルに板ばね
が接触するため、板ばねの付勢により、複数枚のラベル
を同一条件で供給ローラに臨ませることができる。ま
た、ラベルカートリッジ自体に板ばねを搭載する必要が
なくなり、ラベルカートリッジを単純な構造にすること
ができる。
【0017】これらの場合、送りローラが、プラテンロ
ーラであることが好ましい。
【0018】この構成によれば、部品点数を削減するこ
とができ、装置のコンパクト化とコストダウンを図るこ
とができる。
【0019】これらの場合、供給ローラと送りローラと
の間のラベル送り経路に臨み、ラベルの先端位置を検出
するラベル検出機構を、更に備え、ラベル検出機構は、
印刷機構の印刷駆動スイッチを兼ねていることが、好ま
しい。
【0020】この構成によれば、印刷機構を印刷駆動す
るための駆動スイッチを省略することができ、装置のコ
ストダウンを図ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一実施形態に係るラベルプリンタについて説明す
る。このラベルプリンタは、薄型ハンディタイプのもの
であり、低価格を目的としモータを省略し手動でラベル
送りを行うようにしている。より具体的には、ラベル送
りなどの動力系を手動で行うようにする一方、印刷ヘッ
ドの駆動やラベルの送り検出などの制御系の駆動を、搭
載したバッテリー電源(乾電池)で行うようにしてい
る。また、ラベルには感熱紙を用いることで、インクリ
ボンを省略している。
【0022】図1および図2はラベルプリンタの外観図
であり、両図に示すように、このラベルプリンタ1は、
縦長矩形の薄型に形成されプリンタ本体2と、これに着
脱自在に装着されるラベルカートリッジ3とを備えてい
る。プリンタ本体2は、上ケース5、下ケース6および
電池蓋(図示省略)とから成るプリンタケース4により
外殻が形成されている。上ケース(プリンタケース4)
5の表面には手前側から、入力部となる入力キー郡1
0、液晶ディプレイ11および手動操作用のジョグダイ
ヤル(回転操作子)12が順に配設されている。また、
ジョグダイヤル12の右側には、これに添接するように
始動操作つまみ(始動操作子)13が配設されている。
【0023】プリンタケース4の手前側端面には、下ケ
ース6の部分に位置して、ラベルカートリッジ3を装着
するための装着開口14が形成され、装着開口14は、
プリンタ本体2の内部に形成したカートリッジ装着部1
5に連なっている(図4参照)。また、装着開口14に
対応して、プリンタケース4の先方側端面の略中央に
は、上ケース5と下ケース6の境界部分に位置して、印
刷済みのラベルAを外部に排出するための排出開口16
が形成されている。排出開口16は、プリンタケース4
の表面と平行に形成したスリット状のものであり、ラベ
ルAはその印刷面を上にして送り出されるようになって
いる。
【0024】特に図示しないが、電池蓋は、下ケース6
の左側部や手前端部に設けることが好ましい。電池蓋の
内部には電池ケース(図示省略)が形成され、電池ケー
スには直列に並べた2本の乾電池(単3電池)17,1
7が収容されている。なお、ジョグダイヤル12が取り
付けられているプリンタケース4の部分は、ジョグダイ
ヤル12および始動操作つまみ13の形状に合わせて右
斜め先方に略円弧状に突出している。
【0025】図3および図4に示すように、ラベルカー
トリッジ3は、薄型のカートリッジケース21に、複数
枚のラベルAを収容して構成されている。カートリッジ
ケース21の装着方向の先端面にはその上部に位置して
スリット状のラベル供給口22が形成され、また、先端
部上面には、左右一対のローラ開口23,23が設けら
れている。この左右一対のローラ開口23,23には、
後述するラベル供給ローラ61の一対のローラ本体7
2,72が臨み、最上位のラベルAに直接接触してこれ
をラベル供給口22から送り出すようになっている。
【0026】カートリッジケース21の下面には、先端
から切り込んだ幅広縦長の矩形開口24が形成されてお
り、この矩形開口24には下ケース6に固定した板ばね
(後述する)32が臨むようになっている。すなわち、
ラベルカートリッジ3をカートリッジ装着部15に装着
すると、板ばね32がラベルAを上方に押圧し、最上位
のラベルAを常に上動端位置(定位置)に移動させる。
また、カートリッジケース21の先端部には、その先端
部下面に、左右一対の切欠き溝25,25が形成され、
この切欠き溝25が、後述する下ケース6に形成したレ
ール29のストッパ29aに当接する。すなわち、ラベ
ルカートリッジ3をカートリッジ装着部15に装着する
と、その完全装着状態で各切欠き溝25が各ストッパ2
9aと嵌合して、ラベルカートリッジ3の装着深さが位
置規制される。
【0027】一方、ラベルカートリッジ3の装着方向の
基端部には、端面の下部が下方に幾分突出した指掛け部
26が形成されている。また、この指掛け部26に対応
して下ケース6には、装着開口14に連なると共に指形
に切欠いた半円形開口28が形成されている。ユーザ
は、この半円形開口28から指を入れ指掛け部26に引
っ掛けて、ラベルカートリッジ3を引き出すようになっ
ている。なお、ラベルカートリッジ3をカートリッジ装
着部15に完全装着した状態では、前記ラベルカートリ
ッジ3の基端面が下ケース6の手前端面と面一となっ
て、装着開口14を閉塞する。
【0028】カートリッジ装着部15は、上記の半円形
開口28の部分から内部に向かって延びる左右一対のレ
ール29,29と、両レール29,29の左右に平行に
立設した一対のガイド壁30,30とを有している。各
レール29の先端部には、上向き鉤状のストッパ29a
が一体に形成され、このストッパ29aに、装着したラ
ベルカートリッジ3が突き当たるようになっている。各
ガイド壁30は、側板部30aと側板部30aの上端か
ら直角内向きに延びる押さえ板部30bとで一体に形成
されている。ラベルカートリッジ3は、その左右側面を
両ガイド壁30,30の側板部30aに案内され、上面
を押さえ板部30bに案内され、さらに下面を両レール
29,29に案内されて装着され、且つこれら構成部材
により不動に位置決めされる。
【0029】半円形開口28の近傍には、両レール2
9,29の中間に位置して固定突起31が形成されてお
り、上記の板ばね32は、基部側をこの固定突起31に
固着され、両レール29,29に沿って先方に延在して
いる。板ばね32は、先端部を山形に折り曲げたばね本
体33と、ばね本体33の基部側に連なる固定部34と
で一体に形成され、ばね本体33は先方に向かって斜め
前上がりに延在している。ラベルカートリッジ3をカー
トリッジ装着部15に挿入してゆくと、ばね本体33の
頂部33aが矩形開口24を介してラベル(最下位のラ
ベルA)Aの下面に相対的に摺接し、最終的にラベルA
の前部(先端側)を上方に付勢する。
【0030】図4ないし図7に示すように、プリンタケ
ース4の内部には、ジョグダイヤル12の直下に位置し
て装置フレーム41が配設されており、装置41フレー
ムには、ジョグダイヤル12により駆動するラベル送り
機構42、上記の乾電池17により駆動するラベル印刷
機構43、ラベル送り機構42を印刷可能状態に切り替
える始動操作機構44およびラベル送り機構42を印刷
不能状態に切り替える自動復帰機構45が組み込まれて
いる。また、ラベル送り機構42の手前側には、カート
リッジ装着部15に装着したラベルカートリッジ3の先
端部が臨むようになっている。
【0031】装置フレーム41は、フレーム本体47と
これに組み付けた側板フレーム48とで箱状に形成さ
れ、下ケース6の底部に固定されている。フレーム本体
47は、側板フレーム48に対面する側板部47aと、
側板部47aから直角に延びる天板部47bおよび複数
の連結板部47cとで一体に形成されている。なお、装
置フレーム(天板部47b)41の上面は、その中間部
分が後述する出力ギヤ57を逃げるように幾分窪んでい
る。
【0032】ジョグダイヤル12は厚手の円板状に形成
され、上ケース5に形成した円形の浅溝5aに遊嵌して
いる。また、この状態でジョグダイヤル12は、装置フ
レーム41の上面に突設した軸ピン51に回転自在に軸
支され、上ケース5と平行な水平面内で回転操作され
る。ジョグダイヤル12の表面には、その偏心位置に指
掛け穴52が形成されており、ユーザは、この指掛け穴
52に人差し指をあてがってジョグダイヤル12を回転
操作する。ジョグダイヤル12の裏面には、その周縁部
12aの内側に一部が切り欠かれた環状突起53が一体
に形成され、またその中心部分には爪車54が一体に形
成されている。
【0033】爪車54は、上記浅溝5aの中央に形成し
た貫通開口55に臨んでおり、この貫通開口55に連な
る二股の切り込み部分により形成される逆止めフック5
6に係合している。すなわち、ジョグダイヤル12は、
この爪車54と逆止めフック56により一方向にのみ回
転(右回転)操作可能に構成されている。また、爪車5
4の下側には、後述するエンコーダ102のパルス円板
104を挟んでジョグダイヤル12と一体回転する出力
ギヤ57が装着されている。この場合、出力ギヤ57が
上記の軸ピン51に回転自在に軸支され、この出力ギヤ
57のキー付きのボス部分57aに、ジョグダイヤル1
2の爪車54の軸孔54aが嵌合している。そして、出
力ギヤ57の上面に、パルス円板104が接着固定され
ている。すなわち、パルス円板104および出力ギヤ5
7は、ジョグダイヤル12と一体回転するようになって
いる。
【0034】出力ギヤ57はかさ歯車で構成され、この
出力ギヤ57には装置フレーム41に回転自在に軸支さ
れた第1中間ギヤ(かさ歯車)58が噛み合っている。
すなわち、出力ギヤ57の回転動力は直角に方向変換さ
れて第1中間ギヤ58に伝達され、さらに第1中間ギヤ
58と一体に形成された第2中間ギヤ59から、ラベル
送り機構42に伝達されるようになっている。
【0035】ラベル送り機構42は、ラベルカートリッ
ジ3からラベルAを1枚づつ送り出すラベル供給ローラ
61と、ラベル供給ローラ61からラベルAを受け取っ
て後述するラベル印刷装置43の印刷ヘッド101に臨
むように送るプラテンローラ62とを有している。ラベ
ル供給ローラ61によりラベルカートリッジ3から送り
出されたラベルAは、プラテンローラ62により印刷ヘ
ッド101に送り込まれここで印刷が行われた後、排出
開口16からプリンタ本体2の外部に送り出される(排
出される)。
【0036】プラテンローラ62は、両端部を装置フレ
ーム41に回転自在に軸支されたローラ軸64と、ロー
ラ軸64に固定したゴム製のローラ本体65と、ローラ
軸64の一方の端部に固定したプラテン小ギヤ66と、
プラテン小ギヤ66と一体に形成したプラテン大ギヤ6
7とで構成されている。また、プラテン大ギヤ67の外
側には、これと同軸上に板カム68が固定されている。
そして、プラテン小ギヤ66が上記の第2中間ギヤ59
に噛み合って、ジョグダイヤル12から動力を入力す
る。
【0037】同様に、ラベル供給ローラ61は、ローラ
軸71と、ローラ軸71に固定した一対のローラ本体7
2,72と、ローラ軸71の一方の端部に固着したフィ
ードギヤ73とで構成されている。一対のローラ本体7
2,72は相互に離間して配設されており、上記ラベル
カートリッジ3の一対のローラ開口23,23に上側か
ら臨むようになっている。この場合、ラベル供給ローラ
61は、そのローラ軸71の両端部で回動アーム74に
回転自在に支持され、この回動アーム74が装置フレー
ム41に回動自在に取り付けられている。
【0038】また、フィードギヤ73の外側には、上記
の板カム68に転接する円板上のローラフォロア(カム
フォロア)75が、これと同軸上に固定されている。す
なわち、板カム68とこのローラフォロア75により、
回動アーム74を介してラベル供給ローラ61を移動さ
せるカム機構76が構成されている。そして、回動アー
ム74を介してラベル供給ローラ61が移動(回動)
し、その一対のローラ本体72,72がラベルAに接触
すると、これと同時にフィードギヤ73がプラテン大ギ
ヤ67に噛み合って、プラテンローラ62から回転動力
が入力可能となる。
【0039】始動操作機構44は、上記の始動操作つま
み13と、始動操作つまみ13を付勢する後述の戻しば
ね95と、始動操作つまみ13に係脱する上記の回動ア
ーム74と、回動アーム74を付勢するコイルばね78
とを備えている。また、自動復帰機構45は、回動アー
ム74を共有して、上記のカム機構76である板カム6
8とこれに転接するローラフォロア75とを備えてい
る。始動操作機構44は、プリンタ本体2を印刷可能状
態にシフトさせ、自動復帰機構45は、印刷可能状態に
シフトしたプリンタ本体2を印刷不能状態に自動復帰さ
せる。
【0040】回動アーム74は、左右の軸支部81,8
1と、両軸支部81,81を連結する水平連結部82
と、一方の軸支部81から上方に延設した突起部83
と、各軸支部81から外側に突出した一対の回動軸部8
4,84と、一方の回動軸部84から斜めに延びるばね
掛け部85とで一体に形成されている。両軸支部81,
81には、上記のラベル供給ローラ61が両持ちで回転
自在に支持されており、また両回動軸部84,84は、
装置フレーム41に回動自在に支持されている。そし
て、回動アーム74は、ラベル供給ローラ61がラベル
Aに回転接触する転接位置と、ラベルAから上方に離間
する離間位置との間で回動自在に構成されている。
【0041】一方、ばね掛け部85と側板フレーム48
との間には上記のコイルばね78が掛け渡されており、
このコイルばね78により、回動アーム74は転接方向
に付勢されている。また、突起部83は、始動操作つま
み13に対し係脱自在に構成されている。詳細は後述す
るが、始動操作つまみ13をON位置にスライドさせる
と、突起部83が始動操作つまみ13から外れ、コイル
ばね78のばね力により、回動アーム74が回動しラベ
ル供給ローラ61を転接位置に移動させる。また、カム
機構76のカム作用により、コイルばね78に抗して、
回動アーム74が逆方向に回動しラベル供給ローラ61
を離間位置に移動させる。
【0042】板カム68の外周面(カム曲線)には、そ
のほぼ3/4周に転接位置に対応した円弧状の転接カム
面68aが形成され、残りの1/4周に立上げおよび立
下げの傾斜面を挟んで、離間位置に対応する離間カム面
68bが形成されている。板カム68の転接カム面68
aがローラフォロア75に転接すると、ラベル供給ロー
ラ61が転接位置に回動し、且つラベル供給ローラ61
のフィードギヤ73がプラテンローラ62のプラテン大
ギヤ67に噛み合う。また、板カム68の離間カム面6
8bがローラフォロア75に転接すると、ラベル供給ロ
ーラ61が離間位置に回動し、且つフィードギヤ73と
プラテン大ギヤ67との噛み合いが解かれる。
【0043】始動操作つまみ13は、上記のジョグダイ
ヤル12の右外側面に添接すると共に、この状態から外
側にスライドするように構成されている。すなわち、始
動操作つまみ13は、ジョグダイヤル12に添接するO
FF位置とその径方向外側に向かって移動するON位置
との間で、側板フレーム48の上面にスライド自在に取
り付けられている。初期状態において、始動操作つまみ
13をON位置に移動させることでプリンタ本体2が印
刷可能状態となる。
【0044】始動操作つまみ13は、半円弧状のつまみ
部91と、つまみ部91から水平に延びるベース板部9
2と、ベース板部92の上面に立設したロック片93
と、ベース板部92の下側にこれと平行に延設したスラ
イド板部94とで一体に形成され、このスライド板部9
4で側板フレーム48の上面(の凹部)にスライド自在
に取り付けられている。また、スライド板部94と側板
フレーム48との間には戻しばね95が掛け渡されてお
り、この戻しばね95により、始動操作つまみ13はO
FF位置の方向に付勢されている。
【0045】ロック片93は、ジョグダイヤル12の環
状突起53とほぼ同曲率の円弧形状に形成され、後述す
る環状突起53の長円弧部53cおよび短円弧部53d
に対峙するロック状態と、第1切欠き部53aおよび第
2切欠き部53bに対峙するアンロック状態との間で、
環状突起53に対し係脱するようになっている。なお、
ロック片93は、始動操作つまみ13がON位置に移動
した状態で環状突起53の径方向外側に移動し、OFF
位置に移動した状態で環状突起53の径方向内側に移動
する(図8参照)。
【0046】スライド板部94には、その先端の片側に
寄った位置に、回動アーム74の突起部83に係脱する
係止突起96が形成されている。係止突起96は、直線
状端面96aと傾斜状端面96bとを有して、直角三角
形様に突出している。なお、始動操作つまみ13のOF
F位置は、スライド板部94の一部が側板フレーム48
の一部に当接することで位置規制され、ON位置は、係
止突起96が回動アーム74の突起部83に当接する
(図9(b)参照)ことで位置規制される。
【0047】ジョグダイヤル12の環状突起53は、上
記周縁部12aの内側にあってこれと同心円上に突出形
成されている。環状突起53には、ロック片93よりわ
ずかに広幅の第1切欠き部53aと、十分に広幅の第2
切欠き部53bとが形成されており、環状突起53は、
これら切欠き部を挟んで長円弧部53cと短円弧部53
dとで不連続に形成されている。この場合、第1切欠き
部53aとロック片93が合致した状態がジョグダイヤ
ル12のホーム位置となっている。また、ユーザがホー
ム位置を認識できるように、ジョグダイヤル12の表面
に設けた指掛け穴52と第1切欠き部53aとが、周方
向の180°点対称位置に配設されている。
【0048】ジョグダイヤル12をホーム位置に停止さ
せた状態で、戻しばね95に抗して始動操作つまみ13
をON位置に移動させると、プリンタ本体2が印刷可能
状態に移行する(以降、図8および図9参照)。すなわ
ち、始動操作つまみ13がON位置に移動すると係止突
起96が後退し、回動アーム74の突起部83が、コイ
ルばね78のばね力により係止突起96の傾斜状端面9
6b側にわずかに回り込み(相対的に)、ラベル供給ロ
ーラ61が転接位置に移動する。またこのとき、ロック
片93は環状突起53の外側に移動すると共に、係止突
起96が突起部83につかえて、始動操作つまみ13は
ON位置を維持する。
【0049】ホーム位置からジョグダイヤル12の回転
が開始されると、ロック片93は環状突起53の長円弧
部53cに対峙し、上記の突起部83と相俟って始動操
作つまみ13のOFF位置への復帰移動が阻止される。
すなわち、始動操作つまみ13はON位置にロックされ
る。ジョグダイヤル23の回転が進み、ロック片93が
環状突起53の第2切欠き部53bの位置に相対移動す
ると(ジョグダイヤル12がほぼ3/4回転した位
置)、この時点でカム機構76によりラベル供給ローラ
61が離間位置に移動する。これに伴って回動アーム7
4の突起部83は、始動操作つまみ13の係止突起96
から離脱し、始動操作つまみ13は、戻しばね95によ
り第2切欠き部53bを介してOFF位置に自動復帰す
る。
【0050】さらに、ジョグダイヤル12の回転が進
み、ロック片93が環状突起53の短円弧部53dの位
置に相対移動すると、この時点でカム機構76によるラ
ベル供給ローラ61への位置規制(離間位置)は解かれ
るが、回動アーム74の突起部83が係止突起96の直
線状端面96aに当接して、ラベル供給ローラ61は離
間位置に維持される。このように、始動操作つまみ13
のON位置への移動、すなわち始動操作つまみ13によ
るプリンタ本体2の印刷可能状態への切替え操作は、ジ
ョグダイヤル12がホーム位置に停止した状態でのみ、
可能となる。
【0051】図4ないし図7に示すように、ラベル印刷
機構43は、装置フレーム41に揺動自在に支持された
い印刷ヘッド(サーマルヘッド)101と、ラベルAの
送り量を検出するエンコーダ102と、印刷ヘッド10
1に送られてゆくラベルAの先端を検出する先端検出セ
ンサ103と、印刷ヘッド101の駆動を制御する制御
回路(図示省略)とを備えている。エンコーダ102
は、ジョグダイヤル12の直下にこれと一体回転可能に
設けられたパルス円板104と、パルス円板104に臨
むフォトインタラプタ105とで構成されている。パル
ス円板104は、多くのパルス数を得られるようにプリ
ンタケース4の幅いっぱいに、すなわちジョグダイヤル
12とほぼ同径に形成されている。
【0052】印刷ヘッド101は、先端部下面に発熱素
子を組み込んだヘッド本体111と、ヘッド本体111
を支持する揺動軸112と、ヘッド本体111の先端部
を上側から付勢する押圧ばね113と、ヘッド本体11
1の基端から延びるフレキシブルリード114とで構成
されている。ヘッド本体111は、一端を装置フレーム
41の天板部47bに当接した押圧ばね113により、
プラテンローラ62に向かって(下方)付勢され、且つ
この状態で揺動軸112の両端部で装置フレーム41に
揺動自在に支持されている。これにより、印刷ヘッド1
01は、回転するプラテンローラ62への安定な接触を
維持する。
【0053】先端検出センサ103は、基板116に搭
載されこの状態で装置フレーム41に組み込まれ、ヘッ
ド本体111の中間位置に形成した角孔111aからラ
ベルAの送り経路に臨んでいる。すなわち、印刷ヘッド
101の発熱素子に対し、ラベル送り方向手前に先端検
出センサ103が臨むようになっており、ラベルAは先
端を検出された直後に発熱素子とプラテンローラ62と
の間に挟みこまれてゆく。そして、エンコーダ102の
生成パルスに基づいて、発熱素子が駆動され、ラベルA
への所望の印刷が行われる。
【0054】次に、図8ないし図11を参照しながら、
実施形態に係るラベルプリンタ1の一連の印刷動作につ
いて、順を追って説明する。初期状態では、右回転可能
なジョグダイヤル12がいずれの回転位置にあっても、
始動操作つまみ13はOFF位置にあり、回動アーム7
4の突起部83が始動操作つまみ13の係止突起部96
に当接していて、ラベル供給ローラ61は離間位置を維
持している(図8参照)。
【0055】この状態からユーザは、ジョグダイヤル1
2を回転させ、その指掛け穴52と始動操作つまみ13
とが180°点対称位置となるように、ジョグダイヤル
12をホーム位置に移動させる。ここで始動操作つまみ
13を引きこれをON位置に移動させる。始動操作つま
み13がON位置に移動すると、回動アーム74を介し
て、ラベル供給ローラ61が転接位置に移動する(回
動)。ラベル供給ローラ61が転接位置に移動すると、
ラベル供給ローラ61のローラ本体72がラベルAに接
触すると共に、ラベル供給ローラ61とプラテンローラ
62とが動力的に連結される(図9参照)。
【0056】上述したように、ホーム位置で始動操作つ
まみ13をON位置に移動させると、始動操作つまみ1
3はON位置を維持しており、この状態でジョグダイヤ
ル12を回転させると、ラベル供給ローラ61がラベル
カートリッジ3からラベルAを送り出してゆく。ラベル
Aの先端がプラテンローラ62の近傍に達すると、先端
検出センサ103がこれを検出し、印刷ヘッド101が
駆動待機状態となる。続いてラベルAの先端が印刷ヘッ
ド101とプラテンローラ62との間に挟みこまれ、ラ
ベルAがラベル供給ローラ61からプラテンローラ62
に受け渡される(図10参照)。
【0057】ここで、ラベル供給ローラ61と一体回転
するローラフォロア75に対し、プラテンローラ62と
一体回転する板カム68は、その接触面が転接カム面6
8aから離間カム面68bへ移行してゆく。これに伴っ
て、ラベル供給ローラ61は、ラベルAから離れ離間位
置に移動する。これにより、回動アーム74の突起部8
3と始動操作つまみ13の係止突起部96との係止状態
が解かれ、始動操作つまみ13が、環状突起53の第2
切欠き部53bを介してOFF位置に移動する(図11
参照)。さらに、ジョグダイヤル12の回転が進むと、
ローラフォロア75に対する板カム68の接触面が、離
間カム面68から転接カム面68aへ移行してゆく。
【0058】この状態で始動操作つまみ13はOFF位
置にあり、回動アーム74の突起部83が始動操作つま
み13の係止突起部96に当接し、ラベル供給ローラ6
1は転接位置を維持する。すなわち、始動操作機構44
および自動復帰機構45が初期状態に戻る。一方、印刷
ヘッド101に送り込まれたラベルAには印刷が開始さ
れ、更なるジョグダイヤル12の回転により印刷が進ん
でゆく。ここで、ラベルAの先端は随時、排出開口16
から送り出されてゆき、最終的にジョグダイヤル12が
5回転したところで、印刷動作が完了し且つ印刷済みの
ラベルAが排出開口16から装置外部に排出される。
【0059】このように本実施形態によれば、ハンディ
タイプとしてコンパクトなラベルプリンタ1でありなが
ら、比較的大きなジョグダイヤル12を目立つように設
けることができる。このため、安定した手動操作が可能
になると共に、操作方法をユーザに自然に認識させ得る
ことができる。
【0060】また、常にジョグダイヤル12がホーム位
置にある状態から、一連の印刷動作を開始するようにな
っているため、ラベル送り系のタイミング調整等が容易
となり、その分構造を単純化することができる。また、
その際、始動操作つまみ13を引くことで、印刷可能状
態に移行させるようにしているため、ユーザにおける印
刷指令のキー操作と同様の操作により、印刷動作を開始
することができる。一方、印刷不能状態で、ジョグダイ
ヤル12を自由回転可能(右回転)にすることで、ラベ
ル送り系の損傷等を防止することができる。
【0061】さらに、始動操作つまみ13との関連にお
いて、ラベル供給ローラ61をラベルAに対し離接させ
ることで、印刷可能状態と印刷不能状態とを切り替える
ようにしているため、印刷可能状態にシフトしたとき
に、ラベルカートリッジ3からラベルAを1枚ずつ確実
に送り出すことができる。また、ラベルカートリッジ3
を着脱するときに、ラベル供給ローラ61が邪魔になる
ことがない。
【0062】次に、図12を参照して、本発明の第2実
施形態について説明する。第2実施形態のラベルプリン
タ1Sは、第1実施形態のラベルプリンタ1と同様な外
観形状を有しているが、このラベルプリンタ1Sでは、
ラベルAをユーザが1枚ずつ手差しで供給するようにな
っている。この場合も、プリンタケース4は、上ケース
5、下ケース6および電池蓋(図示省略)とで構成さ
れ、プリンタケース4の表面には手前側から、入力キー
郡10、液晶ディプレイ11およびジョグダイヤル12
が順に配設されている。
【0063】ジョグダイヤル12の右斜め下側となるプ
リンタケース4の側面には、ラベルAを挿入する手差し
用の挿入開口18が形成され、左斜め上となるプリンタ
ケース4の先方端面には、印刷済みのラベルAを送り出
す排出開口16が形成されている。この場合、ラベルA
は、幅方向を上下にして挿入されるようになっており、
挿入開口18および排出開口16は、縦向きのスリット
状に形成されている。
【0064】また、図示しないが、構成装置にはラベル
供給ローラが省略され、印刷ヘッドと送りローラとなる
プラテンローラは、水平面内で左右に対峙している。プ
ラテンローラは、中間ギヤを介してジョグダイヤル12
に連結され、挿入開口から差し込まれたラベルAは、ジ
ョグダイヤル12を適宜回転させることにより、プラテ
ンローラにより送られ且つ印刷ヘッドにより印刷が行わ
れる。
【0065】このように本実施形態では、ラベルAを手
差しで供給する構造としているため、ラベルカートリッ
ジやラベル供給ローラを省略することができ、極めて簡
単な構造とすることができる。このため、モータレスと
相俟って、低価格のラベルプリンタ1Sを構成すること
ができる。
【0066】なお、本実施形態では、ラベル供給ローラ
を離間位置に移動させると、同時にラベル送りローラか
らの動力伝達が遮断されるようになっているが、かなら
ずしも、この動力伝達を遮断する必要はない。
【0067】
【発明の効果】本発明のラベルプリンタによれば、ロー
ラ移動機構は、供給ローラを、ラベルを1枚送ったとこ
ろで次のラベルから離間させるため、供給ローラは、次
のラベルを一切送り出すことがない。このため、簡単な
構造と簡単な操作で、積層状態でストックした複数枚の
ラベルを1枚ずつ確実に送り出すことができる。また、
新たにラベルをセットする場合に、供給ローラが離間位
置にあり、ラベルセットの邪魔になることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るラベルプリンタの外
観斜視図である。
【図2】実施形態に係るラベルプリンタを4方向から見
たの外観図である。
【図3】ラベルカートリッジの外観斜視図である。
【図4】実施形態に係るラベルプリンタの機構部分を表
側から見た分解斜視図である。
【図5】実施形態に係るラベルプリンタの機構部分を裏
側から見た分解斜視図である。
【図6】実施形態に係るラベルプリンタの主構造部の左
右側面図である。
【図7】実施形態に係るラベルプリンタの主構造部の表
裏平面図である。
【図8】ラベルプリンタの印刷動作(1)を表した主構
造部の説明図である。
【図9】ラベルプリンタの印刷動作(2)を表した主構
造部の説明図である。
【図10】ラベルプリンタの印刷動作(3)を表した主
構造部の説明図である。
【図11】ラベルプリンタの印刷動作(4)を表した主
構造部の説明図である。
【図12】第2実施形態に係るラベルプリンタを3方向
から見たの外観図である。
【符号の説明】
1 ラベルプリンタ 2 プリンタ本
体 3 ラベルカートリッジ 4 プリンタケ
ース 10 入力キー郡 11 液晶ディ
プレイ 12 ジョグダイヤル 13 始動操作
つまみ 14 装着開口 15 カートリ
ッジ装着部 16 排出開口 41 装置フレ
ーム 42 ラベル送り機構 43 ラベル印
刷機構 44 始動操作機構 45 自動復帰
機構 53 環状突起 53a 第1切欠
き部 61 ラベル供給ローラ 62 プラテン
ローラ 68 板カム 74 回転アー
ム 75 ローラフォロア 76 カム機構 78 コイルばね 83 突起部 93 ロック片 95 戻しばね 96 係止突起 101 印刷ヘッ
ド 102 エンコーダ 104 パルス
円板 A ラベル

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷のためのラベル送りを手動で行うよ
    うにしたラベルプリンタであって、 積層状態でストックした複数枚のラベルを1枚ずつ送り
    出す供給ローラと、 前記供給ローラを前記ラベルに転接する転接位置と離間
    する離間位置との間で離接移動させるローラ移動機構
    と、 前記ラベルを前記供給ローラから受け取って印刷のため
    に送る送りローラと、前記供給ローラ、前記ローラ移動
    機構および前記送りローラの駆動源を構成する手動操作
    用の操作子とを備え、 前記ローラ移動機構は、前記供給ローラが前記ラベルを
    前記送りローラに受け渡した後であって、前記ラベルの
    尾端が前記供給ローラを通過する前に、前記供給ローラ
    を転接位置から離間位置に移動させることを特徴とする
    ラベルプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ローラ移動機構は、前記供給ローラ
    を離間位置から転接位置に移動させる正方向移動機構
    と、転接位置から離間位置に移動させる逆方向移動機構
    とから成り、 前記操作子は、前記供給ローラ、前記送りローラおよび
    前記逆方向移動機構の駆動源を構成する回転操作子と、 前記正方向移動機構の駆動源を構成する始動操作子とか
    ら成ることを特徴とする請求項1に記載のラベルプリン
    タ。
  3. 【請求項3】 前記逆方向移動機構は、前記供給ローラ
    が前記ラベルを前記送りローラに受け渡した直後に、前
    記供給ローラを転接位置から離間位置に移動させること
    を特徴とする請求項2に記載のラベルプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記逆方向移動機構は、前記送りローラ
    と一体的に回転する板カムと、前記板カムに転接すると
    共に前記供給ローラと一体的に回転するカムフォロアと
    から成るカム機構を有し、 且つ前記供給ローラを回転自在に支持すると共に転接位
    置と離間位置との間で離接自在に支持するアームを有し
    ていることを特徴とする請求項2または3に記載のラベ
    ルプリンタ。
  5. 【請求項5】 ラベルカートリッジを装着するためのカ
    ートリッジ装着部を更に備え、 前記ラベルは、その複数枚を積層し前記ラベルカートリ
    ッジに搭載した状態で、前記カートリッジ装着部にラベ
    ル送り方向から装着されることを特徴とする請求項1な
    いし4のいずれかに記載のラベルプリンタ。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジ装着部の底面には、装
    着した前記ラベルカートリッジの方形開口を介して前記
    複数枚のラベルに接触し、当該複数枚のラベルを前記供
    給ローラに向かって付勢する板ばねが取り付けられてい
    ることを特徴とする請求項5に記載のラベルプリンタ。
  7. 【請求項7】 前記送りローラが、プラテンローラであ
    ることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載
    のラベルプリンタ。
  8. 【請求項8】 前記供給ローラと前記送りローラとの間
    のラベル送り経路に臨み、前記ラベルの先端位置を検出
    するラベル検出機構を、更に備え、 前記ラベル検出機構は、前記印刷機構の印刷駆動スイッ
    チを兼ねていることを特徴とする請求項1ないし7のい
    ずれかに記載のラベルプリンタ。
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