JPS6382262A - 印字機の給紙装置 - Google Patents

印字機の給紙装置

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Publication number
JPS6382262A
JPS6382262A JP22426786A JP22426786A JPS6382262A JP S6382262 A JPS6382262 A JP S6382262A JP 22426786 A JP22426786 A JP 22426786A JP 22426786 A JP22426786 A JP 22426786A JP S6382262 A JPS6382262 A JP S6382262A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
line feed
cam
roller
stopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP22426786A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Kabasawa
椛沢 康成
Kazuyoshi Sawada
沢田 和義
Ayao Nishimura
西村 斐夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Silver Seiko Ltd
Original Assignee
Silver Seiko Ltd
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Publication date
Application filed by Silver Seiko Ltd filed Critical Silver Seiko Ltd
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Publication of JPS6382262A publication Critical patent/JPS6382262A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、プリンタ、タイプライタ等の印字機において
用紙を印字位置へ自動的に送給する給紙装置に関する。
「従来の技術」 従来、印字機における単票用紙用の自動給紙装置は、一
般に、用紙を、そのサイズに応じた用紙カセツトに入れ
るとかスタッカに立て掛けてその給紙位置を予め設定し
ている。
「発明が解決しようとする問題点」 このような方法は、用紙の大きさが比較的大きくしかも
そのサイズがA4とかB5とかB4のように決まってい
るときはさほど問題はないが、そのサイズが定形外であ
る場合、給紙する用紙のサイズがランダムである場合、
B5より小さい伝票とか葉書等の場合などには、給紙位
置が定まらないことが多く、印字位置に達するまでに傾
き、またペーパベイルで押さえられる前にそれに衝突し
て給紙不能になることがあった。
本発明は、このような場合にも用紙を正確に所定の印字
位置に位置決めでき、またそれが印字位置に達する前に
ペーパベイルに衝突するのを回避できるようにすること
を目的とする。
「問題点を解決するための手段」 この目的を達成するため、本発明の給紙装置は、用紙を
印字位置に向かって送給するラインフィードローラと、
これに用紙を圧接させるペーパベイルと、用紙が上記印
字位置に至らない所定位置で一時的に停止させる用紙ス
トッパと、該用紙ストッパを上記ペーパベイルに連動し
て退避させる退避機構とを備えたものである。
「作  用」 挿入された用紙は、用紙ス)−/バによって一時的にラ
インフィード動作を規制された後、ペーパベイルによっ
てラインフィードローラに圧接される。このとき、用紙
ストッパはペーパベイルに連動して退避し、用紙のライ
ンフィードを許容する。
「実 施 例」 以下、本発明を、特に印字位置の正確性を要求される伝
票等に印字するのに好適な印字機に適用した図示の実施
例について説明する。
第1図に示すように、この印字機は印字機本体1とこれ
にケーブル2を介して接続されるコンソール装置3とか
らなる。コンソール装置3にはキーボード3aが設けら
れ、また液晶表示装置4がその傾きを調整できるように
装着され、またフロッピディスクドライブ5が内蔵され
ている。
印字機本体1には、そのケース6の上面と前面の下側縁
部とにそれぞれ給排紙ロア、8が設けられ、伝票等の用
紙9はこれら給排紙ロア、8のいずれからでも給紙また
は排紙できる。前面の給排紙口8にはほぼ水平な用紙案
内テーブル10が延設され、また上面の給排紙ロアの後
側には、それへ用紙9を案内するための用紙案内スタン
ド11が後方へやや傾斜させて着脱自在に取り付けられ
ている。この用紙案内スタンド11は、それに沿わせる
用紙9に手を掛は易いように一部分を斜めにカットしで
ある。また、ケース6の上面には、そこに開設されてい
る開口を開閉する透明蓋板6aが蝶着され、ケース6内
はこの透明蓋板6aより透視できる。さらに、ケース6
の前面には操作パネル6bが設けられている。
この給排紙ロアから挿入される用紙9は、第2゜3.7
〜9図に示すようにケース6内で該給排紙ロアから下端
に向かって前方へ傾斜した上下の用紙案内板12の前面
に沿って傾斜案内される。該用紙案内板12は左右のフ
レーム側板13間に張設されている。また、これらフレ
ーム側板13間には、角棒状の固定式プラテン14が、
上下の用紙案内板12間に形成された横長のスリッ目5
に前面を臨ませかつ用紙案内板12の傾斜に合わせて傾
斜させて架設され、用紙9は、このプラテン14の傾斜
した前面に沿って後述のように印字される。プラテン1
4には後側よりバネ16によってスプリングクッション
が付与され、またその前後位置は前側の調整ねじ17に
よって少し調整できる。
用紙案内板12の左右両側には、第4図及び第5図に示
すように、用紙9の左側縁または右側縁を案内しつつ位
置決めする左右の用紙案内定規18が設けられている。
用紙9は、通常はその左側縁が左側の用紙案内定規18
に当接するようにして給排紙ロアから挿入する。その挿
入を検知するため、第4図に示すようにプラテン14の
上方位置で左側の用紙案内定規18に突設されたブラケ
ット19に、上側の光学式ペーパセンサ20が取り付け
られている。なお、用紙案内板12には、このペーパセ
ンサ20との協働により用紙9の横幅を検知する別の1
個以上のペーパセンサが、その左方に配設されている。
左側のフレーム側板13には第3図に示すように、正逆
回転可能なラインフィードモータ21が取り付けられ、
これが駆動すると、これにタイミングベルト22及び上
下のプーリ23を介して連結された上側の複数個のライ
ンフィードローラ24及び下側の複数個のラインフィー
ドローラ24がラインフィードローラ軸25と一体に回
転する。これら上下のラインフィードローラ24は、プ
ラテン14に対しそれぞれその上下にほぼ等間隔をもっ
て左右のフレーム側板13間に軸支されている。これら
上下のラインフィードローラ24は上下の用紙案内板1
2のやや後方に位置し、上側の各ラインフィードローラ
24は上側の用紙案内板12に設けられた窓孔26から
、また下側の各ラインフィードローラ24は、下側の用
紙案内板12に設けられた窓孔26からそれぞれ前方へ
僅かに突出している。
これら上下のラインフィードローラ24の前側に、それ
ぞれに対向して上下のペーパベイル27が設けられてい
る。各ペーパベイル27は、左右のフレーム側板13に
それぞれレバー軸28aによって回動自在に軸支された
左右のペイルレバー28間にペイル軸29を横架し、こ
のペイル軸29に、ラインフィードローラ24に一対一
の関係で対応するペイルローラ30を回転自在に装着し
たものである。各ペイルレバー28はバネ31によって
ラインフィードローラ24側に付勢されている。上下の
ペーパベイル27は、個々には、それぞれの左右のペイ
ルレバー28が時計または半時針方向の回動することに
よりそのペイルローラ30が対応するラインフィードロ
ーラ24に圧接またはそれより離隔し、しかもその運動
は、第2図に示すように右側のフレーム側板13に取り
付けられた正逆回転可能な同じカム作動モータ32の駆
動に基づいて連動して行われるが、相互には運動方向が
逆になっている。
すなわち、同図に示すようにカム作動モータ32の回転
はそのモータギヤー33、それと噛合する大ギヤー34
、これと同軸の中ギヤー35.それに噛合する大ギヤー
36を介し該大ギヤー36と同軸のペーパベイル切換カ
ム37に伝達され、このカム37はモータ32の駆動に
よってカム軸37aを中心に時計(CW)または半時計
(CCW)方向に回転する。
このカム37の1回転は、第10図に示すように、それ
と一体回転する円板38の凹部39によってカム位置検
知スイッチ(マイクロスイッチ)40がオンになること
より検知される。このカム37と上側のペーパベイル2
7の右側のペイルレバー28との間、及びカム37と下
側のペーパベイル27の右側のペイルレバー28との間
には、それぞれ同じようにカム37に係合するカムフォ
ロア41と、ペイルレバー28に係合するレバー作動カ
ム42とが設けられている。
カムフォロア41は右側のフレーム側板13に突設され
たピン43に回転自在に枢支され、レバー作動カム42
は、左右のフレーム側板13間に横架された横長軸44
に固着されている。これらカムフォロア41とレバー作
動カム42とはそれぞれ扇形ギヤー45゜46を有し、
それらギヤー45.46は互いに噛合している。上下の
ペーパベイル27のそれぞれにおいて、横長軸44の左
端部には第7図に示すように扇形ギヤーを持たない別の
レバー作動カム42aが固着され、該カム42aは左側
のペイルレバー28に係合している。
従って、第10図において、カム位置検知スイッチ40
がオンの状態より、カム37がCW力方向回転すると、
該カム37によって上側のカムフォロア41がCW力方
向上側)へ回動され、その回動がギヤー45.46を介
して上側のレバー作動カム42に伝達され、該レバー作
動カム42によって上側のペーパベイル27の右側ペイ
ルレバー28がCCW方向へ回動されると同時に、左側
レバー作動カム42aによって左側のペイルレバー28
が同方向に回動され、上側のラインフィードローラ24
に圧接していた上側のペイルローラ30−が該ラインフ
ィードローラ24から離れる。このとき、下側のペイル
ローラ30は下側のラインフィードローラ24に圧接す
る。これとは逆に、カム37がCCW方向へ回転すると
、下側のカムフォロア41がCCW方向(下側)へ回動
され、その回動が下側のレバー作動カム42に伝達され
て該レバー作動カム42及び左側のレバー作動カム42
aによって下側のペーパベイル27の左右のペイルレバ
ー28がCW力方向回動され、下側のペイルローラ30
が下側のラインフィードローラ24から離れる。このと
き、上側のペイルローラ30は上側のラインフィードロ
ーラ24に圧接する。
用紙案内板12の後側にはまた、次ぎのように上記ライ
ンフィードモータ21によって駆動される用紙位置決め
機構が上側のラインフィードローラ軸25に沿って装着
されている。
すなわち、ラインフィードモータ21の回転を上記のよ
うに伝達される上側のプーリ23の回転は、第4.6.
7図に示すように、それと一体的なベベルギヤー47、
これに噛合する一本のベベルギヤー48、該ベベルギヤ
ー48と一体的なギヤー49、さらに順次噛合している
ギヤー50.5152及びギヤー52と一体的なプーリ
53を介してタイミングベルト54に伝達される。用紙
案内板12の後側には、上側の横長な前後可動板55が
、左右のブラケット56を介して用紙案内板12に対し
平行状態を保持したまま前後動可能に装着されている。
左右のブラケット56は、その長孔57が上記横長軸4
4に滑動自在に嵌合し、またバネ58によって前方へ付
勢されている。前後可動板55には、小さい複数個の用
紙整位ローラ59が左右に所定の間隔をおいて回転自在
に軸受は突設され、この前後可動板55が前方位置にあ
るとき、用紙整位ローラ59は、ラインフィードローラ
軸25の少し下方位置で用紙案内板12に設けられた窓
孔60を通じてその前方へ突出する。上記タイミングベ
ルト54は、前後可動板55上において、全用紙整位ロ
ーラ59にわたるように所要個所でアイドラ6Iに案内
されており、用紙整位ローラ59の軸62に固着された
ブーIJ63は全てこのタイミンクヘルド54に係合さ
れ、ラインフィードモータ21が駆動すると全用紙整位
ローラ59は一斉に回転する。
用紙9の送り動作の詳細については後述するが、全用紙
整位ローラ59は、用紙9を一時的に停止させる上側の
用紙ストツパも兼ねるように通常は用紙案内板12の前
方へ突出しており、上側のペイルローラ30が上側のラ
インフィードローラ24より離れた状態になっていると
き、上側の給排紙ロアから用紙9が挿入されると、その
用紙9は用紙案内板12に案内されながら下降し、その
下側縁が用紙整位ローラ59に当接してそれ以上の下降
を一旦規制され、該用紙整位ローラ59の回転によって
左方へ推進される。そして、用紙9は、左側の用紙案内
定規18に左側縁を当接させる位置まで左方へ移動した
後もさらに用紙整位ローラ59の推進力を受けることに
より、左側の用紙案内板12に左側縁が沿うように位置
決めされるとともに、第4図に示すように傾いて挿入さ
れてもこのような状態に整向される。この後、前後可動
板55が後退して用紙整位ローラ59が用紙案内板12
の後方に退避するとともに、上側のペイルローラ30が
上側のラインフィードローラ24に圧接される。このた
め、用紙9は下降を許容され、上側のラインフィードロ
ーラ24によってプラテン14の前面からさらにその下
方へと送給され、下側のラインフィードローラ24とこ
れより離れている下側のペイルローラ30との間に入る
一方、下側の給排紙口8から挿入される用紙9を一時的
に停止させるために、用紙案内板12の後側にはさらに
次ぎのように用紙停止機構が下側のラインフィードロー
ラ軸25に沿って装着されている。
すなわち、上記上側の前後可動板55と同じような下側
の前後可動板64が、同様に左右のブラケット65を介
して用紙案内板12の後側に前後動可能に装着されてい
る。この前後可動板64もバネ66によって前方へ付勢
され、またその左右のブラケット65に設けられた長孔
67は下側の上記横長軸44に滑動自在に嵌合している
。この前後可動板64には、用紙整位ローラ59に一対
一の関係で対応する用紙ストッパ(ピン)68が前側に
突出させて固着されている。この用紙ストッパ68は、
前後可動板64が前方位置にあるとき、下側のラインフ
ィードローラ軸25の少し上方位置で用紙案内板12の
窓孔69よりその前方へ突出するもので、下側の給排紙
口8から挿入された用紙9はその上側縁をこの用紙スト
ッパ68に当接させてそれ以上の上方移動を規制される
このように下側から挿入される用紙9を検知するため、
また上記上側のペーパセンサ20と協働して用紙9の長
さを検知するため、用紙案内板12の前側で下側のライ
ンフィードローラ軸25の少し下方位置に下側のペーパ
センサ70(第4図)が配設されている。
上記のように上側の用紙ストツパでもある用紙整位ロー
ラ59と下側の用紙ストッパ68とは、次ぎのようにス
トッパ作動機構によって上記カム作動モータ32の正逆
転に基づき同時に進退運動される。
すなわち、上記カム軸37aには第9図に示すようにさ
らにストッパ作動カム71が固着され、カム作動モータ
32が駆動するとこのストッパ作動カム71が上記ペー
パベイル切換カム37と同時に回転する。該ストッパ作
動カム71には、C字状アーム72の中央に設けられた
突部71aが係合している。このアーム72は、その3
個所に設けた長孔73を、右側のフレーム側板13に突
設された案内ピン74に滑動自在に嵌合させており、カ
ム71の回転によって平行移動される。この平行移動を
上下の前後可動板55.64にそれぞれ伝達するため、
上下のクランク75がそれぞれ横長軸76に固着されて
いる。各クランク75はその中途にピン77、遊端部に
U字状部78を設けている。そして、上側のクランク7
5は、そのピン77をアーム72の上側の遊端部の長孔
79に滑動自在に嵌合させるともに、U字状部78を上
側の前後可動板55の右側ブラケット56に突設された
ピン80に係合させている。また、下側のクランク75
は、同様にそのピン77をアーム72の下側の遊端部の
長孔79に滑動自在に嵌合させるとともに、U字状部7
8を下側の前後可動板64の右側ブラケット65に突設
されたピン80と係合させている。
従って、カム作動モータ32が正転または逆転し、スト
ッパ作動カム71が第9図の実線状態よりCW力方向た
CCW方向に所定角度(例えば180度)だけ回転され
ると、アーム72が同図鎖線で示すように所定量だけ後
方へ平行移動され、上下のクランク75が同時に回動し
て上下の前後可動板55.64が後退し、用紙整位ロー
ラ59と用紙ストッパ68が同時に用紙案内Fi12の
少し後方まで後退する。
なお、このような運動を左側でも前後可動板55゜64
に伝達するために、第7図に示すようにその左端におい
て同じように左側の上下のクランク75a−が上下の横
長軸76に固着され、これらは右側と同様に左側のブラ
ケット56または65と係合している。
また、ストッパ作動カム71を通常″は第9図の実線状
態に保持するために、第11図に示すようにカム軸37
aには別にそれと相似形の補助カム81が固着されてお
り、該補助カム81は上下一対の制動片82によってそ
の回転を制動される。
各制動片82は、ピン82aによってフレーム側板13
に軸支され、また遊端部に備えたローラ82bが補助カ
ム81に圧接するようにバネ82cによって付勢されて
いる。
なお、上下の用紙案内板12のそれぞれの前側に、それ
と一定の間隙をもって上下の用紙浮上防止板83が対設
され、また上下のペイル軸29にはそれぞれ横長の用紙
押さえ84が固着されている。
次ぎに、プラテン14の前方でそれに対し平行に移動す
るキャリア側の構成について説明する。
第12図及び第15図に示すように、キャリア85は、
印字機本体1に対して前側のキャリア案内軸86と後側
のキャリア案内軸87とに、プラテン14に対し直角に
対向するように同様に傾斜(例えばほぼ30度)させて
装架されている。前側のキャリア案内軸86は上記左右
のフレーム側板13間に不動に架設されているが、後側
のキャリア案内軸87は後述するように回転可能に架設
されている。キャリア85にはドツトインパクト式の印
字ヘッド88を固着した印字ヘッド台枠89と、リボン
カセット90を着脱自在に搭載するカセット台枠91と
が装着され、印字ヘッド台枠89は次ぎのようにプラテ
ン14に向かって前後に回動し、カセット台枠91はプ
ラテン14に向かって前後に平行移動する。なお、以下
の説明では、便宜上、キャリア85上におけるこれら台
枠の運動方向についてはプラテン14を基準とし、これ
に接近する運動を前進、離隔する運動を後退とする。ま
た、キャリア85自体もプラテン14側を前側とする。
印字ヘッド台枠89は、側面C字状の凹部を形成したそ
の左右の側板89aの下端部を、印字ヘッド回動軸92
によってキャリア85の左右側板85aの前端部に回動
自在に枢着されている。このため、印字ヘッド88は、
該印字ヘッド台枠89を前側に回動することにより第1
2図に示す印字作用位置ヘセットされ、全体が下向きに
傾斜した状態でプラテン14と所定の印字間隙を形成し
て対向する。また、印字ヘッド台枠89を後側へ回動す
ることにより、印字ヘッド88はプラテン14より大き
く離れて第15図に示すように逆に上向きに傾斜する。
一方、カセット台枠91は、その左右側板91aに軸支
したローラ93をキャリア85の左右側板85aに設け
られた傾斜案内溝94に滑動自在に嵌合させており、こ
の傾斜案内溝94に沿って前進・後退でき、しかも前進
の際はそれに沿って上昇し、後退のときは下降するが、
その全体の向きは変わらない。
これらカセット台枠91及び印字ヘッド台枠89の前進
・後退及びリボンカセット90内のインクリボンの移送
は、キャリア85の下面に取り付けられた1台の正逆回
転可能なリボンフィードモータ95の駆動によって行わ
れる。
すなわち、第17図及び第19図に示すように、リボン
フィードモータ95のモータギヤー96にフィード用ギ
ヤー97とリリース用ギヤー98とが噛合されている。
フィード用ギヤー97には、リボンフィードモータ95
の正転時にのみその回転を伝達縦軸99に伝達する第1
のワンウェイクラッチ100が、またリリース用ギヤー
98には、リボンフィードモータ95の逆転時にのみベ
ベルギヤー101に回転を伝達する第2のワンウェイク
ラッチ102がそれぞれ接続されている。そして、伝達
縦軸99の回転は、その上端に固着されたギヤー103
、これに接続・離脱可能に噛合するようにカセット台枠
91に装着されたアイドルギヤー104、それに噛合す
るギヤー105 、これと一体なギヤー106、それに
噛合するリボンフィードギヤー107を介し、該ギヤー
107に上下動可能に取り付けられリボンカセット90
内に下側から突入するリボンフィード軸108に伝達さ
れる。従って、リボンフィードモータ95が正転すると
リボンカセット90内のインクリボンが移送される。
一方、ベベルギヤー101の回転はこれに噛合するヘベ
ルギヤー109によって伝達縦軸110に伝達される。
この伝達縦軸110の左右両端には小ブーIJIIIが
固着され、これら小ブーIJIIIと、そのそれぞれに
対応させて左右のキャリア側板85aに軸112で軸支
された大ブーI月13との間にはそれぞれタイミングベ
ルト114が掛けられている。これら左右の大プーリ1
13は、左右の第1リンク115及び第21図に示すよ
うに側面はぼC字状で印字ヘッド台枠89と同様に上記
印字ヘッド回動軸92に回動自在に枢支された左右の伝
達アーム116を介し、印字ヘッド台枠89の左右の側
板89aと連結されている。各第1リンク115は、一
種のディスククランク機構を構成するように、その一端
を第13図及び第16図に示すようにピン117で大プ
ーリ113の偏心部分に、また他端を、左右の伝達アー
ム116の上端部間に架設された連結軸118に回動自
在に連結されている。印字ヘッド台枠89の左右の側板
89aには連結軸118を滑動自在に嵌合させる長孔1
19が設けられ、該印字ヘッド台枠89と左右の伝達ア
ーム116に連動して回動することができるが、これら
は長孔119の長さ分だけ互いに無関係に回動すること
ができる。連結軸118の左右両端部と印字ヘッド台枠
89の左右の側板89a間には、第18図(下面図)及
び第20図に示すように引張バネ120が張架され、印
字ヘッド台枠89は通常は左右の伝達アーム116と一
体に回動する。
また、連結軸118の左右両端部には左右の第2リンク
121が回動自在に枢着され、さらにキャリア85の左
右の側1i85aには、リンク軸122によって左右の
第3リンク123が回動自在に枢着され、該第3リンク
123の遊端部は、ピン124によってカセット台枠9
1の左右側板91aの前端部に連結されている。そして
、これら第2リンク121 と第3リンク123とは、
前者の遊端部に設けられた長孔125と後者の中間部に
突設されたピン126とを滑動自在に嵌合することによ
り連結され、またこのピン126と連結軸118との間
に引張バネ127が張架されており、印字ヘッド台枠8
9が回動するとこれに連動してカセット台枠91が平行
移動する。しかし、これら台枠は長孔125の長さ分だ
け互いに無関係に運動することができる。
従って、印字ヘッド88が第12図及び第13図に示す
ように印字作用位置にセントされている状態でリボンフ
ィードモータ95が逆転し、大プーリ113がCCW方
向に例えば180度回軸回転と、印字ヘッド台枠89が
第14図に示すように第1リンク115によって後方へ
引かれて印字へラド回動軸92を中心に後方へ回動し、
第15図及び第16図に示すように印字ヘッド88がそ
の印字先端部を上側へ向けながら所定の退避位置まで後
退すると同時に、印字ヘッド台枠89の回動が第2リン
ク121を介して第3リンク123に伝達され、該第3
リンク123が後方へ回動することよって、カセット台
枠91が傾斜案内溝94に沿って下降しながら後退し、
それに乗載されているリボンカセット90が、前側を下
向きに傾斜させたまま後退するとともに下降する。この
ように印字ヘッド88及びリボンカセット90が退避す
ると、プラテン14の前方は大きく視野が開かれること
になり、該プラテン14自体が傾斜していることと相俟
ち、その前面における用紙9を直角にしかも広範囲にわ
たって直視することができる。
かかる退避状態よりリボンフィードモータ95が再び逆
転し、大プーリ113が再びCCW方向に180度回軸
回転と、印字ヘッド台枠89が前方へ回動すると同時に
カセット台枠91が上昇しながら前進し、印字ヘッド8
8及びリボンカセット90が第12図及び第13図に示
す状態に同時に復帰する。
ところで、その復帰運動の際、印字ヘッド88は、大ブ
ー1月13の180度の回転が終了するより少し前に次
ぎのように印字作用位置に係止される。
キャリア85の左右の側板85aには、第22図に示す
ような形状の左右の係止片128がピン129によって
中間部を回動自在に枢支されている。各係止片128は
、ピン129に巻着されたバネ130によってCCW方
向へ付勢されている。この係止片128には、第1リン
ク115の中間部に第20図のように突設された押動ピ
ン131によって押される上側の凹部128aと、印字
ヘッド台枠89の左右の側板89aに同図のように突設
された係止ピン132と係合する下側の凹部128bと
が設けられ、その下側の下側縁128cは直線状になっ
ている。
印字ヘッド88及びリボンカセット90が上記のように
退避された状態では、第1リンク115の押動ピン13
1は第15図及び第16図に示すように係止片128よ
り遠く離れ、該係止片128の下側縁128Cは、その
下側の凹部128bから外れた印字ヘッド台枠89の係
止ピン132と係合している。この状態より大プーリ1
13がCCW方向へ回転すると、第1リンク115が前
方へ押動されるため、伝達アーム116が前方へ回動さ
れ、それに伴い印字ヘッド台枠89も前方へ回動される
。この印字ヘッド台枠89の前方回動によりその係止ピ
ン132が、第14図に示すように係止片128をCW
方向に少し回動させながらその下側の凹部128b中に
入り込んでこれと係合する。このため、印字ヘッド台枠
89はその回動を規制され、印字ヘッド88が印字作”
用位置に位置決めされるとともに、リボンカセット90
も所定の位置に位置決めされる。
ところが、第1リンク115.伝達アーム116゜第2
リンク121は長孔119及び125によってその長さ
分だけの運動を許容されるため、印字ヘッド台枠89が
上記のようにその回動を規制された後もさらに運動する
。この運動は、第3リンク123の下端突部123aが
キャリア85の側板85aの係止突部85bに係接する
ことによって停止し、大プーリ113の回転が停止する
と、それから印字ヘッド台枠89、さらにこれからカセ
ット台枠91に至る連結機構(退避機構)は第12図及
び第13図の状態に保持される。その連結機構がこのよ
うな運動をするため、それを構成する上記のような部品
間において組み立てムラがあっても、それは吸収され、
印字ヘッド88は印字作用位置に正確に位置決めされる
このように印字へラド88が印字作用位置に位置決めさ
れたことは、大ブーIJ113に設けられたスイッチ作
動片133によって印字ヘッドスタンバイスイッチ(マ
イクロスイッチ)134がオンになることにより検知さ
れる。
キャリア85は、キャリア駆動ベルト135を介してス
ペーシングモータ136(第24図のブロック図)に連
結され、該スペーシングモータ136によって右方また
は左方へ摺動される。このキャリア85は、その摺動範
囲の左端位置及び右端位置でキャリアポジションセンサ
137により検知される。
キャリア85の前端上部には、用紙9をプラテン14に
押し付ける透明な横長のペーパカバー138が取り付け
られている。このベーパカバー138には、第18図に
示すように印字ヘッド88の印字先端部と対向する位置
に印字窓138aが開設され、またこれより所定の間隔
をおいた位置に、用紙9に対して印字位置を照準するた
めの印字照準マーク139が表示されているtこの印字
照準マーク139は、印字される文字の大きさを示すよ
うに、標準文字サイズに応じた大きさの正方形の標準文
字量イズ枠140を形成しているとともに、その四方に
倍角文字サイズを表す突部141を突出形成している。
標準文字サイズ枠140内には、さらにその中を四等分
する十字状区画線142が形成され、この中心143が
印字標準点となっている。4本の突部141は、その先
端を結ぶ四角形を仮想して倍角文字サイズを想定する。
また、キャリア案内軸87は、その中心とは偏心した点
を中心に回動する印字間隙調整レバー144に一端を連
結され、該レバー144を回動させてキャリア案内軸8
7を回転させると、キャリア85が公知のように少し前
後に移動し、印字ヘッド88の印字先端部とプラテン1
4間の印字間隙が変わるようになっている。キャリア案
内軸87の他端には、第3図に示すように導電性のスイ
ッチレバー145が固着されており、該スイッチレバー
145の先端と接触する複数の電気端子146がフレー
ム側板13側に配設されている。キャリア案内軸87を
回転させると、スイッチレバー145がその回転量に応
じた位置の1個の電気端子146と接触し、その回転量
、つまり上記印字間隙が検知される。これは、印字機本
体1の操作パネル6bに配設されているデジタル表示器
によってデジタル表示される。
次ぎに、この印字機の電気的構成と全体の動作の流れに
ついて説明する。
上述した構成のうち電気的手段は、前記コンソール装置
3に内蔵され第24図に示すようにCPU147 、 
 ROM148 、  RAM149を含むマイクロコ
ンピュータによって集中制御される。なお、同図におい
て150は、前記液晶表示装置4とは別にコンソール装
置3上に設けられたバイロフト用LED(発光ダイオー
ド) 、151は、印字機本体1において透明蓋板6a
の開閉を検知するカバーセフティスイッチである。
第25図はメインイニシャルルーチンで、その各ステッ
プでは次ぎのようなことが行われる。
190・・・・・・電源オンにするとこのメインイニシ
ャルに入る。
191・・・・・・全てのソフトがイニシャルされる。
192・・・・・・フロッピディスクドライブ5にフロ
ッピディスクを挿入する。
193・・・・・・フロッピディスクをアクセスし、そ
れに記憶されているプログラムをロードする。
194・・・・・・印字機本体1側のソフトイニシャル
をする。
195・・・・・・カバーセフティスイッチ151がオ
ンになっているか否か判定する。
196・・・・・・カバーセフティスイッチ151がオ
ンになっていたならば、上下両側のペーパセンサ20゜
70がオンであるか否かを判定する。
197・・・・・・これらベーパセンサ20.70がい
ずれもオンであるときは用紙排出ルーチンに入って用紙
9を排出する。
200・・・・・・196でオフのときは第26図のカ
ムイニシャルルーチンに入る。
300・・・・・・200の後、第27図のキャリアイ
ニシャルルーチンに入る。
400・・・・・・300後、第28図のヘッドアクシ
ョンイニシャルルーチンに入る。
198・・・・・・液晶表示装置4に表示されたメニュ
ー画面に従って機能を選択する。
第26図のカムイニシャルルーチン200の各ステップ
の内容は次ぎの通りである。
201・・・・・・カム位置検知スイッチ40がオンで
あるか否か判定する。
202・・・・・・201でオンのときカム作動モータ
32を一且CCW方向へ45度だけ回転させる。
203・・・・・・カム作動モータ32を1ステツプず
つCW方向へ回転させる。
204・・・・・・カム位置検知スイッチ40がオンで
あるか否か判定する。
205・・・・・・カム位置検知スイッチ40がオンに
なった後、カム作動モータ32を180度だけCW方向
へ回転させる。
206・・・・・・ラインフィードモータ21をイニシ
ャルする。
このようなカムイニシャル動作によって、上下のペイル
ローラ30はいずれも上下のラインフィードローラ24
から離れる退避位五ヘセットされ、また用紙整位ローラ
59と用紙ストッパ68とは用紙案内板12の前方へ突
出する位置にセットされる。
ff12711fflのキャリアイニシャルルーチン3
00の各ステップの内容は次ぎの通りである。
301・・・・・・左端のキャリアポジションセンサ1
37がオンであるか否か判定する。
302・・・・・・301でオフのとき、スペーシング
モータ136をCCW方向へ1ステツプずつ回転させる
303・・・・・・左端のキャリアポジションセンサ1
37がオンであるか否か判定する。
304・・・・・・303でオンになった後、スペーシ
ングモータ136をCW方向へ1ステツプずつ回転させ
る。
305・・・・・・左端のキャリアポジションセンサ1
37がオンであるか否か再び判定する。
306・・・・・・305で左端のキャリアポジション
センサ137がオフになった後、スペーシングモータ1
36を再びCCW方向へ少ない所定ステップ数だけ回転
させる。
このような動作によって、キャリア85は、−旦左方へ
摺動されてキャリアポジションセンサ137で検知され
た後、その検知位置より外れるところまで右方へ摺動さ
れ、さらに再び左方へ少量の所定ステップ数だけ摺動さ
れ、その停止位置をホームポジションとして位置決めさ
れる。
第28図のヘッドアクションイニシャルルーチン400
の各ステップの内容は次ぎの通りである。
401・・・・・・印字ヘッドスタンバイスイッチ13
4がオンであるか否か判定する。
402・・・・・・401でオンのとき、リボンフィー
ドモータ95をCCW方向へ1ステツプだけ回転させ、
印字ヘッドスタンバイスイッチ134を一旦オフにする
403・・・・・・リボンフィードモータ95をCCW
方向へ1ステツプずつ回転させる。
404・・・・・・印字ヘッドスタンバイスイッチ13
4が再びオンになったか否か判定する。
第29図は用紙セットルーチン500で、その各ステッ
プの内容は次ぎの通りである。
501・・・・・・上側のペーパセンサ20がオンであ
るか否か判定する。
502・・・・・・下側のペーパセンサ70がオンであ
るか否か判定する。
600・・・・・・501でオンのとき、用紙9が上側
の給排紙ロアから挿入されたとして第30図のアッパー
インサートルーチンに入る。
700・・・・・・502でオンのとき、用紙9が前側
の給排紙口8から挿入されたとして第31図のフロント
インサートルーチンに入る。
503・・・・・・用紙セット完了とする。
第30図(A)、  (B)のアッパーインサートルー
チンの各ステップの内容は次ぎの通りである。
601・・・・・・ラインフィードモータ21を0w方
向へ所定のaステップ数だけ回転させ、用紙整位ローラ
59を回転させて用IE9を前述のように左揃−えする
602・・・・・・上側の2個のペーパセンサ2oがオ
ンが否か判定する。
603・・・・・・602でオフのとき、すなわち用I
E9の横幅が規定値より短いとき、用紙セットルーチン
500を抜は出して用紙セント受付状態に戻る。
604・・・・・・カム作動モータ32を00w方向へ
1ステツプずつ回転させる。
605・・・・・・カム位置検知スイッチ4oがオンか
否か判定する。ここで、オンになると、上側のペイルロ
ーラ30が上側のラインフィードローラ24に圧接し、
また用紙整位ローラ59と用紙ストッパ68とは用紙案
内板12の後方へ退避する。
606・・・・・・ラインフィードモータ21をCW力
方向1ステツプずつ回転し、用紙9を下方へ移送する。
607・・・・・・上側のペーパセンサ20がオンか否
か判定する。
608・・・・・・下側のペーパセンサ70がオンか否
か判定する。
609・・・・・・上下のペーパセンサ20.70がい
ずれもオンになった後、ラインフィードモータ21をさ
らに所定のbステップ数だけ回転させる。ここでは、用
g9の長さは、上下のペーパセンサ20.70間にわた
る長さを一応検出の基準としているが、安全のためこれ
より長く用紙9を移送するものである。
610・・・・・・上側のペーパセンサ20がオンか否
か判定する。
611・・・・・・607または610において上側の
ペーパセンサ20がオフのときは、用紙9の長さが足り
ないので、用紙9を排出する。
612・・・・・・611の後に上述のようにカムイニ
シャルする。
613・・・・・・上記603と同じ。
614・・・・・・カム作動モータ32をCCW方向へ
180度回軸回転。これにより、上側のペイルローラ3
0が上側のラインフィードローラ24から離れる一方、
下側のペイルローラ30が下側のラインフィードローラ
24に圧接し、用紙9は該下側のラインフィードローラ
24によってさらに下方へ移送される。
615・・・・・・ラインフィードモータ21をCW力
方向1ステツプずつ回転し、用紙9をさらに下方へ移送
する。
616・・・・・・上側のペーパセンサ20がオンか否
か判定する。
617・・・・・・617で上側のペーパセンサ20が
オフになった後、カム作動モータ32をCW力方向18
0度回軸回転る。これにより、下側のペイルローラ30
が下側のラインフィードローラ24から離れる一方、上
側のペイルローラ30が上側のラインフィードローラ2
4に圧接する。
618・・・・・・ラインフィードモータ21をCCW
方向へ所定のCステップ数だけ回転させ、用紙9を、そ
の上側縁が上側のペーパセンサ20を越えるまで所定量
だけ上方へ戻す。
619・・・・・・ラインフィードモータ21をCW力
方向1ステツプずつ回転させ、用紙9を再び下降させる
620・・・・・・上側のペーパセンサ20がオンか否
か判定する。
621・・・・・・620で上側のペーパセンサ20が
オフになった後、カム作動モータ32をCCW方向へ1
80度回軸回転る。これにより、上側のペイルローラ3
0が上側のラインフィードローラ24から離れる一方、
下側のペイルローラ30が下側のラインフィーl−″ロ
ーラ24に圧接する。
622・・・・・・ラインフィードモータ21をCW力
方向所定のdステップ数だけ回転させ、用紙9を最終的
に位置決めする。
第31図のフロントインサートルーチン700の各ステ
ップの内容は次ぎの通りである。
701・・・・・・第29図中のステップ502におい
て下側のペーパセンサ70がオンになってから、用紙9
が手操作で左揃えされるのを所定時間だけ待機する。
マ02・・・・・・下側のペーパセンサ70がまだオン
状態であるか判定する。
703・・・・・・カム作動モータ32をCW力方向9
0度回転させる。これにより、用紙ストッパ68及び用
紙整位ローラ59が用紙案内板12の後方へ退避し、ま
た下側のペイルローラ30が下側のラインフィードロー
ラ24に圧接する。
704・・・・・・ラインフィードモータ21をCCW
方向へ1ステツプずつ回転させ、用IE9を上方へ移送
する。
705・・・・・・下側のペーパセンサ70がオンか否
か判定する。
706・・・・・・上(111のペーパセンサ20がオ
ンか否か判定する。
707・・・・・・上側のペーパセンサ20がオンか否
か判定する。
708・・・・・・705で下側のペーパセンサ70が
オフであり、しかも707で上側のペーパセンサ20が
オフのとき、用紙9の長さが短いので、排出する。
709・・・・・・708の後、上述のようにカムイニ
シャルする。
710・・・・・・用紙セントルーチン500を抜は出
して用紙セント受付状態に戻る。
711・・・・・・カム作動モータ32をCW力方向1
ステツプずつ回転させる。
712・・・・・・カム位置検知スイッチ40がオンか
否かを判定する。これがオンになると、下側のペイルロ
ーラ30が下側のラインフィードローラ24に圧接する
一方、上側のペイルローラ30が上側のラインフィード
ローラ24から離れる。
713・・・・・・ラインフィードモータ21をCW方
向へ1ステツプずつ回転させ、用紙9を下方へ移送する
714・・・・・・上側のペーパセンサ20がオンか否
が判定する。
715・・・・・・714で上側のペーパセンサ2oが
オフになったら、カム作動モータ32を00w方向へ1
80度回転する。これにより、下側のペイルローラ3゜
が下側のラインフィードローラ24から離れる一方、上
側のペイルローラ30が上側のラインフィードローラ2
4に圧接する。
716・・・・・・ラインフィードモータ21を0w方
向へ所定のeステップ数だけ回転させ、用紙9を最終的
に位置決めする。
「発明の効果」 以上詳述した通り本発明の給紙装置によれば、挿入され
た用紙を用紙ストッパによって一時的に規制し、ペーパ
ベイルによってラインフィードローラに圧接させるのに
伴い、用紙ストッパを退避させてそのラインフィード動
作を許容するため、用紙を正確に印字位置に位置決めで
きる。また、用紙ストッパで一旦停止させておいてから
、ペーパベイルよって用紙をラインフィードローラに圧
接させるため、用紙がペーパベイルに衝突してジャムを
生じるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は印字機全体の
外観斜視図、第2図ないし第11図はプラテン側の構成
を示し、第2図はその右側面図、第3図は同左側面図、
第4図はその左側部分の正面図、第5図は右側部分の正
面図、第6図は一部切欠平面図、第7図は第4図I−I
線断面図、第8図は同n−n線断面図、第9図は同11
1−I線断面図、第10図は同11−I線断面図、第1
1図は同n−n線断面図である。また、第12図ないし
第23図はキャリア側の構成を示し、第12図はその右
側面図、第13図及び第14図は印字ヘッドが印字作用
位置にある状態を示す一部切欠側面図、第15図及び第
16図は退避位置にある状態を示す一部切欠側面図、第
17図は一部切欠平面図、第18図は下面図、第19図
はリボンフィードモータからの回転を伝達する機構の断
面図、第20図は印字ヘッド台枠を回動させる機構の側
面図、第21図はその一部の部品である伝達アームの側
面図、第22図は印字ヘッド台枠を係止する係止片の断
面図、第23図は印字照準マークの拡大正面図である。 さらに、第24図はブロック図、第25図ないし第31
図はフローチャートである。 1・・・・・・印字機本体 2・・・・・・ケーブル 3・・・・・・コンソール装置 3a・・・・・・キーボード 4・・・・・・液晶表示装置 5・・・・・・フロッピディスクドライブ6・・・・・
・ケース 6a・・・・・・透明蓋板 6b・・・・・・操作パネル 7.8・・・・・・給排紙口 9・・・・・・用紙 10・・・・・・用紙案内テーブル 11・・・・・・用紙案内スタンド 12・・・・・・用紙案内板 13・・・・・・フレーム側板 14・・・・・・プラテン 15・・・・・・スリット 16・・・・・・バネ 17・・・・・・凋整ねし 18・・・・・・用紙案内定規 19・・・・・・ブラケット 20・・・・・・ペーパセンサ 21・・・・・・ラインフィードモータ22・・・・・
・タイミングベルト 23・・・・・・プーリ 24・・・・・・ラインフィードローラ25・・・・・
・ラインフィードローラ軸26・・・・・・窓孔 27・・・・・・ペーパベイル 28・・・・・・ペイルレバー 28a・・・・・・レバー軸 29・・・・・・ペイル軸 30・・・・・・ペイルローラ 31・・・・・・バネ 32・・・・・・カム作動モータ 33・・・・・・モータギヤー 34・・・・・・大ギヤー 35・・・・・・中ギヤー 36・・・・・・大ギヤー 37・・・・・・ペーパベイル切換カム37a・・・・
・・カム軸 38・・・・・・円板 39・・・・・・凹部 40・・・・・・カム位置検知スイッチ41・・・・・
・カムフォロア 42・・・・・・レバー作動カム 42a・・・・・・レバー作動カム 43・・・・・・ピン 44・・・・・・横長軸 45、46・・・・・・扇形ギヤー 47・・・・・・ベベルギヤー 48・・・・・・ベベルギヤー 49、50.51.52・・・・・・ギヤー53・・・
・・・プーリ 54・・・・・・タンミングベルト 55・・・・・・前後可動板 56・・・・・・ブラケット 57・・・・・・長孔 58・・・・・・バネ 59・・・・・・用紙整位ローラ 60・・・・・・窓孔 61・・・・・・アイドラ 62・・・・・・軸 63・・・・・・プーリ 64・・・・・・前後可動板 65・・・・・・ブラケット 66・・・・・・バネ 67・・・・・・長孔 68・・・・・・用紙ストッパ 69・・・・・・窓孔 70・・・・・・ペーパセンサ 71・・・・・・ストッパ作動カム 71a・・・・・・突部 72・・・・・・アーム 73・・・・・・長孔 74・・・・・・案内ピン゛ 75、75a ・・・・・・クランク 76・・・・・・横長軸 77・・・・・・ピン 78・・・・・・U字状部 79・・・・・・長孔 80・・・・・・ピン 81・・・・・・補助カム 82・・・・・・制動片 82a・・・・・・ピン 82b・・・・・・ローラ 82c・・・・・・バネ 83・・・・・・用紙浮上防止板 84・・・・・・用紙押さえ 85・・・・・・キャリア 85a・・・・・・側板 85b・・・・・・係止突部 86、87・・・・・・キャリア案内軸88・・・・・
・印字ヘッド 89・・・・・・印字ヘッド台枠 89a・・・・・・側板 90・・・・・・リボンカセット 91・・・・・・カセット台枠 91a・・・・・・側板 92・・・・・・印字ヘッド回動軸 93・・・・・・ローラ 94・・・・・・傾斜案内溝 95・・・・・・リボンフィードモータ96・・・・・
・モータギヤー 97・・・・・・フィード用ギヤー 98・・・・・・リリース用ギヤー 99・・・・・・伝達縦軸 100・・・・・・ワンウェイクラッチ101・・・・
・・ベベルギヤー 102・・・・・・ワンウェイクラッチ103・・・・
・・ギヤー 104・・・・・・アイドルギヤー 105・・・・・・ギヤー 106・・・・・・ギヤー 107・・・・・・リボンフィードギヤー108・・・
・・・リボンフィード軸 109・・・・・・ベベルギヤー 110・・・・・・伝達縦軸 111・・・・・・小プーリ 112・・・・・・軸 113・・・・・・大プーリ 114・・・・・・タイミングベルト 115・・・・・・第1リンク 116・・・・・・伝達アーム 117・・・・・・ピン   ゛ 118・・・・・・連結軸 119・・・・・・長孔 120・・・・・・引張バネ 121・・・・・・第2リンク 122・・・・・・リンク軸 123・・・・・・第3リンク 123a・・・・・・下端突部 124・・・・・・ピン 125・・・・・・長孔 126・・・・・・ピン 127・・・・・・引張バネ 128・・・・・・係止片 128a 、 128b・旧−・凹部 128c・・・・・・下側縁 129・・・・・・ピン 130・・・・・・バネ 131・・・・・・押動ピン 132・・・・・・係止ピン 133・・・・・・スイッチ作動片 134・・・・・・印字ヘッドスタンパイスイー/ チ
135・・・・・・キャリア駆動ベルト136・・・・
・・スペーシングモータ137・・・・・・キャリアポ
ジションセンサ138…・・・ペーパカバー 138a・・・・・・印字窓 139・・・・・・印字照準マーク 140・・・・・・標準文字サイズ枠 141・・・・・・突部 142・・・・・・十字状区画線 143・・・・・・中心 144・・・・・・印字間隙調整レバー145・・・・
・・スイッチレバー 146・・・・・・電子端子 147・・・・・・CPU 148・・・・・・ROM 149・・・・・・R,A M 150・・・・・・バイロフト用LED151・・・・
・・カバーセフティスイッチオフ図 才8図 、 沖27図 第25図 第26図 第30図(B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、用紙を印字位置に向かって送給するラインフィード
    ローラと、これに用紙を圧接させるペーパベイルと、用
    紙が上記印字位置に至らない所定位置で一時的に停止さ
    せる用紙ストッパと、該用紙ストッパを上記ペーパベイ
    ルに連動して退避させる退避機構とを備えてなることを
    特徴とする印字機の給紙装置。
JP22426786A 1986-09-22 1986-09-22 印字機の給紙装置 Pending JPS6382262A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5895158A (en) * 1996-05-15 1999-04-20 Seiko Epson Corporation Printer with an improved feeding system
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