JP2003001030A - オイルミストセパレータ - Google Patents

オイルミストセパレータ

Info

Publication number
JP2003001030A
JP2003001030A JP2001185405A JP2001185405A JP2003001030A JP 2003001030 A JP2003001030 A JP 2003001030A JP 2001185405 A JP2001185405 A JP 2001185405A JP 2001185405 A JP2001185405 A JP 2001185405A JP 2003001030 A JP2003001030 A JP 2003001030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
blow
gas
mist separator
partition plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001185405A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4176330B2 (ja
Inventor
Toshiharu Aiba
敏晴 相羽
Hironori Nakajima
宏典 中嶋
Shigeo Takeuchi
重男 竹内
Masao Miyazaki
雅生 宮崎
Yukio Yoshida
行男 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Uchihama Kasei Co Ltd
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Uchihama Kasei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Uchihama Kasei Co Ltd filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2001185405A priority Critical patent/JP4176330B2/ja
Publication of JP2003001030A publication Critical patent/JP2003001030A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4176330B2 publication Critical patent/JP4176330B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブローバイガスの流れによるオイル排出溝内
のオイルの飛散を防止することにより、オイルカット効
率を向上することのできるオイルミストセパレータを提
供する。 【解決手段】 ブローバイガスを通過させてそのガスに
含まれるオイルを回収可能なブローバイガス通路2が設
けられる。ブローバイガス通路2の底部には、回収した
オイルを受けて通路外に排出するオイル排出溝18が形
成される。オイル排出溝18には、その溝内を流れるブ
ローバイガスの流れを変えるガス流変化手段が設けられ
る。ガス流変化手段は、オイル排出溝18にほぼ堰状に
設けられかつオイルを流す開口部を有するリブ20から
なる。ブローバイガス通路2をほぼ蛇行状に仕切る仕切
板15を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブローバイガスに
含まれるオイルを回収するオイルミストセパレータに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のオイルミストセパレータには、ブ
ローバイガスを通過させてそのガスに含まれるオイルを
回収可能なブローバイガス通路が設けられ、そのブロー
バイガス通路の底部には回収したオイルを受けて通路外
に排出するオイル排出溝が形成されたものがある(例え
ば、特開平9−88544号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のオイル
ミストセパレータでは、ブローバイガス通路をブローバ
イガスが通過することにより、そのガスに含まれるオイ
ルが回収される。回収されたオイルは、ブローバイガス
通路の底部のオイル排出溝で受けられて通路外に排出さ
れる。しかしながら、ブローバイガスがオイル排出溝内
を流れることによって、オイル排出溝に折角回収された
オイルが飛散されやすい。このため、オイルの回収効率
いわゆるオイルカット効率が低いという問題があった。
【0004】本発明が解決しようとする課題は、ブロー
バイガスの流れによるオイル排出溝内のオイルの飛散を
防止することにより、オイルカット効率を向上すること
のできるオイルミストセパレータを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する請求
項1に記載された発明は、ブローバイガスを通過させて
そのガスに含まれるオイルを回収可能なブローバイガス
通路が設けられ、そのブローバイガス通路の底部には回
収したオイルを受けて通路外に排出するオイル排出溝が
形成されているオイルミストセパレータにおいて、前記
オイル排出溝には、その溝内を流れる前記ブローバイガ
スの流れを変えるガス流変化手段が設けられていること
を特徴とするオイルミストセパレータである。このよう
に構成すると、ブローバイガス通路をブローバイガスが
通過することにより、そのガスに含まれるオイルが回収
される。回収されたオイルは、ブローバイガス通路の底
部のオイル排出溝で受けられて通路外に排出される。そ
して、オイル排出溝内を流れるブローバイガスの流れ
は、ガス流変化手段によって変えられる。これにより、
オイル排出溝内でのブローバイガスの流れが抑制され、
ブローバイガスによるオイル排出溝内のオイルの飛散が
防止されることによって、オイルカット効率が向上され
る。
【0006】また、請求項2に記載された発明は、請求
項1に記載のオイルミストセパレータであって、前記ガ
ス流変化手段は、前記オイル排出溝にほぼ堰状に設けら
れかつ前記オイルを流す開口部を有するリブからなるこ
とを特徴とするオイルミストセパレータである。このよ
うに構成すると、オイル排出溝にほぼ堰状に設けられか
つオイルを流す開口部を有するリブという簡単な構造に
よって、ガス流変化手段を構成することができる。
【0007】また、請求項3に記載された発明は、請求
項1又は2に記載のオイルミストセパレータであって、
前記ブローバイガス通路をほぼ蛇行状に仕切る仕切板を
備え、前記仕切板は、その先端部に下流方向へ傾斜する
傾斜羽根部を有していることを特徴とするオイルミスト
セパレータである。このように構成すると、ブローバイ
ガス通路をほぼ蛇行状に仕切る仕切板が有する傾斜羽根
部は、ブローバイガスをブローバイガス通路の壁面に傾
斜状に衝突させる。そのブローバイガスの傾斜状の衝突
により、ブローバイガス中のオイルミストが液化されや
すくなるため、オイルカット効率が向上される。
【0008】また、請求項4に記載された発明は、請求
項1又は2に記載のオイルミストセパレータであって、
前記ブローバイガス通路をほぼ蛇行状に仕切る仕切板を
備え、前記仕切板は、その仕切板の先方へ突出する先端
羽根部と、その仕切板の先方で下流方向へ傾斜する傾斜
羽根部とを有していることを特徴とするオイルミストセ
パレータである。このように構成すると、ブローバイガ
ス通路をほぼ蛇行状に仕切る仕切板が有する先端羽根部
と傾斜羽根部との協働によって、ブローバイガスをブロ
ーバイガス通路の壁面に傾斜状に衝突させる。そのブロ
ーバイガスの傾斜状の衝突により、ブローバイガス中の
オイルミストが液化されやすくなるため、オイルカット
効率が向上される。なお、仕切板の側縁とブローバイガ
ス通路の側壁面との間にブローバイガスが流れる隙間が
形成される場合には、その仕切板の側縁を回り込むよう
に通過したブローバイガスを、傾斜羽根部によってブロ
ーバイガス通路の壁面に効果的に衝突させることができ
る。
【0009】また、請求項5に記載された発明は、請求
項4に記載のオイルミストセパレータであって、前記仕
切板の先端羽根部には、前記傾斜羽根部の上流側に位置
する通気部が開口されていることを特徴とするオイルミ
ストセパレータである。このように構成すると、仕切板
の通気部を通過したブローバイガスが、傾斜羽根部によ
ってブローバイガス通路の壁面に効果的に衝突させるこ
とができる。
【0010】また、請求項6に記載された発明は、請求
項1〜5のいずれか1つに記載のオイルミストセパレー
タであって、前記ブローバイガス通路が、エンジンのヘ
ッドカバーとバッフルプレートとの組合わせによって形
成され、前記バッフルプレートは、前記ガス流変化手段
を設けたオイル排出溝を有しかつ合成樹脂の一体成形品
で形成されたことを特徴とするオイルミストセパレータ
である。このように構成すると、複数の金属製部品の溶
接等による結合によってバッフルプレートが形成される
場合に比べて、バッフルプレートの部品費を低減すると
ともに重量を軽減することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]本発明の実施の
形態1を説明する。オイルミストセパレータの正断面図
を示した図1において、オイルミストセパレータ1に
は、ブローバイガスを通過させてそのガスに含まれるオ
イルを回収可能なブローバイガス通路2が設けられてい
る。ブローバイガス通路2は、エンジンのヘッドカバー
4と、そのヘッドカバー4内に取付けられたバッフルプ
レート10との組合わせによって形成されている。
【0012】前記ヘッドカバー4の下面すなわちブロー
バイガス通路2の天井面2aには、適数枚(図1では4
枚を示す)のほぼ四角形板状の仕切板5が垂下状に形成
されている。なお、天井面2aは、波形状の凹凸面に形
成されている。また、前記バッフルプレート10上に
は、適数枚(図1では5枚を示す)のほぼ四角形板状の
仕切板15が垂直状に形成されている。両仕切板5,1
5は、ブローバイガス通路2をほぼ蛇行状に仕切ってい
る。また、各仕切板5,15の突出高さは、ブローバイ
ガス通路2の天井面2aの形状に対応して増減されてい
る。なお、バッフルプレート10の仕切板15について
は後程詳述する。
【0013】前記ヘッドカバー4の後側壁(図1におい
て紙面裏側に位置する側壁)のほぼ中央上部には、ガス
出口6が形成されている。ブローバイガス通路2を通過
したブローバイガスは、ガス出口6を通じてエンジンの
吸気通路(図示省略)へ排出される。
【0014】次に、前記バッフルプレート10を詳述す
る。図2にバッフルプレート10の平面図、図3に図2
のIII−III線断面図、図4にバッフルプレート1
0の部分平面図、図5に図4のV−V線断面図、図6に
図4のVI−VI線断面図、図7に図4のVII−VI
I線断面図が示されている。図2及び図3に示されるバ
ッフルプレート10は、合成樹脂の一体成形品で形成さ
れている。また、図7に示すように、バッフルプレート
10は、大別して、主板部11と仕切板15と樋状部1
7と遮板部23とを備えている。以下、順に説明する。
【0015】主板部11を説明する。図3及び図7に示
すように、前記主板部11は、横長四角形でかつ側板部
12を有するほぼトレー状に形成されている。側板部1
2の上縁部には、外方へフランジ状に張り出す取付フラ
ンジ13が形成されている。図4に示すように、取付フ
ランジ13の外周部には、周方向に所定間隔で並ぶ多数
の取付孔13aが形成されている(図2参照)。また、
取付フランジ13の内周部上には、嵌合片13bが突出
されている(図4及び図7参照)。嵌合片13bは、前
記ヘッドカバー4のバッフルプレート取付部4a内に嵌
合可能に形成されている(図6及び図6参照)。なお、
主板部11は本明細書でいう「ブローバイガス通路の底
部」に相当する。
【0016】バッフルプレート10は、図6及び図7に
示すように、主板部11の取付フランジ13の嵌合片1
3bをヘッドカバー4のバッフルプレート取付部4a内
に嵌合した状態で、その取付フランジ13をバッフルプ
レート取付部4aに取付孔13a(図4参照)を利用し
てねじ止めすることによってヘッドカバー4に取付けら
れる(図1参照)。
【0017】図3に示すように、前記主板部11の側板
部12における後板部(図3において紙面裏側に位置す
る板部)の左右端部には、ガス入口14がそれぞれ形成
されている。ヘッドカバー4内におけるオイルミストセ
パレータ1の外部空間のブローバイガスは、ガス入口1
4を通じてオイルミストセパレータ1の内部空間すなわ
ちブローバイガス通路2内に導入される。
【0018】次に、仕切板15を説明する。図4及び図
5に示すように、仕切板15は、ほぼ四角形板状をな
し、前記主板部11上に垂直状に形成されている。仕切
板15の下端部には、厚さ方向に張り出しかつ主板部1
1に連続する支持片15bが突出されている(図3参
照)。なお、図3において、左右端に位置する仕切板1
5の支持片15bは厚さ方向のうち外方へそれぞれ突出
され、その他の仕切板15の支持片15bは厚さ方向の
両方へそれぞれ突出されている。また、図7に示すよう
に、仕切板15の両側縁15cとブローバイガス通路2
の側壁面2cとの間には、ブローバイガスが流れる隙間
Sが形成されている。
【0019】図1に示すように、前記仕切板15は、そ
の先端部(図3において上端部)に下流方向へ傾斜する
傾斜羽根部15aを有している。すなわち、図1におい
て、ガス出口6の左側に位置する仕切板15では、左側
のガス入口14からガス出口6へブローバイガスが流れ
るため、傾斜羽根部15aは図1において右方へ傾斜し
ている(図2及び図3参照)。また、ガス出口6の右側
に位置する仕切板15では、右側のガス入口14からガ
ス出口6へブローバイガスが流れるため、傾斜羽根部1
5aは図1において左方へ傾斜している(図2〜図5参
照)。また、傾斜羽根部15aは、図8に示すように、
仕切板15の先端部の中央部から突出するほぼ四角形の
突片状に突出されている。
【0020】次に、樋状部17を説明する。図3〜図5
に示すように、樋状部17は、前記主板部11の短手方
向の中央部においてその主板部11の長手方向に延びる
ように形成されている(図1及び図2参照)。図6に示
すように、樋状部17は、断面ほぼU字状に形成されて
いる。樋状部17は、主板部11の上面に開口するオイ
ル排出溝18を形成している。なお、オイル排出溝18
は、前記仕切板15(詳しくは、支持片15b)の下側
を潜り抜けている(図7参照)。
【0021】図3に示すように、樋状部17の左右両端
部における底板部17aが下方へ傾斜されており、その
折り曲げによって前記オイル排出溝18の左右両端面に
開口するオイル排出口19が形成されている。なお、オ
イル排出口19の上半部は、前記主板部11の側板部1
2によって閉塞されている。また、オイル排出溝18内
に回収されたオイルは、オイル排出口19を通じてオイ
ルミストセパレータ1の外部空間へ排出される。
【0022】しかして、図2及び図3に示すように、前
記オイル排出溝18内には、例えば、左右2個のリブ2
0がほぼ堰状に形成されている。図6に示すように、リ
ブ20は、V字溝付きリブからなる。リブ20のV字溝
20aによる開口部20bは、オイル排出溝18の底面
上につながって形成されており、オイル排出溝18を流
れるオイルの流通を可能にしている。リブ20は、オイ
ル排出溝18内を流れるブローバイガスの流れを変える
ものであり、本明細書でいう「ガス流変化手段」に相当
する。
【0023】次に、遮板部23を説明する。図5及び図
7に示すように、遮板部23は、前記樋状部17の下面
より傾斜状に突出されている。図7において、遮板部2
3は、その右側に配置されるエンジン動弁機構のカムの
回転よって掻き上げられたオイルが前記ガス入口14及
び前記オイル排出口19(図3参照)がある側(図7に
おいて左側)へ飛散することを防止する。これにより、
オイルがブローバイガス通路2内に不用意に入ることが
防止される。
【0024】上記のように構成されたオイルミストセパ
レータ1では、左右のガス入口14からブローバイガス
通路2に導入されたブローバイガスは、図1に矢印で示
すように、ブローバイガス通路2を各仕切板5,15に
よってほぼ蛇行状に流れる。このとき、ブローバイガス
が各仕切板5,15に衝突することにより、仕切板5,
15にオイルミストが付着し、オイルが分離され回収さ
れる。各仕切板5,15に回収されたオイルは、その自
重により降下し、オイル排出溝18に受けられたのち、
その排出溝18を左右どちらかの端部へ向かって流れ
る。そして、オイルは、左右いづれかのオイル排出口1
9を通じて、オイルミストセパレータ1の外部空間に排
出される。また、ブローバイガス通路2を通ってオイル
が分離されたブローバイガスは、ガス出口6を通じてエ
ンジンの吸気通路(図示省略)へ排出される。
【0025】上記したオイルミストセパレータ1による
と、オイル排出溝18内を流れるブローバイガスの流れ
は、ガス流変化手段である開口部20bを有するリブ2
0(図6参照)によって変えられる。すなわち、図1に
おいて、左側のガス入口14から右方へ向かってオイル
排出溝18内を流れるブローバイガスの流れは、左側の
リブ20によって堰き止められて上方へ向けられる。ま
た、右側のガス入口14から左方へ向かってオイル排出
溝18内を流れるブローバイガスの流れは、右側のリブ
20によって堰き止められて上方へ向けられる。これに
より、オイル排出溝18内でのブローバイガスの流れが
抑制され、ブローバイガスによるオイル排出溝18内の
オイルの飛散が防止されることによって、オイルカット
効率が向上される。
【0026】また、オイル排出溝18にほぼ堰状に設け
られかつオイルを流す開口部20bを有するリブ20
(図6参照)という簡単な構造によって、ガス流変化手
段を構成することができる。
【0027】また、バッフルプレート10の仕切板15
が有する傾斜羽根部15a(図5参照)は、ブローバイ
ガスをブローバイガス通路2の壁面すなわち天井面2a
に傾斜状に衝突させる(図5中、矢印参照)。そのブロ
ーバイガスの傾斜状の衝突により、ブローバイガス中の
オイルミストが液化されやすくなるため、オイルカット
効率が向上される。
【0028】また、リブ20を設けたオイル排出溝18
を有するバッフルプレート10(図2及び図3参照)
は、かつ合成樹脂の一体成形品で形成されている。これ
により、複数の金属製部品の溶接等による結合によって
バッフルプレートが形成される場合に比べて、バッフル
プレート10の部品費を低減するとともに重量を軽減す
ることができる。また、金属製部品の溶接による結合に
よって形成されたバッフルプレートでは、錆の防止のた
めに塗装、メッキ処理等が必要であるが、合成樹脂の一
体成形品のバッフルプレート10によれば、そのような
塗装、メッキ処理等を必要とせずに使用することができ
る。
【0029】[実施の形態2]本発明の実施の形態2を
図9により説明する。図9は要部を図6に準じて示す断
面図である。なお、実施の形態2は、上記した実施の形
態1の一部を変更したものであるからその変更部分につ
いて詳述し、重複する説明は省略する。また、次以降の
実施の形態についても同様の考えで重複する説明は省略
する。
【0030】実施の形態2は、実施の形態1におけるバ
ッフルプレート10のオイル排出溝18内のV字溝付き
リブからなるリブ20(図6参照)の変更例を示すもの
である。すなわち、図9に示すように、実施の形態2の
リブ(符号、220を付す)は、U字溝付きリブからな
る。リブ220のU字溝220aによる開口部220b
は、オイル排出溝18の底面上につながって形成されて
おり、オイル排出溝18を流れるオイルの流通を可能に
している。リブ220は、実施の形態1におけるリブ2
0(図6参照)と同様に、オイル排出溝18内を流れる
ブローバイガスの流れを変えるものであり、本明細書で
いう「ガス流変化手段」に相当する。
【0031】[実施の形態3]本発明の実施の形態3を
図10により説明する。図10はオイルミストセパレー
タの仕切板を示す斜視図である。実施の形態3は、実施
の形態1における仕切板15の傾斜羽根部15a(図8
参照)の変更例を示すものである。すなわち、図10に
示すように、実施の形態3の傾斜羽根部(符号、315
aを付す)は、仕切板15の全幅にわたって形成されて
いる。
【0032】[実施の形態4]本発明の実施の形態4を
図11により説明する。図11は、オイルミストセパレ
ータの仕切板を示す斜視図である。実施の形態4は、実
施の形態1における仕切板15(図8参照)の変更例を
示すものである。すなわち、図11に示すように、実施
の形態4の仕切板15は、その仕切板15の先方(図1
において上方)へ突出する先端羽根部415Aと、その
仕切板15の先方で下流方向へ傾斜する傾斜羽根部41
5Bとを有している。傾斜羽根部415Bは、仕切板1
5の先端部の中央部から突出するほぼ四角形の突片状に
突出されている。
【0033】実施の形態4によると、ブローバイガス通
路2をほぼ蛇行状に仕切る仕切板15が有する先端羽根
部415Aと傾斜羽根部415Bとの協働によって、ブ
ローバイガスをブローバイガス通路2の壁面すなわち天
井面2a(図1参照)に傾斜状に衝突させる。そのブロ
ーバイガスの傾斜状の衝突により、ブローバイガス中の
オイルミストが液化されやすくなるため、オイルカット
効率が向上される。なお、仕切板15の側縁415cと
ブローバイガス通路2の側壁面2cとの間にブローバイ
ガスが流れる隙間S(図7参照)が形成される場合に
は、その仕切板15の側縁415cを回り込むように通
過したブローバイガスを、傾斜羽根部415Bによって
ブローバイガス通路2の壁面すなわち天井面2a(図1
参照)に効果的に衝突させることができる。
【0034】[実施の形態5]本発明の実施の形態5を
図12により説明する。図12はオイルミストセパレー
タの仕切板を示す斜視図である。実施の形態5は、実施
の形態4における仕切板15の傾斜羽根部415B(図
11参照)の変更例を示すものである。すなわち、図1
2に示すように、実施の形態5の傾斜羽根部(符号、5
15Bを付す)は、仕切板15の全幅にわたって形成さ
れている。
【0035】[実施の形態6]本発明の実施の形態6を
図13により説明する。図13はオイルミストセパレー
タの仕切板を示す斜視図である。実施の形態6は、実施
の形態4における仕切板15の先端羽根部415A(図
11参照)の変更例を示すものである。すなわち、図1
3に示すように、実施の形態6の先端羽根部(符号、6
15Aを付す)には、傾斜羽根部415Bの上流側に位
置するU字溝状の通気部615Cが開口されている。
【0036】実施の形態6によると、仕切板15の通気
部615Cを通過したブローバイガスが、傾斜羽根部4
15Bによってブローバイガス通路2の壁面すなわち天
井面2a(図1参照)に効果的に衝突させることができ
る。
【0037】[実施の形態7]本発明の実施の形態7を
図14により説明する。図14はオイルミストセパレー
タの仕切板を示す斜視図である。実施の形態7は、実施
の形態5における仕切板15の先端羽根部415A(図
12参照)の変更例を示すものである。すなわち、図1
4に示すように、実施の形態7の先端羽根部(符号、7
15Aを付す)のほぼ中央部には、実施の形態6(図1
3参照)と同様に、傾斜羽根部415Bの上流側に位置
するU字溝状の通気部715Cが開口されている。
【0038】本発明は上記した実施の形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における
変更が可能である。例えば、ガス流変化手段は、オイル
排出溝18に回収したオイルのオイル排出口19への流
れを妨げないもので、オイル排出溝18の溝内を流れる
ブローバイガスの流れを変えるものであればどのような
形状のものでもよい。例えば、リブ20,220の他、
孔を有するリブ、網状に形成されたリブ等、あるいは突
出片、櫛歯状の突起物等でも良い。また、バッフルプレ
ート10は合成樹脂の一体成形品に限定されるものでは
なく、例えば金属製又は樹脂製等の部品の溶接又は接着
等の結合手段による結合によって形成することができ
る。また、ヘッドカバー4側の仕切板5に対し、バッフ
ルプレート10の仕切板15,415の傾斜羽根部15
a,315a、先端羽根部415A,615A,715
A及び傾斜羽根部415B,515Bを形成することが
可能である。また、合成樹脂の一体成形品で形成された
バッフルプレート10は、少なくともガス流変化手段を
設けたオイル排出溝を有しておればよい。
【0039】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明のオイル
ミストセパレータによれば、オイル排出溝内を流れるブ
ローバイガスの流れがガス流変化手段によって変えられ
るから、ブローバイガスの流れによるオイル排出溝内の
オイルの飛散が防止される。よって、オイルカット効率
を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかるオイルミストセ
パレータを示す正断面図である。
【図2】バッフルプレートを示す平面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】バッフルプレートの部分平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】図4のVI−VI線断面図である。
【図7】図4のVII−VII線断面図である。
【図8】仕切板を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施の形態2にかかる要部を図6に準
じて示す断面図である。
【図10】本発明の実施の形態3にかかる仕切板を示す
斜視図である。
【図11】本発明の実施の形態4にかかる仕切板を示す
斜視図である。
【図12】本発明の実施の形態5にかかる仕切板を示す
斜視図である。
【図13】本発明の実施の形態6にかかる仕切板を示す
斜視図である。
【図14】本発明の実施の形態7にかかる仕切板を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 オイルミストセパレータ 2 ブローバイガス通路 5 仕切板 10 バッフルプレート 15 仕切板 15a 傾斜羽根部 18 オイル排出溝 20 リブ(ガス流変化手段) 20b 開口部 220 リブ(ガス流変化手段) 220b 開口部 315a 傾斜羽根部 415 仕切板 415A 先端羽根部 415B 傾斜羽根部 515B 傾斜羽根部 615C 通気部 715A 先端羽根部 715C 通気部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中嶋 宏典 愛知県豊田市四郷町宮下河原1番地 内浜 化成株式会社内 (72)発明者 竹内 重男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 宮崎 雅生 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 吉田 行男 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 3G015 BD10 BE03 BE06 BE11 BE16 BF05 BF06 CA05 DA10 EA12 4D031 AB12 BA07 EA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブローバイガスを通過させてそのガスに
    含まれるオイルを回収可能なブローバイガス通路が設け
    られ、そのブローバイガス通路の底部には回収したオイ
    ルを受けて通路外に排出するオイル排出溝が形成されて
    いるオイルミストセパレータにおいて、 前記オイル排出溝には、その溝内を流れる前記ブローバ
    イガスの流れを変えるガス流変化手段が設けられている
    ことを特徴とするオイルミストセパレータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のオイルミストセパレー
    タであって、 前記ガス流変化手段は、前記オイル排出溝にほぼ堰状に
    設けられかつ前記オイルを流す開口部を有するリブから
    なることを特徴とするオイルミストセパレータ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のオイルミストセ
    パレータであって、 前記ブローバイガス通路をほぼ蛇行状に仕切る仕切板を
    備え、 前記仕切板は、その先端部に下流方向へ傾斜する傾斜羽
    根部を有していることを特徴とするオイルミストセパレ
    ータ。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のオイルミストセ
    パレータであって、 前記ブローバイガス通路をほぼ蛇行状に仕切る仕切板を
    備え、 前記仕切板は、その仕切板の先方へ突出する先端羽根部
    と、その仕切板の先方で下流方向へ傾斜する傾斜羽根部
    とを有していることを特徴とするオイルミストセパレー
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のオイルミストセパレー
    タであって、 前記仕切板の先端羽根部には、前記傾斜羽根部の上流側
    に位置する通気部が開口されていることを特徴とするオ
    イルミストセパレータ。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載のオ
    イルミストセパレータであって、 前記ブローバイガス通路が、エンジンのヘッドカバーと
    バッフルプレートとの組合わせによって形成され、 前記バッフルプレートは、前記ガス流変化手段を設けた
    オイル排出溝を有しかつ合成樹脂の一体成形品で形成さ
    れたことを特徴とするオイルミストセパレータ。
JP2001185405A 2001-06-19 2001-06-19 オイルミストセパレータ Expired - Fee Related JP4176330B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185405A JP4176330B2 (ja) 2001-06-19 2001-06-19 オイルミストセパレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185405A JP4176330B2 (ja) 2001-06-19 2001-06-19 オイルミストセパレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003001030A true JP2003001030A (ja) 2003-01-07
JP4176330B2 JP4176330B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=19024995

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001185405A Expired - Fee Related JP4176330B2 (ja) 2001-06-19 2001-06-19 オイルミストセパレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4176330B2 (ja)

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1524414A2 (en) 2003-10-15 2005-04-20 Mahle Tennex Corporation Oil separator combined with cylinder head cover
US7047955B2 (en) 2003-04-07 2006-05-23 Nissan Motor Co., Ltd. Crankcase emission control device
JP2008038620A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Mazda Motor Corp エンジンのオイルセパレータ構造
EP2014882A2 (en) * 2007-07-07 2009-01-14 Basf Se Article having impact resistant surface
JP2009047141A (ja) * 2007-08-23 2009-03-05 Mazda Motor Corp エンジンのオイル分離装置
JP2011102542A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Mazda Motor Corp エンジン上部のオイルフィラー部構造
JP2013053523A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Toyota Boshoku Corp オイルセパレータ
DE102011102538B4 (de) * 2010-06-24 2014-02-13 Mazda Motor Corp. Ölabscheidevorrichtung eines Motors
EP2700791A1 (de) * 2012-08-23 2014-02-26 Dichtungstechnik G. Bruss GmbH & Co. KG Ölabscheideranordnung und Zylinderkopfhaube für einen Verbrennungsmotor
US9540972B2 (en) 2007-07-07 2017-01-10 Basf Se Article having impact resistant surface
US10012117B2 (en) 2013-10-08 2018-07-03 Basf Se Structural oil pan
EP1837487B1 (en) * 2006-03-20 2018-10-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Oil separator for blowby gas
US10195770B2 (en) 2013-10-08 2019-02-05 Basf Se Method of forming a structural oil pan via lost core molding
JP2021173220A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のオイルミストセパレータ
JP2022070063A (ja) * 2020-10-26 2022-05-12 ダイハツ工業株式会社 内燃機関

Cited By (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7047955B2 (en) 2003-04-07 2006-05-23 Nissan Motor Co., Ltd. Crankcase emission control device
EP1524414A3 (en) * 2003-10-15 2010-03-31 MAHLE Filter Systems Japan Corporation Oil separator combined with cylinder head cover
EP1524414A2 (en) 2003-10-15 2005-04-20 Mahle Tennex Corporation Oil separator combined with cylinder head cover
EP1837487B1 (en) * 2006-03-20 2018-10-31 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Oil separator for blowby gas
JP4671043B2 (ja) * 2006-08-01 2011-04-13 マツダ株式会社 エンジンのオイルセパレータ構造
JP2008038620A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Mazda Motor Corp エンジンのオイルセパレータ構造
EP2014882A2 (en) * 2007-07-07 2009-01-14 Basf Se Article having impact resistant surface
EP2014882A3 (en) * 2007-07-07 2011-11-09 Basf Se Article having impact resistant surface
US9540972B2 (en) 2007-07-07 2017-01-10 Basf Se Article having impact resistant surface
JP2009047141A (ja) * 2007-08-23 2009-03-05 Mazda Motor Corp エンジンのオイル分離装置
JP2011102542A (ja) * 2009-11-10 2011-05-26 Mazda Motor Corp エンジン上部のオイルフィラー部構造
DE102011102538B4 (de) * 2010-06-24 2014-02-13 Mazda Motor Corp. Ölabscheidevorrichtung eines Motors
DE102012211805B4 (de) * 2011-08-31 2016-05-04 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Ölabscheider
JP2013053523A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Toyota Boshoku Corp オイルセパレータ
EP2700791A1 (de) * 2012-08-23 2014-02-26 Dichtungstechnik G. Bruss GmbH & Co. KG Ölabscheideranordnung und Zylinderkopfhaube für einen Verbrennungsmotor
US10012117B2 (en) 2013-10-08 2018-07-03 Basf Se Structural oil pan
US10195770B2 (en) 2013-10-08 2019-02-05 Basf Se Method of forming a structural oil pan via lost core molding
JP2021173220A (ja) * 2020-04-24 2021-11-01 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のオイルミストセパレータ
JP7388286B2 (ja) 2020-04-24 2023-11-29 トヨタ紡織株式会社 内燃機関のオイルミストセパレータ
JP2022070063A (ja) * 2020-10-26 2022-05-12 ダイハツ工業株式会社 内燃機関
JP7248638B2 (ja) 2020-10-26 2023-03-29 ダイハツ工業株式会社 内燃機関

Also Published As

Publication number Publication date
JP4176330B2 (ja) 2008-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003001030A (ja) オイルミストセパレータ
US4723529A (en) Oil separator for a blowby gas ventilation system of an internal combustion engine
JP6790870B2 (ja) オイルミストセパレータ
US7959714B2 (en) Authorized filter servicing and replacement
JP6908374B2 (ja) オイルセパレータ
JP7000798B2 (ja) オイルセパレータ
JP5895816B2 (ja) オイルミストセパレータ
JP4432899B2 (ja) V型エンジンのpcvシステム
JP2007064029A (ja) 内燃機関のオイルセパレータ
JP6542988B2 (ja) オイル分離装置
JP2018531340A6 (ja) オイル分離装置
US10731529B2 (en) Oil separator
JP4353473B2 (ja) 内燃機関におけるブローバイガスのオイル分離装置
EP3034822B1 (en) Blow-by gas inlet structure of oil separator for internal combustion engine
JP2007100567A (ja) ブローバイガスの気油分離装置
CN107970703B (zh) 一种用于吸油烟机的过滤装置
JP2000274225A (ja) ブローバイガス用オイルセパレータ
JP2004143935A (ja) オイル粒子捕集装置
JPH04293612A (ja) 自動車の新鮮空気吸込み通路
JP6308269B2 (ja) 車両のカウル構造
JP4334827B2 (ja) オイルミストセパレータ
JPH1054598A (ja) 排気装置のフィルター
JPH0227128Y2 (ja)
JP2007255235A (ja) エンジン
JP6308270B2 (ja) 車両のカウル構造

Legal Events

Date Code Title Description
A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20040615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees