JP2002544288A - 遷移金属錯体及びオレフィン重合法 - Google Patents

遷移金属錯体及びオレフィン重合法

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JP2002544288A JP2000618338A JP2000618338A JP2002544288A JP 2002544288 A JP2002544288 A JP 2002544288A JP 2000618338 A JP2000618338 A JP 2000618338A JP 2000618338 A JP2000618338 A JP 2000618338A JP 2002544288 A JP2002544288 A JP 2002544288A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オレフィン特にプロピレンを重合する改良された触媒の性質を有する金属錯体、改良された物理性(高い結晶性及び高い強さなど)を有するポリオレフィンの製造法の提供。 【解決手段】 多歯状キレート化基を有する金属錯体、並びにこれを使用するオレフィンの重合法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一群の金属錯体、これら金属錯体を製造するのに使用されるリガン
ド、並びにそれらから誘導されるオレフィン重合触媒(α−オレフィン及びα−
オレフィンの混合物の重合によりポリマーを製造する重合法に使用するのに特に
好適である)に関する。さらに、本発明は、高度のアイソタクチシティ及び低い
ポリマー鎖欠陥含量を有するプロキラルオレフィンのポリマーを製造するのに有
用な改良されたオレフィン重合法に関する。これらのポリマーは、対応する高い
結晶性融点を有する。
【0002】
【従来の技術】
ポリ歯状(polydentate)キレート化リガンドを含む金属錯体は、
当業者に周知である。その例は、アセチルアセトネート(AcAc)、テトラメ
チルエチレンジアミン及び他のポリ歯状キレート化リガンドに基づく錯体を含む
。遷移金属を含むこれらの錯体は当業者に周知であるが、これらの金属錯体は、
付加重合特にオレフィン重合用の触媒成分として殆ど有用ではない。この分野の
既知の研究の例は、WO98/030612号、Chem.Commun.19
98、849、JACS、1998、120、4049などに見いだされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この技術における進歩にかかわらず、改良された触媒の性質を有する金属錯体
の要求がなお存在する。改良された物理性を有するポリオレフィンを製造できる
ことは有利であろう。また、結晶度が高くしかも鎖の欠陥の殆どないポリマーを
もたらす重合触媒組成物を使用して結晶性ポリオレフィン、特に結晶性かつアイ
ソタクチックポリプロピレンまたはポリ(2−ブテン)を製造できることは特に
有利であろう。これらのポリマーは、特に高い使用温度で極めて高い強さを有す
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、式
【化3】 (式中、Mは、元素の周期律表の3−13族、ランタニドまたはアクチニドの1
つからの金属であり、 Tは、窒素または燐であり、 Rは、それぞれの場合独立して、水素、RまたはT´R であり、 Rは、それぞれの場合独立して、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルシリル、ハ
ロゲン置換ヒドロカルビル、ヒドロカルビルオキシ置換ヒドロカルビル、ヒドロ
カルビルアミノ置換ヒドロカルビルまたはヒドロカルビルシリル置換ヒドロカル
ビルである基であって水素を数えることなく1−80個の原子を有する基であり
、そして所望により同じT=C基に結合したR及びR基は一緒に結合して2
価のリガンド基を形成してもよく、 jは1または2であり、そしてjが1のとき、T´は酸素または硫黄であり、そ
してjが2のとき、T´は窒素または燐であり、 Rは、それぞれの場合独立して、水素であるか、またはヒドロカルビル、ヒド
ロカルビルシリル、ハロゲン置換ヒドロカルビル、ヒドロカルビルオキシ置換ヒ
ドロカルビル、ヒドロカルビルアミノ置換ヒドロカルビルまたはヒドロカルビル
シリル置換ヒドロカルビルである基であって水素を数えることなく1−80個の
原子を有する基であるか、または2個のR基は一緒に結合して2価のリガンド
基を形成し、 Xは、60個以内の原子を有するアニオン性リガンド基であり(環状の非局在性
かつπ−結合リガンド基であるリガンドを除く)、そして所望により2個のX基
は一緒になって2価のリガンド基を形成してもよく、 X´は、それぞれの場合独立して、20個以内の原子を有するルイス塩基リガン
ドであり、 xは0−5の数であり、そして x´は0、1または2である) に相当し、多歯状キレート化リガンドからなる金属錯体が提供される。
【0005】 また、本発明によれば、 (A)前記の金属錯体からなる金属錯体、及び (B)活性化共触媒 からなり、(A)対(B)のモル比が1:10000−100:1であるオレフ
ィン重合用触媒組成物が提供される。
【0006】 さらに本発明によれば、1種以上のC2−20α−オレフィンを重合条件下前
記の触媒組成物の1つと接触させることからなるオレフィンの重合法が提供され
る。本発明の好ましい方法は、30−250℃さらに好ましくは50−220℃
最も好ましくは70−200℃の温度で、1種以上のC2−20α−オレフィン
を重合条件下前記の触媒組成物の1つと接触させることからなるプロキラルオレ
フィンの重合のための高温溶液重合法である。
【0007】 本発明の他の態様では、プロピレンを50−220℃好ましくは70−200
℃の温度で重合条件下で前記の触媒組成物と接触させることからなる、13
NMRトリアッドにより測定して75%より多い、好ましくは85%より多い、
さらに95%より多いアイソタクチシティを有するアイソタクチックポリプロピ
レンを製造する重合法が提供される。
【0008】 好ましくは、金属Mは、元素の周期律表の3族または5−8族の金属である。
【0009】 本発明の範囲内には、前記の方法により製造されるポリオレフィン及びポリプ
ロピレン製品がある。好ましい製品は、高度の結晶度及び比較的少ないポリマー
鎖欠陥を有する。
【0010】 本発明は、また、式
【0011】
【化4】
【0012】 (式中、リガンドは、脱プロトン化されうる遊離塩基の形の1または2族の金属
塩、または2族の金属ハロゲン化物塩である) に相当する多歯状キレート化リガンドを提供する。
【0013】 本発明のこの態様の範囲内には、本発明の式Iの金属錯体を製造する合成のた
めの式IIのこれらのリガンドの1つの使用、またはさらに特に、元素の周期律
表の3−13族、ランタニドまたはアクチニドの1つからの金属、及び式IIの
前記のリガンドの少なくとも1つを含む金属錯体を製造する合成のための式II
のこれらのリガンドの1つの使用がある。
【0014】 本発明の触媒及び方法は、エチレン/プロピレン(EPポリマー)、エチレン
/オクテン(EOポリマー)、エチレン/スチレン(ESポリマー)、プロピレ
ンホモポリマー、プロピレンとエチレン及び/またはC4−10α−オレフィン
とのコポリマー、並びにエチレン/プロピレン/ジエン(EPDMコポリマー)
(但し、ジエンはエチリデンノルボルネン、1、4−ヘキサジエンまたは同様な
非共役ジエンである)の溶液またはバルク重合、スラリー重合または気相重合に
使用できる。前述のように、触媒は、高いアイソタクチシティのアイソタクチッ
クポリプロピレンを生ずるプロピレンの重合で使用するのに特に望ましい。
【0015】 本発明の触媒は、また支持物質上に支持でき、そしてオレフィン重合法に使用
できる。触媒は、また、その場の重合反応器中、または別の工程で1種以上のオ
レフィンモノマーと予備重合し、主な重合工程前に予備重合された触媒を中間で
採取する。非常に望ましくは、本発明の触媒組成物は、95%より高い好ましく
は96%より高い立体規則性(13C NMRスペクトルにおける繰り返しmm
ジアッドにより測定して)を有するプロキラルα−オレフィン特にプロピレンの
非常にアイソタクチックなポリマーを製造する。さらにユニークなことには、本
発明の重合法は、70℃より高い好ましくは90℃より高い重合温度でこのよう
な非常にアイソタクチックなポリマーを達成でき、そしてポリマーは、好ましく
は0.1モル%より少ない、さらに好ましくは0.01モル%より少ない非常に
低い鎖の欠陥を有する。これらポリマーは、ポリマーの鎖の均一な性質により、
非常に結晶性であり、そして高い結晶性融点を有する。
【0016】 本明細書の元素の周期律表は、1989年にCRC Press、Inc.に
より発行かつ著作権を有する元素の周期律表にすべて準拠する。また、族は、族
に番号をつけるためのIUPACシステムを使用するこの元素の周期律表に示さ
れた族を引用する。本明細書に引用されるすべての特許、特許出願、プロビジョ
ナル出願または公告のすべての教示は、参考として本明細書に引用される。用語
「からなる」は、組成物または混合物について本明細書で使用されるとき、任意
の他の化合物または成分の追加の存在を排除しようとするものではない。
【0017】 本明細書で使用されるとき、オレフィンは、ビニル性不飽和を含むC2−20 脂肪族または芳香族の化合物、並びに環状化合物、例えばシクロブフェン、シク
ロペンテン及びノルボルネン(C1−20ヒドロカルビル基により5−及び6−
位で置換されたノルボルネンを含む)である。また含まれるのは、これらのオレ
フィンの混合物並びにこれらオレフィンとC4−20ジオレフィン化合物との混
合物がある。後者の化合物の例は、エチリデンノルボルネン、1、4−ヘキサジ
エン、ノルボルナジエンなどを含む。本発明の触媒及び工程は、エチレン/1−
ブテン、エチレン/1−ヘキセン、エチレン/スチレン、エチレン/プロピレン
、エチレン/1−ペンテン、エチレン/4−メチル−1−ペンテン及びエチレン
/1−オクテンのコポリマー、並びにエチレン、プロピレン及び非共役ジエンの
ターポリマー例えばEPDMターポリマーの製造に使用するのに特に好適である
【0018】 T´R 基の例は、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、メチルエチルオキシ
、1、1−ジメチルエチルオキシ、トリメチルシロキシ、1、1−ジメチルエチ
ル(ジメチルシリル)オキシ、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、メチルエチル
アミノ、メチルフェニルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、ピペリジ
ノ、モルホリノ、ピロリジノ、ヘキサヒドロ−1H−アゼピン−1−イル、ヘキ
サヒドロ−1(2H)−アゾシニル、オクタヒドロ−1H−アゾニン−1−イル
またはオクタヒドロ−1(2H)−アゼシニルを含むか、または2つの隣接する
T´R 基は−OCHO−である。さらに好ましいのは、T´R 基がジ
メチルアミノ、メチルフェニルアミノ、ピペリジノまたはピロリジノであるもの
である。
【0019】 好ましいX基は、ハライド、ヒドロカルビル(アルキル、アルケニル、アリー
ル、アルカリル、アラルキル、シクロアルキル及びシクロアルケニルを含む)、
ヒドロカルビルオキシド、ヒドロカルビルスルフィド、N、N−ジヒドロカルビ
ルアミド、ヒドロカルビレンアミド、ヒドロカルビルカルボキシレート、アセチ
ルアセトネート、シアノ、ジチオカルバメート、及びジチオカルボキシレート基
であり、該Xは、水素以外の1−20原子を有する。
【0020】 好ましいX´基は、一酸化炭素;ホスフィン、特にトリメチルホスフィン、ト
リエチルホスフィン、トリフェニルホスフィン及びビス(1、2−ジメチルホス
フィノ)エタン;P(OR(但し、Rはヒドロカルビル、シリルまたは
これらの組み合わせである);エーテル、特にテトラヒドロフラン;アミン、特
にピリジン、ビピリジン、テトラメチルエチレンジアミン(TMEDA)、及び
トリエチルアミン;オレフィン;並びに4−40個の炭素原子を有する共役ジエ
ンである。後者のX´基を含む錯体は、金属が+2形式酸化状態にあるものを含
む。
【0021】 さらに好ましいR基は、水素、アルキル、アリール、アラルキル、アルコキ
シ、ジヒドロカルビルアミノ及びヒドロカルビレンアミンであり、該R基は1
−20個の非水素原子を有し、最も好ましくは水素、アルキル、アリール、N、
N−ジメチルアミノ及びピロリジノである。
【0022】 本発明による好ましい配位錯体は、式Iに相当する錯体である。但し、Mは4
−8族の金属、好ましくはチタン、バナジウム、鉄またはクロムであり; Tは窒素であり; Xは塩素またはC1−10ヒドロカルビルであり、そして x´は0である。
【0023】 さらに好ましくは、それぞれの場合独立してRは水素、メチルまたはフェニ
ルであり、Rはアリールまたはアルキル置換アリールであり、そしてRは水
素である。
【0024】 最も非常に好ましい錯体は、式
【0025】
【化5】
【0026】 (式中、Rは、それぞれの場合独立して、C1−4アルキル、最も好ましくは
メチルまたはイソプロピルである) に相当する。
【0027】 多歯状キレート化リガンドそして最後には金属錯体それら自体の形成は、従来
の有機及び有機金属の合成法を使用する。反応は、好適な非干渉性溶媒中で−1
00℃から300℃、好ましくは−78℃から100℃、最も好ましくは0−5
0℃の温度で行われる。
【0028】 多歯状キレート化リガンド及び錯体の形成用の好適な反応媒体は、脂肪族及び
芳香族の炭化水素、エーテル及び環状エーテル、特に分枝鎖炭化水素例えばイソ
ブタン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、及びこれらの混合
物;環状及び脂環族の炭化水素例えばシクロヘキサン、シクロヘプタン、メチル
シクロヘキサン、メチルシクロヘプタン、及びこれらの混合物;芳香族及びヒド
ロカル置換芳香族化合物例えばベンゼン、トルエン及びキシレン、C1−4ジア
ルキルエーテル、(ポリ)アルキレングリコールのC1−4ジアルキルエーテル
誘導体、及びテトラヒドロフランを含む。前記のものの混合物も好適である。
【0029】 錯体及び化合物は、活性化共触媒との組み合わせにより触媒的に活性化される
。本発明で使用して好適な活性化共触媒は、ポリマー性またはオリゴマー性のア
ルモキサン、これらのアルモキサンと1種以上のC1−20ヒドロカルビル置換
13族金属ルイス酸化合物との混合物、並びにこれらアルモキサンまたはアルモ
キサン/ルイス酸混合物と1種以上の脂肪族または芳香族のエーテルとの混合物
を含む。好ましいルイス酸は、特に、トリ(ヒドロカルビル)アルミニウム−ま
たはトリ(ヒドロカルビル)硼素−化合物及びこれらのハロゲン化(ペルハロゲ
ン化を含む)誘導体(各ヒドロカルビルまたはハロゲン化ヒドロカルビル基に1
−15個の炭素を有する)、さらに特にペルフッ素化トリ(アリール)硼素化合
物そして最も特にトリス(o−ノナフルオロビフェニル)ボラン、トリス(ペン
タフルオロフェニル)ボラン、トリス(o−ノナフルオロビフェニル)アルミニ
ウム;トリス(ペンタフルオロフェニル)アルミニウム及びこれらの混合物を含
む。好ましいエーテルは、ジエチルエーテル及びジイソプロピルエーテルを含む
【0030】 好適な重合可能なモノマーは、エチレン性不飽和モノマー、アセチレン性化合
物、共役または非共役ジエン及びポリエンを含む。好ましいモノマーは、オレフ
ィン、例えば2−20000個好ましくは2−20個さらに好ましくは2−8個
の炭素原子を有するアルファ−オレフィン、並びに2種以上のこれらのアルファ
−オレフィンの組み合わせを含む。特に好適なアルファ−オレフィンは、例えば
、エチレン、プロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、4−メチルペンテン−1
、1−ヘキセン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−ノネン、1−デセン、1−
ウンデセン、1−ドデセン、1−トリデセン、1−テトラデセン、1−ペンタデ
センまたはこれらの組み合わせ、並びに重合中に形成される長鎖ビニル末端オリ
ゴマー性またはポリマー性の反応生成物、並びに得られるポリマーに比較的長鎖
分枝鎖を生ずるために反応混合物に特に添加されるC10−30α−オレフィン
を含む。好ましくは、アルファ−オレフィンは、エチレン、プロペン、1−ブテ
ン、4−メチル−ペンテン−1、1−ヘキセン、1−オクテン、並びにエチレン
及び/またはプロペンと1種以上のこれら他のアルファ−オレフィンとの組み合
わせである。他の好ましいモノマーは、スチレン、ハロゲン−またはアルキル−
置換スチレン、テトラフルオロエチレン、塩化ビニル、ビニルシクロブテン、1
、4−ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、エチリデンノルボルネン、及び1
、7−オクタジエンを含む。上記のモノマーの混合物も使用できる。
【0031】 一般に、重合は、溶液相、スラリー、気相及び高圧チグラー・ナッタまたはカ
ミンスキー・シンタイプ重合反応について当業者に周知の条件で達成できる。こ
れらの周知の重合法の例は、米国特許第A5084534、5405922、4
588790、5032652、4543399、4564647、45229
87号などに示されている。好ましい重合圧は、大気圧から3000気圧である
。分子量コントロール剤は、本発明と組み合わせて使用できる。これら分子量コ
ントロール剤の例は、水素、シランまたは他の周知の連鎖移動剤を含む。触媒組
成物は、それ自体(均質的に)または支持物質上に支持されて使用できる。好適
な支持物質は、金属ハロゲン化物、金属酸化物、金属窒化物、メタロイドオキシ
ド、メタロイドカーバイド、粘土及びポリマー性炭化水素を含む。好ましい支持
体は、シリカ、アルミナ、アルミノシリケート、粘土、ボロシリケート、窒化硼
素、炭化硼素、そしてマグネシウム及びアルミニウム及び/または珪素の混合酸
化物(膨脹した粘土物質を含む)、並びにトリアルキルアルミニウム化合物と反
応したそれらの残存ヒドロキシル基を有する前記の物質を含む。
【0032】 触媒組成物(触媒錯体または触媒化合物の何れかに基づく)は、改良された(
多量)のアイソスペシフィックポリマーの形成をもたらす、金属錯体または金属
化合物、支持体、または金属錯体及び支持体または金属化合物及び支持体の組み
合わせの何れかと相互作用する電子供与化合物をさらに含む。好適な電子供与体
は、内部供与体及び外部供与体の両者を含む。特定の例は、芳香族酸のアルキル
エステルまたはアルキルジエステル、特にC1−4アルキルベンゾエート、最も
特にエチルベンゾエート、またはC1−4ジアルキルフタレート、最も特にジブ
チルフタレート;並びにアルキルシロキサン特にフェニルトリエチルオキシシラ
ンを含む。電子供与体は、改良されたアイソセレクティブポリマーの形成につい
て当業者に既に知られており、そしてK.Sogaら「Prog.Polym.
Sci.」22、1503−1546(1997)などに論じられている。
【0033】 当業者は、本発明が、特に開示されていない任意の成分の不存在下で実施でき
ることを理解するだろう。以下の実施例は、本発明のさらなる説明として提供さ
れ、そして本発明を制限するものと考えてはならない。逆のことを述べていない
限り、すべての部及び%は、重量に基づいて示される。述べられたとき、用語「
室温」は、20−25℃の温度を意味し、用語「1晩」は、12−18時間を意
味し、用語「混合アルカン」は、商標「Isopar」(商標)Eの名前でEx
xon Chemical Inc.により販売されているプロピレンオリゴマ
ーの混合物を意味する。
【0034】 H(300MHz)及び13C NMR(75MHz)スペクトルは、Va
rian XL−300分光計で記録された。H及び13C NMRスペクト
ルは、残存溶媒ピークを参照し、そしてテトラメチルシランに関してppmで報
告される。すべての「J」値は、Hzで与えられる。テトラヒドロフラン(TH
F)、ジエチルエーテル、トルエン、及びヘキサンは、活性化されたアルミナ及
び触媒(Q−5(商標)、Englehardt Chemical Inc.
から入手)を充填した2重カラムを通した後使用した。すべての試薬は、発表さ
れた技術に従って購入または製造された。すべての合成は、他に指示されていな
い限り、室温でグローブ・ボックスと高真空技術との組み合わせを使用して乾燥
窒素またはアルゴン雰囲気下で行われた。
【0035】
【実施例】
実施例 1−3
【0036】
【化6】
【0037】 1.[2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリ
ジン]CrClの製造 1A.2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリ
ジンの製造 2、6−ジアセチルピリジン(5.360g、32.85mモル)、2、6−
ジメチルアニリン(7.961g、65.70mモル)及びp−トルエンスルホ
ン酸(0.01g)を、トルエン(150mL)中でともに還流させ、その間水
をDean−Stark装置を使用して反応混合物から除いた。反応を1晩進行
させた。反応混合物を次に室温に放置して冷却させ、そして濾過した。真空下揮
発物を除くと、黄色の粉末を単離した。この粉末を次にヘキサンにより良く洗い
、真空下乾燥すると、淡黄色の粉末(10.1g、収率83.1%)として所望
の生成物を単離した。
【0038】 H NMR(C):δ2.05(s、12H)、2.17(s、6H
)、6.9−7.1(m、6H)、7.29(t、HH=7.7Hz、1H
)、8.50(d、HH=7.9Hz、2H)。13C NMR(C ):δ16.46、18.25、122.51、123.43、125.38、
136.86、149.43、155.48、166.78。
【0039】 1B.[2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピ
リジン]CrClの製造 2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリジン
(0.500g、1.26mモル)及びCrCl(0.155g、1.26m
モル)をともに混合し、1晩THF(75mL)中で撹拌し、その間濃い紫色の
溶液が形成された。揮発物を次に真空下に除き、そして残存物をCHCl
使用して抽出し、濾過した。CHClを除くと、濃い紫色の微結晶性固体が
単離した(0.427g、収率68.8%)。
【0040】 2.[2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリ
ジン]FeClの製造 2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリジン
(0.251g、0.68mモル)及びFeCl(0.100g、0.62m
モル)を30mLのTHFに溶解した。スラリーを20時間撹拌し、黄色の固体
が形成した。生成物を濾過により単離し、EtOで洗い、真空下乾燥した。収
量は、0.30g、91.5%であった。
【0041】 3.[2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリ
ジン]VClの製造 2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリジン
(0.109g、0.26mモル)及びVCl(3THF)(0.100g、
0.27mモル)を20mLのTHFに溶解した。スラリーを20時間撹拌する
と紫色の固体が形成した。生成物を濾過により単離し、EtOにより洗い、真
空下乾燥した。収量は、0.120g、85.1%であった。
【0042】 4.[2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリ
ジン]TiClの製造 2、6−ビス{1−[2、6(ジメチルフェニル)イミノ]エチル}ピリジン
(0.309g、0.89mモル)及びTiCl(3THF)(0.300g
、0.81mモル)を40mLのTHFに溶解した。スラリーを20時間撹拌す
ると、紫色の固体が形成した。生成物を濾過により単離し、EtOにより洗い
、真空下乾燥した。収量は、0.38g、89.4%であった。
【0043】 実施例 5−9
【0044】
【化7】
【0045】 5.[2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル
}ピリジン]CrClの製造 5A.2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル
}ピリジンの製造 2、6−ジアセチルピリジン(4.000g、24.51mモル)、2、6−
ジイソプロピルアニリン(9.561g、53.93mモル)及びp−トルエン
スルホン酸(0.01g)をトルエン(100mL)中でともに還流し、その間
Dean−Stark装置を使用して水を反応混合物から除いた。反応を1晩進
めさせ、その間黄色の沈澱が形成した。反応混合物を次に室温に冷却し、そして
黄色の固体を濾過により単離した。固体を次にCHClを使用してフリット
を通して洗った。溶液を次に濃縮し、冷却しそして固体を濾過により回収し、そ
して真空下乾燥すると淡黄色の固体として所望の生成物が単離した。収量は10
.004g(84.7%)であった。
【0046】 H NMR(C):δ1.16(d、HH=6.6Hz、6H)
、1.20(d、HH=6.6Hz、6H)、2.28(s、6H)、2.
92(セプテット、HH=6.6Hz、4H)、7.1−7.4(m、7H
)、8.50(d、HH=7.7Hz、2H)。13C NMR(C ):δ17.23、23.06、23.59、28.96、122.51、12
3.53、124.31、147.10、155.62、166.92。
【0047】 5B.[2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチ
ル}ピリジン]CrClの製造 2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル}ピ
リジン(1.000g、2.08mモル)及びCrCl(0.329g、2.
08mモル)をともに混合し、3時間THF(100mL)中で撹拌し、その間
混合物は非常に紫色になった。混合物を次に1時間還流し、室温に冷却し、そし
て揮発物を真空下除いた。残存物を次にCHClに再溶解し、濾過した。C
Clを除くと濃い紫色の微結晶の固体を単離した。収量は1.09g、8
6.8%であった。
【0048】 6.[2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル
}ピリジン]Cr(CHTMS)の製造 [2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル}
ピリジン]CrCl(0.180g、0.300mモル)を、0℃でジエチル
エーテル(50mL)中で撹拌し、その間LiCHTMS(0.60mモル、
ジエチルエーテル中1.0M溶液0.60mL)を滴下した。この混合物を次に
室温で1晩撹拌し、その間溶液は濃い紫色から緑色に変わった。反応時間後、揮
発物を除き、そしてヘキサンを使用して残存物を抽出しそして濾過した。ヘキサ
ンを濃縮しそして1晩−10℃に冷却すると濃い緑色の結晶が沈澱した(0.0
63g、収率31.1%)。
【0049】 7.[2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル
}ピリジン]MnClの製造 2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル}ピ
リジン(0.500g、1.04mモル)及びMnCl(0.131g、1.
04mモル)をともに混合し、THF(75mL)中で1晩撹拌した。揮発物を
次に真空下除き、そして残存物をCHClを使用して抽出し濾過した。CH Clを除くと黄色の微結晶性固体を単離した(0.519g、収率82.2
%)。
【0050】 8.[2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル
}ピリジン]FeMeの製造 [2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル}
ピリジン]FeCl(0.60g、0.99mモル、発表されたやり方に従っ
て製造)を−20℃でEtO(30mL)中で撹拌し、その間MgMeBr(
2.0mモル、ジエチルエーテル中1.0M溶液2.0mL)を滴下した。この
混合物を次に室温で2時間撹拌して褐色の溶液を得た。反応時間後、溶媒を除き
そして残存物をヘキサンを使用して抽出し濾過した。濃縮されたヘキサン溶液を
1晩−20℃に冷却すると濃い褐色の固体が沈澱した(0.15g、26.7%
)。
【0051】 9.[2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル
}ピリジン]FeEtの製造 [2、6−ビス{1−[2、6(ジイソプロピルフェニル)イミノ]エチル}
ピリジン]FeCl(0.60g、0.99mモル、発表されたやり方に従っ
て製造)を−20℃でヘキサン(30mL)中で撹拌し、その間過剰のAlEt (4.0mモル、ヘプタン中1.0M溶液4.0mL)を徐々に加えた。この
混合物を次に室温で5時間撹拌して褐色の溶液を得た。反応時間後、溶媒を除き
、残存物をヘキサンにより抽出し濾過した。濃縮されたヘキサン溶液を1晩−2
0℃に冷却して濃い褐色の固体が沈澱した(0.17g、29%)。
【0052】 実施例 10−11
【0053】
【化8】
【0054】 10.[2、6−ビス{1−[1−アミノ−5、6、7、8−テトラヒドロナフ
タレン)イミノ]エチル}ピリジン]CrClの製造 10A.2、6−ビス{1−[1−アミノ−5、6、7、8−テトラヒドロナフ
タレン)イミノ]エチル}ピリジンの製造 2、6−ジアセチルピリジン(5.54g、33.96mモル)、過剰の5、
6、7、8−テトラヒドロナフタレン(11.00g、74.72mモル)及び
p−トルエンスルホン酸(0.10g)を150mLのトルエンに溶解した。混
合物をDean−Stark装置を使用して10時間還流して反応混合物から水
を除いた。溶媒を次に除き、そして固体を1:1のHO:イソ−PrOHによ
りスラリー化した。固体を次に濾過により単離し、そしてHO、i−PrOH
及びEtOにより洗った。生成物を真空下乾燥して黄色の固体を得た(12.
5g、収率87.0%)。
【0055】 H NMR(CDCl、ppm):δ1.83(m、8H)、2.38
(s、6H)、2.48(ブロード、4H)、2.86(ブロード、4H)、6
.53(d、HH=7.5Hz、2H)、6.90(d、HH=7.5
Hz、2H)、7.15(t、HH=7.5Hz、2H)、7.93(t、 HH=8.1Hz、2H)。13C NMR(CDCl):δ16.3
7、23.44、23.54、25.54、30.19、115.22、122
.37、124.66、125.87、126.95、137.04、138.
48、150.14、155.84、166.65。
【0056】 10B.[2、6−ビス{1−[1−アミノ−5、6、7、8−テトラヒドロナ
フタレン)イミノ]エチル}ピリジン]CrClの製造 2、6−ビス{1−[1−アミノ−5、6、7、8−テトラヒドロナフタレン
)イミノ]エチル}ピリジン(0.500g、1.19mモル)及びCrCl (0.146g、1.19mモル)をともに混合し、1晩THF(75mL)中
で撹拌し、その間濃い緑色の溶液が形成された。揮発物を次に真空下除き、残存
物をCHClを使用して濾過した。CHClを除くと、濃い緑色の微結
晶性の固体を単離した(0.514g、収率71.5%)。
【0057】 11.[2、6−ビス{1−[1−アミノ−5、6、7、8−テトラヒドロナフ
タレン)イミノ]エチル}ピリジン]FeClの製造 2、6−ビス{1−[1−アミノ−5、6、7、8−テトラヒドロナフタレン
)イミノ]エチル}ピリジン(1.10g、2.60mモル)及びFeCl
0.300g、2.37mモル)を50mLのTHFに溶解した。スラリーを2
0時間撹拌すると青い固体が形成した。微結晶性の生成物を濾過により単離し、
EtOにより洗い、真空下乾燥した(1.13g、87.0%)。
【0058】 実施例 12−18
【0059】
【化9】
【0060】 12.[2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)
ピリジン]MnClの製造 2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)ピリジ
ン(0.400g、1.33mモル)及びMnCl(0.167g、1.33
mモル)をともに混合し、1晩THF(75mL)中で撹拌し、その間黄色の溶
液が形成された。揮発物を次に真空下除き、残存物をCHClを使用して抽
出し濾過した。溶液を濃縮し1晩−10℃に冷却すると、黄色の微結晶性固体を
単離した(0.301g、収率53.1%)。
【0061】 13.[2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)
ピリジン]CrClの製造 2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)ピリジ
ン(0.400g、1.33mモル)及びCrCl(0.163g、1.33
mモル)をともに混合し、1晩THF(75mL)中で撹拌し、その間濃紫色の
溶液が形成された。揮発物を次に真空下除き、残存物をCHClを使用して
抽出し濾過した。CHClを真空下除去すると、紫色の微結晶性固体を単離
した(0.539g、収率95.8%)。
【0062】 14.[2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)
ピリジン]FeClの製造 [2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)ピリ
ジン](0.523g、1.74mモル)及びFeCl(0.200g、1.
58mモル)を30mLの乾燥THFに溶解し、混合物を次に検出可能なFeC
が残らないまで15分間撹拌した。溶媒を約10mLに減少させた。得られ
た青い結晶性固体を次に濾過し、ヘキサンで洗い、そして真空下乾燥して所望の
生成物を得た(0.630g、収率91.7%)。
【0063】 15.[2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)
ピリジン]FeClの製造 [2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)ピリ
ジン](0.204g、0.68mモル)及びFeCl(0.100g、0.
62mモル)を30mLのTHFに溶解した。スラリーを20時間撹拌すると、
黄色の固体が形成した。生成物を濾過により単離し、EtOにより洗い、そし
た真空下乾燥した(0.240g、収率83.4%)。
【0064】 16.[2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)
ピリジン]VClの製造 [2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)ピリ
ジン](0.266g、0.88mモル)及びVCl(3THF)(0.30
0g、0.80mモル)を40mLのTHFに溶解した。スラリーを20時間撹
拌すると、紫色の固体が形成した。生成物を濾過により単離し、EtOにより
洗い、そした真空下乾燥した(0.335g、収率91.0%)。
【0065】 17.[2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)
ピリジン]TiClの製造 [2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)ピリ
ジン](0.268g、0.89mモル)及びTiCl(3THF)(0.3
00g、0.81mモル)を40mLのTHFに溶解した。スラリーを20時間
撹拌すると、青色の固体が形成した。生成物を濾過により単離し、EtOによ
り洗い、そした真空下乾燥した(0.320g、収率86.7%)。
【0066】 18.[2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)
ピリジン]ScClの製造 [2、6−ビス−(4S−イソプロピル−2−オキサズリン−2−イル)ピリ
ジン](0.329g、0.109mモル)及びTiCl(0.15g、0.
99mモル)を30mLのTHFに溶解した。スラリーを20時間撹拌すると、
白色の固体が形成した。生成物を濾過により単離し、EtOにより洗い、そし
た真空下乾燥した(0.395g、収率88.0%)。
【0067】 19.[2、6−ビス−(2−ベンズイミダゾリル)ピリジン]FeClの製
【0068】
【化10】
【0069】 [2、6−ビス−(2−ベンズイミダゾリル)ピリジン](0.540g、1
.74mモル)及びFeCl(0.200g、1.58mモル)を30mLの
THFに溶解した。スラリーを20時間撹拌すると、青色の固体が形成した。生
成物を濾過により単離し、EtOにより洗い、そした真空下乾燥した(0.6
1g、収率88%)。
【0070】 重合 撹拌できる1L容Parr反応器を重合に使用した。すべての原料を、反応器
に導入する前に、アルミナ及び脱混入物剤(Q−5(商標)触媒、Engleh
ardt Chemicals Inc.から入手)のカラムを通した。触媒及
び共触媒は、アルゴンまたは窒素の雰囲気を含むグローブボックス中で処理され
る。反応器に約240gの混合アルカン溶媒(Isopar E(商標)、Ex
xon Chemicals Inc.から入手)及び300gのプロピレンを
装入し、70℃の反応温度に加熱する。メチルアルモキサンを、1000:1の
モル比でトルエン溶液中の金属錯体と混合し、そして使用前に15分間25℃に
放置する。触媒組成物は、触媒添加タンクに移し、そして反応器中に注入する。
重合条件を15分間維持する。得られた溶液を反応器から除き、そして約67m
gの立体障害フェノール抗酸化剤(Ciba Geigy Corporati
onからのIrganox(商標))及び133mgの燐安定剤(Ciba G
eigy CorporationからのIrgafos(商標))を含む10
mLのトルエン溶液を次に添加される。
【0071】 ポリマーは、約20時間140℃に設定された真空オーブン中で回収された反
応混合物を乾燥することにより回収した。重合の結果は、表1に含まれる。 表 1 触媒 能率 立体規則性 Mw/Mn (ポリマーg/金属mg) (%mm) 1 実施例5 41.6 97.8 196000/78700=2.48 2 実施例12 6.4 − 155000/42700=3.61 3 実施例14 22.0 91.5 190000/50900=3.72 4 実施例16 6.9 − − 5 実施例19 14.0 96.8 131000/47000=2.79 6 CrCl 6.4 − −
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月14日(2001.2.14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 (式中、Mは、元素の周期律表の3−13族、ランタニドまたはアクチニドの1
つからの金属であり、 Tは、窒素または燐であり、 RA は、それぞれの場合独立して、T’Rb j であり、 B は、それぞれの場合独立して、水素を数えることなく1−80個の原子を有
する基であって、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルシリル、ハロゲン置換ヒドロ
カルビル、ヒドロカルビルオキシ置換ヒドロカルビル、ヒドロカルビルアミノ置
換ヒドロカルビルまたはヒドロカルビルシリル置換ヒドロカルビルであり、そし て同じ T=C基に結合したRB 及びRA 基は一緒に結合して2価のリガンド基を
形成しており、 jは1または2であり、そしてjが1のとき、T’は酸素または硫黄であり、そ
してjが2のとき、T’は窒素または燐であり、 Rc は、それぞれの場合独立して、水素であるか、または水素を数えることなく
1−80個の原子を有する基であって、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルシリル
、ハロゲン置換ヒドロカルビル、ヒドロカルビルオキシ置換ヒドロカルビル、ヒ
ドロカルビルアミノ置換ヒドロカルビルまたはヒドロカルビルシリル置換ヒドロ
カルビルである基であるか、または2個のRc 基は一緒に結合して2価のリガン
ド基を形成し、 Xは、60個以内の原子を有するアニオン性リガンド基であるか(環状の非局在
化π−結合リガンド基であるリガンドを除く)、または2個のX基は一緒になっ
て2価のリガンド基を形成しており、 X’は、それぞれの場合独立して、20個以内の原子を有するルイス塩基リガン
ドであり、 xは0−5の数であり、そして x’は0、1または2である) に相当する多歯状キレート化性リガンドからなる金属錯体;及び (B)活性化用共触媒 からなり、(A)対(B)のモル比が1:10000−100:1であるオレフ ィン重合用触媒組成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08F 10/00 C08F 10/00 4J015 // C07F 5/00 C07F 5/00 F 4J028 7/28 7/28 F 9/00 9/00 A 11/00 11/00 A 13/00 13/00 A 15/02 15/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI,GB ,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL, IN,IS,JP,KE,KG,KR,KZ,LC,L K,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG ,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT, RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,T J,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ ,YU,ZA,ZW (72)発明者 フェング,シャオガング エス アメリカ合衆国ミシガン州 48640 ミド ランド ウォルデン ウッズ ドライブ 2812 (72)発明者 フレージャー,ケビン エイ アメリカ合衆国ミシガン州 48642 ミド ランド タンウッド コート 1105 (72)発明者 パットン,ジェーソン ティ アメリカ合衆国ミシガン州 48642 ミド ランド ホワイトホール ストリート 1302 Fターム(参考) 4C055 AA01 AA05 BA03 BA30 BB02 CA01 DA01 GA02 4C063 AA03 BB01 CC26 CC52 DD12 EE05 4H048 AA01 AB40 VA70 VB10 4H049 VN05 VP01 VQ12 VQ59 VR33 VR53 VU13 VW01 4H050 AB40 WB14 WB17 WB21 4J015 DA04 DA05 DA06 DA07 DA08 DA09 DA10 4J028 AA01A AB00A AB01A AC01A AC08A AC18A AC26A AC31A AC37A AC41A AC45A AC49A AC50A BA00A BA01B BB01B BC00A BC25B EB02 EB03 EB04 EB07 EB21 EC01 EC02 EC03 EC05 FA01 FA02 FA04 FA07 GA06 GA14 GA19 GB01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中、Mは、元素の周期律表の3−13族、ランタニドまたはアクチニドの1
    つからの金属であり、 Tは、窒素または燐であり、 Rは、それぞれの場合独立して、水素、RまたはT´R であり、 Rは、それぞれの場合独立して、水素を数えることなく1−80個の原子を有
    する基であって、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルシリル、ハロゲン置換ヒドロ
    カルビル、ヒドロカルビルオキシ置換ヒドロカルビル、ヒドロカルビルアミノ置
    換ヒドロカルビルまたはヒドロカルビルシリル置換ヒドロカルビルであり、そし
    て所望により同じT=C基に結合したR及びR基は一緒に結合して2価のリ
    ガンド基を形成してもよく、 jは1または2であり、そしてjが1のとき、T´は酸素または硫黄であり、そ
    してjが2のとき、T´は窒素または燐であり、 Rは、それぞれの場合独立して、水素であるか、または水素を数えることなく
    1−80個の原子を有する基であって、ヒドロカルビル、ヒドロカルビルシリル
    、ハロゲン置換ヒドロカルビル、ヒドロカルビルオキシ置換ヒドロカルビル、ヒ
    ドロカルビルアミノ置換ヒドロカルビルまたはヒドロカルビルシリル置換ヒドロ
    カルビルである基であるか、または2個のR基は一緒に結合して2価のリガン
    ド基を形成し、 Xは、60個以内の原子を有するアニオン性リガンド基であり(環状の非局在化
    π−結合リガンド基であるリガンドを除く)、そして所望により2個のX基は一
    緒になって2価のリガンド基を形成してもよく、 X´は、それぞれの場合独立して、20個以内の原子を有するルイス塩基リガン
    ドであり、 xは0−5の数であり、そして x´は0、1または2である) に相当する多歯状キレート化性リガンドからなる金属錯体。
  2. 【請求項2】 Mが4−8族の金属であり、 Tが窒素であり、 Xが塩素またはC1−10ヒドロカルビルであり、そして x´が0である 請求項1の錯体。
  3. 【請求項3】 それぞれの場合独立して、Rが水素、メチルまたはフェニ
    ルであり、Rがアリールまたはアルキル置換アリールであり、そしてRが水
    素である請求項2の錯体。
  4. 【請求項4】 式 【化2】 (式中、Mはチタン、バナジウム、鉄またはクロムであり、そして Rは、それぞれの場合独立して、C1−4アルキルである) に相当する請求項1の錯体。
  5. 【請求項5】 (A)請求項1−4の何れか一つの項の金属錯体、及び (B)活性化用共触媒 からなり、(A)対(B)のモル比が1:10000−100:1であるオレフ
    ィン重合用触媒組成物。
  6. 【請求項6】 1種以上のC2−20α−オレフィンを重合条件下請求項5
    の触媒組成物と接触させることからなるオレフィンの重合法。
  7. 【請求項7】 プロピレンを重合条件下請求項5の触媒組成物と接触させる
    ことからなるアイソタクチックポリプロピレンを製造する方法。
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