JP2002544034A - エアバッグユニット用の膨張可能なエアバッグ - Google Patents

エアバッグユニット用の膨張可能なエアバッグ

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Abstract

(57)【要約】 この発明は少なくとも一つの引っ張りコードを有するエアバッグユニット用の膨張可能なエアバッグモジュールに関し、この引っ張りコードは車両の車体へ固定することができ、エアバッグモジュールが膨張したときに引っ張られて、膨張のときのエアバッグの広がりを制限する。引っ張りコード(10)は少なくとも一つの領域(5)において少なくとも一対の付着面の上でエアバッグモジュール(1)と係合する。付着面はフック面とカウンタ面の形の二つの面部材を有し、一方の面はエアバッグモジュール(1)へ割り当てられ、他方の面は引っ張りコード(10)へ割り当てられている。これらの面は、第1の方向(F)において相対的に移動するときには互いを通りすぎて摺動し、エアバッグ(1)が膨張するときに引っ張りコード(10)とエアバッグが相対的に移動するときにはそれらは第1の方向とほぼ反対の第2の方向(S)に沿って互いに係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は請求項1の序文によるエアバッグユニット用の膨張可能なエアバッ
グに関する。
【0002】 ドイツ連邦共和国特許公開公報第19654490号(DE 196 54 490 A1)には、好まし
くはチューブに似た形状のラテラルエアバッグユニット用のエアバッグが開示さ
れており、このエアバッグは少なくとも二つの箇所で自動車の車体へ連結されて
おり、非膨張状態においては、曲線状の収納スペースに収容されている。また、
エアバッグと、自動車への固定箇所との間には少なくとも一つの細長い引っ張り
部材あるいはテンション部材(以後は引っ張りコードと呼ぶ)が設けられていて
、これはエアバッグが膨張すると引っ張れるようになっている。従って、膨張の
ときのエアバッグの広がりが制限される。
【0003】 さらに、こうした引っ張りコードを用いれば、衝突が起きたときに自動車の乗
員が開いた窓あるいは衝突で破壊した窓を介して投げ出されるような事態、ある
いは衝突のあと自動車の乗員の体の各部分が窓から突き出して重大な怪我を被る
ような事態を避けることができる。しかし、そのためには、衝突が起きたときに
エアバッグが膨張したあとでも引っ張りコードが引っ張られたままであることが
必要である。
【0004】 ドイツ連邦共和国特許公開公報第1970347号(DE 197 07 347 A1)には、少な
くとも一つの引っ張りコードを有するエアバッグユニット用の膨張可能なエアバ
ッグが開示されており、この引っ張りコードは自動車の車体に固定することがで
き、エアバッグが膨張するときに引っ張られて、膨張のときのエアバッグの広が
りを制限し、また引っ張りコードは戻し部を介して少なくとも一つの領域におい
てエアバッグへ作用的に連結されており(エアバッグユニットが自動車に設置さ
れているとき)、エアバッグが膨張するときには、引っ張りコードとエアバッグ
がこの領域において第1の方向に互いに対して移動し、エアバッグが膨張したあ
とは、第1の方向とほぼ反対の第2の方向への引っ張りコードとエアバッグの相
対的な動きが阻止される。この場合に使用される戻り止めは二つの楔を有し、そ
の一方は、固定楔として設計されていて、その楔面に溝が設けられており、他方
の楔はテンションスプリングによって可動な状態で取り付けられている。この戻
り止めは非常に信頼性よく、また安全に機能するが、比較的大きな重量を有して
いて、それに対応したスペースが必要がある。
【0005】 この発明の目的は、導入部分で述べたようなタイプのエアバッグユニット用の
膨張可能なエアバッグを提供することであり、その引っ張りコードは、エアバッ
グが膨張したあとでも簡単な手段によって引っ張られた状態のままになる。
【0006】 この発明においては、この目的は請求項1の特徴を有するエアバッグユニット
用のエアバッグを提供することによって達成されている。
【0007】 つまり、引っ張りコードとエアバッグが少なくとも一対の付着面を介して協働
し、この付着面の対がフック面とカウンタ面の形態をした二つの変形可能な面部
材から成っており、その一方がエアバッグに、他方が引っ張りコードに割り当て
られており、第1の方向へ相対的に移動するときにこれらの面部材が互いを通り
過ぎて摺動し、第2の方向へ相対的に移動するときには互いに係合する。
【0008】 この発明による解決策の利点は、特に、衝突が起きたときに自動車の乗員に怪
我を負わせる可能性のある重量部材を使用せずに、コスト効率のよい手段によっ
て実行できることである。
【0009】 このために、戻り止めは一対の付着面によって(タッチ・アンド・クローズ固
定式で)形成されている。この付着面は、フック面とカウンタ面の形態をした二
つの変形可能な面部材から成っている。
【0010】 一方においてはエアバッグに、他方においては引っ張りコードに割り当てられ
ている二つの面部材は、この場合には引っ張りコードが延びる方向において、異
なるリーチと同じリーチの両方を有している。最初に述べた場合においては、引
っ張りコードに割り当てられた面部材は比較的長く延び、さらに詳し言えばほぼ
引っ張りコードの長さ全体にわたって延びて、戻る動きのときに二つの面部材が
信頼性よく係合するようになっている。
【0011】 この発明の一つの変形形態においては、フック面のフックはカウンタ面に対し
て斜めに延びており、第1の方向へ相対的に移動するときにはそれらはカウンタ
面の上を摺動し、第2の方向へ相対的に移動するときにはカウンタ面に係合する
ようになっている。
【0012】 この発明の別の変形形態においては、摺動部材がフック面とカウンタ面との間
を走行し、前記摺動部材は二つの面部材が相対的に移動できるようにしており、
第2の方向へ相対的に移動する(エアバッグが膨張したあとに戻る)ときに面部
材の一方が作用する当接部を有しており、摺動部材が変形して、二つの面部材(
フック面とカウンタ面)が互いに係合可能になる。
【0013】 エアバッグが折り畳まれた状態にあるときには、摺動部材はその当接部の近傍
において、引っ張りコードに割り当てられた面部材上にあることが好ましく、ま
た、エアバッグが膨張するときに引っ張りコードに割り当てられた面部材が摺動
部材の背後へガイドされるように、またエアバッグが膨張したあと戻るときに引
っ張りコードに割り当てられた面部材が摺動部材の当接部材の上を走行するよう
に設計されている。
【0014】 摺動部材自身は、引っ張りコードを囲む摺動スリーブとして設計されており、
摺動部材が変形を受けやすいようにする当接部材を有しているのが好ましい。
【0015】 引っ張りコードに二つの面部材が配置されていて、付着部材が設けられたそれ
らの面が反対方向を向いていて、各々にエアバッグ上の面部材が割り当てられて
いると、エアバッグが膨張したあとの引っ張りコードの戻りを信頼性よく防止す
ることができる。そのために、エアバッグの表面にはポケットが設けられており
、そのポケットの中にはエアバッグに割り当てられた面部材が配置されており、
面部材が設けられている引っ張りコードの部分がその中を延びている。
【0016】 引っ張りコードがエアバッグ上の箇所でエアバッグへしっかりと連結されてお
り、別の領域において上述した戻り止めを介して(すなわち例えば一対の付着面
を介して)この箇所からある距離だけ離れて前記エアバッグへ作用的に連結され
ているときには、膨張のとき、エアバッグは前記固定箇所と戻り止めとの間で引
っ張りコードによって引っ張られ、リターンストップはエアバッグが膨張したあ
とでも引っ張りコードとエアバッグのテンションが維持される。
【0017】 本発明によれば、エアバッグが膨張したあとでも引っ張りコードは引っ張られ
たままであるため、事故のあとに自動車の乗員が自動車のドアを開けたりサイド
ウィンドウから自動車を離れることさえ困難になる(ラテラルエアバッグの場合
)。その結果、自動車ドアあるいは窓を介して自動車へアクセスしなければなら
ない救助作業も同じように妨げられる。
【0018】 こうした欠点を克服するために、引っ張りコードからテンションを取り除くこ
とのできる手段が引っ張りコードに設けられている。
【0019】 そのために、一方では、引っ張りコードには、あるいは引っ張りコードを固定
する働きを行う固定手段には弱化部分が設けられている。この弱化部分は、一方
ではエアバッグが膨張するときに発生する力に耐えることができ、他方において
は、特定の所定の力が加えられると引っ張りコードからテンションを取り除くこ
とができる。この弱化部分は、規定の力が加わると破断する所定の破断箇所とし
て設計されていてもよい。
【0020】 所定の破断箇所を形成するためには、例えば、引っ張りコードに細孔を設けて
もよいし、あるいは所定の破断箇所が設けられている別の構造部材を介して互い
に連結された二つの部分から構成されていてもよい。最後に、この所定の破断箇
所は、引っ張りコードをエアバッグあるいは自動車の車体に連結している固定部
材に設けることもできる。
【0021】 弱化部分を設けるかわりに、引っ張りコードを自動車の車体へ連結する、ある
いは引っ張りコードの二つの部分を互いに連結するのに解放可能な固定手段を使
用することもできる。引っ張りコードからテンションを取り除くために、この固
定手段は事故のあと解放される。適当な解放可能な固定手段としては、例えばタ
ッチ・アンド・クローズ固定部がある。
【0022】 この発明の他の利点は、図面を参照して説明する以下の実施の形態から明らか
になろう。
【0023】 図1は膨張した状態にあるラテラルエアバッグユニットのエアバッグを示して
いる。エアバッグ1はインジェクションオリフィス2と複数の固定箇所3を有し
ていて、衝突が起きたときにはガス発生器によって周知の方法でインジェクショ
ンオリフィス2を介してエアバッグ1の中へガスが流入し、また、エアバッグは
固定箇所3を介して自動車ドアの上方で車体へ固定されている。
【0024】 エアバッグは下側の二つの側端部5の各々にポケット6を有しいて、引っ張り
コード10がその中をガイドされる。二つの引っ張りコード10は各々一端が固
定箇所11を介して自動車の車体へ連結されており、他端は固定箇所12を介し
てエアバッグ1へ固定されている。この場合には、各引っ張りコード10のエア
バッグ側の固定箇所12は、その中にそれぞれ他方の引っ張りコード10に対す
るポケット6が設けられたエアバッグ1の下側の側端部5に配置されている。引
っ張りコード10に対する固定箇所11、12と、ポケット6のこうした配置の
ために、引っ張りコードはエアバッグ1の上で互いに交差している。さらに、各
引っ張りコード10はポケット6によって、自動車側の固定箇所11からポケッ
ト6まで延びる第1の部分13と、ポケット6からエアバッグ側の固定箇所12
まで延びる第2の部分14に分割されている。
【0025】 引っ張りコード10はエアバッグ1が膨張する際に自動的に引っ張られる。そ
の結果、エアバッグ1が短くなり、そのリーチが制限される。これに関するより
詳細は、エアバッグが膨張するときに自動的に緊張される引っ張りコードによっ
てエアバッグのリーチをどのようにして制限できるかを詳しく記述しているドイ
ツ国特許公開公報第19654490号(DE 196 54 490 A1)から知ることがで
きる。しかし、本発明は引っ張りコードを緊張するための手段には無関係である
ことを指摘しておく。
【0026】 この発明においては、エアバッグ1が膨張したあとでも引っ張りコード10の
緊張を維持するために、ポケット6の中に戻り止めが設けられている。これらの
ポケット6の中では、引っ張りコード10が付着面の対を介してエアバッグ1へ
作用的に連結されている。これについては図2a〜図5cを参照して以下でさら
に詳しく説明する。
【0027】 図2a〜図2cは引っ張りコード10の一部を示しており、これらには二つの
面部材17、18が取り付けられていて、これらの面部材は、一対の付着面(タ
ッチ・アンド・クローズ(touch and close)固定)の形でそれぞれエアバッグに
設けられた面部材と協働でき(図3a〜図3d参照)、この目的のために、対応
する付着面19が設けられているその表面は反対方向を向いている。
【0028】 図2a〜図2cに示されている面部材の実際の幾何学的構造に関しては、多数
の変形が考えられ、特に、パイプ形状やチューブ状の設計が考えられる。
【0029】 図3a〜図3dは図1のエアバッグ1の側端部5を示しており、この端部には
ポケット6が設けられていて、ポケット6の中には図2a〜図2cに示されてい
る引っ張りコード10の部分が延びている。
【0030】 エアバッグ1に固定されたポケット6には、互いに反対側に位置する二つの内
側面の各々に面部材7、8が設けられていて、これらには複数のフック9が配置
されている。ポケット6の二つの面部材7、8はそれぞれ引っ張りコード10の
面部材17、18と対向するように配置されており、面部材7、8の各々のフッ
ク9には、対応する構造を有する面部材17、18の付着面19が割り当てられ
ていて、その結果、面部材7、17及び面部材8、18はそれぞれタッチ・アン
ド・クローズ固定式の構造を有する一対の付着面を形成している。この場合には
、もちろん、フック9が設けられた面部材を引っ張りコード10に設け、それに
対応して付着面19をポケット6の内側へ割り当てることもできる。
【0031】 しかし、ここでは付着面7、17及び付着面8、18の対は互いに直接は接触
しておらず、その理由は、引っ張りコード10は摺動スリーブ20によって囲ま
れているからであり、この摺動スリーブの一端24はポケット6のまわりに巻か
れていて、引っ張りコード10上の面部材17、18をポケット6上の面部材7
、8から隔てている。従って、引っ張りコード10を摺動スリーブ10の内部で
自由走行方向Fに容易に移動させることができ、このためる、エアバッグ1が膨
張する際に引っ張りコード10を緊張することが可能となる。
【0032】 摺動スリーブ20は曲げられた端部24と反対側の端に、端部22を有してい
て、この端部22は図3cにおいては波型をしており、それと同時に引っ張りコ
ード10に対して当接部21を形成していて、その機能については図4a〜図4
cを参照して以下でより詳しく説明する。(端部22を波型に描いているのは特
にその変形性を象徴するためであり、図4a〜図4cを参照されたい。実際には
この部分はエアバッグが膨張するまえは通常は変形していない。)摺動スリーブ
20の端部22の部分では、ポケット6の二つの面部材7、8はそれぞれの端部
7a、8aが摺動スリーブ20に当接しており、摺動スリーブ20をその端部2
2によって引っ張りコード10の面部材17、18へ押しつけている。従って、
摺動スリーブ20は、フック9が設けられたポケット6の面部材7、8と、引っ
張りコード10の協働する面部材17、18との間の接触を防いでいる。
【0033】 さて、図4a〜図4cを参照して、エアバッグ1が膨張する際に引っ張りコー
ド10が自在走行方向Fにおける動きによってどのように緊張されるか、またエ
アバッグが膨張したあとに、方向Sにおけるエアバッグ1に対する引っ張りコー
ド10の反対方向の動きがどのように防止されるかを詳しく説明する。
【0034】 図4aはこの場合には、エアバッグが膨張するときの初期におけるエアバッグ
のポケット6の中における引っ張りコード10の状態を示している。これは本質
的には上述した図3cの拡大図であり、従って、図4aのより詳細な説明はここ
では省略してよいであろう。
【0035】 引っ張りコード10が図4aに示されている状態でポケット6の中にあるとき
には、ポケット6へ固定された面部材7、8の端部7a、8aは摺動スリーブ2
0の端部22のところに位置されることだけをもう一度指摘しておく。
【0036】 エアバッグがさらに膨張すると、引っ張りコード10はポケット6の中でエア
バッグに対して自由走行方向Fに移動して、引っ張りコードはさらに緊張される
。エアバッグが膨張する際の引っ張りコードの緊張については、この点に関して
ここで参照しているドイツ国特許公開公報第19654490号(DE 196 54 49
0 A1)に詳しく記載されている。これと違って、本実施形態の場合には、エアバ
ッグが膨張したあと引っ張りコード10がその緊張状態にどのように留められる
かを特に説明する。
【0037】 エアバッグが膨張する際に、自由走行方向Fに移動する結果、面部材17、1
8が設けられている引っ張りコード10の部分は少なくとも部分的に摺動スリー
ブ20の背後にくる。図4bに示されている状態では、この部分は摺動スリーブ
20の背後まで完全に移動している。言い換えれば、エアバッグが膨張したあと
は、面部材17、18が設けられている引っ張りコード10の部分は摺動スリー
ブ20の外側に位置し、面部材17、18の後端は摺動部材20の端部22の背
後のすぐ近くに位置される。
【0038】 エアバッグが完全に膨張したあと、エアバッグは再び緩もうとし、その結果と
して、あるいはエアバッグによって遮られた乗員によって加えられる負荷のため
に、引っ張りコード10に対する相対的な移動を始める。この場合には、引っ張
りコード10はその面部材17、18とともにポケット6の中でエアバッグの側
端部5に対して自由走行方向Fとは反対にその初期位置の方向へ、すなわち阻止
方向Sに移動する。
【0039】 阻止方向Sに引っ張りコード10が戻る際に、摺動スリーブ20はその端部2
2(面部材17、18に対する当接部21を形成している)における抵抗形成構
造あるいは面によって、同じように阻止方向Sに押される。この場合には、端部
22は徐々に変形し、図4b及び図4cからわかるように阻止方向Sにさらに移
動する。
【0040】 それと同時に、ポケット6に固定されていてフックが設けられている面部材7
、8の端部7a、8aが、関連する引っ張りコード10の面部材17、18に当
接する。このとき、付着面7、17と付着面8、18の対がタッチ・アンド・ク
ローズ固定式で相互に連結され、この連結によって、引っ張りコード10のポケ
ット6に対する阻止方向Sへのそれ以上の動きが防止される。この阻止作用は、
図4cに示されている摺動スリーブ20の変形によってまた助長され、またポケ
ット6のじょうご形状の設計によって助長され、る。そして、それによって、摺
動スリーブ20とポケット6の面部材7、8が相互に変形する。
【0041】 引っ張りコード側の面部材17、18に当接するエアバッグ側の面部材7、8
の端部7a、8aは二重に折り曲げられている。このように二重にすることによ
って、エアバッグ側の面部材7、8に配置されたフック9(図3d参照)は引っ
張りコード側の面部材17、18の反対側にも延びている。このため、端部7a
、8aがひっくり返った場合でも、付着面7、17;8、18の対は互いにフッ
クされたままになる。さらに、二重化によって、また適切な場合にはそこにさら
に部材を挿入することによって、端部7a、8aを補強することができる。これ
によって、ポケット6の面部材7、8と引っ張りコード10の面部材17、18
との間が大きな面積で係合するようになる。
【0042】 全体的には、ここでは、エアバッグが膨張したあと方向Sに移動する結果とし
て引っ張りコードが再び緩むような事態が戻り止めによって防止されている。従
って、エアバッグの膨張が終わったあとでも、引っ張りコードとエアバッグは両
方とも引っ張られたままである。
【0043】 図5a〜図5cを参照してこの発明のさらに別の実施形態を説明する。この場
合には、引っ張りコード10は図3及び図4の実施形態と同じ設計を有している
。より詳しくは、引っ張りコード10には二つの面部材117、118が配置さ
れており、その付着面119は、対応するフック面と一対の付着面を形成してい
る。従って、面部材117、118の各々には、エアバッグ1のポケット6の内
側において、フック109が設けられた対応する面部材107、108が割り当
てられている。
【0044】 この場合には、ポケット6の面部材107、108のフック109は引っ張り
コード10に対して斜めに延びており、引っ張りコード10がポケット6に対し
て自由走行方向Fへ容易に動くことができるようになっている。これに対して、
ポケット6の中で引っ張りコード10は反対方向には、すなわち阻止方向Sには
動かない。これは、そうした動きを行っているときには、面部材107、108
のフック109が引っ張りコード10に設けられた面部材117、118の対応
するカウンタ面(付着面119)に係合するからである。従って、ここでは、図
3及び図4を参照して説明したこの発明の実施形態におけると同じ作用が他の手
段によって実現されている。
【0045】 この発明による解決策によれば、ラテラルエアバッグに適用したとき、事故が
起きたときに車両の乗員が、開いた窓あるいは事故のときに破壊した窓の外へ投
げ出されるような事態を避けることが可能である。
【0046】 しかし、それと同時に、引っ張りコードやエアバッグが引っ張られ続けること
によって、救助作業が妨げられるという問題がある。特に、自動車ドアや窓を介
して自動車の乗員を救出することはかなり困難になるかもしれない。
【0047】 この問題を解決するためには、所望により引っ張りコードのテンションを取り
除くことができるような様々な手段が考えられる。この種の手段の様々な実施の
形態が図6a〜図6dに示されている。
【0048】 図6aにおいては、引っ張りコードは二つの部分10a、10bから構成され
ており、これらの部分は、所定の破断箇所36が設けられたプラスチック部材3
5によって互いに連結されている。この場合には、所定の破断箇所36は、エア
バッグが膨張するときに引っ張りコードに発生する力にプラスチック部材35が
耐えられるような構造になっている。これに対し、より大きな力で自動車ドアを
開いたり窓ガラスからエアバッグを取り出したりしようとすると、プラスチック
部材35が所定の破断箇所36で破断し、引っ張りコードはもはや障害とはなら
ない。
【0049】 図6bにおけるように、引っ張りコード10に細孔31を設けるか、あるいは
図6cにおけるように引っ張りコード10がシーム33に沿って縫いつけられた
二つの部分10a、10bを有していて、細孔31あるいはシーム33がエアバ
ッグが膨張するときに発生する力に耐えることができるようにしても、同じ効果
が得られるであろう。しかし、より大きい適切な力が加えられると、引っ張りコ
ードは細孔31あるいはシーム33の部分で破れる。
【0050】 図6dにおいては、引っ張りコード10は、所定の破断箇所41を有する固定
部材40を介して固定箇所11で車体4へ固定されている。これもまた、エアバ
ッグが膨張するときに引っ張りコード10に発生する力にはそれが耐えることが
でき、一方では、より大きい適切な力で固定部材40が所定の破断箇所40で破
断するような構造になっている。
【0051】 図7によるさらに別の実施の形態においては、引っ張りコードはこの場合にも
二つの部分10a、10bによって構成されており、これらの部分はタッチ・ア
ンド・クローズ式固定部39を介して互いに連結されている。また、引っ張りコ
ードの一方の部分10aはプルテープ39を有しており、緊急時にはタッチ・ア
ンド・クローズ固定部38がこのプルテープを介して解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 二つの引っ張りコードを有するラテラルエアバッグを示している。
【図2a】 二つの付着面を有する引っ張りコードの側面図を示している。
【図2b】 図2aの引っ張りコードの縦断面図を示している。
【図2c】 図2bの詳細図を示している。
【図3a】 ポケットが設けられたエアバッグの一部の断面図を示しており、ポケットの中
ではエアバッグと引っ張りコードが一対の付着面を介して協働する。
【図3b】 図3aのエアバッグの一部の平面図を示している。
【図3c】 図3aのエアバッグの一部の縦断面図を示している。
【図3d】 図3cの詳細を示している。
【図4a〜図4c】 エアバッグが膨張するとき及び膨張したあとにおける図3a〜図3dの引っ張
りコードとエアバッグの相互作用を示している。
【図5a】 図3a〜図3dの実施の形態に対する変形例の側面図を示している。
【図5b】 図5aの断面図を示している。
【図5c】 図5bの詳細を示している。
【図6a】 二つの部分から成る引っ張りコードを示しており、これらの二つの部分は所定
の破断箇所を有するプラスチック部材を介して互いに連結されている。
【図6b】 細孔を有する引っ張りコードを示している。
【図6c】 二つの部分から成る引っ張りコードを示しており、これら二つの部分はシーム
を介して互いに連結されている。
【図6d】 引っ張りコードが自動車の車体へ連結されている固定箇所を示している。
【図7】 二つの部分から成る引っ張りコードを示しており、これら二つの部分はタッチ
・アンド・クローズ固定部を介して互いに連結されている。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体へ固定することができて、エアバッグ(1)が
    膨張するときに引っ張られて膨張のときのエアバッグ(1)の広がりを制限する
    少なくとも一つの引っ張りコード(10)を有するエアバッグユニット用の膨張
    可能なエアバッグであって、エアバッグ(1)が膨張するときに引っ張りコード
    (10)とエアバッグ(1)がこの領域において第1の方向(F)へ互いに相対
    的に可動であり、エアバッグが膨張したあとは、第1の方向とほぼ反対の第2の
    方向(S)における引っ張りコードとエアバッグの相対的な動きが阻止されるよ
    うに、引っ張りコード(10)が少なくとも一つの領域においてエアバッグ(1
    )へ作用的に連結されているエアバッグであって、引っ張りコード(10)とエ
    アバッグ(1)とが少なくとも一対の付着面(7、17;8、18;107、1
    17;108、118)を介して協働し、この付着面対(7、17;8、18;
    107、117;108、118)がフック面(7、8、107、108)とカ
    ウンタ面(17、18、117、118)の形態の二つの面部材から成っており
    、これらの面部材の一方がエアバッグ(1)へ、また他方が引っ張りコード(1
    0)へ割り当てられており、またこれらの面部材が、第1の方向(F)へ相対的
    に移動するときには互いを通りすぎて摺動し、第2の方向(S)へ相対的に移動
    するときには互いに係合することを特徴とするエアバッグ。
  2. 【請求項2】 フック面(107、108)のフック(109)がカウンタ
    面(117、118)に対して斜めに延びており、第1の方向(F)へ相対的に
    移動するときにはそれらはカウンタ面(117、118)上を摺動し、第2の方
    向(S)へ相対的に移動するときにはそれらはカウンタ面(117、118)に
    係合することを特徴とする請求項1記載のエアバッグ。
  3. 【請求項3】 二つの面部材(7、17;8、18)の間を摺動部材(20
    )が走行し、この摺動部材(20)が第1の方向(F)における面部材(7、1
    7;8、18)の相対的な移動を可能にし、第2の方向(S)へ相対的に移動す
    るときに、面部材の一方、あるいはその面部材とともに可動な部材が摺動部材(
    20)へ作用し、その結果、摺動部材(20)が変形し、及び/もしくは移動し
    て、二つの面部材(7、17;8、18)が互いに係合することを特徴とする請
    求項1記載のエアバッグ。
  4. 【請求項4】 第1の方向(F)へ相対的に移動する結果として、引っ張り
    コード(10)に割り当てられた面部材(17、18)を少なくとも部分的に摺
    動部材(20)の背後へガイド可能であり、エアバッグ(1)が膨張したあとに
    第2の方向(S)へ相対的に移動するときには引っ張りコード(10)に割り当
    てられた面部材(17、18)が摺動部材(20)へ作用することを特徴とする
    請求項3記載のエアバッグ。
  5. 【請求項5】 エアバッグ(1)が膨張するときに、エアバッグ(1)に割
    り当てられた面部材(7、8)によって、摺動部材(20)が引っ張りコード(
    10)に割り当てられた面部材(17、18)へ押しつけられることを特徴とす
    る請求項3もしくは請求項4記載のエアバッグ。
  6. 【請求項6】 摺動部材(20)が少なくとも一つの部分(22)に当接部
    (21)を有していて、摺動部材(20)が変形しやすいようになっていること
    を特徴とする請求項3〜請求項5のいずれか1項記載のエアバッグ。
  7. 【請求項7】 摺動部材(20)が摺動スリーブとして設計されていること
    を特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項記載のエアバッグ。
  8. 【請求項8】 引っ張りコード(10)に二つの面部材(17、18;11
    7、118)が配置されており、付着部材(19;119)が設けられたそれら
    の面が開放方向を向いており、それぞれにエアバッグ(1)の面部材(7、8;
    107、108)が割り当てられていることを特徴とする請求項1〜請求項7の
    いずれか1項記載のエアバッグ。
  9. 【請求項9】 エアバッグ(1)の表面にポケット(6)が設けられており
    、エアバッグ(1)に割り当てられた面部材(7、8;107、108)がこの
    ポケット内に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1
    項記載のエアバッグ。
  10. 【請求項10】 引っ張りコード(10)が少なくとも一つの箇所(12)
    でエアバッグ(1)へしっかりと連結されていることを特徴とする請求項1〜請
    求項9のいずれか1項記載のエアバッグ。
  11. 【請求項11】 エアバッグ(1)が膨張したあとに引っ張りコード(10
    )からテンションを取り除くことができる手段(31、33、35、38、41
    )が引っ張りコード(19)に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求
    項10のいずれか1項記載のエアバッグ。
  12. 【請求項12】 引っ張りコード(10)、及び/もしくは該引っ張りコー
    ド(10)を固定するための固定手段(40)に弱化部分(31、33;41)
    が設けられており、この弱化部分はエアバッグ(1)が膨張するときに発生する
    力に耐えることができることを特徴とする請求項11記載のエアバッグ。
  13. 【請求項13】 弱化部分(31、33、41)が所定の破断箇所として設
    計されていることを特徴とする請求項12記載のエアバッグ。
  14. 【請求項14】 解放可能な固定手段(38)が設けられていて、該固定手
    段を介して引っ張りコード(10)を別の構造部材へ連結することのできるか、
    あるいは引っ張りコード(10)の二つの部分を互いに連結することができるこ
    とを特徴とする請求項11記載のエアバッグ。
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