JP2002542941A - 木質植物材料の天然液を抽出するための方法、該方法を実施するためのデバイス、および乾燥木質植物または液を生成するための該方法の使用 - Google Patents

木質植物材料の天然液を抽出するための方法、該方法を実施するためのデバイス、および乾燥木質植物または液を生成するための該方法の使用

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JP2002542941A JP2000615551A JP2000615551A JP2002542941A JP 2002542941 A JP2002542941 A JP 2002542941A JP 2000615551 A JP2000615551 A JP 2000615551A JP 2000615551 A JP2000615551 A JP 2000615551A JP 2002542941 A JP2002542941 A JP 2002542941A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、木質植物材料の天然液を抽出するための方法、前記方法を実施するためのデバイス、および乾燥木質植物材料または液を生成するための前記方法の使用に関する。木質植物材料の天然液を抽出するための方法は、植物材料を含む密閉エンクロージャを加圧し、それによりエンクロージャの圧力を大気圧よりも大きくする加圧段階と、飽和水蒸気を生成する、または注入する段階と、電磁波によって植物材料をコアまで加熱する段階と、前記植物材料からの液体滲出物が重力によって回収される段階とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、木質植物材料の天然液を抽出するための方法、その方法を実施でき
るようにするデバイス、および乾燥木質植物または液を生成するための方法の使
用に関する。
【0002】 用語「伐採木材」とは、初期処理(伐採)から直接得られる木材のことと理解
される。
【0003】 特許出願WO82/01766号から、乾燥すべき木材の要素に当てられる周
波数915MHzでのマイクロ波を使用して、要素の内部温度を上昇させ、要素
が水を排除するようにして、木材を乾燥させる方法が知られている。このように
して排除された水は、ファンによって得られる低速空気循環によって、木材の表
面で蒸発する。湿度約80%の空気が、この湿気を抜き取るために凝縮器に通さ
れる。
【0004】 文献WO82/01411でも同じ原理が使用されているが、この文献では、
空気の温度が常に木材の内部温度よりも低くなければならないことがさらに指摘
されている。この文献は、材料の内側部分が加熱される前に、材料の表面領域が
マイクロ波で加熱されることを欠点として挙げている。したがって、この文献で
は、電磁エネルギーを熱エネルギーに変換して、材料中の水にマイクロ波を集中
させるプロセスを制御することが提案されている。さらに、木材のコアでの湿気
が抜き取られる前に、生成物の表面が乾燥しないように十分高いパーセンテージ
の空気湿度を維持することによって、チャンバ内部の環境に作用することが提案
されている。このために、乾燥プロセスの初期段階中、霧状の水がチャンバ内に
導入されて、高い水分含有量を維持する。
【0005】 同様に、レビュー「Holz als roh und werkstoff
」(1995年、333〜338ページ、出版元Springer−Verla
g)に記載された、A.L.ANTTIによる「Microwave dryi
ng of pine and spruce」という題の記事で、周波数91
5または2450MHz、および出力密度25〜78kW/mで動作するマイ
クロ波を用いて木材を乾燥させて、木材の内部温度が約140℃に達するように
し、木材内部の蒸気圧25KPaを達成することが説明されている。このように
して実現された内圧は非常に高く、非常に速い水の排出を可能にする。この方法
の欠点は、繊維に破断が生じることである。乾燥方法は、約70℃での高速マイ
クロ波乾燥から始まり、次いで乾燥中にマイクロ波に断続的にさらし、最後に、
最大温度110℃以内に維持して繊維飽和点より下に木材の温度を制御すること
によって乾燥操作が行われる。
【0006】 あらゆる仮説的な場合に、空気が、木によって放出される湿気を除去するため
の搬送体として使用されることは明らかである。この理由から、空気水分含有量
は、水蒸気中の空気飽和値未満に維持しなければならない。したがって、既知の
デバイスで、木材を乾燥させることができるように空気を除湿する必要がある。
さらに、蒸発を可能にするために、空気温度が木材の温度未満である必要がある
。これらのデバイス全ての欠点は、大きなエネルギー損失が発生すること、およ
びエネルギー消費が最適にならないことである。実際、木材の温度が高くなるに
つれ、マイクロ波発生器の出力をそれに比例させて大きくしなければならず、数
時間続く乾燥操作にかかるコストが高くなり、消費されるエネルギーが大きくな
る。実際、上で引用した記事では、木材の厚さおよび機器の出力に応じて乾燥時
間が3〜5時間であることがわかる。さらに、知られている方法には、乾燥後に
木材の湿度を30%未満にすることができるものはない。
【0007】 最後に、フランス特許出願第2763795号および2705035号から、
溶剤を用いずに生物学的材料にマイクロ波照射を施して、材料中に含まれる水の
少なくとも一部を蒸発させ、細胞組織を破裂させることにより、生物学的材料か
らマイクロ波の照射によって天然生成物が抽出されることも知られている。この
方法は、この破裂を容易にするためにエンクロージャ内部に、低減した圧力を断
続的に印加することにある。マイクロ波の使用は、本質的には、水の蒸発により
もたらされる温度低下を補償する。どのような環境であれ、使用される温度は1
00℃未満に維持され、圧力は大気圧(1バール)未満に維持される。この方法
によれば、約100ミリバールの圧力および約70℃の温度が使用される。
【0008】 本発明の目的は、エネルギーを最適化することができ、処理された繊維状植物
材料の量当たり最大の液生成収率を得ることができるようにする方法を提案する
ことである。
【0009】 この目的は、木質植物材料から天然液を抽出するための方法が、 木質植物材料を含む密閉エンクロージャを大気圧よりも高い圧力に加圧する段
階と、 飽和水蒸気を生成する、または注入する段階と、 電磁波によって植物材料のコアまで加熱する段階と、 処理された植物材料から出る液体滲出物を重力により回収する段階と を含むことによって達成される。
【0010】 別の特徴によれば、回収段階を、飽和水蒸気の生成または注入段階中に少なく
とも一部行うことができる。
【0011】 別の特徴によれば、全圧力が1.5〜9.6バールである。
【0012】 別の特徴によれば、全圧力が、処理される植物材料と、この材料を取り巻く蒸
気温度とに応じて適合される。
【0013】 別の特徴によれば、マイクロ波出力が、材料をコアまで加熱することができる
ように調整され、材料の温度が、選択された全圧力から得られる蒸気温度を数十
分の一度から数度上回る。
【0014】 別の特徴によれば、大気圧および外部周囲温度での水の体積が、同じ条件でエ
ンクロージャ内に含まれる空気の体積の2〜4倍に相当する。
【0015】 別の特徴によれば、飽和蒸気圧、選択された動作温度に必要な体積が、周囲温
度でエンクロージャ内に含まれるエアマスの約3倍である。
【0016】 別の特徴によれば、マイクロ波周波数が、エンクロージャ内で処理すべき植物
材料のマスのサイズに適合され、それによりマイクロ波が、処理すべき植物マス
のコアに直角に貫入することができる。
【0017】 別の特徴によれば、マイクロ波周波数が13MHz〜2450MHzである。
【0018】 別の特徴によれば、この方法が、抽出プロセス中に、またはその過程で、圧力
下にあるエンクロージャから液を排出させる段階を含む。
【0019】 別の特徴によれば、この方法が、エンクロージャ内に注入される追加生成物の
木材中への貫入を容易にするために、液が排出された後、全圧力、温度、および
マイクロ波制御出力の条件を適合させる段階を含む。
【0020】 本発明の別の目的は、方法を実施できるようにするデバイスを提案することで
ある。
【0021】 この目的は、デバイスが、石英または任意の他の波に調和する材料からなる複
数の窓による圧力に対する耐性がある、密閉エンクロージャによって構成され、
各窓の近傍に電磁波発生器が配置され、それによりエンクロージャ内に配置され
た植物材料のマスを横切るように波を放出し、さらに大気圧を超える圧力で飽和
水蒸気を発生するためのデバイスによって構成され、それにより処理すべき植物
に応じて決定される蒸気温度および全圧力で飽和水蒸気圧を生成する、または注
入することによって達成される。
【0022】 別の特徴によれば、デバイスが加圧空気循環手段を備える。
【0023】 別の特徴によれば、蒸気発生器デバイスが、事前設定した蒸気温度および全圧
力で加圧蒸気を注入することができるようにする。
【0024】 別の特徴によれば、蒸気発生器デバイスが、エンクロージャ内に、外部周囲温
度でエンクロージャ内に含まれるエアマスの2〜4倍に相当する量の水を受け取
る容器と、水を蒸気状態にするためにこの水を加熱する手段とを備える。
【0025】 別の特徴によれば、エンクロージャ内部に広がる全圧力を測定して、所望の圧
力に達したときに水加熱を遮断することができるようにするデバイスによって加
熱手段が制御される。
【0026】 別の特徴によれば、エンクロージャが、材料から抽出される液の流出および/
または重力によって液を回収するためのデバイスを備える。
【0027】 別の特徴によれば、液回収デバイスが、スルースを介してエンクロージャの外
部と連絡し、前記スルースが、機械が動作している間に液の流出を一部行えるよ
うに制御される。
【0028】 別の特徴によれば、液抽出操作で処理された植物材料のマスが、ある植物油タ
イプによって構成され、圧力および温度条件が、最良の条件で価値のある活性成
分を抽出するように、その植物油タイプに応じて決定される。
【0029】 別の特徴によれば、植物が、伐木から直接、樹皮と共に、または樹皮を伴わず
に処理される。
【0030】 別の特徴によれば、植物が、剪定して得られた枝および葉である。
【0031】 最後の目的は、天然液を得ることである。
【0032】 この目的は、天然液が木質植物材料の処理から得られることにより達成される
【0033】 本発明の他の詳細および利点は付属の図面を参照する以下の説明を読むとより
明確に理解される。
【0034】 図1Aに示されているように、装置は、一方で良好な断熱性および耐圧性を持
ち、他方で波タイトネスのある金属材料でできている、好ましくは円柱状のエン
クロージャ(1)で構成される。このエンクロージャは、1つのドア(16、図
1B)または2つのドアで一端が開いている。開口部(14)がエンクロージャ
に用意されており、例えばマイクロ波などの電磁波からの放射を通す気密材料で
できた窓を構成する。これらの圧力がかけられた窓(14)はエンクロージャ内
に発生した圧力に耐え、電磁波をエンクロージャの内側と前記放出窓に向けて放
出できる材料でできている。これらの窓(14)は、エンクロージャ内に導入さ
れた植物マスの全体およびそのコアに直に電磁波を送ることができるサイズであ
り、そのような場所に配置される。可能な最も均質な電磁波分布となるように木
材の積み重ね(3)に沿って規則正しい間隔あるいは不規則な間隔で、導波路(
14)により電磁波が縦方向にそれぞれの側面に配列された複数の窓に送り込ま
れる。導波路(40)は、インピーダンス補正器(41)および3デシベルディ
バイダ(42)を通じて絶縁体(43)および電磁波発生器(44)に連絡し、
その周波数は1MHzから16GHzまでの範囲である。各放出窓(14)の間
または端の放出窓とそれぞれのエンクロージャの底の間に、ベンチレータVで強
制的に空気を循環させる複数のチャネル(12)を配列するのが好ましい。これ
らのチャネル(12)は、格子(13)を通じて木材の積み重ねの高さにおおよ
そ対応する高さで、たとえば、支持板(31)に取り付けられた車輪(32)を
備えるトラックなどの輸送手段で輸送される木材の積み重ね(3)を収めたエン
クロージャの内部ゾーンと連絡する。木材または木質植物の積み重ねは、刈り込
みしたり鋸で切られて生じた枝、板、または未指定の厚さおよび幅のボードおよ
び梁の形の断片(30)で構成され、長さにわたって隣接する板、ボード、また
は梁に関してあるいは層を形成する縦方向に沿って束にした枝に関して配列され
るのが好ましい。木材または植物の各層は、隣接する層または植物束の間に空気
、電磁波、および水の循環用の通路を備えるように隣接しない形で垂直に配置さ
れた、バッテンまたはロッド(33)により下側の層から間隔をあけて並べられ
る。空気循環回路も、エンクロージャおよび木材の内側に向かって電磁波が反射
しやすくなる材料でてきている。エンクロージャは、チャネル(15)を介して
、蒸気発生器システム(2)、および場合によってはエアコンプレッサ(20)
と接続される。スキャタグリッド(13)を介して蒸気発生器から生じる湿度は
、エンクロージャ内に均質に分散させることができ、しかも木材への正面に当た
ることを引き起こす危険性がない。木材中の水分循環を加速する目的で、また蒸
気発生器システム(2)が、目的の温度まで高めるあるいは温度上昇に対応し木
材中の水分循環を加速するのに十分な圧力で蒸気を発生させることができないと
きに、エアコンプレッサ(20)を使用することで圧縮空気を発生する。他方、
蒸気発生システムを、目的の温度および圧力に達するだけの十分な圧力で使用す
る場合、エアコンプレッサをなくすこともできる。エンクロージャは処理する大
量の植物を積み込んだり降ろしたりする手段、および植物から抽出した液体また
は滲出液を回収する手段を装備する。図の例では、トラックの車輪は、電気アー
ク除去装置を装備したタンク(1)の底と一体になってレール(10A、10B
)上の走る。格子(19)により、タンクの底に集められた滲出液または流出水
に向かう、波伝播を防止することが可能である。これらの流出水は、スルース(
17)で制御されるチャネル(18)を通じて排出される。このチャネル(18
)は、乾燥工程から生じる滲出液用の取り外し可能または排出可能な回収コンテ
ナ内にある。バリエーションとして、チャネルは永久的に開いておくか、あるい
は間欠的に開くこともできる。最後に、タンクの上側部分は安全弁(11)を備
え、これによりタンクを望ましい圧力に維持し、圧力が高くなりすぎた場合に圧
力を逃し、最後に乾燥工程が完了したらタンクを大気に晒すことができる。
【0035】 図2の取り付け図では、タンク(1)はエンクロージャ(5)内に入れられて
おり、電子制御システムにより終了時と開始時に自動制御されるドアロック(1
6)を介して連絡する。事前積み込みゾーン(50)では、トラックを1対のレ
ール(10C、10D)に載せるが、これはエンクロージャ(1)のレール(1
0A、10B)とは電気的な関係はない。気化装置(52)により、波使用段階
で水を放射し、外向きの放射漏れを防止することができる。取り外し可能で排出
可能なリザーブタンクは図に示されていないが、チャネル(18)によってエン
クロージャ(1)に接続されており、乾燥木材から出る滲出液を回収することが
できる。漏れを少なくするために、電磁波発生器(44)をリザーブタンク(6
)のように埋め込み、導波路(40)を介して乾燥エンクロージャ(1)と連絡
する。
【0036】 図3は、エンクロージャのいずれかの側に3つの窓(141)が配置されてい
るエンクロージャのバリエーションである第2の実施形態を示しており、それぞ
れの窓はマクロ波発生器(43)の反対側に配置され、出力はたとえば、約10
00ワットであり、この出力はそれぞれのリンク(431)を介して、電磁波ご
とに植物内の波を介して発生することが望ましい加熱に合わせて出力を構成でき
る制御システム(48)により制御される。エンクロージャはさらに、外気の大
気圧および気温のときに、エンクロージャ内に封じ込められたエアマスの約4倍
に対応するウオータマスを含む十分なサイズのリセプタクル(45)を備える。
リセプタクル(45)内に配置された抵抗器(46)により、ウオータマスの温
度を上げ、エンクロージャ内の圧力を高めながら漸次蒸気状態にすることができ
る。この抵抗器(46)は、材料を処理するために必要な飽和蒸気温度、および
図には示されていない圧力検出器から出される圧力信号に応じて、抵抗器に供給
される電力を制御する制御システム(48)と統合されているいないに関係なく
制御回路(47)に接続されており、エンクロージャ内に行き渡っている全圧と
熱水により生じたエンクロージャ内の飽和蒸気温度との間の相関を表す信号を、
制御回路(47)に送信できる。
【0037】 飽和蒸気状態に達するのに必要な水の量は、植物マスを処理することが望まし
い温度に左右されることがきわめて明白であるが、90℃から170℃まで変化
する飽和蒸気温度範囲で、最初にエンクロージャに含まれる乾燥エアマスに関し
て必要なマスは、エアマスの約2から4倍であると考えることができる。投入さ
れる水が多すぎれば、リセプタクルの底に留まり、温度、したがって圧力がさら
に上昇しない限り、蒸気状態に変化しないことはきわめて明白である。飽和蒸気
状態では、温度90℃はエンクロージャ内に行き渡っている全圧1.5バールに
対応することを覚えておく必要がある。「全圧」により、空気圧と飽和蒸気圧と
が理解される。100℃の飽和蒸気温度は2バールの全圧に対応し、170℃の
温度は9.6バールの全圧に対応する。
【0038】 実験により、液体を抽出するための望ましい状態は大気圧よりも高い全圧およ
び約100℃のエンクロージャの周囲温度であることが観察された。周囲温度が
100℃未満である限り、液体には、化学工業にとって重要な分子はごくわずか
しか含まれない。周囲温度100℃に達すると、木質材料の積み重ねの温度は上
昇し、170℃を超える、したがって圧力の9.6バールを超えた場合に液体を
回収することができ、分子は変えられているか、またはすでに破壊されている。
【0039】 最後に、省エネルギーの観点から、工程を最適化し、植物マス内がエンクロー
ジャ全体の温度よりも少し高い温度になるように、十分なマイクロ波出力を使用
することが望ましい。この温度に設定するのは、木質植物マスから液体を抽出す
るのを容易にするためである。温度と圧力をこれらの範囲で、処理される油およ
び植物マスに合わせて、または抽出するのが望ましい分子に合わせて、選択され
ていることはきわめて明白である。また、圧力が高ければ高いほど、液体の移動
は容易になるが、液体の抽出と、分子の保存または望ましい分子の品質および特
性とについて妥協しなければならないことも指摘している。
【0040】 そこで、この工程により、木材からさまざまな天然分子を抽出してその分子を
製薬、化粧品、食品産業、ファインケミストリなどのさまざまなビジネス部門で
利用することが可能である。これらの液体を使用すると、後からフェノール、ポ
リフェノール、タンニン、テルペン、ビタミン、酢酸、サリチル酸、調味料など
の抽出を行うことができる。
【0041】 100℃の飽和蒸気温度に対して2バール、130℃の温度に対して2.7バ
ール、140℃の温度に対して3バール、150℃の温度に対して3.5バール
、170℃の温度に対して最大9.6バールまでの圧力を使用できる。温度と圧
力を連続段で、または徐々にあるいは再びサイクルに従って高め、目的の結果を
最適化できる、つまり液体を生産したり、木質の材料を乾燥させたりできる。電
磁波出力も、わずかな温度勾配、したがって圧力勾配が積み上げの中心から外に
向かって発生するような方法で制御され、発生器はわずかに低い出力を放出する
積み上げの最終ゾーンの近くに配置される。電磁波周波数はエンクロージャで処
理される植物マスの量に合わせて設定して、電磁波が処理対象の植物マスのコア
に直角に当たり貫通するようにするが、これは、1MHzから16GHzまでの
周波数範囲で選択できる。電磁波周波数は、400MHzから2450MHzま
でのマイクロ波範囲で選択するか、それよりも大きな電磁波貫通を必要とする用
途に合わせて選択できる。13または17MHzの程度の周波数を使用できるが
、17から400MHzの範囲の周波数さえも使用できる。油は目的の結果に合
わせて選択される。たとえば、ブナ、有茎性カシ、または無茎性カシを処理する
ときに、石灰質葉面積指数が高く、これは化学産業にとって重要な分子の存在す
る兆候を示している。蟻酸および酢酸のpHも、従来の抽出工程で得られる液体
よりも高い。また、タンニン、ウィスキリン、グアヤコール、フェノール、およ
びポリフェノールの存在の強いことは注目に値する。フェノールは、熱硬化性ポ
リマーおよび熱可塑性ポリマーの基本生成物である。ポリフェノールでは、フリ
ーアンチラジカル(老化防止剤)を生成できる。針葉樹を処理することにより、
テルペンあるいはさらにまた殺虫剤を抽出できる。柳およびポプラを処理するこ
とにより、サリチル酸を抽出できる。スコットランド松を処理することにより、
殺虫剤を生成できる。同様に、ポプラからは、サリチル酸を抽出できる。イチイ
材を処理することにより、「タクソール」という名称でも知られているデスアセ
チルバカタイン3も抽出される。たとえば、コルシカ松からは、エッセンシャル
オイル(香水)またはメチルバニリン(天然バニラ抽出液)の基本生成物として
使用されるイソボルネオールなどのテルペンおよび/または揮発性テルペンアル
コール、異性体やデヒドロ酢酸などの非揮発性樹脂酸が生成される。
【0042】 この工程はさらに、ユーカリ、トウヒまたは予め定められているオイルブレン
ドなどその他の油にも使用でき、あるいはこの場合もやはり、刈り込み後の枝や
葉の処理にも使用できる。
【0043】 他の植物マスは本発明からいかなる形でも逸脱することなくこの工程に従って
処理できることはきわめて明白である。
【0044】 この工程ではさらに、液体生成に加えて、支柱、乾燥木製フェンスの製造など
他の用途のために乾燥させた植物マスを得ることも、あるいはたとえば絶縁材料
の製造における添加剤として乾燥させた植物の他の部分を使用することも可能で
ある。
【0045】 当業者の力量内のその他の修正も本発明の精神の一部である。そこで、レール
取付トラックの代わりに、どのような輸送装置でも使用できる。同様に、制御お
よび調整装置で、高度なあるいはあまり高度でない自動化と関連する工程の後続
段階を次々に引き起こすことができる。同様に、エンクロージャは安全弁(11
)を備え、工程が終了したときに、あるいは制御システムにより過剰な圧力が検
出された場合に、エンクロージャを開放して大気に触れさせることができる。
【0046】 さらに、液体抽出工程の終わりに、圧力を著しく低下させることなく液体の大
半を回収し、そのエンクロージャを空にした後、たとえば、木材、抗真菌剤、ま
たは重合材料など植物の処理のための追加生成物を注入することが可能である。
重合材料の場合、この段階で、全圧と重合材料の貫通を容易にするため調整した
材料のコアにマイクロ波によって生じるコア温度のもとで、温度と圧力が最大ま
で高まるか、あるいは170℃を超えて、200℃まで高まることさえある。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明による装置の横断面図である。
【図1B】 本発明による装置の縦断面図である。
【図2】 取り付けられた装置の側面から見た図である。
【図3】 本発明の第2のバリエーションによる装置の縦断面で上から見た図である。
【手続補正書】
【提出日】平成13年11月6日(2001.11.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4D056 AB14 AB15 AC24 BA16 CA21 DA01 DA02 DA03 4G075 AA13 AA63 BB10 CA02 CA26 CA65 CA66 DA02 EA05 4H055 AA02 AA04 AB02 AB14 AB20 AB99 AD10 AD20 BA01 CA60

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木質植物材料から天然液を抽出するための方法であって、 木質植物材料を含む密閉エンクロージャを大気圧よりも高い圧力に加圧する段
    階と、 飽和水蒸気を生成する、または注入する段階と、 電磁波によって木質植物材料のコアまで加熱する段階と、 処理された木質植物材料から出る液体滲出物を重力により回収する段階と を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 回収段階を、飽和水蒸気の生成または注入段階中に少なくと
    も一部行うことができることを特徴とする、請求項1に記載の木質植物材料から
    天然液を抽出するための方法。
  3. 【請求項3】 全圧力が、1.5〜9.6バールであることを特徴とする、
    請求項1または2に記載の木質植物材料から天然液を抽出するための方法。
  4. 【請求項4】 全圧力が、処理される植物材料と、該植物材料を取り巻く蒸
    気温度とに応じて適合されることを特徴とする、請求項1、2、または3に記載
    の木質植物材料から天然液を抽出するための方法。
  5. 【請求項5】 マイクロ波出力が、材料をコアまで加熱することができるよ
    うに調整され、材料の温度が、選択された全圧力から得られる蒸気温度を数十分
    の一度から数度上回ることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載
    の木質植物材料から天然液を抽出するための方法。
  6. 【請求項6】 大気圧および外部周囲温度での水の体積が、同じ条件でエン
    クロージャ内に含まれる空気の体積の2〜4倍に相当することを特徴とする、請
    求項1から5のいずれか一項に記載の木質植物材料から天然液を抽出するための
    方法。
  7. 【請求項7】 飽和蒸気圧と、選択された動作温度とに必要な体積が、周囲
    温度でエンクロージャ内に含まれるエアマスの約3倍であることを特徴とする、
    請求項6に記載の木質植物材料から天然液を抽出するための方法。
  8. 【請求項8】 マイクロ波周波数が、エンクロージャ内で処理すべき植物材
    料のマスのサイズに適合され、それにより、マイクロ波が、処理すべき植物マス
    のコアに直角に貫入することができることを特徴とする、請求項1から7のいず
    れか一項に記載の木質植物材料から天然液を抽出するための方法。
  9. 【請求項9】 マイクロ波周波数が、13MHz〜2450MHzであるこ
    とを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の木質植物材料から天然
    液を抽出するための方法。
  10. 【請求項10】 抽出プロセス中に、または抽出プロセスの過程で、圧力下
    にあるエンクロージャから液を排出させる段階を含むことを特徴とする、請求項
    1から9のいずれか一項に記載の木質植物材料から天然液を抽出するための方法
  11. 【請求項11】 エンクロージャ内に注入される追加生成物の木材中への貫
    入を容易にするために、液が排出された後、全圧力、温度、およびマイクロ波制
    御出力の条件を適合させる段階を含むことを特徴とする、請求項9に記載の木質
    植物材料から天然液を抽出するための方法。
  12. 【請求項12】 方法を実施できるようにするデバイスであって、石英また
    は任意の他の波に適した材料からなる複数の窓による圧力に対する耐性がある、
    密閉エンクロージャによって構成され、各窓の近傍に電磁波発生器が配置され、
    それによりエンクロージャ内に配置された植物材料のマスを横切るように波を放
    出し、さらに大気圧を超える圧力で飽和水蒸気を発生するためのデバイスによっ
    て構成され、それにより処理すべき植物に応じて決定される蒸気温度および全圧
    力で飽和水蒸気圧を生成する、または注入することを特徴とするデバイス。
  13. 【請求項13】 加圧空気循環手段を備えることを特徴とする、請求項12
    に記載のデバイス。
  14. 【請求項14】 蒸気発生器デバイスが、事前設定した蒸気温度および全圧
    力で加圧蒸気を注入することができるようにすることを特徴とする、請求項12
    または13に記載のデバイス。
  15. 【請求項15】 蒸気発生器デバイスが、エンクロージャ内に、外部周囲温
    度でエンクロージャ内に含まれるエアマスの2〜4倍に相当する量の水を受け取
    る容器と、水を蒸気状態にするために該水を加熱する手段とを備えることを特徴
    とする、請求項14に記載のデバイス。
  16. 【請求項16】 エンクロージャ内部に広がる全圧力を測定して、所望の圧
    力に達したときに水加熱を遮断することができるようにするデバイスによって、
    加熱手段が制御されることを特徴とする、請求項15に記載のデバイス。
  17. 【請求項17】 エンクロージャが、材料から抽出される液の流出および/
    または重力によって液を回収するためのデバイスを備えることを特徴とする、請
    求項12から16のいずれか一項に記載のデバイス。
  18. 【請求項18】 液回収デバイスが、スルースを介してエンクロージャの外
    部と連絡し、前記スルースが、機械が動作している間に液の排出を一部行えるよ
    うに制御されることを特徴とする、請求項17に記載のデバイス。
  19. 【請求項19】 液抽出操作で処理された植物材料のマスが、ある植物油タ
    イプによって構成され、圧力および温度条件が、最良の条件で価値のある活性成
    分を抽出するように、植物油タイプに応じて決定されることを特徴とする、請求
    項12から18のいずれか一項に記載のデバイス。
  20. 【請求項20】 植物が、伐木から直接、樹皮と共に、または樹皮を伴わず
    に処理されることを特徴とする、請求項19に記載のデバイス。
  21. 【請求項21】 植物が、剪定して得られた枝および葉であることを特徴と
    する、請求項19に記載のデバイス。
  22. 【請求項22】 木質植物材料の処理から得られることを特徴とする、請求
    項1に記載の方法によって得られる天然液。
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