JP2002542227A - 2’位に置換された4−メチルビフェニル誘導体の側鎖のブロム化方法 - Google Patents

2’位に置換された4−メチルビフェニル誘導体の側鎖のブロム化方法

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JP2002542227A
JP2002542227A JP2000612260A JP2000612260A JP2002542227A JP 2002542227 A JP2002542227 A JP 2002542227A JP 2000612260 A JP2000612260 A JP 2000612260A JP 2000612260 A JP2000612260 A JP 2000612260A JP 2002542227 A JP2002542227 A JP 2002542227A
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butyl
carboxylic acid
methyl
alkyl
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JP2000612260A
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シュナイダー,ハインリッヒ
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ベーリンガー インゲルハイム ファルマ コマンディトゲゼルシャフト
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07C67/28Preparation of carboxylic acid esters by modifying the hydroxylic moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group
    • C07C67/287Preparation of carboxylic acid esters by modifying the hydroxylic moiety of the ester, such modification not being an introduction of an ester group by introduction of halogen; by substitution of halogen atoms by other halogen atoms

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、2’位において置換され、そしてRは明細書および特許請求の範囲に述べた意味を有する一般式(I)の4−ブロモメチルビフェニル誘導体を生成するために、2’位において置換された4−メチルビフェニル誘導体のN−ブロモイミドまたはアミドによる側鎖ブロム化を実施するため工業的スケールに適用することができる方法に関する。 【化6】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、2’位が置換された一般式(I):
【化3】 (式中、Rは明細書および特許請求の範囲中で与えられた意味を有する。)の4
−ブロモメチルビフェニル誘導体を得るため、2’位が置換された4−メチルビ
フェニル誘導体の側鎖をブロム化するための工業的スケールで使用することがで
きる方法に関する。
【0002】
【本発明の背景】
2’位が置換された一般式(I)の4−ブロモメチルビフェニル誘導体は、薬
学的に有用な活性物質の製造において、特にアンギオテンシン−II−アンタゴニ
ストとして有用な薬物のための活性物質の製造において中間生成物として非常に
価値がある。
【0003】 一般式(I)のビフェニル誘導体を製造する方法は先行技術から既知である。
EP−A−253310は、ラジカル生成剤アゾ−ビス−イソブチリロニトリル
(以後AIBN)の存在下、四塩化炭素中この溶媒の沸点において4−メチル−
2’−メトキシカルボニルビフェニルと反応させ、対応するブロモメチル誘導体
を得るためにN−ブロモスクシンイミド(以後NBS)を使用することを提案し
ている。4−ブロモメチルビフェニル誘導体を製造するため、EP−A−553
879は、ハロゲン化溶媒中ラジカル生成剤の存在下、NBSもしくはN−ブロ
モフタルイミドを用いる対応するメチルビフェニルのブロム化を記載する。EP
−A−595150は、溶剤としてクロロベンゼン中過酸化ベンゾイルの存在下
、NBSでのブロム化による、例えば4−ブロモメチル−2’−シアノビフェニ
ルの製造方法を記載する。
【0004】 先行技術から既知の2’位が置換された4−メチルビフェニル誘導体のブロム
化方法は、合成を工業的スケールで実施しようとする時多数の欠点を有する。こ
のように、これら方法は、溶媒として肝臓および腎臓の障害を起こすことができ
ることが知られているハロゲン化炭化水素を一般に使用する。さらにそれら方法
は、通常反応を工業的スケールで実施する時長い反応時間を特徴としている。し
かしながら長い反応時間は、望むモノブロム誘導体の収率および純度に有害な効
果を有するビスブロム体の増加した生成へ導く。
【0005】 それ故本発明の目的は、先行技術から知られた方法において遭遇する欠点を克
服する、2’位が置換された4−メチルビフェニル誘導体を製造するための工業
的スケールの方法を提供することである。
【0006】
【本発明の詳細な説明】
驚くべきことに、先行技術から知られたブロム化法の前記欠点は、N−ブロモ
イミドもしくはアミドによるブロム化の間有機カルボン酸エステルを溶媒として
使用することによって回避することができる。
【0007】 それ故本発明は、一般式(II):
【0008】
【化4】
【0009】 の2’位が置換された4−メチルビフェニル誘導体の反応によって一般式(I)
【0010】
【化5】
【0011】 の2’位が置換された4−ブロモメチルビフェニル誘導体の製造方法であって、
ブロム化は溶媒として有機カルボン酸エステル中で、ラジカル生成剤の存在下も
しくは不存在下、N−ブロモイミドもしくはアミドにより実施されることを特徴
とする方法に関する。
【0012】 上記一般式(I)および(II)において、記号は下記の意味を有する。
【0013】 R CN,COOR1 ,CONR1 2 もしくはC(OR3 )=NR4 、また は任意にベンジル、メチルオキシカルボニル、エチルオキシカルボニル、 9−フロレニルメチルオキシカルボニル、2,2,2−トリクロロエチル オキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、t−ブチルオキシカルボ ニル、アリルオキシカルボニル、トリクロロアセチル、トリフルオロアセ チルもしくはトリチルで置換された5−テトラゾリル; R1 ,R2 同一または異なって、水素またはC1 −C6 アルキル、好ましく はC1 −C4 アルキル; R3 ,R4 合体して、任意にメチル、エチル、n−プロピル、イソプロビル 、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、フェニルもしくはナフ チルの1以上の基によってモノ−,ジ−,トリ−もしくはテトラ 置換されたC2 −C3 アルキレンブリッジ。
【0014】 本発明に従った好ましい一方法は、一般式(I)において記号が下記を意味す
る化合物の製造方法である。
【0015】 R CN,COOR1 ,CONR1 2 もしくはC(OR3 )=NR4 、また は任意にベンジル、9−フロレニルメチルオキシカルボニル、ベンジルオ キシカルボニル、t−ブチルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニル もしくはトリチルで置換された5−テトラゾリル; R1 ,R2 同一または異なって、水素またはC1 −C4 アルキル; R3 ,R4 合体して、任意にメチルによってモノ−,ジ−置換されたC2 − C3 アルキレンブリッジ。
【0016】 本発明に従い、RがCN,COOR1 またはテトラゾリルを意味し、そしてR 1 が水素またはC1 −C4 アルキルを意味する一般式(I)の化合物を合成する
ことも好ましい。
【0017】 RがCNまたはCOOR1 で、R1 が水素、メチル、エチル、n−プロピル、
イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、2−ブチルまたt−ブチルを意味する
一般式(I)の化合物を合成することが特に好ましい。
【0018】 本発明に従って特に関心があるのは、RがCN,COOHまたはCOO−t−
ブチルを意味する一般式(I)の化合物の合成である。
【0019】 好適なブロム化剤は、特にN−ブロムスクシンイミド(NBS)、N−ブロム
フタルイミド、N−ブロムアセトアミド、N,N’−ジブロモ−5,5−ジメチ
ルヒダントイン(DDH)またはN,N’−ジブロモ−5,5−ジフェニルヒダ
ントインのような標準的な市販N−ブロモイミドおよびアミドを含む。本発明に
従い、ブロム化試薬NBSおよびDDHを使用するのが好ましい。
【0020】 好適な溶媒は、特に炭素数3〜6の有機カルボン酸エステルを含む。溶媒とし
て、酢酸メチル、酢酸エチル、ジメチルカーボネートまたはジエチルカーボネー
トから選ばれたカルボン酸エステルを使用するのが好ましい。本発明によれば、
酢酸メチルが溶媒として特に重要である。
【0021】 本発明に従った方法は、ラジカル生成剤の存在または不存在下で実施すること
ができる。もしラジカル生成剤を使用するならば、本発明に従い、アゾビスシリ
ーズの標準的市販化合物、例えばAIBNまたはビス過酸化ベンゾイルのような
有機過酸化物を使用することができる。好ましくはAIBNがラジカル生成剤と
して使用される。
【0022】 以下の方法が一般式(I)の2’位が置換された4−ブロモメチルビフェニル
誘導体を本発明に従って製造するために使用される。
【0023】 適当な寸法の反応装置内において、一般式(II)のメチルビフェニル誘導体1
00モルあたり100〜120モル%,好ましくは100〜110モル%,最も
好ましくは約105モル%のブロム化試薬と、任意に0〜2モル%のラジカル生
成剤が溶媒の有機カルボン酸エステルへ加えられ、混合物は沸騰まで加熱される
。反応の途中(反応時間の約70〜80%後)ブロム化剤は溶液中に移行する。
溶液が実際上無色になるや否や、溶媒の大部分(50〜90%)を留去する。残
る残渣を少なくとも部分的に水混和性溶媒の混合物に取り、そして生成物を水の
添加によって沈澱させる。その間生成したイミドまたはアミドは溶液に移行する
。酸に感受性の生成物の場合、分解は塩基性物質の添加によって大きく防止する
ことができる。過剰のブロム化試薬は還元性物質の添加によって不活性すること
ができる。結晶化後、生成物を遠心し、好ましくは同じ溶媒と水の混合物で洗い
、そして乾燥する。
【0024】 反応時間は一般に10分ないし8時間の範囲内である。特定の反応時間は使用
した式(II)の化合物の純度に強く依存することが見出された。さらに、観察さ
れた反応時間は濃度に強く依存することを示すことが見出された。本発明に従っ
た合成方法を実施するため、一般式(II)のメチルビフェニル100モルあたり
、カルボン酸エステルは普通30〜100L,好ましくは40〜90L,最も好
ましくは50〜80Lが使用された。より速いまたはより遅い反応を望むならば
上で規定した範囲外でもよい使用した溶媒の量に応じて、反応時間に決定的な影
響を与えることが可能である。
【0025】 ハロゲン化溶媒の不存在、短い反応時間およびジブロモ体を生成する傾向の減
少のような、これまで述べた本発明による方法の利点に加え、この方法は高い空
間一時間収率によって特徴付けられる。
【0026】 さらに、本発明による方法は、先行技術から既知のN−ブロモイミドまたはア
ミドによる他のブロム化方法を上廻る技術的に重要な改善を達成する。本発明に
よって使用される溶媒は部分的に水混和性であり、そしてN−ブロムイミドまた
はアミドによるブロム化のコースで生成するイミドまたはアミドは本発明による
後処理の間母液中の水と他の水混和性溶媒の混合物中に溶液として留まるので、
手間のかかる母液の濾過がもはや必要でない。
【0027】 以下の実施例は、例示として2’位が置換された4−ブロモメチルビフェニル
誘導体を製造するための合成方法を例証する。それらは単に本発明をその内容へ
限定することなしに例示として記載した可能な操作として考えるべきである。
【0028】 実施例1 4−メチルビフェニル−2’−カルボン酸t−ブチルエステルと、NBS16
8.2kgと、AIBN0.3kgと、酢酸メチル724Lを1200Lほうろ
う攪拌装置へ入れ、混合物を60〜65℃へ加熱する。反応混合物は沸騰し始め
、そして反応時間の約80%後NBSは溶液中に移行する。溶液が実際上無色に
なるや否や、溶媒603Lを常温下で留去し、次にイソプロパノール482Lと
、水121Lと、酢酸ナトリウム(無水)14.8kgを添加する。得られる混
合物を15〜25℃へ冷し、そしてさらに1時間攪拌する。沈澱した生成物を遠
心により分離し、イソプロパノール482Lと水121Lの混合物で洗い、乾燥
する。 収量:4−ブロモメチルビフェニル−2’−カルボン酸t−ブチル250kg( 理論の80%)
【0029】 実施例2 4−メチルビフェニル−2’−カルボン酸t−ブチルエステル241.2kg
と、NBS168.2kgと、AIBN0.3kgと、酢酸メチル724Lを1
200Lほうろう攪拌装置に入れ、混合物を60〜65℃へ加熱する。反応混合
物は沸騰し始め、そして反応時間の約80%後NBSは溶液中に移行する。溶液
が実際上に無色になるや否や、溶媒603Lを常圧で留去し、次にアセトン48
2Lと、水121Lと、酢酸ナトリウム(無水)14.8kgを添加する。得ら
れる混合物を15〜25℃へ冷し、そしてさらに1時間攪拌する。沈澱した生成
物を遠心により分離し、アセトン482Lと水121Lの混合物で洗い、乾燥す
る。 収量:4−ブロモメチルビフェニル−2’−カルボン酸t−ブチルエステル25 0kg(理論の80%)
【0030】 実施例3 4−メチル−2’−シアノビスフェニル173.7kgと、NBS168.2
kgと、酢酸メチル695Lを1200Lほうろう攪拌装置へ加え、混合物を6
0〜65℃へ加熱する。反応混合物は沸騰し始め、そして反応時間の約80%後
NBSは溶液中へ移行する。溶液が実際上無色になるや否や、溶媒608Lを常
圧で留去し、次にメタノール434Lと水174Lを添加する。得られる混合物
を15〜25℃へ冷し、そしてさらに1時間攪拌する。沈澱した生成物を遠心に
より分離し、メタノール434Lと水174Lの混合物で洗い、乾燥する。 収量:4−ブロモメチル−2’−シアノビフェニル205kg(理論の83.7 %)
【0031】 実施例4 4−メチルビフェニル−2’−カルボン酸t−ブチルエステル268.0kg
と、DDH157.3kgと、AIBN1.6kgと、酢酸メチル572Lを1
200Lほうろう攪拌装置に入れ、混合物を60〜65%へ加熱する。溶液が実
際上無色になるや否や、溶媒458Lを常圧で留去し、そして次に、イソプロパ
ノール530Lと、水148Lと、酢酸ナトリウム(無水)16.4kgを添加
する。得られる混合物を15〜25℃へ冷し、さらに1時間攪拌する。沈澱した
生成物を遠心により分離し、アセトン530Lと水148Lの混合物で洗い、乾
燥する。 収量:4−ブロモメチルビフェニル−2’−カルボン酸t−ブチルエステル29 5g(理論の85%)
【0032】 実施例5 4−メチルビフェニル−2’−カルボン酸212kgと、NBS195.8k
gと、AIBN1.6kgと、酢酸メチル530Lを1200Lほうろう攪拌装
置に入れ、混合物を60〜65℃へ加熱する。反応混合物は沸騰し始め、そして
反応時間の約80%後NBSは溶液中に移行する。溶液が実際上無色になるや否
や、溶媒424Lを常圧で留去し、そして次にメタノール424Lと水106L
を添加する。得られる混合物を15〜25℃へ冷し、さらに1時間攪拌する。沈
澱した生成物を遠心により分離し、424Lのメタノールと水106Lの混合物
で洗い、乾燥する。 収量;40ブロモメチルビスフェニル−2’−カルボン酸240g(理論の82 .5%)
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月19日(2001.1.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 の2’位において置換された4−メチルビフェニル誘導体を反応させることによ
って、一般式(I)
【化2】 の2’位に置換された4−ブロモメチルビフェニル誘導体(式中、RはCN,C
OOHまたはCOO−t−ブチルを意味する。)を工業的スケールで製造する方
法であって、ブロム化は酢酸メチル中でAIBNまたは過酸化ベンゾイルから選
ばれたラジカル生成剤の存在下NBSまたはDDHによって実施されることを特
徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07C 255/50 C07C 255/50

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(II): 【化1】 の2’位において置換された4−メチルビフェニル誘導体の反応によって一般式
    (I): 【化2】 の2’位において置換された4−ブロモメチルビフェニル誘導体の製造方法であ
    って、ブロム化は溶媒として有機カルボン酸エステル中でN−ブロモイミドもし
    くはアミドによって行われることを特徴とする方法(式中、RはCN,COOR 1 ,CONR1 2 もしくはC(COR3 )=NR4 ,または任意にベンジル、
    メチルオキシカルボニル、エチルオキシカルボニル、9−フロレニルメチルオキ
    シカルボニル、2,2,2−トリクロロエチルオキシカルボニル、ベンジルオキ
    シカルボニル、t−ブチルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニル、トリク
    ロロアセチル、トリフルオロアセチルもしくはトリチルによって置換された5−
    テトラゾリルを意味し;R1 およびR2 は同一または異なってもよく、水素また
    はC1 −C6 アルキル、好ましくはC1 −C4 アルキルを意味し;R3 およびR 4 は一所でメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブ
    チル、t−ブチル、フェニルまたはナフチルの一以上によって任意にモノ−,ジ
    −,トリ−もしくはテトラ置換されたC2 −C3 アルキレンブリッジを意味する
    )。
  2. 【請求項2】 RはCN,COOR1 ,CONR1 2 もしくはC(OR3 )=NR4 、また
    は任意にベンジル、9−フロレニルメチルオキシカルボニル、ベンジルオキシカ
    ルボニル、t−ブチルオキシカルボニル、アリルオキシカルボニルもしくはトリ
    チルで置換された5−テトラゾリルを意味し; R1 およびR2 は同一または異なってもよく、水素またはC1 −C4 アルキル
    を意味し; R3 およびR4 は一所で任意にメチルによってモノ−もしくはジ置換されたC 2 −C3 アルキレンブリッジを意味している請求項1の方法。
  3. 【請求項3】 RはCN,COOR1 またはテトラゾリルを意味し、そしてR1 は水素または
    1 −C4 アルキルを意味する請求項1または2の方法。
  4. 【請求項4】 RはCNまたはCOOR1 を意味し、R1 は水素、メチル、エチル、n−プロ
    ピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、2−ブチルまたはt−ブチルを
    意味する請求項1,2または3の方法。
  5. 【請求項5】 RはCN,COOHまたはCOO−t−ブチルを意味する請求項1ないし4の
    いずれかの方法。
  6. 【請求項6】 N−ブロモイミドもしくはアミドとして、N−ブロモスクシンイミド(NBS
    )、N−ブロモフタルイミド、N−ブロモ−N−メチルアセタミド、N,N’−
    ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(DDH)、またはN,N’−ブロモ
    −5,5−ジフェニルヒダントインが使用される請求項1ないし5のいずれかの
    方法。
  7. 【請求項7】 N−ブロモイミドもしくはアミドとして、N−ブロモスクシンイミド(NBS
    )またはN,N’−ジブロモ−5,5−ジメチルヒダントイン(DDH)が使用
    される請求項1ないし6のいずれかの方法。
  8. 【請求項8】 炭素数3ないし6のカルボン酸のエステルが有機カルボン酸エステルとして使
    用される請求項1ないし7のいずれかの方法。
  9. 【請求項9】 酢酸メチル、酢酸エチル、ジメチルカーボネートまたはジエチルカーボネート
    が有機カルボン酸エステルとして使用される請求項1ないし8のいずれかの方法
  10. 【請求項10】 酢酸メチルまたは酢酸エチルが有機カルボン酸エステルとして使用される請求
    項1ないし9のいずれかの方法。
  11. 【請求項11】 作業の間、生成したイミドまたはアミドは水と、母液中の水混和性溶媒との混
    液中に溶解される請求項1ないし10のいずれかの方法。
JP2000612260A 1999-04-15 2000-04-12 2’位に置換された4−メチルビフェニル誘導体の側鎖のブロム化方法 Pending JP2002542227A (ja)

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