JPH10279533A - ハロゲン化メチルビフェニル系化合物の製造方法 - Google Patents
ハロゲン化メチルビフェニル系化合物の製造方法Info
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- JPH10279533A JPH10279533A JP9961297A JP9961297A JPH10279533A JP H10279533 A JPH10279533 A JP H10279533A JP 9961297 A JP9961297 A JP 9961297A JP 9961297 A JP9961297 A JP 9961297A JP H10279533 A JPH10279533 A JP H10279533A
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- methylbiphenyl
- carboxylic acid
- acetonitrile
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 メチルビフェニル系化合物を原料として、医
農薬中間体として有用なハロゲン化メチルビフェニル系
化合物を従来技術では考えられなかった溶媒中で簡便か
つ高収率で製造する方法の提供。 【構成】 メチルビフェニル系化合物を、ニトリル系溶
媒又はそれを含有する有機溶媒中、ラジカル開始剤存在
下、N−ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンと反応さ
せることにより、ハロゲン化メチルビフェニル系化合物
を製造する。
農薬中間体として有用なハロゲン化メチルビフェニル系
化合物を従来技術では考えられなかった溶媒中で簡便か
つ高収率で製造する方法の提供。 【構成】 メチルビフェニル系化合物を、ニトリル系溶
媒又はそれを含有する有機溶媒中、ラジカル開始剤存在
下、N−ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンと反応さ
せることにより、ハロゲン化メチルビフェニル系化合物
を製造する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハロゲン化メチル
ビフェニル系化合物の製造方法に関するものである。本
発明によって得られる化合物は、医薬、農薬などの原料
として有用なものである。
ビフェニル系化合物の製造方法に関するものである。本
発明によって得られる化合物は、医薬、農薬などの原料
として有用なものである。
【0002】
【従来の技術】ハロゲン化メチルビフェニル系化合物の
製造法としては、メチルビフェニル系化合物をN−ハロ
コハク酸イミドあるいはハロゲンでハロゲン化する方法
(たとえば、特公平5−29351号公報、特開平8−
127562号公報、特開平6−298683号公報、
特開平6−298684号公報など)が一般に良く知ら
れている。
製造法としては、メチルビフェニル系化合物をN−ハロ
コハク酸イミドあるいはハロゲンでハロゲン化する方法
(たとえば、特公平5−29351号公報、特開平8−
127562号公報、特開平6−298683号公報、
特開平6−298684号公報など)が一般に良く知ら
れている。
【0003】しかし、特公平5−29351号公報記載
の方法は、反応溶媒に毒性の高い四塩化炭素を使用して
おり、環境の保全および廃棄のため特別な設備を必要と
する欠点を有し、工業的製造には適さない。特願平7−
352123号記載の方法は非ハロゲン系溶媒を使用し
た点で重要度の高い技術であり、この方法で十分に工業
的製造が可能であるが、炭化水素系溶媒を使用するた
め、原料やN−ハロコハク酸イミドの溶解性が低く、高
濃度の反応には適用困難な場合がある。一方、特開平8
−127562号公報ではハロゲン化剤としては比較的
安価な臭素を使用しているが、反応溶媒としてハロゲン
化炭化水素溶媒とアルカン溶媒についての記載があるだ
けで、その他の反応溶媒についての使用の可否は不明で
あった。特開平6−298683号公報および特開平6
−298683号公報では脂肪酸エステルを反応溶媒に
使用してハロゲン化反応を行っており、ハロゲン系溶媒
をを使用しない点で優位であるが、原料およびN−ハロ
コハク酸イミドの溶解性があまり高くなく、実質的に高
濃度の反応やN−ハロコハク酸イミドを液状で注入する
には不適であった。
の方法は、反応溶媒に毒性の高い四塩化炭素を使用して
おり、環境の保全および廃棄のため特別な設備を必要と
する欠点を有し、工業的製造には適さない。特願平7−
352123号記載の方法は非ハロゲン系溶媒を使用し
た点で重要度の高い技術であり、この方法で十分に工業
的製造が可能であるが、炭化水素系溶媒を使用するた
め、原料やN−ハロコハク酸イミドの溶解性が低く、高
濃度の反応には適用困難な場合がある。一方、特開平8
−127562号公報ではハロゲン化剤としては比較的
安価な臭素を使用しているが、反応溶媒としてハロゲン
化炭化水素溶媒とアルカン溶媒についての記載があるだ
けで、その他の反応溶媒についての使用の可否は不明で
あった。特開平6−298683号公報および特開平6
−298683号公報では脂肪酸エステルを反応溶媒に
使用してハロゲン化反応を行っており、ハロゲン系溶媒
をを使用しない点で優位であるが、原料およびN−ハロ
コハク酸イミドの溶解性があまり高くなく、実質的に高
濃度の反応やN−ハロコハク酸イミドを液状で注入する
には不適であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、N−
ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンによるハロゲン化
反応に低毒性且つ原料の溶解性の高い溶媒を用い、原料
メチルビフェニル系化合物やN−ハロコハク酸イミドを
高濃度仕込んで反応を行う事で製造装置の装置効率を最
大限に高め、安全に高収率でハロゲン化メチルビフェニ
ル系化合物を製造することのできる方法を提供すること
にある。
ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンによるハロゲン化
反応に低毒性且つ原料の溶解性の高い溶媒を用い、原料
メチルビフェニル系化合物やN−ハロコハク酸イミドを
高濃度仕込んで反応を行う事で製造装置の装置効率を最
大限に高め、安全に高収率でハロゲン化メチルビフェニ
ル系化合物を製造することのできる方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】メチルビフェニル系化合
物のN−ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンによるハ
ロゲン化反応の溶媒はハロゲン化炭化水素系溶媒あるい
は炭化水素系溶媒などが一般的であり、その他の溶媒と
してエステル系溶媒が知られているのみで極性の高い溶
媒を使用した例はあまり知られていない。この理由とし
て、N−ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンを活性化
させる為に添加する2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジ
メチルバレロニトリル)または過酸化ベンゾイル等の活
性化剤は極性溶媒中で失活しやすい事を挙げることがで
きる。この事は初歩的な有機化学の教科書等でも知られ
ている常識である為、ニトリル系溶媒を使用したハロゲ
ン化反応の例、特にメチルビフェニル系化合物のN−ハ
ロコハク酸イミドあるいはハロゲンによるハロゲン化反
応の例は従来技術では全く知られていなかった。
物のN−ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンによるハ
ロゲン化反応の溶媒はハロゲン化炭化水素系溶媒あるい
は炭化水素系溶媒などが一般的であり、その他の溶媒と
してエステル系溶媒が知られているのみで極性の高い溶
媒を使用した例はあまり知られていない。この理由とし
て、N−ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンを活性化
させる為に添加する2,2’−アゾビスイソブチロニト
リル、2,2’−アゾビス(4−メトキシ−2,4−ジ
メチルバレロニトリル)または過酸化ベンゾイル等の活
性化剤は極性溶媒中で失活しやすい事を挙げることがで
きる。この事は初歩的な有機化学の教科書等でも知られ
ている常識である為、ニトリル系溶媒を使用したハロゲ
ン化反応の例、特にメチルビフェニル系化合物のN−ハ
ロコハク酸イミドあるいはハロゲンによるハロゲン化反
応の例は従来技術では全く知られていなかった。
【0006】本発明者らが鋭意検討を行った結果、驚く
べきことにN−ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンに
よるハロゲン化反応において、従来使用されてきたハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、炭化水素系溶媒またはエステル
系溶媒の代わりにアセトニトリルを用いても高収率でハ
ロゲン化メチルビフェニル系化合物を製造できることを
見いだした。
べきことにN−ハロコハク酸イミドあるいはハロゲンに
よるハロゲン化反応において、従来使用されてきたハロ
ゲン化炭化水素系溶媒、炭化水素系溶媒またはエステル
系溶媒の代わりにアセトニトリルを用いても高収率でハ
ロゲン化メチルビフェニル系化合物を製造できることを
見いだした。
【0007】また、従来使用されてきた溶媒ではメチル
ビフェニル系化合物の溶解度が低い為、反応溶媒に対す
る原料メチルビフェニル系化合物の仕込み濃度は最大で
も9%程度と低かったが、アセトニトリルを使用する事
によって、原料メチルビフェニル系化合物の仕込み濃度
を20%程度仕込んでも均一系にて反応を行える為、ラ
ジカル反応に伴う暴走反応の危険性を回避しながら安全
に、且つ、高収率でハロゲン化メチルビフェニル系化合
物を製造できることを見いだした。また、ハロゲン化剤
にN−ハロコハク酸イミドを使用する場合には、アセト
ニトリルの溶解力によりハロゲン化剤を液状に保ちつつ
反応液に注入することができるため、ラジカル反応の暴
走を制御し易く、安全性がより高まることを見いだし
た。
ビフェニル系化合物の溶解度が低い為、反応溶媒に対す
る原料メチルビフェニル系化合物の仕込み濃度は最大で
も9%程度と低かったが、アセトニトリルを使用する事
によって、原料メチルビフェニル系化合物の仕込み濃度
を20%程度仕込んでも均一系にて反応を行える為、ラ
ジカル反応に伴う暴走反応の危険性を回避しながら安全
に、且つ、高収率でハロゲン化メチルビフェニル系化合
物を製造できることを見いだした。また、ハロゲン化剤
にN−ハロコハク酸イミドを使用する場合には、アセト
ニトリルの溶解力によりハロゲン化剤を液状に保ちつつ
反応液に注入することができるため、ラジカル反応の暴
走を制御し易く、安全性がより高まることを見いだし
た。
【0008】すなわち、本発明は、一般式(1) (式中、Rはシアノ基またはCOOR1 を示し、R1 は
直鎖状または分岐状のC1〜C6のアルキル基を示し、
Xは塩素または臭素原子を示す)で表されるハロゲン化
メチルビフェニル系化合物を製造するにあたり、一般式
(2) (式中、R、R1 は前記と同義を示す)で表されるメチ
ルビフェニル系化合物をアセトニトリル、又はそれを含
有する有機溶媒中、N−ハロコハク酸イミドあるいはハ
ロゲンでハロゲン化することを特徴とするハロゲン化メ
チルビフェニル系化合物の製造方法。
直鎖状または分岐状のC1〜C6のアルキル基を示し、
Xは塩素または臭素原子を示す)で表されるハロゲン化
メチルビフェニル系化合物を製造するにあたり、一般式
(2) (式中、R、R1 は前記と同義を示す)で表されるメチ
ルビフェニル系化合物をアセトニトリル、又はそれを含
有する有機溶媒中、N−ハロコハク酸イミドあるいはハ
ロゲンでハロゲン化することを特徴とするハロゲン化メ
チルビフェニル系化合物の製造方法。
【0009】以下、本発明を詳しく説明する。
【0010】本発明で原料として用いる前記一般式
(2)で表されるメチルビフェニル系化合物は、具体的
には、4’−メチルビフェニル−2−カルボニトリル、
4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエステ
ル、4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸エチルエ
ステル、4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸イソ
プロピルエステル、4’−メチルビフェニル−2−カル
ボン酸ブチルエステル、4’−メチルビフェニル−2−
カルボン酸−t−ブチルエステル、3’−メチルビフェ
ニル−2−カルボニトリル、3’−メチルビフェニル−
2−カルボン酸メチルエステル、3’−メチルビフェニ
ル−2−カルボン酸エチルエステル、3’−メチルビフ
ェニル−2−カルボン酸イソプロピルエステル、3’−
メチルビフェニル−2−カルボン酸ブチルエステル、
3’−メチルビフェニル−2−カルボン酸−t−ブチル
エステル、2’−メチルビフェニル−2−カルボニトリ
ル、2’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエ
ステル、2’−メチルビフェニル−2−カルボン酸エチ
ルエステル、2’−メチルビフェニル−2−カルボン酸
イソプロピルエステル、2’−メチルビフェニル−2−
カルボン酸ブチルエステル、2’−メチルビフェニル−
2−カルボン酸−t−ブチルエステル、4’−メチルビ
フェニル−3−カルボニトリル、4’−メチルビフェニ
ル−3−カルボン酸メチルエステル、4’−メチルビフ
ェニル−3−カルボン酸エチルエステル、4’−メチル
ビフェニル−3−カルボン酸イソプロピルエステル、
4’−メチルビフェニル−3−カルボン酸ブチルエステ
ル、4’−メチルビフェニル−3−カルボン酸−t−ブ
チルエステル、3’−メチルビフェニル−3−カルボニ
トリル、3’−メチルビフェニル−3−カルボン酸メチ
ルエステル、3’−メチルビフェニル−3−カルボン酸
エチルエステル、3’−メチルビフェニル−3−カルボ
ン酸イソプロピルエステル、3’−メチルビフェニル−
3−カルボン酸ブチルエステル、3’−メチルビフェニ
ル−3−カルボン酸−t−ブチルエステル、2’−メチ
ルビフェニル−3−カルボニトリル、2’−メチルビフ
ェニル−3−カルボン酸メチルエステル、2’−メチル
ビフェニル−3−カルボン酸エチルエステル、2’−メ
チルビフェニル−3−カルボン酸イソプロピルエステ
ル、2’−メチルビフェニル−3−カルボン酸ブチルエ
ステル、2’−メチルビフェニル−3−カルボン酸−t
−ブチルエステル、4’−メチルビフェニル−4−カル
ボニトリル、4’−メチルビフェニル−4−カルボン酸
メチルエステル、4’−メチルビフェニル−4−カルボ
ン酸エチルエステル、4’−メチルビフェニル−4−カ
ルボン酸イソプロピルエステル、4’−メチルビフェニ
ル−4−カルボン酸ブチルエステル、4’−メチルビフ
ェニル−4−カルボン酸−t−ブチルエステル、3’−
メチルビフェニル−4−カルボニトリル、3’−メチル
ビフェニル−4−カルボン酸メチルエステル、3’−メ
チルビフェニル−4−カルボン酸エチルエステル、3’
−メチルビフェニル−4−カルボン酸イソプロピルエス
テル、3’−メチルビフェニル−4−カルボン酸ブチル
エステル、3’−メチルビフェニル−4−カルボン酸−
t−ブチルエステル、2’−メチルビフェニル−4−カ
ルボニトリル、2’−メチルビフェニル−4−カルボン
酸メチルエステル、2’−メチルビフェニル−4−カル
ボン酸エチルエステル、2’−メチルビフェニル−4−
カルボン酸イソプロピルエステル、2’−メチルビフェ
ニル−4−カルボン酸ブチルエステル、2’−メチルビ
フェニル−4−カルボン酸−t−ブチルエステルなどが
挙げられる。
(2)で表されるメチルビフェニル系化合物は、具体的
には、4’−メチルビフェニル−2−カルボニトリル、
4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエステ
ル、4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸エチルエ
ステル、4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸イソ
プロピルエステル、4’−メチルビフェニル−2−カル
ボン酸ブチルエステル、4’−メチルビフェニル−2−
カルボン酸−t−ブチルエステル、3’−メチルビフェ
ニル−2−カルボニトリル、3’−メチルビフェニル−
2−カルボン酸メチルエステル、3’−メチルビフェニ
ル−2−カルボン酸エチルエステル、3’−メチルビフ
ェニル−2−カルボン酸イソプロピルエステル、3’−
メチルビフェニル−2−カルボン酸ブチルエステル、
3’−メチルビフェニル−2−カルボン酸−t−ブチル
エステル、2’−メチルビフェニル−2−カルボニトリ
ル、2’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエ
ステル、2’−メチルビフェニル−2−カルボン酸エチ
ルエステル、2’−メチルビフェニル−2−カルボン酸
イソプロピルエステル、2’−メチルビフェニル−2−
カルボン酸ブチルエステル、2’−メチルビフェニル−
2−カルボン酸−t−ブチルエステル、4’−メチルビ
フェニル−3−カルボニトリル、4’−メチルビフェニ
ル−3−カルボン酸メチルエステル、4’−メチルビフ
ェニル−3−カルボン酸エチルエステル、4’−メチル
ビフェニル−3−カルボン酸イソプロピルエステル、
4’−メチルビフェニル−3−カルボン酸ブチルエステ
ル、4’−メチルビフェニル−3−カルボン酸−t−ブ
チルエステル、3’−メチルビフェニル−3−カルボニ
トリル、3’−メチルビフェニル−3−カルボン酸メチ
ルエステル、3’−メチルビフェニル−3−カルボン酸
エチルエステル、3’−メチルビフェニル−3−カルボ
ン酸イソプロピルエステル、3’−メチルビフェニル−
3−カルボン酸ブチルエステル、3’−メチルビフェニ
ル−3−カルボン酸−t−ブチルエステル、2’−メチ
ルビフェニル−3−カルボニトリル、2’−メチルビフ
ェニル−3−カルボン酸メチルエステル、2’−メチル
ビフェニル−3−カルボン酸エチルエステル、2’−メ
チルビフェニル−3−カルボン酸イソプロピルエステ
ル、2’−メチルビフェニル−3−カルボン酸ブチルエ
ステル、2’−メチルビフェニル−3−カルボン酸−t
−ブチルエステル、4’−メチルビフェニル−4−カル
ボニトリル、4’−メチルビフェニル−4−カルボン酸
メチルエステル、4’−メチルビフェニル−4−カルボ
ン酸エチルエステル、4’−メチルビフェニル−4−カ
ルボン酸イソプロピルエステル、4’−メチルビフェニ
ル−4−カルボン酸ブチルエステル、4’−メチルビフ
ェニル−4−カルボン酸−t−ブチルエステル、3’−
メチルビフェニル−4−カルボニトリル、3’−メチル
ビフェニル−4−カルボン酸メチルエステル、3’−メ
チルビフェニル−4−カルボン酸エチルエステル、3’
−メチルビフェニル−4−カルボン酸イソプロピルエス
テル、3’−メチルビフェニル−4−カルボン酸ブチル
エステル、3’−メチルビフェニル−4−カルボン酸−
t−ブチルエステル、2’−メチルビフェニル−4−カ
ルボニトリル、2’−メチルビフェニル−4−カルボン
酸メチルエステル、2’−メチルビフェニル−4−カル
ボン酸エチルエステル、2’−メチルビフェニル−4−
カルボン酸イソプロピルエステル、2’−メチルビフェ
ニル−4−カルボン酸ブチルエステル、2’−メチルビ
フェニル−4−カルボン酸−t−ブチルエステルなどが
挙げられる。
【0011】本発明の反応に用いる溶媒はアセトニトリ
ル単独またはアセトニトリルを含有する有機溶媒であ
り、アセトニトリルと混合系で用いることのできる有機
溶媒としては、ヘキサン、シクロヘキサンなどの炭化水
素系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル系溶
媒などが挙げられる。アセトニトリル以外のニトリル系
溶媒として、プロピオニトリル、ブチロニトリルなどの
活性メチレンを有する溶媒はハロゲン化剤と反応しやす
く、基質と反応する前にハロゲン化剤を失活させるため
使用できない。アセトニトリルも活性メチレンを有する
が、ハロゲン化反応を抑制しない。この理由としては、
活性メチレンの活性度が低いことが考えられる。
ル単独またはアセトニトリルを含有する有機溶媒であ
り、アセトニトリルと混合系で用いることのできる有機
溶媒としては、ヘキサン、シクロヘキサンなどの炭化水
素系溶媒、酢酸メチル、酢酸エチルなどのエステル系溶
媒などが挙げられる。アセトニトリル以外のニトリル系
溶媒として、プロピオニトリル、ブチロニトリルなどの
活性メチレンを有する溶媒はハロゲン化剤と反応しやす
く、基質と反応する前にハロゲン化剤を失活させるため
使用できない。アセトニトリルも活性メチレンを有する
が、ハロゲン化反応を抑制しない。この理由としては、
活性メチレンの活性度が低いことが考えられる。
【0012】本発明の方法における反応温度としては、
0〜150℃の範囲で適用されるが、20〜90℃が好
ましい。反応時間は、反応温度によって変動するが、通
常は8時間以内、0.5〜7時間の範囲で適用される。
0〜150℃の範囲で適用されるが、20〜90℃が好
ましい。反応時間は、反応温度によって変動するが、通
常は8時間以内、0.5〜7時間の範囲で適用される。
【0013】本発明の方法において、N−ハロコハク酸
イミドあるいはハロゲンを活性化するために、2,2’
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス
(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)ま
たは過酸化ベンゾイルを加える必要があるが、その量は
原料に対して1/1000重量程度で充分である。
イミドあるいはハロゲンを活性化するために、2,2’
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス
(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロニトリル)ま
たは過酸化ベンゾイルを加える必要があるが、その量は
原料に対して1/1000重量程度で充分である。
【0014】本発明の方法により生成したハロゲン化メ
チルビフェニル系化合物は、反応系から蒸留、再結晶、
抽出などの一般的操作によって分離、精製することがで
きる。
チルビフェニル系化合物は、反応系から蒸留、再結晶、
抽出などの一般的操作によって分離、精製することがで
きる。
【0015】
【実施例】次に、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるもの
ではない。
【0016】実施例1 4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエステ
ル33.9gをアセトニトリル136gに溶解し、N−
ブロモコハク酸イミド29.4gおよびアゾビスイソブ
チロニトリル0.3gを加え、1時間加熱還流した。反
応混合物を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物に
エタノール330gを加えて再結晶を行った。得られた
結晶を濾取後、減圧下乾燥して、4’−ブロモメチルビ
フェニル−2−カルボン酸メチルエステルの微黄色結晶
を34.3g得た。
ル33.9gをアセトニトリル136gに溶解し、N−
ブロモコハク酸イミド29.4gおよびアゾビスイソブ
チロニトリル0.3gを加え、1時間加熱還流した。反
応混合物を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物に
エタノール330gを加えて再結晶を行った。得られた
結晶を濾取後、減圧下乾燥して、4’−ブロモメチルビ
フェニル−2−カルボン酸メチルエステルの微黄色結晶
を34.3g得た。
【0017】実施例2 4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエステ
ル33.9gをアセトニトリル136gに溶解し、N−
クロロコハク酸イミド21.0gおよびアゾビスイソブ
チロニトリル0.5gを加え、3時間加熱還流した。反
応混合物を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物に
エタノール330gを加えて再結晶を行った。得られた
結晶を濾取後、減圧下乾燥して、4’−クロロメチルビ
フェニル−2−カルボン酸メチルエステルの白色結晶を
29.3g得た。
ル33.9gをアセトニトリル136gに溶解し、N−
クロロコハク酸イミド21.0gおよびアゾビスイソブ
チロニトリル0.5gを加え、3時間加熱還流した。反
応混合物を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物に
エタノール330gを加えて再結晶を行った。得られた
結晶を濾取後、減圧下乾燥して、4’−クロロメチルビ
フェニル−2−カルボン酸メチルエステルの白色結晶を
29.3g得た。
【0018】実施例3 4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエステ
ルのかわりに4’−メチルビフェニル−2−カルボニト
リル28.9gを用いた以外は実施例1と同様に操作し
て、4’−ブロモメチルビフェニル−2−カルボニトリ
ルの白色結晶を31.8g得た。
ルのかわりに4’−メチルビフェニル−2−カルボニト
リル28.9gを用いた以外は実施例1と同様に操作し
て、4’−ブロモメチルビフェニル−2−カルボニトリ
ルの白色結晶を31.8g得た。
【0019】実施例4 4’−メチルビフェニル−2−カルボニトリル28.9
g、アゾビスイソブチロニトリル0.1gおよびシクロ
ヘキサン116gの混合物を加熱環流した。加熱還流
下、N−ブロモコハク酸イミド28.4gとアセトニト
リル150gの混合溶液を1.5時間かけて滴下し、さ
らに3時間加熱環流した。反応混合物を放冷後、減圧下
濃縮した。得られた残留物にエタノール330gを加え
て再結晶を行った。得られた結晶を濾取後、減圧下乾燥
して、4’−ブロモメチルビフェニル−2−カルボニト
リルの白色結晶を29.0g得た。
g、アゾビスイソブチロニトリル0.1gおよびシクロ
ヘキサン116gの混合物を加熱環流した。加熱還流
下、N−ブロモコハク酸イミド28.4gとアセトニト
リル150gの混合溶液を1.5時間かけて滴下し、さ
らに3時間加熱環流した。反応混合物を放冷後、減圧下
濃縮した。得られた残留物にエタノール330gを加え
て再結晶を行った。得られた結晶を濾取後、減圧下乾燥
して、4’−ブロモメチルビフェニル−2−カルボニト
リルの白色結晶を29.0g得た。
【0020】実施例5 4’−メチルビフェニル−2−カルボニトリル28.9
g、アゾビスイソブチロニトリル0.1gおよび酢酸エ
チル116gの混合物を加熱環流した。加熱還流下、N
−ブロモコハク酸イミド28.4gとアセトニトリル1
50gの混合溶液を1.5時間かけて滴下した。滴下終
了後、3時間加熱環流した反応混合物を放冷後、減圧下
濃縮した。得られた残留物にエタノール330gを加え
て再結晶を行った。得られた結晶を濾取後、減圧下乾燥
して、4’−ブロモメチルビフェニル−2−カルボニト
リルの白色結晶を28.3g得た。
g、アゾビスイソブチロニトリル0.1gおよび酢酸エ
チル116gの混合物を加熱環流した。加熱還流下、N
−ブロモコハク酸イミド28.4gとアセトニトリル1
50gの混合溶液を1.5時間かけて滴下した。滴下終
了後、3時間加熱環流した反応混合物を放冷後、減圧下
濃縮した。得られた残留物にエタノール330gを加え
て再結晶を行った。得られた結晶を濾取後、減圧下乾燥
して、4’−ブロモメチルビフェニル−2−カルボニト
リルの白色結晶を28.3g得た。
【0021】実施例6 4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエステ
ル33.9gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.3
gをアセトニトリル136gに溶解し、加熱還流を行っ
た。加熱還流下、塩素23.8gを4.5時間で添加し
た。塩素添加終了後、2時間加熱還流を行った。反応混
合物を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物にエタ
ノール330gを加えて再結晶を行った。得られた結晶
を濾取後、減圧下乾燥して、4’−クロロメチルビフェ
ニル−2−カルボン酸メチルエステルの白色結晶を2
5.6g得た。
ル33.9gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.3
gをアセトニトリル136gに溶解し、加熱還流を行っ
た。加熱還流下、塩素23.8gを4.5時間で添加し
た。塩素添加終了後、2時間加熱還流を行った。反応混
合物を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物にエタ
ノール330gを加えて再結晶を行った。得られた結晶
を濾取後、減圧下乾燥して、4’−クロロメチルビフェ
ニル−2−カルボン酸メチルエステルの白色結晶を2
5.6g得た。
【0022】実施例7 4’−メチルビフェニル−2−カルボン酸メチルエステ
ル33.9gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.3
gをアセトニトリル136gに溶解し、加熱還流を行っ
た。加熱還流下、臭素53.6gを3時間で滴下した。
臭素添加終了後、2時間加熱還流を行った。反応混合物
を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物にエタノー
ル330gを加えて再結晶を行った。得られた結晶を濾
取後、減圧下乾燥して、4’−ブロモメチルビフェニル
−2−カルボン酸メチルエステルの微黄色結晶を32.
5g得た。
ル33.9gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.3
gをアセトニトリル136gに溶解し、加熱還流を行っ
た。加熱還流下、臭素53.6gを3時間で滴下した。
臭素添加終了後、2時間加熱還流を行った。反応混合物
を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物にエタノー
ル330gを加えて再結晶を行った。得られた結晶を濾
取後、減圧下乾燥して、4’−ブロモメチルビフェニル
−2−カルボン酸メチルエステルの微黄色結晶を32.
5g得た。
【0023】実施例8 4’−メチルビフェニル−2−カルボニトリル28.9
gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.1gをシクロ
ヘキサン58gとアセトニトリル58gの混合溶媒に溶
解し、加熱環流を行い、そこに臭素を3時間かけて滴下
した。滴下終了後、2時間加熱環流を行った。反応混合
物を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物にエタノ
ール330gを加えて再結晶を行った。得られた結晶を
濾取後、減圧下乾燥して、4’−ブロモメチルビフェニ
ル−2−カルボニトリルの白色結晶を31.8g得た。
gおよびアゾビスイソブチロニトリル0.1gをシクロ
ヘキサン58gとアセトニトリル58gの混合溶媒に溶
解し、加熱環流を行い、そこに臭素を3時間かけて滴下
した。滴下終了後、2時間加熱環流を行った。反応混合
物を放冷後、減圧下濃縮した。得られた残留物にエタノ
ール330gを加えて再結晶を行った。得られた結晶を
濾取後、減圧下乾燥して、4’−ブロモメチルビフェニ
ル−2−カルボニトリルの白色結晶を31.8g得た。
【0024】比較例1 4’−メチルビフェニル−2−カルボニトリル33.9
gをプロピオニトリル136gに溶解し、N−ブロモコ
ハク酸イミド29.4gおよびアゾビスイソブチロニト
リル0.3gを加え、5時間加熱還流した。反応混合物
のHPLCを測定したところ、目的の4’−ブロモメチ
ルビフェニル−2−カルボニトリルは2%であり、残り
はほとんど原料の4’−メチルビフェニル−2−カルボ
ニトリルであった。
gをプロピオニトリル136gに溶解し、N−ブロモコ
ハク酸イミド29.4gおよびアゾビスイソブチロニト
リル0.3gを加え、5時間加熱還流した。反応混合物
のHPLCを測定したところ、目的の4’−ブロモメチ
ルビフェニル−2−カルボニトリルは2%であり、残り
はほとんど原料の4’−メチルビフェニル−2−カルボ
ニトリルであった。
【0025】
【発明の効果】本発明の方法によれば、毒性の強い四塩
化炭素を使用することなく高収率でハロゲン化メチルビ
フェニル系化合物を製造することができる。また、N−
ハロコハク酸イミドを原料とする場合にはN−ハロコハ
ク酸イミドを溶液として注入により、ハロゲン化反応を
行う事ができる為、緊急時には注入を停止する事でハロ
ゲン化反応を速やかに停止することができ、製造装置の
安全性を高める事ができる。更に、本発明の方法は原料
ビフェニル系化合物やN−ハロコハク酸イミドを反応溶
媒に対して高濃度仕込んでも高収率でハロゲン化反応を
行う事ができる為、装置効率上、非常に優れた製造法と
なり得る。
化炭素を使用することなく高収率でハロゲン化メチルビ
フェニル系化合物を製造することができる。また、N−
ハロコハク酸イミドを原料とする場合にはN−ハロコハ
ク酸イミドを溶液として注入により、ハロゲン化反応を
行う事ができる為、緊急時には注入を停止する事でハロ
ゲン化反応を速やかに停止することができ、製造装置の
安全性を高める事ができる。更に、本発明の方法は原料
ビフェニル系化合物やN−ハロコハク酸イミドを反応溶
媒に対して高濃度仕込んでも高収率でハロゲン化反応を
行う事ができる為、装置効率上、非常に優れた製造法と
なり得る。
Claims (4)
- 【請求項1】一般式(1) (式中、Rはシアノ基またはCOOR1 を示し、R1 は
直鎖状または分岐状のC1〜C6のアルキル基を示し、
Xは塩素または臭素原子を示す)で表されるハロゲン化
メチルビフェニル系化合物を製造するにあたり、一般式
(2) (式中、R、R1 は前記と同義を示す)で表されるメチ
ルビフェニル系化合物をアセトニトリルまたはそれを含
有する有機溶媒中、N−ハロコハク酸イミドまたはハロ
ゲンでハロゲン化することを特徴とするハロゲン化メチ
ルビフェニル系化合物の製造方法。 - 【請求項2】 RがCNである請求項1記載の方法。
- 【請求項3】 N−ブロモコハク酸イミドまたはN−ク
ロロコハク酸イミドでハロゲン化することを特徴とする
請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 臭素または塩素でハロゲン化することを
特徴とする請求項1記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9961297A JPH10279533A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ハロゲン化メチルビフェニル系化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9961297A JPH10279533A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ハロゲン化メチルビフェニル系化合物の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10279533A true JPH10279533A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=14251927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9961297A Pending JPH10279533A (ja) | 1997-04-03 | 1997-04-03 | ハロゲン化メチルビフェニル系化合物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10279533A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000063164A1 (de) * | 1999-04-15 | 2000-10-26 | Boehringer Ingelheim Pharma Kg | Verfahren zur seitenkettenbromierung von in 2'-stellung substituierten 4-methylbiphenyl-derivaten |
JP2002212131A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-31 | Bayer Ag | トリフルオロメチル−置換ビフェニルカルボン酸の製造方法、ならびに新規トリクロロメチル−およびトリフルオロメチル−置換ビフェニルカルボニトリル |
-
1997
- 1997-04-03 JP JP9961297A patent/JPH10279533A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000063164A1 (de) * | 1999-04-15 | 2000-10-26 | Boehringer Ingelheim Pharma Kg | Verfahren zur seitenkettenbromierung von in 2'-stellung substituierten 4-methylbiphenyl-derivaten |
JP2002212131A (ja) * | 2001-01-12 | 2002-07-31 | Bayer Ag | トリフルオロメチル−置換ビフェニルカルボン酸の製造方法、ならびに新規トリクロロメチル−およびトリフルオロメチル−置換ビフェニルカルボニトリル |
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