JP2002541646A - ラネー系触媒および材料を含む活性電極組成物 - Google Patents

ラネー系触媒および材料を含む活性電極組成物

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JP2002541646A JP2000611328A JP2000611328A JP2002541646A JP 2002541646 A JP2002541646 A JP 2002541646A JP 2000611328 A JP2000611328 A JP 2000611328A JP 2000611328 A JP2000611328 A JP 2000611328A JP 2002541646 A JP2002541646 A JP 2002541646A
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スタンフォード アール. オヴシンスキー、
スリニヴァサン ヴェンカテサン、
ボイコ アラジョフ、
トーマス ジェイ. ホッパー、
ケヴィン フォック、
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オヴォニック バッテリー カンパニー インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 アルカリ電気化学電池の電極用の活性組成物につき開示する。この活性組成物は活性電極材料とラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択される添加剤材料とで構成される。活性組成物は、金属水素化物電極を形成すべく使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は、電気化学電池の電極用の活性組成物に関するものである。特に本発
明は、ラネー合金およびラネー触媒を含む活性電極組成物に関するものである。
【0002】 (発明の背景) 再充電しうる電気化学電池においては重量および携帯性が重要な考慮となる。
さらに、再充電可能な電池が長操作寿命を定期的保守の必要性なしに有すること
も有利である。再充電しうる電気化学電池はたとえば計算機、携帯ラジオおよび
電池フォーンのような多くの消費者装置に使用される。これらはしばしば、特定
装置の一体的部分として設計される密封パワーパックに配置される。さらに再充
電可能な電気化学電池は大型「セルパック)もしくは「バッテリーパック」とし
て構成することもできる。
【0003】 再充電しうる電気化学電池は「非水性」電池もしくは「水性」電池として分類
することができる。非水性電気化学電池の例はリチウムイオン電池であって、陽
極および陰極の両者につき介装化合物、並びに液体有機もしくはポリマー電解質
を使用する。水性電気化学電池は「酸性」もしくは「アルカリ性」のいずれかと
して分類することができる。酸性電気化学電池の例は鉛−酸電池であって、二酸
化鉛を陽極の活性材料として使用すると共に高表面積多孔質構造における金属鉛
を陰活性材料として使用する。アルカリ電気化学電池の例はニッケルカドミウム
電池(Ni−Cd)およびニッケル−金属水素化物電池(Ni−MH)である。
Ni−MH電池は水素吸収性合金を有する負電極を活性材料として使用する。水
素吸収性合金は水素の可逆的電気化学貯蔵が可能である。Ni−MH電池は、典
型的にはニッケル水酸化物を活性物質として有する正電極を使用する。負電極お
よび正電極は、たとえば水酸化カリウムのようなアルカリ電解質にて離間される
【0004】 Ni−MH電池に電流を加えると、負電極の水素吸収性合金活性材料は水素の
電気化学吸収およびヒドロキシルイオンの電気化学放電により充電されて金属水
素化物を形成する。これは反応式(1)にて示される: 充電 M+HO+e<------>M−H+OH 放電 (1) 負電極反応は可逆性である。放電すると、貯蔵水素は金属水素化物から放出され
て水分子を形成すると共に電子を放出する。
【0005】 「オボニック」合金と呼ばれる水素吸収性合金は、ホストマトリックス中への
選択改変剤元素の混入による局部的化学順序および局部的構造順序の処理から生
ずる。不規則水素吸収性合金は、単一相もしくは多重相結晶質材料と比較し、触
媒活性部位および貯蔵部位の実質的に増大した密度を有する。これら追加部位は
、気化学充電/放電および電気エネルギー貯蔵能力増加と言う向上した効率に寄
与する。貯蔵部位の性質および個数は、触媒活性部位とは独立して設計すること
ができる。より詳細には、これら合金は、二次バッテリー用途に使用するのに適
した可逆性の範囲内における結合強度にて解離水素原子のバルク貯蔵を可能にす
るよう処理される。
【0006】 或る種の極めて効率的な電気化学的水素貯蔵合金が、上記不規則材料に基づき
処方された。これらはTi−V−Zr−Ni型活性材料であり、たとえば米国特
許第4,551,400号(その開示を参考のためここに引用する)に開示され
ている。これら材料は可逆的に水素化物を形成して水素を貯蔵する。米国特許第
4,551,400号に使用される材料は全て一般的Ti−V−Ni組成物を利
用し、ここで少なくともTi、VおよびNiが存在すると共にCr、Zrおよび
Alにより改質することができる。第4,551,400号特許の材料は多重相
材料であって、限定はしないがC14およびC15型結晶構造を有する1つもし
くはそれ以上の相を含有むことができる。
【0007】 再充電可能な水素貯蔵負電極についても使用される他のTi−V−Zr−Ni
合金が米国特許第4,728,586号(その内容を参考のためここに引用する
)に記載されている。第4,728,586号特許は、Ti,V,Zr,Niおよ
び第5成分Crを含むTi−V−Ni−Zr合金の特定サブクラスを記載してい
る。第4,728,586号特許は合金のTi−V−Zr−NiおよびCr成分
以上の添加剤および改質剤の可能性を記載しており、一般に特定添加剤および改
質剤、これら改質剤の量および相互作用、並びにこれらから予想しうる格別の利
点につき検討している。他の水素吸収性合金材料が米国特許第5,096,66
7号、第5,135,589号、第5,277,999号、第5,238,75
6号、第5,407,761号および第5,536,591号(その内容を参考
のためここに引用する)に検討されている。
【0008】 Ni−MH電池のニッケル水酸化物正電極にて生ずる反応は反応式(2)にて
示される: 充電 Ni(OH)2+OH-<--->NiOOH+H2O+e- 放電 (2) ニッケル水酸化物活性材料の例が米国特許第5,344,728号、第5,34
8,822号、第5,637,423号、第5,523,182号、第5,56
9,563号(その内容を参考のためここに引用する)に詳細に検討されている
【0009】 現在、焼結され或いは塗沫されたニッケル水酸化物正電極がNiCdおよびN
i−MH電池に使用されている。焼結電極の作成方法は当業界で周知されている
。焼結ニッケル電極は、化学的もしくは電気化学的方法のいずれかによりニッケ
ル水酸化物活性材料が含浸された焼結高表面積ニッケル粒子の多孔質ニッケルプ
ラックで構成される。より高い放電能力および利用率を達成するには、焼結正電
極から離れて発泡および塗沫電極の方向に向かう傾向がある。塗沫ニッケル電極
は、導電性ネットワークもしくは基材と接触するニッケル水酸化物粒子で構成さ
れる。その例は、微小導電体としてグラファイトを使用するプラスチック結合ニ
ッケル電極、およびニッケル水酸化物粒子が充填された基材として高多孔質ニッ
ケルフォームを用いるフォーム−金属電極を包含する。フォーム−金属型の塗沫
化電極は、焼結ニッケル電極に比べその低い価格、簡単な製造および高いエネル
ギー密度に基づき消費者の市場を現在支配している。
【0010】 本発明は、アルカリ電気化学電池の負電極用および正電極用の活性組成物につ
き開示する。これら活性組成物は増大した電極容量および利用性を与える。
【0011】 (発明の要約) 本発明の目的は、増大した容量および利用性を有するアルカリ電気化学電池の
ための電極を提供することにある。本発明の他の目的は、増大した容量および利
用性を有する電気化学電池を提供することにある。
【0012】 これらおよび他の目的は、活性電極材料と;ラネー合金およびラネー触媒より
なる群から選択される添加剤とを含むアルカリ電気化学電池の電極用の活性組成
物により満たされる。
【0013】 さらに、これらおよび他の目的は導電性基材と;前記基材に固定されて活性電
極材料とラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択される添加剤とを含む
活性組成物とからなるアルカリ電気化学電池用の電極により満たされる。
【0014】 さらにこれらおよび他の目的は、導電性基材と;前記導電基材に固定された活
性材料と;前記活性材料に固定されてラネー合金およびラネー触媒よりなる群か
ら選択される添加剤材料とからなるアルカリ電気化学電池用の電極によっても満
たされる。
【0015】 さらに、これらおよび他の目的は、少なくとも1個の負電極と;少なくとも1
個の正電極と;アルカリ電解質とからなるアルカリ電気化学電池によっても満た
され、前記負電極は導電性基材に固定されて活性電極材料と;ラネー合金および
ラネー触媒よりなる群から選択される添加剤材料とを含む活性組成物を含む。
【0016】 さらに、これらおよび他の目的は、少なくとも1個の負電極と;少なくとも1
個の正電極と;アルカリ性電解質とからなるアルカリ電気化学電池によっても満
たされ、前記正電極は導電性基材に固定されて活性電極材料と;ラネー合金およ
びラネー触媒よりなる群から選択される添加剤材料とからなる活性組成物を含む
【0017】 さらに、れらおよび他の目的は、少なくとも1個の負電極と;少なくとも1個
の正電極と;アルカリ性電解質とからなるアルカリ電気化学電池によっても満た
され、前記負電極は導電性基材と;前記基材に固定された活性電極材料と;前記
活性電極材料に固定されてラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択され
る添加剤材料とを含む。
【0018】 さらに、これらおよび他の目的は、少なくとも1個の負電極と;少なくとも1
個の正電極と;アルカリ性電解質とからなるアルカリ電気化学電池によっても満
たされ、ここで前記正電極は導電性基材と;前記基材に固定された活性電極材料
と;前記活性電極材料に固定されてラネー合金およびラネー触媒よりなる群から
選択される添加剤材料とで構成される。
【0019】 (発明の詳細な説明) 以下、アルカリ電気化学電池の電極用の活性組成物につき開示する。活性組成
物は活性電極材料とラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択される添加
剤とで構成される。活性組成物は、活性電極材料と添加剤材料との混合物として
形成することができる。混合物は、活性電極材料を添加剤材料と物理的に混合し
て形成することができる。好ましくは添加剤材料はラネー触媒である。
【0020】 「ラネー法」とは、先ず最初に金属の少なくとも1種を抽出しうる金属の少な
くとも2成分合金を形成させ、次いで触媒としての活性を有する不溶性金属の金
属を抽出して多孔質残渣を得ることにより多孔質活性金属触媒を作成する方法を
意味する[たとえばM.ラネー、インダストリアル・アンド・エンジニアリング
・ケミストリー、第32巻、第1199頁(1940年9月)による「合金−ニ
ッケル触媒からの触媒」、並びにM.ラネーに係る米国特許第1,628,19
0号;第1,915,473号;第2,139,602号;第2,461,39
6号;および第2,977,327号参照]。「ラネー法金属」とは、多孔質残
渣として残留すると共に典型的にはニッケル、コバルト、銅および鉄であるラネ
ー法にて周知された或る種の群の不溶性金属を意味する。ニッケル、コバルト、
銅および鉄の不溶性合金も使用することができる。
【0021】 「ラネー合金」は、不溶性ラネー法金属もしくは合金と、可溶性金属もしくは
合金(たとえばアルミニウム、亜鉛もしくはマンガンなど)とを含む(珪素も抽
出性物質として使用することができる)。ラネー合金の特定例はラネーニッケル
−アルミニウム合金であってニッケルとアルミニウムとを含む。好ましくはラネ
ーニッケル−アルミニウム合金は約25〜約60重量%のニッケルを含み、残部
は実質的にアルミニウムである。より好ましくは、ラネーニッケル−アルミニウ
ム合金は約50重量%のニッケルと約50重量%のアルミニウムとを含む。
【0022】 「ラネー触媒」は、可溶性金属をラネー合金から浸出さ電池工程を含むラネー
法により作成される触媒である。浸出工程は、ラネー合金をたとえば水酸化ナト
リウムもしくは水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化物の水溶液で処理し
て行うことができる。浸出工程の後、残留するラネー合金の不溶性成分がラネー
触媒を形成する。ラネー触媒の例はラネーニッケルである。ラネーニッケルは、
上記ラネーニッケル−アルミニウム合金をラネー法にかけて可溶性アルミニウム
の大部分を合金から浸出させることにより形成することができる。残留するラネ
ーニッケルは調節することができ、95重量%以上のニッケルを含むことができ
る。ラネー触媒の他の例はラネーコバルト、ラネー銅およびラネー鉄である。
【0023】 活性組成物は、活性材料混合物を形成する活性電極材料と添加剤材料との混合
物とすることができる。この混合物は、活性電極材料を添加剤材料と物理的に混
合して活性組成物が物理的混合物となるようにして形成させることができる。混
合はボールミル(混合用ボールを含むまたは含まない)、ブレンドミル、シーブ
などにより行うことができる。使用する添加剤がラネー合金である場合、このラ
ネー合金は好ましくは約5重量%〜約20重量%の活性組成物を含む。使用する
添加剤がラネー触媒である場合、このラネー触媒は好ましくは約2〜20重量%
の活性組成物を含む。より好ましくは、ラネー触媒は約2〜15重量%の活性組
成物を含む。
【0024】 活性電極材料は活性陽極材料または活性陰極材料とすることができる。陽極材
料の例は酸化鉛、二酸化リチウムコバルト、二酸化リチウムニッケル、二酸化リ
チウムニッケル、酸化リチウムマンガン化合物、酸化リチウムバナジウム化合物
、酸化リチウム鉄、リチウム化合物、すなわちこれら化合物と遷移金属酸化物と
の複合酸化物、二酸化マンガン、酸化亜鉛、酸化ニッケル、ニッケル水酸化物、
水酸化マンガン、酸化銅、酸化モリブデン、弗化炭素などの粉末である。好まし
くは、活性陽極材料はニッケル水酸化物材料である。
【0025】 陰極材料の例は金属リチウムおよび同様なアルカリ金属、その合金、アルカリ
金属吸収性炭素材料、亜鉛、カドミウム、水素吸収性合金などを包含する。好ま
しくは、活性陰極材料は水素吸収性合金またはカドミウム活性材料である。より
好ましくは、活性陰極材料は水素吸収性合金である。
【0026】 活性組成物の1具体例において、活性電極材料は水素吸収性合金である。水素
吸収性合金の例は上記した通りである。任意の水素吸収性合金を使用しうること
が本発明の思想および範囲である。水素吸収性合金をラネー合金もしくはラネー
触媒のいずれかと物理的に混合して活性組成物を形成することができる。ラネー
合金は好ましくはニッケルを含み、より好ましくはラネーニッケルアルミニウム
合金である。ラネー触媒は好ましくはラネーニッケルである。しかしながら、他
のラネー触媒(たとえばラネーコバルト、ラネー銅もしくはラネー鉄)も使用す
ることができる。
【0027】 活性組成物の他の具体例において、活性電極材料はニッケル水酸化物活性材料
である。ニッケル水酸化物材料の例は上記した通りであり、任意のニッケル水酸
化物材料を使用しうることが本発明の思想および範囲内である。活性組成物は、
ニッケル水酸化物材料をラネー合金もしくはラネー触媒と物理的に混合して形成
させることができる。好ましくはラネー合金はコバルトを含み、より好ましくは
ラネーコバルトアルミニウム合金である。好ましくは、ラネー触媒はラネーコバ
ルトである。
【0028】 活性組成物のさらに他の具体例において、活性電極材料はカドミウム系活性材
料である。活性組成物は、カドミウム活性材料をラネー合金もしくはラネー触媒
と物理的に混合して形成させることができる。好ましくはラネー合金は銅を含み
、より好ましくはラネー合金はラネー銅アルミニウム合金である。好ましくはラ
ネー触媒はラネー銅である。
【0029】 さらに、ここにはアルカリ電気化学電池用の電極についても開示する。電極は
導電性基材と、この導電性基材に固定された活性組成物とで構成される。活性組
成物は上記活性組成物であり、活性電極材料とラネー合金およびラネー触媒より
なる群から選択される添加剤とで構成される。
【0030】 電性基材は、活性組成物を保持すべく使用しうる任意の導電性支持構造体とす
ることができる。基材の例は、フォーム、グリッド、プレート、ホイル、膨張金
属または他の任意の種類の支持構造体を包含する。使用する基材の実際の形態は
、この基材を正電極もしくは負電極につき使用するかどうか、使用活性材料の種
類、ペースト型もしくは非ペースト型のいずれであるかなどに依存する。導電性
支持体につき使用しうる材料の例はニッケル、ニッケル合金、銅、銅合金、ニッ
ケルメッキ金属、たとえばニッケルメッキ銅および銅メッキニッケルなどを包含
する。基材につき使用される実際の材料は、基材を正電極もしくは負電極として
使用するかどうか、電極の電位および電解質のpHなどを含め多くの因子に依存
する。同じ出願人に係る米国特許第5,851,698号および第5,856,
047号(その内容を参考のためここに引用する)は共通して実質的に純粋な銅
から作成された基材を含む金属水素化物負電極を開示している。
【0031】 本発明による電極の例は、導電性基材と、この基材に固定された活性組成物と
からなる金属水素化物電極である。活性組成物を形成させるべく使用する活性電
極材料は水素吸収性合金である。好ましくは、活性電極材料はラネー合金もしく
はラネー触媒のいずれかと物理的に混合されて活性組成物を形成する。ラネー合
金は好ましくはラネーニッケルアルミニウム合金であり、ラネー触媒は好ましく
はラネーニッケルである。電極は活性組成物を導電性基材上に圧縮して作成する
ことができ、ここで圧縮は1つもしくはそれ以上のロールミルにより行うことが
できる。代案として、活性材料組成物を導電性基材上に塗沫することもでる。ペ
ーストは、水およびたとえばカルボキシメチル電池ロース(CMC)もしくはヒ
ドロキシプロピルメチル電池ロース(HPMC)などの「増粘剤」とを活性組成
物に添加して形成させることができる。次いでペーストを基材に施す。好ましく
は、負電極につき使用される基材は膨張金属である。電極は好ましくはアルカリ
電気化学電池(すなわちニッケル−水素化金属電気化学電池)の負電極として使
用される。
【0032】 本発明による電極の他の例はカドミウム電極であり、活性組成物にて使用され
る活性電極材料はカドミウム活性電極材料である。好ましくはカドミウム活性材
料をラネー銅アルミニウム合金またはラネー銅と物理的に混合する。しかしなが
ら、他のラネー合金もしくはラネー触媒も使用することができる。この例におい
て、電極は好ましくはアルカリ電気化学電池における負電極として使用され、よ
り好ましくはニッケル−カドミウムアルカリ電気化学電池の負電極として使用さ
れる。
【0033】 本発明による電極のさらに他の例はニッケル水酸化物電極である。この場合、
活性組成物はニッケル水酸化物活性材料をラネー合金もしくはラネー触媒のいず
れかと物理的に混合して形成させることができる。好ましくはラネー合金はコバ
ルトを含み(たとえばラネーコバルトアルミニウム合金)、好ましくはラネー触
媒はラネーコバルトである。正電極は、活性組成物をペーストに作成し(水およ
び増粘剤の添加を伴う)、次いでペーストを基材に施して形成することができる
。基材は好ましくはニッケルフォームである。ニッケル水酸化物電極は、ニッケ
ル系アルカリ電気化学電池(たとえばニッケル−水素化金属電池)のための正電
極として使用することができる。
【0034】 本発明による電極の代案具体例において、電極は活性電極材料を導電性基材に
固定すると共に添加剤材料を活性電極材料の表面に固定して形成されることがで
きる。このようにして、添加剤材料を電極の表面層として組み込むことができる
(添加剤材料は上記したと同じであり、ラネー合金およびラネー触媒よりなる群
から選択される)。電極は、先ず最初に活性電極材料を導電性基材上に圧縮もし
くは塗沫し、次いで添加剤材料を活性電極材料の表面に固定して形成させること
ができる。添加剤材料はペーストに作成し(すなわち水および結合剤の添加を伴
う)、次いで活性電極材料の表面に施して作成することができる。例として、本
発明による金属水素化物電極は、先ず最初に水素吸収性合金を膨張金属基材に圧
縮もしくは塗沫して形成させることができる。ラネー合金もしくはラネー触媒(
好ましくはラネーニッケル触媒)、次いで別のペーストに作成して、水素吸収性
合金の表面に施すことができる。添加剤材料は水素吸収性合金の上側層を形成す
る。代案として、添加剤材料を活性電極材料の表面上に圧縮することができ、次
いで添加剤材料を活性材料の表面上に圧縮することができる。代案として、活性
電極材料を基材の表面に供給することもでき(たとえば振動フィーダーによる)
、次いで添加剤材料を活性電極材料の頂部に供給することができる(たとえば、
ここでも振動フィダーによる)。活性電極材料と添加剤材料との両者を次いで同
時に圧縮することができる。圧縮はロールミルにより行うことができる。
【0035】 本発明の電極はアルカリ電気化学電池に一体化することができる。一般に、こ
こには1個もしくはそれ以上の負電極と1個もしくはそれ以上の正電極とアルカ
リ電解質とからなるアルカリ電気化学電池につき開示する。負電極の少なくとも
1つおよび/または正電極の1つは上記した種類の電極である。
【0036】 本発明による電気化学電池の1具体例において、負電極は水素吸収性合金の活
性電極材料を含む。ラネー合金もしくはラネー触媒(好ましくはラネーニッケル
触媒)の形態における添加剤材料を水素吸収性合金と混合して活性組成物を形成
せることができ、或いは別の外層として電極に施すことができる(両電極の具体
例につき上記した通りである)。正電極は、ニッケル水酸化物活性材料で構成し
て電気化学電池がニッケル−金属水素化物電気化学電池となるようにすることが
できる。さらに正電極はラネー合金もしくはラネー触媒のいずれかの形態(好ま
しくはラネーコバルト触媒)の活性材料を含むこともできる。
【0037】 本発明による電気化学電池の他の具体例において、正電極はニッケル水酸化物
活性材料を含む。ラネー合金もしくはラネー触媒の形態(好ましくはラネーコバ
ルト触媒)における添加剤材料を水素吸収性合金と混合して活性組成物を形成さ
せることができ、或いは別の外側層として電極に施すこともできる。
【0038】実施例1 水素吸収性合金をラネーニッケル触媒と物理的に混合して活性組成物を形成さ
せた。活性組成物は約8重量%のラネーニッケル触媒を含んだ。活性組成物をペ
ーストに作成し、導電性基材に固定して負電極を形成させた。ラネーニッケル触
媒「ラネー改質」負電極は、ニッケル水酸化物正電極を用いる陰制限3−電極電
池を用いて試験した。ラネー改質電極の放電容量を、同じ水素吸収性合金を用い
るがラネーニッケル触媒を含まずに作成された「標準」金属水素化物電極の放電
容量と比較した。C/10の放電速度にて、ラネー改質電極はラネー触媒なしの
電極の放電容量よりも約27%大きい放電容量を有した。特定の理論に拘束され
るものでないが、ラネーニッケル触媒は水素吸収性合金につき充電/放電反応式
(1)を促進すると思われる。
【0039】実施例2 ラネーニッケル触媒をペーストに作成して金属水素化物負電極の表面に施した
。ラネー改質電極は、ニッケル水酸化物正電極を用いる陰制限3−電極電気化学
電池を用いて試験した。C/10の放電速度にて、ラネー改質電極はラネー触媒
なしの電極の放電容量よりも約30%大の放電容量を有した。
【0040】実施例3 正電極のための活性組成物をニッケル水酸化物金属とラネーコバルトとの混合
により形成させた。活性組成物は約3重量%のラネーコバルトを含んだ。混合物
をペーストに作成し、導電性基材に固定して正電極を形成させた。「ラネー改質
」正電極は、金属水素化物陰極を用いる陽制限3−電極電池を用いて試験した。
ラネー改質電極の利用性を、同じニッケル水酸化物材料を用いるが、ラネーコバ
ルトを含まずに作成した「標準」ニッケル水酸化物電極と比較した。C/10の
放電速度にて、ラネー改質電極は標準電極の利用性よりも約7%大の利用性を有
した。
【0041】 本発明のアルカリ電気化学電池を添加剤がラネー合金であるよう作成した場合
、合金はアルカリ電解質により電池内にてラネー触媒まで変換されることに注目
される。
【0042】 以上、本発明を好適実施例および手順に関し説明したが、本発明はこれら好適
実施例および手順のみに限定されないことを了解すべきである。従って本発明は
、その思想および範囲内において全ての代案、改変および均等物をも包含するこ
とを意図する。
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月11日(2000.12.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 19/00 C22C 19/00 F 21/00 21/00 K 22/00 22/00 28/00 28/00 Z 38/00 302 38/00 302V H01M 4/24 H01M 4/24 G J 4/32 4/32 10/24 10/24 10/30 10/30 Z (72)発明者 ヴェンカテサン、 スリニヴァサン アメリカ合衆国 48076 ミシガン州 サ ウスフィールド ウッドゲイト ドライブ 30115 (72)発明者 アラジョフ、 ボイコ アメリカ合衆国 48307 ミシガン州 ロ チェスター ヒルズ ブライアンズ ウェ イ 1415 (72)発明者 ホッパー、 トーマス ジェイ. アメリカ合衆国 48017 ミシガン州 ク ロウスン ヘンドリックスン 902 (72)発明者 フォック、 ケヴィン アメリカ合衆国 48098 ミシガン州 ト ロイ デューク 2377 Fターム(参考) 5H028 AA05 EE01 EE05 HH01 5H050 AA08 BA11 BA13 BA14 CA02 CB13 CB14 CB16 EA02 EA03 EA04 EA06 HA01

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 活性電極材料と; ラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択される添加剤と を含むことを特徴とするアルカリ電気化学電池の電極用の活性組成物。
  2. 【請求項2】 前記組成物が混合物である請求項1に記載の活性組成物。
  3. 【請求項3】 前記ラネー合金がニッケル、鉄、銅およびコバルトよりなる
    群から選択される第1元素を含む請求項1に記載の活性組成物。
  4. 【請求項4】 前記ラネー合金がアルミニウム、亜鉛、マンガンおよび珪素
    よりなる群から選択される第2元素をさらに含む請求項3に記載の活性材料混合
    物。
  5. 【請求項5】 前記ラネー合金が約25〜60重量%の前記第1元素を含む
    請求項3に記載の活性材料混合物。
  6. 【請求項6】 前記ラネー合金が約50重量%の前記第1元素材料と約50
    重量%の第2元素とを含む請求項4に記載の活性材料混合物。
  7. 【請求項7】 前記ラネー触媒がニッケル、鉄、銅およびコバルトよりなる
    群から選択される少なくとも1種の元素を含む請求項1に記載の活性材料混合物
  8. 【請求項8】 前記ラネー触媒がラネーニッケル、ラネー鉄、ラネー銅およ
    びラネーコバルトよりなる群から選択される請求項1に記載の活性組成物。
  9. 【請求項9】 前記活性電極材料が水素吸収性合金である請求項1に記載の
    活性組成物。
  10. 【請求項10】 前記活性電極材料がニッケル水酸化物材料である請求項1
    に記載の活性組成物。
  11. 【請求項11】 前記活性電極材料がカドミウム活性材料である請求項1に
    記載の活性組成物。
  12. 【請求項12】 導電性基材と; 前記基材に固定されて 活性電極材料と、 ラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択される添加剤と からなる活性組成物と とを含むことを特徴とするアルカリ電気化学電池用の電極。
  13. 【請求項13】 前記活性組成物が混合物である請求項12に記載の電極。
  14. 【請求項14】 前記ラネー合金がニッケル、鉄、銅およびコバルトよりな
    る群から選択される第1元素を含む請求項12に記載の電極。
  15. 【請求項15】 前記ラネー合金がアルミニウム、亜鉛、マンガンおよび珪
    素よりなる群から選択される第2元素をさらに含む請求項14に記載の電極。
  16. 【請求項16】 前記ラネー合金が約25〜60重量%の前記第1元素を含
    む請求項14に記載の電極。
  17. 【請求項17】 前記ラネー合金が約50重量%の前記第1元素材料と約5
    0重量%の前記第2元素とを含む請求項15に記載の電極。
  18. 【請求項18】 前記ラネー触媒がニッケル、鉄、銅およびコバルトよりな
    る群から選択される少なくとも1種の元素を含む請求項12に記載の電極。
  19. 【請求項19】 前記ラネー触媒がラネーニッケル、ラネー鉄、ラネー銅お
    よびラネーコバルトよりなる群から選択される請求項12に記載の電極。
  20. 【請求項20】 前記活性電極材料が水素吸収性合金である請求項12に記
    載の電極。
  21. 【請求項21】 前記活性電極材料がニッケル水酸化物活性材料である請求
    項12に記載の電極。
  22. 【請求項22】 前記活性電極材料がカドミウム活性材料である請求項12
    に記載の電極。
  23. 【請求項23】 導電性基材と; 前記導電性基材に固定された活性材料と; 前記活性材料に固定されて、ラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択さ
    れる添加剤材料と を含むことを特徴とするアルカリ電気化学電池用の電極。
  24. 【請求項24】 前記ラネー合金がニッケル、鉄、銅およびコバルトよりな
    る群から選択される第1元素を含む請求項23に記載の電極。
  25. 【請求項25】 前記ラネー合金がアルミニウム、亜鉛、マンガンおよび珪
    素よりなる群から選択される第2元素をさらに含む請求項24に記載の電極。
  26. 【請求項26】 前記ラネー合金が約25〜60重量%の前記第1元素を含
    む請求項24に記載の電極。
  27. 【請求項27】 前記ラネー合金が約50重量%の前記第1元素と約50重
    量%の前記第2元素とを含む請求項25に記載の電極。
  28. 【請求項28】 前記ラネー触媒がニッケル、鉄、銅およびコバルトよりな
    る群から選択される少なくとも1種の元素を含む請求項23に記載の電極。
  29. 【請求項29】 前記ラネー触媒がラネーニッケル、ラネー鉄、ラネー銅お
    よびラネーコバルトよりなる群から選択される請求項23に記載の電極。
  30. 【請求項30】 前記活性電極材料が水素吸収性合金である請求項23に記
    載の電極。
  31. 【請求項31】 前記活性電極材料がニッケル水酸化物活性材料である請求
    項23に記載の電極。
  32. 【請求項32】 前記活性電極材料がカドミウム活性材料である請求項23
    に記載の電極。
  33. 【請求項33】 少なくとも1個の負電極と; 少なくとも1個の正電極と; アルカリ電解質と からなり、前記負電極は導電性基材に固定された活性組成物を含み、前記活性組
    成物は 活性電極材料と; ラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択される添加剤材料と を含むことを特徴とするアルカリ電気化学電池。
  34. 【請求項34】 前記活性電極材料が水素吸収性合金である請求項33に記
    載の電気化学電池。
  35. 【請求項35】 前記添加剤材料がラネーニッケルからなる請求項34に記
    載の電気化学電池。
  36. 【請求項36】 前記正電極がニッケル水酸化物からなる請求項33に記載
    の電気化学電池。
  37. 【請求項37】 少なくとも1個の負電極と; 少なくとも1個の正電極と; アルカリ電解質と からなり、前記正電極は導電性基材に固定された活性組成物を含み; 前記活性組成物は 活性電極材料と; ラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選択される添加剤材料と を含むことを特徴とするアルカリ電気化学電池。
  38. 【請求項38】 前記活性電極材料がニッケル水酸化物活性材料である請求
    項37に記載の電気化学電池。
  39. 【請求項39】 前記添加剤材料がラネーコバルトからなる請求項38に記
    載の電気化学電池。
  40. 【請求項40】 少なくとも1個の負電極と; 少なくとも1個の正電極と; アルカリ電解質と からなり、前記負電極は 導電性基材と; 前記基材に固定された活性電極材料と; 前記活性電極材料に固定されて、ラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選
    択される添加剤材料と を含むことを特徴とするアルカリ電気化学電池。
  41. 【請求項41】 活性電極材料が水素吸収性合金である請求項40に記載の
    電気化学電池。
  42. 【請求項42】 前記活性添加剤材料がラネーニッケルからなる請求項41
    に記載の電気化学電池。
  43. 【請求項43】 前記正電極がニッケル水酸化物からなる請求項40に記載
    の電気化学電池。
  44. 【請求項44】 少なくとも1個の負電極と; 少なくとも1個の正電極と; アルカリ電解質と からなり、前記負電極は 導電性基材と; 前記基材に固定された活性電極材料と; 前記活性電極材料に固定されて、ラネー合金およびラネー触媒よりなる群から選
    択される添加剤材料と を含むことを特徴とするアルカリ電気化学電池。
  45. 【請求項45】 前記活性電極材料がニッケル水酸化物からなる請求項44
    に記載の電気化学電池。
  46. 【請求項46】 前記添加剤材料がラネーコバルトからなる請求項45に記
    載の電気化学電池。
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