JP2002539041A - 物品の真空パッケージ作成 - Google Patents

物品の真空パッケージ作成

Info

Publication number
JP2002539041A
JP2002539041A JP2000603956A JP2000603956A JP2002539041A JP 2002539041 A JP2002539041 A JP 2002539041A JP 2000603956 A JP2000603956 A JP 2000603956A JP 2000603956 A JP2000603956 A JP 2000603956A JP 2002539041 A JP2002539041 A JP 2002539041A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
backing board
backing
film
article
adhesive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000603956A
Other languages
English (en)
Inventor
ハンマー、ジェイムス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BAE Systems PLC
Original Assignee
BAE Systems PLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BAE Systems PLC filed Critical BAE Systems PLC
Publication of JP2002539041A publication Critical patent/JP2002539041A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D75/00Packages comprising articles or materials partially or wholly enclosed in strips, sheets, blanks, tubes, or webs of flexible sheet material, e.g. in folded wrappers
    • B65D75/28Articles or materials wholly enclosed in composite wrappers, i.e. wrappers formed by associating or interconnecting two or more sheets or blanks
    • B65D75/30Articles or materials enclosed between two opposed sheets or blanks having their margins united, e.g. by pressure-sensitive adhesive, crimping, heat-sealing, or welding
    • B65D75/305Skin packages
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B11/00Wrapping, e.g. partially or wholly enclosing, articles or quantities of material, in strips, sheets or blanks, of flexible material
    • B65B11/50Enclosing articles, or quantities of material, by disposing contents between two sheets, e.g. pocketed sheets, and securing their opposed free margins
    • B65B11/52Enclosing articles, or quantities of material, by disposing contents between two sheets, e.g. pocketed sheets, and securing their opposed free margins one sheet being rendered plastic, e.g. by heating, and forced by fluid pressure, e.g. vacuum, into engagement with the other sheet and contents, e.g. skin-, blister-, or bubble- packaging

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
  • Vacuum Packaging (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 少くとも下記の段階、すなわち、バッキングボード内に複数の窪みを作ること;該バッキングボード上に少くとも1つの物品を置くこと;該少くとも1つの物品を実質的に覆ってフィルムを置き、該少くとも1つの物品が該バッキングボードと該フィルムとの間にあるように、ここで該バッキングボードの厚さは少くとも2mmであるようにすること;を含む物品の真空パッケージ作成方法。また、バッキングボードとフィルムとの間で物品がパッケージされていて、ここでバッキングボードは厚さが少くとも2mmであり、かつそこに複数の窪みを有しているパッケージされた部品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する技術分野 この発明は一般に真空パッケージ作成(バキュームパッケージング)の分野に
係り、それに限定されるわけではないがとくに、アッセンブリィで使用される部
品の真空パッケージ作成に関する。
【0002】 従来の技術 各種の産業において、とくに小さな消費者用製品を含む軽工業では真空パッケ
ージ物品が知られている。こういった物品は一般に小さく、比較的軽いという性
質をもち、それを真空パックできてひっかき傷、割れ目その他の損傷から運搬の
際に守ることができ、あるいは酸化を防止することができる。このような商品の
例は小形のねじ廻し、ドリルの刃、あるいはバッテリィがある。こういった商品
は一般にパッケージされていて、それにより商品が透明なプラスチックフイルム
と薄いボール紙(カードボード)のバッキング部品(後あて板)との間の見える
位置に置かれている。この商品は比較的簡単にパッケージから取り外され、商品
を薄いボール紙のバッキング部品を通して押すことにより取り外しができる。
【0003】 発明が解決しようとする課題 もっと大きな、しかも重い物品であるアッセンブリィ用構成要素である部品の
ようなものを含む重工業においては、こういった部品を箱、ケース、あるいは木
枠で軟かな梱包材をつめたものの中に梱包するのが慣習とされてきており、部品
を一つの作業場もしくは工場から組み立てのために別のところへ輸送する際に損
傷を生じないようにしてきた。例えば航空機産業といった産業では、ある種の部
品はたとえ小さくとも傷がつくことがないようにすることが重要であり、部品の
パッケージ作成は伝統的に労働集約型であり、しかも時間を費やす課題であって
パッケージされた部品はまた比較的大きなスペースをとるものとなっていた。こ
ういった伝統的なパッケージ作成方法と関係した問題と対処するために、ある重
工業ではすでに軽工業で採用されている真空パッケージ方法を使用する試みを行
っている。しかし、軽い消費者用商品を真空パッケージするために使用される薄
いボール紙バッキング部品は組立てラインにもっと重い部品をパッケージして運
ぶのには適していないことが見付かった。
【0004】 薄いボール紙バッキングを用いて真空パッケージされたときには、重い方の部
品がバッキング部分を曲げてひずませることになり、パッケージした部品を輸送
することが極めてむづかしくなる。また、バッキング部品はこういったひずみが
原因となって割れたり破壊したりする傾向にあり、部品を損傷する結果を生ずる
【0005】 部品に対する損傷を妨げるために、そこで試みが行なわれて、真空パッケージ
ングプロセスにおいてもっと厚いバッキング部品を使うこととしたが、こういっ
た試みは概ね失敗に帰しており、その理由は通常の真空パッケージング機械が十
分な吸引を生じさせられず、比較的厚いバッキング板が真空パッケージング機械
と真空パッケージされる部品との間に位置することができるようにできないこと
にあった。
【0006】 その結果、重工業では上述したようなパッケージング(梱包)の伝統的な方法
に依存するか、あるいは薄いボール紙のバッキング部品を用いて部品を真空パッ
ケージして、それから薄いバッキング部品を丈夫なバッキングボードに糊付けし
て、部品が輸送できるようにしている。この後の方の(糊付けの)パッケージ方
法は伝統的な方法に対する重要な改良とはなっていないのであり、その理由はこ
のプロセスが依然として時間を費すものであり、それが2つのバッキング部品を
一緒に糊付けして、糊が固定するまで待たなければならないことに起因している
。さらに、このようにしてパッケージされた部品を取り出すことはむづかしく、
その理由は丈夫なバッキングボードが原因となってバッキング部品を通って部品
を一般に押し出すことができないことによる。普通は、透明なプラスチックカバ
ーを経由して部品を切り出すことが必要であり、これは部品を切り出すことに従
事する要員に危険を与え、また切り出されるときに部品に傷をつけるという危険
もあるという不利益を有している。部品を傷つけるという危険は相当なものであ
り、その理由として透明なプラスチックカバーが部品の周りに密接して巻きつい
ていることがあげられ、これは真空パッケージング技術が原因している。航空機
産業のような応用では、この方法を使用することは大いに好ましいものとされ、
その理由に僅かな傷があったりすると構造的な弱点となり、部品を使用不能とす
ることになることがあげられる。
【0007】 課題を解決するための手段 この発明は、物品の真空パッケージングのための改良された方法を提供しよう
とするものであり、これに限定されるわけではないがとくにアッセンブリィもし
くはより大きな物品の部分アッセンブリィで使用されるようにするために複数の
部品をパッケージするためにあてられる。
【0008】 この発明によると少くとも下記の段階、を含む、物品の真空パッケージング方
法が提供され、 バッキングボード内に複数の窪みを作ること; 該バッキングボード上に少くとも1つの物品を置くこと; 該少くとも1つの物品を実質的に覆ってフィルムを置き、該少くとも1つの物
品が該バッキングボードと該フィルムとの間にあるようにし、ここで該バッキン
グボードの厚さは少くとも2mmであるようにすること; を含む物品の真空パッケージ作成方法である。
【0009】 発明の実施の形態 バッキングボードはボール紙(カードボード)から作られているのが好都合で
ある。ボール紙は紙の層から形成されていて、この層は平坦とコラゲートしたの
との紙のシートを含んでいる。好ましいのは、バッキングボードが紙の奇数層で
成り、この奇数層は紙の平坦な層であり、偶数の層は紙のコラゲートした層とす
ることができる。この層が交番して並べられて、バッキングボードが作られてい
る。バッキングボードの厚さは少くとも5mmであるのが好都合である。バッキ
ングボードの厚さは7.5mmないし10.5mmの範囲であるのがよい。
【0010】 好ましいのは、バッキングボードに接着剤を与える段階をこの方法がさらに含
んでいることである。接着剤はバッキングボードの一面に好都合に与えられて、
空気乾燥されるのが好ましい。接着剤はフィルムがバッキングボードと接着する
ように適応している。この接着剤はバッキングボードの面に加えられるが、この
ボードは前記少くとも1つの物品の上にフイルムが置かれるときにはフィルムに
密接するようになる。接着剤は接着剤もしくはフィルムが加熱されるとバッキン
グボードとフィルムとが接着するように適応されている。前記少くとも1つの物
品はいくつかの部品を含んでいてよい。好ましいのは、フィルムが置かれたとき
には、前記部品の各々の周りに実質的に展開されてバッキングボードに、前記部
品の各々の周りの点が作る実質的なサーキットで、接触するのがよい。好都合な
のは、フィルムを加熱することと前記部品の反対側のバッキングボードの面に吸
引を与えることを実質的に同時に行って、接着剤がフィルムを前記部品の各々の
周りでバッキングボードと接着させて、前記部品の各々を実質的に封止するよう
にさせることである。
【0011】 好ましいのは、この方法がフイルムが前記各部品の近くでその周りに延びてい
る領域内でバッキングボードと接着されないようにして、パッケージングからそ
の部品を取外せるようにする段階を含むことである。この接着されないようにす
る段階は接着剤をバッキングボードの前記一方の面の部分にだけ加えることによ
って達成できる。好都合なのは、接着剤は部品が置かれることになる領域には加
えられないようにし、この領域はこの部品の対応する断面積よりも大きいものと
する。代って、この接着されないようにする段階はフイルムがバッキングボード
と接着されることが望ましくない領域では接着剤にマスクをかけることによって
達成できる。
【0012】 好ましいのは、この方法がさらにインクをバッキングボードに加える段階を含
むことである。インクはバッキングボードの前記一面に加えられるのが好都合で
あり、この面には接着剤が加えられている。接着剤はインクが加えられる前に加
えられているのが好く、しかも乾いているのが好い。インクはバッキングボード
の領域でその上に部品が置かれようとしているところに加えられるのがよい。イ
ンクはプリント手段によってこの領域に加えられるのがよい。このプリント手段
はバッキングボードの前記領域にインクで重ね書きされる前記各部品の形状をそ
の上に与えるのに適応されているのがよい。前記プリント手段はシルクスクリー
ンプリンテングであってよい。
【0013】 好都合なのは前記各部品の前記形状が前記各部品の対応する断面積よりも大き
な面積であることである。
【0014】 この方法はさらにこういった部品に対応する形状の上に前記各部品を位置決め
する段階を含んでいる。このことはオペレータが素早くかつ正確に部品を置くこ
とを、バッキングボード上の前もってプリントした形状を用いて、できるように
する利点がある。
【0015】 この方法はさらに前記各部品のディジタル写真を撮る段階を含んでいる。ディ
ジタル写真はバッキングボード上で部品のレイアウトをするために使用するよう
に適用できる。このディジタル写真はさらにバッキングボード上に部品の形状の
どんなプリントにも使用されるように適用できる。
【0016】 複数の窪みが前記バッキングボード上に孔をパンチすることによって作られる
。孔は前記バッキングボード内で少くとも一部分までは作られる。複数の窪みの
うちの実施的に各々の窪みは前記バッキングボードの厚さの少くとも1/5には
延びているのがよい。実質的に各窪みは前記バッキングボードの厚さの4/5を
越えてまでは延びていない。
【0017】 好都合なのは、前記バッキングボードは紙のコラゲートしたシートの2つの層
と紙の平坦な層の3つとを含んでいて、それが交互の層に配列されて成るもので
ある。この構成では、前記複数の窪みは実質的にコラゲートした紙の第2の層に
丁度入るところまで延びている。
【0018】 前記複数の窪みは前記バッキングボードの正面上に作られているのが好く、こ
の面の上には前記少くとも1つの物品が置かれようとしている。前記複数の窪み
は前記接着剤が加えられた後に作られるのがよい。
【0019】 前記各窪みは実質的に少くとも2mmの直径をもつことができる。好ましいの
は各前記窪みが2.5mmないし6.0mmの直径を実質的にもっていることで
ある。これに代って各前記窪みが少くとも3mm2 の表面積を実質的に持つこと
である。好ましいのは、各前記窪みは5mm2 ないし20mm2 範囲の表面積を
もつことである。
【0020】 前記複数の窪みは規則正しいパターンで前記バッキングボード上に配列されて
いるのが好都合であり、その窪み間のピッチは5mmないし75mm範囲である
とする。好ましいのはこのピッチが15mmないし50mmである。
【0021】 この発明によると、さらにパッケージされた物品が提供されていて、この物品
はバッキングボードとフィルムとの間にパッケージされていて、ここではバッキ
ングボードが少くとも2mmの厚さを有していて、またバッキングボードはさら
に複数の窪みをその中に有している。
【0022】 好都合なのは、フィルムが物品と実質的に隣接しかつ物品の周りに延びる領域
ではバッキングボードと接着していないことであり、それによって物品のパッケ
ージングからの取外しができるようにすることである。
【0023】 好ましいのは、バッキングボードがさらに物品の拡大された形状を含んでいて
その上に重ねてあることである。
【0024】 いくつかの物品が同じバッキングボード上で個別の部品としてパッケージ形成
できることが認識されると思う。
【0025】 バッキングボードはこの方法に関して先に記述したようなものであるのが好い
【0026】 この発明の実施例を添付の図面を参照して例を挙げて記述して行く。
【0027】 実施例 図1は航空機部品を真空パッケージ形成するための方法のシーケンシャルな段
階を示す。パッケージされた部品は航空機の組立て(アッセンブリィ)にとって
、あるいは主要サービス後の航空機の再組立もしくは更新で所定時間で必要とさ
れることになる。パッケージされるべき部品は各種のアッセンブリィキット内に
分けられ、各キットはディジタルジタルカメラによって個々の部品としてか、あ
るいは部品の組として写真がとられる。各キットについての部品はホワイトボー
ド(白板)上に配置される(段階2)。ホワイトボードは真空パッケージング機
械とともに使用されるためのバッキングボードと同じような寸法であり、部品は
写真を撮られる前に所望のように配列される(段階4)。
【0028】 部品番号、航空機番号及び他の関連情報が部品の次に写真を撮る前に書かれる
。こうしてディジタル写真は寸法、形状、部品番号、航空機番号及び他の重要の
特徴で各部品についてのものを含んでいる。
【0029】 ディジタル写真はそこで計算機にダウンロードされ、ここでは画像が処理され
る。部品のディジタル画像は実際の寸法よりも約20%大きな寸法にふくらまさ
れる(段階6)。部品の拡大された画像はそこでできるだけ効率的にバッキング
ボードのディジタル画像上で配列される。バッキングボードは全部同じ寸法であ
り、真空パッケージ機械に適合する寸法である。各部品に関して書かれた情報は
またディジタルバッキングボード画像上に置かれる。全サイズのネガプリントで
この配置に関するものが写真フィルム上でプリントアウトされる。
【0030】 もしキット内の何らかの部品が変更されることになるとすると、その部品は単
にバッキングボード上に配置された部分を示しているディジタル画像から取り出
されることができ、新しい部品がそこに置かれることになる。
【0031】 層構成のボール紙バッキングボードで市販されている真空パッキング機械に適
合する寸法としたものが採りあげられて、その一面上に接着剤が加えられる(段
階8)。接着剤はグルー(糊)、例えばAdcote 37R927が好い。接着剤は面上に
均等に加えられなければならず、またスポンジで加えるのがよく、それによって
過剰の接着剤が付与されぬようにする。接着剤はバッキングボードを封止して、
真空プロセスが作業できなくするからである。糊が加えられた面はバッキングボ
ード内の層の配置に依存している。バッキングボードは空気乾燥ができるように
されていなければならず、その理由は人工的な乾燥はボール紙応用のバッングボ
ードのポロシティ(泡の程度)に影響を与え、それが今度は真空プロセスを不能
とするからである。
【0032】 いったん乾燥すると、ボードはシルクスクリーンを使用してのプリントプロセ
スのための用意ができ上っている(段階10)。シルクスクリーンメッシュには
乳剤が加えられ、ネガプリントが部品の配置についてメッシュ上に置かれる。ネ
ガプリントは次に紫外線で露光されて、紫外線はネガのある部分だけを透過して
、その領域内の乳剤を硬化させる。硬化しない乳剤の領域は洗い落とされて、メ
ッシュ上の硬化された乳剤領域が残り、そこは部品が何も置かれなかった領域内
である。バッキングボードはそこでメッシュを備えた標準のシルクスクリーンフ
レーム内に保持され、規則正しいシルクプリントが標準シルクスクリーンプリン
トインクを用いて行なわれる。このインクは接着剤が加えられた面と同じバッキ
ングボードの面に加えられて、黒のプロフィル、すなわちマスクを、図6(a)
に示したように、部品の拡大した像について作る。これがキットの部品が素早く
かつ同じように真空パッキングに先立って配置できるようにしていて、また図6
(b)に示すように、すべての部品が存在することを簡単にチェックできるよう
にしている。接着剤はバッキングボードにシルクスクリーンプリントプロセス前
に加えられなければならず、その理由は接着剤の上にインクを加えることは、イ
ンクを付けた領域内の接着剤がバッキングボードにフィルムを接着させる実質的
な原因とならないようにするからである。
【0033】 窪みはそこでバッキングボード内にパンチされ、この窪みは糊とインクとが加
えられた面と同じバッキングボードの面内にある(段階12)。この窪みは実質
的に円筒状か矩形をしているものであってよい。図2と図3とはこの特定の実施
例の窪みをより詳細に示している。
【0034】 接着剤はインクの前に加えられるべきであるが、窪みはこういった動作の前に
作られても後に作られてもよい。通常は接着剤を窪みを作る前に加えるのが望ま
しく、その理由は接着剤が加えられたときに窪みを充填することになり、これが
真空パッケージング機械の吸引効果を低減するので望ましくないことによる。
【0035】 バッキングボードが接着剤とインクをそこに加えられて有していて、しかも窪
みがそこにパンチされているときには、バッキングボードが真空パッケージング
機械上に置かれて、部品が対応しているインクのプロフィル上に配置される(段
階14)。薄いプラスチックフィルムが部品を覆うように下げられて(段階16
)、パッケージング機械がフィルムに熱を加えて、バッキングボードを通して真
空を加えて、フィルムがバッキングボード上に接着剤にインクのついていない領
域でくっ付くようにさせて、こうして各部品をフィルムとボードの間で封止(シ
ール)する(段階18)。
【0036】 インクが加えられているバッキングボードの領域にはフィルムはくっ付かない
ので、各部品の周りのインクの付いた領域があってそこではフィルムはバッキン
グボードに接着されない。こういったインクの付いた領域は真空パッケージング
から部品を容易に取外せるように助けており、それはフィルムがこの領域内部で
部品に損傷を与える危険性なしに切ることができることによる。
【0037】 バッキングボードから1つの部品を取外すことはバッキングボード上の他の部
品の周りのシール(封止)の完全性に影響を与えておらず、取除いた部品とキッ
ト内に残っている部品とを完全に眼でとらえられる。
【0038】 図2はバッキングボード1を示し、複数の窪み3が規則正しい方眼状のパター
ンをそこに作ってパンチされている。各窪み3は直径が3mmで、垂直と水平の
ピッチは各窪み間で30mmである。
【0039】 図3はバッキングボード1の部分断面図を示す。バッキングボード1の厚さは
約8mmで、窪み3は約5.5mmの深さにパンチされている。バッキングボー
ド1は平坦な紙シートの層5,7,9とコラゲートした紙シートの層11,13
が図示のように交番して並べられて作られている。
【0040】 図4はバッキングボード1の部分を示し、ボードには窪み3がパンチされてお
り、また接着剤21がバッキングボードの一方の面の一部に加えられている。接
着剤21は窪み3がバッキングボード1上にパンチされる前に加えられている。
【0041】 部品19がバッキングボード1の領域23上のバッキングボード1に対してそ
の上に置かれ、そこには接着剤21は何も加えられていない。領域23は部品1
9の断面積よりも大きく、部品19は領域23内部に置かれ、そのやり方は部品
が接着剤21を加えていない領域により囲まれるようにしている。透明なプラス
チックフィルム25が図示のように部品19を覆って置かれる。
【0042】 図5はバッキングボード1の部分を示し、バッキングボード1上に部品19を
封止するために真空パッケージング機械が使用された後の状態である。真空パッ
ケージング機械(図示せず)は熱をフィルム25に加え、また層5と反対側のバ
ッキングボード1の面に吸引を加え、フィルム25がバッキングボード1と接着
剤21が加えられている領域内で接着する。領域23では、接着剤21は加えら
れておらず、フィルム25はバッキングボードと接着していない。これが部品1
9の周りに体積27を残し、その中にナイフとか鋭い物がフィルム25を通って
挿入されて部品19が切って取り出せるようになる。理想的には体積27は十分
な大きさがあって、部品19を傷つけるという大きな危険性を伴わずに切って出
すことができるようにしている。
【0043】 窪み3は真空パッケージング機械(図示せず)が、より厚いバッキングボード
(5mmないし12mmの範囲といったもの)を使用するときに、効果的に働く
ことができるようにしている。
【0044】 図6(a)は別のバッキングボード15を示し、その上にインクが重ねられて
いる形状17を有していて、シルクスクリーンプリンテングプロセス後のもので
ある。このプリンテングプロセスの前に、接着剤がバッキングボードのこの同じ
面に加えられて、さらに空気乾燥ができるようにしてあった。図2の窪み3はプ
リンテングプロセスの前か後かにパンチされることができて、この例ではまだバ
ッキングボード15にパンチがされていない。
【0045】 図6(b)は図6(a)のバッキングボードが窪み3をそこにパンチされたも
のを示している。部品19がまたこのバッキングボード15の上に置かれていて
、部品19は対応する形状17の上に置かれている。部品19はここでは真空パ
ッケージング機械(図示せず)の上で真空パックされる準備ができている。形状
17は対応する部品19よりも大きく、部品を簡単に取外せるようにしていて、
真空パッケージングプロセスで使用されたフィルムがこういったインクの付いた
領域17にはすぐには接着されないからである。
【0046】 インクを付けた領域は手作業によって作ることもできるし、また各部品の輪郭
に対応していない標準形状として作ることもできることは認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による方法の流れ図。
【図2】 この発明による複数の窪みを含むバッキングボードの平面図。
【図3】 図2のバッキングボードの一部の断面図。
【図4】 この発明の一特徴による図2のバッキングボードの側面図。
【図5】 部品がバッキングボード上で封止されたときの図4の眺めを示す図。
【図6】 この発明の別の特徴によるバッキングボードおよびその上にインクで重ねられ
た形状の平面図(図6a)、ならびに図6(a)のバッキングボードおよびこの
バッキングボード上に置かれている部品の平面図(図6b)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 3E053 AA07 AA10 BA10 CA01 FA09 JA01 JA02 3E067 AB99 AC04 BA15A BA31A BB02A BB14A BC08 EA04 FA01 FB05 FC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少くとも下記の段階、すなわち、 バッキングボード内に複数の窪みを作ること; 該バッキングボード上に少くとも1つの物品を置くこと; 該少くとも1つの物品を実質的に覆ってフィルムを置き、該少くとも1つの物
    品が該バッキングボードと該フィルムとの間にあるようにし、ここで該バッキン
    グボードの厚さは少くとも2mmであるようにすること; を含む物品の真空パッケージ作成方法。
  2. 【請求項2】 さらに、前記バッキングボードに接着剤を加える段階を含む
    請求項1記載の物品の真空パッケージ作成方法。
  3. 【請求項3】 前記接着剤が前記バッキングボードの一面に加えられる請求
    項2記載の物品の真空パッケージ作成方法。
  4. 【請求項4】 前記接着剤は空気乾燥される請求項2または3記載の物品の
    真空パッケージ作成方法。
  5. 【請求項5】 バッキングボードとフィルムとの間で物品がパッケージされ
    ていて、ここでバッキングボードは厚さが少くとも2mmであり、かつそこに複
    数の窪みを有しているパッケージされた物品。
JP2000603956A 1999-03-08 2000-03-06 物品の真空パッケージ作成 Withdrawn JP2002539041A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9905214.4A GB9905214D0 (en) 1999-03-08 1999-03-08 Vacuum packaging of articles
GB9905214.4 1999-03-08
PCT/GB2000/000812 WO2000053509A1 (en) 1999-03-08 2000-03-06 Vacuum packaging of articles

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002539041A true JP2002539041A (ja) 2002-11-19

Family

ID=10849128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000603956A Withdrawn JP2002539041A (ja) 1999-03-08 2000-03-06 物品の真空パッケージ作成

Country Status (9)

Country Link
US (1) US6843039B1 (ja)
EP (1) EP1159205B1 (ja)
JP (1) JP2002539041A (ja)
AT (1) ATE264233T1 (ja)
AU (1) AU2928800A (ja)
DE (1) DE60009876T2 (ja)
ES (1) ES2215029T3 (ja)
GB (1) GB9905214D0 (ja)
WO (1) WO2000053509A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014010338A1 (ja) * 2012-07-11 2014-01-16 株式会社フジシールインターナショナル スキンパック用台紙、及びスキンパック包装体

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2401091A (en) * 2003-05-02 2004-11-03 Reckitt Benckiser Packaging of compacted particulate compositions
US7013619B2 (en) * 2004-06-07 2006-03-21 Clearwater Packaging, Inc. Property and evidence preservation system
ES2530800T3 (es) * 2008-05-20 2015-03-05 Cryovac Inc Método para envasar al vacío con película un producto dispuesto en una bandeja
DE102010044130A1 (de) * 2010-11-18 2012-05-24 Hansgrohe Ag Verpackung für ein Produkt und Verfahren zum Verpacken eines Produkts unter Verwendung der Verpackung
US10479579B2 (en) * 2012-03-27 2019-11-19 Robert Bosch Tool Corporation Packaging system and manufacturing thereof

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2828799A (en) * 1955-10-10 1958-04-01 Du Pont Process of enveloping shaped objects
US3380583A (en) * 1963-02-05 1968-04-30 Harold S. Goodman Package
US3279144A (en) 1963-11-14 1966-10-18 Parker Metal Goods Company Method of partially encapsulating and mounting merchandise for display
US3299604A (en) 1963-11-19 1967-01-24 Stanley Works Method of packaging
US3648428A (en) * 1968-02-20 1972-03-14 Dow Chemical Co Film-to-film skin packaging
US3861529A (en) * 1970-10-16 1975-01-21 Picker Corp Package and method of making
US3848393A (en) * 1971-02-04 1974-11-19 Monaghan Automated Syst Inc Packaging machine and process
US3828520A (en) * 1973-04-04 1974-08-13 Substrate Inc Vacuum packaging method and platen therefor
DE2402977C3 (de) 1974-01-22 1979-04-19 Alkor-Werk Karl Lissmann Gmbh & Co Kg, 8000 Muenchen Verfahren zur Herstellung einer Skin-Packung
DE2622625A1 (de) * 1976-05-20 1977-12-01 Bp Benzin Und Petroleum Ag Skinpackung und verfahren zu ihrer herstellung
US4062449A (en) * 1976-10-20 1977-12-13 Opportunity Workshop, Inc. Skin package with transparent back window
US4145863A (en) 1977-05-27 1979-03-27 Diversified Packaging, Incorporated Apparatus for skin packaging using platen forming of the film
US4133163A (en) * 1977-06-03 1979-01-09 Baker Perkins Holdings Limited Packaging machines
DK170527B1 (da) 1992-05-29 1995-10-16 Team Pack V Johannes Rasmussen Fremgangsmåde og apparat til fremstilling af skinpakning samt en sådan skinpakning
FR2730211B1 (fr) * 1995-02-06 1998-05-07 Monta Atel Procede de conditionnement par pelliplacage
ES2173568T3 (es) 1997-01-23 2002-10-16 Cryovac Inc Envase tipo burbuja.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014010338A1 (ja) * 2012-07-11 2014-01-16 株式会社フジシールインターナショナル スキンパック用台紙、及びスキンパック包装体
JPWO2014010338A1 (ja) * 2012-07-11 2016-06-20 株式会社フジシールインターナショナル スキンパック用台紙、及びスキンパック包装体

Also Published As

Publication number Publication date
EP1159205A1 (en) 2001-12-05
EP1159205B1 (en) 2004-04-14
AU2928800A (en) 2000-09-28
GB9905214D0 (en) 1999-04-28
ATE264233T1 (de) 2004-04-15
WO2000053509A1 (en) 2000-09-14
ES2215029T3 (es) 2004-10-01
US6843039B1 (en) 2005-01-18
DE60009876T2 (de) 2004-08-19
DE60009876D1 (de) 2004-05-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6471817B1 (en) Multipart laserlicensing sheet with decals and/or patches
US6352287B2 (en) Apparatus and method for improved patch for business forms with integrated cards
JPH01210336A (ja) 積層体の製造法およびその製品
US20090127322A1 (en) Gift Wrapping Material and Method
JP2002539041A (ja) 物品の真空パッケージ作成
JP5617377B2 (ja) 熨斗付き配送伝票
JP2002120478A (ja) 情報通信体の製造方法
US6378433B1 (en) Method for mounting printing plates on sleeves and for mounting the resultant sleeves on flexographic printing machine cylinders
JPWO2020081851A5 (ja)
JP7024052B1 (ja) 罫線加工具及び罫線加工装置並びに罫線加工方法
KR101866443B1 (ko) 택배용 라벨 시트 및 택배용 라벨 시트의 제조 방법
NL1022447C2 (nl) Afdruk, in het bijzonder een foto of een ansichtkaart, en inrichting voor vervaardiging van een dergelijke afdruk.
JP2018025675A (ja) 情報印字ラベル、配送用伝票及び情報印字ラベルの製造方法
JPH01214482A (ja) 簡易製本具とその製造方法
JP4577937B2 (ja) 貼合せ型連続帳票及びその製造方法
US20030148074A1 (en) Picture-on-picture decal sheet
KR20230012295A (ko) 포장지 제조방법
JP2004142344A (ja) 画像記録物およびその作成方法
JP2573903Y2 (ja) 名 刺
JP3046239U (ja) ジグソーパズル
JP2011042131A (ja) 写真集アルバムの製造方法
JP2000109761A (ja) 基材の一部が剥離可能な粘着ラベルの製造法
JPS6266243A (ja) 光学投影器用透明フイルム
GB2160989A (en) Flexographic printing methods and materials
US20060012662A1 (en) Method, system, and computer readable medium for digital proofing

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20060801