JP2002536580A - スリップ制御式の液圧的な車両ブレーキ装置のためのポンプ機械ユニット - Google Patents
スリップ制御式の液圧的な車両ブレーキ装置のためのポンプ機械ユニットInfo
- Publication number
- JP2002536580A JP2002536580A JP2000597551A JP2000597551A JP2002536580A JP 2002536580 A JP2002536580 A JP 2002536580A JP 2000597551 A JP2000597551 A JP 2000597551A JP 2000597551 A JP2000597551 A JP 2000597551A JP 2002536580 A JP2002536580 A JP 2002536580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- eccentric
- piston
- ring
- machine unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/04—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders in star- or fan-arrangement
- F04B1/0404—Details or component parts
- F04B1/0443—Draining of the housing; Arrangements for handling leaked fluids
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T17/00—Component parts, details, or accessories of power brake systems not covered by groups B60T8/00, B60T13/00 or B60T15/00, or presenting other characteristic features
- B60T17/02—Arrangements of pumps or compressors, or control devices therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/40—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition comprising an additional fluid circuit including fluid pressurising means for modifying the pressure of the braking fluid, e.g. including wheel driven pumps for detecting a speed condition, or pumps which are controlled by means independent of the braking system
- B60T8/4031—Pump units characterised by their construction or mounting
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transportation (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は偏心体(18)によって駆動されるピストンポンプ(12,14,16)を備えたポンプ機械ユニット(10)に関する。ブレーキ液(漏れ液体)が偏心体室(26)内へ達するのを阻止するために、本発明はポンプピストンを囲む溝をポンプケーシン(12)内に設けることを提案し、この溝内に多孔性の金属焼結リング(50)が挿入され、かつこの金属焼結リング内に、斜め下方に延びる排出路(60)が開口している。
Description
【0001】 背景技術 本発明はスリップ制御式の液圧的な車両ブレーキ装置のためのポンプ機械ユニ
ットであって、偏心体を回転駆動するポンプモータと、ポンプケーシング内のシ
リンダ孔内で軸方向に摺動可能に受容されていて偏心体によって軸方向に往復行
程運動(往復ストローク運動)するように駆動されるポンプピストンと、偏心体
側のシールと、漏れ液の排出のための排出路とが設けられている形式のものに関
する。
ットであって、偏心体を回転駆動するポンプモータと、ポンプケーシング内のシ
リンダ孔内で軸方向に摺動可能に受容されていて偏心体によって軸方向に往復行
程運動(往復ストローク運動)するように駆動されるポンプピストンと、偏心体
側のシールと、漏れ液の排出のための排出路とが設けられている形式のものに関
する。
【0002】 この種のポンプ機械ユニットはドイツ連邦共和国特許公開第4239361号
明細書から公知である。この公知のポンプ機械ユニットはポンプモータとして電
気モータを有しており、そのモータ軸に偏心体が回動不能に取付けられている。
偏心体の周囲には、ポンプ機械ユニットのピストンポンプのポンプピストンがそ
の端面で当接している。ポンプピストンはポンプケーシングのシリンダ孔内に軸
方向摺動可能に受容されている。その場合、ポンプピストンは直接的にポンプケ
ーシング内で、またはポンプケーシング内に挿入された軸受ブッシュ内で軸方向
摺動可能に案内されている。ポンプモータによる偏心体の回転駆動によって、偏
心体の周囲に当接しているポンプピストンはシリンダ孔内で軸方向に往復行程運
動するように駆動され、この往復行程運動が、ピストンポンプにとっては公知の
形式でブレーキ液の吐出を生じる。偏心体としては例えばポンプピストンを連接
棒を介して駆動するクランク(クランク軸)を使用することもできる。
明細書から公知である。この公知のポンプ機械ユニットはポンプモータとして電
気モータを有しており、そのモータ軸に偏心体が回動不能に取付けられている。
偏心体の周囲には、ポンプ機械ユニットのピストンポンプのポンプピストンがそ
の端面で当接している。ポンプピストンはポンプケーシングのシリンダ孔内に軸
方向摺動可能に受容されている。その場合、ポンプピストンは直接的にポンプケ
ーシング内で、またはポンプケーシング内に挿入された軸受ブッシュ内で軸方向
摺動可能に案内されている。ポンプモータによる偏心体の回転駆動によって、偏
心体の周囲に当接しているポンプピストンはシリンダ孔内で軸方向に往復行程運
動するように駆動され、この往復行程運動が、ピストンポンプにとっては公知の
形式でブレーキ液の吐出を生じる。偏心体としては例えばポンプピストンを連接
棒を介して駆動するクランク(クランク軸)を使用することもできる。
【0003】 偏心体はボケーシングの偏心体室内に配置されており、偏心体室内にはシリン
ダ孔が開口している。ポンプモータはポンプケーシングに、またはポンプケーシ
ング内に取付けられている。ピストンポンプは偏心体側のシールを偏心体室の近
くに有しており、このシールはピストンポンプにより吐出されたブレーキ液が偏
心体室内に溢流するのを阻止する。このシールはシールエレメント、例えばシー
ルリングを有することができる。しかしシールエレメントなしに直接的にシリン
ダ孔とポンプピストンの周面との間でシールが行われることもできる。このこと
もまた、本発明の意味でシールと理解されたい。シールにもかかわらずブレーキ
液はピストンポンプから漏れ流としてシリンダ孔とポンプピストンの周面との間
を通って偏心体室内に達することがある。一面において、ポンプピストンがその
行程運動にもとづきその周面に付着したブレーキ液をいわゆる連れ込み流として
シールを擦過させ偏心体室内へ搬送することがあり、他面においてシールのシー
ル作用が摩耗によって弱められることもある。偏心体室内にブレーキ液が捕集さ
れるのを回避るために、公知のポンプ機械ユニットのポンプケーシングは偏心体
室から下方へ大気中に案内された排出路として孔を備えている。水の侵入を阻止
するために、排出路内にチェック弁が配置されている。
ダ孔が開口している。ポンプモータはポンプケーシングに、またはポンプケーシ
ング内に取付けられている。ピストンポンプは偏心体側のシールを偏心体室の近
くに有しており、このシールはピストンポンプにより吐出されたブレーキ液が偏
心体室内に溢流するのを阻止する。このシールはシールエレメント、例えばシー
ルリングを有することができる。しかしシールエレメントなしに直接的にシリン
ダ孔とポンプピストンの周面との間でシールが行われることもできる。このこと
もまた、本発明の意味でシールと理解されたい。シールにもかかわらずブレーキ
液はピストンポンプから漏れ流としてシリンダ孔とポンプピストンの周面との間
を通って偏心体室内に達することがある。一面において、ポンプピストンがその
行程運動にもとづきその周面に付着したブレーキ液をいわゆる連れ込み流として
シールを擦過させ偏心体室内へ搬送することがあり、他面においてシールのシー
ル作用が摩耗によって弱められることもある。偏心体室内にブレーキ液が捕集さ
れるのを回避るために、公知のポンプ機械ユニットのポンプケーシングは偏心体
室から下方へ大気中に案内された排出路として孔を備えている。水の侵入を阻止
するために、排出路内にチェック弁が配置されている。
【0004】 この公知のポンプ機械ユニットの欠点は、チェック弁が付加的に必要であり、
かつこのチェック弁がポンプ機械ユニットの組立時に排出路内に挿入されなけれ
ばならず、このことが付加的な組立費用を必要とすることにある。その上、侵入
した汚れによってチェック弁の閉鎖機能が損なわれることもある。
かつこのチェック弁がポンプ機械ユニットの組立時に排出路内に挿入されなけれ
ばならず、このことが付加的な組立費用を必要とすることにある。その上、侵入
した汚れによってチェック弁の閉鎖機能が損なわれることもある。
【0005】 ドイツ連邦共和国特許公開第19712686号明細書からは冒頭に記載した
形式のポンプ機械ユニットが公知であり、このポンプ機械ユニットでは、多孔性
の、それゆえブレーキ液にとって透過性の焼結金属体が、排出路を形成する孔内
に挿入されている。このポンプ機械ユニットの欠点は、オイルが偏心体軸受また
はモータ軸受から排出路内に達することがあることにある。このオイルは焼結金
属体の透過性を減少せしめ、かつこれを時間と共に完全に詰まらせてしまう。
形式のポンプ機械ユニットが公知であり、このポンプ機械ユニットでは、多孔性
の、それゆえブレーキ液にとって透過性の焼結金属体が、排出路を形成する孔内
に挿入されている。このポンプ機械ユニットの欠点は、オイルが偏心体軸受また
はモータ軸受から排出路内に達することがあることにある。このオイルは焼結金
属体の透過性を減少せしめ、かつこれを時間と共に完全に詰まらせてしまう。
【0006】 これら両方の公知ポンプ機械ユニットに共通する欠点は、漏れブレーキ液がポ
ンプピストンから排出路内へ流入する前にまず偏心体室内に達することにある。
偏心体室からはブレーキ液が偏心体軸受に、または電気モータ内に侵入すること
がある。ブレーキ液は軸受の潤滑膜を破壊し、これによって軸受を破壊する。電
気モータ内ではブレーキ液はモータの短絡ひいては破壊を招く。
ンプピストンから排出路内へ流入する前にまず偏心体室内に達することにある。
偏心体室からはブレーキ液が偏心体軸受に、または電気モータ内に侵入すること
がある。ブレーキ液は軸受の潤滑膜を破壊し、これによって軸受を破壊する。電
気モータ内ではブレーキ液はモータの短絡ひいては破壊を招く。
【0007】 発明の利点 請求項1の特徴を備えた本発明によるポンプ機械ユニットでは、排出路が偏心
体側のシールと偏心体室との間でシリンダ孔内に開口している。ピストンポンプ
から偏心体側のシールを通り抜けた漏れ液は偏心体室に達する前に排出路を通し
てシリンダ孔から排出される。このことにより、漏れ液がピストンポンプから偏
心体室内に達することが回避される。それゆえ、漏れ液(ブレーキ液)と、偏心
体軸受またはモータ軸受の潤滑オイルまたは軸受オイルとの基本的に不所望な混
合が生じない。漏れ液がピストンポンプから偏心体室内にまでは達しないため、
このことにより、漏れ液が偏心体軸受またはモータ軸受またはポンプモータ内に
達することが排除される。同様に、オイルが偏心体軸受またはモータ軸受から排
出路内へ達して、場合により設けられた焼結体を詰まらせることが回避される。
それゆえ、漏れ液の排出が永続的に保証される。
体側のシールと偏心体室との間でシリンダ孔内に開口している。ピストンポンプ
から偏心体側のシールを通り抜けた漏れ液は偏心体室に達する前に排出路を通し
てシリンダ孔から排出される。このことにより、漏れ液がピストンポンプから偏
心体室内に達することが回避される。それゆえ、漏れ液(ブレーキ液)と、偏心
体軸受またはモータ軸受の潤滑オイルまたは軸受オイルとの基本的に不所望な混
合が生じない。漏れ液がピストンポンプから偏心体室内にまでは達しないため、
このことにより、漏れ液が偏心体軸受またはモータ軸受またはポンプモータ内に
達することが排除される。同様に、オイルが偏心体軸受またはモータ軸受から排
出路内へ達して、場合により設けられた焼結体を詰まらせることが回避される。
それゆえ、漏れ液の排出が永続的に保証される。
【0008】 本発明によるポンプ機械ユニットは特に車両のブレーキ装置内のポンプとして
設けられ、かつホイールブレーキシリンダ内の圧力の制御時に使用される。ブレ
ーキ装置の種類に応じてこれらのブレーキ装置のために略号ABSもしくはAS
RもしくはFDRもしくはEHBが使用される。ブレーキ装置内ではポンプは例
えば1つのホイールブレーキシリンダからまたは複数のホイールブレーキシリン
ダから1つのマスタブレーキシリンダ内へブレーキ液を戻し搬送するために(A
BS)、および/または貯蔵タンクから1つのホイールブレーキシリンダまたは
複数のホイールブレーキシリンダ内へブレーキ液を搬送するために(ASRもし
くはFDRもしくはEHB)役立てられる。ポンプは例えばホイールスリップ制
御機構(ABSもしくはASR)を備えたブレーキ装置および/またはステアリ
ングアシストとして役立つブレーキ装置(FDR)および/または電子液圧的な
ブレーキ装置(EHB)において必要である。ホイールスリップ制御機構(AB
SもしくはASR)によれば例えば制動過程中にブレーキペダルを強く踏み込ん
だ際の車両ホイールのロックを(ABS)、および/または加速ペダルを強く踏
み込んだ際の車両駆動ホイールの空転を(ASR)阻止することができる。ステ
アリングアシスト(FDR)として役立つブレーキ装置では、例えば運転者によ
って望まれる軌道からの車両の脱輪を阻止するために、ブレーキペダルもしくは
加速ペダルの操作に無関係に、単数または複数のホイールブレーキシリンダ内に
制動圧が形成される。ポンプは電子液圧的なブレーキ装置(EHB)でも使用さ
れ、この場合には、電気的なブレーキペダルセンサがブレーキペダルの作動を検
知した際にポンプがブレーキ液を単数または複数のホイールブレーキシリンダに
搬送するか、またはブレーキ装置のアキュムレータの充填のためにポンプが役立
てられる。
設けられ、かつホイールブレーキシリンダ内の圧力の制御時に使用される。ブレ
ーキ装置の種類に応じてこれらのブレーキ装置のために略号ABSもしくはAS
RもしくはFDRもしくはEHBが使用される。ブレーキ装置内ではポンプは例
えば1つのホイールブレーキシリンダからまたは複数のホイールブレーキシリン
ダから1つのマスタブレーキシリンダ内へブレーキ液を戻し搬送するために(A
BS)、および/または貯蔵タンクから1つのホイールブレーキシリンダまたは
複数のホイールブレーキシリンダ内へブレーキ液を搬送するために(ASRもし
くはFDRもしくはEHB)役立てられる。ポンプは例えばホイールスリップ制
御機構(ABSもしくはASR)を備えたブレーキ装置および/またはステアリ
ングアシストとして役立つブレーキ装置(FDR)および/または電子液圧的な
ブレーキ装置(EHB)において必要である。ホイールスリップ制御機構(AB
SもしくはASR)によれば例えば制動過程中にブレーキペダルを強く踏み込ん
だ際の車両ホイールのロックを(ABS)、および/または加速ペダルを強く踏
み込んだ際の車両駆動ホイールの空転を(ASR)阻止することができる。ステ
アリングアシスト(FDR)として役立つブレーキ装置では、例えば運転者によ
って望まれる軌道からの車両の脱輪を阻止するために、ブレーキペダルもしくは
加速ペダルの操作に無関係に、単数または複数のホイールブレーキシリンダ内に
制動圧が形成される。ポンプは電子液圧的なブレーキ装置(EHB)でも使用さ
れ、この場合には、電気的なブレーキペダルセンサがブレーキペダルの作動を検
知した際にポンプがブレーキ液を単数または複数のホイールブレーキシリンダに
搬送するか、またはブレーキ装置のアキュムレータの充填のためにポンプが役立
てられる。
【0009】 従属請求項は請求項1に記載した本発明の有利な構成および変化実施例を対象
としている。
としている。
【0010】 請求項3によりポンプピストンを囲む溝内に液体透過性のリングを配置する利
点は、液体透過性のリングが排出路の内側の端部またはピストン側の端部に、ひ
いては防水的に配置されることにある。
点は、液体透過性のリングが排出路の内側の端部またはピストン側の端部に、ひ
いては防水的に配置されることにある。
【0011】 実施例の説明 次に、選択された有利な図示の実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0012】 全体を符号10で示した本発明によるポンプ機械ユニットは、スリップ制御式
の液圧的な車両ブレーキ装置の、全体的には図示されていない液圧ブロック12
内で使用されている。この液圧ブロック12のうち、図面見やすさのためにポン
プ機械ユニット10を囲む部分だけが示されている。液圧ブロック12内にはマ
グネット弁、液圧アキュムレータおよび緩衝室のようなその他の液圧的な構成部
分が挿入されていて、相互に、かつポンプ機械ユニット10に接続されている。
液圧ブロック12は自体公知の形式でブレーキ導管を介して、足踏み式ブレーキ
ペダルまたは手操作式ブレーキレバーの図示されていないブレーキシリンダに接
続されており、液圧ブロック12にはブレーキ導管を介して、図示されていない
ホイールブレーキシリンダが接続されている。液圧ブロック12は本発明による
ポンプ機械ユニット10のポンプケーシングを形成しており、それゆえ以下には
ポンプケーシング12と記載される。
の液圧的な車両ブレーキ装置の、全体的には図示されていない液圧ブロック12
内で使用されている。この液圧ブロック12のうち、図面見やすさのためにポン
プ機械ユニット10を囲む部分だけが示されている。液圧ブロック12内にはマ
グネット弁、液圧アキュムレータおよび緩衝室のようなその他の液圧的な構成部
分が挿入されていて、相互に、かつポンプ機械ユニット10に接続されている。
液圧ブロック12は自体公知の形式でブレーキ導管を介して、足踏み式ブレーキ
ペダルまたは手操作式ブレーキレバーの図示されていないブレーキシリンダに接
続されており、液圧ブロック12にはブレーキ導管を介して、図示されていない
ホイールブレーキシリンダが接続されている。液圧ブロック12は本発明による
ポンプ機械ユニット10のポンプケーシングを形成しており、それゆえ以下には
ポンプケーシング12と記載される。
【0013】 ポンプケーシング12内には一貫した(貫通する)シリンダ孔14が設けられ
ており、このシリンダ孔14内には2つのポンプピストン16が軸方向摺動可能
に挿入されている。シリンダ孔14を備えたポンプケーシング12と、それぞれ
1つのポンプピストン16とがそれぞれ1つのピストンポンプ12,14,16
を形成している。両方のポンプピストン16の間に1つの偏心体18が配置され
ており、この偏心体はピンとして形成されていて偏心的に、かつモータ軸20の
端部と一体を成して配置されている。モータ軸20は電気モータとして形成され
たポンプモータの一部であり、ポンプモータは図面では図平面の背後に位置して
おり、それゆえポンプケーシング12によって隠されていて見えない。ポンプモ
ータはポンプケーシング12に固定されている。同時に偏心体18の回転軸でも
あるモータ軸の回転軸線22は両方のポンプピストン16とシリンダ孔14との
仮想軸線と直角に交じわっている。ポンプピストン16はいわゆる対向ピストン
配置形(Boxeranordnung)で位置している。
ており、このシリンダ孔14内には2つのポンプピストン16が軸方向摺動可能
に挿入されている。シリンダ孔14を備えたポンプケーシング12と、それぞれ
1つのポンプピストン16とがそれぞれ1つのピストンポンプ12,14,16
を形成している。両方のポンプピストン16の間に1つの偏心体18が配置され
ており、この偏心体はピンとして形成されていて偏心的に、かつモータ軸20の
端部と一体を成して配置されている。モータ軸20は電気モータとして形成され
たポンプモータの一部であり、ポンプモータは図面では図平面の背後に位置して
おり、それゆえポンプケーシング12によって隠されていて見えない。ポンプモ
ータはポンプケーシング12に固定されている。同時に偏心体18の回転軸でも
あるモータ軸の回転軸線22は両方のポンプピストン16とシリンダ孔14との
仮想軸線と直角に交じわっている。ポンプピストン16はいわゆる対向ピストン
配置形(Boxeranordnung)で位置している。
【0014】 ポンプピストン16は偏心体18に向いたその端面24で偏心体18の周囲に
当接している。偏心体18はポンプケーシング12内の円筒状の偏心体室26内
に位置しており、この偏心体室内へ両方のポンプピストン18がその端部で突入
している。シリンダ孔14は偏心体室周囲の直径方向で互いに対向して位置する
2箇所で偏心体室26内へ開口している。
当接している。偏心体18はポンプケーシング12内の円筒状の偏心体室26内
に位置しており、この偏心体室内へ両方のポンプピストン18がその端部で突入
している。シリンダ孔14は偏心体室周囲の直径方向で互いに対向して位置する
2箇所で偏心体室26内へ開口している。
【0015】 シリンダ孔14内には偏心体18とは逆の側に、圧縮コイルばねの形状のそれ
ぞれ1つのピストン戻しばね28が挿入されており、これらのピストン戻しばね
はポンプピストン16を互いに反対側で偏心体18の周囲に圧着している。ピス
トン戻しばね28は偏心体18とは逆の側でシリンダ孔14内に挿入された閉鎖
栓30に支持されている。ポンプケーシング12の環状のかしめ部32によって
閉鎖栓30は液密かつ圧密にシリンダ孔内に保持されている。
ぞれ1つのピストン戻しばね28が挿入されており、これらのピストン戻しばね
はポンプピストン16を互いに反対側で偏心体18の周囲に圧着している。ピス
トン戻しばね28は偏心体18とは逆の側でシリンダ孔14内に挿入された閉鎖
栓30に支持されている。ポンプケーシング12の環状のかしめ部32によって
閉鎖栓30は液密かつ圧密にシリンダ孔内に保持されている。
【0016】 図示の実施例では、ポンプピストン18は段付きピストンとして形成されてい
る。しかし、この段付きピストンは必ずしも本発明に必要ではなく、本発明は段
なしのピストンを備えたポンプ機械ユニットにも同様に使用可能である(図示せ
ず)。流入孔34がポンプピストン16の中央領域内で横方向にシリンダ孔14
内に開口している。十字形にポンプピストン16内に設けられた複数の横孔36
がシリンダ孔14を介して流入孔34に連通しており、これらの横孔からは、ポ
ンプピストン16の、偏心体18とは逆の側で閉鎖栓30に面した端面へ1つの
軸方向の袋孔38が案内されている。ポンプピストン16はその袋孔38内に配
置された組込み式のばね負荷されたチェック弁の形状の入口弁40を有しており
、このチェック弁は図面では見やすさのため記号で示されている。ポンプピスト
ン16と閉鎖栓30との間にはシリンダ孔14に対して直角に流出口42がポン
プケーシング12内に設けられている。この流出孔42内にはばね負荷されたチ
ェック弁として形成された出口弁44が挿入されており、この出口弁も図面見や
すさのため記号で示されている。入口弁40および出口弁44はピストンポンプ
12,14,16を通る流体の通流を公知形式で制御する。
る。しかし、この段付きピストンは必ずしも本発明に必要ではなく、本発明は段
なしのピストンを備えたポンプ機械ユニットにも同様に使用可能である(図示せ
ず)。流入孔34がポンプピストン16の中央領域内で横方向にシリンダ孔14
内に開口している。十字形にポンプピストン16内に設けられた複数の横孔36
がシリンダ孔14を介して流入孔34に連通しており、これらの横孔からは、ポ
ンプピストン16の、偏心体18とは逆の側で閉鎖栓30に面した端面へ1つの
軸方向の袋孔38が案内されている。ポンプピストン16はその袋孔38内に配
置された組込み式のばね負荷されたチェック弁の形状の入口弁40を有しており
、このチェック弁は図面では見やすさのため記号で示されている。ポンプピスト
ン16と閉鎖栓30との間にはシリンダ孔14に対して直角に流出口42がポン
プケーシング12内に設けられている。この流出孔42内にはばね負荷されたチ
ェック弁として形成された出口弁44が挿入されており、この出口弁も図面見や
すさのため記号で示されている。入口弁40および出口弁44はピストンポンプ
12,14,16を通る流体の通流を公知形式で制御する。
【0017】 モータ軸20およびこれと一体を成す偏心体18の回転駆動によって、両方の
ポンプピストン16は往復行程運動させられ、このことにより、公知形式通りブ
レーキ液が入口弁40を通して吸い込まれて、出口弁44を通して吐き出される
。偏心体18とは逆の側では、ピストンポンプ12,14,16の吸込側と吐出
側との間、要するに流入孔34と、ピストン戻しばね28の挿入されている圧力
室との間をシールリング46がシールしている。案内リング48がポンプピスト
ン16を軸方向摺動可能にポンプケーシング12内で案内している。シールリン
グ46および案内リング48はポンプケーシング12の1つの共通の溝50内に
挿入されている。偏心体18に面した側では、ポンプケーシング12は同様にポ
ンプピストン16を囲む溝52を備えており、この溝内には、ピストンポンプ1
2,14,16の吸込側(流入孔34)と偏心体室26との間をシールするシー
ルリング54と、多孔質の金属焼結リング56と、支持リング58とが挿入され
ている。溝52内で、シールリング54は偏心体18から遠い側に、支持リング
58は偏心体18に近い側に、かつ金属焼結リング56はそれら両者の間に配置
されている。
ポンプピストン16は往復行程運動させられ、このことにより、公知形式通りブ
レーキ液が入口弁40を通して吸い込まれて、出口弁44を通して吐き出される
。偏心体18とは逆の側では、ピストンポンプ12,14,16の吸込側と吐出
側との間、要するに流入孔34と、ピストン戻しばね28の挿入されている圧力
室との間をシールリング46がシールしている。案内リング48がポンプピスト
ン16を軸方向摺動可能にポンプケーシング12内で案内している。シールリン
グ46および案内リング48はポンプケーシング12の1つの共通の溝50内に
挿入されている。偏心体18に面した側では、ポンプケーシング12は同様にポ
ンプピストン16を囲む溝52を備えており、この溝内には、ピストンポンプ1
2,14,16の吸込側(流入孔34)と偏心体室26との間をシールするシー
ルリング54と、多孔質の金属焼結リング56と、支持リング58とが挿入され
ている。溝52内で、シールリング54は偏心体18から遠い側に、支持リング
58は偏心体18に近い側に、かつ金属焼結リング56はそれら両者の間に配置
されている。
【0018】 シールリング54は偏心体側のシールを形成している。このシール54はピス
トンポンプ12,14,16の低圧側と偏心体室26との間のシールに役立てら
れている。支持リング58はポンプピストン16に付着したブレーキ液を金属焼
結リング56の側に引き留める掻取りリングとして、かつピストンポンプ16の
ための案内リングとして設けられている。支持リング58の摩耗時に金属焼結リ
ング56がポンプピストン12を案内する機能を補助する。場合によっては支持
リングを省き、ポンプピストンの案内を金属焼結リング56によってのみ行なう
こともできる。さらに、金属焼結リング56はブレーキ液の排出にも役立つ。金
属焼結リング56はその多孔性によりブレーキ液に対して透過性である。ピスト
ンポンプの往復行程(往復ストローク)運動時の連れ込み作用によって、もしく
はシールリング54の摩耗/非シール性によってシールリング54を通って偏心
体18へ向かって侵入するブレーキ液(漏れ液体)が多孔性の金属焼結リング5
6内へ達すると、この金属焼結リングはその多孔性によりブレーキ液を吸収して
一時的に貯蔵する。金属焼結リング56がブレーキ液に対して透過性であるため
、金属焼結リングはブレーキ液を再び放出し、その結果、ブレーキ液は金属焼結
リングの挿入されている溝54内に達する。金属焼結リング56は毛管作用によ
り漏れ液を排出する。溝52からブレーキ液は排出路60を形成している孔内に
達する。この孔はポンプ機械ユニット10の運転時の一般的な組込み姿勢では溝
52からポンプケーシング12を通って斜め下方へ大気中に案内されている。
トンポンプ12,14,16の低圧側と偏心体室26との間のシールに役立てら
れている。支持リング58はポンプピストン16に付着したブレーキ液を金属焼
結リング56の側に引き留める掻取りリングとして、かつピストンポンプ16の
ための案内リングとして設けられている。支持リング58の摩耗時に金属焼結リ
ング56がポンプピストン12を案内する機能を補助する。場合によっては支持
リングを省き、ポンプピストンの案内を金属焼結リング56によってのみ行なう
こともできる。さらに、金属焼結リング56はブレーキ液の排出にも役立つ。金
属焼結リング56はその多孔性によりブレーキ液に対して透過性である。ピスト
ンポンプの往復行程(往復ストローク)運動時の連れ込み作用によって、もしく
はシールリング54の摩耗/非シール性によってシールリング54を通って偏心
体18へ向かって侵入するブレーキ液(漏れ液体)が多孔性の金属焼結リング5
6内へ達すると、この金属焼結リングはその多孔性によりブレーキ液を吸収して
一時的に貯蔵する。金属焼結リング56がブレーキ液に対して透過性であるため
、金属焼結リングはブレーキ液を再び放出し、その結果、ブレーキ液は金属焼結
リングの挿入されている溝54内に達する。金属焼結リング56は毛管作用によ
り漏れ液を排出する。溝52からブレーキ液は排出路60を形成している孔内に
達する。この孔はポンプ機械ユニット10の運転時の一般的な組込み姿勢では溝
52からポンプケーシング12を通って斜め下方へ大気中に案内されている。
【0019】 漏れ液を排出路60内へ排出するために、金属焼結リング56はその外周面に
トラフ状の自由溝62を有しており、この自由溝は金属焼結リングを囲む環状の
自由スペースをポンプケーシング12内の溝52内に形成する。自由溝62は排
出路60内への漏れ液の無圧の自由な排出を生じる。自由溝62は例えば毛管作
用により金属焼結リング56の外側領域内に圧力が形成されるのを阻止している
。同様に自由溝は金属焼結リング56を囲むようにポンプケーシング12内の溝
52の底部に設けられることもできる(図示せず)。自由溝62および排出路6
0は、偏心体側のシールリング54のところでピストンポンプ12,14,16
から流出したブレーキ液が偏心体室26内に達してそのところで偏心体18また
は電気モータの軸受の潤滑を損なうと共に電気モータ内に侵入することを阻止す
る。流出したブレーキ液のための捕集兼排出機能の他に、金属焼結リング56は
ピストンポンプ12,14,16内または偏心体室26内への水または汚れの侵
入をも阻止する。
トラフ状の自由溝62を有しており、この自由溝は金属焼結リングを囲む環状の
自由スペースをポンプケーシング12内の溝52内に形成する。自由溝62は排
出路60内への漏れ液の無圧の自由な排出を生じる。自由溝62は例えば毛管作
用により金属焼結リング56の外側領域内に圧力が形成されるのを阻止している
。同様に自由溝は金属焼結リング56を囲むようにポンプケーシング12内の溝
52の底部に設けられることもできる(図示せず)。自由溝62および排出路6
0は、偏心体側のシールリング54のところでピストンポンプ12,14,16
から流出したブレーキ液が偏心体室26内に達してそのところで偏心体18また
は電気モータの軸受の潤滑を損なうと共に電気モータ内に侵入することを阻止す
る。流出したブレーキ液のための捕集兼排出機能の他に、金属焼結リング56は
ピストンポンプ12,14,16内または偏心体室26内への水または汚れの侵
入をも阻止する。
【0020】 いわゆる徒渉能力、要するに本発明によるポンプ機械ユニット10を装備した
車両が水中を走行することのできる可能性、しかもその際ポンプ機械ユニットが
水没した状態での可能性が得られる。ポンプ機械ユニット10は例えば0.5m
水没すると、ポンプ機械ユニット10は0.05バールの過圧にさらされる。こ
の過圧によって、排出路60内に存在する空気がその元の容積の95%に圧縮さ
れ、要するに水は排出路60の長さの5%だけ排出路内に侵入するが、しかし水
はほとんど溝52および金属焼結リング56までには達しない。
車両が水中を走行することのできる可能性、しかもその際ポンプ機械ユニットが
水没した状態での可能性が得られる。ポンプ機械ユニット10は例えば0.5m
水没すると、ポンプ機械ユニット10は0.05バールの過圧にさらされる。こ
の過圧によって、排出路60内に存在する空気がその元の容積の95%に圧縮さ
れ、要するに水は排出路60の長さの5%だけ排出路内に侵入するが、しかし水
はほとんど溝52および金属焼結リング56までには達しない。
【0021】 それと同時に本発明によるポンプ機械ユニット10では、軸受オイルが電気モ
ータから、または潤滑オイルが偏心体18から金属焼結リング56に達してブレ
ーキ液のためのその透過性を低下させること、または金属焼結リング56が詰ま
ることが回避される。
ータから、または潤滑オイルが偏心体18から金属焼結リング56に達してブレ
ーキ液のためのその透過性を低下させること、または金属焼結リング56が詰ま
ることが回避される。
【0022】 排出路60の傾斜した配置もまた水の侵入を阻止する目的に役立つ。その理由
は、この配置が水しぶきをはね除けるからである。さらに、排出路60の傾斜し
た配置が排出路の長さを延長せしめるため、このことが付加的に金属焼結リング
56にまで水が達するのを阻止する。
は、この配置が水しぶきをはね除けるからである。さらに、排出路60の傾斜し
た配置が排出路の長さを延長せしめるため、このことが付加的に金属焼結リング
56にまで水が達するのを阻止する。
【図1】 図1は本発明によるポンプ機械ユニットの略示断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D046 CC02 LL29 LL37 LL41 3H070 AA01 BB02 BB13 CC29 DD11 3H071 AA03 BB01 CC28 CC41 DD01 DD52 3H075 AA02 BB03 CC16 CC29 DA04 DB24
Claims (7)
- 【請求項1】 スリップ制御式の液圧的な車両ブレーキ装置のためのポンプ
機械ユニットであって、偏心体を回転駆動するポンプモータと、ポンプケーシン
グ内のシリンダ孔内で軸方向に摺動可能に受容されていて偏心体によって軸方向
に往復行程運動するように駆動されるポンプピストンと、偏心体側のシールと、
漏れ液の排出のための排出路とが設けられている形式のものにおいて、排出路(
60)が偏心体側のシール(54)と偏心体(18)との間でシリンダ孔(14
)内へ開口していることを特徴とする、スリップ制御式の液圧的な車両ブレーキ
装置のためのポンプ機械ユニット。 - 【請求項2】 ポンプケーシング(12)が、シール(48)の偏心体側に
配置されていてポンプピストン(16)を囲む溝(52)を有しており、この溝
内に排出路(60)が開口していることを特徴とする、請求項1記載のポンプ機
械ユニット。 - 【請求項3】 溝(52)内に液体透過性のリング(56)が挿入されてい
ることを特徴とする、請求項2記載のポンプ機械ユニット。 - 【請求項4】 リング(56)が多孔性の材料から成ることを特徴とする、
請求項3記載のポンプ機械ユニット。 - 【請求項5】 リング(56)がポンプピストン(16)のための案内エレ
メントを形成していることを特徴とする、請求項3記載のポンプ機械ユニット。 - 【請求項6】 リング(56)を囲む自由溝(62)が設けられており、こ
の自由溝内に排出路(60)が開口していることを特徴とする、請求項3記載の
ポンプ機械ユニット。 - 【請求項7】 排出路(60)がポンプケーシング(12)内に斜めに設け
られていることを特徴とする、請求項1記載のポンプ機械ユニット。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19904926A DE19904926A1 (de) | 1999-02-06 | 1999-02-06 | Pumpenaggregat für eine schlupfgeregelte, hydraulische Fahrzeugbremsanlage |
DE19904926.2 | 1999-02-06 | ||
PCT/DE1999/003063 WO2000046503A1 (de) | 1999-02-06 | 1999-09-24 | Pumpenaggregat für eine schlupfgeregelte, hydraulische fahrzeugbremsanlage |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002536580A true JP2002536580A (ja) | 2002-10-29 |
Family
ID=7896687
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000597551A Pending JP2002536580A (ja) | 1999-02-06 | 1999-09-24 | スリップ制御式の液圧的な車両ブレーキ装置のためのポンプ機械ユニット |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6389955B1 (ja) |
EP (1) | EP1068449B1 (ja) |
JP (1) | JP2002536580A (ja) |
DE (2) | DE19904926A1 (ja) |
WO (1) | WO2000046503A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008174218A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-31 | Advics:Kk | 車両の運動制御装置 |
JP2014156850A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Maruyama Mfg Co Ltd | 液体ポンプ |
JP2019525059A (ja) * | 2016-08-01 | 2019-09-05 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh | 潤滑手段を備えた車両ブレーキ装置ピストンポンプ |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10000675C2 (de) * | 2000-01-11 | 2001-11-15 | Otten Ernst Wilhelm | Lineardurchführung, Vorrichtung und Verfahren zur hochproduktiven Erzeugung von hoch kernspinpolarisiertem Helium-3 Gas |
DE10042369A1 (de) * | 2000-08-29 | 2002-03-14 | Bosch Gmbh Robert | Kolbenpumpe |
DE10103014A1 (de) * | 2001-01-24 | 2002-07-25 | Zf Batavia Llc | Radialkolbenpumpe |
JP4069698B2 (ja) * | 2002-07-24 | 2008-04-02 | 株式会社アドヴィックス | オイルシール構造 |
US6863163B2 (en) * | 2002-09-04 | 2005-03-08 | Delphi Technologies, Inc. | Self leveling vehicle suspension damper |
EP1426662A1 (de) * | 2002-12-06 | 2004-06-09 | Boehringer Ingelheim International GmbH | Kolbenpumpsystem |
DE102004056599A1 (de) * | 2004-11-24 | 2006-06-01 | Volkswagen Ag | Anordnung zur Abdichtug von zwei fluidführenden Baugruppen |
EP1669597B1 (en) * | 2004-12-10 | 2007-05-16 | Nissin Kogyo Co., Ltd. | Plunger pump apparatus |
DE102005045937B4 (de) * | 2005-09-26 | 2014-10-30 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe für eine Schlupfregelung aufweisende Fahrzeugbremsanlage |
DE102006000747B4 (de) * | 2006-01-04 | 2020-12-10 | Robert Bosch Gmbh | Antriebseinheit für Hydraulik-Kolbenpumpen eines Fahrzeugbremssystems mit Flüssigkeit aufsaugendem Mittel innerhalb des Exzenterraums |
DE102006036442A1 (de) * | 2006-08-04 | 2008-02-07 | Robert Bosch Gmbh | Dicht- und Führungseinrichtung für einen Kolben einer Kolbenpumpe |
DE102007020299A1 (de) * | 2007-04-20 | 2008-10-23 | Alfred Kärcher Gmbh & Co. Kg | Kolbenpumpe für ein Hochdruckreinigungsgerät |
DE102007020300A1 (de) * | 2007-04-20 | 2008-10-23 | Alfred Kärcher Gmbh & Co. Kg | Kolbenpumpe für ein Hochdruckreinigungsgerät |
DE202007013618U1 (de) | 2007-09-28 | 2009-02-12 | Robert Bosch Gmbh | Pumpe, insbesondere für ein Hydraulikaggregat einer elektronisch regelbaren Fahrzeugbremsanlage |
DE102007052664A1 (de) * | 2007-11-05 | 2009-05-07 | Robert Bosch Gmbh | Führungsring für eine Kolbenpumpe sowie Kolbenpumpe |
DE102008040140A1 (de) * | 2008-07-03 | 2010-01-07 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe |
DE102009047217A1 (de) * | 2009-11-27 | 2011-06-01 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenplumpe |
DE102009047590B4 (de) * | 2009-12-07 | 2022-05-19 | Robert Bosch Gmbh | Kolbenpumpe mit einer Dichtungsanordnung |
US9815369B2 (en) * | 2010-12-15 | 2017-11-14 | Jaguar Land Rover Limited | Wading vehicle depth measurement apparatus |
US8991297B2 (en) | 2011-10-13 | 2015-03-31 | Honeywell International Inc. | Compressors with improved sealing assemblies |
AU2012340565B2 (en) * | 2011-11-22 | 2017-09-21 | Graco Minnesota Inc. | Box lubrication pump |
DE102012202438B3 (de) * | 2012-02-17 | 2013-03-28 | Stromag Wep Gmbh | Hydraulisch betätigbare Scheibenbremse und Azimutantrieb |
ITMI20132017A1 (it) * | 2013-12-03 | 2015-06-04 | Bosch Gmbh Robert | Gruppo di pompaggio per alimentare combustibile, preferibilmente gasolio, ad un motore a combustione interna |
CN108291536A (zh) * | 2015-12-16 | 2018-07-17 | 安捷伦科技有限公司 | 具有活塞和用于支承活塞以进行密封的支撑体的流体泵 |
DE102017216002A1 (de) * | 2017-09-12 | 2019-03-14 | Robert Bosch Gmbh | Pumpenanordnung für ein Hydraulikaggregat mit einem Pumpenkolben |
GB2574824A (en) * | 2018-06-19 | 2019-12-25 | Continental Automotive Systems Srl | Piston pump with integrated leakage |
Family Cites Families (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1996779A (en) * | 1931-04-23 | 1935-04-09 | Harley T Wheeler | Multistage packing |
US2045024A (en) * | 1934-05-11 | 1936-06-23 | Fairbanks Morse & Co | Pump |
US2131927A (en) * | 1934-11-23 | 1938-10-04 | Ig Farbenindustrie Ag | Stuffing box for liquid pumps |
US2898867A (en) * | 1954-11-29 | 1959-08-11 | Milton Roy Co | Pump with sealing arrangement |
DE1935329U (de) * | 1966-02-03 | 1966-03-24 | Krantz H Fa | Kolbenpumpe mit zweifach gelagertem kolben. |
GB1242851A (en) * | 1967-08-24 | 1971-08-18 | Fletcher Sutcliffe Wild Ltd Fo | Hydraulic pumps |
GB1309905A (en) * | 1969-06-09 | 1973-03-14 | Girling Ltd | Hydraulic brakes |
IT1046312B (it) * | 1973-06-07 | 1980-06-30 | Pumpenfabrik Urach | Tenuta stagna di parti di macchina a moto di va e vieni |
DE2336118B2 (de) * | 1973-07-16 | 1976-11-18 | Wepuko-Hydraulik Gmbh, 7418 Metzingen | Einrichtung zur hydraulik-kolbenabdichtung, insbesondere bei hochdruck- kolbenpumpen |
US3943717A (en) * | 1974-01-07 | 1976-03-16 | Caterpillar Tractor Co. | Contaminant removal from a hydraulic cylinder |
DE3121317C2 (de) * | 1981-05-29 | 1984-10-18 | Erich 4902 Bad Salzuflen Bröker | Abdichtung hin- und hergehender Maschinenteile, insbesondere Plungerdichtung |
JPS5841278A (ja) * | 1981-09-04 | 1983-03-10 | Teikoku Denki Seisakusho:Kk | 往復動ポンプ |
WO1988002070A1 (en) * | 1986-09-10 | 1988-03-24 | Westergaard, Knud, Erik | A fluid-displacement machine |
DE3701168A1 (de) * | 1987-01-16 | 1988-07-28 | Hemscheidt Maschf Hermann | Kolbenmaschine |
DE8710742U1 (de) * | 1987-08-05 | 1987-11-05 | Speck-Kolbenpumpenfabrik Otto Speck KG, 8192 Geretsried | Dichtungsvorrichtung für eine Plungerpumpe |
JP2759861B2 (ja) * | 1992-10-02 | 1998-05-28 | 日清紡績株式会社 | 液圧ポンプ |
DE4239361A1 (de) * | 1992-11-24 | 1994-05-26 | Teves Gmbh Alfred | Tauchdichtes ABS/ASR-Pumpenaggregat mit Rückschlagventil |
DE19648408A1 (de) * | 1996-11-22 | 1998-05-28 | Bosch Gmbh Robert | Kolbenpumpe |
DE19712686B4 (de) * | 1997-03-26 | 2007-03-08 | Robert Bosch Gmbh | Pumpenaggregat für eine schlupfgeregelte, hydraulische Bremsanlage von Kraftfahrzeugen |
-
1999
- 1999-02-06 DE DE19904926A patent/DE19904926A1/de not_active Withdrawn
- 1999-09-24 DE DE59910071T patent/DE59910071D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-24 EP EP99955785A patent/EP1068449B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1999-09-24 US US09/647,594 patent/US6389955B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-09-24 WO PCT/DE1999/003063 patent/WO2000046503A1/de active IP Right Grant
- 1999-09-24 JP JP2000597551A patent/JP2002536580A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008174218A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-31 | Advics:Kk | 車両の運動制御装置 |
JP2014156850A (ja) * | 2013-02-18 | 2014-08-28 | Maruyama Mfg Co Ltd | 液体ポンプ |
JP2019525059A (ja) * | 2016-08-01 | 2019-09-05 | ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh | 潤滑手段を備えた車両ブレーキ装置ピストンポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6389955B1 (en) | 2002-05-21 |
EP1068449A1 (de) | 2001-01-17 |
EP1068449B1 (de) | 2004-07-28 |
DE19904926A1 (de) | 2000-08-10 |
DE59910071D1 (de) | 2004-09-02 |
WO2000046503A1 (de) | 2000-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002536580A (ja) | スリップ制御式の液圧的な車両ブレーキ装置のためのポンプ機械ユニット | |
JP4574765B2 (ja) | ピストンポンプ | |
US6093003A (en) | Piston pump | |
JP2003503630A (ja) | ピストンポンプ | |
CA1289598C (en) | Hydraulic pump with integrated sump and accumulator | |
US6113365A (en) | Piston pump | |
KR100827272B1 (ko) | 전자제어식 브레이크 시스템용 펌프 | |
US6146115A (en) | Piston pump | |
US7478998B2 (en) | Conveyor device | |
US6598512B2 (en) | Piston pump | |
US20090068039A1 (en) | Piston pump | |
JP4131573B2 (ja) | ピストンポンプ | |
KR100988742B1 (ko) | 피스톤 펌프 | |
JP2006505743A (ja) | モータ−ポンプユニット | |
CN100478225C (zh) | 用于制动系统的泵 | |
JP3184523B2 (ja) | 自動車用液圧ブレーキシステムの制動圧制御装置 | |
US5207567A (en) | Pump with integral sump | |
KR100981110B1 (ko) | 전자제어식 브레이크 시스템 | |
KR100538512B1 (ko) | 전자제어 식 브레이크 시스템용 펌프 | |
KR20010052387A (ko) | 피스톤 펌프 | |
KR100888184B1 (ko) | 전자제어식 브레이크 시스템용 펌프 | |
US7121635B2 (en) | Devices for controlling brake fluid pressure | |
KR100882791B1 (ko) | 전자제어식 브레이크 시스템용 펌프 | |
KR100536298B1 (ko) | 전자제어식 브레이크시스템의 펌프 | |
KR20110125289A (ko) | 전자제어식 브레이크 시스템용 유압펌프 |