JP2002533386A - 年齢関連器官機能不全および年齢関連疾患予防および寿命延長のための薬剤を製造するためのナトリウム/水素交換物質阻害剤の使用 - Google Patents

年齢関連器官機能不全および年齢関連疾患予防および寿命延長のための薬剤を製造するためのナトリウム/水素交換物質阻害剤の使用

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JP2002533386A JP2000590615A JP2000590615A JP2002533386A JP 2002533386 A JP2002533386 A JP 2002533386A JP 2000590615 A JP2000590615 A JP 2000590615A JP 2000590615 A JP2000590615 A JP 2000590615A JP 2002533386 A JP2002533386 A JP 2002533386A
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アベンティス・ファーマ・ドイチユラント・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 細胞ナトリウム/水素交換物質の阻害剤を、特別な年齢に関連する機能障害の予防、体内器官の機能障害変化の予防、および特別な年齢に関連する疾患の予防、そして改善された生活の質を維持しながら寿命の延長をする医薬を製造するのに使用する。NHE阻害剤の典型的な代表例は、以下の構造式で表されるカリポライド(a)およびエニポライド(b)である: 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高年齢関連機能障害および身体器官の機能不全性変化を予防するた
め、また年齢関連疾患を予防するため、さらには改善された生活の質を保持なが
ら寿命を延長するための細胞ナトリウム/水素交換物質抑制剤のヒト医薬品およ
び動物薬における使用に係る。
【0002】
【従来の技術】
最近の数年にわたって、ナトリウム/水素交換物質(NHE)の抑制剤は、多
くの前臨床研究において、心臓灌流低下の場合に危険状態の心臓組織を急性虚血
発作、さらには破壊から予防するための優れた方法で適している物質として特徴
づけされてきた。NHE抑制剤による心臓組織の保護には、灌流低下に起因する
障害、不整脈から心筋の過剰収縮および心臓組織の壊死にいたる機能の一時的喪
失ならびに付帯する永久障害のあらゆるタイプが包含される。
【0003】 急性虚血事態で重要なNHE阻害剤の作用機序は、細胞内酸性化によるNHE
の活性化によって急性灌流低下組織で生じるナトリウムイオン流入の増加をこれ
らの阻害剤が低減させることにある。これにより、組織でのナトリウムの過負荷
の事態が遅延されることになる。心臓組織ではナトリウムおよびカルシウムイオ
ンの輸送が互いに関連しているので、これによって心臓細胞での生命の危険のあ
るカルシウム過負荷が防止される。
【0004】 心臓と同様に、ここで引用する特許の大多数には、NHE阻害剤の影響下にあ
る中枢神経系の保護が開示されていて、このような活性化合物は、急性虚血状態
に対する心臓と同様に、CNS系を保護する。これらの状態は急性の灌流低下、
それによる栄養分、酸素、ミネラルなどの供給不足によって生じる。このような
CNSの虚血性障害は、中枢系梗塞、例えば、卒中の場合に、特に顕著である。
【0005】 従って、予想した通り、正常で、健康な灌流の場合、これらの急性の事態に対
するNHE阻害剤の保護効果はいうまでもなく全く認められなかった。それは心
臓またはCNSでの虚血性組織障害の急性発症がなかったからである。
【0006】 それで、急性の虚血事態およびそれに続く同様な急性のストレスがかかる再灌
流事態にたいする保護効果に加えて、NHE阻害剤は哺乳動物の生体全体の疾患
および障害に対して直接治療的に利用し得る効果も有していることは意外なこと
である。これらの疾患および障害は、長期にわたる老化過程の発現と関連し、急
性の灌流低下状態とは無関係であり、そして正常な非虚血性状態下に生じるもの
である。長期間にわたる老化で生じ、今NHE阻害剤による治療を利用できる年
齢関連病理的発現、例えば、疾病、病弱および死亡は、生体器官およびそれらの
機能の年齢変化が主要な原因となり、そして老化している生物体で益々重要とな
る疾患および障害である。例えば、カリポライドのようなNHE阻害剤は、未だ
に完全には解明されていない一次および二次のメカニズムのカスケードによって
、このような器官の年齢関連疾患および障害に作用するものである。従って、N
HE阻害剤についての寿命延長、また抗老齢化効果を予想または予測することは
不可能であり、言うまでもなく、本発明者らの知るところでは、このような顕著
にして、強力な効果は、今日まで知られている群の活性化合物のいずれについて
も匹敵し得る方法で未だ開示されていないものであった。近年、特にラミプリル
治療下でのACE阻害剤の寿命延長効果が報告されているのは事実である(Linz
W., Jessen T, Becker RHA, Scholkens BA, Wiemer G, Long-term ACH inhibit
ion doubles lifespan of hypertensive rats. Circulation. 1997; 96; 3164-3
172)。しかしながら、この寿命延長効果は、高血圧ラットおよび生物体のみに関
するものであり、これらのラットおよび生物体は、それぞれ正常血圧ラットおよ
び生物体と比較して、高血圧のために短い期待寿命を持つものである。それで、
ACE阻害剤の寿命延長効果は、高血圧症に罹っている動物のみに係わるもので
あり、最善の場合でも正常血圧の生物体の寿命を達成し得るに過ぎない。ACE
阻害剤の活性の少なくとも相当な部分は高血圧症に罹っている個々人に対するそ
の降圧効果によって生じるものであるので、正常血圧の個々人に対するACE阻
害剤の寿命延長効果の欠如は意外なことではない。同様に、ACE阻害剤は年齢
関連器官障害または老化の過程で誘起されるガンの発症に対して比較に値する程
度の阻害作用を示さなかった。
【0007】 年齢関連機能障害または年齢関連器官の消耗および損壊の発現に付帯する障害
は、例えば、収縮および弛緩反応に対する血管の応答性および反応性が不十分な
ことである。心血管系の本質的なプロセスであり、それゆえ生命および健康の本
質的なプロセスである収縮および弛緩刺激に対する血管反応性の年齢関連減退は
NHE阻害剤で著しく排除または低減することができる。血管反応性の維持のた
めの重要な機能および手段は、極めて有意な方法でNHE阻害剤によって排除し
得る年齢関連進行性内皮機能不全の遮断阻害または遅行である。
【0008】 老化過程を特徴づける別の測定手段の例は、心臓収縮の減退および心臓での所
要ポンプ機能パフォーマンスへの心臓の適応性の低減である。老化過程の結果と
して、この心臓のパフォーマンス能力の低減は、ほとんどの場合、とりわけ心臓
組織への結合組織の取り込みによって生じる心臓機能障害が付帯している。この
結合組織の取り込みは、心臓重量の増加、心臓の大きさの増大および心臓機能の
機能障害を特徴とする。このような臓器の心臓の老化をほぼ完全に阻害できたの
は意外なことであった。
【0009】 先行の特許および特許出願は既に発現している様々な形態のガン疾患の治療を
特許請求しているが、増殖を阻害することによって発現しているガン系障害を治
療することが可能となっただけでなく、NHE阻害剤を使用することによって年
齢関連ガン発生頻度を極めて有意な方法で防止および遅延させることも可能とな
ったことは今としては非常に意外なことである。ある種の形態のガン一部のみな
らず全器官の年齢関連障害を極めて有意な方法で予防または遅延できるとする知
見は特に注目に値する。
【0010】 今発見されたことは、統計規準を超えた極めて有意な方法で遅延される心臓、
血管、肝臓などを包含する全ての器官での年齢関連障害の発現の遅延、および年
齢関連ガンの極めて有意な遅延に限られないことである。さらには、意外にも、
これまでいずれの他の群の医薬またはいずれの天然物でも達成されなかった程度
に寿命が延長されたものである。
【0011】 NHE阻害剤のこの特異な効果によって、活性化合物をそれのみでヒトおよび
動物に使用することに加えて、これらのNHE阻害剤を異なった作用機序に基づ
くその他の老人医学で適用される作用原理、手段、物質、および天然物質と組み
合わせることも可能となる。老人医学で使用されるこのような群の活性化合物に
は、特にビタミン類および抗酸化剤がある。カロリー重視または食事摂取量と老
化過程との間に相関関係があるので、例えば、食欲抑制剤のようなダイエット手
段との組み合わせも可能である。例えば、ACE阻害剤、アンギオテンシン受容
体拮抗剤、利尿剤、Ca2+拮抗剤などのような降圧作用を示す医薬、または、
例えば、コレステロール低下作用を示す物質のような代謝に対して正常化作用を
有する医薬との組み合わせも可能である。
【0012】 研究: ナトリウム/水素交換物質(「NHE」)抑制剤カリポライドによる若年正常
血圧Wistar−Kyotoラット(WKYラット)に対する寿命延長効果を
検討した。 主要な目標、寿命、に加えて、代行パラメーター、例えば、心臓左心室肥大、
心機能、代謝および内皮機能を検討し、測定した。加えて、例えば、心臓、腎臓
、骨格筋および眼球のような器官を組織形態学的に検討した。
【0013】 方法および結果: 1ヶ月齢のWKYラット90匹を無作為にプラシーボ処置ラット(n=45)お
よびカリポライド処置ラット(n=45)の二群に分けた。カリポライドは餌(
活性化合物含量0.3%)を通して投与した。 カリポライドは下記の化合物である
【化194】 (米国特許第5292755号参照)
【0014】 30ヶ月後に代行パラメーターを測定した。この時点でプラシーボ群の約80
%は既に死亡していた。 カリポライドでの寿命延長処置により、動物の寿命は30ヶ月から39ヶ月に
延長されていた。この寿命の延長は年齢関連ガンの遅延発症と相関している。プ
ラシーボ処置動物で生じた年齢関連心肥大はカリポライドで予防された。プラシ
ーボ心臓と比較して著しく改善された心臓機能がカリポライドで達成された。N
HE阻害剤はまた年齢関連内皮機能不全を著しく改善した。年齢関連形態学的器
官変化、例えば、老化心筋への結合組織の取り込み、年齢関連腎臓尿細管間質病
変、筋ジストロフィーおよび網膜萎縮は、カリポライドで劇的に低減されるかま
たは完全に予防された。
【0015】 結果 NHE阻害剤カリポライドによる正常血圧WKYラットの寿命延長処置は、動
物の寿命を30ヶ月から39ヶ月に延長した。この寿命の延長は左心室の年齢関
連肥大、心臓および血管機能不全および生体器官の年齢関連変化の予防に相関し
ていた。加えて、あらゆる形態の年齢関連ガンの発症を著しく遅延させた。
【0016】 方法: 動物 雄WKYラットをMollegrad Denmarkから購入した。動物(
3匹/ケージ)を温度、大気湿度および光に関して標準化した条件下に飼育した
。ラットは標準飼料(Altromin(r) 維持飼料1320、ナトリウム含
量0.2%)を自由に摂り、また随時飲料水を摂取した。実験はいずれもドイツ
動物保護法(German Law on the Protection of Animals)に則って実施した。
【0017】 研究デザイン 91ヶ月齢の動物を無作為に二群に分け、各群45匹であった。無作為化の後
、プラシーボおよびカリポライドをそれぞれ飲料水および餌を介してラットに投
与した。餌の0.3%の割合が24時間NHEの遮断阻害を完全なものとした。 3ヶ月間隔で、体重を測定し、また尾部プレチスモグラフィー法で血圧を測定
した。斃死事態は生じた後に記録した。
【0018】 中間解析 中間解析は、プラシーボ処置動物の80%が斃死した後に実施した;これは3
0ヶ月後の事例であった。各群10匹の動物を無作為に選択し、麻酔した(ヘキ
ソバルビタール、80mg.kg-L、i.p.)。次ぎに、血液サンプルを採取し、また胸部
大動脈および心臓を調製し、そして生化学的におよび/または機能的に検査した
(Linz et al., 1997)。
【0019】 分離した心臓の機能検査 Langendorffが報告している方法に従って、心臓を以下の組成を有
する酸素飽和(95% O2, 5% CO2)、非循環Krebs−Henseleit
液で60mmHgの灌流圧を用いて灌流した:NaCl,118;KCl、4.7;
CaCl2,2.5;MgSO4,1.6;NaHCO3,24.9;KH2PO4、1
.2;グルコース、5.5;Na−ピルベート(ピルビン酸ナトリウム)、2.0
。左心室の圧力および心臓の心拍数をバルーンカテーテルを使用して測定した。
冠血流を電磁流量ゲージを使用して測定した。5分間の洗浄相の後に、冠流出液
1mlを乳酸濃度、および乳酸脱水素酵素およびクレアチニンキナーゼ活性測定の
ために取り除いた。心臓全体の重量および左右心室の重量を次ぎに測定した。左
心室を10%濃度の中性緩衝化ホルマリン液で固定化し、そして光学顕微鏡検査
のためにパラフィンに埋封した。
【0020】 分離した胸部大動脈リングに対する血管機能 大動脈をTyrode液に入れ、そして周囲の脂肪組織を除いた。次に、2mm
の断片をリングにスライスしそしてこれらのリングをTyrode液とともに温
度調節した(37℃)器官培養浴(10ml)に入れ(組成、ml/L;NaCl 136.9;NaH
CO3 11.9;KCl 2.7;CaCl2 0.5;MgCl2 2.0;NaHPO4 0.4;グルコース 5.5;pH
=7.4)、そして95% O2/5% CO2を液中に泡立てた。各々のリングを2個
の微細なスチールクランプに垂直に取りつけた。上部のクランプをフォースセン
サーに連結した。フォースシグナルをコンピューター補助バイオシグナルアナラ
イザーを用いて記録した。大動脈リングを4.9mNの受動張力を使用して吊り
下げた。1時間の適応時間後、リングを塩化カリウム(20mmol/L)を使用して
収縮させた。プラトーに達した後、アセチルコリンを10-8、10-7、10-6
よび10-5mol/Lの増加する濃度で浴に加え、内皮依存弛緩を誘起させた。
【0021】 統計学的解析 データは全て平均値±標準偏差で記載する。生存データは、Kaplan−M
eier、次いでMantel−Cox log−ランクテストに従って、解析
した。さらに、Student−Newman−Keulsテストに従った分散
分析(ANOVA)を使用した。ゼロ仮説はp<0.005で排除した。
【0022】 結果 体重はプラシーボ処置動物では72±3g(1ヶ月齢)から517±19g(30
ヶ月齢)に増加し、またプラシーボ処置WKYラットカリポライド処置動物では
519±20g(30ヶ月齢)に増加した。プラシーボ処置WKYラットでは、収
縮期血圧119±4mmHg(1ヶ月齢での全ての動物の平均値)が30ヶ月齢まで
ほぼ変わりがないままであった(120±3mmHg)。カリポライドによるNHE阻
害は、WKYラットの血圧に著しい変化を生じなっかった(121±3mmHg)。
【0023】 累積生存率 年齢関連で、プラシーボ処置WKYラットは約19ヶ月後に斃死し始め、そし
てこれらのラットは30ヶ月実験を継続した後に全て斃死した。対照的に、カリ
ポライド処置により、動物の最大寿命は39ヶ月に延び、これは30%の寿命延
長に相当する(表1)。
【0024】
【表1】
【0025】 カリポライド処置により、心臓の左右心室の重量は著しく減少した(表2)。
【表2】
【0026】 332±6mg/体重100mgにおいて、二つの群の腎臓重量は群の間で有意な
差を示さなかった。これに対して、カリポライドで処置した動物の脾臓重量は有
意にWKYラットのプラシーボ処置群の重量以下であった(303±12対255±13mg
/体重100g;p<0.05対プラシーボ)。
【0027】 分離した心臓の調製 カリポライド処置WKYラットの心臓は、プラシーボ処置WKYラットの心臓
と比較して、左心室での圧力および左心室での収縮力(dP/dtmax)において有
意な増大を示した。ここで、心臓の心拍数は不変であり、これに対してカリポラ
イドのもとでの冠血流はプラシーボ処置ラットにおけるよりも有意に高いもので
あった(表3)。 正常血圧のWKYラットの心臓では、カリポライドの長期処置により、細胞質
型酵素(クレアチンキナーゼ、乳酸デヒドロゲナーゼ)の活性を低下させ、また
乳酸の心臓流出への放出が低減される結果が得られた。この意外な知見は、カリ
ポライドなしの老齢のラットにおけるかなり劣悪な代謝状況を実証するものであ
る(表3)。
【0028】
【表3】
【0029】 分離した胸部大動脈 塩化カリウムで予め収縮させた大動脈ストリップの内皮依存弛緩を検査した。
ここでは、30ヶ月齢プラシーボ処置WKYラットの大動脈ストリップは、年齢
関連様式で低下する既知の内皮依存弛緩の劣化を示した。 30ヶ月齢のカリポライドで処置したWKYラットでは、弛緩は有意に良好で
あった(表4)。
【表4】
【0030】 組織形態学上の結果 カリポライドは、典型的な年齢関連組織形態学上の器官変化、例えば、心筋へ
の結合組織の取り込み、筋ジストロフィー、腎臓尿細管間質病変および網膜萎縮
を劇的に低減させた。さらに、これらのラットの肝臓は、比較対照動物と比べて
、変化がなかった。
【0031】 結果のまとめ 本願での結果から、NHE1−ブロッカーによる、特にカリポライドによる予
防療法によって、最も頻度の高い年齢関連死因の抑制および年齢関連器官障害の
発生の抑制が可能であることが立証される。
【0032】 下記の刊行物に記載された化合物は、本発明の使用に好適なものである。
【0033】 I.(HOE 89/F 288-US 5 292 755) a) 下記式I:
【化195】 〔式中: R(1)またはR(2)はR(6)-S(O)n-またはR(7)R(8)N-O2S-であり; 各場合について、他の置換基R(1)またはR(2)はH、F、Cl、Br、(C1-C4)−ア
ルキル、(C1-C4)アルコキシまたはフェノキシであり、これは未置換であるか、
またはフッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1
〜3個により置換されており; あるいは、各場合について他の置換基R(1)またはR(2)は、R(6)-S(O)nまたはR(
7)R(8)N-であり; nは0、1または2であり; R(6)は(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロペンチルメチル
、シクロヘキシルメチルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、または
フッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個
により置換されており; R(7)およびR(8)は同じか、または異なっていて、Hまたは(C1-C6)−アルキル
であり; あるいは、R(7)はフェニル−(CH2)mであり; mは1〜4であり; あるいは、R(7)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩
素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜2個により置換
されており; あるいは、R(7)およびR(8)は一緒になって、直鎖または分枝鎖の、(C4-C7)−
鎖であり、ここで鎖には更に、O、SまたはNR(9)が介在することができ; R(9)はHまたはメチルであり; あるいは、R(7)およびR(8)はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、
ジヒドロインドール、テトラヒドロキノリンまたはテトラヒドロイソキノリン系
となり; R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立して、Hまたは(C1-C2)−アルキルであり
; あるいは、R(3)およびR(4)は一緒になって、(C2-C4)−アルキレン鎖となり; あるいは、R(4)およびR(5)は一緒になって、(C4-C7)−アルキレン鎖となる〕
のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0034】 (HOE 92/F 34-US 5 373 924) b) 下記式I:
【化196】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニルまたは-CnH2n-R(7
)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)およびR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)は水素、F、Cl、Br、(C1-C4)−アルキル、O-(CH2)m-CpF2p+1または-X-R(
10)であり; mは0または1であり; pは1、2または3であり; XはO、SまたはNR(11)であり; R(10)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシル
メチル、シクロペンチルメチルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(11)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(10)およびR(11)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキル、ニトロ、シア
ノ、トリフルオロメチル、F、Cl、Br、Iまたは-X-R(10)であり; XはO、SまたはNR(11)であり; R(10)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシル
メチル、シクロペンチルメチルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0〜4であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(11)は(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(10)およびR(11)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
きる〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0035】 (HOE 92/F 035 EP-A 556 673) c) 下記式I:
【化197】 〔式中: R(1)はF、Cl、Br、I、(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(6)であり; XはO、S、NR(7)またはY-ZOであり; YはOまたはNR(7)であり; ZはCまたはSOであり; R(6)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
チル、シクロペンチルメチル、-(CH2)mCpF2p+1または-CnH2n-R(8)であり; mは0または1であり; pは1〜3であり; nは0〜4であり; R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(7)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; または、 R(6)およびR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個
はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(3)はHまたは-X-R(6)であり; XはO、S、NR(7)またはY-ZOであり; R(7)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; YはOまたはNR(7)であり; ここでYは式Iのフェニル基に結合しており; ZはCまたはSOであり; R(6)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
チル、シクロペンチルメチルまたは-(CH2)mCpF2p+1または-CnH2n-R(8)であり; mは0または1であり; pは1〜3であり; nは0〜4であり; R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)およびR(4)は同じかまたは異なっており、R(11)-SOq-またはR(12)R(13)N-
SO2-であり; qは0〜2であり; R(11)は(C1-C4)−アルキルであり、これは未置換であるか、または置換基とし
てフェニルを担持しており、ここでフェニルは未置換であるか、またはF、Cl、
CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜
3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(12)およびR(13)はR(6)およびR(7)と同様に定義され; あるいは2つの基、R(2)またはR(4)の一方は水素であるか、またはR(1)と同様
に定義され; R(5)はH、メチル、F、Clまたはメトキシである〕のオルト置換ベンゾイルグ
アニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0036】 (HOE 92/F 036-US 5 364 868) d) 下記式I:
【化198】 〔式中: R(1)またはR(2)はアミノ基-NR(3)R(4)であり; R(3)およびR(4)は同じか、または異なっており、H、(C1-C6)−アルキルまた
は(C3-C7)−シクロアルキルであり; あるいは、R(3)はフェニル−(CH2)p-であり; pは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(3)はフェニルであり、ここでフェニルは各々、未置換であるか、
またはフッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1
または2個を担持しており; あるいは、R(3)とR(4)は一緒になって、直鎖または分枝鎖の(C4-C7)−メチレ
ン鎖であることができ、ここでメチレン鎖の-CH2−構成員1個は酸素、Sまたは
NR(5)で置き換えられることができ; R(5)はHまたは低級アルキルであり; 他の置換基R(1)またはR(2)は各々H、F、Cl、(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)−
アルコキシ、CF3、CmF2m+1-CH2-、ベンジルまたはフェノキシであり、ここで各
フェニル基は未置換であるか、メチル、メトキシ、フッ素および塩素よりなる群
から選択される置換基1または2個を担持しており; mは1、2または3である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0037】 (92/F 197 K-NZ 248 013) e) 下記式I:
【化199】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニルまたは-CnH2n-R(7
)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)は水素、直鎖または分枝鎖の(C5-C8)−アルキル、-CR(13)=CHR(12)または
-C≡CR(12)であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(14)およびR(15)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(12)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
フェニルのように置換されており; あるいは、R(12)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、OH 1
〜3個で置換されており、 あるいは、R(12)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(13)は水素またはメチルであり; あるいは、R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、(C3-C8)−シクロアルキル−(C1 -C4)−アルキル、フェニル、C6H5−(C1-C4)−アルキル、ナフチル、ビフェニリ
ル、1,1−ジフェニル−(C1-C4)−アルキル、シクロペンタジエニル、ピリジル、
ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、インデニル、キノ
リル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベン
ゾキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソ
キサゾリル、イソチアゾリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、イン
ダゾリル、イソキノリル、フタラジニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたは
シンノリニルであり; R(3)はR(2)と同様に定義され; そして、芳香族置換基R(2)およびR(3)が未置換であるか、またはF、Cl、CF3
、(C1-C4)−アルキルまたは−アルコキシまたはNR(10)R(11)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており、ここでR(10)およびR(11)はHまたは(C 1 -C4)−アルキルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る
塩;
【0038】 (HOE 92/F 303 K-EP-A 589 336, NZ 248 703) f) 下記式I:
【化200】 〔式中: R(1)またはR(2)はR(3)-S(O)n-またはR(4)R(5)N-SO2-であり; 各場合について、他の置換基R(1)またはR(2)はH、OH、F、Cl、Br、I、(C1-
C4)−アルキル、(C1-C4)−アルコキシ、ベンジルオキシまたはフェノキシ、ただ
し未置換であるか、またはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、ヒドロキシルおよ
びベンジルオキシよりなる群から選択される置換基1〜3個を担持しているもの
、R(3)-S(O)n、-NR(4)R(5)または3,4−デヒドロピペリジンであり; R(3)は(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロペンチルメチル
、シクロヘキシルメチルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、または
フッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個
で置換されており; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていてHまたは(C1-C6)−アルキルであ
り; あるいは、R(4)はフェニル−(CH2)m-であり; mは1、2、3または4であり; または、 R(4)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩素、メチル
およびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜2個を担持しており; あるいは、R(4)とR(5)は一緒になって直鎖または分枝鎖の(C4-C7)−鎖となり
、ここでこの鎖には更にO、SまたはNR(6)が介在することができ; R(6)はHまたはメチルであり; あるいは、R(4)とR(5)はそれらが結合している窒素原子と一緒になってジヒド
ロインドール、テトラヒドロキノリンまたはテトラヒドロイソキノリン系となり
; nは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0039】 (92/F 304-US 5 416 094) g) 下記式I:
【化201】 〔式中: R(1)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; ここで環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級ア
ルキル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、
ベンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシル、トリフルオロメチルよりなる群か
ら選択される基1〜3個で置換されており; R(2)は水素、ハロゲン、アルキルまたはアリールであり; これは未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アルキ
ル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベン
ジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルよりなる群から選択される基1〜3個で
置換されており; Gは-N=C{〔NR(3)R(4)〕〔NR(5)R(6)〕}であり; X(2)、X(3)およびX(4)は相互に独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、
アルキル、スルホンアミド、モノ(低級アルキル)アミノ、ジ(低級アルキル)
アミノ、低級アルキル、ベンジルオキシ、ヒドロキシルであり; X(1)は水素、酸素、イオウまたはNR(7)であり; R(7)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; この環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アル
キル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベ
ンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルおよびトリフルオロメチルよりなる群
から選択される基1〜3個で置換されており; ここで置換基の各アルキル鎖またはアルケニル鎖には酸素、イオウまたはNR(8
)は介在することができ; R(8)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; この環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アル
キル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベ
ンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルおよびトリフルオロメチルよりなる群
から選択される基1〜3個で置換されている〕のイソキノリンおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0040】 (92/F 404-EP 602 522, NZ 250 438) h) 下記式I:
【化202】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、-CF3、R(4)-SOmまたはR(5)R(6)N
-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(7)ま
たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)は-SR(10)、-OR(10)、-NHR(10)、-NR(10)R(11)、-CHR(10)R(12)、-〔CR(1
2)R(13)OR(13′)〕、-{C-〔CH2-OR(13′)〕R(12)R(13)}または-〔CR(18)R(17)〕 p -(CO)-〔CR(19)R(20)〕q-R(14)であり; R(10)、R(11)は同じかまたは異なっていて、-〔CHR(16)〕s-(CH2)p-(CHOH)q-(
CH2)r-(CHOH)t-R(21)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(21)であり; R(21)は水素、メチルであり; p、q、rは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; sは0または1であり; tは1、2、3または4であり; R(12)およびR(13)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6)−アルキルで
あるか、またはそれらを担持している炭素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロ
アルキルを形成し; R(13′)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(14)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CaH2a-R(15
)であり; aは0、1、2、3または4であり; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(15)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
またはフェニルのように置換されており; あるいは、R(15)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、または
OH 1〜3個で置換されており; R(16)、R(17)、R(18)、R(19)およびR(20)は水素または(C1-C3)−アルキルであ
り; R(3)はR(1)と同様に定義され; あるいは、R(3)は(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(22)であり; Xは酸素、SまたはNR(16)であり; R(16)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(22)とR(16)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(22)はR(14)と同様に定義される〕の化合物およびその製薬上許容し得る塩
;
【0041】 (HOE 92/F 405-EP 602 523, NZ 250 437) i) 下記式I:
【化203】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、R(16)-CpH2p-Oq、R(4)-SOmまた
はR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; pは0または1であり; qは0、1、2または3であり; R(16)はCrF2r+1であり; rは1、2または3であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(7)ま
たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結して
おり、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキ
シル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置
換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)は-SR(10)、-OR(10)、-NR(10)R(11)、-CR(10)R(11)R(12)であ
り; R(10)は-CaH2a−(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
または(C1-C4)−アルキルであり; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)
であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
)であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルである〕のベンゾイルグアニジ
ンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0042】 (HOE 92/F 411-NZ 250 450, EP 603 650) k) 下記式I:
【化204】 〔式中: 置換基R(1)、R(2)、R(3)またはR(4)の1つはアミノ基-NR(5)〔CnH2n-R(6)〕で
あり; R(5)は水素または(C1-C6)−アルキルであり; nは0、1、2、3または4であり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; ここでCH2基1個はイオウ原子1個または基NR(7)で置き換えられることができ
; R(7)は水素、メチルまたはエチルであり; あるいは、R(6)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未
置換であるか、またはF、Cl、Br、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる
群から選択される置換基1、2または3個を担持しており; R(8)およびR(9)はH、メチルまたはエチルであり; あるいは、R(5)およびR(6)は窒素原子と一緒になって5−、6−または7員の
環を形成し、ここで炭素原子1個は酸素、SまたはNR(10)で置き換えられること
ができ; R(10)はH、(C1-C3)−アルキルまたはベンジルであり; そして、他の置換基R(1)、R(2)、R(3)、R(4)は各々、水素、F、Cl、Br、I、
CN、CF3、NO2、CF3-O-、CmF2m+1-CH2-O-またはR(11)-CqH2q-Xp-であり; mは1、2または3であり; qは0、1、2、3または4であり; pは0または1であり; Xは酸素またはNR(12)であり; R(12)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(11)は水素、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニル
であり; これは未置換であるか、またはF、Cl、CH3、CH3-O-およびNR(13)R(14)よりな
る群から選択される置換基1、2または3個で置換されており; R(13)、R(14)はH、メチルまたはエチルである〕のベンゾイルグアニジンおよ
びその製薬上許容し得る塩;
【0043】 (HOE 92/F 422- EP 604 852) l) 下記式I:
【化205】 〔式中: R(1)はR(4)R(5)N-C(X)-であり; Xは酸素、SまたはN-R(6)であり; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3-C 6 )−アルケニルまたは-CnH2n-R(7)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(4)とR(5)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(6)はR(4)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; R(2)はH、F、Cl、Br、I、(C1-C8)−アルキル、1−アルケニルまたは1−
アルキニル、(C3-C8)−シクロアルキル、(C3-C8)−シクロアルキル−(C1-C4)−
アルキル、フェニル、C6H5−(C1-C4)−アルキル、ナフチル、ビフェニリル、1,1
−ジフェニル−(C1-C4)−アルキル、シクロペンタジエニル、ピリジル、チオピ
リジル、ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、インデニ
ル、キノリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリ
ル、ベンゾキサゾリルまたは-W-R(8)であり; Wは酸素、SまたはNR(9)であり; R(8)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
チル、シクロペンチルメチル、-(CH2)mCpF2p+1または-CqH2q-R(10)であり; mは0または1であり; pは1、2または3であり; qは0、1、2、3または4であり; R(10)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(11)R(12)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(11)およびR(12)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(9)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(3)はH、F、Cl、Br、I、(C1-C6)−アルキルまたはR(2)で定義したとおり
の-W-R(8)である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0044】 (93/F 054-NZ 250 919, EP-A 612 723) m) 下記式I:
【化206】 〔式中: R(1)、R(2)、R(3)は水素、F、Cl、Br、Iまたは(C1-C12)−アルキルであり; 置換基R(1)、R(2)またはR(3)のうち1つは、置換基R(1)、R(2)またはR(3)の残
りのうち少なくとも1つが炭素原子3〜12個を有する十分親油性のアルキル基で
ある場合には、N3、CN、OHまたは(C1-C10)−アルキルオキシであり; あるいは、置換基R(1)、R(2)およびR(3)のうち1つはR(4)-CnH2n-Om-であり; mは0または1であり; nは0、1、2または3であり; R(4)はCpF2p+1であり; pは、nが0または1である場合には、1、2または3であり; あるいは、R(4)は(C3-C12)−シクロアルキル、フェニル、ピリジル、キノリル
またはイソキノリルであり、ここで芳香族およびヘテロ芳香族の環系は未置換で
あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(5)R(6)よりなる群から
選択される置換基1個で置換されており; R(5)およびR(6)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、置換基R(1)、R(2)およびR(3)のうち1つは-C≡CR(5)または-C〔R(6
)〕=CR(5)であり; R(5)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノ、未置
換またはフェニルのように置換されている(C1-C9)−ヘテロアリールよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(5)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるかまたはOH
1〜3個で置換されており; あるいは、R(5)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(6)は水素またはメチルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上
許容し得る塩;
【0045】 (93/F 153-EP-A 627 413, NZ 260 660) o) 下記式I:
【化207】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、Xo-(CH2)p-(CF2)q-CF3、R(5)-SO m 、R(6)-CO-またはR(6)R(7)N-SO2-であり、ここでXは酸素、SまたはNR(14)で
あり; mは0、1または2であり; oは0または1であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(5)およびR(6)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(8)ま
たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、あるいは、R(6)はHであり; R(7)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、 R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸
素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)は
【化208】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(12)-であり; R(11)およびR(12)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; hは0または1であり; i、jおよびkは相互に独立して0、1、2、3または4であるが; ただしh、iおよびkが同時に0であることはなく; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)
であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
)であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(4)は水素、-OR(16)または-NR(16)R(17)であり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、水素または(C1-C3)−アルキルである〕
のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0046】 (HOE 93/F 154-EP-Offenlegungsschrift 628 543, NZ 260 681) p) 下記式I:
【化209】 〔式中: R(1)はR(6)-COまたはR(7)R(8)N-COであり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
アルケニルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(8)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、 R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸
素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)はR(1)と同様に定義されるか、またはH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、(C1 -C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アルケニルまたは
-CnH2nR(15)であり; nは0、1、2、3、4であり; R(15)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(16)R(17)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(16)およびR(17)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; あるいは、R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介し
て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)は-SR(18)、-OR(18)、-NR(18)R(19)、-CR(18)R(19)R(20)であ
り; R(18)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(19)およびR(20)は相互に独立してR(18)と同様に定義されるか、または水素
、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)はR(21)-SOmまたはR(22)R(23)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(21)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニルまたは-CnH2n-R(24)であり; nは0、1、2、3または4であり;
【0047】 R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(27)およびR(28)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(22)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
アルケニルまたは-CnH2n-R(29)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(29)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(30)R(31)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(30)およびR(31)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(23)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; あるいは、R(22)とR(23)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)はR(33)X-であり; Xは酸素、S、NR(34)、(D=O)A-、NR(34)C=MN(*)R(35)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(34)であり; DはCまたはSOであり; R(33)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1、-CnH2n-R
(36)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; nは0、1、2、3または4であり; R(36)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(37)およびR(38)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(34)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; R(35)はR(33)と同様に定義され; あるいは、R(33)とR(34)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
り; あるいは、R(2)は-SR(40)、-OR(40)、-NHR(40)、-NR(40)R(41)、-CHR(40)R(42
)、-C〔R(42)R(43)OH〕、-C≡CR(45)、-CR(46)=CHR(45)、-〔CR(47)R(48)〕u-(C
O)-〔CR(49)R(50)〕v-R(44)であり; R(40)、R(41)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)p-(CHOH)q-(CH2)r-(CHOH)t -R(51)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(51)であり; R(51)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; p、q、rは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(42)およびR(43)は同じかまたは異なっていて、水素または(C1-C6)−アルキ
ルであり; あるいは、R(42)およびR(43)はそれらを担持している炭素原子と一緒になって
(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(44)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(45
)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(45)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(52)およびR(53)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(45)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
またはフェニルのように置換されており; あるいは、R(45)は、(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、また
はOH1〜3個で置換されており; R(46)、R(47)、R(48)、R(49)およびR(50)は水素またはメチルであり; あるいは、R(2)はR(55)-NH-SO2-であり; R(55)はR(56)R(57)N-(C=Y)-であり; Yは酸素、SまたはN-R(58)であり; R(56)およびR(57)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(59)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(59)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(56)とR(57)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(58)はR(56)と同様に定義されるか、アミジンであり; R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)またはR(2)と同様に定義される
〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0048】 (HOE 93/F 220-EP-A 640 593, NZ 264 117) q) 下記式I:
【化210】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、-Xo-(CH2)p-(CF2)q-CF3、R(5)-S
Om、R(6)-CO-、R(6)R(7)N-CO-またはR(6)R(7)N-SO2-であり; Xは酸素、-S-またはNR(14)であり; mは0、1または2であり; oは0または1であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(5)およびR(6)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(8)ま
たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)は水素であり; R(7)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)は
【化211】 であり; R(11)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結して
おり、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキ
シル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびベンジルよりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; Yは酸素、-S-またはNR(12)であり; R(12)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(3)はR(1)と同様に定義され; あるいは、R(3)は(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)であり; Xは酸素、-S-またはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
)であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(4)は水素、-OR(16)または-NR(16)R(17)またはCrF2r+1であり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、水素または(C1-C3)−アルキルであり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩;
【0049】 (HOE 93/F 223 K-EP 639 573, NZ 264 130) r) 下記式I:
【化212】 〔式中: XはNまたはCR(6)であり; Yは酸素、SまたはNR(7)であり; A、Bは一緒になって結合となり; あるいは、A、Bは、Xが同時にCR(6)であり、YがNR(7)である場合は、共に
水素であり; 置換基R(1)〜R(6)の1つは-CO-N=C(NH2)2基であり; 他の置換基R(1)〜R(6)は各々、水素、F、Cl、Br、Iまたは(C1-C6)−アルキ
ルであり; 他の置換基R(1)〜R(6)の2個以下はCN、NO2、N3、(C1-C4)−アルキルオキシま
たはCF3であり; 他の置換基の1個まではR(8)-CnH2n-Z-であり; nは0〜10であり; ここでアルキレン鎖-CnH2n-は直鎖または分枝鎖であり、炭素原子1個は酸素
またはイオウ原子、または窒素原子により置き換えられることができ; R(8)は水素、(C2-C6)−アルケニルまたは(C3-C10)−シクロアルキルであり; これは未置換であるか、またはメチル基1〜4個またはOH基により置換されて
いるか、またはエチレン基-CH=CH-を含むことができ、うち、メチレン基1個は
酸素またはイオウ原子、または窒素原子により置き換えられることができ; あるいは、R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、または、F、Cl、
Br、I、CF3、CH3-S(O)s-またはR(9)-Wy-よりなる群から選択される置換基1〜
3個で置換されており; sは0、1または2であり; R(9)はH、メチル、エチルであり; Wは酸素またはNR(10)であり; R(10)はHまたはメチルであり; yは0または1であり; あるいは、R(8)はCmF2m+1であり; mは1〜3であり; あるいは、R(8)は1−または2−ナフチル、ピリジル、キノリルまたはイソキ
ノリルであり; Zは-CO-、-CH2-または-〔CR(11)(OH)〕q-であり; qは1、2または3であり; R(11)はHまたはメチルであり; あるいは、Zは酸素または-NR(12)-であり; R(12)はHまたはメチルであり; あるいは、Zは-S(O)s-であり; sは0、1または2であり; または、 Zは-SO2-NR(13)-であり; R(13)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(7)は水素、(C1-C10)−アルキル、(C2-C10)−アルケニルまたはR(8)-CnH2n-
である〕のベンゾ縮合5員複素環およびその製薬上許容し得る塩;
【0050】 (HOE 93/F 236-EP-A 638 548, NZ 264 216) s) 下記式I:
【化213】 〔式中: R(1)、R(3)またはR(4)は-NR(6)C=X NR(7)R(8)であり; Xは酸素またはSであり; R(6)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
−アルケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
−アルケニルまたは-CoH2o-R(12)であり; oは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(8)はR(7)と同様に定義され; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; 残りの置換基R(2)、R(3)、R(4)、R(5)またはR(1)、R(2)、R(4)、R(5)またはR(
1)、R(2)、R(3)、R(5)は各々、相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、-Ota(C 1 -C8)−アルキル、-Otb(C3-C8)−アルケニル、-Otc(CH2)bCdF2d+1、-OtdCpH2pR(
18)、または2個までの基CN、 NO2、NR(16)R(17)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; taは0または1であり; tbは0または1であり; tcは0または1であり; tdは0または1であり; pは0、1、2、3または4であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(19)R(20)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(19)およびR(20)は水素または(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオ
ロアルキルであり; R(16)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
−アルケニルまたは-CqH2q-R(21)であり; qは0、1、2、3または4であり; R(21)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
またはNR(22)R(23)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(22)およびR(23)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
ルキルであり; R(17)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
−アルケニルまたは-CrH2r-R(24)であり; rは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(25)およびR(26)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
ルキルであり; あるいは、R(16)とR(17)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
る〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0051】 (HOE-93/F 249-EP-A 640 587, NZ 264 282) t) 下記式I:
【化214】 〔式中: X(1)およびX(2)は
【化215】 であり; T1は0、1、2、3または4であり; R(A)およびR(B)は相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(106)、(C1 -C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、Ozk(CH2)zlCzmF2zm+1、NR(107)R(1
08)、フェニルまたはベンジルであり、ここで、芳香族は未置換であるか、また
はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(109)R(110)よりなる群から選択され
る置換基1〜3個で置換されており; R(109)およびR(110)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; zlは0、1、2、3または4であり; zkは0または1であり; zmは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(106)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8 )−アルケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、こ
こで、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
R(111)R(112)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(111)およびR(112)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; R(107)およびR(108)は相互に独立して、R(106)と同様に定義され; あるいは、R(107)とR(108)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; あるいは、X(1)およびX(2)は
【化216】 であり; T2aおよびT2bは相互に独立して、0、1または2であり; ここで二重結合は(E)−または(Z)−型であることができ; あるいは、X(1)およびX(2)は
【化217】 であり; T3は0、1または2であり; U、YYおよびZは相互に独立してCまたはNであり、ここでU、YY、Zは以下
の数の置換基を担持することができ、 U、YYまたはZ 二重結合に環内で結合 可能置換基数 C 可 能 1 C 不可能 2 N 可 能 0 N 不可能 1
【0052】 R(D)は水素、(C1-C8)−アルキルまたは(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり
; R(U1)、R(U2)、R(Y1)、R(Y2)、R(Z1)、R(Z2)は相互に独立して、水素、F、Cl
、Br、I、CN、OR(114)、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、Ozka(
CH2)zlaCzmaF2zma+1、NR(115)R(116)、フェニルまたはベンジルであり、ここで
、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(11
7)R(118)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(117)およびR(118)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; zkaは0または1であり; zlaは0、1、2、3または4であり; zmaは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(114)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8 )−アルケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、こ
こで、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
R(119)R(120)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(119)およびR(120)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; R(115)およびR(116)は相互に独立して、R(114)と同様に定義され; あるいは、R(115)とR(116)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; ただし、Uが窒素(N)、YYが窒素(N)およびZが炭素(C)である場合は除かれ
; R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して、水素、F、
Cl、Br、I、-C≡N、Xzoa-(CH2)zpa-(CzqaF2zqa+1)、R(110a)-SOzbm、R(110b)R(
110c)N-CO、R(111a)-CO-またはR(112a)R(113a)N-SO2-であり、ここでペルフルオ
ロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(114a)であり; R(114a)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; zoaは0または1であり; zbmは0、1または2であり; zpaは0、1、2、3または4であり; zqaは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(110a)、R(110b)、R(111a)およびR(112a)は相互に独立して(C1-C8)−アルキ
ル、(C3-C8)−アルケニル、-CznH2zn-R(115a)または(C1-C8)−ペルフルオロアル
キルであり; znは0、1、2、3または4であり; R(115a)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチ
ルであり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メト
キシおよびNR(116a)R(117a)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(116a)およびR(117a)は水素、(C1-C4)−ペルフルオロアルキルまたは(C1-C4)
−アルキルであり; あるいは、R(110b)、R(111a)およびR(112a)は水素であり; R(110c)およびR(113a)は相互に独立して水素、(C1-C4)−ペルフルオロアルキ
ルまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(110b)およびR(110c)およびR(112a)およびR(113a)は一緒になって
、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3または
N−ベンジルで置き換えられることができ; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、(C1-
C8)−アルキル、-CzalH2zalR(118a)または(C3-C8)−アルケニルであり; zalは0、1、2、3または4であり; R(118a)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シまたはNR(119a)R(119b)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換され
ており; R(119a)およびR(119b)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオ
ロアルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、(C1-
C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして
、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ
、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個
で置換されており; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して-C≡C-
R(193)であり; R(193)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチ
ル、メトキシまたはNR(194)R(195)よりなる群から選択される置換基1〜3個で
置換されており; R(194)およびR(195)は水素またはCH3であり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、 -Y-パラ-C6H4-(CO)zh-(CHOH)zi-(CH2)zj-(CHOH)zk-R(123)、 -Y-メタ-C6H4-(CO)zad-(CHOH)zae-(CH2)zaf-(CHOH)zag-R(124)、 または -Y-オルト-C6H4-(CO)zah-(CHOH)zao-(CH2)zap-(CHOH)zak-R(125) であり;
【0053】 Yは酸素、-S-または-NR(122d)-であり; zh、zad、zahは相互に独立して0または1であり; zi、zj、zk、zae、zaf、zag、zao、zapおよびzakは相互に独立して0、1、2
、3または4であり; ただし、各々の場合、 zh、ziおよびzkが同時に0であることはなく、 zad、zaeおよびzagが同時に0であることはなく、そして、 zah、zaoおよびzakが同時に0であることはなく、 R(123)、R(124)、R(125)およびR(122d)は相互に独立して水素または(C1-C3)−
アルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は、相互に独立して
SR(129)、-OR(130)、-NR(131)R(132)または-CR(133)R(134)R(135)であり; R(129)、R(130)、R(131)およびR(133)は相互に独立して-CzabH2zab−(C1-C9)
−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; zabは0、1または2であり; R(132)、R(134)およびR(135)は相互に独立してR(129)と同様に定義されるか、
または水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して−
W−パラ−(C6H4)-R(196)、−W−メタ−(C6H4)-R(197)または−W−オルト−(C 6 H4)-R(198)であり; R(196)、R(197)およびR(198)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであ
り、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、または
F、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチル
アミノおよびベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; Wは酸素、SまたはNR(136)-であり; R(136)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立してR(
146)X(1a)-であり; X(1a)は酸素、S、NR(147)、(D=O)A-、NR(148)C=MN(*)R(149)-であり; Mは酸素またはイオウであり; Aは酸素またはNR(150)であり; DはCまたはSOであり; R(146)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)zbzCzdzF2zdz+1
たは-CzxaH2zxa-R(151)であり; zbzは0または1であり; zdzは1、2、3、4、5、6または7であり; zxaは0、1、2、3または4であり; R(151)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(152)R(153)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されて
おり; R(152)およびR(153)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; R(147)、R(148)およびR(150)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキルまた
は(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(149)はR(146)と同様に定義され; あるいは、R(146)およびR(147)またはR(146)およびR(148)は一緒になって、メ
チレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−
ベンジルで置き換えられることができ;
【0054】 ここでAおよびN(*)はアルカノイル親構造のフェニル核に結合しており; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して、
-SR(164)、-OR(165)、-NHR(166)、-NR(167)R(168)、-CHR(169)R(170)、-CR(154)
R(155)OH、-C≡CR(156)、-CR(158)=CR(157)または-〔CR(159)R(160)〕zu-(C=O)-
〔CR(161)R(162)〕zv-R(163)であり; R(164)、R(165)、R(166)、R(167)、R(169)は同じかまたは異なっていて、-(CH 2 )zy-(CHOH)zz-(CH2)zaa-(CHOH)zt-R(171)または-(CH2)zab-O-(CH2-CH2O)zac-R(
172)であり; R(171)およびR(172)は水素またはメチルであり; zuは1、2、3または4であり; zvは0、1、2、3または4であり; zy、zz、zaa、zab、zacは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または
4であり; ztは1、2、3または4であり; R(168)、R(170)、R(154)、R(155)は同じかまたは異なっていて、水素または(C 1 -C6)−アルキルであり; あるいは、R(169)とR(170)、またはR(154)とR(155)はそれらを担持している炭
素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(163)は水素、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CzebH2z eb -R(173)であり; zebは0、1、2、3または4であり; R(156)、R(157)およびR(173)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換
であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(174)R(175)よりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(174)およびR(175)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(156)、R(157)およびR(173)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロア
リールであり、これは未置換であるかまたはフェニルのように置換されており; R(158)、R(159)、R(160)、R(161)およびR(162)は水素またはメチルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立してR(176)
-NH-SO2-であり; R(176)はR(177)R(178)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、SまたはN-R(179)であり; R(177)およびR(178)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C8)−アルキル
、(C3-C6)−アルケニルまたは-CzfaH2zfa-R(180)であり; zfaは0、1、2、3または4であり; R(180)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり;これは未置換であ
るかまたはF、Cl、CF3、メトキシまたは(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(177)とR(178)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(179)はR(177)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立してNR(184
a)R(185)、OR(184b)、SR(184c)または-CznxH2znx-R(184d)であり; znxは0、1、2、3または4であり; R(184d)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(116k)R(117k)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(116k)およびR(117k)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(184a)、R(184b)、R(184c)、R(185)は相互に独立して水素、(C1-C8)−アルキ
ル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキルまたは(CH2)zao-R(184g)であり; zaoは0、1、2、3または4であり; R(184g)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るかまたはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(184u)R(184v)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(184u)およびR(184v)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(184a)とR(185)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちC
H2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられること
ができる〕のジアシル置換グアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0055】 (HOE 93/F 254-EP-A 640 588, NZ 264 307) u) 下記式I:
【化218】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロ
アルキルまたはXa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、SまたはNR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、(C1-C4)−アルキルまたは-CdF2dR(6)であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立してHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、-OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CfH2f-(C3-C8)−シクロアルキル、-(C1-C9)−ヘテロアリールまたは
フェニルであり、ここで芳香族系は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または、水
素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは(C1-C9)−ヘテロ
アリールであり、後者はCまたはNを介して連結しており、これらは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミ
ノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されて
おり; あるいは、R(1)は-SR(13)、-OR(13)、-NHR(13)、-NR(13)R(14)、-CHR(13)R(15
)、-C〔R(15)R(16)〕OH、-C≡CR(18)、-C〔R(19)〕=CR(18)、-〔CR(20)R(21)〕k -(CO)-〔CR(22)R(23)R(24)〕lであり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
OH)j-R(17)、ただしR(17)は水素またはメチルであるもの; -(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; g、h、iは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6)−アルキルま
たはそれらを担持している炭素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを
形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(25)およびR(26)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(18)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるかま
たはフェニルのように置換されており; あるいは、R(18)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、OH 1
〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(19)、R(20)、R(21)、R(22)およびR(23)は水素またはメチルであり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(24)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CmH2m-R(18
)であり; mは1、2、3または4であり; R(2)およびR(3)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; R(4)は(C1-C3)−アルキル、F、Cl、Br、I、CNまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3
あり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0056】 (HOE 93/F 436-EP-A 659 748, NZ 270 264) v) 下記式I:
【化219】 〔式中: Xはカルボニル、スルホニルであり; R(1)はH、(C1-C8)−アルキル、ただし未置換であるかまたはヒドロキシルで
置換されたもの、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ただし未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されたもの
であり; R(2)はH、(C1-C4)−アルキルである〕のアシルグアニジンおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0057】 (HOE 94/F 014 K-EP-A 666 252, NZ 270 370) w) 下記式I:
【化220】 〔式中: R(A)は水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(6)、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シ
クロアルキル、Or(CH2)aCbF2b+1またはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(6)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(C3-C8)−シクロア
ルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳香族は未置換であるか、また
はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される
置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立してR(6)と同様に定義され; R(B)は独立してR(A)と同様に定義され; xは1、2または3であり; R(1)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、-Ot(CH2)dCeF2e +1 、F、Cl、Br、IまたはCNであり; tは0または1であり; dは0、1、2、3または4であり; eは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; ただし置換基R(1)、R(2)、R(3)、R(4)、R(5)、R(A)およびR(B)の少なくとも1
つは-Ot(CH2)dCeF2e+1または-Or(CH2)aCbF2b+1基である〕のペルフルオロアルキ
ル基担持フェニル基置換アルキルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0058】 (HOE 94/F 094-EP-A 676 395, NZ 270 894) x) 下記式I:
【化221】 〔式中: HAはSOm、OまたはNR(5)であり; mは0、1または2であり; R(5)は水素、(C1-C8)−アルキルまたは-CamH2amR(81)であり; amは0、1または2であり; R(81)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(82)R(83)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(82)およびR(83)はHまたはCH3であり; あるいは、R(81)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介し
て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; 2置換基R(1)およびR(2)の一方は-CO-N=C(NH2)2であり; 他方は各々、水素、F、Cl、Br、I、(C1-C3)−アルキル、-OR(6)、CrF2r+1
-CO-N=C(NH2)2または-NR(6)R(7)であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであり; rは1、2、3または4であり; R(3)およびR(4)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、-C≡N、X-(CH2)p-(C q F2q+1)、R(8)-SObm、R(9)R(10)N-CO、R(11)-CO-またはR(12)R(13)N-SO2-であり
、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; bmは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(8)、R(9)、R(11)およびR(12)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)
−アルケニル、-CnH2n-R(15)、CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(9)、R(11)およびR(12)はHであり; R(10)およびR(13)は相互に独立してHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(9)とR(10)、およびR(12)とR(13)は一緒になって、メチレン基4
〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き
換えられることができ; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して(C1-C8)−アルキルまたは-CalH2a l R(18)であり; alは0、1または2であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(19)R(20)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(19)およびR(20)はHまたはCH3であり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり
、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF
、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチ
ルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、
【0059】
【化222】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(22)-であり; h、ad、ahは相互に独立して0または1であり; i、j、k、ae、af、ag、ao、apおよびakは相互に独立して0、1、2、3、
4であるが; ただしh、iおよびkが同時に0であることはなく; ad、aeおよびagが同時に0であることはなく; ah、aoおよびakが同時に0であることはなく; R(23)、R(24)、R(25)およびR(22)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アル
キルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、CN、(C1-
C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アルケニルまたは-
CgH2g-R(26)であり; gは0、1、2、3または4であり; R(26)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(27)およびR(28)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してSR(29)、-OR(30)、-NR(31)R(32)
または-CR(33)R(34)R(35)であり; R(29)、R(30)、R(31)およびR(33)は相互に独立して-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロア
リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(32)、R(34)およびR(35)は相互に独立してR(29)と同様に定義されるか、また
は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、
【化223】 であり; R(96)、R(97)およびR(98)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり、
これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF、
Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
ノまたはベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; Wは酸素、SまたはNR(36)-であり; R(36)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(37)-SOcmまたはR(38)R(39)N-SO 2 -であり; cmは1または2であり; R(37)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニルまたは-CsH2sR(40)であり; sは0、1、2、3または4であり;
【0060】 R(40)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(41)R(42)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(41)およびR(42)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(38)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
アルケニルまたは-CwH2w-R(43)であり; wは0、1、2、3または4であり; R(43)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(44)R(45)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(44)およびR(45)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(39)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; あるいは、R(38)とR(39)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(46)X(1)-であり; X(1)は酸素、S、NR(47)、(D=O)A-、NR(48)C=MN(*)R(49)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(50)であり; DはCまたはSOであり; R(46)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1または-CxH 2x -R(51)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; xは0、1、2、3または4であり; R(51)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(52)およびR(53)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(47)、R(48)およびR(50)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(49)はR(46)と同様に定義され; あるいは、R(46)とR(47)、またはR(46)とR(48)は一緒になって、メチレン基4
〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き
換えられることができ; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
り; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、-SR(64)、-OR(65)、-NHR(66)、
-NR(67)R(68)、-CHR(69)R(70)、-C(OH)R(54)R(55)、-C≡CR(56)、-CR(58)=CHR(5
7)、-〔CR(59)R(60)〕u-(CO)-〔CR(61)R(62)〕v-R(63)であり; R(64)、R(65)、R(66)、R(67)およびR(69)は同じかまたは異なっていて、-(CH2 )y-(CHOH)z-(CH2)aa-(CH2OH)t-R(71)または-(CH2)ab-O-(CH2-CH2O)ac-R(72)であ
り; R(71)およびR(72)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; y、z、aaは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(68)、R(70)、R(54)およびR(55)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6 )−アルキルであり;
【0061】 あるいは、R(69)とR(70)、またはR(54)とR(55)はそれらを担持している炭素原
子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(63)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(73
)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(56)、R(57)およびR(73)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換で
あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(74)R(75)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(74)およびR(75)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(56)、R(57)およびR(73)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリー
ルであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置換されており; R(58)、R(59)、R(60)、R(61)およびR(62)は水素またはメチルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(76)-NH-SO2-であり; R(76)はR(77)R(78)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、SまたはN-R(79)であり; R(77)およびR(78)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(80)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(80)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
かまたはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(77)とR(78)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(79)はR(77)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してNR(84)R(85)であり; R(84)およびR(85)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルであるか、または
一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3 またはN−ベンジルで置き換えられることができるか;またはうちCH2基1個ま
たは2個はCH-CdmH2dm+1で置き換えられることができる〕のヘテロアロイルグア
ニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0062】 (HOE 94/F 123-EP-A 682 017, NZ 272 058) y) 下記式I:
【化224】 〔式中: T、U、V、W、X、YおよびZは相互に独立して窒素または炭素であり; ただし、XとZが同時に窒素であることはなく、 そして、T、U、V、W、X、YおよびZはそれらが窒素である場合には、置
換基を担持せず; そして、これらのうち4個より多くが同時に窒素であることはなく、 R(1)およびR(2)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、(C1-C3)−アルキル
、(C1-C3)−ペルフルオロアルキル、OR(8)、 NR(8)R(9)またはC(=O)N=C(NH2)2
あり; R(8)およびR(9)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、
-C≡N、 Xk-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(10a)-SObm、 R(10b)R(10c)N-CO、R(11)-CO-ま
たはR(12)R(13)N-SO2-であり;ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝
鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; bmは0、1または2であり; pは0、1または2であり; kは0または1であり; qは1、2、3、4、5または6であり; R(10a)、 R(10b)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニル、-CnH2n-R(15)または(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり
; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)はHまたはC1-C4−アルキルであり; あるいは、R(10b)、 R(11)およびR(12)は水素であり; R(10c)および R(13)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(10b)とR(10c)およびR(12)とR(13)は一緒になって、メチレン基4
〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで
置き換えられることができ; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して(C1-C8)−ア
ルキル、-Ca1H2a1R(18)または(C3-C8)−アルケニルであり; alは0、1または2であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニルまたはナフチルであ
り、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよ
びNR(19a)R(19b)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(19a)およびR(19b)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して(C1-C9)−ヘ
テロアリールであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換
であるか、またはF、C1、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルア
ミノまたはジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換され
ており; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、
【0063】
【化225】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(22)-であり; h、 ad、 ahは相互に独立して0または1であり; i、j、k、ae、af、ag、ao、apおよびakは相互に独立して0、1、2、3ま
たは4であるが; ただし各々の場合、 h、iおよびkが同時に0であることはなく; ad、aeおよびagが同時に0であることはなく;そして ah、aoおよびakが同時に0であることはなく; R(23)、 R(24)、 R(25)およびR(22)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アル
キルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してSR(29)、 -OR(
30)、-NR(31)R(32)または-CR(33)R(34)R(35)であり; R(29)、 R(30)、 R(31)およびR(33)は相互に独立して-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロア
リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(32)、 R(34)およびR(35)は相互に独立してR(29)と同様にして定義されるか、
または水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、
【化226】 であり; R(96)、 R(97)およびR(98)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり、
これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF、
Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
ノまたはベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; Wは酸素、SまたはNR(36)-であり; R(36)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してR(46)X(1)-で
あり; X(1)は酸素、S、NR(47)、 (D=O)A-またはNR(48)C=MN(*)R(49)-であり; Mは酸素またはイオウであり; Aは酸素またはNR(50)であり; DはCまたはSOであり; R(46)は(C1-C8)−アルキル、 (C3-C8)−アルケニル、 (CH2)bCdF2d+1または-CXH 2X -R(51)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; xは0、1、2、3または4であり; R(51)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(52)およびR(53)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
ルキルであり; R(47)、 R(48)およびR(50)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(49)はR(46)と同様に定義され;
【0064】 あるいは、R(46)とR(47)、またはR(46)とR(48)は一緒になって、メチレン基4
〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで
置き換えられることができ; ここでAおよびN(*)はヘテロアロイルグアニジン親構造のフェニル核に結合し
ており; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、-SR(64)、-
OR(65)、 -NHR(66)、 -NR(67)R(68)、 -CHR(69)R(70)または-CR(54)R(55)OH、-C≡C
R(56)、 -CR(58)=CR(57)または-〔CR(59)R(60)〕u-CO-〔CR(61)R(62)〕v-R(63)で
あり; R(64)、 R(65)、 R(66)、 R(67)およびR(69)は同じかまたは異なっていて、-(CH2 )y-(CHOH)z-(CH2)aa-(CHOH)t-R(71)または-(CH2)ab-O-(CH2-CH2O)ac-R(72)であ
り; R(71)およびR(72)は相互に独立して水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; y、z、aaは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(68)、 R(70)、 R(54)およびR(55)は同じかまたは異なっていて、水素または(C 1 -C6)−アルキルであり; あるいは、R(69)とR(70)、またはR(54)とR(55)はそれらを担持している炭素原
子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し、 R(63)は水素、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C8)-シクロアルキルまたは-CeH2e-R(7
3)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(56)、 R(57)およびR(73)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換で
あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(74)R(75)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(74)およびR(75)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(56)、 R(57)およびR(73)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリー
ルであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置換されており; R(58)、 R(59)、 R(60)、 R(61)およびR(62)は水素またはメチルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してR(76)-NH-SO2 -であり; R(76)はR(77)R(78)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、 SまたはN-R(79)であり; R(77)およびR(78)は同じかまたは異なっていて、水素、 (C1-C8)−アルキル、 (
C3-C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(80)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(80)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、 Cl、 CF3、メトキシまたは(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(77)とR(78)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(79)はR(77)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してNR(84a)R(85)
、 OR(84b)、 SR(84c)または-CnH2n-R(84d)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(84d)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(84a)、 R(84b)、 R(84c)およびR(85)は相互に独立して水素、 (C1-C8)−アルキ
ル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキルまたは(CH2)ax-R(84g)であり; axは0、1、2、3または4であり; R(84g)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、 メトキシおよびNR(84u)R(84v)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(84u)およびR(84v)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(84a)とR(85)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2 基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
できる〕の2環ヘテロアロイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0065】 (HOE 94/F 134-EP-A 686 627, NZ 272 103) z) 下記式I:
【化227】 〔式中: R(1)はR(6)-SOmであり; mは0、1または2であり; R(6)は直鎖または分枝鎖の炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、炭素原子1、2、
3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するアルコ
キシまたはフェノキシであり、これは未置換であるかまたは、F、Cl、メチルお
よびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; あるいは、R(2)およびR(3)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロール−
2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、
Cl、Br、I、CN、 炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルカノ
イル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルコキシカルボニ
ル、ホルミル、カルボキシル、CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択さ
れる置換基1〜4個で置換されており; R(4)およびR(5)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2または3個を有する
アルキル、F、Cl、Br、I、CN、 OR(7)、 NR(8)R(9)または-(CH2)n-(CF2)o-CF3
あり; R(7)、 R(8)およびR(9)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または
4個を有するアルキルであり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上許容
し得る塩;
【0066】 (HOE 94/F 168-EP-A 690 048, NZ 272 373) aa) 下記式I:
【化228】 〔式中: R(A)は水素、 F、Cl、Br、I、CN、OH、OR(6)、(C1-C8)−アルキル、Or(CH2)a CbF2b+1、(C3-C8)−シクロアルキルまたはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、 (C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳
香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10
)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立してR(6)と同様に定義され; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; R(B)は独立してR(A)と同様に定義され; xは0、1または2であり; yは0、1または2であり; R(C)は水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(12)、(C1-C8)−アルキル、OP(CH2)fCgF 2g+1 または(C3-C8)−シクロアルキルであり; pは0または1であり; fは0、1、2、3または4であり; gは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(12)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳
香族フェニルまたはベンジルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、
メトキシおよびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(13)およびR(14)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペ
ルフルオロアルキルであり; R(D)は独立してR(C)と同様に定義され; R(1)は水素、 (C1-C8)−アルキル、 -Ot(CH2)dCeF2e+1、(C3-C8)−シクロアルキ
ル、F、Cl、Br、IまたはCNであり; tは0または1であり; dは0、1、2、3または4であり; eは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; ただし、置換基R(A)、 R(B)、 R(C)、 R(D)、 R(1)、 R(2)、 R(4)またはR(5)の少な
くとも1個はOr(CH2)aCbF2b+1、OP(CH2)fCgF2g+1またはOt(CH2)dCeF2e+1基であり
、 そしてR(3)はOt(CH2)dCeF2e+1基ではない〕のペルフルオロアルキル基担持フ
ェニル置換アルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0067】 (HOE 94/F 182-EP-A 690 048, NZ 272 449) ab) 下記式I:
【化229】 〔式中: R(1)はNR(50)R(6)であり、R(50)およびR(6)は相互に独立して水素、(C1-C8)−
アルキルまたは(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり; R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立してR(10)-SOa-、R(11)R(12)N-CO-、
R(13)-CO-またはR(14)R(15)N-SO2-であり; aは0、1または2であり; R(10)、 R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して(C1-C8)−
アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C6)−アルケニルまたは-CabH2 ab -R(16)であり; abは0、1、2、3または4であり; R(16)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(17)R(18)よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; R(17)およびR(18)は相互に独立してH、CF3または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(11)、R(12)、およびまたR(14)とR(15)は一緒になってメチレン基
4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置
き換えられることができ; あるいは、R(11)、R(12)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して水素であり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してSR(21)、 -OR(22)、-
NR(23)R(24)または-CR(25)R(26)R(27)であり; R(21)、 R(22)、 R(23)およびR(25)は相互に独立して-CbH2b-(C1-C9)−ヘテロア
リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; bは0、1または2であり; R(24)、 R(26)およびR(27)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 F、Cl、Br、
I、CN、-(Xa)dg-CdaH2da+1、-(Xb)dh-(CH2)db-CdeF2de+1、(C3-C8)−アルケニル
または-CdfH2dfR(30)であり; (Xa)はO、SまたはNR(33)であり; R(33)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; dgは0または1であり; (Xb)はO、SまたはNR(34)であり; R(34)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; dhは0または1であり; daは0、1、2、3、4、5、6、7、8であり; dbは0、1、2、3、4であり; deは0、1、2、3、4、5、6、7であり; dfは0、1、2、3、4であり; R(30)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリルまたはナフチルは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(31)R(32)よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; R(31)およびR(32)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してNR(40)R(41)または-
(Xe)-(CH2)ebR(45)であり; R(40)およびR(41)は相互に独立して、 水素、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペ
ルフルオロアルキルまたは(CH2)e-R(42)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(42)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、 これは未置換であるか、
またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよびNR(43)R(44)よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; R(43)およびR(44)は相互に独立してH、CF3または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(40)とR(41)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; (Xe)は0、SまたはNR(47)であり; R(47)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; ebは0、1、2、3または4であり; R(45)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、 これは未置換であるか、
またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシ、NR(50)R(51)および-(Xfa)-(CH2)ed-(Xfb
)R(46)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; XfaはCH2、O、SまたはNR(48)であり; XfbはO、SまたはNR(49)であり; edは1、2、3または4であり; R(46)はH、(C1-C4)-アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(48)、 R(49)、 R(50)およびR(51)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルま
たは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; ただしここでR(3)およびR(4)は水素ではありえない〕のオルトアミノ置換ベン
ゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0068】 (HOE 94/F 265-NZ 272 946, EP-A 700 904) ac) 下記式I:
【化230】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキ
シドであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; あるいは、3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは-SR(10)、 -OR(10)、 -NR(10)R
(11)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキシドであり、これは未置
換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチル
アミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; aは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
または(C1-C4)−アルキルであり; そして、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立して(C1-C8)−ア
ルキル、 (C2-C8)−アルケニルまたは-CmH2mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(15)R(16)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素またはCH3であり; あるいは、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立して水素、F、
Cl、Br、 I、-C≡N、 X-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(22)-SOu、R(23)R(24)N-CO、 R(25)-
CO-またはR(26)R(27)N-SO2-であり、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖また
は分枝鎖であり; Xは結合、酸素、SまたはNR(28)であり; uは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、 (C2-C 6 )−アルケニル、 -CnH2n-R(29)またはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(28)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; R(29)は、 (C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(30)R(31)よりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)もまた水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になって、メチレン
基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで
置き換えられることができ; あるいは、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立してOR(35)また
はNR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキル、F、Cl、-OR(32)
、 -NR(33)R(34)またはCrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであ
り; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩;
【0069】 (HOE 94/F 266-EP-A 702 001, NZ 272 948) ad) 下記式I:
【化231】 〔式中: R(1)は水素、 F、Cl、Br、I、CN、NO2、OH、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−
シクロアルキル、Oa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; あるいは、R(1)はR(5)-SOmまたはR(6)R(7)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(5)およびR(6)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、
CF3または-CnH2n-R(8)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)はHであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; あるいは、R(1)は-SR(11)、 -OR(11)または-CR(11)R(12)R(13)であり; R(11)は-CpH2p-(C3-C8)−シクロアルキル、 -(C1-C9)−ヘテロアリールまたは
フェニルであり、ここで芳香族系は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(12)、 R(13)は相互に独立してR(11)と同様に定義されるか、または、水素ま
たは(C1-C4)−アルキルであり; pは0、1または2であり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは(C1-C9)−ヘテロ
アリールであり、後者はCまたはNを介して連結しており、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(2)は-CF2R(14)、 -CF〔R(15)〕〔R(16)〕、 -CF〔(CF2)q-CF3)〕〔R(15)〕、-
C〔(CF2)r-CF3〕=CR(15)R(16)であり; R(14)は(C1-C4)−アルキルまたは(C3-C6)−シクロアルキルであり; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; qは0、1または2であり; rは0、1または2であり; R(3)はR(1)と同様に定義され; R(4)は水素、(C1-C3)−アルキル、F、Cl、Br、I、CN、 -(CH2)s-(CF2)t-CF3
であり; sは0または1であり; tは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0070】 (HOE 94/F 267-EP-A 700 899, NZ 272 947) ae) 下記式I:
【化232】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは、 -Y-4-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル、 -Y-3-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル、または -Y-2-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル であり、ここでフェニルは各々、未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル
、ヒドロキシル、メトキシおよび-NR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基
1〜2個で置換されており; R(37)およびR(38)は相互に独立して水素または-CH3であり; Yは結合、酸素、-S-または-NR(9)であり; R(9)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; R(7)は-OR(10)または-NR(10)R(11)であり; R(10)およびR(11)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C1-C8)−ア
ルカノイル、-(C1-C8)−アルコキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカル
ボニルであり; あるいは、R(10)はトリチルであり; R(8)は-OR(12)または-NR(12)R(13)であり; R(12)およびR(13)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキルまたはベンジル
であり; kは0、1、2、3または4であり; そして他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して-(C1-C8)−アルキル
、-(C2-C8)−アルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立してR(18)R(19)N-(C
=Y′)-NH-SO2-であり; Y′は酸素、 -S-または-N-R(20)であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C3-C6)−ア
ルケニルまたは-(CH2)t-R(21)であり; tは0、1、2、3または4であり; R(21)は-(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メトキシおよび-(C1-C4)−アルキルよりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)とR(19)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、-NH-、 -N-CH3または−N−ベンジルで置き換えられること
ができ; R(20)はR(18)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して水素、F、Cl、
Br、I、-C≡N、 X-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(22)-SOu-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(25)-CO
-またはR(26)R(27)N-SO2-であり、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または
分枝鎖であり; Xは結合、酸素、-S-または-NR(28)であり; uは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは1、2、3、4、5または6であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して-(C1-C8)−アルキル、-(C3 -C6)−アルケニル、-(CH2)n-R(29)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(28)は、水素または-(C1-C3)−アルキルであり; R(29)は-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換であ
るか、 またはF、 Cl、 -CF3、メチル、 メトキシおよび-NR(30)R(31)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)は水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または-(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になって、 メチレン
基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、-NH-、 -N-CH3または−N−ベン
ジルで置き換えられることができ; あるいは、他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して-OR(35)または-
NR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または-(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、 -S-、 -NH-、 -N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 -(C1-C4)−アルキル、F、Cl、-OR(32
)、 -NR(33)R(34)または-CrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または-(C1-C3)−アルキルで
あり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩;
【0071】 (HOE 94/F 352-EP-A 713 684, NZ 280 517) af) 下記式I:
【化233】 〔式中: R(1)はR(6)-COまたはR(7)R(8)N-COであり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−アル
ケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
よびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)はH、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−
アルケニルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、 フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
よびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(8)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)はR(1)と同様に定義されるか、またはH、OH、 F、 Cl、 Br、 I、CN、NO2、(
C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−アルケニルまた
は-CnH2nR(15)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(16)R(17)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(16)およびR(17)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; あるいは、R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、 これはCまたはNを介し
て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)はSR(18)、-OR(18)、 -NR(18)R(19)または-CR(18)R(19)R(20)で
あり; R(18)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、 ジメ
チルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(19)およびR(20)は相互に独立してR(18)と同様に定義されるか、または水素
、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)はR(21)-SOmまたはR(22)R(23)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(21)は(C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニルまたは-CnH2n-R(24)であり;
【0072】 nは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、 ここで芳香族は未置換であるか、またはF、 Cl、 CF3、メチル、 メトキシお
よびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(27)およびR(28)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(22)はH、 (C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
アルケニルまたは-CnH2n-R(29)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(29)は(C3-C8)−シクロアルキル、 フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(30)R(31)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(30)およびR(31)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(23)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであ
り; あるいは、R(22)とR(23)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、 S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; あるいは、R(2)はR(33)X-であり; Xは酸素、S、NR(34)、 (D=O)A-またはNR(34)C=MN(*)R(35)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(34)であり; DはCまたはSOであり; R(33)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1または-CnH 2n -R(36)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; nは0、1、2、3または4であり; R(36)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(37)およびR(38)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(34)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであ
り; R(35)はR(33)と同様に定義され; あるいは、R(33)とR(34)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、 S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
【0073】 ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
り; あるいは、R(2)は-SR(40)、 -OR(40)、 -NHR(40)、-NR(40)R(41)、 -CHR(40)R(42
)、 -CR(42)R(43)OH、-C≡CR(45)、 -CR(46)=CR(45)または-〔CR(47)R(48)〕u-CO-
〔C(R49)R(50)〕v-R(44)であり; R(40)およびR(41)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)p-(CHOH)q-(CH2)r-(CH
OH)t-R(51)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(51)であり; R(51)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; p、qおよびrは相互に独立して、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(42)およびR(43)は相互に独立して水素または(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(42)およびR(43)はそれらを担持している炭素原子と一緒になって
(C3-C8)−シクロアルキルを形成し、 R(44)は水素、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(
45)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(45)はフェニルであり、 これは未置換であるか、 またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(52)およびR(53)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(45)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはフェ
ニルのように置換されており; あるいは、R(45)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、または
OH 1〜3個で置換されており; R(46)、 R(47)、 R(48)、 R(49)およびR(50)は相互に独立して水素またはメチル
であり; あるいは、R(2)はR(55)-NH-SO2-であり; R(55)はR(56)R(57)N-(C=Y)-であり; Yは酸素、SまたはN-R(58)であり; R(56)およびR(57)は相互に独立して水素、 (C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アル
ケニルまたは-CfH2f-R(59)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(59)は(C5-C7)−シクロアルキル、 フェニルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択され
る置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(56)とR(57)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(58)はR(56)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)またはR(2)と同様に定義される
が、ただし、置換基R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)のうち少なくとも1つはOHでな
ければならない〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0074】 (HOE 95/F 007 K-EP-A 723 956, NZ 280 887) ag) 下記式I:
【化234】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)のうち1つはR(6)-A-B-D-であり; R(6)は塩基性のプロトン化可能な基、即ちアミノ基-NR(7)R(8)、アミジノ基R(
7)R(8)N-C〔=N-R(9)〕−またはグアニジノ基
【化235】 であり; R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、
3または4個を有するアルキル基であり; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になってCaH2aとなり; aは4、5、6または7であり; ここでa=5、6または7である場合は、基CaH2aのメチレン基はヘテロ原子
基O、SOmまたはNR(11)で置き換えられることができ、 あるいは、R(8)とR(9)またはR(9)とR(10)またはR(7)とR(10)は基CaH2aとなり
; aは2、3、4または5であり; ここでa=3、4または5である場合は、基CaH2aのメチレン基はヘテロ原子
基O、SOmまたはNR(11)で置き換えられることができ; mは0、1または2であり; R(11)は水素またはメチルであり; あるいは、R(6)は炭素原子1〜9個を有する塩基性の複素芳香族環系であり; AはCbH2bであり; bは1、2、3、4、5、6、7、8、9または10であり; ここで基CbH2b中メチレン基1個または2個は-O-、 -CO-、 -CH〔OR(20)〕-、 -S
Om-、 -NR(20)-、 -NR(20)-CO-、 -NR(20)-CO-NH-、 -NR(20)-CO-NH-SO2-、
【化236】 そして-SOaa〔NR(19)〕bb-よりなる群から選択される基1つにより置き換えられ
ることができ; そして基CbH2b中メチレン基は-CH-R(99)で置き換えられることができ、ここで
R(99)はR(7)と一緒になってピロリジンまたはピペリジン環を形成し; aaは1または2であり; bbは0または1であり; aa+bb=2であり; R(19)は水素または炭素原子1、2、3または4を有するアルキルであり; R(20)は水素またはメチルであり; Bはフェニレンまたはナフチレン基
【0075】
【化237】 であり; R(12)およびR(13)は相互に独立して水素、メチル、F、Cl、Br、 I、CF3また
は-SOw-R(14)であり; R(14)はメチルまたはNR(15)R(16)であり; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; wは0、1または2であり; Dは-CdH2d-Xf-であり; dは0、1、2、3または4であり; Xは-O-、 -CO-、 -CH〔OR(21)〕-、 -SOm-または-NR(21)-であり; fは0または1であり; R(21)は水素またはメチルであり; mは0、1または2であり; そして他の置換基R(1)およびR(2)およびR(3)は各々、相互に独立して水素、F
、Cl、Br、I、-CN、 -(C1-C8)−アルキル、-(C2-C8)−アルケニル、 -NR(35)R(36
)またはR(17)-CgH2g-Zh-であり; gは0、1、2、3または4であり; hは0または1であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、-NH-、-NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; Zは-O-、 -CO-、 -SOv-、 -NR(18)-、 -NR(18)-CO-、 -NR(18)-CO-NH-または-NR(1
8)-SO2-であり; R(18)は水素またはメチルであり; vは0、1または2であり; R(17)は水素、炭素原子3、5または6個を有するシクロアルキルまたはCkF2k +1 -であり; kは1、2または3であり; あるいは、R(17)はピロール−1−イル、ピロール−2−イルまたはピロール
−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、Br、I、-CN、(C2-C 8 )−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボニル、ホルミル、カルボキシル、
-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜4個により
置換されており; あるいは、R(17)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未
置換であるか、またはFおよびCl、 -CF3、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、-NR
(37)R(38)、CH3SO2-およびH2NO2S-よりなる群から選択される置換基1〜3個に
より置換されており; R(37)およびR(38)は水素または-CF3であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)または-CrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2または
3個を有するアルキルであり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩;
【0076】 (HOE 95/F 072-EP-A 738 712, NZ 286 380) ah) 下記式I:
【化238】 〔式中: R(1)およびR(2)は、 相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4、5、6、
7、8、9または10個を有するアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有す
るシクロアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するO−アルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するO-C(=O)−アルキルまたはCmH2m-NR(12)R(13)
ただしR(12)およびR(13)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または
4個を有するアルキルであり;mは0、1、2、3または4であるもの、 NH-C(=O)-NH2、炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-O-アルキル、 C(=
O)-NH2、炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-NH-アルキル、各アルキル
基に炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-N(アルキル)2、炭素原子2、
3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルケニル、 炭素原子2、3、
4、5、6、7、8、9または10個を有するアルキニル、 アルキル基に炭素原子
1、2、3または4個を有するアルキルアリール、 アルケニル基に炭素原子2、
3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルケニルアリール、 アルキニ
ル基に炭素原子2、3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルキニル
アリール、C1-C4−アルキル−置換アリール、C1-C4−アルキルヘテロアリール、
C1-C4−アルケニルヘテロアリール、アルキル基に炭素原子1、2、3または4
個を有するアミノアルキルアリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換
ヘテロアリールであり; R(3)、 R(4)、 R(5)およびR(6)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4
、5、6、7、8、9または10個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
5、6、7、8、9または10個を有するO−アルキル、ハロゲン、(例えばF、
Cl、Br、I)、OH、 アリール、 置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリ
ール、O−低級アルキル、O−アリール、O−低級アルキルアリール、O−置換
アリール、O−低級アルキル−置換アリール、O-C(=O)-C1-C4−アルキルアリー
ル、 O-C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、O-C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、NO2、CN、 CF3、N
H2、NH-C(=O)-C1-C4−アルキル、 NH-C(=O)-NH2、COOH、 C(=O)-O-C1-C4−アルキル、
C(=O)-NH2、C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、 C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、C1-C4-COO
H、 C1-C4−アルキル−C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 SO3H、 SO2−アルキル、 SO2
アルキルアリール、 SO2-N-(アルキル)2、SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)、
C(=O)-R(11)、 C1-C10−アルキル−C(=O)-R(11)、 C2-C10−アルケニル−C(=O)-R(
11)、 C2-C10−アルキニル−C(=O)-R(11)、 NH-C(=O)-C1-C10−アルキル−C(=O)-R
(11)、 O-C1-C11−アルキル−C(=O)-R(11)であり; R(11)はC1-C4−アルキル、C1-C4−アルキニル、アリール、置換アリール、NH 2 、NH-C1-C4−アルキル、 N-(C1-C4−アルキル)2、SO3H、 SO2−アルキル、SO2−ア
ルキルアリール、 SO2-N-(アルキル)2、SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)であ
り; XはO、SまたはNHであり; R(7)、R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して水素、アルキル、シクロアル
キル、アリール、アルキルアリールであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって5、6または7員ヘテロ環の一部を形成
し; Aは存在しないか、または非毒性の有機または無機の酸である〕のインデノイ
ルグアニジン;
【0077】 (HOE 95/F 109-EP 748 795, NZ 286 583) ai) 下記式I:
【化239】 〔式中: R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-Y-〔4-R(8)−フェニル〕、-Y-〔3-R(
8)−フェニル〕または-Y-〔2-R(8)−フェニル〕であり、ここでフェニルは各々
、未置換であるか、またはF、Cl、 -CF3、メチル、ヒドロキシル、メトキシおよ
び-NR(96)R(97)よりなる群から選択される置換基1〜2個で置換されており; R(96)およびR(97)は相互に独立して水素または-CH3であり; Yは結合、CH2、酸素、-S-または-NR(9)であり; R(9)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(8)はSOa〔NR(98)〕bNR(99)R(10)であり; aは1または2であり; bは0または1であり; a+b=2であり; R(98)、 R(99)およびR(10)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、ベン
ジル、-(C2-C8)−アルキレン−NR(11)R(12)、 (C2-C8)−アルキレン−NR(13)-(C2 -C8)−アルキレン−NR(37)R(38)または(C0-C8)−アルキレン−CR(39)R(40)CR(41
)R(42)(C0-C8)−アルキレン−NR(43)R(44)であり; R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(37)、 R(38)、 R(43)およびR(44)は相互に独立して水
素、 -(C1-C8)−アルキルまたはベンジルであり; R(39)、 R(40)、 R(41)およびR(42)は相互に独立して水素、 -(C1-C8)−アルキル
または-(C0-C3)−アルキレンフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか
、またはF、Cl、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基
1〜3個で置換されており; あるいは、R(99)とR(10)は一緒になってメチレン基4〜6個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -N-CH3または−N−ベンジルで置き換えられること
ができ; あるいは、R(8)はSOa〔NR(98)〕bNR(95)-C〔=N-R(94)〕-NR(93)R(92)であり; R(92)、 R(93)、 R(94)およびR(95)は相互に独立して水素または炭素原子1、2
、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロ
ール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、また
はF、Cl、Br、I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボ
ニル、 ホルミル、 カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選
択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル
、-(C2-C8)−アルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、-Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり;
【0078】 あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-Q-4-〔(CH2)k-CHR(17)-(C
=O)R(20)〕−フェニル、 -Q-3-(CH2)k-CHR(17)-(C=O)R(20)〕−フェニルまたは-Q
-2〔(CH2)k-CHR(17)-(C=O)R(20)〕−フェニルであり、ここでフェニルは各々、
未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル、ヒドロキシル、 メトキシおよび-
NR(35)R(36)よりなる群から選択される置換基1〜2個で置換されており; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または-CH3であり; Qは結合、酸素、-S-または-NR(18)であり; R(18)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; R(17)は-OR(21)または-NR(21)R(22)であり; R(21)およびR(22)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C1-C8)−ア
ルカノイル、-(C1-C8)−アルコキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカル
ボニルであり; あるいは、R(21)はトリチルであり; R(20)は-OR(23)または-NR(23)R(24)であり; R(23)、 R(24)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキルまたはベンジルであ
り; kは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリール
であり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)、 -CR(25
)R(26)R(27)であり; R(25)は-CfH2f-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジ
メチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリール
−N−オキシドであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして未置換
であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチル
アミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して-SR(28)、 -OR(28)、 -NR(28
)R(29)または-CR(28)R(29)R(30)であり; R(28)は-CgH2g-(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキシドであり、これは未置
換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、 アミノ、 メチ
ルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; gは0、1または2であり: R(29)、 R(30)は相互に独立してR(28)と同様に定義されるか、または水素また
は(C1-C4)−アルキルであり;
【0079】 あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、 I、-C
≡N、 T-(CH2)h-(CiF2i+1)、 R(31)SO1-、 R(32)R(33)N-CO-、 R(34)-CO-またはR(45
)R(46)N-SO2であり、 ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり
; Tは結合、酸素、-S-または-NR(47)であり; lは0、1または2であり; hは0、1または2であり; iは1、2、3、4、5または6であり; R(31)、 R(32)、 R(34)およびR(45)は相互に独立して-(C1-C8)−アルキル、-(C3 -C6)−アルケニル、(CH2)nR(48)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(47)は水素または炭素原子1、2または3個を有するアルキルであり; R(48)は、-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換で
あるか、 またはF、 Cl、 -CF3、メチル、 メトキシおよび-NR(49)R(50)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(49)およびR(50)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキ
ルであり; あるいは、 R(32)、 R(34)およびR(45)は水素であり; R(33)およびR(46)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; あるいは、R(32)とR(33)、およびR(45)とR(46)は一緒になって、 メチレン基5
または6個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、-NH-、 -NCH3または−N−ベン
ジルで置き換えられることができ; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立してR(51)-A-G-D-であり; R(51)は塩基性のプロトン化可能な基、 即ちアミノ基-NR(52)R(53)、 アミジノ
基R(52)R(53)N-C〔=N-R(54)〕−またはグアニジノ基R(52)R(53)N-C〔=N-R(54)〕
-NR(55)-であり; R(52)、 R(53)、 R(54)およびR(55)は相互に独立して水素または炭素原子1、2
、3または4個を有するアルキル基であり; あるいは、R(52)とR(53)は基CαH2αとなり; αは4、5、6または7であり、 ここでα=5、6または7である場合は、基CαH2αの炭素原子はヘテロ原
子基O、SOdまたはNR(56)で置き換えられることができ、 あるいは、R(53)とR(54)またはR(54)とR(55)またはR(52)とR(55)は基CyH2y
なり; yは2、3、4または5であり; ここでy=3、4または5である場合は、基CyH2yの炭素原子はヘテロ原子基
O、SOdまたはNR(56)で置き換えられることができ; dは0、1または2であり; R(56)は水素またはメチルであり; あるいは、R(51)は炭素原子1〜9個を有する塩基性の複素芳香族環系であり
; Aは基CeH2eであり; eは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9または10であり; ここで、基CeH2e中、炭素原子は基-O-、 -CO-、 -CH〔OR(57)〕-、-SOr-、 -NR(5
7)-、 -NR(57)-CO-、 -NR(57)-CO-NH-、 -NR(57)-CO-NH-SO2-または-NR(57)-SO2-の
1つにより置き換えられることができ; rは0、1または2であり; Gはフェニレン基
【化240】 であり; R(58)およびR(59)は相互に独立して水素、 メチル、 メトキシ、 F、Cl、Br、 I
、CF3または-SOs-R(60)であり; R(60)はメチルまたはNR(61)R(62)であり; R(61)およびR(62)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; Dは-CvH2v-Ew-であり; vは0、1、2、3または4であり; Eは-O-、 -CO-、 -CH〔OR(63)〕-、-SOaa-または-NR(63)-であり; wは0または1であり; aaは0、1または2であり; R(63)は水素またはメチルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-CF2R(64)、 -CF〔R(65)〕
〔R(66)〕、-CF〔(CF2)q-CF3〕〔R(65)〕、 -C〔(CF2)p-CF3〕=CR(65)R(66)であ
り; R(64)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原子3、
4、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(65)およびR(66)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; qは0、1または2であり; pは0、1または2であり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して-OR(67)または-NR(67)R(68
)であり; R(67)およびR(68)は相互に独立して水素、または炭素原子1、2、3、4、5
または6個を有するアルキルであり; あるいは、R(67)とR(68)は一緒になってメチレン基4、5、6または7個とな
り、うちCH2基1個は酸素、 -S-、 SO2、-NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き
換えられることができ; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキル、F、Cl、 -OR(69)、 -NR(70)R(71)または-CzF2z+1であり; R(69)、 R(70)およびR(71)は相互に独立して水素または炭素原子1、2または
3個を有するアルキルであり; Zは1、2、3または4であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルであり; Xは酸素またはNR(72)であり; R(72)は水素または炭素原子1、2または3個を有するアルキルである〕のベ
ンジルオキシカルボニルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0080】 (HOE 95/F 115-EP 744 397, NZ 286 622) ak) 下記式I:
【化241】 〔式中: R(6)は水素、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−シクロアルキルまたはフェニルで
あり、 ここでフェニル基は未置換であるか、 またはF、Cl、CF3、メチル、メト
キシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(9)およびR(10)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
ルキルであり; R(7)は独立してR(6)と同様に定義され; R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して水素またはFであり; ただしここで基R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)のうち少なくとも1つはフ
ッ素でなければならない〕のフルオロフェニル基担持アルケニルカルボン酸グア
ニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0081】 (HOE 95/F 167-NZ 299 015) al) 下記式I:
【化242】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して炭素原子1、2、3、4、5、6、7または
8個を有するアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有するアルケニル、CF 3 または-CnH2n-R(7)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(6)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(7)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは
フェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(8)およびR(9)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルで
あり; あるいは、R(5)はまた水素であり; あるいは、R(5)およびR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; あるいは、R(1)は-Op-(CH2)q-(CF2)r-CF3であり; pは0または1であり; qは0、1または2であり; rは0、1、2または3であり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)、R(11)およびR(12)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4、
5、6、7または8個を有するアルキル、-CsH2s-(C3-C6)−シクロアルキル、 ま
たは、 ピリジル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリルまたはフェ
ニルよりなる群から選択される芳香族系であり; sは0、1または2であり; ここで芳香族系ピリジル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル
およびフェニルは未置換であるか、または、F、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒド
ロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択され
る置換基1〜3個で置換されており; R(2)は-(CH2)u-(CF2)t-CF3であり; tは0、1、2または3であり; uは0または1であり; R(3)は水素または独立してR(1)と同様に定義される〕のベンゾイルグアニジン
およびその製薬上許容し得る塩;
【0082】 (HOE 95/F 173-NZ 299 052) am) 下記式I:
【化243】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)の少なくとも1つは-Xa-Yb-Ln-Uで
あり; XはCR(16)R(17)、 O、SまたはNR(18)であり; R(16)、 R(17)およびR(18)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
アルキルであり; aは0または1であり; Yは炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレン、ア
ルキレン基に炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレ
ン−T、T、アルキレン基に炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
有するT−アルキレンであり; TはNR(20)、 O、Sまたはフェニレンであり、ここでフェニレンは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、 メトキシおよびNR(21)R(22)よりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; R(20)、 R(21)およびR(22)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
アルキルであり; bは0または1であり; LはO、S、NR(23)またはCkH2kであり; kは1、2、3、4、5、6、7、8であり; nは0または1であり; UはNR(24)R(25)または炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個
を有するN含有複素環であり; R(24)およびR(25)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3、4、5、6、7また
は8個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(24)とR(25)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; ここでN含有複素環はN−またはC−架橋されており、未置換であるかまたは
、F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(27)R(28)よりなる群から選択される
置換基1〜3個で置換されており; R(23)、 R(27)およびR(28)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
アルキルであり; そして、他の置換基R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は各々、相互に独立し
てH、F、Cl、 Br、 I、CN、 -On-CmH2m+1、-Op-(CH2)s-CqF2q+1または-CrH2rR(10
)であり; nは0または1であり; mは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; pは0または1であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; sは0、1、2、3または4であり; rは0、1、2、3または4であり; R(10)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまた
はフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、または、F、Cl、CF3
メチル、メトキシおよびNR(11)R(12)よりなる群から選択される置換基1〜3個
で置換されており; R(11)およびR(12)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、 I、CN、 炭素原子1、2
、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5、6
、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換で
あるか、または、F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(14)およびR(15)は相互に独立してH、 炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
である〕の置換ケイヒ酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0083】 (HOE 95/F 220-NZ 299 052) an) 下記式I:
【化244】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つはR(6)-C(OH)2-であり; R(6)は炭素原子1、2または3個を有するペルフルオロアルキルであり、これ
は直鎖または分枝鎖であり; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、OH、F、Cl、
Br、 I、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素原子3
、4、5または6個を有するシクロアルキル、炭素原子1、2、3または4個を
有するアルコキシまたはフェノキシであり、これは、未置換であるか、または、
F、Cl、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してアルキル-SOx
-CR(7)=CR(8)R(9)または-C≡CR(9)であり; xは0、1または2であり; R(7)は水素またはメチルであり; R(8)およびR(9)は相互に独立して、 水素、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル
またはフェニルであり、これは未置換であるか、または、F、Cl、CF3、メチル
およびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してフェニル、C6H5 -(C1-C4)−アルキル、 ナフチル、ビフェニリル、キノリニル、イソキノリニル
またはイミダゾリルであり、ここで、キノリニル、イソキノリニルまたはイミダ
ゾリルはCまたはNを介して結合しており、そして、フェニル、C6H5-(C1-C4)−
アルキル、 ナフチル、ビフェニリル、キノリニル、イソキノリニルまたはイミダ
ゾリルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、
アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1
〜3個で置換されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してSR(10)、 -OR(10
)、 -CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CfH2f-(C3-C8)−シクロアルキル、 キノリニル、イソキノリニル、 ピ
リジニル、 イミダゾリルまたはフェニルであり、ここで芳香族系キノリニル、イ
ソキノリニル、ピリジニル、イミダゾリルおよびフェニルは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、水素または
炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2または3個を有するア
ルキル、F、Cl、 Br、 I、CN、 OR(13)、 NR(14)R(15)、 -(CH2)n-(CF2)o-CF3であ
り; R(13)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルであり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上許容
し得る塩;
【0084】 (HOE 95/F 253-NZ 299 682) ao) 下記式I:
【化245】 〔式中: 3つの置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つは、ベンゾイルグアニジ
【化246】 であり、これは未置換であるか、またはフェニル部分において、炭素原子1、2
、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、2、3、4、
5、6、7または8個を有するアルケニル、-(CH2)m-R(14)、F、Cl、Br、I、-C
≡N、 CF3、R(22)SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(25)-CO-、 R(26)R(27)N-SO2、-OR(35)
、-SR(35)または-NR(35)R(36)よりなる群から選択される基1〜4個により置換
されており; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)-シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して炭素原子1、2、3、4、
5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7また
は8個を有するアルケニル、(CH2)nR(29)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4個であり; R(29)は-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(30)R(31)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキ
ルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)は水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になってメチレン基
5〜6個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジ
ルで置き換えられることができ; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; あるいは、R(35)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-
CF3、メチル、 メトキシ、 SO2R(5)、 SO2NR(6)R(7)および-NR(32)R(33)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(5)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキルであり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルであり; R(32)およびR(33)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; あるいは、R(35)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、 アミノ、メチルアミノおよ
びジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々、相互に独立して、炭素原子1
、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、(CH2)pR(10)であり; pは0、1、2、3または4であり; R(10)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル
、メトキシ、-SO2NR(17)R(8)および-SO2R(9)よりなる群から選択される置換基1
〜3個で置換されており; R(17)およびR(8)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; R(9)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは他の基R(1)およびR(3)は各々水素であり; R(4)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルである〕の
スルホンイミドアミドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0085】 (HOE 95/F 265-NZ 299 739) ap) 下記式I:
【化247】 〔式中: R(1)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルまた
はNR(7)R(8)であり; R(7)およびR(8)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5、6
、7または8個を有するアルキルであり; R(2)は水素、 炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
ルまたは-SO2R(9)であり; R(9)は独立してR(1)と同様に定義され; R(3)は水素、 -SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、 これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
; R(4)は水素、F、Cl、Br、 I、OH、 -C≡N、 CF3、炭素原子1、2、3、4、5
、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または
8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; R(5)およびR(6)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩:
【0086】 (HOE 95/F 269 K-EP-A 774 458) aq) 下記式I:
【化248】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)およびR(4)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; そして他の基R(1)、 R(2)、R(3)およびR(4)は各々: R(1)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、F、Cl、Br、
I、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルであり; R(2)およびR(4)は相互に独立して水素、 F、Cl、Br、 I、OH、 -CN、CF3、-CO-N
=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR
(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロール−
2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、
Cl、Br、I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボニル、
ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択され
る置換基1〜4個により置換されており; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立してR(22)-SO2-、R(23)R(24)N-CO-、R
(28)-CO-またはR(29)R(20)N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立して-OR(35)または-NR(35)R(36)であ
り; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(3)は水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、 これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
; R(5)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、F、Cl、Br、I、X-
(CH2)y-CF3またはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、 メチル、メトキシおよび-NR(6)R(7)よりなる群から選択される置換基1〜3個
で置換されており; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または-CH3であり; Xは結合または酸素であり; yは0、1または2である〕のベンゼンジカルボン酸ジグアニジドおよびその
製薬上許容し得る塩;
【0087】 (HOE 95/F 269 BK, EP-A 774 457) ar) 下記式I:
【化249】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)およびR(5)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; そして他の基R(1)、 (R2)、 R(3)およびR(5)は各々: R(1)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4を有するアルキルであり; R(2)は水素、F、Cl、 Br、I、OH、 -CN、 CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素1、2、3
、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; あるいは、R(2)はR(22)-SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(28)-CO-またはR(29)R(30)
N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、 R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、R(2)は-OR(35)または-NR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(3)は水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
; R(4)はCF3、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
ル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニル、-(C3-C8)
−シクロアルキルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; あるいは、R(4)はフェニルであり、これはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
よび-NR(15)R(16)よりなる群から選択される置換基2、3、4または5個で置換
されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素またはCH3である〕のベンゼンジカル
ボン酸ジグアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0088】 (HOE 96/F 013-EP-A 787 717) as) 下記式I:
【化250】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)、R(4)およびR(5)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; 他の基R(1)およびR(5)は各々相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または
4個を有するアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4を有するアルキルであり; 他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立して水素、F、Cl、 Br、I、OH、-CN、 CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有する
アルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまた
は-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立してピロール−1−イル、
ピロール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、Br、 I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、(C2-C8)−アルコキシカ
ルボニル、ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群か
ら選択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々R(22)-SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(28)
-CO-またはR(29)R(30)N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、 R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立して-OR(35)または-NR(35)
R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6個を有するアルキルであり;
【0089】 あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; 他の基R(3)は各々水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)
R(27)であり; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
; 他の基R(6)、 R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は-CO-N=C(NH2)2であり; 他の基R(6)およびR(10)は各々相互に独立して水素、炭素原子1、2、3また
は4個を有するアルキル、F、Cl、-OR(132)、 -NR(133)R(134)またはCF3であり
; R(132)、 R(133)およびR(134)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3
または4個を有するアルキルであり; 他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、OH、-CN、
CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有する
アルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまた
は-(CH2)mmR(114)であり; mmは0、1または2であり; R(114)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(115)R(116)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(115)およびR(116)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立してピロール−1−イル、
ピロール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、Br、 I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、(C2-C8)−アルコキシカ
ルボニル、ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群か
ら選択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々R(122)-SO2-、 R(123)R(124)N-CO-、R(
128)-CO-またはR(129)R(130)N-SO2であり; R(122)およびR(128)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(123)、 R(124)、 R(129)およびR(130)は相互に独立して水素またはメチルであ
り; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立して-OR(135)または-NR(13
5)R(136)であり; R(135)およびR(136)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5
または6個を有するアルキルであり; あるいは、R(135)とR(136)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH 2 基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられること
ができ; 他の基R(8)は各々水素、-SR(125)、 -OR(125)、 -NR(125)R(126)または-CR(125)
R(126)R(127)であり; R(125)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(125)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(126)およびR(127)は相互に独立してR(125)と同様に定義されるか、または水
素または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであ
り; Aは存在しないか、または-NR(11)-CO-、 -NR(12)-CO-NR(13)-、-NR(17)-CO-NR
(18)-SO2-、 -NR(19)-SO2-、 -SO2-NR(19)-SO2-、-SO2-NR(19)-CO-、-O-CO-NR(19)
-SO2-または-CR(20)=CR(21)-であり; R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(17)、R(18)、 R(19)、 R(20)およびR(21)は相互に独立
して水素または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
ルである〕のジアリールジカルボン酸ジグアニジドおよびその製薬上許容し得る
塩;
【0090】 (HOE 96/F 026-EP-A 790 245) at) 下記式I:
【化251】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つは-Op-(CH2)s-CqF2q+1、R(40)C
O-またはR(31)SOk-であり; pは0または1であり; sは0、1、2、3または4であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; kは0、1または2であり; R(40)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニ
ルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチルおよびメトキシ
よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(31)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニ
ルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチルおよびメトキシ
よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(31)はNR(41)R(42)であり; R(41)およびR(42)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルで
あり; あるいは、R(41)とR(42)は一緒になってメチレン基4または5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立してH、F、Cl、Br
、I、CN、 -Ona-CmaH2ma+1または-OgaCraH2raR(10)であり; naは0または1であり; maは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; gaは0または1であり; raは0、1、2、3または4であり; R(10)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまた
はフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メ
チルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、CN、 炭素原子1、2
、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5、6
、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換で
あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(14)およびR(15)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
である〕の置換チオフェニルアルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0091】 (HOE 96/F 032-EP-A 791 577) au) 下記式I:
【化252】 〔式中: R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、Cl、Br、I、(C1-C8)−アルキル、(
C3-C8)−シクロアルキルまたは-OR(5)であり; R(5)は(C1-C8)−アルキルまたは-CdH2d-(C3-C8)−シクロアルキルであり; dは0、1または2であり; ここで2置換基R(2)およびR(3)の一方は常に水素であるが、ただし両置換基R(
2)およびR(3)が同時に水素であることはない〕のオルト置換ベンゾイルグアニジ
ンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0092】 (HOE 96/F 042-EP-A 794 171) av) 下記式I:
【化253】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7ま
たは8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
キル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまたは
Xa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、S、NR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
ルまたはナフチルは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよび
NR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立してHまたは炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
CfH2f−シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
炭素原子または窒素原子を介して連結しており、これは各々未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
)、-C〔R(15)R(16)OH〕、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
OH)j-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、炭素原子1、2、3、
4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭素
原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
キルを形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、
メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
するヘテロアリールであり、これは未置換であるかまたは、フェニルの場合と同
様に置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
であり、これは未置換であるか、または、OH 1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
ルキルであり; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じかまたは異なっていて、水素
、またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
であり; mは1、2、3または4であり; R(2)およびR(3)はR(1)と同様に定義され; R(4)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルである〕のベンゾイル
グアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0093】 (HOE 96/F 043-EP-A 794 172) aw) 下記式I:
【化254】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7ま
たは8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
キル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまたは
Xa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、S、NR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
ルまたはナフチルは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよび
NR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は独立してHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するア
ルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
CfH2f−シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
炭素原子または窒素原子を介して連結しており、これは各々未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
)、-C〔R(15)R(16)OH〕、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
OH)j-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、炭素原子1、2、3、
4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭素
原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
キルを形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル
、メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
するヘテロアリールであり、これは未置換であるかまたは、フェニルの場合と同
様に置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
であり、これは未置換であるか、または、OH 1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
ルキルであり; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じかまたは異なっていて、水素
、またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
であり; mは1、2、3または4であり; 2つの置換基R(2)およびR(3)の一方はヒドロキシルであり; そして置換基R(2)およびR(3)のもう一方は各々R(1)と同様に定義され; R(4)
は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または
4個を有するアルコキシ、F、Cl、Br、Iまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3であり; nは0または1であり; oは0または1である〕のオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0094】 (HOE 96/F 135-EP-A 810 207) ax) 下記式I
【化255】 〔式中: R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、R(10)-SOa-またはR(14)R(15)-N-SO2 -であり; aは0、1または2であり; R(10)、R(14)およびR(15)は相互に独立して、炭素原子1、2、3、4、5、
6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7また
は8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有する
アルケニルまたは-CabH2ab-R(16)であり; abは0、1、2、3または4であり; R(16)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、または
フェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(17)R(18)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(17)およびR(18)は相互に独立して、水素、CF3または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルであり; あるいは、R(14)およびR(15)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられること
ができ; または R(14)およびR(15)は水素であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、SR(21)、 -OR(22)、 -NR(2
3)R(24)または-CR(25)R(26)R(27)であり; R(21)、 R(22)、 R(23)およびR(25)は相互に独立して、-CbH2b-(C1-C9)ヘテロア
リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、ヒ
ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; bは0、1または2であり; R(24)、 R(26)およびR(27)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3また
は4個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフル
オロアルキルであり;
【0095】 あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、F、Cl、 Br、I、C
N、 -(Xa)dg-CdaH2da+1、-(Xb)dh-(CH2)db-CdeF2de+1、炭素原子3、4、5、6、
7または8個を有するアルケニルまたは-CdfH2dfR(30)であり; (Xa)は酸素、イオウまたはNR(33)であり; R(33)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; dgは0または1であり; (Xb)は酸素、イオウまたはNR(34)であり; R(34)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; dhは0または1であり; daは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; dbは0、1、2、3または4であり; deは0、1、2、3、4、5、6または7であり; dfは0、1、2、3または4であり; R(30)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニ
リルまたはナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(31)R(32)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(31)およびR(32)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルま
たは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、 NR(40)R(41)または-(Xe)
-(CH2)ebR(45)であり; R(40)およびR(41)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3、4、5、6
、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または
8個を有するペルフルオロアルキルまたは(CH2)e-R(42)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(42)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキルまたはフ
ェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシお
よびNR(43)R(44)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(43)およびR(44)は相互に独立して、 水素、CF3または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルであり;
【0096】 あるいは、R(40)およびR(41)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられるこ
とができ; (Xe)は酸素、イオウまたはNR(47)であり; R(47)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; ebは0、1、2、3または4であり; R(45)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキルまたはフ
ェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
、NR(50)R(51)および-(Xfa)-(CH2)ed-(Xfb)R(46)よりなる群から選択される置換
基1〜3個で置換されており; XfaはCH2、酸素、イオウまたはNR(48)であり; Xfbは酸素、 イオウまたはNR(49)であり; R(48)、 R(49)、 R(50)およびR(51)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
ルであり; edは1、2、3または4であり; R(46)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、 -CHR(52)R(53)であり; R(52)は-(CH2)g-(CHOH)h-(CH)i-(CHOH)k-R(54)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-
R(54)であり; R(54)は水素またはメチルであり; g、h、iは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; kは1、2、3または4であり; R(53)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、-C(OH)R(55)R(56)であり
; R(55)およびR(56)は同じか、または異なっていて、 水素または炭素原子1、2
、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(55)およびR(56)は一緒になって、炭素原子3、4、5または6個
を有するシクロアルキルであり; あるいは、R(55)は-CH2OHであり; そして、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、炭素原子1、2、3または4個を有するア
ルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するアルコキシ、OH、 F、Cl、 Br、
I、CN、 -On-(CH2)o-(CF2)p-CF3であり; nは0または1であり; oは0、1または2であり; pは0、1または2である〕のビスオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびそ
の製薬上許容し得る塩;
【0097】 (HOE 96/F 136-EP-A 810 205) ay) 下記式I
【化256】 〔式中: R(2)、 R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)は相互に独立して、H、F、
Cl、 Br、 I、 CN、 NO2、CF3、C2F5またはXaYbZであり; XはO、 S、NR(10)、 CR(11)R(12)、 C=O、 C(=O)NR(10)、 C(=O)O、 SO、 SO2、SO 2 NR(10)、 OC=O、 NR(10)C=OまたはNR(10)SO2であり、ここでナフタレン環との結
合は各々の場合左の原子により行われ; R(10)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、
5または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフ
ルオロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキ
ルであり; aは0または1であり; YはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
;これらのCH2基の1個がO、S、NR(13)またはo−、p−もしくはm−フェニ
レンで置き換えられることができ; R(13)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5または6個を有するシクロアルキルであり; bは0または1であり; ZはH、炭素原子1、2、3、4、5、6または7個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、C(=O)R(15)、 SO2R(15)
、 NR(16)R(17)またはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 B
r、 CF3、メチル、メトキシ、およびNR(21)R(22)よりなる群から選択される置換基
1〜3個により置換されており; R(21)およびR(22)は相互に独立して、Hまたは炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロア
ルキルであり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)cNR(18)R(19)またはOR(20)であり; cは2または3であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
ニル)で置き換えられることができ; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェニ
ル)で置き換えられることができ; あるいは、Zは炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有する
N含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して結合し、そして
未置換であるか、またはF、Cl、 Br、CF3、メチル、メトキシおよびNR(21)R(22)
よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; 但し、R(4)がアルコキシ基である場合、置換基(R2)、R(3)、 R(5)、 R(6)、 R(7)
およびR(8)の少なくとも1個は水素ではない〕の置換1−ナフトイルグアニジン
およびその製薬上許容し得る塩;
【0098】 (HOE 96/F 137-EP-A 810 206) az) 下記式I
【化257】 〔式中: 置換基R(1)、 R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)の少なくとも1個はXY a WZまたはX′YaWZ′であり; XはO、S、NR(10)またはCR(11)R(12)であり; R(10)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、
5または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフ
ルオロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキ
ルであり; YはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
、ここでこれらCH2基の1個はO、S、NR(13)またはo−、p−もしくはm−フ
ェニレンで置き換えられることができ; R(13)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5または6個を有するシクロアルキルであり; aは0または1であり; WはCH2、SO2、S(=O)(=NH)または、Wが基XYaのヘテロ原子に直ちに続いていな
いときは、またOまたはNR(14)であり; R(14)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5または6個を有するシクロアルキルであり; ZはC(=O)R(15)、 SO2R(15)または、WがOまたはNR(14)でないときは、またNR
(16)R(17)であり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)bNR(18)R(19)またOR(20)であり; bは2また3であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり;
【0099】 あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
ニル)で置き換えられることができ; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
ニル)で置き換えられることができ; X′はC=O、 C(=O)NR(30)、 C(=O)O、 SO、 SO2、SO2NR(30)、 OC=O、 NR(30)C=Oまた
はNR(30)SO2であり; ここでナフタレン環の連結は各々の場合左で原子を経て行われ; R(30)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; Z′はC(=O)R(15)、 SO2R(15)、 炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8また
は9個を有するN含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して
結合し、そして未置換であるか、またはF、Cl Br、 CF3、メチル、メトキシおよ
びNR(21)R(22)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており
; R(21)およびR(22)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
ルであり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)bNR(18)R(19)またはOR(20)であり; R(18)およびR(19)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペル
フルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
ニル)で置き換えられることができ; bは2または3であり; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; あるいは、Z′は、WがOまたはNR(14)でないときは、NR(16)R(17)であり; R(16)およびR(17)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペル
フルオロアルキルであり;
【0100】 あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になって、4〜5個のメチレン基となり、
うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフ
ェニル)で置き換えられることができ; そして各々の場合上述した定義がいずれも該当していない残りの置換基R(1)、
R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)は相互に独立して、H、F、Cl、 Br、
I、CN、 NO2、CF3、C2F5またはVpQqUであり; VはO、S、SO、 SO2、NR(60)、 OC=O、 C=O、 C(=O)NR(60)、 C(=O)OまたはCR(66)
R(67)であり; R(60)、 R(66)およびR(67)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5
または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフル
オロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル
であり; pは0または1であり; QはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
、ここでこれらCH2基の1個はO、S、NR(68)またはo−、p−もしくはm−フ
ェニレンで置き換えられることができ; R(68)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5または6個を有するシクロアルキルであり; qは0または1であり; UはH、炭素原子1、2、3、4、5、6または7個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、C(=O)R(65)、 SO2R(65)
、 NR(61)R(62)またはフェニレンであり、 これは未置換であるか、またはF、Cl
、Br、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(63)R(64)よりなる群から選択される置換
基1〜3個で置換されていて; R(63)およびR(64)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
ルであり; R(65)はN=C(NH2)2、NR(61)R(62)またはOR(60)であり; R(61)およびR(62)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(61)およびR(62)は、 一緒になって、メチレン基4〜5個となり、
うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフ
ェニル)で置き換えられることができ; あるいは、Uは炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有する
N含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して連結され、そし
て未置換であるか、またはF、Cl、 Br、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(63)R(64
)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; そして置換基R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)の少なくとも1個は水素ではない〕
の置換2−ナフトイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0101】 (HOE 96/F 141-EP-A 811 610) ba) 下記式I
【化258】 〔式中: R(1)は、H、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個
を有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
ルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまた
はXa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、イオウまたはNR(9)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(9)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
ルまたはナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよ
びNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立して、Hまたは炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
CfH2f-シクロアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を
有するヘテロアリールまたはフェニルであり、ここでヘテロアリールおよびフェ
ニルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミ
ノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3
個により置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立して、 R(10)と同様に定義されるか、 または水
素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
炭素または窒素原子を介して連結されており、基の各々は未置換であるか、また
はF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジ
メチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており、
【0102】 あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
)、 -C〔R(15)R(16)〕OH、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じか、または異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(
CHOH)kk-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
; kkは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じか、または異なっていて、水素、炭素原子1、2、3
、4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭
素原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
ルキルであり; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル
、メトキシ、およびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個によ
り置換されており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
するヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置
換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
であり、これは未置換であるか、または1〜3個のOHにより置換されており; あるいは、 R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルであ
り; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じか、または異なっていて、水
素またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
であり; mは1、2、3または4であり; 2個の置換基R(2)およびR(3)の1個は-O-CO-R(27)であり; R(27)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェニル、ビ
フェニリル、ナフチル、ピリジルまたはキノリニルであり、ここでフェニル、ビ
フェニリル、ナフチル、ピリジルまたはキノリルは未置換であるか、またはF、
Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1
〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立して、水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; 置換基R(2)およびR(3)の1個は常にR(1)と同様に定義され; R(4)およびR(5)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルであり;炭素原子1、2、3または4個を有するアルコキシ、F、
Cl、Br、I、CNまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3であり; nは0または1であり; oは0または1である〕のオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0103】 (96/F 154) bb) 下記式I
【化259】 〔式中: R(1)はR(13)-SOmまたはR(14)R(15)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(13)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-CnH2n-R(1
6)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(16)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここでフェニル、ビフェニリル、
およびナフチルは未置換であるか、F、Cl、 CF3、メチル、メトキシ、およびNR(2
5)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(25)およびR(26)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアル
キルであり; R(14)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロア
ルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-CnH 2n -R(27)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(27)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここでフェニル、ビフェニリルお
よびナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR
(28)R(29)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(28)およびR(29)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアル
キルであり; R(15)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり;
【0104】 あるいは、R(14)およびR(15)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; 置換基R(2)およびR(3)の1個は水素であり; そして他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-CHR(30)R(31)であり; R(30)は-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CHOH)k-R(32)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h -R(24)であり; R(24)およびR(32)は相互に独立して、水素またはメチルであり; g、h、iは同じであるか、または異なっていて、0、1、2、3または4で
あり; kは1、2、3または4であり; または他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-C(OH)R(33)R(34)であり; R(31)、 R(33)およびR(34)は同じであるか、または異なっていて、水素または
炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(33)およびR(34)は一緒になって炭素原子3、4、5または6個を
有するシクロアルキルであり; あるいは、R(33)は-CH2OHであり; R(4)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3
または4個を有するアルコキシ、F、Cl、 Br、 I、CN、 -(CH2)n-(CF2)o-CF3であ
り; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0105】 (HOE 96/F 202) bc) 下記式I
【化260】 〔式中: R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)、 R(5)およびR(6)は相互に独立して、H、C1-C10−ア
ルキル;炭素原子1〜6個を有するハロアルキル、O−C1-C10−アルキル、炭素
原子1〜6個を有するハロアルコキシ、F、Cl、 Br、 I、アリール、置換アリー
ル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、OH、 O−低級アルキル、O−アリー
ル、O−低級アルキルアリール、O−置換アリール、O−低級アルキル−置換ア
リール、O-C(=O)-C1-C4−アルキルアリール、O-C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、 O-C
(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、NO2、CN、 CF3、NH2、NH-C(=O)-C1-C4−アルキル、 NH-C(
=O)-NH2、COOH、 C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 C(=O)-NH2、C(=O)-NH-C1-C4−アルキ
ル、 C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、C1-C4-COOH、 C1-C4−アルキル−C(=O)-O-C1-C4 −アルキル、 SO3H、 SO2−アルキル、 SO2−アルキルアリール、 SO2-N-(アルキル) 2、 SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)、 C(=O)-R(11)、 C1-C10−アルキル-C-(=O
)-R(11)、 C2-C10−アルケニル-C(=O)-R(11)、 C2-C10−アルキニル−C(=O)-R(11)
、 NH-C(=O)-C1-C10−アルキル−C(=O)-R(11)またはO-C1-C11−アルキル−C(=O)-
R(11)であり; R(11)はC1-C4−アルキル、C1-C4−アルキニル、アリール、置換アリール、NH2 、NH-C1-C4−アルキル、 N-(C1-C4−アルキル)2、SO3H、 SO2−アルキル、SO2−ア
ルキルアリール、SO2-N-(アルキル)2またはSO2-N(アルキル)(アルキルアリール)
であり; XはO、SまたはNHであり; R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して、H、アルキル、シクロアル
キル、アリール、アルキルアリールであり; あるいは、R(8)およびR(9)は一緒になって、5−、6−または7−員複素環の
一部を形成する〕のインダニリデンアセチルグアニジンまたはその製薬上許容し
得る塩;
【0106】 (HOE 96/F 226) bd) 下記式I
【化261】 〔式中: Tは
【化262】 であり; R(A)は水素、F、Cl、 Br、I、CN、 OH、 OR(6)、 (C1-C4)−アルキル、Or(CH2)a CbF2b+1、(C3-C8)−シクロアルキルまたはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3または4であり; R(6)は(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C6)−アル
ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここでフ
ェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)
R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立して、 R(6)と同様に定義され; あるいは、 R(7)およびR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個
は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(B)、 R(C)およびR(D)は独立してR(A)と同様に定義され; xは0、1または2であり; yは0、1または2であり; R(F)は水素、F、Cl、Br、I、CN、 OR(12)、 (C1-C8)−アルキル、Op(CH2)fCgF 2g+1、 (C3-C8)−シクロアルキルまたは(C1-C9)−ヘテロアリールであり; pは0または1であり; fは0、1、2、3または4であり; gは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(12)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここでフ
ェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(13)
R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(E)は独立してR(F)と同様に定義され; R(1)は独立してTと同様に定義され;
【0107】 あるいは、R(1)は水素、-OkCmH2m+1、-On(CH2)pCqF2q+1、F、Cl、Br、I、 CN、
-(C=O)-N=C(NH2)2、-SOrR(17)、 -SOr2NR(31)R(32); -Ou(CH2)vC6H5、-Ou2-(C1-C9)
−ヘテロアリールまたは-Su2-(C1-C9)−ヘテロアリールであり; kは0または1であり; mは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; nは0または1であり; pは0、1、2、3または4であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; rは0、1または2であり; r2は0、1または2であり; R(31)およびR(32)は相互に独立して、水素、(C1-C8)−アルキルまたは(C1-C8)
−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(31)およびR(32)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(17)は(C1-C8)−アルキルであり; uは0または1であり; u2は0または1であり; vは0、1、2、3または4であり; ここでフェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシ
、-(CH2)wNR(21)R(22)、 NR(18)R(19)および(C1-C9)−ヘテロアリールよりなる群
から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(18)、 R(19)、 R(21)およびR(22)は相互に独立して、(C1-C4)−アルキルまた
は(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; wは1、2、3または4であり; ここで(C1-C9)−ヘテロアリールの複素環は未置換であるか、またはF、Cl、C
F3、メチルまたはメトキシからなる群から選択される置換基1〜3個により置換
されており; R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)と同様に定義され、 あるいは、R(1)およびR(2)またはR(2)およびR(3)は各々の場合一緒になって-C
H-CH=CH-CH-であり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メト
キシ、−(CH2)w2NR(24)R(25)およびNR(26)R(27)よりなり群から選択される置換
基1〜3個により置換されており; R(24)、 R(25)、 R(26)およびR(27)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペ
ルフルオロアルキルであり; w2は1、2、3または4であり; 基Tは分子中に少なくとも2回存在しているが、但し多くとも3回である〕の
フェニル置換アルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0108】 (97/F 082) be) 下記式I
【化263】 〔式中: R(1)はCF3であり; 置換基R(2)およびR(3)の1個は水素であり; そして他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-C(OH)(CH3)-CH2OH、 -CH(CH3)-
CH2OHまたは-C(OH)(CH3)2であり; R(4)はメチル、メトキシ、ClまたはCF3である〕のベンゾイルグアニジンおよ
びその製薬上許容し得る塩。
【0109】 (DE 195 02 895, DE 44 30 212, EP 667 341, DE 44 04 183, EP 708 088,EP 7
23 963, EP 0 694 537, DE 44 21 495, EP 699 660, EP 699 663,EP 699 666)
II.下記式の化合物も適当である:
【化264】 〔式中: W、YおよびZはR(2)またはR(3)またはR(4)で置換された窒素原子または炭素
原子であり; R(1)は水素、A、Hal、 -CF3、-CH2F、-CHF2、-CH2CF3、-C2F5、-CN、-NO2、−エチニ
ルまたはX-R′であり; Aは炭素原子1〜6個を有するアルキルであり; HalはF、Cl、 BrまたはIであり; Xは、酸素、SまたはNR″であり; R″は水素、Aまたは炭素原子3〜7個を有する環状メチレン鎖であり; R′はH、A、HO-A-、 HOOC-A-、 (C3-C7)−シクロアルキル、(C6-C8)−シクロ
アルキルアルキル、CF3、CH2F、 CHF2、CH2-CF3、Ph、 -CH2-PhまたはHetであり; Phはフェニル、ナフチルまたはビフェニリルであり、これは未置換であるか、
またはA、OA、 NR′R″、Hal、CF3により一、二または三置換されており; Hetは窒素、酸素および/またはイオウの原子1〜4個を有する単環または二
環の、飽和、不飽和または芳香族の複素環であり、これは未置換であるか、また
はHal、CF3、A、OH、 OA、 -X-R′、 -CN、 -NO2および/またはカルボニル酸素によ
り一、二または三置換されており; ここでHetはNまたはアルキレン鎖CmH2mを介して結合しており; m=0〜6であり; あるいは、R′とR″は一緒になって炭素原子4〜5個を有するアルキレンとな
り、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-A、 N-PhおよびN-CH2-Phで置き換えられる
こともでき; R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、Hal、A、HO-A-、 X-R′、-C(=N-OH)-A
、 A-O-CO-(C1-C4)−アルキル−、CN、 NO2、COOH、 ハロゲン置換A、特にCF3、CH2F
、 CHF2、C2F5、CH2CF3またはS(O)nR′′′であり; R′′′はA、Phまたは-Hetであり; nは0、1または2であり; あるいは、R(2)およびR(3)は相互に独立してSO2NR′R″、 Phまたは-O-Ph、 -O-
CH2-Ph、-CO-A、 -CHO、 -COOA、 -CSNR′R″、 CONR′R″、 -CH=CH-COOH、 -CH=CH-C
OOA、インデニル、インダニル、デカヒドロナフチル、シクロペンテニル、ジヒ
ドロチエニル、ジヒドロフリル、ヘテロビシクリル、アルキルチエニル、ハロチ
エニル、ハロアルキルチエニル、アシルチエニル、ハロフリル、ハロアルキルフ
リルまたはピロリルであり; あるいは、R(2)およびR(3)は相互に独立してR(5)-O-であり; R(5)は水素、A、(C1-C6)−アルケニルまたは(C3-C7)−シクロアルキルであり
; R(4)はPh、 Het、 -O-Het、 CF3、S(O)nR′′′、 -SO2NR′R″、 alk;
【化265】 であるか; あるいは、置換基R(1)〜R(4)のうち2つが、一緒になって基-O-CR(6)R(7)-CO-
NR(8)-または
【化266】 であり; ここでR(2)は記載した意味を有し; R(6)、 R(7)、 R(8)およびR(9)は相互に独立してHまたはAであり; あるいは、R(8)は(C5-C7)−シクロアルキルであり; あるいは、R(9)はシアノであり; alkは未置換かまたはAで一、二または三置換されている直鎖または分枝鎖の(
C1-C8)−アルキルまたは(C3-C8)−シクロアルキルであり; あるいは、alkはH、A、PhまたはHetで置換されているエテニルまたはエチニ
ル基である〕の化合物;
【0110】 (DE19601303-CAN127:149157-AN1997:556093) 式 RCONHC(:NH)NH2 の化合物(式中、Rは置換フェニル、例えば
【化267】 である);
【0111】 (WO9933460-CAN131:102102-AN1999:468414) 式I
【化268】 の化合物(式中、 nは1〜5であり; XはNまたはCR5であり; R5はH、ハロゲン、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキル、アリー
ル、ヘテロアリールであり; R1〜R4はH、SH、OH、シアノ、NO2、アルキル、アルケニル、アルキニル、ア
ルコキシ、アルケニルオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルキル、アリール、シ
クロアルキル、シクロアルケニル、アミノ、アリールスルホニルアミノ、アシル
である);
【0112】 (JP09278767-CAN127:358780-AN1997:731402) 式 R1CON:C(NH2)2 の化合物(式中、R1はS原子1または2個を有する非置換または置換複素環であ
る);
【0113】 (JP10316647-CAN130:38123-AN1998:768072) 式 R1YCON:C(NH2)2 の化合物(式中、 R1はフェニル、チエニル、ピリジル、フリルであり、これらは、1〜3個の低
級アルキル、低級アルコキシ、モノ−、ジ−またはトリ−ハロ−低級アルコキシ
、Cl、保護基を有しないかまたは有するヒドロキシアルキル、アシル、シアノ、
アシル−低級アルケニル、ジ(低級アルキル)アミノ−低級アルコキシ、アミノ
、NO2または非置換または置換複素多環基で置換されていないかまたは置換され
ている; YはCH2、CR2R4R3R5、CR2:CR3(R2およびR3はH、低級アルキル、低級アルカ
ノイルアミノであるか、またはR2およびR3は一緒になってアルキレンであり、R4 およびR5はHまたは低級アルキルである)である);
【0114】 (WO9855475-CAN130:52346-AN1998:806652) 式
【化269】 の化合物(式中、 XはCH2、S、SO2、O、NHであり; Yは(CH2)nであり; nは0〜3であり; Zは(CH2)mであり; mは0〜2であり; R1およびR2はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、NO2、アミノ、アリール
、ヘテロシクリルである):
【0115】 (WO9426709-CAN123:256771-AN1995:835463) 式
【化270】 の化合物(式中、X、YおよびZは窒素またはメチンであり;R2はHまたはアリ
ールであり;R3はH、アルコキシまたはヒドロキシルである);
【0116】 (WO9604241-CAN125:33332-AN1996:365475) 式
【化271】 の化合物(式中、 R1はH、ヒドロキシアルキル、保護されたヒドロキシアルキル、アシルアルコ
キシ、アシルアルケニル、アシルであり; R2はアラルケニル、二置換アリール、非置換または置換インデニル、インダニ
ル、ジヒドロベンゾシクロヘプテニル、ジ−ないしデカヒドロナフチル、シクロ
ペンテニル、ジヒドロチエニル、ジヒドロフリルまたはヘテロビシクリル、アル
キルチエニル、モノ−またはジハロチエニル、ハロアルキルチエニル、アシルチ
エニル、ハロフリルまたはハロアルキルフリルである);
【0117】 (WO9725310-CAN127:149006-AN1997:552669) 式
【化272】 の化合物(式中、 R1はジ[(低級)アルキルアミノ](低級)アルキル、モルホリニル(低級)ア
ルキル、低級アルキルピペラジニル、[低級アルキルピロリジニル](低級)アル
キルであり; R2はハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシであり; R3はハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、モノ−またはジ−またはトリ
ハロ(低級)アルキルである):
【0118】 (WO9727183-CAN127:190651-AN1997:513628) 式
【化273】 の化合物(式中、 R1は[モノ−(またはジ)(低級アルキル)アミノ](低級)アルキル、ピロリジ
ニル、ピペリジルであり; R2はジハロチエニル、ジハロフェニルであり; AはO、CH2である);
【0119】 (US4251545-CAN94:203837-AN1981:203837) 式 RC(O)NHC(NH)NHR1 の化合物(式中、 RはC7-30アルコキシフェニル、アルケニルオキシフェニルまたはアルコキシ
ナフチル、脂肪族または芳香族単位において置換されていないかまたはハロゲン
、OH、またはC1-2アルキルで置換されている; R1はH、(C1−C4)−アルキルである);
【0120】 (EP719766-CAN125:142752-AN1996:497148) 式
【化274】 の化合物[式中、 R1はH、(シクロ)アルキルであり; R2およびR3はHまたはアルキルであり; R4およびR5の一つが CON:C(NH2)2 であり、そしてもう一つがHである);
【0121】 (JP08225513-CAN125:328314-AN1996:693764) 式
【化275】 の化合物(式中、RはH、ハロゲンまたはアルコキシである);
【0122】 (WO9813357-CAN128:244058-AN1998:208536) 式
【化276】 の化合物(式中、 R1はHまたは低級アルキルであり; R2およびR3は同一または異なって、HまたはC1-2アルキルであり; nは0または2であり; グアニジノカルボニル置換分は6または7位にある);
【0123】 (DE19502895-CAN125:167802-AN1996:531770) 式
【化277】 の化合物(式中、 AはC1-4アルキル、ハロゲン、非置換または置換フェニルであり; R1はA、CF3、CH2F、CHF3、C2F5であり; R2はH、A、シクロアルキル、非置換または置換フェニル、非置換または置換
ヘテロシクリルである);
【0124】 (EP758644-DE19529612-CAN126:199350-AN1997:211158) 式
【化278】 の化合物(式中、 R1はアルキル、フルオロアルキル、CN、NO2、ハロゲンであり; R2はSOnR4、非置換または置換SO2NH2、NO2、CF3であり; R3はH、ハロゲン、アルキル、OH、アルコキシ、CN、NO2、CF3、フルオロアル
キルであり; R4はアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、シクロアルキルであり; nは1または2である);
【0125】 (EP760365-DE19531138-CAN126:250994-AN1997:265436) 式
【化279】 の化合物(式中、 R1およびR2はH、ハロゲン、アルキル、シアノ、NO2、CF3、CH2F、CHF2、C2F5 、CH2CF3、SOnR4であり; R3はCR5:CR6R7、CR5R6CR7:CR8R9、CR5R6CR7R8CR9:CR10R11、シクロアルケ
ニル、シクロアルケニルアルキルであり; R4はアルキル、非置換または置換フェニルであり; R5〜R11はH、アルキルであり; nは1または2である);
【0126】 (DE19548708-CAN127:121628-AN1997:522550) 式
【化280】 の化合物(式中、 R1およびR2はH、アルキル、CF3、CH2F、CHF2、ハロゲン、OH、アルコキシ、
アミノ、NO2、シアノであり; Qは(R8R9C)nであり; XはCR4R5、C:Z、O、S、イミノであり; YはCR6R7、C:Z、O、イミノであり; ZはO、S、イミノ、NOH、CH2であり; R5〜R8はH、アルキル、ハロゲン、OH、アルコキシ、SH、アルキルチオ、アミ
ノであり; R5R6またはR7R8は結合であるか;または R4R5はOCH2CH2O、O(CH2)3Oであり; R8およびR9はH、アルキルであり; nは0または1である);
【0127】 (DE4421495-CAN124:260851-AN1996:211768) 式 ROZCON:C(NH2)2 の化合物(式中、Rはヘテロシクリルであり;Zは非置換または置換フェニレン
である):
【0128】 (DE4430212-CAN124:316763-AN1996:285034) 式
【化281】 の化合物(式中、 QはN:C(NH2)2、Cl、Br、O2CPh、OH、求核置換された脱離基であり; R1はアルキル、CF3、ハロゲンであり; R2はCF3、アルキルスルホニル、アルキルスルホキシル、フェニルスルホニル
、フェニル−SO、非置換または置換SO2NH2であり; R3はCN、ハロゲン、CHO、非置換または置換CONH2、非置換または置換CSNH2
ある):
【0129】 (EP667341-CAN123:256532-AN1995:846650) 式 RZCON:C(NH2)2 の化合物(式中、Rはアミノピペリジノ基Q:
【化282】 Zは非置換または置換フェニレンであり; R1およびR2はH、(フェニル)アルキル、フェニル、アルカノイルであり; NR1R2はヘテロシクリルである);
【0130】 (EP699663-CAN124:342875-AN1996:303737) 式
【化283】 の化合物(式中、 Rはアルキル、エテニル、エチニルであり; R1はフルオロメチル、ハロゲン、アルキル、アルコキシであり; R2およびR3はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシである);
【0131】 (EP699666-CAN124:343303-AN1996:303752) 式
【化284】 の化合物(式中、 Rはヘテロシクリル、ヘテロアリールであり; R1はフルオロメチル、ハロゲン、アルキル、アルコキシであり; R2およびR3はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシである);
【0132】 (EP708088-CAN125:58122-AN1996:377036) 式
【化285】 の化合物(式中、R1はメチルまたはエチルであり;R2はH、アルキル、フェニル
、CH2Phである);
【0133】 (EP723963-CAN125:195210-AN1996:548444) 式
【化286】 の化合物(式中、 Rはアルキルであり; R1はアルキル、CF3、CH2F、CHF2、C2F5であり; R2およびR3はH、(シクロ)アルキル、フェニル、ヘテロシクリルであり: NR2R3はヘテロシクリルである);
【0134】 (EP743301-CAN126:46984-AN1997:213) 式
【化287】 の化合物(式中、 R1はH、F、Cl、Br、アルキル、CN、NO2、CnFmH(2n+1-m)Opであり; mは1〜7であり、但し多くとも(2n+1)であり; nは1〜3であり; pは0または1であり; R2はCnFmH(2n+1-m)Opであり; R3はH、アルキル、F、Cl、Br、I、CnFmH(2n+1-m)Opである):
【0135】 (EP726254-CAN125:221603-AN1996:567309) 式
【化288】 の化合物(式中、R1〜R4はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシであり;R5
非置換または置換フェニルであり;R6はHまたはアルキルである);
【0136】 (WO8400875-CAN101:191387-AN1984:591387) 式 RC(Z)NHC(:NR1)NR23 の化合物(式中、 Rはフェニルアルキル、フェニルアルケニル、ヘテロアリールであり; ZはOまたはSであり; R1はHまたはアルキルであり; R2およびR3はH、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、アラルキル、ア
ルケニル、アリール、アルキニル、アルコキシ、アシル、ヘテロアリールである
か、またはNR2R3は複素環を形成する):
【0137】 (WO9504052-CAN123:256498-AN1995:849163) 式
【化289】 の化合物(式中、 R1〜R3はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、フェニル、フェニル−CH2
あり; R4およびR5はH、C6-12アルキル、ベンゾヒドリル、非置換または置換アラル
キルであり; XはO、S、非置換または置換NHであり; Yは非置換または置換複素環または2,3−ジヒドロ複素環であり; R1〜R3はC4-6環状炭化水素である);
【0138】 (EP622356-CAN123:169498-AN1995:781759) 式
【化290】 の化合物(式中、R1はH、アルキル、アルケニルであり;R2はH、アルキル、シ
クロアルキルである);
【0139】 (EP787728-CAN127:220587-AN1997:553174) 式
【化291】 の化合物(式中、 R1〜R4はH、アルキル、シクロアルキルであり; Y1〜Y7は単結合、CH2、Oであり; Zはアルキル、アルケニル、アルキニルであり; mは2〜5である);
【0140】 (EP803501-CAN128:13199-AN1997:720110) 式
【化292】 の化合物(式中、 R1はH、アルキル、シクロアルキルであり; R2〜R4はH、アルキル、シクロアルキルであり; Y1〜Y4は結合、CH2、C(O)、Oであり; Zはアルキル、アルケニル、アルキニルであり; mは0〜2である);
【0141】 (JP09268172-CAN127:331294-AN1997:681908) 式
【化293】
【化294】 の化合物(式中、 ZはCR6R7、CO、C:CR8R9であり; R1〜R4はH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル
、飽和ヘテロシクリル、ハロゲン、NO2、CO2H、アルコキシカルボニル、アリー
ル、非置換または置換OH、NH2、またはSO2NH2、S(O)nR13(n=0、1または2
)、(CRaRb)s(CRcRd)t(CReRf)uR(R=CRg:CRhRi、C≡CRj、CORk)、Qであり
; R5〜R9はH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル
、飽和ヘテロシクリル、ハロゲン、CO2H、アルコキシカルボニル、アリール、非
置換または置換OHまたはNH2、(CRaRb)s(CRcRd)t(CReRf)uR(R=CRg:CRhRi、C≡
CRj、CORk)、Qであり; R13は非置換または置換アルキル、アリールであり; Ra〜RjはH、非置換または置換アルキル、シクロアルケニル、飽和ヘテロシク
リル、アリール、CO2H、アルコキシカルボニルであり; RkはH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、飽
和ヘテロシクリル、アリールであり; s、tおよびuは0または1であり; AはS(O)n(n=0、1または2)、非置換または置換NHであり; R14はH、非置換または置換アルキルである);
【0142】 (JP10237073-CAN129:290150-AN1998:594520) 式
【化295】 の化合物(式中、 R1、R2、R3およびR4はH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、シク
ロアルケニル、飽和ヘテロシクリル、ハロゲン、NO2、COOH、アルコキシカルボ
ニル、アリールまたはアシルであり; Y1〜Y4は結合、CH2、O、CO、非置換または置換C(:CH2)、S、SO、SO2、非置
換または置換NHであり; Zは非置換または置換NH2、S(O)nR8であり; nは0、1または2であり: R8は非置換または置換アルキル、アリールである;
【0143】 (EP825187-CAN128:204895-AN1998:163375) 式
【化296】 の化合物(式中、R1は非置換または置換芳香族環であり;R2およびR3は結合して
非置換または置換(N含有)芳香族環上での縮合環を形成する原子である);
【0144】 (JP10114744-CAN128:308500-AN1998:277363) 式
【化297】 の化合物(式中、環Aは非置換または置換ベンゼン環であり;環Bは非置換また
は置換N含有6員環芳香環、例えば、ピリジン、ピリミジン、ピラジンまたはピ
リダジンである);
【0145】 (WO9839300-CAN129:230644-AN1998:612074) 式
【化298】 の化合物(式中、 R1はH、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ−低級アルキル、
低級アルコキシアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、フェノキシ
置換低級アルキルまたはアラルキルオキシ−置換低級アルキルであり; R2はH、ハロゲン、低級アルコキシ、またはニトロであり; Aは結合またはビニレンであり; Bはビニレン、−CH2P1(R3)−であり; R3はH、ハロゲン、OH、低級アルキル、低級アルキリデン、低級アルコキシ、
ヒドロキシ−低級アルキル、アラルキル、アラルキリデン、フェノキシ−低級ア
ルキル、ヒドロキシイミノ、低級アルコキシイミノ、オキソ、CH2ONO2、CH2CH2O
NO2であり; P1はメチンまたはCであり; Dは結合、メチレン、またはエチレンであり; Eはビニレン、Q、−Q1(R5)-P2(R4)−であり; R4はH、ハロゲン、保護されていないかまたは保護されているヒドキシルまた
はオキソであり; R5はHまたは低級アルキルであり; P2はメチンまたはOである);
【0146】 (JP09067332-CAN126:277285-AN1997:281002) 式
【化299】 の化合物(式中、 R1およびR2はH、ハロゲン、低級(ハロ)アルキルであり; R3およびR4はH、低級(ハロ)アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロア
ルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシまたはアルコキシカルボニル、COOH
、ハロゲン、NO2、NH2、モノ−またはジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル
、アルカノイル、アルカノイルアミノまたはアルカノイルオキシ、OH、SH、低級
アルキルチオ、アルキルスルホニル、SO2NH2、低級アルキルスルホニルアミノ、
(低級アルキルスルホニル)(低級アルキル)アミノ、CONH2、ジ(低級アルキル)
アミノカルボニルである);
【0147】 (JP09067340-CAN126:277384-AN1997:265522) 式
【化300】 の化合物(式中、 R1およびR2はH、ハロゲン、置換低級アルキルであり; R3およびR4はH、置換低級アルキル、低級アルケニルまたはアルキニルであり
; R5はH、置換低級アルキル、アラルキルである);
【0148】 (JP10175939-CAN129:148825-AN1998:423972) 式
【化301】 の化合物(式中、 XはOまたはSであり; nおよびmは0または1であり; Aは低級アルキレンであり; R1は保護されたOH、NH2またはアルキルアミノであり; R2およびR3はH、ハロゲン、非置換または置換アルキルであり; R4はH、ハロゲン、低級アルコキシである);
【0149】 (JP10237077-CAN129:230648-AN1998:586326) 式
【化302】 の化合物(式中、 環Aは(置換)5−または6−員環ヘテロアリールであり; 環Bは(置換)アリールであり; R1〜R3はH、(F−置換)低級アルキルである);
【0150】 (JP09059245-CAN126:277281-AN1997:280921) 式
【化303】 の化合物(式中、 R1はH、ハロゲン、低級アルキルであり; R2、R3およびR4はH、低級(ハロ)アルキル、低級アルケニル、低級アルキニ
ル、シクロアルキル、低級アルコキシ、低級アルコキシ−低級アルキル、低級ア
ルコキシカルボニル、COOH、ハロゲン、NO2、シアノ、NH2、モノ−またはジ(低
級アルキル)アミノ、低級アルカノイル、低級アルカノイルアミノ、低級アルカ
ノイルオキシ、OH、SH、低級アルキルチオ、低級アルキルスルホニル、モノーま
たはジ(低級アルキル)アミノスルホニルである);
【0151】 (WO9711055-CAN126:264101-AN1997:284248) 式 BCR1:CACON:C(NH2)2 の化合物(式中、 Aは非置換または置換縮合ベンゼン環、5−または6−員環複素環であり; Bは非置換または置換アリールであり; R1はH、ハロゲン、非ハロゲン化またはハロゲン化低級アルキルである):
【0152】 (WO9827061-CAN129:95491-AN1998:424227) 式
【化304】 の化合物(式中、 5員環ヘテロシクリル環はQまたはQ1であり; X1は酸素、SまたはNR3であり; X2はNまたはCR4であり; R1は非置換または置換アリールまたは非置換または置換5−または6−員環の
単環ヘテロアリールであり; R2はH、ハロゲン、非置換またはハロゲン置換低級アルキル、低級アルコキシ
、低級アルキルチオまたは保護されていないかまたは保護されているアミノであ
り; R3およびR4はHまたは非置換またはハロゲン置換低級アルキルである):また
【0153】 (EP708091-CAN125:58312-AN1996:379686) 式
【化305】 の化合物(式中、 R1はH、非置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキ
ル、ハロゲン、NO2、アシル、COOH、アルコキシカルボニル、芳香族基、非置換
または置換OH、NH2、SO2NH2であり; R2はH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、OH、アルコキシである
:)。
【0154】 (DE4127026、DE4337609、JP07025768、Edward J Cragoe, Jr., DIURETICS-Chemi
stry, Pharmacology and Medicine), J.Wiley & Sons(1983), 303-341) III.または下記式:
【化306】 〔式中: XはH、Hal、(Hal)3C-、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C6)−シクロアルキル、置
換フェニル、(C1-C5)−アルキル−S−または(C1-C5)−アルキル−SO2-であり; YはNH2または置換アミノであり; あるいは、XとZは一緒になって-(CH2)4-または1,3−ブタジエニレン鎖とな
り; あるいは、ZはH、Hal、OH、 HS、 (C1-C5)−アルキル、(C3-C6)−シクロアル
キル、置換フェニルであり; あるいは、Zはアミノ基-NR(1)R(2)であり; R(1)はH、直鎖または分枝鎖の、場合により置換された(C1-C8)−アルキルで
あり、これには酸素が介在でき; あるいは、R(1)は(C3-C8)−アルケニル、(C3-C8)−アルキニル、(C3-C7)−シ
クロアルキルまたはOH置換フェニルまたはOH置換フェニル−(C1-C4)−アルキル
またはOH置換(C3-C7)−シクロアルキルであり; R(2)は1−モルホリノ、水素または直鎖または分枝鎖の(C1-C8)−アルキル鎖
であり、これには酸素またはアミノ基が介在でき、その直鎖または分枝鎖の(C1-
C8)−アルキル鎖は未置換であるか、または、窒素、酸素またはイオウの原子を
含む置換された、または未置換の単環または多環の複素環により置換されており
; あるいは、そのアルキル鎖は、場合により(C1-C4)−アルコキシによりモノま
たはポリ置換され、場合によりOH、 アルキルアミノ、アルキルまたはフェニルで
置換されたフェニルにより; あるいは、アミノカルボニル基により、 あるいは、ヒドロキシルまたは(C1-C4)−アルコキシ基により、 置換されており; あるいは、R(2)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはアルキル、
アルコキシ、アミノ基で置換されており、これは置換基として、H、窒素、酸素
またはイオウの原子を有する単環または多環の複素環ただし未置換またはH、Ha
lまたは(C1-C4)−アルキルで置換されたもの;未置換または(C1-C4)−アルキル、
(C1-C4)−アルコキシ、HalおよびOHよりなる群から選択される置換基で置換さ
れたフェニル基を有しており; あるいは、R(2)は1−ピペリジノであり、これは未置換であるか、または脂肪
族、脂環族、芳香族またはヘテロ芳香族のカルボン酸のアシル基、部分的にOHま
たは(C1-C4)−アルコキシで置換されていることのできる(C1-C8)−アルキルまた
は(C1-C4)−アルコキシ置換フェニル基で4位を置換されており; あるいは、R(2)はアミジノであり、これは未置換であるか、または未置換のま
たはHalまたはアルキルで置換されているフェニルで置換されており; あるいは、 R(2)は脂肪族、脂環族、芳香族またはヘテロ芳香族のカルボン酸のアシル基で
あり; あるいは、R(2)は(C1-C8)−アルキル鎖であり、これはOH、アルコキシまたは
アルキル基を担持したフェニル基で置換されていることができ; あるいは、 R(1)およびR(2)はそれらが結合している窒素原子と一緒になってピペラジン環
を形成し、 これは未置換であるか、または(C1-C6)−メチレン鎖を介して単環または多環
のヘテロ環を担持しており、これは、窒素、酸素またはイオウを含んでおり; HalはF、Cl、 BrまたはIである〕の化合物。
【0155】 (EP 708 091, EP 622 356, JP 5-125085) IV.または化合物は下記式:
【化307】 〔式中: R(2)は水素、未置換のまたは置換された(C1-C8)−アルキル、(C3-C7)−シクロ
アルキル、 OH、 (C1-C6)−アルキル−O−、芳香族基または基-CH2-R(20)であり
; R(20)は(C2-C6)−アルケニルまたは(C2-C6)−アルキニルであり; R(1)は1〜5個の同じかまたは異なる置換基であり、これは水素、未置換のま
たは置換された(C1-C8)−アルキル、 (C2-C6)−アルケニル、 (C2-C6)−アルキニ
ル、(C3-C7)−シクロアルキル、 ハロゲン、-NO2、(C2-C8)−アルカノイル、炭素
原子10個までを有するアリールアルカノイル、炭素原子11個までを有するアロイ
ル、-COOH、 (C2-C6)−アルコキシカルボニル、芳香族基または以下の基:-OR(3)
、 -NR(6)R(7)または-S(O)nR(40)の1つであり; R(3)は水素、(C1-C8)−アルキル、置換された(C1-C8)−アルキル、(C3-C7)−
シクロアルキル、 芳香族基または基-CH2-R(30)であり; R(30)はアルケニルまたはアルキニルであり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、未置換のまたは置換された(C1-C8)−
アルキル、 (C3-C7)−シクロアルキル、(C2-C8)−アルカノイル、 炭素原子10個ま
でを有するアリールアルカノイル基、炭素原子11個までを有するアロイル基、芳
香族基または-CH2-R(60)であり; R(60)は(C2-C6)−アルケニルまたは(C2-C6)−アルキニルであり; あるいは、R(6)およびR(7)は窒素原子と一緒になって5〜7員の環状アミンと
なり、これは更に環内に別のヘテロ原子を含むことができ; nは0、1または2であり; R(40)は未置換のまたは置換された(C1-C8)−アルキル、または芳香族基または
【化308】 であり; Aは酸素、-S(O)n-または-NR(50)-であり; R(50)は水素または(C1-C8)−アルキルであり; R′は水素、または未置換のまたは置換された(C1-C8)−アルキルであり、ここ
で環は飽和の3〜8員の窒素原子含有ヘテロ環を指し; 上記置換アルキルはハロゲン、-OH、 (C1-C6)−アルコキシ、-CN、 -COOH、(C2-
C6)−アルコキシカルボニル、 (C2-C8)−アルカノイル、炭素原子10個までを有す
るアリールアルカノイル、炭素原子11個までを有するアロイル、芳香族基、-CON
R(4)R(5)よりなる群から選択される基1つ以上を担持しており; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていて、水素または(C1-C8)−アルキル
であり; あるいは、 R(4)およびR(5)は相互に連結されており、そして一緒になって5〜7員の環状
アミンとなり、これは更に別のヘテロ原子を環内に含むことができ; あるいは、上記置換アルキルは基
【化309】 を担持しており; ここで、 Eは窒素原子またはCH基であり; R″は水素、未置換であるかまたはOHで置換されている(C1-C8)−アルキル、(C 1 -C6)−アルコキシ、-CN、 -COOH、(C2-C6)−アルコキシカルボニル、(C2-C8)−
アルカノイル、炭素原子10個までを有するアリールアルカノイル、炭素原子11個
までを有するアロイル、芳香族基、 -NR(6)R(7)、 -CONR(4)R(5)であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素または(C1-C8)−アルキルであり; ここで式:
【化310】 の環系は3〜8員の飽和した脂肪族または複素環の窒素原子含有環系であり、 ここで上記芳香族基は炭素原子10個までを有するアリール基、窒素原子1〜4
個を有する5員または6員のヘテロアリール基、窒素原子1または2個および酸
素またはイオウであるヘテロ原子を有する5員または6員のヘテロアリール基、
またはフリルであり、そして上記アリール基は未置換であるか、または、未置換
(C1-C8)−アルキルまたは置換(C1-C8)−アルキル、ハロゲン、-NO2、(C2-C6)−ア
ルコキシカルボニル、COOH、 -OR(3)、NR(6)R(7)、 -CONR(4)R(5)、 -SO2NR(6)R(7)
またはS(O)nR(40)で置換されることができ、ここでR(1)およびグアニジノカルボ
ニル基はインドール環系の5員または6員の環の何れの所望の位にあることもで
きる〕のインドロイルグアニジン誘導体およびその適当な製薬上許容し得る塩で
ある。
【0156】 (WO 95 04052) V.または、下記式:
【化311】 〔式中: Xは-O-、 -S-、 -NH-、 -N〔(C1-C4)−アルキル〕−または−N(フェニル)−で
あり; R(1)、 R(2)およびR(3)は水素、ハロゲン、(C1-C4)−アルキル、 (C1-C4)−アル
キル−O−、 フェニル、 ベンジルであり; あるいは、 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)のうち2つはベンゾ環系の一方の側と合わさって
4〜6員の炭素環を形成し; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、(C1-C12)−アルキル、ベンズヒドリル
、アラルキルであり、これは未置換であるかまたはハロゲン、(C1-C4)−アルキ
ル、(C1-C4)−アルキル−O−または-CF3、-(CH2)m-CH2-Tよりなる群から選択さ
れる置換基1つ以上で置換されており; mは0〜3であり; Tは-CO-O-T(1)であり; T(1)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; Cyはベンゾ縮合の不飽和またはジヒドロ−5員環の複素環
【化312】
【化313】 のピラゾールまたはイミダゾール環、 ナフチル基またはジヒドロ−またはテトラヒドロナフチル基
【化314】 2−、3−または4−ピリジル基
【化315】 ただしZはN-またはCH; チエニル基
【化316】 であり;
【0157】 R(6)は水素、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1-C10)−アルキル、(C1-C10)−アル
キル−O−、フェノキシ、(C1-C10)−アルキルオキシメチルオキシ−または-(O) n S-R(9)であり; R(9)は(C1-C10)−アルキル、チエニル、ピリジル、チアゾリル、チアジアゾリ
ル、イミダゾリル、ピラゾリルまたはフェニルであり、これらは各々未置換であ
るか、またはハロゲン、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−アルキル−O−で一
または二置換されており; R(7)およびR(8)は水素、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1-C10)−アルキル、(C1-
C10)−アルキル−O−、フェニル、フェノキシまたは(C1-C10)−アルコキシメチ
ルオキシであり; あるいは、Cyはフェニルであり、これは未置換であるかまたはハロゲン、(C1-
C4)−アルキルまたは(C1-C4)−アルキル−O−で一または二置換されており; あるいは、Cyは-Gr-Amであり; Grは-R(13)-R(12)-(CH2)q-C〔W〕〔W(1)〕-(CH2)q′-;R(13)R(14)-または-R(
15)-であり; R(12)は単結合、-O-、 -(O)nS-、 -CO-または-CONH-であり; R(13)は単結合、フェニル、チエニル、ピリジル、チアゾリル、チアジアゾリ
ル、イミダゾリルまたはピラゾリルであり; R(14)は単結合またはSO2-であり; R(15)は(C2-C10)−アルケニル−または(C2-C10)−アルキニルであり; WおよびW(1)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルであり; あるいは、WおよびW(1)は相互に環接合し(C3-C8)−炭化水素環となり; qおよびq′は0〜9であり; Amは-NR(10)R(11)であり; R(10)は水素、(C1-C4)−アルキルまたはベンジルであり; R(11)は(C1-C4)−アルキル、フェニルまたはベンジルであり; あるいは、R(10)とR(11)は一緒になって(C3-C10)−アルキレン基となり、これ
は未置換であるか、-COOH、 (C1-C5)−アルコキシカルボニル、(C2-C4)−ヒドロ
キシルアルキレンまたはベンジルで置換されており; あるいは、Amはピロリル、ピリジル、ピラゾリル、モルホリニル、ジヒドロピ
リジル、テトラヒドロピリジル、キヌクリジニル、イミダゾリル、3−アザビシ
クロ〔3.2.1〕オクチルであり、これは未置換であるか、または(C1-C4)−アルキ
ルで置換されており; あるいは、Amはアザビシクロ〔3.2.2〕ノニルであり; あるいは、Amは式
【化317】 のピペラジン基であり; R(16)は水素、(C1-C4)−アルキル、(C3-C6)−シクロアルキル、フェニル、ト
リル、メトキシフェニル、ハロフェニル、ジフェニルメチレン、ベンジルまたは
ピリジルであり; あるいは、Amはアジド基-(O)t-(CH2)q-C〔W〕〔W(1)〕-(CH2)q′-N3であり; tは0または1であり; ここでWおよびW(1)は前述した意味を有する〕の複素環グアニジン誘導体およ
び光学エナンチオマーおよびその薬理学上許容し得る塩である。
【0158】 VI.またはEP-743 301(DE 195 17 848), EP 758 644(DE 195 29 612), EP 760 3
65(DE 195 31 138)に記載のグアニジン化合物:
【化318】 (式中、R(1)=R(2)はH、ハロ、アルキル、CN、NO2、ペルフルオロアルキル、S
OnCF3であり;R(3)=CH=CH2、CH2-CH=CH2、CH2-CH2-CH=CH2、シクロアルケニル
、シクロアルケニルアルキル、R(4)=アルキル、(置換)フェニルである)。 以下の化合物の使用がより好ましい。
【0159】 I.(HOR 89/F 288-US 5 292 755) a) 下記式I:
【化319】 〔式中: R(1)またはR(2)はR(6)-S(O)n-またはR(7)R(8)N-O2S-であり;各場合について 他の置換基R(1)またはR(2)はH、F、Cl、Br、(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)ア
ルコキシまたはフェノキシであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩素
、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換さ
れており; あるいは、各場合について他の置換基R(1)またはR(2)は、R(6)-S(O)nまたはR(
7)R(8)N-であり; nは0、1または2であり; R(6)は(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロペンチルメチル
、シクロヘキシルメチルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、または
フッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個
により置換されており; R(7)およびR(8)は同じか、または異なっていて、Hまたは(C1-C6)−アルキル
であり; あるいは、R(7)はフェニル−(CH2)mであり; mは1〜4であり; あるいは、R(7)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩
素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜2個により置換
されており; あるいは、R(7)およびR(8)は一緒になって、直鎖または分枝鎖の、(C4-C7)−
鎖であり、ここで鎖には更に、O、SまたはNR(9)が介在することができ; R(9)はHまたはメチルであり; あるいは、R(7)およびR(8)はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、
ジヒドロインドール、テトラヒドロキノリンまたはテトラヒドロイソキノリン系
となり; R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立して、Hまたは(C1-C2)−アルキルであり
; あるいは、R(3)およびR(4)は一緒になって、(C2-C4)−アルキレン鎖となり; あるいは、R(4)およびR(5)は一緒になって、(C4-C7)−アルキレン鎖となる〕
のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0160】 (HOE 92/F 34-US 5 373 924) b) 下記式I:
【化320】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニルまたは-CnH2n-R(7
)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)およびR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)は水素、F、Cl、Br、(C1-C4)−アルキル、O-(CH2)m-CpF2p+1または-X-R(
10)であり; mは0または1であり; pは1、2または3であり; XはO、SまたはNR(11)であり; R(10)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシル
メチル、シクロペンチルメチルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(11)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(10)およびR(11)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキル、ニトロ、シア
ノ、トリフルオロメチル、F、Cl、Br、Iまたは-X-R(10)であり; XはO、SまたはNR(11)であり; R(10)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシル
メチル、シクロペンチルメチルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0〜4であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(11)は(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(10)およびR(11)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
きる〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0161】 (HOE 92/F 035 EP-A 556 673) c) 下記式I:
【化321】 〔式中: R(1)はF、Cl、Br、I、(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(6)であり; XはO、S、NR(7)またはY-ZOであり; YはOまたはNR(7)であり; ZはCまたはSOであり; R(6)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
チル、シクロペンチルメチル、-(CH2)mCpF2p+1または-CnH2n-R(8)であり; mは0または1であり; pは1〜3であり; nは0〜4であり; R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(7)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; または、 R(6)およびR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個
はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(3)はHまたは-X-R(6)であり; XはO、S、NR(7)またはY-ZOであり; R(7)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; YはOまたはNR(7)であり; ここでYは式Iのフェニル基に結合しており; ZはCまたはSOであり; R(6)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
チル、シクロペンチルメチルまたは-(CH2)mCpF2p+1または-CnH2n-R(8)であり; mは0または1であり; pは1〜3であり; nは0〜4であり; R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)およびR(4)は同じかまたは異なっており、R(11)-SOq-またはR(12)R(13)N-
SO2-であり; qは0〜2であり; R(11)は(C1-C4)−アルキルであり、これは未置換であるか、または置換基とし
てフェニルを担持しており、ここでフェニルは未置換であるか、またはF、Cl、
CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜
3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(12)およびR(13)はR(6)およびR(7)と同様に定義され; あるいは2つの基、R(2)またはR(4)の一方は水素であるか、またはR(1)と同様
に定義され; R(5)はH、メチル、F、Clまたはメトキシである〕のオルト置換ベンゾイルグ
アニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0162】 (HOE 92/F 036-US 5 364 868) d) 下記式I:
【化322】 〔式中: R(1)またはR(2)はアミノ基-NR(3)R(4)であり; R(3)およびR(4)は同じか、または異なっており、H、(C1-C6)−アルキルまた
は(C3-C7)−シクロアルキルであり; あるいは、R(3)はフェニル−(CH2)p-であり; pは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(3)はフェニルであり、ここでフェニルは各々、未置換であるか、
またはフッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1
または2個を担持しており; あるいは、R(3)とR(4)は一緒になって、直鎖または分枝鎖の(C4-C7)−メチレ
ン鎖であることができ、ここでメチレン鎖の-CH2−構成員1個は酸素、Sまたは
NR(5)で置き換えられることができ; R(5)はHまたは低級アルキルであり; 他の置換基R(1)またはR(2)は各々H、F、Cl、(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)−
アルコキシ、CF3、CmF2m+1-CH2-、ベンジルまたはフェノキシであり、ここで各
フェニル基は未置換であるか、メチル、メトキシ、フッ素および塩素よりなる群
から選択される置換基1または2個を担持しており; mは1、2または3である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0163】 (92/F 197 K-NZ 248 013) e) 下記式I:
【化323】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニルまたは-CnH2n-R(7
)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)は水素、直鎖または分枝鎖の(C5-C8)−アルキル、-CR(13)=CHR(12)または
-C≡CR(12)であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(14)およびR(15)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(12)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
フェニルのように置換されており; あるいは、R(12)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、OH 1
〜3個で置換されており、 あるいは、R(12)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(13)は水素またはメチルであり; あるいは、R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、(C3-C8)−シクロアルキル−(C1 -C4)−アルキル、フェニル、C6H5−(C1-C4)−アルキル、ナフチル、ビフェニリ
ル、1,1−ジフェニル−(C1-C4)−アルキル、シクロペンタジエニル、ピリジル、
ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、インデニル、キノ
リル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベン
ゾキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソ
キサゾリル、イソチアゾリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、イン
ダゾリル、イソキノリル、フタラジニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたは
シンノリニルであり; R(3)はR(2)と同様に定義され; そして、芳香族置換基R(2)およびR(3)が未置換であるか、またはF、Cl、CF3
、(C1-C4)−アルキルまたは−アルコキシまたはNR(10)R(11)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており、ここでR(10)およびR(11)はHまたは(C 1 -C4)−アルキルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る
塩;
【0164】 (HOE 92/F 303 K-EP-A 589 336, NZ 248 703) f) 下記式I:
【化324】 〔式中: R(1)またはR(2)はR(3)-S(O)n-またはR(4)R(5)N-SO2-であり; 各場合について他の置換基R(1)またはR(2)はH、OH、F、Cl、Br、I、(C1-C4 )−アルキル、(C1-C4)−アルコキシ、ベンジルオキシまたはフェノキシ、ただし
未置換であるか、またはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、ヒドロキシルおよび
ベンジルオキシよりなる群から選択される置換基1〜3個を担持しているもの、
R(3)-S(O)n、-NR(4)R(5)または3,4−デヒドロピペリジンであり; R(3)は(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロペンチルメチル
、シクロヘキシルメチルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、または
フッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個
で置換されており; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていてHまたは(C1-C6)−アルキルであ
り; あるいは、R(4)はフェニル−(CH2)m-であり; mは1、2、3または4であり; または、 R(4)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩素、メチル
およびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜2個を担持しており; あるいは、R(4)とR(5)は一緒になって直鎖または分枝鎖の(C4-C7)−鎖となり
、ここでこの鎖には更にO、SまたはNR(6)が介在することができ; R(6)はHまたはメチルであり; あるいは、R(4)とR(5)はそれらが結合している窒素原子と一緒になってジヒド
ロインドール、テトラヒドロキノリンまたはテトラヒドロイソキノリン系となり
; nは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0165】 (92/F 304-US 5 416 094) g) 下記式I:
【化325】 〔式中: R(1)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; ここで環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級ア
ルキル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、
ベンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシル、トリフルオロメチルよりなる群か
ら選択される基1〜3個で置換されており; R(2)は水素、ハロゲン、アルキルまたはアリールであり; これは未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アルキ
ル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベン
ジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルよりなる群から選択される基1〜3個で
置換されており; Gは-N=C{〔NR(3)R(4)〕〔NR(5)R(6)〕}であり; X(2)、X(3)およびX(4)は相互に独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、
アルキル、スルホンアミド、モノ(低級アルキル)アミノ、ジ(低級アルキル)
アミノ、低級アルキル、ベンジルオキシ、ヒドロキシルであり; X(1)は水素、酸素、イオウまたはNR(7)であり; R(7)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; この環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アル
キル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベ
ンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルおよびトリフルオロメチルよりなる群
から選択される基1〜3個で置換されており; ここで置換基の各アルキル鎖またはアルケニル鎖には酸素、イオウまたはNR(8
)は介在することができ; R(8)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; この環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アル
キル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベ
ンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルおよびトリフルオロメチルよりなる群
から選択される基1〜3個で置換されている〕のイソキノリンおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0166】 (92/F 404-EP 602 522, NZ 250 438) h) 下記式I:
【化326】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、-CF3、R(4)-SOmまたはR(5)R(6)N
-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(7)ま
たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)は-SR(10)、-OR(10)、-NHR(10)、-NR(10)R(11)、-CHR(10)R(12)、-〔CR(1
2)R(13)OR(13′)〕、-{C-〔CH2-OR(13′)〕R(12)R(13)}または-〔CR(18)R(17)〕 p -(CO)-〔CR(19)R(20)〕q-R(14)であり; R(10)、R(11)は同じかまたは異なっていて、-〔CHR(16)〕s-(CH2)p-(CHOH)q-(
CH2)r-(CHOH)t-R(21)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(21)であり; R(21)は水素、メチルであり; p、q、rは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; sは0または1であり; tは1、2、3または4であり; R(12)およびR(13)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6)−アルキルで
あるか、またはそれらを担持している炭素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロ
アルキルを形成し; R(13′)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(14)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CaH2a-R(15
)であり; aは0、1、2、3または4であり; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(15)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
またはフェニルのように置換されており; あるいは、R(15)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、または
OH 1〜3個で置換されており; R(16)、R(17)、R(18)、R(19)およびR(20)は水素または(C1-C3)−アルキルであ
り; R(3)はR(1)と同様に定義され; あるいは、R(3)は(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(22)であり; Xは酸素、SまたはNR(16)であり; R(16)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(22)とR(16)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(22) は R(14)と同様に定義される〕の化合物およびその製薬上許容し得る塩
【0167】 (HOE 92/F 405-EP 602 523, NZ 250 437) i) 下記式I:
【化327】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、R(16)-CpH2p-Oq、R(4)-SOmまた
はR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; pは0または1であり; qは0、1、2または3であり; R(16)はCrF2r+1であり; rは1、2または3であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(7)ま
たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結して
おり、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキ
シル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置
換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)は-SR(10)、-OR(10)、-NR(10)R(11)、-CR(10)R(11)R(12)であ
り; R(10)は-CaH2a−(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
または(C1-C4)−アルキルであり; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)
であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
)であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルである〕のベンゾイルグアニジ
ンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0168】 (HOE 92/F 411-NZ 250 450, EP 603 650) k) 下記式I:
【化328】 〔式中: 置換基R(1)、R(2)、R(3)またはR(4)の1つはアミノ基-NR(5)〔CnH2n-R(6)〕 であり; R(5)は水素または(C1-C6)−アルキルであり; nは0、1、2、3または4であり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; ここでCH2基1個はイオウ原子1個または基NR(7)で置き換えられることができ
; R(7)は水素、メチルまたはエチルであり; あるいは、R(6)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未
置換であるか、またはF、Cl、Br、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる
群から選択される置換基1、2または3個を担持しており; R(8)およびR(9)はH、メチルまたはエチルであり; あるいは、R(5)およびR(6)は窒素原子と一緒になって5−、6−または7員の
環を形成し、ここで炭素原子1個は酸素、SまたはNR(10)で置き換えられること
ができ; R(10)はH、(C1-C3)−アルキルまたはベンジルであり; そして、他の置換基R(1)、R(2)、R(3)、R(4)は各々、水素、F、Cl、Br、I、
CN、CF3、NO2、CF3-O-、CmF2m+1-CH2-O-またはR(11)-CqH2q-Xp-であり; mは1、2または3であり; qは0、1、2、3または4であり; pは0または1であり; Xは酸素またはNR(12)であり; R(12)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(11)は水素、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニル
であり; これは未置換であるか、またはF、Cl、CH3、CH3-O-およびNR(13)R(14)よりな
る群から選択される置換基1、2または3個で置換されており; R(13)、R(14)はH、メチルまたはエチルである〕のベンゾイルグアニジンおよ
びその製薬上許容し得る塩;
【0169】 (HOE 92/F 422- EP 604 852) l) 下記式I:
【化329】 〔式中: R(1)はR(4)R(5)N-C(X)-であり; Xは酸素、SまたはN-R(6)であり; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3-C 6 )−アルケニルまたは-CnH2n-R(7)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(4)とR(5)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(6)はR(4)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; R(2)はH、F、Cl、Br、I、(C1-C8)−アルキル、1−アルケニルまたは1−
アルキニル、(C3-C8)−シクロアルキル、(C3-C8)−シクロアルキル−(C1-C4)−
アルキル、フェニル、C6H5−(C1-C4)−アルキル、ナフチル、ビフェニリル、1,1
−ジフェニル−(C1-C4)−アルキル、シクロペンタジエニル、ピリジル、チオピ
リジル、ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、インデニ
ル、キノリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリ
ル、ベンゾキサゾリルまたは-W-R(8)であり; Wは酸素、SまたはNR(9)であり; R(8)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
チル、シクロペンチルメチル、-(CH2)mCpF2p+1または-CqH2q-R(10)であり; mは0または1であり; pは1、2または3であり; qは0、1、2、3または4であり; R(10)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(11)R(12)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(11)およびR(12)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(9)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(3)はH、F、Cl、Br、I、(C1-C6)−アルキルまたはR(2)で定義したとおり
の-W-R(8)である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0170】 (93/F 054-NZ 250 919, EP-A 612 723) m) 下記式I:
【化330】 〔式中: R(1)、R(2)、R(3)は水素、F、Cl、Br、Iまたは(C1-C12)−アルキルであり; 置換基R(1)、R(2)またはR(3)のうち1つは、置換基R(1)、R(2)またはR(3)の残
りのうち少なくとも1つが炭素原子3〜12個を有する十分親油性のアルキル基で
ある場合には、N3、CN、OHまたは(C1-C10)−アルキルオキシであり; あるいは、置換基R(1)、R(2)およびR(3)のうち1つはR(4)-CnH2n-Om-であり; mは0または1であり; nは0、1、2または3であり; R(4)はCpF2p+1であり; pは、nが0または1である場合には、1、2または3であり; あるいは、R(4)は(C3-C12)−シクロアルキル、フェニル、ピリジル、キノリル
またはイソキノリルであり、ここで芳香族およびヘテロ芳香族の環系は未置換で
あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(5)R(6)よりなる群から
選択される置換基1個で置換されており; R(5)およびR(6)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、置換基R(1)、R(2)およびR(3)のうち1つは-C≡CR(5)または-C〔R(6
)〕=CR(5)であり; R(5)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノ、未置
換またはフェニルのように置換されている(C1-C9)−ヘテロアリールよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(5)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるかまたはOH
1〜3個で置換されており; あるいは、R(5)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(6)は水素またはメチルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上
許容し得る塩;
【0171】 (93/F 153-EP-A 627 413, NZ 260 660) o) 下記式I:
【化331】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、Xo-(CH2)p-(CF2)q-CF3、R(5)-SO m 、R(6)-CO-またはR(6)R(7)N-SO2-であり、ここでXは酸素、SまたはNR(14)で
あり; mは0、1または2であり; oは0または1であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(5)およびR(6)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(8)ま
たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、あるいは、R(6)はHであり; R(7)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、 R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸
素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)は
【化332】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(12)-であり; R(11)およびR(12)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; hは0または1であり; i、jおよびkは相互に独立して0、1、2、3または4であるが; ただしh、iおよびkが同時に0であることはなく; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)
であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
)であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(4)は水素、-OR(16)または-NR(16)R(17)であり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、水素または(C1-C3)−アルキルである〕
のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0172】 (HOE 93/F 154-EP-A 628 543, NZ 260 681) p) 下記式I:
【化333】 〔式中: R(1)はR(6)-COまたはR(7)R(8)N-COであり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
アルケニルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(8)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、 R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸
素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)はR(1)と同様に定義されるか、またはH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、(C1 -C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アルケニルまたは
-CnH2nR(15)であり; nは0、1、2、3、4であり; R(15)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(16)R(17)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(16)およびR(17)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; あるいは、R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介し
て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)は-SR(18)、-OR(18)、-NR(18)R(19)、-CR(18)R(19)R(20)であ
り; R(18)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(19)およびR(20)は相互に独立してR(18)と同様に定義されるか、または水素
、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)はR(21)-SOmまたはR(22)R(23)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(21)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニルまたは-CnH2n-R(24)であり; nは0、1、2、3または4であり;
【0173】 R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(27)およびR(28)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(22)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
アルケニルまたは-CnH2n-R(29)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(29)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(30)R(31)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(30)およびR(31)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(23)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; あるいは、R(22)とR(23)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)はR(33)X-であり; Xは酸素、S、NR(34)、(D=O)A-、NR(34)C=MN(*)R(35)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(34)であり; DはCまたはSOであり; R(33)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1、-CnH2n-R
(36)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; nは0、1、2、3または4であり; R(36)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(37)およびR(38)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(34)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; R(35)はR(33)と同様に定義され; あるいは、R(33)とR(34)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
り; あるいは、R(2)は-SR(40)、-OR(40)、-NHR(40)、-NR(40)R(41)、-CHR(40)R(42
)、-C〔R(42)R(43)OH〕、-C≡CR(45)、-CR(46)=CHR(45)、-〔CR(47)R(48)〕u-(C
O)-〔CR(49)R(50)〕v-R(44)であり; R(40)、R(41)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)p-(CHOH)q-(CH2)r-(CHOH)t -R(51)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(51)であり; R(51)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; p、q、rは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(42)およびR(43)は同じかまたは異なっていて、水素または(C1-C6)−アルキ
ルであり; あるいは、R(42)およびR(43)はそれらを担持している炭素原子と一緒になって
(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(44)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(45
)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(45)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(52)およびR(53)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(45)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
またはフェニルのように置換されており; あるいは、R(45)は、(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、また
はOH1〜3個で置換されており; R(46)、R(47)、R(48)、R(49)およびR(50)は水素またはメチルであり; あるいは、R(2)はR(55)-NH-SO2-であり; R(55)はR(56)R(57)N-(C=Y)-であり; Yは酸素、SまたはN-R(58)であり; R(56)およびR(57)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(59)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(59)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(56)とR(57)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(58)はR(56)と同様に定義されるか、アミジンであり; R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)またはR(2)と同様に定義される
〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0174】 (HOE 93/F 220-EP-A 640 593, NZ 264 117) q) 下記式I:
【化334】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、-Xo-(CH2)p-(CF2)q-CF3、R(5)-S
Om、R(6)-CO-、R(6)R(7)N-CO-またはR(6)R(7)N-SO2-であり; Xは酸素、-S-またはNR(14)であり; mは0、1または2であり; oは0または1であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(5)およびR(6)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(8)ま
たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)は水素であり; R(7)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)は
【化335】 であり; R(11)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結して
おり、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキ
シル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびベンジルよりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; Yは酸素、-S-またはNR(12)であり; R(12)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(3)はR(1)と同様に定義され; あるいは、R(3)は(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)であり; Xは酸素、-S-またはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
)であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(4)は水素、-OR(16)または-NR(16)R(17)またはCrF2r+1であり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、水素または(C1-C3)−アルキルであり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩;
【0175】 (HOE 93/F 223 K-EP 639 573, NZ 264 130) r) 下記式I:
【化336】 〔式中: XはNまたはCR(6)であり; Yは酸素、SまたはNR(7)であり; A、Bは一緒になって結合となり; あるいは、A、Bは、Xが同時にCR(6)であり、YがNR(7)である場合は、共に
水素であり; 置換基R(1)〜R(6)の1つは-CO-N=C(NH2)2基であり; 他の置換基R(1)〜R(6)は各々、水素、F、Cl、Br、Iまたは(C1-C6)−アルキ
ルであり; 他の置換基R(1)〜R(6)の2個以下はCN、NO2、N3、(C1-C4)−アルキルオキシま
たはCF3であり; 他の置換基の1個まではR(8)-CnH2n-Z-であり; nは0〜10であり; ここでアルキレン鎖-CnH2n-は直鎖または分枝鎖であり、炭素原子1個は酸素
またはイオウ原子、または窒素原子により置き換えられることができ; R(8)は水素、(C2-C6)−アルケニルまたは(C3-C10)−シクロアルキルであり; これは未置換であるか、またはメチル基1〜4個またはOH基により置換されて
いるか、またはエチレン基-CH=CH-を含むことができ、うち、メチレン基1個は
酸素またはイオウ原子、または窒素原子により置き換えられることができ; あるいは、R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、または、F、Cl、
Br、I、CF3、CH3-S(O)s-またはR(9)-Wy-よりなる群から選択される置換基1〜
3個で置換されており; sは0、1または2であり; R(9)はH、メチル、エチルであり; Wは酸素またはNR(10)であり; R(10)はHまたはメチルであり; yは0または1であり; あるいは、R(8)はCmF2m+1であり; mは1〜3であり; あるいは、R(8)は1−または2−ナフチル、ピリジル、キノリルまたはイソキ
ノリルであり; Zは-CO-、-CH2-または-〔CR(11)(OH)〕q-であり; qは1、2または3であり; R(11)はHまたはメチルであり; あるいは、Zは酸素または-NR(12)-であり; R(12)はHまたはメチルであり; あるいは、Zは-S(O)s-であり; sは0、1または2であり; または、 Zは-SO2-NR(13)-であり; R(13)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(7)は水素、(C1-C10)−アルキル、(C2-C10)−アルケニルまたはR(8)-CnH2n-
である〕のベンゾ縮合5員複素環およびその製薬上許容し得る塩;
【0176】 (HOE 93/F 236-EP-A 638 548, NZ 264 216) s) 下記式I:
【化337】 〔式中: R(1)、R(3)またはR(4)は-NR(6)C=X NR(7)R(8)であり; Xは酸素またはSであり; R(6)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
−アルケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
−アルケニルまたは-CoH2o-R(12)であり; oは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(8)はR(7)と同様に定義され; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; 残りの置換基R(2)、R(3)、R(4)、R(5)またはR(1)、R(2)、R(4)、R(5)またはR(
1)、R(2)、R(3)、R(5)は各々、相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、-Ota(C 1 -C8)−アルキル、-Otb(C3-C8)−アルケニル、-Otc(CH2)bCdF2d+1、-OtdCpH2pR(
18)、または2個までの基CN、 NO2、NR(16)R(17)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; taは0または1であり; tbは0または1であり; tcは0または1であり; tdは0または1であり; pは0、1、2、3または4であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(19)R(20)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(19)およびR(20)は水素または(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオ
ロアルキルであり; R(16)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
−アルケニルまたは-CqH2q-R(21)であり; qは0、1、2、3または4であり; R(21)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
またはNR(22)R(23)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(22)およびR(23)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
ルキルであり; R(17)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
−アルケニルまたは-CrH2r-R(24)であり; rは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(25)およびR(26)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
ルキルであり; あるいは、R(16)とR(17)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
る〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0177】 (HOE 93/F 249-EP-A 640 587, NZ 264 282) t) 下記式I:
【化338】 〔式中: X(1)およびX(2)は
【化339】 であり; T1は0、1、2、3または4であり; R(A)およびR(B)は相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(106)、(C1 -C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、Ozk(CH2)zlCzmF2zm+1、NR(107)R(1
08)、フェニルまたはベンジルであり、ここで、芳香族は未置換であるか、また
はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(109)R(110)よりなる群から選択され
る置換基1〜3個で置換されており; R(109)およびR(110)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; zlは0、1、2、3または4であり; zkは0または1であり; zmは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(106)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8 )−アルケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、こ
こで、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
R(111)R(112)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(111)およびR(112)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; R(107)およびR(108)は相互に独立して、R(106)と同様に定義され; あるいは、R(107)とR(108)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; あるいは、X(1)およびX(2)は
【化340】 であり; T2aおよびT2bは相互に独立して、0、1または2であり; ここで二重結合は(E)−または(Z)−型であることができ; あるいは、X(1)およびX(2)は
【化341】 であり; T3は0、1または2であり; U、YYおよびZは相互に独立してCまたはNであり、ここでU、YY、Zは以下
の数の置換基を担持することができ、 U、YYまたはZ 二重結合に環内で結合 可能置換基数 C 可 能 1 C 不可能 2 N 可 能 0 N 不可能 1
【0178】 R(D)は水素、(C1-C8)−アルキルまたは(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり
; R(U1)、R(U2)、R(Y1)、R(Y2)、R(Z1)、R(Z2)は相互に独立して、水素、F、Cl
、Br、I、CN、OR(114)、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、Ozka(
CH2)zlaCzmaF2zma+1、NR(115)R(116)、フェニルまたはベンジルであり、ここで
、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(11
7)R(118)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(117)およびR(118)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; zkaは0または1であり; zlaは0、1、2、3または4であり; zmaは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(114)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8 )−アルケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、こ
こで、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
R(119)R(120)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(119)およびR(120)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; R(115)およびR(116)は相互に独立して、R(114)と同様に定義され; あるいは、R(115)とR(116)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; ただし、Uが窒素(N)、YYが窒素(N)およびZが炭素(C)である場合は除かれ
; R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して、水素、F、
Cl、Br、I、-C≡N、Xzoa-(CH2)zpa-(CzqaF2zqa+1)、R(110a)-SOzbm、R(110b)R(
110c)N-CO、R(111a)-CO-またはR(112a)R(113a)N-SO2-であり、ここでペルフルオ
ロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(114a)であり; R(114a)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; zoaは0または1であり; zbmは0、1または2であり; zpaは0、1、2、3または4であり; zqaは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(110a)、R(110b)、R(111a)およびR(112a)は相互に独立して(C1-C8)−アルキ
ル、(C3-C8)−アルケニル、-CznH2zn-R(115a)または(C1-C8)−ペルフルオロアル
キルであり; znは0、1、2、3または4であり; R(115a)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチ
ルであり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メト
キシおよびNR(116a)R(117a)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(116a)およびR(117a)は水素、(C1-C4)−ペルフルオロアルキルまたは(C1-C4)
−アルキルであり; あるいは、R(110b)、R(111a)およびR(112a)は水素であり; R(110c)およびR(113a)は相互に独立して水素、(C1-C4)−ペルフルオロアルキ
ルまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(110b)およびR(110c)およびR(112a)およびR(113a)は一緒になって
、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3または
N−ベンジルで置き換えられることができ; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、(C1-
C8)−アルキル、-CzalH2zalR(118a)または(C3-C8)−アルケニルであり; zalは0、1、2、3または4であり; R(118a)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シまたはNR(119a)R(119b)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換され
ており; R(119a)およびR(119b)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオ
ロアルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、(C1-
C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして
、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ
、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個
で置換されており; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して-C≡C-
R(193)であり; R(193)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチ
ル、メトキシまたはNR(194)R(195)よりなる群から選択される置換基1〜3個で
置換されており; R(194)およびR(195)は水素またはCH3であり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、 -Y-パラ-C6H4-(CO)zh-(CHOH)zi-(CH2)zj-(CHOH)zk-R(123)、 -Y-メタ-C6H4-(CO)zad-(CHOH)zae-(CH2)zaf-(CHOH)zag-R(124)、 または -Y-オルト-C6H4-(CO)zah-(CHOH)zao-(CH2)zap-(CHOH)zak-R(125) であり;
【0179】 Yは酸素、-S-または-NR(122d)-であり; zh、zad、zahは相互に独立して0または1であり; zi、zj、zk、zae、zaf、zag、zao、zapおよびzakは相互に独立して0、1、2
、3または4であり; ただし、各々の場合、 zh、ziおよびzkが同時に0であることはなく、 zad、zaeおよびzagが同時に0であることはなく、そして、 zah、zaoおよびzakが同時に0であることはなく、 R(123)、R(124)、R(125)およびR(122d)は相互に独立して水素または(C1-C3)−
アルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は、相互に独立して
SR(129)、-OR(130)、-NR(131)R(132)または-CR(133)R(134)R(135)であり; R(129)、R(130)、R(131)およびR(133)は相互に独立して-CzabH2zab−(C1-C9)
−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; zabは0、1または2であり; R(132)、R(134)およびR(135)は相互に独立してR(129)と同様に定義されるか、
または水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して−
W−パラ−(C6H4)-R(196)、−W−メタ−(C6H4)-R(197)または−W−オルト−(C 6 H4)-R(198)であり; R(196)、R(197)およびR(198)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであ
り、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、または
F、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチル
アミノおよびベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; Wは酸素、SまたはNR(136)-であり; R(136)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立してR(
146)X(1a)-であり; X(1a)は酸素、S、NR(147)、(D=O)A-、NR(148)C=MN(*)R(149)-であり; Mは酸素またはイオウであり; Aは酸素またはNR(150)であり; DはCまたはSOであり; R(146)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)zbzCzdzF2zdz+1
たは-CzxaH2zxa-R(151)であり; zbzは0または1であり; zdzは1、2、3、4、5、6または7であり; zxaは0、1、2、3または4であり; R(151)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(152)R(153)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されて
おり; R(152)およびR(153)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; R(147)、R(148)およびR(150)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキルまた
は(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(149)はR(146)と同様に定義され; あるいは、R(146)およびR(147)またはR(146)およびR(148)は一緒になって、メ
チレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−
ベンジルで置き換えられることができ;
【0180】 ここでAおよびN(*)はアルカノイル親構造のフェニル核に結合しており; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して、
-SR(164)、-OR(165)、-NHR(166)、-NR(167)R(168)、-CHR(169)R(170)、-CR(154)
R(155)OH、-C≡CR(156)、-CR(158)=CR(157)または-〔CR(159)R(160)〕zu-(C=O)-
〔CR(161)R(162)〕zv-R(163)であり; R(164)、R(165)、R(166)、R(167)、R(169)は同じかまたは異なっていて、-(CH 2 )zy-(CHOH)zz-(CH2)zaa-(CHOH)zt-R(171)または-(CH2)zab-O-(CH2-CH2O)zac-R(
172)であり; R(171)およびR(172)は水素またはメチルであり; zuは1、2、3または4であり; zvは0、1、2、3または4であり; zy、zz、zaa、zab、zacは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または
4であり; ztは1、2、3または4であり; R(168)、R(170)、R(154)、R(155)は同じかまたは異なっていて、水素または(C 1 -C6)−アルキルであり; あるいは、R(169)とR(170)、またはR(154)とR(155)はそれらを担持している炭
素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(163)は水素、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CzebH2z eb -R(173)であり; zebは0、1、2、3または4であり; R(156)、R(157)およびR(173)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換
であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(174)R(175)よりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(174)およびR(175)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(156)、R(157)およびR(173)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロア
リールであり、これは未置換であるかまたはフェニルのように置換されており; R(158)、R(159)、R(160)、R(161)およびR(162)は水素またはメチルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立してR(176)
-NH-SO2-であり; R(176)はR(177)R(178)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、SまたはN-R(179)であり; R(177)およびR(178)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C8)−アルキル
、(C3-C6)−アルケニルまたは-CzfaH2zfa-R(180)であり; zfaは0、1、2、3または4であり; R(180)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり;これは未置換であ
るかまたはF、Cl、CF3、メトキシまたは(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(177)とR(178)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(179)はR(177)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立してNR(184
a)R(185)、OR(184b)、SR(184c)または-CznxH2znx-R(184d)であり; znxは0、1、2、3または4であり; R(184d)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(116k)R(117k)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(116k)およびR(117k)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(184a)、R(184b)、R(184c)、R(185)は相互に独立して水素、(C1-C8)−アルキ
ル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキルまたは(CH2)zao-R(184g)であり; zaoは0、1、2、3または4であり; R(184g)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るかまたはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(184u)R(184v)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(184u)およびR(184v)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(184a)とR(185)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちC
H2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられること
ができる〕のジアシル置換グアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0181】 (HOE 93/F 254-EP-A 640 588, NZ 264 307) u) 下記式I:
【化342】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロ
アルキルまたはXa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、SまたはNR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、(C1-C4)−アルキルまたは-CdF2dR(6)であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立してHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、-OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CfH2f-(C3-C8)−シクロアルキル、-(C1-C9)−ヘテロアリールまたは
フェニルであり、ここで芳香族系は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または、水
素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは(C1-C9)−ヘテロ
アリールであり、後者はCまたはNを介して連結しており、これらは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミ
ノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されて
おり; あるいは、R(1)は-SR(13)、-OR(13)、-NHR(13)、-NR(13)R(14)、-CHR(13)R(15
)、-C〔R(15)R(16)〕OH、-C≡CR(18)、-C〔R(19)〕=CR(18)、-〔CR(20)R(21)〕k -(CO)-〔CR(22)R(23)R(24)〕lであり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
OH)j-R(17)、ただしR(17)は水素またはメチルであるもの; -(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; g、h、iは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6)−アルキルま
たはそれらを担持している炭素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを
形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(25)およびR(26)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(18)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるかま
たはフェニルのように置換されており; あるいは、R(18)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、OH 1
〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(19)、R(20)、R(21)、R(22)およびR(23)は水素またはメチルであり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(24)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CmH2m-R(18
)であり; mは1、2、3または4であり; R(2)およびR(3)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; R(4)は(C1-C3)−アルキル、F、Cl、Br、I、CNまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3
あり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0182】 (HOE 93/F 436-EP-A 659 748, NZ 270 264) v) 下記式I:
【化343】 〔式中: Xはカルボニル、スルホニルであり; R(1)はH、(C1-C8)−アルキル、ただし未置換であるかまたはヒドロキシルで
置換されたもの、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ただし未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されたもの
であり; R(2)はH、(C1-C4)−アルキルである〕のアシルグアニジンおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0183】 (HOE 94/F 014 K-EP-A 666 252, NZ 270 370) w) 下記式I:
【化344】 〔式中: R(A)は水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(6)、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シ
クロアルキル、Or(CH2)aCbF2b+1またはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(6)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(C3-C8)−シクロア
ルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳香族は未置換であるか、また
はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される
置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立してR(6)と同様に定義され; R(B)は独立してR(A)と同様に定義され; xは1、2または3であり; R(1)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、-Ot(CH2)dCeF2e +1 、F、Cl、Br、IまたはCNであり; tは0または1であり; dは0、1、2、3または4であり; eは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; ただし置換基R(1)、R(2)、R(3)、R(4)、R(5)、R(A)およびR(B)の少なくとも1
つは-Ot(CH2)dCeF2e+1または-Or(CH2)aCbF2b+1基である〕のペルフルオロアルキ
ル基担持フェニル基置換アルキルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0184】 (HOE 94/F 094-EP-A 676 395, NZ 270 894) x) 下記式I:
【化345】 〔式中: HAはSOm、OまたはNR(5)であり; mは0、1または2であり; R(5)は水素、(C1-C8)−アルキルまたは-CamH2amR(81)であり; amは0、1または2であり; R(81)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(82)R(83)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(82)およびR(83)はHまたはCH3であり; あるいは、R(81)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介し
て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; 2置換基R(1)およびR(2)の一方は-CO-N=C(NH2)2であり; 他方は各々、水素、F、Cl、Br、I、(C1-C3)−アルキル、-OR(6)、CrF2r+1
-CO-N=C(NH2)2または-NR(6)R(7)であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであり; rは1、2、3または4であり; R(3)およびR(4)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、-C≡N、X-(CH2)p-(C q F2q+1)、R(8)-SObm、R(9)R(10)N-CO、R(11)-CO-またはR(12)R(13)N-SO2-であり
、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; bmは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(8)、R(9)、R(11)およびR(12)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)
−アルケニル、-CnH2n-R(15)、CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(9)、R(11)およびR(12)はHであり; R(10)およびR(13)は相互に独立してHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(9)とR(10)、およびR(12)とR(13)は一緒になって、メチレン基4
〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き
換えられることができ; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して(C1-C8)−アルキルまたは-CalH2a l R(18)であり; alは0、1または2であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(19)R(20)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(19)およびR(20)はHまたはCH3であり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり
、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF
、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチ
ルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、
【0185】
【化346】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(22)-であり; h、ad、ahは相互に独立して0または1であり; i、j、k、ae、af、ag、ao、apおよびakは相互に独立して0、1、2、3、
4であるが; ただしh、iおよびkが同時に0であることはなく; ad、aeおよびagが同時に0であることはなく; ah、aoおよびakが同時に0であることはなく; R(23)、R(24)、R(25)およびR(22)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アル
キルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、CN、(C1-
C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アルケニルまたは-
CgH2g-R(26)であり; gは0、1、2、3または4であり; R(26)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(27)およびR(28)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してSR(29)、-OR(30)、-NR(31)R(32)
または-CR(33)R(34)R(35)であり; R(29)、R(30)、R(31)およびR(33)は相互に独立して-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロア
リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(32)、R(34)およびR(35)は相互に独立してR(29)と同様に定義されるか、また
は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、
【化347】 であり; R(96)、R(97)およびR(98)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり、
これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF、
Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
ノまたはベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; Wは酸素、SまたはNR(36)-であり; R(36)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(37)-SOcmまたはR(38)R(39)N-SO 2 -であり; cmは1または2であり; R(37)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニルまたは-CsH2sR(40)であり; sは0、1、2、3または4であり;
【0186】 R(40)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(41)R(42)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(41)およびR(42)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(38)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
アルケニルまたは-CwH2w-R(43)であり; wは0、1、2、3または4であり; R(43)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(44)R(45)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(44)およびR(45)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(39)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; あるいは、R(38)とR(39)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(46)X(1)-であり; X(1)は酸素、S、NR(47)、(D=O)A-、NR(48)C=MN(*)R(49)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(50)であり; DはCまたはSOであり; R(46)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1または-CxH 2x -R(51)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; xは0、1、2、3または4であり; R(51)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(52)およびR(53)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(47)、R(48)およびR(50)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(49)はR(46)と同様に定義され; あるいは、R(46)とR(47)、またはR(46)とR(48)は一緒になって、メチレン基4
〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き
換えられることができ; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
り; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、-SR(64)、-OR(65)、-NHR(66)、
-NR(67)R(68)、-CHR(69)R(70)、-C(OH)R(54)R(55)、-C≡CR(56)、-CR(58)=CHR(5
7)、-〔CR(59)R(60)〕u-(CO)-〔CR(61)R(62)〕v-R(63)であり; R(64)、R(65)、R(66)、R(67)およびR(69)は同じかまたは異なっていて、-(CH2 )y-(CHOH)z-(CH2)aa-(CH2OH)t-R(71)または-(CH2)ab-O-(CH2-CH2O)ac-R(72)であ
り; R(71)およびR(72)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; y、z、aaは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(68)、R(70)、R(54)およびR(55)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6 )−アルキルであり;
【0187】 あるいは、R(69)とR(70)、またはR(54)とR(55)はそれらを担持している炭素原
子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(63)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(73
)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(56)、R(57)およびR(73)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換で
あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(74)R(75)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(74)およびR(75)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(56)、R(57)およびR(73)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリー
ルであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置換されており; R(58)、R(59)、R(60)、R(61)およびR(62)は水素またはメチルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(76)-NH-SO2-であり; R(76)はR(77)R(78)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、SまたはN-R(79)であり; R(77)およびR(78)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(80)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(80)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
かまたはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(77)とR(78)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(79)はR(77)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してNR(84)R(85)であり; R(84)およびR(85)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルであるか、または
一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3 またはN−ベンジルで置き換えられることができるか;またはうちCH2基1個ま
たは2個はCH-CdmH2dm+1で置き換えられることができる〕のヘテロアロイルグア
ニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0188】 (HOE 94/F 123-EP-A 682 017, NZ 272 058) y) 下記式I:
【化348】 〔式中: T、U、V、W、X、YおよびZは相互に独立して窒素または炭素であり; ただし、XとZが同時に窒素であることはなく、 そして、T、U、V、W、X、YおよびZはそれらが窒素である場合には、置
換基を担持せず; そして、これらのうち4個より多くが同時に窒素であることはなく、 R(1)およびR(2)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、(C1-C3)−アルキル
、(C1-C3)−ペルフルオロアルキル、OR(8)、 NR(8)R(9)またはC(=O)N=C(NH2)2
あり; R(8)およびR(9)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、
-C≡N、 Xk-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(10a)-SObm、 R(10b)R(10c)N-CO、R(11)-CO-ま
たはR(12)R(13)N-SO2-であり;ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝
鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; bmは0、1または2であり; pは0、1または2であり; kは0または1であり; qは1、2、3、4、5または6であり; R(10a)、 R(10b)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニル、-CnH2n-R(15)または(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり
; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)はHまたはC1-C4−アルキルであり; あるいは、R(10b)、 R(11)およびR(12)は水素であり; R(10c)および R(13)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(10b)とR(10c)およびR(12)とR(13)は一緒になって、メチレン基4
〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで
置き換えられることができ; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して(C1-C8)−ア
ルキル、-Ca1H2a1R(18)または(C3-C8)−アルケニルであり; alは0、1または2であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニルまたはナフチルであ
り、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよ
びNR(19a)R(19b)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(19a)およびR(19b)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
アルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して(C1-C9)−ヘ
テロアリールであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換
であるか、またはF、C1、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルア
ミノまたはジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換され
ており; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、
【0189】
【化349】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(22)-であり; h、 ad、 ahは相互に独立して0または1であり; i、j、k、ae、af、ag、ao、apおよびakは相互に独立して0、1、2、3ま
たは4であるが; ただし各々の場合、 h、iおよびkが同時に0であることはなく; ad、aeおよびagが同時に0であることはなく;そして ah、aoおよびakが同時に0であることはなく; R(23)、 R(24)、 R(25)およびR(22)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アル
キルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してSR(29)、 -OR(
30)、-NR(31)R(32)または-CR(33)R(34)R(35)であり; R(29)、 R(30)、 R(31)およびR(33)は相互に独立して-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロア
リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(32)、 R(34)およびR(35)は相互に独立してR(29)と同様にして定義されるか、
または水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、
【化350】 であり; R(96)、 R(97)およびR(98)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり、
これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF、
Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
ノまたはベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; Wは酸素、SまたはNR(36)-であり; R(36)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してR(46)X(1)-で
あり; X(1)は酸素、S、NR(47)、 (D=O)A-またはNR(48)C=MN(*)R(49)-であり; Mは酸素またはイオウであり; Aは酸素またはNR(50)であり; DはCまたはSOであり; R(46)は(C1-C8)−アルキル、 (C3-C8)−アルケニル、 (CH2)bCdF2d+1または-CXH 2X -R(51)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; xは0、1、2、3または4であり; R(51)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(52)およびR(53)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
ルキルであり; R(47)、 R(48)およびR(50)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(49)はR(46)と同様に定義され;
【0190】 あるいは、R(46)とR(47)、またはR(46)とR(48)は一緒になって、メチレン基4
〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで
置き換えられることができ; ここでAおよびN(*)はヘテロアロイルグアニジン親構造のフェニル核に結合し
ており; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、-SR(64)、-
OR(65)、 -NHR(66)、 -NR(67)R(68)、 -CHR(69)R(70)または-CR(54)R(55)OH、-C≡C
R(56)、 -CR(58)=CR(57)または-〔CR(59)R(60)〕u-CO-〔CR(61)R(62)〕v-R(63)で
あり; R(64)、 R(65)、 R(66)、 R(67)およびR(69)は同じかまたは異なっていて、-(CH2 )y-(CHOH)z-(CH2)aa-(CHOH)t-R(71)または-(CH2)ab-O-(CH2-CH2O)ac-R(72)であ
り; R(71)およびR(72)は相互に独立して水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; y、z、aaは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(68)、 R(70)、 R(54)およびR(55)は同じかまたは異なっていて、水素または(C 1 -C6)−アルキルであり; あるいは、R(69)とR(70)、またはR(54)とR(55)はそれらを担持している炭素原
子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し、 R(63)は水素、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C8)-シクロアルキルまたは-CeH2e-R(7
3)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(56)、 R(57)およびR(73)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換で
あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(74)R(75)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(74)およびR(75)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(56)、 R(57)およびR(73)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリー
ルであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置換されており; R(58)、 R(59)、 R(60)、 R(61)およびR(62)は水素またはメチルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してR(76)-NH-SO2 -であり; R(76)はR(77)R(78)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、 SまたはN-R(79)であり; R(77)およびR(78)は同じかまたは異なっていて、水素、 (C1-C8)−アルキル、 (
C3-C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(80)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(80)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、 Cl、 CF3、メトキシまたは(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(77)とR(78)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(79)はR(77)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してNR(84a)R(85)
、 OR(84b)、 SR(84c)または-CnH2n-R(84d)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(84d)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(84a)、 R(84b)、 R(84c)およびR(85)は相互に独立して水素、 (C1-C8)−アルキ
ル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキルまたは(CH2)ax-R(84g)であり; axは0、1、2、3または4であり; R(84g)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、 メトキシおよびNR(84u)R(84v)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(84u)およびR(84v)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(84a)とR(85)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2 基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
できる〕の2環ヘテロアロイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0191】 (HOE 94/F 134-EP-A 686 627, NZ 272 103) z) 下記式I:
【化351】 〔式中: R(1)はR(6)-SOmであり; mは0、1または2であり; R(6)は直鎖または分枝鎖の炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、炭素原子1、2、
3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するアルコ
キシまたはフェノキシであり、これは未置換であるかまたは、F、Cl、メチルお
よびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; あるいは、R(2)およびR(3)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロール−
2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、
Cl、Br、I、CN、 炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルカノ
イル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルコキシカルボニ
ル、ホルミル、カルボキシル、CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択さ
れる置換基1〜4個で置換されており; R(4)およびR(5)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2または3個を有する
アルキル、F、Cl、Br、I、CN、 OR(7)、 NR(8)R(9)または-(CH2)n-(CF2)o-CF3
あり; R(7)、 R(8)およびR(9)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または
4個を有するアルキルであり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上許容
し得る塩;
【0192】 (HOE 94/F 168-EP-A 690 048, NZ 272 373) aa) 下記式I:
【化352】 〔式中: R(A)は水素、 F、Cl、Br、I、CN、OH、OR(6)、(C1-C8)−アルキル、Or(CH2)a CbF2b+1、(C3-C8)−シクロアルキルまたはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、 (C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳
香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10
)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立してR(6)と同様に定義され; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; R(B)は独立してR(A)と同様に定義され; xは0、1または2であり; yは0、1または2であり; R(C)は水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(12)、(C1-C8)−アルキル、OP(CH2)fCgF 2g+1 または(C3-C8)−シクロアルキルであり; pは0または1であり; fは0、1、2、3または4であり; gは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(12)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳
香族フェニルまたはベンジルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、
メトキシおよびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(13)およびR(14)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペ
ルフルオロアルキルであり; R(D)は独立してR(C)と同様に定義され; R(1)は水素、 (C1-C8)−アルキル、 -Ot(CH2)dCeF2e+1、(C3-C8)−シクロアルキ
ル、F、Cl、Br、IまたはCNであり; tは0または1であり; dは0、1、2、3または4であり; eは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; ただし、置換基R(A)、 R(B)、 R(C)、 R(D)、 R(1)、 R(2)、 R(4)またはR(5)の少な
くとも1個はOr(CH2)aCbF2b+1、OP(CH2)fCgF2g+1またはOt(CH2)dCeF2e+1基であり
、 そしてR(3)はOt(CH2)dCeF2e+1基ではない〕のペルフルオロアルキル基担持フ
ェニル置換アルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0193】 (HOE 94/F 182-EP-A 690 048, NZ 272 449) ab) 下記式I:
【化353】 〔式中: R(1)はNR(50)R(6)であり、R(50)およびR(6)は相互に独立して水素、(C1-C8)−
アルキルまたは(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり; R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立してR(10)-SOa-、R(11)R(12)N-CO-、
R(13)-CO-またはR(14)R(15)N-SO2-であり; aは0、1または2であり; R(10)、 R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して(C1-C8)−
アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C6)−アルケニルまたは-CabH2 ab -R(16)であり; abは0、1、2、3または4であり; R(16)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(17)R(18)よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; R(17)およびR(18)は相互に独立してH、CF3または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(11)、R(12)、およびまたR(14)とR(15)は一緒になってメチレン基
4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置
き換えられることができ; あるいは、R(11)、R(12)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して水素であり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してSR(21)、 -OR(22)、-
NR(23)R(24)または-CR(25)R(26)R(27)であり; R(21)、 R(22)、 R(23)およびR(25)は相互に独立して-CbH2b-(C1-C9)−ヘテロア
リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; bは0、1または2であり; R(24)、 R(26)およびR(27)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 F、Cl、Br、
I、CN、-(Xa)dg-CdaH2da+1、-(Xb)dh-(CH2)db-CdeF2de+1、(C3-C8)−アルケニル
または-CdfH2dfR(30)であり; (Xa)はO、SまたはNR(33)であり; R(33)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; dgは0または1であり; (Xb)はO、SまたはNR(34)であり; R(34)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; dhは0または1であり; daは0、1、2、3、4、5、6、7、8であり; dbは0、1、2、3、4であり; deは0、1、2、3、4、5、6、7であり; dfは0、1、2、3、4であり; R(30)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリルまたはナフチルは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(31)R(32)よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; R(31)およびR(32)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してNR(40)R(41)または-
(Xe)-(CH2)ebR(45)であり; R(40)およびR(41)は相互に独立して、 水素、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペ
ルフルオロアルキルまたは(CH2)e-R(42)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(42)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、 これは未置換であるか、
またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよびNR(43)R(44)よりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; R(43)およびR(44)は相互に独立してH、CF3または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(40)とR(41)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; (Xe)は0、SまたはNR(47)であり; R(47)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
; ebは0、1、2、3または4であり; R(45)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、 これは未置換であるか、
またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシ、NR(50)R(51)および-(Xfa)-(CH2)ed-(Xfb
)R(46)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; XfaはCH2、O、SまたはNR(48)であり; XfbはO、SまたはNR(49)であり; edは1、2、3または4であり; R(46)はH、(C1-C4)-アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(48)、 R(49)、 R(50)およびR(51)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルま
たは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; ただしここでR(3)およびR(4)は水素ではありえない〕のオルトアミノ置換ベン
ゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0194】 (HOE 94/F 265-NZ 272 946, EP-A 700 904) ac) 下記式I:
【化354】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキ
シドであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; あるいは、3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは-SR(10)、 -OR(10)、 -NR(10)R
(11)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキシドであり、これは未置
換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチル
アミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; aは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
または(C1-C4)−アルキルであり; そして、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立して(C1-C8)−ア
ルキル、 (C2-C8)−アルケニルまたは-CmH2mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(15)R(16)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素またはCH3であり; あるいは、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立して水素、F、
Cl、Br、 I、-C≡N、 X-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(22)-SOu、R(23)R(24)N-CO、 R(25)-
CO-またはR(26)R(27)N-SO2-であり、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖また
は分枝鎖であり; Xは結合、酸素、SまたはNR(28)であり; uは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、 (C2-C 6 )−アルケニル、 -CnH2n-R(29)またはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(28)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; R(29)は、 (C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(30)R(31)よりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)もまた水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になって、メチレン
基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで
置き換えられることができ; あるいは、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立してOR(35)また
はNR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキル、F、Cl、-OR(32)
、 -NR(33)R(34)またはCrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであ
り; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩;
【0195】 (HOE 94/F 266-EP-A 702 001, NZ 272 948) ad) 下記式I:
【化355】 〔式中: R(1)は水素、 F、Cl、Br、I、CN、NO2、OH、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−
シクロアルキル、Oa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; あるいは、R(1)はR(5)-SOmまたはR(6)R(7)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(5)およびR(6)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、
CF3または-CnH2n-R(8)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)はHであり; あるいはR(6)とR(7)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2基1
個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; あるいは、R(1)は-SR(11)、 -OR(11)または-CR(11)R(12)R(13)であり; R(11)は-CpH2p-(C3-C8)−シクロアルキル、 -(C1-C9)−ヘテロアリールまたは
フェニルであり、ここで芳香族系は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(12)、 R(13)は相互に独立してR(11)と同様に定義されるか、または、水素ま
たは(C1-C4)−アルキルであり; pは0、1または2であり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは(C1-C9)−ヘテロ
アリールであり、後者はCまたはNを介して連結しており、これは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(2)は-CF2R(14)、 -CF〔R(15)〕〔R(16)〕、 -CF〔(CF2)q-CF3)〕〔R(15)〕、-
C〔(CF2)r-CF3〕=CR(15)R(16)であり; R(14)は(C1-C4)−アルキルまたは(C3-C6)−シクロアルキルであり; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; qは0、1または2であり; rは0、1または2であり; R(3)はR(1)と同様に定義され; R(4)は水素、(C1-C3)−アルキル、F、Cl、Br、I、CN、 -(CH2)s-(CF2)t-CF3
であり; sは0または1であり; tは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0196】 (HOE 94/F 267-EP-A 700 899, NZ 272 947) ae) 下記式I:
【化356】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは、 -Y-4-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル、 -Y-3-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル、または -Y-2-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル であり、ここでフェニルは各々、未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル
、ヒドロキシル、メトキシおよび-NR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基
1〜2個で置換されており; R(37)およびR(38)は相互に独立して水素または-CH3であり; Yは結合、酸素、-S-または-NR(9)であり; R(9)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; R(7)は-OR(10)または-NR(10)R(11)であり; R(10)およびR(11)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C1-C8)−ア
ルカノイル、-(C1-C8)−アルコキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカル
ボニルであり; あるいは、R(10)はトリチルであり; R(8)は-OR(12)または-NR(12)R(13)であり; R(12)およびR(13)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキルまたはベンジル
であり; kは、0、1、2、3または4であり; そして他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して-(C1-C8)−アルキル
、-(C2-C8)−アルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立してR(18)R(19)N-(C
=Y′)-NH-SO2-であり; Y′は酸素、 -S-または-N-R(20)であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C3-C6)−ア
ルケニルまたは-(CH2)t-R(21)であり; tは0、1、2、3または4であり; R(21)は-(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メトキシおよび-(C1-C4)−アルキルよりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)とR(19)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、-NH-、 -N-CH3または−N−ベンジルで置き換えられること
ができ; R(20)はR(18)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して水素、F、Cl、
Br、 I、-C≡N、 X-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(22)-SOu-、 R(23)R(24)N-CO-、R(25)-CO
-またはR(26)R(27)N-SO2-であり、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または
分枝鎖であり; Xは結合、酸素、-S-または-NR(28)であり; uは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して-(C1-C8)−アルキル、-(C3 -C6)−アルケニル、-(CH2)n-R(29)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(28)は、水素または-(C1-C3)−アルキルであり; R(29)は-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換であ
るか、 またはF、 Cl、 -CF3、メチル、 メトキシおよび-NR(30)R(31)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)は水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または-(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になって、 メチレン
基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、-NH-、 -N-CH3または−N−ベン
ジルで置き換えられることができ; あるいは、他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して-OR(35)または-
NR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または-(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、 -S-、 -NH-、 -N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 -(C1-C4)−アルキル、F、Cl、-OR(32
)、 -NR(33)R(34)または-CrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または-(C1-C3)−アルキルで
あり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩;
【0197】 (HOE 94/F 352-EP-A 713 684, NZ 280 517) af) 下記式I:
【化357】 〔式中: R(1)はR(6)-COまたはR(7)R(8)N-COであり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−アル
ケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
よびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)はH、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−
アルケニルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、 フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
よびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(8)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(2)はR(1)と同様に定義されるか、またはH、OH、 F、 Cl、 Br、 I、CN、NO2、(
C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−アルケニルまた
は-CnH2nR(15)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(16)R(17)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(16)およびR(17)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; あるいは、R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、 これはCまたはNを介し
て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)はSR(18)、-OR(18)、 -NR(18)R(19)または-CR(18)R(19)R(20)で
あり; R(18)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、 ジメ
チルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(19)およびR(20)は相互に独立してR(18)と同様に定義されるか、または水素
、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)はR(21)-SOmまたはR(22)R(23)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(21)は(C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニルまたは-CnH2n-R(24)であり;
【0198】 nは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、 ここで芳香族は未置換であるか、またはF、 Cl、 CF3、メチル、 メトキシお
よびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(27)およびR(28)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(22)はH、 (C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
アルケニルまたは-CnH2n-R(29)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(29)は(C3-C8)−シクロアルキル、 フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(30)R(31)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(30)およびR(31)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(23)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであ
り; あるいは、R(22)とR(23)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、 S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; あるいは、R(2)はR(33)X-であり; Xは酸素、S、NR(34)、 (D=O)A-またはNR(34)C=MN(*)R(35)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(34)であり; DはCまたはSOであり; R(33)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1または-CnH 2n -R(36)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; nは0、1、2、3または4であり; R(36)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(37)およびR(38)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(34)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであ
り; R(35)はR(33)と同様に定義され; あるいは、R(33)とR(34)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、 S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
【0199】 ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
り; あるいは、R(2)は-SR(40)、 -OR(40)、 -NHR(40)、-NR(40)R(41)、 -CHR(40)R(42
)、 -CR(42)R(43)OH、-C≡CR(45)、 -CR(46)=CR(45)または-〔CR(47)R(48)〕u-CO-
〔C(R49)R(50)〕v-R(44)であり; R(40)およびR(41)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)p-(CHOH)q-(CH2)r-(CH
OH)t-R(51)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(51)であり; R(51)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; p、qおよびrは相互に独立して、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(42)およびR(43)は相互に独立して、 水素または(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(42)およびR(43)はそれらを担持している炭素原子と一緒になって
(C3-C8)−シクロアルキルを形成し、 R(44)は水素、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(
45)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(45)はフェニルであり、 これは未置換であるか、 またはF、Cl、CF3、メチル
、メトキシおよびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(52)およびR(53)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(45)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはフェ
ニルのように置換されており; あるいは、R(45)は、 (C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、また
はOH1〜3個で置換されており; R(46)、 R(47)、 R(48)、 R(49)およびR(50)は相互に独立して水素またはメチル
であり; あるいは、R(2)はR(55)-NH-SO2-であり; R(55)はR(56)R(57)N-(C=Y)-であり; Yは酸素、SまたはN-R(58)であり; R(56)およびR(57)は相互に独立して水素、 (C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アル
ケニルまたは-CfH2f-R(59)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(59)は(C5-C7)−シクロアルキル、 フェニルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択され
る置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(56)とR(57)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; R(58)はR(56)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)またはR(2)と同様に定義される
が、ただし、置換基R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)のうち少なくとも1つはOHでな
ければならない〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0200】 (HOE 95/F 007 K-EP-A 723 956, NZ 280 887) ag) 下記式I:
【化358】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)のうち1つはR(6)-A-B-D-であり; R(6)は塩基性のプロトン化可能な基、即ちアミノ基-NR(7)R(8)、アミジノ基R(
7)R(8)N-C〔=N-R(9)〕−またはグアニジノ基
【化359】 であり; R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、
3または4個を有するアルキル基であり; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になってCaH2aとなり; aは4、5、6または7であり; ここでa=5、6または7である場合は、基CaH2aのメチレン基はヘテロ原子
基O、SOmまたはNR(11)で置き換えられることができ、 あるいは、R(8)とR(9)またはR(9)とR(10)またはR(7)とR(10)は基CaH2aとなり
; aは2、3、4または5であり; ここでa=3、4または5である場合は、基CaH2aのメチレン基はヘテロ原子
基O、SOmまたはNR(11)で置き換えられることができ; mは0、1または2であり; R(11)は水素またはメチルであり; あるいは、R(6)は炭素原子1〜9個を有する塩基性の複素芳香族環系であり; AはCbH2bであり; bは1、2、3、4、5、6、7、8、9または10であり; ここで基CbH2b中メチレン基1個または2個は-O-、 -CO-、-CH〔OR(20)〕-、 -S
Om-、 -NR(20)-、 -NR(20)-CO-、 -NR(20)-CO-NH-、-NR(20)-CO-NH-SO2-、
【化360】 そして-SOaa〔NR(19)〕bb-よりなる群から選択される基1つにより置き換えら
れることができ; そして基CbH2b中メチレン基は-CH-R(99)で置き換えられることができ、ここで
R(99)はR(7)と一緒になってピロリジンまたはピペリジン環を形成し; aaは1または2であり; bbは0または1であり; aa+bb=2であり; R(19)は水素または炭素原子1、2、3または4を有するアルキルであり; R(20)は水素またはメチルであり; Bはフェニレンまたはナフチレン基
【0201】
【化361】 であり; R(12)およびR(13)は相互に独立して水素、メチル、F、Cl、Br、 I、CF3また
は-SOw-R(14)であり; R(14)はメチルまたはNR(15)R(16)であり; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; wは0、1または2であり; Dは-CdH2d-Xf-であり; dは0、1、2、3または4であり; Xは-O-、 -CO-、 -CH〔OR(21)〕-、 -SOm-または-NR(21)-であり; fは0または1であり; R(21)は水素またはメチルであり; mは0、1または2であり; そして他の置換基R(1)およびR(2)およびR(3)は各々、相互に独立して水素、F
、Cl、Br、I、-CN、 -(C1-C8)−アルキル、-(C2-C8)−アルケニル、 -NR(35)R(36
)またはR(17)-CgH2g-Zh-であり; gは0、1、2、3または4であり; hは0または1であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、-NH-、-NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; Zは-O-、 -CO-、 -SOv-、 -NR(18)-、 -NR(18)-CO-、 -NR(18)-CO-NH-または-NR(1
8)-SO2-であり; R(18)は水素またはメチルであり; vは0、1または2であり; R(17)は水素、炭素原子3、5または6個を有するシクロアルキルまたはCkF2k +1 -であり; kは1、2または3であり; あるいは、R(17)はピロール−1−イル、ピロール−2−イルまたはピロール
−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、Br、I、-CN、 (C2-C 8 )−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボニル、ホルミル、カルボキシル
、 -CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜4個により
置換されており; あるいは、R(17)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未
置換であるか、またはFおよびCl、 -CF3、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、-NR
(37)R(38)、CH3SO2-およびH2NO2S-よりなる群から選択される置換基1〜3個に
より置換されており; R(37)およびR(38)は水素または-CF3であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)または-CrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2または
3個を有するアルキルであり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩;
【0202】 (HOE 95/F 072-EP-A 738 712, NZ 286 380) ah) 下記式I:
【化362】 〔式中: R(1)およびR(2)は、 相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4、5、6、
7、8、9または10個を有するアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有す
るシクロアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するO−アルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するO-C(=O)−アルキルまたはCmH2m-NR(12)R(13)
ただしR(12)およびR(13)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または
4個を有するアルキルであり、mは0、1、2、3または4であるもの、 NH-C(=O)-NH2、炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-O-アルキル、 C(=
O)-NH2、炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-NH-アルキル、各アルキル
基に炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-N(アルキル)2、炭素原子2、
3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルケニル、 炭素原子2、3、
4、5、6、7、8、9または10個を有するアルキニル、 アルキル基に炭素原子
1、2、3または4個を有するアルキルアリール、 アルケニル基に炭素原子2、
3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルケニルアリール、 アルキニ
ル基に炭素原子2、3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルキニル
アリール、C1-C4−アルキル−置換アリール、C1-C4−アルキルヘテロアリール、
C1-C4−アルケニルヘテロアリール、アルキル基に炭素原子1、2、3または4
個を有するアミノアルキルアリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換
ヘテロアリールであり; R(3)、 R(4)、 R(5)およびR(6)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4
、5、6、7、8、9または10個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
5、6、7、8、9または10個を有するO−アルキル、ハロゲン、(例えばF、
Cl、Br、I)、OH、 アリール、 置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリ
ール、O−低級アルキル、O−アリール、O−低級アルキルアリール、O−置換
アリール、O−低級アルキル−置換アリール、O-C(=O)-C1-C4−アルキルアリー
ル、 O-C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、O-C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、NO2、CN、 CF3、N
H2、NH-C(=O)-C1-C4−アルキル、 NH-C(=O)-NH2、COOH、 C(=O)-O-C1-C4−アルキル、
C(=O)-NH2、C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、 C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、C1-C4-COO
H、 C1-C4−アルキル−C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 SO3H、 SO2−アルキル、 SO2
アルキルアリール、 SO2-N-(アルキル)2、SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)、
C(=O)-R(11)、 C1-C10−アルキル−C(=O)-R(11)、 C2-C10−アルケニル−C(=O)-R(
11)、 C2-C10−アルキニル−C(=O)-R(11)、 NH-C(=O)-C1-C10−アルキル−C(=O)-R
(11)、 O-C1-C11−アルキル−C(=O)-R(11)であり; R(11)はC1-C4−アルキル、C1-C4−アルキニル、アリール、置換アリール、NH 2 、NH-C1-C4−アルキル、 N-(C1-C4−アルキル)2、SO3H、 SO2−アルキル、SO2−ア
ルキルアリール、 SO2-N-(アルキル)2、SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)であ
り; XはO、SまたはNHであり; R(7)、R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して水素、アルキル、シクロアル
キル、アリール、アルキルアリールであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって5、6または7員ヘテロ環の一部を形成
し; Aは存在しないか、または非毒性の有機または無機の酸である〕のインデノイ
ルグアニジン;
【0203】 (HOE 95/F 109-EP 748 795, NZ 286 583) ai) 下記式I:
【化363】 〔式中: R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-Y-〔4-R(8)−フェニル〕、-Y-〔3-R(
8)−フェニル〕または-Y-〔2-R(8)−フェニル〕であり、ここでフェニルは各々
、未置換であるか、またはF、Cl、 -CF3、メチル、ヒドロキシル、メトキシおよ
び-NR(96)R(97)よりなる群から選択される置換基1〜2個で置換されており; R(96)およびR(97)は相互に独立して水素または-CH3であり; Yは結合、CH2、酸素、-S-または-NR(9)であり; R(9)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(8)はSOa〔NR(98)〕bNR(99)R(10)であり; aは1または2であり; bは0または1であり; a+b=2であり; R(98)、 R(99)およびR(10)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、ベン
ジル、-(C2-C8)−アルキレン−NR(11)R(12)、 (C2-C8)−アルキレン−NR(13)-(C2 -C8)−アルキレン−NR(37)R(38)または(C0-C8)−アルキレン−CR(39)R(40)CR(41
)R(42)(C0-C8)−アルキレン−NR(43)R(44)であり; R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(37)、 R(38)、 R(43)およびR(44)は相互に独立して水
素、 -(C1-C8)−アルキルまたはベンジルであり; R(39)、 R(40)、 R(41)およびR(42)は相互に独立して水素、 -(C1-C8)−アルキル
または-(C0-C3)−アルキレンフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか
、またはF、Cl、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基
1〜3個で置換されており; あるいは、R(99)とR(10)は一緒になってメチレン基4〜6個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -N-CH3または−N−ベンジルで置き換えられること
ができ; あるいは、R(8)はSOa〔NR(98)〕bNR(95)-C〔=N-R(94)〕-NR(93)R(92)であり; R(92)、 R(93)、 R(94)およびR(95)は相互に独立して水素または炭素原子1、2
、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロ
ール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、また
はF、Cl、Br、I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボ
ニル、 ホルミル、 カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選
択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル
、-(C2-C8)−アルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、-Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり;
【0204】 あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-Q-4-〔(CH2)k-CHR(17)-(C
=O)R(20)〕−フェニル、 -Q-3-(CH2)k-CHR(17)-(C=O)R(20)〕−フェニルまたは-Q
-2〔(CH2)k-CHR(17)-(C=O)R(20)〕−フェニルであり、ここでフェニルは各々、
未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル、ヒドロキシル、 メトキシおよび-
NR(35)R(36)よりなる群から選択される置換基1〜2個で置換されており; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または-CH3であり; Qは結合、酸素、-S-または-NR(18)であり; R(18)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; R(17)は-OR(21)または-NR(21)R(22)であり; R(21)およびR(22)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C1-C8)−ア
ルカノイル、-(C1-C8)−アルコキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカル
ボニルであり; あるいは、R(21)はトリチルであり; R(20)は-OR(23)または-NR(23)R(24)であり; R(23)、 R(24)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキルまたはベンジルであ
り; kは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリール
であり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)、 -CR(25
)R(26)R(27)であり; R(25)は-CfH2f-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジ
メチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリール
−N−オキシドであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして未置換
であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチル
アミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して-SR(28)、 -OR(28)、 -NR(28
)R(29)または-CR(28)R(29)R(30)であり; R(28)は-CgH2g-(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキシドであり、これは未置
換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、 アミノ、 メチ
ルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; gは0、1または2であり: R(29)、 R(30)は相互に独立してR(28)と同様に定義されるか、または水素また
は(C1-C4)−アルキルであり;
【0205】 あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、 I、-C
≡N、 T-(CH2)h-(CiF2i+1)、 R(31)SO1-、 R(32)R(33)N-CO-、 R(34)-CO-またはR(45
)R(46)N-SO2であり、 ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり
; Tは結合、酸素、-S-または-NR(47)であり; lは0、1または2であり; hは0、1または2であり; iは1、2、3、4、5または6であり; R(31)、 R(32)、 R(34)およびR(45)は相互に独立して-(C1-C8)−アルキル、-(C3 -C6)−アルケニル、(CH2)nR(48)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(47)は水素または炭素原子1、2または3個を有するアルキルであり; R(48)は、-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換で
あるか、 またはF、 Cl、 -CF3、メチル、 メトキシおよび-NR(49)R(50)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(49)およびR(50)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキ
ルであり; あるいは、 R(32)、 R(34)およびR(45)は水素であり; R(33)およびR(46)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; あるいは、R(32)とR(33)、およびR(45)とR(46)は一緒になって、 メチレン基5
または6個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、-NH-、 -NCH3または−N−ベン
ジルで置き換えられることができ; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立してR(51)-A-G-D-であり; R(51)は塩基性のプロトン化可能な基、 即ちアミノ基-NR(52)R(53)、 アミジノ
基R(52)R(53)N-C〔=N-R(54)〕−またはグアニジノ基R(52)R(53)N-C〔=N-R(54)〕
-NR(55)-であり; R(52)、 R(53)、 R(54)およびR(55)は相互に独立して水素または炭素原子1、2
、3または4個を有するアルキル基であり; あるいは、R(52)とR(53)は基CαH2αとなり; αは4、5、6または7であり、 ここでα=5、6または7である場合は、基CαH2αの炭素原子はヘテロ原
子基O、SOdまたはNR(56)で置き換えられることができ、 あるいは、R(53)とR(54)またはR(54)とR(55)またはR(52)とR(55)は基CyH2y
なり; yは2、3、4または5であり; ここでy=3、4または5である場合は、基CyH2yの炭素原子はヘテロ原子基
O、SOdまたはNR(56)で置き換えられることができ; dは0、1または2であり; R(56)は水素またはメチルであり; あるいは、R(51)は炭素原子1〜9個を有する塩基性の複素芳香族環系であり
; Aは基CeH2eであり; eは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9または10であり; ここで、基CeH2e中、炭素原子は基-O-、 -CO-、 -CH〔OR(57)〕-、-SOr-、 -NR(5
7)-、 -NR(57)-CO-、 -NR(57)-CO-NH-、 -NR(57)-CO-NH-SO2-または-NR(57)-SO2-の
1つにより置き換えられることができ; rは0、1または2であり; Gはフェニレン基
【化364】 であり; R(58)およびR(59)は相互に独立して水素、 メチル、 メトキシ、 F、Cl、Br、 I
、CF3または-SOs-R(60)であり; R(60)はメチルまたはNR(61)R(62)であり; R(61)およびR(62)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; Dは-CvH2v-Ew-であり; vは0、1、2、3または4であり; Eは-O-、 -CO-、 -CH〔OR(63)〕-、-SOaa-または-NR(63)-であり; wは0または1であり; aaは0、1または2であり; R(63)は水素またはメチルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-CF2R(64)、 -CF〔R(65)〕〔
R(66)〕、-CF〔(CF2)q-CF3〕〔R(65)〕、 -C〔(CF2)p-CF3〕=CR(65)R(66)であり
; R(64)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原子3、
4、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(65)およびR(66)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; qは0、1または2であり; pは0、1または2であり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して-OR(67)または-NR(67)R(68
)であり; R(67)およびR(68)は相互に独立して水素、または炭素原子1、2、3、4、5
または6個を有するアルキルであり; あるいは、R(67)とR(68)は一緒になってメチレン基4、5、6または7個とな
り、うちCH2基1個は酸素、 -S-、 SO2、-NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き
換えられることができ; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキル、F、Cl、 -OR(69)、 -NR(70)R(71)または-CzF2z+1であり; R(69)、 R(70)およびR(71)は相互に独立して水素または炭素原子1、2または
3個を有するアルキルであり; Zは1、2、3または4であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルであり; Xは酸素またはNR(72)であり; R(72)は水素または炭素原子1、2または3個を有するアルキルである〕のベ
ンジルオキシカルボニルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0206】 (HOE 95/F 115-EP 744 397, NZ 286 622) ak) 下記式I:
【化365】 〔式中: R(6)は水素、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−シクロアルキルまたはフェニルで
あり、 ここでフェニル基は未置換であるか、 またはF、Cl、CF3、メチル、メト
キシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(9)およびR(10)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
ルキルであり; R(7)は独立してR(6)と同様に定義され; R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して水素またはFであり; ただしここで基R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)のうち少なくとも1つはフ
ッ素でなければならない〕のフルオロフェニル基担持アルケニルカルボン酸グア
ニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0207】 (HOE 95/F 167-NZ 299 015) al) 下記式I:
【化366】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して炭素原子1、2、3、4、5、6、7または
8個を有するアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有するアルケニル、CF 3 または-CnH2n-R(7)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(6)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(7)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは
フェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(8)およびR(9)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルで
あり; あるいは、R(5)は水素であり; あるいは、R(5)およびR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; あるいは、R(1)は-Op-(CH2)q-(CF2)r-CF3であり; pは0または1であり; qは0、1または2であり; rは0、1、2または3であり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)、R(11)およびR(12)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4、
5、6、7または8個を有するアルキル、-CsH2s-(C3-C6)−シクロアルキル、 ま
たは、 ピリジル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリルまたはフェ
ニルよりなる群から選択される芳香族系であり; sは0、1または2であり; ここで芳香族系ピリジル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル
およびフェニルは未置換であるか、または、F、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒド
ロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択され
る置換基1〜3個で置換されており; R(2)は-(CH2)u-(CF2)t-CF3であり; tは0、1、2または3であり; uは0または1であり; R(3)は水素または独立してR(1)と同様に定義される〕のベンゾイルグアニジン
およびその製薬上許容し得る塩;
【0208】 (HOE 95/F 173-NZ 299 052) am) 下記式I:
【化367】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)の少なくとも1つは-Xa-Yb-Ln-Uで
あり; XはCR(16)R(17)、 O、SまたはNR(18)であり; R(16)、 R(17)およびR(18)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
アルキルであり; aは0または1であり; Yは炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレン、ア
ルキレン基に炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレ
ン−T、T、アルキレン基に炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
有するT−アルキレンであり; TはNR(20)、 O、Sまたはフェニレンであり、ここでフェニレンは未置換であ
るか、またはF、Cl、CF3、メチル、 メトキシおよびNR(21)R(22)よりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; R(20)、 R(21)およびR(22)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
アルキルであり; bは0または1であり; LはO、S、NR(23)またはCkH2kであり; kは1、2、3、4、5、6、7、8であり; nは0または1であり; UはNR(24)R(25)または炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個
を有するN含有複素環であり; R(24)およびR(25)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3、4、5、6、7また
は8個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(24)とR(25)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
; ここでN含有複素環はN−またはC−架橋されており、未置換であるかまたは
、F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(27)R(28)よりなる群から選択される
置換基1〜3個で置換されており; R(23)、 R(27)およびR(28)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
アルキルであり; そして、他の置換基R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は各々、相互に独立し
てH、F、Cl、 Br、 I、CN、 -On-CmH2m+1、-Op-(CH2)s-CqF2q+1または-CrH2rR(10
)であり; nは0または1であり; mは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; pは0または1であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; sは0、1、2、3または4であり; rは0、1、2、3または4であり; R(10)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまた
はフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、または、F、Cl、CF3
メチル、メトキシおよびNR(11)R(12)よりなる群から選択される置換基1〜3個
で置換されており; R(11)およびR(12)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、 I、CN、 炭素原子1、2
、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5、6
、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換で
あるか、または、F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(14)およびR(15)は相互に独立してH、 炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
である〕の置換ケイヒ酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0209】 (HOE 95/F 220-NZ 299 052) an) 下記式I:
【化368】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つはR(6)-C(OH)2-であり; R(6)は炭素原子1、2または3個を有するペルフルオロアルキルであり、これ
は直鎖または分枝鎖であり; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、OH、F、Cl、
Br、 I、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素原子3
、4、5または6個を有するシクロアルキル、炭素原子1、2、3または4個を
有するアルコキシまたはフェノキシであり、これは、未置換であるか、または、
F、Cl、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してアルキル-SOx
-CR(7)=CR(8)R(9)または-C≡CR(9)であり; xは0、1または2であり; R(7)は水素またはメチルであり; R(8)およびR(9)は相互に独立して、 水素、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル
またはフェニルであり、これは未置換であるか、または、F、Cl、CF3、メチル
およびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してフェニル、C6H5 -(C1-C4)−アルキル、 ナフチル、ビフェニリル、キノリニル、イソキノリニル
またはイミダゾリルであり、ここで、キノリニル、イソキノリニルまたはイミダ
ゾリルはCまたはNを介して結合しており、そして、フェニル、C6H5-(C1-C4)−
アルキル、 ナフチル、ビフェニリル、キノリニル、イソキノリニルまたはイミダ
ゾリルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、
アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1
〜3個で置換されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してSR(10)、 -OR(10
)、 -CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CfH2f-(C3-C8)−シクロアルキル、 キノリニル、イソキノリニル、 ピ
リジニル、 イミダゾリルまたはフェニルであり、ここで芳香族系キノリニル、イ
ソキノリニル、ピリジニル、イミダゾリルおよびフェニルは未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、水素または
炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2または3個を有するア
ルキル、F、Cl、 Br、 I、CN、 OR(13)、 NR(14)R(15)、 -(CH2)n-(CF2)o-CF3であ
り; R(13)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルであり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上許容
し得る塩;
【0210】 (HOE 95/F 253-NZ 299 682) ao) 下記式I:
【化369】 〔式中: 3つの置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つは、ベンゾイルグアニジ
【化370】 であり、これは未置換であるか、またはフェニル部分において、炭素原子1、2
、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、2、3、4、
5、6、7または8個を有するアルケニル、-(CH2)m-R(14)、F、Cl、Br、I、-C
≡N、 CF3、R(22)SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(25)-CO-、 R(26)R(27)N-SO2、-OR(35)
、-SR(35)または-NR(35)R(36)よりなる群から選択される基1〜4個により置換
されており; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)-シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
か、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群から
選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して炭素原子1、2、3、4、
5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7また
は8個を有するアルケニル、(CH2)nR(29)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4個であり; R(29)は-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(30)R(31)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキ
ルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)は水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になってメチレン基
5〜6個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジ
ルで置き換えられることができ; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; あるいは、R(35)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-
CF3、メチル、 メトキシ、 SO2R(5)、 SO2NR(6)R(7)および-NR(32)R(33)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(5)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキルであり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルであり; R(32)およびR(33)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; あるいは、R(35)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、 アミノ、メチルアミノおよ
びジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々、相互に独立して、炭素原子1
、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、(CH2)pR(10)であり; pは0、1、2、3または4であり; R(10)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル
、メトキシ、-SO2NR(17)R(8)および-SO2R(9)よりなる群から選択される置換基1
〜3個で置換されており; R(17)およびR(8)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; R(9)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは他の基R(1)およびR(3)は各々水素であり; R(4)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルである〕の
スルホンイミドアミドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0211】 (HOE 95/F 265-NZ 299 739) ap) 下記式I:
【化371】 〔式中: R(1)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルまた
はNR(7)R(8)であり; R(7)およびR(8)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5、6
、7または8個を有するアルキルであり; R(2)は水素、 炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
ルまたは-SO2R(9)であり; R(9)は独立してR(1)と同様に定義され; R(3)は水素、 -SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、 これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
; R(4)は水素、F、Cl、Br、 I、OH、 -C≡N、 CF3、炭素原子1、2、3、4、5
、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または
8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; R(5)およびR(6)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
容し得る塩:
【0212】 (HOE 95/F 269 K-EP-A 774 458) aq) 下記式I:
【化372】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)およびR(4)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; そして他の基R(1)、 R(2)、R(3)およびR(4)は各々: R(1)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、F、Cl、Br、
I、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルであり; R(2)およびR(4)は相互に独立して水素、 F、Cl、Br、 I、OH、 -CN、CF3、-CO-N
=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR
(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロール−
2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、
Cl、Br、I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボニル、
ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択され
る置換基1〜4個により置換されており; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立してR(22)-SO2-、R(23)R(24)N-CO-、R
(28)-CO-またはR(29)R(20)N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立して-OR(35)または-NR(35)R(36)であ
り; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(3)は水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、 これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
; R(5)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、F、Cl、Br、I、X-
(CH2)y-CF3またはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、 メチル、メトキシおよび-NR(6)R(7)よりなる群から選択される置換基1〜3個
で置換されており; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または-CH3であり; Xは結合または酸素であり; yは0、1または2である〕のベンゼンジカルボン酸ジグアニジドおよびその
製薬上許容し得る塩;
【0213】 (HOE 95/F 269 BK-EP-A 774 457) ar) 下記式I:
【化373】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)およびR(5)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; そして他の基R(1)、 (R2)、 R(3)およびR(5)は各々: R(1)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4を有するアルキルであり; R(2)は水素、F、Cl、 Br、I、OH、 -CN、 CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素1、2、3
、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; あるいは、R(2)はR(22)-SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(28)-CO-またはR(29)R(30)
N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、 R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、R(2)は-OR(35)または-NR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(3)は水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
; R(4)はCF3、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
ル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニル、-(C3-C8)
−シクロアルキルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; あるいは、R(4)はフェニルであり、これはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
よび-NR(15)R(16)よりなる群から選択される置換基2、3、4または5個で置換
されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素またはCH3である〕のベンゼンジカル
ボン酸ジグアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0214】 (HOE 96/F 013-EP-A 787 717) as) 下記式I:
【化374】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)、R(4)およびR(5)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; 他の基R(1)およびR(5)は各々相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または
4個を有するアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
たは4を有するアルキルであり; 他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立して水素、F、Cl、 Br、I、OH、-CN、
CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有する
アルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまた
は-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立してピロール−1−イル、
ピロール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、Br、 I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、(C2-C8)−アルコキシカ
ルボニル、ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群か
ら選択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々R(22)-SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(28)
-CO-またはR(29)R(30)N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、 R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立して-OR(35)または-NR(35)
R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
でき; 他の基R(3)は各々水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)
R(27)であり; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
; 基R(6)、 R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; 他の基R(6)およびR(10)は各々相互に独立して水素、炭素原子1、2、3また
は4個を有するアルキル、F、Cl、-OR(132)、 -NR(133)R(134)またはCF3であり
; R(132)、 R(133)およびR(134)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3
または4個を有するアルキルであり; 他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、OH、-CN、
CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有する
アルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまた
は-(CH2)mmR(114)であり; mmは0、1または2であり; R(114)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(115)R(116)よりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(115)およびR(116)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立してピロール−1−イル、
ピロール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、
またはF、Cl、Br、 I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、(C2-C8)−アルコキシカ
ルボニル、ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群か
ら選択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々R(122)-SO2-、 R(123)R(124)N-CO-、R(
128)-CO-またはR(129)R(130)N-SO2であり; R(122)およびR(128)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(123)、 R(124)、 R(129)およびR(130)は相互に独立して水素またはメチルであ
り; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立して-OR(135)または-NR(13
5)R(136)であり; R(135)およびR(136)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5
または6個を有するアルキルであり; あるいは、R(135)とR(136)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH 2 基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられること
ができ; 他の基R(8)は各々水素、-SR(125)、 -OR(125)、 -NR(125)R(126)または-CR(125)
R(126)R(127)であり; R(125)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(125)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(126)およびR(127)は相互に独立してR(125)と同様に定義されるか、または水
素または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであ
り; Aは存在しないか、または-NR(11)-CO-、 -NR(12)-CO-NR(13)-、-NR(17)-CO-NR
(18)-SO2-、 -NR(19)-SO2-、 -SO2-NR(19)-SO2-、-SO2-NR(19)-CO-、-O-CO-NR(19)
-SO2-または-CR(20)=CR(21)-であり; R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(17)、R(18)、 R(19)、 R(20)およびR(21)は相互に独立
して水素または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
ルである〕のジアリールジカルボン酸ジグアニジドおよびそのその製薬上許容し
得る塩;
【0215】 (HOE 96/F 026-EP-A 790 245) at) 下記式I:
【化375】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つは-Op-(CH2)s-CqF2q+1、R(40)C
O-またはR(31)SOk-であり; pは0または1であり; sは0、1、2、3または4であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; kは0、1または2であり; R(40)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニ
ルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチルおよびメトキシ
よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(31)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニ
ルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチルおよびメトキシ
よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(31)はNR(41)R(42)であり; R(41)およびR(42)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルで
あり; あるいは、R(41)とR(42)は一緒になってメチレン基4または5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
き; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立してH、F、Cl、Br
、I、CN、 -Ona-CmaH2ma+1または-OgaCraH2raR(10)であり; naは0または1であり; maは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; gaは0または1であり; raは0、1、2、3または4であり; R(10)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまた
はフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メ
チルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、CN、 炭素原子1、2
、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5、6
、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換で
あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群か
ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(14)およびR(15)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4個を有す
るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
である〕の置換チオフェニルアルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0216】 (HOE 96/F 032-EP-A 791 577) au) 下記式I:
【化376】 〔式中: R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、Cl、Br、I、(C1-C8)−アルキル、(
C3-C8)−シクロアルキルまたは-OR(5)であり; R(5)は(C1-C8)−アルキルまたは-CdH2d-(C3-C8)−シクロアルキルであり; dは0、1または2であり; ここで2置換基R(2)およびR(3)の一方は常に水素であるが、ただし両置換基R(
2)およびR(3)が同時に水素であることはない〕のオルト置換ベンゾイルグアニジ
ンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0217】 (HOE 96/F 042-EP-A 794 171) av) 下記式I:
【化377】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7ま
たは8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
キル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまたは
Xa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、S、NR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
ルまたはナフチルは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよび
NR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立してHまたは炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
CfH2f−シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
炭素原子または窒素原子を介して連結しており、これは各々未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
)、-C〔R(15)R(16)OH〕、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
OH)j-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、炭素原子1、2、3、
4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭素
原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
キルを形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、
メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
れており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
するヘテロアリールであり、これは未置換であるかまたは、フェニルの場合と同
様に置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
であり、これは未置換であるか、または、OH 1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
ルキルであり; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じかまたは異なっていて、水素
、またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
であり; mは1、2、3または4であり; R(2)およびR(3)はR(1)と同様に定義され; R(4)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルである〕のベンゾイル
グアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0218】 (HOE 96/F 043-EP-A 794 172) aw) 下記式I:
【化378】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7ま
たは8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
キル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまたは
Xa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、S、NR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
ルまたはナフチルは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよび
NR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は独立してHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するア
ルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
CfH2f−シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換である
か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
炭素原子または窒素原子を介して連結しており、これは各々未置換であるか、ま
たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
)、-C〔R(15)R(16)OH〕、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
OH)j-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、炭素原子1、2、3、
4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭素
原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
キルを形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル
、メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
されており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
するヘテロアリールであり、これは未置換であるかまたは、フェニルの場合と同
様に置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
であり、これは未置換であるか、または、OH 1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
ルキルであり; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じかまたは異なっていて、水素
、またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
であり; mは1、2、3または4であり; 2つの置換基R(2)およびR(3)の一方はヒドロキシルであり; そして置換基R(2)およびR(3)のもう一方は各々R(1)と同様に定義され; R(4)
は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または
4個を有するアルコキシ、F、Cl、Br、Iまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3であり; nは0または1であり; oは0または1である〕のオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0219】 (HOE 96/F 135-EP-A 810 207) ax) 下記式I
【化379】 〔式中: R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、R(10)-SOa-またはR(14)R(15)-N-SO2 -であり; aは0、1または2であり; R(10)、R(14)およびR(15)は相互に独立して、炭素原子1、2、3、4、5、
6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7また
は8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有する
アルケニルまたは-CabH2ab-R(16)であり; abは0、1、2、3または4であり; R(16)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、または
フェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
シおよびNR(17)R(18)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
り; R(17)およびR(18)は相互に独立して、水素、CF3または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルであり; あるいは、R(14)およびR(15)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられること
ができ; または R(14)およびR(15)は水素であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、SR(21)、 -OR(22)、 -NR(2
3)R(24)または-CR(25)R(26)R(27)であり; R(21)、 R(22)、 R(23)およびR(25)は相互に独立して、-CbH2b-(C1-C9)ヘテロア
リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、ヒ
ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
れる置換基1〜3個で置換されており; bは0、1または2であり; R(24)、 R(26)およびR(27)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3また
は4個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフル
オロアルキルであり;
【0220】 あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、F、Cl、 Br、I、C
N、 -(Xa)dg-CdaH2da+1、-(Xb)dh-(CH2)db-CdeF2de+1、炭素原子3、4、5、6、
7または8個を有するアルケニルまたは-CdfH2dfR(30)であり; (Xa)は酸素、イオウまたはNR(33)であり; R(33)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; dgは0または1であり; (Xb)は酸素、イオウまたはNR(34)であり; R(34)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; dhは0または1であり; daは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; dbは0、1、2、3または4であり; deは0、1、2、3、4、5、6または7であり; dfは0、1、2、3または4であり; R(30)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニ
リルまたはナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
およびNR(31)R(32)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
; R(31)およびR(32)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルま
たは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、 NR(40)R(41)または-(Xe)
-(CH2)ebR(45)であり; R(40)およびR(41)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3、4、5、6
、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または
8個を有するペルフルオロアルキルまたは(CH2)e-R(42)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(42)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキルまたはフ
ェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシお
よびNR(43)R(44)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(43)およびR(44)は相互に独立して、 水素、CF3または炭素原子1、2、3ま
たは4個を有するアルキルであり;
【0221】 あるいは、R(40)およびR(41)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられるこ
とができ; (Xe)は酸素、イオウまたはNR(47)であり; R(47)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; ebは0、1、2、3または4であり; R(45)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキルまたはフ
ェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
、NR(50)R(51)および-(Xfa)-(CH2)ed-(Xfb)R(46)よりなる群から選択される置換
基1〜3個で置換されており; XfaはCH2、酸素、イオウまたはNR(48)であり; Xfbは酸素、 イオウまたはNR(49)であり; R(48)、 R(49)、 R(50)およびR(51)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
ルであり; edは1、2、3または4であり; R(46)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、 -CHR(52)R(53)であり; R(52)は-(CH2)g-(CHOH)h-(CH)i-(CHOH)k-R(54)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-
R(54)であり; R(54)は水素またはメチルであり; g、h、iは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; kは1、2、3または4であり; R(53)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、-C(OH)R(55)R(56)であり
; R(55)およびR(56)は同じか、または異なっていて、 水素または炭素原子1、2
、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(55)およびR(56)は一緒になって、炭素原子3、4、5または6個
を有するシクロアルキルであり; あるいは、R(55)は-CH2OHであり; そして、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、炭素原子1、2、3または4個を有するア
ルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するアルコキシ、OH、 F、Cl、 Br、
I、CN、 -On-(CH2)o-(CF2)p-CF3であり; nは0または1であり; oは0、1または2であり; pは0、1または2である〕のビスオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびそ
の製薬上許容し得る塩;
【0222】 (HOE 96/F 136-EP-A 810 205) ay) 下記式I
【化380】 〔式中: R(2)、 R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)は相互に独立して、H、F、
Cl、 Br、 I、 CN、 NO2、CF3、C2F5またはXaYbZであり; XはO、 S、NR(10)、 CR(11)R(12)、 C=O、 C(=O)NR(10)、 C(=O)O、 SO、 SO2、SO 2 NR(10)、 OC=O、 NR(10)C=OまたはNR(10)SO2であり、ここでナフタレン環との結
合は各々の場合左の原子により行われ; R(10)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、
5または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフ
ルオロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキ
ルであり; aは0または1であり; YはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
;これらのCH2基の1個がO、S、NR(13)またはo−、p−もしくはm−フェニ
レンで置き換えられることができ; R(13)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5または6個を有するシクロアルキルであり; bは0または1であり; ZはH、炭素原子1、2、3、4、5、6または7個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、C(=O)R(15)、 SO2R(15)
、 NR(16)R(17)またはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 B
r、 CF3、メチル、メトキシ、およびNR(21)R(22)よりなる群から選択される置換基
1〜3個により置換されており; R(21)およびR(22)は相互に独立して、Hまたは炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロア
ルキルであり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)cNR(18)R(19)またはOR(20)であり; cは2または3であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
ニル)で置き換えられることができ; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うち
CH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェニ
ル)で置き換えられることができ; あるいは、Zは炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有する
N含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して結合し、そして
未置換であるか、またはF、Cl、 Br、CF3、メチル、メトキシおよびNR(21)R(22)
よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; 但し、R(4)がアルコキシ基である場合、置換基(R2)、R(3)、 R(5)、 R(6)、 R(7)
およびR(8)の少なくとも1個は水素ではない〕の置換1−ナフトイルグアニジン
およびその製薬上許容し得る塩;
【0223】 (HOE 96/F 137-EP-A 810 206) az) 下記式I
【化381】 〔式中: 置換基R(1)、 R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)の少なくとも1個はXY a WZまたはX′YaWZ′であり; XはO、S、NR(10)またはCR(11)R(12)であり; R(10)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、
5または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフ
ルオロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキ
ルであり; YはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
、ここでこれらCH2基の1個はO、S、NR(13)またはo−、p−もしくはm−フ
ェニレンで置き換えられることができ; R(13)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5または6個を有するシクロアルキルであり; aは0または1であり; WはCH2、SO2、S(=O)(=NH)または、Wが基XYaのヘテロ原子に直ちに続いていな
いときは、またOまたはNR(14)であり; R(14)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5または6個を有するシクロアルキルであり; ZはC(=O)R(15)、 SO2R(15)または、WがOまたはNR(14)でないときは、またNR
(16)R(17)であり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)bNR(18)R(19)またOR(20)であり; bは2また3であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり;
【0224】 あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
ニル)で置き換えられることができ; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
ニル)で置き換えられることができ; X′はC=O、 C(=O)NR(30)、 C(=O)O、 SO、 SO2、SO2NR(30)、 OC=O、 NR(30)C=Oまた
はNR(30)SO2であり; ここでナフタレン環の連結は各々の場合左で原子を経て行われ; R(30)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; Z′はC(=O)R(15)、 SO2R(15)、 炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8また
は9個を有するN含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して
結合し、そして未置換であるか、またはF、Cl Br、 CF3、メチル、メトキシおよ
びNR(21)R(22)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており
; R(21)およびR(22)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
ルであり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)bNR(18)R(19)またはOR(20)であり; R(18)およびR(19)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペル
フルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
ニル)で置き換えられることができ; bは2または3であり; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; あるいは、Z′は、WがOまたはNR(14)でないときは、NR(16)R(17)であり; R(16)およびR(17)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペル
フルオロアルキルであり;
【0225】 あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になって、4〜5個のメチレン基となり、
うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフ
ェニル)で置き換えられることができ; そして各々の場合上述した定義がいずれも該当していない残りの置換基R(1)、
R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)は相互に独立して、H、F、Cl、 Br、
I、CN、 NO2、CF3、C2F5またはVpQqUであり; VはO、S、SO、 SO2、NR(60)、 OC=O、 C=O、 C(=O)NR(60)、 C(=O)OまたはCR(66)
R(67)であり; R(60)、 R(66)およびR(67)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5
または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフル
オロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル
であり; pは0または1であり; QはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
、ここでこれらCH2基の1個はO、S、NR(68)またはo−、p−もしくはm−フ
ェニレンで置き換えられることができ; R(68)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
、5または6個を有するシクロアルキルであり; qは0または1であり; UはH、炭素原子1、2、3、4、5、6または7個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、C(=O)R(65)、 SO2R(65)
、 NR(61)R(62)またはフェニレンであり、 これは未置換であるか、またはF、Cl
、Br、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(63)R(64)よりなる群から選択される置換
基1〜3個で置換されていて; R(63)およびR(64)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
ルであり; R(65)はN=C(NH2)2、NR(61)R(62)またはOR(60)であり; R(61)およびR(62)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(61)およびR(62)は、 一緒になって、メチレン基4〜5個となり、
うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフ
ェニル)で置き換えられることができ; あるいは、Uは炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有する
N含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して連結され、そし
て未置換であるか、またはF、Cl、 Br、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(63)R(64
)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; そして置換基R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)の少なくとも1個は水素ではない〕
の置換2−ナフトイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩;
【0226】 (HOE 96/F 141-EP-A 811 610) ba) 下記式I
【化382】 〔式中: R(1)は、H、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個
を有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
ルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまた
はXa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、イオウまたはNR(9)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(9)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
ルまたはナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよ
びNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立して、Hまたは炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
CfH2f-シクロアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を
有するヘテロアリールまたはフェニルであり、ここでヘテロアリールおよびフェ
ニルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミ
ノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3
個により置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立して、 R(10)と同様に定義されるか、 または水
素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
炭素または窒素原子を介して連結されており、基の各々は未置換であるか、また
はF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジ
メチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており、
【0227】 あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
)、 -C〔R(15)R(16)〕OH、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じか、または異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(
CHOH)kk-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
; kkは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じか、または異なっていて、水素、炭素原子1、2、3
、4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭
素原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
ルキルであり; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル
、メトキシ、およびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個によ
り置換されており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
するヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置
換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
であり、これは未置換であるか、または1〜3個のOHにより置換されており; あるいは、 R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルであ
り; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じか、または異なっていて、水
素またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
であり; mは1、2、3または4であり; 2個の置換基R(2)およびR(3)の1個は-O-CO-R(27)であり; R(27)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェニル、ビ
フェニリル、ナフチル、ピリジルまたはキノリニルであり、ここでフェニル、ビ
フェニリル、ナフチル、ピリジルまたはキノリルは未置換であるか、またはF、
Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1
〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立して、水素または炭素原子1、2、3または4個
を有するアルキルであり; 置換基R(2)およびR(3)の1個は常にR(1)と同様に定義され; R(4)およびR(5)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を有
するアルキルであり;炭素原子1、2、3または4個を有するアルコキシ、F、
Cl、Br、I、CNまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3であり; nは0または1であり; oは0または1である〕のオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびその製薬上
許容し得る塩;
【0228】 (HOE 96/F 154-EP-A 814 077) bb) 下記式I
【化383】 〔式中: R(1)はR(13)-SOmまたはR(14)R(15)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(13)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-CnH2n-R(1
6)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(16)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここでフェニル、ビフェニリル、
およびナフチルは未置換であるか、F、Cl、 CF3、メチル、メトキシ、およびNR(2
5)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(25)およびR(26)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアル
キルであり; R(14)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
キル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロア
ルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-CnH 2n -R(27)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(27)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここでフェニル、ビフェニリルお
よびナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR
(28)R(29)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(28)およびR(29)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を
有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアル
キルであり; R(15)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり;
【0229】 あるいは、R(14)およびR(15)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; 置換基R(2)およびR(3)の1個は水素であり; そして他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-CHR(30)R(31)であり; R(30)は-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CHOH)k-R(32)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h -R(24)であり; R(24)およびR(32)は相互に独立して、水素またはメチルであり; g、h、iは同じであるか、または異なっていて、0、1、2、3または4で
あり; kは1、2、3または4であり; または他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-C(OH)R(33)R(34)であり; R(31)、 R(33)およびR(34)は同じであるか、または異なっていて、水素または
炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(33)およびR(34)は一緒になって炭素原子3、4、5または6個を
有するシクロアルキルであり; あるいは、R(33)は-CH2OHであり; R(4)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3
または4個を有するアルコキシ、F、Cl、 Br、 I、CN、 -(CH2)n-(CF2)o-CF3であ
り; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
得る塩;
【0230】 (HOE 96/F 202-EP-A 837 055) bc) 下記式I
【化384】 〔式中: R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)、 R(5)およびR(6)は相互に独立して、H、C1-C10−ア
ルキル;炭素原子1〜6個を有するハロアルキル、O−C1-C10−アルキル、炭素
原子1〜6個を有するハロアルコキシ、F、Cl、 Br、 I、アリール、置換アリー
ル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、OH、 O−低級アルキル、O−アリー
ル、O−低級アルキルアリール、O−置換アリール、O−低級アルキル−置換ア
リール、O-C(=O)-C1-C4−アルキルアリール、O-C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、 O-C
(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、NO2、CN、 CF3、NH2、NH-C(=O)-C1-C4−アルキル、 NH-C(
=O)-NH2、COOH、 C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 C(=O)-NH2、C(=O)-NH-C1-C4−アルキ
ル、 C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、C1-C4-COOH、 C1-C4−アルキル−C(=O)-O-C1-C4 −アルキル、 SO3H、 SO2−アルキル、 SO2−アルキルアリール、 SO2-N-(アルキル) 2、 SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)、 C(=O)-R(11)、 C1-C10−アルキル-C-(=O
)-R(11)、 C2-C10−アルケニル-C(=O)-R(11)、 C2-C10−アルキニル−C(=O)-R(11)
、 NH-C(=O)-C1-C10−アルキル−C(=O)-R(11)またはO-C1-C11−アルキル−C(=O)-
R(11)であり; R(11)はC1-C4−アルキル、C1-C4−アルキニル、アリール、置換アリール、NH2 、NH-C1-C4−アルキル、 N-(C1-C4−アルキル)2、SO3H、 SO2−アルキル、SO2−ア
ルキルアリール、SO2-N-(アルキル)2またはSO2-N(アルキル)(アルキルアリール)
であり; XはO、SまたはNHであり; R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して、H、アルキル、シクロアル
キル、アリール、アルキルアリールであり; あるいは、R(8)およびR(9)は一緒になって、5−、6−または7員複素環の一
部を形成する〕のインダニリデンアセチルグアニジンまたはその製薬上許容し得
る塩;
【0231】 (HOE 96/F 226-EP-A 825 178) bd) 下記式I
【化385】 〔式中: Tは
【化386】 であり; R(A)は水素、F、Cl、 Br、I、CN、 OH、 OR(6)、 (C1-C4)−アルキル、Or(CH2)a CbF2b+1、(C3-C8)−シクロアルキルまたはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3または4であり; R(6)は(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C6)−アル
ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここでフ
ェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)
R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立して、 R(6)と同様に定義され; あるいは、 R(7)およびR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個
は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(B)、 R(C)およびR(D)は独立してR(A)と同様に定義され; xは0、1または2であり; yは0、1または2であり; R(F)は水素、F、Cl、Br、I、CN、 OR(12)、 (C1-C8)−アルキル、Op(CH2)fCgF 2g+1、 (C3-C8)−シクロアルキルまたは(C1-C9)−ヘテロアリールであり; pは0または1であり; fは0、1、2、3または4であり; gは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(12)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここでフ
ェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(13)
R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
キルであり; R(E)は独立してR(F)と同様に定義され; R(1)は独立してTと同様に定義され;
【0232】 あるいは、R(1)は水素、-OkCmH2m+1、-On(CH2)pCqF2q+1、F、Cl、Br、I、 CN、
-(C=O)-N=C(NH2)2、-SOrR(17)、 -SOr2NR(31)R(32); -Ou(CH2)vC6H5、-Ou2-(C1-C9)
−ヘテロアリールまたは-Su2-(C1-C9)−ヘテロアリールであり; kは0または1であり; mは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; nは0または1であり; pは0、1、2、3または4であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; rは0、1または2であり; r2は0、1または2であり; R(31)およびR(32)は相互に独立して、水素、(C1-C8)−アルキルまたは(C1-C8)
−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(31)およびR(32)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
でき; R(17)は(C1-C8)−アルキルであり; uは0または1であり; u2は0または1であり; vは0、1、2、3または4であり; ここでフェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシ
、-(CH2)wNR(21)R(22)、 NR(18)R(19)および(C1-C9)−ヘテロアリールよりなる群
から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(18)、 R(19)、 R(21)およびR(22)は相互に独立して、(C1-C4)−アルキルまた
は(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; wは1、2、3または4であり; ここで(C1-C9)−ヘテロアリールの複素環は未置換であるか、またはF、Cl、C
F3、メチルまたはメトキシからなる群から選択される置換基1〜3個により置換
されており; R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)と同様に定義され、 あるいは、R(1)およびR(2)またはR(2)およびR(3)は各々の場合一緒になって-C
H-CH=CH-CH-であり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メト
キシ、−(CH2)w2NR(24)R(25)およびNR(26)R(27)よりなり群から選択される置換
基1〜3個により置換されており; R(24)、 R(25)、 R(26)およびR(27)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペ
ルフルオロアルキルであり; w2は1、2、3または4であり; 基Tは分子中に少なくとも2回存在しているが、但し多くとも3回である〕の
フェニル置換アルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
【0233】 (HOE 97/F 082-EP-A 869 116) be) 下記式I
【化387】 〔式中: R(1)はCF3であり; 置換基R(2)およびR(3)の1個は水素であり; そして他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-C(OH)(CH3)-CH2OH、 -CH(CH3)-
CH2OHまたは-C(OH)(CH3)2であり; R(4)はメチル、メトキシ、ClまたはCF3である〕のベンゾイルグアニジンおよ
びその製薬上許容し得る塩。
【0234】 化合物カリポライド
【化388】 の使用が格段に好ましい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ベラ・ケレティ ドイツ連邦共和国デー−65931フランクフ ルト・アム・マイン.フートマハーシュト ラーセ23 (72)発明者 ペーター・シュミット ドイツ連邦共和国デー−65620ヴァルトブ ルン−ラール.ブルーメンシュトラーセ53 Fターム(参考) 4C084 AA17 NA05 NA14 ZA362 ZA542 ZC412 ZC522 4C086 AA01 AA02 BC05 NA05 NA14 ZA36 ZA54 ZC41 ZC52 4C206 AA01 AA02 HA31 NA05 NA14 ZA36 ZA54 ZC52

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 年齢関連障害の発生を抑制する医薬を製造するためのそれ自
    体またはその他の活性化合物および医薬と組み合わせたNHE阻害剤の使用。
  2. 【請求項2】 年齢関連器官機能不全の発生を抑制する医薬を製造するため
    の請求項1記載のそれ自体またはその他の活性化合物および医薬と組み合わせた
    NHE阻害剤の使用。
  3. 【請求項3】 寿命を延長する医薬を製造するための請求項1または2記載
    のそれ自体またはその他の活性化合物および医薬と組み合わせたNHE阻害剤の
    使用。
  4. 【請求項4】 以下の刊行物からの化合物を使用する請求項1〜3のいずれ
    かに記載のNHE阻害剤の使用: I.(US 5 292 755) a) 下記式I: 【化1】 〔式中: R(1)またはR(2)はR(6)-S(O)n-またはR(7)R(8)N-O2S-であり; 各場合について、他の置換基R(1)またはR(2)はH、F、Cl、Br、(C1-C4)−ア
    ルキル、(C1-C4)アルコキシまたはフェノキシであり、これは未置換であるか、
    またはフッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1
    〜3個により置換されており; あるいは、各場合について他の置換基R(1)またはR(2)は、R(6)-S(O)nまたはR(
    7)R(8)N-であり; nは0、1または2であり; R(6)は(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロペンチルメチル
    、シクロヘキシルメチルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、または
    フッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個
    により置換されており; R(7)およびR(8)は同じか、または異なっていて、Hまたは(C1-C6)−アルキル
    であり; あるいは、R(7)はフェニル−(CH2)mであり; mは1〜4であり; あるいは、R(7)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩
    素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜2個により置換
    されており; あるいは、R(7)およびR(8)は一緒になって、直鎖または分枝鎖の、(C4-C7)−
    鎖であり、ここで鎖には更に、O、SまたはNR(9)が介在することができ; R(9)はHまたはメチルであり; あるいは、R(7)およびR(8)はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、
    ジヒドロインドール、テトラヒドロキノリンまたはテトラヒドロイソキノリン系
    となり; R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立して、Hまたは(C1-C2)−アルキルであり
    ; あるいは、R(3)およびR(4)は一緒になって、(C2-C4)−アルキレン鎖となり; あるいは、R(4)およびR(5)は一緒になって、(C4-C7)−アルキレン鎖となる〕
    のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (US 5 373 924) b) 下記式I: 【化2】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニルまたは-CnH2n-R(7
    )であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)およびR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)は水素、F、Cl、Br、(C1-C4)−アルキル、O-(CH2)m-CpF2p+1または-X-R(
    10)であり; mは0または1であり; pは1、2または3であり; XはO、SまたはNR(11)であり; R(10)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシル
    メチル、シクロペンチルメチルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(11)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(10)およびR(11)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキル、ニトロ、シア
    ノ、トリフルオロメチル、F、Cl、Br、Iまたは-X-R(10)であり; XはO、SまたはNR(11)であり; R(10)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシル
    メチル、シクロペンチルメチルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0〜4であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(11)は(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(10)およびR(11)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    きる〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 556 673) c) 下記式I: 【化3】 〔式中: R(1)はF、Cl、Br、I、(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(6)であり; XはO、S、NR(7)またはY-ZOであり; YはOまたはNR(7)であり; ZはCまたはSOであり; R(6)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
    チル、シクロペンチルメチル、-(CH2)mCpF2p+1または-CnH2n-R(8)であり; mは0または1であり; pは1〜3であり; nは0〜4であり; R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(7)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; または、 R(6)およびR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個
    はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(3)はHまたは-X-R(6)であり; XはO、S、NR(7)またはY-ZOであり; R(7)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; YはOまたはNR(7)であり; ここでYは式Iのフェニル基に結合しており; ZはCまたはSOであり; R(6)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
    チル、シクロペンチルメチルまたは-(CH2)mCpF2p+1または-CnH2n-R(8)であり; mは0または1であり; pは1〜3であり; nは0〜4であり; R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)およびR(4)は同じかまたは異なっており、R(11)-SOq-またはR(12)R(13)N-
    SO2-であり; qは0〜2であり; R(11)は(C1-C4)−アルキルであり、これは未置換であるか、または置換基とし
    てフェニルを担持しており、ここでフェニルは未置換であるか、またはF、Cl、
    CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜
    3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(12)およびR(13)はR(6)およびR(7)と同様に定義され; あるいは2つの基、R(2)またはR(4)の一方は水素であるか、またはR(1)と同様
    に定義され; R(5)はH、メチル、F、Clまたはメトキシである〕のオルト置換ベンゾイルグ
    アニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (US 5 364 868) d) 下記式I: 【化4】 〔式中: R(1)またはR(2)はアミノ基-NR(3)R(4)であり; R(3)およびR(4)は同じか、または異なっており、H、(C1-C6)−アルキルまた
    は(C3-C7)−シクロアルキルであり; あるいは、R(3)はフェニル−(CH2)p-であり; pは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(3)はフェニルであり、ここでフェニルは各々、未置換であるか、
    またはフッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1
    または2個を担持しており; あるいは、R(3)とR(4)は一緒になって、直鎖または分枝鎖の(C4-C7)−メチレ
    ン鎖であることができ、ここでメチレン鎖の-CH2−構成員1個は酸素、Sまたは
    NR(5)で置き換えられることができ; R(5)はHまたは低級アルキルであり; 他の置換基R(1)またはR(2)は各々H、F、Cl、(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)−
    アルコキシ、CF3、CmF2m+1-CH2-、ベンジルまたはフェノキシであり、ここで各
    フェニル基は未置換であるか、メチル、メトキシ、フッ素および塩素よりなる群
    から選択される置換基1または2個を担持しており; mは1、2または3である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (NZ 248 013) e) 下記式I: 【化5】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニルまたは-CnH2n-R(7
    )であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)は水素、直鎖または分枝鎖の(C5-C8)−アルキル、-CR(13)=CHR(12)または
    -C≡CR(12)であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(14)およびR(15)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(12)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
    フェニルのように置換されており; あるいは、R(12)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、OH 1
    〜3個で置換されており、 あるいは、R(12)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(13)は水素またはメチルであり; あるいは、R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、(C3-C8)−シクロアルキル−(C1 -C4)−アルキル、フェニル、C6H5−(C1-C4)−アルキル、ナフチル、ビフェニリ
    ル、1,1−ジフェニル−(C1-C4)−アルキル、シクロペンタジエニル、ピリジル、
    ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、インデニル、キノ
    リル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベン
    ゾキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソ
    キサゾリル、イソチアゾリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、イン
    ダゾリル、イソキノリル、フタラジニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたは
    シンノリニルであり; R(3)はR(2)と同様に定義され; そして、芳香族置換基R(2)およびR(3)が未置換であるか、またはF、Cl、CF3
    、(C1-C4)−アルキルまたは−アルコキシまたはNR(10)R(11)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており、ここでR(10)およびR(11)はHまたは(C 1 -C4)−アルキルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る
    塩; (EP-A 589 336, NZ 248 703) f) 下記式I: 【化6】 〔式中: R(1)またはR(2)はR(3)-S(O)n-またはR(4)R(5)N-SO2-であり; 各場合について、他の置換基R(1)またはR(2)はH、OH、F、Cl、Br、I、(C1-
    C4)−アルキル、(C1-C4)−アルコキシ、ベンジルオキシまたはフェノキシ、ただ
    し未置換であるか、またはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、ヒドロキシルおよ
    びベンジルオキシよりなる群から選択される置換基1〜3個を担持しているもの
    、R(3)-S(O)n、-NR(4)R(5)または3,4−デヒドロピペリジンであり; R(3)は(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロペンチルメチル
    、シクロヘキシルメチルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、または
    フッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個
    で置換されており; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていてHまたは(C1-C6)−アルキルであ
    り; あるいは、R(4)はフェニル−(CH2)m-であり; mは1、2、3または4であり; または、 R(4)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩素、メチル
    およびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜2個を担持しており; あるいは、R(4)とR(5)は一緒になって直鎖または分枝鎖の(C4-C7)−鎖となり
    、ここでこの鎖には更にO、SまたはNR(6)が介在することができ; R(6)はHまたはメチルであり; あるいは、R(4)とR(5)はそれらが結合している窒素原子と一緒になってジヒド
    ロインドール、テトラヒドロキノリンまたはテトラヒドロイソキノリン系となり
    ; nは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (US 5 416 094) g) 下記式I: 【化7】 〔式中: R(1)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
    換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; ここで環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級ア
    ルキル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、
    ベンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシル、トリフルオロメチルよりなる群か
    ら選択される基1〜3個で置換されており; R(2)は水素、ハロゲン、アルキルまたはアリールであり; これは未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アルキ
    ル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベン
    ジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルよりなる群から選択される基1〜3個で
    置換されており; Gは-N=C{〔NR(3)R(4)〕〔NR(5)R(6)〕}であり; X(2)、X(3)およびX(4)は相互に独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、
    アルキル、スルホンアミド、モノ(低級アルキル)アミノ、ジ(低級アルキル)
    アミノ、低級アルキル、ベンジルオキシ、ヒドロキシルであり; X(1)は水素、酸素、イオウまたはNR(7)であり; R(7)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
    換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; この環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アル
    キル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベ
    ンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルおよびトリフルオロメチルよりなる群
    から選択される基1〜3個で置換されており; ここで置換基の各アルキル鎖またはアルケニル鎖には酸素、イオウまたはNR(8
    )は介在することができ; R(8)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
    換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; この環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アル
    キル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベ
    ンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルおよびトリフルオロメチルよりなる群
    から選択される基1〜3個で置換されている〕のイソキノリンおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP 602 522, NZ 250 438) h) 下記式I: 【化8】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、-CF3、R(4)-SOmまたはR(5)R(6)N
    -SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(7)ま
    たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)は-SR(10)、-OR(10)、-NHR(10)、-NR(10)R(11)、-CHR(10)R(12)、-〔CR(1
    2)R(13)OR(13′)〕、-{C-〔CH2-OR(13′)〕R(12)R(13)}または-〔CR(18)R(17)〕 p -(CO)-〔CR(19)R(20)〕q-R(14)であり; R(10)、R(11)は同じかまたは異なっていて、-〔CHR(16)〕s-(CH2)p-(CHOH)q-(
    CH2)r-(CHOH)t-R(21)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(21)であり; R(21)は水素、メチルであり; p、q、rは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; sは0または1であり; tは1、2、3または4であり; R(12)およびR(13)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6)−アルキルで
    あるか、またはそれらを担持している炭素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロ
    アルキルを形成し; R(13′)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(14)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CaH2a-R(15
    )であり; aは0、1、2、3または4であり; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(15)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
    またはフェニルのように置換されており; あるいは、R(15)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、または
    OH 1〜3個で置換されており; R(16)、R(17)、R(18)、R(19)およびR(20)は水素または(C1-C3)−アルキルであ
    り; R(3)はR(1)と同様に定義され; あるいは、R(3)は(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(22)であり; Xは酸素、SまたはNR(16)であり; R(16)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(22)とR(16)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(22)はR(14)と同様に定義される〕の化合物およびその製薬上許容し得る塩
    ; (EP 602 523, NZ 250 437) i) 下記式I: 【化9】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、R(16)-CpH2p-Oq、R(4)-SOmまた
    はR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; pは0または1であり; qは0、1、2または3であり; R(16)はCrF2r+1であり; rは1、2または3であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(7)ま
    たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結して
    おり、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキ
    シル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置
    換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)は-SR(10)、-OR(10)、-NR(10)R(11)、-CR(10)R(11)R(12)であ
    り; R(10)は-CaH2a−(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
    または(C1-C4)−アルキルであり; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)
    であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
    )であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルである〕のベンゾイルグアニジ
    ンおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 250 450, EP 603 650) k) 下記式I: 【化10】 〔式中: 置換基R(1)、R(2)、R(3)またはR(4)の1つはアミノ基-NR(5)〔CnH2n-R(6)〕で
    あり; R(5)は水素または(C1-C6)−アルキルであり; nは0、1、2、3または4であり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; ここでCH2基1個はイオウ原子1個または基NR(7)で置き換えられることができ
    ; R(7)は水素、メチルまたはエチルであり; あるいは、R(6)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未
    置換であるか、またはF、Cl、Br、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる
    群から選択される置換基1、2または3個を担持しており; R(8)およびR(9)はH、メチルまたはエチルであり; あるいは、R(5)およびR(6)は窒素原子と一緒になって5−、6−または7員の
    環を形成し、ここで炭素原子1個は酸素、SまたはNR(10)で置き換えられること
    ができ; R(10)はH、(C1-C3)−アルキルまたはベンジルであり; そして、他の置換基R(1)、R(2)、R(3)、R(4)は各々、水素、F、Cl、Br、I、
    CN、CF3、NO2、CF3-O-、CmF2m+1-CH2-O-またはR(11)-CqH2q-Xp-であり; mは1、2または3であり; qは0、1、2、3または4であり; pは0または1であり; Xは酸素またはNR(12)であり; R(12)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(11)は水素、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニル
    であり; これは未置換であるか、またはF、Cl、CH3、CH3-O-およびNR(13)R(14)よりな
    る群から選択される置換基1、2または3個で置換されており; R(13)、R(14)はH、メチルまたはエチルである〕のベンゾイルグアニジンおよ
    びその製薬上許容し得る塩; (EP 604 852) l) 下記式I: 【化11】 〔式中: R(1)はR(4)R(5)N-C(X)-であり; Xは酸素、SまたはN-R(6)であり; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3-C 6 )−アルケニルまたは-CnH2n-R(7)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(4)とR(5)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(6)はR(4)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; R(2)はH、F、Cl、Br、I、(C1-C8)−アルキル、1−アルケニルまたは1−
    アルキニル、(C3-C8)−シクロアルキル、(C3-C8)−シクロアルキル−(C1-C4)−
    アルキル、フェニル、C6H5−(C1-C4)−アルキル、ナフチル、ビフェニリル、1,1
    −ジフェニル−(C1-C4)−アルキル、シクロペンタジエニル、ピリジル、チオピ
    リジル、ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、インデニ
    ル、キノリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリ
    ル、ベンゾキサゾリルまたは-W-R(8)であり; Wは酸素、SまたはNR(9)であり; R(8)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
    チル、シクロペンチルメチル、-(CH2)mCpF2p+1または-CqH2q-R(10)であり; mは0または1であり; pは1、2または3であり; qは0、1、2、3または4であり; R(10)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(11)R(12)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(11)およびR(12)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(9)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(3)はH、F、Cl、Br、I、(C1-C6)−アルキルまたはR(2)で定義したとおり
    の-W-R(8)である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 250 919, EP-A 612 723) m) 下記式I: 【化12】 〔式中: R(1)、R(2)、R(3)は水素、F、Cl、Br、Iまたは(C1-C12)−アルキルであり; 置換基R(1)、R(2)またはR(3)のうち1つは、置換基R(1)、R(2)またはR(3)の残
    りのうち少なくとも1つが炭素原子3〜12個を有する十分親油性のアルキル基で
    ある場合には、N3、CN、OHまたは(C1-C10)−アルキルオキシであり; あるいは、置換基R(1)、R(2)およびR(3)のうち1つはR(4)-CnH2n-Om-であり; mは0または1であり; nは0、1、2または3であり; R(4)はCpF2p+1であり; pは、nが0または1である場合には、1、2または3であり; あるいは、R(4)は(C3-C12)−シクロアルキル、フェニル、ピリジル、キノリル
    またはイソキノリルであり、ここで芳香族およびヘテロ芳香族の環系は未置換で
    あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(5)R(6)よりなる群から
    選択される置換基1個で置換されており; R(5)およびR(6)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、置換基R(1)、R(2)およびR(3)のうち1つは-C≡CR(5)または-C〔R(6
    )〕=CR(5)であり; R(5)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノ、未置
    換またはフェニルのように置換されている(C1-C9)−ヘテロアリールよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(5)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるかまたはOH
    1〜3個で置換されており; あるいは、R(5)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(6)は水素またはメチルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上
    許容し得る塩; (EP-A 627 413, NZ 260 660) o) 下記式I: 【化13】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、Xo-(CH2)p-(CF2)q-CF3、R(5)-SO m 、R(6)-CO-またはR(6)R(7)N-SO2-であり、ここでXは酸素、SまたはNR(14)で
    あり; mは0、1または2であり; oは0または1であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(5)およびR(6)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(8)ま
    たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、あるいは、R(6)はHであり; R(7)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、 R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸
    素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)は 【化14】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(12)-であり; R(11)およびR(12)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; hは0または1であり; i、jおよびkは相互に独立して0、1、2、3または4であるが; ただしh、iおよびkが同時に0であることはなく; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)
    であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
    )であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(4)は水素、-OR(16)または-NR(16)R(17)であり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、水素または(C1-C3)−アルキルである〕
    のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 628 543, NZ 260 681) p) 下記式I: 【化15】 〔式中: R(1)はR(6)-COまたはR(7)R(8)N-COであり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
    アルケニルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(8)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、 R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸
    素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)はR(1)と同様に定義されるか、またはH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、(C1 -C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アルケニルまたは
    -CnH2nR(15)であり; nは0、1、2、3、4であり; R(15)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(16)R(17)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(16)およびR(17)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; あるいは、R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介し
    て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
    、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)は-SR(18)、-OR(18)、-NR(18)R(19)、-CR(18)R(19)R(20)であ
    り; R(18)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(19)およびR(20)は相互に独立してR(18)と同様に定義されるか、または水素
    、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)はR(21)-SOmまたはR(22)R(23)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(21)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CnH2n-R(24)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(27)およびR(28)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(22)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
    アルケニルまたは-CnH2n-R(29)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(29)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(30)R(31)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(30)およびR(31)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(23)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; あるいは、R(22)とR(23)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)はR(33)X-であり; Xは酸素、S、NR(34)、(D=O)A-、NR(34)C=MN(*)R(35)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(34)であり; DはCまたはSOであり; R(33)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1、-CnH2n-R
    (36)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; nは0、1、2、3または4であり; R(36)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(37)およびR(38)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(34)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; R(35)はR(33)と同様に定義され; あるいは、R(33)とR(34)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
    り; あるいは、R(2)は-SR(40)、-OR(40)、-NHR(40)、-NR(40)R(41)、-CHR(40)R(42
    )、-C〔R(42)R(43)OH〕、-C≡CR(45)、-CR(46)=CHR(45)、-〔CR(47)R(48)〕u-(C
    O)-〔CR(49)R(50)〕v-R(44)であり; R(40)、R(41)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)p-(CHOH)q-(CH2)r-(CHOH)t -R(51)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(51)であり; R(51)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; p、q、rは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(42)およびR(43)は同じかまたは異なっていて、水素または(C1-C6)−アルキ
    ルであり; あるいは、R(42)およびR(43)はそれらを担持している炭素原子と一緒になって
    (C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(44)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(45
    )であり; eは0、1、2、3または4であり; R(45)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(52)およびR(53)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(45)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
    またはフェニルのように置換されており; あるいは、R(45)は、(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、また
    はOH1〜3個で置換されており; R(46)、R(47)、R(48)、R(49)およびR(50)は水素またはメチルであり; あるいは、R(2)はR(55)-NH-SO2-であり; R(55)はR(56)R(57)N-(C=Y)-であり; Yは酸素、SまたはN-R(58)であり; R(56)およびR(57)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(59)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(59)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(56)とR(57)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(58)はR(56)と同様に定義されるか、アミジンであり; R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)またはR(2)と同様に定義される
    〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 640 593, NZ 264 117) q) 下記式I: 【化16】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、-Xo-(CH2)p-(CF2)q-CF3、R(5)-S
    Om、R(6)-CO-、R(6)R(7)N-CO-またはR(6)R(7)N-SO2-であり; Xは酸素、-S-またはNR(14)であり; mは0、1または2であり; oは0または1であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(5)およびR(6)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(8)ま
    たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)は水素であり; R(7)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)は 【化17】 であり; R(11)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結して
    おり、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキ
    シル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびベンジルよりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; Yは酸素、-S-またはNR(12)であり; R(12)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(3)はR(1)と同様に定義され; あるいは、R(3)は(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)であり; Xは酸素、-S-またはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
    )であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(4)は水素、-OR(16)または-NR(16)R(17)またはCrF2r+1であり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、水素または(C1-C3)−アルキルであり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩; (EP 639 573, NZ 264 130) r) 下記式I: 【化18】 〔式中: XはNまたはCR(6)であり; Yは酸素、SまたはNR(7)であり; A、Bは一緒になって結合となり; あるいは、A、Bは、Xが同時にCR(6)であり、YがNR(7)である場合は、共に
    水素であり; 置換基R(1)〜R(6)の1つは-CO-N=C(NH2)2基であり; 他の置換基R(1)〜R(6)は各々、水素、F、Cl、Br、Iまたは(C1-C6)−アルキ
    ルであり; 他の置換基R(1)〜R(6)の2個以下はCN、NO2、N3、(C1-C4)−アルキルオキシま
    たはCF3であり; 他の置換基の1個まではR(8)-CnH2n-Z-であり; nは0〜10であり; ここでアルキレン鎖-CnH2n-は直鎖または分枝鎖であり、炭素原子1個は酸素
    またはイオウ原子、または窒素原子により置き換えられることができ; R(8)は水素、(C2-C6)−アルケニルまたは(C3-C10)−シクロアルキルであり; これは未置換であるか、またはメチル基1〜4個またはOH基により置換されて
    いるか、またはエチレン基-CH=CH-を含むことができ、うち、メチレン基1個は
    酸素またはイオウ原子、または窒素原子により置き換えられることができ; あるいは、R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、または、F、Cl、
    Br、I、CF3、CH3-S(O)s-またはR(9)-Wy-よりなる群から選択される置換基1〜
    3個で置換されており; sは0、1または2であり; R(9)はH、メチル、エチルであり; Wは酸素またはNR(10)であり; R(10)はHまたはメチルであり; yは0または1であり; あるいは、R(8)はCmF2m+1であり; mは1〜3であり; あるいは、R(8)は1−または2−ナフチル、ピリジル、キノリルまたはイソキ
    ノリルであり; Zは-CO-、-CH2-または-〔CR(11)(OH)〕q-であり; qは1、2または3であり; R(11)はHまたはメチルであり; あるいは、Zは酸素または-NR(12)-であり; R(12)はHまたはメチルであり; あるいは、Zは-S(O)s-であり; sは0、1または2であり; または、 Zは-SO2-NR(13)-であり; R(13)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(7)は水素、(C1-C10)−アルキル、(C2-C10)−アルケニルまたはR(8)-CnH2n-
    である〕のベンゾ縮合5員複素環およびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 638 548, NZ 264 216) s) 下記式I: 【化19】 〔式中: R(1)、R(3)またはR(4)は-NR(6)C=X NR(7)R(8)であり; Xは酸素またはSであり; R(6)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
    −アルケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
    −アルケニルまたは-CoH2o-R(12)であり; oは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(8)はR(7)と同様に定義され; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; 残りの置換基R(2)、R(3)、R(4)、R(5)またはR(1)、R(2)、R(4)、R(5)またはR(
    1)、R(2)、R(3)、R(5)は各々、相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、-Ota(C 1 -C8)−アルキル、-Otb(C3-C8)−アルケニル、-Otc(CH2)bCdF2d+1、-OtdCpH2pR(
    18)、または2個までの基CN、 NO2、NR(16)R(17)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; taは0または1であり; tbは0または1であり; tcは0または1であり; tdは0または1であり; pは0、1、2、3または4であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(19)R(20)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(19)およびR(20)は水素または(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオ
    ロアルキルであり; R(16)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
    −アルケニルまたは-CqH2q-R(21)であり; qは0、1、2、3または4であり; R(21)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    またはNR(22)R(23)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(22)およびR(23)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
    ルキルであり; R(17)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
    −アルケニルまたは-CrH2r-R(24)であり; rは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(25)およびR(26)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
    ルキルであり; あるいは、R(16)とR(17)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    る〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 640 587, NZ 264 282) t) 下記式I: 【化20】 〔式中: X(1)およびX(2)は 【化21】 であり; T1は0、1、2、3または4であり; R(A)およびR(B)は相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(106)、(C1 -C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、Ozk(CH2)zlCzmF2zm+1、NR(107)R(1
    08)、フェニルまたはベンジルであり、ここで、芳香族は未置換であるか、また
    はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(109)R(110)よりなる群から選択され
    る置換基1〜3個で置換されており; R(109)およびR(110)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; zlは0、1、2、3または4であり; zkは0または1であり; zmは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(106)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8 )−アルケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、こ
    こで、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
    R(111)R(112)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(111)およびR(112)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; R(107)およびR(108)は相互に独立して、R(106)と同様に定義され; あるいは、R(107)とR(108)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; あるいは、X(1)およびX(2)は 【化22】 であり; T2aおよびT2bは相互に独立して、0、1または2であり; ここで二重結合は(E)−または(Z)−型であることができ; あるいは、X(1)およびX(2)は 【化23】 であり; T3は0、1または2であり; U、YYおよびZは相互に独立してCまたはNであり、ここでU、YY、Zは以下
    の数の置換基を担持することができ、 U、YYまたはZ 二重結合に環内で結合 可能置換基数 C 可 能 1 C 不可能 2 N 可 能 0 N 不可能 1 R(D)は水素、(C1-C8)−アルキルまたは(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり
    ; R(U1)、R(U2)、R(Y1)、R(Y2)、R(Z1)、R(Z2)は相互に独立して、水素、F、Cl
    、Br、I、CN、OR(114)、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、Ozka(
    CH2)zlaCzmaF2zma+1、NR(115)R(116)、フェニルまたはベンジルであり、ここで
    、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(11
    7)R(118)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(117)およびR(118)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; zkaは0または1であり; zlaは0、1、2、3または4であり; zmaは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(114)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8 )−アルケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、こ
    こで、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
    R(119)R(120)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(119)およびR(120)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; R(115)およびR(116)は相互に独立して、R(114)と同様に定義され; あるいは、R(115)とR(116)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; ただし、Uが窒素(N)、YYが窒素(N)およびZが炭素(C)である場合は除かれ
    ; R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して、水素、F、
    Cl、Br、I、-C≡N、Xzoa-(CH2)zpa-(CzqaF2zqa+1)、R(110a)-SOzbm、R(110b)R(
    110c)N-CO、R(111a)-CO-またはR(112a)R(113a)N-SO2-であり、ここでペルフルオ
    ロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(114a)であり; R(114a)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; zoaは0または1であり; zbmは0、1または2であり; zpaは0、1、2、3または4であり; zqaは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(110a)、R(110b)、R(111a)およびR(112a)は相互に独立して(C1-C8)−アルキ
    ル、(C3-C8)−アルケニル、-CznH2zn-R(115a)または(C1-C8)−ペルフルオロアル
    キルであり; znは0、1、2、3または4であり; R(115a)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチ
    ルであり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メト
    キシおよびNR(116a)R(117a)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(116a)およびR(117a)は水素、(C1-C4)−ペルフルオロアルキルまたは(C1-C4)
    −アルキルであり; あるいは、R(110b)、R(111a)およびR(112a)は水素であり; R(110c)およびR(113a)は相互に独立して水素、(C1-C4)−ペルフルオロアルキ
    ルまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(110b)およびR(110c)およびR(112a)およびR(113a)は一緒になって
    、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3または
    N−ベンジルで置き換えられることができ; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、(C1-
    C8)−アルキル、-CzalH2zalR(118a)または(C3-C8)−アルケニルであり; zalは0、1、2、3または4であり; R(118a)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
    であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シまたはNR(119a)R(119b)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換され
    ており; R(119a)およびR(119b)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオ
    ロアルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、(C1-
    C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして
    、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ
    、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個
    で置換されており; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して-C≡C-
    R(193)であり; R(193)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチ
    ル、メトキシまたはNR(194)R(195)よりなる群から選択される置換基1〜3個で
    置換されており; R(194)およびR(195)は水素またはCH3であり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、 -Y-パラ-C6H4-(CO)zh-(CHOH)zi-(CH2)zj-(CHOH)zk-R(123)、 -Y-メタ-C6H4-(CO)zad-(CHOH)zae-(CH2)zaf-(CHOH)zag-R(124)、 または -Y-オルト-C6H4-(CO)zah-(CHOH)zao-(CH2)zap-(CHOH)zak-R(125) であり; Yは酸素、-S-または-NR(122d)-であり; zh、zad、zahは相互に独立して0または1であり; zi、zj、zk、zae、zaf、zag、zao、zapおよびzakは相互に独立して0、1、2
    、3または4であり; ただし、各々の場合、 zh、ziおよびzkが同時に0であることはなく、 zad、zaeおよびzagが同時に0であることはなく、そして、 zah、zaoおよびzakが同時に0であることはなく、 R(123)、R(124)、R(125)およびR(122d)は相互に独立して水素または(C1-C3)−
    アルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は、相互に独立して
    SR(129)、-OR(130)、-NR(131)R(132)または-CR(133)R(134)R(135)であり; R(129)、R(130)、R(131)およびR(133)は相互に独立して-CzabH2zab−(C1-C9)
    −ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
    トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; zabは0、1または2であり; R(132)、R(134)およびR(135)は相互に独立してR(129)と同様に定義されるか、
    または水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して−
    W−パラ−(C6H4)-R(196)、−W−メタ−(C6H4)-R(197)または−W−オルト−(C 6 H4)-R(198)であり; R(196)、R(197)およびR(198)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであ
    り、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、または
    F、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチル
    アミノおよびベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; Wは酸素、SまたはNR(136)-であり; R(136)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立してR(
    146)X(1a)-であり; X(1a)は酸素、S、NR(147)、(D=O)A-、NR(148)C=MN(*)R(149)-であり; Mは酸素またはイオウであり; Aは酸素またはNR(150)であり; DはCまたはSOであり; R(146)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)zbzCzdzF2zdz+1
    たは-CzxaH2zxa-R(151)であり; zbzは0または1であり; zdzは1、2、3、4、5、6または7であり; zxaは0、1、2、3または4であり; R(151)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
    であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(152)R(153)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されて
    おり; R(152)およびR(153)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; R(147)、R(148)およびR(150)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキルまた
    は(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(149)はR(146)と同様に定義され; あるいは、R(146)およびR(147)またはR(146)およびR(148)は一緒になって、メ
    チレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−
    ベンジルで置き換えられることができ; ここでAおよびN(*)はアルカノイル親構造のフェニル核に結合しており; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して、
    -SR(164)、-OR(165)、-NHR(166)、-NR(167)R(168)、-CHR(169)R(170)、-CR(154)
    R(155)OH、-C≡CR(156)、-CR(158)=CR(157)または-〔CR(159)R(160)〕zu-(C=O)-
    〔CR(161)R(162)〕zv-R(163)であり; R(164)、R(165)、R(166)、R(167)、R(169)は同じかまたは異なっていて、-(CH 2 )zy-(CHOH)zz-(CH2)zaa-(CHOH)zt-R(171)または-(CH2)zab-O-(CH2-CH2O)zac-R(
    172)であり; R(171)およびR(172)は水素またはメチルであり; zuは1、2、3または4であり; zvは0、1、2、3または4であり; zy、zz、zaa、zab、zacは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または
    4であり; ztは1、2、3または4であり; R(168)、R(170)、R(154)、R(155)は同じかまたは異なっていて、水素または(C 1 -C6)−アルキルであり; あるいは、R(169)とR(170)、またはR(154)とR(155)はそれらを担持している炭
    素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(163)は水素、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CzebH2z eb -R(173)であり; zebは0、1、2、3または4であり; R(156)、R(157)およびR(173)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換
    であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(174)R(175)よりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(174)およびR(175)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(156)、R(157)およびR(173)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるかまたはフェニルのように置換されており; R(158)、R(159)、R(160)、R(161)およびR(162)は水素またはメチルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立してR(176)
    -NH-SO2-であり; R(176)はR(177)R(178)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、SまたはN-R(179)であり; R(177)およびR(178)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C8)−アルキル
    、(C3-C6)−アルケニルまたは-CzfaH2zfa-R(180)であり; zfaは0、1、2、3または4であり; R(180)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり;これは未置換であ
    るかまたはF、Cl、CF3、メトキシまたは(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(177)とR(178)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(179)はR(177)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立してNR(184
    a)R(185)、OR(184b)、SR(184c)または-CznxH2znx-R(184d)であり; znxは0、1、2、3または4であり; R(184d)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(116k)R(117k)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(116k)およびR(117k)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(184a)、R(184b)、R(184c)、R(185)は相互に独立して水素、(C1-C8)−アルキ
    ル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキルまたは(CH2)zao-R(184g)であり; zaoは0、1、2、3または4であり; R(184g)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るかまたはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(184u)R(184v)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(184u)およびR(184v)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(184a)とR(185)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちC
    H2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられること
    ができる〕のジアシル置換グアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 640 588, NZ 264 307) u) 下記式I: 【化24】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロ
    アルキルまたはXa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、SまたはNR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、(C1-C4)−アルキルまたは-CdF2dR(6)であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立してHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、-OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CfH2f-(C3-C8)−シクロアルキル、-(C1-C9)−ヘテロアリールまたは
    フェニルであり、ここで芳香族系は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
    メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または、水
    素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは(C1-C9)−ヘテロ
    アリールであり、後者はCまたはNを介して連結しており、これらは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミ
    ノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されて
    おり; あるいは、R(1)は-SR(13)、-OR(13)、-NHR(13)、-NR(13)R(14)、-CHR(13)R(15
    )、-C〔R(15)R(16)〕OH、-C≡CR(18)、-C〔R(19)〕=CR(18)、-〔CR(20)R(21)〕k -(CO)-〔CR(22)R(23)R(24)〕lであり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
    OH)j-R(17)、ただしR(17)は水素またはメチルであるもの; -(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; g、h、iは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6)−アルキルま
    たはそれらを担持している炭素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを
    形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(25)およびR(26)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(18)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるかま
    たはフェニルのように置換されており; あるいは、R(18)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、OH 1
    〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(19)、R(20)、R(21)、R(22)およびR(23)は水素またはメチルであり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(24)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CmH2m-R(18
    )であり; mは1、2、3または4であり; R(2)およびR(3)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; R(4)は(C1-C3)−アルキル、F、Cl、Br、I、CNまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3
    あり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (EP-A 659 748, NZ 270 264) v) 下記式I: 【化25】 〔式中: Xはカルボニル、スルホニルであり; R(1)はH、(C1-C8)−アルキル、ただし未置換であるかまたはヒドロキシルで
    置換されたもの、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ただし未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されたもの
    であり; R(2)はH、(C1-C4)−アルキルである〕のアシルグアニジンおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP-A 666 252, NZ 270 370) w) 下記式I: 【化26】 〔式中: R(A)は水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(6)、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シ
    クロアルキル、Or(CH2)aCbF2b+1またはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(6)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(C3-C8)−シクロア
    ルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳香族は未置換であるか、また
    はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される
    置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立してR(6)と同様に定義され; R(B)は独立してR(A)と同様に定義され; xは1、2または3であり; R(1)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、-Ot(CH2)dCeF2e +1 、F、Cl、Br、IまたはCNであり; tは0または1であり; dは0、1、2、3または4であり; eは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; ただし置換基R(1)、R(2)、R(3)、R(4)、R(5)、R(A)およびR(B)の少なくとも1
    つは-Ot(CH2)dCeF2e+1または-Or(CH2)aCbF2b+1基である〕のペルフルオロアルキ
    ル基担持フェニル基置換アルキルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し
    得る塩; (EP-A 676 395, NZ 270 894) x) 下記式I: 【化27】 〔式中: HAはSOm、OまたはNR(5)であり; mは0、1または2であり; R(5)は水素、(C1-C8)−アルキルまたは-CamH2amR(81)であり; amは0、1または2であり; R(81)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(82)R(83)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(82)およびR(83)はHまたはCH3であり; あるいは、R(81)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介し
    て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
    、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; 2置換基R(1)およびR(2)の一方は-CO-N=C(NH2)2であり; 他方は各々、水素、F、Cl、Br、I、(C1-C3)−アルキル、-OR(6)、CrF2r+1
    -CO-N=C(NH2)2または-NR(6)R(7)であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであり; rは1、2、3または4であり; R(3)およびR(4)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、-C≡N、X-(CH2)p-(C q F2q+1)、R(8)-SObm、R(9)R(10)N-CO、R(11)-CO-またはR(12)R(13)N-SO2-であり
    、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; bmは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(8)、R(9)、R(11)およびR(12)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)
    −アルケニル、-CnH2n-R(15)、CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(9)、R(11)およびR(12)はHであり; R(10)およびR(13)は相互に独立してHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(9)とR(10)、およびR(12)とR(13)は一緒になって、メチレン基4
    〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き
    換えられることができ; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して(C1-C8)−アルキルまたは-CalH2a l R(18)であり; alは0、1または2であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(19)R(20)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(19)およびR(20)はHまたはCH3であり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり
    、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF
    、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチ
    ルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、 【化28】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(22)-であり; h、ad、ahは相互に独立して0または1であり; i、j、k、ae、af、ag、ao、apおよびakは相互に独立して0、1、2、3、
    4であるが; ただしh、iおよびkが同時に0であることはなく; ad、aeおよびagが同時に0であることはなく; ah、aoおよびakが同時に0であることはなく; R(23)、R(24)、R(25)およびR(22)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アル
    キルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、CN、(C1-
    C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アルケニルまたは-
    CgH2g-R(26)であり; gは0、1、2、3または4であり; R(26)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(27)およびR(28)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してSR(29)、-OR(30)、-NR(31)R(32)
    または-CR(33)R(34)R(35)であり; R(29)、R(30)、R(31)およびR(33)は相互に独立して-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
    ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(32)、R(34)およびR(35)は相互に独立してR(29)と同様に定義されるか、また
    は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、 【化29】 であり; R(96)、R(97)およびR(98)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり、
    これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF、
    Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
    ノまたはベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; Wは酸素、SまたはNR(36)-であり; R(36)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(37)-SOcmまたはR(38)R(39)N-SO 2 -であり; cmは1または2であり; R(37)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CsH2sR(40)であり; sは0、1、2、3または4であり; R(40)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
    であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(41)R(42)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(41)およびR(42)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(38)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
    アルケニルまたは-CwH2w-R(43)であり; wは0、1、2、3または4であり; R(43)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
    であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(44)R(45)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(44)およびR(45)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(39)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; あるいは、R(38)とR(39)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(46)X(1)-であり; X(1)は酸素、S、NR(47)、(D=O)A-、NR(48)C=MN(*)R(49)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(50)であり; DはCまたはSOであり; R(46)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1または-CxH 2x -R(51)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; xは0、1、2、3または4であり; R(51)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(52)およびR(53)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(47)、R(48)およびR(50)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(49)はR(46)と同様に定義され; あるいは、R(46)とR(47)、またはR(46)とR(48)は一緒になって、メチレン基4
    〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き
    換えられることができ; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
    り; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、-SR(64)、-OR(65)、-NHR(66)、
    -NR(67)R(68)、-CHR(69)R(70)、-C(OH)R(54)R(55)、-C≡CR(56)、-CR(58)=CHR(5
    7)、-〔CR(59)R(60)〕u-(CO)-〔CR(61)R(62)〕v-R(63)であり; R(64)、R(65)、R(66)、R(67)およびR(69)は同じかまたは異なっていて、-(CH2 )y-(CHOH)z-(CH2)aa-(CH2OH)t-R(71)または-(CH2)ab-O-(CH2-CH2O)ac-R(72)であ
    り; R(71)およびR(72)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; y、z、aaは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(68)、R(70)、R(54)およびR(55)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6 )−アルキルであり; あるいは、R(69)とR(70)、またはR(54)とR(55)はそれらを担持している炭素原
    子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(63)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(73
    )であり; eは0、1、2、3または4であり; R(56)、R(57)およびR(73)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換で
    あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(74)R(75)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(74)およびR(75)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(56)、R(57)およびR(73)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリー
    ルであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置換されており; R(58)、R(59)、R(60)、R(61)およびR(62)は水素またはメチルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(76)-NH-SO2-であり; R(76)はR(77)R(78)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、SまたはN-R(79)であり; R(77)およびR(78)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(80)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(80)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    かまたはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(77)とR(78)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(79)はR(77)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してNR(84)R(85)であり; R(84)およびR(85)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルであるか、または
    一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3 またはN−ベンジルで置き換えられることができるか;またはうちCH2基1個ま
    たは2個はCH-CdmH2dm+1で置き換えられることができる〕のヘテロアロイルグア
    ニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 682 017, NZ 272 058) y) 下記式I: 【化30】 〔式中: T、U、V、W、X、YおよびZは相互に独立して窒素または炭素であり; ただし、XとZが同時に窒素であることはなく、 そして、T、U、V、W、X、YおよびZはそれらが窒素である場合には、置
    換基を担持せず; そして、これらのうち4個より多くが同時に窒素であることはなく、 R(1)およびR(2)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、(C1-C3)−アルキル
    、(C1-C3)−ペルフルオロアルキル、OR(8)、 NR(8)R(9)またはC(=O)N=C(NH2)2
    あり; R(8)およびR(9)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、
    -C≡N、 Xk-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(10a)-SObm、 R(10b)R(10c)N-CO、R(11)-CO-ま
    たはR(12)R(13)N-SO2-であり;ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝
    鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; bmは0、1または2であり; pは0、1または2であり; kは0または1であり; qは1、2、3、4、5または6であり; R(10a)、 R(10b)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニル、-CnH2n-R(15)または(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり
    ; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)はHまたはC1-C4−アルキルであり; あるいは、R(10b)、 R(11)およびR(12)は水素であり; R(10c)および R(13)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(10b)とR(10c)およびR(12)とR(13)は一緒になって、メチレン基4
    〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで
    置き換えられることができ; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して(C1-C8)−ア
    ルキル、-Ca1H2a1R(18)または(C3-C8)−アルケニルであり; alは0、1または2であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニルまたはナフチルであ
    り、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよ
    びNR(19a)R(19b)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(19a)およびR(19b)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して(C1-C9)−ヘ
    テロアリールであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換
    であるか、またはF、C1、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルア
    ミノまたはジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換され
    ており; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、 【化31】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(22)-であり; h、 ad、 ahは相互に独立して0または1であり; i、j、k、ae、af、ag、ao、apおよびakは相互に独立して0、1、2、3ま
    たは4であるが; ただし各々の場合、 h、iおよびkが同時に0であることはなく; ad、aeおよびagが同時に0であることはなく;そして ah、aoおよびakが同時に0であることはなく; R(23)、 R(24)、 R(25)およびR(22)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アル
    キルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してSR(29)、 -OR(
    30)、-NR(31)R(32)または-CR(33)R(34)R(35)であり; R(29)、 R(30)、 R(31)およびR(33)は相互に独立して-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
    ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(32)、 R(34)およびR(35)は相互に独立してR(29)と同様にして定義されるか、
    または水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、 【化32】 であり; R(96)、 R(97)およびR(98)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり、
    これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF、
    Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
    ノまたはベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; Wは酸素、SまたはNR(36)-であり; R(36)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してR(46)X(1)-で
    あり; X(1)は酸素、S、NR(47)、 (D=O)A-またはNR(48)C=MN(*)R(49)-であり; Mは酸素またはイオウであり; Aは酸素またはNR(50)であり; DはCまたはSOであり; R(46)は(C1-C8)−アルキル、 (C3-C8)−アルケニル、 (CH2)bCdF2d+1または-CXH 2X -R(51)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; xは0、1、2、3または4であり; R(51)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(52)およびR(53)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
    ルキルであり; R(47)、 R(48)およびR(50)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(49)はR(46)と同様に定義され; あるいは、R(46)とR(47)、またはR(46)とR(48)は一緒になって、メチレン基4
    〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで
    置き換えられることができ; ここでAおよびN(*)はヘテロアロイルグアニジン親構造のフェニル核に結合し
    ており; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、-SR(64)、-
    OR(65)、 -NHR(66)、 -NR(67)R(68)、 -CHR(69)R(70)または-CR(54)R(55)OH、-C≡C
    R(56)、 -CR(58)=CR(57)または-〔CR(59)R(60)〕u-CO-〔CR(61)R(62)〕v-R(63)で
    あり; R(64)、 R(65)、 R(66)、 R(67)およびR(69)は同じかまたは異なっていて、-(CH2 )y-(CHOH)z-(CH2)aa-(CHOH)t-R(71)または-(CH2)ab-O-(CH2-CH2O)ac-R(72)であ
    り; R(71)およびR(72)は相互に独立して水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; y、z、aaは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(68)、 R(70)、 R(54)およびR(55)は同じかまたは異なっていて、水素または(C 1 -C6)−アルキルであり; あるいは、R(69)とR(70)、またはR(54)とR(55)はそれらを担持している炭素原
    子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し、 R(63)は水素、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C8)-シクロアルキルまたは-CeH2e-R(7
    3)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(56)、 R(57)およびR(73)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換で
    あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(74)R(75)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(74)およびR(75)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(56)、 R(57)およびR(73)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリー
    ルであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置換されており; R(58)、 R(59)、 R(60)、 R(61)およびR(62)は水素またはメチルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してR(76)-NH-SO2 -であり; R(76)はR(77)R(78)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、 SまたはN-R(79)であり; R(77)およびR(78)は同じかまたは異なっていて、水素、 (C1-C8)−アルキル、 (
    C3-C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(80)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(80)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、 Cl、 CF3、メトキシまたは(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(77)とR(78)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(79)はR(77)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してNR(84a)R(85)
    、 OR(84b)、 SR(84c)または-CnH2n-R(84d)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(84d)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(84a)、 R(84b)、 R(84c)およびR(85)は相互に独立して水素、 (C1-C8)−アルキ
    ル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキルまたは(CH2)ax-R(84g)であり; axは0、1、2、3または4であり; R(84g)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、 メトキシおよびNR(84u)R(84v)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(84u)およびR(84v)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(84a)とR(85)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2 基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    できる〕の2環ヘテロアロイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 686 627, NZ 272 103) z) 下記式I: 【化33】 〔式中: R(1)はR(6)-SOmであり; mは0、1または2であり; R(6)は直鎖または分枝鎖の炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、炭素原子1、2、
    3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するアルコ
    キシまたはフェノキシであり、これは未置換であるかまたは、F、Cl、メチルお
    よびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; あるいは、R(2)およびR(3)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロール−
    2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、
    Cl、Br、I、CN、 炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルカノ
    イル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルコキシカルボニ
    ル、ホルミル、カルボキシル、CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜4個で置換されており; R(4)およびR(5)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2または3個を有する
    アルキル、F、Cl、Br、I、CN、 OR(7)、 NR(8)R(9)または-(CH2)n-(CF2)o-CF3
    あり; R(7)、 R(8)およびR(9)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または
    4個を有するアルキルであり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上許容
    し得る塩; (EP-A 690 048, NZ 272 373) aa) 下記式I: 【化34】 〔式中: R(A)は水素、 F、Cl、Br、I、CN、OH、OR(6)、(C1-C8)−アルキル、Or(CH2)a CbF2b+1、(C3-C8)−シクロアルキルまたはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、 (C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳
    香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10
    )よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立してR(6)と同様に定義され; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; R(B)は独立してR(A)と同様に定義され; xは0、1または2であり; yは0、1または2であり; R(C)は水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(12)、(C1-C8)−アルキル、OP(CH2)fCgF 2g+1 または(C3-C8)−シクロアルキルであり; pは0または1であり; fは0、1、2、3または4であり; gは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(12)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳
    香族フェニルまたはベンジルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、
    メトキシおよびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(13)およびR(14)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペ
    ルフルオロアルキルであり; R(D)は独立してR(C)と同様に定義され; R(1)は水素、 (C1-C8)−アルキル、 -Ot(CH2)dCeF2e+1、(C3-C8)−シクロアルキ
    ル、F、Cl、Br、IまたはCNであり; tは0または1であり; dは0、1、2、3または4であり; eは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; ただし、置換基R(A)、 R(B)、 R(C)、 R(D)、 R(1)、 R(2)、 R(4)またはR(5)の少な
    くとも1個はOr(CH2)aCbF2b+1、OP(CH2)fCgF2g+1またはOt(CH2)dCeF2e+1基であり
    、 そしてR(3)はOt(CH2)dCeF2e+1基ではない〕のペルフルオロアルキル基担持フ
    ェニル置換アルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 690 048, NZ 272 449) ab) 下記式I: 【化35】 〔式中: R(1)はNR(50)R(6)であり、R(50)およびR(6)は相互に独立して水素、(C1-C8)−
    アルキルまたは(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり; R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立してR(10)-SOa-、R(11)R(12)N-CO-、
    R(13)-CO-またはR(14)R(15)N-SO2-であり; aは0、1または2であり; R(10)、 R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して(C1-C8)−
    アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C6)−アルケニルまたは-CabH2 ab -R(16)であり; abは0、1、2、3または4であり; R(16)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(17)R(18)よりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; R(17)およびR(18)は相互に独立してH、CF3または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(11)、R(12)、およびまたR(14)とR(15)は一緒になってメチレン基
    4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置
    き換えられることができ; あるいは、R(11)、R(12)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して水素であり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してSR(21)、 -OR(22)、-
    NR(23)R(24)または-CR(25)R(26)R(27)であり; R(21)、 R(22)、 R(23)およびR(25)は相互に独立して-CbH2b-(C1-C9)−ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
    ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; bは0、1または2であり; R(24)、 R(26)およびR(27)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 F、Cl、Br、
    I、CN、-(Xa)dg-CdaH2da+1、-(Xb)dh-(CH2)db-CdeF2de+1、(C3-C8)−アルケニル
    または-CdfH2dfR(30)であり; (Xa)はO、SまたはNR(33)であり; R(33)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; dgは0または1であり; (Xb)はO、SまたはNR(34)であり; R(34)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; dhは0または1であり; daは0、1、2、3、4、5、6、7、8であり; dbは0、1、2、3、4であり; deは0、1、2、3、4、5、6、7であり; dfは0、1、2、3、4であり; R(30)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリルまたはナフチルは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(31)R(32)よりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; R(31)およびR(32)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してNR(40)R(41)または-
    (Xe)-(CH2)ebR(45)であり; R(40)およびR(41)は相互に独立して、 水素、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペ
    ルフルオロアルキルまたは(CH2)e-R(42)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(42)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、 これは未置換であるか、
    またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよびNR(43)R(44)よりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; R(43)およびR(44)は相互に独立してH、CF3または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(40)とR(41)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; (Xe)は0、SまたはNR(47)であり; R(47)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; ebは0、1、2、3または4であり; R(45)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、 これは未置換であるか、
    またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシ、NR(50)R(51)および-(Xfa)-(CH2)ed-(Xfb
    )R(46)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; XfaはCH2、O、SまたはNR(48)であり; XfbはO、SまたはNR(49)であり; edは1、2、3または4であり; R(46)はH、(C1-C4)-アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(48)、 R(49)、 R(50)およびR(51)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルま
    たは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; ただしここでR(3)およびR(4)は水素ではありえない〕のオルトアミノ置換ベン
    ゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 272 946, EP-A 700 904) ac) 下記式I: 【化36】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキ
    シドであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; あるいは、3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは-SR(10)、 -OR(10)、 -NR(10)R
    (11)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキシドであり、これは未置
    換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチル
    アミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; aは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
    または(C1-C4)−アルキルであり; そして、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立して(C1-C8)−ア
    ルキル、 (C2-C8)−アルケニルまたは-CmH2mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(15)R(16)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素またはCH3であり; あるいは、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立して水素、F、
    Cl、Br、 I、-C≡N、 X-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(22)-SOu、R(23)R(24)N-CO、 R(25)-
    CO-またはR(26)R(27)N-SO2-であり、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖また
    は分枝鎖であり; Xは結合、酸素、SまたはNR(28)であり; uは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、 (C2-C 6 )−アルケニル、 -CnH2n-R(29)またはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(28)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; R(29)は、 (C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(30)R(31)よりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)もまた水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になって、メチレン
    基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで
    置き換えられることができ; あるいは、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立してOR(35)また
    はNR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキル、F、Cl、-OR(32)
    、 -NR(33)R(34)またはCrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであ
    り; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩; (EP-A 702 001, NZ 272 948) ad) 下記式I: 【化37】 〔式中: R(1)は水素、 F、Cl、Br、I、CN、NO2、OH、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−
    シクロアルキル、Oa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; あるいは、R(1)はR(5)-SOmまたはR(6)R(7)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(5)およびR(6)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、
    CF3または-CnH2n-R(8)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)はHであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; あるいは、R(1)は-SR(11)、 -OR(11)または-CR(11)R(12)R(13)であり; R(11)は-CpH2p-(C3-C8)−シクロアルキル、 -(C1-C9)−ヘテロアリールまたは
    フェニルであり、ここで芳香族系は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
    メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(12)、 R(13)は相互に独立してR(11)と同様に定義されるか、または、水素ま
    たは(C1-C4)−アルキルであり; pは0、1または2であり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは(C1-C9)−ヘテロ
    アリールであり、後者はCまたはNを介して連結しており、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
    およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(2)は-CF2R(14)、 -CF〔R(15)〕〔R(16)〕、 -CF〔(CF2)q-CF3)〕〔R(15)〕、-
    C〔(CF2)r-CF3〕=CR(15)R(16)であり; R(14)は(C1-C4)−アルキルまたは(C3-C6)−シクロアルキルであり; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; qは0、1または2であり; rは0、1または2であり; R(3)はR(1)と同様に定義され; R(4)は水素、(C1-C3)−アルキル、F、Cl、Br、I、CN、 -(CH2)s-(CF2)t-CF3
    であり; sは0または1であり; tは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (EP-A 700 899, NZ 272 947) ae) 下記式I: 【化38】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは、 -Y-4-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル、 -Y-3-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル、または -Y-2-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル であり、ここでフェニルは各々、未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル
    、ヒドロキシル、メトキシおよび-NR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基
    1〜2個で置換されており; R(37)およびR(38)は相互に独立して水素または-CH3であり; Yは結合、酸素、-S-または-NR(9)であり; R(9)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; R(7)は-OR(10)または-NR(10)R(11)であり; R(10)およびR(11)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C1-C8)−ア
    ルカノイル、-(C1-C8)−アルコキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカル
    ボニルであり; あるいは、R(10)はトリチルであり; R(8)は-OR(12)または-NR(12)R(13)であり; R(12)およびR(13)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキルまたはベンジル
    であり; kは0、1、2、3または4であり; そして他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して-(C1-C8)−アルキル
    、-(C2-C8)−アルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立してR(18)R(19)N-(C
    =Y′)-NH-SO2-であり; Y′は酸素、 -S-または-N-R(20)であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C3-C6)−ア
    ルケニルまたは-(CH2)t-R(21)であり; tは0、1、2、3または4であり; R(21)は-(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メトキシおよび-(C1-C4)−アルキルよりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)とR(19)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、-NH-、 -N-CH3または−N−ベンジルで置き換えられること
    ができ; R(20)はR(18)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して水素、F、Cl、
    Br、I、-C≡N、 X-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(22)-SOu-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(25)-CO
    -またはR(26)R(27)N-SO2-であり、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または
    分枝鎖であり; Xは結合、酸素、-S-または-NR(28)であり; uは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは1、2、3、4、5または6であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して-(C1-C8)−アルキル、-(C3 -C6)−アルケニル、-(CH2)n-R(29)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(28)は、水素または-(C1-C3)−アルキルであり; R(29)は-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換であ
    るか、 またはF、 Cl、 -CF3、メチル、 メトキシおよび-NR(30)R(31)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)は水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または-(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になって、 メチレン
    基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、-NH-、 -N-CH3または−N−ベン
    ジルで置き換えられることができ; あるいは、他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して-OR(35)または-
    NR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または-(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、 -S-、 -NH-、 -N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 -(C1-C4)−アルキル、F、Cl、-OR(32
    )、 -NR(33)R(34)または-CrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または-(C1-C3)−アルキルで
    あり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩; (EP-A 713 684, NZ 280 517) af) 下記式I: 【化39】 〔式中: R(1)はR(6)-COまたはR(7)R(8)N-COであり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
    よびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)はH、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−
    アルケニルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、 フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
    よびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(8)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)はR(1)と同様に定義されるか、またはH、OH、 F、 Cl、 Br、 I、CN、NO2、(
    C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−アルケニルまた
    は-CnH2nR(15)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(16)R(17)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(16)およびR(17)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; あるいは、R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、 これはCまたはNを介し
    て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
    、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)はSR(18)、-OR(18)、 -NR(18)R(19)または-CR(18)R(19)R(20)で
    あり; R(18)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、 ジメ
    チルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(19)およびR(20)は相互に独立してR(18)と同様に定義されるか、または水素
    、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)はR(21)-SOmまたはR(22)R(23)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(21)は(C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CnH2n-R(24)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、 ここで芳香族は未置換であるか、またはF、 Cl、 CF3、メチル、 メトキシお
    よびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(27)およびR(28)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(22)はH、 (C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
    アルケニルまたは-CnH2n-R(29)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(29)は(C3-C8)−シクロアルキル、 フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(30)R(31)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(30)およびR(31)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(23)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであ
    り; あるいは、R(22)とR(23)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、 S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; あるいは、R(2)はR(33)X-であり; Xは酸素、S、NR(34)、 (D=O)A-またはNR(34)C=MN(*)R(35)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(34)であり; DはCまたはSOであり; R(33)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1または-CnH 2n -R(36)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; nは0、1、2、3または4であり; R(36)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(37)およびR(38)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(34)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであ
    り; R(35)はR(33)と同様に定義され; あるいは、R(33)とR(34)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、 S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
    り; あるいは、R(2)は-SR(40)、 -OR(40)、 -NHR(40)、-NR(40)R(41)、 -CHR(40)R(42
    )、 -CR(42)R(43)OH、-C≡CR(45)、 -CR(46)=CR(45)または-〔CR(47)R(48)〕u-CO-
    〔C(R49)R(50)〕v-R(44)であり; R(40)およびR(41)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)p-(CHOH)q-(CH2)r-(CH
    OH)t-R(51)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(51)であり; R(51)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; p、qおよびrは相互に独立して、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(42)およびR(43)は相互に独立して水素または(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(42)およびR(43)はそれらを担持している炭素原子と一緒になって
    (C3-C8)−シクロアルキルを形成し、 R(44)は水素、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(
    45)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(45)はフェニルであり、 これは未置換であるか、 またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(52)およびR(53)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(45)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはフェ
    ニルのように置換されており; あるいは、R(45)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、または
    OH 1〜3個で置換されており; R(46)、 R(47)、 R(48)、 R(49)およびR(50)は相互に独立して水素またはメチル
    であり; あるいは、R(2)はR(55)-NH-SO2-であり; R(55)はR(56)R(57)N-(C=Y)-であり; Yは酸素、SまたはN-R(58)であり; R(56)およびR(57)は相互に独立して水素、 (C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アル
    ケニルまたは-CfH2f-R(59)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(59)は(C5-C7)−シクロアルキル、 フェニルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択され
    る置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(56)とR(57)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(58)はR(56)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)またはR(2)と同様に定義される
    が、ただし、置換基R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)のうち少なくとも1つはOHでな
    ければならない〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 723 956, NZ 280 887) ag) 下記式I: 【化40】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)のうち1つはR(6)-A-B-D-であり; R(6)は塩基性のプロトン化可能な基、即ちアミノ基-NR(7)R(8)、アミジノ基R(
    7)R(8)N-C〔=N-R(9)〕−またはグアニジノ基 【化41】 であり; R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、
    3または4個を有するアルキル基であり; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になってCaH2aとなり; aは4、5、6または7であり; ここでa=5、6または7である場合は、基CaH2aのメチレン基はヘテロ原子
    基O、SOmまたはNR(11)で置き換えられることができ、 あるいは、R(8)とR(9)またはR(9)とR(10)またはR(7)とR(10)は基CaH2aとなり
    ; aは2、3、4または5であり; ここでa=3、4または5である場合は、基CaH2aのメチレン基はヘテロ原子
    基O、SOmまたはNR(11)で置き換えられることができ; mは0、1または2であり; R(11)は水素またはメチルであり; あるいは、R(6)は炭素原子1〜9個を有する塩基性の複素芳香族環系であり; AはCbH2bであり; bは1、2、3、4、5、6、7、8、9または10であり; ここで基CbH2b中メチレン基1個または2個は-O-、 -CO-、 -CH〔OR(20)〕-、 -S
    Om-、 -NR(20)-、 -NR(20)-CO-、 -NR(20)-CO-NH-、 -NR(20)-CO-NH-SO2-、 【化42】 そして-SOaa〔NR(19)〕bb-よりなる群から選択される基1つにより置き換えられ
    ることができ; そして基CbH2b中メチレン基は-CH-R(99)で置き換えられることができ、ここで
    R(99)はR(7)と一緒になってピロリジンまたはピペリジン環を形成し; aaは1または2であり; bbは0または1であり; aa+bb=2であり; R(19)は水素または炭素原子1、2、3または4を有するアルキルであり; R(20)は水素またはメチルであり; Bはフェニレンまたはナフチレン基 【化43】 であり; R(12)およびR(13)は相互に独立して水素、メチル、F、Cl、Br、 I、CF3また
    は-SOw-R(14)であり; R(14)はメチルまたはNR(15)R(16)であり; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; wは0、1または2であり; Dは-CdH2d-Xf-であり; dは0、1、2、3または4であり; Xは-O-、 -CO-、 -CH〔OR(21)〕-、 -SOm-または-NR(21)-であり; fは0または1であり; R(21)は水素またはメチルであり; mは0、1または2であり; そして他の置換基R(1)およびR(2)およびR(3)は各々、相互に独立して水素、F
    、Cl、Br、I、-CN、 -(C1-C8)−アルキル、-(C2-C8)−アルケニル、 -NR(35)R(36
    )またはR(17)-CgH2g-Zh-であり; gは0、1、2、3または4であり; hは0または1であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、-NH-、-NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; Zは-O-、 -CO-、 -SOv-、 -NR(18)-、 -NR(18)-CO-、 -NR(18)-CO-NH-または-NR(1
    8)-SO2-であり; R(18)は水素またはメチルであり; vは0、1または2であり; R(17)は水素、炭素原子3、5または6個を有するシクロアルキルまたはCkF2k +1 -であり; kは1、2または3であり; あるいは、R(17)はピロール−1−イル、ピロール−2−イルまたはピロール
    −3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、Br、I、-CN、(C2-C 8 )−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボニル、ホルミル、カルボキシル、 -CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜4個により
    置換されており; あるいは、R(17)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未
    置換であるか、またはFおよびCl、 -CF3、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、-NR
    (37)R(38)、CH3SO2-およびH2NO2S-よりなる群から選択される置換基1〜3個に
    より置換されており; R(37)およびR(38)は水素または-CF3であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)または-CrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2または
    3個を有するアルキルであり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩; (EP-A 738 712, NZ 286 380) ah) 下記式I: 【化44】 〔式中: R(1)およびR(2)は、 相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7、8、9または10個を有するアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有す
    るシクロアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するO−アルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するO-C(=O)−アルキルまたはCmH2m-NR(12)R(13)
    ただしR(12)およびR(13)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または
    4個を有するアルキルであり;mは0、1、2、3または4であるもの、 NH-C(=O)-NH2、炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-O-アルキル、 C(=
    O)-NH2、炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-NH-アルキル、各アルキル
    基に炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-N(アルキル)2、炭素原子2、
    3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルケニル、 炭素原子2、3、
    4、5、6、7、8、9または10個を有するアルキニル、 アルキル基に炭素原子
    1、2、3または4個を有するアルキルアリール、 アルケニル基に炭素原子2、
    3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルケニルアリール、 アルキニ
    ル基に炭素原子2、3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルキニル
    アリール、C1-C4−アルキル−置換アリール、C1-C4−アルキルヘテロアリール、
    C1-C4−アルケニルヘテロアリール、アルキル基に炭素原子1、2、3または4
    個を有するアミノアルキルアリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換
    ヘテロアリールであり; R(3)、 R(4)、 R(5)およびR(6)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4
    、5、6、7、8、9または10個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7、8、9または10個を有するO−アルキル、ハロゲン、(例えばF、
    Cl、Br、I)、OH、 アリール、 置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリ
    ール、O−低級アルキル、O−アリール、O−低級アルキルアリール、O−置換
    アリール、O−低級アルキル−置換アリール、O-C(=O)-C1-C4−アルキルアリー
    ル、 O-C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、O-C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、NO2、CN、 CF3、N
    H2、NH-C(=O)-C1-C4−アルキル、 NH-C(=O)-NH2、COOH、 C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 C(=O)-NH2、C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、 C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、C1-C4-COO
    H、 C1-C4−アルキル−C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 SO3H、 SO2−アルキル、 SO2
    アルキルアリール、 SO2-N-(アルキル)2、SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)、
    C(=O)-R(11)、 C1-C10−アルキル−C(=O)-R(11)、 C2-C10−アルケニル−C(=O)-R(
    11)、 C2-C10−アルキニル−C(=O)-R(11)、 NH-C(=O)-C1-C10−アルキル−C(=O)-R
    (11)、 O-C1-C11−アルキル−C(=O)-R(11)であり; R(11)はC1-C4−アルキル、C1-C4−アルキニル、アリール、置換アリール、NH 2 、NH-C1-C4−アルキル、 N-(C1-C4−アルキル)2、SO3H、 SO2−アルキル、SO2−ア
    ルキルアリール、 SO2-N-(アルキル)2、SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)であ
    り; XはO、SまたはNHであり; R(7)、R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して水素、アルキル、シクロアル
    キル、アリール、アルキルアリールであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって5、6または7員ヘテロ環の一部を形成
    し; Aは存在しないか、または非毒性の有機または無機の酸である〕のインデノイ
    ルグアニジン; (EP 748 795, NZ 286 583) ai) 下記式I: 【化45】 〔式中: R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-Y-〔4-R(8)−フェニル〕、-Y-〔3-R(
    8)−フェニル〕または-Y-〔2-R(8)−フェニル〕であり、ここでフェニルは各々
    、未置換であるか、またはF、Cl、 -CF3、メチル、ヒドロキシル、メトキシおよ
    び-NR(96)R(97)よりなる群から選択される置換基1〜2個で置換されており; R(96)およびR(97)は相互に独立して水素または-CH3であり; Yは結合、CH2、酸素、-S-または-NR(9)であり; R(9)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(8)はSOa〔NR(98)〕bNR(99)R(10)であり; aは1または2であり; bは0または1であり; a+b=2であり; R(98)、 R(99)およびR(10)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、ベン
    ジル、-(C2-C8)−アルキレン−NR(11)R(12)、 (C2-C8)−アルキレン−NR(13)-(C2 -C8)−アルキレン−NR(37)R(38)または(C0-C8)−アルキレン−CR(39)R(40)CR(41
    )R(42)(C0-C8)−アルキレン−NR(43)R(44)であり; R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(37)、 R(38)、 R(43)およびR(44)は相互に独立して水
    素、 -(C1-C8)−アルキルまたはベンジルであり; R(39)、 R(40)、 R(41)およびR(42)は相互に独立して水素、 -(C1-C8)−アルキル
    または-(C0-C3)−アルキレンフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか
    、またはF、Cl、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基
    1〜3個で置換されており; あるいは、R(99)とR(10)は一緒になってメチレン基4〜6個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -N-CH3または−N−ベンジルで置き換えられること
    ができ; あるいは、R(8)はSOa〔NR(98)〕bNR(95)-C〔=N-R(94)〕-NR(93)R(92)であり; R(92)、 R(93)、 R(94)およびR(95)は相互に独立して水素または炭素原子1、2
    、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロ
    ール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、また
    はF、Cl、Br、I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボ
    ニル、 ホルミル、 カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選
    択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル
    、-(C2-C8)−アルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、-Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-Q-4-〔(CH2)k-CHR(17)-(C
    =O)R(20)〕−フェニル、 -Q-3-(CH2)k-CHR(17)-(C=O)R(20)〕−フェニルまたは-Q
    -2〔(CH2)k-CHR(17)-(C=O)R(20)〕−フェニルであり、ここでフェニルは各々、
    未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル、ヒドロキシル、 メトキシおよび-
    NR(35)R(36)よりなる群から選択される置換基1〜2個で置換されており; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または-CH3であり; Qは結合、酸素、-S-または-NR(18)であり; R(18)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; R(17)は-OR(21)または-NR(21)R(22)であり; R(21)およびR(22)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C1-C8)−ア
    ルカノイル、-(C1-C8)−アルコキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカル
    ボニルであり; あるいは、R(21)はトリチルであり; R(20)は-OR(23)または-NR(23)R(24)であり; R(23)、 R(24)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキルまたはベンジルであ
    り; kは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリール
    であり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)、 -CR(25
    )R(26)R(27)であり; R(25)は-CfH2f-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジ
    メチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリール
    −N−オキシドであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして未置換
    であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチル
    アミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して-SR(28)、 -OR(28)、 -NR(28
    )R(29)または-CR(28)R(29)R(30)であり; R(28)は-CgH2g-(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキシドであり、これは未置
    換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、 アミノ、 メチ
    ルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; gは0、1または2であり: R(29)、 R(30)は相互に独立してR(28)と同様に定義されるか、または水素また
    は(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、 I、-C
    ≡N、 T-(CH2)h-(CiF2i+1)、 R(31)SO1-、 R(32)R(33)N-CO-、 R(34)-CO-またはR(45
    )R(46)N-SO2であり、 ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり
    ; Tは結合、酸素、-S-または-NR(47)であり; lは0、1または2であり; hは0、1または2であり; iは1、2、3、4、5または6であり; R(31)、 R(32)、 R(34)およびR(45)は相互に独立して-(C1-C8)−アルキル、-(C3 -C6)−アルケニル、(CH2)nR(48)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(47)は水素または炭素原子1、2または3個を有するアルキルであり; R(48)は、-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換で
    あるか、 またはF、 Cl、 -CF3、メチル、 メトキシおよび-NR(49)R(50)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(49)およびR(50)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキ
    ルであり; あるいは、 R(32)、 R(34)およびR(45)は水素であり; R(33)およびR(46)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; あるいは、R(32)とR(33)、およびR(45)とR(46)は一緒になって、 メチレン基5
    または6個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、-NH-、 -NCH3または−N−ベン
    ジルで置き換えられることができ; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立してR(51)-A-G-D-であり; R(51)は塩基性のプロトン化可能な基、 即ちアミノ基-NR(52)R(53)、 アミジノ
    基R(52)R(53)N-C〔=N-R(54)〕−またはグアニジノ基R(52)R(53)N-C〔=N-R(54)〕
    -NR(55)-であり; R(52)、 R(53)、 R(54)およびR(55)は相互に独立して水素または炭素原子1、2
    、3または4個を有するアルキル基であり; あるいは、R(52)とR(53)は基CαH2αとなり; αは4、5、6または7であり、 ここでα=5、6または7である場合は、基CαH2αの炭素原子はヘテロ原
    子基O、SOdまたはNR(56)で置き換えられることができ、 あるいは、R(53)とR(54)またはR(54)とR(55)またはR(52)とR(55)は基CyH2y
    なり; yは2、3、4または5であり; ここでy=3、4または5である場合は、基CyH2yの炭素原子はヘテロ原子基
    O、SOdまたはNR(56)で置き換えられることができ; dは0、1または2であり; R(56)は水素またはメチルであり; あるいは、R(51)は炭素原子1〜9個を有する塩基性の複素芳香族環系であり
    ; Aは基CeH2eであり; eは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9または10であり; ここで、基CeH2e中、炭素原子は基-O-、 -CO-、 -CH〔OR(57)〕-、-SOr-、 -NR(5
    7)-、 -NR(57)-CO-、 -NR(57)-CO-NH-、 -NR(57)-CO-NH-SO2-または-NR(57)-SO2-の
    1つにより置き換えられることができ; rは0、1または2であり; Gはフェニレン基 【化46】 であり; R(58)およびR(59)は相互に独立して水素、 メチル、 メトキシ、 F、Cl、Br、 I
    、CF3または-SOs-R(60)であり; R(60)はメチルまたはNR(61)R(62)であり; R(61)およびR(62)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; Dは-CvH2v-Ew-であり; vは0、1、2、3または4であり; Eは-O-、 -CO-、 -CH〔OR(63)〕-、-SOaa-または-NR(63)-であり; wは0または1であり; aaは0、1または2であり; R(63)は水素またはメチルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-CF2R(64)、 -CF〔R(65)〕
    〔R(66)〕、-CF〔(CF2)q-CF3〕〔R(65)〕、 -C〔(CF2)p-CF3〕=CR(65)R(66)であ
    り; R(64)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原子3、
    4、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(65)およびR(66)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; qは0、1または2であり; pは0、1または2であり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して-OR(67)または-NR(67)R(68
    )であり; R(67)およびR(68)は相互に独立して水素、または炭素原子1、2、3、4、5
    または6個を有するアルキルであり; あるいは、R(67)とR(68)は一緒になってメチレン基4、5、6または7個とな
    り、うちCH2基1個は酸素、 -S-、 SO2、-NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き
    換えられることができ; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキル、F、Cl、 -OR(69)、 -NR(70)R(71)または-CzF2z+1であり; R(69)、 R(70)およびR(71)は相互に独立して水素または炭素原子1、2または
    3個を有するアルキルであり; Zは1、2、3または4であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルであり; Xは酸素またはNR(72)であり; R(72)は水素または炭素原子1、2または3個を有するアルキルである〕のベ
    ンジルオキシカルボニルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP 744 397, NZ 286 622) ak) 下記式I: 【化47】 〔式中: R(6)は水素、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−シクロアルキルまたはフェニルで
    あり、 ここでフェニル基は未置換であるか、 またはF、Cl、CF3、メチル、メト
    キシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(9)およびR(10)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
    ルキルであり; R(7)は独立してR(6)と同様に定義され; R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して水素またはFであり; ただしここで基R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)のうち少なくとも1つはフ
    ッ素でなければならない〕のフルオロフェニル基担持アルケニルカルボン酸グア
    ニジドおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 299 015) al) 下記式I: 【化48】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して炭素原子1、2、3、4、5、6、7または
    8個を有するアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有するアルケニル、CF 3 または-CnH2n-R(7)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(6)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(7)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは
    フェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(8)およびR(9)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルで
    あり; あるいは、R(5)はまた水素であり; あるいは、R(5)およびR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; あるいは、R(1)は-Op-(CH2)q-(CF2)r-CF3であり; pは0または1であり; qは0、1または2であり; rは0、1、2または3であり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)、R(11)およびR(12)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するアルキル、-CsH2s-(C3-C6)−シクロアルキル、 ま
    たは、 ピリジル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリルまたはフェ
    ニルよりなる群から選択される芳香族系であり; sは0、1または2であり; ここで芳香族系ピリジル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル
    およびフェニルは未置換であるか、または、F、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒド
    ロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択され
    る置換基1〜3個で置換されており; R(2)は-(CH2)u-(CF2)t-CF3であり; tは0、1、2または3であり; uは0または1であり; R(3)は水素または独立してR(1)と同様に定義される〕のベンゾイルグアニジン
    およびその製薬上許容し得る塩; (NZ 299 052) am) 下記式I: 【化49】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)の少なくとも1つは-Xa-Yb-Ln-Uで
    あり; XはCR(16)R(17)、 O、SまたはNR(18)であり; R(16)、 R(17)およびR(18)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
    個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
    アルキルであり; aは0または1であり; Yは炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレン、ア
    ルキレン基に炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレ
    ン−T、T、アルキレン基に炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
    有するT−アルキレンであり; TはNR(20)、 O、Sまたはフェニレンであり、ここでフェニレンは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、 メトキシおよびNR(21)R(22)よりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; R(20)、 R(21)およびR(22)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
    個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
    アルキルであり; bは0または1であり; LはO、S、NR(23)またはCkH2kであり; kは1、2、3、4、5、6、7、8であり; nは0または1であり; UはNR(24)R(25)または炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個
    を有するN含有複素環であり; R(24)およびR(25)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3、4、5、6、7また
    は8個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(24)とR(25)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; ここでN含有複素環はN−またはC−架橋されており、未置換であるかまたは
    、F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(27)R(28)よりなる群から選択される
    置換基1〜3個で置換されており; R(23)、 R(27)およびR(28)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
    個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
    アルキルであり; そして、他の置換基R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は各々、相互に独立し
    てH、F、Cl、 Br、 I、CN、 -On-CmH2m+1、-Op-(CH2)s-CqF2q+1または-CrH2rR(10
    )であり; nは0または1であり; mは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; pは0または1であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; sは0、1、2、3または4であり; rは0、1、2、3または4であり; R(10)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまた
    はフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、または、F、Cl、CF3
    メチル、メトキシおよびNR(11)R(12)よりなる群から選択される置換基1〜3個
    で置換されており; R(11)およびR(12)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
    であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、 I、CN、 炭素原子1、2
    、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5、6
    、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換で
    あるか、または、F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(14)およびR(15)は相互に独立してH、 炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
    である〕の置換ケイヒ酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 299 052) an) 下記式I: 【化50】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つはR(6)-C(OH)2-であり; R(6)は炭素原子1、2または3個を有するペルフルオロアルキルであり、これ
    は直鎖または分枝鎖であり; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、OH、F、Cl、
    Br、 I、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素原子3
    、4、5または6個を有するシクロアルキル、炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルコキシまたはフェノキシであり、これは、未置換であるか、または、
    F、Cl、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してアルキル-SOx
    -CR(7)=CR(8)R(9)または-C≡CR(9)であり; xは0、1または2であり; R(7)は水素またはメチルであり; R(8)およびR(9)は相互に独立して、 水素、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル
    またはフェニルであり、これは未置換であるか、または、F、Cl、CF3、メチル
    およびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してフェニル、C6H5 -(C1-C4)−アルキル、 ナフチル、ビフェニリル、キノリニル、イソキノリニル
    またはイミダゾリルであり、ここで、キノリニル、イソキノリニルまたはイミダ
    ゾリルはCまたはNを介して結合しており、そして、フェニル、C6H5-(C1-C4)−
    アルキル、 ナフチル、ビフェニリル、キノリニル、イソキノリニルまたはイミダ
    ゾリルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、
    アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1
    〜3個で置換されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してSR(10)、 -OR(10
    )、 -CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CfH2f-(C3-C8)−シクロアルキル、 キノリニル、イソキノリニル、 ピ
    リジニル、 イミダゾリルまたはフェニルであり、ここで芳香族系キノリニル、イ
    ソキノリニル、ピリジニル、イミダゾリルおよびフェニルは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、水素または
    炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2または3個を有するア
    ルキル、F、Cl、 Br、 I、CN、 OR(13)、 NR(14)R(15)、 -(CH2)n-(CF2)o-CF3であ
    り; R(13)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルであり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上許容
    し得る塩; (NZ 299 682) ao) 下記式I: 【化51】 〔式中: 3つの置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つは、ベンゾイルグアニジ
    ン 【化52】 であり、これは未置換であるか、またはフェニル部分において、炭素原子1、2
    、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するアルケニル、-(CH2)m-R(14)、F、Cl、Br、I、-C
    ≡N、 CF3、R(22)SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(25)-CO-、 R(26)R(27)N-SO2、-OR(35)
    、-SR(35)または-NR(35)R(36)よりなる群から選択される基1〜4個により置換
    されており; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)-シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7また
    は8個を有するアルケニル、(CH2)nR(29)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4個であり; R(29)は-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(30)R(31)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキ
    ルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)は水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になってメチレン基
    5〜6個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジ
    ルで置き換えられることができ; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; あるいは、R(35)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-
    CF3、メチル、 メトキシ、 SO2R(5)、 SO2NR(6)R(7)および-NR(32)R(33)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(5)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキルであり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルであり; R(32)およびR(33)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; あるいは、R(35)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、 アミノ、メチルアミノおよ
    びジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々、相互に独立して、炭素原子1
    、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、(CH2)pR(10)であり; pは0、1、2、3または4であり; R(10)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル
    、メトキシ、-SO2NR(17)R(8)および-SO2R(9)よりなる群から選択される置換基1
    〜3個で置換されており; R(17)およびR(8)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; R(9)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは他の基R(1)およびR(3)は各々水素であり; R(4)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルである〕の
    スルホンイミドアミドおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 299 739) ap) 下記式I: 【化53】 〔式中: R(1)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルまた
    はNR(7)R(8)であり; R(7)およびR(8)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5、6
    、7または8個を有するアルキルであり; R(2)は水素、 炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
    ルまたは-SO2R(9)であり; R(9)は独立してR(1)と同様に定義され; R(3)は水素、 -SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
    り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、 これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
    メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
    ; R(4)は水素、F、Cl、Br、 I、OH、 -C≡N、 CF3、炭素原子1、2、3、4、5
    、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または
    8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; R(5)およびR(6)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩: (EP-A 774 458) aq) 下記式I: 【化54】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)およびR(4)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; そして他の基R(1)、 R(2)、R(3)およびR(4)は各々: R(1)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、F、Cl、Br、
    I、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルであり; R(2)およびR(4)は相互に独立して水素、 F、Cl、Br、 I、OH、 -CN、CF3、-CO-N
    =C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR
    (14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロール−
    2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、
    Cl、Br、I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボニル、
    ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択され
    る置換基1〜4個により置換されており; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立してR(22)-SO2-、R(23)R(24)N-CO-、R
    (28)-CO-またはR(29)R(20)N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立して-OR(35)または-NR(35)R(36)であ
    り; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(3)は水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
    り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
    メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、 これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
    ; R(5)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、F、Cl、Br、I、X-
    (CH2)y-CF3またはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、 メチル、メトキシおよび-NR(6)R(7)よりなる群から選択される置換基1〜3個
    で置換されており; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または-CH3であり; Xは結合または酸素であり; yは0、1または2である〕のベンゼンジカルボン酸ジグアニジドおよびその
    製薬上許容し得る塩; (EP-A 774 457) ar) 下記式I: 【化55】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)およびR(5)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; そして他の基R(1)、 (R2)、 R(3)およびR(5)は各々: R(1)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4を有するアルキルであり; R(2)は水素、F、Cl、 Br、I、OH、 -CN、 CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素1、2、3
    、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; あるいは、R(2)はR(22)-SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(28)-CO-またはR(29)R(30)
    N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、 R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、R(2)は-OR(35)または-NR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(3)は水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
    り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
    トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
    ; R(4)はCF3、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
    ル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニル、-(C3-C8)
    −シクロアルキルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; あるいは、R(4)はフェニルであり、これはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
    よび-NR(15)R(16)よりなる群から選択される置換基2、3、4または5個で置換
    されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素またはCH3である〕のベンゼンジカル
    ボン酸ジグアニジドおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 787 717) as) 下記式I: 【化56】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)、R(4)およびR(5)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; 他の基R(1)およびR(5)は各々相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または
    4個を有するアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4を有するアルキルであり; 他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立して水素、F、Cl、 Br、I、OH、-CN、 CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有する
    アルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまた
    は-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立してピロール−1−イル、
    ピロール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、Br、 I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、(C2-C8)−アルコキシカ
    ルボニル、ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群か
    ら選択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々R(22)-SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(28)
    -CO-またはR(29)R(30)N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、 R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立して-OR(35)または-NR(35)
    R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; 他の基R(3)は各々水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)
    R(27)であり; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
    トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
    ; 他の基R(6)、 R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は-CO-N=C(NH2)2であり; 他の基R(6)およびR(10)は各々相互に独立して水素、炭素原子1、2、3また
    は4個を有するアルキル、F、Cl、-OR(132)、 -NR(133)R(134)またはCF3であり
    ; R(132)、 R(133)およびR(134)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3
    または4個を有するアルキルであり; 他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、OH、-CN、 CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有する
    アルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまた
    は-(CH2)mmR(114)であり; mmは0、1または2であり; R(114)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(115)R(116)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(115)およびR(116)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立してピロール−1−イル、
    ピロール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、Br、 I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、(C2-C8)−アルコキシカ
    ルボニル、ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群か
    ら選択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々R(122)-SO2-、 R(123)R(124)N-CO-、R(
    128)-CO-またはR(129)R(130)N-SO2であり; R(122)およびR(128)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(123)、 R(124)、 R(129)およびR(130)は相互に独立して水素またはメチルであ
    り; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立して-OR(135)または-NR(13
    5)R(136)であり; R(135)およびR(136)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5
    または6個を有するアルキルであり; あるいは、R(135)とR(136)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH 2 基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられること
    ができ; 他の基R(8)は各々水素、-SR(125)、 -OR(125)、 -NR(125)R(126)または-CR(125)
    R(126)R(127)であり; R(125)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
    トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(125)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(126)およびR(127)は相互に独立してR(125)と同様に定義されるか、または水
    素または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであ
    り; Aは存在しないか、または-NR(11)-CO-、 -NR(12)-CO-NR(13)-、-NR(17)-CO-NR
    (18)-SO2-、 -NR(19)-SO2-、 -SO2-NR(19)-SO2-、-SO2-NR(19)-CO-、-O-CO-NR(19)
    -SO2-または-CR(20)=CR(21)-であり; R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(17)、R(18)、 R(19)、 R(20)およびR(21)は相互に独立
    して水素または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
    ルである〕のジアリールジカルボン酸ジグアニジドおよびその製薬上許容し得る
    塩; (EP-A 790 245) at) 下記式I: 【化57】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つは-Op-(CH2)s-CqF2q+1、R(40)C
    O-またはR(31)SOk-であり; pは0または1であり; sは0、1、2、3または4であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; kは0、1または2であり; R(40)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
    、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニ
    ルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチルおよびメトキシ
    よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(31)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
    、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニ
    ルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチルおよびメトキシ
    よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(31)はNR(41)R(42)であり; R(41)およびR(42)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルで
    あり; あるいは、R(41)とR(42)は一緒になってメチレン基4または5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立してH、F、Cl、Br
    、I、CN、 -Ona-CmaH2ma+1または-OgaCraH2raR(10)であり; naは0または1であり; maは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; gaは0または1であり; raは0、1、2、3または4であり; R(10)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまた
    はフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メ
    チルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、CN、 炭素原子1、2
    、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5、6
    、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換で
    あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(14)およびR(15)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
    である〕の置換チオフェニルアルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP-A 791 577) au) 下記式I: 【化58】 〔式中: R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、Cl、Br、I、(C1-C8)−アルキル、(
    C3-C8)−シクロアルキルまたは-OR(5)であり; R(5)は(C1-C8)−アルキルまたは-CdH2d-(C3-C8)−シクロアルキルであり; dは0、1または2であり; ここで2置換基R(2)およびR(3)の一方は常に水素であるが、ただし両置換基R(
    2)およびR(3)が同時に水素であることはない〕のオルト置換ベンゾイルグアニジ
    ンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 794 171) av) 下記式I: 【化59】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7ま
    たは8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
    有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
    キル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまたは
    Xa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、S、NR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
    であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
    ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
    ルまたはナフチルは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよび
    NR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立してHまたは炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
    CfH2f−シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
    およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
    3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
    炭素原子または窒素原子を介して連結しており、これは各々未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
    )、-C〔R(15)R(16)OH〕、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
    OH)j-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
    ; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、炭素原子1、2、3、
    4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭素
    原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
    キルを形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、
    メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
    であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
    するヘテロアリールであり、これは未置換であるかまたは、フェニルの場合と同
    様に置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
    であり、これは未置換であるか、または、OH 1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
    ルキルであり; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じかまたは異なっていて、水素
    、またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
    であり; mは1、2、3または4であり; R(2)およびR(3)はR(1)と同様に定義され; R(4)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルである〕のベンゾイル
    グアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 794 172) aw) 下記式I: 【化60】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7ま
    たは8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
    有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
    キル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまたは
    Xa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、S、NR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
    であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
    ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
    ルまたはナフチルは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよび
    NR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は独立してHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するア
    ルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
    CfH2f−シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
    およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
    3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
    炭素原子または窒素原子を介して連結しており、これは各々未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
    )、-C〔R(15)R(16)OH〕、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
    OH)j-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
    ; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、炭素原子1、2、3、
    4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭素
    原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
    キルを形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
    であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
    するヘテロアリールであり、これは未置換であるかまたは、フェニルの場合と同
    様に置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
    であり、これは未置換であるか、または、OH 1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
    ルキルであり; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じかまたは異なっていて、水素
    、またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
    であり; mは1、2、3または4であり; 2つの置換基R(2)およびR(3)の一方はヒドロキシルであり; そして置換基R(2)およびR(3)のもう一方は各々R(1)と同様に定義され; R(4)
    は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または
    4個を有するアルコキシ、F、Cl、Br、Iまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3であり; nは0または1であり; oは0または1である〕のオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP-A 810 207) ax) 下記式I 【化61】 〔式中: R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、R(10)-SOa-またはR(14)R(15)-N-SO2 -であり; aは0、1または2であり; R(10)、R(14)およびR(15)は相互に独立して、炭素原子1、2、3、4、5、
    6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7また
    は8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有する
    アルケニルまたは-CabH2ab-R(16)であり; abは0、1、2、3または4であり; R(16)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、または
    フェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(17)R(18)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(17)およびR(18)は相互に独立して、水素、CF3または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルであり; あるいは、R(14)およびR(15)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられること
    ができ; または R(14)およびR(15)は水素であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、SR(21)、 -OR(22)、 -NR(2
    3)R(24)または-CR(25)R(26)R(27)であり; R(21)、 R(22)、 R(23)およびR(25)は相互に独立して、-CbH2b-(C1-C9)ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、ヒ
    ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; bは0、1または2であり; R(24)、 R(26)およびR(27)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3また
    は4個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフル
    オロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、F、Cl、 Br、I、C
    N、 -(Xa)dg-CdaH2da+1、-(Xb)dh-(CH2)db-CdeF2de+1、炭素原子3、4、5、6、
    7または8個を有するアルケニルまたは-CdfH2dfR(30)であり; (Xa)は酸素、イオウまたはNR(33)であり; R(33)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; dgは0または1であり; (Xb)は酸素、イオウまたはNR(34)であり; R(34)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; dhは0または1であり; daは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; dbは0、1、2、3または4であり; deは0、1、2、3、4、5、6または7であり; dfは0、1、2、3または4であり; R(30)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
    ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニ
    リルまたはナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(31)R(32)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(31)およびR(32)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルま
    たは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、 NR(40)R(41)または-(Xe)
    -(CH2)ebR(45)であり; R(40)およびR(41)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3、4、5、6
    、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または
    8個を有するペルフルオロアルキルまたは(CH2)e-R(42)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(42)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキルまたはフ
    ェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシお
    よびNR(43)R(44)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(43)およびR(44)は相互に独立して、 水素、CF3または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルであり; あるいは、R(40)およびR(41)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられるこ
    とができ; (Xe)は酸素、イオウまたはNR(47)であり; R(47)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; ebは0、1、2、3または4であり; R(45)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキルまたはフ
    ェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    、NR(50)R(51)および-(Xfa)-(CH2)ed-(Xfb)R(46)よりなる群から選択される置換
    基1〜3個で置換されており; XfaはCH2、酸素、イオウまたはNR(48)であり; Xfbは酸素、 イオウまたはNR(49)であり; R(48)、 R(49)、 R(50)およびR(51)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
    ルであり; edは1、2、3または4であり; R(46)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、 -CHR(52)R(53)であり; R(52)は-(CH2)g-(CHOH)h-(CH)i-(CHOH)k-R(54)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-
    R(54)であり; R(54)は水素またはメチルであり; g、h、iは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; kは1、2、3または4であり; R(53)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、-C(OH)R(55)R(56)であり
    ; R(55)およびR(56)は同じか、または異なっていて、 水素または炭素原子1、2
    、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(55)およびR(56)は一緒になって、炭素原子3、4、5または6個
    を有するシクロアルキルであり; あるいは、R(55)は-CH2OHであり; そして、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、炭素原子1、2、3または4個を有するア
    ルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するアルコキシ、OH、 F、Cl、 Br、
    I、CN、 -On-(CH2)o-(CF2)p-CF3であり; nは0または1であり; oは0、1または2であり; pは0、1または2である〕のビスオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびそ
    の製薬上許容し得る塩; (EP-A 810 205) ay) 下記式I 【化62】 〔式中: R(2)、 R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)は相互に独立して、H、F、
    Cl、 Br、 I、 CN、 NO2、CF3、C2F5またはXaYbZであり; XはO、 S、NR(10)、 CR(11)R(12)、 C=O、 C(=O)NR(10)、 C(=O)O、 SO、 SO2、SO 2 NR(10)、 OC=O、 NR(10)C=OまたはNR(10)SO2であり、ここでナフタレン環との結
    合は各々の場合左の原子により行われ; R(10)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、
    5または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフ
    ルオロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキ
    ルであり; aは0または1であり; YはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
    ;これらのCH2基の1個がO、S、NR(13)またはo−、p−もしくはm−フェニ
    レンで置き換えられることができ; R(13)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5または6個を有するシクロアルキルであり; bは0または1であり; ZはH、炭素原子1、2、3、4、5、6または7個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、C(=O)R(15)、 SO2R(15)
    、 NR(16)R(17)またはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 B
    r、 CF3、メチル、メトキシ、およびNR(21)R(22)よりなる群から選択される置換基
    1〜3個により置換されており; R(21)およびR(22)は相互に独立して、Hまたは炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロア
    ルキルであり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)cNR(18)R(19)またはOR(20)であり; cは2または3であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
    ニル)で置き換えられることができ; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェニ
    ル)で置き換えられることができ; あるいは、Zは炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有する
    N含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して結合し、そして
    未置換であるか、またはF、Cl、 Br、CF3、メチル、メトキシおよびNR(21)R(22)
    よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; 但し、R(4)がアルコキシ基である場合、置換基(R2)、R(3)、 R(5)、 R(6)、 R(7)
    およびR(8)の少なくとも1個は水素ではない〕の置換1−ナフトイルグアニジン
    およびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 810 206) az) 下記式I 【化63】 〔式中: 置換基R(1)、 R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)の少なくとも1個はXY a WZまたはX′YaWZ′であり; XはO、S、NR(10)またはCR(11)R(12)であり; R(10)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、
    5または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフ
    ルオロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキ
    ルであり; YはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
    、ここでこれらCH2基の1個はO、S、NR(13)またはo−、p−もしくはm−フ
    ェニレンで置き換えられることができ; R(13)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5または6個を有するシクロアルキルであり; aは0または1であり; WはCH2、SO2、S(=O)(=NH)または、Wが基XYaのヘテロ原子に直ちに続いていな
    いときは、またOまたはNR(14)であり; R(14)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5または6個を有するシクロアルキルであり; ZはC(=O)R(15)、 SO2R(15)または、WがOまたはNR(14)でないときは、またNR
    (16)R(17)であり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)bNR(18)R(19)またOR(20)であり; bは2また3であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
    ニル)で置き換えられることができ; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
    ニル)で置き換えられることができ; X′はC=O、 C(=O)NR(30)、 C(=O)O、 SO、 SO2、SO2NR(30)、 OC=O、 NR(30)C=Oまた
    はNR(30)SO2であり; ここでナフタレン環の連結は各々の場合左で原子を経て行われ; R(30)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; Z′はC(=O)R(15)、 SO2R(15)、 炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8また
    は9個を有するN含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して
    結合し、そして未置換であるか、またはF、Cl Br、 CF3、メチル、メトキシおよ
    びNR(21)R(22)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており
    ; R(21)およびR(22)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
    ルであり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)bNR(18)R(19)またはOR(20)であり; R(18)およびR(19)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
    または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペル
    フルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
    ニル)で置き換えられることができ; bは2または3であり; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; あるいは、Z′は、WがOまたはNR(14)でないときは、NR(16)R(17)であり; R(16)およびR(17)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
    または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペル
    フルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になって、4〜5個のメチレン基となり、
    うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフ
    ェニル)で置き換えられることができ; そして各々の場合上述した定義がいずれも該当していない残りの置換基R(1)、
    R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)は相互に独立して、H、F、Cl、 Br、
    I、CN、 NO2、CF3、C2F5またはVpQqUであり; VはO、S、SO、 SO2、NR(60)、 OC=O、 C=O、 C(=O)NR(60)、 C(=O)OまたはCR(66)
    R(67)であり; R(60)、 R(66)およびR(67)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5
    または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフル
    オロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル
    であり; pは0または1であり; QはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
    、ここでこれらCH2基の1個はO、S、NR(68)またはo−、p−もしくはm−フ
    ェニレンで置き換えられることができ; R(68)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5または6個を有するシクロアルキルであり; qは0または1であり; UはH、炭素原子1、2、3、4、5、6または7個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、C(=O)R(65)、 SO2R(65)
    、 NR(61)R(62)またはフェニレンであり、 これは未置換であるか、またはF、Cl
    、Br、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(63)R(64)よりなる群から選択される置換
    基1〜3個で置換されていて; R(63)およびR(64)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
    ルであり; R(65)はN=C(NH2)2、NR(61)R(62)またはOR(60)であり; R(61)およびR(62)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(61)およびR(62)は、 一緒になって、メチレン基4〜5個となり、
    うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフ
    ェニル)で置き換えられることができ; あるいは、Uは炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有する
    N含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して連結され、そし
    て未置換であるか、またはF、Cl、 Br、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(63)R(64
    )よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; そして置換基R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)の少なくとも1個は水素ではない〕
    の置換2−ナフトイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 811 610) ba) 下記式I 【化64】 〔式中: R(1)は、H、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
    または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個
    を有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
    ルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまた
    はXa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、イオウまたはNR(9)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(9)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
    であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
    ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
    ルまたはナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよ
    びNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立して、Hまたは炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
    CfH2f-シクロアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を
    有するヘテロアリールまたはフェニルであり、ここでヘテロアリールおよびフェ
    ニルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミ
    ノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3
    個により置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立して、 R(10)と同様に定義されるか、 または水
    素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
    3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
    炭素または窒素原子を介して連結されており、基の各々は未置換であるか、また
    はF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジ
    メチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており、 あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
    )、 -C〔R(15)R(16)〕OH、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じか、または異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(
    CHOH)kk-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
    ; kkは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じか、または異なっていて、水素、炭素原子1、2、3
    、4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭
    素原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
    ルキルであり; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル
    、メトキシ、およびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個によ
    り置換されており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
    であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
    するヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置
    換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
    であり、これは未置換であるか、または1〜3個のOHにより置換されており; あるいは、 R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルであ
    り; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じか、または異なっていて、水
    素またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
    であり; mは1、2、3または4であり; 2個の置換基R(2)およびR(3)の1個は-O-CO-R(27)であり; R(27)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェニル、ビ
    フェニリル、ナフチル、ピリジルまたはキノリニルであり、ここでフェニル、ビ
    フェニリル、ナフチル、ピリジルまたはキノリルは未置換であるか、またはF、
    Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1
    〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立して、水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; 置換基R(2)およびR(3)の1個は常にR(1)と同様に定義され; R(4)およびR(5)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルであり;炭素原子1、2、3または4個を有するアルコキシ、F、
    Cl、Br、I、CNまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3であり; nは0または1であり; oは0または1である〕のオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびその製薬上
    許容し得る塩; (96/F 154) bb) 下記式I 【化65】 〔式中: R(1)はR(13)-SOmまたはR(14)R(15)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(13)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
    、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-CnH2n-R(1
    6)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(16)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
    ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここでフェニル、ビフェニリル、
    およびナフチルは未置換であるか、F、Cl、 CF3、メチル、メトキシ、およびNR(2
    5)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(25)およびR(26)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアル
    キルであり; R(14)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロア
    ルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-CnH 2n -R(27)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(27)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
    ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここでフェニル、ビフェニリルお
    よびナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR
    (28)R(29)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(28)およびR(29)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアル
    キルであり; R(15)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(14)およびR(15)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; 置換基R(2)およびR(3)の1個は水素であり; そして他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-CHR(30)R(31)であり; R(30)は-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CHOH)k-R(32)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h -R(24)であり; R(24)およびR(32)は相互に独立して、水素またはメチルであり; g、h、iは同じであるか、または異なっていて、0、1、2、3または4で
    あり; kは1、2、3または4であり; または他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-C(OH)R(33)R(34)であり; R(31)、 R(33)およびR(34)は同じであるか、または異なっていて、水素または
    炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(33)およびR(34)は一緒になって炭素原子3、4、5または6個を
    有するシクロアルキルであり; あるいは、R(33)は-CH2OHであり; R(4)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3
    または4個を有するアルコキシ、F、Cl、 Br、 I、CN、 -(CH2)n-(CF2)o-CF3であ
    り; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (HOE 96/F 202) bc) 下記式I 【化66】 〔式中: R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)、 R(5)およびR(6)は相互に独立して、H、C1-C10−ア
    ルキル;炭素原子1〜6個を有するハロアルキル、O−C1-C10−アルキル、炭素
    原子1〜6個を有するハロアルコキシ、F、Cl、 Br、 I、アリール、置換アリー
    ル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、OH、 O−低級アルキル、O−アリー
    ル、O−低級アルキルアリール、O−置換アリール、O−低級アルキル−置換ア
    リール、O-C(=O)-C1-C4−アルキルアリール、O-C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、 O-C
    (=O)-N(C1-C4−アルキル)2、NO2、CN、 CF3、NH2、NH-C(=O)-C1-C4−アルキル、 NH-C(
    =O)-NH2、COOH、 C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 C(=O)-NH2、C(=O)-NH-C1-C4−アルキ
    ル、 C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、C1-C4-COOH、 C1-C4−アルキル−C(=O)-O-C1-C4 −アルキル、 SO3H、 SO2−アルキル、 SO2−アルキルアリール、 SO2-N-(アルキル) 2、 SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)、 C(=O)-R(11)、 C1-C10−アルキル-C-(=O
    )-R(11)、 C2-C10−アルケニル-C(=O)-R(11)、 C2-C10−アルキニル−C(=O)-R(11)
    、 NH-C(=O)-C1-C10−アルキル−C(=O)-R(11)またはO-C1-C11−アルキル−C(=O)-
    R(11)であり; R(11)はC1-C4−アルキル、C1-C4−アルキニル、アリール、置換アリール、NH2 、NH-C1-C4−アルキル、 N-(C1-C4−アルキル)2、SO3H、 SO2−アルキル、SO2−ア
    ルキルアリール、SO2-N-(アルキル)2またはSO2-N(アルキル)(アルキルアリール)
    であり; XはO、SまたはNHであり; R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して、H、アルキル、シクロアル
    キル、アリール、アルキルアリールであり; あるいは、R(8)およびR(9)は一緒になって、5−、6−または7−員複素環の
    一部を形成する〕のインダニリデンアセチルグアニジンまたはその製薬上許容し
    得る塩; (HOE 96/F 226) bd) 下記式I 【化67】 〔式中: Tは 【化68】 であり; R(A)は水素、F、Cl、 Br、I、CN、 OH、 OR(6)、 (C1-C4)−アルキル、Or(CH2)a CbF2b+1、(C3-C8)−シクロアルキルまたはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3または4であり; R(6)は(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C6)−アル
    ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここでフ
    ェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)
    R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立して、 R(6)と同様に定義され; あるいは、 R(7)およびR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個
    は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(B)、 R(C)およびR(D)は独立してR(A)と同様に定義され; xは0、1または2であり; yは0、1または2であり; R(F)は水素、F、Cl、Br、I、CN、 OR(12)、 (C1-C8)−アルキル、Op(CH2)fCgF 2g+1、 (C3-C8)−シクロアルキルまたは(C1-C9)−ヘテロアリールであり; pは0または1であり; fは0、1、2、3または4であり; gは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(12)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここでフ
    ェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(13)
    R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(E)は独立してR(F)と同様に定義され; R(1)は独立してTと同様に定義され; あるいは、R(1)は水素、-OkCmH2m+1、-On(CH2)pCqF2q+1、F、Cl、Br、I、 CN、
    -(C=O)-N=C(NH2)2、-SOrR(17)、 -SOr2NR(31)R(32); -Ou(CH2)vC6H5、-Ou2-(C1-C9)
    −ヘテロアリールまたは-Su2-(C1-C9)−ヘテロアリールであり; kは0または1であり; mは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; nは0または1であり; pは0、1、2、3または4であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; rは0、1または2であり; r2は0、1または2であり; R(31)およびR(32)は相互に独立して、水素、(C1-C8)−アルキルまたは(C1-C8)
    −ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(31)およびR(32)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(17)は(C1-C8)−アルキルであり; uは0または1であり; u2は0または1であり; vは0、1、2、3または4であり; ここでフェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシ
    、-(CH2)wNR(21)R(22)、 NR(18)R(19)および(C1-C9)−ヘテロアリールよりなる群
    から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(18)、 R(19)、 R(21)およびR(22)は相互に独立して、(C1-C4)−アルキルまた
    は(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; wは1、2、3または4であり; ここで(C1-C9)−ヘテロアリールの複素環は未置換であるか、またはF、Cl、C
    F3、メチルまたはメトキシからなる群から選択される置換基1〜3個により置換
    されており; R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)と同様に定義され、 あるいは、R(1)およびR(2)またはR(2)およびR(3)は各々の場合一緒になって-C
    H-CH=CH-CH-であり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メト
    キシ、−(CH2)w2NR(24)R(25)およびNR(26)R(27)よりなり群から選択される置換
    基1〜3個により置換されており; R(24)、 R(25)、 R(26)およびR(27)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペ
    ルフルオロアルキルであり; w2は1、2、3または4であり; 基Tは分子中に少なくとも2回存在しているが、但し多くとも3回である〕の
    フェニル置換アルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
    (97/F 082) be) 下記式I 【化69】 〔式中: R(1)はCF3であり; 置換基R(2)およびR(3)の1個は水素であり; そして他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-C(OH)(CH3)-CH2OH、 -CH(CH3)-
    CH2OHまたは-C(OH)(CH3)2であり; R(4)はメチル、メトキシ、ClまたはCF3である〕のベンゾイルグアニジンおよ
    びその製薬上許容し得る塩、 (DE 195 02 895, DE 44 30 212, EP 667 341, DE 44 04 183, EP 708 088,EP 7
    23 963, EP 0 694 537, DE 44 21 495, EP 699 660, EP 699 663,EP 699 666)
    II.または下記式: 【化70】 〔式中: W、YおよびZはR(2)またはR(3)またはR(4)で置換された窒素原子または炭素
    原子であり; R(1)は水素、A、Hal、 -CF3、-CH2F、-CHF2、-CH2CF3、-C2F5、-CN、-NO2、−エチニ
    ルまたはX-R′であり; Aは炭素原子1〜6個を有するアルキルであり; HalはF、Cl、 BrまたはIであり; Xは、酸素、SまたはNR″であり; R″は水素、Aまたは炭素原子3〜7個を有する環状メチレン鎖であり; R′はH、A、HO-A-、 HOOC-A-、 (C3-C7)−シクロアルキル、(C6-C8)−シクロ
    アルキルアルキル、CF3、CH2F、 CHF2、CH2-CF3、Ph、 -CH2-PhまたはHetであり; Phはフェニル、ナフチルまたはビフェニリルであり、これは未置換であるか、
    またはA、OA、 NR′R″、Hal、CF3により一、二または三置換されており; Hetは窒素、酸素および/またはイオウの原子1〜4個を有する単環または二
    環の、飽和、不飽和または芳香族の複素環であり、これは未置換であるか、また
    はHal、CF3、A、OH、 OA、 -X-R′、 -CN、 -NO2および/またはカルボニル酸素によ
    り一、二または三置換されており; ここでHetはNまたはアルキレン鎖CmH2mを介して結合しており; m=0〜6であり; あるいは、R′とR″は一緒になって炭素原子4〜5個を有するアルキレンとな
    り、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-A、 N-PhおよびN-CH2-Phで置き換えられる
    こともでき; R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、Hal、A、HO-A-、 X-R′、-C(=N-OH)-A
    、 A-O-CO-(C1-C4)−アルキル−、CN、 NO2、COOH、 ハロゲン置換A、特にCF3、CH2F
    、 CHF2、C2F5、CH2CF3またはS(O)nR′′′であり; R′′′はA、Phまたは-Hetであり; nは0、1または2であり; あるいは、R(2)およびR(3)は相互に独立してSO2NR′R″、 Phまたは-O-Ph、 -O-
    CH2-Ph、-CO-A、 -CHO、 -COOA、 -CSNR′R″、 CONR′R″、 -CH=CH-COOH、 -CH=CH-C
    OOA、インデニル、インダニル、デカヒドロナフチル、シクロペンテニル、ジヒ
    ドロチエニル、ジヒドロフリル、ヘテロビシクリル、アルキルチエニル、ハロチ
    エニル、ハロアルキルチエニル、アシルチエニル、ハロフリル、ハロアルキルフ
    リルまたはピロリルであり; あるいは、R(2)およびR(3)は相互に独立してR(5)-O-であり; R(5)は水素、A、(C1-C6)−アルケニルまたは(C3-C7)−シクロアルキルであり
    ; R(4)はPh、 Het、 -O-Het、 CF3、S(O)nR′′′、 -SO2NR′R″、 alk; 【化71】 であるか; あるいは、置換基R(1)〜R(4)のうち2つが、一緒になって基-O-CR(6)R(7)-CO-
    NR(8)-または 【化72】 であり; ここでR(2)は記載した意味を有し; R(6)、 R(7)、 R(8)およびR(9)は相互に独立してHまたはAであり; あるいは、R(8)は(C5-C7)−シクロアルキルであり; あるいは、R(9)はシアノであり; alkは未置換かまたはAで一、二または三置換されている直鎖または分枝鎖の(
    C1-C8)−アルキルまたは(C3-C8)−シクロアルキルであり; あるいは、alkはH、A、PhまたはHetで置換されているエテニルまたはエチニ
    ル基である〕の化合物; (DE19601303-CAN127:149157-AN1997:556093) 式 RCONHC(:NH)NH2 の化合物(式中、Rは置換フェニル、例えば 【化73】 である); (WO9933460-CAN131:102102-AN1999:468414) 式I 【化74】 の化合物(式中、 nは1〜5であり; XはNまたはCR5であり; R5はH、ハロゲン、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、アルキル、アリー
    ル、ヘテロアリールであり; R1〜R4はH、SH、OH、シアノ、NO2、アルキル、アルケニル、アルキニル、ア
    ルコキシ、アルケニルオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルキル、アリール、シ
    クロアルキル、シクロアルケニル、アミノ、アリールスルホニルアミノ、アシル
    である); (JP09278767-CAN127:358780-AN1997:731402) 式 R1CON:C(NH2)2 の化合物(式中、R1はS原子1または2個を有する非置換または置換複素環であ
    る); (JP10316647-CAN130:38123-AN1998:768072) 式 R1YCON:C(NH2)2 の化合物(式中、 R1はフェニル、チエニル、ピリジル、フリルであり、これらは、1〜3個の低
    級アルキル、低級アルコキシ、モノ−、ジ−またはトリ−ハロ−低級アルコキシ
    、Cl、保護基を有しないかまたは有するヒドロキシアルキル、アシル、シアノ、
    アシル−低級アルケニル、ジ(低級アルキル)アミノ−低級アルコキシ、アミノ
    、NO2または非置換または置換複素多環基で置換されていないかまたは置換され
    ている; YはCH2、CR2R4R3R5、CR2:CR3(R2およびR3はH、低級アルキル、低級アルカ
    ノイルアミノであるか、またはR2およびR3は一緒になってアルキレンであり、R4 およびR5はHまたは低級アルキルである)である); (WO9855475-CAN130:52346-AN1998:806652) 式 【化75】 の化合物(式中、 XはCH2、S、SO2、O、NHであり; Yは(CH2)nであり; nは0〜3であり; Zは(CH2)mであり; mは0〜2であり; R1およびR2はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、NO2、アミノ、アリール
    、ヘテロシクリルである): (WO9426709-CAN123:256771-AN1995:835463) 式 【化76】 の化合物(式中、X、YおよびZは窒素またはメチンであり;R2はHまたはアリ
    ールであり;R3はH、アルコキシまたはヒドロキシルである); (WO9604241-CAN125:33332-AN1996:365475) 式 【化77】 の化合物(式中、 R1はH、ヒドロキシアルキル、保護されたヒドロキシアルキル、アシルアルコ
    キシ、アシルアルケニル、アシルであり; R2はアラルケニル、二置換アリール、非置換または置換インデニル、インダニ
    ル、ジヒドロベンゾシクロヘプテニル、ジ−ないしデカヒドロナフチル、シクロ
    ペンテニル、ジヒドロチエニル、ジヒドロフリルまたはヘテロビシクリル、アル
    キルチエニル、モノ−またはジハロチエニル、ハロアルキルチエニル、アシルチ
    エニル、ハロフリルまたはハロアルキルフリルである); (WO9725310-CAN127:149006-AN1997:552669) 式 【化78】 の化合物(式中、 R1はジ[(低級)アルキルアミノ](低級)アルキル、モルホリニル(低級)ア
    ルキル、低級アルキルピペラジニル、[低級アルキルピロリジニル](低級)アル
    キルであり; R2はハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシであり; R3はハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、モノ−またはジ−またはトリ
    ハロ(低級)アルキルである): (WO9727183-CAN127:190651-AN1997:513628) 式 【化79】 の化合物(式中、 R1は[モノ−(またはジ)(低級アルキル)アミノ](低級)アルキル、ピロリジ
    ニル、ピペリジルであり; R2はジハロチエニル、ジハロフェニルであり; AはO、CH2である); (US4251545-CAN94:203837-AN1981:203837) 式 RC(O)NHC(NH)NHR1 の化合物(式中、 RはC7-30アルコキシフェニル、アルケニルオキシフェニルまたはアルコキシ
    ナフチル、脂肪族または芳香族単位において置換されていないかまたはハロゲン
    、OH、またはC1-2アルキルで置換されている; R1はH、(C1−C4)−アルキルである); (EP719766-CAN125:142752-AN1996:497148) 式 【化80】 の化合物[式中、 R1はH、(シクロ)アルキルであり; R2およびR3はHまたはアルキルであり; R4およびR5の一つが CON:C(NH2)2 であり、そしてもう一つがHである); (JP08225513-CAN125:328314-AN1996:693764) 式 【化81】 の化合物(式中、RはH、ハロゲンまたはアルコキシである); (WO9813357-CAN128:244058-AN1998:208536) 式 【化82】 の化合物(式中、 R1はHまたは低級アルキルであり; R2およびR3は同一または異なって、HまたはC1-2アルキルであり; nは0または2であり; グアニジノカルボニル置換分は6または7位にある); (DE19502895-CAN125:167802-AN1996:531770) 式 【化83】 の化合物(式中、 AはC1-4アルキル、ハロゲン、非置換または置換フェニルであり; R1はA、CF3、CH2F、CHF3、C2F5であり; R2はH、A、シクロアルキル、非置換または置換フェニル、非置換または置換
    ヘテロシクリルである); (EP758644-DE19529612-CAN126:199350-AN1997:211158) 式 【化84】 の化合物(式中、 R1はアルキル、フルオロアルキル、CN、NO2、ハロゲンであり; R2はSOnR4、非置換または置換SO2NH2、NO2、CF3であり; R3はH、ハロゲン、アルキル、OH、アルコキシ、CN、NO2、CF3、フルオロアル
    キルであり; R4はアルキル、フェニル、ヘテロシクリル、シクロアルキルであり; nは1または2である); (EP760365-DE19531138-CAN126:250994-AN1997:265436) 式 【化85】 の化合物(式中、 R1およびR2はH、ハロゲン、アルキル、シアノ、NO2、CF3、CH2F、CHF2、C2F5 、CH2CF3、SOnR4であり; R3はCR5:CR6R7、CR5R6CR7:CR8R9、CR5R6CR7R8CR9:CR10R11、シクロアルケ
    ニル、シクロアルケニルアルキルであり; R4はアルキル、非置換または置換フェニルであり; R5〜R11はH、アルキルであり; nは1または2である); (DE19548708-CAN127:121628-AN1997:522550) 式 【化86】 の化合物(式中、 R1およびR2はH、アルキル、CF3、CH2F、CHF2、ハロゲン、OH、アルコキシ、
    アミノ、NO2、シアノであり; Qは(R8R9C)nであり; XはCR4R5、C:Z、O、S、イミノであり; YはCR6R7、C:Z、O、イミノであり; ZはO、S、イミノ、NOH、CH2であり; R5〜R8はH、アルキル、ハロゲン、OH、アルコキシ、SH、アルキルチオ、アミ
    ノであり; R5R6またはR7R8は結合であるか;または R4R5はOCH2CH2O、O(CH2)3Oであり; R8およびR9はH、アルキルであり; nは0または1である); (DE4421495-CAN124:260851-AN1996:211768) 式 ROZCON:C(NH2)2 の化合物(式中、Rはヘテロシクリルであり;Zは非置換または置換フェニレン
    である): (DE4430212-CAN124:316763-AN1996:285034) 式 【化87】 の化合物(式中、 QはN:C(NH2)2、Cl、Br、O2CPh、OH、求核置換された脱離基であり; R1はアルキル、CF3、ハロゲンであり; R2はCF3、アルキルスルホニル、アルキルスルホキシル、フェニルスルホニル
    、フェニル−SO、非置換または置換SO2NH2であり; R3はCN、ハロゲン、CHO、非置換または置換CONH2、非置換または置換CSNH2
    ある): (EP667341-CAN123:256532-AN1995:846650) 式 RZCON:C(NH2)2 の化合物(式中、Rはアミノピペリジノ基Q: 【化88】 Zは非置換または置換フェニレンであり; R1およびR2はH、(フェニル)アルキル、フェニル、アルカノイルであり; NR1R2はヘテロシクリルである); (EP699663-CAN124:342875-AN1996:303737) 式 【化89】 の化合物(式中、 Rはアルキル、エテニル、エチニルであり; R1はフルオロメチル、ハロゲン、アルキル、アルコキシであり; R2およびR3はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシである); (EP699666-CAN124:343303-AN1996:303752) 式 【化90】 の化合物(式中、 Rはヘテロシクリル、ヘテロアリールであり; R1はフルオロメチル、ハロゲン、アルキル、アルコキシであり; R2およびR3はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシである); (EP708088-CAN125:58122-AN1996:377036) 式 【化91】 の化合物(式中、R1はメチルまたはエチルであり;R2はH、アルキル、フェニル
    、CH2Phである); (EP723963-CAN125:195210-AN1996:548444) 式 【化92】 の化合物(式中、 Rはアルキルであり; R1はアルキル、CF3、CH2F、CHF2、C2F5であり; R2およびR3はH、(シクロ)アルキル、フェニル、ヘテロシクリルであり: NR2R3はヘテロシクリルである); (EP743301-CAN126:46984-AN1997:213) 式 【化93】 の化合物(式中、 R1はH、F、Cl、Br、アルキル、CN、NO2、CnFmH(2n+1-m)Opであり; mは1〜7であり、但し多くとも(2n+1)であり; nは1〜3であり; pは0または1であり; R2はCnFmH(2n+1-m)Opであり; R3はH、アルキル、F、Cl、Br、I、CnFmH(2n+1-m)Opである): (EP726254-CAN125:221603-AN1996:567309) 式 【化94】 の化合物(式中、R1〜R4はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシであり;R5
    非置換または置換フェニルであり;R6はHまたはアルキルである); (WO8400875-CAN101:191387-AN1984:591387) 式 RC(Z)NHC(:NR1)NR23 の化合物(式中、 Rはフェニルアルキル、フェニルアルケニル、ヘテロアリールであり; ZはOまたはSであり; R1はHまたはアルキルであり; R2およびR3はH、アルキル、ハロアルキル、シクロアルキル、アラルキル、ア
    ルケニル、アリール、アルキニル、アルコキシ、アシル、ヘテロアリールである
    か、またはNR2R3は複素環を形成する): (WO9504052-CAN123:256498-AN1995:849163) 式 【化95】 の化合物(式中、 R1〜R3はH、ハロゲン、アルキル、アルコキシ、フェニル、フェニル−CH2
    あり; R4およびR5はH、C6-12アルキル、ベンゾヒドリル、非置換または置換アラル
    キルであり; XはO、S、非置換または置換NHであり; Yは非置換または置換複素環または2,3−ジヒドロ複素環であり; R1〜R3はC4-6環状炭化水素である); (EP622356-CAN123:169498-AN1995:781759) 式 【化96】 の化合物(式中、R1はH、アルキル、アルケニルであり;R2はH、アルキル、シ
    クロアルキルである); (EP787728-CAN127:220587-AN1997:553174) 式 【化97】 の化合物(式中、 R1〜R4はH、アルキル、シクロアルキルであり; Y1〜Y7は単結合、CH2、Oであり; Zはアルキル、アルケニル、アルキニルであり; mは2〜5である); (EP803501-CAN128:13199-AN1997:720110) 式 【化98】 の化合物(式中、 R1はH、アルキル、シクロアルキルであり; R2〜R4はH、アルキル、シクロアルキルであり; Y1〜Y4は結合、CH2、C(O)、Oであり; Zはアルキル、アルケニル、アルキニルであり; mは0〜2である); (JP09268172-CAN127:331294-AN1997:681908) 式 【化99】 【化100】 の化合物(式中、 ZはCR6R7、CO、C:CR8R9であり; R1〜R4はH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル
    、飽和ヘテロシクリル、ハロゲン、NO2、CO2H、アルコキシカルボニル、アリー
    ル、非置換または置換OH、NH2、またはSO2NH2、S(O)nR13(n=0、1または2
    )、(CRaRb)s(CRcRd)t(CReRf)uR(R=CRg:CRhRi、C≡CRj、CORk)、Qであり
    ; R5〜R9はH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル
    、飽和ヘテロシクリル、ハロゲン、CO2H、アルコキシカルボニル、アリール、非
    置換または置換OHまたはNH2、(CRaRb)s(CRcRd)t(CReRf)uR(R=CRg:CRhRi、C≡
    CRj、CORk)、Qであり; R13は非置換または置換アルキル、アリールであり; Ra〜RjはH、非置換または置換アルキル、シクロアルケニル、飽和ヘテロシク
    リル、アリール、CO2H、アルコキシカルボニルであり; RkはH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、シクロアルケニル、飽
    和ヘテロシクリル、アリールであり; s、tおよびuは0または1であり; AはS(O)n(n=0、1または2)、非置換または置換NHであり; R14はH、非置換または置換アルキルである); (JP10237073-CAN129:290150-AN1998:594520) 式 【化101】 の化合物(式中、 R1、R2、R3およびR4はH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、シク
    ロアルケニル、飽和ヘテロシクリル、ハロゲン、NO2、COOH、アルコキシカルボ
    ニル、アリールまたはアシルであり; Y1〜Y4は結合、CH2、O、CO、非置換または置換C(:CH2)、S、SO、SO2、非置
    換または置換NHであり; Zは非置換または置換NH2、S(O)nR8であり; nは0、1または2であり: R8は非置換または置換アルキル、アリールである; (EP825187-CAN128:204895-AN1998:163375) 式 【化102】 の化合物(式中、R1は非置換または置換芳香族環であり;R2およびR3は結合して
    非置換または置換(N含有)芳香族環上での縮合環を形成する原子である); (JP10114744-CAN128:308500-AN1998:277363) 式 【化103】 の化合物(式中、環Aは非置換または置換ベンゼン環であり;環Bは非置換また
    は置換N含有6員環芳香環、例えば、ピリジン、ピリミジン、ピラジンまたはピ
    リダジンである); (WO9839300-CAN129:230644-AN1998:612074) 式 【化104】 の化合物(式中、 R1はH、ハロゲン、低級アルキル、低級アルコキシ、アミノ−低級アルキル、
    低級アルコキシアルキル、アリール、ヘテロシクリル、アラルキル、フェノキシ
    置換低級アルキルまたはアラルキルオキシ−置換低級アルキルであり; R2はH、ハロゲン、低級アルコキシ、またはニトロであり; Aは結合またはビニレンであり; Bはビニレン、−CH2P1(R3)−であり; R3はH、ハロゲン、OH、低級アルキル、低級アルキリデン、低級アルコキシ、
    ヒドロキシ−低級アルキル、アラルキル、アラルキリデン、フェノキシ−低級ア
    ルキル、ヒドロキシイミノ、低級アルコキシイミノ、オキソ、CH2ONO2、CH2CH2O
    NO2であり; P1はメチンまたはCであり; Dは結合、メチレン、またはエチレンであり; Eはビニレン、Q、−Q1(R5)-P2(R4)−であり; R4はH、ハロゲン、保護されていないかまたは保護されているヒドキシルまた
    はオキソであり; R5はHまたは低級アルキルであり; P2はメチンまたはOである); (JP09067332-CAN126:277285-AN1997:281002) 式 【化105】 の化合物(式中、 R1およびR2はH、ハロゲン、低級(ハロ)アルキルであり; R3およびR4はH、低級(ハロ)アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロア
    ルキル、アルコキシ、アルコキシアルコキシまたはアルコキシカルボニル、COOH
    、ハロゲン、NO2、NH2、モノ−またはジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル
    、アルカノイル、アルカノイルアミノまたはアルカノイルオキシ、OH、SH、低級
    アルキルチオ、アルキルスルホニル、SO2NH2、低級アルキルスルホニルアミノ、
    (低級アルキルスルホニル)(低級アルキル)アミノ、CONH2、ジ(低級アルキル)
    アミノカルボニルである); (JP09067340-CAN126:277384-AN1997:265522) 式 【化106】 の化合物(式中、 R1およびR2はH、ハロゲン、置換低級アルキルであり; R3およびR4はH、置換低級アルキル、低級アルケニルまたはアルキニルであり
    ; R5はH、置換低級アルキル、アラルキルである); (JP10175939-CAN129:148825-AN1998:423972) 式 【化107】 の化合物(式中、 XはOまたはSであり; nおよびmは0または1であり; Aは低級アルキレンであり; R1は保護されたOH、NH2またはアルキルアミノであり; R2およびR3はH、ハロゲン、非置換または置換アルキルであり; R4はH、ハロゲン、低級アルコキシである); (JP10237077-CAN129:230648-AN1998:586326) 式 【化108】 の化合物(式中、 環Aは(置換)5−または6−員環ヘテロアリールであり; 環Bは(置換)アリールであり; R1〜R3はH、(F−置換)低級アルキルである); (JP09059245-CAN126:277281-AN1997:280921) 式 【化109】 の化合物(式中、 R1はH、ハロゲン、低級アルキルであり; R2、R3およびR4はH、低級(ハロ)アルキル、低級アルケニル、低級アルキニ
    ル、シクロアルキル、低級アルコキシ、低級アルコキシ−低級アルキル、低級ア
    ルコキシカルボニル、COOH、ハロゲン、NO2、シアノ、NH2、モノ−またはジ(低
    級アルキル)アミノ、低級アルカノイル、低級アルカノイルアミノ、低級アルカ
    ノイルオキシ、OH、SH、低級アルキルチオ、低級アルキルスルホニル、モノーま
    たはジ(低級アルキル)アミノスルホニルである); (WO9711055-CAN126:264101-AN1997:284248) 式 BCR1:CACON:C(NH2)2 の化合物(式中、 Aは非置換または置換縮合ベンゼン環、5−または6−員環複素環であり; Bは非置換または置換アリールであり; R1はH、ハロゲン、非ハロゲン化またはハロゲン化低級アルキルである): (WO9827061-CAN129:95491-AN1998:424227) 式 【化110】 の化合物(式中、 5員環ヘテロシクリル環はQまたはQ1であり; X1は酸素、SまたはNR3であり; X2はNまたはCR4であり; R1は非置換または置換アリールまたは非置換または置換5−または6−員環の
    単環ヘテロアリールであり; R2はH、ハロゲン、非置換またはハロゲン置換低級アルキル、低級アルコキシ
    、低級アルキルチオまたは保護されていないかまたは保護されているアミノであ
    り; R3およびR4はHまたは非置換またはハロゲン置換低級アルキルである);また
    は (EP708091-CAN125:58312-AN1996:379686) 式 【化111】 の化合物(式中、 R1はH、非置換または置換アルキル、アルケニル、アルキニル、シクロアルキ
    ル、ハロゲン、NO2、アシル、COOH、アルコキシカルボニル、芳香族基、非置換
    または置換OH、NH2、SO2NH2であり; R2はH、非置換または置換アルキル、シクロアルキル、OH、アルコキシである
    :)、 (DE4127026、DE4337609、JP07025768、Edward J Cragoe, Jr., DIURETICS-Chemi
    stry, Pharmacology and Medicine), J.Wiley & Sons(1983), 303-341) III.または下記式: 【化112】 〔式中: XはH、Hal、(Hal)3C-、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C6)−シクロアルキル、置
    換フェニル、(C1-C5)−アルキル−S−または(C1-C5)−アルキル−SO2-であり; YはNH2または置換アミノであり; あるいは、XとZは一緒になって-(CH2)4-または1,3−ブタジエニレン鎖とな
    り; あるいは、ZはH、Hal、OH、 HS、 (C1-C5)−アルキル、(C3-C6)−シクロアル
    キル、置換フェニルであり; あるいは、Zはアミノ基-NR(1)R(2)であり; R(1)はH、直鎖または分枝鎖の、場合により置換された(C1-C8)−アルキルで
    あり、これには酸素が介在でき; あるいは、R(1)は(C3-C8)−アルケニル、(C3-C8)−アルキニル、(C3-C7)−シ
    クロアルキルまたはOH置換フェニルまたはOH置換フェニル−(C1-C4)−アルキル
    またはOH置換(C3-C7)−シクロアルキルであり; R(2)は1−モルホリノ、水素または直鎖または分枝鎖の(C1-C8)−アルキル鎖
    であり、これには酸素またはアミノ基が介在でき、その直鎖または分枝鎖の(C1-
    C8)−アルキル鎖は未置換であるか、または、窒素、酸素またはイオウの原子を
    含む置換された、または未置換の単環または多環の複素環により置換されており
    ; あるいは、そのアルキル鎖は、場合により(C1-C4)−アルコキシによりモノま
    たはポリ置換され、場合によりOH、 アルキルアミノ、アルキルまたはフェニルで
    置換されたフェニルにより; あるいは、アミノカルボニル基により、 あるいは、ヒドロキシルまたは(C1-C4)−アルコキシ基により、 置換されており; あるいは、R(2)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはアルキル、
    アルコキシ、アミノ基で置換されており、これは置換基として、H、窒素、酸素
    またはイオウの原子を有する単環または多環の複素環ただし未置換またはH、Ha
    lまたは(C1-C4)−アルキルで置換されたもの;未置換または(C1-C4)−アルキル、
    (C1-C4)−アルコキシ、HalおよびOHよりなる群から選択される置換基で置換さ
    れたフェニル基を有しており; あるいは、R(2)は1−ピペリジノであり、これは未置換であるか、または脂肪
    族、脂環族、芳香族またはヘテロ芳香族のカルボン酸のアシル基、部分的にOHま
    たは(C1-C4)−アルコキシで置換されていることのできる(C1-C8)−アルキルまた
    は(C1-C4)−アルコキシ置換フェニル基で4位を置換されており; あるいは、R(2)はアミジノであり、これは未置換であるか、または未置換のま
    たはHalまたはアルキルで置換されているフェニルで置換されており; あるいは、 R(2)は脂肪族、脂環族、芳香族またはヘテロ芳香族のカルボン酸のアシル基で
    あり; あるいは、R(2)は(C1-C8)−アルキル鎖であり、これはOH、アルコキシまたは
    アルキル基を担持したフェニル基で置換されていることができ; あるいは、 R(1)およびR(2)はそれらが結合している窒素原子と一緒になってピペラジン環
    を形成し、 これは未置換であるか、または(C1-C6)−メチレン鎖を介して単環または多環
    のヘテロ環を担持しており、これは、窒素、酸素またはイオウを含んでおり; HalはF、Cl、 BrまたはIである〕の化合物、 (EP 708 091, EP 622 356, JP 5-125085) IV.または化合物は下記式: 【化113】 〔式中: R(2)は水素、未置換のまたは置換された(C1-C8)−アルキル、(C3-C7)−シクロ
    アルキル、 OH、 (C1-C6)−アルキル−O−、芳香族基または基-CH2-R(20)であり
    ; R(20)は(C2-C6)−アルケニルまたは(C2-C6)−アルキニルであり; R(1)は1〜5個の同じかまたは異なる置換基であり、これは水素、未置換のま
    たは置換された(C1-C8)−アルキル、 (C2-C6)−アルケニル、 (C2-C6)−アルキニ
    ル、(C3-C7)−シクロアルキル、 ハロゲン、-NO2、(C2-C8)−アルカノイル、炭素
    原子10個までを有するアリールアルカノイル、炭素原子11個までを有するアロイ
    ル、-COOH、 (C2-C6)−アルコキシカルボニル、芳香族基または以下の基:-OR(3)
    、 -NR(6)R(7)または-S(O)nR(40)の1つであり; R(3)は水素、(C1-C8)−アルキル、置換された(C1-C8)−アルキル、(C3-C7)−
    シクロアルキル、 芳香族基または基-CH2-R(30)であり; R(30)はアルケニルまたはアルキニルであり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、未置換のまたは置換された(C1-C8)−
    アルキル、 (C3-C7)−シクロアルキル、(C2-C8)−アルカノイル、 炭素原子10個ま
    でを有するアリールアルカノイル基、炭素原子11個までを有するアロイル基、芳
    香族基または-CH2-R(60)であり; R(60)は(C2-C6)−アルケニルまたは(C2-C6)−アルキニルであり; あるいは、R(6)およびR(7)は窒素原子と一緒になって5〜7員の環状アミンと
    なり、これは更に環内に別のヘテロ原子を含むことができ; nは0、1または2であり; R(40)は未置換のまたは置換された(C1-C8)−アルキル、または芳香族基または
    基 【化114】 であり; Aは酸素、-S(O)n-または-NR(50)-であり; R(50)は水素または(C1-C8)−アルキルであり; R′は水素、または未置換のまたは置換された(C1-C8)−アルキルであり、ここ
    で環は飽和の3〜8員の窒素原子含有ヘテロ環を指し; 上記置換アルキルはハロゲン、-OH、 (C1-C6)−アルコキシ、-CN、 -COOH、(C2-
    C6)−アルコキシカルボニル、 (C2-C8)−アルカノイル、炭素原子10個までを有す
    るアリールアルカノイル、炭素原子11個までを有するアロイル、芳香族基、-CON
    R(4)R(5)よりなる群から選択される基1つ以上を担持しており; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていて、水素または(C1-C8)−アルキル
    であり; あるいは、 R(4)およびR(5)は相互に連結されており、そして一緒になって5〜7員の環状
    アミンとなり、これは更に別のヘテロ原子を環内に含むことができ; あるいは、上記置換アルキルは基 【化115】 を担持しており;ここで、 Eは窒素原子またはCH基であり; R″は水素、未置換であるかまたはOHで置換されている(C1-C8)−アルキル、(C 1 -C6)−アルコキシ、-CN、 -COOH、(C2-C6)−アルコキシカルボニル、(C2-C8)−
    アルカノイル、炭素原子10個までを有するアリールアルカノイル、炭素原子11個
    までを有するアロイル、芳香族基、 -NR(6)R(7)、 -CONR(4)R(5)であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素または(C1-C8)−アルキルであり; ここで式: 【化116】 の環系は3〜8員の飽和した脂肪族または複素環の窒素原子含有環系であり、 ここで、上記芳香族基は炭素原子10個までを有するアリール基、窒素原子1〜
    4個を有する5員または6員のヘテロアリール基、窒素原子1または2個および
    酸素またはイオウであるヘテロ原子を有する5員または6員のヘテロアリール基
    、またはフリルであり、そして上記アリール基は未置換であるか、または、未置
    換(C1-C8)−アルキルまたは置換(C1-C8)−アルキル、ハロゲン、-NO2、(C2-C6)−
    アルコキシカルボニル、COOH、 -OR(3)、NR(6)R(7)、 -CONR(4)R(5)、 -SO2NR(6)R(
    7)またはS(O)nR(40)で置換されることができ、ここでR(1)およびグアニジノカル
    ボニル基はインドール環系の5員または6員の環の何れの所望の位にあることも
    できる〕のインドロイルグアニジン誘導体およびその適当な製薬上許容し得る塩
    、 (WO 95 04052) V.または下記式: 【化117】 〔式中: Xは-O-、 -S-、 -NH-、 -N〔(C1-C4)−アルキル〕−または−N(フェニル)−で
    あり; R(1)、 R(2)およびR(3)は水素、ハロゲン、(C1-C4)−アルキル、 (C1-C4)−アル
    キル−O−、 フェニル、 ベンジルであり; あるいは、 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)のうち2つはベンゾ環系の一方の側と合わさって
    4〜6員の炭素環を形成し; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、(C1-C12)−アルキル、ベンズヒドリル
    、アラルキルであり、これは未置換であるかまたはハロゲン、(C1-C4)−アルキ
    ル、(C1-C4)−アルキル−O−または-CF3、-(CH2)m-CH2-Tよりなる群から選択さ
    れる置換基1つ以上で置換されており; mは0〜3であり; Tは-CO-O-T(1)であり; T(1)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; Cyはベンゾ縮合の不飽和またはジヒドロ−5員環の複素環 【化118】 式 【化119】 のピラゾールまたはイミダゾール環、 ナフチル基またはジヒドロ−またはテトラヒドロナフチル基 【化120】 2−、3−または4−ピリジル基 【化121】 ただしZはN-またはCH; チエニル基 【化122】 であり; R(6)は水素、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1-C10)−アルキル、(C1-C10)−アル
    キル−O−、フェノキシ、(C1-C10)−アルキルオキシメチルオキシ−または-(O) n S-R(9)であり; R(9)は(C1-C10)−アルキル、チエニル、ピリジル、チアゾリル、チアジアゾリ
    ル、イミダゾリル、ピラゾリルまたはフェニルであり、これらは各々未置換であ
    るか、またはハロゲン、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−アルキル−O−で一
    または二置換されており; R(7)およびR(8)は水素、ハロゲン、ヒドロキシル、(C1-C10)−アルキル、(C1-
    C10)−アルキル−O−、フェニル、フェノキシまたは(C1-C10)−アルコキシメチ
    ルオキシであり; あるいは、Cyはフェニルであり、これは未置換であるかまたはハロゲン、(C1-
    C4)−アルキルまたは(C1-C4)−アルキル−O−で一または二置換されており; あるいは、Cyは-Gr-Amであり; Grは-R(13)-R(12)-(CH2)q-C〔W〕〔W(1)〕-(CH2)q′-;R(13)R(14)-または-R(
    15)-であり; R(12)は単結合、-O-、 -(O)nS-、 -CO-または-CONH-であり; R(13)は単結合、フェニル、チエニル、ピリジル、チアゾリル、チアジアゾリ
    ル、イミダゾリルまたはピラゾリルであり; R(14)は単結合またはSO2-であり; R(15)は(C2-C10)−アルケニル−または(C2-C10)−アルキニルであり; WおよびW(1)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルであり; あるいは、WおよびW(1)は相互に環接合し(C3-C8)−炭化水素環となり; qおよびq′は0〜9であり; Amは-NR(10)R(11)であり; R(10)は水素、(C1-C4)−アルキルまたはベンジルであり; R(11)は(C1-C4)−アルキル、フェニルまたはベンジルであり; あるいは、R(10)とR(11)は一緒になって(C3-C10)−アルキレン基となり、これ
    は未置換であるか、-COOH、 (C1-C5)−アルコキシカルボニル、(C2-C4)−ヒドロ
    キシルアルキレンまたはベンジルで置換されており; あるいは、Amはピロリル、ピリジル、ピラゾリル、モルホリニル、ジヒドロピ
    リジル、テトラヒドロピリジル、キヌクリジニル、イミダゾリル、3−アザビシ
    クロ〔3.2.1〕オクチルであり、これは未置換であるか、または(C1-C4)−アルキ
    ルで置換されており; あるいは、Amはアザビシクロ〔3.2.2〕ノニルであり; あるいは、Amは式 【化123】 のピペラジン基であり; R(16)は水素、(C1-C4)−アルキル、(C3-C6)−シクロアルキル、フェニル、ト
    リル、メトキシフェニル、ハロフェニル、ジフェニルメチレン、ベンジルまたは
    ピリジルであり; あるいは、Amはアジド基-(O)t-(CH2)q-C〔W〕〔W(1)〕-(CH2)q′-N3であり; tは0または1であり; ここでWおよびW(1)は前述した意味を有する〕の複素環グアニジン誘導体およ
    び光学エナンチオマーおよびその薬理学上許容し得る塩、 または VI.EP-743 301(DE 195 17 848), EP 758 644(DE 195 29 612), EP 760 365(DE
    195 31 138)に記載のグアニジン化合物: 【化124】 (式中、R(1)=R(2)はH、ハロ、アルキル、CN、NO2、ペルフルオロアルキル、S
    OnCF3であり;R(3)はCH=CH2、CH2-CH=CH2、CH2-CH2-CH=CH2、シクロアルケニル
    、シクロアルケニルアルキル、R(4)はアルキル、(置換)フェニルである)また
    はその薬理学上許容し得る塩。
  5. 【請求項5】 以下の刊行物からの化合物を使用する請求項1〜3に記載の
    NHE阻害剤の使用。 I.(US 5 292 755) a) 下記式I: 【化125】 〔式中: R(1)またはR(2)はR(6)-S(O)n-またはR(7)R(8)N-O2S-であり;各場合について 他の置換基R(1)またはR(2)はH、F、Cl、Br、(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)ア
    ルコキシまたはフェノキシであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩素
    、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換さ
    れており; あるいは、各場合について他の置換基R(1)またはR(2)は、R(6)-S(O)nまたはR(
    7)R(8)N-であり; nは0、1または2であり; R(6)は(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロペンチルメチル
    、シクロヘキシルメチルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、または
    フッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個
    により置換されており; R(7)およびR(8)は同じか、または異なっていて、Hまたは(C1-C6)−アルキル
    であり; あるいは、R(7)はフェニル−(CH2)mであり; mは1〜4であり; あるいは、R(7)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩
    素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜2個により置換
    されており; あるいは、R(7)およびR(8)は一緒になって、直鎖または分枝鎖の、(C4-C7)−
    鎖であり、ここで鎖には更に、O、SまたはNR(9)が介在することができ; R(9)はHまたはメチルであり; あるいは、R(7)およびR(8)はそれらが結合している窒素原子と一緒になって、
    ジヒドロインドール、テトラヒドロキノリンまたはテトラヒドロイソキノリン系
    となり; R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立して、Hまたは(C1-C2)−アルキルであり
    ; あるいは、R(3)およびR(4)は一緒になって、(C2-C4)−アルキレン鎖となり; あるいは、R(4)およびR(5)は一緒になって、(C4-C7)−アルキレン鎖となる〕
    のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (US 5 373 924) b) 下記式I: 【化126】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニルまたは-CnH2n-R(7
    )であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)およびR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)は水素、F、Cl、Br、(C1-C4)−アルキル、O-(CH2)m-CpF2p+1または-X-R(
    10)であり; mは0または1であり; pは1、2または3であり; XはO、SまたはNR(11)であり; R(10)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシル
    メチル、シクロペンチルメチルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(11)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(10)およびR(11)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキル、ニトロ、シア
    ノ、トリフルオロメチル、F、Cl、Br、Iまたは-X-R(10)であり; XはO、SまたはNR(11)であり; R(10)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシル
    メチル、シクロペンチルメチルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0〜4であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(11)は(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(10)およびR(11)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    きる〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 556 673) c) 下記式I: 【化127】 〔式中: R(1)はF、Cl、Br、I、(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(6)であり; XはO、S、NR(7)またはY-ZOであり; YはOまたはNR(7)であり; ZはCまたはSOであり; R(6)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
    チル、シクロペンチルメチル、-(CH2)mCpF2p+1または-CnH2n-R(8)であり; mは0または1であり; pは1〜3であり; nは0〜4であり; R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(7)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; または、 R(6)およびR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個
    はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(3)はHまたは-X-R(6)であり; XはO、S、NR(7)またはY-ZOであり; R(7)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; YはOまたはNR(7)であり; ここでYは式Iのフェニル基に結合しており; ZはCまたはSOであり; R(6)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
    チル、シクロペンチルメチルまたは-(CH2)mCpF2p+1または-CnH2n-R(8)であり; mは0または1であり; pは1〜3であり; nは0〜4であり; R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)およびR(4)は同じかまたは異なっており、R(11)-SOq-またはR(12)R(13)N-
    SO2-であり; qは0〜2であり; R(11)は(C1-C4)−アルキルであり、これは未置換であるか、または置換基とし
    てフェニルを担持しており、ここでフェニルは未置換であるか、またはF、Cl、
    CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜
    3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(12)およびR(13)はR(6)およびR(7)と同様に定義され; あるいは2つの基、R(2)またはR(4)の一方は水素であるか、またはR(1)と同様
    に定義され; R(5)はH、メチル、F、Clまたはメトキシである〕のオルト置換ベンゾイルグ
    アニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (US 5 364 868) d) 下記式I: 【化128】 〔式中: R(1)またはR(2)はアミノ基-NR(3)R(4)であり; R(3)およびR(4)は同じか、または異なっており、H、(C1-C6)−アルキルまた
    は(C3-C7)−シクロアルキルであり; あるいは、R(3)はフェニル−(CH2)p-であり; pは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(3)はフェニルであり、ここでフェニルは各々、未置換であるか、
    またはフッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1
    または2個を担持しており; あるいは、R(3)とR(4)は一緒になって、直鎖または分枝鎖の(C4-C7)−メチレ
    ン鎖であることができ、ここでメチレン鎖の-CH2−構成員1個は酸素、Sまたは
    NR(5)で置き換えられることができ; R(5)はHまたは低級アルキルであり; 他の置換基R(1)またはR(2)は各々H、F、Cl、(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)−
    アルコキシ、CF3、CmF2m+1-CH2-、ベンジルまたはフェノキシであり、ここで各
    フェニル基は未置換であるか、メチル、メトキシ、フッ素および塩素よりなる群
    から選択される置換基1または2個を担持しており; mは1、2または3である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (NZ 248 013) e) 下記式I: 【化129】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニルまたは-CnH2n-R(7
    )であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個はO、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)は水素、直鎖または分枝鎖の(C5-C8)−アルキル、-CR(13)=CHR(12)または
    -C≡CR(12)であり; R(12)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(14)およびR(15)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(12)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
    フェニルのように置換されており; あるいは、R(12)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、OH 1
    〜3個で置換されており、 あるいは、R(12)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(13)は水素またはメチルであり; あるいは、R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、(C3-C8)−シクロアルキル−(C1 -C4)−アルキル、フェニル、C6H5−(C1-C4)−アルキル、ナフチル、ビフェニリ
    ル、1,1−ジフェニル−(C1-C4)−アルキル、シクロペンタジエニル、ピリジル、
    ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、インデニル、キノ
    リル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリル、ベン
    ゾキサゾリル、イミダゾリル、ピラゾリル、トリアゾリル、テトラゾリル、イソ
    キサゾリル、イソチアゾリル、ピラジニル、ピリミジニル、ピリダジニル、イン
    ダゾリル、イソキノリル、フタラジニル、キノキサリニル、キナゾリニルまたは
    シンノリニルであり; R(3)はR(2)と同様に定義され; そして、芳香族置換基R(2)およびR(3)が未置換であるか、またはF、Cl、CF3
    、(C1-C4)−アルキルまたは−アルコキシまたはNR(10)R(11)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており、ここでR(10)およびR(11)はHまたは(C 1 -C4)−アルキルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る
    塩; (EP-A 589 336, NZ 248 703) f) 下記式I: 【化130】 〔式中: R(1)またはR(2)はR(3)-S(O)n-またはR(4)R(5)N-SO2-であり; 各場合について他の置換基R(1)またはR(2)はH、OH、F、Cl、Br、I、(C1-C4 )−アルキル、(C1-C4)−アルコキシ、ベンジルオキシまたはフェノキシ、ただし
    未置換であるか、またはフッ素、塩素、メチル、メトキシ、ヒドロキシルおよび
    ベンジルオキシよりなる群から選択される置換基1〜3個を担持しているもの、
    R(3)-S(O)n、-NR(4)R(5)または3,4−デヒドロピペリジンであり; R(3)は(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロペンチルメチル
    、シクロヘキシルメチルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、または
    フッ素、塩素、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個
    で置換されており; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていてHまたは(C1-C6)−アルキルであ
    り; あるいは、R(4)はフェニル−(CH2)m-であり; mは1、2、3または4であり; または、 R(4)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはフッ素、塩素、メチル
    およびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜2個を担持しており; あるいは、R(4)とR(5)は一緒になって直鎖または分枝鎖の(C4-C7)−鎖となり
    、ここでこの鎖には更にO、SまたはNR(6)が介在することができ; R(6)はHまたはメチルであり; あるいは、R(4)とR(5)はそれらが結合している窒素原子と一緒になってジヒド
    ロインドール、テトラヒドロキノリンまたはテトラヒドロイソキノリン系となり
    ; nは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (US 5 416 094) g) 下記式I: 【化131】 〔式中: R(1)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
    換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; ここで環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級ア
    ルキル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、
    ベンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシル、トリフルオロメチルよりなる群か
    ら選択される基1〜3個で置換されており; R(2)は水素、ハロゲン、アルキルまたはアリールであり; これは未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アルキ
    ル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベン
    ジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルよりなる群から選択される基1〜3個で
    置換されており; Gは-N=C{〔NR(3)R(4)〕〔NR(5)R(6)〕}であり; X(2)、X(3)およびX(4)は相互に独立して、水素、ハロゲン、ニトロ、アミノ、
    アルキル、スルホンアミド、モノ(低級アルキル)アミノ、ジ(低級アルキル)
    アミノ、低級アルキル、ベンジルオキシ、ヒドロキシルであり; X(1)は水素、酸素、イオウまたはNR(7)であり; R(7)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
    換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; この環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アル
    キル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベ
    ンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルおよびトリフルオロメチルよりなる群
    から選択される基1〜3個で置換されており; ここで置換基の各アルキル鎖またはアルケニル鎖には酸素、イオウまたはNR(8
    )は介在することができ; R(8)は水素、アルキル、シクロアルキル、アリールアルキル、アルケニル、置
    換アミノアルキルまたはアリールまたはヘテロアリール環であり; この環は未置換であるか、またはハロゲン、ニトロ、アミノ、モノ(低級アル
    キル)アミノ、ジ(低級アルキル)アミノ、低級アルキル、低級アルコキシ、ベ
    ンジルオキシ、フェノキシ、ヒドロキシルおよびトリフルオロメチルよりなる群
    から選択される基1〜3個で置換されている〕のイソキノリンおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP 602 522, NZ 250 438) h) 下記式I: 【化132】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、-CF3、R(4)-SOmまたはR(5)R(6)N
    -SO2-であり; mは0、1または2であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(7)ま
    たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)は-SR(10)、-OR(10)、-NHR(10)、-NR(10)R(11)、-CHR(10)R(12)、-〔CR(1
    2)R(13)OR(13′)〕、-{C-〔CH2-OR(13′)〕R(12)R(13)}または-〔CR(18)R(17)〕 p -(CO)-〔CR(19)R(20)〕q-R(14)であり; R(10)、R(11)は同じかまたは異なっていて、-〔CHR(16)〕s-(CH2)p-(CHOH)q-(
    CH2)r-(CHOH)t-R(21)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(21)であり; R(21)は水素、メチルであり; p、q、rは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; sは0または1であり; tは1、2、3または4であり; R(12)およびR(13)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6)−アルキルで
    あるか、またはそれらを担持している炭素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロ
    アルキルを形成し; R(13′)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(14)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CaH2a-R(15
    )であり; aは0、1、2、3または4であり; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(15)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
    またはフェニルのように置換されており; あるいは、R(15)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、または
    OH 1〜3個で置換されており; R(16)、R(17)、R(18)、R(19)およびR(20)は水素または(C1-C3)−アルキルであ
    り; R(3)はR(1)と同様に定義され; あるいは、R(3)は(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(22)であり; Xは酸素、SまたはNR(16)であり; R(16)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(22)とR(16)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(22) は R(14)と同様に定義される〕の化合物およびその製薬上許容し得る塩
    ; (EP 602 523, NZ 250 437) i) 下記式I: 【化133】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、R(16)-CpH2p-Oq、R(4)-SOmまた
    はR(5)R(6)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; pは0または1であり; qは0、1、2または3であり; R(16)はCrF2r+1であり; rは1、2または3であり; R(4)およびR(5)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(7)ま
    たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)はHであり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(5)とR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結して
    おり、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキ
    シル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置
    換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)は-SR(10)、-OR(10)、-NR(10)R(11)、-CR(10)R(11)R(12)であ
    り; R(10)は-CaH2a−(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
    または(C1-C4)−アルキルであり; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)
    であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
    )であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(8)およびR(9)はHまたは(C1-C4)−アルキルである〕のベンゾイルグアニジ
    ンおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 250 450, EP 603 650) k) 下記式I: 【化134】 〔式中: 置換基R(1)、R(2)、R(3)またはR(4)の1つはアミノ基-NR(5)〔CnH2n-R(6)〕 であり; R(5)は水素または(C1-C6)−アルキルであり; nは0、1、2、3または4であり; R(6)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; ここでCH2基1個はイオウ原子1個または基NR(7)で置き換えられることができ
    ; R(7)は水素、メチルまたはエチルであり; あるいは、R(6)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未
    置換であるか、またはF、Cl、Br、メチル、メトキシおよびNR(8)R(9)よりなる
    群から選択される置換基1、2または3個を担持しており; R(8)およびR(9)はH、メチルまたはエチルであり; あるいは、R(5)およびR(6)は窒素原子と一緒になって5−、6−または7員の
    環を形成し、ここで炭素原子1個は酸素、SまたはNR(10)で置き換えられること
    ができ; R(10)はH、(C1-C3)−アルキルまたはベンジルであり; そして、他の置換基R(1)、R(2)、R(3)、R(4)は各々、水素、F、Cl、Br、I、
    CN、CF3、NO2、CF3-O-、CmF2m+1-CH2-O-またはR(11)-CqH2q-Xp-であり; mは1、2または3であり; qは0、1、2、3または4であり; pは0または1であり; Xは酸素またはNR(12)であり; R(12)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(11)は水素、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニル
    であり; これは未置換であるか、またはF、Cl、CH3、CH3-O-およびNR(13)R(14)よりな
    る群から選択される置換基1、2または3個で置換されており; R(13)、R(14)はH、メチルまたはエチルである〕のベンゾイルグアニジンおよ
    びその製薬上許容し得る塩; (EP 604 852) l) 下記式I: 【化135】 〔式中: R(1)はR(4)R(5)N-C(X)-であり; Xは酸素、SまたはN-R(6)であり; R(4)およびR(5)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3-C 6 )−アルケニルまたは-CnH2n-R(7)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(4)とR(5)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(6)はR(4)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; R(2)はH、F、Cl、Br、I、(C1-C8)−アルキル、1−アルケニルまたは1−
    アルキニル、(C3-C8)−シクロアルキル、(C3-C8)−シクロアルキル−(C1-C4)−
    アルキル、フェニル、C6H5−(C1-C4)−アルキル、ナフチル、ビフェニリル、1,1
    −ジフェニル−(C1-C4)−アルキル、シクロペンタジエニル、ピリジル、チオピ
    リジル、ピロリル、フラニル、チエニル、チアゾリル、オキサゾリル、インデニ
    ル、キノリル、インドリル、ベンゾフラニル、ベンゾチエニル、ベンゾチアゾリ
    ル、ベンゾキサゾリルまたは-W-R(8)であり; Wは酸素、SまたはNR(9)であり; R(8)はH、(C1-C6)−アルキル、(C5-C7)−シクロアルキル、シクロヘキシルメ
    チル、シクロペンチルメチル、-(CH2)mCpF2p+1または-CqH2q-R(10)であり; mは0または1であり; pは1、2または3であり; qは0、1、2、3または4であり; R(10)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(11)R(12)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(11)およびR(12)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(9)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(3)はH、F、Cl、Br、I、(C1-C6)−アルキルまたはR(2)で定義したとおり
    の-W-R(8)である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 250 919, EP-A 612 723) m) 下記式I: 【化136】 〔式中: R(1)、R(2)、R(3)は水素、F、Cl、Br、Iまたは(C1-C12)−アルキルであり; 置換基R(1)、R(2)またはR(3)のうち1つは、置換基R(1)、R(2)またはR(3)の残
    りのうち少なくとも1つが炭素原子3〜12個を有する十分親油性のアルキル基で
    ある場合には、N3、CN、OHまたは(C1-C10)−アルキルオキシであり; あるいは、置換基R(1)、R(2)およびR(3)のうち1つはR(4)-CnH2n-Om-であり; mは0または1であり; nは0、1、2または3であり; R(4)はCpF2p+1であり; pは、nが0または1である場合には、1、2または3であり; あるいは、R(4)は(C3-C12)−シクロアルキル、フェニル、ピリジル、キノリル
    またはイソキノリルであり、ここで芳香族およびヘテロ芳香族の環系は未置換で
    あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(5)R(6)よりなる群から
    選択される置換基1個で置換されており; R(5)およびR(6)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、置換基R(1)、R(2)およびR(3)のうち1つは-C≡CR(5)または-C〔R(6
    )〕=CR(5)であり; R(5)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノ、未置
    換またはフェニルのように置換されている(C1-C9)−ヘテロアリールよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(5)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるかまたはOH
    1〜3個で置換されており; あるいは、R(5)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(6)は水素またはメチルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上
    許容し得る塩; (EP-A 627 413, NZ 260 660) o) 下記式I: 【化137】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、Xo-(CH2)p-(CF2)q-CF3、R(5)-SO m 、R(6)-CO-またはR(6)R(7)N-SO2-であり、ここでXは酸素、SまたはNR(14)で
    あり; mは0、1または2であり; oは0または1であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(5)およびR(6)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(8)ま
    たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、あるいは、R(6)はHであり; R(7)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、 R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸
    素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)は 【化138】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(12)-であり; R(11)およびR(12)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; hは0または1であり; i、jおよびkは相互に独立して0、1、2、3または4であるが; ただしh、iおよびkが同時に0であることはなく; R(3)はR(1)と同様に定義されるか、または(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)
    であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
    )であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(4)は水素、-OR(16)または-NR(16)R(17)であり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、水素または(C1-C3)−アルキルである〕
    のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 628 543, NZ 260 681) p) 下記式I: 【化139】 〔式中: R(1)はR(6)-COまたはR(7)R(8)N-COであり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
    アルケニルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(8)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、 R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸
    素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(2)はR(1)と同様に定義されるか、またはH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、(C1 -C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アルケニルまたは
    -CnH2nR(15)であり; nは0、1、2、3、4であり; R(15)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(16)R(17)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(16)およびR(17)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; あるいは、R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介し
    て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
    、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)は-SR(18)、-OR(18)、-NR(18)R(19)、-CR(18)R(19)R(20)であ
    り; R(18)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(19)およびR(20)は相互に独立してR(18)と同様に定義されるか、または水素
    、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)はR(21)-SOmまたはR(22)R(23)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(21)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CnH2n-R(24)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(27)およびR(28)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(22)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
    アルケニルまたは-CnH2n-R(29)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(29)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(30)R(31)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(30)およびR(31)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(23)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; あるいは、R(22)とR(23)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)はR(33)X-であり; Xは酸素、S、NR(34)、(D=O)A-、NR(34)C=MN(*)R(35)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(34)であり; DはCまたはSOであり; R(33)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1、-CnH2n-R
    (36)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; nは0、1、2、3または4であり; R(36)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(37)およびR(38)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(34)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; R(35)はR(33)と同様に定義され; あるいは、R(33)とR(34)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
    り; あるいは、R(2)は-SR(40)、-OR(40)、-NHR(40)、-NR(40)R(41)、-CHR(40)R(42
    )、-C〔R(42)R(43)OH〕、-C≡CR(45)、-CR(46)=CHR(45)、-〔CR(47)R(48)〕u-(C
    O)-〔CR(49)R(50)〕v-R(44)であり; R(40)、R(41)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)p-(CHOH)q-(CH2)r-(CHOH)t -R(51)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(51)であり; R(51)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; p、q、rは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(42)およびR(43)は同じかまたは異なっていて、水素または(C1-C6)−アルキ
    ルであり; あるいは、R(42)およびR(43)はそれらを担持している炭素原子と一緒になって
    (C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(44)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(45
    )であり; eは0、1、2、3または4であり; R(45)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(52)およびR(53)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(45)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
    またはフェニルのように置換されており; あるいは、R(45)は、(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、また
    はOH1〜3個で置換されており; R(46)、R(47)、R(48)、R(49)およびR(50)は水素またはメチルであり; あるいは、R(2)はR(55)-NH-SO2-であり; R(55)はR(56)R(57)N-(C=Y)-であり; Yは酸素、SまたはN-R(58)であり; R(56)およびR(57)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(59)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(59)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(56)とR(57)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(58)はR(56)と同様に定義されるか、アミジンであり; R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)またはR(2)と同様に定義される
    〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 640 593, NZ 264 117) q) 下記式I: 【化140】 〔式中: R(1)は水素、F、Cl、Br、I、-NO2、-C≡N、-Xo-(CH2)p-(CF2)q-CF3、R(5)-S
    Om、R(6)-CO-、R(6)R(7)N-CO-またはR(6)R(7)N-SO2-であり; Xは酸素、-S-またはNR(14)であり; mは0、1または2であり; oは0または1であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(5)およびR(6)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、-CnH2n-R(8)ま
    たはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)は水素であり; R(7)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)とR(7)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)は 【化141】 であり; R(11)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結して
    おり、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキ
    シル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノおよびベンジルよりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; Yは酸素、-S-またはNR(12)であり; R(12)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(3)はR(1)と同様に定義され; あるいは、R(3)は(C1-C6)−アルキルまたは-X-R(13)であり; Xは酸素、-S-またはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; R(13)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CbH2b-R(15
    )であり; bは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(13)とR(14)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(15)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(9)およびR(10)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(4)は水素、-OR(16)または-NR(16)R(17)またはCrF2r+1であり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、水素または(C1-C3)−アルキルであり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩; (EP 639 573, NZ 264 130) r) 下記式I: 【化142】 〔式中: XはNまたはCR(6)であり; Yは酸素、SまたはNR(7)であり; A、Bは一緒になって結合となり; あるいは、A、Bは、Xが同時にCR(6)であり、YがNR(7)である場合は、共に
    水素であり; 置換基R(1)〜R(6)の1つは-CO-N=C(NH2)2基であり; 他の置換基R(1)〜R(6)は各々、水素、F、Cl、Br、Iまたは(C1-C6)−アルキ
    ルであり; 他の置換基R(1)〜R(6)の2個以下はCN、NO2、N3、(C1-C4)−アルキルオキシま
    たはCF3であり; 他の置換基の1個まではR(8)-CnH2n-Z-であり; nは0〜10であり; ここでアルキレン鎖-CnH2n-は直鎖または分枝鎖であり、炭素原子1個は酸素
    またはイオウ原子、または窒素原子により置き換えられることができ; R(8)は水素、(C2-C6)−アルケニルまたは(C3-C10)−シクロアルキルであり; これは未置換であるか、またはメチル基1〜4個またはOH基により置換されて
    いるか、またはエチレン基-CH=CH-を含むことができ、うち、メチレン基1個は
    酸素またはイオウ原子、または窒素原子により置き換えられることができ; あるいは、R(8)はフェニルであり、これは未置換であるか、または、F、Cl、
    Br、I、CF3、CH3-S(O)s-またはR(9)-Wy-よりなる群から選択される置換基1〜
    3個で置換されており; sは0、1または2であり; R(9)はH、メチル、エチルであり; Wは酸素またはNR(10)であり; R(10)はHまたはメチルであり; yは0または1であり; あるいは、R(8)はCmF2m+1であり; mは1〜3であり; あるいは、R(8)は1−または2−ナフチル、ピリジル、キノリルまたはイソキ
    ノリルであり; Zは-CO-、-CH2-または-〔CR(11)(OH)〕q-であり; qは1、2または3であり; R(11)はHまたはメチルであり; あるいは、Zは酸素または-NR(12)-であり; R(12)はHまたはメチルであり; あるいは、Zは-S(O)s-であり; sは0、1または2であり; または、 Zは-SO2-NR(13)-であり; R(13)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(7)は水素、(C1-C10)−アルキル、(C2-C10)−アルケニルまたはR(8)-CnH2n-
    である〕のベンゾ縮合5員複素環およびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 638 548, NZ 264 216) s) 下記式I: 【化143】 〔式中: R(1)、R(3)またはR(4)は-NR(6)C=X NR(7)R(8)であり; Xは酸素またはSであり; R(6)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
    −アルケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
    −アルケニルまたは-CoH2o-R(12)であり; oは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(8)はR(7)と同様に定義され; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; 残りの置換基R(2)、R(3)、R(4)、R(5)またはR(1)、R(2)、R(4)、R(5)またはR(
    1)、R(2)、R(3)、R(5)は各々、相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、-Ota(C 1 -C8)−アルキル、-Otb(C3-C8)−アルケニル、-Otc(CH2)bCdF2d+1、-OtdCpH2pR(
    18)、または2個までの基CN、 NO2、NR(16)R(17)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; taは0または1であり; tbは0または1であり; tcは0または1であり; tdは0または1であり; pは0、1、2、3または4であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(19)R(20)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(19)およびR(20)は水素または(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオ
    ロアルキルであり; R(16)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
    −アルケニルまたは-CqH2q-R(21)であり; qは0、1、2、3または4であり; R(21)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    またはNR(22)R(23)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(22)およびR(23)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
    ルキルであり; R(17)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)
    −アルケニルまたは-CrH2r-R(24)であり; rは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(25)およびR(26)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
    ルキルであり; あるいは、R(16)とR(17)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    る〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 640 587, NZ 264 282) t) 下記式I: 【化144】 〔式中: X(1)およびX(2)は 【化145】 であり; T1は0、1、2、3または4であり; R(A)およびR(B)は相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(106)、(C1 -C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、Ozk(CH2)zlCzmF2zm+1、NR(107)R(1
    08)、フェニルまたはベンジルであり、ここで、芳香族は未置換であるか、また
    はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(109)R(110)よりなる群から選択され
    る置換基1〜3個で置換されており; R(109)およびR(110)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; zlは0、1、2、3または4であり; zkは0または1であり; zmは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(106)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8 )−アルケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、こ
    こで、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
    R(111)R(112)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(111)およびR(112)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; R(107)およびR(108)は相互に独立して、R(106)と同様に定義され; あるいは、R(107)とR(108)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; あるいは、X(1)およびX(2)は 【化146】 であり; T2aおよびT2bは相互に独立して、0、1または2であり; ここで二重結合は(E)−または(Z)−型であることができ; あるいは、X(1)およびX(2)は 【化147】 であり; T3は0、1または2であり; U、YYおよびZは相互に独立してCまたはNであり、ここでU、YY、Zは以下
    の数の置換基を担持することができ、 U、YYまたはZ 二重結合に環内で結合 可能置換基数 C 可 能 1 C 不可能 2 N 可 能 0 N 不可能 1 R(D)は水素、(C1-C8)−アルキルまたは(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり
    ; R(U1)、R(U2)、R(Y1)、R(Y2)、R(Z1)、R(Z2)は相互に独立して、水素、F、Cl
    、Br、I、CN、OR(114)、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、Ozka(
    CH2)zlaCzmaF2zma+1、NR(115)R(116)、フェニルまたはベンジルであり、ここで
    、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(11
    7)R(118)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(117)およびR(118)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; zkaは0または1であり; zlaは0、1、2、3または4であり; zmaは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(114)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8 )−アルケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、こ
    こで、芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびN
    R(119)R(120)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(119)およびR(120)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; R(115)およびR(116)は相互に独立して、R(114)と同様に定義され; あるいは、R(115)とR(116)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; ただし、Uが窒素(N)、YYが窒素(N)およびZが炭素(C)である場合は除かれ
    ; R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して、水素、F、
    Cl、Br、I、-C≡N、Xzoa-(CH2)zpa-(CzqaF2zqa+1)、R(110a)-SOzbm、R(110b)R(
    110c)N-CO、R(111a)-CO-またはR(112a)R(113a)N-SO2-であり、ここでペルフルオ
    ロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(114a)であり; R(114a)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; zoaは0または1であり; zbmは0、1または2であり; zpaは0、1、2、3または4であり; zqaは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(110a)、R(110b)、R(111a)およびR(112a)は相互に独立して(C1-C8)−アルキ
    ル、(C3-C8)−アルケニル、-CznH2zn-R(115a)または(C1-C8)−ペルフルオロアル
    キルであり; znは0、1、2、3または4であり; R(115a)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチ
    ルであり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メト
    キシおよびNR(116a)R(117a)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(116a)およびR(117a)は水素、(C1-C4)−ペルフルオロアルキルまたは(C1-C4)
    −アルキルであり; あるいは、R(110b)、R(111a)およびR(112a)は水素であり; R(110c)およびR(113a)は相互に独立して水素、(C1-C4)−ペルフルオロアルキ
    ルまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(110b)およびR(110c)およびR(112a)およびR(113a)は一緒になって
    、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3または
    N−ベンジルで置き換えられることができ; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、(C1-
    C8)−アルキル、-CzalH2zalR(118a)または(C3-C8)−アルケニルであり; zalは0、1、2、3または4であり; R(118a)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
    であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シまたはNR(119a)R(119b)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換され
    ており; R(119a)およびR(119b)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオ
    ロアルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、(C1-
    C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして
    、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ
    、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個
    で置換されており; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して-C≡C-
    R(193)であり; R(193)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチ
    ル、メトキシまたはNR(194)R(195)よりなる群から選択される置換基1〜3個で
    置換されており; R(194)およびR(195)は水素またはCH3であり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立して、 -Y-パラ-C6H4-(CO)zh-(CHOH)zi-(CH2)zj-(CHOH)zk-R(123)、 -Y-メタ-C6H4-(CO)zad-(CHOH)zae-(CH2)zaf-(CHOH)zag-R(124)、 または -Y-オルト-C6H4-(CO)zah-(CHOH)zao-(CH2)zap-(CHOH)zak-R(125) であり; Yは酸素、-S-または-NR(122d)-であり; zh、zad、zahは相互に独立して0または1であり; zi、zj、zk、zae、zaf、zag、zao、zapおよびzakは相互に独立して0、1、2
    、3または4であり; ただし、各々の場合、 zh、ziおよびzkが同時に0であることはなく、 zad、zaeおよびzagが同時に0であることはなく、そして、 zah、zaoおよびzakが同時に0であることはなく、 R(123)、R(124)、R(125)およびR(122d)は相互に独立して水素または(C1-C3)−
    アルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は、相互に独立して
    SR(129)、-OR(130)、-NR(131)R(132)または-CR(133)R(134)R(135)であり; R(129)、R(130)、R(131)およびR(133)は相互に独立して-CzabH2zab−(C1-C9)
    −ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
    トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; zabは0、1または2であり; R(132)、R(134)およびR(135)は相互に独立してR(129)と同様に定義されるか、
    または水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して−
    W−パラ−(C6H4)-R(196)、−W−メタ−(C6H4)-R(197)または−W−オルト−(C 6 H4)-R(198)であり; R(196)、R(197)およびR(198)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであ
    り、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、または
    F、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチル
    アミノおよびベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; Wは酸素、SまたはNR(136)-であり; R(136)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立してR(
    146)X(1a)-であり; X(1a)は酸素、S、NR(147)、(D=O)A-、NR(148)C=MN(*)R(149)-であり; Mは酸素またはイオウであり; Aは酸素またはNR(150)であり; DはCまたはSOであり; R(146)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)zbzCzdzF2zdz+1
    たは-CzxaH2zxa-R(151)であり; zbzは0または1であり; zdzは1、2、3、4、5、6または7であり; zxaは0、1、2、3または4であり; R(151)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
    であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(152)R(153)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されて
    おり; R(152)およびR(153)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; R(147)、R(148)およびR(150)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキルまた
    は(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(149)はR(146)と同様に定義され; あるいは、R(146)およびR(147)またはR(146)およびR(148)は一緒になって、メ
    チレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−
    ベンジルで置き換えられることができ; ここでAおよびN(*)はアルカノイル親構造のフェニル核に結合しており; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)およびR(105)は相互に独立して、
    -SR(164)、-OR(165)、-NHR(166)、-NR(167)R(168)、-CHR(169)R(170)、-CR(154)
    R(155)OH、-C≡CR(156)、-CR(158)=CR(157)または-〔CR(159)R(160)〕zu-(C=O)-
    〔CR(161)R(162)〕zv-R(163)であり; R(164)、R(165)、R(166)、R(167)、R(169)は同じかまたは異なっていて、-(CH 2 )zy-(CHOH)zz-(CH2)zaa-(CHOH)zt-R(171)または-(CH2)zab-O-(CH2-CH2O)zac-R(
    172)であり; R(171)およびR(172)は水素またはメチルであり; zuは1、2、3または4であり; zvは0、1、2、3または4であり; zy、zz、zaa、zab、zacは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または
    4であり; ztは1、2、3または4であり; R(168)、R(170)、R(154)、R(155)は同じかまたは異なっていて、水素または(C 1 -C6)−アルキルであり; あるいは、R(169)とR(170)、またはR(154)とR(155)はそれらを担持している炭
    素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(163)は水素、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CzebH2z eb -R(173)であり; zebは0、1、2、3または4であり; R(156)、R(157)およびR(173)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換
    であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(174)R(175)よりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(174)およびR(175)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(156)、R(157)およびR(173)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるかまたはフェニルのように置換されており; R(158)、R(159)、R(160)、R(161)およびR(162)は水素またはメチルであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立してR(176)
    -NH-SO2-であり; R(176)はR(177)R(178)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、SまたはN-R(179)であり; R(177)およびR(178)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C8)−アルキル
    、(C3-C6)−アルケニルまたは-CzfaH2zfa-R(180)であり; zfaは0、1、2、3または4であり; R(180)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり;これは未置換であ
    るかまたはF、Cl、CF3、メトキシまたは(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(177)とR(178)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(179)はR(177)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(101)、R(102)、R(103)、R(104)、R(105)は相互に独立してNR(184
    a)R(185)、OR(184b)、SR(184c)または-CznxH2znx-R(184d)であり; znxは0、1、2、3または4であり; R(184d)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(116k)R(117k)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(116k)およびR(117k)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(184a)、R(184b)、R(184c)、R(185)は相互に独立して水素、(C1-C8)−アルキ
    ル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキルまたは(CH2)zao-R(184g)であり; zaoは0、1、2、3または4であり; R(184g)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るかまたはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(184u)R(184v)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(184u)およびR(184v)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(184a)とR(185)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちC
    H2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられること
    ができる〕のジアシル置換グアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (HOE 93/F 254-EP-A 640 588, NZ 264 307) u) 下記式I: 【化148】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、Br、I、CN、NO2、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロ
    アルキルまたはXa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、SまたはNR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、(C1-C4)−アルキルまたは-CdF2dR(6)であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立してHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、-OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CfH2f-(C3-C8)−シクロアルキル、-(C1-C9)−ヘテロアリールまたは
    フェニルであり、ここで芳香族系は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
    メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または、水
    素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは(C1-C9)−ヘテロ
    アリールであり、後者はCまたはNを介して連結しており、これらは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミ
    ノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されて
    おり; あるいは、R(1)は-SR(13)、-OR(13)、-NHR(13)、-NR(13)R(14)、-CHR(13)R(15
    )、-C〔R(15)R(16)〕OH、-C≡CR(18)、-C〔R(19)〕=CR(18)、-〔CR(20)R(21)〕k -(CO)-〔CR(22)R(23)R(24)〕lであり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
    OH)j-R(17)、ただしR(17)は水素またはメチルであるもの; -(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; g、h、iは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6)−アルキルま
    たはそれらを担持している炭素原子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを
    形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(25)およびR(26)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(18)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるかま
    たはフェニルのように置換されており; あるいは、R(18)は(C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、OH 1
    〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は(C3-C8)−シクロアルキルであり; R(19)、R(20)、R(21)、R(22)およびR(23)は水素またはメチルであり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(24)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CmH2m-R(18
    )であり; mは1、2、3または4であり; R(2)およびR(3)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; R(4)は(C1-C3)−アルキル、F、Cl、Br、I、CNまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3
    あり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (EP-A 659 748, NZ 270 264) v) 下記式I: 【化149】 〔式中: Xはカルボニル、スルホニルであり; R(1)はH、(C1-C8)−アルキル、ただし未置換であるかまたはヒドロキシルで
    置換されたもの、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ただし未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されたもの
    であり; R(2)はH、(C1-C4)−アルキルである〕のアシルグアニジンおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP-A 666 252, NZ 270 370) w) 下記式I: 【化150】 〔式中: R(A)は水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(6)、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シ
    クロアルキル、Or(CH2)aCbF2b+1またはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(6)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(C3-C8)−シクロア
    ルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳香族は未置換であるか、また
    はF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される
    置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立してR(6)と同様に定義され; R(B)は独立してR(A)と同様に定義され; xは1、2または3であり; R(1)は水素、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキル、-Ot(CH2)dCeF2e +1 、F、Cl、Br、IまたはCNであり; tは0または1であり; dは0、1、2、3または4であり; eは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; ただし置換基R(1)、R(2)、R(3)、R(4)、R(5)、R(A)およびR(B)の少なくとも1
    つは-Ot(CH2)dCeF2e+1または-Or(CH2)aCbF2b+1基である〕のペルフルオロアルキ
    ル基担持フェニル基置換アルキルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し
    得る塩; (EP-A 676 395, NZ 270 894) x) 下記式I: 【化151】 〔式中: HAはSOm、OまたはNR(5)であり; mは0、1または2であり; R(5)は水素、(C1-C8)−アルキルまたは-CamH2amR(81)であり; amは0、1または2であり; R(81)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(82)R(83)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(82)およびR(83)はHまたはCH3であり; あるいは、R(81)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これはCまたはNを介し
    て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
    、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; 2置換基R(1)およびR(2)の一方は-CO-N=C(NH2)2であり; 他方は各々、水素、F、Cl、Br、I、(C1-C3)−アルキル、-OR(6)、CrF2r+1
    -CO-N=C(NH2)2または-NR(6)R(7)であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであり; rは1、2、3または4であり; R(3)およびR(4)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、-C≡N、X-(CH2)p-(C q F2q+1)、R(8)-SObm、R(9)R(10)N-CO、R(11)-CO-またはR(12)R(13)N-SO2-であり
    、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; bmは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(8)、R(9)、R(11)およびR(12)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)
    −アルケニル、-CnH2n-R(15)、CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(9)、R(11)およびR(12)はHであり; R(10)およびR(13)は相互に独立してHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(9)とR(10)、およびR(12)とR(13)は一緒になって、メチレン基4
    〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き
    換えられることができ; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して(C1-C8)−アルキルまたは-CalH2a l R(18)であり; alは0、1または2であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(19)R(20)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(19)およびR(20)はHまたはCH3であり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり
    、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF
    、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチ
    ルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、 【化152】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(22)-であり; h、ad、ahは相互に独立して0または1であり; i、j、k、ae、af、ag、ao、apおよびakは相互に独立して0、1、2、3、
    4であるが; ただしh、iおよびkが同時に0であることはなく; ad、aeおよびagが同時に0であることはなく; ah、aoおよびakが同時に0であることはなく; R(23)、R(24)、R(25)およびR(22)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アル
    キルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、CN、(C1-
    C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アルケニルまたは-
    CgH2g-R(26)であり; gは0、1、2、3または4であり; R(26)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(27)およびR(28)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してSR(29)、-OR(30)、-NR(31)R(32)
    または-CR(33)R(34)R(35)であり; R(29)、R(30)、R(31)およびR(33)は相互に独立して-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
    ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(32)、R(34)およびR(35)は相互に独立してR(29)と同様に定義されるか、また
    は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、 【化153】 であり; R(96)、R(97)およびR(98)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり、
    これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF、
    Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
    ノまたはベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; Wは酸素、SまたはNR(36)-であり; R(36)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(37)-SOcmまたはR(38)R(39)N-SO 2 -であり; cmは1または2であり; R(37)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CsH2sR(40)であり; sは0、1、2、3または4であり; R(40)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
    であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(41)R(42)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(41)およびR(42)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(38)はH、(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
    アルケニルまたは-CwH2w-R(43)であり; wは0、1、2、3または4であり; R(43)は、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチル
    であり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(44)R(45)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(44)およびR(45)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(39)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; あるいは、R(38)とR(39)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(46)X(1)-であり; X(1)は酸素、S、NR(47)、(D=O)A-、NR(48)C=MN(*)R(49)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(50)であり; DはCまたはSOであり; R(46)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1または-CxH 2x -R(51)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; xは0、1、2、3または4であり; R(51)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(52)およびR(53)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(47)、R(48)およびR(50)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(49)はR(46)と同様に定義され; あるいは、R(46)とR(47)、またはR(46)とR(48)は一緒になって、メチレン基4
    〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き
    換えられることができ; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
    り; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立して、-SR(64)、-OR(65)、-NHR(66)、
    -NR(67)R(68)、-CHR(69)R(70)、-C(OH)R(54)R(55)、-C≡CR(56)、-CR(58)=CHR(5
    7)、-〔CR(59)R(60)〕u-(CO)-〔CR(61)R(62)〕v-R(63)であり; R(64)、R(65)、R(66)、R(67)およびR(69)は同じかまたは異なっていて、-(CH2 )y-(CHOH)z-(CH2)aa-(CH2OH)t-R(71)または-(CH2)ab-O-(CH2-CH2O)ac-R(72)であ
    り; R(71)およびR(72)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; y、z、aaは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(68)、R(70)、R(54)およびR(55)は同じかまたは異なっていて、水素、(C1-C6 )−アルキルであり; あるいは、R(69)とR(70)、またはR(54)とR(55)はそれらを担持している炭素原
    子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し; R(63)はH、(C1-C6)−アルキル、(C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(73
    )であり; eは0、1、2、3または4であり; R(56)、R(57)およびR(73)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換で
    あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(74)R(75)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(74)およびR(75)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(56)、R(57)およびR(73)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリー
    ルであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置換されており; R(58)、R(59)、R(60)、R(61)およびR(62)は水素またはメチルであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してR(76)-NH-SO2-であり; R(76)はR(77)R(78)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、SまたはN-R(79)であり; R(77)およびR(78)は同じかまたは異なっていて、H、(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(80)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(80)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    かまたはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(77)とR(78)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(79)はR(77)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(3)およびR(4)は相互に独立してNR(84)R(85)であり; R(84)およびR(85)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルであるか、または
    一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3 またはN−ベンジルで置き換えられることができるか;またはうちCH2基1個ま
    たは2個はCH-CdmH2dm+1で置き換えられることができる〕のヘテロアロイルグア
    ニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 682 017, NZ 272 058) y) 下記式I: 【化154】 〔式中: T、U、V、W、X、YおよびZは相互に独立して窒素または炭素であり; ただし、XとZが同時に窒素であることはなく、 そして、T、U、V、W、X、YおよびZはそれらが窒素である場合には、置
    換基を担持せず; そして、これらのうち4個より多くが同時に窒素であることはなく、 R(1)およびR(2)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、(C1-C3)−アルキル
    、(C1-C3)−ペルフルオロアルキル、OR(8)、 NR(8)R(9)またはC(=O)N=C(NH2)2
    あり; R(8)およびR(9)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、
    -C≡N、 Xk-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(10a)-SObm、 R(10b)R(10c)N-CO、R(11)-CO-ま
    たはR(12)R(13)N-SO2-であり;ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝
    鎖であり; Xは酸素、SまたはNR(14)であり; R(14)はHまたは(C1-C3)−アルキルであり; bmは0、1または2であり; pは0、1または2であり; kは0または1であり; qは1、2、3、4、5または6であり; R(10a)、 R(10b)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3 -C6)−アルケニル、-CnH2n-R(15)または(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり
    ; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)はHまたはC1-C4−アルキルであり; あるいは、R(10b)、 R(11)およびR(12)は水素であり; R(10c)および R(13)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(10b)とR(10c)およびR(12)とR(13)は一緒になって、メチレン基4
    〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで
    置き換えられることができ; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して(C1-C8)−ア
    ルキル、-Ca1H2a1R(18)または(C3-C8)−アルケニルであり; alは0、1または2であり; R(18)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニルまたはナフチルであ
    り、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよ
    びNR(19a)R(19b)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(19a)およびR(19b)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロ
    アルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して(C1-C9)−ヘ
    テロアリールであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換
    であるか、またはF、C1、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルア
    ミノまたはジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換され
    ており; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、 【化155】 であり; Yは酸素、-S-または-NR(22)-であり; h、 ad、 ahは相互に独立して0または1であり; i、j、k、ae、af、ag、ao、apおよびakは相互に独立して0、1、2、3ま
    たは4であるが; ただし各々の場合、 h、iおよびkが同時に0であることはなく; ad、aeおよびagが同時に0であることはなく;そして ah、aoおよびakが同時に0であることはなく; R(23)、 R(24)、 R(25)およびR(22)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アル
    キルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してSR(29)、 -OR(
    30)、-NR(31)R(32)または-CR(33)R(34)R(35)であり; R(29)、 R(30)、 R(31)およびR(33)は相互に独立して-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
    ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(32)、 R(34)およびR(35)は相互に独立してR(29)と同様にして定義されるか、
    または水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、 【化156】 であり; R(96)、 R(97)およびR(98)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリールであり、
    これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、またはF、
    Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミ
    ノまたはベンジルよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; Wは酸素、SまたはNR(36)-であり; R(36)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してR(46)X(1)-で
    あり; X(1)は酸素、S、NR(47)、 (D=O)A-またはNR(48)C=MN(*)R(49)-であり; Mは酸素またはイオウであり; Aは酸素またはNR(50)であり; DはCまたはSOであり; R(46)は(C1-C8)−アルキル、 (C3-C8)−アルケニル、 (CH2)bCdF2d+1または-CXH 2X -R(51)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; xは0、1、2、3または4であり; R(51)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(52)およびR(53)は水素、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
    ルキルであり; R(47)、 R(48)およびR(50)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(49)はR(46)と同様に定義され; あるいは、R(46)とR(47)、またはR(46)とR(48)は一緒になって、メチレン基4
    〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで
    置き換えられることができ; ここでAおよびN(*)はヘテロアロイルグアニジン親構造のフェニル核に結合し
    ており; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立して、-SR(64)、-
    OR(65)、 -NHR(66)、 -NR(67)R(68)、 -CHR(69)R(70)または-CR(54)R(55)OH、-C≡C
    R(56)、 -CR(58)=CR(57)または-〔CR(59)R(60)〕u-CO-〔CR(61)R(62)〕v-R(63)で
    あり; R(64)、 R(65)、 R(66)、 R(67)およびR(69)は同じかまたは異なっていて、-(CH2 )y-(CHOH)z-(CH2)aa-(CHOH)t-R(71)または-(CH2)ab-O-(CH2-CH2O)ac-R(72)であ
    り; R(71)およびR(72)は相互に独立して水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; y、z、aaは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(68)、 R(70)、 R(54)およびR(55)は同じかまたは異なっていて、水素または(C 1 -C6)−アルキルであり; あるいは、R(69)とR(70)、またはR(54)とR(55)はそれらを担持している炭素原
    子と一緒になって(C3-C8)−シクロアルキルを形成し、 R(63)は水素、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C8)-シクロアルキルまたは-CeH2e-R(7
    3)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(56)、 R(57)およびR(73)は相互に独立してフェニルであり、これは未置換で
    あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(74)R(75)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(74)およびR(75)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(56)、 R(57)およびR(73)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリー
    ルであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置換されており; R(58)、 R(59)、 R(60)、 R(61)およびR(62)は水素またはメチルであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してR(76)-NH-SO2 -であり; R(76)はR(77)R(78)N-(C=Y′)-であり; Y′は酸素、 SまたはN-R(79)であり; R(77)およびR(78)は同じかまたは異なっていて、水素、 (C1-C8)−アルキル、 (
    C3-C6)−アルケニルまたは-CfH2f-R(80)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(80)は(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、 Cl、 CF3、メトキシまたは(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択
    される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(77)とR(78)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(79)はR(77)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)およびR(7)は相互に独立してNR(84a)R(85)
    、 OR(84b)、 SR(84c)または-CnH2n-R(84d)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(84d)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(16)R(17)よりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; R(16)およびR(17)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(84a)、 R(84b)、 R(84c)およびR(85)は相互に独立して水素、 (C1-C8)−アルキ
    ル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキルまたは(CH2)ax-R(84g)であり; axは0、1、2、3または4であり; R(84g)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、 メトキシおよびNR(84u)R(84v)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(84u)およびR(84v)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(84a)とR(85)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2 基1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    できる〕の2環ヘテロアロイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 686 627, NZ 272 103) z) 下記式I: 【化157】 〔式中: R(1)はR(6)-SOmであり; mは0、1または2であり; R(6)は直鎖または分枝鎖の炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、F、Cl、Br、I、炭素原子1、2、
    3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するアルコ
    キシまたはフェノキシであり、これは未置換であるかまたは、F、Cl、メチルお
    よびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; あるいは、R(2)およびR(3)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロール−
    2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、
    Cl、Br、I、CN、 炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルカノ
    イル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルコキシカルボニ
    ル、ホルミル、カルボキシル、CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜4個で置換されており; R(4)およびR(5)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2または3個を有する
    アルキル、F、Cl、Br、I、CN、 OR(7)、 NR(8)R(9)または-(CH2)n-(CF2)o-CF3
    あり; R(7)、 R(8)およびR(9)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または
    4個を有するアルキルであり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上許容
    し得る塩; (EP-A 690 048, NZ 272 373) aa) 下記式I: 【化158】 〔式中: R(A)は水素、 F、Cl、Br、I、CN、OH、OR(6)、(C1-C8)−アルキル、Or(CH2)a CbF2b+1、(C3-C8)−シクロアルキルまたはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、 (C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳
    香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10
    )よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立してR(6)と同様に定義され; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    1個は酸素、イオウ、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; R(B)は独立してR(A)と同様に定義され; xは0、1または2であり; yは0、1または2であり; R(C)は水素、F、Cl、Br、I、CN、OR(12)、(C1-C8)−アルキル、OP(CH2)fCgF 2g+1 または(C3-C8)−シクロアルキルであり; pは0または1であり; fは0、1、2、3または4であり; gは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(12)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここで芳
    香族フェニルまたはベンジルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、
    メトキシおよびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(13)およびR(14)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペ
    ルフルオロアルキルであり; R(D)は独立してR(C)と同様に定義され; R(1)は水素、 (C1-C8)−アルキル、 -Ot(CH2)dCeF2e+1、(C3-C8)−シクロアルキ
    ル、F、Cl、Br、IまたはCNであり; tは0または1であり; dは0、1、2、3または4であり; eは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してR(1)と同様に定義され; ただし、置換基R(A)、 R(B)、 R(C)、 R(D)、 R(1)、 R(2)、 R(4)またはR(5)の少な
    くとも1個はOr(CH2)aCbF2b+1、OP(CH2)fCgF2g+1またはOt(CH2)dCeF2e+1基であり
    、 そしてR(3)はOt(CH2)dCeF2e+1基ではない〕のペルフルオロアルキル基担持フ
    ェニル置換アルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 690 048, NZ 272 449) ab) 下記式I: 【化159】 〔式中: R(1)はNR(50)R(6)であり、R(50)およびR(6)は相互に独立して水素、(C1-C8)−
    アルキルまたは(C1-C8)−ペルフルオロアルキルであり; R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)は相互に独立してR(10)-SOa-、R(11)R(12)N-CO-、
    R(13)-CO-またはR(14)R(15)N-SO2-であり; aは0、1または2であり; R(10)、 R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して(C1-C8)−
    アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C6)−アルケニルまたは-CabH2 ab -R(16)であり; abは0、1、2、3または4であり; R(16)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(17)R(18)よりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; R(17)およびR(18)は相互に独立してH、CF3または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(11)、R(12)、およびまたR(14)とR(15)は一緒になってメチレン基
    4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置
    き換えられることができ; あるいは、R(11)、R(12)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して水素であり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してSR(21)、 -OR(22)、-
    NR(23)R(24)または-CR(25)R(26)R(27)であり; R(21)、 R(22)、 R(23)およびR(25)は相互に独立して-CbH2b-(C1-C9)−ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒ
    ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; bは0、1または2であり; R(24)、 R(26)およびR(27)は相互に独立して水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C 1 -C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 F、Cl、Br、
    I、CN、-(Xa)dg-CdaH2da+1、-(Xb)dh-(CH2)db-CdeF2de+1、(C3-C8)−アルケニル
    または-CdfH2dfR(30)であり; (Xa)はO、SまたはNR(33)であり; R(33)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; dgは0または1であり; (Xb)はO、SまたはNR(34)であり; R(34)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; dhは0または1であり; daは0、1、2、3、4、5、6、7、8であり; dbは0、1、2、3、4であり; deは0、1、2、3、4、5、6、7であり; dfは0、1、2、3、4であり; R(30)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリルまたはナフチルは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(31)R(32)よりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; R(31)およびR(32)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; あるいは、R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立してNR(40)R(41)または-
    (Xe)-(CH2)ebR(45)であり; R(40)およびR(41)は相互に独立して、 水素、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペ
    ルフルオロアルキルまたは(CH2)e-R(42)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(42)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、 これは未置換であるか、
    またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよびNR(43)R(44)よりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; R(43)およびR(44)は相互に独立してH、CF3または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(40)とR(41)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; (Xe)は0、SまたはNR(47)であり; R(47)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり
    ; ebは0、1、2、3または4であり; R(45)は(C3-C7)−シクロアルキル、フェニルであり、 これは未置換であるか、
    またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシ、NR(50)R(51)および-(Xfa)-(CH2)ed-(Xfb
    )R(46)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; XfaはCH2、O、SまたはNR(48)であり; XfbはO、SまたはNR(49)であり; edは1、2、3または4であり; R(46)はH、(C1-C4)-アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; R(48)、 R(49)、 R(50)およびR(51)は相互に独立してH、(C1-C4)−アルキルま
    たは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; ただしここでR(3)およびR(4)は水素ではありえない〕のオルトアミノ置換ベン
    ゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 272 946, EP-A 700 904) ac) 下記式I: 【化160】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキ
    シドであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; あるいは、3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは-SR(10)、 -OR(10)、 -NR(10)R
    (11)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキシドであり、これは未置
    換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチル
    アミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; aは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
    または(C1-C4)−アルキルであり; そして、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立して(C1-C8)−ア
    ルキル、 (C2-C8)−アルケニルまたは-CmH2mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(15)R(16)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素またはCH3であり; あるいは、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立して水素、F、
    Cl、Br、 I、-C≡N、 X-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(22)-SOu、R(23)R(24)N-CO、 R(25)-
    CO-またはR(26)R(27)N-SO2-であり、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖また
    は分枝鎖であり; Xは結合、酸素、SまたはNR(28)であり; uは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、 (C2-C 6 )−アルケニル、 -CnH2n-R(29)またはCF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(28)は水素または(C1-C3)−アルキルであり; R(29)は、 (C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(30)R(31)よりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)もまた水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になって、メチレン
    基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで
    置き換えられることができ; あるいは、他の置換基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立してOR(35)また
    はNR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、(C1-C4)−アルキル、F、Cl、-OR(32)
    、 -NR(33)R(34)またはCrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または(C1-C3)−アルキルであ
    り; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩; (EP-A 702 001, NZ 272 948) ad) 下記式I: 【化161】 〔式中: R(1)は水素、 F、Cl、Br、I、CN、NO2、OH、(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−
    シクロアルキル、Oa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; あるいは、R(1)はR(5)-SOmまたはR(6)R(7)N-SO2-であり; mは0、1または2であり; R(5)およびR(6)は相互に独立して(C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アルケニル、
    CF3または-CnH2n-R(8)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(7)は水素または(C1-C4)−アルキルであり; R(8)は(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; R(9)およびR(10)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(6)はHであり; あるいはR(6)とR(7)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2基1
    個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; あるいは、R(1)は-SR(11)、 -OR(11)または-CR(11)R(12)R(13)であり; R(11)は-CpH2p-(C3-C8)−シクロアルキル、 -(C1-C9)−ヘテロアリールまたは
    フェニルであり、ここで芳香族系は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
    メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(12)、 R(13)は相互に独立してR(11)と同様に定義されるか、または、水素ま
    たは(C1-C4)−アルキルであり; pは0、1または2であり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは(C1-C9)−ヘテロ
    アリールであり、後者はCまたはNを介して連結しており、これは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
    およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(2)は-CF2R(14)、 -CF〔R(15)〕〔R(16)〕、 -CF〔(CF2)q-CF3)〕〔R(15)〕、-
    C〔(CF2)r-CF3〕=CR(15)R(16)であり; R(14)は(C1-C4)−アルキルまたは(C3-C6)−シクロアルキルであり; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または(C1-C4)−アルキルであり; qは0、1または2であり; rは0、1または2であり; R(3)はR(1)と同様に定義され; R(4)は水素、(C1-C3)−アルキル、F、Cl、Br、I、CN、 -(CH2)s-(CF2)t-CF3
    であり; sは0または1であり; tは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (EP-A 700 899, NZ 272 947) ae) 下記式I: 【化162】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の1つは、 -Y-4-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル、 -Y-3-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル、または -Y-2-〔(CH2)k-CHR(7)-(C=O)R(8)〕−フェニル であり、ここでフェニルは各々、未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル
    、ヒドロキシル、メトキシおよび-NR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基
    1〜2個で置換されており; R(37)およびR(38)は相互に独立して水素または-CH3であり; Yは結合、酸素、-S-または-NR(9)であり; R(9)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; R(7)は-OR(10)または-NR(10)R(11)であり; R(10)およびR(11)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C1-C8)−ア
    ルカノイル、-(C1-C8)−アルコキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカル
    ボニルであり; あるいは、R(10)はトリチルであり; R(8)は-OR(12)または-NR(12)R(13)であり; R(12)およびR(13)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキルまたはベンジル
    であり; kは、0、1、2、3または4であり; そして他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して-(C1-C8)−アルキル
    、-(C2-C8)−アルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(1)、R(2)およびR(3)は各々相互に独立してR(18)R(19)N-(C
    =Y′)-NH-SO2-であり; Y′は酸素、 -S-または-N-R(20)であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C3-C6)−ア
    ルケニルまたは-(CH2)t-R(21)であり; tは0、1、2、3または4であり; R(21)は-(C5-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メトキシおよび-(C1-C4)−アルキルよりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)とR(19)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、-NH-、 -N-CH3または−N−ベンジルで置き換えられること
    ができ; R(20)はR(18)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; あるいは、他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して水素、F、Cl、
    Br、 I、-C≡N、 X-(CH2)p-(CqF2q+1)、 R(22)-SOu-、 R(23)R(24)N-CO-、R(25)-CO
    -またはR(26)R(27)N-SO2-であり、ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または
    分枝鎖であり; Xは結合、酸素、-S-または-NR(28)であり; uは0、1または2であり; pは0、1または2であり; qは0、1、2、3、4、5または6であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して-(C1-C8)−アルキル、-(C3 -C6)−アルケニル、-(CH2)n-R(29)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(28)は、水素または-(C1-C3)−アルキルであり; R(29)は-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換であ
    るか、 またはF、 Cl、 -CF3、メチル、 メトキシおよび-NR(30)R(31)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)は水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または-(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になって、 メチレン
    基4〜5個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、-NH-、 -N-CH3または−N−ベン
    ジルで置き換えられることができ; あるいは、他の基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立して-OR(35)または-
    NR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または-(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、 -S-、 -NH-、 -N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 -(C1-C4)−アルキル、F、Cl、-OR(32
    )、 -NR(33)R(34)または-CrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または-(C1-C3)−アルキルで
    あり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩; (EP-A 713 684, NZ 280 517) af) 下記式I: 【化163】 〔式中: R(1)はR(6)-COまたはR(7)R(8)N-COであり; R(6)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CnH2n-R(9)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(9)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
    よびNR(10)R(11)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(10)およびR(11)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)はH、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−
    アルケニルまたは-CnH2n-R(12)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(12)は(C3-C8)−シクロアルキル、 フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
    よびNR(13)R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(8)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2
    基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(2)はR(1)と同様に定義されるか、またはH、OH、 F、 Cl、 Br、 I、CN、NO2、(
    C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、 (C3-C8)−アルケニルまた
    は-CnH2nR(15)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(15)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(16)R(17)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(16)およびR(17)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; あるいは、R(2)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、 これはCまたはNを介し
    て連結しており、そして、未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ
    、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選
    択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(2)はSR(18)、-OR(18)、 -NR(18)R(19)または-CR(18)R(19)R(20)で
    あり; R(18)は-CaH2a-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ、 ジメ
    チルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; aは0、1または2であり; R(19)およびR(20)は相互に独立してR(18)と同様に定義されるか、または水素
    、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(2)はR(21)-SOmまたはR(22)R(23)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(21)は(C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニルまたは-CnH2n-R(24)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(24)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、 ここで芳香族は未置換であるか、またはF、 Cl、 CF3、メチル、 メトキシお
    よびNR(27)R(28)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(27)およびR(28)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(22)はH、 (C1-C8)−アルキル、(C1-C8)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−
    アルケニルまたは-CnH2n-R(29)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(29)は(C3-C8)−シクロアルキル、 フェニル、 ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(30)R(31)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(30)およびR(31)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(23)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであ
    り; あるいは、R(22)とR(23)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、 S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; あるいは、R(2)はR(33)X-であり; Xは酸素、S、NR(34)、 (D=O)A-またはNR(34)C=MN(*)R(35)-であり; Mは酸素またはSであり; Aは酸素またはNR(34)であり; DはCまたはSOであり; R(33)は(C1-C8)−アルキル、(C3-C8)−アルケニル、(CH2)bCdF2d+1または-CnH 2n -R(36)であり; bは0または1であり; dは1、2、3、4、5、6または7であり; nは0、1、2、3または4であり; R(36)は(C3-C8)−シクロアルキル、フェニル、ビフェニリルまたはナフチルで
    あり、ここで芳香族は未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(37)R(38)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(37)およびR(38)はH、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(34)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであ
    り; R(35)はR(33)と同様に定義され; あるいは、R(33)とR(34)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、 S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; ここでAおよびN(*)はベンゾイルグアニジン親構造のフェニル核に結合してお
    り; あるいは、R(2)は-SR(40)、 -OR(40)、 -NHR(40)、-NR(40)R(41)、 -CHR(40)R(42
    )、 -CR(42)R(43)OH、-C≡CR(45)、 -CR(46)=CR(45)または-〔CR(47)R(48)〕u-CO-
    〔C(R49)R(50)〕v-R(44)であり; R(40)およびR(41)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)p-(CHOH)q-(CH2)r-(CH
    OH)t-R(51)または-(CH2)p-O-(CH2-CH2O)q-R(51)であり; R(51)は水素またはメチルであり; uは1、2、3または4であり; vは0、1、2、3または4であり; p、qおよびrは相互に独立して、0、1、2、3または4であり; tは1、2、3または4であり; R(42)およびR(43)は相互に独立して、 水素または(C1-C6)−アルキルであり; あるいは、R(42)およびR(43)はそれらを担持している炭素原子と一緒になって
    (C3-C8)−シクロアルキルを形成し、 R(44)は水素、 (C1-C6)−アルキル、 (C3-C8)−シクロアルキルまたは-CeH2e-R(
    45)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(45)はフェニルであり、 これは未置換であるか、 またはF、Cl、CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(52)R(53)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(52)およびR(53)はHまたは(C1-C4)−アルキルであり; R(45)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはフェ
    ニルのように置換されており; あるいは、R(45)は、 (C1-C6)−アルキルであり、これは未置換であるか、また
    はOH1〜3個で置換されており; R(46)、 R(47)、 R(48)、 R(49)およびR(50)は相互に独立して水素またはメチル
    であり; あるいは、R(2)はR(55)-NH-SO2-であり; R(55)はR(56)R(57)N-(C=Y)-であり; Yは酸素、SまたはN-R(58)であり; R(56)およびR(57)は相互に独立して水素、 (C1-C8)−アルキル、(C3-C6)−アル
    ケニルまたは-CfH2f-R(59)であり; fは0、1、2、3または4であり; R(59)は(C5-C7)−シクロアルキル、 フェニルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、メトキシおよび(C1-C4)−アルキルよりなる群から選択され
    る置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(56)とR(57)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; R(58)はR(56)と同様に定義されるか、またはアミジンであり; R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)またはR(2)と同様に定義される
    が、ただし、置換基R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)のうち少なくとも1つはOHでな
    ければならない〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 723 956, NZ 280 887) ag) 下記式I: 【化164】 〔式中: 3置換基R(1)、 R(2)およびR(3)のうち1つはR(6)-A-B-D-であり; R(6)は塩基性のプロトン化可能な基、即ちアミノ基-NR(7)R(8)、アミジノ基R(
    7)R(8)N-C〔=N-R(9)〕−またはグアニジノ基 【化165】 であり; R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、
    3または4個を有するアルキル基であり; あるいは、R(7)とR(8)は一緒になってCaH2aとなり; aは4、5、6または7であり; ここでa=5、6または7である場合は、基CaH2aのメチレン基はヘテロ原子
    基O、SOmまたはNR(11)で置き換えられることができ、 あるいは、R(8)とR(9)またはR(9)とR(10)またはR(7)とR(10)は基CaH2aとなり
    ; aは2、3、4または5であり; ここでa=3、4または5である場合は、基CaH2aのメチレン基はヘテロ原子
    基O、SOmまたはNR(11)で置き換えられることができ; mは0、1または2であり; R(11)は水素またはメチルであり; あるいは、R(6)は炭素原子1〜9個を有する塩基性の複素芳香族環系であり; AはCbH2bであり; bは1、2、3、4、5、6、7、8、9または10であり; ここで基CbH2b中メチレン基1個または2個は-O-、 -CO-、-CH〔OR(20)〕-、 -S
    Om-、 -NR(20)-、 -NR(20)-CO-、 -NR(20)-CO-NH-、-NR(20)-CO-NH-SO2-、 【化166】 そして-SOaa〔NR(19)〕bb-よりなる群から選択される基1つにより置き換えら
    れることができ; そして基CbH2b中メチレン基は-CH-R(99)で置き換えられることができ、ここで
    R(99)はR(7)と一緒になってピロリジンまたはピペリジン環を形成し; aaは1または2であり; bbは0または1であり; aa+bb=2であり; R(19)は水素または炭素原子1、2、3または4を有するアルキルであり; R(20)は水素またはメチルであり; Bはフェニレンまたはナフチレン基 【化167】 であり; R(12)およびR(13)は相互に独立して水素、メチル、F、Cl、Br、 I、CF3また
    は-SOw-R(14)であり; R(14)はメチルまたはNR(15)R(16)であり; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; wは0、1または2であり; Dは-CdH2d-Xf-であり; dは0、1、2、3または4であり; Xは-O-、 -CO-、 -CH〔OR(21)〕-、 -SOm-または-NR(21)-であり; fは0または1であり; R(21)は水素またはメチルであり; mは0、1または2であり; そして他の置換基R(1)およびR(2)およびR(3)は各々、相互に独立して水素、F
    、Cl、Br、I、-CN、 -(C1-C8)−アルキル、-(C2-C8)−アルケニル、 -NR(35)R(36
    )またはR(17)-CgH2g-Zh-であり; gは0、1、2、3または4であり; hは0または1であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、-NH-、-NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; Zは-O-、 -CO-、 -SOv-、 -NR(18)-、 -NR(18)-CO-、 -NR(18)-CO-NH-または-NR(1
    8)-SO2-であり; R(18)は水素またはメチルであり; vは0、1または2であり; R(17)は水素、炭素原子3、5または6個を有するシクロアルキルまたはCkF2k +1 -であり; kは1、2または3であり; あるいは、R(17)はピロール−1−イル、ピロール−2−イルまたはピロール
    −3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、Br、I、-CN、 (C2-C 8 )−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボニル、ホルミル、カルボキシル
    、 -CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜4個により
    置換されており; あるいは、R(17)は(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未
    置換であるか、またはFおよびCl、 -CF3、メチル、ヒドロキシル、メトキシ、-NR
    (37)R(38)、CH3SO2-およびH2NO2S-よりなる群から選択される置換基1〜3個に
    より置換されており; R(37)およびR(38)は水素または-CF3であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)または-CrF2r+1であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2または
    3個を有するアルキルであり; rは1、2、3または4である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩; (EP-A 738 712, NZ 286 380) ah) 下記式I: 【化168】 〔式中: R(1)およびR(2)は、 相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7、8、9または10個を有するアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有す
    るシクロアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するO−アルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するO-C(=O)−アルキルまたはCmH2m-NR(12)R(13)
    ただしR(12)およびR(13)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または
    4個を有するアルキルであり、mは0、1、2、3または4であるもの、 NH-C(=O)-NH2、炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-O-アルキル、 C(=
    O)-NH2、炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-NH-アルキル、各アルキル
    基に炭素原子1、2、3または4個を有するC(=O)-N(アルキル)2、炭素原子2、
    3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルケニル、 炭素原子2、3、
    4、5、6、7、8、9または10個を有するアルキニル、 アルキル基に炭素原子
    1、2、3または4個を有するアルキルアリール、 アルケニル基に炭素原子2、
    3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルケニルアリール、 アルキニ
    ル基に炭素原子2、3、4、5、6、7、8、9または10個を有するアルキニル
    アリール、C1-C4−アルキル−置換アリール、C1-C4−アルキルヘテロアリール、
    C1-C4−アルケニルヘテロアリール、アルキル基に炭素原子1、2、3または4
    個を有するアミノアルキルアリール、置換アリール、ヘテロアリールおよび置換
    ヘテロアリールであり; R(3)、 R(4)、 R(5)およびR(6)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4
    、5、6、7、8、9または10個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7、8、9または10個を有するO−アルキル、ハロゲン、(例えばF、
    Cl、Br、I)、OH、 アリール、 置換アリール、ヘテロアリール、置換ヘテロアリ
    ール、O−低級アルキル、O−アリール、O−低級アルキルアリール、O−置換
    アリール、O−低級アルキル−置換アリール、O-C(=O)-C1-C4−アルキルアリー
    ル、 O-C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、O-C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、NO2、CN、 CF3、N
    H2、NH-C(=O)-C1-C4−アルキル、 NH-C(=O)-NH2、COOH、 C(=O)-O-C1-C4−アルキル、
    C(=O)-NH2、C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、 C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、C1-C4-COO
    H、 C1-C4−アルキル−C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 SO3H、 SO2−アルキル、 SO2
    アルキルアリール、 SO2-N-(アルキル)2、SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)、
    C(=O)-R(11)、 C1-C10−アルキル−C(=O)-R(11)、 C2-C10−アルケニル−C(=O)-R(
    11)、 C2-C10−アルキニル−C(=O)-R(11)、 NH-C(=O)-C1-C10−アルキル−C(=O)-R
    (11)、 O-C1-C11−アルキル−C(=O)-R(11)であり; R(11)はC1-C4−アルキル、C1-C4−アルキニル、アリール、置換アリール、NH 2 、NH-C1-C4−アルキル、 N-(C1-C4−アルキル)2、SO3H、 SO2−アルキル、SO2−ア
    ルキルアリール、 SO2-N-(アルキル)2、SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)であ
    り; XはO、SまたはNHであり; R(7)、R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して水素、アルキル、シクロアル
    キル、アリール、アルキルアリールであり; あるいは、R(8)とR(9)は一緒になって5、6または7員ヘテロ環の一部を形成
    し; Aは存在しないか、または非毒性の有機または無機の酸である〕のインデノイ
    ルグアニジン; (EP 748 795, NZ 286 583) ai) 下記式I: 【化169】 〔式中: R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-Y-〔4-R(8)−フェニル〕、-Y-〔3-R(
    8)−フェニル〕または-Y-〔2-R(8)−フェニル〕であり、ここでフェニルは各々
    、未置換であるか、またはF、Cl、 -CF3、メチル、ヒドロキシル、メトキシおよ
    び-NR(96)R(97)よりなる群から選択される置換基1〜2個で置換されており; R(96)およびR(97)は相互に独立して水素または-CH3であり; Yは結合、CH2、酸素、-S-または-NR(9)であり; R(9)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(8)はSOa〔NR(98)〕bNR(99)R(10)であり; aは1または2であり; bは0または1であり; a+b=2であり; R(98)、 R(99)およびR(10)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、ベン
    ジル、-(C2-C8)−アルキレン−NR(11)R(12)、 (C2-C8)−アルキレン−NR(13)-(C2 -C8)−アルキレン−NR(37)R(38)または(C0-C8)−アルキレン−CR(39)R(40)CR(41
    )R(42)(C0-C8)−アルキレン−NR(43)R(44)であり; R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(37)、 R(38)、 R(43)およびR(44)は相互に独立して水
    素、 -(C1-C8)−アルキルまたはベンジルであり; R(39)、 R(40)、 R(41)およびR(42)は相互に独立して水素、 -(C1-C8)−アルキル
    または-(C0-C3)−アルキレンフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか
    、またはF、Cl、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基
    1〜3個で置換されており; あるいは、R(99)とR(10)は一緒になってメチレン基4〜6個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -N-CH3または−N−ベンジルで置き換えられること
    ができ; あるいは、R(8)はSOa〔NR(98)〕bNR(95)-C〔=N-R(94)〕-NR(93)R(92)であり; R(92)、 R(93)、 R(94)およびR(95)は相互に独立して水素または炭素原子1、2
    、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロ
    ール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、また
    はF、Cl、Br、I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボ
    ニル、 ホルミル、 カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選
    択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル
    、-(C2-C8)−アルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、-Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-Q-4-〔(CH2)k-CHR(17)-(C
    =O)R(20)〕−フェニル、 -Q-3-(CH2)k-CHR(17)-(C=O)R(20)〕−フェニルまたは-Q
    -2〔(CH2)k-CHR(17)-(C=O)R(20)〕−フェニルであり、ここでフェニルは各々、
    未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル、ヒドロキシル、 メトキシおよび-
    NR(35)R(36)よりなる群から選択される置換基1〜2個で置換されており; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または-CH3であり; Qは結合、酸素、-S-または-NR(18)であり; R(18)は水素または-(C1-C4)−アルキルであり; R(17)は-OR(21)または-NR(21)R(22)であり; R(21)およびR(22)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキル、-(C1-C8)−ア
    ルカノイル、-(C1-C8)−アルコキシカルボニル、ベンジル、ベンジルオキシカル
    ボニルであり; あるいは、R(21)はトリチルであり; R(20)は-OR(23)または-NR(23)R(24)であり; R(23)、 R(24)は相互に独立して水素、-(C1-C8)−アルキルまたはベンジルであ
    り; kは0、1、2、3または4であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリール
    であり、これはCまたはNを介して連結しており、そして、未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)、 -CR(25
    )R(26)R(27)であり; R(25)は-CfH2f-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジ
    メチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して(C1-C9)−ヘテロアリール
    −N−オキシドであり、これはCまたはNを介して連結しており、そして未置換
    であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチル
    アミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して-SR(28)、 -OR(28)、 -NR(28
    )R(29)または-CR(28)R(29)R(30)であり; R(28)は-CgH2g-(C1-C9)−ヘテロアリール−N−オキシドであり、これは未置
    換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、 アミノ、 メチ
    ルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; gは0、1または2であり: R(29)、 R(30)は相互に独立してR(28)と同様に定義されるか、または水素また
    は(C1-C4)−アルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、 I、-C
    ≡N、 T-(CH2)h-(CiF2i+1)、 R(31)SO1-、 R(32)R(33)N-CO-、 R(34)-CO-またはR(45
    )R(46)N-SO2であり、 ここでペルフルオロアルキル基は直鎖または分枝鎖であり
    ; Tは結合、酸素、-S-または-NR(47)であり; lは0、1または2であり; hは0、1または2であり; iは1、2、3、4、5または6であり; R(31)、 R(32)、 R(34)およびR(45)は相互に独立して-(C1-C8)−アルキル、-(C3 -C6)−アルケニル、(CH2)nR(48)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4であり; R(47)は水素または炭素原子1、2または3個を有するアルキルであり; R(48)は、-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換で
    あるか、 またはF、 Cl、 -CF3、メチル、 メトキシおよび-NR(49)R(50)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(49)およびR(50)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキ
    ルであり; あるいは、 R(32)、 R(34)およびR(45)は水素であり; R(33)およびR(46)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; あるいは、R(32)とR(33)、およびR(45)とR(46)は一緒になって、 メチレン基5
    または6個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、-NH-、 -NCH3または−N−ベン
    ジルで置き換えられることができ; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立してR(51)-A-G-D-であり; R(51)は塩基性のプロトン化可能な基、 即ちアミノ基-NR(52)R(53)、 アミジノ
    基R(52)R(53)N-C〔=N-R(54)〕−またはグアニジノ基R(52)R(53)N-C〔=N-R(54)〕
    -NR(55)-であり; R(52)、 R(53)、 R(54)およびR(55)は相互に独立して水素または炭素原子1、2
    、3または4個を有するアルキル基であり; あるいは、R(52)とR(53)は基CαH2αとなり; αは4、5、6または7であり、 ここでα=5、6または7である場合は、基CαH2αの炭素原子はヘテロ原
    子基O、SOdまたはNR(56)で置き換えられることができ、 あるいは、R(53)とR(54)またはR(54)とR(55)またはR(52)とR(55)は基CyH2y
    なり; yは2、3、4または5であり; ここでy=3、4または5である場合は、基CyH2yの炭素原子はヘテロ原子基
    O、SOdまたはNR(56)で置き換えられることができ; dは0、1または2であり; R(56)は水素またはメチルであり; あるいは、R(51)は炭素原子1〜9個を有する塩基性の複素芳香族環系であり
    ; Aは基CeH2eであり; eは0、1、2、3、4、5、6、7、8、9または10であり; ここで、基CeH2e中、炭素原子は基-O-、 -CO-、 -CH〔OR(57)〕-、-SOr-、 -NR(5
    7)-、 -NR(57)-CO-、 -NR(57)-CO-NH-、 -NR(57)-CO-NH-SO2-または-NR(57)-SO2-の
    1つにより置き換えられることができ; rは0、1または2であり; Gはフェニレン基 【化170】 であり; R(58)およびR(59)は相互に独立して水素、 メチル、 メトキシ、 F、Cl、Br、 I
    、CF3または-SOs-R(60)であり; R(60)はメチルまたはNR(61)R(62)であり; R(61)およびR(62)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; Dは-CvH2v-Ew-であり; vは0、1、2、3または4であり; Eは-O-、 -CO-、 -CH〔OR(63)〕-、-SOaa-または-NR(63)-であり; wは0または1であり; aaは0、1または2であり; R(63)は水素またはメチルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して-CF2R(64)、 -CF〔R(65)〕〔
    R(66)〕、-CF〔(CF2)q-CF3〕〔R(65)〕、 -C〔(CF2)p-CF3〕=CR(65)R(66)であり
    ; R(64)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原子3、
    4、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(65)およびR(66)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; qは0、1または2であり; pは0、1または2であり; あるいは、R(1)、R(2)およびR(3)は相互に独立して-OR(67)または-NR(67)R(68
    )であり; R(67)およびR(68)は相互に独立して水素、または炭素原子1、2、3、4、5
    または6個を有するアルキルであり; あるいは、R(67)とR(68)は一緒になってメチレン基4、5、6または7個とな
    り、うちCH2基1個は酸素、 -S-、 SO2、-NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き
    換えられることができ; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキル、F、Cl、 -OR(69)、 -NR(70)R(71)または-CzF2z+1であり; R(69)、 R(70)およびR(71)は相互に独立して水素または炭素原子1、2または
    3個を有するアルキルであり; Zは1、2、3または4であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルであり; Xは酸素またはNR(72)であり; R(72)は水素または炭素原子1、2または3個を有するアルキルである〕のベ
    ンジルオキシカルボニルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP 744 397, NZ 286 622) ak) 下記式I: 【化171】 〔式中: R(6)は水素、 (C1-C8)−アルキル、 (C1-C8)−シクロアルキルまたはフェニルで
    あり、 ここでフェニル基は未置換であるか、 またはF、Cl、CF3、メチル、メト
    キシおよびNR(9)R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(9)およびR(10)は水素、 (C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロア
    ルキルであり; R(7)は独立してR(6)と同様に定義され; R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して水素またはFであり; ただしここで基R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)のうち少なくとも1つはフ
    ッ素でなければならない〕のフルオロフェニル基担持アルケニルカルボン酸グア
    ニジドおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 299 015) al) 下記式I: 【化172】 〔式中: R(1)はR(4)-SOmまたはR(5)R(6)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(4)およびR(5)は相互に独立して炭素原子1、2、3、4、5、6、7または
    8個を有するアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有するアルケニル、CF 3 または-CnH2n-R(7)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(6)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(7)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは
    フェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(8)R(9)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(8)およびR(9)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルで
    あり; あるいは、R(5)は水素であり; あるいは、R(5)およびR(6)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、NH、N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; あるいは、R(1)は-Op-(CH2)q-(CF2)r-CF3であり; pは0または1であり; qは0、1または2であり; rは0、1、2または3であり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)、R(11)およびR(12)は相互に独立して水素、 炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するアルキル、-CsH2s-(C3-C6)−シクロアルキル、 ま
    たは、 ピリジル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリルまたはフェ
    ニルよりなる群から選択される芳香族系であり; sは0、1または2であり; ここで芳香族系ピリジル、ピロリル、キノリル、イソキノリル、イミダゾリル
    およびフェニルは未置換であるか、または、F、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒド
    ロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択され
    る置換基1〜3個で置換されており; R(2)は-(CH2)u-(CF2)t-CF3であり; tは0、1、2または3であり; uは0または1であり; R(3)は水素または独立してR(1)と同様に定義される〕のベンゾイルグアニジン
    およびその製薬上許容し得る塩; (NZ 299 052) am) 下記式I: 【化173】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)、R(3)、R(4)およびR(5)の少なくとも1つは-Xa-Yb-Ln-Uで
    あり; XはCR(16)R(17)、 O、SまたはNR(18)であり; R(16)、 R(17)およびR(18)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
    個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
    アルキルであり; aは0または1であり; Yは炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレン、ア
    ルキレン基に炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレ
    ン−T、T、アルキレン基に炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
    有するT−アルキレンであり; TはNR(20)、 O、Sまたはフェニレンであり、ここでフェニレンは未置換であ
    るか、またはF、Cl、CF3、メチル、 メトキシおよびNR(21)R(22)よりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; R(20)、 R(21)およびR(22)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
    個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
    アルキルであり; bは0または1であり; LはO、S、NR(23)またはCkH2kであり; kは1、2、3、4、5、6、7、8であり; nは0または1であり; UはNR(24)R(25)または炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個
    を有するN含有複素環であり; R(24)およびR(25)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3、4、5、6、7また
    は8個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(24)とR(25)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH 2 基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ
    ; ここでN含有複素環はN−またはC−架橋されており、未置換であるかまたは
    、F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(27)R(28)よりなる群から選択される
    置換基1〜3個で置換されており; R(23)、 R(27)およびR(28)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4
    個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロ
    アルキルであり; そして、他の置換基R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は各々、相互に独立し
    てH、F、Cl、 Br、 I、CN、 -On-CmH2m+1、-Op-(CH2)s-CqF2q+1または-CrH2rR(10
    )であり; nは0または1であり; mは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; pは0または1であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; sは0、1、2、3または4であり; rは0、1、2、3または4であり; R(10)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまた
    はフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、または、F、Cl、CF3
    メチル、メトキシおよびNR(11)R(12)よりなる群から選択される置換基1〜3個
    で置換されており; R(11)およびR(12)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
    であり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、 I、CN、 炭素原子1、2
    、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5、6
    、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換で
    あるか、または、F、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(14)およびR(15)は相互に独立してH、 炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
    である〕の置換ケイヒ酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 299 052) an) 下記式I: 【化174】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つはR(6)-C(OH)2-であり; R(6)は炭素原子1、2または3個を有するペルフルオロアルキルであり、これ
    は直鎖または分枝鎖であり; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して水素、OH、F、Cl、
    Br、 I、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素原子3
    、4、5または6個を有するシクロアルキル、炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルコキシまたはフェノキシであり、これは、未置換であるか、または、
    F、Cl、メチルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してアルキル-SOx
    -CR(7)=CR(8)R(9)または-C≡CR(9)であり; xは0、1または2であり; R(7)は水素またはメチルであり; R(8)およびR(9)は相互に独立して、 水素、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル
    またはフェニルであり、これは未置換であるか、または、F、Cl、CF3、メチル
    およびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してフェニル、C6H5 -(C1-C4)−アルキル、 ナフチル、ビフェニリル、キノリニル、イソキノリニル
    またはイミダゾリルであり、ここで、キノリニル、イソキノリニルまたはイミダ
    ゾリルはCまたはNを介して結合しており、そして、フェニル、C6H5-(C1-C4)−
    アルキル、 ナフチル、ビフェニリル、キノリニル、イソキノリニルまたはイミダ
    ゾリルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、
    アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1
    〜3個で置換されており; あるいは、他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立してSR(10)、 -OR(10
    )、 -CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)は-CfH2f-(C3-C8)−シクロアルキル、 キノリニル、イソキノリニル、 ピ
    リジニル、 イミダゾリルまたはフェニルであり、ここで芳香族系キノリニル、イ
    ソキノリニル、ピリジニル、イミダゾリルおよびフェニルは未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、水素または
    炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2または3個を有するア
    ルキル、F、Cl、 Br、 I、CN、 OR(13)、 NR(14)R(15)、 -(CH2)n-(CF2)o-CF3であ
    り; R(13)、 R(14)およびR(15)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルであり; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその薬理学上許容
    し得る塩; (NZ 299 682) ao) 下記式I: 【化175】 〔式中: 3つの置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つは、ベンゾイルグアニジ
    ン 【化176】 であり、これは未置換であるか、またはフェニル部分において、炭素原子1、2
    、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するアルケニル、-(CH2)m-R(14)、F、Cl、Br、I、-C
    ≡N、 CF3、R(22)SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(25)-CO-、 R(26)R(27)N-SO2、-OR(35)
    、-SR(35)または-NR(35)R(36)よりなる群から選択される基1〜4個により置換
    されており; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)-シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換である
    か、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群から
    選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; R(22)、 R(23)、 R(25)およびR(26)は相互に独立して炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7また
    は8個を有するアルケニル、(CH2)nR(29)または-CF3であり; nは0、1、2、3または4個であり; R(29)は-(C3-C7)−シクロアルキルまたはフェニルであり、 これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(30)R(31)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(30)およびR(31)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキ
    ルであり; あるいは、R(23)、 R(25)およびR(26)は水素であり; R(24)およびR(27)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; あるいは、R(23)とR(24)、およびまたR(26)とR(27)は一緒になってメチレン基
    5〜6個となり、うちCH2基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジ
    ルで置き換えられることができ; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; あるいは、R(35)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-
    CF3、メチル、 メトキシ、 SO2R(5)、 SO2NR(6)R(7)および-NR(32)R(33)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(5)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキルであり; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルであり; R(32)およびR(33)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; あるいは、R(35)は(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、 アミノ、メチルアミノおよ
    びジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々、相互に独立して、炭素原子1
    、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、(CH2)pR(10)であり; pは0、1、2、3または4であり; R(10)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、メチル
    、メトキシ、-SO2NR(17)R(8)および-SO2R(9)よりなる群から選択される置換基1
    〜3個で置換されており; R(17)およびR(8)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; R(9)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは他の基R(1)およびR(3)は各々水素であり; R(4)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルである〕の
    スルホンイミドアミドおよびその製薬上許容し得る塩; (NZ 299 739) ap) 下記式I: 【化177】 〔式中: R(1)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルまた
    はNR(7)R(8)であり; R(7)およびR(8)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5、6
    、7または8個を有するアルキルであり; R(2)は水素、 炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
    ルまたは-SO2R(9)であり; R(9)は独立してR(1)と同様に定義され; R(3)は水素、 -SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
    り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、 これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
    メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
    ; R(4)は水素、F、Cl、Br、 I、OH、 -C≡N、 CF3、炭素原子1、2、3、4、5
    、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または
    8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; R(5)およびR(6)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルである〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許
    容し得る塩: (EP-A 774 458) aq) 下記式I: 【化178】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)およびR(4)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; そして他の基R(1)、 R(2)、R(3)およびR(4)は各々: R(1)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、F、Cl、Br、
    I、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルであり; R(2)およびR(4)は相互に独立して水素、 F、Cl、Br、 I、OH、 -CN、CF3、-CO-N
    =C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR
    (14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立してピロール−1−イル、ピロール−
    2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、またはF、
    Cl、Br、I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、 (C2-C8)−アルコキシカルボニル、
    ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群から選択され
    る置換基1〜4個により置換されており; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立してR(22)-SO2-、R(23)R(24)N-CO-、R
    (28)-CO-またはR(29)R(20)N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、R(2)およびR(4)は相互に独立して-OR(35)または-NR(35)R(36)であ
    り; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(3)は水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
    り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3
    メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる
    群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、 これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
    ; R(5)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、F、Cl、Br、I、X-
    (CH2)y-CF3またはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、-CF3、 メチル、メトキシおよび-NR(6)R(7)よりなる群から選択される置換基1〜3個
    で置換されており; R(6)およびR(7)は相互に独立して水素または-CH3であり; Xは結合または酸素であり; yは0、1または2である〕のベンゼンジカルボン酸ジグアニジドおよびその
    製薬上許容し得る塩; (EP-A 774 457) ar) 下記式I: 【化179】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)およびR(5)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; そして他の基R(1)、 (R2)、 R(3)およびR(5)は各々: R(1)およびR(5)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4を有するアルキルであり; R(2)は水素、F、Cl、 Br、I、OH、 -CN、 CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素1、2、3
    、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルケニルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; あるいは、R(2)はR(22)-SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(28)-CO-またはR(29)R(30)
    N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、 R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、R(2)は-OR(35)または-NR(35)R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(3)は水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)R(27)であ
    り; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
    トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
    ; R(4)はCF3、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
    ル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニル、-(C3-C8)
    −シクロアルキルまたは-(CH2)mR(14)であり; mは1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素または-CH3であり; あるいは、R(4)はフェニルであり、これはF、Cl、CF3、メチル、メトキシお
    よび-NR(15)R(16)よりなる群から選択される置換基2、3、4または5個で置換
    されており; R(15)およびR(16)は相互に独立して水素またはCH3である〕のベンゼンジカル
    ボン酸ジグアニジドおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 787 717) as) 下記式I: 【化180】 〔式中: 基R(1)、 R(2)、 R(3)、R(4)およびR(5)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; 他の基R(1)およびR(5)は各々相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または
    4個を有するアルキル、F、Cl、-OR(32)、 -NR(33)R(34)またはCF3であり; R(32)、 R(33)およびR(34)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3ま
    たは4を有するアルキルであり; 他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立して水素、F、Cl、 Br、I、OH、-CN、 CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有する
    アルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまた
    は-(CH2)mR(14)であり; mは0、1または2であり; R(14)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(15)R(16)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(15)およびR(16)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立してピロール−1−イル、
    ピロール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、Br、 I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、(C2-C8)−アルコキシカ
    ルボニル、ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群か
    ら選択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々R(22)-SO2-、 R(23)R(24)N-CO-、 R(28)
    -CO-またはR(29)R(30)N-SO2であり; R(22)およびR(28)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(23)、 R(24)、 R(29)およびR(30)は相互に独立して水素またはメチルであり; あるいは、他の基R(2)およびR(4)は各々相互に独立して-OR(35)または-NR(35)
    R(36)であり; R(35)およびR(36)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5ま
    たは6個を有するアルキルであり; あるいは、R(35)とR(36)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH2
    基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられることが
    でき; 他の基R(3)は各々水素、-SR(25)、 -OR(25)、 -NR(25)R(26)または-CR(25)R(26)
    R(27)であり; R(25)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
    トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(25)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(26)およびR(27)は相互に独立してR(25)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであり
    ; 基R(6)、 R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)のうち1つは-CO-N=C(NH2)2であり; 他の基R(6)およびR(10)は各々相互に独立して水素、炭素原子1、2、3また
    は4個を有するアルキル、F、Cl、-OR(132)、 -NR(133)R(134)またはCF3であり
    ; R(132)、 R(133)およびR(134)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3
    または4個を有するアルキルであり; 他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、OH、-CN、
    CF3、-CO-N=C(NH2)2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有する
    アルキル、炭素原子2、3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまた
    は-(CH2)mmR(114)であり; mmは0、1または2であり; R(114)は-(C3-C8)−シクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換であ
    るか、またはF、Cl、-CF3、メチル、メトキシおよび-NR(115)R(116)よりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(115)およびR(116)は水素または-CH3であり; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立してピロール−1−イル、
    ピロール−2−イルまたはピロール−3−イルであり、これは未置換であるか、
    またはF、Cl、Br、 I、-CN、 (C2-C8)−アルカノイル、(C2-C8)−アルコキシカ
    ルボニル、ホルミル、カルボキシル、-CF3、メチルおよびメトキシよりなる群か
    ら選択される置換基1〜4個により置換されており; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々R(122)-SO2-、 R(123)R(124)N-CO-、R(
    128)-CO-またはR(129)R(130)N-SO2であり; R(122)およびR(128)は相互に独立してメチルまたは-CF3であり; R(123)、 R(124)、 R(129)およびR(130)は相互に独立して水素またはメチルであ
    り; あるいは、他の基R(7)およびR(9)は各々相互に独立して-OR(135)または-NR(13
    5)R(136)であり; R(135)およびR(136)は相互に独立して水素または炭素原子1、2、3、4、5
    または6個を有するアルキルであり; あるいは、R(135)とR(136)は一緒になってメチレン基4〜7個となり、うちCH 2 基1個は酸素、-S-、 -NH-、 -NCH3または−N−ベンジルで置き換えられること
    ができ; 他の基R(8)は各々水素、-SR(125)、 -OR(125)、 -NR(125)R(126)または-CR(125)
    R(126)R(127)であり; R(125)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キルまたはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、CH3、メ
    トキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群
    から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(125)は-(C1-C9)−ヘテロアリールであり、これは未置換であるか
    、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノお
    よびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(126)およびR(127)は相互に独立してR(125)と同様に定義されるか、または水
    素または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキルであ
    り; Aは存在しないか、または-NR(11)-CO-、 -NR(12)-CO-NR(13)-、-NR(17)-CO-NR
    (18)-SO2-、 -NR(19)-SO2-、 -SO2-NR(19)-SO2-、-SO2-NR(19)-CO-、-O-CO-NR(19)
    -SO2-または-CR(20)=CR(21)-であり; R(11)、 R(12)、 R(13)、 R(17)、R(18)、 R(19)、 R(20)およびR(21)は相互に独立
    して水素または炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキ
    ルである〕のジアリールジカルボン酸ジグアニジドおよびそのその製薬上許容し
    得る塩; (EP-A 790 245) at) 下記式I: 【化181】 〔式中: 置換基R(1)、 R(2)およびR(3)の少なくとも1つは-Op-(CH2)s-CqF2q+1、R(40)C
    O-またはR(31)SOk-であり; pは0または1であり; sは0、1、2、3または4であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; kは0、1または2であり; R(40)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
    、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニ
    ルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチルおよびメトキシ
    よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(31)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
    、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニ
    ルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチルおよびメトキシ
    よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(31)はNR(41)R(42)であり; R(41)およびR(42)は相互に独立して水素、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルで
    あり; あるいは、R(41)とR(42)は一緒になってメチレン基4または5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、 NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることがで
    き; そして他の置換基R(1)、 R(2)およびR(3)は各々相互に独立してH、F、Cl、Br
    、I、CN、 -Ona-CmaH2ma+1または-OgaCraH2raR(10)であり; naは0または1であり; maは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; gaは0または1であり; raは0、1、2、3または4であり; R(10)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまた
    はフェニルであり、ここでフェニルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メ
    チルおよびメトキシよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(4)およびR(5)は相互に独立して水素、F、Cl、Br、I、CN、 炭素原子1、2
    、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、
    5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5、6
    、7または8個を有するシクロアルキルまたはフェニルであり、これは未置換で
    あるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(14)R(15)よりなる群か
    ら選択される置換基1〜3個で置換されており; R(14)およびR(15)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3または4個を有す
    るアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキル
    である〕の置換チオフェニルアルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP-A 791 577) au) 下記式I: 【化182】 〔式中: R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、Cl、Br、I、(C1-C8)−アルキル、(
    C3-C8)−シクロアルキルまたは-OR(5)であり; R(5)は(C1-C8)−アルキルまたは-CdH2d-(C3-C8)−シクロアルキルであり; dは0、1または2であり; ここで2置換基R(2)およびR(3)の一方は常に水素であるが、ただし両置換基R(
    2)およびR(3)が同時に水素であることはない〕のオルト置換ベンゾイルグアニジ
    ンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 794 171) av) 下記式I: 【化183】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7ま
    たは8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
    有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
    キル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまたは
    Xa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、S、NR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
    であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
    ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
    ルまたはナフチルは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよび
    NR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立してHまたは炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
    CfH2f−シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
    およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
    3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
    炭素原子または窒素原子を介して連結しており、これは各々未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
    )、-C〔R(15)R(16)OH〕、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
    OH)j-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
    ; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、炭素原子1、2、3、
    4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭素
    原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
    キルを形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、
    メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換さ
    れており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
    であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
    するヘテロアリールであり、これは未置換であるかまたは、フェニルの場合と同
    様に置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
    であり、これは未置換であるか、または、OH 1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
    ルキルであり; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じかまたは異なっていて、水素
    、またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
    であり; mは1、2、3または4であり; R(2)およびR(3)はR(1)と同様に定義され; R(4)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルである〕のベンゾイル
    グアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 794 172) aw) 下記式I: 【化184】 〔式中: R(1)はH、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7ま
    たは8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を
    有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
    キル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまたは
    Xa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、S、NR(5)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(5)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
    であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
    ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
    ルまたはナフチルは未置換であるかまたはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよび
    NR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は独立してHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するア
    ルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
    CfH2f−シクロアルキルまたはフェニルであり、ここでフェニルは未置換である
    か、またはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノ
    およびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立してR(10)と同様に定義されるか、または水素
    または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
    3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
    炭素原子または窒素原子を介して連結しており、これは各々未置換であるか、ま
    たはF、Cl、CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよび
    ジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
    )、-C〔R(15)R(16)OH〕、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じかまたは異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CH
    OH)j-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
    ; jは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じかまたは異なっていて、水素、炭素原子1、2、3、
    4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭素
    原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアル
    キルを形成し; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル
    、メトキシおよびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換
    されており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
    であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
    するヘテロアリールであり、これは未置換であるかまたは、フェニルの場合と同
    様に置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
    であり、これは未置換であるか、または、OH 1〜3個で置換されており; あるいは、R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
    ルキルであり; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じかまたは異なっていて、水素
    、またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
    であり; mは1、2、3または4であり; 2つの置換基R(2)およびR(3)の一方はヒドロキシルであり; そして置換基R(2)およびR(3)のもう一方は各々R(1)と同様に定義され; R(4)
    は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または
    4個を有するアルコキシ、F、Cl、Br、Iまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3であり; nは0または1であり; oは0または1である〕のオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP-A 810 207) ax) 下記式I 【化185】 〔式中: R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、R(10)-SOa-またはR(14)R(15)-N-SO2 -であり; aは0、1または2であり; R(10)、R(14)およびR(15)は相互に独立して、炭素原子1、2、3、4、5、
    6、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7また
    は8個を有するペルフルオロアルキル、炭素原子3、4、5または6個を有する
    アルケニルまたは-CabH2ab-R(16)であり; abは0、1、2、3または4であり; R(16)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、または
    フェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキ
    シおよびNR(17)R(18)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されてお
    り; R(17)およびR(18)は相互に独立して、水素、CF3または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルであり; あるいは、R(14)およびR(15)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられること
    ができ; または R(14)およびR(15)は水素であり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、SR(21)、 -OR(22)、 -NR(2
    3)R(24)または-CR(25)R(26)R(27)であり; R(21)、 R(22)、 R(23)およびR(25)は相互に独立して、-CbH2b-(C1-C9)ヘテロア
    リールであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、ヒ
    ドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択さ
    れる置換基1〜3個で置換されており; bは0、1または2であり; R(24)、 R(26)およびR(27)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3また
    は4個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフル
    オロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、水素、F、Cl、 Br、I、C
    N、 -(Xa)dg-CdaH2da+1、-(Xb)dh-(CH2)db-CdeF2de+1、炭素原子3、4、5、6、
    7または8個を有するアルケニルまたは-CdfH2dfR(30)であり; (Xa)は酸素、イオウまたはNR(33)であり; R(33)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; dgは0または1であり; (Xb)は酸素、イオウまたはNR(34)であり; R(34)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; dhは0または1であり; daは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; dbは0、1、2、3または4であり; deは0、1、2、3、4、5、6または7であり; dfは0、1、2、3または4であり; R(30)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
    ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニ
    リルまたはナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    およびNR(31)R(32)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており
    ; R(31)およびR(32)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルま
    たは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、 NR(40)R(41)または-(Xe)
    -(CH2)ebR(45)であり; R(40)およびR(41)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3、4、5、6
    、7または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または
    8個を有するペルフルオロアルキルまたは(CH2)e-R(42)であり; eは0、1、2、3または4であり; R(42)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキルまたはフ
    ェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシお
    よびNR(43)R(44)よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; R(43)およびR(44)は相互に独立して、 水素、CF3または炭素原子1、2、3ま
    たは4個を有するアルキルであり; あるいは、R(40)およびR(41)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられるこ
    とができ; (Xe)は酸素、イオウまたはNR(47)であり; R(47)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; ebは0、1、2、3または4であり; R(45)は炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキルまたはフ
    ェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メトキシ
    、NR(50)R(51)および-(Xfa)-(CH2)ed-(Xfb)R(46)よりなる群から選択される置換
    基1〜3個で置換されており; XfaはCH2、酸素、イオウまたはNR(48)であり; Xfbは酸素、 イオウまたはNR(49)であり; R(48)、 R(49)、 R(50)およびR(51)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
    ルであり; edは1、2、3または4であり; R(46)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、 -CHR(52)R(53)であり; R(52)は-(CH2)g-(CHOH)h-(CH)i-(CHOH)k-R(54)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-
    R(54)であり; R(54)は水素またはメチルであり; g、h、iは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり; kは1、2、3または4であり; R(53)は水素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)、 R(2)およびR(3)は相互に独立して、-C(OH)R(55)R(56)であり
    ; R(55)およびR(56)は同じか、または異なっていて、 水素または炭素原子1、2
    、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(55)およびR(56)は一緒になって、炭素原子3、4、5または6個
    を有するシクロアルキルであり; あるいは、R(55)は-CH2OHであり; そして、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、炭素原子1、2、3または4個を有するア
    ルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するアルコキシ、OH、 F、Cl、 Br、
    I、CN、 -On-(CH2)o-(CF2)p-CF3であり; nは0または1であり; oは0、1または2であり; pは0、1または2である〕のビスオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびそ
    の製薬上許容し得る塩; (EP-A 810 205) ay) 下記式I 【化186】 〔式中: R(2)、 R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)は相互に独立して、H、F、
    Cl、 Br、 I、 CN、 NO2、CF3、C2F5またはXaYbZであり; XはO、 S、NR(10)、 CR(11)R(12)、 C=O、 C(=O)NR(10)、 C(=O)O、 SO、 SO2、SO 2 NR(10)、 OC=O、 NR(10)C=OまたはNR(10)SO2であり、ここでナフタレン環との結
    合は各々の場合左の原子により行われ; R(10)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、
    5または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフ
    ルオロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキ
    ルであり; aは0または1であり; YはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
    ;これらのCH2基の1個がO、S、NR(13)またはo−、p−もしくはm−フェニ
    レンで置き換えられることができ; R(13)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5または6個を有するシクロアルキルであり; bは0または1であり; ZはH、炭素原子1、2、3、4、5、6または7個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、C(=O)R(15)、 SO2R(15)
    、 NR(16)R(17)またはフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 B
    r、 CF3、メチル、メトキシ、およびNR(21)R(22)よりなる群から選択される置換基
    1〜3個により置換されており; R(21)およびR(22)は相互に独立して、Hまたは炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロア
    ルキルであり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)cNR(18)R(19)またはOR(20)であり; cは2または3であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
    ニル)で置き換えられることができ; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になってメチレン基4〜5個となり、うち
    CH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェニ
    ル)で置き換えられることができ; あるいは、Zは炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有する
    N含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して結合し、そして
    未置換であるか、またはF、Cl、 Br、CF3、メチル、メトキシおよびNR(21)R(22)
    よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; 但し、R(4)がアルコキシ基である場合、置換基(R2)、R(3)、 R(5)、 R(6)、 R(7)
    およびR(8)の少なくとも1個は水素ではない〕の置換1−ナフトイルグアニジン
    およびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 810 206) az) 下記式I 【化187】 〔式中: 置換基R(1)、 R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)の少なくとも1個はXY a WZまたはX′YaWZ′であり; XはO、S、NR(10)またはCR(11)R(12)であり; R(10)、 R(11)およびR(12)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、
    5または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフ
    ルオロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキ
    ルであり; YはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
    、ここでこれらCH2基の1個はO、S、NR(13)またはo−、p−もしくはm−フ
    ェニレンで置き換えられることができ; R(13)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5または6個を有するシクロアルキルであり; aは0または1であり; WはCH2、SO2、S(=O)(=NH)または、Wが基XYaのヘテロ原子に直ちに続いていな
    いときは、またOまたはNR(14)であり; R(14)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5または6個を有するシクロアルキルであり; ZはC(=O)R(15)、 SO2R(15)または、WがOまたはNR(14)でないときは、またNR
    (16)R(17)であり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)bNR(18)R(19)またOR(20)であり; bは2また3であり; R(18)およびR(19)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
    ニル)で置き換えられることができ; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; R(16)およびR(17)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
    ニル)で置き換えられることができ; X′はC=O、 C(=O)NR(30)、 C(=O)O、 SO、 SO2、SO2NR(30)、 OC=O、 NR(30)C=Oまた
    はNR(30)SO2であり; ここでナフタレン環の連結は各々の場合左で原子を経て行われ; R(30)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; Z′はC(=O)R(15)、 SO2R(15)、 炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8また
    は9個を有するN含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して
    結合し、そして未置換であるか、またはF、Cl Br、 CF3、メチル、メトキシおよ
    びNR(21)R(22)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており
    ; R(21)およびR(22)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
    ルであり; R(15)はN=C(NH2)2、NR(18)R(19)、 N(CH2)bNR(18)R(19)またはOR(20)であり; R(18)およびR(19)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
    または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペル
    フルオロアルキルであり; あるいは、R(18)およびR(19)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフェ
    ニル)で置き換えられることができ; bは2または3であり; R(20)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5、6または7個を有するシクロアルキルであり; あるいは、Z′は、WがOまたはNR(14)でないときは、NR(16)R(17)であり; R(16)およびR(17)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
    または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペル
    フルオロアルキルであり; あるいは、R(16)およびR(17)は一緒になって、4〜5個のメチレン基となり、
    うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフ
    ェニル)で置き換えられることができ; そして各々の場合上述した定義がいずれも該当していない残りの置換基R(1)、
    R(3)、 R(4)、 R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)は相互に独立して、H、F、Cl、 Br、
    I、CN、 NO2、CF3、C2F5またはVpQqUであり; VはO、S、SO、 SO2、NR(60)、 OC=O、 C=O、 C(=O)NR(60)、 C(=O)OまたはCR(66)
    R(67)であり; R(60)、 R(66)およびR(67)は相互に独立してH、炭素原子1、2、3、4、5
    または6個を有するアルキル、炭素原子1、2、3または4個を有するペルフル
    オロアルキルまたは炭素原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル
    であり; pは0または1であり; QはCH2基1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキレンであり
    、ここでこれらCH2基の1個はO、S、NR(68)またはo−、p−もしくはm−フ
    ェニレンで置き換えられることができ; R(68)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルまたは炭素原子3、4
    、5または6個を有するシクロアルキルであり; qは0または1であり; UはH、炭素原子1、2、3、4、5、6または7個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6または7個を有するシクロアルキル、C(=O)R(65)、 SO2R(65)
    、 NR(61)R(62)またはフェニレンであり、 これは未置換であるか、またはF、Cl
    、Br、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(63)R(64)よりなる群から選択される置換
    基1〜3個で置換されていて; R(63)およびR(64)は相互に独立して、 H、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキ
    ルであり; R(65)はN=C(NH2)2、NR(61)R(62)またはOR(60)であり; R(61)およびR(62)は相互に独立して、H、炭素原子1、2、3、4、5、6、
    7または8個を有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペ
    ルフルオロアルキルであり; あるいは、R(61)およびR(62)は、 一緒になって、メチレン基4〜5個となり、
    うちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3、N−ベンジルまたはN−(p−クロロフ
    ェニル)で置き換えられることができ; あるいは、Uは炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有する
    N含有複素環であり、ここでN含有複素環はNまたはCを介して連結され、そし
    て未置換であるか、またはF、Cl、 Br、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(63)R(64
    )よりなる群から選択される置換基1〜3個で置換されており; そして置換基R(5)、 R(6)、 R(7)およびR(8)の少なくとも1個は水素ではない〕
    の置換2−ナフトイルグアニジンおよびその製薬上許容し得る塩; (EP-A 811 610) ba) 下記式I 【化188】 〔式中: R(1)は、H、F、Cl、 Br、 I、CN、 NO2、炭素原子1、2、3、4、5、6、7
    または8個を有するアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個
    を有するアルコキシ、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
    ルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルコキシまた
    はXa-(CH2)b-(CF2)c-CF3であり; Xは酸素、イオウまたはNR(9)であり; aは0または1であり; bは0、1または2であり; cは0、1、2または3であり; R(9)はH、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは-CdH2dR(6)
    であり; dは0、1、2、3または4であり; R(6)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェ
    ニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここで芳香族フェニル、ビフェニリ
    ルまたはナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、 メトキシおよ
    びNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立して、Hまたは炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルであり; あるいは、R(1)は-SR(10)、 -OR(10)または-CR(10)R(11)R(12)であり; R(10)はシクロアルキル環に炭素原子3、4、5、6、7または8個を有する-
    CfH2f-シクロアルキル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を
    有するヘテロアリールまたはフェニルであり、ここでヘテロアリールおよびフェ
    ニルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、ヒドロキシル、アミ
    ノ、メチルアミノおよびジメチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3
    個により置換されており; fは0、1または2であり; R(11)およびR(12)は相互に独立して、 R(10)と同様に定義されるか、 または水
    素または炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(1)はフェニル、ナフチル、ビフェニリルまたは炭素原子1、2、
    3、4、5、6、7、8または9個を有するヘテロアリールであり、後者は環の
    炭素または窒素原子を介して連結されており、基の各々は未置換であるか、また
    はF、Cl、 CF3、CH3、メトキシ、 ヒドロキシル、アミノ、メチルアミノおよびジ
    メチルアミノよりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており、 あるいは、R(1)は-SR(13)、 -OR(13)、 -NHR(13)、 -NR(13)R(14)、 -CHR(13)R(15
    )、 -C〔R(15)R(16)〕OH、 -C≡CR(18)、 -C〔R(19)〕=CHR(18)、 -C〔R(20)R(21)〕 k -(CO)-〔CR(22)R(23)〕l-R(24)であり; kは0、1、2、3または4であり; lは0、1、2、3または4であり; R(13)およびR(14)は同じか、または異なっていて、-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(
    CHOH)kk-R(17)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h-R(24)であり; R(17)は水素またはメチルであり; g、hおよびiは同じかまたは異なっていて、0、1、2、3または4であり
    ; kkは1、2、3または4であり; R(15)およびR(16)は同じか、または異なっていて、水素、炭素原子1、2、3
    、4、5または6個を有するアルキルであるか、またはそれらを担持している炭
    素原子と一緒になって炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロア
    ルキルであり; R(18)はフェニルであり、これは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル
    、メトキシ、およびNR(25)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個によ
    り置換されており; R(25)およびR(26)はHまたは炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル
    であり; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7、8または9個を有
    するヘテロアリールであり、これは未置換であるか、またはフェニルのように置
    換されており; あるいは、R(18)は炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル
    であり、これは未置換であるか、または1〜3個のOHにより置換されており; あるいは、 R(18)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルであ
    り; R(19)、 R(20)、 R(21)、 R(22)およびR(23)は同じか、または異なっていて、水
    素またはメチルであり; R(24)はH、炭素原子1、2、3、4、5または6個を有するアルキル、炭素
    原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキルまたは-CmH2m-R(18)
    であり; mは1、2、3または4であり; 2個の置換基R(2)およびR(3)の1個は-O-CO-R(27)であり; R(27)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フェニル、ビ
    フェニリル、ナフチル、ピリジルまたはキノリニルであり、ここでフェニル、ビ
    フェニリル、ナフチル、ピリジルまたはキノリルは未置換であるか、またはF、
    Cl、CF3、メチル、メトキシおよびNR(7)R(8)よりなる群から選択される置換基1
    〜3個で置換されており; R(7)およびR(8)は相互に独立して、水素または炭素原子1、2、3または4個
    を有するアルキルであり; 置換基R(2)およびR(3)の1個は常にR(1)と同様に定義され; R(4)およびR(5)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を有
    するアルキルであり;炭素原子1、2、3または4個を有するアルコキシ、F、
    Cl、Br、I、CNまたは-(CH2)n-(CF2)o-CF3であり; nは0または1であり; oは0または1である〕のオルト置換ベンゾイルグアニジンおよびその製薬上
    許容し得る塩; (EP-A 814 077) bb) 下記式I 【化189】 〔式中: R(1)はR(13)-SOmまたはR(14)R(15)N-SO2-であり; mは1または2であり; R(13)は炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアルキル、
    炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロアルキル
    、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-CnH2n-R(1
    6)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(16)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
    ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここでフェニル、ビフェニリル、
    およびナフチルは未置換であるか、F、Cl、 CF3、メチル、メトキシ、およびNR(2
    5)R(26)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(25)およびR(26)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアル
    キルであり; R(14)は水素、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するアル
    キル、炭素原子1、2、3、4、5、6、7または8個を有するペルフルオロア
    ルキル、炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するアルケニルまたは-CnH 2n -R(27)であり; nは0、1、2、3または4であり; R(27)は炭素原子3、4、5、6、7または8個を有するシクロアルキル、フ
    ェニル、ビフェニリルまたはナフチルであり、ここでフェニル、ビフェニリルお
    よびナフチルは未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR
    (28)R(29)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(28)およびR(29)は相互に独立して、水素、炭素原子1、2、3または4個を
    有するアルキルまたは炭素原子1、2、3または4個を有するペルフルオロアル
    キルであり; R(15)は水素、炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルまたは炭素原
    子1、2、3または4個を有するペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(14)およびR(15)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; 置換基R(2)およびR(3)の1個は水素であり; そして他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-CHR(30)R(31)であり; R(30)は-(CH2)g-(CHOH)h-(CH2)i-(CHOH)k-R(32)または-(CH2)g-O-(CH2-CH2O)h -R(24)であり; R(24)およびR(32)は相互に独立して、水素またはメチルであり; g、h、iは同じであるか、または異なっていて、0、1、2、3または4で
    あり; kは1、2、3または4であり; または他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-C(OH)R(33)R(34)であり; R(31)、 R(33)およびR(34)は同じであるか、または異なっていて、水素または
    炭素原子1、2、3または4個を有するアルキルであり; あるいは、R(33)およびR(34)は一緒になって炭素原子3、4、5または6個を
    有するシクロアルキルであり; あるいは、R(33)は-CH2OHであり; R(4)は炭素原子1、2、3または4個を有するアルキル、炭素原子1、2、3
    または4個を有するアルコキシ、F、Cl、 Br、 I、CN、 -(CH2)n-(CF2)o-CF3であ
    り; nは0または1であり; oは0、1または2である〕のベンゾイルグアニジンおよびその製薬上許容し
    得る塩; (EP-A 837 055) bc) 下記式I 【化190】 〔式中: R(1)、 R(2)、 R(3)、 R(4)、 R(5)およびR(6)は相互に独立して、H、C1-C10−ア
    ルキル;炭素原子1〜6個を有するハロアルキル、O−C1-C10−アルキル、炭素
    原子1〜6個を有するハロアルコキシ、F、Cl、 Br、 I、アリール、置換アリー
    ル、ヘテロアリール、置換ヘテロアリール、OH、 O−低級アルキル、O−アリー
    ル、O−低級アルキルアリール、O−置換アリール、O−低級アルキル−置換ア
    リール、O-C(=O)-C1-C4−アルキルアリール、O-C(=O)-NH-C1-C4−アルキル、 O-C
    (=O)-N(C1-C4−アルキル)2、NO2、CN、 CF3、NH2、NH-C(=O)-C1-C4−アルキル、 NH-C(
    =O)-NH2、COOH、 C(=O)-O-C1-C4−アルキル、 C(=O)-NH2、C(=O)-NH-C1-C4−アルキ
    ル、 C(=O)-N(C1-C4−アルキル)2、C1-C4-COOH、 C1-C4−アルキル−C(=O)-O-C1-C4 −アルキル、 SO3H、 SO2−アルキル、 SO2−アルキルアリール、 SO2-N-(アルキル) 2、 SO2-N(アルキル)(アルキルアリール)、 C(=O)-R(11)、 C1-C10−アルキル-C-(=O
    )-R(11)、 C2-C10−アルケニル-C(=O)-R(11)、 C2-C10−アルキニル−C(=O)-R(11)
    、 NH-C(=O)-C1-C10−アルキル−C(=O)-R(11)またはO-C1-C11−アルキル−C(=O)-
    R(11)であり; R(11)はC1-C4−アルキル、C1-C4−アルキニル、アリール、置換アリール、NH2 、NH-C1-C4−アルキル、 N-(C1-C4−アルキル)2、SO3H、 SO2−アルキル、SO2−ア
    ルキルアリール、SO2-N-(アルキル)2またはSO2-N(アルキル)(アルキルアリール)
    であり; XはO、SまたはNHであり; R(7)、 R(8)、 R(9)およびR(10)は相互に独立して、H、アルキル、シクロアル
    キル、アリール、アルキルアリールであり; あるいは、R(8)およびR(9)は一緒になって、5−、6−または7員複素環の一
    部を形成する〕のインダニリデンアセチルグアニジンまたはその製薬上許容し得
    る塩; (EP-A 825 178) bd) 下記式I 【化191】 〔式中: Tは 【化192】 であり; R(A)は水素、F、Cl、 Br、I、CN、 OH、 OR(6)、 (C1-C4)−アルキル、Or(CH2)a CbF2b+1、(C3-C8)−シクロアルキルまたはNR(7)R(8)であり; rは0または1であり; aは0、1、2、3または4であり; bは1、2、3または4であり; R(6)は(C1-C4)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C6)−アル
    ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここでフ
    ェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(9)
    R(10)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(9)およびR(10)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(7)およびR(8)は相互に独立して、 R(6)と同様に定義され; あるいは、 R(7)およびR(8)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、うちCH2基1個
    は酸素、イオウ、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることができ; R(B)、 R(C)およびR(D)は独立してR(A)と同様に定義され; xは0、1または2であり; yは0、1または2であり; R(F)は水素、F、Cl、Br、I、CN、 OR(12)、 (C1-C8)−アルキル、Op(CH2)fCgF 2g+1、 (C3-C8)−シクロアルキルまたは(C1-C9)−ヘテロアリールであり; pは0または1であり; fは0、1、2、3または4であり; gは1、2、3、4、5、6、7または8であり; R(12)は(C1-C8)−アルキル、(C1-C4)−ペルフルオロアルキル、(C3-C8)−アル
    ケニル、(C3-C8)−シクロアルキル、フェニルまたはベンジルであり、ここでフ
    ェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシおよびNR(13)
    R(14)よりなる群から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(13)およびR(14)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペルフルオロアル
    キルであり; R(E)は独立してR(F)と同様に定義され; R(1)は独立してTと同様に定義され; あるいは、R(1)は水素、-OkCmH2m+1、-On(CH2)pCqF2q+1、F、Cl、Br、I、 CN、
    -(C=O)-N=C(NH2)2、-SOrR(17)、 -SOr2NR(31)R(32); -Ou(CH2)vC6H5、-Ou2-(C1-C9)
    −ヘテロアリールまたは-Su2-(C1-C9)−ヘテロアリールであり; kは0または1であり; mは0、1、2、3、4、5、6、7または8であり; nは0または1であり; pは0、1、2、3または4であり; qは1、2、3、4、5、6、7または8であり; rは0、1または2であり; r2は0、1または2であり; R(31)およびR(32)は相互に独立して、水素、(C1-C8)−アルキルまたは(C1-C8)
    −ペルフルオロアルキルであり; あるいは、R(31)およびR(32)は一緒になって、メチレン基4〜5個となり、う
    ちCH2基1個は酸素、S、NH、 N-CH3またはN−ベンジルで置き換えられることが
    でき; R(17)は(C1-C8)−アルキルであり; uは0または1であり; u2は0または1であり; vは0、1、2、3または4であり; ここでフェニル環は未置換であるか、またはF、Cl、 CF3、メチル、メトキシ
    、-(CH2)wNR(21)R(22)、 NR(18)R(19)および(C1-C9)−ヘテロアリールよりなる群
    から選択される置換基1〜3個により置換されており; R(18)、 R(19)、 R(21)およびR(22)は相互に独立して、(C1-C4)−アルキルまた
    は(C1-C4)−ペルフルオロアルキルであり; wは1、2、3または4であり; ここで(C1-C9)−ヘテロアリールの複素環は未置換であるか、またはF、Cl、C
    F3、メチルまたはメトキシからなる群から選択される置換基1〜3個により置換
    されており; R(2)、 R(3)、 R(4)およびR(5)は相互に独立して、R(1)と同様に定義され、 あるいは、R(1)およびR(2)またはR(2)およびR(3)は各々の場合一緒になって-C
    H-CH=CH-CH-であり、これは未置換であるか、またはF、Cl、CF3、メチル、メト
    キシ、−(CH2)w2NR(24)R(25)およびNR(26)R(27)よりなり群から選択される置換
    基1〜3個により置換されており; R(24)、 R(25)、 R(26)およびR(27)はH、(C1-C4)−アルキルまたは(C1-C4)−ペ
    ルフルオロアルキルであり; w2は1、2、3または4であり; 基Tは分子中に少なくとも2回存在しているが、但し多くとも3回である〕の
    フェニル置換アルケニルカルボン酸グアニジドおよびその製薬上許容し得る塩;
    (EP-A 869 116) be) 下記式I 【化193】 〔式中: R(1)はCF3であり; 置換基R(2)およびR(3)の1個は水素であり; そして他の置換基R(2)およびR(3)は各々の場合-C(OH)(CH3)-CH2OH、 -CH(CH3)-
    CH2OHまたは-C(OH)(CH3)2であり; R(4)はメチル、メトキシ、ClまたはCF3である〕のベンゾイルグアニジンおよ
    びその製薬上許容し得る塩。
  6. 【請求項6】 年齢関連障害の発生を抑制する医薬を製造するためのそれ自
    体またはその他の活性化合物および医薬と組み合わせた以下の化合物を使用する
    請求項1〜3のいずれかに記載の使用: (4−イソプロピル−3−メタンスルホニルベンゾイル)グアニジン(カリポ
    ライド)または2−メチル−4−ピロリル−5−メタンスルホニルベンゾイル)
    グアニジンおよびそれらの製薬上許容し得る塩、特にそれらのメタンスルホン酸
    塩(Hoe 642,カリポライドおよびエニポライドメタンスルホネート)。
  7. 【請求項7】 年齢関連器官障害の発生を抑制する医薬を製造するためのそ
    れ自体またはその他の活性化合物および請求項1記載の医薬と組み合わせた以下
    の化合物を使用する請求項1〜3のいずれかに記載の使用: (4−イソプロピル−3−メタンスルホニルベンゾイル)グアニジン(カリポ
    ライド)およびそれらの製薬上許容し得る塩、特にそれらのメタンスルホン酸塩
    (Hoe 642,カリポライドメタンスルホネート)。
  8. 【請求項8】 寿命を延長する医薬を製造するためのそれ自体またはその他
    の活性化合物および医薬と組み合わせた(4−イソプロピル−3−メタンスルホ
    ニルベンゾイル)グアニジン(カリポライド)およびその製薬上許容し得る塩、
    特にそのメタンスルホン酸塩(Hoe 642,カリポライドメタンスルホネート)の
    使用。
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