JP2002531440A - 4−ヒドロキシキノリン及び/又は互変異性体を調製する方法 - Google Patents

4−ヒドロキシキノリン及び/又は互変異性体を調製する方法

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JP2002531440A
JP2002531440A JP2000585218A JP2000585218A JP2002531440A JP 2002531440 A JP2002531440 A JP 2002531440A JP 2000585218 A JP2000585218 A JP 2000585218A JP 2000585218 A JP2000585218 A JP 2000585218A JP 2002531440 A JP2002531440 A JP 2002531440A
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quinoline compound
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butyl
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ダン,チユアン−フアト
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ロデイア・シミ
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、4−ヒドロキシキノリン及び/又は互変異性化合物に関する。更に詳しくは、本発明は、5,7−ジクロロ−4−キノリン及び/又はその互変異性化合物に関する。本発明の方法は、塩基の存在下において、200℃以下の温度で、4−ヒドロキシキノリンカルボン酸、その誘導体又は前駆物質を加熱することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、4−ヒドロキシキノリン及び/又はそれらの互変異性体を調製する
方法に関する。更に詳しくは、本発明は、5,7−ジクロロ−4−ヒドロキシキ
ノリン及び/又はその互変異性体に関する。
【0002】 5,7−ジクロロ−4−ヒドロキシキノリン(DCHQ)は植物防疫の分野で
用いられる中間体である。
【0003】 そのような生成物を工業規模で調製するためには課題があり、現在の方法では
精製工程が必要である。
【0004】 C.C.Priceらによる論文(Organic Synthesis ,p.272)は、対応するエステルをアルカリ加水分解又は酸加水分解するこ
とによって得られた4−ヒドロキシ−3−キノリンカルボン酸を脱炭酸化するこ
とから成る方法を用いて、4−ヒドロキシキノリンを調製することを開示してい
る。しかしながら、脱炭酸反応は230℃を超える高い温度で行われる。
【0005】 米国特許US−A−5 731 440は、120℃〜165℃のより低い温
度で脱炭酸工程を行うことによって上記方法を改善することを提案しているが、
強酸媒体、例えば硫酸、燐酸又は塩酸を用いる。該方法の短所は、強酸が存在す
るが故に該媒体が高度に腐食性である点である。
【0006】 本出願人は、改良されたヒドロキシキノリンの調製法を発見した。
【0007】 本発明の方法は、塩基の存在下、高くても200℃までの温度に4−ヒドロキ
シキノリンカルボン酸、その誘導体又は前駆物質を加熱することを特徴とする。
【0008】 低温で、有利には90℃〜160℃で、4−ヒドロキシキノリンカルボン酸及
びそれらのエステルを良好な反応収率で脱炭酸化できることを予期外に発見した
。この発見は工業的観点から考えて多大な利点を有するものである。
【0009】 本発明の方法はキノリン化合物を用いる。
【0010】 「キノリン化合物」という用語は、キノリン部分を含む複素環式化合物を指し
ている。またこの用語は、本発明の方法の範囲にも含まれるナフトピリジンタイ
プの化合物に関しても用いられる。
【0011】 キノリン化合物の複素環は、4位に少なくとも1つのヒドロキシル基、及びヒ
ドロキシル基に対してα位にある官能基を有する。他の置換基が存在してもよく
、特に5−位及び/又は7−位に存在することができる。
【0012】 記号Yによって以下の式(I)に示してある官能基の性質に関して、Yはカル
ボキシル基(COOH)、前駆物質基(ニトリル)又は誘導基(エステル又はア
ミド)である。
【0013】 本発明の出発キノリン化合物は、以下に示した一般式:
【0014】
【化3】 [式(I)中: Rは、同じか又は異なっていても良く: 1〜12個、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む線状又は枝分かれアルキル
基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s
−ブチル、t−ブチル; 1〜6個、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む、1個以上のハロゲン原子を
有する線状又は枝分かれアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル; 2〜12個、好ましくは2〜4個の炭素原子を含む線状又は枝分かれアルケニ
ル基、例えばビニル又はアリル; シクロヘキシル基、フェニル基又はベンジル基; 1〜6個、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む線状又は枝分かれアルコキシ
基又はチオエーテル基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプ
ロポキシ基又はブトキシ基; 2〜6個の炭素原子を含むアシル基; ニトロ基; 1〜6個の炭素原子を含むアルキル基によって任意に置換される、アミノ基; ハロゲン原子、好ましくは塩素原子又は臭素原子; トリフルオロメチル基; フェニル環に隣接している炭素原子と一緒になって環を形成できる3又は4個
の炭素原子を含むアルケニレン基; を表しており、 Yは、以下の基:すなわち、 CN基; COOR基; CONR基; (式中、R、R又はRは、同じか又は異なっていても良く、水素原子又は
アルキル基、シクロヘキシル基、フェニル基又はベンジル基を表している)を表
しており、 nは、1〜4、好ましくは1又は2の数である]で表すことができる。
【0015】 5−位及び/又は7−位における特に適する置換基は、ハロゲン原子、例えば
弗素、塩素、臭素、沃素又は−CFタイプの基である。
【0016】 置換基リストからの好ましい非限定的な例は、塩素原子、メチル基及びメトキ
シ基である。
【0017】 R、R又はRの種類は重要ではないが、カルボキシレート基は排除され
る。経済的な理由から、通常は、R、R又はRの種類は、1〜6個の炭素
原子、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む線状又は枝分かれアルキル基である
が、他の基、例えばシクロヘキシル基、フェニル基又はベンジル基、又は任意の
他の基を用いることができる。
【0018】 本発明の方法で用いるための式(I)で表される更に特定の化合物としては、
4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボン酸、及びメチル又は
エチル4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボキシレートが挙
げられる。
【0019】 式(I)で表される出発キノリン化合物は、置換されたアニリンをアルキルア
ルコキシメチレンマロネートと反応させることによって特に得ることができる公
知の生成物である(C.C.Priceら,Organic Synthesi
,p.272を参照されたい)。
【0020】 本発明は、式(I)で表されるキノリン化合物に適用可能であり、また下式(
II):
【0021】
【化4】 [式(II)中、R、Y及びnは式(I)において既に規定した意味を有する
]によって表すことができる互変異性体にも適用可能である。
【0022】 本発明の方法にしたがって、塩基の存在下でキノリン化合物を脱炭酸化する。
【0023】 本発明の方法では無機塩基又は有機塩基を用いることができる。
【0024】 好ましくは、充分に強い塩基、すなわち酸と会合したときのpKaが5を超え
るか又はほぼ5である塩基を選択する:pKaは、25℃の水性媒体中における
酸の解離定数の余対数として定義される。
【0025】 本発明の方法を実行するのに特に適する塩基としては、アルカリ金属又はアル
カリ土類金属から誘導されるアルカリ塩基が挙げられる。
【0026】 本明細書で用いる「アルカリ金属」という用語は、周期表の1A族の元素を意
味しており、好ましくは例えばリチウム、ナトリウム、カリウム、ルビジウム及
びセシウムのようなアルカリ金属を意味している。
【0027】 本明細書で用いる「アルカリ土類金属」という用語は、周期表の2A族の元素
を意味しており、好ましくは例えばベリリウム、マグネシウム、カルシウム、ス
トロンチウム及びバリウムのようなアルカリ土類金属を意味している。
【0028】 元素を定義するために、“Bulletin de la Societe
Chimique de France”,N°1,(1966)に記載されて
いる周期表を参照すべきである。
【0029】 好ましくは、本発明の方法では、アルカリ金属水酸化物、好ましくは水酸化カ
リウム若しくは水酸化ナトリウム、又はアルカリ金属重炭酸塩若しくはアルカリ
金属炭酸塩、好ましくは重炭酸カリウム若しくは重炭酸ナトリウム又は炭酸カリ
ウム若しくは炭酸ナトリウムを用いる。
【0030】 また、第四アンモニウム水酸化物を用いることもできる。
【0031】 好ましく用いられる第四アンモニウム水酸化物としては、例えば、テトラアル
キルアンモニウム水酸化物又はトリアルキルベンジルアンモニウム水酸化物が挙
げられ、前記水酸化物におけるアルキル基は、同じか又は異なっていても良く、
1〜12個の炭素原子、好ましくは1〜6個の炭素原子を含む線状又は枝分かれ
アルキル鎖である。
【0032】 好ましくは、テトラメチルアンモニウム水酸化物、テトラエチルアンモニウム
水酸化物又はテトラブチルアンモニウム水酸化物を用いる。
【0033】 また、トリアルキルベンジルアンモニウム水酸化物、特にトリメチルベンジル
アンモニウム水酸化物を用いることもできる。
【0034】 本発明の方法は、単官能又は二官能の第一級、第二級又は第三級の脂肪族、炭
素環式又は複素環式の、芳香族又は非芳香族のアミンを用いることもできる。
【0035】 より特定の例としては、トリ−n−ブチルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ヘ
キサメチレンジアミン、シクロヘキシルアミン、N−メチルピロリジン、4−ジ
メチルアミノピリジン、モルホリン、キノリン、ピリジン、3−ピコリン及び5
−ピコリンが挙げられる。
【0036】 経済的及び実用的な観点から、選択される塩は好ましくは水酸化カリウム又は
水酸化ナトリウムである。
【0037】 塩基は水溶液の形態で有利に用いられる。
【0038】 塩基溶液の濃度は、好ましくは2重量%〜45重量%、更に好ましくは5重量
%〜30重量%である。
【0039】 塩基のモル数(塩基の当量)の、キノリン化合物のモル数に対するモル比とし
て表される、用いられる塩基の量は、好ましくは1:1〜6:1であり、更に好
ましくは1.5:1〜3.5:1である。
【0040】 本発明の方法で行われる脱炭酸反応は、好ましくは、液体及び/又は蒸気の形
態であることができる水の存在下で行われる。
【0041】 用いられるキノリン化合物の量は、水の重量を基準として、好ましくは2重量
%〜50重量%、更に好ましくは5重量%〜35重量%である。
【0042】 好ましくは、水は塩基性溶液で供給する。
【0043】 本発明の方法は多くの仕方で実行することができる。
【0044】 第一の変法では、脱炭酸は、キノリン化合物、塩基及び水を含む反応混合物を
加熱することによって行われる。
【0045】 第二の変法では、キノリン化合物及び塩基を水溶液中で混合し、水を蒸発させ
て除去し、次に完全な固体媒体中で加熱することによって脱炭酸反応を生起させ
る。
【0046】 最後に、本発明の方法の第三の変法では、水と混和不可能又は混和可能である
有機溶媒をキノリン化合物、塩基及び水を含む反応媒体に加える。
【0047】 有機溶媒はキノリン化合物を溶かす必要は無い。
【0048】 好ましくは、水と非混和性であって、高い沸点を有する有機溶媒を選択する。
【0049】 このタイプの反応に好ましい溶媒は、THERMINOL VP1,DOWT
HERM又はGILOTHERM DO.という商品名で市販されている酸化ビ
フェニルとビフェニルとの共融混合物である。これらの溶媒を用いる場合、脱炭
酸温度は、好ましい温度範囲にあるように有利に選択する。
【0050】 選択された反応温度を超える高い沸点を有する例えばトリフェニルメタン、ス
ルホラン、ベンジルベンゼン、1,4−ジベンジルベンゼン、シリコーン油又は
石油留分のような他の溶媒を用いることもできる。
【0051】 例えばジメチルホルムアミド又はN,N’−ジアセトアミドのような有機溶媒
も適する。
【0052】 アルコールタイプの溶媒、更に詳しくはプロパノール、イソプロパノール又は
n−ブタノールも適する。
【0053】 有機溶媒におけるキノリン化合物の濃度は、有機溶媒とキノリン化合物との重
量比が好ましくは1〜30、更に好ましくは0〜10である。
【0054】 用いられる塩基が、液体、例えばアミンである場合、キノリン化合物と塩基と
を含む反応混合物を水の非存在下で加熱することによって脱炭酸反応を行う工程
から成る更なる変法を実施することもできる。
【0055】 このように、本発明の実施にしたがって、媒体は、液体、固体又は二相(液体
/液体若しくは液体/固体)又は三相(液体/液体/固体)であることもできる
。このように、反応器の選択は用いる媒体に適合させる。
【0056】 反応は自己圧力下で行う。
【0057】 脱炭酸操作を適正に行う場合、前記作業は反応媒体を加熱することによって行
う。脱炭酸温度は、高くても200℃、好ましくは90℃〜190℃、更に好ま
しくは95℃〜180℃である。
【0058】 加熱時間は、反応が満足な程度まで完了するのに充分な時間でなければならな
い。
【0059】 本方法は、塩基が存在している故に、エステル加水分解が、脱炭酸工程中に同
時に及び/又は連続して起こるので、エステルの形態でキノリン化合物を用いる
ときには特に重要であることに注目すべきである。
【0060】 操作の最後には、用いた塩基の量にしたがって、下式:
【0061】
【化5】 (式中、R及びnは既に上で規定した意味を有し、Mは、水素原子、又は初め
に導入された塩基の陽イオンを表している)のように、所望のキノリン化合物(
B)をその互変異性体(A)との平衡状態で実質的に含む遊離(酸)形態又は塩
形態で生成物が得られる。この陽イオンは、既に示したように、初めに用いた塩
基がアルカリ金属水酸化物である場合には、アルカリ金属である。
【0062】 反応の最後には、反応媒体を従来のようにして処理する。
【0063】 このように、有機相が存在しているとき及び塩基を過剰に用いているとき、得
られる生成物は、例えばデカンテーションによって有機相から分離される水相中
塩の形態である。
【0064】 塩基が過剰なときは、酸処理を行って、沈殿形態の所望の遊離生成物を回収す
る。
【0065】 そのために、酸、好ましくは塩酸、硫酸又は燐酸を、生成する4−ヒドロキシ
キノリンが遊離形態となるような量で加える。
【0066】 出発物質としての酸の濃度は、10重量%〜90重量%であるが、好ましくは
、希釈酸溶液を、好ましくは20重量%〜50重量%で用いる。
【0067】 従来の固液分離技術によって、好ましくは濾過することによって沈殿を分離す
る。
【0068】 沈殿を洗浄して極微量の有機液体を除去することが望ましいかもしれない。そ
のために、水、又は例えば150℃未満、好ましくは60℃〜120℃の低沸点
の溶媒を用いることができる。特に好適な溶媒の特定の例としては:o−ジクロ
ロベンゼン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、クロロベンゼン、メ
タノール及びエタノールがある。
【0069】 脱炭酸生成物が非常に高収率で得られる。
【0070】 塩基を過剰に用いないときは、酸を加える必要は無い。遊離キノリン化合物は
、例えば濾過による分離のみを必要とする沈殿の形態で直接得られる。
【0071】 塩基を含む濾液は他の脱炭酸化の操作へと任意に再循環させる。
【0072】 本発明は、4−ヒドロキシ−7−ハロゲノキノリン、好ましくは4−ヒドロキ
シ−7−クロロキノリン及びその異性体、又は4−ヒドロキシ−5−ハロゲノキ
ノリン、好ましくは4−ヒドロキシ−5−クロロキノリンの調製に特に適する。
また本発明は、5,7−ジクロロ−4−ヒドロキシキノリンを調製するのに極め
て適する。
【0073】 以下、実施例を掲げて本発明を説明するが、以下の実施例は本発明の範囲を限
定するものではない。
【0074】 実施例における%は重量基準である。 略字は以下の意味を有する: DCHQ=5,7−ジクロロ−4−ヒドロキシキノリン; ODCQA=4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボン酸; 転位度(TT)は、転位した基体(substrate)のモル数の、用いた
(engaged)基体のモル数に対する割合に相当する。
【0075】 収率(RR)は、形成された生成物のモル数の、用いた基体のモル数に対する
割合に相当する。 実施例1 4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボン酸(ODCQA)
1.55g(6ミリモル)及び12%水酸化カリウム水溶液5.6g(KOH
12ミリモル)をオートクレーブ中に入れ、150℃で撹拌した。
【0076】 5時間反応させた後、高性能液体クロマトグラフィー分析を行った: ODCQAの転位度(TT)>99%; DCHQの収率=99% 実施例2〜13 ある種のパラメーターを変えた以外は;特に実施例7〜10において有機溶媒
、すなわちビフェニルと酸化ビフェニルとの共融混合物であるthermino
l VP1を用いた以外は実施例1と同じ手順を用いた。
【0077】 その結果を表(I)に示す。
【0078】
【表1】
【0079】 実施例14 有機溶媒の非存在下で、KOH/ODCQAのモル比を2にして作業した以外
は上記実施例の手順を繰返した:存在した水はKOHによって供給された。
【0080】 その結果を以下の表に示す:
【0081】
【表2】
【0082】 実施例15 4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボン酸(ODCQA)
1.55g(6ミリモル)及び12%水酸化カリウム水溶液9.8g(KOH
21ミリモル)をオートクレーブ中に入れ、150℃で撹拌した。
【0083】 5時間反応させた後、取り出したサンプルに関して高性能液体クロマトグラフ
ィー分析を行った。
【0084】 以下の結果が得られた: ODCQAの転位度(TT)=77%; DCHQの収率=77% 10%硫酸水溶液11.56g(11.9ミリモル)を、分析するためのサン
プルを取り出した後に残っている粗混合物(10.45g、初期総重量の92%
に相当)に加えた。
【0085】 その反応混合物を70℃で50分間撹拌し、得られた沈殿を水で洗浄してから
、減圧(10mm水銀)下、70℃で乾燥させた。
【0086】 生成物が1.24g得られた。
【0087】 高性能液体クロマトグラフィーによって、この生成物は、DCHQを75%及
びODCQAを25%含んでいることが分かった。
【0088】 実施例16 エチル4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボキシレート(
ODCQE)1.72g(6ミリモル)、及び25%水酸化カリウム水溶液2.
69g(KOH 12ミリモル)、及びTherminol VP1 6.45
gをオートクレーブ中に入れ、撹拌しながら150℃まで加熱した。
【0089】 15時間反応させた後、僅かに酸性の溶離剤を用いて高性能液体クロマトグラ
フィー分析を行った: ODCQEの転位度(TT) >99%; ODCQAの転位度(TT) >99%; DCHQの収率=86% 実施例17〜22 ある種のパラメーターを変えた以外は実施例16と同じ手順を用いた。
【0090】 得られた結果を表(III)に示す。
【0091】
【表3】
【0092】 実施例23 a.エチル4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボキシレー トの調製 : 蒸留塔を取り付けた撹拌反応器の中に、Therminol VP1を266
mL、エチルエトキシメチレンマロネートを56.8g(0.263モル)及び
3,5−ジクロロアニリンを41.3g(0.255モル)入れた。
【0093】 その混合物を周囲温度から248℃まで3時間30分間にわたって加熱し、次
に248℃で3時間保持した;エタールが生成したら、蒸留して除去した。
【0094】 b.得られたエチル4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボ キシレートの加水分解−脱炭酸 : 上記実施例で得られた反応混合物の温度を95℃まで低下させ、25%水酸化
カリウム水溶液142.3g(0.638モル)を加えた。
【0095】 それを9時間95℃〜100℃で加熱し、次に25%水酸化カリウム水溶液2
8.6g(0.128モル)を加えた。
【0096】 85℃で2時間静置し、水酸化カリウム水溶液相をTherminol VP
1相から分離した。 その水相を、10.5%硫酸水溶液412g(0.437モル)で酸性にした
【0097】 得られた沈殿を濾過し、水で洗浄し、乾燥させた。
【0098】 ODCQAを66%及び脱炭酸された生成物DCHQを33%含む生成物48
.8gが得られた。
【0099】 実施例24〜26 以下の実施例では、水酸化カリウムの代わりに水酸化ナトリウムを用いた。
【0100】 用いた条件及び得られた結果を表(IV)に示す。
【0101】
【表4】
【0102】 実施例27 1.5リットルLIST discotherm B(登録商標)反応器の中
に、以下のもの:すなわち、 水1リットル 重炭酸ナトリウム50.4g(0.6モル) ODCQA 154.8g(0.6モル) を入れた。
【0103】 それを30回転/分で撹拌した。
【0104】 懸濁液が得られ、ガスの放出が観察された。
【0105】 オートクレーブを閉じ、45分間125℃まで加熱した:圧力は4.87バー
ルであった。
【0106】 それを3バールまで脱気した。
【0107】 再密閉して150℃まで2時間15分間加熱し、時々(2度)減圧した。
【0108】 反応が完了したとき、圧力は686バールであった。
【0109】 それを冷却し、圧力を大気圧に戻した。
【0110】 水1リットルで希釈された懸濁液が得られた。
【0111】 懸濁液1920gを回収した。
【0112】 その懸濁液を濾過し、湿潤ケーク315gが母液1698gと共に得られた。
【0113】 その湿潤ケークを乾燥させると、以下の組成:すなわち、 ODCG=98%: ODCQA=0.83% を有する乾燥生成物が138.6g得られた。
【0114】 初めに入れた塩基は母液中に存在しており、新しい脱炭酸工程へと再循環させ
て流出液の排出を防止することができた。
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Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 4−ヒドロキシキノリンカルボン酸、その誘導体又はその前
    駆物質から4−ヒドロキシキノリン及び/又はその互変異性体を調製する方法で
    あって、該方法が、塩基の存在下において高くても200℃の温度で該化合物を
    加熱する工程から成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 4−ヒドロキシキノリンカルボン酸、ニトリル又は誘導前駆
    物質、エステル又はアミドを用いることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 該出発キノリン化合物が、以下の一般式: 【化1】 [式(I)中: Rは、同じか又は異なっていても良く: 1〜12個、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む線状又は枝分かれアルキル
    基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s
    −ブチル、t−ブチル; 1〜6個、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む、1個以上のハロゲン原子を
    有する線状又は枝分かれアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプ
    ロピル、ブチル、イソブチル、s−ブチル、t−ブチル; 2〜12個、好ましくは2〜4個の炭素原子を含む線状又は枝分かれアルケニ
    ル基、例えばビニル又はアリル; シクロヘキシル基、フェニル基又はベンジル基; 1〜6個、好ましくは1〜4個の炭素原子を含む線状又は枝分かれアルコキシ
    基又はチオエーテル基、例えばメトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプ
    ロポキシ基又はブトキシ基; 2〜6個の炭素原子を含むアシル基; ニトロ基; 1〜6個の炭素原子を含むアルキル基によって任意に置換される、アミノ基; ハロゲン原子、好ましくは塩素原子又は臭素原子; トリフルオロメチル基; フェニル環に隣接している炭素原子と一緒になって環を形成できる3又は4個
    の炭素原子を含むアルケニレン基; を表しており、 Yは、以下の基:すなわち、 CN基; COOR基; CONR基; (式中、R、R又はRは、同じか又は異なっていても良く、水素原子又は
    アルキル基、シクロヘキシル基、フェニル基又はベンジル基を表している)を表
    しており、 nは、1〜4、好ましくは1又は2の数である]を有することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 基Rが、同じか又は異なっていても良く、塩素原子、メチ
    ル基又はメトキシ基である請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 R、R又はRは、同じか又は異なっていても良く、水
    素原子、又は1〜6個の炭素原子を含むアルキル基、好ましくは1〜4個の炭素
    原子を含むアルキル基であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  6. 【請求項6】 式(I)を有するキノリン化合物が、その互変異性体(II
    ):すなわち、 【化2】 [式(II)中、R、Y及びnは式(I)において既に規定した意味を有する
    ]の形であることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 該出発キノリン化合物、その前駆物質又はその誘導体を: 4−ヒドロキシ−7−クロロキノリン−3−カルボン酸; 4−ヒドロキシ−5−クロロキノリン−3−カルボン酸; 4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキノリン−3−カルボン酸 から選択することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 該キノリン化合物が、4−ヒドロキシ−5,7−ジクロロキ
    ノリン−3−カルボン酸又はメチル若しくはエチル4−ヒドロキシ−5,7−ジ
    クロロキノリン−3−カルボキシレートであることを特徴とする請求項1に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 用いられる塩基が、アルカリ塩基であることを特徴とする請
    求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 【請求項10】 用いられる塩基が、アルカリ金属水酸化物、好ましくは水
    酸化カリウム若しくは水酸化ナトリウム、又はアルカリ金属重炭酸塩若しくは炭
    酸塩、好ましくは重炭酸カリウム若しくは重炭酸ナトリウム、又は炭酸カリウム
    若しくは炭酸ナトリウムであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 用いられる塩基の量が、塩基のモル数(又は塩基の当量)
    の、キノリン化合物のモル数に対するモル比として表す場合に、1:1〜6:1
    、好ましくは1.5:1〜3.5:1である請求項9又は10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 脱炭酸反応を、液体形態及び/又は蒸気形態の水の存在下
    で行うことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 用いられるキノリン化合物の量が、水の重量を基準として
    、2重量%〜50重量%、好ましくは5重量%〜35重量%であることを特徴と
    する請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 該脱炭酸反応の温度が、90℃〜190℃、好ましくは9
    5℃〜180℃であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 脱炭酸反応を、該キノリン化合物、塩基及び水を含む反応
    混合物を加熱することによって行うことを特徴とする請求項1〜14のいずれか
    一項に記載の方法。
  16. 【請求項16】 該キノリン化合物及び塩基を水溶液中で混合し、水を蒸発
    させて除去し、次に完全に固体の媒体中で加熱することによって脱炭酸反応を行
    うことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  17. 【請求項17】 該反応を、有機溶媒の存在下で行う請求項1〜14のいず
    れか一項に記載の方法。
  18. 【請求項18】 該有機溶媒が、パラフィン油、酸化ビフェニルとビフェニ
    ルとの共融混合物、トリフェニルメタン、スルホラン、ベンジルベンゼン、1,
    4−ジベンジルベンゼン、シリコーン油、又は高沸点の石油留分;ジメチルホル
    ムアミド又はN,N’−ジアセトアミド;又はアルコール、好ましくはプロパノ
    ール、イソプロパノール又はn−ブタノールであることを特徴とする請求項17
    に記載の方法。
  19. 【請求項19】 該有機溶媒中におけるキノリン化合物の濃度を、該有機溶
    媒の、該キノリン化合物に対する重量比が1:1〜30:1、好ましくは1:1
    〜10:1となるようにすることを特徴とする請求項17又は18に記載の方法
  20. 【請求項20】 脱炭酸反応を、該キノリン化合物と塩基とを含む該反応混
    合物を加熱することによって行う請求項1〜11及び14のいずれか一項に記載
    の方法。
  21. 【請求項21】 形成される生成物を、任意に酸性処理した後に、固体/液
    体分離、好ましくは濾過によって、該反応媒体から回収することを特徴とする請
    求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
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