JP2002530516A - クリーニング組成物の製法 - Google Patents

クリーニング組成物の製法

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JP2002530516A
JP2002530516A JP2000584039A JP2000584039A JP2002530516A JP 2002530516 A JP2002530516 A JP 2002530516A JP 2000584039 A JP2000584039 A JP 2000584039A JP 2000584039 A JP2000584039 A JP 2000584039A JP 2002530516 A JP2002530516 A JP 2002530516A
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チェンリ、ウェン
マニバンナン、カンダサミイ
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    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/16Organic compounds
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C11D11/00Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents ; Methods for using cleaning compositions
    • C11D11/0082Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents ; Methods for using cleaning compositions one or more of the detergent ingredients being in a liquefied state, e.g. slurry, paste or melt, and the process resulting in solid detergent particles such as granules, powders or beads

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも1種のアルカリ性物質および少なくとも1種の酸活性成分を用意し、酸活性成分およびアルカリ性物質をミキサーに加える工程を含むクリーニング組成物の製法に関する。酸活性成分は、ミキサー内で実質上中和して中和洗剤活性成分を調製する。少なくとも1種の酸感受性重合体は、中和洗剤活性成分に加えてスラリーを調製し、スラリーはクリーニング組成物にする。前記方法によって調製されるようなクリーニング組成物も、ここに記載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、クリーニング組成物の製法、および前記方法によって調製されるク
リーニング組成物に関する。詳細には、本発明は、重合体を含有するクリーニン
グ組成物の製法、および前記方法によって調製される前記重合体を含有するクリ
ーニング組成物に関する。
【0002】
【背景技術】
クリーニング組成物、特に洗濯組成物は、典型的には、製造プロセス時に存在
する酸性種を含有するであろう。例えば、製造プロセスは、酸活性形の陰イオン
界面活性剤(製造プロセス時に中和する)を利用してもよい。特定の陰イオン界
面活性剤は、事前中和界面活性剤として添加してもよいが、特定の場所では、こ
のような事前中和界面活性剤は、入手できないか、信頼できない品質を有するか
、過度に高価であるかのいずれかである。従って、典型的な製造プロセスは、酸
活性成分を加え、そこで中和する。
【0003】 重合体は、通常、クリーニング組成物に加えて汚れ分散性、再付着防止性、布
帛変性などを与える。このような重合体は、例えば、汚れと複合化して汚れを衣
類から除去し、汚れを捕獲して再付着を減少し且つ布帛に結合して柔軟感を与え
ることがある。
【0004】 クリーニング組成物で特に有用である1つの種類の重合体は、変性ポリアミン
重合体である。このような変性ポリアミン重合体は、典型的には、前記の望まし
い性質の1以上を与える。詳細には、このような変性ポリアミン重合体は、例え
ば、改善された汚れ分散性、再付着防止性、および布帛変性を与えることがある
。変性ポリアミン重合体は、例えば、重合体主鎖に結合された追加の荷電基また
は非荷電基を含有してもよい。
【0005】 これらの重合体の望ましい性質は、典型的には、分子量およびそれに結合され
る化学変性基の性質に依存する。このような重合体および特に変性ポリアミン重
合体は、典型的には、他の洗剤成分と比較して高価であり、このように比較的低
濃度で使用される。しかしながら、前記性質は、典型的には、濃度依存性である
。重合体の濃度が高ければ高い程、所望の効果は大きい。このように、有効濃度
の重合体を加え且つこの濃度をクリーニング組成物の処方コストを過度には増大
しないように十分に低く保つことが望ましい。
【0006】 従って、重合体を処方コストを増大せずに重合体特性および性能プロフィール
を維持する濃度でクリーニング組成物に配合する方法のニーズが残っている。
【0007】
【発明の開示】
洗剤製造プロセスに存在する酸活性成分は、特定の重合体を分解して、所望の
重合体特性を与える際に有意にそれ程有効ではない低分子量フラグメントに崩壊
させることがあることが今や見出された。それゆえ、このような重合体は、「酸
感受性重合体」とここで記載する。このように、本発明は、酸活性成分および酸
感受性重合体を含有するクリーニング組成物の改良製法に関する(酸感受性重合
体分解を減少し且つ処方コストを増大せずに維持された重合体特性および性能プ
ロフィールを生ずる)。
【0008】 本発明は、少なくとも1種のアルカリ性物質および少なくとも1種の酸活性成
分を用意し、酸活性成分およびアルカリ性物質をミキサーに加える工程を含むク
リーニング組成物の製法に関する。酸活性物質は、ミキサー内で実質上中和され
て中和洗剤活性成分を調製する。少なくとも1種の酸感受性重合体は、中和洗剤
活性成分に加えてスラリーを調製し且つスラリーは、クリーニング組成物とする
。前記方法によって調製されるようなクリーニング組成物も、ここで記載する。
【0009】 本発明のこれらの特徴、態様、および利点および他の特徴、態様、および利点
は、本開示を読むことから当業者に明らかになるであろう。
【0010】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明によれば、クリーニング組成物は酸活性成分と酸感受性重合体との両方
とも利用してもよく且つ酸感受性重合体の酸誘起分解を更に回避することが今や
見出された。所期の分解を補償するために余分の酸感受性重合体を加える必要が
ないので、この改良法は、処方コストを増大せずに、重合体の性能プロフィール
および利益を維持する。この改良法は、分解を減少し且つそれゆえ、所定量の酸
感受性重合体の有効性を改善する。
【0011】 ここですべての%、比率および割合は、特に断らない限り、最終クリーニング
組成物の重量基準である。すべての温度は、特に断らない限り、摂氏(℃)であ
る。引用のすべての文書は、ここに参考文献として編入する。
【0012】 ここで使用する「アルキル」なる用語は、直鎖または分枝、飽和または不飽和
であるヒドロカルビル部分を意味する。特に断らない限り、アルキル部分は、好
ましくは、飽和または不飽和(二重結合、好ましくは1または2個の二重結合を
有する)である。「アルキル」なる用語にはアシル基のアルキル部分が包含され
る。
【0013】 ここで使用する「実質上中和」なる用語は、酸活性成分の少なくとも50重量
%、好ましくは少なくとも80重量%、より好ましくは少なくとも85重量%が
中和されていることを指摘する。
【0014】 本発明によれば、典型的なクリーニング組成物製造プロセスに存在する酸活性
成分は、特定の重合体を分解して、有意にそれ程有効ではない低分子量フラグメ
ントに崩壊させることがあることが認識された。それゆえ、このような重合体は
、「酸感受性重合体」とここで記載する。理論によって限定するものではないが
、酸活性成分は、酸感受性重合体と反応して、分解させるかさもなければクリー
ニング処方物中の有効性を失うことがあると考えられる。例えば、酸活性成分は
、酸感受性重合体上の活性基と反応してクリーニング組成物における酸感受性重
合体の性質を減少することがある。別の例においては、酸活性成分は、酸感受性
重合体の主鎖と反応して主鎖をクリーニング組成物で有意にそれ程有効ではない
小さいフラグメントに加水分解し且つ崩壊させることがある。
【0015】 また、本法は、酸感受性重合体の望ましくない重合を減少する。理論によって
限定するものではないが、特定の酸感受性重合体は、望ましくないことに、酸に
さらす時に、単独重合体または共重合体を生成することがあると考えられる。こ
のような望ましくない重合は、重合体の有効性および最終組成物における性能プ
ロフィールを破壊するか減少することがある。
【0016】 従って、本発明の方法は、酸感受性重合体を加える前に、酸活性成分を実質上
中和することによって、このような望ましくない反応を減少する。更に、この改
良法は、追加の利益も与える。例えば、酸感受性重合体は、典型的には高価であ
るので、本発明は、同じ有益な効果を与えるために少ない酸感受性重合体の添加
ですむことによって処方コストを低減する。逆に、このような酸感受性重合体の
有益な効果は、典型的にはクリーニング組成物中の濃度に依存するので、本法は
、所定量の酸感受性重合体の全有効性を改善する。
【0017】 本発明の方法においては、少なくとも1種のアルカリ性物質を用意し、それで
酸活性成分を中和する。アルカリ性物質は、クリーニング組成物、特に洗濯組成
物で有用なもののいずれでもよい。アルカリ性物質は、典型的には、例えば、炭
酸、リン酸、ケイ酸、層状ケイ酸、ヒドロキシドのアルカリ金属塩およびアルカ
リ土類金属塩、およびそれらの混合物から選ばれる。
【0018】 ここで有用なカーボネートの好ましい例としては、ビカーボネートおよびセス
キカーボネート、より好ましくは炭酸ナトリウム(即ち、ソーダ灰)、炭酸カリ
ウム、およびそれらの混合物が挙げられる。
【0019】 許される場合には、アルカリ金属およびアルカリ土類金属のリン酸塩は、アル
カリ性物質並びにビルダーとして作用する二重の目的で役立つことがあるので、
ここで特に有用である。存在するならば、ビルダーは、鉱物硬度を制御するのを
助長し且つ粒子汚れの除去を助長することがある。ここで有用な好ましいホスフ
ェートとしては、限定せずに、ポリリン酸(トリポリホスフェート、ピロホスフ
ェート、およびガラス状高分子メタホスフェートによって例証)、ホスホン酸の
アルカリ金属塩、アンモニウム塩およびアルカノールアンモニウム塩、およびそ
れらの混合物が挙げられる。
【0020】 アルカリ金属およびアルカリ土類金属のケイ酸塩および層状ケイ酸塩も、ここ
で有用である。シリケートビルダーの例は、アルカリ金属ケイ酸塩、特にSiO 2 :Na2 O比1.6:1から3.2:1を有するものおよび層状シリケート、
例えば、リックに1987年5月12日発行の米国特許第4,664,839号
明細書に記載の層状ケイ酸ナトリウムである。NaSKS−6は、ヘキストによ
って市販されている結晶性層状シリケートの商標である(通常ここで「SKS−
6」と略称)。NaSKS−6は、層状シリケートのδ−Na2 SiO5 形態形
を有する。SKS−6は、ここで使用するのに高度に好ましい層状シリケートで
あるが、他のこのような層状シリケート、例えば、一般式 NaMSix 2x+1 ・yH2 O(式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4、好まし
くは2の数であり、yは0〜20、好ましくは0の数である)を有するものは、
ここで使用できる。ヘキストからの各種の他の層状シリケートとしては、α、β
およびγ形としてのNaSKS−5、NaSKS−7およびNaSKS−11が
挙げられる。前記のように、δ−Na2 SiO5 (NaSKS−6形)が、ここ
で使用するのに最も好ましい。他のシリケート、例えば、ケイ酸マグネシウムも
有用であることもあり、それらは粒状処方物でさらさら性付与剤として、酸素系
漂白剤用安定剤として、そして制泡系の成分として役立つことができる。
【0021】 ここで有用な水酸化物は、好ましくは、水酸化ナトリウム、例えば、苛性中和
法で使用されるものである。典型的には、苛性水酸化ナトリウムの水溶液は、ミ
キサーに加えて、酸活性成分を中和する。
【0022】 ここで有用なアルカリ性物質は、典型的には、クリーニング組成物に、少なく
とも酸活性成分を完全に中和するのに十分な化学量論モル比で与える。典型的に
は、アルカリ性物質は、化学量論過剰である。アルカリ性物質対酸活性成分の化
学量論モル比は、少なくとも1:1、好ましくは少なくとも約1.2:1である
。凝集法などの特定の方法においては、アルカリ性物質対酸活性成分のこの化学
量論モル比は、8:1またはそれ以上に達してもよい。
【0023】 また、本法は、ミキサーに加えられ且つアルカリ性物質によって中和される少
なくとも1種の酸活性成分を用意する。ここで有用な酸活性成分は、典型的には
、酸形の陰イオン界面活性剤である。
【0024】 ここで有用な陰イオン界面活性剤としては、典型的には、酸形のスルホン化界
面活性剤およびスルホン化界面活性物質が挙げられる。酸形の通常のC11〜C18 アルキルベンゼンスルホネートが、ここで特に有用である。このようなアルキル
ベンゼンスルホネートは、分枝アルキルスルホネート、直鎖アルキルベンゼンス
ルホネート(「LAS」)、またはそれらの混合物のいずれであってもよい。典
型的には、硫酸形および/またはスルホン酸形の所望の陰イオン界面活性剤を用
意する。例えば、直鎖アルキルベンゼンスルホネートを最終クリーニング組成物
中に与えるためには、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸は、用意し、本発明の方
法で中和してもよい。
【0025】 本発明の方法は、酸活性成分およびアルカリ性物質をミキサーに加える工程を
包含する。次いで、酸活性成分は、ミキサー内で実質上中和して中和洗剤活性成
分を調製する。ここで有用なミキサーの種類としては、市販のバッチ型スラリー
ミキサー(「クラッチャー」とも呼ばれる)といかなる種類の液体ミキサーとの
両方が挙げられる。このようなミキサーは、例えば、多段法で、連続的に操作し
てもよい。ここに記載の加工は、所望に応じて、単一ミキサー、または多数のミ
キサー中で遂行してもよい。
【0026】 ここで有用な酸活性成分は、典型的には、最終クリーニング組成物の約10〜
約65重量%、好ましくは約12〜約45重量%、より好ましくは約15〜約3
5重量%の量で用意する。
【0027】 ここで記載の方法の好ましい態様においては、酸感受性重合体を加える前に、
ケイ酸ナトリウムは、中和洗剤活性成分に加える。理論によって限定するもので
はないが、このことは、アルカリ性環境を保証して、残留酸活性成分が酸感受性
重合体を分解するのを更に防止すると考えられる。
【0028】 また、酸感受性重合体をここで用意する。ここで有用な酸感受性重合体は、酸
活性成分と反応してクリーニング組成物中の酸感受性重合体の有効性を減少する
。前記のように、有効性のこの減少は、例えば、酸感受性重合体の活性基の化学
変性から、酸感受性重合体の主鎖の実際のフラグメント化などから生ずることが
ある。ここで有用な好ましい酸感受性重合体としては、汚れ分散重合体、再付着
防止重合体、布帛コンディショニング重合体、およびそれらの混合物が挙げられ
る。より好ましい種類のここで有用な重合体は、変性ポリアミン重合体、ポリア
クリレート重合体、アクリル酸とマレイン酸との共重合体、およびそれらの混合
物が挙げられる。
【0029】 変性ポリアミン重合体は、酸感受性重合体としてここで特に好ましい。これら
の重合体は、通常の凝集法で酸活性成分と共に加える時に酸誘起分解に対して高
い感受性を示した。これらの変性ポリアミン重合体は、一層好ましくは、線状ま
たは環式のいずれかの主鎖を含む変性ポリエチレンイミン重合体である。ポリア
ミン主鎖は、ポリアミン分枝鎖も多少の程度含むことができる。一般に、ここに
記載のポリアミン主鎖は、ポリアミン鎖の各窒素が置換、第四級化、酸化または
それらの組み合わせである単位に関して後述するような方式で変性する。
【0030】 本発明の目的で、「変性」なる用語は、主鎖−NH水素原子をE単位に取り替
えること(置換)、主鎖窒素を第四級化すること(第四級化)、または主鎖窒素
をN−オキシドに酸化すること(酸化)と定義される。「変性」および「置換」
なる用語は、主鎖窒素に結合された水素原子をE単位に取り替える方法を言及す
る時に交換可能に使用される。第四級化または酸化は、置換なしに若干の状況下
で生じてもよいが、好ましくは、置換は、少なくとも1個の主鎖窒素の酸化また
は第四級化によって達成される。
【0031】 本発明の変性ポリエチレンイミン重合体を構成する線状または非環式ポリアミ
ン主鎖は、一般式
【化13】 を有する(爾後の変性前の前記主鎖はR「結合」単位によって結合される第一級
、第二級および第三級アミン窒素を含む)。本発明の変性ポリエチレンイミン重
合体を含む環式ポリアミン主鎖は、一般式
【化14】 を有する(爾後の変性前の前記主鎖はR「結合」単位によって結合される第一級
、第二級および第三級アミン窒素を含む)。
【0032】 本発明の目的で、一旦変性された主鎖または分枝鎖を構成する第一級アミン窒
素は、VまたはZ「末端」単位と定義される。例えば、構造 H2 N−R〕− を有する主要ポリアミン主鎖または分枝鎖の末端に配置された第一級アミン部分
を本発明に従って変性する時には、以下V「末端」単位または単にV単位と定義
される。しかしながら、本発明の目的で、第一級アミン部分の若干またはすべて
は、以下にここで更に記載する制限を条件として非変性のままであることができ
る。主鎖におけるそれらの位置によってこれらの非変性第一級アミン部分は「末
端」単位のままである。同様に、構造 −NH2 を有する主要ポリアミン主鎖の末端に配置された第一級アミン部分を本発明に従
って変性する時には、以下Z「末端」単位または単にZ単位と定義される。この
単位は、以下にここで更に記載する制限を条件として非変性のままであることが
できる。
【0033】 同様の方式で、一旦変性された主鎖または分枝鎖を構成する第二級アミン窒素
は、W「主鎖」単位と定義される。例えば、構造
【化15】 を有する第二級アミン部分、本発明の主鎖または分枝鎖の主成分を本発明に従っ
て変性する時には、以下W「主鎖」単位または単にW単位と定義される。しかし
ながら、本発明の目的で、第二級アミン部分の若干またはすべては、非変性のま
まであることができる。主鎖におけるそれらの位置によってこれらの非変性第二
級アミン部分は「主鎖」単位のままである。
【0034】 更に他の同様の方式で、一旦変性された主鎖または分枝鎖を構成する第三級ア
ミン窒素は、Y「分枝」単位と更に称する。例えば、構造
【化16】 を有するポリアミン主鎖または他の分枝鎖または環のいずれかの鎖分枝点である
第三級アミン部分(Bは分枝による鎖構造の延長を表わす)を本発明に従って変
性する時には、以下Y「分枝」単位または単にY単位と定義される。しかしなが
ら、本発明の目的で、第三級アミン部分の若干またはすべては、非変性のままで
あることができる。主鎖におけるそれらの位置によってこれらの非変性第三級ア
ミン部分は「分枝」単位のままである。ポリアミン窒素を結合するのに役立つV
、WおよびY単位窒素と関連づけられるR単位は、以下に記載する。
【0035】 本発明の変性ポリエチレンイミン重合体の最終変性構造は、それゆえ、線状変
性ポリエチレンイミン重合体の場合には一般式 V(n+1) m n Z で表わすことができ且つ環式変性ポリエチレンイミン重合体の場合には一般式 V(n-k+1) m n Y′k Z で表わすことができる。環を含む変性ポリエチレンイミン重合体の場合には、式
【化17】 のY′単位は、主鎖または分枝環用分枝点として役立つ。あらゆるY′単位の場
合には、主要重合体鎖または分枝に対する環の結合点を構成するであろう式
【化18】 を有するY単位がある。主鎖が完全な環である独特な場合には、ポリアミン主鎖
は、それゆえZ末端単位を含まず且つ式 Vn-k m n Y′k (式中、kは環形成分枝単位の数である) を有する式
【化19】 を有する。好ましくは、本発明のポリアミン主鎖は、環を含まない。
【0036】 非環式変性ポリエチレンイミン重合体の場合には、添え字n対添え字mの比率
は、相対分枝度に関連する。本発明に係る完全に非分枝線状変性ポリエチレンイ
ミン重合体は、式 VWm Z を有し、即ち、nは0に等しい。nの値が大きければ大きい程(m対nの比率が
低ければ低い程)、分子中の分枝度は大きい。典型的には、mの値は、最小値4
〜約400であるが、特に添え字nの値が非常に低いかほとんど0である時には
、mのより大きい値も、好ましい。
【0037】 本発明に従って一旦変性された各ポリアミン窒素(第一級、第二級または第三
級のいずれか)は、3種の一般的種類、単純な置換、第四級化または酸化の1つ
のメンバーと更に定義される。変性されないポリアミン窒素単位は、第一級、第
二級または第三級窒素であるかどうかに応じてV、W、Y、またはZ単位に分類
される。即ち、本発明の目的で、非変性第一級アミン窒素はVまたはZ単位であ
り、非変性第二級アミン窒素はW単位であり且つ非変性第三級アミン窒素はY単
位である。
【0038】 変性第一級アミン部分は、3つの形の1つを有するV「末端」単位と定義され
る: (a)構造
【化20】 を有する単純な置換単位、 (b)構造
【化21】 (式中、Xは電荷バランスを与える好適な対イオンである) を有する第四級化単位、および (c)構造
【化22】 を有する酸化単位。
【0039】 変性第二級アミン部分は、3つの形の1つを有するW「主鎖」単位と定義され
る: (a)構造
【化23】 を有する単純な置換単位、 (b)構造
【化24】 (式中、Xは電荷バランスを与える好適な対イオンである) を有する第四級化単位、および (c)構造
【化25】 を有する酸化単位。
【0040】 変性第三級アミン部分は、3つの形の1つを有するY「分枝」単位と定義され
る: (a)構造
【化26】 を有する非変性単位、 (b)構造
【化27】 (式中、Xは電荷バランスを与える好適な対イオンである) を有する第四級化単位、および (c)構造
【化28】 を有する酸化単位。
【0041】 特定の変性第一級アミン部分は、3つの形の1つを有するZ「末端」単位と定
義される: (a)構造
【化29】 を有する単純な置換単位、 (b)構造
【化30】 所為 (式中、Xは電荷バランスを与える好適な対イオンである) を有する第四級化単位、および (c)構造
【化31】 を有する酸化単位。
【0042】 窒素上の位置が非置換または非変性である時には、水素は、Eの代わりに使用
されるであろうことが理解される。例えば、ヒドロキシエチル部分の形の1個の
E単位を含む第一級アミン単位は、式 (HOCH2 CH2 )HN− を有するV末端単位である。
【0043】 本発明の目的で、2種の鎖末端単位、VおよびZ単位がある。Z「末端」単位
は、構造 −NH2 の末端第一級アミノ部分に由来する。本発明に係る非環式ポ
リアミン主鎖は1個のみのZ単位を含む一方、環式ポリアミンはZ単位を含まな
いことがある。Z「末端」単位は、Z単位を変性してN−オキシドを生成する時
以外は、以下に更に記載のE単位のいずれかで置換できる。Z単位窒素がN−オ
キシドに酸化される場合には、窒素は、変性しなければならず、それゆえEは水
素であることができない。
【0044】 本発明の変性ポリエチレンイミン重合体は、主鎖の窒素原子を結合するのに役
立つ主鎖R「結合」単位を含む。R単位は、本発明の目的で「ヒドロカルビルR
」単位および「オキシR単位」と称する単位からなる。「ヒドロカルビル」R単
位は、C2 〜C12アルキレン、C4 〜C12アルケニレン、C3 〜C12ヒドロキシ
アルキレン(ヒドロキシル部分はポリアミン主鎖窒素に直結された炭素原子以外
はR単位鎖上のいかなる位置も取ってもよい)、C4 〜C12ジヒドロキシアルキ
レン(ヒドロキシル部分はポリアミン主鎖窒素に直結された炭素原子以外はR単
位鎖の炭素原子の2個を占めてもよい)、C8 〜C12ジアルキルアリーレン(本
発明の目的で結合鎖の一部分として2個のアルキル置換基を有するアリーレン部
分である)である。単位は1,4−置換であることは必要ではないが、例えば、
ジアルキルアリーレン単位は、式
【化32】 を有するが、1,2または1,3置換C2 〜C12アルキレン、好ましくはエチレ
ン、1,2−プロピレン、およびそれらの混合物、より好ましくはエチレンであ
ることもできる。「オキシ」R単位は、−(R1 O)x 5 (OR1 x −、−
CH2 CH(OR2 )CH2 O)z (R1 O)y 1 (OCH2 CH(OR2
CH2 w −、−CH2 CH(OR2 )CH2 −、−(R1 O)x 1 −、およ
びそれらの混合物からなる。好ましいR単位は、C2 〜C12アルキレン、C3
12ヒドロキシアルキレン、C4 〜C12ジヒドロキシアルキレン、C8 〜C12
アルキルアリーレン、−(R1 O)x 1 −、−CH2 CH(OR2 )CH2
、−(CH2 CH(OH)CH2 O)z (R1 O)y 1 (OCH2 CH−(O
H)CH2 w −、−(R1 O)x 5 (OR1 x −であり、より好ましいR
単位はC2 〜C12アルキレン、C3 〜C12ヒドロキシアルキレン、C4 〜C12
ヒドロキシアルキレン、−(R1 O)x 1 −、−(R1 O)x 5 (OR1 x −、−(CH2 CH(OH)CH2 O)z (R1 O)y 1 (OCH2 CH−
(OH)CH2 w −、およびそれらの混合物であり、一層好ましいR単位はC 2 〜C12アルキレン、C3 ヒドロキシアルキレン、およびそれらの混合物であり
、C2 〜C6 アルキレンが最も好ましい。本発明の最も好ましい主鎖は、エチレ
ンであるR単位少なくとも50%からなる。
【0045】 R1 単位は、C2 〜C6 アルキレンおよびそれらの混合物、好ましくはエチレ
ンである。R2 は、水素、および−(R1 O)x B、好ましくは水素である。
【0046】 R3 は、C1 〜C18アルキル、C7 〜C12アリールアルキレン、C7 〜C12
ルキル置換アリール、C6 〜C12アリール、およびそれらの混合物、好ましくは
1 〜C12アルキル、C7 〜C12アリールアルキレン、より好ましくはC1 〜C 12 アルキル、最も好ましくはメチルである。R3 単位は、以下に記載するE単位
の一部分として役立つ。
【0047】 R4 は、C1 〜C12アルキレン、C4 〜C12アルケニレン、C8 〜C12アリー
ルアルキレン、C6 〜C10アリーレン、好ましくはC1 〜C10アルキレン、C8 〜C12アリールアルキレン、より好ましくはC2 〜C8 アルキレン、最も好まし
くはエチレンまたはブチレンである。
【0048】 R5 は、C1 〜C12アルキレン、C3 〜C12ヒドロキシアルキレン、C4 〜C 12 ジヒドロキシアルキレン、C8 〜C12ジアルキルアリーレン、−C(O)−、
−C(O)NHR6 NHC(O)−、−C(O)(R4 r C(O)−、−R1 (OR1 )−、−CH2 CH(OH)CH2 O(R1 O)y 1 OCH2 CH
(OH)CH2 −、−C(O)(R4 r C(O)−、−CH2 CH(OH)C
2 −であり、R5 は好ましくはエチレン、−C(O)−、−C(O)NHR6 NHC(O)−、−R1 (OR1 )−、−CH2 CH(OH)CH2 −、−CH 2 CH(OH)CH2 O(R1 O)y 1 OCH2 CH−(OH)CH2 −、よ
り好ましくは−CH2 CH(OH)CH2 −である。
【0049】 R6 は、C2 〜C12アルキレンまたはC6 〜C12アリーレンである。
【0050】 好ましい「オキシ」R単位は、R1 、R2 、およびR5 単位に関して更に定義
される。好ましい「オキシ」R単位は、好ましいR1 、R2 、およびR5 単位か
らなる。本発明の好ましい変性ポリエチレンイミン重合体は、エチレンであるR 1 単位少なくとも50%からなる。好ましいR1 、R2 、およびR5 単位は、下
記の方法で好ましい「オキシ」R単位を生ずるように「オキシ」R単位と組み合
わせる。
【0051】 (i )より好ましいR5 を−(CH2 CH2 O)x 5 (OCH2 CH2 x −に置換することは、−(CH2 CH2 O)x CH2 CHOHCH2 (OCH2 CH2 x −を生成する。
【0052】 (ii)好ましいR1 およびR2 を−(CH2 CH(OR2 )CH2 O)z (R 1 O)y 1 O(CH2 CH(OR2 )CH2 w −に置換することは、−(C
2 CH(OH)CH2 O)z (CH2 CH2 O)y CH2 CH2 O(CH2
H(OH)CH2 w −を生成する。
【0053】 (iii)好ましいR2 を−CH2 CH(OR2 )CH2 −に置換することは、−
CH2 CH(OH)CH2 −を生成する。
【0054】 E単位は、水素、C1 〜C22アルキル、C3 〜C22アルケニル、C7 〜C22
リールアルキル、C2 〜C22ヒドロキシアルキル、−(CH2 p CO2 M、−
(CH2 q SO3 M、−CH(CH2 CO2 M)CO2 M、−(CH2 p
3 M、−(R1 O)m B、−C(O)R3 、好ましくは水素、C2 〜C22ヒド
ロキシアルキレン、ベンジル、C1 〜C22アルキレン、−(R1 O)m B、−C
(O)R3 、−(CH2 p CO2 M、−(CH2 q SO3 M、−CH(CH 2 CO2 M)CO2 M、より好ましくはC1 〜C22アルキレン、−(R1 O)x B、−C(O)R3 、−(CH2 p CO2 M、−(CH2 q SO3 M、−C
H(CH2 CO2 M)CO2 M、最も好ましくはC1 〜C22アルキレン、−(R 1 O)x B、および−C(O)R3 からなる群から選ばれる。変性または置換を
窒素上に施さない時には、水素原子は、Eを表わす部分として残るであろう。
【0055】 E単位は、V、WまたはZ単位を酸化する時、即ち、窒素がN−オキシドであ
る時には、水素原子を含まない。例えば、主鎖または分枝鎖は、下記の構造
【化33】 の単位を含まない。
【0056】 追加的に、E単位は、V、WまたはZ単位を酸化する時、即ち、窒素がN−オ
キシドである時には、窒素原子に直結されたカルボニル部分を含まない。本発明
によれば、E単位 −C(O)R3 部分は、N−オキシド変性窒素に結合せず、
即ち、構造
【化34】 を有するN−オキシドアミドまたはそれらの組み合わせは、ない。
【0057】 Bは、水素、C1 〜C6 アルキル、−(CH2 q SO3 M、−(CH2 p CO2 M、−(CH2 q (CHSO3 M)CH2 SO3 M、−(CH2 q
(CHSO2 M)CH2 SO3 M、−(CH2 p PO3 M、−PO3 M、好ま
しくは水素、−(CH2 q SO3 M、−(CH2 q (CHSO3 M)CH2 SO3 M、−(CH2 q (CHSO2 M)CH2 SO3 M、より好ましくは水
素または−(CH2 q SO3 Mである。
【0058】 Mは、水素または電荷バランスを満足するのに十分な量の水溶性陽イオンであ
る。例えば、ナトリウム陽イオンは、−(CH2 p CO2 Mおよび−(CH2 q SO3 Mを同等に満足し、それによって−(CH2 p CO2 Naおよび− (CH2 q SO3 Na部分を生ずる。1個より多い一価陽イオン(ナトリウ
ム、カリウムなど)は、組み合わせて所要の化学的電荷バランスを満足できる。
しかしながら、1個より多い陰イオン基は、二価陽イオンによって電荷釣合いし
てもよく、または1個より多い一価陽イオンはポリ陰イオン基の電荷要件を満足
するために必要であることがある。例えば、ナトリウム原子で置換された−(C
2 p PO3 M部分は、式 −(CH2 p PO3 Na3 を有する。カルシウ
ム(Ca2+)、マグネシウム(Mg2+)などの二価陽イオンは、他の好適な一価
水溶性陽イオンに代わりに使用してもよく、または他の好適な一価水溶性陽イオ
ンと組み合わせてもよい。好ましい陽イオンは、ナトリウムおよびカリウムであ
り、ナトリウムがより好ましい。
【0059】 Xは、塩素(Cl- )、臭素(Br- )、ヨウ素(I- )などの水溶性陰イオ
ンであり、またはXはサルフェート(SO4 2-)、メトサルフェート(CH3
3 - )などの負荷電基であることができる。
【0060】 式の添え字は、下記の値を有する:pは1〜6の値を有し、qは0〜6の値を
有し;rは0または1の値を有し;wは0または1の値を有し;xは1〜100
の値を有し;yは0〜100の値を有し;zは0または1の値を有し;mは4〜
約400の値を有し、nは0〜約200の値を有し;m+nは少なくとも5の値
を有する。
【0061】 本発明の好ましい変性ポリエチレンイミン重合体は、ポリアミン主鎖(R基の
約50%以下、好ましくは約20%以下、より好ましくは5%未満は「オキシ」
R単位からなり、最も好ましくはR単位は「オキシ」R単位を含まない)を含む
。 「オキシ」R単位を含まない最も好ましい変性ポリエチレンイミン重合体は、
R基の50%未満が3個より多い炭素原子を有するポリアミン主鎖を含む。例え
ば、エチレン、1,2−プロピレン、および1,3−プロピレンは、3個以下の
炭素原子を有し且つ好ましい「ヒドロカルビル」R単位である。即ち、主鎖R単
位がC2 〜C12アルキレンである時には、C2 〜C3 アルキレンが好ましく、エ
チレンが最も好ましい。
【0062】 本発明の変性ポリエチレンイミン重合体は、−NH単位の100%以下が変性
されている変性された均質および不均質ポリアミン主鎖を含む。本発明の目的で
、「均質ポリアミン主鎖」なる用語は、同じであるR単位(即ち、すべてエチレ
ン)を有するポリアミン主鎖と定義される。しかしながら、この同一性定義は、
選ばれる化学合成法の作為のため存在する重合体主鎖を構成する他の外来の単位
を含むポリアミンを排除しない。例えば、エタノールアミンは、ポリエチレンイ
ミンの合成において「開始剤」として使用してもよいことは当業者に既知であり
、それゆえ重合「開始剤」から生ずる1個のヒドロキシエチル部分を含むポリエ
チレンイミンの試料は、本発明の目的で均質ポリアミン主鎖を含むとみなされる
であろう。分枝Y単位が存在しないすべてエチレンR単位からなるポリアミン主
鎖は、均質主鎖である。すべてエチレンR単位からなるポリアミン主鎖は、分枝
度または存在する環式分枝の数に関係なく均質主鎖である。
【0063】 本発明の目的で、「不均質重合体主鎖」なる用語は、各種のR単位長さおよび
R単位型の複合体であるポリアミン主鎖を意味する。例えば、不均質主鎖は、エ
チレン単位と1,2−プロピレン単位との混合物であるR単位を含む。本発明の
目的で、「ヒドロカルビル」R単位と「オキシ」R単位との混合物は、不均質主
鎖を与えるのに必要ではない。これらの「R単位鎖長」の適当な操作は、処方業
者に本発明の変性ポリエチレンイミン重合体の溶解度および布帛直接性(substa
ntivity)を変性する能力を与える。
【0064】 本発明の好ましい変性ポリエチレンイミン重合体は、ポリエチレンオキシ部分
で全部または部分的に置換され、全部または部分的に第四級化されたアミン、N
−オキシドに全部または部分的に酸化された窒素、およびそれらの混合物である
均質ポリアミン主鎖を含む。しかしながら、すべての主鎖アミン窒素が同じ方式
で変性されていなければならないわけではなく、変性の選択は処方業者の特定の
ニーズに残される。エトキシ化度も、処方業者の特定の要件によって決定される
【0065】 本発明の化合物の主鎖を構成する好ましいポリアミンは、一般に、ポリアルキ
レンアミン(PAA)、ポリアルキレンイミン(PAI)、好ましくはポリエチ
レンアミン(PEA)、ポリエチレンイミン(PEI)、または親PAA、PA
I、PEAまたはPEIより長いR単位を有する部分によって結合されたPEA
またはPEIである。普通のポリアルキレンアミン(PAA)は、テトラブチレ
ンペンタミンである。PEAは、アンモニアおよび二塩化エチレンを反応させた
後、分留することによって得られる。得られた普通のPEAは、トリエチレンテ
トラアミン(TETA)およびテトラエチレンペンタミン(TEPA)である。
ペンタミンより高いもの、即ち、ヘキサミン、ヘプタミン、オクタミンおよび場
合によってノナミンの場合には、同時属的に誘導される混合物は、蒸留によって
分離しないらしく且つ他の物質、例えば、環式アミンおよび特にピペラジンを包
含できる。窒素原子が生ずる側鎖を有する環式アミンも存在できる。PEAの製
法を記載している1957年5月14日発行のディキンソンの米国特許第2,7
92,372号明細書参照。
【0066】 好ましいアミン重合体主鎖は、ポリエチレンイミン(PEI)としても既知の
2 アルキレン(エチレン)単位であるR単位を含む。好ましいPEIは、少な
くとも中位の分枝を有し、即ち、m対nの比率は4:1未満であるが、m対nの
比率約2:1を有するPEIが最も好ましい。変性前の好ましい主鎖は、一般式
【化35】 (式中、mおよびnは上で定義したのと同じである) を有する。変性前の好ましいPEIは、分子量約200ダルトン以上を有するで
あろう。
【0067】 特にPEIの場合に、ポリアミン主鎖中の第一級、第二級および第三級アミン
単位の相対割合は、製法に応じて変化するであろう。ポリアミン主鎖の各窒素原
子に結合される各水素原子は、爾後の置換、第四級化または酸化のための潜在的
な部位を表わす。
【0068】 これらの変性ポリエチレンイミン重合体は、例えば、エチレンイミンを二酸化
炭素、重亜硫酸ナトリウム、硫酸、過酸化水素、塩酸、酢酸などの触媒の存在下
で重合することによって製造できる。これらのポリアミン主鎖の特定の製法は、
1939年12月5日発行のウルリッチ等の米国特許第2,182,306号明
細書、1962年5月8日発行のメイル等の米国特許第3,033,746号明
細書、1940年7月16日発行のエッセルマン等の米国特許第2,208,0
95号明細書、1957年9月17日発行のクローサーの米国特許第2,806
,839号明細書、および1951年5月21日発行のウィルソンの米国特許第
2,553,696号明細書(すべてをここに参考文献として編入)に開示され
ている。
【0069】 PEIを含む本発明の変性ポリエチレンイミン重合体の例は、式I〜IVで例示
する。
【0070】 式Iは、式
【化36】 式I を有するPEI主鎖を含む変性ポリエチレンイミン重合体(すべての置換可能な
窒素はポリオキシアルキレンオキシ単位−(CH2 CH2 O)7 Hでの水素の置
換によって変性されている)を示す。これは、1つの種類の部分によって完全に
変性されている変性ポリエチレンイミン重合体の一例である。
【0071】 式IIは、PEI主鎖を含む変性ポリエチレンイミン重合体(すべての置換可能
な第一級アミン窒素はポリオキシアルキレンオキシ単位−(CH2 CH2 O)7 Hでの水素の置換によって変性され、次いで、分子はすべての酸化性第一級およ
び第二級窒素のN−オキシドへの爾後酸化によって変性されている)(前記変性
ポリエチレンイミン重合体は式
【化37】 式II を有する)を示す。
【0072】 式III は、PEI主鎖を含む変性ポリエチレンイミン重合体(すべての主鎖水
素原子は置換され且つ若干の主鎖アミン単位は第四級化されている)を示す。置
換基は、ポリオキシアルキレンオキシ単位−(CH2 CH2 O)7 H、またはメ
チル基である。変性PEI防汚重合体は、式
【化38】 式III を有する。
【0073】 式IVは、PEI主鎖を含む変性ポリエチレンイミン重合体〔主鎖窒素は置換に
よって変性され(即ち、−(CH2 CH2 O)7 Hまたはメチルで)、第四級化
され、N−オキシドに酸化され、またはそれらの組み合わせである)を示す。得
られた変性ポリエチレンイミン重合体は、式
【化39】 式IV を有する。
【0074】 前記例においては、単位種類のすべての窒素が同じ変性からなるわけではない
。本発明は、処方業者がN−オキシドに酸化された他の第二級アミン窒素を有し
ながら、第二級アミン窒素の一部分をエトキシ化させることを可能にする。この
ことは、処方業者が第一級アミン窒素のすべてまたは一部分を酸化または第四級
化前に1種以上の置換基で変性するように選んでもよいので、第一級アミン窒素
にもあてはまる。E基のいかなる可能な組み合わせも、前記制限以外では、第一
級および第二級アミン窒素上で置換できる。
【0075】 ここで有用な酸感受性重合体は、典型的には、クリーニング組成物の約0.0
5〜約15重量%、好ましくは約0.1〜約10重量%、より好ましくは約0.
2〜約7重量%の量で与える。本発明の酸感受性重合体が変性ポリエチレンイミ
ン重合体であるならば、典型的には、クリーニング組成物の約0.05〜約2重
量%、好ましくは約0.1〜約1重量%、より好ましくは約0.2〜約0.8重
量%の量で与える。
【0076】 本発明の好ましい態様においては、担体を用意し、この担体内に酸感受性重合
体を分散して、プレミックスを調製する。酸感受性重合体は、典型的には、固体
または粘稠液体のいずれかであるので且つ典型的には低濃度のため(この低濃度
で酸感受性重合体を使用)、担体は、通常、酸感受性重合体を中和洗剤活性成分
全体にわたって一様に分散するために必要とされる。担体は、典型的には、液体
であり且つ担体としてのみ役立ってもよく、または二重の目的で役立ってもよい
。プレミックスを調製するために酸感受性重合体をそこに分散すべきであるので
、担体は、好ましくは、非酸性であり、例えば、水である。また、非水性担体ま
たは塩基性担体は、ここで有用である。
【0077】 酸感受性重合体が担体に容易に分散し、好ましくは溶解してプレミックスを調
製するのに十分な担体が用意されなければならない。プレミックス中の担体対酸
感受性重合体の重量比は、典型的には、少なくとも約1:1、好ましくは約1:
1から約8:1である。
【0078】 酸感受性重合体または、好ましい態様においては、酸感受性重合体を含有する
プレミックスは、中和洗剤活性成分に加えてスラリーを調製する。このことは、
典型的には、ミキサーまたはスラリーを均質化する装置内で生ずる。ミキサーは
、前の中和工程で使用したものと同じミキサー、または異なるミキサーであって
もよい。次いで、スラリーは、例えば、技術上既知の噴霧乾燥法または凝集法に
よってクリーニング組成物とする。
【0079】 好ましい方法においては、スラリーは、約180℃〜約450℃の入口温度範
囲で操作する通常の噴霧乾燥塔中で噴霧乾燥粒状物に成形する。このような既知
の装置は、スラリーをノズルを介して熱風の向流(または並流)(スラリーを乾
燥し且つ結局多孔性噴霧乾燥粒状物を調製する)に噴霧することによって操作す
る。
【0080】
【実施例】
本発明の実施例は、例示として以下に記載し且つ本発明を決して限定しようと
はしない。
【0081】 実施例1 クリーニング組成物は、下記の方法に従って調製する。酸形のLASに対応す
る酸活性成分約20〜25%を用意する。化学量論所要量の約1.2倍の希薄苛
性水酸化物溶液を用意して酸活性成分を中和する。酸活性成分およびアルカリ性
物質をミキサーに加え、その中で中和して中和洗剤活性成分を調製する。シリケ
ート約8%も中和洗剤活性成分に加える。酸感受性重合体(分子量1800の主
鎖およびエトキシ化度約7を有する変性ポリエチレンイミン重合体)を用意し、
水と約1:1から約8:1の重量比で混合してプレミックスを調製する。次いで
、プレミックスをミキサーに加え、そこで約10秒間混合してスラリーを調製す
る。他の洗剤成分、例えば、ホスフェート、サルフェートなどもこの時点で加え
る。 次いで、スラリーをドロップタンクにダンプし、40〜70バールの圧力で圧
力ノズルを通して噴霧塔にポンプ供給して噴霧乾燥粒状物を調製する。噴霧塔は
、約320〜350℃の入口温度を有する向流気流を使用する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/10 C11D 3/10 3/12 3/12 10/02 10/02 11/00 11/00 11/02 11/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 マニバンナン、カンダサミイ 兵庫県神戸市東灘区向洋町中5−11、ウェ ストコート、3 Fターム(参考) 4H003 AB19 CA15 CA20 DA01 EA08 EA12 EA15 EA16 EA21 EB28 EB34 4J043 PA02 QA03 QA04 QA05 RA08 SB01 XB12 XB13 XB17 XB18 YB02 YB03 YB08 YB11 YB17 YB21 ZB06

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)少なくとも1種のアルカリ性物質および少なくとも1種の酸活性成分を
    用意し、 (B)酸活性成分およびアルカリ性物質をミキサーに加え、 (C)酸活性成分をミキサー中で実質上中和して中和洗剤活性成分を調製し、 (D)少なくとも1種の酸感受性重合体を中和洗剤活性成分に加えてスラリー
    を調製し、 (E)スラリーをクリーニング組成物にする ことを特徴とする、クリーニング組成物の製法。
  2. 【請求項2】 酸感受性重合体が変性ポリアミン式 V(n+1) m n Zを有する式 【化1】 に対応する第四級化、置換または酸化による変性前のポリアミン主鎖または、 変性ポリアミン式 V(n-k+1) m n Y′k Z(式中、kはn以下である)を
    有する式 【化2】 に対応する第四級化、置換または酸化による変性前のポリアミン主鎖(ただし、
    変性前の前記ポリアミン主鎖は約200ダルトン以上の分子量を有する) 〔式中、 i )V単位は式 【化3】 を有する末端単位であり、 ii)W単位は式 【化4】 を有する主鎖単位であり、 iii)Y単位は式 【化5】 を有する分枝単位であり、 iv)Z単位は式 【化6】 を有する末端単位であり、 主鎖結合R単位はC2 〜C12アルキレン、C4 〜C12アルケニレン、C3 〜C 12 ヒドロキシアルキレン、C4 〜C12ジヒドロキシアルキレン、C8 〜C12ジア
    ルキルアリーレン、−(R1 O)x 1 −、−(R1 O)x 5 (OR1 x
    、−(CH2 CH(OR2 )CH2 O)z (R1 O)y 1 (OCH2 CH(O
    2 )CH2 w −、−C(O)(R4 r C(O)−、−CH2 CH(OR2 )CH2 −、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ;R1 はC2 〜C6
    ルキレンおよびそれらの混合物であり;R2 は水素、−(R1 O)x B、および
    それらの混合物であり;R3 はC1 〜C18アルキル、C7 〜C12アリールアルキ
    ル、C7 〜C12アルキル置換アリール、C6 〜C12アリール、およびそれらの混
    合物であり;R4 はC1 〜C12アルキレン、C4 〜C12アルケニレン、C8 〜C 12 アリールアルキレン、C6 〜C10アリーレン、およびそれらの混合物であり;
    5 はC1 〜C12アルキレン、C3 〜C12ヒドロキシアルキレン、C4 〜C12
    ヒドロキシアルキレン、C8 〜C12ジアルキルアリーレン、−C(O)−、−C
    (O)NHR6 NHC(O)−、−R1 (OR1 )−、−C(O)(R4 r
    (O)−、−CH2 CH(OH)CH2 −、−CH2 CH(OH)CH2 O(R 1 O)y 1 OCH2 CH(OH)CH2 −、およびそれらの混合物であり;R 6 はC2 〜C12アルキレンまたはC6 〜C12アリーレンであり;E単位は水素、
    1 〜C22アルキル、C3 〜C22アルケニル、C7 〜C22アリールアルキル、C 2 〜C22ヒドロキシアルキル、−(CH2 p CO2 M、−(CH2 q SO3 M、−CH(CH2 CO2 M)CO2 M、−(CH2 p PO3 M、−(R1
    x B、−C(O)R3 、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ;但し、
    窒素のE単位が水素である時には、前記窒素はN−オキシドでもなく;Bは水素
    、C1 〜C6 アルキル、−(CH2 q SO3 M、−(CH2 p CO2 M、−
    (CH2 q (CHSO3 M)CH2 SO3 M、−(CH2 q (CHSO2
    )CH2 SO3 M、 −(CH2 p PO3 M、−PO3 M、およびそれらの混合物であり;Mは水素
    または電荷バランスを満足するのに十分な量の水溶性陽イオンであり;Xは水溶
    性陰イオンであり;mは4〜約400の値を有し;nは0〜約200の値を有し
    ;pは1〜6の値を有し、qは0〜6の値を有し;rは0または1の値を有し;
    wは0または1の値を有し;xは1〜100の値を有し;yは0〜100の値を
    有し;zは0または1の値を有する〕 を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 スラリーを調製する前に、酸感受性重合体を担体に分散してプレミックスを調
    製する工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 スラリーを噴霧乾燥してクリーニング組成物を調製する工程を更に含む、請求
    項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 スラリーを調製する前に、ケイ酸ナトリウムを中和洗剤活性成分に加える工程
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 アルカリ性物質がカーボネート、ホスフェート、シリケート、層状シリケート
    、水酸化物、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる、請求項1に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法によって調製されるようなクリーニング組成物。
  8. 【請求項8】 担体対酸感受性重合体の重量比が少なくとも約1:1である、請求項3に記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 担体が水からなる、請求項3に記載の方法。
  10. 【請求項10】 (A)少なくとも1種のアルカリ性物質および少なくとも1種の酸活性成分を
    用意し、 (B)酸活性成分およびアルカリ性物質をミキサーに加え(ただし、アルカリ
    性物質はカーボネート、ホスフェート、シリケート、層状シリケート、水酸化物
    、およびそれらの混合物からなる群から選ばれる)、 (C)酸活性成分をミキサー中で実質上中和して中和洗剤活性成分を調製し、 (D)酸感受性重合体を担体に分散してプレミックスを調製し、 (E)プレミックスを中和洗剤活性成分に加えてスラリーを調製し、 (F)スラリーをクリーニング組成物にする ことからなるクリーニング組成物の製法であって、担体対酸感受性重合体の重量
    比は少なくとも約1:1であり且つ、 酸感受性重合体は変性ポリアミン式 V(n+1) m n Zを有する式 【化7】 に対応する第四級化、置換または酸化による変性前のポリアミン主鎖、または、
    変性ポリアミン式 V(n-k+1) m n Y′k Z(式中、kはn以下である)を
    有する式 【化8】 に対応する第四級化、置換または酸化による変性前のポリアミン主鎖(ただし、
    変性前の前記ポリアミン主鎖は約200ダルトン以上の分子量を有する) (式中、 i )V単位は式 【化9】 を有する末端単位であり、 ii)W単位は式 【化10】 を有する主鎖単位であり、 iii)Y単位は式 【化11】 を有する分枝単位であり、 iv)Z単位は式 【化12】 を有する末端単位であり、 主鎖結合R単位はC2 〜C12アルキレン、C4 〜C12アルケニレン、C3 〜C 12 ヒドロキシアルキレン、C4 〜C12ジヒドロキシアルキレン、C8 〜C12ジア
    ルキルアリーレン、−(R1 O)x 1 −、−(R1 O)x 5 (OR1 x
    、−(CH2 CH(OR2 )CH2 O)z (R1 O)y 1 (OCH2 CH(O
    2 )CH2 w −、−C(O)(R4 r C(O)−、−CH2 CH(OR2 )CH2 −、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ;R1 はC2 〜C6
    ルキレンおよびそれらの混合物であり;R2 は水素、−(R1 O)x B、および
    それらの混合物であり;R3 はC1 〜C18アルキル、C7 〜C12アリールアルキ
    ル、C7 〜C12アルキル置換アリール、C6 〜C12アリール、およびそれらの混
    合物であり;R4 はC1 〜C12アルキレン、C4 〜C12アルケニレン、C8 〜C 12 アリールアルキレン、C6 〜C10アリーレン、およびそれらの混合物であり;
    5 はC1 〜C12アルキレン、C3 〜C12ヒドロキシアルキレン、C4 〜C12
    ヒドロキシアルキレン、C8 〜C12ジアルキルアリーレン、−C(O)−、−C
    (O)NHR6 NHC(O)−、−R1 (OR1 )−、−C(O)(R4 r
    (O)−、−CH2 CH(OH)CH2 −、−CH2 CH(OH)CH2 O(R 1 O)y 1 OCH2 CH(OH)CH2 −、およびそれらの混合物であり;R 6 はC2 〜C12アルキレンまたはC6 〜C12アリーレンであり;E単位は水素、
    1 〜C22アルキル、C3 〜C22アルケニル、C7 〜C22アリールアルキル、C 2 〜C22ヒドロキシアルキル、−(CH2 p CO2 M、−(CH2 q SO3 M、−CH(CH2 CO2 M)CO2 M、−(CH2 p PO3 M、−(R1
    x B、−C(O)R3 、およびそれらの混合物からなる群から選ばれ;但し、
    窒素のE単位が水素である時には、前記窒素はN−オキシドでもなく;Bは水素
    、C1 〜C6 アルキル、−(CH2 q SO3 M、−(CH2 p CO2 M、−
    (CH2 q (CHSO3 M)CH2 SO3 M、−(CH2 q (CHSO2
    )CH2 SO3 M、 −(CH2 p PO3 M、−PO3 M、およびそれらの混合物であり;Mは水素
    または電荷バランスを満足するのに十分な量の水溶性陽イオンであり;Xは水溶
    性陰イオンであり;mは4〜約400の値を有し;nは0〜約200の値を有し
    ;pは1〜6の値を有し、qは0〜6の値を有し;rは0または1の値を有し;
    wは0または1の値を有し;xは1〜100の値を有し;yは0〜100の値を
    有し;zは0または1の値を有する) を含むことを特徴とするクリーニング組成物の製法。
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