JPH05508679A - 高活性洗剤粒子の形成法 - Google Patents

高活性洗剤粒子の形成法

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高活性洗剤粒子の形成法 技術分野 本発明は、連続中和システムにおいて酸形の陰イオン界面活性剤をアルカリ金属 水酸化物と反応させ、グルタミン酸、アスパラギン酸、アミノマロン酸、アミノ アジピン酸、および2−アミノ−2−メチルペンタンジオン酸、またはそれらの アルカリ金属塩からなる群から選ばれるα−アミノジカルボン酸を中和生成物の 生成時に中和システムに加えることを包含する高活性洗剤粒子の製法に関する。
中和生成物から形成される高活性洗剤粒子が包含される。
現在、洗剤工業において濃厚洗剤製品に興味がある。
これらの製品は、少量で使用でき且つ一層容易に貯蔵される製品を有する消費者 に、そしてより低い輸送費および倉庫貯蔵費を有する製造業者および仲介者に利 点を与える。しかし、主要な困難は、濃厚洗剤製品に配合するための高活性洗剤 粒子を調製するのに安価な効率的な方法を見出すことである。「高活性」とは、 洗剤粒子の活性成分約50%以上が陰イオン界面活性剤であることを意味する。
洗剤粒状物の伝統的製法は、噴霧乾燥法である。典型的には、界面活性剤、ビル ダー、シリケート、カーボネートなどの洗剤成分は、混合タンクにおいて混合し て、水約35%〜50%であるスラリーを調製している。次いで、このスラリー は、噴霧乾燥塔において微粒化して、水分を約10%未満に減少している。噴霧 乾燥粒子を圧粉して密な洗剤粒状物を調製することが可能である。
1987年12月29日発行のムーア等の米国特許第4.715,979号明細 書参照。しかしながら、噴霧乾燥を使用して凝縮粒状物を調製することは、若干 の不利を有する。噴霧乾燥は、エネルギー集約的であり且つ得られる粒状物は、 典型的には濃厚洗剤製品で有用であるには十分には密ではない。噴霧乾燥法は、 一般に、理性剤などの有機成分を包含する。
洗剤粒状物を噴霧乾燥するのに必要とされるエネルギーを減少するための1つの 方法は、噴霧乾燥塔中で微粒化するスラリー中の水分を減少すること、即ち、蒸 発装入量を減少することによりて水分を減少することである。
高活性洗剤粒子の別の製法は、例えば、連続中和ループにおける連続中和法であ る。比較的濃厚な苛性物を添加できる入手可能な連続中和ループがある。水酸化 ナトリウム約50%である苛性物溶液を使用することは、得られる中和界面活性 剤ペースト中の水分を水約16%に減少することを可能にする。
下記刊行物は、界面活性剤ペーストを使用し、連続中和システムを使用して調製 される自由流動性高活性粒子を乾燥なしで調製する方法を記載している:198 6年6月5日公開のハラ等の特開昭61−118500号公報、1985年4月 25日公開のサツサ等の特開昭60−072999号公報、1985年5月7日 発行のブルックスの米国特許第4,515,707号明細書、1979年7月3 1日発行のコワルチニツクの米国特許第4.162.994号明細書および欧州 特許第266847−A号明細書。
ポリエチレングリコールおよびエトキシ化非イオン界面活性剤を粒状洗剤組成物 で使用することは、技術上既知である:例えば、1986年10月15日公開の サイ等の特開昭61−231099号公報、1987年11月16日公開のナガ イ等の特開昭62−263299号公報、1987年1月27日発行のツゼムビ ック等の米国特許第4.639.326号明細書、および1974年9月24日 特許付与のスミス等の米国特許第3,838.072号明細書。
下記特許は、ポリエチレングリコール、エトキシ化(E )アルキル(C)フェ ノールなどの粘20〜80 6〜12 度調整剤の製法および/または粘度調整剤を含む界面活性剤組成物を記載してい る:1984年11月138発行のロイター等の米国特許第4,482,470 号明細書、1985年1月22日発行のシュミット等の米国特許第4,495, 092号明細書、1985年7月30日発行のシュミット等の米国特許第4,5 32.076号明細書、]、987年6月23日発行のリンダ等の米国特許第4 ,675.128号明細書、および1987年9月20日発行のコツホ等の米国 特許第4,772,426号明細書。
改善された高活性界面活性剤ペースト、それゆえより良い洗剤粒状物は、酸形の 陰イオン界面活性剤およびアルカリ金属水酸化物と一緒に、グルタミン酸、アス パラギン酸、アミノマロン酸、アミノアジピン酸、および2−アミノ−2−メチ ルベンタンジオン酸、またはそれらのアルカリ塩からなる群から選ばれるα−ア ミノジカルボン酸、特にグルタミン酸モノナトリウムを連続中和システムに加え ることによって調製できることが見出された。グルタミン酸モノナトリウム(M SG)は、フレーバーエンハンサ−として世界全体にわたってポピユラーである 。それは、塩およびコシヨウと並んで多くのウェスターン包装食品で、そしてア ジア諸国で使用されていンド・サンズ、ニューヨーク(1978)、第3版、第 4巻、第410頁〜第421頁。これらのα−アミノジカルボン酸が高活性洗剤 粒子の変色を防止するためまたは加工性を改善するために洗剤の製法で有用であ ることは、知っている限りでは、既知ではない。
下記刊行物は、アミノ酸成分、例えば、グルタミン酸およびその塩類を含有する 洗剤組成物を記載している。
1975年3月18日発行のヤマギシ等の米国特許第3.872.020号明細 書は、食品などの鮮度を保存し且つ成るスクロースエステル成分と有機酸成分と を含む良好な透明性および洗浄力を有する洗剤組成物を開示している。後者は、 リンゴ酸および/または酒石酸および/またはいずれかのアルカリ性塩である。
組成物は、好ましくは、糖成分および/またはアミノ酸成分、典型的にはグルタ ミン酸、グルタミン酸のアルカリ塩、グリシンおよび/またはグリシンのアルカ リ塩を更に包含する。アミノ酸成分、例えば、グルタミン酸ナトリウムは、鮮度 保存能力を被洗浄食品に付与するために加えている(第4欄第10行〜第16行 )。
1977年9月6日発行のジョンストン等の米国特許第4,046,717号明 細書は、水溶性乳酸塩および/またはグルタミン酸塩を配合することによって皮 膚潤い付与効果を与えると言われている固形石鹸を開示している。グルタミン酸 塩および乳酸塩は、ヒトの皮膚の水分を増大するのに有効な添加剤として記載さ ゛れている(第1欄第17行〜第29行)。
特開昭61−108387号公報は、アミノ酸またはその塩および改善された安 定化のためにカルシウム塩を組み合わせることによって洗剤組成物中のアルカリ プロテアーゼの安定化法を開示している。
特開昭60−243199号公報は、少なくとも1種の陰イオン界面活性剤およ び/または非イオン界面活性剤10〜50重量%およびカルボン酸2〜30重量 %を含有する2相液体洗剤組成物を開示している。組成物の成分は、放置時に分 離すると言われており且つ一緒に混合できる。
独国0ffen、第1.942,236号明細書は、陰イオン界面活性剤、双性 界面活性剤または非イオン界面活性剤およびビルダーを含有し且つ改善されたタ ンパク質しみ抜き効率のためにSを含まない04〜1、アミノ酸またはその水溶 性塩2〜15%を含有し、場合によって1種以上の追加のCOHまたはアミノ基 (グルタミン酸を含めて)を含有する酵素含有洗剤組成物を開示している。
1990年5月4日出願のワイズ等の同時係属米国特許出願第516.292号 明細書は、アルキルエトキシカルボキシレート界面活性剤を含有するライトデユ ーティ−液体またはゲル皿洗い洗剤組成物を記載している。
グルタミン酸ジナトリウムは、そこに好ましい緩衝剤と述べられている。
発 明 の 開 示 本発明は、 (a)連続中和システムにおいて、酸形の陰イオン界面活性剤を水酸化物約30 〜75重量%であり且つ化学量論量かられずかに化学量論過剰まで存在するアル カリ金属水酸化物溶液と反応させて、中和生成物を生成し、 (b)前記連続中和システムに前記中和生成物の生成時にグルタミン酸、アスパ ラギン酸、アミノマロン酸、アミノアジピン酸、および2−アミノ−2−メチル ペンタンジオン酸、またはそれらのアルカリ金属塩からなる群から選ばれるα− アミノジカルボン酸を加え、 (c)工程(b)の生成物から陰イオン界面活性剤約50〜90重量%およびα −アミノジカルボン酸塩約0,2〜15重量%を含む洗剤粒子を形成する ことを特徴とする高活性洗剤粒子の製法に関する。
発明を実施するための最良の形態 本発明は、高活性洗剤粒子の製法、およびこの方法によって調製された洗剤粒子 を包含する。「高活性」とは、洗剤粒子の約50重量%以上が陰イオン界面活性 剤であることを意味する。これらの高活性粒子は、より濃厚な粒状洗濯洗剤製品 を考慮に入れる。洗剤粒子は、連続中和システムにおいて、酸形の陰イオン界面 活性剤を水酸化物約30〜75重量%であり且つ化学量論量かられずかに化学量 論過剰(水酸化ナトリウムとして表現してO〜約5、好ましくは0〜約1重量% 過剰)まで存在するアルカリ金属水酸化物溶液と反応させて、中和生成物を生成 することによって調製される中和ペーストから形成する。グルタミン酸、アスパ ラギン酸、アミノマロン酸、アミノアジピン酸、および2−アミノ−2−メチル ベンタンジオン酸、またはそれらのアルカリ金属塩からなる群から選ばれるα− アミノジカルボン酸(それらの混合物を含めて)は、連続中和システムに中和( ペースト)生成物の生成時に加える。
α−アミノジカルボン酸/塩成分を加える利益は、三重である。それは、中和時 に良好なアルカリ性制御を与え且つ本法に有効な緩衝剤である。驚異的なことに 、それは、特にグルタミン酸モノナトリウムおよびグルタミン酸ジナトリウムを アルキルサルフェートおよび/または線状アルキルベンゼンスルホネートと併用 する場合に、中和システムにおける中和生成物(ペースト)の粘度も減少し、こ のことは加工性を改善する。最後に、それは、高活性洗剤粒子の変色の問題を解 決する。このα−アミノジカルボン酸/塩成分なしでは、中和生成物は、色がオ フホワイトであることがあり且つ中和生成物から調製される洗剤粒子は、経時的 に変色するようになることがある。香料を例えばアルキルサルフェートおよび線 状アルキルベンゼンスルホネートの高活性洗剤粒子上に噴霧する時には、それら は、オフホワイトから許容できない暗黄色になる。香料インパクトは、減少され ることがある。α−アミノジカルボン酸/塩成分の場合には、変色は、観察され ない。
■、 酸および苛性物 酸形の陰イオン界面活性剤は、連続中和システムにおいて、水酸化物約30〜7 5重量%、好ましくは50〜75重量%、最も好ましくは62〜73重量%であ るアルカリ金属水酸化物溶液と反応させる。酸形の陰イオン界面活性剤は、好ま しくは、酸形のCアルキルサ12〜18 ルフエート(rHAsJ ) 、C12〜18アルキルエーテルサルフエート( 「HAES」)、C1o〜16線状アルキルベンゼンスルホネー) (rHLA SJ ) 、CI2〜18脂肪酸(特にココナツツ脂肪酸)、および/またはC 12〜18メチルエステルスルホネート(rHMESJ )である。
012〜18メチルエステルスルホネートは、構造(式中、Rはアルキル基であ り、Mは水素または可溶性塩である) を有する。C1゜〜18HASSC1゜〜18HASと010〜16HLASと の混合物、およびCI2〜t s HA Sとc12〜18脂肪酸との混合物が 、より好ましい。c14〜16HA S 。
およびCI 4〜1s RA SとC1□〜、4HL A Sとの混合物が、最 も好ましい。1(ASおよびHLASは、既知の硫酸化/スルホン化法によって 製造でき且つ好ましくは流下薄膜型S03反応器を使用して生成する。Synt heticDetergents1第7版、A、S、ダビドソンおよびB、ミル ウィドスキー、ジョン・ウィリー・エンド◆サンズ・インコーホレーテッド、1 987年、pp、151−168参照。RASとHLASとの混合物は、混合物 を使用して調製されたペーストから形成された洗剤粒子の改良分散性のため、好 ましい。2種の酸は、連続中和システムに別個の流れとして添加でき、または添 加前に混合できる。或いは、各々の別個の酸から調製されたペーストは、中和後 に混合できる。
本法においては、好ましいC〜 アルキル硫酸ナト2 1B リウム対C1o〜16線状アル午ルベンゼンスルホン酸ナトリウムの最終重量比 は、75 : 25から96:4、好ましくは80 : 20から95:5であ ることが好ましい(水酸化ナトリウムは好ましいアルカリ金属水酸化物である) 。
014〜15アルキル硫酸ナトリウム対c12〜13線状アルキルベンゼンスル ホン酸ナトリウムの重量比88:12が最も好ましい。その理由は、中和ペース トが許容できない程粘着性ではないがペーストから形成された粒子が60丁(1 5,5℃)の水に分散できるからである。対照的に、CHAS約100%(不純 物包含)から14〜15 調製されたペーストは、望ましいコンシスチンシーにも拘らず、冷(60″F; 15.5℃)水に余り分散できない。HLAS単独から調製されたペーストは、 柔軟且つ粘着性であり、それゆえ、粘着性ではない個別の界面活性剤粒子を形成 することは困難である。
酸形のCアルキルサルフェートは、本法で使用14〜1G するのに好ましい。酸形のC14〜15アルキルサルフエートが、最も好ましい 。
酸形のC線状アルキルベンゼンスルホネートが、11〜14 好ましい。酸形のC線状アルキルベンゼンスルホ12〜13 ゛ネートが、ここで使用するのに最も好ましい。
HASおよびHLASを中和するために使用するアルカリ金属水酸化物は、水酸 化物約約30〜75重量%、好ましくは約50〜75重量%、最も好ましくは約 62〜73重量%である。62〜73%濃厚苛性物を使用する場合には、システ ムにおけるクーラーは、「コールドスポット」を防止するために所要温度に注意 深く維持しなければならない。「コールドスポット」は、システムが苛性物の融 点未満の温度(例えば、苛性物70%の場合には155″Fまたは68,3℃) に達する供給システム、ポンプ、計量供給システム、バイブまたは弁における点 である。かかる「コールドスポット」は、苛性物の結晶化および供給システムの 閉塞を生ずることがある。
典型的には、「コールドスポット」は、熱水ジャケット、電気トレーシング、お よび電気加熱エンクロージャーによって回避される。
水酸化ナトリウム、好ましくは固形分約70%は、好ましいアルカリ金属水酸化 物である。
酸および苛性物によって生成される中和生成物は、溶融ペーストの形である。活 性苛性物約62%を使用する時には、溶融ペーストは、通常、本釣12重量%を 有する。活性苛性物70%を使用する時には、溶融ペーストは、通常、本釣8〜 10重量%を有する。アルカリ金属水酸化物は、水酸化物約70重量%であるこ とが最も好ましい。
α−アミノジカルボン酸/塩成分と組み合わせる時には、約150″F (65 ,5℃)の温度の水中の工程(b)の生成物の1%溶液は、好ましくは、pH約 8.5〜10.5、好ましくは9.0〜9.5を有するであろう。
陰イオン界面活性剤酸および苛性物は、好ましくはできるだけ迅速に一緒に混合 するように高剪断ミキサーで、別個に連続中和システムに入れる。
一般に、連続中和ループにおいては、成分は、ポンプ(典型的には遠心)を通し てシステムに入り、このポンプは材料をループ中の熱交換器を通して循環し、ポ ンプを通して戻し、そこで新しい材料を導入する。排出する製品と同じ位入れつ つ、システム中の材料は、間断なしに再循環する。製品は、通常ポンプの後にあ る制御弁を通して出る。連続中和ループの再循環速度は、約1:1から50=1 である。中和反応の温度は、熱交換器による冷却の程度を調整することによって 所定程度に制御できる。「処理量」は、陰イオン界面活性剤酸および苛性物の導 入量を修正することによって制御できる。
連続中和ループは、超濃厚(固形分約62〜73%)苛性物を使用して、本性を 実施するために次の通り修正すべきである。
(1)ループを断熱する。
(2)遠心ポンプを、非常に粘稠な物質をより良く取り扱うことができる容積式 ポンプに変更する。
(3)濃厚ペーストを取り扱うことができるクーラーを設置する。
(4)物質をインラインに設置された高剪断ミキサーを通して導入する。
(5)好ましくは高剪断ミキサー後に、ポリエチレングリコールおよび/または エトキシ化非イオン界面活性剤用計量供給システムを設置する。
(6)可能な最高混合度が生ずるように、酸および苛性物の流入流を高剪断ミキ サーに配置する。
(7)ループの温度は、加水分解を最小限にするが適当な再循環および混合を維 持するためにできるだけ低くあるべきである。ループ中の典型的なペースト温度 は、約180丁(82,2℃)〜230”F (110”C) 、好ましくは約 200″F (93,3℃)〜210″F(98,9℃)である。
中和生成物は、本釣12重量%以下、好ましくは8〜10重量%を有する。
■、α−アミノジカルボン酸/塩 連続中和システム、好ましくは前記のように修正された連続高活性中和ループ( ワシントン州シアトルのケミトン・コーポレーション)における中和生成物の生 成時に、グルタミン酸、アスパラギン酸、アミノマロン酸、アミノアジピン酸、 および2−アミノ−2−メチルペンタンジオン酸、またはそれらのアルカリ金属 塩からなる群から選ばれる1種以上のα−アミノジカルボン酸は、システムに加 える。グルタミン酸および/またはアスパラギン酸のアルカリ金属塩が、好まし い。グルタミン酸モノナトリウムおよび/またはグルタミン酸ジナトリウムが、 最も好ましい。
このα−アミノジカルボン酸/塩成分は、本法で数種の驚異的な利益を有するこ とが見出された。この成分なしでは、中和ペースト生成物は、色がオフホワイト である。香料をこの成分なしに調製された洗剤粒子上に噴霧する時には、それら は、許容できない暗色になる。数日後、香料インパクトは、低水準に減少できる (例■参照)。例えば、グルタミン酸ジナトリウム(D S G)を中和ループ に加える時には、中和ペースト生成物およびペーストから調製された洗剤粒子は 、驚異的なことに色が白色である。香料を洗剤粒子上に噴霧する時に、変色は、 観察されない。香料インパクトは良好であり且つ粒子は、粒状洗濯製品で使用す るのに許容できる。DSGは、中和ループにおける良好なアルカリ性制御を与え 且つ有効な緩衝剤である。それは、驚異的なことに、ペースト粘度を減少し且つ 加工性を改善する。DSGは、水に溶解し50%水酸化ナトリウムで滴定するこ とによって、容易に入手でき且つ安価である結晶性グルタミン酸モノナトリウム から調製できる。このα−アミノジカルボン酸/塩成分は、好ましくは、計量供 給システムによって高剪断ミキサーの排出サイドで中和ループに加える。
対照的に、炭酸ナトリウム、中和システムに常用されている緩衝剤を使用する時 には、中和生成物は、粘着および中和時に生成する二酸化炭素ガスバブルのため 許容できない。フレーク製品臭は許容できないが、ペーストおよび洗剤粒子変色 は、観察されない(例■参照)。
理論によって限定することを意味せずに、これらのα−アミノジカルボン酸およ び/またはそれらの塩が変色を防止する機構は、次の通りであると信じられる。
中和界面活性剤ペーストおよびペーストから調製された洗剤〉 粒子の変色は香 料の添加なしにさえ生ずるらしいので、香料からおよび/または添加剤ポリエチ レングリコールの酸化から、および/または硫酸化から残る界面活性剤ペースト 中の第一級アルコールの酸化からのアルデヒドは、変色を生ずることが明らかで ある。これらのアルデヒドは、多分、α−アミノジカルボン酸/塩、特にグルタ ミン酸モノナトリウムまたはグルタミン酸ジナトリウムと反応して、アルデヒド が更に反応するのを防止し、かくて変色を防止する。
■、 ポリエチレングリコールおよび/またはエトキシ化非イオン界面活性剤 ポリエチレングリコール(最も好ましい)および/またはエトキシ化非イオン界 面活性剤は、中和生成物の生成時に連続中和システムに加えることが好ましい。
ポリエチレングリコールは、好ましくは、分子量約4.000〜50,000、 より好ましくは約7.000〜12.00’0、最も好ましくは約8.000  (rPEG8,0OOJ)を有する。エトキシ化非イオン界面活性剤は、好まし くは、式基または08〜1Bアルキルフエノール基であり、nは約9〜約80で ある)を有し、融点は約120丁(48,9℃)以上である。工程(b)の添加 剤対工程(a)の成分の重量比は、好ましくは、約1=5から1:20である。
ポリエチレングリコールおよび/またはエトキシ化非イオン界面活性剤は、連続 中和システムに別個または混合物として添加できる。中和ループにおいては、こ れらの1以上の添加剤は、好ましくは、高剪断ミキサー後、再循環ポンプ前にル ープに入る。添加剤は、中和システムへの添加前に溶融しなければならず、それ ゆえ、計量供給できる。
これらの添加剤は、洗浄性能を高め且つ約120”F(48,9℃)未満で固体 であり、それゆえ室温で堅い洗剤粒子が中−和ペーストから調製できるので、選 ばれる。
各添加剤は、中和ループ中の高活性ペーストの粘度を若干減少することによって 加工助剤としても作用する。
ポリエチレングリコール対工程(a)の酸/苛性物理合物の好ましい重量比は、 約1:8から約1:12である。分子量8,000を有するポリエチレングリコ ールの場合には、好ましい重量比は、PEG3.0001部対酸/苛性物混苛性 10部である。
ポリエチレングリコールは、分子量約4,000〜50.000を有する化合物 を与えるのに十分な量のエチレンオキシドとエチレングリコールとの重合から生 成する。それは、ユニオン・カーバイド(ウェストバージニア州チャールストン )から得ることができる。
好ましいエトキシ化非イオン界面活性剤物質は、式R(QC2H4) nOH( 式中、RはC12,18アルキル基であり、nは約12〜約30である)を有す る。アルコール1モル当たり18モルのエチレンオキシドでエトキシ化されたタ ローアルコール(rTAE18J )が、最も好ましい。エトキシ化非イオン界 面活性剤の好ましい融点は、約140丁(60℃)よりも高い。
本発明の他のエトキシ化非イオン界面活性剤の例は、デシルフェノール1モルと エチレンオキシド9モルとの縮合物、ドデシルフェノール1モルとエチレンオキ シド16モルとの縮合物、テトラデシルフェノール1モルとエチレンオキシド2 0モルとの縮合物、またはヘキサデシルフェノール1モルとエチレンオキシド3 0モルとの縮合物である。
■、 粒子の形成 本法の最終工程は、工程(b)の生成物から洗剤粒子を形成することである。本 発明の洗剤粒子は、陰イオン界面活性剤約50〜90、好ましくは60〜85、 最も好ましくは75〜85重量%およびα−アミノジカルボン酸塩約0.2〜1 5、好ましくは1〜10、最も好ましくは1.5〜5重量%を含む。洗剤粒子は 、連続中和システムを出る中和生成物から各種の方法で形成できる。
望ましい洗剤粒径分布は、約100〜1200μ、好ましくは約150〜600 μの範囲を有し、平均は300μである。
連続中和ループからの溶融ペーストは、プリル化(冷却)塔中で液滴に微粒化で きる。プリル化を少しでも回避するために、溶融中和生成物は、同時に冷却し、 押出し、切断し、または粉砕して望ましい粒径とすることができる(第二の好ま しい選択)。
第三の選択は、ドウ状コンシスチンシーに達するまで、溶融ペーストをチルロー ルまたは熱交換ユニット上で冷却させることであり、この時点で他の洗剤成分は 混練できる。次いで、得られたドウは、平均粒径約200μ未満、好ましくは約 20μ未満の微粉末を使用して高剪断ミキサー中で造粒でき、または機械的手段 によって造粒できる。
第四の最も好ましい選択は、固体になるまで、溶融ペーストをチルロールまたは チルドベルトユニット上で完全に冷却させることである。次いで、凝固生成物の 薄い硬化層は、チルロールまたはベルトから掻取り、破壊してフレークとするこ とができる。フレークは、洗剤粒子に機械的に粉砕しく所望の粒径のために篩分 けし)、または好ましくは更に乾燥して(a!械的に粉砕する前に)粒子のばり ばりさを改善することができる(好ましくは水分約5%未満)。万−更なる乾燥 が必要であるならば、過熱が例えばアルキルサルフェートの加水分解を生ずるこ とがあるので、フレークを過熱しないように注意を払。
わなければならない。
得られた洗剤粒子は、そのまま使用できるが、好ましくは完成洗剤組成物に混入 する。例えば、本発明の洗剤粒子は、粒状洗剤製品を調製するために噴霧乾燥線 状アルキルベンゼンスルホネート粒子(洗浄性ビルダー有り又は無し)と混合で きる。
適当な完成洗剤組成物は、本発明の高活性洗剤粒子約5〜95重量%、追加の洗 剤界面活性剤0〜約95重量%、洗浄性ビルダー0〜約85重量%、布帛ケア剤 0〜約50重量%、および漂白剤0〜約20重量%を含有する。
前記の追加の洗剤界面活性剤は、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非 イオン界面活性剤、両性界面活性剤、双性界面活性剤、およびそれらの混合物か らなる群から選ばれる。これらの種類の界面活性剤の例は、1971年5月18 日発行のコリールの米国特許第3゜579.454号明細書(ここに参考文献と して編入)、第11欄第45行〜第13欄第64行に記載されている。
界面活性剤の広い議論は、米国特許第3,936,537号明細書(ここに参考 文献として編入)、特に第11欄第39行〜第13欄第52行に含まれている。
陰イオン合成界面活性剤が、特に好ましい。
陽イオン界面活性剤も、かかる完全洗剤組成物に配合できる。陽イオン界面活性 剤は、陽イオン中の1以上の有機疎水基により、そして一般に酸基と会合された 第四級窒素により特徴づけられる各種の化合物からなる。三価窒素環化合物も、 第四級窒素化合物とみなされる。好適な陰イオンは、ハライド、メチルサルフェ ートおよびヒドロキシドである。第三級アミンは、洗浄液pH値約8.5未満で 陽イオン界面活性剤と同様の特性を有することができる。ここで有用なこれらの 陽イオン界面活性剤および他の陽イオン界面活性剤のより完全な開示は、198 0年10月14日発行のキャンバ−の米国特許第4.228,044号明細書( ここに参考文献として編入)に見出すことができる。
本発明の完成洗剤組成物に配合してもよい他の任意成分としては、バスカービル の特許、米国特許第3,936.537号明細書、第19欄第53行〜第21欄 第21行(ここに参考文献として編入)に列挙の洗浄性ビルダー、キレート化剤 、漂白剤、曇り防止剤および防食剤、香料および着色添加剤、および他の任意成 分が挙げられる。キレート化剤は、ブツシュ等の米国特許第4゜663.071 号明細書、第17欄第54行〜第18欄第68行(ここに参考文献として編入) にも記載されている。泡調節剤も、任意成分であり且つ1976年1月20日に バルトレッタ等に発行の米国特許第3,933゜672号明細書および1979 年1月23日にゴールド等に発行の米国特許第4,136,045号明細書(両 方ともここに参考文献として編入)に記載されている。
洗浄性ビルダーは、バスカービルの特許第1311第54行〜第16欄第16行 および1987年5月5日発行のブツシュ等の米国特許第4.663.071号 明細書(両方ともここに参考文献として編入)に列挙されている。かかるビルダ ーとしては、例えば、ホスフェート、アルミノシリケート、シリケート、カーボ ネート、C1゜〜018アルキルモノカルボキシレート、ポリカルボキシレート 、ポリホスホネート、およびそれらの混合物が挙げられる。
布帛ケア剤は、場合によって、かかる完全洗剤組成物に配合する。これらとして は、既知の布帛柔軟剤および帯電防止剤、例えば、1988年8月9日発行のタ ッカ−等の米国特許第4,762,645号明細書(ここに参考文献として編入 )に開示のものが挙げられる。そこに記載のスメクタイト粘土も、完成洗剤組成 物に配合できる。
過カルボン酸漂白剤、または水溶液中で過酸化水素を生成することができる過酸 素漂白剤と漂白活性剤とを過酸化水素対漂白活性剤の特定のモル比で含有する漂 白組酸物も、配合してもよい。これらの漂白剤は、1983年11月1日発行の チャンク等の米国特許第4,412゜934号明細書および1984年11月2 0日発行のハートマンの米国特許第4.483.781号明細書に詳述されてい る(それらの両方ともここに参考文献として編入)。
下記成分は、好ましくは、連続中和システムに加えないニスクロースエステル成 分、水溶性ラクテート、およびアルカリプロテアーゼまたは他の酵素。洗剤粒子 は、好ましくは、固形石鹸または液体またはゲル洗剤組成物よりもむしろ粒状洗 濯洗剤組成物に配合すべきである。
下記非限定例は、本発明の方法および洗剤粒子を例示する。ここですべての部、 %および比率は、特に断らない限り、重量基準である。
例I グルタミン酸ナトリウムを有する高活性AS/LASベグルタミン酸ナトリウム を有する高活性ペースト(本釣9%)の物性を測定すること。
調製 装W: 流下薄膜型S Oa反応器を使用して酸形のCI4〜15アルキルサル フェート(RAS)を生成する。
酸形のC線状アルキルベンゼンスルホネート12.3 (HLAS)をHASにHAS/HLAS比88/12で混入する。酸をワシン トン州シアトルのケミトン・コーポレーションによって供給されている高活性中 和システム(HAN)に供給する。この注文で作られた中和システムは、冷却用 熱交換器、再循環ポンプ、および反応体を導入する高剪断ミキサーを含む再循環 ループからなる。
粒子形成に好適な水分量を達成するためには、中和ループは、70%水酸化ナト リウム溶融物を取り扱うために修正する。この修正は、70%苛性物を約155 ”F(68,3℃)の苛性物融点以上に維持するために熱水ジャケットおよびク ーラーの電気加熱および低圧滴下クーラーおよび高粘度を取り扱うことができる ポンプ(オハイオ州スプリングフィールドのロビンズ拳エンド◆マイヤーズのモ イノΦポンプ)の付設からなる。修正されたシステムは、超高活性中和システム (UHAN)と呼ばれている。
他の修正は、ポリエチレングリコール(PEG)およびグルタミン酸ジナトリウ ム(D S G)を高剪断ミキサーの排出側で中和ループに注入する計量供給シ ステムの付設である。PEGは、平均分子量8000を有し且つ160″F(7 1,1℃)溶融物として1部対活性界面活性剤10部の割合で加える。PEGは 、爾後の粒子のポンプ供給性および物性を改善する。DSG溶液を、140″F C60℃)に水に溶解され且つ50%NaOHでpH11に滴定された50%の 結晶性グルタミン酸モノナトリウムから調製する。DSGを1部/活性成分40 部の割合で加える。DSGは、ループにおけるより良いアルカリ性制御を与え、 ペースト粘度を減少し、変色を防止する。
溶融ペーストをチルロールに供給し、このことは粘着性である薄い固体シートを 形成する。このシートを回転乾燥機に供給し、そこでフレーク水分は10%から 2%未満に減少される。次いで、乾燥されたフレークを衝撃グラインダーにおい て手動で粉砕し、所望の粒径に篩分水を使用することによって、システムを18 0〜230丁(82,2〜110℃)に維持する。再循環ポンプおよび高剪断ミ キサーを始動する。
RAS/HLASの88/12混合物を高剪断ミキサーに供給し、反応させる。
水酸化ナトリウム、DSGおよびIIIAS/HLASを計量供給して、pH約 9.7を維持する。再循環ループから変位された物質を背圧制御弁を通して排出 する。操作が続くと、水は、ループから変位され且つ中和されたAS/LASの 濃度は、活性分70%以上に増大する。
ロールに迂回させる。40″F (4,4℃)の冷却水を使用してペーストのシ ートを約80丁(26,7℃)に冷却する。冷却フレークを気密ドラムに貯蔵す る。次いで、フレーク劣化を防止するためにフレーク温度を250丁(121, 1℃)未満に保ちながら、フレークを回転ミキサー中で水分的10%から約2% 未満にバッチ乾燥する。各バッチを室温に冷却させ、衝撃グラインダーで粉砕す る。粉砕物を篩分けて20タイラーメツシユよりも大きいものを除去する。
CI4〜L5アルキル硫酸ナトリウム 71.8%PEG3000 7. 9  % 雑成分(サルフェート、NaOHなど) 3.7部未反応アルコール 2,6% グルタミン酸ジナトリウム 2.0% ペーストおよび得られた粒子は、色が鮮明な白色である。香料をフレーク上に噴 霧する時には、変色は、観察されない。ガス発生は、観察されない。フレーク製 品は、甘い蜂蜜状のにおいを有する。このフレーク製品は、粒状洗濯洗剤組成物 で使用するのに許容できる。
熱交換器を通しての圧力低下は、再循環比率22の場合に88psiである(再 循環比率はループにおける質量フロー÷製品流質量フローである)。この圧力低 下は、その再循環比率で非DSGシステムの場合に予想されるものよりもはるか に低く、ペースト中の粘度の減少を示し、このことは加工性を改善する。
ループのアルカリ性制御は、優秀である。アルカリ性は、数時間にわたって9, 8〜10.3である。製品劣化は、観察されない。
炭酸ナトリウムを有する高活性ペースト(H2o約9%)の物性を測定すること 。
調製/操作: DSGの代わりに炭酸ナトリウムを炭酸塩的1部/活性AS/LAS80部で使 用する以外は、調製および操作は、例Iと同様である。140″F (60’C )の30%溶液を使用することによって、炭酸ナトリウムをDSGと同様の方法 で中和ループに供給する。
実験結果 014〜15アルキル硫酸ナトリウム 71.6%PEG3000 6. 6% 雑成分(サルフェート、NaOHなど) 4.7%未反応アルコール 3.6% 炭酸ナトリウム 1.1% ペーストおよび得られた粒子は、色が白色である。香料をフレーク上に噴霧する 時には、変色は、観察されない。CO2ガスバブル発生が、観察され、このこと はフレーク一体性に影響を及ぼす。フレークは、許容できない程粘着性であり且 つ加工することが困難である。フレーク製品は、許容できないかすかな不快臭を 有し、酸形のにおい特性の若干を有する。このフレーク製品は、粒状洗濯洗剤組 成物で使用するのに許容できない。
熱交換器を通しての圧力低下は、再循環比率21の場合に106 psiである (再循環比率はループにおける質量フロー÷製品流質量フローである)。この圧 力低下は、その再循環比率で非カーボネートシステムの場合に予想されるものよ りも若干低く、ペースト中の粘度の減少を示し、このことは加工性を改善する。
ループのアルカリ性制御は、良好である。苛性物量を調整すると、アルカリ性は 、9.8〜1o、5である。
グルタミン酸塩または炭酸塩を加えない高活性ペースト(H20約9%)の物性 を測定すること。
調製/操作: グルタミン酸塩および炭酸塩を加えない以外は、調製および操作は、例Iと同様 である。過剰の水酸化ナトリウムを使用して、ペーストのアルカリ性を制御し且 つ戻りを防止する。
C14〜15アルキル硫酸ナトリウム 72.6%PEG3000 7. 4% 雑成分(サルフェート、NaOHなど) 3.1%未反応アルコール 4.6% ペーストおよび得られた粒子は、色がオフホワイトである。香料をフレーク上に 噴霧する時には、暗黄色の変色が、観察される。香料インパクトは、粒子との数 日の接触後に非常に低い水準に減少される。このフレークは、粒状洗濯洗剤組成 物で使用するのに許容できない。ガス発生は、観察されない。フレーク製品は、 かすかなぴりっとした甘いにおいを有する。
熱交換器を通しての圧力低下は、再循環比率10の場合に105 psiである (再循環比率はループにおける質量フロー÷製品流質量フローである)。この圧 力低下は、緩衝剤を含まないペーストの場合には平均である。
ループのアルカリ性制御は、まずまずである。苛性物量は、ペーストアルカリ性 の変化を補償するために一定に再調整しなければならない。
要 約 書 酸形の陰イオン界面活性剤を連続中和システムにおいてアルカリ金属水酸化物溶 液と反応させ、システムにグルタミン酸、アスパラギン酸、アミノマロン酸、ア ミノアジピン酸、および2−アミノ−2−メチルベンタンジオン酸、またはそれ らの塩からなる群から選ばれるα−アミノジカルボン酸を加えることを包含する 高活性洗剤粒子の製法。グルタミン酸モノナトリウムおよびグルタミン酸ジナト リウムが好ましい。
国際調査報告 一、ム□+ pcT7’υs 91104722

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.(a)連続高活性中和ループにおいて、酸形の陰イオン界面活性剤を水酸化 物30〜75重量%(好ましくは62〜73重量%)であり且つ化学量論量から わずかに化学量論過剰まで存在するアルカリ金属水酸化物溶液(好ましくは水酸 化ナトリウム)と反応させて、中和生成物を生成し、 (b)前記連続高活性中和ループに、前記中和生成物の生成時に、グルタミン酸 (好ましい)、アスパラギン酸(好ましい)、アミノマロン酸、アミノアジピン 酸、および2−アミノ−2−メチルベンタンジオン酸、またはそれらのアルカリ 金属塩からなる群から選ばれるα−アミノジカルボン酸を加え、 (c)冷却し、引き続いてまたは同時にプリル化するか、押し出すか、造粒する か、フレーク化することによって、工程(b)の溶融中和生成物から陰イオン界 面活性剤50〜90(好ましくは75〜85)重量%およびα−アミノジカルボ ン酸塩0.2〜15重量%を含む洗剤粒子を形成する ことを特徴とする高活性洗剤粒子の製法。
  2. 2.グルタミン酸モノナトリウムまたはグルタミン酸ジナトリウム1〜10重量 %を中和ループに加える、請求項1に記載の方法。
  3. 3.酸形のC12〜18アルキルサルフェートを使用する、請求項2に記載の方 法。
  4. 4.C12〜18アルキル硫酸ナトリウム対C10〜16線状アルキルベンゼン スルホン酸ナトリウムの最終比率が75:25から96:4であるように、酸形 のC12〜18アルキルサルフェートとC10〜16線状アルキルベンゼンサル フェートとの混合物を水酸化ナトリウムと反応させる、請求項3に記載の方法。
  5. 5.前記混合物が、酸形のC14〜16アルキルサルフェートおよびC11〜1 4線状アルキルベンゼンサルフェートまたはC12〜18脂肪酸を有する、請求 項4に記載の方法。
  6. 6.前記中和生成物が、水12重量%以下を有する、請求項5に記載の方法。
  7. 7.中和ループに前記中和生成物の生成時に分子量4,000〜50,000の ポリエチレングリコール;融点120F(48.9℃)以上を有する式R(OC 2H4)nOH(式中、RはC12〜18アルキル基またはC8〜16アルキル フェノール基であり、nは9〜80である)のエトキシ化非イオン界面活性剤; またはそれらの混合物を工程(a)の成分との重量比1:5から1:20で加え る追加の工程を含む、請求項1に記載の方法。
  8. 8.分子量7,000〜12,000のポリエチレングリコールを加える、請求 項8に記載の方法。
  9. 9.前記中和ループが断熱され且つ高剪断ミキサー、容積式ポンプおよびクーラ ーを具備する、請求項8に記載の方法。
  10. 10.前記中和ループヘの流入酸および苛性物流を高剪断ミキサーに配置し、添 加剤を前記高剪断ミキサー後で前記中和ループ中の前記容積式ポンプの前に計量 供給する、請求項9に記載の方法。
  11. 11.溶融中和生成物を同時に冷却し押し出し、切断または粉砕して洗剤粒子と する、請求項1に記載の方法。
  12. 12.凝固するまで工程(b)の前記生成物をチルロール上で冷却し、前記凝固 生成物を前記チルロールから離してフレーク化して洗剤フレークとし、水分5% 未満に乾燥し、機械的に粉砕して洗剤粒子とすることからなる、請求項1に記載 の方法。
  13. 13.酸形のC12〜18メチルエステルスルホネートを使用する、請求項1に 記載の方法。
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